Oracle Product Development ExchangeOracle Product Development Exchange 設定ガイド, リリース6.2 部品番号：J06473-01 原本名：Oracle Product Development Exchange Setup

Oracle Product Development Exchange

設定ガイド

リリース 6.2

2002 年 5 月

部品番号：J06473-01

Oracle Product Development Exchange 設定ガイド , リリース 6.2

部品番号：J06473-01

原本名：Oracle Product Development Exchange Setup Guide, Release 6.2

原本部品番号：A88862-01

原本著者：Kimberly Whitehead, Joyce Fee

原本協力者：Suhail Maqsood, Andrew Long, Bastin Gerald, Jeff Barton, Marc Bennink, Sachin Patel

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Printed in Japan.

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このドキュメントに記載されているその他の会社名および製品名は、あくまでその製品および会社を識別する目的にのみ使用されており、それぞれの所有者の商標または登録商標です。

目次目次目次目次

はじめにはじめにはじめにはじめに ........................................................................................................................................................................... iii

対象読者 ..................................................................................................................................................................... iv前提条件 ..................................................................................................................................................................... iv関連ドキュメント ..................................................................................................................................................... iv構成 .............................................................................................................................................................................. v

1 概要概要概要概要

品目情報管理 ................................................................................................................................................... 1-2

プロジェクト・コラボレーション ............................................................................................................... 1-4

ドキュメント管理 ........................................................................................................................................... 1-7

担当管理 ........................................................................................................................................................... 1-9

変更管理 ......................................................................................................................................................... 1-11

課題管理 ......................................................................................................................................................... 1-12

Product Development Intelligence （OPDI） ........................................................................................... 1-13

2 導入導入導入導入

前提条件 ........................................................................................................................................................... 2-3

OPDX の使用オプション .............................................................................................................................. 2-3

変更 / 課題管理カスタマイズ設定ステップ .............................................................................................. 2-6

ドキュメント管理カスタマイズ設定ステップ（オプション） ................................................................. 2-9

プロジェクト・カスタマイズ設定ステップ（オプション） ................................................................... 2-10

ロール設定ステップ（オプション） ........................................................................................................... 2-11

ワークフロー管理カスタマイズ設定（オプション） ............................................................................... 2-12

i

3 問題点管理システム統合問題点管理システム統合問題点管理システム統合問題点管理システム統合

前提条件 ........................................................................................................................................................... 3-2

問題点管理システム統合ステップ（オプション） ..................................................................................... 3-2

A OPDX ワークフローワークフローワークフローワークフロー

変更管理ワークフロー ................................................................................................................................... A-2

プロジェクト / タスクの関係者へ送信する日付変更通知ワークフロー ........................................... A-12

索引索引索引索引

ii

はじめにはじめにはじめにはじめに

このマニュアルでは、Oracle Product Development Exchange（OPDX）でのオプション設定の定義方法を説明します。OPDX は、インストールしてすぐに使用できます。また、このマニュアルで説明する一部のオプションについては、OPDX をユーザーに対してリリースする前に定義できます。これらのステップは、コラボレーションの中で必要に応じて実行することもできます。

その他のエクスチェンジ・アプリケーションの設定については、各アプリケーションの設定ガイドで説明します。

関連項目関連項目関連項目関連項目 : 「関連ドキュメント」

iii

対象読者対象読者対象読者対象読者このマニュアルは、次の読者を対象としています。

� エクスチェンジ・オペレータ。エクスチェンジを設定し、エクスチェンジ・サイトの日々の操作を実行する担当します。

� エクスチェンジ会社管理者。会社およびユーザーをエクスチェンジに登録し、社内においてエクスチェンジで購入または販売アクティビティを実行する調達担当者です。

� Product Development Exchange の設定時に前述のパーティのいずれかを支援するその他の業務担当者（技術者以外）。

前提条件前提条件前提条件前提条件このマニュアルを参照する前に、『Oracle Exchange Installation Guide』の説明に従って、エクスチェンジと Product Development Exchange ソフトウェアをインストールしておく必要があります。

Product Development Exchange のインストール時には、Oracle Internet File System もインストールされます。Oracle Product Development Exchange を使用すると、Oracle Internet File System を通じて、チェックインとチェックアウト、ドキュメント・カテゴリ、フォルダ、リビジョン、ドキュメントの検索を容易にする自動テキスト索引付けなどのドキュメント管理機能を利用できます。

関連ドキュメント関連ドキュメント関連ドキュメント関連ドキュメントOPDX およびその他のエクスチェンジに関連するマニュアルは次のとおりです。

� 『Oracle Exchange Installation Guide』（エクスチェンジのインストール方法を説明）

� 『Oracle Exchange Integration Guide』（エクスチェンジと他のアプリケーションの統合方法を説明）

� 『Oracle Product Development Exchange Technical Reference Manual』

� 『Marketplace Exchange Setup Guide』

� 『Transportation Exchange Setup Guide』

� 『Supply Chain Exchange Setup Guide』

iv

構成構成構成構成このマニュアルの構成は次のとおりです。

第第第第 1 章章章章

OPDX 機能の概要を簡単に説明します。


OPDX 設定の基本ステップを概説します。


OPDX 問題点管理システム統合を説明します。

付録付録付録付録 AOPDX ワークフロー・ダイアグラムを示します。

v

vi

1
概要概要概要概要
この章では、Product Development Exchange（OPDX）に用意されている各種機能について理解を深めるために、OPDX の概要を簡単に説明します。OPDX 機能の詳細は、エクスチェンジ・オンライン・ヘルプの「製品開発」セクションで参照できます。このヘルプは登録後に利用できます。

Product Development Exchange は、次の機能領域で構成されています。

� 品目情報管理

� 製品構成管理

� ドキュメント管理

� 担当管理

� 変更管理

� 課題管理

� Product Development Intelligence （OPDI）

概要 1-1

品目情報管理品目情報管理品目情報管理品目情報管理大手企業が製品開発を行うにあたって仕入先のグローバル・ネットワークへの依存度をますます高めていることから、品目情報も様々な場所に分散される傾向にあり、情報の共有はこれまで以上に大きな課題になってきています。この項で説明する OPDX の機能を使用すると、品目情報にグローバルにアクセスできます。

品目カタログ品目カタログ品目カタログ品目カタログOPDX には、エクスチェンジでも使用できる品目カタログが組み込まれています。製品開発ライフ・サイクルの初期の段階でこのカタログに品目を指定し、承認されたパーティのみがカタログ検索でこれらの品目を検索できるように保護できます。

品目カタログのインポート品目カタログのインポート品目カタログのインポート品目カタログのインポート標準ベースのアップロード機能を使用すると、XML 形式および一般的なスプレッドシート形式の品目カタログ情報をインポートできます。

テキスト検索テキスト検索テキスト検索テキスト検索 Oracle の品目カタログには最先端の検索テクノロジが採用されており、品目を簡単に検索できます。

品目クロスリファレンス品目クロスリファレンス品目クロスリファレンス品目クロスリファレンスフォーム、適合性および機能が同じである他の品目識別子、および他の品目（この場合もフォーム、適合性および機能が同じ）の品目識別子への相互参照を設定できます。

品目クロスリファレンス品目クロスリファレンス品目クロスリファレンス品目クロスリファレンス特定のパーティに固有な、または一般的な相互参照の品目クロスリファレンスを指定できます。品目の品目クロスリファレンスは、スプレッドシートで指定して、エクスチェンジにアップロードできます。

関連品目関連品目関連品目関連品目相互参照を使用して、異なる複数の品目（フォーム、適合性および機能が同じ）を識別する品目番号を関連付けることができます。関連タイプは共通にすることができます。

品目品目品目品目 / プロジェクト関連プロジェクト関連プロジェクト関連プロジェクト関連品目をプロジェクトまたはタスクと関連付けると、関連のあるプロジェクト情報に直接移動して情報を表示できます。

1-2　Oracle Product Development Exchange 設定ガイド

無制限数の品目ドキュメント無制限数の品目ドキュメント無制限数の品目ドキュメント無制限数の品目ドキュメントOPDX では、カタログ内の品目にいくつでもドキュメントを添付できます。

統合された統合された統合された統合された CAD とドキュメント・ビューワとドキュメント・ビューワとドキュメント・ビューワとドキュメント・ビューワ OPDX には特定のビューワが組み込まれていませんが、顧客は好みのビューワを選択できます。OPDX 独自の Web ブラウザ機能により、表示する品目ドキュメントまたは CAD ファイルをユーザーが選択すると、適切なビューワが自動的に起動します。

変更の通知と確認変更の通知と確認変更の通知と確認変更の通知と確認特定の品目に対して変更通知権限を持っている担当は、E メールによる変更通知を確認できます。この変更通知は、品目情報が変更されるたびに送信されます。変更通知の E メールには、変更された情報に直接移動できるリンクが設定されています。

品目担当と品目ロール品目担当と品目ロール品目担当と品目ロール品目担当と品目ロール

ロールベースの品目セキュリティロールベースの品目セキュリティロールベースの品目セキュリティロールベースの品目セキュリティ OPDX では、データ・セキュリティを使用して品目の表示を管理できます。データ・セキュリティでは、固有のデータへのアクセスと操作を管理します。たとえば、「品目 A」に関して「品目情報の表示」という権限を持つロールが割り当てられているユーザーの場合、「品目 A」は表示できても「品目 B」は表示できません。

