PLMツールのオープン化促進活動の状況 C CAD C PLMベンダB PDM－B Tool－B CAD－B 10 Copyright (C) Japan Automobile Manufacturers Association, Inc.2015 PLMベンダとカスタマの新たな関係

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201５/02/２０

一般社団法人日本自動車工業会

電子情報委員会デジタルエンジニアリング部会

PLMツールオープン化促進WG 主査川添浩史

PLMツールのオープン化促進活動の状況

デジタルエンジニアリングセミナー２０１５

～ PLMベンダとカスタマの新たな関係へ～


目次

■PLMツールのオープン性

■JAMA会員企業の困り事

■JAMA WG発足準備

■ProSTEP iViP活動（CPO）

■JAMA WG活動（’14年度）

■PLMベンダとカスタマの新たな関係


PLMツールのオープン性

「PLMツールのオープン性」とは、様々なPLMツールの組み合わせ可能性異なるシステム/バージョン間の連携の容易さ

ツールＡ

現状目指す姿

連携×ツールＢ

ツールＣ

ツールＡツールＣ

ツールＢ

カスタマ：便利なツールが有っても使いづらいベンダ：ツールに競争力があっても利用されにくい

カスタマ：市場にある便利なツールを利用可能ベンダ：ツールに競争力があれば市場が開ける

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JAMA会員企業の困り事（1/2）

PLMツールのオープン性が低いため

（１）業務要件にあった最適なツールの選択が困難

PLMベンダによる囲い込み

ＰＬＭベンダＡ

ＰＤＭ－Ａ

Ｔｏｏｌ－Ａ

ＣＡＤ－Ａ

ＰＬＭベンダＣ

ＰＤＭＣ

ＣＡＤＣ

ＰＬＭベンダＢ

ＰＤＭ－Ｂ

Ｔｏｏｌ－Ｂ

ＣＡＤ－Ｂ

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JAMA会員企業の困り事（2/2）

（２）バージョンアップやデータ変換等のコストが膨大

×CAD Ver.10

CAD Ver.12データ

CAD Ver.12

×

OEM

CAD Ver.10 CAD Ver.12

関係会社（協業）

①カスタマイズ機能が正しく動かない ②H/W、ソフト（OS等）の制約

⑤OEMと同時に切替

CAD Ver.10データ

×CAD Ver.12データ

CAD Ver.10データ

④データ非互換発生

③下位互換なし

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JAMA WG発足準備

PLMツールのオープン化促進のためJAMA での準備活動（’13年度）

困り事を整理JAMA各社困り事を整理

グローバル活動を調査ProSTEP iViPでPLMツールのオープン化に関する活動があり

JAMAの考えるオープン性と多くの点で共通→ 協調して活動

各社困り事（2013年度）

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ProSTEP iViP活動（CPO）

ProSTEP iViPカスタマ（製造業）、研究機関、PLMベンダがメンバのエンジニアリングＩＴに特化した業界協調＆標準化推進組織

CPO (Code of PLM Openness) オープン性について協定

PLMベンダはオープン性の自己評価結果を公開 PLMベンダ/カスタマのWin-Win関係構築協定の内容は一般公開 (ProSTEP iViPのHP参照)

PLMベンダ/カスタマの効率的な協業持続的コスト削減PLM ツールの業務適合性向上

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JAMA WG活動（’14年度）

JAMAより8社参加

82社参加（ｶｽﾀﾏ 27社、PLMﾍﾞﾝﾀﾞ 55社）

参加企業（敬称略）いすゞ、スズキ、日産、日野、富士重工業、ホンダ、マツダ、三菱自動車、ヤマハ、トヨタ（計10社）

オープン性の定義 JAMAでのオープン性の定義書を作成うち、CPOにない14項目を抽出

定義書活用ガイドライン作成（～’15年度（予定））

ProSTEP iViP活動との連携 ProSTEP iViP CPOへの参加 JAMA要件の織り込み要請

JAMA PLMツールオープン性の定義書（’15.3発行予定）

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（参考）JAMA要件織り込み要請

2.6.4 Database types2.6.4 Database types

2.5.5 Supported standards2.5.5 Supported standards

2.4.7 Impact of change of Interface2.4.7 Impact of change of Interface

2.4.8 Provision of roadmap for Interfaces2.4.8 Provision of roadmap for Interfaces

2.4.9 Quality assurance of created/updated data2.4.9 Quality assurance of created/updated data

2.3.4 Operation assurance of utility with upgrading2.3.4 Operation assurance of utility with upgrading

2.3.5 Disclosure of product specifications2.3.5 Disclosure of product specifications

2.2.3 インフラ戦略へのカスタマーニーズの反映2.2.3 インフラ戦略へのカスタマーニーズの反映

2.2.4 Transferable license2.2.4 Transferable license

2.2.5 Provision of a environment for utility portability2.2.5 Provision of a environment for utility portability

2.2.6 Provision of IT system development roadmap2.2.6 Provision of IT system development roadmap

2.1.5 バージョン間の互換性2.1.5 バージョン間の互換性

CPO

JAMA追加要件JAMA追加要件

（現状）新機能利用のため新しいバージョンへの切り替えをしたいが、新しいバージョンのCADデータは現バージョンでは読めない。同時に切替するまでバージョンアップﾟできない。同時に切替するため、調整と検証にコストとリードタイムがかかる。

（目指す姿）バージョンアップのコストやリードタイムの削減や、新機能適用のためのタイムリーなバージョンアップの実現。

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PLMベンダとカスタマの新たな関係

オープン性のレベル向上最適ツールの選択

バージョンアップやデータ変換等のコスト低減

CAD Ver.10

CAD Ver.12データ

CAD Ver.12

OEM

CAD Ver.10 CAD Ver.12

関係会社（協業）①カスタマイズ機能が正しく動く ②H/W、ソフト（OS等）の柔軟性、長期計画

⑤いつでも切替可能

CAD Ver.10データ

③下位互換あり

CAD Ver.12データ

CAD Ver.10データ

④データ非互換なし

○ ○○

ＰＬＭベンダＡ

ＰＤＭ－Ａ

Ｔｏｏｌ－Ａ

ＣＡＤ－Ａ

ＰＬＭベンダＣ

ＰＤＭＣ

ＣＡＤＣ

ＰＬＭベンダＢ

ＰＤＭ－Ｂ

Ｔｏｏｌ－Ｂ

ＣＡＤ－Ｂ

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PLMベンダとカスタマの新たな関係

パートナーシップ強化

現状目指す姿

一般的な利用許諾契約一般的な利用許諾契約

CPOに賛同

オープン性に関する契約

利用時の評価/対応

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ご清聴ありがとうございました

引き続きJAMA活動へのご理解とご協力を宜しくお願い致します

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