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× ファンドレイザーのための
CANPAN・助成金徹底活用講座
~情報発信の視点から~
日本財団/CANPAN 山田泰久 Twitter:@canpan2009 http://www.facebook.com/yamadamay
2013年7月1日 CANPAN
× プロフィール
山田泰久(やまだやすひさ)
・日本財団経営支援グループ 情報コミュニケーションチーム
(CANPAN、NPO情報発信、社内システム、公式サイト担当)
1973年群馬県高崎市生まれ。
1996 年日本財団に入会し、国際協力、総務部門を経て、2005 年から4 年間、福祉の助成担当に。2009 年6 月より現職となり、公益コミュニティサイト「CANPAN」の企画・開発、普及・利用促進から、日本財団のWeb 担当、NPO の情報発信支援に取り組んでいる。
全国各地でのNPO情報発信セミナーの講師や、東京で月に1回NPO支援のセミナー「日本財団CANPAN・NPOフォーラム」を企画・開催している。
twitter:@canpan2009 Facebook→http://www.facebook.com/yamadamay
ブログ:CANPAN講座 http://blog.canpan.info/koza/
Shop人にやさしく http://blog.canpan.info/p-shop/
CANPAN・NPOフォーラム http://blog.canpan.info/cpforum/
2
× 日本財団とは?
3
• 1962年設立の民間の助成財団
• 2011年4月に財団法人日本船舶振興会から、公益財団
法人日本財団に
• ボートレース(競艇)の売上金(2.5%)と一般・企業から
の寄付金をもとに活動
• 国(官)ではできないことや、施策が行き届かない問題
の解決のために、「公の心」をもちながら「民の視点」で
取組んでいます。
× 日本財団とは?
4
ボートレース場:24ヶ所 場外売り場:42ヶ所
全国のボートレース場
×
5
CANPANについて http://fields.canpan.info/
公益団体のための情報発信サイト
• NPOの情報発信プラットフォーム
• 全国規模の助成制度のデータベース
• 助成金申請のための団体情報
• オンライン寄付決済システム
×
「共感」「信頼」で活動実績を重ね、応援へつなげる活動応援サイクル
活動応援 サイクル
オンライン決済ソリューション
<継続課金+都度課金> <都度課金のみ>
6
×
7
本日お話しすること
CANPANの実践からの気づき
・NPOの情報発信プラットフォーム
・助成制度データベース
助成業務の実践からの気づき
・助成金審査
・助成事業の進捗管理
→情報と助成金に着目して、CANPANがどう活用できるか?
→助成金の情報面をどう活用するか?
×
8
10年前と今の助成金
助成機関
→助成プログラムの運営にインターネットが必要不可欠に。
<10年前>
紙の募集要項、紙の参考資料、助成機関は電話で存在確認・・・
<現在>
申請団体:ネットで情報収集(要項や助成実績)、ネットでアピール
助成機関:ネットで存在確認
◎インターネット⇒進化する助成プログラム、変化すべき申請者
×
1.CANPAN徹底活用
9
×
10
CANPAN団体情報の本当の活用方法
CANPAN団体情報の項目
→NPO支援のプロ(助成機関スタッフ)が知りたい項目で構成
なぜ、そういえるのか!?
