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大場先生と 「工学部長記者懇談会(3月)」一覧 日 時:平成28年3月9日(水)10:30~ 【発表事項】 1.幕田准教授が研究を行っている「キシリトール蓄熱マイクロカプセルの過冷却解除技術 資料1 の開発」が、国立研究開発法人科学技術振興機構(JST)の研究成果展開事業マッチング 研究開発法人科学技術振興機構(JST)の研究成果展開事業マッチングプランナープログ プランナー・プログラム「探索試験」平成27年度課題に採択されました。 大学院理工学研究科機械システム工学専攻の幕田寿典准教授が説明します。 【お知らせ】 1.有機材料システムフロンティアセンター開所記念式典・内覧会のご案内(3月11日) 資料2 2.第15回やまがた商い寄席を開催します。(3月28日) 資料3 3.平成28年度山形大学公開講座・学園都市推進協議会市民カレッジ~山大編~ 資料4 「山形ゆかりの人びと―幕末・近代編―」を開催します。(5月10日~7月12日 毎週火曜日) 4.平成28年度工学部長記者懇談会開催予定について 資料5 山形大学 Yamagata University

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大場先生と古川先生のみ

「工学部長記者懇談会(3月)」一覧

日 時:平成28年3月9日(水)10:30~

【発表事項】

1.幕田准教授が研究を行っている「キシリトール蓄熱マイクロカプセルの過冷却解除技術 資料1

  の開発」が、国立研究開発法人科学技術振興機構(JST)の研究成果展開事業マッチング

研究開発法人科学技術振興機構(JST)の研究成果展開事業マッチングプランナープログ

プランナー・プログラム「探索試験」平成27年度課題に採択されました。

  大学院理工学研究科機械システム工学専攻の幕田寿典准教授が説明します。

【お知らせ】

1.有機材料システムフロンティアセンター開所記念式典・内覧会のご案内(3月11日) 資料2

2.第15回やまがた商い寄席を開催します。(3月28日) 資料3

3.平成28年度山形大学公開講座・学園都市推進協議会市民カレッジ~山大編~ 資料4

「山形ゆかりの人びと―幕末・近代編―」を開催します。(5月10日~7月12日 毎週火曜日)

4.平成28年度工学部長記者懇談会開催予定について 資料5

山形大学Yamagata University

1

プレス発表資料

平成28年3月9日

山形大学工学部

研究テーマ「キシリトール蓄熱マイクロカプセルの過冷却解除技術の開

発」が研究成果展開事業マッチングプランナー・プログラム「探索試験」

に採択 幕田准教授が研究を行っている「キシリトール蓄熱マイクロカプセルの過冷却

解除技術の開発」が、国立研究開発法人科学技術振興機構(JST)の研究成果展開事業マ

ッチングプランナー・プログラム「探索試験」 平成27年度課題(期間:平成28年1月1日~平

成29年1月31日)に採択されました。

山形大学工学部は日立化成株式会社と共同で、甘味料としても良く知られてい

るキシリトールおよび瞬間接着剤の主成分として一般的なシアノアクリレート、

をそれぞれ蓄熱材とカプセル膜として用いた蓄熱マイクロカプセルを開発しまし

た。このカプセルは従来捨てられることの多い 100~200℃の範囲の排熱を長時間

貯めておくことが可能であり、カプセル化による熱の輸送も期待できる材料です。

本研究では、このキシリトールに貯蔵した熱を有効活用するために必須なキシ

リトールの過冷却解除技術について開発します。

1.「キシリトール蓄熱マイクロカプセルの過冷却解除技術」について

省エネルギーの観点から、産業排熱を回収して別の熱需要の熱源とする要望は益々高まっていますが、熱は長

期保存および輸送がしにくいという課題があります。

この課題に対し、日立化成株式会社と山形大学は共同で固体-液体に相変化する時の潜熱量が大きいキシリト

ールをポリマーでカプセル化する技術を確立し、1週間以上熱を潜熱として蓄えることや、オイルに分散したスラリー

とすることにも成功しました。この蓄熱カプセルは、現在排熱利用が難しく有効活用されていない100~200℃の中低

温排熱を回収して安定に貯蔵できる上、スラリーとすることで配管での輸送することが可能であり、幅広い熱需要に

対応できる熱媒体として有望な材料と期待されています。

本プロジェクトでは、この蓄熱カプセルを既存品より蓄熱量が高く、配管輸送可能な実用的な蓄熱媒体とすべく、

蓄熱の安定性・過冷却の制御性のバランスを考慮した生成条件の最適化、カプセルの収量向上、過冷却解除手法

の確立を目的として研究を行う予定です。

【マッチングプランナー・プログラム採択課題の概要】

・研究開発課題:「キシリトール蓄熱マイクロカプセルの過冷却解除技術の開発」

・プログラム名:国立研究開発法人科学技術振興機構(JST)

