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平成21712日(日) ”横尾ゆきひで研修旅行にて” 【新潟県立「環境と人間のふれあい館」にて(新潟市北区)】 新潟水俣病のについて説明をうける参加者の皆様 新潟県議会議員 20098月13日発行 VOL.8 横尾ゆきひで事務所 新潟県議会6月定例会は、標記の会期で開催され、【議案】33件、【陳情】4件、【継続中の請願】3件、【継続中の陳 情】1件が審議され、全ての議案について、可決又は承認されました。請願及び陳情については下記のとおりです。詳しくは、 新聞に折り込まれる『にいがた県議会だより』をご覧下さい。 ●知事政策局関連(7月2日) (質問)道州制について、これまでの国並びに知事会などでの議論は。 (回答)枠組みなどが先行しているが、具体的な議論や方向性は出ていない。 (質問)肯定論や否定論あることは承知しているが、本県のスタンスや近県との連携も良く 分からないがどうか。 (回答)国と地方の役割を明確にすることが肝要。特に、地方分権のあるべき姿が大切。 税の取り扱いなど財源の在り方の議論が進まない。近隣県との対応も進んでいない。 本県としての方向性を検討していく。 (質問)道州制の議論は県民の理解が得られない。効率だけでなく、地方の文化や交流など を無視しては失敗すると思うがどうか。 (回答)道州制により、ほとんど交流のない地域と一緒になることは慎重に進めるべきと 思う。今後の課題としていきたい。 ●教育委員会関連(7月6日) (質問)昨年12月定例会で質問した、小・中学校での携帯電話使用について、県内の取り 組み状況はどうか。 (回答)今年1月に、県内市町村教育委員会と話し合いを持った。今後も、徹底していきたい。 (質問)問題は、携帯依存やネットいじめなどの対策に、通常でも忙しい先生が対応に当たる ことになり、現場が混乱していると聞くが本県はどうか。 (会期 : 平成21年 6月24日~ 7月10日までの17日間) http://www.pref.niigata.lg.jp/gikai/ 委員会構成が新しくなりました ◎は委員長、○は副委員長 ※敬称略 ■議長 帆苅謙治 ■副議長 村松二郎 ■議会運営委員会(定数・現員9名) ◎斎藤隆景(自) ○楡井辰雄(自) 7名 ■常任委員会 【総務文教委員会】(定数・現員14名) ◎小林林一(自) ○小林一大(自) 他12名 【厚生環境委員会】(定数13名・現員12名) ◎片野 猛(自) ○皆川雄二(自) 横尾幸秀(無)、他9名 【産業経済委員会】(定数・現員13名) ◎西川洋吉(自) ○佐藤卓之(自) 他11名 【建設公安委員会】(定数・現員13名) ◎桜井甚一(自) ○冨樫一成(自) 他11名 ■特別委員会 【少子高齢・青少年対策特別委員会】(定数・現員17名) ◎宮崎増次(民) ○小島 隆(自) 他15名 【スポーツ振興・健康づくり対策特別委員会】 (定数17名・現員16名) ◎沢野 修(自) ○石塚 健(民) 他14名 【地域活性化・総合交通対策特別委員会】(定数・現員17名) 県内では日照不足が冷夏となり、農作物や観光地などに大変な影響が心配されています。 近年、当県は豪雨・豪雪・2回の大地震など過去に経験のない自然災害に見舞われました。災害時における貴 重な体験は、今後の復旧・復興の困難な課題解決の糸口になり、常に災害に備える心構えの指針ともなります。 これを機に防災立県を宣言すべきではないかと思う一人であります。 朝夕の寒暖の差が激しく体調を崩しやすい昨今ですが、皆様にはお変わりございませんでしょうか。お蔭様で、 3回目の6月定例会も、無事に終えることが出来ました。これも、日頃の皆様からご支援と、ご指導の賜と心より 感謝を申し上げます。 さて、今議会は国の大型緊急経済対策による、県政史上最大規模の補正予算となりました。補正予算総額は、 1,016億円で当初予算のプラス8.3%にあたります。依然として厳しい現下の経済情勢に対応し、雇用機会の創出、 企業経営の支援、県民生活の安定・向上のための対策など、本県の経済発展にかかわる重要且つ緊急的な案 件に対し活発な議論が展開され採決に至ったものです。 国政に於いては、衆議院議員選挙の日程がようやく決定し、真夏の決戦となりました。皆様の一票が、未曾有 の金融経済危機からの脱却、地方分権の確立、将来に希望の持てる安心安全な社会実現に結びつきますので、 是非とも投票所に足をお運びください。 結びに、皆様方のご健勝をご祈念申し上げまして、議会報告のあいさつとさせていただきます。 総務文教委員会での横尾氏の質問と担当部局の回答(一部を紹介)

