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「ベンチャー起業入門」及び 「ベンチャー起業実践」 開設のご案内 国立大学法人琉球大学 観光産業科学部 国立大学法人琉球大学 産学官連携推進機構 01 Startup LLC Lean Startup Japan LLC

琉球大学「ベンチャー起業講座」概要

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2013年度から琉球大学で開設される「ベンチャー起業講座」の概要説明資料です。これまでにない取り組み概要をご覧頂けると思いますので、ぜひご一読下さい。

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Page 1: 琉球大学「ベンチャー起業講座」概要

「ベンチャー起業入門」及び「ベンチャー起業実践」

開設のご案内

国立大学法人琉球大学 観光産業科学部国立大学法人琉球大学 産学官連携推進機構

01 Startup LLCLean Startup Japan LLC

Page 2: 琉球大学「ベンチャー起業講座」概要

沖縄県で、琉球大学で「ベンチャー起業講座」の開設にあたり

大学生向けの起業講義はどうあるべきか考えました...

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「ベンチャー教育」の遥か先にあるものは何か

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「事業」はいらない「起業家」が欲しい

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起業家を育てるのは知識ではない

意識だ

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human first

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text later

Page 8: 琉球大学「ベンチャー起業講座」概要

entrepreneur first

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business later

Page 10: 琉球大学「ベンチャー起業講座」概要

一度芽生えた意識はずっと消えない

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沖縄をそんな人間が生まれる国にしたい

ここから世界へ

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起業家を

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在学中に起業しなくても

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いつか気づいた時に

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「迷わず起業する」という選択肢を持っている人材

Page 16: 琉球大学「ベンチャー起業講座」概要

毎年40人ずつ育成✕10年間(希望)

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20才の時に手に入れたらきっとその後の人生設計が変わるもの

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entrepreneurship!

見てみたいと思う世界を「創る」ひとになりなさい

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気づいてほしいこと

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アントレプレナーとは「特別な天才」ではないことアイディアの発見は、問題の発見から始まることイノベーションの源泉は誰の中にも存在していることイノベーションのリスクはひとりで背負うものではないこと

Page 21: 琉球大学「ベンチャー起業講座」概要

やること

Page 22: 琉球大学「ベンチャー起業講座」概要

「講師の話しを聴く」ではなく、 「自分が話す、実践する」「グループで考える」

「問題発見⇒ブレーンストーミング⇒プロトタイピング⇒フィードバック⇒」のサイクルを年間を通じて何回もテーマを変えながら演習する

学生が講義を自主的に運営する

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前期15回後期15回合計30回

講義スライド合計50枚以下(予定)

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内容 目的と狙い 形式 担当講師

1 4/11 オリエンテーション 前期、後期を通じた全体オリエンテーション。 講義 大角

2 4/18 ゲームストーミング① 本講義は一方的な座学ではなく、ブレーンストーミングを中心としたイノベーション創出を目的としていることを体験してもらう。個人ではなくチームで考え、アイディアの否定をせずに広げていくことの大切さを2回に渡って体験する。1回めはゲームストーミング。2回めはブレーンストーミングとマインドマッピングを体験する。

講義・ブレスト和波

3 4/25 ゲームストーミング②

本講義は一方的な座学ではなく、ブレーンストーミングを中心としたイノベーション創出を目的としていることを体験してもらう。個人ではなくチームで考え、アイディアの否定をせずに広げていくことの大切さを2回に渡って体験する。1回めはゲームストーミング。2回めはブレーンストーミングとマインドマッピングを体験する。

講義・ブレスト田場・池村

4

5/11 アントレプレナーとはアントレプレナーという生き方をしている方を招待して半日講演イベントを開催。投資家と起業家のセットで講演いただき、学外の方も参加可能。

基本的には講演後半はパネルでも可

調整中和波

5

5/11 アントレプレナーとはアントレプレナーという生き方をしている方を招待して半日講演イベントを開催。投資家と起業家のセットで講演いただき、学外の方も参加可能。

基本的には講演後半はパネルでも可

調整中和波

6

5/16

問題発見演習①(学内)

