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わんくま同盟 名古屋勉強会 #32 Fearless Journey組織 パターンを学ぶ ワークショップ 2014/08/23(土) You&I

Fearless Journeyで組織パターンを学ぶワークショップ

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わんくま同盟 名古屋勉強会 #32 のワークショップ資料。 http://www.wankuma.com/seminar/20140823nagoya32/

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わんくま同盟 名古屋勉強会 #32

Fearless Journeyで組織パターンを学ぶワークショップ

2014/08/23(土) You&I

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わんくま同盟 名古屋勉強会 #32

ジコ、ショウカイ。

• H/N: You&I(読み:ユーアンドアイ)

• SNS: @you_and_i

• 出身: 生まれも育ちも名古屋市

• 年齢: 30代中盤

• 本職: 商学部出身の職業プログラマ

• 言語: C++, C#他

• 所属: プログラミング生放送勉強会 名古屋支部

名古屋アジャイル勉強会

わんくま同盟 名古屋勉強会

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わんくま同盟 名古屋勉強会 #32

ATTENTION

本資料はSlideShareにて公開致します。

資料の内容について全ての

メモを取る必要はありません。

ワークショップ内容に集中して

頂ければ幸いです。

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わんくま同盟 名古屋勉強会 #32

AGENDA

1.パターン言語とは

2.Fearless Changeとは

3.ワークショップ準備

4.Fearless Journey体験

5.Fearless Journeyふりかえり

6.まとめ

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1. パターン言語とは

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1. パターン言語とは(1/10)

• パターン言語(Pattern Language)は、1970年代に建築分野において、クリストファー・アレグザンダー氏によって考案された理論です。

• アレグザンダー氏は住民参加型の町作りを実現する為には、建築家が持つ設計知識を住民と共有する必要があると考え、設計知識を253種の「パターン」として記述し、それらを関連付け・体系化して「パターン言語」を生み出しました。

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1. パターン言語とは(2/10)

• アレグザンダー氏によるパターン言語試行の場の一つとしてオレゴン大学が有ります。この試行については1975年に書かれた書籍「オレゴン大学の実験」(原題:The Oregon Experiment)にまとめられています。

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1. パターン言語とは(3/10)

• 書籍「オレゴン大学の実験」では、組織での建設と計画の方法は、下記の6つの原則に従う事で、人々の要求に合致した環境を作り出せるとしています。1. 有機的秩序の原理

計画は全体を個別的な行為から徐々に生み出すプロセスによって導かれる事。

2. 参加の原理建設方法や内容に関するは全ての決定権は利用者にある事。

3. 漸進的成長の原理企画される建設は、小規模プロジェクトに重点を置く事。

4. パターンの原理全ての建設と設計は、パターンの原理に指導される事。

5. 診断の原理組織の健康状態は、定期的な診断に基づいて保護される事。

6. 調整の原理全体の流れは、個々のプロジェクトの予算決定により成り立つ事。

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1. パターン言語とは(4/10)

• 余談ですが、書籍「オレゴン大学の実験」はあの有名な「顧客が本当に必要だったもの」を書籍で紹介していたりします。これ1975年の著書です。

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わんくま同盟 名古屋勉強会 #32

1. パターン言語とは(5/10)

• アレグザンダー氏の提唱したパターン言語は、1977年に書かれた書籍「パタン・ランゲージ」(原題:A Pattern Language)にまとめられています。

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1. パターン言語とは(6/10)

• アレグザンダー氏のパターン言語の根底にある考え方1. 全体が成長する特に現状をベースとして、少しずつパターンを取り入れて拡張していく、漸進的成長できる仕組みを構築して「作り方をつくる」「作る人をつくる」場を作り出し、創造的作業を下支えする。

2. 内なる力に誠実である力=不可避の法則や原理。これらを踏まえて構築する。

3. 環境に適合的である内なる力だけでなく、その環境も考慮する。

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わんくま同盟 名古屋勉強会 #32

1. パターン言語とは(7/10)

パターン言語は、ある領域において「何を」「なぜ」「どのように」作ると良いのかを言語化したものです。

パターン言語の各パターンは、以下の形式で記述されています。

行動に「名前」が付いていて、

どのような「状況」で、

どのような「障害」があり、それを放置した場合に

どのような「問題」が起きやすく、

どう「解決」すれば良いか。

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1. パターン言語とは(8/10)