VOL.8 3日発行 - yokoo-yukihide.jpyokoo-yukihide.jp/report/vol_08.pdf · 洋カープが指定管理者として管理運営を行っている施設を視察し、運営 上の問題点などについて意見交換を行いました。

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Page 1: VOL.8 3日発行 - yokoo-yukihide.jpyokoo-yukihide.jp/report/vol_08.pdf · 洋カープが指定管理者として管理運営を行っている施設を視察し、運営 上の問題点などについて意見交換を行いました。

平成21年7月12日(日) ”横尾ゆきひで研修旅行にて”【新潟県立「環境と人間のふれあい館」にて(新潟市北区)】

新潟水俣病のについて説明をうける参加者の皆様

新 潟 県 議 会 議 員 2009年8月13日発行VOL.8

横 尾 ゆ き ひ で 事 務 所

新潟県議会6月定例会は、標記の会期で開催され、【議案】33件、【陳情】4件、【継続中の請願】3件、【継続中の陳情】1件が審議され、全ての議案について、可決又は承認されました。請願及び陳情については下記のとおりです。詳しくは、新聞に折り込まれる『にいがた県議会だより』をご覧下さい。

●知事政策局関連(7月2日)(質問)道州制について、これまでの国並びに知事会などでの議論は。(回答)枠組みなどが先行しているが、具体的な議論や方向性は出ていない。(質問)肯定論や否定論あることは承知しているが、本県のスタンスや近県との連携も良く

分からないがどうか。(回答)国と地方の役割を明確にすることが肝要。特に、地方分権のあるべき姿が大切。

税の取り扱いなど財源の在り方の議論が進まない。近隣県との対応も進んでいない。本県としての方向性を検討していく。

(質問)道州制の議論は県民の理解が得られない。効率だけでなく、地方の文化や交流などを無視しては失敗すると思うがどうか。

(回答)道州制により、ほとんど交流のない地域と一緒になることは慎重に進めるべきと思う。今後の課題としていきたい。

●教育委員会関連(7月6日)(質問)昨年12月定例会で質問した、小・中学校での携帯電話使用について、県内の取り

組み状況はどうか。(回答)今年1月に、県内市町村教育委員会と話し合いを持った。今後も、徹底していきたい。(質問)問題は、携帯依存やネットいじめなどの対策に、通常でも忙しい先生が対応に当たる

ことになり、現場が混乱していると聞くが本県はどうか。

(会期 : 平成21年 6月24日~ 7月10日までの17日間)県 議 会 6 月 定 例 会 か ら http://www.pref.niigata.lg.jp/gikai/

委員会構成が新しくなりました( ◎は委員長、○は副委員長 ) ※敬称略

■議長 帆苅謙治 ■副議長 村松二郎■議会運営委員会(定数・現員9名)

◎斎藤隆景(自) ○楡井辰雄(自) 他 7名

■常任委員会【総務文教委員会】(定数・現員14名)

◎小林林一(自) ○小林一大(自) 他12名【厚生環境委員会】(定数13名・現員12名)

◎片野 猛(自) ○皆川雄二(自)横尾幸秀(無)、他9名

【産業経済委員会】(定数・現員13名)◎西川洋吉(自) ○佐藤卓之(自) 他11名

【建設公安委員会】(定数・現員13名)◎桜井甚一(自) ○冨樫一成(自) 他11名

■特別委員会【少子高齢・青少年対策特別委員会】(定数・現員17名)

◎宮崎増次(民) ○小島 隆(自) 他15名

【スポーツ振興・健康づくり対策特別委員会】(定数17名・現員16名)

