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PFUにおける「働き方改革」

2018年10月17日株式会社PFU

関係者外秘

＜総務省働き方改革セミナー＞

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本社（石川県かほく市）

PFU会社概要

代 表 者 代表取締役社長 半田 清

売 上 高 1,339億円（2017年度連結決算）

社 員 数4,462名（PFUグループ、2018年3月現在）

資 本 金 150億円

株 主 富士通株式会社（100％）

関 係 会 社 国内11社、海外7社

【 国内関係 11社 】PFU北海道（株）、PFU東日本（株）、PFU西日本（株）、

PFUクオリティサービス（株）、PFUテクニカルコミュニケーションズ（株）、

PFUテクノワイズ（株）、 PFUテクノコンサル（株）、

PFUビジネスフォアランナー（株）、PFUライフエージェンシー（株）、

PFUヒューマンデザイン（株）、PFUクリエイティブサービス（株）

【営業拠点 全国7拠点】

• 横浜本社/営業部

• 北海道支店

• 東北支店

• 北陸支店

• 東海支店

• 関西支店

• 九州支店

保守拠点全国

約120拠点

プロフィール

ProDeSセンター（石川県かほく市）

横浜本社（神奈川県横浜市）

【 海外関係 7社 】PFU上海計算機有限公司、上海必優信息系統有限公司、

江蘇南通必優信息系統有限公司、

PFU America Group Management, Inc.、

Fujitsu Computer Products of America, Inc.、

PFU (EMEA) Limited、PFU Asia Pacific Pte. Ltd.

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技術の追求と、相互の連携。Smart Communicationを実現する、4つのビジネスドメイン。

•情報KIOSK

•組込みコンピュータ

•セキュリティ・アプライアンス製品

•ドキュメントソリューション

•サービスインテグレーション

•イメージスキャナ

•マルチベンダー構築／運用／保守

入れる

活用する

共有する

入力ソリューション(ｲﾒｰｼﾞｽｷｬﾅ/ﾀﾌﾞﾚｯﾄ)

紙文書最適化ｿﾘｭｰｼｮﾝe-文書ｿﾘｭｰｼｮﾝ

コラボレーション

サポートサービス体制

オンサイト拠点 ・・・全国120拠点

対応時間 ・・・・・・24時間365日

コールセンター ・・・2箇所（横浜/石川）

事業内容

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社会的背景

働き方改革の背景（環境変化）

・少子高齢化による労働力不足・多様な背景を持つ人たちの多様な働き方を受け入れる必要性（ダイバーシティ）・育児や介護従事者などが、安定的にパフォーマンスを発揮できる環境整備