• パターン言語は、先に説明したシンプルな形式ですので様々な分野で利用されています。

• ソフトウェア開発に携わっている人ならば、GoF(Gang of Four)のデザインパターンという言葉を聞いた事がある方もいらっしゃると思います。

• このデザインパターンも、ソフトウェア開発の中から生み出されたパターンであり、開発者はそれらのパターンを組み合わせて、パターン言語を構築する事によりソフトウェア製作を行っていきます。

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1. パターン言語とは(9/10)

• パターン言語の応用例

–デザインパターン

–アナリシスパターン

–アンチパターン

–プレゼンテーション・パターン

–コラボレーション・パターン

–組織パターン

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1. パターン言語とは(10/10)

• パターン言語とは、単に先人の知恵(=パターン)を利用する事では有りません。

• パターン言語とは、以下の活動の事を指します。

1. 自分達の活動からパターンを見い出す。

2. パターンの組み合わせ方にもパターンを見い出す。

3. パターンを言語化(名前付け、状況・問題・解決の定義)していく。

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1. パターン言語とは:確認

• ここまでの説明はご理解頂けましたでしょうか?

• 表明じゃんけんで理解度をお知らせ下さい

–グー

• お前は何を言っているんだ?

–チョキ

•大体理解した。次に進めてOK。

–パー

•全て理解した。

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2. Fearless Changeとは

Fearless Journeyで組織パターンを学ぶワークショップ

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2. Fearless Changeとは (1/7)

• 書籍「Fearless Change」は、Mary Lynn MannsさんとLinda Risingさんにより書かれました。

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2. Fearless Changeとは (2/7)

• 日本語訳のサブタイトル「アジャイルに効く アイデアを組織に広めるための 48のパターン」にある通り、組織内で自分のアイデアを広める為に取るべき行動パターンが48種類紹介されています。

• 今回のタイトルには組織パターンとしていますが、組織内での行動パターン=組織パターンです。

• Fearless Journeyは、この48の組織パターンを学ぶ為のワークショップになります。

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2. Fearless Changeとは (3/7)

本書において、各パターンには以下の項目が掲載されています。

1. はじめに :パターンの背景や解説

2. 要約 :パターンの概要

3. 状況 :自分の状況

4. 問題 :問題を放置した場合どうなるか

5. フォース :課題や障害など

6. 解決方法 :思考の過程の説明

7. 結果状況 :パターンの適用結果

8. 使用例 :使用例

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2. Fearless Changeとは (4/7)

全体に関わるパターン

1. エバンジェリスト

2. 小さな成功

3. ステップバイステップ

4. 予備調査

5. ふりかえりの時間

序盤の活動に関わるパターン(1)

6. 協力を求める

7. ブラウンバッグ・ミーティング

8. コネクター

9. 何か食べながら

10. 電子フォーラム

11. アーリーアダプター

12. 外部のお墨付き

13. グループのアイデンティティ

14. 達人を味方に

15. 空間を演出する

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2. Fearless Changeとは (5/7)

序盤の活動に関わるパターン(2)

16. イノベーター

17. やってみる

18. 感謝を伝える

19. 次のアクション

20. 個人的な接触

21. 便乗

22. 種をまく

23. 適切な時期

24. 定期的な連絡

25. 勉強会

26. テイラーメイド

中盤以降の活動に関わるパターン(1)

27. 著名人を招く

28. 経営層の支持者

29. 正式な推進担当者

30. アーリーマジョリティ

31. 達人のレビュー

32. 体験談の共有

33. みんなを巻き込む

34. ちょうど十分

35. 身近な支援者

36. 場所重要

37. メンター

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2. Fearless Changeとは (6/7)

中盤以降の活動に関わるパターン(2)

38. 謁見

39. 相談できる同志

40. 成功の匂い

41. 勢いの持続

42. トークン

抵抗と付き合う為のパターン

43. 橋渡し役

44. 懐疑派代表

45. 根回し

46. 恐れは無用

47. お試し期間

48. 将軍の耳元でささやく

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2. Fearless Changeとは (7/7)

• Fearless Journeyは、この48のパターンを学ぶ為のワークショップになりますので、ここで48のパターンについては解説しません。ワークショップを通じてパターンについて学んでみましょう。

• また今回紹介しきれませんでしたが、Fearless Change以外に、書籍「組織パターン」ではより詳細に組織内におけるパターンが紹介されています。

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3. ワークショップ準備

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3.ワークショップ準備 (1/7)

