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2019年度 日本語・留学生 共通日本語「日本語(上級)」 シラバス 留学生科目

日本語・留学生共通 共通日本語「日本語(上級)」 日本語「日 … · Ⅰ 日本語の履修、成績評価について 1.「日本語」科目について

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2019年度

日本語・留学生共通日本語「日本語(上級)」シラバス

2019年度

日本語「日本語(上級)」シラバス日本語・留学生共通

留学生科目

留学生科目

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目  次

2019年度学年暦・授業時間����������������������� 2

【日本語】

 Ⅰ 日本語科目の履修,成績評価について�������������� 3

 Ⅱ 2019年度日本語授業一覧��������������������� 4

   2019年度日本語授業時間割�������������������� 5

 Ⅲ 日本語各学部科目名���������������������� 6

 Ⅳ 授業内容

    日本語(和泉キャンパス)������������������� 7

    日本語(生田キャンパス)�������������������41

【留学生共通日本語:「日本語(上級)」】

 Ⅰ 履修について�������������������������56

 Ⅱ 時間割,科目名称対照表および単位取扱い表�����������59

 Ⅲ 授業内容���������������������������65

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授業時間割(全キャンパス共通)時 限 モジュール 時間帯

1時限 a 9:00~9:50b 9:50~10:40

2時限 a 10:50~11:40b 11:40~12:30

3時限 a 13:30~14:20b 14:20~15:10

4時限 a 15:20~16:10b 16:10~17:00

5時限 a 17:10~18:00b 18:00~18:50

6時限 a 19:00~19:50b 19:50~20:40

2019年度 学年暦春学期 4月1日(月)~9月19日(木)

入 学 式 4月7日(日)学 習 指 導 4月1日(月)~4月9日(火)

授 業 期 間4月10日(水)~7月23日(火)

前半集中開講科目(S1)※ 4月10日(水)~6月4日(火)後半集中開講科目(S2)※ 6月5日(水)~7月23日(火)

補 講 日 ① ※土曜日の通常時限を利用 5月18日(土)・5月25日(土)補 講 日 ② ※土曜日の通常時限を利用 7月6日(土)・7月13日(土)休日授業実施日① 5月6日(月)〔こどもの日振休〕休日授業実施日② 7月15日(月)〔海の日〕定 期 試 験 7月24日(水)~7月31日(水)夏 季 休 業 8月1日(木)~9月19日(木)秋 季 卒 業 式 9月19日(木)

秋学期 9月20日(金)~3月31日(火)秋 季 入 学 式 9月19日(木)学 習 指 導 9月18日(水)授 業 期 間 9月20日(金)~1月23日(木)

前半集中開講科目(F1)※ 9月20日(金)~11月14日(木)※ただし火曜日開講授業のみ11月19日まで

後半集中開講科目(F2)※ 11月15日(金)~1月23日(木)※ただし火曜日開講授業のみ11月26日から

大 学 祭 週 間 ※当該期間中は全日休講 11月1日(金)~11月7日(木)明 大 祭 11月2日(土)~11月4日(月)生 明 祭 11月2日(土)~11月4日(月)補 講 日 ① ※土曜日の通常時限を利用 10月19日(土)・10月26日(土)補 講 日 ② ※全日補講のみ実施 1月22日(水)補 講 日 ③ ※全日補講のみ実施 1月23日(木)休日授業実施日① 9月23日(月)〔秋分の日〕休日授業実施日② 10月14日(月)〔体育の日〕休日授業実施日③ 11月23日(土)〔勤労感謝の日〕創 立 記 念 祝 日 11月1日(金)冬 季 休 業 12月25日(水)~1月7日(火)創 立 記 念 日 1月17日(金)臨時休業(休講)日 1月18日(土)定 期 試 験 1月24日(金)~2月3日(月)春 季 休 業 2月4日(火)~3月31日(火)卒 業 式 3月23日(月)

※各学期の前半集中・後半集中開講科目の利用は,一部の授業で7週完結授業を導入する学部に限る。※�大学祭週間中の授業休講措置は全キャンパスに適用する。ただし,大学院,専門職大学院において大学祭週間に授業を実施する場合がある。※2019年度卒業式のみ2020年3月23日(月)に実施する。

2 PB

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Ⅰ 日本語の履修、成績評価について

1.「日本語」科目について

 1 日本語科目は日本人の学生は履修できません。 2 日本語科目を履修した場合、「初習外国語」(必修)として取り扱います。 3 日本語科目は、学部混合の授業となります。 4 �各学部で科目名等が異なるため、p.6の「日本語各学部科目名」を参照して

ください。 5 履修条件等について    各学部窓口で確認のうえ、履修登録をしてください。   (1) �法学部・商学部・政治経済学部・文学部・経営学部・�

情報コミュニケーション学部�※和泉キャンパス開講科目のみ履修可能です。

    � 授業はクラス指定となっています。各学部のガイダンスまたは窓口で、時間割や履修番号を確認したうえで、履修登録をしてください。(履修登録方法も学部ごとに異なりますので、各学部窓口に確認のうえ、登録してください。)

   (2) 理工学部・農学部 ※生田キャンパス開講科目のみ履修可能です。     � 原則、クラス指定はありませんが、留学生入学者数が多い年度は、ク

ラス指定をする場合がありますので注意してください。    � 履修登録に必要な資料は各学部のガイダンスまたは窓口で配付します。

  ※国際日本学部・総合数理学部は「日本語」科目を履修できません。

2.成績評価について  成績評価は、各自の履修科目の「成績評価の方法」欄を確認してください。

PB 3

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Ⅱ 2019年度日本語授業一覧キャンパス 担当科目 配当年次 単位数 曜日 時限 所属学部・職格 担当者氏名

和 泉

1年読解

1 春1・秋1 月 2 経営学部兼任講師 江 村 裕 文1 春1・秋1 火 1 文学部兼任講師 半 田 淳 子1 春1・秋1 火 2 経営学部兼任講師 田 代 ひとみ1 春1・秋1 火 3 経営学部兼任講師 田 代 ひとみ1 春1・秋1 水 2 経営学部兼任講師 足 立 章 子1 春1・秋1 水 3 経営学部兼任講師 足 立 章 子1 春1・秋1 木 2 理工学部兼任講師 中 沢 佐企子1 春1・秋1 木 3 理工学部兼任講師 中 沢 佐企子1 春1・秋1 木 4 文学部兼任講師 半 田 淳 子1 春1・秋1 金 4 商学部兼任講師 大 木 理 恵

1年作文

1 春1・秋1 月 1 経営学部兼任講師 江 村 裕 文1 春1・秋1 月 2 経営学部兼任講師 田 代 ひとみ1 春1・秋1 月 4 経営学部兼任講師 田 代 ひとみ1 春1・秋1 火 2 情報コミュニケーション学部兼任講師 坂 東 実 子1 春1・秋1 火 3 理工学部兼任講師 中 沢 佐企子1 春1・秋1 水 2 法学部兼任講師 町 田   亙1 春1・秋1 水 3 政治経済学部兼任講師 八 木 惠 子1 春1・秋1 木 1 経営学部専任教授 戸 村 佳 代1 春1・秋1 木 4 法学部兼任講師 町 田   亙1 春1・秋1 金 1 経営学部兼任講師 足 立 章 子1 春1・秋1 金 2 商学部専任准教授 黒 﨑 典 子

2年精読

2 春1・秋1 月 3 経営学部兼任講師 江 村 裕 文2 春1・秋1 月 3 経営学部兼任講師 田 代 ひとみ2 春1・秋1 月 4 商学部兼任講師 大 木 理 恵2 春1・秋1 火 1 情報コミュニケーション学部兼任講師 坂 東 実 子2 春1・秋1 火 2 文学部兼任講師 半 田 淳 子2 春1・秋1 水 1 経営学部兼任講師 足 立 章 子2 春1・秋1 木 1 理工学部兼任講師 中 沢 佐企子2 春1・秋1 木 2 法学部兼任講師 町 田   亙2 春1・秋1 木 3 文学部兼任講師 半 田 淳 子2 春1・秋1 木 4 情報コミュニケーション学部兼任講師 藤 澤 る り

2年速読

2 春1・秋1 火 1 経営学部兼任講師 田 代 ひとみ2 春1・秋1 火 2 理工学部兼任講師 中 沢 佐企子2 春1・秋1 火 3 経営学部専任教授 戸 村 佳 代2 春1・秋1 火 4 理工学部兼任講師 中 沢 佐企子2 春1・秋1 水 1 政治経済学部兼任講師 八 木 惠 子2 春1・秋1 水 2 政治経済学部兼任講師 八 木 惠 子2 春1・秋1 水 3 法学部兼任講師 町 田   亙2 春1・秋1 木 2 商学部専任准教授 黒 﨑 典 子2 春1・秋1 木 3 法学部兼任講師 町 田   亙2 春1・秋1 金 2 経営学部兼任講師 足 立 章 子2 春1・秋1 金 3 経営学部兼任講師 足 立 章 子

生 田

ⅠA(読解)1 春1・秋1 月 2 農学部兼任講師 高 橋 純 子1 春1・秋1 金 1 農学部兼任講師 高 橋 純 子1 春1・秋1 金 4 理工学部兼任講師 小 林 由 紀

ⅠB (作文)1 春1・秋1 月 3 農学部兼任講師 高 橋 純 子1 春1・秋1 月 4 農学部専任教授 松 下 浩 幸1 春1・秋1 木 2 経営学部兼任講師 糸 川   優

ⅡA(精読)2 春1・秋1 木 4 経営学部兼任講師 糸 川   優2 春1・秋1 金 2 農学部兼任講師 高 橋 純 子2 春1・秋1 金 3 理工学部兼任講師 小 林 由 紀

ⅡB (速読)2 春1・秋1 月 5 農学部専任教授 松 下 浩 幸2 春1・秋1 水 2 農学部専任教授 松 下 浩 幸2 春1・秋1 木 3 経営学部兼任講師 糸 川   優

4 PB

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2019年度日本語授業時間割1限9:00~10:40 2限10:50~12:30 3限13:30~15:10 4限15:20~17:00 5限17:10~18:50

キャンパス

科 目 教室 担当者キャンパス

科 目 教室 担当者キャンパス

科 目 教室 担当者キャンパス

科 目 教室 担当者キャンパス

科 目 教室 担当者

和泉 日本語1年作文 M607 江 村 裕 文 和

泉 日本語1年作文 M613 田代ひとみ 和泉 日本語2年精読 M403 田代ひとみ 和

泉 日本語1年作文 M403 田代ひとみ 生田 日本語ⅡB(速読) 0414 松 下 浩 幸

和泉 日本語1年読解 M607 江 村 裕 文 和

泉 日本語2年精読 M607 江 村 裕 文 和泉 日本語2年精読 M401 大 木 理 恵

生田 日本語ⅠA(読解) 125 高 橋 純 子 生

田 日本語ⅠB(作文) 125 高 橋 純 子 生田 日本語ⅠB(作文) 0414 松 下 浩 幸

和泉 日本語2年精読 309 坂 東 実 子 和

泉 日本語1年読解 M401 田代ひとみ 和泉 日本語1年読解 M401 田代ひとみ 和

泉 日本語2年速読 M504 中沢佐企子

和泉 日本語1年読解 M705 半 田 淳 子 和

泉 日本語2年精読 M705 半 田 淳 子 和泉 日本語1年作文 M504 中沢佐企子

和泉 日本語2年速読 M401 田代ひとみ 和

泉 日本語1年作文 309 坂 東 実 子 和泉 日本語2年速読 M403 戸 村 佳 代

和泉 日本語2年速読 M504 中沢佐企子

和泉 日本語2年速読 M617 八 木 惠 子 和

泉 日本語1年読解 M716 足 立 章 子 和泉 日本語1年読解 M611 足 立 章 子

和泉 日本語2年精読 M716 足 立 章 子 和

泉 日本語2年速読 M617 八 木 惠 子 和泉 日本語1年作文

003八 木 惠 子

M617

和泉 日本語1年作文 31 町 田   亙 和

泉 日本語2年速読 31 町 田   亙

生田 日本語ⅡB(速読) 0414 松 下 浩 幸

和泉 日本語1年作文 M202 戸 村 佳 代 和

泉 日本語2年速読 M404 黒 﨑 典 子 和泉 日本語1年読解 M603 中沢佐企子 和泉 日本語2年精読 M404 藤 澤 る り

和泉 日本語2年精読 M719 中沢佐企子 和

泉 日本語1年読解 M719 中沢佐企子 和泉 日本語2年速読 M502 町 田   亙 和

泉 日本語1年作文 M502 町 田   亙

和泉 日本語2年精読 M715 町 田   亙 和

泉 日本語2年精読 M614 半 田 淳 子 和泉 日本語1年読解 M614 半 田 淳 子

生田 日本語ⅠB(作文) 137 糸 川   優 生

田 日本語ⅡB(速読) 137 糸 川   優 生田 日本語ⅡA(精読) 137 糸 川   優

和泉 日本語1年作文 M607 足 立 章 子 和

泉 日本語2年速読 M607 足 立 章 子 和泉 日本語2年速読 M607 足 立 章 子 和

泉 日本語1年読解 M403 大 木 理 恵

生田 日本語ⅠA(読解) 125 高 橋 純 子 和

泉 日本語1年作文 M401 黒 﨑 典 子 生田 日本語ⅡA(精読) 125 小 林 由 紀 生田 日本語ⅠA(読解) 125 小 林 由 紀

生田 日本語ⅡA(精読) 125 高 橋 純 子

PB5

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Ⅲ 日本語各学部科目名キャンパス 科目名 開講期 法学部 商学部

【2010年度以降入学者】 政治経済学部 文学部 経営学部 情報コミュニケーション学部 理工学部 農学部

和泉

日本語(1年)読解A 春学期 日本語(1年)AⅠ 日本語(1年)Ⅰ 日本語Ⅰ 日本語ⅠA(読解) 日本語(読解)Ⅰ 日本語AⅠ

日本語(1年)読解B 秋学期 日本語(1年)AⅡ 日本語(1年)Ⅱ 日本語Ⅱ 日本語ⅠB(読解) 日本語(読解)Ⅱ 日本語AⅡ

日本語(1年)作文A 春学期 日本語(1年)BⅠ 日本語(1年)Ⅲ 日本語Ⅰ 日本語ⅡA(作文) 日本語(作文)Ⅰ 日本語BⅠ

日本語(1年)作文B 秋学期 日本語(1年)BⅡ 日本語(1年)Ⅳ 日本語Ⅱ 日本語ⅡB(作文) 日本語(作文)Ⅱ 日本語BⅡ

日本語(2年)速読A 春学期 日本語(2年)CⅠ 日本語(2年)Ⅰ

日本語Ⅲ

日本語ⅢA(速読) 日本語(速読)A 日本語AⅢ

日本語(2年)速読B 秋学期 日本語(2年)CⅡ 日本語(2年)Ⅱ 日本語ⅢB(速読) 日本語(速読)B 日本語AⅣ

日本語(2年)精読A 春学期 日本語(2年)DⅠ 日本語(2年)Ⅲ 日本語ⅣA(精読) 日本語(精読)A 日本語BⅢ

日本語(2年)精読B 秋学期 日本語(2年)DⅡ 日本語(2年)Ⅳ 日本語ⅣB(精読) 日本語(精読)B 日本語BⅣ

生田

日本語ⅠA(読解) 春学期・秋学期 日本語1a・2a 日本語Ⅰa・Ⅰb

日本語ⅠB(作文) 春学期・秋学期 日本語1b・2b 日本語Ⅱa・Ⅱb

日本語ⅡA(精読) 春学期・秋学期 日本語3a・4a 日本語Ⅲ

日本語ⅡB(速読) 春学期・秋学期 日本語3b・4b 日本語Ⅲ

必修・選択の別 必修(日本語を選択した場合)

必修(履修免除制度あり) 必修 必修 必修

(履修免除制度あり) 必修 必修 必修

1コマの単位数・卒業に必要な単位数 1・6 1・82016年度以前入学者

1・62017年度以降入学者

1・81・8 1・8

2012年度以前入学者1・8

2013年度以降入学者1・6

2017年度以降入学者1・4

1・82016年度以前入学者

1・62017年度以降入学者

1・8

留学生特有の履修上の注意など

外国語科目群において日本語を選択した場合、日本語AⅠ・Ⅱ、BⅠ・Ⅱ計4単位を必修とする。また,日本語CⅠ・Ⅱ、DⅠ・Ⅱから2単位以上を修得しなければなりません。

※�日本語Ⅰを2単�位必修。  

日本語Ⅰa・Ⅰb・Ⅱa・Ⅱbは必修。2017年度以降入学者については、日本語Ⅲは精読2単位、速読2単位を修得すること。

6PB

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Ⅳ 授業内容

日 本 語

(和泉キャンパス)

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日本語( 1年)読解A 1単位 1年春学期 江村 裕文

授業の概要・到達目標

概要: 大学で学ぶためのアカデミック・スキルとしての「読解」の訓練を行う。

目標: すでに身につけた日本語力を「読解」にどう生かし、さらに自学自習能力を高めていくためには、日ごろどういう勉強を積み重ねていけばいいのか、ということについて、自分なりの勉強の進め方を身につけ、学習していく態度を会得すること。

授業内容

第1回  イントロダクション、テキスト配布、テキスト紹介、授業の進め方の説明等

第2回~第13回 テキストの読解および質疑応答第14回 授業内試験

履修上の注意

 下記「準備学習(予習・復習等)」を欠かさないこと。

準備学習(予習・復習等)の内容

予習: あらかじめテキストを読み、漢字の読み方や単語の意味等を確かめておく作業をしてから授業を受けること。予習していない場合は減点の対象とする。「読解」だから読めば終わりというわけではない。この授業で扱うのは大学生として必要な内容であるから、知識として積み上げていくよう心がけること。

教科書

 最初の数回は、明治大学で編纂された読解テキストを使用する。この部分は配布する。その後は、丸山圭三郎『言葉と無意識』講談社現代新書を使用する。

参考書

 テキスト以外に参考書を使用する予定はないが、必要な場合は指示あるいは配布する。 日本語の辞書(電子辞書可)を携帯すること。

成績評価の方法

 平常点(予習の有無、授業への参加):40点 試験の成績:60点 以上、合計100点満点で評価する。

その他

 必要に応じて、日本の社会や文化について、テキストにとらわれずに、適宜質問等にこたえたり、議論する。

日本語( 1年)読解B 1単位 1年秋学期 江村 裕文

授業の概要・到達目標

概要: 大学で学ぶためのアカデミック・スキルとしての「読解」の訓練を行う。

目標: すでに身につけた日本語力を「読解」にどう生かし、さらに自学自習能力を高めていくためには、日ごろどういう勉強を積み重ねていけばいいのか、ということについて、自分なりの勉強の進め方を身につけ、学習していく態度を会得すること。

授業内容

第1回~第13回 テキストの読解および質疑応答第14回 授業内試験

履修上の注意

 下記「準備学習(予習・復習等)」を欠かさないこと。

準備学習(予習・復習等)の内容

予習: あらかじめテキストを読み、漢字の読み方や単語の意味等を確かめておく作業をしてから授業を受けること。予習していない場合は減点の対象とする。「読解」だから読めば終わりというわけではない。この授業で扱うのは大学生として必要な内容であるから、知識として積み上げていくよう心がけること。

教科書

 丸山圭三郎『言葉と無意識』講談社現代新書の続きを読み進める。

参考書

 テキスト以外に参考書を使用する予定はないが、必要な場合は指示あるいは配布する。 日本語の辞書(電子辞書可)を携帯すること。         

成績評価の方法

 平常点(予習の有無、授業への参加):40点 試験の成績:60点 以上、合計100点満点で評価する。

その他

 必要に応じて、日本の社会や文化について、テキストにとらわれずに、適宜質問等にこたえたり、議論する。

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日本語( 1年)読解A 1単位 1年春学期 半田 淳子

授業の概要・到達目標

 本授業は「読解」の授業であるが、「意見を述べること」や「発表すること」を組み合わせることで、日本語の総合的な能力の育成を目指している。教材を critical  thinking の視点から読み、クラス内でのディスカッションを通じて理解を深め、自分自身の意見を持ち、適切な日本語で表現できることを目標とする。授業内の「読解」のほかに、宿題(ワークシート)やクイズ、関連するトピックについてのプレゼンテーションなどの課題がある。

授業内容

第1回: 授業の内容、進め方、評価について、「読解」力の育成に向けてのイントロダクション

第2回~第7回: クイズ、教材①~③の読解、Q&A、ワークシート、ディスカッション、発表

第8回~第13回: クイズ、教材④~⑥の読解、Q&A、ワークシート、ディスカッション、発表

第14回:今学期の振り返り、期末試験*内容は変更することもある。詳細は、第1回目に説明する。

履修上の注意

 出席を重視する。三分の一以上、欠席した者には単位を与えない。遅刻は20分までとし、4回で1回の欠席として扱う。また、予習や復習も大切である。授業中は積極的に発言し、教室活動に参加すること。ほぼ毎回、読解に関する宿題が出される。配布された教材・プリントを紛失しないこと。

準備学習(予習・復習等)の内容

 予習や復習として、ワークシートや読み物教材を課す。2週間に1度の割合でクイズ(語彙・漢字)をするので、そのための自宅学習も必要である。

教科書

 教科書は使用しない。新聞記事など教材を用意する。必要に応じて、補助教材も使用する。

参考書

 授業中に随時、紹介する。

成績評価の方法

 出席・参加度(ディスカッションや質疑応答を含む):20% クイズ(主として漢字、語彙等):10% 宿題(ワークシート等):10% 発表(ハンドアウトの作成も含む):10% 期末テスト:50% *合計で60%以上が合格である。

その他

日本語( 1年)読解B 1単位 1年秋学期 半田 淳子

授業の概要・到達目標

 本授業は「読解」の授業であるが、「意見を述べること」や「発表すること」を組み合わせることで、日本語の総合的な能力の育成を目指している。教材を critical  thinking の視点から読み、クラス内でのディスカッションを通じて理解を深め、自分自身の意見を持ち、適切な日本語で表現できることを目標とする。授業内の「読解」のほかに、宿題(ワークシート)やクイズ、関連するトピックについてのプレゼンテーションなどの課題がある。

授業内容

第1回: 授業の内容、進め方、評価について、「読解」力の育成に向けてのイントロダクション

第2回~第7回: クイズ、教材①~③の読解、Q&A、ワークシート、ディスカッション、発表

第8回~第13回: クイズ、教材④~⑥の読解、Q&A、ワークシート、ディスカッション、発表

第14回:今学期の振り返り、期末試験*内容は変更することもある。詳細は、第1回目のガイダンスで説明する。

履修上の注意

 出席を重視する。三分の一以上、欠席した者には単位を与えない。遅刻は20分までとし、4回で1回の欠席として扱う。また、予習や復習も大切である。授業中は積極的に発言し、教室活動に参加すること。ほぼ毎回、読解に関する宿題が出される。配布された教材・プリントを紛失しないこと。

準備学習(予習・復習等)の内容

 予習や復習として、ワークシートや読み物教材を課す。2週間に1度の割合でクイズ(語彙・漢字)をするので、そのための自宅学習も必要である。

教科書

 教科書は使用しない。新聞教材など教材を用意する。必要に応じて、補助教材も使用する。

参考書

 授業中に随時、紹介する。

成績評価の方法

 出席・参加度(ディスカッションや質疑応答を含む):20% クイズ(主として漢字、語彙等):10% 宿題(ワークシート等):10% 発表(ハンドアウトの作成も含む):10% 期末テスト:50% *合計で60%以上が合格である。

その他

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日本語( 1年)読解A 1単位 1年春学期 田代ひとみ

授業の概要・到達目標

 留学生が大学での勉学で必要とされる日本語能力を向上させるため、この授業では、特に日本語の読解能力の向上に重点を置いた練習を行う。具体的には、日本語の一般的な文章が自由に読めるように、様々な文体、構文に慣れ親しむとともに、書きことばを中心とした語彙、表現の習得に、重点を置く。さらに、内容についての話し合い・要約を行う。 到達目標は、大学での基本的なアカデミックな活動が円滑にできること、日本の社会・文化への理解を深めることである。

授業内容

第1回 : a イントロダクション b 速読の方法第2回 : a 速読練習 b 読解1(クイズ) 第3回 : a 速読練習 b 読解1第4回 : a 速読練習 b 読解2第5回 : a 速読練習 b 読解2第6回 : a 速読練習 b 読解3(クイズ)第7回 : a 速読練習 b 読解3第8回 : a 速読練習 b 読解4第9回 : a 速読練習 b 読解4第10回 : a 速読練習 b 読解5(クイズ)第11回 : a 速読練習 b 読解5第12回 : a 速読練習 b 読解6第13回 : a 速読練習 b 読解6第14回 : a 授業の振り返り b 試験

履修上の注意

 出席と授業への参加度を重視する。 課題の準備、復習をすること。

準備学習(予習・復習等)の内容

 授業で指示した教材を読み、課題に取り組んでおくこと。

教科書

 『留学生のためのストラテジーを使って学ぶ文章の読み方』一橋大学留学生センター(スリーエーネットワーク) その他コピー教材を配布する。

参考書

 授業時に随時紹介する。

成績評価の方法

 試験 30% 授業参加度 30% 課題・小テスト 40%

その他

日本語( 1年)読解B 1単位 1年秋学期 田代ひとみ

授業の概要・到達目標

 留学生が大学での勉学で必要とされる日本語の読解能力の向上に重点を置いた練習を行う。具体的には、日本語の様々な分野の内容的にまとまりのある文章をテキストとして使用し、タスクシートによる内容理解確認、音読とディスカッションの形で進めていく。また、新聞記事の発表も行う。 到達目標は大学生にとって必要な様々な分野の文章がより速く正確に読めるようになること、大学でのアカデミックな活動が円滑にできることである。

授業内容

第1回 : a イントロダクション b 速読の方法第2回 : a 速読練習 b 読解1(クイズ) 第3回 : a 速読練習 b 読解1第4回 : a 速読練習 b 読解2第5回 : a 速読練習 b 読解2第6回 : a 速読練習 b 読解3(クイズ)第7回 : a 速読練習 b 読解3第8回 : a 速読練習 b 読解4第9回 : a 速読練習 b 読解4第10回 : a 速読練習 b 読解5(クイズ)第11回 : a 速読練習 b 読解5第12回 : a 速読練習 b 読解6第13回 : a 速読練習 b 読解6第14回 : a 授業の振り返り b 試験

履修上の注意

 出席と授業への参加度を重視する。 課題の準備、復習をすること。

準備学習(予習・復習等)の内容

 授業で指示した教材を読み、課題に取り組んでおくこと。

教科書

 『留学生のためのストラテジーを使って学ぶ文章の読み方』一橋大学留学生センター(スリーエーネットワーク) その他コピー教材を配布する。

参考書

 授業時に随時紹介する。

成績評価の方法

 試験 30% 授業参加度 30% 課題・小テスト 40%

その他

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日本語( 1年)読解A 1単位 1年春学期 足立 章子

授業の概要・到達目標

 この授業では、日本語の読解力の向上のために、文章の型を知ることから始める。様々な型を知ることで読解力だけではなく、書く能力に応用できるようにする。日本語文法を正確にし、語彙数を増やし、段落構成を明確にする力を補強するために読むだけではなく、短い文章を書く練習を行う。読みを通じて大学での勉学に役立つアカデミック・スキルの習得を目指し、書きの練習から正確な日本語使用を目指す。

授業内容

第1回:a:オリエンテーション    b:アカデミック・スキルズ第2回:まえがき第3回:第1章 (1)第4回:第1章 (2)第5回:第1章 (3)第6回:第1章 (4)第7回:第1章 (5)第8回:第1章の振り返り1第9回:第1章の振り返り2第10回:第2章 (6)第11回:第2章 (7)第12回:ストーリー1第13回:ストーリー2第14回:a:試験    b:講義全体の振り返りとまとめ