133の助成プログラムの助成金申請書の調査
団体情報の項目の中から共通する項目を抽出
その項目でCANPAN団体情報は構成されている
(IIHOE [人と組織と地球のための国際研究所]による調査)
×
11
CANPANの団体情報をいかに活用するのか
助成金申請
→入力したCANPANの団体情報を、助成金申請の団体に関する入力項目の基礎情報として活用する。
団体の情報開示の質を高める
→どんな項目を情報開示すべきか?CANPANの項目を活用する。
CANPANへのリンクでわかりやすく
→ホームページでは基本的な情報を掲載、詳細な情報開示はCANPANに入力し、ホームページからリンクを貼る
×
12
CANPANの団体情報をいかに活用するのか
営業資料としての団体情報
→CANPANの団体情報はPDFに出力可能、印刷して見栄えのよい団体情報概要に
情報開示度で★5を取る
→CANPANは入力した項目に応じて、情報開示度を★1~5で表示される
→約1万3,000団体中、★5は327団体。今なら★5になることで、積極的に情報開示していることをアピールできる
×
13
CANPANの団体情報をいかに活用するのか
(参考)
団体の1年間を振り返るワークシートとして団体情報の項目を活用
・1年間の活動を振り返るワークショップを団体内で行い、団体情報の更新を行う。特に以下の項目を充実させる。
◆団体のアピールポイント
◆設立以来の主な活動実績
◆現在特に力を入れていること
◆今後の活動の方向性・ビジョン
◆活動実績(支援実績、協働実績等)
→このワークショップを通じて、団体の強みを再認識する。スタッフが団体への理解を深める。
×
14
CANPANの団体情報をいかに活用するのか
ポータルサイト(団体情報データベース)として、適切に情報を掲載する
→ポータルサイトが検索で上位に来ることもある
→ポータルサイトで団体を探す人もいる
→ポータルサイトに掲載されている情報で判断されることもある
×
15
CANPANの団体情報をいかに活用するのか
(参考)
◎各種ポータルサイト(団体情報データベース)
法人格の種類や有無に関係なく→CANPAN
NPO法人→内閣府NPOデータベース、NPOヒロバ
公益社団・財団法人→公益法人協会NOPODAS
環境系団体→環境らしんばん
国際協力NGO→JANIC、JICAパートナー
地域の団体→自治体、地域のNPOセンター・ボラセン
×
16
CANPANの機能の使い方
トピックス
→イベント告知やボランティア募集に活用
→CANPANに掲載すると、Yahoo!ボランティアにも自動表示
→CANPANやYahoo!からリンクが貼られ、SEO対策に
事業成果物データベース
→事業で作成した報告書や映像などを登録できる
→団体の実績と専門性をアピール
×
17
CANPANの機能の使い方
オンライン決済システム
→ CANPANペイメント+とメンバーズ
→インターネットで寄付を集めることが出来る
→メンバーズならマンスリー会員による継続寄付も可能
CANPANブログ
→無料で広告のつかないブログ
→広告がつくと、団体の趣旨とは違う広告が表示される可能性も
→トップページで一気に10記事を表示できるので、団体の活動を一気に紹介できる
×
18
CANPANの機能の使い方
助成制度
→検索型のほぼリアルタイムの助成プログラム・データベース
→公益団体が活用できる、全国規模、あるいは地方規模で申請募集を行っている助成プログラム約300を掲載
→助成プログラムだけではなく、国内の主要クラウドファンディングも掲載
→他の助成金データベースの情報も掲載
→「去年の8月に募集申請を行っていた助成金を調べたい!」というニーズにも対応
→様々な区分で検索できる
×
2.ジョセイ・ジョウホウ ~日本財団助成金審査業務と CANPANの経験をもとに~
19
×
20
助成金クイズ
全国規模で募集を行っている助成金315件についてお聞きします
イメージでお答ください。
Q1.助成金の申請のシーズンは?
①4-6月 ②7-9月 ③10-12月 ④1-3月
Q2.助成金上限額はどれくらいの金額が多い?
Q3.助成プログラムの助成金総額はいくらの金額が多い?
Q4.採択件数はどれくらい? 採択率は?
