67
平成23年度 住宅リフォーム実例調査 報告書 平成 24 年 3 月 一般社団法人 住宅リフォーム推進協議会

平成23年度 住宅リフォーム実例調査 報告書 · e-5今後の住宅リフォーム政策要望 e-6①震災の事業運営への影響 :本報告書内の分析に使用

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平成23年度 住宅リフォーム実例調査

報告書

平成 24 年 3 月

一般社団法人 住宅リフォーム推進協議会

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目 次

Ⅰ. 調査の概要 ------------------------------------------------------------------ 1

Ⅱ. 調査結果の分析--------------------------------------------------------------- 3

今年度調査結果の特徴 -------------------------------------------------------- 3

調査票A

第1編 世帯・住宅の基本属性および住宅リフォームの実例 ---------------------- 8

【参考】今年度調査における世帯・住宅の基本属性等の特色 ------------------- 22

第2編 世帯・住宅の特徴とそのリフォーム内容/クロス集計 ------------------- 25

調査票B

第3編 住宅リフォーム支援策や東日本大震災に関する事業者の意識 ------------- 49

【資料】調査票 ------------------------------------------------------------------ 59

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- 1 -

Ⅰ. 調査の概要

(1)調査の目的

住宅リフォームに係る実態の把握を経年的に行うため、平成 15 年度から継続して行っているアン

ケート調査(調査票A)を、今年度も引き続き実施した。また、併せて住宅リフォーム支援策に関

する利用状況や意向等を把握するアンケート調査(調査票B)を実施した。調査票Bは、平成 21 年

度に続き二度目の実施である。なお、いずれの調査も、調査項目・内容は前回の調査票から部分的

な見直しを行っている。

(2)調査の方法

リフォーム工事に関係している団体に依頼し、各団体所属事業者に 2 種類のアンケート票(調査

票A・調査票B)を配布した。回収は各事業者から直接当協議会への郵送・Fax等による。

<配布依頼団体>

・キッチン・バス工業会 ・全国管工事業協同組合連合会

・全国建設労働組合総連合 ・(社)全国中小建築工事業団体連合会

・(社)日本左官業組合連合会 ・(社)全日本不動産協会

・(社)日本ツーバイフォー建築協会 ・一般社団法人日本増改築産業協会

・(社)日本木造住宅産業協会 ・(社)日本塗装工業会

・一般社団法人マンションリフォーム推進協議会 ・(社)プレハブ建築協会

・(財)経済調査会 ・日本木造住宅耐震補強事業者協同組合

・(社)リビングアメニティ協会 ・(社)日本建築士会連合会

<調査対象>

平成 22 年 1 月~平成 23 年 6 月竣工物件

<調査内容>

調査票A:住宅リフォームの実施内容に関する調査。調査項目は、リフォームを実施した世帯の属

性、住宅の概要、リフォームの目的、内容、契約金額、税優遇措置等のリフォーム支援

策の利用状況等。

調査票B:住宅リフォーム支援策および東日本大震災の影響に関する事業者への調査。調査項目は、

税制優遇措置や住宅エコポイントの認知状況、評価(効果の有無)、住宅リフォーム施

策への要望、東日本大震災の事業や消費者意識への影響等

<調査期間>

平成 23 年 8月に関係団体へ発文(調査票の発送)、平成 23 年 10 月末に回収を締め切った。

<回収状況>

調査票A:依頼総数 5,426 票に対し、1,204 票回収(回収率 22.2%)

有効回答数 1,184 票(有効回答率 21.8%)

調査票B:684 票回収(有効回答数 684 票)

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- 2 -

(3)集計項目 調査票A

基本集計 クロス集計(×住宅の種類別)

B-2住宅の種類別

A-1施主の年齢

B-1所在地(地域別)

B-3住宅の築年数

B-5住宅の取得方法

C-2工事の種類

C-1震災前後

D-1契約金額

D-4エコポイント

A-1 世帯属性/施主の年齢 ●A-2 世帯属性/施主と居住者の関係 ●A-3 世帯属性/世帯主の年齢 ●A-4 世帯属性/家族構成 ●A-5 世帯属性/世帯人数 ●B-1 住宅の所在地(地域別) ●B-2 住宅の種類B-3 住宅の築年数 ● ● ●B-4 リフォームまでの居住期間 ● ●B-5 住宅の取得方法 ● ●C-1 リフォーム工事の竣工年月 ●C-2 リフォーム工事の種類 ● ● ●C-3 リフォーム工事の目的 ● ● ● ● ● ● ○ ●

リフォーム工事の内容 ● ● ● ○ ○ ○ ● ○D-1 リフォーム契約金額 ● ● ● ● ● ● ○

リフォーム資金内訳1)自己資金額 ● ○ ○ ○ ○2)借入金額(総額) ● ● ○ ●有無 ●有無①-1 公的金融機関 金額 ● ○ ○ ○ ○①-2 公的金融機関 償還期間 ●②-1 民間金融機関 金額 ● ○ ○ ○ ○②-2 民間金融機関 償還期間 ●③-1 その他    金額 ● ○ ○③-2 その他    償還期間 ●3)補助金 ● ○ ●

D-2 住宅ローン残りの有無 ● ○D-3 税制優遇措置等の利用 ● ● ● ○ ●D-4 住宅エコポイントの利用の有無 ● ● ● ●

①対象となる工事 ●②ポイント交換 ●

D-5 リフォーム瑕疵保険の加入の有無 ● ● ● ○ ●D-6 住宅履歴情報の登録の有無 ● ● ● ○ ● 調査票B

基本集計 クロス集計

E-1 地域 E-2 年間リフォーム件数

E-2 リフォーム実施状況

E-2 エコポイント申請実績

E-3① 税制優遇措置の認知状況

E-1 事業所の所在地域 ○E-2 年間リフォーム件数 ●E-3 ①税制優遇措置の認知状況 ● ● ●

②営業への活用状況 ● ● ● ●③税制優遇措置の効果 ● ● ● ●

E-4 ①住宅エコポイントの認知状況 ● ●②住宅エコポイントの効果 ● ●③住宅エコポイント終了の影響 ● ●

E-5 今後の住宅リフォーム政策要望 ● ●E-6 ①震災の事業運営への影響 ● ●  ●:本報告書内の分析に使用

②震災の消費者意識への影響 ● ●  ○:集計のみ

(4)調査結果を読む上での留意点(調査票 A について)

本調査は、リフォーム事業者が、自社の受託実績から任意で対象物件を選び、施主に代わって回

答するものであり、その手法の特性を鑑みると、事業者は自社の代表物件や回答しやすい物件(設

問に対する選択肢として挙げている性能向上を伴うリフォーム工事を実施した例など)を適宜選ん

でいると考えられる。このため、結果的に、本調査のサンプルは、工事の内容及び金額面で平均的

なリフォーム工事よりも大型物件にシフトしていると考えられる。また、設問には、リフォームの

目的、税制優遇措置等の利用状況など、事業者が回答するにはやや難しい内容も含まれており、こ

れらについては、あくまでも事業者が分かる範囲で回答したものである。

なお、今年度はマンションにおける住宅リフォーム実例のサンプル数が 82 件と例年に比べ少なく、

特にクロス集計の結果を読み取る場合には、サンプル数に注意が必要である。

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- 3 -

Ⅱ. 調査結果の分析

今年度調査結果の特徴

<住宅リフォーム工事や消費者意識の動向>

●省エネ改修工事(特に窓ガラス・サッシの改良)の大幅な増加

今年度は住宅エコポイント制度の影響もあり、

事業者の実施する省エネ改修工事の件数が 2 年

前の調査に比べて大幅に増加した(1事業者当り

件数が 1.6 倍に増加)。

またリフォーム実例をみると、住宅エコポイ

ントが窓の省エネ改修によく利用されており、

窓ガラス・サッシの改良等のリフォーム工事が

増加している。

4,977

12,054

8,772

2,776

10,420

13,843

0 5,000 10,000 15,000

耐震

バリアフリー

省エネ

E-2 工事件数

H21(N=709)