履修上の注意

 授業に出席し、積極的に課題に取り組み、発言することが重視される。

準備学習(予習・復習等)の内容

 授業前に、予定の章に目を通し、読めない漢字、知らない語彙などを確認しておくこと。

教科書

 吉岡友治『いい文章には型がある』PHP 新書 その他、必要に応じてプリントを配布する。

参考書

 随時紹介する。

成績評価の方法

 課題:30% クイズ:15% 期末試験:25% 授業参加の積極性: 出席、授業態度の積極性、練習問題などの提

出など 30% 総計で59% 以下の得点は不合格となる。また、単位取得には原則として授業数の2/3以上の出席が必要である。

その他

 教科書は2回目の授業前までに準備すること。 授業中に情報をまとめたり、考えをまとめたりするので、ノート・レポート用紙・ノートブック・タブレットなど自分で使いやすいものでよいので、メモや書いた情報を共有できるツールを持ってくること。

日本語( 1年)読解B 1単位 1年秋学期 足立 章子

授業の概要・到達目標

 この授業では、日本語の読解力の向上のために、文章の型を知ることから始める。様々な型を知ることで読解力だけではなく、書く能力に応用できるようにする。日本語文法を正確にし、語彙数を増やし、段落構成を明確にする力を補強するために読むだけではなく、短い文章を書く練習を行う。読みを通じて大学での勉学に役立つアカデミック・スキルの習得を目指し、書きの練習から正確な日本語使用を目指す。

授業内容

第1回:a:オリエンテーション    b:アカデミック・スキルズ第2回:第2章 (8)第3回:第2章 (9)第4回:第2章 (10)第5回:第2章の振り返り1第6回:第2章の振り返り2第7回:第3章 (11)第8回:第3章 (12)第9回:第3章 (13)第10回:第3章の振り返り1第11回:第3章の振り返り2第12回:多様な読み物1第13回:多様な読み物2第14回:a:試験    b:講義全体の振り返りとまとめ

履修上の注意

 授業に出席し、積極的に課題に取り組み、発言することが重視される。

準備学習(予習・復習等)の内容

 授業前に、予定の章に目を通し、読めない漢字、知らない語彙などを確認しておくこと。

教科書

 吉岡友治『いい文章には型がある』PHP 新書 その他、必要に応じてプリントを配布する。

参考書

 随時紹介する。

成績評価の方法

 課題:30% クイズ:15% 期末試験:25% 授業参加の積極性: 出席、授業態度の積極性、練習問題などの提

出など 30% 総計で59% 以下の得点は不合格となる。また、単位取得には原則として授業数の2/3以上の出席が必要である。

その他

 教科書は2回目の授業前までに準備すること。 授業中に情報をまとめたり、考えをまとめたりするので、ノート・レポート用紙・ノートブック・タブレットなど自分で使いやすいものでよいので、メモや書いた情報を共有できるツールを持ってくること。

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日本語( 1年)読解A 1単位 1年春学期 中沢佐企子

授業の概要・到達目標

 外国人留学生が大学での勉学に必要とされるのは、何よりもまず十分な日本語力である。この授業では、その中でも特に日本語の読解能力の向上を目指した練習を行い、日本語力の一層の拡充を図る。 具体的には、日本語の一般書が自由に読めるようにする。そのため、様々な文体、構文に慣れ親しむと共に、書き言葉を中心とした語彙・表現の習得を目指す。また、内容を簡潔にまとめたり、説明をしたりする練習も行う。さらに、ディスカッションや発表を通して内容の理解を深める。

授業内容 授業は基本的に以下のように行う。発音の確認のための音読、内容についての質疑応答、語彙・表現等についての質疑応答、内容についてのディスカッション、個人あるいはグループでの発表。特に、教師との質疑は発話の重要な練習となるものなので、積極的に参加することが求められる。試験の前の回の授業で小テストを行う。第1回:イントロダクション、読解練習1(質疑による内容確認、

発表)第2回:読解練習2(音読、質疑による内容確認、語彙・表現の確認、

ディスカッション・発表)第3回:読解練習3(音読、質疑による内容確認、語彙・表現の確認、

ディスカッション・発表)第4回:読解練習4(音読、質疑による内容確認、語彙・表現の確認、

ディスカッション・発表)第5回:読解練習5(音読、質疑による内容確認、語彙・表現の確認、

ディスカッション・発表)第6回:小テスト、読解練習6(音読、質疑による内容確認、語彙・

表現の確認、発表)第7回:まとめ・中間試験第8回:読解練習7(音読、質疑による内容確認、語彙・表現の確認、

ディスカッション・発表)第9回:読解練習8(音読、質疑による内容確認、語彙・表現の確認、

ディスカッション・発表)第10回:読解練習9(音読、質疑による内容確認、語彙・表現の確認、

ディスカッション・発表)第11回:読解練習10(音読、質疑による内容確認、語彙・表現の確認、

ディスカッション・発表)第12回:読解練習11(音読、質疑による内容確認、語彙・表現の確認、

ディスカッション・発表)第13回:小テスト、読解練習12(音読、質疑による内容確認、語彙・

表現の確認、発表)第14回:まとめ・期末試験

履修上の注意 前もって配布された教材はきちんと予習してくること。教材は一度しか配布しない。授業時には、積極的に参加することが重要である。積極性と協調性を重視し、答えでは、わかりやすさを重視する。授業には毎回辞書を持ってくること。

準備学習(予習・復習等)の内容 教材は前もって配布するので、予習として、内容を読み、漢字や語彙等を調べておくこと。また、授業以外でも新聞やニュース等に目を通しておくことが望ましい。

教科書 使用しない。プリント教材。

参考書 使用しない。

成績評価の方法 試験(中間・期末) 50%、小テスト 20%、平常点 30% 小テストでは漢字の読み方と語彙・表現の意味の確認を行う。平常点では、予習、質疑応答での答え方、授業中およびディスカッション・発表時の積極性・協調性・参加度等を評価する。

その他

日本語( 1年)読解B 1単位 1年秋学期 中沢佐企子

授業の概要・到達目標

 外国人留学生が大学での勉学に必要とされるのは、何よりもまず十分な日本語力である。この授業では、その中でも特に日本語の読解能力の向上を目指した練習を行い、日本語力の一層の拡充を図る。 具体的には、日本語の一般書が自由に読めるようにする。そのため、様々な文体、構文に慣れ親しむと共に、書き言葉を中心とした語彙・表現の習得を目指す。また、内容を簡潔にまとめたり、説明をしたりする練習も行う。さらに、ディスカッションや発表を通して内容の理解を深める。

授業内容 授業は基本的に以下のように行う。発音の確認のための音読、内容についての質疑応答、語彙・表現等についての質疑応答、内容についてのディスカッション、個人あるいはグループでの発表。特に、教師との質疑は発話の重要な練習となるものなので、積極的に参加することが求められる。試験の前の回の授業で小テストを行う。第1回:イントロダクション、読解練習1(質疑による内容確認、

発表)第2回:読解練習2(音読、質疑による内容確認、語彙・表現の確認、

ディスカッション・発表)第3回:読解練習3(音読、質疑による内容確認、語彙・表現の確認、

ディスカッション・発表)第4回:読解練習4(音読、質疑による内容確認、語彙・表現の確認、

ディスカッション・発表)第5回:読解練習5(音読、質疑による内容確認、語彙・表現の確認、

ディスカッション・発表)第6回:小テスト、読解練習6(音読、質疑による内容確認、語彙・

表現の確認、発表)第7回:まとめ・中間試験第8回:読解練習7(音読、質疑による内容確認、語彙・表現の確認、

ディスカッション・発表)第9回:読解練習8(音読、質疑による内容確認、語彙・表現の確認、

ディスカッション・発表)第10回:読解練習9(音読、質疑による内容確認、語彙・表現の確認、

ディスカッション・発表)第11回:読解練習10(音読、質疑による内容確認、語彙・表現の確認、

ディスカッション・発表)第12回:読解練習11(音読、質疑による内容確認、語彙・表現の確認、

ディスカッション・発表)第13回:小テスト、読解練習12(音読、質疑による内容確認、語彙・

表現の確認、発表)第14回:まとめ・期末試験

履修上の注意 前もって配布された教材はきちんと予習してくること。教材は一度しか配布しない。授業時には、積極的に参加することが重要である。積極性と協調性を重視し、答えでは、わかりやすさを重視する。授業には毎回辞書を持ってくること。

準備学習(予習・復習等)の内容 教材は前もって配布するので、予習として、内容を読み、漢字や語彙等を調べておくこと。また、授業以外でも新聞やニュース等に目を通しておくことが望ましい。

教科書 使用しない。プリント教材。

参考書 使用しない。

成績評価の方法 試験(中間・期末) 50%、小テスト 20%、平常点 30% 小テストでは漢字の読み方と語彙・表現の意味の確認を行う。平常点では、予習、質疑応答での答え方、授業中およびディスカッション・発表時の積極性・協調性・参加度等を評価する。

その他

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日本語( 1年)読解A 1単位 1年春学期 大木 理恵

授業の概要・到達目標

 この授業では、留学生が大学での勉学や活動に必要となる日本語能力を身につけるとともに、大学の講義内容を理解し授業に積極的に参加できる能力を養うことを目標とする。そのために、「読解」に加えて、「語彙拡充」、「自然な日本語発音」の学習、また、「聴解」「発表」、「ディスカッション」の活動をする。これらの活動をすることによって、総合的な日本語能力の育成を目指している。

授業内容

第1回:イントロダクション、自己紹介、資料配布第2回:発音学習 (1)、読解 (1)第3回:クイズ (1)、発音学習 (2)、読解 (2)第4回:クイズ (2)、発音学習 (3)、読解 (3)第5回:クイズ (3)、発音学習 (4)、読解 (4)第6回:クイズ (4)、発音学習 (5)、読解 (5)第7回:クイズ (5)、発表 (1)、読解 (6)第8回:中間試験第9回:クイズ (6)、発表 (2)、読解 (7)第10回:クイズ (7)、発表 (3)、読解 (8)第11回:クイズ (8)、発表 (4)、読解 (9)第12回:クイズ (9)、発表 (5)、読解 (10)第13回:クイズ (10)、発表 (6)、読解 (11)第14回:期末試験、春学期の課題提出*授業の進み具合によっては内容が変更することもある。

履修上の注意

 出席を重視する。3分の2以上の出席をしていないと単位は取得できない。30分以上の遅刻または早退は3回で1回の欠席として扱う。クイズは授業の最初に行うので遅刻した場合は受けられない。課題等は指定された提出日時より遅れた場合はマイナス評価となるので注意。授業中、発表者への質問やディスカッションに積極的に参加すること。授業には毎回辞書を持ってくること。

準備学習(予習・復習等)の内容

 配布した資料をよく読んで準備をすること。(語彙の意味だけを調べるのではなく、使い方、接続の仕方なども自分で調べること)

教科書

 コピー教材を使用する。

参考書

 授業時に随時紹介する。

成績評価の方法

 授業への貢献度:20% クイズ:10% 課題・発表:30% 中間試験・期末試験・課題レポート:40%

その他

日本語( 1年)読解B 1単位 1年秋学期 大木 理恵

授業の概要・到達目標

 この授業では、留学生が大学での勉学や活動に必要となる日本語能力を身につけるとともに、大学の講義内容を理解し授業に積極的に参加できる能力を養うことを目標とする。そのために、「読解」に加えて、「語彙拡充」、「自然な日本語発音」の学習、また、「聴解」「発表」、「ディスカッション」の活動をする。これらの活動をすることによって、総合的な日本語能力の育成を目指している。

授業内容

第1回:イントロダクション、資料配布、発音学習 (1)第2回:読解 (1)第3回:クイズ (1)、読解 (2)第4回:クイズ (2)、発表 (1) 読解 (3)第5回:クイズ (3)、発表 (2)、読解 (4)第6回:クイズ (4)、発表 (3)、読解 (5)第7回:クイズ (5)、発表 (4)、読解 (6)第8回:中間試験第9回:クイズ (6)、読解 (7)第10回:クイズ (7)、発表 (5)、読解 (8)第11回:クイズ (8)、発表 (6)、読解 (9)第12回:クイズ (9)、発表 (7)、読解 (10)第13回:クイズ (10)、発表 (8)、読解 (11)第14回:期末試験、秋学期の課題提出*授業の進み具合によっては内容が変更することもある。

履修上の注意

 出席を重視する。3分の2以上の出席をしていないと単位は取得できない。30分以上の遅刻または早退は3回で1回の欠席として扱う。クイズは授業の最初に行うので遅刻した場合は受けられない。課題等は指定された提出日時より遅れた場合はマイナス評価となるので注意。授業中、発表者への質問やディスカッションに積極的に参加すること。授業には毎回辞書を持ってくること。

準備学習(予習・復習等)の内容

 配布した資料をよく読んで準備をすること。(語彙の意味だけを調べるのではなく、使い方、接続の仕方なども自分で調べること)

教科書

 コピー教材を使用する。

参考書

 授業時に随時紹介する。

成績評価の方法

 授業への貢献度:20% クイズ:10% 課題・発表:30% 中間試験・期末試験・課題レポート:40%

その他

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日本語( 1年)作文A 1単位 1年春学期 江村 裕文

授業の概要・到達目標

概要: 留学生が大学における勉強に必要とする日本語の作文能力の向上を目指した訓練を行う。具体的には、『上級日本語コース(作文)』の前半を主教材として使用する。

目標: レポートや論文作成のための文章表現力をつけること。そのために、特に論述文の基本的なパターンに習熟し、書き言葉に特徴的な語彙・表現の運用力の定着をはかる。

授業内容

第1回 イントロダクション、テキストⅠ「原稿用紙の使い方」の練習、練習問題

第2回~第4回 �「原稿用紙の使い方」、自己紹介文、人物紹介文(クラスメートの紹介)

第5回~第6回 粗筋を書く第7回~第8回 �仕組み、手順、方法など、順序立てて説明する文

章を書く第9回~第10回 内容整理、要点を示す表現第11回~第12回 �比較・対照する表現を使い、グラフや表の解説を

する第13回 因果関係を述べる文章を書く第14回 授業内試験

履修上の注意

 授業への出席、作文練習への取り組みを重視する(課題を必ず提出すること)。 自主的な予習、復習が大切である。

準備学習(予習・復習等)の内容

 課題作文の作成・提出、練習問題の完成

教科書

 『上級日本語コース(作文)』を主教材として使用し、必要に応じて補助教材を使用する。

参考書

 テキスト以外に参考書を使用する予定はないが、必要な場合は指示あるいは配布する。 日本語の辞書(電子辞書可)を携帯すること。

成績評価の方法

 平常点:20点 課題作文の提出:40点 試験:40点 以上、合計100点満点で評価する。

その他

日本語( 1年)作文B 1単位 1年秋学期 江村 裕文

授業の概要・到達目標

概要: 留学生が大学における勉強に必要とする日本語の作文能力の向上を目指した訓練を行う。具体的には、『上級日本語コース(作文)』の後半を主教材として使用する。

目標: レポートや論文作成のための文章表現力をつけること。そのために、特に論述文の基本的なパターンに習熟し、書き言葉に特徴的な語彙・表現の運用力の定着をはかる。また、春学期の内容に加えて、自分の意図したテーマを論理的に展開していく練習を行う。論文作成の基本的な方法(構成メモの作成、引用の仕方、注・参考文献の付し方など)についても触れる。

授業内容

第1回~第2回 要約文を書く第3回~第5回 意見文を書く第6回~第7回  レポートの作成開始、テーマを決め、資料集めを

始める第8回~第9回 内容整理、要点を示す表現第10回~第11回 構成と展開を考え、まとまった作品を完成する第12回~第13回 レポート発表準備、資料などの準備第14回 発表

履修上の注意

 授業への出席、作文練習への取り組みを重視する(課題を必ず提出すること)。 自主的な予習、復習が大切である。

準備学習(予習・復習等)の内容

 課題作文の作成・提出、練習問題の完成

教科書

 『上級日本語コース(作文)』を主教材として使用し、必要に応じて補助教材を使用する。

参考書

 テキスト以外に参考書を使用する予定はないが、必要な場合は指示あるいは配布する。 日本語の辞書(電子辞書可)を携帯すること。

成績評価の方法

 平常点:20点 課題作文の提出:40点 試験:40点 以上、合計100点満点で評価する。

その他

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日本語( 1年)作文A 1単位 1年春学期 田代ひとみ

授業の概要・到達目標

 この授業では、日本語の作文能力の向上を目指した練習を行う。具体的には、『上級日本語コース 作文』の前半部分を主教材として使用し、小論文・レポート作成に向けての、文章表現上の基礎的訓練を行う。特に論述文の基本的なパターンに習熟し、書き言葉に特徴的な語彙・表現の運用力の定着を図る。 大学でのアカデミックな文章表現活動に問題なく参加できることが到達目標である。

授業内容

第1回 : a イントロダクション b Ⅰ . 原稿用紙の使い方・点の打ち方第2回 :  a 文章表現のルール1 b Ⅰ . フィードバック Ⅱ . 人物の

経歴を述べる第3回 : a 文章表現のルール2  b Ⅱ . フィードバック 第4回 :  a 文章表現のルール3  b メールの書き方 Ⅲ . ストーリー

を叙述する第5回 : a 文章表現のルール4 b Ⅲ . フィードバック第6回 : a 文章表現のルール5 b Ⅳ . 仕組み・手順・方法を述べる第7回 : a 文章表現のルール6 b Ⅳ . フィードバック第8回 : a 文章表現のルール7 b Ⅴ . 内容を整理する第9回 : a 文章表現のルール8 b Ⅴ . フィードバック第10回 : a 文章表現のルール9 b Ⅵ . 調査結果を説明する第11回 : a 文章表現のルール10 b Ⅵ . フィードバック第12回 : a 文章表現のルール11 b Ⅶ . 原因・結果を述べる第13回 : a 文章表現のルール12 b Ⅶ . フィードバック第14回 : a 期末試験 b 授業の振り返り

履修上の注意

 授業への出席、作文練習への取り組みを重視する。受講生の自主的な予習 ・ 復習が大切である。作文は宿題として完成させること。授業では学生同士のピア活動を行う。

準備学習(予習・復習等)の内容

 作文課題の作成、練習課題の完成

教科書

 『上級日本語コース(作文)』( 明治大学日本語教育研究室 ) を主教材とし、『留学生のためのここが大切文章表現のルール』(石黒圭・筒井千絵著 スリーエーネットワーク)を副教材とする。

参考書

 授業時に随時紹介する。

成績評価の方法

 課題提出(作文) 50% 試験 20% 平常点 30%

その他

日本語( 1年)作文B 1単位 1年秋学期 田代ひとみ

授業の概要・到達目標

 この授業では、日本語の作文能力のさらなる向上を目指した練習を行う。具体的には、『上級日本語コース 作文』の後半部分を主教材として使用し、レポート作成に向けての基礎的訓練を行う。特に論述文の基本的なパターンに習熟し、書き言葉に特徴的な語彙・表現の運用力の定着を図る。また、前期の内容に加えて、自分の意図したテーマを論理的に展開させていく練習を行う。 大学でのアカデミックな活動に問題なく参加できることが到達目標である。

授業内容

第1回:a イントロダクション b Ⅷ . 意見を述べる (1)第2回:a Ⅷ . フィードバック b Ⅸ . 意見を述べる (2) 第3回:a Ⅸ . フィードバック  b レポートとは  作成のステップ第4回: a レポートの文体・構成要素 b テーマの紹介・決定 予

備調査第5回:図書館ガイダンス第6回:a 参考文献確認 b 序論 アウトライン作成 第7回:a アウトラインのフィードバック b 引用の方法第8回:a 引用文フィードバック b 要約の方法第9回: a 要約文フィードバック b 内容付きアウトライン作成方

法結論第10回:内容付きアウトラインのフィードバック第11回:a レポートの基本的な表現 b レジュメの書き方第12回:初稿レポート提出 発表① 第13回:初稿レポートのフィードバック 第14回:改訂レポート提出  発表②

履修上の注意

 授業への出席、作文練習への取り組みを重視する。受講生の自主的な予習 ・ 復習が大切である。 作文は宿題として完成させること。

準備学習(予習・復習等)の内容

 作文課題の作成、練習課題の完成

教科書

 『上級日本語コース(作文)』( 明治大学日本語教育研究室 ) を主教材とし、その他、必要に応じて補助教材を使用する。

参考書

 授業時に随時紹介する。

成績評価の方法

 練習 ( 作文提出 ) 30% 期末課題(レポート・発表)50% 平常点 20%

その他

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日本語( 1年)作文A 1単位 1年春学期 坂東 実子

授業の概要・到達目標

・大学で学ぶために必要な文章表現力を身につける。読む人にわかりやすい文章の構成を学ぶ。

・「わかったこと」をまとめ、それを踏まえて「考えたこと」を書く200字作文(20分)の力をつける。

・敬語を学習し、「お世話になった方への手紙」を書いて出す。・「日本のものを紹介する」文章を書き、さらに「自分の国のものと

比べる」というレポートに発展させる。・自分が作成した課題をPCで清書し、個人文集を作成する。

授業内容第1回:オリエンテーション、原稿用紙の使い方。小テスト①予告。第2回:小テスト①。ことばのドリル(主観/客観、です・ます体

/だ・である体)第3回:ことばのドリル(くだけた話し言葉→課題作成のための整っ

た文章表現)。小テスト②予告。第4回:小テスト②。課題A「日本のものを紹介する」導入。第5回:課題Aを書く。小テスト③予告。第6回:小テスト③。敬語のドリル。第7回:課題B「お世話になった方への手紙」設計図。小テスト④

予告。教科書XⅡ「手紙文の形式」第8回:小テスト④。課題B続き。第9回:課題B清書(便箋に手紙を書き、宛名書きをした封筒に入

れて投函する)。小テスト⑤予告。第10回:小テスト⑤。課題C「日本のものと自分の国のものを比べる」

レポート導入。第11回:課題C「日本のものと自分の国のものを比べる」レポート

作成第12回:課題C「日本のものと自分の国のものを比べる」レポート

作成第13回:文集作成第14回:文集返却。講評。まとめの授業

履修上の注意・小テストでは、視聴覚教材(10分)について語彙・漢字、200字

作文を書くものです。・「書けること」ではなく「書きたいこと」を書くこと。・レポートとは、問題提起、状況および原因や背景の調査(資料を

探し、引用する)、問題解決にむけての提案、工夫のアイディアにつなげるものです。

準備学習(予習・復習等)の内容・前週に見た視聴覚教材についての小テストの勉強をする。・ 小テストの200字作文(5つ)と課題ABCは、返却されてすぐ

にPCで清書して提出。

教科書 『上級日本語コース(作文)』(明治大学日本語教育研究室)を主教材としますが、扱うページは、授業内容に合わせて前後します。使わないページもあります。

参考書 坂東実子『大学生のための文章表現練習帳』(国書刊行会2016)

成績評価の方法 小テスト(200字作文も含む)(10点×5回=50点)/課題A日本のものを紹介する(15点) 課題Bお世話になった方への手紙(15点)/課題Cレポート(15点)/文集完成度(5点)

その他

 連絡先:[email protected]

日本語( 1年)作文B 1単位 1年秋学期 坂東 実子

授業の概要・到達目標

・大学で学ぶために必要な文章表現力を身につける。読む人にわかりやすい文章の構成を学ぶ。

・「わかったこと」をまとめ、それを踏まえて「考えたこと」を書く200字作文(20分)の力をつける。

・賛否の分かれるテーマに関する新聞記事を読み、班で話し合い、テーマ説明(A)、賛成側の主張(B)と反対側の主張(C)を整理する。さらに ABC を踏まえた自分の意見文を書き、全体で4章のレポートを書く。

授業内容第1回:オリエンテーション、4人グループを決める。教科書Ⅱ「人

物の経歴を述べる」。小テスト①予告。第2回:小テスト①。4人のグループで賛否の分かれるテーマの新

聞記事を選ぶ。語彙・漢字を調べる。第3回:教科書XⅢ「文章を要約する」。小テスト②予告。第4回:小テスト②。グループでABC(レポートの1~3章)を作

成する。教科書VⅢ「意見を述べる1」。第5回:グループでABCを作成する。小テスト③予告。第6回:小テスト③。グループでABCに関するプレゼンをする。第7回:グループでABC(レポート1~3章)に関するプレゼンを

する。小テスト④予告。第8回:小テスト④。ABCを踏まえて、第4章のテーマを決める。

教科書IX「意見を述べる2」。第9回:小テスト⑤予告。ABC(1~3章)+自分の意見(4章)の

大レポートを書く(第一段階)第10回:小テスト⑤。教科書XIV「論の構成と展開」。XV「論文

の作成」。レポート(第二段階)。第11回:ABC+自分の意見の大レポートを書く(第三段階)。第12回:ABC+自分の意見の大レポートを書く(第四段階)。第13回:PC教室で文集作成第14回:文集返却。第4章プレゼン、まとめの授業

履修上の注意・小テストは、視聴覚教材(10分)について語彙・漢字200字作文

を書くものです。・「書けること」ではなく「書きたいこと」を書くこと。・課題ABC「テーマ説明」「賛成立論」「反対立論」は班で作成し

ます。・レポートは課題ABCを踏まえて個人でテーマを設定して意見文

を書きます。

準備学習(予習・復習等)の内容 前週に見た視聴覚教材についての小テストの勉強をする。・ 小テストの200字作文(5つ)や添削されたものは、返却されて

すぐにPCで清書して提出。

教科書 『上級日本語コース(作文)』(明治大学日本語教育研究室)を主教材としますが、扱うページは、授業内容に合わせて前後します。使わないページもあります。

参考書 坂東実子『大学生のための文章表現練習帳』(国書刊行会2016)

成績評価の方法 小テスト(200字作文も含む)(10点×5回=50点) 課題A BC+ グループプレゼン(20点) 課題 ABC+ 自分の意見の大レポート + 第4章プレゼン + 文集完成度(30点)

その他

 連絡先:[email protected]

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日本語( 1年)作文A 1単位 1年春学期 中沢佐企子

授業の概要・到達目標

 外国人留学生が大学での勉学に必要とされるのは何よりもまず十分な日本語力である。この授業では、その中で特に日本語の文章表現能力の向上を目指した練習を行う。 具体的には、『上級日本語コース 作文』の前半部分を主教材として使用し、小論文・レポート作成に向けての、文章表現上の基礎的訓練を行う。特に論述文の基本的なパターンに習熟し、書き言葉に特徴的な語彙・表現の運用力の定着を図る。

授業内容

第1回: イントロダクション、テキストⅠ「原稿用紙の使い方」の練習、練習問題

第2回:Ⅱ「人物の経歴を述べる」の練習第3回:Ⅱ「人物の経歴を述べる」の整理第4回:Ⅲ「ストーリーを叙述する」の練習第5回:Ⅲ「ストーリーを叙述する」の整理第6回:Ⅳ「仕組み・手順・方法を述べる」の練習第7回: Ⅳ「仕組み・手順・方法を述べる」の整理、レポートの書

き方1第8回:Ⅴ「内容を整理する」の練習第9回:Ⅴ「内容を整理する」の整理、レポートの書き方2第10回:Ⅵ「調査結果を説明する」の練習第11回:Ⅵ「調査結果を説明する」の整理第12回:Ⅶ「原因・結果を述べる」の練習第13回:Ⅶ「原因・結果を述べる」の整理第14回:まとめ・試験

履修上の注意

 作文は授業中に手書きで書き、提出する。授業への出席、作文練習への取り組みを重視する。 授業には毎回辞書を持ってくること。

準備学習(予習・復習等)の内容

 言葉の訓練であるので、受講生の自主的な学習が大切である。文法や語彙・表現等がうまく使いこなせない学生は、復習することが望ましい。

教科書

 『上級日本語コース(作文)』(明治大学日本語教育研究室)

参考書

 使用しない。

成績評価の方法

 練習(作文提出) 60%、試験 20%、平常点 20%(授業への参加度、積極性、協調性、作文のためのディスカッション・発表等)。 なお、欠席で作文を遅れて提出した場合はー30%で計算する。

