Upload
masao-mori
View
113
Download
3
Embed Size (px)
Citation preview
オープンデータによる大学IR情報システムの可能性
森 雅生 (東京工業大学・情報活用 IR 室)船守 美穂(国立情報学研究所)
プレゼンター自己紹介 森 雅 生
東京工業大学 情報活用 IR 室 教授 Institutional Research: 経営情報の分析と施策提案 専門分野:情報科学、大学経営、データサイエンス
船守 美穂 国立情報学研究所 情報社会相関研究系 准教授 東京大学にて 10 年ほど IR に従事 現在、国立情報学研究所にて大学 IR 情報システムの企画と研究開発に従事
組織としての大学のあり方が問われています。でも、まだ足りないと言われている気がする。
また、教育の成果は長期的・質的に測られるべきという意見も理解できます。
日本の研究者による個別の成果の中には世界的に高く評価されているものも少なくありません。
では「まだ足りな
い」という空気は
どこから来るのでしょうか。
《大きな勘違い》 大学教員の成果の集積 ≠ 大学の成果《政府や世論の見方》研究力を持つ教員が集まる大学に どのような意義と成果が期待できるのか納税者の視点への説明責任
説明できないなら、世界で戦える大学にしろ!(例: SGU, 指定国立大学)
2つの期待
1.納税者が「投資」したくなる
ような大学への転換
2.大学経営の手法が確立し自律的経営が実現
質的評価と
それを効果的に支える量的評価
大学間の量的比較
大学のオープンデータによる
比較やベンチマーク
1. 学校基本調査2. Web Of Science(論文DB)3. Twitter
Twitter による評判分析 つぶやきで使われる語を頻度と特徴の分析
大学の評判比較的リアルタイムの情報大学が最も不得意とする種の情報
特徴は TF-IDF 法を用いる対象は 7 帝大と有名私立大学H28 年 3 月までの 1000 件以内のつぶやき各大学に対する 1000 件以内のつぶやきを 1 文書
まとめ大学間比較の必要性と重要性学校基本調査(大学基本情報)
H24 から H27 まで公開WoS
契約機関に対し、生データ利用の自由度が高いTwitter
つぶやきから語の頻度によって大学の特徴を分析