◎沢野 修(自) ○石塚 健(民) 他14名【地域活性化・総合交通対策特別委員会】(定数・現員17名)

県内では日照不足が冷夏となり、農作物や観光地などに大変な影響が心配されています。近年、当県は豪雨・豪雪・2回の大地震など過去に経験のない自然災害に見舞われました。災害時における貴

重な体験は、今後の復旧・復興の困難な課題解決の糸口になり、常に災害に備える心構えの指針ともなります。これを機に防災立県を宣言すべきではないかと思う一人であります。朝夕の寒暖の差が激しく体調を崩しやすい昨今ですが、皆様にはお変わりございませんでしょうか。お蔭様で、

3回目の6月定例会も、無事に終えることが出来ました。これも、日頃の皆様からご支援と、ご指導の賜と心より感謝を申し上げます。さて、今議会は国の大型緊急経済対策による、県政史上最大規模の補正予算となりました。補正予算総額は、

1,016億円で当初予算のプラス8.3%にあたります。依然として厳しい現下の経済情勢に対応し、雇用機会の創出、企業経営の支援、県民生活の安定・向上のための対策など、本県の経済発展にかかわる重要且つ緊急的な案件に対し活発な議論が展開され採決に至ったものです。国政に於いては、衆議院議員選挙の日程がようやく決定し、真夏の決戦となりました。皆様の一票が、未曾有

の金融経済危機からの脱却、地方分権の確立、将来に希望の持てる安心安全な社会実現に結びつきますので、是非とも投票所に足をお運びください。結びに、皆様方のご健勝をご祈念申し上げまして、議会報告のあいさつとさせていただきます。

総務文教委員会での横尾氏の質問と担当部局の回答(一部を紹介)

Page 2: VOL.8 3日発行 - yokoo-yukihide.jpyokoo-yukihide.jp/report/vol_08.pdf · 洋カープが指定管理者として管理運営を行っている施設を視察し、運営 上の問題点などについて意見交換を行いました。

”横尾ゆきひで”ホームページURL: http://www.yokoo-ukihide.com/

”横尾ゆきひで”ブログ

※ご意見、お問い合わせはホームページからお願いします。

●事務所所在地妙高市朝日町1-7-23 電話 :0255-70-5211

●開所時間帯10:00~16:00 (土曜、日曜、祝祭日を除く)

” 横 尾 ゆ き ひ で ” 事 務 所 へ お 気 軽 に お 立 ち 寄 り く だ さ い 。

委 員 会 報 告

45万冊収納可能であり、現在21万冊をそろえ、駅から徒歩10分の位置にあり利用者が多いそうです。

交流の館「八幡」(山北支所)は、統廃合により廃校となった施設の再利用で、自炊を基本とした温泉付き「ふるさと体験の宿」を、平成13年4月にオープン。地元中心で「さんぽく体験交流企業組合」を組織し運営にあたっています。ここでは結婚難解消や農業後継者育成などを目的に、町外者向け体験交流事業「週末百姓やってみ隊」を実施。この事業は、NHKの「難問解決!ご近所の底力」で紹介されました。農業の経験がない都会の女性との間で、成婚し定住につながった例があるそうです。

県立村上中等教育学校では、平成14年に村上女子高校を継承して開校。1学年2学級で前期課程(1~3年)後期課程(4~6年)に分かれ学級は2人担任制で、英語と数学は少人数(20人)指導でした。平成20年3月には、初の卒業生の多くが国立大学などに現役として入学したそうです。以上のような、県内で先進的な取り組みをして行政効果を上げている

市町村を視察してきました。

総務文教委員会(県内行政視察)( 平成21年 6月15日~16日 )

【県政記念館、新潟市立中央図書館、村上市山北支所、県立村上中等教育学校】

明治16年3月に建立された新潟県議会旧議事堂は、昭和7年新設の県庁舎に議場が移されたため廃止されました。建物は国の重要文化財に指定され、平成21年4月より指定管理者(県政記念館運営グループ)により管理されています。新潟市立中央図書館(ほん