その他

日本語( 1年)作文B 1単位 1年秋学期 中沢佐企子

授業の概要・到達目標

 外国人留学生が大学での勉学に必要とされるのは何よりもまず十分な日本語力である。この授業では、その中で特に日本語の文章表現能力の向上を目指した練習を行う。 具体的には、『上級日本語コース作文』の後半部分を主教材として使用し、小論文・レポート作成に向けての、文章表現上の基礎的訓練を行う。特に論述文の基本的なパターンに習熟し、書き言葉に特徴的な語彙・表現の運用力の定着を図る。また、春学期の内容に加えて、自分の意図したテーマを論理的に展開させていく練習を行う。論文作成の基本的な方法(構成メモの作成、引用のし方、注・参考文献の付し方、等)についても触れる。

授業内容

第1回:Ⅷ「意見を述べる (1)」の練習第2回:Ⅷ「意見を述べる (1)」の整理第3回:Ⅸ「意見を述べる (2)」の練習第4回:Ⅸ「意見を述べる (2)」の整理第5回:Ⅹ「意見を述べる (3)」の練習第6回:Ⅹ「意見を述べる (3)」の整理第7回:Ⅺ「意見を述べる (4)」の練習第8回:Ⅺ「意見を述べる (4)」の整理第9回:Ⅻ「手紙文の形式」の練習第10回:Ⅻ「手紙文の形式」の整理第11回:XIII「文章を要約する」の練習第12回:XIII「文章を要約する」の整理第13回:XIV「論の構成と展開」、XV「論文の作成」の練習第14回: まとめ・試験

履修上の注意

 作文は授業中に手書きで書き、提出する。授業への出席、作文練習への取り組みを重視する。 授業には毎回辞書を持ってくること。

準備学習(予習・復習等)の内容

 言葉の訓練であるので、受講生の自主的な学習が大切である。文法や語彙・表現等がうまく使いこなせない学生は、復習することが望ましい。

教科書

 『上級日本語コース(作文)』(明治大学日本語教育研究室)

参考書

 使用しない。

成績評価の方法

 練習(作文提出) 60%、試験 20%、平常点 20%(授業への参加度、積極性、協調性、作文のためのディスカッション・発表等)。 なお、欠席で作文を遅れて提出した場合はー30%で計算する。

その他

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日本語( 1年)作文A 1単位 1年春学期 町田  亙

授業の概要・到達目標

 各回のテーマに沿って、実際に作文練習を繰り返すことで、日本語によるレポート・小論文作成の技術を身につける。レポート・論文に特有の語彙・表現や、文章の基本的なパターンを学習し、その定着を図る。 大学における基礎的なレポート・レジュメ作成が問題なく行える日本語能力・作文技術の習得を目標とする。

授業内容

第1回: イントロダクション、「原稿用紙の使い方(縦書き・横書き、句読法)」

第2回:「人物の経歴を述べる(時間・過程・推移)」練習第3回:「人物の経歴を述べる(時間・過程・推移)」整理第4回:「ストーリーを叙述する(人物の行動・様子・心理)」練習第5回:「ストーリーを叙述する(人物の行動・様子・心理)」整理第6回:「仕組み・手順・方法を述べる」練習第7回:「仕組み・手順・方法を述べる」整理第8回:「内容を整理する(対比・比較1)」練習第9回:「内容を整理する(対比・比較1)」整理第10回:「調査結果を説明する(対比・比較2)図表を読む」練習第11回:「調査結果を説明する(対比・比較2)図表を読む」整理第12回:「原因・結果を述べる(問題の解決)」練習第13回:「原因・結果を述べる(問題の解決)」整理第14回a:期末試験   b:全体の振り返りと試験の解説

履修上の注意

・授業での積極的な取り組みを重視する。・予習等の家庭学習を必ず行うこと。・授業中は、携帯電話・スマートフォンを使用しないこと。・毎回、教科書と日本語の辞書を持ってくること。 (電子辞書可、スマートフォン不可)

準備学習(予習・復習等)の内容

・ 授業で各課の「練習」を行う前に教科書(作文例等を含む)の表現・語彙を予習しておく。

・ 授業内に作文を書き終わらなかった場合、指示された期限までにOh-o! Meiji または、電子メールにファイル添付して提出する。

教科書

 『上級日本語コース 作文』(明治大学日本語教育研究室)  ※ 国際教育事務室で配布

参考書

 必要に応じて授業時に資料を配布する。

成績評価の方法

 期末試験                  30% 課題(作文等)               50% 平常点(授業への積極的な取り組み等を評価) 20%  ※ 合計が59% 以下で不合格となる。  ※ 課題提出の期限に遅れた場合減点する。  ※ 5回以上欠席したものは評価の対象としない。  ※ 期末試験を受験しなかったものは評価の対象としない。

その他

日本語( 1年)作文B 1単位 1年秋学期 町田  亙

授業の概要・到達目標

 各回のテーマに沿って、実際に作文練習を繰り返すことで、日本語によるレポート・小論文作成の技術を身につける。レポート・論文に特有の語彙・表現や、文章の基本的なパターンを学習し、その定着と、運用力の向上を図る。 大学におけるレポート・レジュメ作成が問題なく行える日本語能力・作文技術の向上を目標とする。

授業内容

第1回: イントロダクション、「論文の作成(章立て、注の付け方、参考文献の書き方)」、「論の構成と展開(主題と文章構成)」

第2回:「意見を述べる (1)(要点を整理して論じる)」練習第3回:「意見を述べる (1)(要点を整理して論じる)」整理第4回:「意見を述べる (2)(容認と主張)」練習第5回:「意見を述べる (2)(容認と主張)」整理第6回:「意見を述べる (3)(論述や意見の検証)」練習第7回:「意見を述べる (3)(論述や意見の検証)」整理第8回:「意見を述べる (4)(事実文と意見文の区別)」練習第9回:「意見を述べる (4)(事実文と意見文の区別)」整理第10回: 「手紙文の形式(年賀状、暑中見舞い、依頼、案内)」練習第11回:「手紙文の形式(年賀状、暑中見舞い、依頼、案内)」整理第12回:「文章を要約する」練習第13回:「文章を要約する」整理第14回a:期末試験   b:全体の振り返りと試験の解説

履修上の注意

・授業での積極的な取り組みを重視する。・予習等の家庭学習を必ず行うこと。・授業中は、携帯電話・スマートフォンを使用しないこと。・毎回、教科書と日本語の辞書を持ってくること。 (電子辞書可、スマートフォン不可)

準備学習(予習・復習等)の内容

・ 授業で各課の「練習」を行う前に教科書(作文例等を含む)の表現・語彙を予習しておく。

・ 授業内に作文を書き終わらなかった場合、指示された期限までにOh-o! Meiji または、電子メールにファイル添付して提出する。

教科書

 『上級日本語コース 作文』(明治大学日本語教育研究室)  ※ 国際教育事務室で配布

参考書

 必要に応じて授業時に資料を配布する。

成績評価の方法

 期末試験                  30% 課題(作文等)               50% 平常点(授業への積極的な取り組み等を評価) 20%  ※ 合計が59% 以下で不合格となる。  ※ 課題提出の期限に遅れた場合減点する。  ※ 5回以上欠席したものは評価の対象としない。  ※ 期末試験を受験しなかったものは評価の対象としない。

その他

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日本語( 1年)作文A 1単位 1年春学期 八木 惠子

授業の概要・到達目標

 この授業では、特に日本語の作文能力の向上を目指した授業を行います。具体的に、明治大学作成の『上級日本語コース 作文』の前半部を主教材として使用します。小論文・レポート作成に向けての、文法、文章表現上の基礎的知識を身につけ、論述文や書き言葉に特徴的な語彙・表現の定着を目指します。授業時、70分で800字程度の作文を仕上げることを到達目標とします。

授業内容

第1回:原稿用紙の使い方、句読法第2回:作文 時間第3回:作文の反省第4回:作文 ストーリー第5回:作文の反省第6回:作文 仕組みと手順第7回:作文の反省第8回:作文 対比・比較1第9回:作文の反省第10回:作文 対比・比較2第11回:作文の反省第12回:作文 問題の解決第13回:作文の反省第14回:作文 まとめ

履修上の注意

 授業時に行なう作文練習への取り組みを重視します。受講生の自主的な予習 ・ 復習も評価します。

準備学習(予習・復習等)の内容

 テキストの順に作文を書きます。予習や復習は、テキストで行ってください。授業時にも使います。必ず持ってきてください。作文は、隔週で授業時に書きます。作文を書いた翌週は、提出された作文の文法や表現上の誤りをクラスで検討します。受講生全員に関わる文法上のあやまりを一覧で示し、修正、内容、構成、展開について受講生の作文や、文章を読んで、講評しあいます。特に指示をしない場合、作文を書く時スマホや電子辞書を使わないでください。

教科書

 『上級日本語コース(作文)』(明治大学日本語教育研究室)を主教材とし、その他、必要に応じて補助教材を使用します。

参考書

 授業時に随時お知らせします。

成績評価の方法

 作文提出60%(6回提出。授業時間外に提出した場合は、評価しますが、マイナス点になります) 試験10% 平常点30%で評価します。

その他

 連絡先:[email protected] 教室内では、日本語で発話してください。

日本語( 1年)作文B 1単位 1年秋学期 八木 惠子

授業の概要・到達目標

 この授業では、特に日本語の作文能力の向上を目指した授業を行います。具体的に、明治大学作成の『上級日本語コース 作文』の後半部を主教材として使用します。小論文・レポート作成に向けての、文法、文章表現上の基礎的知識を身につけ、論述文や書き言葉に特徴的な語彙・表現の定着を目指します。授業時、70分で800字程度の作文を仕上げることを到達目標とし、学んできた書き方を応用した長文のレポートを作成します。

授業内容

第1回:要約の方法 注の付け方第2回:作文 複数の意見のまとめ第3回:作文の反省第4回:作文 容認と主張第5回:作文の反省第6回:作文 グラフと表、意見第7回:作文の反省第8回:作文 事実と意見、他者の意見と自分の意見第9回:作文の反省 文章で使う敬語第10回:長文作文1  定義と分類 注をつける第11回:長文作文2  時間軸第12回:長文作文3  ストーリーと比較第13回:長文作文4  参考文献をつける第14回:まとめ

履修上の注意

 授業時に行なう作文練習への取り組みを重視します。受講生の自主的な予習 ・ 復習も評価します。

準備学習(予習・復習等)の内容

 テキストの順に作文を書きます。予習や復習は、テキストで行ってください。授業時にも使います。必ず持ってきてください。作文は、隔週で授業時に書きます。作文を書いた翌週は、提出された作文の文法や表現上の誤りをクラスで検討します。受講生全員に関わる文法上のあやまりを一覧で示し、修正、内容、構成、展開について受講生の作文や、文章を読んで、講評しあいます。特に指示をしない場合、作文を書く時スマホや電子辞書を使わないでください。 

教科書

 『上級日本語コース(作文)』(明治大学日本語教育研究室)を主教材とし、その他、必要に応じて補助教材を使用します。

参考書

 授業時に随時お知らせします。

成績評価の方法

 作文提出60%(授業時間外に提出した場合は、評価しますが、マイナス点になります) 試験10% 平常点30%で評価します。

その他

 連絡先:[email protected] 教室内では、日本語で発話してください。

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日本語( 1年)作文A 1単位 1年春学期 戸村 佳代

授業の概要・到達目標

 小論文・レポート作成のための、文章表現上の基礎的訓練を行う。特に、論述文の基本的な展開パターンに習熟し、自分の意図したテーマを論理的に展開できるようになることを目標とする。教養科目のレポート作成に必要な文法の知識をさらに深め,書き言葉に特徴的な語彙・表現の運用力の定着を図る。

授業内容 これまでに習得した文法の知識を深め,書き言葉に用いられる語彙・表現を増やして使いこなせるレベルにまで習熟し,今後の勉学の基礎を築くための練習を行う。第1回:イントロダクション第2回:インタビュー/構成メモ作成①(他者紹介)第3回:作文練習①(他者紹介)第4回:フィードバック、電子メールのマナーと書き方第5回:原稿用紙の使い方第6回:句読点の使い方(練習)第7回:構成メモ作成②第8回:作文練習②第9回:フィードバック/構成メモ作成③第10回:作文練習③第11回:フィードバック/構成メモ作成④第12回:作文練習④第13回:フィードバック第14回:a 期末試験/b まとめ 

履修上の注意○ 指定されたクラスで受講すること○ CALL 教室で授業を行う予定である。○  Oh-o! Meiji または、電子メールにファイル添付することで課題

提出を行うことがある。○  文字化け等のトラブルを回避するため、できるだけ Meiji Mail

を利用すること。○  MS-Office 等、コンピュータの操作に不慣れな学生は、大学が提

供する講習会等に参加して基本技能を身につけること。

準備学習(予習・復習等)の内容○  各課の練習に入る前に教科書の執筆例(作文例)の表現・語彙を

予習しておくこと。○  授業内に作文を書き終わらなかった場合には、指示された期限ま

でに Oh-o! Meiji または、電子メールにファイルを添付して提出すること。

○  添削された課題の修正箇所を見直し、各自で書き直しの作業を行うこと。

教科書○ 『上級日本語コース 作文』(明治大学日本語教育研究室) ※ 国際教育事務室で配布○コピー教材

参考書 必要に応じ、授業時に資料を配付する。

成績評価の方法 試験                30% 課題(構成メモ・作文)       50% 平常点(授業への取り組み等を評価) 20%  ※ 課題提出の期限に遅れた場合には評価が下がるので注意する

こと  ※以下の条件をすべて満たすものを評価の対象とする   ●欠席回数が4回以下であること   ●期末試験を受験していること

その他 コンピュータの操作、MS-Word に不慣れな学生は、必要に応じて、大学が提供している各種講習会を受講すること。

日本語( 1年)作文B 1単位 1年秋学期 戸村 佳代

授業の概要・到達目標

 この授業では,春学期に引き続き,小論文・レポート作成のための基礎的訓練を行う。書き言葉に特徴的な語彙・表現の運用力を向上させるだけでなく,自分の意図したテーマを論理的に展開させていくことを主眼とし、教養科目のレポート執筆を行えるようにする。 論文作成上の基本的な方法 ( 構成メモの作成、引用のしかた、注・参考文献の付し方、等 ) を身につける。

授業内容 最終課題レポートの執筆に向けて、各自がテーマを設定し、図表や具体的なデータを駆使しながら文章にまとめていく作業を行う。第1回:イントロダクション第2回:テーマの設定第3回:資料整理の仕方第4回:構成メモ作成①第5回:口頭報告会①第6回:作文練習①第7回:フィードバック第8回:構成メモ作成②第9回:作文練習②第10回:フィードバック第11回:最終課題構成メモ作成 第12回:口頭報告会②/フィードバック第13回:最終課題準備/注・参考文献一覧について 第14回:a 期末試験/ b まとめ

履修上の注意○ 指定されたクラスで受講すること○ CALL 教室で授業を行う予定である。○  Oh-o! Meiji または、電子メールにファイル添付することで課題

提出を行うことがある。○  文字化け等のトラブルを回避するため、できるだけ Meiji Mail

を利用すること。○  MS-Office 等、コンピュータの操作に不慣れな学生は、大学が提

供する講習会等に参加して基本技能を身につけること。

準備学習(予習・復習等)の内容○  各課の練習に入る前に教科書の執筆例(作文例)の表現・語彙を

予習しておくこと。○  授業内に作文を書き終わらなかった場合には、指示された期限ま

でに Oh-o! Meiji または、電子メールにファイルを添付して提出すること。

○  添削された課題の修正箇所を見直し、各自で書き直しの作業を行うこと。

教科書○ 『上級日本語コース 作文』(明治大学日本語教育研究室) ※ 国際教育事務室で配布○コピー教材

参考書 必要に応じ、授業時に資料を配付する。

成績評価の方法 試験                30% 課題(構成メモ・作文)       50% 平常点(授業への取り組み等を評価) 20%  ※ 課題提出の期限に遅れた場合には評価が下がるので注意する

こと  ※以下の条件をすべて満たすものを評価の対象とする   ●欠席回数が4回以下であること   ●期末試験を受験していること

その他 コンピュータの操作、MS-Word に不慣れな学生は、必要に応じて、大学が提供している各種講習会を受講すること。

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日本語( 1年)作文A 1単位 1年春学期 足立 章子

授業の概要・到達目標

 外国人留学生が大学での勉学に必要とされるのは何よりもまず十分な日本語力である。この授業では、その中で特に日本語の作文能力の向上を目指した練習を行う。 具体的には、『上級日本語コース 作文』の前半部分を主教材として使用し、小論文・レポート作成に向けての、文章表現上の基礎的訓練を行う。特に論述文の基本的なパターンに習熟し、書き言葉に特徴的な語彙・表現の運用力の定着を図る。

授業内容

第1回:a:オリエンテーション    b:I. 原稿用紙の使い方第2回:II. 人物の経歴を述べる第3回:1. 助詞の使い方第4回:III. ストーリーを叙述する第5回:2. 言葉の形の使い分け第6回:IV. 仕組み・手順・方法を述べる第7回:3. 自動詞・他動詞・受け身第8回:V. 内容を整理する(対比・比較1)第9回:4. 呼応 6. ひらがなと漢字のバランス第10回:VI. 調査結果を説明する(対比・比較2)第11回:5. 文末表現の調整 7. 漢字の選択と誤変換第12回:VII. 原因・結果を述べる(問題の解決)第13回:8. カタカナの使い方 10. 書き言葉らしさ第14回:a:試験    b:講義全体の振り返りとまとめ

履修上の注意

 授業への出席、作文練習への取り組みを重視する。受講生の自主的な予習・復習が大切である。教科書に沿った内容での練習で基礎を固めるので、まずは教科書の指示に従って練習することを大切にする。普段から作文に有用な表現を収集する態度が望まれる。

準備学習(予習・復習等)の内容

 教科書の予習をして、わからない語彙などは辞書で調べておくこと。

教科書

 『上級日本語コース(作文)』(非売品)を主教材とする。練習用として石黒圭・筒井千恵『留学生のためのここが大切文章表現ルール』(スリーエーネットワーク)を使用する。

参考書

 随時紹介する。

成績評価の方法

 毎回の作文:40% クイズ:15% 期末試験:25% 授業参加の積極性: 出席、授業態度の積極性、練習問題などの提

出など 20% 総計で59% 以下の得点は不合格となる。また、単位取得には原則として授業数の2/3以上の出席が必要である。

その他

 授業では A4版400字詰め原稿用紙、横書きを使用するので初日に準備してくること。 教科書は初回の授業前に準備しておくこと。毎回使用するので持参すること。

日本語( 1年)作文B 1単位 1年秋学期 足立 章子

授業の概要・到達目標

 外国人留学生が大学での勉学に必要とされるのは何よりもまず十分な日本語力である。この授業では、その中で特に日本語の作文能力の向上を目指した練習を行う。 具体的には、『上級日本語コース 作文』の後半部分を主教材として使用し、小論文・レポート作成に向けての、文章表現上の基礎的訓練を行う。特に論述文の基本的なパターンに習熟し、書き言葉に特徴的な語彙・表現の運用力の定着を図る。また、自分の意図したテーマを論理的に展開させていくためのアウトライン作成(段落構成)能力を身につける。

授業内容

第1回:a:ガイダンス    b:VIII. 意見を述べる (1)(問題の解決)第2回:11. 辞書の危険性第3回:IX. 意見を述べる (2)(容認と主張)第4回:12. 専門用語の選び方 13. 文の長さと読みやすさ第5回:X. 意見を述べる (3)(論述や意見の検証)第6回:14. 指示詞による文の接続 16. 読み手への配慮第7回:XI. 意見を述べる (4)(事実文と意見文の区別)第8回:15. 接続詞と文章の構成 17. レポートの基本的な書き方1第9回:XII. 手紙文の形式第10回:XIII. 文章を要約する 第11回:18. レポートの基本的な書き方2第12回:XIV. 論の構成と展開(主題と文章構成)第13回:19. 立場のある文章の書き方第14回:a:試験    b:講義全体の振り返りとまとめ

履修上の注意

 授業への出席、作文練習への取り組みを重視する。受講生の自主的な予習・復習が大切である。教科書に沿った内容での練習で基礎を固めるので、まずは教科書の指示に従って練習することを大切にする。普段から作文に有用な表現を収集する態度が望まれる。

準備学習(予習・復習等)の内容

 教科書の予習をして、わからない語彙などは辞書で調べておくこと。

教科書

 『上級日本語コース(作文)』(非売品)を主教材とする。練習用として石黒圭・筒井千恵『留学生のためのここが大切文章表現ルール』(スリーエーネットワーク)を使用する。

参考書

 随時紹介する。

成績評価の方法

 作文:40% クイズ:15% 期末試験:25% 授業参加の積極性: 出席、授業態度の積極性、練習問題などの提

出など 20% 総計で59% 以下の得点は不合格となる。また、単位取得には原則として授業数の2/3以上の出席が必要である。

その他

 授業では A4版400字詰め原稿用紙、横書きを使用するので初日に準備してくること。 教科書は初回の授業前に準備しておくこと。毎回使用するので持参すること。

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日本語( 1年)作文A 1単位 1年春学期 黒﨑 典子

授業の概要・到達目標

 外国人留学生が大学での勉学に必要とされる日本語作文能力の向上を目指した練習を行う。具体的には、『上級日本語コース(作文)』の前半部分を主教材として使用し、レポート作成に向けての、文章表現上の基本的訓練を行う。特に論述の基本的なパターンに習熟し、書き言葉に特徴的な語彙・表現の運用力の定着を図る。

授業内容

『上級日本語コース(作文)』の前半部分を用いて進める。

第1回:イントロダクション第2回:第 I 課 練習(原稿用紙の使い方)第3回:第 I 課 問題点の整理(句読点法等)第4回:第 II 課 練習(時間・過程・推移)第5回:第 II 課 問題点の整理第6回:第 III 課 練習(ストーリの叙述)第7回:第 III 課 問題点の整理第8回:第 IV 課 練習(仕組み・手順・方法を述べる)第9回:第 IV 課 問題点の整理第10回:第 V 課 練習(対比・比較1)第11回:第 V 課 問題点の整理第12回:第 VI 課 練習(対比・比較2) 第13回:第 VI 課 問題点の整理第14回:a: まとめ b: 期末試験

履修上の注意

・授業への出席、作文練習への取り組みを重視する。・言葉の訓練であるため、予習・復習を大切にすること。

準備学習(予習・復習等)の内容

・テキストの「宿題」は、各課に入る前に取り組んでおくこと。・ 授業中に書いた作文は、添削後に必ず書き直しをして提出するこ

と。

教科書

 『上級日本語コース(作文)』佐藤政光他(明治大学日本語教育研究室)〔非売品〕

参考書

 『大学生と留学生のための論文ワークブック』浜田麻里他(くろしお出版)、『大学生のための文章表現&口頭発表練習帳』銅直信子他(国書刊行会)

成績評価の方法

 期末試験(40%)、授業での作文練習(40%)、授業への参加度・課題提出(20%)により、総合的に評価する。

その他

日本語( 1年)作文B 1単位 1年秋学期 黒﨑 典子

授業の概要・到達目標

 外国人留学生が大学での勉学に必要とされる日本語作文能力の向上を目指した練習を行う。具体的には、『上級日本語コース(作文)』の後半部分を主教材として使用し、レポート・論文作成に向けての、文章表現上の基本的訓練を行う。特に論述の基本的なパターンに習熟し、書き言葉に特徴的な語彙・表現の運用力の定着を図る。 また、論文作成の基本的な方法についても触れ、最終的には自分自身でテーマを設定したレポート(論文)を執筆する。

授業内容

 『上級日本語コース(作文)』の後半部分を用いて進める。最終的には、テキストで学んだことを活かし、自分自身でテーマを設定したレポート(論文)を執筆する。第1回:a のみ : イントロダクション第2回:第Ⅶ課 練習(原因・結果)第3回:第Ⅶ課 問題点の整理第4回:第Ⅷ課 練習(意見を述べる (1))第5回:第Ⅷ課 問題点の整理第6回:第Ⅸ課 練習(意見を述べる (2))第7回:第Ⅸ課 問題点の整理第8回:第Ⅹ課 練習(意見を述べる (3))第9回:第Ⅹ課 問題点の整理第10回:第ⅩⅣ-ⅩⅤ課 練習(論の構成と展開)第11回:引用の方法 第12回:推敲の方法、執筆論文のピアリーディング第13回:第Ⅻ課 練習(手紙文の形式)第14回:第Ⅺ課 練習(意見を述べる (4))

履修上の注意

・授業への出席、作文練習への取り組みを重視する。・言葉の訓練であるため、予習・復習を大切にすること。

準備学習(予習・復習等)の内容

・テキストの「宿題」は、各課に入る前に取り組んでおくこと。・授業中に書いた作文は添削後、必ず書き直しをして提出すること。・ 最終レポート作成に対する課題は、授業で学んだことを復習しな

がら、提出期限を守って取り組むこと。

教科書

 『上級日本語コース(作文)』佐藤政光他(明治大学日本語教育研究室)〔非売品〕

参考書

 『大学生と留学生のための論文ワークブック』浜田麻里他(くろしお出版)、『大学生のための文章表現&口頭発表練習帳』銅直信子他(国書刊行会)、『大学・大学院留学生の日本語4論文作成編』アカデミック・ジャパニーズ研究会編著(アルク)

成績評価の方法

 レポート<第一稿及び最終稿>(50%)、授業での作文練習(30%)、授業への参加度・課題提出(20%)により、総合的に評価する。期末試験は行わない。

その他

 

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日本語( 2年)精読A 1単位 2年春学期 江村 裕文

授業の概要・到達目標

概要: 大学で学ぶためのアカデミック・スキルとしての「精読」の訓練を行う。テキストは一般の日本人が読む市販の書籍等を用いる。日本語のみならず、日本、日本人、日本社会、日本文化の理解に資する。

目標: すでに身につけた日本語力を「精読」という作業を通じて応用のきく確実な能力へと磨きをかけること。

授業内容

第1回  イントロダクション、テキスト配布、テキスト紹介、授業の進め方の説明等

第2回~第13回 テキストの読解および質疑応答第14回 授業内試験

履修上の注意

 下記「準備学習(予習・復習等)」を欠かさないこと。

準備学習(予習・復習等)の内容

予習: あらかじめテキストを読み、漢字の読み方や単語の意味等を確かめておく作業をしてから授業を受けること。予習していない場合は減点の対象とする。

 「読解」だから読めば終わりというわけではない。この授業で扱うのは大学生として必要な内容であるから、知識として積み上げていくよう心がけること。

教科書

 鈴木睦「日本語教育における丁寧体と普通体」田窪行則編『視点と言語行動』くろしお出版所収 この教材は配布する。 この教材が終わり次第、滝浦真人『ポライトネス入門』研究社、を使用する。

参考書

 テキスト以外に参考書を使用する予定はないが、必要な場合は指示あるいは配布する。 日本語の辞書(電子辞書可)を携帯すること。

成績評価の方法

 平常点(予習の有無、授業への参加):40点 試験の成績:60点 以上、合計100点満点で評価する。

その他

 必要に応じて、日本の社会や文化について、テキストにとらわれずに、適宜質問等にこたえたり、議論する。

日本語( 2年)精読B 1単位 2年秋学期 江村 裕文

授業の概要・到達目標

概要: 大学で学ぶためのアカデミック・スキルとしての「精読」の訓練を行う。テキストは一般の日本人が読む市販の書籍等を用いる。日本語のみならず、日本、日本人、日本社会、日本文化の理解に資する。