研究成果展開事業マッチングプランナー・プログラム「探索試験」 平成27年度課題

・研究開発実施期間:平成28年1月1日~平成29年1月31日

・研究責任者:山形大学大学院理工学研究科 幕田 寿典 准教授(幕田研究室)

(お問い合わせ)山形大学大学院理工学研究科機械システム工学専攻

准教授 幕田 寿典 (流体工学・熱工学)

電話:0238(26)3258

E-mail: makuta@yz.yamagata-u.ac.jp

2

5μm

3.3μm

キシリトールコア

シアノアクリレート膜

瞬間接着剤の主成分

甘味料(ガムなど)

【参考資料】

マッチングプランナー・プログラム採択課題

「キシリトール蓄熱マイクロカプセルの過冷却解除技術の開発」

■糖アルコールによる蓄熱技術 環境と発展を両立させつつ、今後も持続可能な社会を実現していくためにはより一層エネルギーを有効に活用し

ていく必要があります。そのためには太陽熱や排熱など未利用のまま捨てられているエネルギーを極限まで有効活

用する必要がありますが、光や電気の需要時間と熱の需要時間は異なる場合も多く、熱を回収し蓄える技術の重要

性が益々高まっています。

一方、液体-固体の相変化の際に生じる吸熱および発熱を利用した潜熱蓄熱材として産業用途や移動体におけ

る排熱温度領域である100~200度の温度

領域において相変化するスレイトール、キ

シリトール、エリスリトールなどに代表され

る糖アルコールは、一度溶融状態としたあ

とで温度が下がり、融点以下となっても溶

融状態を維持する過冷却の状態となるこ

とが知られており、この過冷却状態を人為

的に解除することで相変化による放熱をさ

せることができるため、400~500MJ/m3程

度の蓄熱密度で蓄熱-放熱のスイッチング

可能な蓄熱材料として有望視されていま

す。

■キシリトール蓄熱マイクロカプセルの特長と本研究の目的 糖アルコールを微粒化すると体積に対する表面積が大きくなり、カプセル化すると形状が安定し溶融体が外部に

漏れることも防ぐことができるため、迅速な排熱回収が可能で繰り返し使うことができます。したがって糖アルコール

をマイクロカプセル化すると、既存の蓄熱槽に充填することで蓄熱-放熱の迅速なスイッチングが可能になると見込

めるだけでなく、蓄熱マイクロカプセルを液体に分散させたスラリー状にすることで、排熱源近傍で熱を回収すること

ができたり、パイプラインあるいはタンクローリーなどで輸送させたりすることが容易となり、過冷却の解除機構を熱

需要の場所に設けることによりオンデマンドで熱を発生させ利用することが可能となります。

山形大学工学部は日立化成株式会社と共同で、甘味料としても良く知られているキシリトール、瞬間接着剤の主

成分として一般的なシアノアクリレートをそれぞれ蓄熱材とカプセル膜として用いた蓄熱マイクロカプセルを開発しま

した(特願 2014-026456、Chemical Engineering Journal, 273, p.192-196, 2015.)。この方法では、加熱して溶融させた

キシリトールをシリコンオイルに細かく分散した分散液と、シアノアクリレートを同じくシリコンオイルに分散させた分

散液を混ぜるだけで溶融キシリトールの表面に膜が形成し、大きさ約 30m(3/100mm)のマイクロカプセルを簡単

に作ることができます。この蓄熱カプセルに保持されるキシリトール溶融体は非常に安定で、融点以下の室温環境

でも数週間も溶融状態を保ちます(過冷却現象)。さらにこのカプセルに物理刺激を加えると溶融キシリトールが固

化し、その際に熱の放出によって外部を暖めることが可能です。

しかし、本カプセルはその安定性ゆえに、過冷却

状態を解除するために、非常に高速の攪拌を用いて

いるため、エネルギー消費やカプセル破損の観点か

ら、蓄熱材の過冷却状態を容易に解除する技術の確

立が求められています。

本プロジェクトでは、本蓄熱カプセルを排熱利用デ

バイスとして実用化することを目的として、蓄熱の安

定性と過冷却の制御性のバランスを考慮したカプセ

ルの最適化と生成量の向上、容易な過冷却解除手

法の確立に向けた研究を行う予定です。

以上

固体

液体

産業排熱

熱需要

カプセル化による安定輸送

回収して再利用

本研究の目的蓄熱媒体を想定した糖アルコールのマイクロカプセル化

糖アルコール(キシリトールなど)潜熱による蓄熱効果が高い

液体

固体

熱の供給(顕熱+凝固熱)