H23(N=684)

(件)

91.7

22.4

46.2

1.9

27.2

29.3

89.5

21.1

42.1

26.3

31.6

91.8

21.9

45.7

1.8

27.1

29.3

0 20 40 60 80 100

1.窓の省エネ改修

2.外壁、屋根、天井、床の省エネ

改修

3.1又は2と同時に行うバリアフ

リー改修工事

4.1又は2と同時に行う太陽光シス

テムの設置

5.1又は2と同時に行う節水型トイ

レの設置

6.1又は2と同時に行う高断熱浴槽

の設置

(%)

D-4① 住宅エコポイントの対象となる工事(MA)

(利用した人のみ)

戸建住宅(N=519)

マンション(N=19)

全体(N=547)

48.0

23.2

46.2

46.9

70.7

48.6

2.1

3.7

2.2

3.0

2.4

3.0

0% 20% 40% 60% 80% 100%

戸建て住宅

マンション

全体

D-4 エコポイント制度

利用した 利用しなかった わからない 未記入

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- 4 -

●震災により「耐震改修」への関心が高まり、特に地震発生の可能性が予測されている地域で拡大。

また震災やその後の計画停電等により、「省エネ設備」への関心も拡大。

東日本大震災により、今後の消費者意識へ

の影響があると回答した事業者は 7 割弱に上

る。影響があるという事業者のあげる理由は

「耐震改修への関心の拡大」が も高く 7 割

強を占め、また関東、東海、四国など、今後

の地震発生の可能性が高いとされている地域

での関心が特に高い。

東日本大震災による消費者意識への影響に

ついては、「省エネ設備への関心の拡大」をあ

げる事業者も 5割強と高い。ただし、「断熱改

修等への関心の拡大」は 2 割弱に留まってお

り、震災やその後の計画停電等により、省エ

ネ設備についての意識はかなり高まったもの

の、住宅の断熱性能向上のためのリフォーム

への関心拡大までには至っていないとみられ

る。

56.5

71.9

42.4

60.7

70.0

73.0

81.9

76.3

60.9

67.7

24.2

18.8

49.2

28.0

13.3

20.3

9.3

13.6

34.8

20.3

16.1

9.4

8.5

9.3

8.3

2.7

6.2

6.8

4.3

7.7

3.2

1.9

8.3

4.1

2.6

3.4

4.2

0% 20% 40% 60% 80% 100%

九州・沖縄

(N=62)

四国

(N=32)

中国

(N=59)

近畿

(N=107)

東海

(N=60)

北陸・甲信越

(N=74)

関東

(N=193)

東北

(N=59)

北海道

(N=23)

H23全体

(N=684)

E-6② 東日本大震災による今後の消費者意識への影響

所在地(地域ブロック)別

影響がある あまり影響はない わからない 不明

2.9

4.3

16.0

18.5

16.7

11.1

7.0

17.8

0.0

10.8

14.3

4.3

16.0

15.4

14.3

14.8

17.7

22.2

21.4

16.2

65.7

56.5

64.0

56.9

47.6

50.0

48.7

68.9

64.3

54.9

71.4

87.0

64.0

63.1

76.2

70.4

79.1

71.1

71.4

73.7

0% 20% 40% 60% 80% 100%

九州・沖縄

(N=35)

四国

(N=23)

中国

(N=25)

近畿

(N=65)

東海

(N=42)

北陸・甲信越

(N=54)

関東

(N=158)

東北

(N=45)

北海道

(N=14)

H23全体

(N=463)

E-6②「影響がある」理由

所在地(地域ブロック)別

耐震改修への関心の拡大

省エネ設備への関心の拡大

断熱改修等への関心の拡大

その他

ブロック別

ブロック別

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- 5 -

●戸建て住宅では、若年層が相続等や中古購入により入手した住宅を借り入れも使いながら大規模リ

フォーム。マンションでは、50 代を中心に築年数の経過した住宅で積極的なリフォーム。

リフォーム工事の目的や内容には、世代による特徴が顕著にみられる。戸建て住宅においては、若

年層では相続等や中古購入により入手した住宅について、世帯や嗜好に対応させるため、借り入れも

使いながら大規模なリフォームを実施している。一方、50・60 代は老朽化対応を中心としたリフォー

ム、70 歳以上は金額を抑えた高齢化対応リフォームを行っている。

またマンションでは、50 代を中心に、築年数の経過した住宅で積極的なリフォームを行っている。

<戸建て住宅>

<マンション>

8.3

14.3

6.3

13.0

25.0

7.1

21.9

39.1

25.0

35.7

9.4

17.4

33.3

21.4

34.4

21.7

8.3

21.4

12.5

8.7

15.6

0% 20% 40% 60% 80% 100%

40歳未満

(N=12)

40代

(N=14)

50代

(N=32)

60歳以上

(N=23)

D-1 リフォーム契約金額

施主の年齢別(マンション)

100万円以下 100超~300万円以下

300超~500万円以下 500超~1000万円以下

1000万円超 不明

8.3

3.1

8.7

16.7

14.3

3.1

4.3

25.0

28.6

21.9

13.0

8.3

9.4

30.4

16.7

21.4

25.0

8.7

16.7

21.4

18.8

26.1

8.3

14.3

18.8

8.7

0% 20% 40% 60% 80% 100%

40歳未満

(N=12)

40代

(N=14)

50代

(N=32)

60歳以上

(N=23)

B-3 住宅の築年数

施主の年齢別(マンション)

5年以下 5~10年以下 10~15年以下

15~20年以下 20~25年以下 25~30年以下

30年超 不明

33.3

45.0

64.6

62.8

70.2

3.3

12.4

8.0

14.2

7.1

22.2

17.1

10.6

4.6

33.3

19.4

11.3

13.2

10.6

4.4

7.8

3.3

4.7

3.2

2.9

2.1

0% 20% 40% 60% 80% 100%

40歳未満

(N=90)

40代

(N=129)

50代

(N=311)

60代

(N=409)

70歳以上

(N=141)

B-5 当初の住宅の取得方法

施主の年齢別(戸建て住宅)

注文住宅(建替え含む) 新築分譲住宅購入

中古住宅購入 親からの相続等

その他 不明

2.2

6.2

9.6

8.8

12.8

21.1

27.1

22.8

29.1

30.5

8.9

16.3

16.4

16.6

23.4

17.8

20.2

24.8

26.7

16.3

45.6

27.1

20.9

14.9

13.5

4.4

3.1

5.5

3.9

3.5

0% 20% 40% 60% 80% 100%

40歳未満

(N=90)

40代

(N=129)

50代

(N=311)

60代

(N=409)

70歳以上

(N=141)

D-1 リフォーム契約金額

施主の年齢別(戸建て住宅)