×
21
2003年頃の助成金申請を振り返ると…
10年前の団体の信頼証明
→電話と新聞記事
助成機関は行政やNPOセンターに電話して評判を聞いてみる
申請書に添付されていた新聞記事がその存在を証明する
10年前の助成金情報の入手
→紙の募集要項
電話やFAXで資料請求を行う
NPOセンターに置いてある募集要項の資料を見る
×
22
今の助成金申請は…
NPOはネットで助成情報を調べる
→助成実績をネットで見ることができるようになったのは大きな進化
→大手の助成機関には事例集など、事業のヒントが盛りだくさん
助成機関はネットで団体を調べる。
→申請書が来たら最初にするのはネットで活動しているかどうかを調べる
→申請書を書く前に、しっかり情報収集して、情報発信を整理する
★インターネット経由で申請や報告書を出すケースも
×
23
申請する前に情報の整理を
情報発信の整理
・ホームページ上で、団体概要がわかりやすく掲載されている
・計画書と報告書、予算と決算がちゃんと掲載されている
・今の活動の様子がわかる
・外部のどういった人と連携しているのかがわかる
・これまでに助成金でどういう成果を出してきたのかがわかる
・ソーシャルメディアの活用状況がわかる
×
24
申請する前に情報の整理を
情報発信の整理
→助成機関の担当者がネットで検索をした時に、魅力的な団体と感じてもらえるように
→更新されていないサイトやブログがあれば、そのサイトがクローズしたこと、移転したことを明確に表示する
→社会変革のためには、単独で行うのではなく、様々なセクターの関係者といかに協働で行うかが大事な時代になってきているので、そういった点もアピールポイントになる
×
25
申請する前に情報の収集を
どんな助成制度があるのか調べる
→見方を変えて、活用できるかどうか、想像を膨らませる
様々な助成制度の募集要項や申請書の書き方を読む
→考え方や視点を学んで、自団体の事業計画に役立てる
助成実績を調べる
→その助成プログラムの規模感、対象団体の種別、内容(事業名から推測)を感じ取る
→助成金額の規模から、どういった目的を持った助成金かを推測
×
26
おススメの助成制度データベース
CANPAN助成制度データベース
全国規模の助成プログラム約300を厳選して掲載
助成財団データベース/助成プログラム検索(助成財団センター)
アンケート調査の回答、約1,000団体のうち公募および限定公募をしている制度
NPOWEB 助成金情報(シーズ・市民活動を支える制度をつくる会)
ニュース形式で掲載された各助成プログラム
NOPODAS 助成を受け付けている法人の一覧(公益法人協会)
現在助成を受け付けている法人の一覧
公益信託データベース(公益信託協会)
信託銀行等が受託している公益信託のデータベース
助成金情報一覧(NPO法人地星社)
助成金情報(主にNPO向け、全国または岩手・宮城・福島を対象)をエクセルで
×
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おススメの助成制度データベース
【分野別の助成制度データベース】
芸術・文化助成金情報(トヨタ・アートマネジメント/ネットTAM)
毎月、ブログに芸術・文化に関する助成金情報をまとめて掲載
芸術文化振興基金 助成団体・助成事業情報一覧(日本芸術文化振興会)
データベース形式の芸術・文化に関する助成制度の一覧
環境らしんばん 助成金(地球環境パートナーシッププラザ(GEOC)等)
データベース形式の環境に関する助成制度の一覧
助成金情報(国際協力NGOセンター(JANIC))
ニュース形式の国際協力に関する助成制度の一覧。
×
28
助成とネット
助成金そのものはネットの活用を考慮せずに設計されている。
が、時代の変化とともに助成金とネットのあり方が変わっている。
→募集要項、申請募集、助成決定事業一覧、事業報告、事業成果物など、インターネットを活用して行う時代に
一方で、申請団体のネット・リテラシィも求められている。
→助成事業の成果として、同じような団体であれば、ネットでの情報発信力が高い団体のほうがより効果的な事業ができると判断されることも出てくる
×
3.「助成金」の価値 ~お金だけではない助成金の 意義を有効に活用する~
29
×
30
あらためて助成金を考える
お金以外の助成金の価値、助成金の意義
・自分たちの団体・事業が他人に認められたということ
・それも公益活動のプロに認められたということ
・助成金は単なるきっかけ、このきっかけをどう活かすか
・団体内のモチベーションアップ、スキルアップに
・「助成事業」という名のキャンペーンを通じて、団体の周知を図る
自治体関係者、公益分野関係者、助成機関関係者等
★助成金を情報として活用する
×
31
インターネットによる変化
・誰もが情報発信出来る時代になり、情報開示が当たり前
→助成機関のアカウンタビリティ(説明責任)として、助成先団体による情報開示も求められている
・リアルタイムの情報発信に
→Webで事業の進捗段階から情報発信する形へ
・情報発信も量から質の時代へ
→質のよい情報発信が必要、助成機関も助成先団体も
×
32
助成金という情報
助成金を「情報」として捉え、その情報をどう活用するか?
