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組織を強くする最新のクラウドサービスと コミュニケーションプラットフォーム Office 365使いこなし術 MVP Community Camp 2014 Online September - Day 5 Microsoft MVP for Office 365 渡辺 元気

組織を強くする最新のクラウドサービス(MVP Community Camp 2014 Sep. )

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2014.09.26に行われたMVP Community Camp 2014の発表資料です。

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組織を強くする最新のクラウドサービスとコミュニケーションプラットフォームOffice 365使いこなし術

MVP Community Camp 2014 Online September - Day 5

Microsoft MVP for Office 365渡辺 元気

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自己紹介

名前: 渡辺 元気(わたなべ げんき)

職業: 通信事業者でクラウドサービスの開発

blog:日々徒然 http://blog.o365mvp.com/ (Office 365の技術ネタを中心に公開)

Office 365 Community / Twitter / Facebook:genkiw

Microsoft MVP for Office 365

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はじめに

では…

②Office 365を使いこなせていますか?

①Office 365を利用していますか?

Yes

Yes?

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このセッションのゴール

▪ Office 365導入にあたり理解しておくべき特徴や制約について理解する

▪ Office 365利用にあたりヒントとなるような項目を理解する

▪ Office 365で何か困ったことがあったらどうすれば良いか理解する

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1.Office 365(全般)の特徴

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1.1.Office 365の課金

①「サブスクリプション」ライセンスである

• 永続ライセンスではなく、月額(もしくは年額)での利用料

②「ユーザー」ライセンスである

• 従来のデバイスCALに相当する形態は選択出来ない

③利用しているユーザーだけ課金される

• 退職者からサブスクリプションを外す、新規ユーザーへの割り当てが必要

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1.1.課金に関する注意点

• 基本はクレジットカード払いであり、請求書払いは1回(月額または年額一括払い)の支払いが24,250円以上の場合のみ利用可能

• Midsize/Enterpriseプランは12ヶ月契約。契約期間内での解約やシート数を減らす場合は残余期間の25%に相当する早期終了費用が必要

• 同一の月額利用料が保証されるのは契約期間内のみ(値上げされる場合も有り)

• サブスクリプションを購入しただけでは利用できず、利用するユーザーに割り当てる必要がある。ただし、割り当てなくても購入の時点で課金は開始されている。

• 利用するユーザーを識別するため、各自のユーザーのアカウントでブラウザやアプリケーションからOffice 365にサインインする必要がある

• サブスクリプションの割り当てを外すと、そのユーザーアカウントが利用していたデータは消去される

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1.2.Office 365を利用するためのネットワーク環境

①接続先がインターネット上に存在する

• クライアントからインターネットへの接続環境が必要

• インターネットトラフィックならびに同時接続セッション数が増加

②共有型のサービスである

• 膨大かつ増加し続けるネットワーク空間

• 全てのOffice 365ユーザーが単一のURLを利用

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1.2.Office 365で利用しているIPアドレス、URL

※2014.6調べ

IPアドレス URL

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1.2.ネットワークに関する注意点

• 各クライアントPCにおいて直接インターネット接続(ルーティング、名前解決)する形が望ましい

• 帯域やセッション数などは用途により大きく変化する。また、今後のバージョンアップや仕様変更によっても変化する可能性がある

• URLやIPによりアクセス制御を試みる場合、そのルールが膨大かつ頻繁に更新が必要になり、そのメンテナンスに多大な稼働が必要となる

• Proxyサーバーの設定を認識するか、認証情報を渡す事ができるかなどは全てクライアントのアプリケーションに依存するので、ブラウザ以外からアクセスする場合は注意が必要

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1.3.Office 365を利用するためのクライアント環境

①常に最新のバージョンのクラウドを利用

• ブラウザのバージョンアップ

• OSのメジャーバージョンアップ含む

②Officeのバージョン

• Officeクライアントも常にバージョンアップ

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1.4.Office 365の導入サイクル

計画

要件定義

設計開発

移行

保守運用

導入計画

影響調査

トライアル

計画立案導入

運用

•運用フィードバック•バージョンアップ

(解約)