バルクロード機能バルクロード機能バルクロード機能バルクロード機能スプレッドシートで品目に関連づけられている担当とロールを指定し、それをエクスチェンジにアップロードできます。

品目への公開アクセス品目への公開アクセス品目への公開アクセス品目への公開アクセス「全ユーザー」グループ（すべてのエクスチェンジ・ユーザーで構成されるグループ）を使用して、品目へのグローバル・アクセスを許可できます。

品目リビジョン品目リビジョン品目リビジョン品目リビジョンカタログ内の品目のリビジョンを指定できます。設計ドキュメント、製品構成とその構成部品および品目間のその他の関係を、それらの品目のリビジョン間に存在させることもできます。

品目リビジョンのインポート品目リビジョンのインポート品目リビジョンのインポート品目リビジョンのインポート品目のリビジョンをスプレッドシートで指定し、それらのリビジョンをエクスチェンジにアップロードできます。

概要 1-3

製品構成管理製品構成管理製品構成管理製品構成管理OPDX 製品構成管理では、製品構成を作成またはインポートできます。OPDX では、これらの製品構成を、変更管理、リビジョン管理および日付とリビジョンの有効性を使用して管理できます。また、OPDX には、拡張グラフィカル製品構成ナビゲーション・ツールも用意されています。

日付とリビジョンの有効性日付とリビジョンの有効性日付とリビジョンの有効性日付とリビジョンの有効性 OPDX では、製品構成の構成部品に対し、その構成の日付またはリビジョンのいずれかで有効性を発揮するように設定できます。

複数の製品構成複数の製品構成複数の製品構成複数の製品構成 OPDX では、特定の組立品の製品構成を、その試作から開発および製造に至るまで各段階について記録できます。

製品構成のインポート製品構成のインポート製品構成のインポート製品構成のインポート OPDX の標準ベースのアップロード機能を使用すると、XML 形式と一般的なスプレッドシート形式の両方から製品構成をアップロードできます。

製品構成タイプ製品構成タイプ製品構成タイプ製品構成タイプ OPDX を使用すると、組織全体で複数のタイプの製品構成を使用できます。製品構成タイプには、製造部品構成表、設計部品構成表、マーケティング部品構成表などがあります。

製品構成ナビゲータ製品構成ナビゲータ製品構成ナビゲータ製品構成ナビゲータ上級ユーザーであれば、製品構成ナビゲータに備えられている Webベースのグラフィカルな情報ナビゲータを利用して、複雑な製品構成や関連情報の間を迅速に移動できます。

プロジェクト・コラボレーションプロジェクト・コラボレーションプロジェクト・コラボレーションプロジェクト・コラボレーションプロジェクト・チームが様々な場所に点在し、そのメンバーに複数の会社の担当者が含まれるコラボレイティブな製品開発プロジェクトの管理はこれまで以上に難しい作業になってきています。最新のプロジェクト・ステータス情報の取得や、チーム・メンバーおよび管理者へのスケジュールの通知も複雑になってきています。

以降の項で説明する OPDX の機能によって、製品開発プロジェクトの管理が簡単になります。


プロジェクトの定義プロジェクトの定義プロジェクトの定義プロジェクトの定義

プロジェクト情報プロジェクト情報プロジェクト情報プロジェクト情報 Web ページページページページ OPDX には、プロジェクト情報を取得するためのシンプルで直観的な Web ページが用意されています。たとえば、OPDX プロジェクトの Web ページには、次のようなページがあります。

� プロジェクト検索

� プロジェクト要約およびタスク

� プロジェクト添付（ドキュメント）

� プロジェクト・チーム

� プロジェクト / 品目関連

プロジェクト計画ツールとの統合プロジェクト計画ツールとの統合プロジェクト計画ツールとの統合プロジェクト計画ツールとの統合 OPDX には一般的なプロジェクト計画ツールへのゲートウェイが用意されており、これによって、ユーザーは好みのプロジェクト計画ツールでプロジェクト情報を管理し、さらにこの情報を OPDX に直接アップロードしてチーム・メンバーや取引先と情報を共有できます。OPDX は、プロジェクト計画アプリケーションであるMicrosoft Project と統合されています。

無制限数の無制限数の無制限数の無制限数の WBS 階層階層階層階層任意の数の作業分解構造を使用して製品開発プロジェクトを定義できます。

プロジェクト・レポート分類プロジェクト・レポート分類プロジェクト・レポート分類プロジェクト・レポート分類プロジェクト・レポート分類は、プロジェクト・サイクル・タイムのレポートの作成に使用できるプロジェクト属性です。OPDX を使用すると、プロジェクト・レポート分類を定義できます。

タスクの依存関係タスクの依存関係タスクの依存関係タスクの依存関係依存タスクを完了するには、完了の必要があるタスクと解決する必要がある課題を宣言します。

現在のプロジェクト管理ツールについて、プロジェクト・マネージャは、どちらも選択しがたい 2 つの選択肢に悩まされます。1 つはタスク、アクティビティおよびそれらのアクティビティ間の依存関係をプロジェクト管理システムとレコードの作業管理システムの両方に記録するというものです。もう 1 つは、実際の作業管理システムの動きをトラッキングしない高度なレベルの計画を立てるというものです。これによって、プロジェクト計画は急速に古くなり、プロジェクト・マネージャは様々なレベルで発生するアクティビティを調整することになります。OPDX を使用すると、プロジェクト・マネージャは、大半のプロジェクト管理システムのようにタスク間のみの依存性を作成するのではなく、変更オーダー・システムや課題管理システムなどの作業管理システム自体にも依存性を作成できます。

概要 1-5

プロジェクト・ドキュメントプロジェクト・ドキュメントプロジェクト・ドキュメントプロジェクト・ドキュメント

プロジェクトのプロジェクトのプロジェクトのプロジェクトの URL リンクリンクリンクリンク Oracle Internet File System ドキュメント管理システムにドキュメントを保存したり、URL を使用して他のドキュメント・リポジトリ内のドキュメントを参照できます。

無制限数のプロジェクト・ドキュメント無制限数のプロジェクト・ドキュメント無制限数のプロジェクト・ドキュメント無制限数のプロジェクト・ドキュメントプロジェクトまたはタスクには、任意の数のドキュメントを関連付けられます。また、同じドキュメントを品目とタスクの両方に添付できます。この場合は、プロジェクト情報と品目情報の両方を表示すると添付が表示されます。

プロジェクトの担当とロールプロジェクトの担当とロールプロジェクトの担当とロールプロジェクトの担当とロール

プロジェクト・チームプロジェクト・チームプロジェクト・チームプロジェクト・チームプロジェクトまたはタスクの担当と、その担当のロールを指定できます。

ロールベースのセキュリティロールベースのセキュリティロールベースのセキュリティロールベースのセキュリティロールベースのセキュリティでは、ユーザーまたはグループに権限を割り当てて、プロジェクトやタスクへの各種アクセス・レベルを付与します。たとえば、あるタスクに対して「タスク・マネージャ」というロールを持つユーザーは、「タスク詳細および進行状況」の編集、ドキュメントと品目のタスクへの関連付け、プロジェクト・チームの表示、タスクの課題、変更要求、変更オーダーの作成およびタスクの依存関係の追加と編集を実行できます。

プロジェクトプロジェクトプロジェクトプロジェクト / 品目関連品目関連品目関連品目関連プロジェクトやタスクに関連付けられた品目のリストを指定できます。この関連を使用すると、品目情報とプロジェクト情報の間を簡単に移動できます。

リビジョン・レベル関連リビジョン・レベル関連リビジョン・レベル関連リビジョン・レベル関連品目とプロジェクトの関連を、品目リビジョンのレベルと品目レベルで指定できます。

通知通知通知通知

プロジェクト・ステータスの変更通知プロジェクト・ステータスの変更通知プロジェクト・ステータスの変更通知プロジェクト・ステータスの変更通知プロジェクト・チームのメンバーは、プロジェクトまたはタスクのステータスが変更された場合に通知を確認できます。ただし、通知を確認するには、タスクまたはプロジェクトに対する権限が必要です。

プロジェクトプロジェクトプロジェクトプロジェクト / タスク・ワークフロータスク・ワークフロータスク・ワークフロータスク・ワークフロー

日付変更通知日付変更通知日付変更通知日付変更通知依存プロジェクト / タスクの管理者は、依存先のプロジェクト / タスクの日付やステータスの変更について通知を受けることができます。


ドキュメント管理ドキュメント管理ドキュメント管理ドキュメント管理OPDX のドキュメント管理には、以降の項で説明する機能が用意されています。

無制限数のドキュメント添付無制限数のドキュメント添付無制限数のドキュメント添付無制限数のドキュメント添付オブジェクトには任意の数のドキュメントを添付できます（OPDX におけるオブジェクトとは、品目、品目リビジョン、製品構成、製品構成の部品、プロジェクト、タスク、変更要求、変更オーダーおよび課題を指します）。

ロールベースのセキュリティロールベースのセキュリティロールベースのセキュリティロールベースのセキュリティロールベースのセキュリティは、どのドキュメントにも設定できます。ロールベースのセキュリティでは、ユーザーまたはグループに特権を割り当てて、ドキュメントへの各種アクセス・レベルを付与します。たとえば、ドキュメントに対して「ドキュメント作成者」のロールを持つユーザーは、ドキュメントを表示、編集および削除できます。