そのために何をすればよいか?
①助成金が決定したら
②事業の準備を始める時に
③事業の進行中は
④もしイベントをするなら
⑤事業が完了したら
⑥次の助成金申請に向けて
×
33
①助成金が決定したら
・助成金が決定したことを発信する
◆ホームページ、会報誌、メルマガに掲載する
◆ソーシャルメディアで発信する
◆CANPANなどの団体情報データベースの実績欄を更新する
→周囲への宣言になる
→内部のモチベーションアップ
→オープンなところに、人が集まる
→助成機関スタッフも意識してくれる
×
34
②事業の準備を始める時に
・広報・情報発信計画を策定する(体制、内容、スケジュール、情報公開の範囲など)
・進捗報告を行うためのブログを用意する(もしくはブログでカテゴリー設定を行う)
・事業の中で大きなイベントを行う計画がある時は、この時点からソーシャルメディアのアカウントをあたためておく
・関連分野の情報収集のためのRSSなどにキーワード登録を行う
・Twitterのキーワード検索を登録する
→情報収集と発信の準備をする
×
35
③事業の進行中は
・組織内で積極的に情報共有を行う
・オープンにできることはオープンに
・進捗をブログで報告(内部の情報共有にも活用)
・マスコミに取材してもらいやすいきっかけを作り、プレスリリースを発行する
→事業の進捗時から積極的に情報発信することによって、事業と団体に関して認知度を高める
×
36
③事業の進行中は(ブログ編)
ブログ活用
→ブログに活動実績を蓄積していく
→キーワード検索を意識した記事作成を心がける
→ブログは助成機関関係者も含めた状況報告として活用する
→途中からプロジェクトに関わった人の情報共有のツールとする
→助成事業の事業報告書の元ネタとなることを意識して、ブログ記事を作成する
→ブログに掲載することを意識した写真撮影を行う(特に写真は後の事業報告書作成に活用出来る)
→ブログそのものが事業の成果となることを意識する
×
37
③事業の進行中は(その他編)
その他のツール活用
→ネットでの情報収集は、「NAVERまとめ」にして、プロジェクト担当者の情報共有ツールとするとともに、団体の専門性をアピールする
→インターネットやマスコミで情報流通しやすい成果物、あるいは成果発表会の形を検討する
→成果物は「○○市の子育て白書」というようなイメージしやすいものにする(マスコミで取り上げられることを意識して)
→事業と団体の周知のために、事業の成果を伝える報告会を開催することも視野に
×
38
④もしイベントをするなら(告知編)
・集客周知にソーシャルメディアを活用する
・メルマガでも、しっかり告知する
・NPO系のイベント告知サイトを活用する(例えば、CANPANのトピックスに掲載すれば、自動連携でYahoo!ボランティアに掲載される)
・NPOセンターやボラセンの掲示板、メルマガに掲載してもらう
・マスコミへのプレスリリースを発信する(取材と告知の依頼を使い分ける)
・助成機関にダメもとで周知を依頼してみる
・助成機関のスタッフもしっかりお誘いする(参加してもらって活動をより深く理解してもらえるチャンス)
×
39
④もしイベントをするなら(報告編)
・イベントは集客、中継、報告の3回の情報発信チャンスを活用する
・ノウハウ的なセミナーや活動報告会であれば、ブログに報告記事をしっかり書く(実績作り)
・楽しみながらのイベントであれば、写真を中心とした報告をブログに行う
・どちらのイベントにしても、Facebookでは、当日中に写真を中心に開催報告と参加のお礼を写真中心で行う(参加者にシェアされやすい)
・参加者にメールでブログの報告記事をお知らせする
×
40
⑤事業が完了したら
・事業報告書を作成し、公開できるものは公開する
・特に助成金でどのような成果が出たかをしっかり掲載する
・事業のノウハウを成果物としてまとめ、公開する
・成果物や報告書は抜粋版も用意してより広く知ってもらう
・自社メディア、ソーシャルメディア、マスコミへの露出・告知を図る
・公式サイト、ブログで事業の成果をアピールする
・事業報告会のようなイベントを開催する
×
41
⑥次の助成金申請に向けて
事業の途中で次の助成金申請の時期になってしまう
・進捗報告でしっかりアピールする必要がある
・特に継続事業で申請する場合はそれまでの進捗をしっかりWebに掲載する
(例えば、4月に助成金が決定して、10月には来年の助成金申請をするので、半年分の進捗と成果をしっかり発表する。)
×
4.リアル「助成金」 ~CANPAN助成制度データベース 315の助成プログラムの分析~
42
×
43
本当の助成金シーズン
助成金シーズンを見極める
事業の対象期間を考える
×
44
本当の助成金シーズン
315の助成プログラムのうち、20件は年2回募集
「通年」は随時、毎月、隔月、年4回のいずれかの募集期限
全国規模の助成金の
募集シーズンは、
5月~7月
(計107助成プログラム)
×
45
助成金上限額の秘密
地域の規模感
自治会→市区町村→都道府県→広域→全国
社会課題解決軸
幅広い団体支援→絞った団体支援
対処療法→課題対応→課題解決→モデル事業作り
×
46
助成金上限額の秘密
助成金上限額から、社会課題の解決ための事業支援か、助成事業を通じての団体支援かを読み取る
助成金上限額について
100万円以下のものが
168助成プログラム
(53%)
×
47
助成金の考え方
どの助成プログラムに申請するか
・50万円以下 100万円 100万円以上
→社会的課題を解決するための事業を募集
するものから、助成事業を通じて団体のエンパワーメントを目的としたものまで
団体として、どのタイミングで、どの規模の助成金を行うのか
×
48
リアルな助成金額
決定件数と助成決定額の総額が公開されている176の助成プログラムをもとに、 事業あたりの助成金決定額の平均額を算出
助成金決定額の 事業あたりの平均額について
100万円以下のものが
110助成プログラム
(63%)
×
49
助成業界の規模感
予算総額 上限額 採択予定件数
1億円 50万円 400件
500万円 50万円 10件
どちらの助成プログラムに申請しますか?