従来のシステム Office365

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2.Exchange Onlineの特徴

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2.1.クライアントソフトウェア

①Outlookの利用を基本として設計されている

• Outlookの無い環境からの接続はOutlook Web App

• モバイルからの接続はExchange ActiveSync

②クライアントソフトのバージョン

• (当初)Exchange 2010ベース…Outlook 2010前提

• (現在)Exchange 2013ベース…Outlook 2013前提

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2.1.Exchange Online機能一覧(一部)

メール送受信 共有メールボックス 予定表 オフライン アドレス帳アーカイブ

メールボックス

受信トレイルール サイト メールボックス 予定表の共有外部連絡先(グローバル)

インプレース保持

接続されているアカウント

削除済みアイテムの回復 会議開催通知の送信アドレス一覧とグローバ

ル アドレス一覧タスク(仕事)

容量アラート 配布グループリソース メールボックス

(施設予約)階層型アドレス帳 メモ

代理人アクセス(秘書機能)

配布グループの管理フェデレーションの共有(予定表の公開含む)

アドレス帳ポリシー写真(サムネイル)の

表示

メール ヒント 不在時の自動応答Outlook 2010 の会

議室の検索パブリック フォルダー

在席状態(プレゼンス)の表示

Outlookからのみ利用可能

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2.1.Outlookのバージョンについて

Outlook 2010→Outlook 2013

• サイトメールボックスへの対応• メールアプリへの対応• キャッシュモードのキャッシュ期間を指定可能

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2.2.「セルフサービス」という思想

①使い勝手に関する項目は原則管理者ではなく個々のユーザーに委ねられている

• 予定表のメニューにどのユーザーを表示させるか

• 自身のスケジュールを誰に公開するのかの権限情報

②その他、システム管理者が実施しなくても自身で設定出来るように

• 代理人(秘書)の割り当て

• 配布グループのメンバー更新

• 自動応答・転送

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2.2.予定表の共有について

他人の予定表で誰を表示させるか

自分の予定表を「誰に」「どのレベルまで」

表示させるか

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2.2.その他のセルフサービス機能

代理人設定(秘書の設定)

配布グループ管理(グループメンバーの変更)

自動応答(不在通知設定)

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2.3.サーバにおけるFrom/Toの集中管理

①メールアドレスの「表示名」についてユーザーが指定できない

• 送信元や宛先などは自動的に[表示名]に設定した値に変更される

• "○○部長" <○○@contoso.com>などとすることができない

②「送信元アドレス」をユーザーが勝手に指定できない

• 複数のアドレスを単一メールボックスに割り当てる事は可能だが、送信元とし

て利用されるのはプライマリアドレスのみ

• 他のユーザーや配布グループを送信元とするにはアクセス権付与が必要

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2.3.メールのFrom/Toの自動変換

自動的に変換

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2.3.Fromアドレスを変更したメール送信

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2.4.メール以外の機能について

①メール以外にも機能があり、密接に連携している

• 「予定表」「連絡先」「タスク」「メモ」「フォルダ」など

• 基本的には全てメールボックス内のアイテムとして管理

• 表示上隠すことは可能だが、機能としては存在していて動作してしまうため、

基本的には全機能とも利用することを推奨

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2.4.メールボックスの実際の中身

受信トレイや削除済みアイテムの他に、予定表やタスク、連絡先などが存在

表面上Outlookのメニューから消しても、機能は継続する

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2.5.配布グループについて

①メーリングリストに類似する物だが、違う点もある

• 外部ユーザーをメンバーに入れる場合は外部連絡先として登録する必要

• サブジェクトへのML名挿入、通番の挿入などはできない

• シングルインスタンス機能により、先に到着したメール1通のみ配送される

• 開封通知、不在通知、配信不能レポートなど、配布グループでは一部展

開されない種類のメールがある

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2.6.公平制御について

①Exchange Onlineからメールを送信する場合にもチェックが行われる

• 最大送信レートは1分間に30個のメッセージ

• 1日あたり10000の宛先まで送信可能

• Office 365内のアドレスがOffice 365にspam送出元として登録される

場合もあり

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3.SharePoint Onlineの特徴(OneDrive for Business、Yammer含む)

