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kent-ishizawa
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オープンコミュニティ「要求開発アライアンス」(http://www.openthology.org)の2010年2月定例会発表資料です。 開催時のTwitterまとめはこちら→http://togetter.com/li/7217 Open Community "Requirement Development Alliance" 2010 February regular meeting of the presentation materials.
Citation preview
www.takumi-businessplace.co.jp
要求開発モデリングの使い分け、適用場面
株式会社 匠BusinessPlace
細川 努
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要求開発におけるモデリング
ビジネス戦略 業務
システム設計システム要求
ビジネス
システム
業務フロー
概念モデル
BSC戦略マップ要求分析ツリー
システムユースケース
設計モデル
ゴール記述書プロジェクト定義
戦略 デザイン
非機能要件
ビジネスユースケース
システムのための“価値のある要求”を開発するためにビジネス戦略・業務・システム要求を見える化する
2
長期の株主価値
原価構造の改善 資産の有効活用 収益機会の拡張 顧客価値の向上
顧客への価値提案
価格 品質 入手可能性 品揃え 機能性 サービスパートナー
シップ ブランド
製品/サービスの属性 関連性 イメージ
業務管理のプロセス
・調達・生産・配送・リスクマネジメント
顧客管理のプロセス
・顧客の選別・顧客の獲得・顧客の維持・顧客との関係強化
イノベーションのプロセス
・機会の識別・R&Dポートフォリオ・設計/開発・市場投入
規制と社会のプロセス
・環境・安全衛生・雇用・地域社会
人的資本
情報資本
組織資本組織文化 リーダーシップ戦略への方向づけ
チームワーク
財務の視点
顧客の視点
内部プロセスの視点
学習と成長の視点
システム データベース ネットワーク
スキル 訓練 知識
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戦略マップは必要か?
3
ポイント1
戦略マップ
財務の視点
顧客の視点
業務プロセスの視点
学習と成長の視点
利益向上
売上増 コスト削減
低価格化 ブランド力向上
生産業務改善
店舗業務改善
社員教育の徹底
在庫削減
要求開発のためには戦略マップが必要なんです!
はぁ?……(よくわかんないよ)
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戦略マップは必要か?
4
ポイント1
必要な場合 そうでもない場合
・全社レベルでの改革型要求開発プロジェクト
・組織改革を伴う要求開発(組織の役割や見直しが伴うため、戦略の見える化が必要)
・複数部門が関係する要求開発
・業務とシステムの継続的改善(全くいらないというわけではない)
・既に全社レベルの戦略マップが存在する場合(新たに作る必要はないというだけ)
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戦略マップの上手な使い方
5
ポイント1
戦略マップ
財務の視点
顧客の視点
業務プロセスの視点
学習と成長の視点
利益向上
売上増 コスト削減
低価格化 ブランド力向上
生産業務改善
店舗業務改善
社員教育の徹底
在庫削減
対象を絞り込む
重要な部分に絞り込んで戦略マップを書く
なるべくシンプルに
複雑な戦略マップは見てもらえない
リバースさせる
現状の中期経営計画や企画書をリバースして
当事者自身に納得させる
ブレークダウンする
部門としての戦略マップを作らせる
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要求分析ツリーは難しい?
6
ポイント2
売上の拡大
収益の向上
コスト削減
販売数量の
拡大
販売単価の
向上
変動費削減
固定費削減
新規顧客の
獲得
既存顧客の
リピート率
低価格化・
値引き
マーケティ
ング
高級化
原価の削減
不要資産の
処分
歩留り率の
改善
在庫の減少
在庫の最適
化
発注量の最
適化
仕入リード
タイム短縮
発注量の自
動計算
自動発注
経営の視点(財務の視点)
業務の視点(内部プロセスの視点)
情報システムの視点(学習と成長の視点)
自動発注システム機能を導入し最適な発注量の自動計算と自動発注を実現
解決策課題
余剰在庫が発生し、在庫管理コストが急増している
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要求分析ツリーは難しい?
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ポイント2
売上の拡大
収益の向上
コスト削減
販売数量の
拡大
販売単価の
向上
変動費削減
固定費削減
新規顧客の
獲得
既存顧客の
リピート率
低価格化・
値引き
マーケティ
ング
高級化
原価の削減
不要資産の
処分
歩留り率の
改善
在庫の減少
在庫の最適
化
発注量の最
適化
仕入リード
タイム短縮
発注量の自
動計算
自動発注
経営の視点(財務の視点)
業務の視点(内部プロセスの視点)
情報システムの視点(学習と成長の視点)
自動発注システム機能を導入し最適な発注量の自動計算と自動発注を実現
解決策課題
余剰在庫が発生し、在庫管理コストが急増している
いいところ
ビジネス要求、業務要求、システム要求が俯瞰できる
悪いところ(?)
電子回路図みたいに複雑になってしまう
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要求開発に時間がかかりすぎる
8
ポイント3
・現状と、新規の両方のモデルを作ったら、時間ばかりかかって….
・関連する業務の業務フローを作っていたら数百枚になってしまいました(涙)