• 書籍「Fearless Change」の48のパターンを使ったワークショップ「Fearless Journey」を始めるにあたって、幾つかの準備が必要になります。

• グループワークになりますので、まずはグループ内で自己紹介をしましょう。

–今回は折角パターンがテーマですので、自己紹介もパターン形式でやってみたいと思います。

–パターンを記述する際の特徴は自然文で記述する事です。意識してやってみましょう。

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3.ワークショップ準備 (2/7)

名前(自分のお名前を書きましょう)

背景 (現在の状況)

今日の勉強会に参加したきっかけや動機など

フォース (課題・障害)

パターンをどんな事に利用したいと思っているかどんな問題を抱えているか

問題 旅行について

夏休みですし、最近どこかに旅行に行ったり記憶に残る旅行など

解決策 今日のゴール

今日のイベントへの意気込みや何を得たいか

5分間+5分間

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3.ワークショップ準備 (3/7)

• Fearless Journeyは、ある事柄に対して開始とその成功条件、そして起こりうる障害を定義し、開始から成功に向かって障害を取り除きながら通路を繋いでいくゲームです。

• Fearless Journeyを始める前に、幾つかの事を決めなければいけません。

1. 開始カード x 1枚

2. 成功カード x 1枚

3. 障害物カード x 20枚

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3.ワークショップ準備 (4/7)

1. 組織での活動内容

–組織内での行動・活動(プロジェクト等)を決めましょう

2. 開始カード

–活動の始点を決めましょう

3. 成功カード

–活動のゴール(終了条件)を決めましょう

4. 障害物カード

–活動の障害となる事象などを決めましょう

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3.ワークショップ準備 (5/7)

名前 お題

とある組織での、海外への慰安旅行の準備委員会

背景 (現在の状況)

・組織の人数は50名・希望者のみの参加・1人あたり旅費4万円補助・家族は1親等まで参加可・20名以上の参加で決行

フォース (課題・障害)

障害物カードx20枚でフォースを表現する

問題

フォースを放置又は、解決しなかった場合にどうなるか

解決策

解決策を皆で考えるのがFearless Journey!!

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3.ワークショップ準備 (6/7)

• 以下の事柄について、各グループで話し合って決めましょう。

–組織での活動内容、背景など

•例) 海外への慰安旅行の準備委員会

–開始カード

•例) 海外慰安旅行の準備委員会発足

–成功カード

•例) 海外慰安旅行プラン実行

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20分間

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3.ワークショップ準備 (7/7)

• 障害物カード(20枚)の作成–決めたテーマを進める上で起こりうる障害について、各テーブルで相談して20枚決めて下さい。•例) 海外慰安旅行の場合

– 行き先が決まらない

– 人が集まらない

– ドタキャン

– パスポート取り忘れ

–今回は時間がないので・・・• まずはブレインストーミングで付箋紙に書き出しましょう。

• ブレスト結果から20枚を選びましょう。

•選んだ付箋紙は障害物カードに貼り付けて下さい。

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15分間

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4. Fearless Journey体験

Fearless Journeyで組織パターンを学ぶワークショップ

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4. Fearless Journey (1/9)

• 概要– 1チーム最大6名で行う

–開始カードからパスカードを伸ばしていき、成功カードを目指す。

– パスカードを引くのと合わせて引く障害物カードが行く手を阻むので、戦略カードを駆使して、障害を取り除く。

• 終了条件– 成功カードにパスカードが到達

–終了時間に到達

– 障害物カードがなくなる

– 飽きた

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4. Fearless Journey (2/9)

• 前準備

–チーム内でターンを回す順番を決める。

–開始カードと成功カードの間をパスカード11枚分空けて並べる。

–パスカードデッキを場に用意する。

–障害物カードデッキを場に用意する。

–戦略カードデッキを場に用意する。

–各メンバーは戦略カードを5枚持つ。

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4. Fearless Journey (3/9)

• 進め方(概要)1. ターンが回ってきたメンバー

1. デッキからパスカードを1枚引き、障害物カードによって妨害されていない場所に引いたパスカードを置く。

2. デッキから障害物カードを1枚引き、先程置いたパスカードの上に置く。白紙だった場合は置く必要はなし。

2. チーム全員1. 障害物カードの内容について、チームメンバーの手持ちの戦略カード

で解決する方法を議論する。解決せずに別ルートを取るのもアリ。

2. チームが合意できる解決案が見つかったら、障害物カードと解決に使った戦略カードを場の外に出す。

3. 解決に使う戦略カードを出したメンバーに、該当の障害物カードを引いたメンバーが感謝の言葉を添えて使用した枚数分の戦略カードを手持ちの戦略カードから補填する。減った分の戦略カードは、デッキから補充する。