×
50
助成業界の規模感
予算総額を記載 151助成制度 合計額 3,212,950,000円
決定総額を公開 177助成制度 合計額 26,179,345,877円
総額1,000万円以下の
助成プログラムの件数は
予算ベースで86/151件
決定ベースで83/177件
×
51
決定件数
決定件数が公開されている235助成プログラムのうち、決定件数500件以下の234助成プログラムをもとに分析(1件は決定件数2,989件なので集計から対象外とした)
234助成プログラムの決定件数 合計 9,947件 平均 42件
×
52
真実の助成金採択率
申請件数と決定件数が公開されている助成プログラム95件をもとに、採択率を算出(全体平均は30%)
決定件数が多い場合、
採択率も高くなる傾向がある
★決定件数500件以上の
助成プログラムの採択率は47%
×
53
助成プログラムのWebサイト
情報の宝庫
・各助成プログラムのWebサイトから、事業のヒントを探る
・省庁の公募対象事業、独立行政法人の助成プログラムの募集要項から、事業の組み立て方や助成金申請書の書き方を学ぶ
・各助成プログラムの助成金申請書のフォーマットと申請書作成の手引きをよい参考書になる
・申請する助成金が公益財団法人なら、その財団の事業報告書をチェックする
・申請の方法は助成プログラムによってルールが違うので要注意(書類の作り方、提出方法)
×
【ご参考】
CANPANのご紹介 http://fields.canpan.info/
公益団体のための情報発信サイト
(運営:日本財団)
★「団体情報」と「ブログ」で情報発信事例を学ぶ
★「助成制度」と「事業成果物」を事業の参考に
54
×
「共感」「信頼」で活動実績を重ね、応援へつなげる活動応援サイクル
活動応援 サイクル
オンライン決済ソリューション
<継続課金+都度課金> <都度課金のみ>
55
×
サイト訪問者数: 62万人/月
ページ閲覧数: 221万PV/月
ユーザ数: 32,537人
団体登録数: 12,949団体
ブログ数: 10,037ブログ
公益ポータル: 18ヶ所 北海道、宮城県、栃木県、千葉県、八王子市、新潟県、京都府、南大阪、
和歌山県、島根県、岡山県、広島県、山口県、沖縄県、
その他(チャリティプラットフォーム、SDF、オンパクジャパン、ダイバーシティ研究所)
CANPANのデータ (2013年3月)
56
× CANPAN団体情報の項目 CANPAN団体情報は、主要な助成プログラムの申請書で求められる情報と、国の定める標準開示フォーマットの項目で構成されています。
助成プログラム の申請書
標準開示フォーマット
57
× 資金提供者が知りたい情報
※IIHOE「2009年助成申請書の団体
基礎情報に関する、地域規模・全国規模助成の比較調査報告書」
91機関・133の助成プログラム(計338億円)の申請書・報告書の「申請団体に関する情報」の項目を集計・分析
• これを元に、常に約5
割以上聞かれている項目を中心に作成したのがCANPAN団体情報
団体概要(団体名、連絡先)
運営体制・財務状況
設立の目的・活動実績
58
× 行政が求める情報