ＰＦＵの個別事情

・労務構成：2025年に50歳以上が45％を占める見込み10年後には、社員数減少見込み

・育児や介護など時間に制約のある社員が今後ますます増加・人材確保が困難

ICT活用による快適なオフィスで、社員一人一人が生産性向上へ取り組める環境構築を目指す

働き方改革へ取組み開始

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PFUの働き方改革の目的＆方針

社員が健康でイキイキとした働きがいのある環境を構築

さらなる向上へのチャレンジ、活性化する意欲向上

自分に合ったワークスタイルの実現

●一人ひとりの「意識変革」

●ペーパレス促進●テレワーク環境

ICT活用によるオフィス環境 意識・行動変革

方針

個人の幸せ 企業の成長健康＆働きがい 生産性向上＆ｲﾉﾍﾞｰｼｮﾝ創生

社員の柔軟な働き方

働く場所や時間を選べる

一人ひとりがイキイキと活躍でき

る環境整備

組織の生産性向上

働き易い環境 効率＆付加価値向上

目的

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2016

働き方改革の歩み2017 201820152013 2014

横浜本社 石川本社ICT・ツ｜ル

フレックス拡充（午後半休・コアタイム変更等）

在宅勤務・朝方勤務

時間単位休暇

コミュニケーション基盤整備グローバルコミュニケーション、Lync、Outlook

ペーパーレス促進事務所の書類を電子化

オフィス環境整備

テレワーク在宅・ｻﾃﾗｲﾄ

RPA

制度

セキュリティ安心・安全

情報漏えい「させない」仕組み

起点

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個人の予定をWeb管理し、関係者と共有

Webカメラを利用した自席会議の実施

コミュニケーション基盤整備

電子化による事務効率化・社外からのアクセス可能

「時間」の有効活用「ワークスタイルの変革」

自社製品を積極的に活用

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ペーパレス化の実践

ペーパレス化以前

紙書類に翻弄されている

紙文書スリム化 in 横浜（紙文書を92％削減）

紙資料の電子化・廃棄１人当たりの紙書類が

120cm→10cmへ

廃棄1,088

外部倉庫保管397

電子化138

紙のまま137

1760メートル

１人当たり10 ｃｍ ≒ ファイル１冊

ファイル共有

OCRで検索性向上

電子ドキュメント化 紙は倉庫へ利用中

休眠将来利用の可能性あり不要

現在

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ペーパレスでスタイルが変わった

従来 溢れる紙の山

全部ムダ

探す時間、手間、ストレス

元の場所に戻さないと探せなくなる 可能性

どこにある 棚? 書庫? 引き出し?

見た後にも紛失の危険あり

頻繁な書類整理

新しい書類は何処に？どの順番で？

書類をすぐ見たい

現在 電子データ

文書管理システム

ファイル共有

文書管理規定（ルール）文書種類、分類項目管理部門、アクセス権限キーワード、保存期間

書類をすぐ見たい

紛失しない

瞬時に検索できる

書類整理は不要

探すレス

手間なし､ストレスなし

安心 安全 使い易い 個人非依存

検索参照

登録

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ペーパレス効果

紙文書の整理（廃棄・保管）

探すストレス／ムダを排除

多様な空間を創出・ミーティング・コミュニケーション

オフィス環境整備へテレワーク環境へ

書庫の大幅は減少

場所の制約がない働き方を創出

・自席以外での業務・在宅勤務 どこでもオフィス

仕分け（外部保管・電子化）

紙文書スリム化（電子化）

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オフィス環境整備

Concentration～開発に専念できる空間～

Communication～コミュニケーションしやすい空間～

社員が働きやすい環境へ

本来業務以外の工数を削減し、業務に専念できる場の創出

・会議室増設会議室を探す時間を削減

・AV機器を充実（モニター常設）会議準備時間短縮

部門を超えた技術・知識の交流の場の提供・社員誰もがアイディアを具現化できる場企業内ファブラボを設置 (3Dプリンタ常設)

・人の交流、情報交換・共有の場リフレッシュスペースを充実(ウォーターサーバ・コーヒーベンダー設置)