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3.1.SharePoint Onlineについて

①ポータル機能

• 組織全体への情報やニュースの配信向け

• 権限管理や監査、検索など集中管理

②コラボレーション機能

• チームもしくはプロジェクト向け

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3.1.SharePoint Onlineのポータルの位置づけ

全社

課 課

Aさんのポータル

Bさんのポータル

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3.1.SharePoint Onlineへのアクセス(一般ユーザー)

サイトをクリック

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3.1.SharePoint Online初期画面(ユーザー)

管理者が指定(注目サイト)

自身が表示したい各サイトをフォローして追加していく

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3.1.SharePoint Onlineに関する注意点

① 始めは、全体でのリンク集、告知・掲示板などのポータルと個人/チームでのファイル共有程度とシンプルにした方が運用がしやすい

② メジャー(2010→2013など)・マイナーに関わらずバージョンアップが随時行われるため、カスタマイズや開発を行う場合でも、都度修正を行える規模で実施する

③ バージョンアップの場合、見た目の変更に合わせてHTMLのソースも変わることもあり、JavaScriptからDOM操作を行うカスタマイズなどは、都度作り直しとなる事がある

④ バージョンアップやメンテナンスなどの実施時期等は利用者側からは制御できないため、それが止まると業務が止まるようなシステムはオンプレミスのSharePoint Serverの利用も検討する、または、事前に運用回避策を用意しておく。

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3.2.OneDrive for Businessについて

①作業用ファイルの保存・整理

• クラウド上の1TBの領域

• 業務用のドキュメントの共有や共同作業とすることを想定

②ファイル共有、ローカルとの同期

• 組織内のユーザーや組織外部のパートナーに対して共有可能

• メールへ添付する代わりに、OneDriveで共有など

• OneDrive for Business 同期アプリを利用した同期

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3.2.OneDrive for Businessの利用

OneDriveをクリック

同期をクリックするとOneDrive for Business同期アプリに設定

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3.2.Office Professional Plusとのシームレスな連携

標準のドキュメント保存場所

簡単な操作でメールでURL送信

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3.2.OneDrive for Businessに関する注意点

① 基本的には、Officeのドキュメント置き場としての利用を考えた方が良い

② 利用領域は理論上1TBあるが、同期の制限にファイル+フォルダで5,000アイテム(OneDrive for Businessライブラリは20,000)や1ファイルあたり2GBの制限がある

③ 【ファイル名に日付を付けない】【ZIPファイルで圧縮しない】【パスワードをかけない】など、今までのファイルサーバーやメールでのファイルのやりとりとは利用者の運用を変える必要がある※バージョン管理やOffice Onlineの利用に制限が発生するため

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3.3.Yammerについて

①所謂「社内SNS」として利用

• 特に話題やメンバーを限定せずに交流の場として活用

• 使い方への習熟の場の他、新しい使われ方などの研究の場としても

②情報共有の速度や効率に着目した戦略的な活用

• 特定のイベントやプロダクトなどに対し、新たな速度感での業務遂行

• 直接の交流が無かった間でのコミュニケーション活性化

• 新入社員の研修などで利用している例も

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3.3.Yammerの利用

Yammerをクリック(事前に管理者の設定要)

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3.3.Yammerに関する注意点

① メール認証による登録制であり、他のアプリケーションと比較して最初に少し障壁があるので、とにかくまずは登録して使って貰えるようにするのが第一段階

② 基本的には「こう使ったら良いのでは」「こんな風に役に立つのでは」ということの仮説検証の繰り返し。随時改善を繰り返すと共に、ユーザーからのフィードバックも積極的に取り入れる。

