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性性性性性性性 性性性 性性性 unit 10 性性 - /6 case: 性性性性性性→性性 性性性 性性 () 性性性性性性性 STD HPV→ 性性性性性 性性性性 shock 性性性性 性性性性 性性性性性性性性性性性性 Medival View 性性性性性性性性性性性性性 性性性性性 2015 7/2 Group 10 08211011 性性 性性

子宮頸がん 組織診 細胞診

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 女性器疾患の検査

細胞診・組織診unit 10 :小児・女性  - ①/6

case: 接触出血放置→不正(性器)出血

妊娠中絶複数回女性 STD HPV→ 子宮頸がん 子宮摘出 shock  卵巣温存   

参考文献プリンシプル産科婦人科学 Medival Viewエッセンシャル産科婦人科学 医歯薬出版

2015   7/2Group 10

08211011 河内 健二

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婦人科の診察・検査 大きく☆ 診察:婦人科診察=一般診察      +羞恥心配慮 事前説明 看護師立ち会い 排尿させておく              答えを誘導しない 話しかけながら

       問診   月経 周期 最終開始日 月経歴             性交 避妊有無             妊娠歴 妊娠既往 早流産既往 分娩回数経過                        ↓以下は必要ない限り行わない       視診   開脚姿勢(砕石位) 手袋 潤滑剤       膣鏡診→膣管開大→子宮頚部 露出 外子宮口        触診 内診 直腸診で代用的           膣腹壁双合診

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婦人科の診察・検査 大きく☆ 検査

・内分泌検査・組織疹・細胞診 →悪性腫瘍の診断・腫瘍マーカー・染色体・遺伝子診断・内視鏡検査・放射線  CT 検査・ MRI・超音波検査

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細胞診• 目的 適応:悪性腫瘍のスクリーニング         not 確定診断=病理組織学検査

・特徴 :長所 検体採取簡便 非観血的          迅速 採取~判定(病理組織検査と比べて)

      短所 細胞の由来が明確確実ではない          剥離後の変性・壊死で判定困難          細胞と組織の構築が不明→浸潤有無不明          

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細胞診• 検体採取法 子宮頚部→ 膣プールスメア :後膣円蓋部に貯留している帯下 粘液を綿棒あるいはスポイトで吸引

→ 膣部擦過スメア :外子宮口を中心として子宮膣部の表面全体を目綿棒 ヘラ ブラシでこすり取ってくる「子宮頸がん好発部位 SCJ扁平円柱上皮境界を直で」

→ 頸管内擦過スメア :細い綿棒またはブラシを子宮頸管に入れやや強めに回転させてこすり取ってくる「頸管内に限局した子宮頸がんの発見に役立つ」

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細胞診• 採取→塗抹• →固定:95%エタノール• → 染色:婦人科では papanicolaou 染色が基本 「細胞の透明度がよく保持され、細胞が重なっていても観察可能!」      核               青 ヘマトキシリン   扁平上皮  細胞質 表層 橙 赤 オレンジ G エオジン                 中層 淡青  ライトグリーン                深層  緑

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細胞診 所見 診断基準腫瘍 悪性度 → 「 総合的判定 」

Ⅰ 核の変化   クロマチン増量 増大 濃染          粗大顆粒状 核縁 肥厚不整          核 / 細胞質 比増大 核大小不同 多形          異常分裂像 多核 多葉核Ⅱ細胞質の変化         細胞単位大小不同 細胞配列不規則性         細胞 形 変化         異常染色性         空胞形成 封入細胞の出現

Ⅲ 標本背景  出血像 壊死ぶっしつなど腫瘍性背景の出現

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細胞診 • 細胞所見と診断 報告様式のベセスダシステムに準拠

「細胞診でクラス IIIa (または ASC-US )以上の場合は、コルポスコープ を用いて病変の程度、局在や広がりを確認する」

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今回の症例 細胞診• SCC  浸潤扁平上皮癌  squamous cell carcinoma

• 所見特徴   孤立散在性    背景 壊死性 汚い (細胞粉砕物、炎症性物質)    核 大小不同    異常角化細胞 オタマジャクシ形

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組織診(生検)コルポスコープを用いて病変を確認した後、その部位から鉗子で組織片をちぎってくる

→CIN 分類に準拠       ( CIN: 子宮頚部上皮内腫瘍  cervical intraepithelial neoplasia)

子宮頸癌の大半を占める扁平上皮癌は、異形成という前癌病変を経て発症するが、 CIN2 以下の場合は自然治癒する可能性があるため、経過観察が一般的CIN3 (高度異形成あるいは上皮内癌)では自然治癒の可能性は低く、治療が必要になる

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CIN 分類

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今回の症例 組織診• 浸潤扁平上皮癌 角化型 筋層浸潤深さ10mm   子宮頸がん臨床病期Ⅰ b1 期 子宮頚がん分類Ⅰ扁平上皮病変 85%       子宮頚部上皮内腫瘍  CIN1  CIN2  CIN3       微小浸潤扁平上皮癌       扁平上皮癌 角化型 非角化型

Ⅱ腺上皮病変       腺異形成       上皮内腺癌       微小浸潤腺癌       腺癌 粘液性 類内膜 …       腺扁平上皮癌組織像予想:本来、皮膚のように垢として落ちてしまう核の無い状態にまで角化することにはないはずなのに、この癌では、無核であったり、細胞が分厚くなったり、著しい角化細胞が沢山出現する また正常なら上皮の表層部分に向かって一定方向に分化し角化していくはずなのが、方向性を失って集団の中心部分に向かって角化し、癌真珠といわれる固まりをつくる