熱の回収(顕熱+融解熱)

カプセルの状態

カプセルの状態

プレス通知資料

平 成 2 8年 3月 9 日

山 形 大 学

有機材料システムフロンティアセンター開所記念式典、内覧会のご案内

山形大学有機材料システムフロンティアセンター(11号館)は、新融合分野「有機材

料システム」で基礎研究から社会実装までを推進し、真の異分野 (ハードとソフト等)

融合を進め、真の産官学連携を進めることで、10年後のイノベーションを先導する国

際科学イノベーション拠点として設立されました。このたび、キャンパス内に地上7階

建てのセンターが建設され3月に開所を迎えることになりました。下記の日程で、開所

記念式典・内覧会等を開催いたします。多くの皆様のご参加をお待ちしております。

【有機材料システムフロンティアセンター開所記念式典】

日時:平成28年3月11日(金)10:00~

会場:山形大学有機材料システムフロンティアセンター(工学部11号館)

次第:

開会挨拶 10:00-10:05

小山清人(山形大学長)

来賓祝辞 10:05-10:30

伊藤 洋一 様(文部科学省科学技術・学術政策局長)

吉村 美栄子 様(山形県知事)

結城 章夫 様 (山形県産業技術振興機構理事長)

中川 勝 様 (米沢市長)

施設概要説明 10:30-10:45

大場好弘(山形大学理事・副学長)

式辞 10:45-10:50

飯塚 博(山形大学工学部長)

テープカット 11:00-11:15

【有機材料システムフロンティアセンター内覧会】

日時:平成28年3月11日(金)11:15-12:00

施設概要 新融合分野「有機材料システム」で基礎研究から社会実装までを推進

し、真の異分野(ハードとソフト等)融合を進め、真の産官学連携を

進めることで、10年後のイノベーションを先導する国際科学イノベ

ーション拠点。10年後の未来を創造し、最新の試作品を閲覧でき、

バックキャステイングの議論などの交流でオープンイノベーションを

加速する「フューチャーセンター」を2Fに設置しています。

(建物:鉄骨造7階建て、延床面積:9,888㎡)

※事前申し込みは不要です。 (お問合せ先)

工学部総務課企画総務担当

電話 0238-26-3005

E-Mail:[email protected]

山形大学国際事業化研究センター 担当: 齋藤・小形・松崎 TEL:0238-26-3480 E-mail:[email protected]

http://www.big-i.yamagata-u.ac.jp/ 申込先・問合せ先

主催:山形大学国際事業化研究センター 財団法人山形大学産業研究所

「やまがた商い寄席」は、様々な業種で活躍中の方々を「噺家」としてお招きするユニークな寄席です。 様々な業種で起こっている「噺」を通じて、益々グローバル化が進むこの時代に

持続的成長を遂げるためのヒントを頂きます。

第15回

パラマウントベッド㈱様は、文部科学省のCOI(Center of Innovation)である山形大学フロンティア有機システムイノベーション拠点の参画機関として、高いQOL実現を山形大学と一緒に目指しています。今回、高機能電動ベッド開発の最先端に携わってこられた長岡浩研究開発部長をお迎えし、ヘルスケアビジネスについてお話いただきます。重点開発カテゴリ決めの裏事情、役立つセンシングと使われないセンシング、グローバル視点での海外マーケット(特に東南アジアの介護状況)、 「官」や「標準化」の動きなど、貴重なお話を聴くことが出来ます!

ホテル 米沢駅 方面

大沼 米沢信用金庫

山形銀行

街中サテライト

※専用駐車場はございません。 お車でお越しの方は 会場近くの「平和通り駐車場」等を ご利用下さい。 なお、駐車料金は個人負担となりますので御了承下さい。

~噺家プロフィール~ 1963年山梨県生まれ 1986年横浜国立大学工学部卒業後、ファナック株式会社入社 基礎技術研究所にて、ナノマシン加工機、 国プロのロボット開発に従事 1994年パラマウントベッド株式会社入社 開発部にて医療用電動ベッドのアクチュエータ開発、 ベッド制御装置開発を担当 2004年 在宅介護ベッドのプロジェクトリーダーとして新製品開発 2007年 アクチュエータ内蔵型の離床センサの開発 2009年 睡眠センサ、非接触バイタルセンサの開発 2014年〜 スマートベッドTMシステムの開発 途中 事業戦略本部製品戦略室長を経て、 2010年技術開発本部開発部部長、 2014年 同研究開発部部長(現職) 現在、 看護理工学会評議員、 日本福祉用具・生活支援用具協会ロボット技術部会副部会長等