アクセス管理リスト（アクセス管理リスト（アクセス管理リスト（アクセス管理リスト（ACL）による統一されたセキュリティ）による統一されたセキュリティ）による統一されたセキュリティ）による統一されたセキュリティOPDX では、ユーザー独自の ACL を定義できます。また、ACL を検索したり、自分で定義したすべての ACL を表示したりすることもできます。ACL は、特定のドキュメントやフォルダへのアクセスを許可する対象として定義する担当またはグループのリストです。ACLを使用すると、ドキュメントとフォルダに厳重なセキュリティを実装できます。ドキュメント所有者は、自分が所有するドキュメントの ACL を変更できます。

公開利用可能なドキュメント公開利用可能なドキュメント公開利用可能なドキュメント公開利用可能なドキュメント「全ユーザー」グループ（すべてのエクスチェンジ・ユーザーで構成されるグループ）を使用してドキュメントへのグローバル・アクセスを許可できます。

使用（参照）場所使用（参照）場所使用（参照）場所使用（参照）場所ドキュメントの添付先となるすべてのオブジェクト（プロジェクト、品目および変更要求）を検索できます。また、オブジェクトに添付されているドキュメントもすべて検索できます。

チェックインチェックインチェックインチェックイン / チェックアウトチェックアウトチェックアウトチェックアウトProduct Development Exchange では、Oracle Internet File System の機能を活用してチェックインおよびチェックアウトのドキュメント管理機能を提供します。これによって、同じファイルを他のユーザーと共有しても、作業中にファイルが上書きされる心配はありません。

概要 1-7

ドキュメント・カテゴリドキュメント・カテゴリドキュメント・カテゴリドキュメント・カテゴリOPDX では、ドキュメントを様々な方法で編成できます。ドキュメントはドキュメント・カテゴリのメンバーとして定義されますが、多くのフォルダに保存してそれらのフォルダからアクセスできます。たとえば、あるドキュメントのドキュメント・カテゴリを「広報」とし、そのドキュメントをドキュメント・フォルダ資料に保存できます。

ドキュメント・フォルダドキュメント・フォルダドキュメント・フォルダドキュメント・フォルダOracle Internet File System では、フォルダ内でドキュメントを編成できます。たとえば、

「技術者から注文する環境の仕様書」という技術ドキュメントは次のフォルダに保存できます。

� 品目用フォルダ

� 発注用フォルダ

� プロジェクト用フォルダ

ドキュメント・リビジョンドキュメント・リビジョンドキュメント・リビジョンドキュメント・リビジョンOracle Internet File System リポジトリでは、バージョン付きドキュメントに加えたすべての編集内容を取得およびトラッキングします。この操作を行うため、Oracle Internet File System には、使いやすくて安全な " チェックイン " および " チェックアウト " のプロシージャが用意されています。ドキュメントは最初にドキュメント・リポジトリからチェックアウトされ、必要に応じて変更されてから再度リポジトリにチェックインされます。

ドキュメント・ステータスとワークフローの変更ドキュメント・ステータスとワークフローの変更ドキュメント・ステータスとワークフローの変更ドキュメント・ステータスとワークフローの変更OPDX には、多様な製品情報に対するワークフロー駆動型の変更管理機能が組み込まれています。この場合、変更内容が指定された承認者に送られてから、ドキュメントの新しいリビジョンが Oracle Internet File System（ドキュメント管理システム）にチェックインされます。

統合されたドキュメント管理とエクスチェンジのセキュリティ統合されたドキュメント管理とエクスチェンジのセキュリティ統合されたドキュメント管理とエクスチェンジのセキュリティ統合されたドキュメント管理とエクスチェンジのセキュリティユーザーは、Oracle Internet File System ドキュメント管理システムとエクスチェンジ・システムの両方に登録されます。エクスチェンジ環境内でドキュメントに付与された権限はドキュメント管理環境内でも有効になります。同様に、ドキュメント管理環境内で付与された権限はエクスチェンジ環境内でも有効になります。

拡張されたテキストの索引付け拡張されたテキストの索引付け拡張されたテキストの索引付け拡張されたテキストの索引付けOracle Internet File System では、テキスト・コンテキストに自動的に索引が付けられるため、ドキュメントの内容に関するドキュメント検索を簡単に実行できます。


中間解析と索引付けエンジン中間解析と索引付けエンジン中間解析と索引付けエンジン中間解析と索引付けエンジンOracle Internet File System には、ドキュメントのチェックイン時にそのドキュメントを解析する機能があります。この機能を利用すると、プロジェクト・ファイルから構築された作業分解構造（WBS）または CAD 図面から生成された部品構成表などを解析できます。ここで解析された情報は、OPDX プロジェクト表と製品構成表に保存されます。

Oracle 8i StorageOracle Internet File System では、CAD ファイル、Web ページ、E メールおよびその他の様々なファイルを含む幅広い種類のドキュメントの保管を管理します。

担当管理担当管理担当管理担当管理OPDX を使用すると、コラボレーションを促進し、プロジェクト・ライフサイクルの全体でプロジェクト製品情報にグローバルにアクセスできます。OPDX には、アプリケーション

（機能セキュリティおよびデータ・セキュリティ）のセキュリティ・モデルに基づいた担当管理機能が組み込まれています。

セキュリティセキュリティセキュリティセキュリティ

機能セキュリティ機能セキュリティ機能セキュリティ機能セキュリティ機能セキュリティは、エクスチェンジ・オペレータと会社の管理者が適切なアプリケーション機能へのアクセスをユーザーに付与する場合に使用します。これは、ジョブ機能を使用して実行します。ジョブ機能はエクスチェンジ・タスクのコレクションです。ジョブ機能は、OPDX で事前に定義されていますが、ユーザー独自のジョブ機能をカスタマイズすることもできます。

機能セキュリティでは、アプリケーションおよびページへのアクセスを管理します。各OPDX ページにはエクスチェンジ・タスクが関連付けられます。OPDX ページにアクセスする場合は、ジョブ機能の 1 つを使用して対象のページにエクスチェンジ・タスクを関連付けておく必要があります。この操作をしておかないと、そのページにはアクセスできません。たとえば、ジョブ機能に「プロジェクトの作成」という名前のエクスチェンジ・タスクが含まれている場合は、プロジェクトを作成できます。同様に、ジョブ機能に「品目の作成」が含まれている場合は、品目を作成できます。

データ・セキュリティデータ・セキュリティデータ・セキュリティデータ・セキュリティ OPDX には、ロールベースのデータ・セキュリティと呼ばれるセキュリティ・メカニズムが備えられています。このセキュリティ・メカニズムによって個々のデータ要素を保護できます。製品開発におけるすべてのオブジェクトは、データ・セキュリティを使用して保護されます。オブジェクトを表示または編集するためのユーザーの権限は、そのオブジェクトにおけるユーザーのロールによって管理されます。ロールは、オブジェクトの所有者または担当を追加する権限を持つ担当によってユーザーに付与されます。次に示すオブジェクトごとに、オブジェクトに固有のロールを持つ担当のリストが維持されます。

概要 1-9

� プロジェクト

� タスク

� 品目

� 課題

� 変更要求

� 変更オーダー

� これらの各オブジェクトに添付されているすべてのドキュメント

権限は、品目、プロジェクト、タスクまたは変更オーダーなどのオブジェクト・タイプへのアクセスの 1 つの単位を定義します。たとえば、品目の発見、品目の表示および品目の編集は、すべて品目における権限です。

ロールは権限のコレクションです。ロールを使用すると権限を 1 つのグループに簡単にまとめられます。また、ロールは後からユーザーに割り当てることができます。たとえば、「品目検証担当」というロールには「品目の発見」および「基本情報の表示」などの権限があります。このロールは、個々の品目インスタンスの各種担当に付与できます。

コラボレーティブな環境では、様々な部署や会社に所属するユーザーが同じアプリケーションを使用します。このような情報のセキュリティ・レベルは、ユーザー自身が決定するのが最適です。次の例を読むと、ロールベースのデータ・セキュリティの重要性を理解できます。

例例例例 1 Manufacturer Topco Inc. は、製品 A と製品 B およびその他の製品を製造、販売しています。この会社の仕入先の Comco Inc. は、製品 A の構成部品を供給しています。一方、Comco は、Topco の製品 B の競合製品を扱っています。このシナリオの場合、Topco は製品 A に関する情報は Comco と共有する必要がありますが、製品 B に関するすべての情報はComco から保護する必要があります。

例例例例 2 Construct-it Inc. は、多くの建設プロジェクトを同時に管理する建設会社です。Alan 氏はプロジェクト X の責任者で、このプロジェクトを管理しています。Alan 氏は、他にも複数のプロジェクトを検証しますが、そのプロジェクトに関する情報は更新できません。このシナリオの場合、Construct-it は、Alan 氏にプロジェクト X へのフル・アクセス権を与え、彼が検証するその他のプロジェクトへのアクセス権は制限付きで与える必要があります。

グループグループグループグループコラボレーションを実現するため、担当のグループまたはコミュニティを定義できます。OPDX ではすべてのチームをグループとして表し、製品開発オブジェクトへのアクセス権をグループに付与できます。1 つのボタンを 1 回クリックするだけで、グループ内のすべてのユーザーに E メールを送信できます。グループを定義する場合は、他のグループをメンバーとして登録できます。