身近な環境から問題・課題を見つけ出し、その解決案を見出すことがイノベーションの種であることを体験する。学内でのテーマでソリューションを見出すことまで実施する。

演習・ブレスト和波

7

5/16問題発見

プロトタイピング演習①今回はサンプルテーマにて問題発見からプロトタイピングまでを実施する。発見した課題に対するソリューションを見出したら素早くプロトタイプで検証することの大切さを体験する。

演習・ブレスト和波

8 5/30問題発見演習②(県内特定テーマ)

#7終了時から#9開始までの期間で、県内の特定企業テーマを元に問題発見のフィールドワークを実施し、レポートを提出する。レポート提出期限は6/5とする。

フィールドワーク(ペア)・レポート

田場・池村

9 6/6問題発見

プロトタイピング演習②県内で発見した課題に対するソリューション案をブレストし、プロトタイプの設計までを実施する。

ペアワーク 田場・池村

10 6/13問題発見

プロトタイピング演習③#9で設計したプロトタイプの実地検証を行い、得たフィードバックを発表する。発表は口頭ベースで良く、レポートの体裁などよりもサイクルの価値についてより多くの議論を行なう。

課外講義 和波

11

6/20

イノベーション設計プロセス①(MVP考察)

「課題の発見!プロトタイプによる検証」に続き、イノベーションの源泉が常に小さなMVPから生まれることを学ぶ。すばやく実験に移していくことの大切さと、シンプルなアイディアがやがて大きなイノベーションへと進化する過程を学ぶ。

講義・ブレスト和波

12

6/20イノベーション設計プロセス②(フィードバック・ループ)

イノベーションの設計プロセスは1回限りの工程ではなく、繰り返しの検証から生まれることを学ぶ。その際、アイディアを仮説に落としてから実験するというプロセスを学ぶ。

講義・ブレスト和波

13 6/28~

7/10実地演習①②

問題・課題の発見、プロトタイピング、MVP、フィードバック・ループという一連の流れを利用して、出題されたテーマによる実地演習をチーム単位で行う。県内のフリーテーマで実施します。※例外事項は提示する。

講義・ブレスト実地演習・レポート

田場・池村14

6/28~

7/10実地演習①②

問題・課題の発見、プロトタイピング、MVP、フィードバック・ループという一連の流れを利用して、出題されたテーマによる実地演習をチーム単位で行う。県内のフリーテーマで実施します。※例外事項は提示する。

講義・ブレスト実地演習・レポート

田場・池村

15 7/13 演習発表+後期オリエン前2回の演習発表会。自由形式で演習結果を発表してもらう。基本的なフィードバックを行うが、順位付けなどは行わない。最後に後期のオリエン。

発表会 ALL

前期シラバス as of 2013/03/31

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内容 目的と狙い 形式 担当講師

16 10/10オリエンテーション前期のふりかえり

後期の講義目的を説明するとともに、前期の振り返りを行う。講義

ディスカッション和波

17 10/17問題・課題の抽出チーム分け

各自で持ち寄った問題、課題の発表とチーム分け。Startup Weekend初日のイメージ。 発表会 ALL

18 10/24ソリューション

ブレーンストーミング前回決定した問題・課題に対するソリューションのブレーンストーミングを行う。 ブレスト 田場・池村

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10/31

ビジネスモデル基礎① “Lean Diagram”を利用しながら、単なるソリューションとビジネスモデルの違いを学ぶ。アイディアが生まれてから、それがやがてビジネスへと進化していく過程を理解し、イノベーションは、利用者から理解されるプロポジションによって浸透することを体験する。1回めは座学で学び、2回めは”Lean Diagram”をブレストで演習し、発表する。

講義和波

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10/31

ビジネスモデル基礎②

“Lean Diagram”を利用しながら、単なるソリューションとビジネスモデルの違いを学ぶ。アイディアが生まれてから、それがやがてビジネスへと進化していく過程を理解し、イノベーションは、利用者から理解されるプロポジションによって浸透することを体験する。1回めは座学で学び、2回めは”Lean Diagram”をブレストで演習し、発表する。 ブレスト・演習