目標: すでに身につけた日本語力を「精読」という作業を通じて応用のきく確実な能力へと磨きをかけること。

授業内容

第1回~第13回 テキストの読解および質疑応答第14回 授業内試験

履修上の注意

 下記「準備学習(予習・復習等)」を欠かさないこと。

準備学習(予習・復習等)の内容

予習: あらかじめテキストを読み、漢字の読み方や単語の意味等を確かめておく作業をしてから授業を受けること。予習していない場合は減点の対象とする。

 「読解」だから読めば終わりというわけではない。この授業で扱うのは大学生として必要な内容であるから、知識として積み上げていくよう心がけること。

教科書

 滝浦真人『ポライトネス入門』研究社の続きを読み進める。

参考書

 テキスト以外に参考書を使用する予定はないが、必要な場合は指示あるいは配布する。 日本語の辞書(電子辞書可)を携帯すること。

成績評価の方法

 平常点(予習の有無、授業への参加):40点 試験の成績:60点 以上、合計100点満点で評価する。

その他

 必要に応じて、日本の社会や文化について、テキストにとらわれずに、適宜質問等にこたえたり、議論する。

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日本語( 2年)精読A 1単位 2年春学期 田代ひとみ

授業の概要・到達目標

 この授業では、大学での勉学に必要な読解力を養うために、文章を深く正確に読み解く練習、それについて話し合う練習を行う。文法・語彙力の拡充をし、文章の表面的な理解にとどまることなく、文章構造の特徴、論理展開の方法などについて理解することが求められる。読んだ内容の発表も行う。 到達目標は、内容について十分な理解のうえ、討論できようになること、大学でのアカデミックな活動に問題なく参加できることである。

授業内容

第1回 : a イントロダクション b 発表の方法第2回 : a 発表1 b 読解1(クイズ)第3回 : a 発表2 b 読解1 第4回 : a 発表3 b 読解2(クイズ)第5回 : a 発表4 b 読解2第6回 : a 発表5 b 読解3(クイズ)第7回 : a 発表6 b 読解3第8回 : a 発表7 b 読解4(クイズ)第9回 : a 発表8 b 読解4第10回 : a 発表9 b 読解5(クイズ)第11回 : a 発表10 b 読解5第12回 : a 発表11 b 読解6(クイズ)第13回 : a 発表12 b 読解6第14回 : a 授業の振り返り b 試験

履修上の注意

 出席を重視する。グループワーク・クラス全体での活動を行うので、積極的に議論に参加すること。 課題の準備、復習をすること。

準備学習(予習・復習等)の内容

 授業で指示した教材を読み、タスクをしておくこと。

教科書

 コピー教材を配布する。

参考書

 授業時に随時紹介する。

成績評価の方法

 試験 30% 授業参加度 30% 課題・小テスト 40%

その他

日本語( 2年)精読B 1単位 2年秋学期 田代ひとみ

授業の概要・到達目標

 この授業では、大学での勉学に必要な精密な読解力を養うために、さまざまな文章を深く正確に読み解く練習を行う。文法力の一層の強化、語彙の拡充に努めることはもちろんであるが、文章の表面的な理解にとどまることなく、文章構造の特徴、論理展開の方法などについて理解することが求められる。与えられたテーマについての発表も行う。 到達目標は、内容についての批判的読みができるようになり、討論できること、大学でのアカデミックな活動に問題なく参加できることである。

授業内容

第1回 : a イントロダクション b 発表の方法1第2回 : a 発表の方法2 b 読解1(クイズ) 第3回 : a 発表の方法3 b 読解1第4回 : a 発表1 b 読解2(クイズ)第5回 : a 発表2 b 読解2第6回 : a 発表3 b 読解3(クイズ)第7回 : a 発表4 b 読解3第8回 : a 発表5 b 読解4(クイズ)第9回 : a 発表6 b 読解4第10回 : a 発表7 b 読解5(クイズ)第11回 : a 発表8 b 読解5第12回 : a 発表9 b 読解6(クイズ)第13回 : a 発表10 b 読解6第14回 : a 授業の振り返り b 試験

履修上の注意

 出席を重視する。グループワーク・クラス全体での活動を行うので、積極的に議論に参加すること。 課題の準備、復習をすること。

準備学習(予習・復習等)の内容

 授業で指示した教材を読み、タスクをしておくこと。

教科書

 コピー教材を配布する。

参考書

 授業時に随時紹介する。

成績評価の方法

 試験 30% 授業参加度 30% 課題・小テスト 40%

その他

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日本語( 2年)精読A 1単位 2年春学期 大木 理恵

授業の概要・到達目標

 この授業では、大学の勉学や活動に必要となる日本語能力、特に、文章を読み込んで内容を深く正確に理解すること、また自らも発信できるような能力を養うことを目標とする。そのために、「精読」に加えて、「語彙の拡充」「発表」「ディスカッション」の活動をする。また、注意深く講義を聴く力を養うために「聴解」も行う。これらの活動をすることによって、大学でのアカデミックな活動に積極的に参加できるような総合的な日本語能力の向上を目指している。

授業内容

第1回:イントロダクション、自己紹介、資料配布第2回:精読 (1)第3回:クイズ (1)、精読 (2)第4回:クイズ (2)、精読 (3)第5回:クイズ (3)、精読 (4)第6回:クイズ (4)、精読 (5)第7回:クイズ (5)、精読 (6)第8回:中間試験第9回:クイズ (6)、発表 (1)、精読 (7)第10回:クイズ (7)、発表 (2)、精読 (8)第11回:クイズ (8)、発表 (3)、精読 (9)第12回:クイズ (9)、発表 (4)、精読 (10)、第13回:クイズ (10)、発表 (5)、精読 (11)第14回:期末試験、春学期の課題提出*授業の進み具合によっては内容が変更することもある。

履修上の注意

 出席を重視する。3分の2以上の出席をしていないと単位は取得できない。30分以上の遅刻または早退は3回で1回の欠席として扱う。クイズは授業の最初に行うので遅刻した場合は受けられない。課題等は指定された提出日時より遅れた場合はマイナス評価となるので注意。授業中、発表者への質問やディスカッションに積極的に参加すること。授業には毎回辞書を持ってくること。

準備学習(予習・復習等)の内容

 配布した資料をよく読んで準備をすること。(語彙の意味だけを調べるのではなく、使い方、接続の仕方なども自分で調べること)

教科書

 コピー教材を使用する。

参考書

 授業時に随時紹介する。

成績評価の方法

 授業への貢献度:20% クイズ:10% 課題・発表:30% 中間試験・期末試験・課題レポート:40%

その他

日本語( 2年)精読B 1単位 2年秋学期 大木 理恵

授業の概要・到達目標

 この授業では、大学の勉学や活動に必要となる日本語能力、特に、文章を読み込んで内容を深く正確に理解すること、また自らも発信できるような能力を養うことを目標とする。そのために、「精読」に加えて、「語彙の拡充」「発表」「ディスカッション」の活動をする。また、注意深く講義を聴く力を養うために「聴解」も行う。これらの活動をすることによって、大学でのアカデミックな活動に積極的に参加できるような総合的な日本語能力の向上を目指している。

授業内容

第1回:イントロダクション、資料配布、発音学習 (1)第2回:精読 (1)第3回:クイズ (1)、精読 (2)第4回:クイズ (2)、発表 (1)、精読 (3)第5回:クイズ (3)、発表 (2)、精読 (4)第6回:クイズ (4)、発表 (3)、精読 (5)第7回:クイズ (5)、発表 (4)、精読 (6)第8回:中間試験第9回:クイズ (6)、精読 (7)第10回:クイズ (7)、発表 (5)、精読 (8)第11回:クイズ (8)、発表 (6)、精読 (9)第12回:クイズ (9)、発表 (7)、精読 (10)第13回:クイズ (10)、発表 (8)、精読 (11)第14回:期末試験、秋学期の課題提出*授業の進み具合によっては内容が変更することもある。

履修上の注意

 出席を重視する。3分の2以上の出席をしていないと単位は取得できない。30分以上の遅刻または早退は3回で1回の欠席として扱う。クイズは授業の最初に行うので遅刻した場合は受けられない。課題等は指定された提出日時より遅れた場合はマイナス評価となるので注意。授業中、発表者への質問やディスカッションに積極的に参加すること。授業には毎回辞書を持ってくること。

準備学習(予習・復習等)の内容

 配布した資料をよく読んで準備をすること。(語彙の意味だけを調べるのではなく、使い方、接続の仕方なども自分で調べること)

教科書

 コピー教材を使用する。

参考書

 授業時に随時紹介する。

成績評価の方法

 授業への貢献度:20% クイズ:10% 課題・発表:30% 中間試験・期末試験・課題レポート:40%

その他

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日本語( 2年)精読A 1単位 2年春学期 坂東 実子

授業の概要・到達目標

 大学での勉学に必要な、整理しながら読む力、精密な読解力を養う。文学的文章、評論的文章(自然科学、社会科学、人文科学)を深く読み、文の構造や論理展開の仕方を学び、的確に理解する練習を行う。音読を通して文章のリズムを身につける。また、各課の文章について語彙を理解し読解した後に、内容について話し合い、「わかったこと」80字、「考えたこと」80字の振り返りシートにまとめる。

授業内容第1回:イントロダクション、単元1(社会科学)教材1を読む(内

容理解、ディスカッション1)第2回:教材1(ディスカッション2、振り返りシート記入)、教

材2(内容理解、ディスカッション1)第3回:教材2(ディスカッション2、振り返りシート記入)、教

材3(内容理解、ディスカッション1)第4回:教材3(ディスカッション2、振り返りシート記入)、単

元1(社会科学)まとめ第5回:単元1教材1~3に関する小テスト、単元2(自然科学)

教材1(内容理解、ディスカッション1)�第6回:教材1(ディスカッション2、振り返りシート記入)、教

材2(内容理解、ディスカッション1)第7回:教材2(ディスカッション2、振り返りシート記入)、教

材3(内容理解、ディスカッション1)第8回:教材3(ディスカッション2、振り返りシート記入)、単

元2(自然科学)まとめ第9回:単元2教材1~3に関する小テスト、単元3(人文科学)

教材1(内容理解、ディスカッション1)第10回:教材1(ディスカッション2、振り返りシート記入)、教

材2(内容理解、ディスカッション1)第11回:教材2(ディスカッション2、振り返りシート記入)、教

材3(内容理解、ディスカッション1)第12回:教材3(ディスカッション2、振り返りシート記入)、単

元3(人文科学)まとめ第13回:単元2教材1~3に関する小テスト、最も関心を持った教

材についてプレゼン準備第14回:最も関心を持った教材についてのプレゼン(1人5分)

履修上の注意 1つの教材を2週にわたって読む。ただ理解するだけでなく、「同様のことは A についても言えるだろう」、「日本ではこのようなことが起きているが、自分の国ではどうだろう」、「問題解決のための工夫の良いアイディアはないだろうか」など、能動的に考える習慣を身につけて行きましょう。

準備学習(予習・復習等)の内容 Oh-o!meiji に毎回の配布物を UP するので読んでくること。ディスカッションの心の準備をしておくこと。 振り返りシートが翌週に添削されて戻って来たら、PC で清書し、Oh-o!meiji に提出すること。

教科書 なし。各種教材はその都度配布。

参考書 使用しない

成績評価の方法 振り返りシート9回分(45%)、小テスト3回分(30%)、授業参加度、課題提出、プレゼン(25%)

その他

 連絡先:[email protected]

日本語( 2年)精読B 1単位 2年秋学期 坂東 実子

授業の概要・到達目標

 大学での勉学に必要な、整理しながら読む力、精密な読解力を養う。文学的文章、評論的文章(自然科学、社会科学、人文科学)を深く読み、文の構造や論理展開の仕方を学び、的確に理解する練習を行う。音読を通して文章のリズムを身につける。また、各課の文章について語彙を理解し読解した後に、内容について話し合い、「わかったこと」80字、「考えたこと」80字の振り返りシートにまとめる。

授業内容第1回:イントロダクション、単元1(社会科学)教材1を読む(内

容理解、ディスカッション1)第2回:教材1(ディスカッション2、振り返りシート記入)、教

材2(内容理解、ディスカッション1)第3回:教材2(ディスカッション2、振り返りシート記入)、教

材3(内容理解、ディスカッション1)第4回:教材3(ディスカッション2、振り返りシート記入)、単

元1(社会科学)まとめ第5回:単元1教材1~3に関する小テスト、単元2(自然科学)

教材1(内容理解、ディスカッション1)�第6回:教材1(ディスカッション2、振り返りシート記入)、教

材2(内容理解、ディスカッション1)第7回:教材2(ディスカッション2、振り返りシート記入)、教

材3(内容理解、ディスカッション1)第8回:教材3(ディスカッション2、振り返りシート記入)、単

元2(自然科学)まとめ第9回:単元2教材1~3に関する小テスト、単元3(人文科学)

教材1(内容理解、ディスカッション1)第10回:教材1(ディスカッション2、振り返りシート記入)、教

材2(内容理解、ディスカッション1)第11回:教材2(ディスカッション2、振り返りシート記入)、教

材3(内容理解、ディスカッション1)第12回:教材3(ディスカッション2、振り返りシート記入)、単

元3(人文科学)まとめ第13回:単元2教材1~3に関する小テスト、最も関心を持った教

材についてプレゼン準備第14回:最も関心を持った教材についてのプレゼン(1人5分)

履修上の注意 1つの教材を2週にわたって読む。ただ理解するだけでなく、「同様のことは A についても言えるだろう」、「日本ではこのようなことが起きているが、自分の国ではどうだろう」、「問題解決のための工夫の良いアイディアはないだろうか」など、能動的に考える習慣を身につけて行きましょう。

準備学習(予習・復習等)の内容 Oh-o!meiji に毎回の配布物を UP するので読んでくること。ディスカッションの心の準備をしておくこと。振り返りシートが翌週に添削されて戻って来たら、PC で清書し、Oh-o!meiji に提出すること。

教科書  なし。各種教材はその都度配布。

参考書 使用しない

成績評価の方法 振り返りシート9回分(45%)、小テスト3回分(30%)、授業参加度、課題提出、プレゼン(25%)

その他

 連絡先:[email protected]

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日本語( 2年)精読A 1単位 2年春学期 半田 淳子

授業の概要・到達目標

 本授業は「精読」の授業であるが、「プレゼンテーション」や「書くこと」を組み合わせることで、日本語の総合的な能力の育成を目指している。授業中は、対話を重視し、クラス内でのディスカッションを通じて、批判的思考力の育成を目指し、各自の意見を論証型のレポートにまとめることができるようにする。授業内の「精読」のほかに、宿題(ワークシート)やクイズ、関連するトピックについてのプレゼンテーション、レポートの提出などの課題がある。

授業内容

第1回: 授業の内容、進め方、評価について、「精読」力の育成に向けてのイントロダクション

第2回~第7回: クイズ、教材①~③の精読、Q&A、ワークシート、ディスカッション、発表

第8回~第13回: クイズ、教材④~⑥の精読、Q&A、ワークシート、ディスカッション、発表

第14回:今学期の振り返り、期末テスト*内容は変更することもある。詳細は、第1回目のガイダンスで説明する。

履修上の注意

 出席を重視する。三分の一以上、欠席した者には単位を与えない。遅刻は20分までとし、4回で1回の欠席として扱う。また、予習や復習も大切である。授業中は積極的に発言し、教室活動に参加すること。ほぼ毎回、精読に関する宿題が出される。配布された教材・プリントを紛失しないこと。

準備学習(予習・復習等)の内容

 予習や復習として、ワークシートや読み物教材を課す。2週間に1度の割合でクイズ(語彙・漢字)をするので、そのための自宅学習も必要である。

教科書

 教科書は使わない。同じテーマで、異なる見解の精読教材を用意する。必要に応じて、補助教材も使用する。

参考書

 授業中に随時、紹介する。

成績評価の方法

 出席・参加度(ディスカッションや質疑応答を含む):20% クイズ(主として漢字、語彙等):10% 宿題及びレポート:10% 発表(ハンドアウトの作成も含む):10% 期末テスト:50% *合計で60%以上が合格である。

その他

日本語( 2年)精読B 1単位 2年秋学期 半田 淳子

授業の概要・到達目標

本授業は「精読」の授業であるが、「プレゼンテーション」や「書くこと」を組み合わせることで、日本語の総合的な能力の育成を目指している。授業中は、対話を重視し、クラス内でのディスカッションを通じて、批判的思考力の育成を目指し、各自の意見を論証型のレポートにまとめることができるようにする。授業内の「精読」のほかに、宿題(ワークシート)やクイズ、関連するトピックについてのプレゼンテーション、レポートの提出などの課題がある。

授業内容

第1回: 授業の内容、進め方、評価について、「精読」力の育成に向けてのイントロダクション

第2回~第7回: クイズ、教材①~③の精読、Q&A、ワークシート、ディスカッション、発表

第8回~第13回: クイズ、教材④~⑥の精読、Q&A、ワークシート、ディスカッション、発表

第14回:今学期の振り返り、期末テスト*内容は変更することもある。詳細は、第1回目のガイダンスで説明する。

履修上の注意

 出席を重視する。三分の一以上、欠席した者には単位を与えない。遅刻は20分までとし、4回で1回の欠席として扱う。また、予習や復習も大切である。授業中は積極的に発言し、教室活動に参加すること。ほぼ毎回、精読に関する宿題が出される。配布された教材・プリントを紛失しないこと。

準備学習(予習・復習等)の内容

 予習や復習として、ワークシートや読み物教材を課す。2週間に1度の割合でクイズ(語彙・漢字)をするので、そのための自宅学習も必要である。

教科書

 教科書は使わない。同じテーマで、異なる見解の精読教材を用意する。必要に応じて、補助教材も使用する。

参考書

授業中に随時、紹介する。

成績評価の方法

 出席・参加度(ディスカッションや質疑応答を含む):20% クイズ(主として漢字、語彙等):10% 宿題及びレポート:10% 発表(ハンドアウトの作成も含む):10% 期末テスト:50% *合計で60%以上が合格である。

その他

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日本語( 2年)精読A 1単位 2年春学期 足立 章子

授業の概要・到達目標

 この授業では、日本語の文章の精読を行う。内容を深く理解し、筆者の意図を把握し、文字で書かれていないことも推測してみることを行う。読んだ内容を整理し、内容のレビューを書き、読んだ内容について意見を述べるなど、読んだ内容を自分の考えの補助に使用するためのスキルを学ぶ。読みのスキルだけではなく、書く・話すを通じて、相手に伝えるアカデミック・スキルの習得を目指す。

授業内容

第1回:a:オリエンテーション    b:クリティカル・リーディング第2回:序章第3回:第1章 (1)第4回:第1章 (2)第5回:第2章 (1)第6回:第2章 (2)第7回:第3章 (1)第8回:第3章 (2)第9回:第4章 (1)第10回:第4章 (2)第11回:第5章 (1)第12回:第5章 (2)第13回:目的別読み方第14回:a:試験    b:講義全体の振り返りとまとめ

履修上の注意

 授業に出席し、積極的に課題に取り組み、発言することが重視される。

準備学習(予習・復習等)の内容

 授業前に、予定の章に目を通し、読めない漢字、知らない語彙などを確認しておくこと。

教科書

 石黒圭『「読む」技術 速読・精読・味読の力をつける』光文社新書 その他、必要に応じてプリントを配布する。

参考書

 随時紹介する。

成績評価の方法

 課題:30% クイズ:10% 期末試験:30% 授業参加の積極性:出席、授業態度の積極性など 30% 総計で59% 以下の得点は不合格となる。また、単位取得には原則として授業数の2/3以上の出席が必要である。

その他

 教科書は2回目の授業前までに準備すること。 授業中に情報をまとめたり、考えをまとめたりするので、ノート・レポート用紙・ノートブック・タブレットなど自分で使いやすいものでよいので、メモや書いた情報を共有できるツールを持ってくること。

日本語( 2年)精読B 1単位 2年秋学期 足立 章子

授業の概要・到達目標

 この授業では、日本語の文章の精読を行う。内容を深く理解し、筆者の意図を把握し、文字で書かれていないことも推測してみることを行う。読んだ内容を整理し、内容のレビューを書き、読んだ内容について意見を述べるなど、読んだ内容を自分の考えの補助に使用するためのスキルを学ぶ。読みのスキルだけではなく、書く・話すを通じて、相手に伝えるアカデミック・スキルの習得を目指す。

授業内容

第1回:a:オリエンテーション    b:アカデミック・リーディング第2回:第6章 (1)第3回:第6章 (2)第4回:第7章 (1)第5回:第7章 (2)第6回:第8章 (1)第7回:第8章 (2)第8回:第9章 (1)第9回:第9章 (2)第10回:第10章 (1)第11回:第10章 (2)第12回:読みの問題 (1)第13回:読みの問題 (2)第14回:a:試験    b:講義全体の振り返りとまとめ

履修上の注意

 授業に出席し、積極的に課題に取り組み、発言することが重視される。

準備学習(予習・復習等)の内容

 授業前に、予定の章に目を通し、読めない漢字、知らない語彙などを確認しておくこと。

教科書

 石黒圭『「読む」技術 速読・精読・味読の力をつける』光文社新書 その他、必要に応じてプリントを配布する。

参考書

 随時紹介する。

成績評価の方法

 課題:30% クイズ:10% 期末試験:30% 授業参加の積極性:出席、授業態度の積極性など 30% 総計で59% 以下の得点は不合格となる。また、単位取得には原則として授業数の2/3以上の出席が必要である。

その他

 教科書は2回目の授業前までに準備すること。 授業中に情報をまとめたり、考えをまとめたりするので、ノート・レポート用紙・ノートブック・タブレットなど自分で使いやすいものでよいので、メモや書いた情報を共有できるツールを持ってくること。

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日本語( 2年)精読A 1単位 2年春学期 中沢佐企子

授業の概要・到達目標

 この授業では、大学での勉学に必要な、精密な読解力を養う。そのために、文章を深く正確に読み解く練習を行う。文法力のいっそうの強化、語彙の拡充に努めることはもちろんであるが、文章の表面的な理解にとどまることなく、行間を読み、文章構造の特徴、論理展開の方法などについても理解することが求められる。

授業内容 授業では、内容的にまとまりのある文章をテキストとして使用し、内容に関する質疑応答とディスカッションの形で進めていく。内容についての質問には、ただ、本文を読み上げるだけではなく、自分の言葉で内容をうまくまとめて答える練習等を行う。試験の前の回の授業で小テストを行う。第1回:イントロダクション、読解練習1(質疑による内容確認、

発表)第2回:読解練習2(質疑による内容確認、語彙・表現の確認、ディ

スカッション・発表)第3回:読解練習3(質疑による内容確認、語彙・表現の確認、ディ

スカッション・発表)第4回:読解練習4(質疑による内容確認、語彙・表現の確認、ディ

スカッション・発表)第5回:読解練習5(質疑による内容確認、語彙・表現の確認、ディ

スカッション・発表)第6回:小テスト、読解練習6(質疑による内容確認、語彙・表現

の確認、発表)第7回:まとめ・中間試験第8回:読解練習7(質疑による内容確認、語彙・表現の確認、ディ

スカッション・発表)第9回:読解練習8(質疑による内容確認、語彙・表現の確認、ディ

スカッション・発表)第10回:読解練習9(質疑による内容確認、語彙・表現の確認、ディ

スカッション・発表)第11回:読解練習10(質疑による内容確認、語彙・表現の確認、ディ

スカッション・発表)第12回:読解練習11(質疑による内容確認、語彙・表現の確認、ディ

スカッション・発表)第13回:小テスト、読解練習12(質疑による内容確認、語彙・表現

の確認、発表)第14回:まとめ・期末試験

履修上の注意 前もって配布された教材はきちんと予習してくること。教材は一度しか配布しない。授業時には、積極的に参加することが重要である。積極性と協調性を重視し、答えでは、わかりやすさを重視する。授業には毎回辞書を持ってくること。

準備学習(予習・復習等)の内容 教材は前もって配布するので、予習として、内容を読み、漢字や語彙等を調べておくこと。また、授業以外でも新聞やニュース等に目を通しておくことが望ましい。

教科書 使用しない。プリント教材。

参考書 使用しない。

成績評価の方法 試験(中間・期末) 50%、小テスト 20%、平常点 30% 小テストでは漢字の読み方と語彙・表現の意味の確認を行う。平常点では、予習、質疑応答での答え方、授業中およびディスカッション・発表時の積極性・協調性・参加度等を評価する。

その他

日本語( 2年)精読B 1単位 2年秋学期 中沢佐企子

授業の概要・到達目標

 この授業では、大学での勉学に必要な、精密な読解力を養うために、文章を深く正確に読み解く練習を行う。文法力のいっそうの強化、語彙の拡充に努めることはもちろんであるが、文章の表面的な理解にとどまることなく、行間を読み、文章構造の特徴、論理展開の方法などについて理解することが求められる。また、特に内容についての批判的読み方ができるようになることを目指す。

授業内容 授業では、内容的にまとまりのある文章をテキストとして使用し、内容に関する質疑応答とディスカッションの形で進めていく。内容についての質問には、ただ、本文を読み上げるだけではなく、自分の言葉で内容をうまくまとめて答える練習等を行う。試験の前の回の授業で小テストを行う。第1回:イントロダクション、読解練習1(質疑による内容確認、

発表)第2回:読解練習2(質疑による内容確認、語彙・表現の確認、ディ

スカッション・発表)第3回:読解練習3(質疑による内容確認、語彙・表現の確認、ディ

スカッション・発表)第4回:読解練習4(質疑による内容確認、語彙・表現の確認、ディ

スカッション・発表)第5回:読解練習5(質疑による内容確認、語彙・表現の確認、ディ

スカッション・発表)第6回:小テスト、読解練習6(質疑による内容確認、語彙・表現

の確認、発表)第7回:まとめ・中間試験第8回:読解練習7(質疑による内容確認、語彙・表現の確認、ディ

スカッション・発表)第9回:読解練習8(質疑による内容確認、語彙・表現の確認、ディ

スカッション・発表)第10回:読解練習9(質疑による内容確認、語彙・表現の確認、ディ

スカッション・発表)第11回:読解練習10(質疑による内容確認、語彙・表現の確認、ディ

スカッション・発表)第12回:読解練習11(質疑による内容確認、語彙・表現の確認、ディ

スカッション・発表)第13回:小テスト、読解練習12(質疑による内容確認、語彙・表現

の確認、発表)第14回:まとめ・期末試験

履修上の注意 前もって配布された教材はきちんと予習してくること。教材は一度しか配布しない。授業時には、積極的に参加することが重要である。積極性と協調性を重視し、答えでは、わかりやすさを重視する。授業には毎回辞書を持ってくること。

準備学習(予習・復習等)の内容 教材は前もって配布するので、予習として、内容を読み、漢字や語彙等を調べておくこと。また、授業以外でも新聞やニュース等に目を通しておくことが望ましい。

教科書 使用しない。プリント教材。

参考書 使用しない。

成績評価の方法 試験(中間・期末) 50%、小テスト 20%、平常点 30% 小テストでは漢字の読み方と語彙・表現の意味の確認を行う。平常点では、予習、質疑応答での答え方、授業中およびディスカッション・発表時の積極性・協調性・参加度等を評価する。

その他

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日本語( 2年)精読A 1単位 2年春学期 町田  亙

授業の概要・到達目標

 日本語の高度な運用力を伸ばすため、様々なタイプの文章を日本語によって正確に読解することの訓練を行う。また、授業で口頭発表とその資料となるレジュメの作成を行うことを通し、大学におけるゼミの発表や就職後に必要となるプレゼンテーション能力・論理力の基礎を学習する。 大学における口頭発表やレポート作成に必要な日本語能力として、正確で論理的な読解とレジュメ作成のための知識・技術の習得を目標とする。

授業内容

 各回の授業では、精読技術を向上させる練習として、本文の読解、内容把握度等をチェックするための小テスト、担当者による発表、クラスまたはグループでのディスカッションを行う。第1回:イントロダクション第2回:練習1(読解、小テスト、発表、ディスカッション)第3回:練習2(読解、小テスト、発表、ディスカッション)第4回:練習3(読解、小テスト、発表、ディスカッション)第5回:練習4(読解、小テスト、発表、ディスカッション)第6回:練習5(読解、小テスト、発表、ディスカッション)第7回:aまとめ、b中間試験第8回:練習6(読解、小テスト、発表、ディスカッション)第9回:練習7(読解、小テスト、発表、ディスカッション)第10回:練習8(読解、小テスト、発表、ディスカッション)第11回:練習9(読解、小テスト、発表、ディスカッション)第12回:練習10(読解、小テスト、発表、ディスカッション)第13回:練習11(読解、小テスト、発表、ディスカッション)第14回a:期末試験   b:全体の振り返りと試験の解説履修上の注意

