アイドルソング制作における工程管理

2014/05/14関根元和 (CHEEBOW)

@システムライトニングトーク Bar

自己紹介

関根元和

平日はプログラマ

エムロジック株式会社取締役

iOSとかAndroidとかのアプリ開発

週末は

週末音楽家

CHEEBOW

アイドルに楽曲提供してます

夢眠ねむ (でんぱ組 .inc)ディアステージアイドル部

愛乙女★ DOLLCOSMIC STAGEDoll☆Elements

Jewel Kiss逢沢ありあＴ！Ｐ丸山夏鈴

asfi佐野友里子 (愛乙女★ DOLL)

Honey Squash白鹿はるの

そして、もちろん

基本的に依頼を受けて楽曲制作

イメージだけのざっくりした依頼も

あれば

参考楽曲がたくさん送られきたり

タイトルだけ送られてきたり

受託開発みたいな感じ

でも仕様書は曖昧

本業だったらとても

恐ろしい……

依頼ありき

なので

自分の中から溢れ出るパッション

とか関係ないですw

それぞれのアイドルの現場できちんと運用できる楽曲作り

顧客のニーズにお応えします！

当然、納期があります

1ヶ月に2曲くらい制作

納期に間に合わないと…

新曲お披露目ライブに新曲がない

ニューシングルに曲が入ってない

振り付けが間に合わなくて棒立ちで歌う

考えるだけで背筋が凍ります

楽曲制作のプロセス

作曲作詞アレンジギターコーラスミックス

マスタリング

工程管理の必要性

そこで

本業で使い慣れてるあれを使ってます

プロジェクト名＝アイドル名

プロジェクトを曲ごとにしないのは曖昧な要素が多いため

曲名決まってない決まっている方がまれ

何に使うか決まってない

とりあえず作ってみてから考える

誰が歌うか決まってない

この場合、プロジェクト名＝事務所名

曲ごとに「楽曲制作」チケット

作曲、作詞などの行程ごとに子チケット

作詞、ギターは、制作チームの各メンバーにチケット切る

ガントチャートで音楽制作行程を可視化

身が引き締まります

このおかげで、一度も納期に遅れたことがありません

音楽業界まだまだ ITで改善できる余地があるのでは？

おしまい