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ドローン物流への挑戦 新しい物流のかたち「ドローン物流」を実現するため、 浜通り地域等で「目視外飛行」への挑戦が続いています。 福島県は、市町村と連携して、飛行ルート設定に関する 地域の方や関係機関との調整を仲介しています。 MADE INふくしまロボットへの挑戦 福島県内企業が、浜通り地域等で実証実験を重ね、イノ シシ対策や気象観測など各専門分野で活躍するロボット の開発に挑戦しています。 研究者が集まることで生まれるビジネス 全国のロボット研究者が浜通り地域等に滞在して交流が 生まれ、そこから新たなビジネスチャンスが生まれて います。 Robot 「浜通りロボット実証区域」では、災害対応や物流・インフラ点検等の分野で活用が 期待されるロボットやドローンの研究開発・実証試験を積極的に呼び込んでいます。 〉〉〉 浜通り地域等が、 我が国を代表するロボット実証の地に 浜通り地域等では既に180件の実証試験の実施(20192月末現在)や、年間4,000以上の研究者の来訪(2017年度末現在)があり、フィールドロボット研究者の間で ロボット実証の地としての評価を得ています。【写真:タフロボティクスチャレンジ フィールド評価会で披露された空飛ぶ消火ロボット「ドラゴンファイヤーファイター」 2018年)評価会にはのべ1,400名の研究者が参加して災害対応ロボットの試験を実施】 福島イノベーション・コースト構想 8 福島イノベーション・コースト構想 7

Robot - 福島イノベーション・コースト構想ドローン物流への挑戦 新しい物流のかたち「ドローン物流」を実現するため、 浜通り地域等で「目視外飛行」への挑戦が続いています。福島県は、市町村と連携して、飛行ルート設定に関する

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Page 1: Robot - 福島イノベーション・コースト構想ドローン物流への挑戦 新しい物流のかたち「ドローン物流」を実現するため、 浜通り地域等で「目視外飛行」への挑戦が続いています。福島県は、市町村と連携して、飛行ルート設定に関する

ドローン物流への挑戦

新しい物流のかたち「ドローン物流」を実現するため、浜通り地域等で「目視外飛行」への挑戦が続いています。福島県は、市町村と連携して、飛行ルート設定に関する地域の方や関係機関との調整を仲介しています。

MADE INふくしまロボットへの挑戦

福島県内企業が、浜通り地域等で実証実験を重ね、イノシシ対策や気象観測など各専門分野で活躍するロボットの開発に挑戦しています。

研究者が集まることで生まれるビジネス

全国のロボット研究者が浜通り地域等に滞在して交流が生まれ、そこから新たなビジネスチャンスが生まれています。

Robot

「浜通りロボット実証区域」では、災害対応や物流・インフラ点検等の分野で活用が期待されるロボットやドローンの研究開発・実証試験を積極的に呼び込んでいます。

〉〉〉浜通り地域等が、 我が国を代表するロボット実証の地に浜通り地域等では既に180件の実証試験の実施(2019年2月末現在)や、年間4,000名以上の研究者の来訪(2017年度末現在)があり、フィールドロボット研究者の間でロボット実証の地としての評価を得ています。【写真:タフロボティクスチャレンジフィールド評価会で披露された空飛ぶ消火ロボット「ドラゴンファイヤーファイター」(2018年)評価会にはのべ1,400名の研究者が参加して災害対応ロボットの試験を実施】

福島イノベーション・コースト構想 8福島イノベーション・コースト構想7

ロボット

エネルギー/

環境・リサイクル

農林水産

産業集積

教育・人材育成

交流人口の拡大/

情報発信

生活環境の整備

インタビュー

廃炉

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通信塔・広域飛行区域開所

ドローンの新市場開拓の鍵となる「目視外飛行」を実現するため、飛行の安全を確保する「通信塔」と、円滑に長距離・広域の飛行ルートを設定できる「広域飛行区域」を開所しました。

Robot

試験用プラント開所工場の点検・災害対応を、安全かつ効率化するロボットの市場を開拓するため、工場を模擬した試験環境を提供します。

World RobotSummit開催予定2020年8月、試験用プラント等を会場として、世界中からロボット研究者が参加する競技会が開催されます。この前哨戦となる2018年10月の競技会では、会津大学チームが2種目に参加し、うち1種目で優勝しました。

〉〉〉福島ロボットテストフィールド 2020年春 全面開所予定陸・海・空ロボットに対応する4つのエリアからなる世界に類を見ない研究開発拠点です。物流、インフラ点検、災害対応などのために屋外で稼働する新しいタイプのロボット・ドローンの市場開拓を牽引します。

「福島ロボットテストフィールド」を中核として、浜通り地域等へのロボット産業の集積を図ります。

2019年2月現在

緩衝ネット付飛行場

滑走路

ヘリポート

研究棟

試験用トンネル 試験用トンネル 試験用橋梁 試験用橋梁

試験用プラント 試験用プラント

市街地フィールド 市街地フィールド

通信塔 通信塔

瓦礫・土砂崩落フィールド 瓦礫・土砂崩落フィールド

屋内水槽試験棟

風洞棟 風洞棟

水没市街地フィールド

連続稼働耐久試験棟

無人航空機エリア

開発基盤エリア

水中・水上ロボットエリア ダム、河川、水没市街地、港湾等の水上・水中で発生する状況を再現したエリア

トンネル、橋梁、プラント、市街地、道路等の災害や老朽化を再現したエリア

インフラ点検・災害対応エリア

2018年12月現在

ロボット

国内最大の飛行空域、無人機向け滑走路、緩衝ネット付飛行場において、基本的な飛行から衝突回避、落下試験など多様な試験が可能なエリア

加工や計測、各種試験等を行えるほか、研究室や会議室など、研究者の短期~長期の活動拠点となるエリア

福島イノベーション・コースト構想 10福島イノベーション・コースト構想9

ロボット

エネルギー/

環境・リサイクル

農林水産

産業集積

教育・人材育成

交流人口の拡大/

情報発信

生活環境の整備

インタビュー

廃炉