新しい公共支援事業/標準開示フォーマット
• 「新しい公共」の自立的な発展の促進の ための環境整備」を進めることとされ、平成22年度補正予算87.5億円
• 小さな政府の流れの元に、行政の業務をNPOに移管していく動き
• 財務状況を含めた透明性が求められ情報開示が重要視されている
• そこで定められたのが標準開示フォーマット
• CANPAN団体情報はリニューアルでこれに対応
59
× 団体の信頼性をアピールする方法①
情報開示レベル
•入力量に応じて自動的に★が増えます
※最低限の情報を記入している→★1
必要な情報をほぼすべて記入している→★5
・★5がCANPANメンバーズの要件
60
× 団体の信頼性をアピールする方法②
認証マーク
•地域のNPOを顔の見える
距離で支援している中間支援組織がつけているマーク。実在証明。
61
× 地域の助成プログラムでの活用 地域の中間支援組織がパートナーとして、CANPAN団体情報を活用しています。
公益ポータル 14ヶ所
サブポータル 1ヶ所
(2010年10月末時点)
http://kouekiportal.canpan.info/portal/ 62
×
• この登録項目は国内助成プログラム約130の申請書フォームを元に、共通する約8割の項目を中心に構成されています。
• 登録した情報量に応じて情報開示度レベルを示す★マークや信頼性を示す認証マークがつきます。
• 団体情報は以下の構成になります。
▽基礎情報・活動概要・活動実績
▽財政・収支報告書・貸借対照表
→3年分の財務情報 →NPO会計基準書式
▽組織運営・行政提出情報
→新しい公共支援事業「標準開示フォーマット」
▽添付資料
63
あらためてCANPANの団体情報
×
• 決算報告書やパンフレットなどを添付資料として登録(アップロード)します。
定款、会則、最新役員名簿、パンフレット、入会申込書、退会申込書、
会員情報変更届、研究費・助成金申請書
(年度別添付資料:計3年分)
事業報告書と事業計画書、予算書類
• 書類種別で「画像」としてアップロードした場合は団体詳細ページに画像が表示されます。
• 添付可能なファイル拡張子
・画像・・・GIF、JPEG、JPG、PNG (書類種別で画像を選択してください)
・音楽・・・MP3、MID、WMA
・ドキュメント・・・PDF、TXT、CSV、DOC、DOCX、XLS、XLSX、PPT、PPTX
※1ファイル10MBまで登録可能です。
64
団体情報の添付書類
×
NPOが活用できる、全国規模の助成制度を最新情報をもとに毎月掲載
1年間で約300の助成プログラムを掲載予定
リアルタイムの検索型の助成制度データベースはCANPANのみ(たぶん)
65
助成制度データベース
×
CANPANブログ
無料で広告がつかないブログ
※広告が自動的に表示されるブログの
場合、趣旨に反した広告が表示され
てしまうリスクがある。
⇒CANPANブログの詳細はサイトをご覧ください。
66
×
67
ブログの管理画面
メニュー表示
他のブログへの切り替え
初期設定は100MBですが、容
量がいっぱいになってきたら、容量増加の依頼ができるボタンが表示されます
無料で容量アップします!