和波

21 11/14 プレゼンテーション基礎事業案をプレゼンテーションと事業計画書にまとめる意味を学習する。それぞれの目的の違いを理解するとともに、与えられたテーマによるプレゼンテーションの演習を行う。

講義プレゼンテーション

和波

22 11/21 事業計画書基礎事業案をプレゼンテーションと事業計画書にまとめる意味を学習する。それぞれの目的の違いを理解するとともに、与えられたテーマによるプレゼンテーションの演習を行う。

講義・演習 池村

23 11/28 ゲームストーミング座学中心で固まってきた「右脳」を再度揺り動かすためのゲームストーミングを開催する。なにかしらビジネスに繋がりそうなテーマは提供する。

ブレスト 田場・池村

24 12/5 ベンチャーの法人化 ベンチャー企業を創業する際の法人化や個人事業について学習する。 講義 調整中

25 12/12 ベンチャーファイナンス イノベーションを興すために必要な資金調達手段について学習する。 講義 調整中

26 12/19 世界のイノベーティブな学生世界中のアントレプレナーシップを持った学生と、Skypeを通じたディスカッションを開催する。アメリカ、アジアの3カ国ぐらいで同時中継ができれば!

演習 ALL

27 12/26演習キックオフゲームストーミング

以降は発表会に向かってチームによる作業に移るが、その前にもう一度だけブレーンストーミングによる「否定しない」ことの大切さを振り返る。

ブレスト 田場・池村

28 12/27-

1/24

実地演習①後期スタート時に組んだチームによるビジネスモデル検証

演習 田場・池村

29

12/27-

1/24 実地演習②後期スタート時に組んだチームによるビジネスモデル検証

演習 田場・池村

30 1/25 演習発表会 発表会! 発表会 ALL

後期シラバス as of 2013/03/31

Page 26: 琉球大学「ベンチャー起業講座」概要

講師プロフィール

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大角玉樹(おおすみたまき)

国立大学法人 琉球大学観光産業科学部経営組織論経営情報論社会起業イノベーション 教授

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田場誠(たばまこと)

琉球大学産学官連携推進機構起業人材育成コーディネーター県内IT企業にて、人事・法務・経営企画等、経営や組織運営の中核に携わる。2012年5月より現職。前職では、社員数が10数名の時に入社し、退職時には250名まで社員数が増加。スタートアップから軌道に乗せるまでの苦労、資金調達、事業拡大そして厳しい不況下での組織改変等を経験した。その過程で「企業(事業)は人なり」を痛感。「どんなポジションにあっても、課題を自ら発見し解決に向けて動く人が必要だ。」民間企業出身である事を生かして、大学ので現場では気づきにくい視点や積極的な人材交流等、大学教育に新風を吹き込むべく奮闘する日々。沖縄県那覇市出身。37歳。

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池村光次(いけむらこうじ)

01 Startup LLCFounder CEOメガバンク、ヘッドハンティングファームを経て2009年に独立。独立当初にSamurai Incubateに在籍したことがきっかけで、スタートアップ関連のビジネスに携わる。2012年7月より東京のみならず沖縄でも活動を開始。Samurai Venture Summit、Startup Weekendなどのスタートアップ系イベントを沖縄で企画・主催。2013年1月に、起業家・スタートアップを支援する01Startup.LLCを沖縄に設立。県内若手起業家への少額投資も開始。沖縄県宮古島出身。29歳。

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和波俊久(わなみとしひさ)

Lean Startup Japan LLCFounder CEOLean Startup Japan LLCファウンダー 代表社員。IT企業でITサービスマネジメント及びプロジェクトマネジメントのコンサルタントを務める傍ら、数々のITプロジェクトの失敗やデスマーチを経験。プロジェクト失敗の原因を追求する過程で「ユーザが誰も使いたがらないシステムを、ウォーターフォール型で開発することが原因」であることを開眼。この考えを汲むリーンスタートアップを広く普及するために、2010年10月より"Lean Startup Japan"ブログを開設し、Meetupの開催やセミナー、コンサルティングを提供している。Blog:http://leanstartupjapan.orgfacebook:http://www.facebook.com/LeanStartupJapantwitter:@leanstartupjp

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