・ 授業での積極的な取り組みを重視する。 グループワーク、クラスワークにも積極的に参加すること。・遅刻・欠席等によって小テストを受けなかった場合、0点とする。・授業中は、携帯電話・スマートフォンを使用しないこと。・毎回、教科書と日本語の辞書を持ってくること。 (電子辞書可、スマートフォン不可)・予習等の家庭学習を必ず行うこと。

準備学習(予習・復習等)の内容

予習: 事前に授業範囲の文章をチェックし、表現・語彙等を調べておく。

復習:わからなかった表現・語彙等を復習する。

教科書

 教科書は使用しない。資料を授業時、または Oh-o! Meiji を通じて配布する。

参考書

 必要に応じて授業時に資料を配布する。

成績評価の方法

 試験(中間・期末)             40% 小テスト                  20% 口頭発表(レジュメ含む)          20% 平常点(授業への積極的な取り組み等を評価) 20%  ※ 5回以上欠席したものは評価の対象としない。  ※ 期末試験を受験しなかったものは評価の対象としない。  ※ 口頭発表をしなかったものは評価の対象としない。

その他

日本語( 2年)精読B 1単位 2年秋学期 町田  亙

授業の概要・到達目標

 日本語の高度な運用力を伸ばすため、様々なタイプの文章を日本語によって正確に読解することの訓練を行う。また、授業で口頭発表とその資料となるレジュメの作成を行うことを通し、大学におけるゼミの発表や就職後に必要となるプレゼンテーション能力・論理力を向上させる。 大学における口頭発表やレポート作成に必要な日本語能力として、正確で論理的な読解とレジュメ作成のための知識・技術の向上を目標とする。

授業内容

 各回の授業では、精読技術を向上させる練習として、本文の読解、内容把握度等をチェックするための小テスト、担当者による発表、クラスまたはグループでのディスカッションを行う。第1回:イントロダクション第2回:練習1(読解、小テスト、発表、ディスカッション)第3回:練習2(読解、小テスト、発表、ディスカッション)第4回:練習3(読解、小テスト、発表、ディスカッション)第5回:練習4(読解、小テスト、発表、ディスカッション)第6回:練習5(読解、小テスト、発表、ディスカッション)第7回:aまとめ、b中間試験          第8回:練習6(読解、小テスト、発表、ディスカッション)第9回:練習7(読解、小テスト、発表、ディスカッション)第10回:練習8(読解、小テスト、発表、ディスカッション)第11回:練習9(読解、小テスト、発表、ディスカッション)第12回:練習10(読解、小テスト、発表、ディスカッション)第13回:練習11(読解、小テスト、発表、ディスカッション)第14回a:期末試験   b:全体の振り返りと試験の解説履修上の注意

・授業での積極的な取り組みを重視する。 グループワーク、クラスワークにも積極的に参加すること。・遅刻・欠席等によって小テストを受けなかった場合、0点とする。・授業中は、携帯電話・スマートフォンを使用しないこと。・毎回、教科書と日本語の辞書を持ってくること。 (電子辞書可、スマートフォン不可)・予習等の家庭学習を必ず行うこと。

準備学習(予習・復習等)の内容

予習: 事前に授業範囲の文章をチェックし、表現・語彙等を調べておく。

復習:わからなかった表現・語彙等を復習する。

教科書

 教科書は使用しない。資料を授業時、または Oh-o! Meiji を通じて配布する。

参考書

 必要に応じて授業時に資料を配布する。

成績評価の方法

 試験(中間・期末)             40% 小テスト                  20% 口頭発表(レジュメ含む)          20% 平常点(授業への積極的な取り組み等を評価) 20%  ※ 5回以上欠席したものは評価の対象としない。  ※ 期末試験を受験しなかったものは評価の対象としない。  ※ 口頭発表をしなかったものは評価の対象としない。

その他

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日本語( 2年)精読A 1単位 2年春学期 藤澤 るり

授業の概要・到達目標

 留学生として大学での勉学に必要な日本語力のうち、特に読解力 の向上をめざして授業を行う。テキストを読み、意見を述べ合うことによって、日本語の文章の表面的な理解だけではなく、内容や論理展開をより深く理解し、文法力を強化して語彙を増やすことを目標にする。また、テキスト内容に関連する日本の状況、文化等についての理解を深めることも目標である。具体的には、新書程度の文章を読みこなし、内容をよく理解した上で、それについて自分の意見を構築できるようになることである。 

授業内容

第1回:イントロダクション第2~4回: テキスト1 ( 評論文または新聞記事 ) 読解、ディスカッ 

ション 第5回:テキスト1のまとめ、小テストまたは感想作文 第6~8回:テキスト2読解 ( 小説 )、ディスカッション第9回:テキスト2のまとめ、小テストまたは感想作文 第10~12回: テキスト3 ( 評論文またはエッセイ ) 読解、ディスカッ 

ション 第13回:テキスト3のまとめ、小テストまたは感想作文第14回:a:授業全体のまとめ b:期末試験 

授業内容は状況に応じて変更することがある。

履修上の注意

 出席を重視する。毎回出席が原則、3回以上休まないこと。   授業中の質疑、ディスカッションには積極的に加わること。

準備学習(予習・復習等)の内容

 教材はできるだけ前もって読んでおくこと。   授業終了後は読み直し、語句を復習しておくこと。

教科書

 プリントを配布する。

参考書

 必要に応じて授業中に随時紹介する。

成績評価の方法

 出席、議論参加、提出物も含めた授業態度50%、試験50%で評価 する。

その他

日本語( 2年)精読B 1単位 2年秋学期 藤澤 るり

授業の概要・到達目標

 留学生として大学での勉学に必要な日本語力のうち、特に読解力 の向上をめざして授業を行う。テキストを読み、意見を述べ合うことによって、日本語の文章の表面的な理解だけではなく、内容や論理展開をより深く理解し、文法力を強化して語彙を増やすことを目標にする。また、テキスト内容に関連する日本の状況、文化等についての理解を深めることも目標である。具体的には、新書程度の文章を読みこなし、内容をよく理解した上で、それについて自分の意見を構築できるようになることである。  秋学期はテキスト選定に学生の意見も取り入れたいと考えている。

授業内容

第1回:イントロダクション第2~4回: テキスト1 ( 評論文または新聞記事 ) 読解、ディスカッ 

ション 第5回:テキスト1のまとめ、小テストまたは感想作文 第6~8回:テキスト2読解 ( 小説 )、ディスカッション第9回:テキスト2のまとめ、小テストまたは感想作文 第10~12回: テキスト3 ( 評論文またはエッセイ ) 読解、ディスカッ 

ション 第13回:テキスト3のまとめ、小テストまたは感想作文第14回:a:授業全体のまとめ b:期末試験 

授業内容は状況に応じて変更することがある。

履修上の注意

 出席を重視する。毎回出席が原則、3回以上休まないこと。   授業中の質疑、ディスカッションには積極的に加わること。

準備学習(予習・復習等)の内容

 教材はできるだけ前もって読んでおくこと。   授業終了後は読み直し、語句を復習しておくこと。

教科書

 プリントを配布する。

参考書

 必要に応じて授業中に随時紹介する。

成績評価の方法

 出席、議論参加、提出物も含めた授業態度50%、試験50%で評価 する。

その他

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日本語( 2年)速読A 1単位 2年春学期 田代ひとみ

授業の概要・到達目標

 この授業では、日本語の高度な運用力を伸ばすため、特に日本語の様々な文章を速読する練習を行う。また、単に文章の内容を読み取るだけでなく、その内容の概要を説明できるようになることを目指す。毎回、受講者が、興味を持った新聞・雑誌記事等を発表する活動も行う。 大学で必要な文章を迅速に的確に読み取り、大学でのアカデミックな活動に問題なく参加できることが到達目標である。

授業内容

第1回 : a イントロダクション b 発表の方法第2回 : a 発表 b 読解1(クイズ) 第3回 : a 発表 b 読解1第4回 : a 発表 b 読解2(クイズ)第5回 : a 発表 b 読解2第6回 : a 発表 b 読解3(クイズ)第7回 : a 発表 b 読解3第8回 : a 発表 b 読解4(クイズ)第9回 : a 発表 b 読解4第10回 : a 発表 b 読解5(クイズ)第11回 : a 発表 b 読解5第12回 : a 発表 b 読解6(クイズ)第13回 : a 発表 b 読解6第14回 : a 授業の振り返り b 試験

履修上の注意

 出席を重視する。グループワーク・クラス全体での活動を行うので、積極的に議論に参加すること。 課題の準備、復習をすること。

準備学習(予習・復習等)の内容

 授業で指示した教材を読んでおくこと。復習をすること。

教科書

 コピー教材を配布する。

参考書

 授業時に随時紹介する。

成績評価の方法

 試験 30% 授業参加度 30% 課題・小テスト 40%

その他

日本語( 2年)速読B 1単位 2年秋学期 田代ひとみ

授業の概要・到達目標

 この授業では、前期の速読の練習の応用として、必要な参考資料を一貫したテーマに沿って収集・整理し、口頭発表 ( プレゼンテーション ) する練習を行う。また、口頭発表の際に必要となるレジュメの作成についても練習する。さらに、テーマについて討論を行い、批判的思考の養成を目指す。速読・要約作成課題も行う。 大学でのアカデミックな活動に問題なく参加できることが到達目標である。

授業内容

第1回 : a イントロダクション b 発表の方法1第2回 : a 発表の方法2 b レジュメの作り方第3回 : a 発表の方法3 b 速読1第4回 : a 発表1 b 速読2第5回 : a 発表2 b 速読3第6回 : a 発表3 b 速読4第7回 : a 発表4 b 速読5第8回 : a 発表5 b 速読6第9回 : a 発表6 b 速読7第10回 : a 発表7 b 速読8第11回 : a 発表8 b 速読9第12回 : a 発表9 b 速読10第13回 : a 発表10 b 速読11第14回 : a 授業の振り返り b 試験

履修上の注意

 出席を重視する。積極的に議論に参加すること。 課題の準備、復習をすること。

準備学習(予習・復習等)の内容

 授業で指示した教材を読んでおくこと。

教科書

 コピー教材を配布する。

参考書

 授業時に随時紹介する。

成績評価の方法

 試験 30% 授業参加度 30% 課題・小テスト 40%

その他

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日本語( 2年)速読A 1単位 2年春学期 中沢佐企子

授業の概要・到達目標

 この授業では、日本語の高度な運用力を伸ばす訓練の一つとして、特に日本語の様々な文章を素早く読み取る練習を行う。また、単に文章の内容を読み取るだけでなく、その内容の概略をまとめることができるようになることを目指す。

授業内容

 授業では、決められた時間内にテキストを速読し、タスクをする。その後、内容の説明・確認を行う。内容についてのディスカッション等も行う予定である。第1回:イントロダクション、練習1(黙読、タスク)第2回:練習2(黙読、タスク、口頭による内容説明、音読による

内容確認)第3回:練習3(黙読、タスク、口頭による内容説明、音読による

内容確認)第4回:練習4(黙読、タスク、口頭による内容説明、音読による

内容確認)第5回:練習5(黙読、タスク、口頭による内容説明、音読による

内容確認)第6回:練習6(黙読、タスク、口頭による内容説明、音読による

内容確認)第7回:まとめ・中間試験第8回:練習7(黙読、タスク、口頭による内容説明、音読による

内容確認)第9回:練習8(黙読、タスク、口頭による内容説明、音読による

内容確認)第10回:練習9(黙読、タスク、口頭による内容説明、音読による

内容確認)第11回:練習10(黙読、タスク、口頭による内容説明、音読による

内容確認)第12回:練習11(黙読、タスク、口頭による内容説明、音読による

内容確認)第13回:練習12(黙読、タスク、口頭による内容説明、音読による

内容確認)第14回:まとめ・期末試験

履修上の注意

 授業に出席し、積極的に発言することが望ましい。積極性と共に協調性も重視する。 授業には、毎回辞書を持ってくること。

準備学習(予習・復習等)の内容

 授業以外でも新聞やニュース等に目を通しておくことが望ましい。

教科書

 使用しない。プリント教材。

参考書

 使用しない。

成績評価の方法

 試験(中間・期末)20%、課題(口頭説明、タスクシート等)60%、平常点 20% 平常点では、質疑応答での答え方、授業中の積極性・協調性・参加度等を評価する。 欠席でタスクを遅れて提出した場合は-30%で評価する。

その他

日本語( 2年)速読B 1単位 2年秋学期 中沢佐企子

授業の概要・到達目標

 この授業では、ゼミでの大学生らしい日本語での発表、更に社会に出てからのプレゼンテーションがうまく行えるようになることを目指す。春学期の速読訓練の応用として、必要な参考資料を一貫したテーマに沿って収集・整理し、そのテーマを口頭発表(プレゼンテーション)によって展開する授業を行う。口頭発表の際に必要となるパワーポイントやレジュメの作成についても練習する。

授業内容

 授業は、次の2度の発表により、テーマを展開する練習の形で行う。発表だけではなく、質疑応答での質問および回答も重視する。なお、学生数によって、下記のシラバスの予定は変動する可能性がある。 1回目の発表:自分が読んだ本、見た映画等について、必要な資料を調べて紹介する。 2回目の発表:自由に設定したテーマについて、必要な資料を収集・整理し、その調査内容・結果等について説明する。(パワーポイント、レジュメ作成)第1回: イントロダクション(発表の注意点等の説明)・発表日を

決める第2回:1回目の発表と質疑応答1第3回:1回目の発表と質疑応答2第4回:1回目の発表と質疑応答3第5回:1回目の発表と質疑応答4第6回:2回目の発表と質疑応答1第7回:2回目の発表と質疑応答2第8回:2回目の発表と質疑応答3第9回:2回目の発表と質疑応答4第10回:2回目の発表と質疑応答5第11回:2回目の発表と質疑応答6第12回:2回目の発表と質疑応答7第13回:2回目の発表と質疑応答8第14回:まとめ・試験

履修上の注意

 授業に出席し、発表するだけではなく、質疑応答時に積極的に質問することを重視する。また、積極性だけではなく協調性も重視する。 レポートは発表の次の授業で提出する。提出日を厳守すること。

準備学習(予習・復習等)の内容

 発表は決めた予定の日に行うこと。発表のための準備は余裕を持ってすること。また、授業以外でも新聞やニュース等に目を通しておくことが望ましい。

教科書

 使用しない。

参考書

 使用しない。

成績評価の方法

 発表・レジュメ・質疑応答(質問への答え方) 50%、レポート 10%、期末試験 20%、平常点 20% 平常点では、質疑応答での質問の聞き方、授業中の積極性・協調性・参加度等を評価する。

その他

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日本語( 2年)速読A 1単位 2年春学期 戸村 佳代

授業の概要・到達目標 新書レベルの一般書を読みこなせるように、文法の知識を深め、書き言葉に用いられる語彙・表現をいっそう増やす。また、接続表現を手がかりに文章構造と論理展開に注目することにより、さまざまな種類の文章をすばやく読みとれるようになることを目指す。 さらに、口頭発表の練習を通して、報告資料(レジュメ)の作成に必要な知識・技能を身につける。授業内容 日本語の高度な運用力を伸ばす訓練の一つとして,いくつかのテーマについて口頭報告する訓練を行う。また,そうした練習の中で、報告に用いる資料(レジュメ)の作成についての知識を習得し,基本的な書式(構成,引用,参考文献,等々)の作成についても習熟する。さらに,報告されたテーマについてディスカッションを行い,質問とそれに対する応答,意見述べなど、議論に必要な高度な日本語力を養う。

【各回の授業の進め方】※ 予習を前提に授業を進める。 (1) 小テスト(漢字、語彙・表現、予習チェック) (2) 担当者による口頭報告 (3) 文章の内容把握チェック (4) ディスカッション

【授業進行予定】第1回:イントロダクション第2回:テーマ (1) ハンドアウトと発表用資料の作り方第3回:テーマ (2) 読解・口頭発表・ディスカッション第4回:テーマ (3) 読解・口頭発表・ディスカッション第5回:テーマ (4) 読解・口頭発表・ディスカッション第6回:テーマ (5) 読解・口頭発表・ディスカッション第7回:テーマ (6) 読解・口頭発表・ディスカッション第8回:テーマ (7) 読解・口頭発表・ディスカッション第9回:テーマ (8) 読解・口頭発表・ディスカッション第10回:テーマ (9) 読解・口頭発表・ディスカッション第11回:テーマ (10) 読解・口頭発表・ディスカッション第12回:テーマ (11) 読解・口頭発表・ディスカッション第13回:テーマ (12) 読解・口頭発表・ディスカッション第14回:a 試験/b まとめ履修上の注意○ 指定されたクラスで受講すること○ 授業資料の配付等を Oh-o! Meiji を利用して行う。○  文字化け等のトラブルを回避するため、できるだけ Meiji Mail

を利用し、使用言語を「日本語」とすること。○  授業の始めに毎回小テストを行うので遅刻しないこと。  未受験の小テストは「0点」として扱う。準備学習(予習・復習等)の内容○  Oh-o! Meiji でダウンロードした「語彙・表現リスト」を利用して、

予習を義務付ける。○  発表担当者は、指定された期限までに、ハンドアウト(レジュメ)、

パワーポイントのファイルを授業前に提出してチェックを受けること。

教科書 コピー教材(主に文藝春秋社『2019年の論点100』等から抜粋)参考書 必要に応じて授業時に指示する。成績評価の方法 平常点          30% (小テスト、授業への取り組み) 課題・授業での発表    30% 試験・レポート      40%※ やむを得ない理由による場合を除き、欠席・遅刻をした場合は、

その回の小テストは0点とする。※遅刻2回を欠席1回とみなす。※以下の条件をすべて満たすものを評価の対象とする  ・欠席回数が4回以下であること  ・授業での口頭報告(発表)を行っていること  ・ 学期末試験を受験していることその他 予習のための「語彙・表現リスト」は、Oh-o! Meiji で配布する。また、口頭説明(発表)に際してはハンドアウトの作成と配布を義務付ける。Meiji Mail が利用できるようにしておくこと。MS-Wordや Power Point の操作に不慣れな学生は、必要に応じて、大学の各種講習会を受講すること。

日本語( 2年)速読B 1単位 2年秋学期 戸村 佳代

授業の概要・到達目標 この授業では,前期に引き続き、文章を素早く読み取る練習と文章構造と論理展開に注目しながら論述文の内容を理解する訓練を行う。 パワーポイントを利用したプリゼンテーションと効果的な説明資料の作成に習熟することを目指し、ディスカッションやディベートを通して、日本語による議論に必要な高度な日本語力を養う。授業内容 日本語の高度な運用力を伸ばす訓練の一つとして,いくつかのテーマについて,自主的に調査し報告する訓練を行う。また,そうした練習の中で、パワーポイントのスライド作成等を行い、要点を押さえた資料の作り方や日本語によるプレゼンテーションに習熟する。さらに,報告されたテーマについてディスカッションやディベートを行い,質問とそれに対する応答,意見述べなどを通して,議論に必要な高度な日本語力を養う。

【各回の授業の進め方】※ 予習を前提に授業を進める。 (1) 小テスト(漢字、語彙・表現、予習チェック) (2) 担当者による口頭報告 (3) 文章の内容把握チェック (4) ディスカッション/ディベート

【授業進行予定】第1回:イントロダクション第2回:テーマ (1) 読解・口頭発表・ディスカッション第3回:テーマ (2) 読解・口頭発表・ディスカッション第4回:テーマ (3) 読解・口頭発表・ディスカッション第5回:テーマ (4) 読解・口頭発表・ディスカッション第6回:テーマ (5) 読解・口頭発表・ディスカッション第7回:テーマ (6) 読解・口頭発表・ディスカッション第8回:テーマ (7) 読解・口頭発表・ディスカッション第9回:テーマ (8) 読解・口頭発表・ディスカッション第10回:テーマ (9) 読解・口頭発表・ディスカッション第11回:テーマ (10) 読解・口頭発表・ディスカッション第12回:テーマ (11) 読解・口頭発表・ディスカッション第13回:テーマ (12) 読解・口頭発表・ディスカッション第14回:a 試験/b まとめ履修上の注意○ 指定されたクラスで受講すること○ 授業資料の配付等を Oh-o! Meiji を利用して行う。○  文字化け等のトラブルを回避するため、できるだけ Meiji Mail

を利用し、使用言語を「日本語」とすること。○ 授業の始めに毎回小テストを行うので遅刻しないこと。  未受験の小テストは「0点」として扱う。準備学習(予習・復習等)の内容○  Oh-o! Meiji でダウンロードした「語彙・表現リスト」を利用して、

予習を義務付ける。○  発表担当者は、指定された期限までに、ハンドアウト(レジュメ)、

パワーポイントのファイルを授業前に提出してチェックを受けること。

教科書 コピー教材(主に文藝春秋社『2019年の論点100』等から抜粋)参考書 必要に応じて授業時に指示する。成績評価の方法 平常点          30% (小テスト、授業への取り組み) 課題・授業での発表    30% 試験・レポート      40%※ やむを得ない理由による場合を除き、欠席・遅刻をした場合は、

その回の小テストは0点とする。※遅刻2回を欠席1回とみなす。※以下の条件をすべて満たすものを評価の対象とする  ・欠席回数が4回以下であること  ・授業での口頭報告(発表)を行っていること  ・ 学期末試験を受験していることその他 予習のための「語彙・表現リスト」は、Oh-o! Meiji で配布する。また、口頭説明(発表)に際してはハンドアウトの作成と配布を義務付ける。Meiji Mail が利用できるようにしておくこと。MS-Wordや Power Point の操作に不慣れな学生は、必要に応じて、大学の各種講習会を受講すること。

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日本語( 2年)速読A 1単位 2年春学期 八木 惠子

授業の概要・到達目標

 この授業は、日本語の運用力を伸ばすための授業です。日本語を読むために必要な知識を身つけることも大きな目標です。日本語の長い文章を速読し、また、一定の時間のビデオを視聴し、把握した内容を口頭や文章にまとめ、クラスメイトと意見を交換する授業として進めます。 4月と6月に5分スピーチを行う予定です。また、新聞記事を随時取り入れて速読の教材にしていきます。

授業内容

授業はおおよそ以下のような要領で実施します。第1回:テキスト紹介第2回:第1章 「『鎖国』が守った繁栄」1 第3回:第1章 「『鎖国』が守った繁栄」2第4回:第1章 「『鎖国』が守った繁栄」3第5回:第2章 「飢饉が生んだ大改革」1第6回:第2章 「飢饉が生んだ大改革」2第7回:第2章 「飢饉が生んだ大改革」3第8回:第3章 「宝永地震 聖女区社会への転換」1第9回:第3章 「宝永地震 聖女区社会への転換」2第10回:第3章 「宝永地震 聖女区社会への転換」3第11回:第4章 「島原の乱『戦国』の終焉」1第12回:第4章 「島原の乱『戦国』の終焉」2第13回:第4章 「島原の乱『戦国』の終焉」3第14回:まとめ

履修上の注意

 言語表現の上達を目的とする授業ですので、授業時、積極的に発言してください。

準備学習(予習・復習等)の内容

 言葉の勉強は、予習 ・ 復習が大切です。クラスでは、声を出して読む場合もありますが、受講生は、自宅で予習して、漢字を読めるようにしておいてください。

教科書

 磯田道史『徳川がつくった先進国日本』文春文庫2017年(520円)

参考書

 授業時に伝えます。

成績評価の方法

 中間速読クイズ、期末速読クイズ40%、漢字クイズ(2回)30% 平常点30%で評価します

その他

 連絡先:[email protected] 教室内では、日本語で発話してください。

日本語( 2年)速読B 1単位 2年秋学期 八木 惠子

授業の概要・到達目標

 この授業は、日本語の運用力を伸ばすための授業です。日本語を読むために必要な知識を身つけることも大きな目標です。日本語の長い文章を速読し、また、一定の時間のビデオを視聴し、把握した内容を口頭や文章にまとめ、クラスメイトと意見を交換する授業として進めます。 10月と12月に5分スピーチを行う予定です。また、新聞記事を随時取り入れて速読の教材にしていきます。

授業内容

授業はおおよそ以下のような要領で実施します。第1回:テキスト紹介第2回:『羊と鋼の森』1 第3回:『羊と鋼の森』2第4回:『羊と鋼の森』3第5回:『羊と鋼の森』4第6回:『羊と鋼の森』5第7回:まとめ第8回:まとめ第9回:プリント教材第11回:プリント教材第12回:プリント教材第13回:プリント教材第14回:まとめ

履修上の注意

 言語表現の上達を目的とする授業ですので、授業時、積極的に発言してください。後半のプリント教材については、受講生の希望を取り入れていく予定です。よろしくお願いします。

準備学習(予習・復習等)の内容

 言葉の勉強は、予習 ・ 復習が大切です。クラスでは、声を出して読む場合もありますが、受講生は、自宅で予習して、漢字を読めるようにしておいてください。

教科書

 宮下奈都『羊と鋼の森』文春文庫2018年(650円)

参考書

 授業時に伝えます。

成績評価の方法

 中間速読クイズ、期末速読クイズ40%、漢字クイズ(2回)30% 平常点30%で評価します。

その他

 連絡先:[email protected] 教室内では、日本語で発話してください。

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日本語( 2年)速読A 1単位 2年春学期 町田  亙

授業の概要・到達目標

 日本語の高度な運用力を伸ばすため、新書レベルの本1冊を中心に扱い、日本語によって素早く読解することの訓練を行う。また、授業で口頭発表とその資料となるレジュメの作成を行うことを通し、大学におけるゼミの発表や就職後に必要となるプレゼンテーション能力・情報収集能力の基礎を学習する。 大学における口頭発表やレポート作成に必要な日本語能力として、速読・情報収集・レジュメ作成のための知識・技術の習得を目標とする。

授業内容

 各回の授業では、速読技術を向上させる練習として、黙読による速読、内容把握度等をチェックするための小テスト、担当者による口頭での内容説明、グループワークを行う。第1回:イントロダクション第2回:練習1(黙読、小テスト、口頭発表、グループワーク)第3回:練習2(黙読、小テスト、口頭発表、グループワーク)第4回:練習3(黙読、小テスト、口頭発表、グループワーク)第5回:練習4(黙読、小テスト、口頭発表、グループワーク)第6回:練習5(黙読、小テスト、口頭発表、グループワーク)第7回:aまとめ、b中間試験第8回:練習6(黙読、小テスト、口頭発表、グループワーク)第9回:練習7(黙読、小テスト、口頭発表、グループワーク)第10回:練習8(黙読、小テスト、口頭発表、グループワーク)第11回:練習9(黙読、小テスト、口頭発表、グループワーク)第12回:練習10(黙読、小テスト、口頭発表、グループワーク)第13回:練習11(黙読、小テスト、口頭発表、グループワーク)第14回a:期末試験   b:全体の振り返りと試験の解説

履修上の注意

・ 授業での積極的な取り組みを重視する。 グループワーク、クラスワークにも積極的に参加すること。・遅刻・欠席等によって小テストを受けなかった場合、0点とする。・授業中は、携帯電話・スマートフォンを使用しないこと。・毎回、教科書と日本語の辞書を持ってくること。 (電子辞書可、スマートフォン不可)・予習等の家庭学習を必ず行うこと。

準備学習(予習・復習等)の内容

予習: 事前に授業範囲の文章をチェックし、表現・語彙等を調べておく。

復習:わからなかった表現・語彙等を復習する。

教科書

 『世界一プロ・ゲーマーの「仕事術」勝ち続ける意志力』梅原大吾(小学館新書)

参考書

 必要に応じて授業時に資料を配布する。

成績評価の方法

 試験(中間・期末)             40% 小テスト                  20% 口頭発表(レジュメ含む)          20% 平常点(授業への積極的な取り組み等を評価) 20%  ※ 5回以上欠席したものは評価の対象としない。  ※ 期末試験を受験しなかったものは評価の対象としない。  ※ 口頭発表をしなかったものは評価の対象としない。