100万円以下 100超~300万円以下

300超~500万円以下 500超~1000万円以下

1000万円超 不明

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- 6 -

<住宅リフォーム支援策について>

●高齢層は地方自治体の補助を、若年層は借り入れ利用による住宅ローン減税をよく利用

住宅リフォーム支援策の利用にも、世代

による特徴がうかがえる。高齢層では地方

自治体の補助の利用率が高い。一方、若年

層では借り入れ利用率が高く住宅ローン減

税の利用率が高い。住宅リフォーム支援策

の検討においては、こうした世代による利

用の傾向にも着目する必要がある。

20.0

4.4

6.7

1.1

1.1

2.2

1.1

2.2

1.1

1.1

1.1

2.2

2.2

2.2

2.2

11.6

1.6

6.2

0.8

0.8

3.9

1.6

1.6

3.1

3.1

2.3

0.8

0.8

0.8

2.3

2.3

7.7

1.3

0.6

10.3

1.9

1.0

4.2

3.9

5.5

1.0

4.2

7.4

3.5

5.8

1.9

5.1

5.5

5.4

0.2

8.1

0.7

1.0

3.9

4.6

4.9

0.5

5.9

4.6

3.4

3.9

0.5

2.9

3.9

1.4

12.8

0.7

5.0

5.7

7.8

5.0

0.7

4.3

5.0

5.0

2.8

2.1

4.3

0 10 20 30

1.住宅ローン減税

2.相続時精算課税制度

3.暦年課税制度

4.地方自治体の住宅リフォームに

関する補助

5.地方自治体の地場産材活用に

対する補助

6.投資型減税

7.耐震工事を行った住宅の

固定資産税の減額

8.地方自治体の耐震改修工事に

関する補助

9.投資型減税

10.ローン型減税

11.バリアフリー改修を行った住宅の

固定資産税の減額

12.介護保険住宅改修費支給

13.地方自治体のバリアフリー改修

工事に関する補助

14.投資型減税

15.ローン型減税

16.省エネ改修を行った住宅の

固定資産税の減額

17.地方自治体の省エネ改修工事に

関する補助

(%)

D-3 税制優遇措置・公的補助の利用(MA)

施主の年齢別(戸建て住宅)

40歳未満(N=90)

40代(N=129)

50代(N=311)

60代(N=409)

70歳以上(N=141)

①増改築工事全般

②耐震改修

③バリアフリー改修

④省エネ改修工事

71.1

79.1

77.2

77.0

68.1

6.7

5.4

6.8

8.8

12.1

8.9

5.4

5.5

6.1

4.3

4.4

3.9

7.8

6.7

5.4

6.4

4.4

5.0

0% 20% 40% 60% 80% 100%

40歳未満

(N=90)

40代

(N=129)

50代

(N=311)

60代

(N=409)

70歳以上

(N=141)

D-1 リフォーム資金内訳/補助金の金額

施主の年齢別(戸建て住宅)

補助金なし 20万円以下

20超~50万円以下 50超~100万円以下

100超~300万円以下 300超~500万円以下

500万円超 不明

46.7

65.1

78.1

88.5

90.1

8.9

7.8

3.5

4.4

7.0

4.8

18.9

5.4

12.2

7.0

8.9

7.8

7.7

6.8

7.8

0% 20% 40% 60% 80% 100%

40歳未満

(N=90)

40代

(N=129)

50代

(N=311)

60代

(N=409)

70歳以上

(N=141)

D-1 リフォーム資金内訳/借入金の金額

施主の年齢別(戸建て住宅)

0 100万円以下

100超~300万円以下 300超~500万円以下

500超~1000万円以下 1000万円超

不明

*上記の数値は回答者全体の中での利用比率であり、②~④は対

象工事実施者の中での比率ではないため、利用比率が低くなっ

ている点に留意が必要である。

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- 7 -

●事業者は、住宅エコポイントのような制度の継続や、税制優遇措置等の手引書を要望

事業者においては、住宅リフォーム支援策のうち

「住宅エコポイント制度」の認知度および評価は高

く、住宅エコポイントのような制度の継続への要望

は強い。一方、税制優遇措置については、大規模事

業者では認知され活用が進んでいるが、中小規模事

業者では認知していない事業者も依然として多く、

事業者全般において「税制優遇措置等の手引書」が

求められている。

44.0

22.2

20.7

13.2

31.2

22.2

13.9

6.8

53.1

26.0

20.9

19.2

29.9

19.8

14.1

5.1

58.3

22.9

16.7

20.8

27.1

22.9

8.3

6.3

80.9

24.5

27.7

12.8

29.8

21.3

12.8

6.4

85.2

41.0

21.3

27.9

29.5

13.1

11.5

4.9

0% 20% 40% 60% 80% 100%

リフォームポイント(仮称)の創設

リフォームに関する税制優遇措置の

拡充・延長

リフォームに関する融資制度の充実

上記以外の補助金等の予算措置

事業者を対象とした税制優遇措置等

に関する手引書

リフォーム技術に関する手引書

事業者を対象とした人材育成

その他

E-5 今後要望する住宅リフォーム政策

事業者規模別(リフォーム実績)

10件未満(N=266)

10-50件未満(N=177)

50-100件未満(N=48)

100-500件未満(N=94)

500件以上(N=61)

50.0 30.3 15.1

4.7

0% 20% 40% 60% 80% 100%

H23

(N=684)

E-4② 住宅エコポイントによる住宅リフォームの促進効果

効果があった あまり効果はなかった わからない 不明

37.4 45.9 11.7

2.6

2.3

0% 20% 40% 60% 80% 100%

H23

(N=684)

E-4① 住宅エコポイントの認知状況

よく知っている 大体知っている あまりよく知らない 知らない 不明

5.3

7.3

10.4

13.8

54.1

39.5

52.5

54.2

58.5

39.3

45.1

33.3

29.2

25.5

6.6

8.6

6.8

4.2

1.1

1.5

2.1

1.1

0% 20% 40% 60% 80% 100%

10件未満

(N=266)

10-50件未満

(N=177)

50-100件未満

(N=48)

100-500件未満

(N=94)

500件以上

(N=61)

E-3① 税制優遇措置の認知状況

事業者の規模別(年間リフォーム件数)

よく知っている 大体知っている あまりよく知らない 知らない 不明

53.8

68.9

77.1

78.7

93.4

13.5

10.7

6.3

4.3

4.9

31.2

19.2

14.6

16.0

1.6

1.5

1.1

2.1

1.1

0% 20% 40% 60% 80% 100%

10件未満

(N=266)

10-50件未満

(N=177)

50-100件未満

(N=48)

100-500件未満

(N=94)

500件以上

(N=61)

E-3② 税制優遇措置の活用状況・意向

事業者の規模別(年間リフォーム件数)

活用している・今後活用したい 活用するつもりはない わからない 不明

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- 8 -

調査票A

第1編 世帯・住宅の基本属性および住宅リフォームの実例 回答の得られた物件について、戸建て住宅、マンション別に世帯・住宅の基本属性、リフォーム工

事の概要や契約金額等に関する分布状況を整理した。

1. 世帯・住宅の基本属性 <世帯属性>

・戸建て住宅:年齢層は 50・60 代中心、核家族世帯・夫婦のみ世帯が多い。三世代は約 1割。

・マンション:年齢層は戸建て住宅に比べるとやや若く、50 代が中心で 40~60 代に分布。核家族

世帯・夫婦のみ世帯が多い。単身世帯は 1割強。

<住宅の基本属性>

・戸建て住宅:所在地は、地方エリアが 6割弱。当初の住宅の取得方法は、注文住宅が約 6割、親

からの相続が1割強。築年数は 10 年位から 30 年超まで幅広く分布しているが、築 30 年超が 3

割弱と多い。

・マンション:都市エリアが約 7割。当初の住宅の取得方法は、新築分譲住宅が 4割強、中古住宅

の購入が 4割弱。築年数は幅広いが、築 15 年以下が 3割強と比較的新しい住宅も多い。リフォ

ームまでの居住期間は、0年(入居と同時にリフォーム)と 10 年~15 年以下が約 2割ずつを占

める。

戸建て住宅(1081 件・91.3%) マンション(82 件・6.9%)

施主の年齢 50・60 代中心(全体の 66.6%) 50 代中心。40~60 代に分布(全体の

81.7%)

世帯主の年齢 50・60 代中心

(施主の分布とほぼ同様)

30~60 代

(施主に比べ若年層の比率が高まる)