ユーザー定義のロールユーザー定義のロールユーザー定義のロールユーザー定義のロールOPDX では、ロールを定義して様々な権限グループを表すことができます。ロールと権限はオブジェクトに固有です。次のようなオブジェクト・タイプに対してカスタム・ロールを定義できます。


� 変更要求

� ドキュメント

� 課題

� 品目


� タスク

変更管理変更管理変更管理変更管理製品開発における変更管理では、次のオブジェクトに対する変更を管理するための形式的なプロセスを利用できます。

� 品目

� 製品構成



� タスク

変更承認ワークフロー変更承認ワークフロー変更承認ワークフロー変更承認ワークフローOPDX では、Oracle のワークフロー管理ツールである Oracle Workflow を使用して、変更要求と変更オーダーの実施に必要なアクティビティを管理します。ワークフローは、完全なエスカレーション機能によって変更要求タイプと変更オーダー・タイプに関連付けられます。

担当とロール担当とロール担当とロール担当とロールOPDX では、変更要求と変更オーダーの所有者および関連パーティを識別できます。

概要 1-11

重要度とステータス・コード重要度とステータス・コード重要度とステータス・コード重要度とステータス・コードOracle Workflow では、変更要求と変更オーダーの重要度およびステータスに基づいて作業を管理します。

ドキュメントと依存関係ドキュメントと依存関係ドキュメントと依存関係ドキュメントと依存関係OPDX では、ドキュメント内の変更に固有な情報を収集および保存できます。また、他の変更、プロジェクト、タスクおよび課題の依存関係を維持できます。

課題管理課題管理課題管理課題管理OPDX の課題管理では、次のオブジェクトに対する課題を管理するための形式的なプロセスを利用できます。

� 品目

� 製品構成



� タスク

課題解決ワークフロー課題解決ワークフロー課題解決ワークフロー課題解決ワークフローOPDX では、Oracle のワークフロー管理ツールである Oracle Workflow を使用して、課題の解決に必要なアクティビティを管理します。ワークフローは、完全なエスカレーション機能によって課題タイプに関連付けられます。

担当とロール担当とロール担当とロール担当とロールOPDX では、課題所有者、課題担当者および関連パーティを識別できます。

重要度とステータス・コード重要度とステータス・コード重要度とステータス・コード重要度とステータス・コードOracle Workflow では、課題の重要度とステータスに基づいて作業を管理します。

ドキュメントと依存関係ドキュメントと依存関係ドキュメントと依存関係ドキュメントと依存関係OPDX では、ドキュメント内の課題に固有な情報を収集および保存できます。他の課題、プロジェクト、タスク、変更要求および変更オーダーの依存関係を維持できます。


Product Development Intelligence （（（（OPDI））））Oracle Product Development Intelligence では、数値データとグラフィカル・データの両方を含む、包括的で事前構築されている Web ベース・レポートを利用できます。

品質ベースの指標とレポート品質ベースの指標とレポート品質ベースの指標とレポート品質ベースの指標とレポート

製品複雑度レポート製品複雑度レポート製品複雑度レポート製品複雑度レポート製品複雑度レポートでは、次の内容を確認できます。

� 製品構成内に存在する複雑度のレベル

� 製品構成によって示される構成部品再使用のレベル

変更オーダー・レポート変更オーダー・レポート変更オーダー・レポート変更オーダー・レポート変更オーダー・レポートでは、次の内容を確認できます。

� システム内の変更オーダー件数（オープンおよびクローズ済の両方）

� 変更オーダーの完了時間（変更オーダー・サイクルタイム）

� 開発プロセス中に実施された期間外変更の数とステータス

課題レポート課題レポート課題レポート課題レポート課題レポートでは、次の内容を確認できます。

� システム内の課題件数（オープンおよびクローズ済の両方）

� 課題のクローズ時間（課題サイクルタイム）

� 開発プロセス中に実施された期間変更課題の数とステータス

概要 1-13


2
導入導入導入導入
この章では、OPDX を導入するための基本ステップの概要を説明します。扱うトピックは次のとおりです。

� 前提条件

� OPDX の使用オプション

� 変更 / 課題管理カスタマイズ設定ステップ

� ドキュメント管理カスタマイズ設定ステップ（オプション）

� プロジェクト・カスタマイズ設定ステップ（オプション）

� ロール設定ステップ（オプション）

� ワークフロー管理カスタマイズ設定（オプション）

導入 2-1

表 2-1「導入ステップ」に、OPDX の使用開始時に実行するステップの概要を示します。

表表表表 2-1 導入ステップ導入ステップ導入ステップ導入ステップ

ステップステップステップステップ説明説明説明説明要要要要 / 不要不要不要不要会社での実行会社での実行会社での実行会社での実行

変更変更変更変更 / 課題管理カスタマイズ設定ステップ課題管理カスタマイズ設定ステップ課題管理カスタマイズ設定ステップ課題管理カスタマイズ設定ステップ

1 変更 / 課題管理ヘッダー・タイプの作成変更 / 課題管理を使用する場

合は必要

しない

2 変更 / 課題管理明細タイプの作成変更 / 課題管理を使用する場

合は必要

しない

3 変更 / 課題管理参照タイプに対する新規

値の定義

オプションしない

ドキュメント管理カスタマイズ設定ステップドキュメント管理カスタマイズ設定ステップドキュメント管理カスタマイズ設定ステップドキュメント管理カスタマイズ設定ステップ

4 ドキュメント・カテゴリの作成オプションしない

プロジェクト・カスタマイズ設定ステッププロジェクト・カスタマイズ設定ステッププロジェクト・カスタマイズ設定ステッププロジェクト・カスタマイズ設定ステップ

5 プロジェクト・レポート分類の作成オプションしない

ロール設定ステップロール設定ステップロール設定ステップロール設定ステップ

6 ロールの作成オプションする

ワークフロー管理カスタマイズ・ステップワークフロー管理カスタマイズ・ステップワークフロー管理カスタマイズ・ステップワークフロー管理カスタマイズ・ステップ

7 ワークフロー・ファイルのダウンロードオプションする

8 ワークフローのカスタマイズオプションする

9 ワークフロー・カスタム・ファイルのアップロード

オプションする


前提条件前提条件前提条件前提条件� エクスチェンジの設定（詳細は『Marketplace Exchange Setup Guide』を参照）

� 会社の登録

� ユーザー登録

� Oracle Workflow Builder 2.5（Product Development Exchange 用のワークフローのカスタマイズに使用）

OPDX の使用オプションの使用オプションの使用オプションの使用オプション図 2-1「OPDX の一般設定オプション」および図 2-2「OPDX の拡張設定オプション」は、OPDX の一般的な使用オプションと拡張使用オプションをまとめたものです。

導入 2-3

図図図図 2-1 OPDX の一般設定オプションの一般設定オプションの一般設定オプションの一般設定オプション

一般設定主要なOPDX機能の使用

担当

ユーザーの承認

品目

ユーザーへのカタログ作成者ジョブ機能の付与

プロジェクト

設定なし

ドキュメント

設定なし

担当

· ユーザーの登録· グループの作成

品目

· 品目の作成· 品目とプロジェクトの関連付け· 担当およびグループへの品目アクセスの付与· 製品構成の作成· リビジョンの作成· 依存関係の追加

· プロジェクトの作成· 担当への品目アクセスの付与· プロジェクトと品目の関連付け· プロジェクト計画のインポート· 依存関係の追加

· ACLの作成· フォルダの作成· ドキュメントの追加· 品目、プロジェクト/タスク、製品構成/構成部品および品目リビジョンへのドキュメントの添付

プロジェクト

ドキュメント

課題および変更管理

品目、製品構成、プロジェクト、タスクおよびドキュメントに対する課題、変更要求および変更オーダーの作成および管理


エクスチェンジ・オペレータによる変更/課題管理ヘッダー・タイプおよび明細タイプの設定要求

ユーザー会社/PDX管理者


図図図図 2-2 OPDX の拡張設定オプションの拡張設定オプションの拡張設定オプションの拡張設定オプション

拡張設定詳細なOPDX機能の

拡張使用

担当

カスタマイズ済ロールの作成

品目

設定なし

プロジェクト

· エクスチェンジ・オペレータによるプロジェクト・レポート分類の設定要求· ワークフローのカスタマイズ

ドキュメント

エクスチェンジ・オペレータによるドキュメント・カテゴリの設定要求

担当

カスタマイズ済ロールを持つオブジェクト・アクセスの付与

品目

一般設定および·品目クロスリファレンスの追加·製品構成の改訂

プロジェクト

一般設定およびサブプロジェクトとタスクの関連付け

ドキュメント

一般設定およびチェックインおよびチェックアウト

課題および課題管理

一般設定と同じ


エクスチェンジ・オペレータによる変更/課題管理参照タイプ値の定義要求ワークフローのカスタマイズ

ユーザー会社/PDX管理者

導入 2-5

変更変更変更変更 / 課題管理カスタマイズ設定ステップ課題管理カスタマイズ設定ステップ課題管理カスタマイズ設定ステップ課題管理カスタマイズ設定ステップOPDX を使用すると、変更 / 課題管理のヘッダー・タイプと明細タイプをビジネスのニーズに合わせて定義できます。