その他

日本語( 2年)速読B 1単位 2年秋学期 町田  亙

授業の概要・到達目標

 日本語の高度な運用力を伸ばすため、新書レベルの本1冊を中心に扱い、日本語によって素早く読解することの訓練を行う。また、授業で口頭発表とその資料となるレジュメの作成を行うことを通し、大学におけるゼミの発表や就職後に必要となるプレゼンテーション能力・情報収集能力を向上させる。 大学における口頭発表やレポート作成に必要な日本語能力として、速読・情報収集・レジュメ作成のための知識・技術の向上を目標とする。

授業内容

 各回の授業では、速読技術を向上させる練習として、黙読による速読、内容把握度等をチェックするための小テスト、担当者による口頭での内容説明、グループワークを行う。第1回:イントロダクション、教科書決定第2回:練習1(黙読、小テスト、口頭発表、グループワーク)第3回:練習2(黙読、小テスト、口頭発表、グループワーク)第4回:練習3(黙読、小テスト、口頭発表、グループワーク)第5回:練習4(黙読、小テスト、口頭発表、グループワーク)第6回:練習5(黙読、小テスト、口頭発表、グループワーク)第7回:aまとめ、b中間試験第8回:練習6(黙読、小テスト、口頭発表、グループワーク)第9回:練習7(黙読、小テスト、口頭発表、グループワーク)第10回:練習8(黙読、小テスト、口頭発表、グループワーク)第11回:練習9(黙読、小テスト、口頭発表、グループワーク)第12回:練習10(黙読、小テスト、口頭発表、グループワーク)第13回:練習11(黙読、小テスト、口頭発表、グループワーク)第14回a:期末試験   b:全体の振り返りと試験の解説

履修上の注意

・授業での積極的な取り組みを重視する。 グループワーク、クラスワークにも積極的に参加すること。・遅刻・欠席等によって小テストを受けなかった場合、0点とする。・授業中は、携帯電話・スマートフォンを使用しないこと。・毎回、教科書と日本語の辞書を持ってくること。 (電子辞書可、スマートフォン不可)・予習等の家庭学習を必ず行うこと。

準備学習(予習・復習等)の内容

予習: 事前に授業範囲の文章をチェックし、表現・語彙等を調べておく。

復習:わからなかった表現・語彙等を復習する。

教科書

 授業での話し合いによって決定する。

参考書

 必要に応じて授業時に資料を配布する。

成績評価の方法

 試験(中間・期末)             40% 小テスト                  20% 口頭発表(レジュメ含む)          20% 平常点(授業への積極的な取り組み等を評価) 20%  ※ 5回以上欠席したものは評価の対象としない。  ※ 期末試験を受験しなかったものは評価の対象としない。  ※ 口頭発表をしなかったものは評価の対象としない。

その他

Page 38: 日本語・留学生共通 共通日本語「日本語(上級)」 日本語「日 … · Ⅰ 日本語の履修、成績評価について 1.「日本語」科目について

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日本語( 2年)速読A 1単位 2年春学期 黒﨑 典子

授業の概要・到達目標

 この授業では、日本語の高度な運用力を伸ばす訓練の一つとして、特に日本語の様々な文章を素早く読み取る練習を行う。また、単に文章の内容を読み取るだけでなく、その内容の概要を口頭で正確に説明できるようにすることを目指す。

授業内容

 授業はおおよそ以下のような活動を中心に実施する。 (1) テキストの速読 (2) 内容確認タスク及び口頭での内容説明 (3) ディスカッション (4) 小レポート執筆第1回:イントロダクション 第2回:テキスト1 読解第3回:テキスト1 内容確認第4回:テキスト1 ディスカッション、小レポート執筆第5回:テキスト2 読解第6回:テキスト2 内容確認第7回:テキスト2 ディスカッション、小レポート執筆第8回:テキスト3 読解第9回:テキスト3 内容確認第10回:テキスト3 ディスカッション、小レポート執筆第11回:テキスト4 読解第12回:テキスト4 内容確認第13回:テキスト4 ディスカッション、小レポート執筆第14回:a: 期末試験 b: まとめ

履修上の注意

・ 授業に出席し、積極的に発言すること、および真剣に課題に取り組むことが重視される。

・ グループワーク、クラスワークには積極的に参加し、クラスメイトと共に学び合う姿勢が大切である。

準備学習(予習・復習等)の内容

・ 日ごろから新聞などに目を通し、素早く的確に内容が読み取れるよう努力を続ける。

・ 各テキストに対する小レポート執筆においては、テキスト以外の資料も参考にしながら書くことが望ましい。

教科書

 自作教材を使用するため、授業時に配布する。

参考書

 口頭説明の方法については、『大学生のための文章表現&口頭発表練習帳』銅直信子他(国書刊行会)、『日本語口頭発表と討論の技術:コミュニケーション・スピーチ・ディベートのために』東海大学留学生センター口頭発表教材研究会(東海大学出版会)、『上級から超級へ 日本語超級話者へのかけはし』萩原稚佳子他(スリーエーネットワーク)等を参考にすると良い。

成績評価の方法

 期末試験(30%)、小レポートを含む授業内課題(40%)、授業貢献度(30%)により、総合的に評価する。

その他

日本語( 2年)速読B 1単位 2年秋学期 黒﨑 典子

授業の概要・到達目標

 この授業では、春学期の速読の訓練の応用として、テーマに沿って必要な参考資料を収集・整理し、それを口頭発表(プレゼンテーション)によって展開し、レポートにまとめる活動を行う。大学で学ぶために必要な「テーマ設定」、「資料収集」、「分析能力」、「プレゼンテーション時の口頭能力」などのアカデミックスキルを向上させることを目標とする。

授業内容

 授業では、テーマを展開する形の発表練習を行う。発表1では、テーマについての概略について述べ、発表2では、さらに必要な資料を収集・整理し、さらに分析・考察を入れた口頭発表を行う。その後各自でレポートにまとめる。第1回:イントロダクション、テーマ設定、情報収集の方法第2回: グループディスカッション第3回:発表1(発表、質疑応答)第4回:発表1(発表、質疑応答)第5回:発表1(発表、質疑応答)第6回:発表1(発表、質疑応答、)第7回:パワーポイント、レジュメ作成について第8回:発表2(発表、質疑応答、ディスカッション)第9回:発表2(発表、質疑応答、ディスカッション)第10回:発表2(発表、質疑応答、ディスカッション)第11回:発表2(発表、質疑応答、ディスカッション)第12回:発表2(発表、質疑応答、ディスカッション)第13回:発表2(発表、質疑応答、ディスカッション)第14回:a のみ : 総括

履修上の注意

・ 授業に出席し、積極的に発言すること、および真剣に課題に取り組むことが重視される。

・ グループワーク、クラスワークには積極的に参加し、クラスメイトと共に学び合う姿勢が大切である。

準備学習(予習・復習等)の内容

 発表の準備には計画を立て、十分な時間を取って取り組むこと。

教科書

 プリント教材を使用するため、授業時に配布する。

参考書

 〔口頭発表関連〕『大学生のための文章表現&口頭発表練習帳』銅直信子他(国書刊行会)、『日本語口頭発表と討論の技術:コミュニケーション・スピーチ・ディベートのために』東海大学留学生センター口頭発表教材研究会(東海大学出版会)、『上級から超級へ 日本語超級話者へのかけはし』萩原稚佳子他(スリーエーネットワーク)等 〔レポート作成関連〕『大学生と留学生のための論文ワークブック』浜田麻里他(くろしお出版)、『大学・大学院留学生の日本語4 論文作成編』アカデミック・ジャパニーズ研究会編著(アルク)、『研究発表の方法』産能短期大学日本語教育研究室(凡人社)、『論文・レポートの基本』石黒圭(日本実用出版社)等

成績評価の方法

 発表(50%)、レポート(20%)、授業貢献度・課題提出等(30%),により、総合的に評価する。

その他

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日本語( 2年)速読A 1単位 2年春学期 足立 章子

授業の概要・到達目標

 この授業では、日本語の高度な運用力を伸ばすために、短時間で多くの情報収集を行う、情報の整理を行う、内容をまとめる、報告する、発表するという一連の活動練習を行う。いかに文章から情報を素早く読み取るか、そのための訓練として多くの読み物を読む。読み方としては目的を明確にして必要な情報のみを取捨選択する、段落を意味の塊として捉える、内容の要約や概要などのまとめ方を練習する。 読み取った情報を活用し、自らの言葉で相手に伝え、アカデミックなコミュニケーションができることを目指す。

授業内容

第1回:a:オリエンテーション    b:レビューについて第2回:読み物 (1)第3回:読み物 (2)第4回:発表・報告第5回:読み物 (3)第6回:要約第7回:読み物 (4) レポート (1)第8回:読み物 (5) レポート (2)第9回:読み物 (6) レポート (3)第10回:読み物 (7) レポート (4)第11回:読み物 (8) レポート (5)第12回:読み物 (9) レポート (6)第13回:読み物 (10) レポート (7)第14回:a:試験    b:講義全体の振り返りとまとめ

履修上の注意

 授業に出席し、積極的に課題に取り組み、発言することが重視される。常に周囲にある情報に注意し、自分の中に取り込んでいこうとする態度が望まれる。

準備学習(予習・復習等)の内容

 配布された資料は復習をして、わからない語彙などは辞書で調べ、語彙力を養うこと。

教科書

 資料テキストを随時配布する。

参考書

 随時紹介する。

成績評価の方法

 課題:30% クイズ:10% 期末試験:30% 授業参加の積極性:出席、授業態度の積極性など 30% 総計で59% 以下の得点は不合格となる。また、単位取得には原則として授業数の2/3以上の出席が必要である。

その他

日本語( 2年)速読B 1単位 2年秋学期 足立 章子

授業の概要・到達目標

 この授業では、日本語の高度な運用力を伸ばすために、短時間で多くの情報収集を行う、情報の整理を行う、内容をまとめる、報告する、発表するという一連の活動練習を行う。いかに文章から情報を素早く読み取るか、そのための訓練として多くの読み物を読む。得られた情報を整理し、発表する。 読み取った情報を活用し、説得力ある内容で相手に伝え、アカデミックなコミュニケーションができることを目指す。さらに、ツールなどを使用し、多角的に情報発信できるようにする。

授業内容

第1回:a:ガイダンス    b:報告について第2回:読み物 (1)第3回:読み物 (2)第4回:読み物 (3)第5回:読み物 (4) プレゼンテーション (1)第6回:読み物 (5) プレゼンテーション (2)第7回:読み物 (6) プレゼンテーション (3)第8回:読み物 (7) プレゼンテーション (4)第9回:読み物 (8) プレゼンテーション (5)第10回:読み物 (9) プレゼンテーション (6)第11回:プレゼンテーション (7)第12回:プレゼンテーション (8)第13回:プレゼンテーション (9)第14回:a:試験    b:講義全体の振り返りとまとめ

履修上の注意

 授業に出席し、積極的に課題に取り組み、発言することが重視される。常に周囲にある情報に注意し、自分の中に取り込んでいこうとする態度が望まれる。

準備学習(予習・復習等)の内容

 配布された資料は復習をして、わからない語彙などは辞書で調べ、語彙力を養うこと。

教科書

 資料テキストを随時配布する。

参考書

 随時紹介する。

成績評価の方法

 課題:30% クイズ:10% 期末試験:30% 授業参加の積極性:出席、授業態度の積極性など 30% 総計で59% 以下の得点は不合格となる。また、単位取得には原則として授業数の2/3以上の出席が必要である。

その他

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日 本 語

(生田キャンパス)

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日本語ⅠA(読解) 1単位 1年春学期 高橋 純子

授業の概要・到達目標

 外国人留学生が大学での勉学に必要とされるのは何よりもまず十分な日本語力である。この授業では、その中で特に日本語の読解能力の向上を目指した練習を行い、日本語力の一層の拡充を図る。具体的には、日本語の一般書が自由に読めるように、様々な文体、構文に慣れ親しむとともに、書き言葉を中心とした語彙、表現の習得に重点を置く。 大学での勉学に必要な日本語読解力を高めるとともに、日本文化・社会・歴史などへの知識を広げることを目的とし、新聞・雑誌記事や随筆、小説の抜粋などを読んで行く。読んだ物に関して、感想、意見を学生同士で交換できる口頭表現力、文章力を養う。「読む」ことを中心とするが、他の技能「書く」「話す」「聞く」の能力も養成し、総合的日本語力の向上を目指す。また読んだものに関して、クラスメート及び教師と積極的に意見交換をすることで、さらに理解を深めて行くことを目指す。

授業内容 授業はおおよそ以下のような要領で実施される。読み物の長短により、時間配分を調節する。第 1 回: a. イントロダクション(授業案内と自己紹介)b. 読み物(1)

の配布及び授業の進め方を学ぶ。第 2 回:  読み物 (1) の読解練習(内容理解、文法・文型の確認と

応用練習、語彙・表現の確認と応用練習、意見・感想の交換)

第 3 回: 小テスト   読み物 (2)  第 4 回:読み物 (2)第 5 回:小テスト   読み物 (3)第 6 回:読み物 (3)第 7 回:小テスト   読み物 (4)第 8 回:読み物 (4)第 9 回:小テスト   読み物 (5)第 10 回:読み物 (5)第 11 回:小テスト   読み物 (6)第 12 回:読み物 (6)第 13 回:小テスト   総復習 第 14 回:a. 復習試験 b.まとめ

履修上の注意 授業前の準備、および授業後の復習を十分に行うこと。 クラスメートと意見・感想を積極的に交換し合うこと。 授業での読み物教材だけでなく、幅広く様々な読み物に接するようにすること。

準備学習(予習・復習等)の内容 各読み物には、内容理解質問、文法・文型の確認と応用練習、語彙・表現の確認と応用練習などのワークシートがある。翌週の授業前にそれらを記入し、不明なところを授業で質問、確認すること。また、各読み物の文中で使われた表現、語彙、文型などに関する小テストを行うので、よく復習をしておくこと。

教科書 新聞、雑誌記事、小説、論説文などからのプリント教材を配布する。

参考書 『短期集中初級日本語文法総まとめポイント20』友松悦子 和栗雅子著(スリーエーネットワーク)  『中級日本語文法要点整理ポイント20』友松悦子 和栗雅子著(スリーエーネットワーク)

成績評価の方法 小テストと課題の提出         40% 期末試験               40% 平常点(授業への取り組み及び貢献)   20%

その他 出席は2/3以上が必要である。 課題の提出は期限厳守のこと。期限を過ぎた場合は減点がある。 担当教員のメールアドレスは授業時に知らせる。

日本語ⅠA(読解) 1単位 1年秋学期 高橋 純子

授業の概要・到達目標

 外国人留学生が大学での勉学に必要とされるのは何よりもまず十分な日本語力である。この授業では、その中で特に日本語の読解能力の向上を目指した練習を行い、日本語力の一層の拡充を図る。具体的には、日本語の一般書が自由に読めるように、様々な文体、構文に慣れ親しむとともに、書き言葉を中心とした語彙、表現の習得に重点を置く。 大学での勉学に必要な日本語読解力を高めるとともに、日本文化・社会・歴史などへの知識を広げることを目的とし、新聞・雑誌記事や随筆、小説の抜粋などを読んで行く。読んだ物に関して、感想、意見を学生同士で交換できる口頭表現力、文章力を養う。「読む」ことを中心とするが、他の技能「書く」「話す」「聞く」の能力も養成し、総合的日本語力の向上を目指す。また読んだものに関して、クラスメート及び教師と積極的に意見交換をすることで、さらに理解を深めて行くことを目指す。

授業内容 授業はおおよそ以下のような要領で実施される。読み物の長短により、時間配分を調節する。第 1 回: a. イントロダクション(授業案内と自己紹介)b. 読み物(1)

の配布及び授業の進め方を学ぶ。第 2 回:  読み物 (1) の読解練習(内容理解、文法・文型の確認と

応用練習、語彙・表現の確認と応用練習、意見・感想の交換)

第 3 回: 小テスト   読み物 (2)  第 4 回:読み物 (2)第 5 回:小テスト   読み物 (3)第 6 回:読み物 (3)第 7 回:小テスト   読み物 (4)第 8 回:読み物 (4)第 9 回:小テスト   読み物 (5)第 10 回:読み物 (5)第 11 回:小テスト   読み物 (6)第 12 回:読み物 (6)第 13 回:小テスト   総復習 第 14 回:a. 復習試験 b.まとめ

履修上の注意 授業前の準備、および授業後の復習を十分に行うこと。 クラスメートと意見・感想を積極的に交換し合うこと。 授業での読み物教材だけでなく、幅広く様々な読み物に接するようにすること。

準備学習(予習・復習等)の内容 各読み物には、内容理解質問、文法・文型の確認と応用練習、語彙・表現の確認と応用練習などのワークシートがある。翌週の授業前にそれらを記入し、不明なところを授業で質問、確認すること。また、各読み物の文中で使われた表現、語彙、文型などに関する小テストを行うので、よく復習をしておくこと。

教科書 新聞、雑誌記事、小説、論説文などからのプリント教材を配布する。

参考書 『短期集中初級日本語文法総まとめポイント20』友松悦子 和栗雅子著(スリーエーネットワーク)  『中級日本語文法要点整理ポイント20』友松悦子 和栗雅子著(スリーエーネットワーク)

成績評価の方法 小テストと課題の提出         40% 期末試験               40% 平常点(授業への取り組み及び貢献)   20%

その他 出席は2/3以上が必要である。 課題の提出は期限厳守のこと。期限を過ぎた場合は減点がある。 担当教員のメールアドレスは授業時に知らせる。

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日本語ⅠA(読解) 1単位 1年春学期 小林 由紀

授業の概要・到達目標

 いろいろな文章を読み、漢字や語句の意味などを確認し、内容についてタスクや質問に答えることで理解するようにする。さらに、自分で質問をしたり、引用して意見を言ったりすることで、文章を自分なりのことばで言い換えて利用できるようにする。 大学での学習に必要な基本的な読解力を身につける。書き言葉の文章の文体に慣れ、レベルにあった漢字・語彙の知識を身につける。自分のことばで文章の内容をある程度説明できるようになる。

授業内容

第1回 イントロダクション第2回、第3回 教材①第4回、第5回 教材②第6回、第7回 教材③第8回、第9回 教材④第10回、第11回 教材⑤第12回、第13回 教材⑥第14回 試験、まとめ

履修上の注意

 授業には辞書を持ってくること。

準備学習(予習・復習等)の内容

 次の回の授業で扱う文章を読み、漢字や語彙を調べておくこと。

教科書

 使用しない。プリントを配布する。

参考書

 必要に応じて随時紹介する。

成績評価の方法

 課題・小テスト40% 期末試験40% 平常点(授業参加態度など)20%

その他

日本語ⅠA(読解) 1単位 1年秋学期 小林 由紀

授業の概要・到達目標

 少し長い文章を読み、漢字や語句の意味などを確認し、内容や構成についてタスクや質問に答えることで理解するようにする。さらに、自分で質問をしたり、引用して意見を言ったりすることで、文章を自分なりのことばで言い換えて利用できるようにする。 大学での学習に必要な読解力を身につける。文章の構成や話の流れを理解した上でそれぞれの文の意味が理解できるようになる。自分のことばで文章の内容を説明できるようになる。

授業内容

第1回 イントロダクション第2回~第4回 教材①第5回~第7回 教材②第8回~第10回 教材③第11回~第13回 教材④第14回 試験、まとめ

履修上の注意

 授業には辞書を持ってくること。

準備学習(予習・復習等)の内容

 次の回の授業で扱う文章を読み、漢字や語彙を調べておくこと。

教科書

 使用しない。プリントを配布する。

参考書

 必要に応じて随時紹介する。

成績評価の方法

 課題・小テスト40% 期末試験40% 平常点(授業参加態度など)20%

その他

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日本語ⅠB(作文) 1単位 1年春学期 高橋 純子

授業の概要・到達目標 外国人留学生が大学での勉学に必要とされるのは何よりもまず十分な日本語力である。この授業では、その中で特に日本語の作文能力の向上を目指した練習を行う。具体的には『上級日本語コース 作文』と『小論文への12のステップー中級日本語学習者対象』の前半部分を主教材として使用し、以下のことができるようになる。1) 原稿用紙の書き方、ワープロでの文章の書き方を始め、レポー

ト作成の基本を学ぶ。2) 表、グラフなどの資料を説明する日本語表現を学び、使えるよ

うになる。3)新聞、雑誌記事などの要約ができるようになる。4) 具体的な例をあげたり、比喩を用いてある事柄が説明でき、意

見を述べることが出来るようになる。5)参考文献の提示の仕方を学び、引用の仕方を学ぶ。6)視覚資料を作成し、効果的なプレゼンができるようになる。7)相手、内容に合わせたメール文が作成できるようになる。8)話し言葉と書き言葉の使い分けができるようになる。授業内容第1講:a. イントロダクション b. 原稿用紙の使い方 (1) 第2~4講: 原稿用紙の使い方 (2) 自己紹介文 人物紹介文(ク

ラスメートの紹介)第5~6講:粗筋を書く。第7~8講:仕組、手順、方法など順序立てて説明する文章を書く。第9~10講:内容整理 要点を示す表現第11~12講:比較・対照する表現を用い、グラフや表の解説をする。第13講:因果関係を述べる文を書く。第14講:作品発表と講評履修上の注意・ 文章表現の授業は課題作文の提出がなければ成り立たない。よっ

て授業出席は言うまでもなく、課題作文の提出、提出期限厳守が必須。提出期限を過ぎたものは減点する。

・ 手書きの作文も提出するが、最終稿は日本語ワープロソフトで文章を完成させ、提出する。

・ 授業への出席、作文練習への積極的取り組みを重視する。言葉の訓練であるので、受講生の自主的予習、復習が大切である。

準備学習(予習・復習等)の内容 作文テーマに関する情報収集を行うこと。 文法・文型に関する練習問題を課題とする。既習の文法・文型・語彙・表現などの復習をすること。

教科書 『上級日本語コース(作文)』(明治大学日本語教育研究室) 『小論文への12のステップー中級日本語学習者対象』、友松悦子著(スリーエーネットワーク)  その他、プリント教材を使用する。

参考書 『大学で学ぶための日本語ライティング』、The Japan Times, 『大学・大学院留学生の日本語 論文読解編』、アカデミックジャパニーズ研究会、(アルク) 『留学生のための論理的文章の書き方』、二通信子著、(スリーエーネットワーク) 『短期集中初級日本語文法総まとめポイント20』、友松悦子、和栗雅子著(スリーエーネットワーク) 『中級日本語文法要点整理ポイント20』、友松悦子、和栗雅子著(スリーエーネットワーク)   『留学生のためのここが大切文章表現のルール』、石黒圭著(スリーエーネットワーク)   など 成績評価の方法 練習作文(毎回の提出作文と小テスト)     40% (提出期日を過ぎた場合は減点有り) レポートと発表               40% 平常点(課題への積極的取り組みとクラス活動への貢献) 20%

その他 出席は2/3以上が必要である。 課題の提出は期限厳守のこと。期限を過ぎた場合は減点がある。 担当教員のメールアドレスは授業時に知らせる。

日本語ⅠB(作文) 1単位 1年秋学期 高橋 純子

授業の概要・到達目標 外国人留学生が大学での勉学に必要とされるのは何よりもまず十分な日本語力である。この授業では、その中で特に日本語の作文能力の向上を目指した練習を行う。具体的には『上級日本語コース 作文』『小論文への12のステップー中級学習者対象』の後半部分を主教材として使用し、小論文・レポート作成に向けての文章表現上の基礎訓練を行う。特に論述文の基本的パターンを習得し、書き言葉に特徴的な語彙・表現の運用力の定着を図る。論文作成の基本的方法(構成メモの作成、引用のし方、注・参考文献の付し方、等)についても触れる。学習目標は以下の通りである。1)文法的に正しい文章が書けるようになる。2)話し言葉、書き言葉の使い分けができるようになる。3)書く文章の種類によって、文体を変えることができるようになる。4)参考文献の提示、適切な引用ができるようになる。5) レポートの構成を考え、章立てをしたレポートが書けるように

なる。6)視覚資料を作成し、効果的なプレゼンができるようになる。授業内容第1講:イントロダクション 第2、3講:要約文を書く。第4、5、6講:意見文を書く。 第7、8講:レポートの作成開始。テーマを決め、資料集めを始める。 第9、10講:内容整理 要点を示す表現第11、12講:構成と展開を考え、まとまった作品を完成する。 第13講:レポート発表準備 視覚資料などの準備。第14講:発表と講評

履修上の注意・ 文章表現の授業は課題作文の提出がなければ成り立たない。よっ

て授業出席は言うまでもなく、課題作文の提出、提出期限厳守が必須。提出期限を過ぎたものは減点する。

・ 手書きの作文も提出するが、最終稿は日本語ワープロソフトを使用し、文章を完成させ、提出する。

・ 授業への出席、作文練習への積極的取り組みを重視する。言葉の訓練であるので、受講生の自主的予習、復習が大切である。

・作成したレポート発表のため、視覚資料の作成、準備が必要。準備学習(予習・復習等)の内容 作文テーマに関する情報収集を行うこと。 文法・文型に関する練習問題を課題とする。既習の文法・文型・語彙・表現などの復習をすること。

教科書 『上級日本語コース(作文)』、(明治大学日本語教育研究室) 『小論文への12のステップー中級学習者対象』、友松悦子著、(スリーエーネットワーク) その他、プリント教材を使用する。

参考書 『大学で学ぶための日本語ライティング』、The Japan Times, 『大学・大学院留学生の日本語 論文読解編』、アカデミックジャパニーズ研究会、(アルク) 『留学生のための論理的文章の書き方』、二通信子著、(スリーエーネットワーク) 『短期集中初級日本語文法総まとめポイント20』、友松悦子、和栗雅子著(スリーエーネットワーク) 『中級日本語文法要点整理ポイント20』、友松悦子、和栗雅子著(スリーエーネットワーク)   『留学生のためのここが大切文章表現のルール』、石黒圭著(スリーエーネットワーク)   など 成績評価の方法 練習作文(毎回の提出作文と小テスト)  40% (提出期日を過ぎた場合は減点有り) レポートと発表             40% 平常点(課題への積極的取り組みとクラス活動への貢献)20%その他 出席は2/3以上が必要である。 課題の提出は期限厳守のこと。期限を過ぎた場合は減点がある。 担当教員のメールアドレスは授業時に知らせる。

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日本語ⅠB(作文)〔月曜日・4時限目〕

1単位 1年春学期 松下 浩幸

授業の概要・到達目標

 大学の勉学に必要な日本語能力(読解・聴解・文章表現・口頭表現)のうち、この授業では文章表現能力の向上に重点をおいてトレーニングを行う。文法的に正しい文章を書くことはもちろんのこと、取材の方法や主題の選び方、さらに文体や構成・展開などについても具体的に学ぶ。また毎回、授業の最初に「慣用句」の練習問題を行う。

授業内容

〔第1回〕 イントロダクション・自己紹介文を書く〔第2回〕 表記の仕方 + クラスメートを紹介する〔第3回〕 表記の仕方 + 説明文の書き方 (1)〔第4回〕 文体+説明文の書き方 (2)〔第5回〕 図書館の使い方を学ぶ(その1・図書館ツアー)〔第6回〕 図書館に使い方を学ぶ(その2・本を借りる)〔第7回〕 話し言葉と書き言葉+比較する (1)〔第8回〕   話し言葉と書き言葉比較する (2)〔第9回〕 文の構造+資料を整理する (1)〔第10回〕 文の構造+資料を整理する (2)〔第11回〕 文のつながり〔第12回〕 事実と意見を区別して書く (1)〔第13回〕 事実と意見を区別して書く (2)〔第14回〕 aモジュール:期末テスト      b モジュール:テストの解説

履修上の注意

 毎回の提出物と出席を重視する。実践的な授業なので、参加者の積極的な発言や自主的な予習・復習を望む。

準備学習(予習・復習等)の内容

予習―授業で示した課題について、各自で考えて準備をしておく。復習― 添削された課題を見直し、正しい日本語の文章表現を習得す

る。

教科書

・友松悦子『小論文への12のステップ』(スリーエーネットワーク)・『上級日本語コース(作文)』(明治大学日本語教育研究室) ※両方を併用して使用する。

参考書

・本多勝一『分かりやすい日本語の作文技術』( オークラ出版) ・木下是雄『理科系の作文技術』( 中公新書) ・齋藤孝『原稿用紙10枚を書く力』( だいわ文庫)