家族構成・家族人

数 核家族 45.4%、夫婦のみ 35.2%、三世

代 11.8%。平均家族人数:3.44 人

核家族 48.8%、夫婦のみ 30.5%、単身

13%。平均家族人数:2.38 人

住宅の所在地 都市エリア 43.5%、地方エリア 56.2% 都市エリア 70.7%、地方エリア 29.3%

住宅の所有関係 ほとんどが「自ら所有し居住」(89.3%) 「自ら所有し居住」が 79.3%

「施主が所有、他人に賃貸」が 9.8%

住宅の築年数 築 10 年位から 30 年超まで幅広く分布

(築 15 年以下は 14.2%、築 30 年超は

25.1%)

築 10 年位から 30 年まで分布

(築 15 年以下は 32.9%、築 30 年超は

13.4%)

リフォームまで

の居住期間 10 年位から 30 年超まで幅広く分布 0 年から 30 年まで幅広く分布

0 年(入居時にリフォーム)が 19.5%

当初の 住宅の取得方法

注文住宅(建替含む)の建設 59.8%

新築分譲住宅の購入 10.4%

中古住宅の購入 9.0%

親からの相続 14.7%

新築分譲住宅の購入 42.7%

中古住宅の購入 36.6%

親からの相続 6.1%

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- 9 -

(1)施主の世帯属性

・施主の年齢は、戸建て住宅がマンションに比べ

てやや高い。戸建て住宅では 50~60 代が中心

で、60 才以上が半数を占める。マンションで

は 50 代が中心で、40~60 代に分布している。

(前年度よりもマンションの 50 代が増える)

・戸建て住宅・マンション共に、リフォーム住宅

は、ほとんど施主が「所有し居住」している住

宅。ただしマンションでは、施主が「他人に賃

貸」している住宅が約1割みられる(昨年度よ

りも増加)。

・世帯主の年齢は、戸建て住宅では施主の年齢と

概ね近似しているが、マンションでは施主に比

べて若年層が増え、30 代・40 代が各約 2 割を

占める。

・戸建て住宅・マンション共に「夫婦と子」と「夫

婦のみ」が中心である。

・これらに次いで多いのは、戸建て住宅では「夫

婦と子と親」からなる三世代(11.8%)、マン

ションでは「単身」(13.4%)である。

・平均家族人数は、戸建て住宅では 3.44 人、マ

ンションでは 2.38 人である。

4.8

13.4

5.6

36.3

31.7

35.8

17.3

24.4

18.0

19.4

22.0

19.3

10.6

1.2

10.1

7.7

7.1

3.9

7.3

4.1

0% 20% 40% 60% 80% 100%

戸建て住宅

マンション

全体

A-5 家族人数

1人 2人 3人 4人 5人 6人以上 不明

4.8

13.4

5.6

35.2

30.5

34.9

45.4

48.8

45.4

11.8

3.7

11.1

2.4

0% 20% 40% 60% 80% 100%

戸建て住宅

マンション

全体

A-4 世帯主の家族構成

単身 夫婦のみ 夫婦と子

夫婦と子と親 夫婦とその親 その他

3.7

7.4

19.5

8.4

11.0

19.5

11.7

26.7

32.9

27.1

38.4

22.0

37.1

14.7

13.7

0% 20% 40% 60% 80% 100%

戸建て住宅

マンション

全体

A-3 世帯主年齢

20代以下 30代 40代 50代 60代 70代以上 不明

89.9

79.3

88.9

2.3

3.7

2.5

9.8

4.4

4.2

4.9

0% 20% 40% 60% 80% 100%

戸建て住宅

マンション

全体

A-2 施主と居住者の関係

施主が所有し居住 施主が所有、親族居住

施主が所有、他人に賃貸 親族所有、施主同居

施主以外が所有、施主居住 その他

不明

1.2

8.1

13.4

8.5

11.9

17.1

12.2

28.8

39.0

29.4

37.8

25.6

37.0

13.0

2.4

12.3

0% 20% 40% 60% 80% 100%

戸建て住宅

マンション

全体

A-1 施主の年齢

20代以下 30代 40代 50代 60代 70代以上 不明

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- 10 -

(2)住宅の基本属性

・戸建て住宅では、約 3割が関東の事例であるが、

マンションに比べると地域は幅広い。

・マンションは、関東が5割強、近畿が 2割強を

占める。

・戸建て住宅では地方エリアが過半を超える

(56.2%)が、マンションでは都市エリアが約7

割を占める。

(前年度よりも地方エリアの比率が高まる)

*地域別

北海道 :北海道 東北 :青森・岩手・宮城・秋田・山形・福島 関東 :茨城・栃木・群馬・埼玉・千葉・東京・神奈川・山梨 信越・北陸:新潟・富山・石川・福井・長野 東海 :岐阜・静岡・愛知・三重 近畿 :滋賀・京都・大阪・兵庫・奈良・和歌山 中国 :鳥取・島根・岡山・広島・山口 四国 :徳島・香川・愛媛・高知 九州・沖縄:福岡・佐賀・長崎・熊本・大分・宮崎・鹿児島・沖縄

*エリア別 都市エリア(人口 500 万人以上の都府県、ただし北海道は除く):

埼玉県・千葉県・東京都・神奈川県・愛知県・大阪府・兵庫県・福岡県 地方エリア(都市エリア以外の都道府県)

43.5

70.7

45.9

56.2

29.3

53.6

0% 20% 40% 60% 80% 100%

戸建て住宅

マンション

全体

B-1 住宅の所在地/

都市エリア・地方エリア別

都市エリア 地方エリア 不明

2.3

2.2

7.2

4.9

6.9

31.5

52.4

33.2

10.2

1.2

9.4

10.1

6.1

9.7

14.9

24.4

15.9

9.3

2.4 8.8

5.4

1.2

5.0

8.7

6.1

8.5

0.4

0.4

0% 20% 40% 60% 80% 100%

戸建て住宅

マンション

全体

B-1 住宅の所在地/地域別

北海道 東北 関東 信越・北陸

東海 近畿 中国 四国

九州・沖縄 不明

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- 11 -

・築年数は戸建て住宅・マンション共に、主に築

10 年以上で幅広く分布している。

・戸建て住宅では、マンションに比べると築年数

の経過した住宅が多い。マンションでは築 10

年以下が 1 割強、10~15 年以下が約 2 割みら

れる。

・戸建て住宅では、10 年以上で幅広く分布して

いる。

・マンションでは、居住期間「0 年」(入居前の

リフォーム)と「10~15 年以下」が多く、そ

れぞれ約 2割を占める。

・戸建て住宅では「当初注文住宅を建設」が約 6

割を占め、次いで「親からの相続等」が1割強

みられる。

・マンションでは、「新築分譲住宅購入」(42.7%)