OPDX では、次の変更 / 課題管理参照タイプが事前に定義されています。

理由理由理由理由

� コスト低減

� 品質改善

� 顧客要求

� その他

優先度優先度優先度優先度

� 低

� 中

� 高

範囲範囲範囲範囲

� 小

� 中

� 大

ステータスステータスステータスステータス

� オープン

� 承認のため発行

� 承認済

� 却下

� 取消

� 実施

� 完了


フェーズフェーズフェーズフェーズ

� ビジネス要件

� 高レベル設計

� 詳細設計

� 単体テスト

� システム・テスト

� 生産

これらの参照タイプには、追加の値を定義できます。

前提条件前提条件前提条件前提条件� エクスチェンジ・オペレータとして Exchange Operator サイトにログオンするか、変更

/ 課題管理カスタマイズの設定要求を Exchange Operator に対して発行する必要があります。

� 設定が必要なヘッダー・タイプを決定します。たとえば、次の事項のヘッダー・タイプを設定できます。

� 新製品リリース - 新製品の導入

� 既存製品の新規リビジョン - 既存製品のリビジョン

� 構成部品の一括変更 - 多数の組立品で置き換えられる 1 つの構成部品

� プロジェクト・スケジュールの変更 - プロジェクト・スケジュールの変更

� 設定が必要な明細タイプを決定します。たとえば、次の内容に対して明細タイプを設定できます。

� 変更された品目 - 変更されている品目

� 変更されたドキュメント - 変更されているドキュメント

� 変更されたプロジェクト - 変更されているプロジェクト

� 関連品目 - 変更要求または変更オーダーに関連する品目

� 関連ドキュメント - 変更要求または変更オーダーに関連するドキュメント

� 関連プロジェクト - 変更要求または変更オーダーに関連するプロジェクト

� 事前に定義されている参照タイプに追加する必要がある値を決定します（オプション）。

導入 2-7

ステップステップステップステップ 1: 変更変更変更変更 / 課題管理ヘッダー・タイプの作成課題管理ヘッダー・タイプの作成課題管理ヘッダー・タイプの作成課題管理ヘッダー・タイプの作成変更 / 課題管理のヘッダー・タイプの作成方法の詳細は、オンライン・ヘルプを参照してください。

オンライン・ヘルプの使用方法オンライン・ヘルプの使用方法オンライン・ヘルプの使用方法オンライン・ヘルプの使用方法 OPDX で「ヘルプ」ボタンをクリックし、「Exchange Configuration」セクションをクリックします。「Exchange Configuration」セクションで

「Using Change Management Types」をクリックすると、「How do I create a Change Management header type?」が表示されます。

ステップステップステップステップ 2: 変更変更変更変更 / 課題管理明細タイプの作成課題管理明細タイプの作成課題管理明細タイプの作成課題管理明細タイプの作成変更 / 課題管理の参照タイプの作成方法の詳細は、オンライン・参照タイプヘルプを参照してください。


「Using Change Management Types」をクリックすると、「How do I create a Change Management line type?」が表示されます。

ステップステップステップステップ 3: 変更変更変更変更 / 課題管理参照タイプの新規値の定義（オプション）課題管理参照タイプの新規値の定義（オプション）課題管理参照タイプの新規値の定義（オプション）課題管理参照タイプの新規値の定義（オプション）変更 / 課題管理参照タイプの新規値の定義方法の詳細は、オンライン・ヘルプを参照してください。


「Using Change Management Types」をクリックすると、「How do I create a Change Management lookup type?」が表示されます。


ドキュメント管理カスタマイズ設定ステップ（オプション）ドキュメント管理カスタマイズ設定ステップ（オプション）ドキュメント管理カスタマイズ設定ステップ（オプション）ドキュメント管理カスタマイズ設定ステップ（オプション）OPDX では、次のドキュメント・カテゴリが事前に定義されています。

� マーケティング

� スケジュール

� 技術

� 契約

� 要件定義

� 機能設計

� 技術設計

� 図面

� 設定手順

� 組立手順

� テスト仕様

� 導入手順

� ユーザー・ガイド

� 広報

� カタログ

� 調査

� チラシ

� 見積依頼

� 提案パケット

� 変更要求

� 仕様

� 議事録

� E メール・スレッド

� プロジェクト計画

� プロジェクト仕様

� ステータス・レポート

その他のドキュメント・カテゴリを定義できます。

導入 2-9

前提条件前提条件前提条件前提条件� エクスチェンジ・オペレータとして Exchange Operator サイトにログオンするか、ド

キュメント・カテゴリの設定要求を Exchange Operator に対して発行する必要があります。

� 設定が必要なドキュメント・カテゴリを決定します。

ステップステップステップステップ 4: ドキュメント・カテゴリの作成ドキュメント・カテゴリの作成ドキュメント・カテゴリの作成ドキュメント・カテゴリの作成ドキュメント・カテゴリの作成方法の詳細は、オンライン・ヘルプを参照してください。


「Managing Document Categories」をクリックすると、「How do I create document categories?」が表示されます。

プロジェクト・カスタマイズ設定ステップ（オプション）プロジェクト・カスタマイズ設定ステップ（オプション）プロジェクト・カスタマイズ設定ステップ（オプション）プロジェクト・カスタマイズ設定ステップ（オプション）OPDX では、独自のプロジェクト・レポート分類を定義できます。定義できるプロジェクト・レポート分類の例を示します。

� マイナー製品リビジョン

� メジャー製品リビジョン

� マイナー製品導入

� メジャー製品導入

� 新規プラットフォーム導入

� 新規製品ライン

� 製品ライン・リビジョン

� プラットフォーム・リビジョン

� テクノロジ統合


前提条件前提条件前提条件前提条件� エクスチェンジ・オペレータとして Exchange Operator サイトにログオンするか、プロ

ジェクト・レポート分類の設定要求を Exchange Operator に対して発行する必要があります。

� 設定が必要な、追加のプロジェクト・レポート分類を決定します。

ステップステップステップステップ 5: プロジェクト・レポート分類の作成プロジェクト・レポート分類の作成プロジェクト・レポート分類の作成プロジェクト・レポート分類の作成プロジェクト・レポート分類の作成方法の詳細は、オンライン・ヘルプを参照してください。

オンライン・ヘルプの使用方法オンライン・ヘルプの使用方法オンライン・ヘルプの使用方法オンライン・ヘルプの使用方法 OPDX で「ヘルプ」ボタンをクリックし、「Exchange Configuration」セクションをクリックすると、「Managing Project Reporting Classifications」が表示されます。「Managing Project Reporting Classifications」セクションで「How do I create a project reporting classification?」をクリックします。

ロール設定ステップ（オプション）ロール設定ステップ（オプション）ロール設定ステップ（オプション）ロール設定ステップ（オプション）OPDX では、データ・セキュリティを使用してオブジェクト（品目、プロジェクトなど）の表示を管理できます。データ・セキュリティでは、固有のデータへのアクセスと操作を管理します。たとえば、「品目 A」に関して「品目情報の表示」という権限を持つロールが割り当てられているユーザーの場合、「品目 A」は表示できても「品目 B」は表示できません。

OPDX では、ロールを定義して様々な権限グループを表すことができます。ロールと権限はオブジェクトに固有です。次のようなオブジェクト・タイプに対してカスタム・ロールを定義できます。


� 変更要求


� 課題

� 品目


� タスク

導入 2-11

前提条件前提条件前提条件前提条件� 会社およびユーザーをエクスチェンジに登録する必要があります。

� ロールを定義するには、ロール作成およびロール管理エクスチェンジ・タスクを用意する必要があります。事前に定義されている次のジョブ機能には、ロール作成およびロール管理エクスチェンジ・タスクが含まれています。

� PDX 開発責任者

� PDX 管理者

� プロジェクト・スーパー・ユーザー

� プロジェクト・ユーザー

� 必要なロールを決定します。ここでは、ロール名と各ロールで使用可能な権限も決定します。ロール名はできるだけわかりやすい名前にします。

ステップステップステップステップ 6: ロールの作成（オプション）ロールの作成（オプション）ロールの作成（オプション）ロールの作成（オプション）ロールの作成方法の詳細は、オンライン・ヘルプを参照してください。

オンライン・ヘルプの使用方法オンライン・ヘルプの使用方法オンライン・ヘルプの使用方法オンライン・ヘルプの使用方法 OPDX で「ヘルプ」ボタンをクリックし、「製品開発」セクションをクリックします。「製品開発」で「セキュリティ・モデル」セクションをクリックすると、「How do I create a role?」が表示されます。

ワークフロー管理カスタマイズ設定（オプション）ワークフロー管理カスタマイズ設定（オプション）ワークフロー管理カスタマイズ設定（オプション）ワークフロー管理カスタマイズ設定（オプション）OPDX では、次のワークフローが事前に定義されています。

� 変更管理ワークフロー

� プロジェクト / タスクの関係者へ送信する日付変更通知ワークフロー

� OPDX ワークフローをカスタマイズおよびアップロードし、プロセス、通知、メッセージなどのエンティティ用にカスタム拡張子を作成できます。ワークフロー・カスタム・ファイルを OPDX にアップロードすると、そのファイルを対応する機能領域で使用できるようになります。

関連項目関連項目関連項目関連項目 : 詳細は「OPDX ワークフロー」を参照


前提条件前提条件前提条件前提条件� これらのステップは、エクスチェンジ・オペレータまたは会社の管理者が実行できま

す。したがって、エクスチェンジ・オペレータとして Exchange Operator サイトにログオンするか、会社の管理者としてエクスチェンジ・アプリケーションにログオンする必要があります。