× ブログ活用のための21のヒント
1.ありのままの姿を伝える。 更新した人の顔が見える記事。 記事でとりあげた対象者の人生や生活が垣間見える内容。
2.写真5枚とキャプション100〜200文字がこれからの活動報告の基本。ブログに掲載することを意識して写真を撮影する。
3.記事のタイトルを工夫する。 ツイッターなどのソーシャルメディアでつぶやかれた時に、必ず記事のタイトルとURLが表示される。
4.ブログをやっているなら、ツイッターやホームページへの自動連携を行う。少ない労力で最大の効果を得るためにITを活用。
5.YouTubeなどの外部のソフトを利用する。
6.いろんなブログの使い方 ⇒団体ブログ、代表ブログ、スタッフブログ、施設ブログ、 プロジェクトブログなど
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× ブログ活用のための21のヒント
7.記事を書く人と、ブログにアップする人をわける。
8.ブログ更新を当番制にする。
9.パソコンを使えなくてもブログが出来る。手書きの原稿を誰かにアップしてもらう。
10.会報誌でブログのおススメ記事を紹介する。
11.会報誌の原稿や団体内の報告書をブログに流用する。
12.団体の活動日誌として活用する。プロジェクトや団体の事業報告書はブログの記事をもとに書くイメージ。
13.ブログは半年くらい続けないと効果がない。
14.アクセス数は自ら獲得するもの。最初はブログを立ち上げたことをどんどん宣伝する。
69
× ブログ活用のための21のヒント
15.アクセス数をチェックして、どんな記事が読まれているのかを確認する。人気のある記事を参考にして、次の記事を書く。
16.カテゴリー設定を大事に。
17.携帯やスマートフォンでも見やすいように。
18.ブログは活動の堆積。一つ一つの記事は小さな発信力でも、100以上の記事が集まれば大きな発信力となる。
19.団体の組織を知りたい時はホームページ。今どんな活動をしているかを知りたい時はブログ。
20.オープンになれば、ネットワークが広がる、応援者が増える。
21.外部への発信だけなく、団体内の情報共有、教育にも活用できる。代表は理念や想いを伝えるツールとして活用。
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× ブログを活用したいみなさまへ
CANPANブログ白書2012のダウンロードはこちら http://blog.canpan.info/cpforum/archive/57
CANPAN事務局が選んだおススメブログの運営者81団体を対象にし
たアンケート調査をもとに、ブログの効果的な活用方法をまとめたものです。
おススメブログの一覧も掲載しています。まずは、同じ地域、同じ分野の団体のブログをぜひ参考にしてください。
71
×
情報開示を積極的に行う団体に対して、 オンライン決済ソリューションを提供しファンドレイジングを支援
活動応援 サイクル
オンライン決済ソリューション
<継続課金+都度課金> <都度課金のみ>
★5の団体のみに、決済ソリューションを提供
団体情報DB 開示レベル ★5
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ホームページに募金箱
× 直接寄付を集めるオンライン決済ソリューション
複雑な手続き・準備をワンストップでご提供します
NPO、公益法人、大学などの寄付の受け手
個人寄付
寄付を仲介する機能 (オンライン寄付サイト)
法人寄付
▽寄付・会費受付けのためのカード加盟店契約を実現。
(寄付者の明細書には団体名が記載されます。)
▽PCIデータセキュリティスタンダードに準拠したカード決済処理
▽オープンソースを利用したモール開発で、公益業界向けにカスタマイズ。
ご相談・ご要望
利用申込み
ユーザーサポート
ファンドレイザーの皆さま
オンライン決済ソリューション
CANPANペイメント+ CANPANメンバーズ 73
Copyright (c) CANPAN Center All Rights Reserved.