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ペーパレスからテレワークへ

前提

事務工数の激減 テレワークの推進

労働時間削減

起きる変化

場所を選ばない働き方

どこで働いても安心、安全、不安なし

ペーパーレス環境の整備・会議コストの大幅削減

資料製本等の準備時間80％削減・資料検索の効率化

大幅な時間短縮

社外・自宅の環境整備・ペーパーレス化によって社外・在宅でのセキュリティを担保（紙の紛失がない）

社外・自宅で安心、安全

テレワークでの困り事 セキュリティ（情報漏えいリスク）①PC/データ紛失②どこでもできる → 覗かれる③セキュリティ対策必要

→WindowsUpdate必須

使い勝手①PC環境相違(自宅&会社）

→使いずらい（いつもと違う）

① ガイドライン制定

② 仮想デスクトップ導入

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テレワークガイドライン

ガイドライン概要

情報を社外で閲覧する際の基本ルール

公共の場所（駅・空港・電車・飲食店・雑居ビルのエレベータ等）で

① 秘密情報を話さない ② PCや書類を見ない

№ 形態 内容

１ 在宅勤務 業務の全部又は一部を、自宅で勤務を行う目的：ワークライフバランス(育児・介護、通勤負担減）

業務効率・生産性向上（資料執筆の集中作業等）

２ サテライトオフィス勤務 業務の全部又は一部を、社内他事業所のサテライトオフィス等で勤務を行う目的：オフィスと訪問先や自宅などの移動を最小化し、

時間を有効活用

３ モバイルワーク・覗き見防止フィルタ必須・自席の横は関係者のみ

移動中や出張先等、社外で行う目的：新幹線・特急・飛行機での移動時間を利用

顧客訪問時の飲食店等での時間調整時に、資料の修正や確認を行う必要がある場合

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仮想デスクトップ導入

個人のデータは、サーバストレージに集約。端末には、残らないポイント２

いつでも、どこでも、どんな端末でも同じ仕事ができる。ポイント１

サーバルームオフィス

現場 自宅

外出中

仮想デスクトップ業務サーバ

ストレージ

仮想デスクトップ

端末のセキュリティ対策不要（WindowsUpdate不要）ポイント３

使い易い

情報漏えいリスクなし

どこにいても、同じ環境で仕事可能！

常に最新で安心

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PFUのネットワークが創る働きやすい環境

在宅勤務の推進

いつでもどこでもワークプレス・いつでもネットワークで社内情報に繋がる

・社内のどこの事業所でも仕事ができる

遠隔共同業務の推進 会議出張の削減

PFU Networkファイル共有

サテライト

自宅石川本社 横浜本社

ProDesｾﾝﾀｰ

（全国サービス拠点）

効 果

ｽｹｼﾞｭｰﾙ共有Web会議

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事例：サテライトオフィス

お客様に近い都心の事務所（新橋）にタッチダウンオフィスを設置（フリーアドレス席 約50席

デスクトップＰＣ 7台、無線ＬＡＮ、複合機 等）

横浜本社（みなとみらい）への移動時間をセーブ・稼働時間を確保

＜利用者の声＞◎都心のお客様を訪問した前後の時間を有効活用、お客様へのレスポンスが早くなった

◎カフェ等よりも安心して仕事ができる（PCの覗き見、盗難・紛失、通話等）

◎共有PCがあるので、パソコンを持ち歩かなくても仕事ができる◎お客様に持っていく資料等を印刷することができる 等

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事例：在宅勤務（１）

＜導入前の懸念事項と対策＞

・時間管理（サボリ、長時間労働）⇒ 一定クラス以上、育児・介護事情（事前登録制）

時間外勤務原則なし・深夜勤務は厳禁

・勤務場所 ⇒「自宅」または「単身赴任者の帰省先自宅」

・情報漏えい、セキュリティ⇒ 社内環境にリモートデスクトップ接続、または全社ファイル

サーバーへのアクセスに限定ＰＣセキュリティチェック徹底、書類持ち出し・印刷ＮＧ

・コミュニケーション不足⇒ 週3日まで利用可

トライアル：2016年7月21日～2016年10月20日本運用 ：2017年4月21日～

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事例：在宅勤務（２）

◎静かな環境で作業に集中できる◎時間を有効に活用できる◎悪天候、満員電車等の通勤ストレスが緩和される◎１日休まなくても、育児・介護・看護等への対応が可能になる（半日年次との併用、途中離席可）

本運用：登録者 約280名／利用者 約220名

＜利用者の声＞

▲仕事と私生活にメリハリつけたい▲職種が在宅勤務に向いていない▲対面でのコミュニケーションが重要▲部下のマネジメントがやりづらい

＜利用していない人の声＞

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事例：在宅勤務(3)

・在宅勤務は利用人数的にも限定的で部署にも偏りあり・職種によっては向き不向きあり

・セキュリティの十分な確保と柔軟な運用とのバランス

・活用方法や効果を社内に広報し、より浸透を！・情報漏えいやミスを発生させない意識を浸透！

在宅勤務は、時間の有効活用の手段として有効

今 後

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ＰＦＵにおける働き方改革の今後

「働き方改革推進委員会」の発足（2017年10月）

各職場の活動内容の共有や、有効な施策の横展開等、全社一丸と

なった実効性ある活動を推進することを目的として活動中

ペーパレスやテレワークは、働き方改革の１つの手段．様々なICTツールや制度を活用しながら、一人一人の生産性向上への意識・行動変革が重要

活動事例■働き方アンケート（意識調査）：全社員(管理職含む）年1回

・前年比20%向上(90%←70%) ： 各職場で実践している・前年比25%向上(75%←50%) ： 各職場で効果が実感できる

■共有会

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活動事例：共有会

共有会：職場での働き方改革の取組みや効果を、同じ階層の社員(部門別）で、グループワークを実施し、共有する場 （約15名/回、これまで130名参加）

働き方改革について、考える場を与え、考え・共有してもらう

社員の意識・行動変革

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