と「中古住宅購入」(36.6%)とで大部分を占

める

※マンションで注文住宅という回答が 2.4%(2

件)あるが、これは新築分譲住宅等と混同した

可能性あり

4.9

2.8

7.3

3.0

10.5

20.7

11.0

16.2

13.4

16.2

22.2

18.3

21.8

22.3

22.0

22.3

25.1

13.4

24.2

0% 20% 40% 60% 80% 100%

戸建て住宅

マンション

全体

B-3 住宅の築年数

5年以下 5~10年以下 10~15年以下 15~20年以下

20~25年以下 25~30年以下 30年超 不明

6.6

19.5

7.4

3.1

9.8

3.7

5.0

13.4

5.6

11.7

19.5

12.3

15.4

8.5

15.2

20.9

11.0

20.0

16.5

12.2

16.1

19.2

3.7

18.1

0% 20% 40% 60% 80% 100%

戸建て住宅

マンション

全体

B-4 リフォームまでの居住期間

0年 5年以下 5~10年以下

10~15年以下 15~20年以下 20~25年以下

25~30年以下 30年超 不明

59.8

2.4

55.7

10.4

42.7

12.6

9.0

36.6

10.9

14.7

6.1

14.0

3.1

11.0

3.7

3.1

1.2

3.1

0% 20% 40% 60% 80% 100%

戸建て住宅

マンション

全体

B-5 当初の住宅の取得方法

注文住宅(建替え含む) 新築分譲住宅購入

中古住宅購入 親からの相続等

その他 不明

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- 12 -

2. リフォーム工事の概要

◎戸建て住宅・マンション共に「嗜好対応」、「老朽化対応」を目的としたリフォームが多く、「省

エネ化」、「高齢化対応」が続く。戸建て住宅では「省エネ化」が特に多い。

工事内容は、戸建て住宅・マンション共に設備・内装の更新が多いほか、戸建て住宅では「窓ガ

ラス・サッシの改良」が特に多い。

・戸建て住宅:修繕・模様替えが中心、改築 2割強、増築 1割弱。修繕・模様替えのうち、大規模

なものは全体の 3 割弱。「嗜好対応」、「老朽化対応」、「高齢化対応」、「省エネ化」等、様々な要

因・目的でリフォームが行われている。

工事内容は、設備・内装の変更に加え、「窓ガラス・サッシ等の改良」「外壁の変更」が上位を占

める。そのほか、「床・壁・天井等の断熱改修」、「耐震補強工事」はそれぞれ 2割弱みられる。

・マンション:修繕・模様替えが中心だが、改築も 3割強を占める。「嗜好対応」、「老朽化対応」、

「高齢化対応」を要因・目的としたリフォームが多い。

工事内容は、設備・内装の変更、間取り変更、室内建具の変更のほか、「冷暖房・給湯設備の設

置・変更」、「収納スペースの改善」が上位にみられる。

戸建て住宅(1081 件・91.3%) マンション(82 件・6.9%)

工事の種類 増築

改築

大規模な修繕・模様替え

その他修繕・模様替え

7.6%

23.1%

26.2%

39.8%

改築

大規模な修繕・模様替え

その他修繕・模様替え

34.1%

23.2%

40.2%

従 前 床 面

積 ・ 増 加 床

面 積 ( 増 築

の場合)

従前床面積 平均 125.4 ㎡(100 ㎡未

満 19.5%、100~150 ㎡未満 58.5%)

増加床面積 平均 25.0 ㎡(10 ㎡以下

43.9%)

リ フ ォ ー ム

工事の目的

住宅・設備の老朽化 (1 位)

使い勝手の改善・好みへの変更 (2 位)

省エネルギー・冷暖房効率向上 (3 位)

老後への備え・高齢対応 (4 位)

安全性の向上 (5 位)

子どもの成長や世帯人員の変更

健康増進や病気予防に配慮

地震による被害の補修

中古住宅の購入

63.1%

59.8%

39.2%

36.4%

29.9%

15.7%

9.1%

7.0%

5.2%

使い勝手の改善・好みへの変更 (1 位)

住宅・設備の老朽化 (2 位)

老後への備え・高齢対応 (3 位)

省エネルギー・冷暖房効率向上 (4 位)

子どもの成長や世帯人員の変更 (5 位)

中古住宅の購入

安全性の向上

健康増進や病気予防に配慮

地震による被害の補修

80.5%

69.5%

31.7%

24.4%

20.7%

18.3%

15.9%

4.9%

1.2%

リ フ ォ ー ム

工事の内容

【上位 10 位】

1 位:住宅設備の変更

2 位:内装変更

3 位:窓ガラス・サッシ等の改良

4 位:外装の変更

5 位:段差の解消、手すりの設置

6 位:室内建具の変更

7 位:間取りの変更

8 位:冷暖房・給湯設備等の設置・更新

9 位:収納スペースの改善

10 位:居室用途の変更

70.1%

66.8%

46.0%

45.1%

40.5%

40.3%

39.1%

32.9%

27.0%

21.5%

【上位 10 位】

1 位:住宅設備の変更

2 位:内装変更

3 位:間取りの変更

3 位:室内建具の変更

5 位:冷暖房・給湯設備等の設置・更新

6 位:収納スペースの改善

7 位:居室用途の変更

8 位:窓ガラス・サッシ等の改良

9 位:段差の解消、手すりの設置

10 位:防音工事

84.1%

78.0%

53.7%

53.7%

40.2%

37.8%

30.5%

28.0%

22.0%

13.4%

Page 15: 平成23年度 住宅リフォーム実例調査 報告書 · e-5今後の住宅リフォーム政策要望 e-6①震災の事業運営への影響 :本報告書内の分析に使用

- 13 -

・戸建て住宅では、「修繕・模様替え」が中心で

「改築」は 2割強、「増築」は 1割弱みられる。

・マンションでも「修繕・模様替え」が中心だが、

「改築」が全体の 3割強を占める。

・戸建て住宅で増築を行った住宅の従前床面積は、

「100~150 ㎡未満」が約 6割を占める。

・増加面積は、「10 ㎡以下」が 4 割強を占める。

・リフォームを実施した目的は、戸建て住宅・マ

ンション共に、「使い勝手、好みに変更(嗜好

対応)」、「住宅、設備の老朽化」がほぼ 6 割以

上と多く、次いで、「省エネ対応」、「高齢化対

応」が多い。

・戸建て住宅では、「省エネ対応」がマンション

に比べて特に多い。

(工事目的の 1・2 位は前年度調査と変わりない

が、省エネ対応は前年度 4位から 3位へ浮上)

・マンションでは「嗜好対応」が約 8割と突出し

ているほか、「中古住宅の購入」が約 2 割みら

れる。

29.9

39.2

36.4

59.8

63.1

15.7

9.1

5.2

7.0

3.8

15.9

24.4

31.7

80.5

69.5

20.7

4.9

18.3

1.2

4.9

29.1

38.3

36.0

61.1

63.6

16.1

8.8

6.0

6.6

3.9

0 20 40 60 80 100

1.安全性等の向上を図るため

2.省エネルギー化、冷暖房効率の向上

等を図るため

3.老後に備えたり、同居する高齢者等

が暮らしやすくするため

4.使い勝手の改善、自分の好みに変更

するため

5.住宅、設備が老朽化した、壊れたた

6.子供の成長や世帯人員の変更のとも

ない、必要が生じたため

7.健康増進や病気予防に配慮

8.中古住宅の購入

9.地震による被害の補修

10.その他

(%)

C-3① リフォーム工事の目的(MA)

戸建住宅(N=1081)

マンション(N=82)

全体(N=1184)

43.9 7.3 12.2 14.6 13.4 8.5

0% 20% 40% 60% 80% 100%

戸建て住宅

(n=82)

C-2 増築の場合の増加床面積

10㎡以下 10超~20㎡以下 20超~30㎡以下

30超~50㎡以下 50㎡超 不明

6.1 13.4 58.5 12.2

6.1

3.7

0% 20% 40% 60% 80% 100%

戸建て住宅

(n=82)

C-2 増築の場合の従前床面積

50㎡未満 50~100㎡未満 100~150㎡未満

150~200㎡未満 200㎡以上 不明

7.6

7.2

23.1

34.1

23.7

26.2

23.2

26.3

39.8

40.2

39.5

3.3

2.4

3.3

0% 20% 40% 60% 80% 100%

戸建て住宅

マンション

全体

C-1 工事の種類

増築 改築 大規模な修繕・模様替え その他修繕 不明

※改築:住宅の一部を取り壊して改めて住宅部分を建築する

工事。 大規模な修繕又は模様替え:壁、柱、床、はり、屋根また

は階段の 1 種類以上について、過半の修繕又は模様替えを

するもの。

※増築部分の面積が 10 ㎡を超える場合、原則として確認申請

が必要

1 位

2 位

4 位

3 位

C-3 リフォーム工事の目的(MA)