超高齢化社会で見えてきたビジネスチャンス ~変化、発展を続けるヘルスケア~

演目:

噺 家: 長岡 浩 氏 パラマウントベッド株式会社 技術開発本部 研究開発部長

日 時: 平成28年 開 場: 17:30 開 演: 18:00~20:00

定 員: 60名(先着順) 入場料: 会 場: 山形大学工学部

(米沢市門東町3丁目1-47))

第15回 やまがた商い寄席 参加申込書

Webでお申し込みの方(簡単です)

FAXでお申込みの方 以下の事項をご記入の上、送付ください。

FAX : 0238-26-3633

締切:3月23日(水)

★申込書にご記入いただいた個人情報は、本講演に係る参加者の確認のために使用し、その他の目的のために使用する事はありません。

山形大学国際事業化研究センター行き

FAX:0238-26-3633

企業・団体名

氏名 部署・役職

参加者 (代表者)

参加者

参加者

参加代表者 連絡先

TEL:

FAX:

E-mail:

以下の国際事業化研究センターHPからお申込みください。

http://www.big-i.yamagata-u.ac.jp/

平成28年度 山形大学公開講座・学園都市推進協議会「米沢市民カレッジ~山大編~」

学園都市推進協議会では、地域と地元大学との交流促進のため、大学の先生を講師に市

民向け講座「米沢市民カレッジ」を開講しています。

今回は、昨年度開講した「山形ゆかりの人びと-近代編-」に続き、幕末まで範囲を広

げ、山形県にゆかりのある人物を毎回一人ずつ取り上げ、山形、そして日本に果たした役

割を解説します。

この講座は、山形大学工学部生向けの授業を開放するもので、学生とともに受講してい

ただき、学生と交流する機会も設けます。大学で学生と意見を交わしながら一緒に学んで

みませんか。

受講者募集!

〇 日 時 平成28年5月10日(火)から7月12日(火)まで

毎週火曜日、計10回 各回14:25~15:55

〇 会 場 山形大学工学部4号館中示範A教室

〇 定 員 50名(先着順。どなたでもご受講いただけます。)

〇 受講料 無料 ※7回以上ご出席の方には修了証書を差し上げます。

〇 講 師 山形大学基盤教育院 山やま

本もと

陽はる

史ふみ

教授

〇 各回テーマ(予定)

〇 問合せ・申込み先

〒992-8501 米沢市金池 5-2-25 米沢市役所総合政策課学園都市推進室

電話 0238-22-5111(代表) FAX 0238-24-4540

※FAXの場合は、裏面申込書をご利用ください。(申込開始日 4月1日)

※ 駐車場に余裕がございませんので、受講の際にはできる限り公共交通機関等をご利用いただくな

どしてお越しください。

第1回 5月10日 吉田松陰 米沢への旅

第2回 5月17日 清河八郎 親孝行の大旅行

第3回 5月24日 雲井龍雄 幕末を駆ける

第4回 5月31日 金子直吉 「おかいこぐるみ」の夢

第5回 6月 7日 エドウィン・O・ライシャワー

「もう一つの日本」を山形に見た

第6回 6月14日 阿部次郎 大正教養主義の象徴

第7回 6月21日 阿部六郎 中原中也の友として

第8回 6月28日 阿部 襄 教育の理想を求めて

第9回 7月 5日 浜田広介 童話と人生と

第 10回 7月12日 土門 拳 新発見資料紹介、閉講式

主催:山形大学工学部 共催:学園都市推進協議会 後援:米沢市

山形大学公開講座・米沢市民カレッジ~山大編~

「山形ゆかりの人びと―幕末・近代編―」

受講申込書

ふりがな 〒

氏 名 住所:

電話: FAX:

ふりがな 〒

氏 名 住所:

電話: FAX:

ふりがな 〒

氏 名 住所:

電話: FAX:

FAX 0238-24-4540

米沢市総合政策課学園都市推進室 行

【平成28年度 工学部長記者懇談会開催予定】

4月13日(水) 10:30~12:00

5月11日(水) 10:30~12:00

6月 8日(水) 10:30~12:00

7月13日(水) 10:30~12:00

8月10日(水) 10:30~12:00

9月14日(水) 10:30~12:00

10月12日(水) 10:30~12:00

11月 9日(水) 10:30~12:00

12月14日(水) 10:30~12:00

1月11日(水) 10:30~12:00

2月 8日(水) 10:30~12:00

3月 8日(水) 10:30~12:00

※原則として、毎月第2水曜日の10時30分から開催します。

変更がある場合は、随時ご連絡いたします。