� Oracle Workflow Builder 2.5 を使用して、カスタム・ワークフローを定義する必要があります。

ステップステップステップステップ 7: ワークフロー・ファイルのダウンロードワークフロー・ファイルのダウンロードワークフロー・ファイルのダウンロードワークフロー・ファイルのダウンロードワークフロー・ファイルをダウンロードする方法の詳細は、オンライン・ヘルプを参照してください。

オンライン・ヘルプの使用方法オンライン・ヘルプの使用方法オンライン・ヘルプの使用方法オンライン・ヘルプの使用方法 OPDX で「ヘルプ」ボタンをクリックし、「Exchange Configuration」セクションをクリックすると、「Managing Product Development Workflows」セクションが表示されます。そこで、「How do I customize seeded workflows?」をクリックします。

ステップステップステップステップ 8: ワークフローのカスタマイズワークフローのカスタマイズワークフローのカスタマイズワークフローのカスタマイズワークフローのカスタマイズには、Oracle Workflow Builder 2.5 を使用します。拡張子には、標準のプリフィクス _C<CompanyID>_ を使用し、各会社間でカスタム拡張子が競合しないようにする必要があります。

ステップステップステップステップ 9: ワークフロー・カスタム・ファイルのアップロードワークフロー・カスタム・ファイルのアップロードワークフロー・カスタム・ファイルのアップロードワークフロー・カスタム・ファイルのアップロードワークフロー・カスタム・ファイルをアップロードする方法の詳細は、オンライン・ヘルプを参照してください。

オンライン・ヘルプの使用方法オンライン・ヘルプの使用方法オンライン・ヘルプの使用方法オンライン・ヘルプの使用方法 OPDX で「ヘルプ」ボタンをクリックし、「Exchange Configuration」セクションをクリックすると、「Managing Product Development Workflows」セクションが表示されます。そこで、「How do I customize seeded workflows?」をクリックします。



注意注意注意注意 : 現在、（ワークフロー・ファイルでは）1 つの品目タイプのみのアップグレードがサポートされています。

導入 2-13


問題点管理システム

3
問題点管理システム統合問題点管理システム統合問題点管理システム統合問題点管理システム統合
この章では、問題点管理システム統合の設定方法を説明します。扱うトピックは次のとおりです。

� 前提条件

� 問題点管理システム統合ステップ（オプション）

統合 3-1

表 3-1「問題点管理システム統合の設定ステップ」に、問題点管理システム統合の設定ステップを示します。

前提条件前提条件前提条件前提条件� OPDX データベースに接続するには、SQL*Plus のアクセス権が必要です。読込み専用の

アクセス権だけでなく、フル・アクセス権が必要です。

� 適切な DMS 表情報を使用できるようにしておく必要があります。

� 問題点およびバグのデータベースに、Net8 経由で OPDX 環境からアクセスできるようにする必要があります。

問題点管理システム統合ステップ（オプション）問題点管理システム統合ステップ（オプション）問題点管理システム統合ステップ（オプション）問題点管理システム統合ステップ（オプション）OPDX と DMS の統合では、DMS で作成された問題点およびバグの依存関係を次の OPDXオブジェクトに追加できます。


� タスク

� 変更要求


� 課題

� 変更明細

問題点およびバグの詳細情報は OPDX で表示できます。DMS に対するセキュリティは、この統合の実行方法によって決まります。

表表表表 3-1 問題点管理システム統合の設定ステップ問題点管理システム統合の設定ステップ問題点管理システム統合の設定ステップ問題点管理システム統合の設定ステップ

ステップステップステップステップ説明説明説明説明要要要要 / 不要不要不要不要会社での実行の可否会社での実行の可否会社での実行の可否会社での実行の可否

1 データベース・リンクの作成 DMS と統合する

場合は必要

不可

2 ビュー（IPD_PRODUCT_DEFECTS_V）

の変更

DMS と統合する

場合は必要

不可


前提条件前提条件前提条件前提条件� OPDX データベースに接続するには、SQL*Plus のアクセス権が必要です。読込み専用の

アクセス権だけでなく、フル・アクセス権が必要です。

� 適切な DMS 表情報を使用できるようにしておく必要があります。

� 問題点およびバグのデータベースに、Net8 経由で OPDX 環境からアクセスできるようにする必要があります。

OPDX にはビュー IPD_PRODUCT_DEFECTS_Vがあります。このビューにある定義は次のとおりです。

CREATE OR REPLACE FORCE VIEW IPD_PRODUCT_DEFECTS_V (DEFECT_ID ,DEFECT_NUMBER ,SEVERITY_CODE ,SEVERITY_DESC ,PRIORITY_CODE ,PRIORITY_DESC ,STATUS_CODE ,STATUS_DESC ,ASSIGNED_TO_ID ,ASSIGNED_TO_PERSON ,CUSTOMER_ID ,CUSTOMER_NAME ,PRODUCT_ID ,PRODUCT_NAME ,PRODUCT_REVISION_ID ,PRODUCT_REVISION_NAME ,PRODUCT_COMPONENT_ID ,PRODUCT_COMPONENT_NAME ,SHORT_DESCRIPTION ,URL ,LAST_UPDATE_DATE ,LAST_UPDATED_BY ,LAST_UPDATED_BY_PERSON ,CREATION_DATE ,CREATED_BY ,CREATED_BY_PERSON)AS SELECT defect_id, defect_number, severity_code, severity_desc, priority_code, priority_desc, status_code, status_desc, assigned_to_id, null, customer_id,

問題点管理システム統合 3-3

null, product_id, null, product_revision_id, null, product_component_id, null, short_description, null, last_update_date, last_updated_by, null, creation_date, created_by, nullfrom ipd_product_defects/

問題点情報を、IPD_PRODUCT_DEFECTS表から選択するのではなく、その情報が保存されている DMS 内の表をポイントするようにこのビューをカスタマイズします。このビューのカスタマイズ方法を次のステップで説明します。

ステップステップステップステップ 1: データベース・リンクの作成データベース・リンクの作成データベース・リンクの作成データベース・リンクの作成DMS データベース内の問題点スキーマをポイントするデータベース・リンクを OPDX スキーマに作成します。ここに示すステップでは、ipddefectという名前の、Oracle のバグ・データベース・システムへのリンクを作成する方法を説明します。

1. 次の文を入力します。

create database link ipddefect connect to userid identified by password using 'bug'

2. userid と password には、DMS におけるデータベースのユーザー ID とパスワード（apps/appsなど）を指定します。

3. このときのデータベース名は Bugです。

ステップステップステップステップ 2: ビュー（ビュー（ビュー（ビュー（IPD_PRODUCT_DEFECTS_V）の変更）の変更）の変更）の変更DMS データベース内の表に合わせてビューを変更します。このような変更を Oracle のバグ・データベースで実行する例を次に示します。

create or replace view ipd_product_defects_v ( DEFECT_ID, DEFECT_NUMBER, SEVERITY_CODE, SEVERITY_DESC, PRIORITY_CODE, PRIORITY_DESC,


STATUS_CODE, STATUS_DESC, ASSIGNED_TO_ID, ASSIGNED_TO_PERSON, CUSTOMER_ID, CUSTOMER_NAME, PRODUCT_ID, PRODUCT_NAME, PRODUCT_REVISION_ID, PRODUCT_REVISION_NAME, PRODUCT_COMPONENT_ID, PRODUCT_COMPONENT_NAME, SHORT_DESCRIPTION, URL, LAST_UPDATE_DATE, LAST_UPDATED_BY, LAST_UPDATED_BY_PERSON, CREATION_DATE, CREATED_BY, CREATED_BY_PERSON ) as select rptno, rptno, to_char(cs_priority), null, to_char(cs_priority), null, to_char(status), null, null, programmer, null, customer, bug.product_id, null, null, utility_version, null, category, subject, 'http://bug.us.oracle.com/bug-bug-dad/plsql/webbug_print.show?c_rptno='||rptno, null, null, null, null, null, rptd_by from rpthead@ipddefect bug where bug.product_id = 1006

問題点管理システム統合 3-5

このビューを使用して、Oracle のバグ・データベース・システムの製品 'IPD' に対して記録されたすべてのバグを取得できます。

注意注意注意注意 : このビューの URL 列を OPDX で使用すると、問題点やバグに関する詳細情報を表示できます。DMS の問題点またはバグの詳細のページに移動できない場合は、URL 列が適切に設定されていません。


OPDX ワークフ

A
OPDX ワークフローワークフローワークフローワークフロー
Product Development Exchange で実行されるプロセスの一部はワークフローで管理されます。ワークフローとは、アクティビティを自動化する基本技術です。ワークフローに組み込まれているグラフィカル・ユーザー・インタフェースを使用して、ワークフロー・プロセスを表示したり、ビジネス・ニーズに合わせてワークフロー・プロセスを変更できます。

Product Development Exchange には、次のワークフローが組み込まれています。

� 変更管理ワークフロー変更管理ワークフロー変更管理ワークフロー変更管理ワークフロー。変更オーダー、変更要求、課題および明細の承認プロセスを自動化します。

� プロジェクトプロジェクトプロジェクトプロジェクト / タスクの関係者へ送信する日付変更通知ワークフロータスクの関係者へ送信する日付変更通知ワークフロータスクの関係者へ送信する日付変更通知ワークフロータスクの関係者へ送信する日付変更通知ワークフロー。タスクやプロジェクトの日付変更を、そのタスクまたはプロジェクトに応じて担当に通知します。