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- 14 -

・リフォーム工事の内容については、戸建て住宅・マンション共に、「住宅設備の変更」、「内装変更」

が 6~8 割と多く、いずれも工事内容の上位 1 位・2 位を占める。次いで、工事内容の上位 10 以内

の多くは、高齢化対応を含め、住戸プラン・内装に関するものと設備に関するもので占められる。

・戸建て住宅では、上記の内装・設備に関するリフォームに加え、「窓ガラス・サッシ等の改良」(46.0%)、

「外壁の変更」(45.0%)が上位を占める。そのほか、「床・壁・天井等の断熱改修」、「耐震補強工

事」はそれぞれ 2割弱みられる。

・マンションでは、「住宅設備の変更」「内装の変更」に関するリフォームに加え、「間取りの変更」、

「室内建具の変更」のほか、「冷暖房・給湯設備の設置・変更」、「収納スペースの改善」が上位に

みられる。

(前年度調査とは項目設定が異なり単純な比較はしにくいが、戸建て住宅・マンション共に「窓ガラ

ス・サッシ等の改良」がかなり増加していることは明らかである)

53.7

78.0

30.5

37.8

22.0

84.1

53.7

40.2

4.9

13.4

28.0

2.4

0 20 40 60 80 100

2.間取りの変更

3.内装変更

4.居室用途の変更

5.収納スペースの改善

6.段差の解消、手すりの設置

7.住宅設備の変更

8.室内建具の変更

9.冷暖房・給湯設備等の設置・更新

13.防犯性能強化

14.防音工事

19.窓ガラス・サッシ等の改良

22.その他

(%)

C-3② リフォーム工事の内容(マンション)(MA)

マンション(N=82)

14.5

39.1

66.8

21.5

27.0

40.5

70.1

40.3

32.9

15.7

17.5

3.5

5.7

3.9

9.9

18.6

18.8

17.0

46.0

45.1

0.2

3.1

0 20 40 60 80

1.広さの変更

2.間取りの変更

3.内装変更

4.居室用途の変更

5.収納スペースの改善

6.段差の解消、手すりの設置

7.住宅設備の変更

8.室内建具の変更

9.冷暖房・給湯設備等の設置・更新

10.壁、柱等主要構造物の改修

11.耐震補強工事

12.耐火性能強化

13.防犯性能強化

14.防音工事

15.太陽光発電・温水器の設置

16.外壁の断熱材設置

17.屋根・天井の断熱材設置

18.床・基礎の断熱材設置

19.窓ガラス・サッシ等の改良

20.外装の変更

21.燃料電池の設置

22.その他

(%)

C-3② リフォーム工事の内容(戸建て住宅)(MA)

戸建て住宅(N=1081)

C-3② リフォーム工事の内容(戸建て住宅)(MA) C-3② リフォーム工事の内容(マンション)(MA)

1 位

2 位

4 位

3 位

1 位

2 位

3 位

3 位

*マンションについては、専有部分のリフォームに該

当する項目のみの結果を示す。

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- 15 -

・地震による被害の補修を目的としたリフォームを実施した戸建て住宅(76件)の工事内容をみると、

「耐震補強工事」が 6割弱で実施されているほか、「内装変更」(84.2%)、「段差の解消・手すりの

設置」(56.6%)、「壁、柱等主要構造物の改修」(34.2%)、「外壁の断熱材設置」(34.2%)、「屋根・

天井の断熱材設置」(32.9%)、「床・基礎の断熱材設置」(28.9%)、「外装の変更」(61.8%)が、

戸建て住宅全体に比べて 10 ポイント以上高い。すなわち、地震による被害の補修に併せて、耐震

補強工事、断熱工事や外装変更が実施されていることがわかる。

13.2

40.8

84.2

28.9

34.2

56.6

68.4

44.7

38.2

34.2

56.6

9.2

9.2

1.3

11.8

34.2

32.9

28.9

52.6

61.8

0.0

2.6

0 20 40 60 80 100

1.広さの変更

2.間取りの変更

3.内装変更

4.居室用途の変更

5.収納スペースの改善

6.段差の解消、手すりの設置

7.住宅設備の変更

8.室内建具の変更

9.冷暖房・給湯設備等の設置・更新

10.壁、柱等主要構造物の改修

11.耐震補強工事

12.耐火性能強化

13.防犯性能強化

14.防音工事

15.太陽光発電・温水器の設置

16.外壁の断熱材設置

17.屋根・天井の断熱材設置

18.床・基礎の断熱材設置

19.窓ガラス・サッシ等の改良

20.外装の変更

21.燃料電池の設置

22.その他

(%)

C-3② リフォーム工事の内容(MA)

地震による被害の補修を目的とした

リフォームを実施した戸建て住宅

(N=76)

C-3② リフォーム工事の内容(地震による被害の補修を目的としたリフォームを実施した戸建て住宅)(MA)

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- 16 -

3. リフォーム工事の契約額・資金内訳

◎リフォーム工事の契約金額

戸建て住宅・マンションともに、100~1,000 万円以上に幅広く分布している。

◎資金調達

リフォーム費用は、戸建て住宅・マンション共に 8割前後がすべて自己資金で賄っており、借入

利用は戸建て住宅で 1割強。借入利用世帯の借入先はほとんどが民間金融機関で、借入金額は幅

広いが、500 万円を超えるものが半数近くに上る。

◎税制優遇措置等の利用状況

増改築工事全般では、戸建て住宅で地方自治体補助が約1割、住宅ローン減税の利用が 1 割弱。

住宅ローン減税は、ローン利用世帯では約 2割が利用している。

戸建て住宅の各工事実施世帯では、耐震改修は地方自治体補助、固定資産税減額が各約 2割、投

資型減税が 1割弱の利用。バリアフリーは所得税の特別控除と介護保険が各約 1割、地方自治体

補助が 1割弱の利用。省エネは所得税の特別控除が約 1割、地方自治体補助が 1割弱の利用。

◎新たな制度の活用状況

戸建て住宅・マンションともに住宅エコポイントが活発に利用されている。リフォーム瑕疵保険

の加入は、戸建て住宅・マンションともに 1割弱。住宅履歴情報の登録は戸建て住宅で 3割弱。

戸建て住宅(1081 件・91.3%) マンション(82 件・6.9%)

リフォーム

契約金額 平均契約金額 669.9 万円(中央値 460 万円)

*100~1,000 万円超まで幅広く分布、1,000

万円超がマンションに比べ多い

平均契約金額 663.4 万円(中央値 436 万円)

*100~1,000 万円超まで幅広く分布

資金内訳 平均自己資金 561.4 万円(中央値 369 万円)

借入金あり/13.0%・借入なし/79.2%

・借入がある場合の金額(141 件)

平均 756.6 万円(中央値 500 万円)

借入先 民間金融機関 83.0%

その他 7.8%

平均自己資金 641.7 万円(中央値 390 万円)

借入金あり/3.6%・借入なし/82.7%

・借入がある場合の金額(3件)

平均 495.0 万円(中央値 500 万円)

借入先 民間金融機関 1 件、その他 1 件

税制優遇措

置等の利用 増改築工事全般で比較的利用されているの

は、地方自治体のリフォーム補助(9.0%)、

住宅ローン減税(7.5%)

住宅ローン減税は、ローン利用世帯中では

20.6%が利用

・耐震改修 ※耐震改修工事実施世帯中

投資型減税 7.9%、固定資産税減額 19.0

%、地方自治体補助 20.1%

・バリアフリー ※高齢化対応工事実施世帯中

所得税の特別控除 10.6%、固定資産税減額

7.4%、介護保険 8.4%、地方自治体補助

4.1%

・省エネ改修 ※省エネ化工事実施世帯中

所得税の特別控除 8.2%、固定資産税減額

5.4%、地方自治体補助 7.8%

(税制優遇措置等に関する利用はほとんど

ない)

・バリアフリー ※高齢化対応工事実施世帯中

所得税の特別控除 19.2%(5件)