決済フローは月2回締めで、入金サイトは約40日 (申込受付けから入金まで最短20日)
カード会社(加盟店契約) カード会社(カード発行)
CANPANセンター 公益団体 寄付者
決済データ処理会社、 サーバー会社 etc
寄付金 寄付金-クレカ手数料
システム 利用料
システム運用費
CANPANペイメント+ CANPANメンバーズ
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<機能比較> 会員管理
会員申込みページ ○ ―
会員申込みページ(携帯電話対応) ○(*)
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継続課金
月会費 ○ ―
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入会金設定 ○(*) ―
年会費/開始月設定 (年度ごと、または入会月より1年の選択)
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<利用条件>
申込み資格 CANPAN団体情報DB 開示レベル★5 カード加盟店審査 有
最低利用期間 3ヶ月 1年
決済対象品目 寄付金、会費
決済金額制限:下限・・・無し 上限・・・寄付金無し、会費は4万円
<費用>
初期費用 0円 0円 月額基本料 3,990円(登録会員数500名まで *1)
契約時に月額基本料の算定基準月を設定。毎年、基準月の登録会
員数を基に、月額基本料を更新。
1,050円
手数料
(5%)
カード手数料 決済額の3.2%
(カード会社からの入金時に差し引かれます)
システム利用料 決済額の1.8%
トランザクション処理料 10.5円/件
(申込・キャンセル・更新時)
口座追加料(オプション) ※審査は不要
口座ごとに月額基本料(3,990円/月)・手数料・ト
ランザクション処理料がかかります。
口座ごとに、初年度は21,000円、2年目以降は12,600
円/年と、手数料・トランザクション処理料がかかり
ます。
<その他>
入金サイト
11日~25日売上 → 翌月15日お振込み
26日~翌10日売上 → 月末お振込み 【売上確定処理について】
・都度決済:即日売上確定処理 ・継続決済:翌月10日売上確定処理
<継続・利用停止について>
利用停止(データ保存) 口座維持費用 1,050円/月
解約(データ消去) -
※サービス利用停止、再開、解約の場合には書面にて申請が必要となりますのでCANPANセンターまでお問い合わせください。
※解約後、再度サービスのご利用を希望される場合は、再開手続き費用として12,600円がかかります。
※価格は税込み表示です。
× これからの情報発信 樹木は育成することのない
無数の芽を生み、 根をはり、枝や葉を拡げて
個体と種の保存にはあまりあるほどの 養分を吸収する。
樹木は、この溢れんばかりのの過剰を 使うことも、享受することもなく自然に還すが
動物はこの溢れる養分を、自由で 嬉々としたみずからの運動に使用する。
このように自然は、その初源からの生命の 無限の展開にむけての秩序を奏でている。
物質としての束縛を少しずつ断ちきり、
やがて自らの姿を自由に変えていくのである。
“デンマーク王子アウグステンブルク公にあてた
美学的なことに関する書簡第27号より一部を抜粋“
フリードリヒ・フォン・シラー
横浜/ランドマークタワー
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