ロー A-1

変更管理ワークフロー変更管理ワークフロー変更管理ワークフロー変更管理ワークフローどの変更オーダー、変更要求および課題にもワークフロー・プロセスが必要です。明細レベルについては、ワークフロー・プロセスを使用しなくても構いません。各オブジェクト（変更オーダー、変更要求、課題および明細）には、デフォルトのシード・ワークフロー・プロセスがあります。変更または課題のステータスはワークフローで更新されます。「変更管理」ページではステータスを更新できません。

変更管理ワークフローの設計変更管理ワークフローの設計変更管理ワークフローの設計変更管理ワークフローの設計

ワークフロー・フラット・ファイルワークフロー・フラット・ファイルワークフロー・フラット・ファイルワークフロー・フラット・ファイル変更管理ワークフローの定義は、ファイルipdchmgt.wftにあります。

ワークフロー項目タイプワークフロー項目タイプワークフロー項目タイプワークフロー項目タイプ変更管理ワークフロー項目タイプは次のとおりです。

� IPDCHORD

� IPDCHREQ

� IPDISSUE

� IPDCHLIN

� IPDCHSTD

最初の 4 つの項目タイプは、次の変更管理作業項目タイプに対応します。


� 変更要求

� 課題

� 明細

作業項目タイプに固有のアクティビティ、属性、通知およびプロセスは、該当の作業項目タイプのワークフロー項目タイプ内で定義されます。IPDCHSTD項目タイプには、複数の作業項目タイプに共通のアクティビティと参照タイプが含まれます。

表表表表 A-1 変更管理ワークフロー項目タイプ変更管理ワークフロー項目タイプ変更管理ワークフロー項目タイプ変更管理ワークフロー項目タイプ

ワークフロー項目タイプワークフロー項目タイプワークフロー項目タイプワークフロー項目タイプ説明説明説明説明

IPDCHORD 変更オーダー

IPDCHREQ 変更要求

IPDISSUE 課題

IPDCHLIN 明細

IPDCHSTD 変更管理標準

A-2　Oracle Product Development Exchange 設定ガイド

シード・プロセスシード・プロセスシード・プロセスシード・プロセス各作業項目タイプには、対応する 4 つのシード・プロセスがあります。この 4 つのプロセスは同じように機能します。これらのプロセスでは、関連作業項目の承認プロセスを自動化します。

図図図図 A-1 変更オーダー処理承認ワークフロー変更オーダー処理承認ワークフロー変更オーダー処理承認ワークフロー変更オーダー処理承認ワークフロー

表表表表 A-2 変更管理シード・ワークフロー・プロセス変更管理シード・ワークフロー・プロセス変更管理シード・ワークフロー・プロセス変更管理シード・ワークフロー・プロセス

作業項目タイプ作業項目タイプ作業項目タイプ作業項目タイプワークフロー項目タイプワークフロー項目タイプワークフロー項目タイプワークフロー項目タイプシード・プロセスシード・プロセスシード・プロセスシード・プロセス

変更オーダー IPDCHORD 変更オーダー処理

変更要求 IPDCHREQ 変更要求処理

課題 IPDISSUE 課題処理

変更明細 IPDCHLIN 変更明細処理

OPDX ワークフロー A-3

図図図図 A-2 変更要求処理ワークフロー変更要求処理ワークフロー変更要求処理ワークフロー変更要求処理ワークフロー

図図図図 A-3 課題処理ワークフロー課題処理ワークフロー課題処理ワークフロー課題処理ワークフロー


図図図図 A-4 変更明細処理ワークフロー変更明細処理ワークフロー変更明細処理ワークフロー変更明細処理ワークフロー

ワークフロー・プロセスにおけるアクティビティワークフロー・プロセスにおけるアクティビティワークフロー・プロセスにおけるアクティビティワークフロー・プロセスにおけるアクティビティシード・プロセスにはそれぞれ 3 つの通知アクティビティと 3 つの機能アクティビティがあります。通知アクティビティは、ワークフロー項目タイプごとに固有です。機能アクティビティはプロセス間で共有され、IPDCHSTD ワークフロー項目タイプで定義されます。

通知アクティビティ通知アクティビティ通知アクティビティ通知アクティビティ

� 情報通知

この通知は、変更、課題または明細の「表示」権限（IPD_VIEW_CHGORD、IPD_VIEW_CHGREQ、IPD_VIEW_ISSUE、IPD_VIEW_CHGLINE）を持つすべてのユーザーに送信されます。この通知には、作業項目の「詳細」ページの URL が含まれます。この通知に応答する必要はありません。

� 承認通知

この通知は、変更、課題または明細の「承認」権限（IPD_APPROVE_CHGORD、IPD_APPROVE_CHGREQ、IPD_APPROVE_ISSUE、IPD_APPROVE_CHGLINE）を持つすべてのユーザーに送信されます。この通知には作業項目の「詳細」ページの URL が含まれます。この通知には " 承認 " または " 却下 " の応答が必要です。

承認通知では、すべての承認者が通知に応答するまで処理を進めることができません。変更または課題が承認されるためには、この通知に対するすべての承認者からの " 承認済 " の応答が必要です。


� 実施通知と完了通知

実施通知は、変更または明細の「実施」権限（IPD_IMPLEMENT_CHGORD、IPD_IMPLEMENT_CHGREQ、IPD_IMPLEMENT_CHGLINE）を持つすべてのユーザーに送信されます。この通知には、作業項目の「詳細」ページの URL が含まれます。また、" 実施 " の応答が必要です。

この通知では、すべての実施者が通知に応答するまで処理を進めることができません。

完了通知は、課題または課題明細の「実施」権限を持つすべてのユーザーに送信されます。この通知には作業項目の「詳細」ページの URL が含まれます。また、" 完了 " の応答が必要です。

この通知では、すべての実施者が通知に応答するまで処理を進めることができません。

機能アクティビティ機能アクティビティ機能アクティビティ機能アクティビティ

� 承認済

" 承認済 " 機能によって、オブジェクトのステータスは「承認のため発行」から「承認済」に更新されます。また、オブジェクトの承認日は現在のシステム日時に更新されます。独自のワークフロー・プロセスを持たない明細のステータスと承認日も更新されます。

� 実施 / 完了

" 実施 " 機能によって、オブジェクトのステータスは「承認済」から「実施」に更新されます。また、オブジェクトの実施日はシステム日時に更新されます。

" 完了 " 機能によって、オブジェクトのステータスは「承認済」から「完了」に更新されます。また、オブジェクトの実施日はシステム日時に更新されます。

独自のワークフロー・プロセスを持たない明細のステータスと実施日も更新されます。

� 却下

" 却下 " 機能によって、オブジェクトのステータスは「承認のため発行」から「却下」に更新されます。

独自のワークフロー・プロセスを持たない明細のステータスも更新されます。


項目属性項目属性項目属性項目属性IPDCHORD（変更オーダー）、IPDCHREQ（変更要求）および IPDISSUE（課題）のワークフロー項目タイプで定義される項目属性のリストを次に示します。これらの値には、ワークフロー・プロセスの開始時に ipd_change_headers表内の対応する列のデータが設定されます。

� 変更番号

� 摘要

� 詳細


� タスク

� 品目

� 変更ヘッダー・タイプ

� 工数

� 期間

� 要求者

� 範囲

� 優先度

� ステータス

� 実施コスト

� その他コスト

� 理由

� 開始フェーズ

� 計画日

� 期間外変更

� 担当者

� 実施者

� 承認者

� 解決

� 親品目

� 上位レベル品目


� 確定日

� 要求期限日

� 進捗状況

� 品目リビジョン

� 詳細 - 詳細ページの URL

IPDCHLIN（明細）ワークフロー項目タイプで定義されている項目属性のリストを次に示します。これらの値には、ワークフロー・プロセスの開始時に ipd_change_lines 表内の対応する列のデータが設定されます。

� 明細番号

� ヘッダー変更番号

� 説明

� 件名

� 件名新規リビジョン

� 優先度

� 範囲

� 実施コスト

� その他コスト

� 計画日

� 変更明細タイプ

� 工数

� 期間

� ステータス

� 件名現行リビジョン

� ヘッダー変更タイプ


デフォルト変更管理ワークフローの使用デフォルト変更管理ワークフローの使用デフォルト変更管理ワークフローの使用デフォルト変更管理ワークフローの使用どの変更および課題にもワークフロー・プロセスが必要です。明細については、ワークフロー・プロセスを使用しなくても構いません。ワークフロー・プロセスを使用して、変更または課題のステータスを更新します。「変更管理変更管理変更管理変更管理」ページではステータスを更新できません。

ワークフロー・プロセスへの変更管理作業項目の割当てワークフロー・プロセスへの変更管理作業項目の割当てワークフロー・プロセスへの変更管理作業項目の割当てワークフロー・プロセスへの変更管理作業項目の割当てワークフロー・プロセスを変更、課題または明細に割り当てるには、「編集編集編集編集」ページを使用します。

ワークフロー・プロセスの開始ワークフロー・プロセスの開始ワークフロー・プロセスの開始ワークフロー・プロセスの開始変更、課題または明細に関連付けられているワークフロー・プロセスを開始するには、「詳細詳細詳細詳細」ページを使用します。