新たな制度

の活用 住宅エコポイント 48.0%

リフォーム瑕疵保険 9.1%

住宅履歴情報 27.3%

住宅エコポイント 23.2%

リフォーム瑕疵保険 8.5%

住宅履歴情報 17.1%

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- 17 -

◎リフォームの金額

・リフォームの金額は、戸建て住宅・マンション共に 100 万円以下から 1,000 万円超まで幅広く分布

している。平均金額は、戸建て住宅が 669.9 万円(中央値 460 万円)、マンションが 663.4 万円(中

央値 436 万円)と、ほぼ同程度の金額である。

◎リフォーム資金の調達

・リフォーム資金は、戸建て住宅・マンションとも 8割前後が全て自己資金であり、借入利用は戸建

て住宅で 1割強、マンションではほとんどない。

◎借入について(戸建て住宅の借入利用者 141 件の内容)

・戸建て住宅の借入利用者の借入先は、民間金融機関が 8割強を占める(83.0%)。

・借入金額は、100 万円から 1,000 万円以上まで幅広く分布している。

5.0

22.7 24.1 27.0 21.3

0% 20% 40% 60% 80% 100%

戸建て住宅

(N=141)

D-1 リフォーム資金内訳/補助金の金額

(借入金のある世帯のみ・不明を除く)

100万円以下 100超~300万円以下

300超~500万円以下 500超~1000万円以下

1000万円超

3.0

2.4

2.9

10.7

8.5

10.5

27.0

24.4

27.0

16.8

17.1

16.8

20.7

24.4

21.0

14.2

12.2

13.9

7.6

11.0

7.9

0% 20% 40% 60% 80% 100%

戸建て住宅

マンション

全体

D-1 リフォーム資金内訳/自己資金の金額

0 100万円以下

100超~300万円以下 300超~500万円以下

500超~1000万円以下 1000万円超

不明

79.2

85.4

79.7

10.2

9.5

2.8

2.4

2.7

7.9

11.0

8.1

0% 20% 40% 60% 80% 100%

戸建て住宅

マンション

全体

D-1 リフォーム資金内訳

すべて自己資金 自己資金+借入金 すべて借入金 不明

8.7

9.8

8.7

26.5

24.4

26.4

16.7

18.3

17.0

23.2

28.0

23.6

20.4

13.4

19.8

4.3

6.1

4.5

0% 20% 40% 60% 80% 100%

戸建て住宅

マンション

全体

D-1 リフォーム契約金額

100万円以下 100超~300万円以下

300超~500万円以下 500超~1000万円以下

1000万円超 不明

D-1 契約金額・自己資金額・借入金額の平均値 ( )内は中央値 単位:万円契約金額 自己資金額 借入金額

全体の平均 0を除く平均 全体の平均 0を除く平均戸建て住宅 669.9 561.4 574.8 147.6 756.6

(460.0) (369.0) (382.0) (0.0) (500.0)N=1034 N=999 N=967 N=999 N=141

マンション 663.4 641.7 650.7 28.6 495.0(436.0) (390.0) (400.0) (0.0) (500.0)

N=77 N=73 N=71 N=73 N=3全体 667.4 565.9 578.8 137.8 747.0

(450.0) (370.0) (396.8) (0.0) (500.0)N=1131 N=1091 N=1057 N=1091 N=145

D-2 借入先別借入金額の平均値(借入を行った世帯のみ)( )内は中央値 単位:万円公的金融機関 民間金融機関 その他

戸建て住宅 880.0 747.5 610.6(700.0) (500.0) (300.0)

N=4 N=117 N=13マンション 0.0 300.0 685.0

0.0 (300.0) (685.0)N=0 N=1 N=1

全体 880.0 738.7 615.9(700.0) (500.0) (400.0)

N=4 N=119 N=14

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- 18 -

◎補助金の利用

・補助金は、戸建て住宅で 205 件(19.0%)、

マンションでは 9 件(11.0%)の利用がみ

られる。

・利用した補助金の金額は、戸建て住宅では

20 万円以下が補助金利用世帯の 4割強、50

万円以下が 7割強を占める。

◎住宅ローンの有無

・リフォームの実施時点で住宅ローンが残っ

ているのは、戸建て住宅で 9.0%、マンシ

ョンでは 19.5%である。

◎税制優遇措置等の利用状況

・税制優遇措置・公的補助の利用状況を全体としてみると、比較的利用されているものは、増改築工

事全般を対象とした地方自治体のリフォーム補助(8.8%)住宅ローン減税(7.1%)である。これ

ら以外の税制優遇措置等の利用率は、いずれも 5%未満にとどまっている。

・増改築工事全般を対象とした住宅ローン減税の利用率をローン利用者の中でみると、戸建て住宅で

は約 2割を占める。

9.0

19.5

9.6

73.9

46.3

72.2

14.7

28.0

15.5

2.4

6.1

2.6

0% 20% 40% 60% 80% 100%

戸建て住宅

マンション

全体

D-2 住宅ローンの残りの有無

残っている 残っていない 不明 未記入

42.4 30.7 19.0 7.3 0.5

0% 20% 40% 60% 80% 100%

戸建て住宅

(N=205)

D-1 リフォーム資金内訳/補助金の金額

(補助金のある世帯のみ・不明を除く)

20万円以下 20超~50万円以下50超~100万円以下 100超~300万円以下300超~500万円以下 500万円超

D-4 税制優遇措置・公的補助の利用状況対象工事 内容 全体

N=1184

増改築工事 1.住宅ローン減税 84 (7.1%) 81 (7.5%) 1 (1.2%)全般 2.相続時精算課税制度 12 (1.0%) 11 (1.0%) 1 (1.2%)

3.暦年課税制度 2 (0.2%) 2 (0.2%) 0 (0.0%)4.地方自治体のリフォーム補助 104 (8.8%) 97 (9.0%) 4 (4.9%)5.地方自治体の地場産材活用補助 12 (1.0%) 12 (1.1%) 0 (0.0%)

耐震改修工事 6.投資型減税 16 (1.4%) 16 (1.5%) 0 (0.0%)7.耐震改修工事実施住宅の固定資産税減額 46 (3.9%) 44 (4.1%) 1 (1.2%)8.地方自治体の耐震改修工事補助 46 (3.9%) 45 (4.2%) 0 (0.0%)

バリアフリー 9.投資型減税 53 (4.5%) 48 (4.4%) 5 (6.1%)改修工事 10.ローン型減税 11 (0.9%) 11 (1.0%) 0 (0.0%)

11.バリアフリー改修実施住宅の固定資産税減額 49 (4.1%) 47 (4.3%) 2 (2.4%)12.介護保険による住宅改修費支給 53 (4.5%) 53 (4.9%) 0 (0.0%)13.地方自治体のバリアフリー改修工事補助 35 (3.0%) 34 (3.1%) 0 (0.0%)

省エネ改修 14.投資型減税 43 (3.6%) 41 (3.8%) 2 (2.4%)工事 15.ローン型減税 12 (1.0%) 11 (1.0%) 1 (1.2%)

16.省エネ改実施住宅の固定資産税減額 37 (3.1%) 36 (3.3%) 1 (1.2%)17.地方自治体の省エネ改修工事補助 47 (4.0%) 44 (4.1%) 1 (1.2%)

戸建て住宅N=1081

マンションN=82

D-4 「1.住宅ローン減税」の利用状況 (住宅ローンが残っている人の内訳)合計 N=114

住宅ローン減税利用 22 (19.3%) 20 (20.6%) 1 (6.3%)