成績評価の方法

 課題(60%)+テスト(40%)

その他

 オフィスアワー:月曜日 13:00~14:30 研究室:第一校舎3号館4階402号(農学部日本語研究室)

日本語ⅠB(作文)〔月曜日・4時限目〕

1単位 1年秋学期 松下 浩幸

授業の概要・到達目標

 大学の勉学に必要な日本語能力(読解・聴解・文章表現・口頭表現)のうち、この授業では文章表現能力の向上に重点をおいてトレーニングを行う。文法的に正しい文章を書くことはもちろんのこと、取材の仕方や主題の選び方、さらに文体や構成・展開などについても具体的に学ぶ。また毎回、授業の最初に「ことわざ」の練習問題を行う。

授業内容

〔第1回〕 イントロダクション+作文「春学期を振り返る」〔第2回〕 段落 + アイデアを形にする(その1)〔第3回〕 段落 + アイデアを形にする(その2)〔第4回〕 要約文 + メモの取り方(その1)〔第5回〕 要約文 + メモの取り方(その2)〔第6回〕 説明文(大学の紹介)〔第7回〕 説明文(映像の文章化)〔第8回〕 インタビューを行う(その1)〔第9回〕 インタビューを行う(その2)〔第10回〕 形式を学ぶ(その1 e メールの書き方)〔第11回〕 形式を学ぶ(その2 手紙の書き方)〔第12回〕 意見と事実 + 評論を書く〔第13回〕 意見と事実 + 統計の説明〔第14回〕 a モジュール:期末テスト     b モジュール :テストの解説

履修上の注意

 毎回の提出物と出席を重視する。実践的な授業なので、参加者の積極的な発言や自主的な予習・復習を望む。

準備学習(予習・復習等)の内容

予習―授業で示した課題について、各自で考えて準備をしておく。復習― 添削された課題を見直し、正しい日本語の文章表現を習得す

る。

教科書

・友松悦子『小論文への12のステップ』(スリーエーネットワーク)

参考書

・本多勝一『分かりやすい日本語の作文技術』( オークラ出版) ・木下是雄『理科系の作文技術』( 中公新書) ・齋藤孝『原稿用紙10枚を書く力』( だいわ文庫)

成績評価の方法

課題(60%)+テスト(40%)

その他

 オフィスアワー:月曜日 13:00~14:30 研究室:第一校舎3号館4階402号(農学部日本語研究室)

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日本語ⅠB(作文) 1単位 1年春学期 糸川  優

授業の概要・到達目標

 これから大学生活を送るにあたり、必要となるはずの日本語の書く能力を養うことを目標とする。春学期は、主に日本語の正確さを主眼とし、基本的な文法の確認を含め、メール、ハンドアウト、PPT の書き方等を学ぶ。また、レポート作成に至る基本的な事項を学び、700字程度のアカデミック文章が書けるようにする。

授業内容

第1回 イントロダクション第2回 表記法第3回 文の種類と文体第4回 書き言葉と話し言葉第5回 箇条書き・見出し第6回 ノートテイキングと PPT第7回 段落第8回 数値に関する表現第9回 アウトライン第10回 引用第11回 意見文第12回 図表の説明1第13回 図表の説明2第14回 期末試験*内容・進度は変更の可能性がある。

履修上の注意

 目的意識をもって自主的に取り組むことを求める。 コピーペーストは不合格とする。

準備学習(予習・復習等)の内容

 ほぼ毎回、確認の小テストを行う。 主に、復習のために時間をかけてほしい。

教科書

 『小論文への12のステップ』友松悦子(スリーエーネットワーク)

参考書

 『留学生のための論文ワークブック』浜田麻里他(くろしお出版)

成績評価の方法

 参加度15%、小テスト15%、課題35%、期末試験35%  単位取得には、2/3以上の欠席が必要となる。

その他

 クラスでは、日本語を使うこと。

日本語ⅠB(作文) 1単位 1年秋学期 糸川  優

授業の概要・到達目標

 『上級日本語コース 作文』を使い、レポートを書くために必要なスキルを学ぶ。表現したいことを十分に書くために、ブレインストーミング、アウトラインづくりに時間をかけ、書くことへの苦手意識を払拭できるようにする。レポート・小論文のための基礎的な力を養うことを目的とする。

授業内容

第1回 イントロダクション第2回 説明文第3回 仕組み・方法・手順第4回 問題点の整理第5回 内容を整理する第6回 問題点の整理第7回 対比・比較1第8回 問題点の整理第9回 対比・比較2第10回 問題点の整理第11回 論述・意見の検証第12回 問題点の整理第13回 小レポート作成第14回 小レポート作成*内容・進度は変更の可能性がある。

履修上の注意

 課題目的意識をもって自主的に取り組むことを求める。 コピーペーストは不合格とする。

準備学習(予習・復習等)の内容

 隔週で作文を提出するが、60分程度を草稿づくりのためにかける必要がある。

教科書

 『上級日本語コース(作文)』(明治大学日本語教育研究室)

参考書

 『留学生のための論文ワークブック』浜田麻里他(くろしお出版)

成績評価の方法

 参加度30%、課題70%

その他

 クラスでは、日本語を使うこと。 付箋必携のこと。

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日本語ⅡA(精読) 1単位 2年春学期 糸川  優

授業の概要・到達目標

 語彙や接続詞等に着目し、論理的に文章を読む力の向上を目的とする。読解のクラスではあるが、読む際に、書くことをも意識して、構成や展開をみていく。語彙力、漢字力を養う一方で、書かれたものを批判的に読むことを目指す。読むだけでなく、アカデミックスキルを養うため、内容に関連して、プレゼンテーションも行う。

授業内容

第1回 イントロダクション第2回~第4回 読解、ディスカッション第5回 プレゼンテーション第6回~第12回 読解、ディスカッション第13回、第14回 プレゼンテーション*内容・進度は変更の可能性がある。

履修上の注意

 出席、積極的な参加を重視する。

準備学習(予習・復習等)の内容

 ほぼ毎回、予習確認のための小テストがある。 予習復習、ディスカッション等、自主的な取り組みが求められる。

教科書

 『国境を越えて 本文編』山本富美子(新曜社) 『国境を越えて タスク編』山本富美子(新曜社)

参考書

成績評価の方法

 参加度25%、小テスト25%、課題20%、発表30%

その他

 クラスでは日本語を使用すること。

日本語ⅡA(精読) 1単位 2年秋学期 糸川  優

授業の概要・到達目標

 語彙や接続詞等に着目し、論理的に文章を読む力の向上を目的とする。読解のクラスではあるが、読む際に、書くことをも意識して、構成や展開をみていく。語彙力、漢字力を養う一方で、書かれたものを批判的に読むことを目指す。読むだけでなく、アカデミックスキルを養うため、内容に関連して、プレゼンテーションも行う。

授業内容

第1回 イントロダクション第2回~~第11回 読解、ディスカッション第12回、第13回第14回 期末試験*内容・進度は変更の可能性がある。

履修上の注意

 出席、積極的な参加の他、グループでの協働作業を重視する。

準備学習(予習・復習等)の内容

 ほぼ毎回、予習確認のための小テストがある。 予習復習、ディスカッション等、自主的な取り組みが求められる。

教科書

 『国境を越えて 本文編』山本富美子(新曜社) 『国境を越えて タスク編』山本富美子(新曜社)

参考書

成績評価の方法

 参加度25%、小テスト25%、課題20%、発表30%

その他

 クラスでは日本語を使用すること。

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日本語ⅡA(精読) 1単位 2年春学期 高橋 純子

授業の概要・到達目標 この授業では、大学での勉学に必要な精密な読解力を養うために、文章を深く正確に読み解く練習を行う。文法力の一層の強化、語彙の拡充に努め、文章の表面的な理解に留まることなく、背景知識を学び、文章構造の特徴、論理的展開の方法などについて理解することが求められる。 また読んだものに関して、自分の意見を述べ、教師およびクラスメートと感想、意見を積極的に交換しあうことで、さらに深い理解へと進めていく姿勢が求められる。内容について、批判的読みができるようになることを目指す。読むことを中心に授業を進めるが、「話す(口頭表現能力)」「聞く(聴解力)」「書く(文章表現能力)」の技能も高め、総合的日本語力の向上を目指す。

授業内容 本授業では、内容的にまとまりのある文章を教材とし、読解(音読も含む)と内容に関するディスカッションを行う。教材毎に文中で使われた語彙、表現、文型などの理解と定着を図るため、小テストを実施しする。その他、読み物に関する背景知識の情報収集、内容理解ワークシート、レポート(感想/意見)などの課題を課す。 授業はおおよそ以下のような要領で実施されるが、読み物の長短により、時間配分を調節する。第 1 回: イントロダクション(授業案内と自己紹介)読み物 (1)

配布、学習の進め方の説明。第 2 回:  読み物 (1) の読解練習(内容理解、文法・文型の確認と

応用練習、語彙・表現の確認 応用練習、意見・感想の交換)

第 3 回:小テスト  読み物 (2)第 4 回:読み物 (2)第 5 回:小テスト  読み物 (3)第 6 回:読み物 (3)第 7 回:小テスト  読み物 (4)第 8 回:読み物 (4)第 9 回:小テスト  読み物 (5)第 10 回:読み物 (5)第 11 回:小テスト  読み物 (6)第 12 回:読み物 (6)第 13 回:小テスト  復習とまとめ第 14 回: a. 試験  b. 正解提示と解説

履修上の注意 積極的に授業に参加し、発言することも評価の対象とする。 日頃から新聞、ニュースに触れ、社会で起きている様々な出来事に感心を持ち、知識を得ておくことが必要。

準備学習(予習・復習等)の内容 各読み物のワークシートの内容理解質問、語彙、文型、表現の練習問題に答えて授業に臨むこと。 その上で授業で不明な点を質問、確認すること。

教科書 新聞、雑誌記事のコピー、小説、論説文などのからのプリント教材を配布する。

参考書 『中級日本語文法要点整理ポイント20』スリーエーネットワーク 友松悦子、和栗雅子著 

成績評価の方法 小テストと課題の発表、及び提出    40% 期末試験               40% 平常点(課題への積極的取り組みとクラス活動への貢献)20%

その他 出席は2/3以上が必要である。 課題の提出は期限厳守のこと。期限を過ぎた場合は減点がある。 担当教員のメールアドレスは授業時に知らせる。

日本語ⅡA(精読) 1単位 2年秋学期 高橋 純子

授業の概要・到達目標 この授業では、大学での勉学に必要な精密な読解力を養うために、文章を深く正確に読み解く練習を行う。文法力の一層の強化、語彙の拡充に努め、文章の表面的な理解に留まることなく、背景知識を学び、文章構造の特徴、論理的展開の方法などについて理解することが求められる。 また読んだものに関して、自分の意見を述べ、教師およびクラスメートと感想、意見を積極的に交換しあうことで、さらに深い理解へと進めていく姿勢が求められる。内容について、批判的読みができるようになることを目指す。読むことを中心に授業を進めるが、「話す(口頭表現能力)」「聞く(聴解力)」「書く(文章表現能力)」の技能も高め、総合的日本語力の向上を目指す。

授業内容 本授業では、内容的にまとまりのある文章を教材とし、読解(音読も含む)と内容に関するディスカッションを行う。教材毎に文中で使われた語彙、表現、文型などの理解と定着を図るため、小テストを実施しする。その他、読み物に関する背景知識の情報収集、内容理解ワークシート、レポート(感想/意見)などの課題を課す。 授業はおおよそ以下のような要領で実施されるが、読み物の長短により、時間配分を調節する。第 1 回: イントロダクション(授業案内と自己紹介)読み物 (1)

配布、学習の進め方の説明。第 2 回:  読み物 (1) の読解練習(内容理解、文法・文型の確認と

応用練習、語彙・表現の確認 応用練習、意見・感想の交換)

第 3 回:小テスト  読み物 (2)第 4 回:読み物 (2)第 5 回:小テスト  読み物 (3)第 6 回:読み物 (3)第 7 回:小テスト  読み物 (4)第 8 回:読み物 (4)第 9 回:小テスト  読み物 (5)第 10 回:読み物 (5)第 11 回:小テスト  読み物 (6)第 12 回:読み物 (6)第 13 回:小テスト  復習とまとめ第 14 回: a. 試験  b. 正解提示と解説

履修上の注意 積極的に授業に参加し、発言することも評価の対象とする。 日頃から新聞、ニュースに触れ、社会で起きている様々な出来事に感心を持ち、知識を得ておくことが必要。

準備学習(予習・復習等)の内容 各読み物のワークシートの内容理解質問、語彙、文型、表現の練習問題に答えて授業に臨むこと。 その上で、授業で不明な点を質問、確認すること。

教科書 新聞、雑誌記事のコピー、小説、論説文などのからのプリント教材を配布する。

参考書 『中級日本語文法要点整理ポイント20』スリーエーネットワーク 友松悦子、和栗雅子著 

成績評価の方法 小テストと課題の発表、及び提出    40% 期末試験               40% 平常点(課題への積極的取り組みとクラス活動への貢献)20%

その他 出席は2/3以上が必要である。 課題の提出は期限厳守のこと。期限を過ぎた場合は減点がある。 担当教員のメールアドレスは授業時に知らせる。

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日本語ⅡA(精読) 1単位 2年春学期 小林 由紀

授業の概要・到達目標

 いろいろな文章を読む。読み取った内容を他の人に説明したり、内容について話し合ったりして、内容について理解を深める。 文章を必要に合わせて、目的をもって読めるようになる。自分のことばで文章の内容をまとめられるようになる。筆者の言いたいことを読み取れるようになる。

 まとまった文章を構成を理解しながら読めるようになる。また、内容を使って話したりできるようになる。

授業内容

第1回 イントロダクション第2回、第3回 教材①第4回、第5回 教材②第6回、第7回 教材③第8回、第9回 教材④第10回、第11回 教材⑤第12回、第13回 教材⑥第14回 試験、まとめ

履修上の注意

 授業には辞書を持ってくること。

準備学習(予習・復習等)の内容

 次の回の授業で扱う文章について目を通し、漢字や語彙を調べておくこと。

教科書

 使用しない。プリントを使用する。

参考書

 必要に応じて随時紹介する。

成績評価の方法

 課題・小テスト40% 期末試験40% 平常点(授業参加態度など)20%

その他

日本語ⅡA(精読) 1単位 2年秋学期 小林 由紀

授業の概要・到達目標

 まとまった長さの新書の文章を読む。読み取った内容を他の人に説明したり、内容について話し合ったりして、内容について理解を深める。 文章を必要に応じて詳細に、目的をもって読めるようになる。自分のことばで文章の内容をまとめ、わかりやすく説明できるようになる。筆者の言いたいことを読み取り、それに対する自分の意見が言えるようになる。

 ある程度の長さの文章を文脈や構成を理解しながら読めるようになる。さらに内容をまとめたり、内容をもとに意見を述べたりできるようになる。

授業内容

第1回 イントロダクション第2回~第5回 教材①第6回~第9回 教材②第10回~第13回 教材③第14回 試験、まとめ

履修上の注意

 授業には辞書を持ってくること。

準備学習(予習・復習等)の内容

 次の回の授業で扱う文章を読み、漢字や語彙を調べておくこと。

教科書

 使用しない。プリントを配布する。

参考書

 必要に応じて随時紹介する。

成績評価の方法

 課題・小テスト40% 期末試験40% 平常点(授業参加態度など)20%

その他

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日本語ⅡB(速読)〔月曜日・5時限目〕

1単位 2年春学期 松下 浩幸

授業の概要・到達目標

 大学の勉学に必要な日本語能力 ( 読解・聴解・文章表現・口頭表現 )のうち、この授業では特に日本語の速読能力の向上に重点をおく。なお、テキストには齋藤孝『コミュニケーション力』(岩波新書)を使用する。また、毎回、授業の最初に「敬語」の練習問題を行う。

授業内容

〔第1回〕イントロダクション〔第2回〕「第一章 コミュニケーション力とは」(1)〔第3回〕       〃          (2)〔第4回〕       〃          (3)〔第5回〕       〃          (4)〔第6回〕「第二章 コミュニケーションの基盤」(1)〔第7回〕       〃          (2)〔第8回〕       〃          (3)〔第9回〕       〃          (4)〔第10回〕「第三章 コミュニケーションの技術」(1)〔第11回〕       〃          (2)〔第12回〕       〃          (3)〔第13回〕       〃          (4)〔第14回〕 a モジュール:期末テスト     b モジュール:テストの解説

履修上の注意

 毎回の課題と出席を重視する。実践的な授業なので、参加者の積極的な発言や自主的な予習・復習を望む。

準備学習(予習・復習等)の内容

予習― 毎回のテキストの範囲に目を通し、語彙の意味等について調べておく。

復習― 読めなかった漢字や、テキストの内容が難しかった部分について整理し、理解をする。

教科書

 齋藤孝『コミュニケーション力』(岩波新書)

参考書

・国広哲弥『新編 日本語誤用・慣用小辞典』(講談社現代新書) ・グループジャマシイ『日本語文型辞典』(くろしお出版)・金子広幸『新・にほんご敬語トレーニング』(アスク)

成績評価の方法

 課題(30%)、テスト(70%)

その他

 オフィスアワー:月曜日 13:00~14:30 研究室:第一校舎3号館4階402号(農学部日本語研究室)

日本語ⅡB(速読)〔月曜日・5時限目〕

1単位 2年秋学期 松下 浩幸

授業の概要・到達目標

 大学の勉学に必要な日本語能力(読解・聴解・文章表現・口頭表現)のうち,この授業では特に日本語の速読能力の向上に重点を置く。なお,テキストには青木保『多文化世界』( 岩波新書 ) を使用する。また,毎回,授業の最初に「外来語」の練習問題を行う。

授業内容

〔第1回〕  イントロダクション+「はじめに」〔第2回〕  序章  世界は、いま         〔第3回〕  第1章  文化という課題 文化とは対立するものなのか〔第4回〕      〃〔第5回〕      〃      宗教・民族の課題〔第6回〕      〃       〔第7回〕      〃      理想の追求〔第8回〕      〃         〔第9回〕  第2章 文化の力    ソフト・パワーの時代とは〔第10回〕      〃〔第11回〕      〃      現代都市と文化の力〔第12回〕      〃〔第13回〕      〃      魅力の追求〔第14回〕 a モジュール:期末テスト     b モジュール :テストの解説

履修上の注意

 毎回の提出物と出席を重視する。実践的な授業なので、参加者の積極的な発言や自主的な予習・復習を望む。

準備学習(予習・復習等)の内容

予習― 毎回のテキストの範囲に目を通し、語彙の意味等について調べておく。

復習― 読めなかった漢字や、テキストの内容が難しかった部分について整理し、理解をする。

教科書

 青木保『多文化世界』(岩波新書)

参考書

・国広哲弥『新編 日本語誤用・慣用小辞典』(講談社現代新書) ・グループジャマシイ『日本語文型辞典』(くろしお出版)・三省堂編修所『コンサイス カタカナ語辞典』(三省堂)

成績評価の方法

 課題(30%)、テスト(70%)

その他

 オフィスアワー:月曜日 13:00~14:30 研究室:第一校舎3号館4階402号(農学部日本語研究室)

Page 50: 日本語・留学生共通 共通日本語「日本語(上級)」 日本語「日 … · Ⅰ 日本語の履修、成績評価について 1.「日本語」科目について

― 51 ―

日本語ⅡB(速読)〔水曜日・2時限目〕

1単位 2年春学期 松下 浩幸

授業の概要・到達目標

 大学の勉学に必要な日本語能力(読解・聴解・文章表現・口頭表現)のうち,この授業では特に日本語の速読能力の向上に重点をおく。なお,テキストには茂木健一郎『挑戦する脳』( 集英社新書 ) を使用する。また,毎回,授業の最初に「慣用句」の練習問題を行う。

授業内容

〔第1回〕 イントロダクション+「まえがき」〔第2回〕 1章 暗闇の中を手探りで歩く     〔第3回〕 2章 発見の文法〔第4回〕 3章 「挑戦」の普遍性〔第5回〕 4章 非典型的な脳〔第6回〕 5章 誰でも人とつながりたい〔第7回〕 6章 偶然を必然とする〔第8回〕 7章 盲目の天才ピアニスト〔第9回〕 8章 欠損は必ずしも欠損とならず〔第10回〕 9章 脳は転んでもただでは起きない〔第11回〕 10章 笑いが挑戦を支える〔第12回〕 11章 日本人の「挑戦する脳」〔第13回〕 12章 アンチからオルタナティヴへ〔第14回〕 a モジュール:期末テスト     b モジュール :テストの解説

履修上の注意

 毎回の提出物と出席を重視する。実践的な授業なので、参加者の積極的な発言や自主的な予習・復習を望む

準備学習(予習・復習等)の内容

予習― 毎回のテキストの範囲に目を通し、語彙の意味等について調べておく。

復習― 読めなかった漢字や、テキストの内容が難しかった部分について整理し、理解をする。

教科書

 茂木健一郎『挑戦する脳』(集英社新書)

参考書

・国広哲弥『新編 日本語誤用・慣用小辞典』(講談社現代新書)・グループジャマシイ『日本語文型辞典』(くろしお出版)・ 石黒圭『語彙力を鍛える 量と質を高めるトレーニング』(光文社新

書) 

成績評価の方法

 課題(30%)+テスト(70%)

その他

 オフィスアワー:月曜日 13:00~14:30 研究室:第一校舎3号館4階402号(農学部日本語研究室)

日本語ⅡB(速読)〔水曜日・2時限目〕

1単位 2年秋学期 松下 浩幸

授業の概要・到達目標

 大学の勉学に必要な日本語能力(読解・聴解・文章表現・口頭表現)のうち,この授業では特に日本語の速読能力の向上に重点をおく。なお,テキストには橘木俊詔『新しい幸福論』(岩波新書)を使用する。また,毎回,授業の最初に「語彙力アップ」の練習問題を行う。

授業内容

〔第1回〕 イントロダクション+「はしがき」〔第2回〕 第1章 ますます深刻化する格差社会〔第3回〕      〃〔第4回〕 第2章 格差を是正することは可能か〔第5回〕      〃〔第6回〕 第3章 脱成長経済への道〔第7回〕      〃〔第8回〕 第4章 心豊かで幸せな生活とは〔第9回〕      〃〔第10回〕 第5章 いま、何をするべきか  〔第11回〕      〃〔第12回〕 「おわりに―私が思うこと」〔第13回〕      〃〔第14回〕 a モジュール:期末テスト     b モジュール:テストの解説

履修上の注意

 毎回の提出物と出席を重視する。実践的な授業なので、参加者の積極的な発言や自主的な予習・復習を望む

準備学習(予習・復習等)の内容

予習― 毎回のテキストの範囲に目を通し、語彙の意味等について調べておく。

復習― 読めなかった漢字や、テキストの内容が難しかった部分について整理し、理解をする。

教科書

・橘木俊詔『新しい幸福論』(岩波新書)

参考書

・国広哲弥『新編 日本語誤用・慣用小辞典』(講談社現代新書) ・グループジャマシイ『日本語文型辞典』(くろしお出版)・ 石黒圭『語彙力を鍛える 量と質を高めるトレーニング』(光文社新

書) 

成績評価の方法

 課題(30%)+テスト(70%)

その他

 オフィスアワー:月曜日 13:00~14:30 研究室:第一校舎3号館4階402号(農学部日本語研究室)

Page 51: 日本語・留学生共通 共通日本語「日本語(上級)」 日本語「日 … · Ⅰ 日本語の履修、成績評価について 1.「日本語」科目について

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日本語ⅡB(速読) 1単位 2年春学期 糸川  優

授業の概要・到達目標

 この授業では、日本語で読むことに慣れ、高度な日本語運用力を伸ばすために、テキストとなる書籍を中心として、論理的に読むこと、また、論理的思考を養う。正しい読みを前提として、要約、レジュメ作成、口頭発表、ノートテイキング等を行う。

授業内容

第1回:ガイダンス(テキスト、発表、レジュメ等に関する説明)第2回~第13回: 小テスト、担当者による発表、ノートテイキング、

質疑、ディカッション等を行う第14回:まとめ・期末試験

履修上の注意

 自主的・積極的な参加を求める。 グループ活動では、協働作業を求める。

準備学習(予習・復習等)の内容

 担当者以外も全員が該当箇所を読んできてから出席すること。

教科書

 『学校と暴力』今津孝次郎著、平凡社新書(2014年)

参考書

 特に定めない。

成績評価の方法

 平常点(授業への取り組み、貢献)30% 小テスト・課題30% 期末試験40% 単位取得には、2/3以上の出席が必要となる。

その他

 クラスでは日本語を使用すること。

日本語ⅡB(速読) 1単位 2年秋学期 糸川  優

授業の概要・到達目標

 この授業では、与えられたテキストをそのまま読むだけにとどまらず、書かれたものを批判的に読み、内容を検証、背景にあるものを考察する。さらに、必要に応じて目的に適った資料を収集、自分の思考を組み立て、発表できるまでを目指す。後半にはディベートを行う。

授業内容

第1回: ガイダンス(テキスト、発表、レジュメ、ディベート等に関する説明)

第2回~第8回: 小テスト、担当者による発表(教科書に関するもの + α)、ディカッション等を行う

第9回:ディベートについて第10回~第13回: 資料収集、立論・反論シート書き、フィードバック、

口頭練習等第14回:ディベート(期末試験)

履修上の注意

 課題に関心を持って取り組み、自主的・積極的に読み物を探して、問題に取り組む姿勢を求める。 グループ活動が多くなるため、協働が不可欠となる。

準備学習(予習・復習等)の内容

 事前に全員が該当箇所を読み、かつ、関連する資料、読み物を見つけてくること。

教科書

 『殴られて野球はうまくなる !?』元永知宏、講談社 +α 文庫(2017年)

参考書

 『それでも、体罰は必要だ!』田母神俊雄、戸塚宏、WAC BUNKO(2010年)

成績評価の方法

 平常点(授業への取り組み、貢献)25% 小テスト10% 課題35% ディベート30% 単位取得には、2/3以上の出席が必要となる。

その他

 諸事情により、授業内容の変更がありうる。 クラスでは日本語を使用すること。

Page 52: 日本語・留学生共通 共通日本語「日本語(上級)」 日本語「日 … · Ⅰ 日本語の履修、成績評価について 1.「日本語」科目について

PB 53

留学生共通日本語

日本語(上級)

日本語教育センター

Page 53: 日本語・留学生共通 共通日本語「日本語(上級)」 日本語「日 … · Ⅰ 日本語の履修、成績評価について 1.「日本語」科目について

54 PB

日本語教育センター(国際教育事務室)

各キャンパス所在地

 留学生共通日本語に関することは、各キャンパスの国際教育事務室に問い合わせてください。

駿 河 台キャンパス

グローバルフロント2階

〒101-8301東京都千代田区神田駿河台1-1

電話:03-3296-4146

和   泉キャンパス

第一校舎1階

〒168-8555東京都杉並区永福1-9-1

電話:03-5300-1543

生   田キャンパス

中央校舎1階

〒214-8571神奈川県川崎市多摩区東三田1-1-1

電話:044-934-7700

中   野キャンパス

低層棟 3階※�国際教育事務室ではなく、3階事務室(国際連携)にて窓口事務を行います。

〒164-8525東京都中野区中野4-21-1

電話:03-5343-8057

Page 54: 日本語・留学生共通 共通日本語「日本語(上級)」 日本語「日 … · Ⅰ 日本語の履修、成績評価について 1.「日本語」科目について

留学生共通日本語:「日本語(上級)」について

 必修・選択必修の「日本語」とは別に、留学生共通日本語として「日本語(上級)」

が和泉キャンパスと駿河台キャンパスで開講されています。

 日本語の力をもっと高めたいと考えている留学生は受講してください。

授業内容は次のとおりです。

 ◆和泉キャンパス 

    ○「日本語(上級口頭表現)A・B」

        ・聴解および発表(プレゼンテーション)