ワークフロー・プロセスの中止ワークフロー・プロセスの中止ワークフロー・プロセスの中止ワークフロー・プロセスの中止変更、課題または明細のワークフロー・プロセスを中止するには、「詳細詳細詳細詳細」ページを使用します。中止できるプロセスは、ステータスが「承認のため発行」または「承認済」のプロセスです。プロセスを中止すると、未処理の通知はすべて取り消されます。

通知の表示と通知への応答通知の表示と通知への応答通知の表示と通知への応答通知の表示と通知への応答通知の表示と通知への応答は、「通知詳細通知詳細通知詳細通知詳細」ページで行います。Oracle Exchange ユーザーとして登録している場合は、オプションで E メール・アカウントから通知を表示したり、通知に応答することもできます。

デフォルト・ワークフロー・プロセスのステータスデフォルト・ワークフロー・プロセスのステータスデフォルト・ワークフロー・プロセスのステータスデフォルト・ワークフロー・プロセスのステータスデフォルト・ワークフロー・プロセスでは、変更、課題または明細のステータスが更新されます。

表表表表 A-3 デフォルト変更管理ワークフロー・プロセスのステータスデフォルト変更管理ワークフロー・プロセスのステータスデフォルト変更管理ワークフロー・プロセスのステータスデフォルト変更管理ワークフロー・プロセスのステータス

処理処理処理処理ステータスステータスステータスステータス : 自自自自ステータスステータスステータスステータス : 至至至至注釈注釈注釈注釈

変更、課題または明細の作成

オープン

変更、課題または明細のワークフローの開始

オープン承認のため発行

" 承認通知 " の承認承認のため発行承認済承認日は、変更、課題または明細が承認された日付に更新される

" 承認通知 " の却下承認のため発行却下（プロセスの終了）

" 実施通知 " または " 完了

通知 " への応答

承認済実施または完了（プロセスの終了）

実施日は、変更、課題または明細が実施または完了された日付に更新される


変更管理ワークフローのカスタマイズ変更管理ワークフローのカスタマイズ変更管理ワークフローのカスタマイズ変更管理ワークフローのカスタマイズシード変更管理ワークフロー・プロセスは、独自のプロセスを作成するか、シード・プロセスを変更してカスタマイズできます。

Product Development Exchange 6.2 の変更管理ワークフローをカスタマイズするには、Workflow Builder 2.5 を使用する必要があります。カスタムのワークフロー・オブジェクトは、適切なワークフロー項目タイプで作成する必要があります。ワークフロー項目タイプの説明は、「変更管理ワークフローの設計」の項を参照してください。

新しいワークフロー・アクティビティの作成新しいワークフロー・アクティビティの作成新しいワークフロー・アクティビティの作成新しいワークフロー・アクティビティの作成新しいアクティビティを作成し、シード・プロセスまたは新しいプロセスに組み込むことができます。アクティビティを複数のオブジェクトのプロセスで共有する場合は、IPDCHSTD 項目タイプでアクティビティを作成します。それ以外の場合は、適切なオブジェクトの項目タイプでアクティビティを作成します。項目タイプの説明は、「変更管理ワークフローの設計」の項を参照してください。

シード・ワークフロー・プロセスの変更シード・ワークフロー・プロセスの変更シード・ワークフロー・プロセスの変更シード・ワークフロー・プロセスの変更シード・プロセスをカスタマイズするには、プロセスにアクティビティを追加するか、プロセスからアクティビティを削除します。

新しいワークフロー・プロセスの作成新しいワークフロー・プロセスの作成新しいワークフロー・プロセスの作成新しいワークフロー・プロセスの作成 1 つの変更オーダー、変更要求、課題または明細に対して複数のプロセスを作成できます。プロセスは、IPDCHORD、IPDCHREQ、IPDISSUE、IPDCHLIN のいずれかのワークフロー項目タイプで作成する必要があります。IPDCHSTD項目タイプでは作成できません。

これらの項目タイプのいずれかでプロセスを作成すると、新しいプロセスは該当の作業項目タイプのワークフロー・プロセス値リストで使用できるようになります。たとえば、変更オーダーに対して新しい承認プロセスを作成する場合、新しいプロセスは IPDCHORD 項目タイプで作成する必要があります。IPDCHORD 項目タイプでこの新しい承認プロセスを作成すると、次に新しい変更オーダーを作成したときに新しい承認プロセスを変更オーダーのワークフロー値リストで使用できます。次の表に、プロセスを作成する際に使用する必要があるワークフロー項目タイプを示します。

表表表表 A-4 新しい変更管理プロセス新しい変更管理プロセス新しい変更管理プロセス新しい変更管理プロセス

プロセスの対象プロセスの対象プロセスの対象プロセスの対象プロセスが作成されるワークフロープロセスが作成されるワークフロープロセスが作成されるワークフロープロセスが作成されるワークフロー項目タイプ項目タイプ項目タイプ項目タイプ

変更オーダー IPDCHORD

変更要求 IPDCHREQ

課題 IPDISSUE

明細 IPDCHLIN


変更管理のカスタム・ステータス・コードの作成変更管理のカスタム・ステータス・コードの作成変更管理のカスタム・ステータス・コードの作成変更管理のカスタム・ステータス・コードの作成変更管理のカスタム・ステータス・コードを作成し、カスタムのワークフロー・プロセスを使用して、変更、課題または明細をそのカスタム・ステータスで更新できます。デフォルトのワークフロー・プロセスで変更または課題のステータスを更新するときに使用されるシード・ステータス・コードを次に示します。

� オープン

� 承認のため発行

� 承認済

� 却下

� 実施（変更）/ 完了（課題）

カスタム・ステータス・コードを作成する場合は、次の点に注意してください。

� ステータスが「承認のため発行」、「承認済」、「却下」または「実施 / 完了」の場合、変更、課題または明細は編集できません。

� 「詳細」ページでワークフロー・プロセスを開始するには、変更、課題または明細のステータスが「オープン」である必要があります。

� 「詳細」ページでワークフロー・プロセスを中止するには、変更、課題または明細のステータスが「承認のため発行」または「承認済」である必要があります。


プロジェクトプロジェクトプロジェクトプロジェクト / タスクの関係者へ送信する日付変更通知ワークフロータスクの関係者へ送信する日付変更通知ワークフロータスクの関係者へ送信する日付変更通知ワークフロータスクの関係者へ送信する日付変更通知ワークフロー

図図図図 A-5 プロジェクト・ワークフロープロジェクト・ワークフロープロジェクト・ワークフロープロジェクト・ワークフロー

プロジェクトまたはタスクに関連する日付（開始日や終了日など）を変更するときは、そのタスクまたはプロジェクトに依存する全担当に通知を送信するワークフローを開始できます。

使用するタスクまたはプロジェクトに依存する担当に通知を送信するには、次の操作を実行します。

1. 「進行状況の編集進行状況の編集進行状況の編集進行状況の編集」ページで、ワークフロー・プロセス「関係者へ送信する日付通知」を選択してから「完了」をクリックして、日付変更のワークフローを開始します。

2. 「タスク詳細および進捗状況タスク詳細および進捗状況タスク詳細および進捗状況タスク詳細および進捗状況」ページで、ワークフロー・プロセス「関係者へ送信する日付通知」を選択してから「完了」をクリックして、日付変更のワークフローを開始します。

3. このワークフローを開始しても「日付」フィールドの値が変更されていない場合、OPDX では通知をそのまま送信します。この通知は、タスクまたはプロジェクトの現在の日付に関する情報を担当に伝えるための情報通知です。

4. 特定のタスクまたはプロジェクトのワークフローを取り消すには、「取消」をクリックします。

5. 特定のタスクまたはプロジェクトの日付変更のワークフローを表示するには、「表示」をクリックします。


索引索引索引索引
IIPD_PRODUCT_DEFECTS_V ビュー，3-4
OOPDI，1-13

PProduct Development Intelligence，1-13

かかかか課題管理，1-12

けけけけ権限，1-10

ここここ項目

属性，A-7

しししし情報 Web ページ，1-5

せせせせ製品構成，1-4

タイプ，1-4複数，1-4

製品構成ナビゲータ，1-4

たたたたタスク・ワークフロー，1-6担当管理，1-9担当管理、グループ，1-9担当管理、セキュリティ，1-9担当とロール，1-6

ととととドキュメント管理，1-7

チェックイン / チェックアウト，1-7フォルダ，1-8無制限数の添付，1-7リビジョン，1-8

はははははじめに，iii

ひひひひ品目

カタログ，1-2クロスリファレンス，1-2公開アクセス，1-3バルクロード機能，1-3品目情報管理，1-2リビジョン，1-3リビジョンのインポート，1-3ロールベースのセキュリティ，1-3

品目、カタログのインポート，1-2品目関連，1-6品目クロスリファレンス，1-2

索引索引索引索引 -1

ふふふふプロジェクト，1-5，1-6

計画ツールとの統合，1-5コラボレーション，1-4通知，1-6ドキュメント，1-6レポート分類，1-5ワークフロー，A-12

へへへへ変更管理，1-11

シード・プロセス，A-3デフォルト・ワークフロー，A-9ワークフローの設計，A-2

変更通知，1-3変更の確認，1-3

もももも問題点管理システム統合

設定，3-2

ろろろろロール，1-10

わわわわワークフロー・プロセス・アクティビティ，A-5

索引索引索引索引 -2

Documents

Oracle Product Development ExchangeOracle Product Development Exchange 設定ガイド, リリース6.2 部品番号：J06473-01 原本名：Oracle Product Development Exchange Setup