ぽーと)は、旧長嶺小学校跡地に開館。愛称は、本と港から名付けられたものです。

スポーツ振興・健康づくり対策特別委員会(県外行政視察) ( 平成21年 5月27日~29日 )

を注ぎ、施設の充実も図ってきたそうです。「桃太郎スタジアム」「桃太郎アリーナ」など、地域に親しまれる名称の施設などは国体閉幕後、地域密着型の市民バレーボールチーム(岡山シーガルズ)などの誕生で、県のスポーツ振興で実績を残しています。

当県の主要政策の一つである「健康ビジネス連邦」の参考とするため。(株)林原グループを視察。この会社は、明治16年に水飴製造業からスタートし、現在は、酵素・微生物とバイオ産業のトップメーカーとして、トレハロースをはじめとするでんぷん糖化製品、抗がん剤など多様な研究・製造・販売を行うとともに、文化・芸術のも貢献している企業です。

7月にオープンした新潟県立野球場の参考とするため、広島市議会を視察。広島市では、旧広島市民球場に代わる新野球場を今春竣工し、名称を「MAZDA ZOOM―ZOOM スタジアム広島」として、広島東洋カープが指定管理者として管理運営を行っている施設を視察し、運営上の問題点などについて意見交換を行いました。

今年度に開催される、「トキめき新潟国体」の今後の参考にするため、岡山県議会を視察。岡山県では、平成17年に2順目となる第60回国体(最初は昭和37年に第17回国体)「晴れの国おかやま国体」が開催され、男女とも第2位の成績を上げました。平成8年に、「競技力向上十カ年計画」を策定し、有力な指導者を招へいし学校の運動部や地域クラブの育成に力

【 お 知 ら せ 】

8月22日(土)「新井ふれあい会館」にて予定しておりました「横尾ゆきひで県政報告会・納涼会」は諸般の事情により中止いたします。

何卒ご理解賜りますようお願い申しあげます。

3月25日、上越地域選出県議会議員7名が超党派で、『養護学校の高等部設立を実現する会』を満場一致で設立しました。早速の5月13日、県立高田養護学校にて、学校側代表者などと意見交換と今後の取り組みについて話し合いを行いました。その後の7月27日午後には、

武藤教育長に対し、県議7名と学校関係者で協議を行いました。教育長は、旧吉川高校跡地で2011年の開校を目指し準備を進めていくことを明らかにしました。また、地元要望を前面に受け止め、入学希望者全員を受け入れるための準備を進めて

上 越 地 区 に 県 立 高 等養 護 学 校の 設 立 に つ い て

”横尾ゆきひで”汗かき活動記 私の今年3月からこれまでの活動を振り返り、そ

292号の猿橋から長沢区間の改良促進』を地元代表者6名と共に、「通勤通学、経済活動、緊急時対応、除雪など不安と不満が増している」と要望実現を強くお願いしました。両部長からは、地元の事情は十分理解していると

したものの、公共事業の縮減や用地取得などの問題があるので、市と協議をしながら対応していくとの

4月15日午前中に県上越地域振興局の白石地域整備部長、午後からは県の野沢土木部長に対し、『矢代川架替工事の早期完成』と『国道

県 に 対 す る 地 元 要 望 に つ い て(矢代川橋早期完成・国道292号の改良促進)

ついて、約15分間ビデオで知識を得た後に、塚田館長様から、今なお後遺症や未認定で苦しんでいる人達が大勢生活している現状をお聞きし、参加した皆様も初めて聞く事が多く、問題の大きさに認識を新たにしました。午後は、一週間前にオープンしたばかりの県立野球場

(HARD OFF ECOスタジアム)とビッグスワン内部を視察。野球場では運良く、BCリーグの新潟VS長野の試合が行われており、この試合の始球式は元巨人軍の桑田真澄さんとの事でしたが、

平成 2 1年度 横尾ゆきひで視察研修旅行( 新 潟 水 俣 病 か ら 自 然 環 境 保 護 を 考 え る )

7月12日、参加者83名を乗せたバスは、「あらい道の駅」を、8時30分に、新潟市北区にある「県立 環境と人間のふれあい館・新潟水俣病資料館」に向け出発。そこでは、新潟水俣病の発生から政治解決ま