③ 効果があった事例が生まれたらそれを更に展開する

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3.4.今後の予定:Office Delve

メール、OneDrive for Business、SharePoint Online、Yammerからそのユーザーにとって最も関連性の高い情報が表示

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4.Lync Onlineの特徴

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4.1.Lync Onlineについて

①メール・電話に代わるリアルタイムコミュニケーション手段

• インスタントメッセージ(チャット)

• プレゼンス(在席確認)機能

②オンライン会議による効率化

• オンライン会議(音声、ビデオ、資料共有など)

• レコーディング機能

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4.1.Lync Onlineの利用 クライアントプラットフォーム

Lync 2013 / 2013 Basic

Lync Web App

Lync Mobile

Lync for Mac 2011

Lync(Windowsストア)

(WP8/iPhone/iPad/Android)

(ゲスト利用)

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4.1.Lync Onlineの利用 サービス間連携

Outlook 2013 ブラウザ(SharePoint、OWA)

リアルタイムでの在席状況確認やスムーズなアクションの開始

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4.1.Lync Onlineに関する注意点

① クライアントPCへのソフトウェアの導入・物品(ヘッドセットやWebカメラなど)の購入・ネットワークの負荷検討、など、導入にあたり最も多くの準備を必要とするケースが多いので、試用版などを利用し十分に導入方法や利用範囲を検討する

② 一部のユーザーのみオンラインになっていても効果が薄いので、なるべく多くのユーザーが、なるべく多くの環境で(モバイルを含め)導入するようにする

③ ビデオ会議は多くの帯域を消費し、インターネット回線の品質などに大きく使い勝手が左右されるので導入前に必要に応じて実環境でのトライアルを実施する

④ 電話やメールを完全に置き換える物では無いことを認識し、様々なケースに応じた使い分けを運用していく中で見つける

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4.2.Lync Onlineの外部連携

①特定のパートナー企業との連携

• ドメイン単位でフェデレーションの設定が可能

• 社内ユーザーと同様にプレゼンスの確認やIM、オンライン会議などが可能

②不特定多数に対してのゲスト連携

• オンライン会議を公開することにより、URLを知っている人間であれば誰でも

ゲストとして参加できる会議を開催可能

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5.Office 365のサポート

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5.1.Office 365サポートの3つの形態

①サービスリクエスト(SR)

• 管理者のポータルから作成

②電話サポート

• 24時間365日の日本語のテクニカルサポート(SmallBusinessは重大

故障のみ、Midsizeは平日日勤帯)

• 契約・請求関連

③Office 365コミュニティ

• Microsoftのサポートメンバーの他、ボランティアのエンジニアが対応

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5.1.無料サポートの範囲外となる事例

• ユーザー環境に依存する問題(インターネットに直接接続された別の端末からは利用可能)

• 関連したオンプレミスのシステム(ADやADFS、Exchange Server)に依存する問題

• 開発に関連する問題(バージョンアップ後、自社で開発した特定のコードが動かなくなったなど)

• オンサイトでの調査や報告の依頼

• MSの定める深刻度レベルを越える対応

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5.2.Office 365のサービスレベルについて

①稼働率99.9%を保証

• ダウンタイムの算出はサービス毎に定められた測定方式

(影響を受けたユーザー数 x 影響を受けた時間)

②その他

• 翌月までにユーザー自身で申請する必要がある

• Suite(P1やE3)の場合はMicrosoftの定める比例配分

• 故障が発生する確率は0%にはならないので、発生した時にユーザーに状

況を連絡できるよう複数のコミュニケーション手段を確保する

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5.3.Office 365で何か困ったことがあれば

Office365コミュニティhttp://community.office365.com/までお気軽に投稿下さい

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6.最後に

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Special Thanks

Office365 MVP 中村 和彦さんSharePoint Maniacshttp://sharepointmaniacs.com/

SharePoint MVP 太田 浩史さんidea.toString();

http://idea.tostring.jp/

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Q&A