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4. Fearless Journey (4/9)

• 進め方(イメージ1/5)

–場の全体イメージ

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開始カード

成功カード

障害物カード

障害物カードの山

パスカードの山

戦略カードの山

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4. Fearless Journey (5/9)

• 進め方(イメージ2/5)

–ターンが回ってきたプレーヤーは、「パスカード」を山から1枚引いて場に置く。

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開始カード

成功カード

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4. Fearless Journey (6/9)

• 進め方(イメージ3/5)

–ターンが回ってきたプレーヤーは、「障害物カード」を山から1枚引いて場に置く。

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開始カード

成功カード

開始カード

障害物カード

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4. Fearless Journey (7/9)

• 進め方(イメージ4/5)

–グループ内で障害物を取り除く方法について議論し、どの戦略カードを使うか決める。

–ターン中のプレーヤーは、自分の手札から戦略カードを出したプレーヤーに使った分のカードを渡す。

–ターン中のプレーヤーは、戦略カードの山から使った枚数を引いて補充する。

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開始カード

成功カード

開始カード

障害物カード

戦略

カード1

戦略

カード

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4. Fearless Journey (8/9)

• 進め方(イメージ5/5)

–障害物を取り除いた場合、使った戦略カードと障害物カードはよける。

–次のターンのプレーヤーが「パスカード」を山から1枚引き場に置く。

–あとは繰り返し。

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開始カード

成功カード

開始カード

開始カード

障害物カード

パターン1

パターン

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わんくま同盟 名古屋勉強会 #32

4. Fearless Journey (9/9)

• 進め方(概要)1. ターンが回ってきたメンバー

1. デッキからパスカードを1枚引き、障害物カードによって妨害されていない場所に引いたパスカードを置く。

2. デッキから障害物カードを1枚引き、先程置いたパスカードの上に置く。白紙だった場合は置く必要はなし。

2. チーム全員1. 障害物カードの内容について、チームメンバーの手持ちの戦略カード

で解決する方法を議論する。解決せずに別ルートを取るのもアリ。

2. チームが合意できる解決案が見つかったら、障害物カードと解決に使った戦略カードを場の外に出す。

3. 解決に使う戦略カードを出したメンバーに、該当の障害物カードを引いたメンバーが感謝の言葉を添えて使用した枚数分の戦略カードを手持ちの戦略カードから補填する。減った分の戦略カードは、デッキから補充する。

30分間

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わんくま同盟 名古屋勉強会 #32

5. Fearless Journeyふりかえり

パターンを活用したチーム活動を体験しよう

Page 44: Fearless Journeyで組織パターンを学ぶワークショップ

わんくま同盟 名古屋勉強会 #32

5. Fearless Journeyふりかえり

• 短い時間でしたが、ゲームを行った感想について各グループでふりかえり、意見をまとめて下さい。

1. パターンを活用できたか?

2. グループ内で自分はどのような役割だったか?

3. 自己組織化の行動はあったか?

•限られた時間内で問題解決する為の工夫等

• チームで決めたルール等

4. 普段の自分の行動と比べてどうだったか?

•手札の5つのパターンは多い?少ない?

15分間

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わんくま同盟 名古屋勉強会 #32

6.まとめ

Fearless Journeyで組織パターンを学ぶワークショップ

Page 46: Fearless Journeyで組織パターンを学ぶワークショップ

わんくま同盟 名古屋勉強会 #32

6. まとめ

• Fearless Journeyというゲームを通じて問題解決にもパターンが適用できる事を体験して頂きました。

• 48のパターン以外にも、Fearless Changeでは組織で使えるパターンが紹介されています。

• パターン言語の醍醐味は、デザインパターンのような既知のパターンを使う事だけではなく、自分達の活動からパターンを生み出す事にあります。

• 是非皆さんもパターンを見つけてみましょう。

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Page 47: Fearless Journeyで組織パターンを学ぶワークショップ

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6.まとめ:確認

• 今回のワークショップについてご理解頂けましたでしょうか?

• 表明じゃんけんで理解度をお知らせ下さい

–グー

• お前は何を言っているんだ?

–チョキ

•大体理解した。復習しつつ実践に繋げたい。

–パー

•全て理解した。早速明日から実践する。

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