    ○「日本語(上級文章表現)A・B」

        ・文章表現練習(レポート・小論文)

 ◆駿河台キャンパス

    ○「日本語(上級総合)A・B」

        ・総合的な運用能力を高める

 必修・選択必修の「日本語」ではできない様々な活動を行いながら授業が進めら

れます。積極的に授業に参加してください。

この科目の取扱い窓口は日本語教育センター(国際教育事務室)です。必修・選択必修の「日本語」とは異なりますので、注意してください。

PB 55

Page 55: 日本語・留学生共通 共通日本語「日本語(上級)」 日本語「日 … · Ⅰ 日本語の履修、成績評価について 1.「日本語」科目について

Ⅰ 履修について

56 PB

Page 56: 日本語・留学生共通 共通日本語「日本語(上級)」 日本語「日 … · Ⅰ 日本語の履修、成績評価について 1.「日本語」科目について

1.日本語(上級)の履修対象者は、以下の通りです。

 (1) 私費留学生

 (2) プレースメントテストを受けて、履修を許可された人

 (3) 留学生共通日本語の「日本語8」を修了した人

2�.日本語(上級)を履修した場合、単位を修得することができます。修得した単

位を卒業要件に含めることができるかどうかは、学部によって異なります。各学

部の単位取扱いについては、62ページ以降を確認してください。

  ただし、大学院生は単位認定のない受講になります。

3�.入学年度により、履修登録番号が異なります。初回の授業に出席して担当教員

に確認してください。

4.履修登録の流れについて

① �受講希望科目の第1回目の授業に必ず出席してください。【春学期】第1回目の授業日:4/10(水)~4/16(火)【秋学期】第1回目の授業日:9/20(金)~9/26(木)※ 各学期,第1回目の授業時に履修登録の手続きをします。

② �担当教員によって、レベルチェックを実施する場合があります。

  担当教員の指示に従ってください。

③ �履修登録用のマークシートを担当教員から受け取り、記入後、担当教員に提出してください。

履修登録 完了

①第1回目の授業出席

②レベルチェック

③履修登録用マークシートの提出

PB 57

Page 57: 日本語・留学生共通 共通日本語「日本語(上級)」 日本語「日 … · Ⅰ 日本語の履修、成績評価について 1.「日本語」科目について

5.成績評価基準について

 � 成績評価基準は以下のとおりです。成績は、S・A・B・C・Fで記載されます。

 S・A・B・Cを合格とし、Fを不合格とします。

評�価 評�点 GP(グレードポイント)S 100~90点 4A 89~80点 3B 79~70点 2C 69~60点 1F 60点未満(および未受験) 0

※ 学部によっては未受験をFではなく、Tと記載する場合もあります。

6.日本語(上級)の定員は15名です。

7�.履修登録を行った後の履修取消しは、原則としてできません。よく考えてから履修

登録をしてください。

8.一度単位を修得した科目は、再び履修することはできません。

9�.日本語(上級)について不明な点があれば、日本語教育センター(国際教育事

務室)に問い合わせてください。

駿 河 台キャンパス グローバルフロント 2階 電話:03-3296-4146

和   泉キャンパス 第一校舎 1階 電話:03-5300-1543

生   田キャンパス 中央校舎 1階 電話:044-934-7700

中   野キャンパス

低層棟  3階※�国際教育事務室ではなく、3階 事務室(国際連携)にて窓口事務を行います。

電話:03-5343-8057

58 PB

Page 58: 日本語・留学生共通 共通日本語「日本語(上級)」 日本語「日 … · Ⅰ 日本語の履修、成績評価について 1.「日本語」科目について

Ⅱ �時間割、科目名対照表および単位取扱い表

PB 59

Page 59: 日本語・留学生共通 共通日本語「日本語(上級)」 日本語「日 … · Ⅰ 日本語の履修、成績評価について 1.「日本語」科目について

2019年度 留学生共通日本語「日本語(上級)」時間割時限/

モジュール 1時限 2時限 3時限 4時限

a 9:00~9:50 10:50~11:40 13:30~14:20 15:20~16:10

b 9:50~10:40 11:40~12:30 14:20~15:10 16:10~17:00

科 目 教室 担当者 開講区分 科 目 教室 担当者 開講区分 科 目 教室 担当者 開講区分

日本語(上級口頭表現)A

和泉M202 戸村 春

選択日本語(口頭表現)A

日本語(口頭表現)ⅣA

日本語(オーラル)A

日本語(上級口頭表現)B

和泉M202 戸村 秋

選択日本語(口頭表現)B

日本語(口頭表現)ⅣB

日本語(オーラル)B

日本語(上級文章表現)A

和泉M404 黒﨑 春

選択日本語(文章表現)A

日本語(文章表現)ⅣA

日本語(文章表現)A

日本語(上級文章表現)B

和泉M404 黒﨑 秋

選択日本語(文章表現)B

日本語(文章表現)ⅣB

日本語(文章表現)B

日本語(上級総合)A

駿河台2122 戸村 春

選択日本語(総合)A

日本語(総合)ⅣA

日本語(総合)A

日本語(上級総合)B

駿河台2122 戸村 秋

選択日本語(総合)B

日本語(総合)ⅣB

日本語(総合)B

※「M202」「M404」は和泉キャンパスメディア棟、「2122」は駿河台キャンパス12号館の教室です。

6061

Page 60: 日本語・留学生共通 共通日本語「日本語(上級)」 日本語「日 … · Ⅰ 日本語の履修、成績評価について 1.「日本語」科目について

科目名対照表(カリキュラム年度別)

2017年度以降入学者用科目名 2013年度~2016年度入学者用科目名

2011・2012年度入学者用科目名

2010年度以前入学者用科目名

留学生共通日本語「日本語(上級)」

留学生共通日本語「選択日本語」 学部間共通外国語「日本語」

日本語(上級総合)A 選択日本語(総合)A 日本語(総合)ⅣA 日本語(総合)A

日本語(上級総合)B 選択日本語(総合)B 日本語(総合)ⅣB 日本語(総合)B

日本語(上級口頭表現)A 選択日本語(口頭表現)A 日本語(口頭表現)ⅣA 日本語(オーラル)A

日本語(上級口頭表現)B 選択日本語(口頭表現)B 日本語(口頭表現)ⅣB 日本語(オーラル)B

日本語(上級文章表現)A 選択日本語(文章表現)A 日本語(文章表現)ⅣA 日本語(文章表現)A

日本語(上級文章表現)B 選択日本語(文章表現)B 日本語(文章表現)ⅣB 日本語(文章表現)B

注)単位の取扱いは、62ページ以降を参照してください。

60 61

Page 61: 日本語・留学生共通 共通日本語「日本語(上級)」 日本語「日 … · Ⅰ 日本語の履修、成績評価について 1.「日本語」科目について

留学生共通日本語「日本語(上級)」の単位取扱い表

  学部別取扱

2013年度~2016年度入学者用科目名

2011年度・2012年度入学者用科目名

(学部間共通外国語)

2010年度以前入学者用科目名

(学部間共通外国語)科目名 開講区分 単位数 法 商 政 文 理 農 営 情コ

国   日

総数通常コース

イングリッシュトラック

日本語(上級総合)A 春学期 1 ◎ ○ ◎ ○ ○ ○ ◎ ◎ ○ ○ ◎ 選択日本語(総合)A 日本語(総合)ⅣA 日本語(総合)A

日本語(上級総合)B 秋学期 1 ◎ ○ ◎ ○ ○ ○ ◎ ◎ ○ ○ ◎ 選択日本語(総合)B 日本語(総合)ⅣB 日本語(総合)B

日本語(上級口頭表現)A 春学期 1 ◎ ○ ◎ ○ ○ ○ ◎ ◎ ○ ○ ◎ 選択日本語(口頭表現)A 日本語(口頭表現)ⅣA 日本語(オーラル)A

日本語(上級口頭表現)B 秋学期 1 ◎ ○ ◎ ○ ○ ○ ◎ ◎ ○ ○ ◎ 選択日本語(口頭表現)B 日本語(口頭表現)ⅣB 日本語(オーラル)B

日本語(上級文章表現)A 春学期 1 ◎ ○ ◎ ○ ○ ○ ◎ ◎ ○ ○ ◎ 選択日本語(文章表現)A 日本語(文章表現)ⅣA 日本語(文章表現)A

日本語(上級文章表現)B 秋学期 1 ◎ ○ ◎ ○ ○ ○ ◎ ◎ ○ ○ ◎ 選択日本語(文章表現)B 日本語(文章表現)ⅣB 日本語(文章表現)B

【記号の見方】○ 卒業要件外として単位修得が可能な科目◎ 卒業要件に含めて単位修得が可能な科目(63ページの単位取扱いの説明を参考にしてください)

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Page 62: 日本語・留学生共通 共通日本語「日本語(上級)」 日本語「日 … · Ⅰ 日本語の履修、成績評価について 1.「日本語」科目について

留学生共通日本語「日本語(上級)」の卒業要件単位への単位認定取扱い

 ここでは、留学生共通日本語「日本語(上級)」を学部の卒業単位に含める場合の単位認定取扱いについて説明します。詳細は、所属学部から配付される便覧・シラバスを確認してください。

1.法学部 � 単位修得した場合に、上限がありますが、自由選択科目の単位として認定します。ただし、卒業単位に含める場合は、4年次に所定の手続きを経る必要があります。詳細は「2019年度法学部シラバス」の該当する入学年度のページを確認してください。

2.商学部  卒業要件外としてのみ、単位修得が可能です。

3.政治経済学部 � 留学生共通日本語科目の修得単位は、政治経済学部の外国語科目における卒業に必要な単位数に算入します。詳細は「2019年度政治経済学部シラバス」の該当する入学年度のページを確認してください。

4.文学部  卒業要件外としてのみ、単位修得が可能です。

5.理工学部  卒業要件外としてのみ、単位修得が可能です。

6.農学部  卒業要件外としてのみ、単位修得が可能です。

7.経営学部 【2016年度以前入学者】 � 修得した単位は、上限がありますが、自由履修科目として、卒業に必要な単位数に算入されます。詳細は入学年度の「経営学部便覧」を確認してください。 【2017年度以降入学者】 � 修得した単位は、外国語科目の単位として、卒業に必要な単位数に算入されます。詳細は入学年度の「経営学部便覧」を確認してください。

8.情報コミュニケーション学部 � 単位修得した場合に、上限がありますが、学部設置外の卒業単位認定科目に含

62 63

Page 63: 日本語・留学生共通 共通日本語「日本語(上級)」 日本語「日 … · Ⅰ 日本語の履修、成績評価について 1.「日本語」科目について

めることを認めます。詳細は「2019年度情報コミュニケーション学部シラバス」の該当する入学年度のページを確認してください。

9.国際日本学部  卒業要件外としてのみ、単位修得が可能です。

10.総合数理学部 � 修得した単位は、留学生共通日本語科目として、卒業に必要な単位数に算入することができます。詳細は「総合数理学部便覧」を確認してください。

64 PB

Page 64: 日本語・留学生共通 共通日本語「日本語(上級)」 日本語「日 … · Ⅰ 日本語の履修、成績評価について 1.「日本語」科目について

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Ⅲ 授 業 内 容

Page 65: 日本語・留学生共通 共通日本語「日本語(上級)」 日本語「日 … · Ⅰ 日本語の履修、成績評価について 1.「日本語」科目について

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2017年度以降の入学者 日本語(上級総合)A 担当者名

2013年度~2016年度の入学者 選択日本語(総合)A

戸村 佳代2011・2012年度入学者 (学部間共通外国語)日本語(総合)Ⅳ A

2010年度までの入学者 (学部間共通外国語)日本語(総合)A春学期 駿河台:金曜3時限 1単位 1~4年

授業の概要・到達目標 読解・プレゼンテーション・口頭報告・ディスカッションなどを通じて、日本人と同等に大学での活動ができる総合的な日本語運用能力を高めることを目的とする。また、日本で社会人としてのスタートを切るために必要なマナーや日本の習慣についての知識を深め、実践できる能力を身につけることを目的とする。

授業内容 文章の内容を要約する方法を学び、口頭報告・プレゼンテーション・ディスカッションを行う際のマナーや日本語の表現の使い方を学習する。また、学生が主体となって学外活動(日本の文化体験ツアー)の企画を作り、実践する予定である。  ※具体的な資料、ディスカッションのテーマなどは、受講者のレベルや希望に合わせて決定する。

第1回:イントロダクション第2回:発表テーマの決定第3回:プレゼンテーション練習:身近なテーマについて話す第4回:フィードバック第5回:企画(学外活動)を作る:プレゼンテーションの基礎 (1)第6回:企画(学外活動)を説明する:プレゼンテーションの基礎 (2)第7回:企画(学外活動)を実践する(フィールドワーク)第8回:フィードバック(自分のプレゼンテーションの録画を見る、他)第9回:プレゼンテーション準備、ディスカッション (1)第10回:プレゼンテーション準備、ディスカッション (2)第11回:発表原稿の執筆、プレゼンテーション資料作成第12回:録画 (1)第13回:録画 (2)第14回:課題提出、まとめ 

履修上の注意 授業に関する連絡、課題に関する指示などは電子メールと Oh-o! Meiji によって行う。文字化け等のトラブルを避けるため、できるかぎりMeiji Mail を利用すること。

準備学習(予習・復習等)の内容 プレゼンテーションのための資料準備は授業中にも行うが、授業中に完了しなかった作業を課題として課す場合がある。

教科書 必要に応じてコピー教材を配布する。

参考書 授業中に適宜紹介する。

成績評価の方法 発表課題(40%)、普段の授業での活動(30%)、最終課題(30%)により、総合的に評価する。 ※4回以上欠席した場合は、原則として評価を出さない。

その他 様々な情報を整理しながら理解すること、手に入れた情報や自分の考えを分かりやすく伝えることは、ゼミばかりでなく、大学や社会での活動を行っていくために必要不可欠な技能である。3~4年生になると、日常的な日本語運用能力は向上してくるが、公的な場での日本語の使い方が不得意なままの留学生もいる。単に「おしゃべりできる」とか「日本語が通じる」だけではなく、日本人と同じように、必要なことを状況に合わせて的確に伝えられる日本語力を身につけてほしい。特に、日本での進学や就職を考えている留学生は、是非、フォーマルな場での適切な日本語の使い方を学んでもらいたい。

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2017年度以降の入学者 日本語(上級総合)B 担当者名

2013年度~2016年度の入学者 選択日本語(総合)B

戸村 佳代2011・2012年度入学者 (学部間共通外国語)日本語(総合)Ⅳ B

2010年度までの入学者 (学部間共通外国語)日本語(総合)B秋学期 駿河台:金曜3時限 1単位 1~4年

授業の概要・到達目標 プレゼンテーション・口頭報告・ディスカッション・ディベートなどを通じて、日本人と同等に大学での活動ができる総合的な日本語運用能力を高めることを目的とする。また、日本で社会人としてのスタートを切るために必要なマナーや日本の習慣についての知識を深め、実践できる能力を身につけることを目的とする。

授業内容 受講者の関心や興味にもとづいてテーマを決め、新聞や雑誌の記事、ビデオ等を教材として、口頭報告・ディスカッションを行う。また、最終報告を e- プレゼンテーションの作品としてまとめる。  ※具体的な練習内容やテーマなどは、受講者のレベルや関心・希望に合わせて決定する。

第1回:イントロダクション第2回:ウォーミングアップ、テーマの決定第3回:プレゼンテーション (1):自分の専門・関心について説明する第4回:フィードバック第5回:テーマ1:情報整理第6回:テーマ1:ディスカッション・応用練習第7回:フィードバック第8回:テーマ2:情報整理第9回:テーマ2:ディスカッション・応用練習第10回:フィードバック、最終プレゼンテーション準備第11回:発表原稿の執筆、プレゼンテーション資料作成 第12回:録画 (1)第13回:録画 (2)第14回:課題提出、まとめ

履修上の注意 授業に関する連絡、課題の指示などは電子メール、Oh-o! Meiji によって行う。文字化け等のトラブルを避けるため、できるかぎり Meiji Mail を利用すること。

準備学習(予習・復習等)の内容○配付資料を Oh-o! Meiji でダウンロードし、語彙・表現および内容について予習すること。○授業中の報告・発表を録画した場合は、各自でファイルを持ち帰り反省点を整理すること。

教科書 コピー教材を Oh-o! Meiji で配付する。

参考書 授業の中で、必要に応じて適宜指示する。

成績評価の方法 発表課題(40%)、普段の授業での活動(30%)、最終課題(30%)により、総合的に評価する。 ※4回以上欠席した場合は、評価を出さない。

その他 様々な情報を整理しながら理解すること、手に入れた情報や自分の考えを分かりやすく伝えることは、ゼミばかりでなく、大学や社会での活動を行っていくために必要不可欠な技能である。3~4年生になると、日常的な日本語運用能力は向上してくるが、公的な場での日本語の使い方が不得意なままの留学生もいる。単に「おしゃべりできる」とか「日本語が通じる」だけではなく、日本人と同じように、必要なことを状況に合わせて的確に伝えられる日本語力を身につけてほしい。特に、日本での進学や就職を考えている留学生は、是非、フォーマルな場での適切な日本語の使い方を学んでもらいたい。

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2017年度以降の入学者 日本語(上級口頭表現)A 担当者名

2013年度~2016年度の入学者 選択日本語(口頭表現)A

戸村 佳代2011・2012年度入学者 (学部間共通外国語)日本語(口頭表現)Ⅳ A

2010年度までの入学者 (学部間共通外国語)日本語(口頭表現)A春学期 和泉:火曜4時限 1単位 1~4年

授業の概要・到達目標 自然な速さ・話し方の日本語を聞き取る練習、聴き取った内容を正確に伝える練習、自分の考えを伝えるプレゼンテーションの練習を行う。大学生活で必要になる様々なコミュニケーションの方法の基礎を身につけ、日本人と同じように大学での活動ができるようになることを目標とする。

授業内容 日本語によるメールのやりとり、事務室の人や先生などの目上の人との話し方等、具体的な場面を想定しながら状況に応じた日本語の適切な表現を練習する。   ※受講者のレベルや希望に合わせて具体的授業内容を決定する。

第1回:イントロダクション第2回:スピーチをする(自己アピール)第3回:目上の人に手紙やメールを書く第4回:問い合わせやお願いをする (1)第5回:問い合わせやお願いをする (2)第6回:聴いた内容をメモにまとめる (1)第7回:聴いた内容をメモにまとめる (2)第8回:提案する (1)第9回:提案する (2)第10回:わかりやすく説明する (1)第11回:わかりやすく説明する (2)第12回:報告をする (1)第13回:報告をする (2)第14回:課題提出、まとめ

履修上の注意 授業についての連絡や課題についての指示は、原則として電子メールと Oh-o! Meiji で行う。文字化け等のトラブルを避けるため、できるかぎり Meiji Mail を利用すること。

準備学習(予習・復習等)の内容 授業での練習・発表の録画ファイル、音声ファイルを各自で確認し、問題点を整理した上で次の練習に役立てるようにすること。

教科書 コピー教材を配布する。

参考書 授業の中で必要に応じて適宜指示する。

成績評価の方法 授業中の課題(40%)、普段の授業での活動(30%)、最終課題(30%)により、総合的に評価する。 ※4回以上欠席した場合は、原則として評価を出さない。

その他 電子メールやインターネットは、大学での学習・生活に欠かすことができない。コンピュータの有効な活用方法や大学生としての基本的なマナーを、授業を通して身につけてもらいたい。 1年次での履修を推奨する。

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2017年度以降の入学者 日本語(上級口頭表現)B 担当者名

2013年度~2016年度の入学者 選択日本語(口頭表現)B

戸村 佳代2011・2012年度入学者 (学部間共通外国語)日本語(口頭表現)Ⅳ B

2010年度までの入学者 (学部間共通外国語)日本語(口頭表現)B秋学期 和泉:火曜4時限 1単位 1~4年

授業の概要・到達目標 グループで日本人を対象としたインタビューやアンケート調査を行い、フォーマル会話での日本語の使い方を学ぶ。また、調査の報告準備として発表要旨をまとめ、発表資料を作る作業を行い、自分の意見や事実を整理して他の人に説明する「発表」のしかたを学んだ上で、日本語によるプレゼンテーションを行う。 日本人と同じようにゼミの発表ができる日本語の力を身につけることを目標とする。

授業内容 3~4名のグループに分かれ、プロジェクトワークを行う。   ※受講者のレベルや希望に合わせて具体的授業内容を決定する。

第1回:イントロダクション第2回:テーマを決める第3回:テーマについて説明する第4回:アンケート調査をする (1) 実施計画第5回:アンケート調査をする (2) アンケート票作成第6回:アンケート調査をする (3) 調査実施準備第7回:情報の収集と整理 第8回:インタビューをする (1) 第9回:インタビューをする (2) 第10回:議論の内容を整理する(報告準備)第11回:プレゼンテーション (1)第12回:プレゼンテーション (2) 第13回:報告をまとめる第14回:課題提出、まとめ 

履修上の注意 授業についての連絡や課題についての指示は、原則として電子メールと Oh-o! Meiji で行う。文字化け等のトラブルを避けるため、できるかぎり Meiji Mail を利用すること。

準備学習(予習・復習等)の内容 予定通りに作業が進むよう、グループ内のメンバーが連絡を取り合うようにすること。

教科書 コピー教材を配布する。

参考書 授業中に必要に応じて適宜紹介する。

成績評価の方法 発表課題(40%)、普段の授業での活動(30%)、最終課題(30%)により、総合的に評価する。 ※4回以上欠席した場合は、原則として評価を出さない。

その他 電子メールやインターネットは、大学での学習・生活に欠かすことができない。コンピュータの有効な活用方法や大学生としての基本的なマナーを、授業を通して身につけてもらいたい。

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2017年度以降の入学者 日本語(上級文章表現)A 担当者名

2013年度~2016年度の入学者 選択日本語(文章表現)A

黒﨑 典子2011・2012年度入学者 (学部間共通外国語)日本語(文章表現)Ⅳ A

2010年度までの入学者 (学部間共通外国語)日本語(文章表現)A春学期 和泉:木曜1時限 1単位 1~4年

授業の概要・到達目標 論文・レポート作成に関する基本練習を行う。テーマの立て方、議論の発展のさせ方など、文章構築のための基礎について学習し、特に論述文の基本的なパターンや適切な日本語表現を習得していくことを目標とする。

授業内容 論文・レポートの作成方法を学ぶと同時に、自分自身のレポートを書き進め、執筆、推敲を繰り返しながら最終稿を完成させる。

第 1 回:イントロダクション、論文のテーマについて第 2 回:日本語文章執筆の基本第 3 回:文章のスタイルについて学ぶ 第 4 回:レポート作成の方法 (1):主題(テーマ)の見つけ方第 5 回:レポート作成の方法 (2):主題文の作り方、アウトライン・構成の作り方第 6 回:レポート作成の方法 (3):構成メモから文章を作成する第 7 回:本論の書き方 (1):引用の方法、参考文献の書き方第 8 回:本論の書き方 (2):図表説明の方法第 9 回:序論、結論の書き方、メタ言語行動表現の書き方第 10 回:本論の書き方 (3):根拠・理由を示す方法 第 11 回:本論の書き方 (4):容認・主張の文章展開方法 第 12 回:執筆論文のピアリーディング第 13 回: a: 推敲の方法第 14 回:執筆論文最終稿のチェック、ピアリーディング、総括

履修上の注意 課題作文を提出し、添削されたものを見直し、再度書き直しをして完成させていくため、真面目に取り組む姿勢を望む。課題提出にはプリントアウトしたものの他、電子メールも利用する。

準備学習(予習・復習等)の内容 添削された作文は、必ず書き直しをして再提出すること。配布プリントは論文を執筆する際に必要な技術が書かれているため、授業で使用した後も復習をして、その技術を確実に自分のものとすることを期待する。

教科書 プリントを配布する。

参考書 『大学生と留学生のための論文ワークブック』浜田麻里他(くろしお出版)、『大学生のための文章表現&口頭発表練習帳』銅直信子他(国書刊行会)、『ピアで学ぶ大学生の日本語表現―プロセス重視のレポート作成』大島弥生他(ひつじ書房) 等

成績評価の方法 レポート<第一稿及び最終稿>(50%)、授業での作文練習(30%)、授業への参加度(20%)により、総合的に評価する。期末試験は行わない。

その他 より良い文章を書くためには振り返ることが大切なため、作文の書き直し、添削後の再提出など、推敲を重ねて完成させるまで真面目に取り組むこと。授業内容の中心は文章表現であるが、口頭表現、文法など、日本語の様々なことがらを取り入れて授業を進める予定である。また、受講生からの日本語に関する質問にはできる限り答えていくので、日本語力向上のために積極的に活用してほしい。

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2017年度以降の入学者 日本語(上級文章表現)B 担当者名

2013年度~2016年度の入学者 選択日本語(文章表現)B

黒﨑 典子2011・2012年度入学者 (学部間共通外国語)日本語(文章表現)Ⅳ B

2010年度までの入学者 (学部間共通外国語)日本語(文章表現)B秋学期 和泉:木曜1時限 1単位 1~4年

授業の概要・到達目標 論文・レポート作成に関する練習を行う。テーマの立て方、議論の発展のさせ方など、文章構築のための基礎について学習し、特に説得力のある文章を書くための日本語表現方法について演習する。目的に沿った適切な表現、展開方法の習得を目標とする。

授業内容 論文・レポートの作成方法を学ぶと同時に、自分自身のレポートを書き進め、執筆、推敲を繰り返しながら最終稿を完成させる。

第 1 回:イントロダクション、論文のテーマについて第 2 回:文章のスタイルについて学ぶ (1):課題作文の執筆第 3 回:文章スタイルについて学ぶ (2):話しことばと書きことば第 4 回:レポート作成の方法 (1):主題(テーマ)の見つけ方、主題文の作り方第 5 回:レポート作成の方法 (2):構成・アウトラインの作り方 第 6 回:レポート作成の方法 (3):構成メモから文章を作成する   第 7 回:本論の書き方 (1): 引用の方法、参考文献の書き方 第 8 回:本論の書き方 (2): データ解釈を使って効果的に論じる方法 第 9 回:序論、結論の書き方、メタ言語行動表現の書き方第 10 回:本論の書き方 (3): 注目のさせ方第 11 回:本論の書き方 (4): 容認・主張の文章展開方法 第 12 回:執筆論文のピアリーディング第 13 回:a:推敲の方法第 14 回:執筆論文最終稿のチェック、ピアリーディング、総括

履修上の注意 課題作文を提出し、添削されたものを見直し、再度書き直しをして完成させていくため、真面目に取り組む姿勢を望む。課題提出にはプリントアウトしたものの他、電子メールも利用する。短いものでも構わないため、日本語でレポート又は論文の執筆経験があることが望ましい。

準備学習(予習・復習等)の内容 添削された作文は、必ず書き直しをして再提出すること。配布プリントは論文を執筆する際に必要な技術が書かれているため、授業で使用した後も復習をして、その技術を確実に自分のものとすることを期待する。

教科書 プリントを配布する。

参考書 『大学生と留学生のための論文ワークブック』浜田麻里他(くろしお出版)、『大学生のための文章表現&口頭発表練習帳』銅直信子他(国書刊行会)、 『ピアで学ぶ大学生の日本語表現―プロセス重視のレポート作成』大島弥生他(ひつじ書房) 等

成績評価の方法 レポート<第一稿及び最終稿>(50%)、授業での作文練習(30%)、授業への参加度(20%)により、総合的に評価する。期末試験は行わない。

その他 より良い文章を書くためには振り返ることが大切なため、作文の書き直し、添削後の再提出など、推敲を重ねて完成させるまで真面目に取り組むこと。授業内容の中心は文章表現であるが、口頭表現、文法など、日本語の様々なことがらを取り入れて授業を進める予定である。また、受講生からの日本語に関する質問にはできる限り答えていくので、日本語力向上のために積極的に活用してほしい。

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2019年度

日本語・留学生共通日本語「日本語(上級)」シラバス

2019年度

日本語「日本語(上級)」シラバス日本語・留学生共通

留学生科目

留学生科目