ローン利用者 ローン利用者戸建て住宅 マンション

N=16N=97

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- 19 -

<対象となるリフォーム工事実施事例における税制優遇措置等の利用率>

・耐震改修工事実施事例(戸建て住宅)において、耐震改修工事にかかる投資型減税の利用率は 1 割

弱、固定資産税の減額は約 2割、地方自治体の耐震改修工事補助は約 2割である。

・高齢化対応を目的としたリフォーム事例において、戸建て住宅では、バリアフリー改修工事にかか

る投資型減税、介護保険による住宅改修費支給の利用率は各約 1割、固定資産税の減額は 1割弱で、

ローン型減税はほとんど利用されていない。マンションでは、投資型減税のみ約 2割(5件)の利用

がみられる。

・省エネ化を目的としたリフォーム事例において、戸建て住宅では、省エネ改修工事にかかる投資型

減税、固定資産税減額、地方自治体の省エネ改修工事補助の利用率はそれぞれ 5~8%みられるが、

ローン型減税はほとんど利用されていない。マンションでは、どの支援策もほとんど利用事例はみ

られない。

※税制優遇措置等の利用状況については、本調査ではリフォーム事業者が施主に代わって回答しているため

他の設問以上に実態を把握することが難しく、実際の利用率よりも低い結果となっていると考えられる。

(前年度調査と共通する項目を比較すると、全体的な利用率にはさほど変化はないが、戸建て住宅の

耐震改修工事にかかる地方自治体の耐震改修工事補助や、バリアフリー改修工事・省エネ改修工事

にかかる投資型減税および地方自治体の補助の利用率は前年度より増加している。ローン型減税に

ほとんど変化はみられず、利用率は低い。)

D-4 税制優遇措置・公的補助の利用状況(各対象工事実施件数における内訳) 耐震補強 高齢化対応を目的にリフォーム 省エネ化を目的にリフォーム

戸建て住宅

N=189

N=426 戸建て住宅

N=394

マンション

N=26

N=454 戸建て住宅

N=424

マンション

N=20

1.住宅ローン減税 30(15.9%) 31(7.3%) 29(7.4%) 0(0.0%) 43(9.5%) 41(9.7%) 0(0.0%)

2.相続時精算課税制度 4(2.1%) 5(1.2%) 4(1.0%) 1(3.8%) 8(1.8%) 7(1.7%) 1(5.0%)

3.暦年課税制度 0(0.0%) 0(0.0%) 0(0.0%) 0(0.0%) 2(0.4%) 2(0.5%) 0(0.0%)

4.地方自治体のリフォーム

補助 32(16.9%) 44(10.3%) 42(10.7%) 2(7.7%) 46(10.1%) 45(10.6%) 0(0.0%)

増改築工事全般 5.地方自治体の地場産材

活用補助 7(3.7%) 3(0.7%) 3(0.8%) 0(0.0%) 6(1.3%) 6(1.4%) 0(0.0%)

6.投資型減税 15(7.9%)

7.耐震改修工事実施住宅

の固定資産税減額 36(19.0%)

耐震改修

工事

8.地方自治体の耐震改修

工事補助 38(20.1%)

9.投資型減税 43(10.1%) 38(9.6%) 5(19.2%)

10.ローン型減税 4(0.9%) 4(1.0%) 0(0.0%)

11.バリアフリー改修実施住

宅の固定資産税減額 29(6.8%) 29(7.4%) 0(0.0%)

12.介護保険による住宅改

修費支給 33(7.7%) 33(8.4%) 0(0.0%)

バリアフリー改修工事

13.地方自治体のバリアフリ

ー改修工事補助 16(3.8%) 16(4.1%) 0(0.0%)

14.投資型減税 29(6.4%) 29(6.8%) 0(0.0%)

15.ローン型減税 6(1.3%) 6(1.4%) 0(0.0%)

16.省エネ改実施住宅の固

定資産税減額 24(5.3%) 23(5.4%) 1(5.0%)

省エネ改修

工事

17.地方自治体の省エネ改

修工事補助 35(7.7%) 33(7.8%) 0(0.0%)

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- 20 -

◎住宅エコポイント制度の利用状況

・今回の工事で住宅エコポイントを利用したのは、戸建て住宅で約半数(48.0%)、マンションでは 2

割強(23.2%)を占める。

・省エネを目的としたリフォームを実施したサンプルにおける利用状況をみると、戸建て住宅では

71.0%、マンションでは 35.0%が住宅エコポイントを利用しており、利用率は上がる。

・住宅エコポイントの対象工事については、窓の省エネ改修が圧倒的に多く利用者の約 9 割を占め、

次いで省エネ改修と同時に行うバリアフリー改修工事が 5割弱である。

・ポイント交換の内容は、商品等への交換が 5割強、追加工事への即時交換が約 4割である。

54.5

0.4

39.9

47.4

5.3

36.8

54.5

0.5

39.5

0 20 40 60 80

1.商品等への交換

2.環境寄付

3.追加工事への即時交換

(%)

D-4② 住宅エコポイントのポイントの交換(MA)

(利用した人のみ)

戸建住宅(N=519)

マンション(N=19)

全体(N=547)

91.7

22.4

46.2

1.9

27.2

29.3

89.5

21.1

42.1

26.3

31.6

91.8

21.9

45.7

1.8

27.1

29.3

0 20 40 60 80 100

1.窓の省エネ改修

2.外壁、屋根、天井、床の省エネ

改修

3.1又は2と同時に行うバリアフ

リー改修工事

4.1又は2と同時に行う太陽光シス

テムの設置

5.1又は2と同時に行う節水型トイ

レの設置

6.1又は2と同時に行う高断熱浴槽

の設置

(%)

D-4① 住宅エコポイントの対象となる工事(MA)

(利用した人のみ)

戸建住宅(N=519)

マンション(N=19)

全体(N=547)

71.0

35.0

69.4

25.2

60.0

26.8

1.4

1.4

2.4

5.0

2.5

0% 20% 40% 60% 80% 100%

戸建て住宅

マンション

全体

D-4 エコポイント制度

(省エネ目的リフォームを実施した人のみ)

利用した 利用しなかった わからない 未記入

48.0

23.2

46.2

46.9

70.7

48.6

2.1

3.7

2.2

3.0

2.4

3.0

0% 20% 40% 60% 80% 100%

戸建て住宅

マンション

全体

D-4 エコポイント制度

利用した 利用しなかった わからない 未記入

D-4 エコポイント制度 D-4 エコポイント制度

(省エネ目的リフォームを実施した人のみ)

D-4① 住宅エコポイントの対象となる工事(MA)(利用した人のみ)

D-4① 住宅エコポイントの交換(MA) (利用した人のみ)

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- 21 -

◎リフォーム瑕疵保険の加入状況

・今回の工事で、戸建て住宅・マンションと

もに約 1 割がリフォーム瑕疵保険に加入し

ている。

◎住宅履歴情報の登録状況

・今回の工事を住宅履歴情報として登録した

のは、戸建て住宅では 3割弱(27.3%)、マ

ンションでは 2割弱(17.1%)みられる。

27.3

17.1

26.7

59.0

59.8

58.8

11.5

20.7

12.2

0% 20% 40% 60% 80% 100%

戸建て住宅

マンション

全体

D-6 住宅履歴情報登録

登録した 登録しなかった 不明 未記入

9.1

8.5

9.0

88.1

89.0

88.1

0% 20% 40% 60% 80% 100%

戸建て住宅

マンション

全体

D-5 リフォーム瑕疵保険

加入した 加入しなかった 未記入

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- 22 -

【参考】今年度調査における世帯・住宅の基本属性等の特色

住宅リフォーム実態(実例)調査(調査票A)は、平成 15 年度から継続して毎年実施しているが、

この調査では「事業者が施主に代わって回答する」という方法をとっており、部分的に事業者による

回答が難しい項目もみられ、調査の課題となっていた。9回目にあたる今回の調査では、こうした課題

を踏まえ、基本的な調査項目はこれまでの調査を踏襲しながらも、施主の意識に関する設問は削除す

るなど事業者が回答しやすい項目に極力絞り込むと同時に、住宅リフォームに関する支援策や、リフ

ォーム瑕疵保険、住宅履歴情報登録などの新たな制度の活用状況を設問に盛り込み、住宅リフォーム

推進施策の検討に向けた基礎的資料となるよう大幅な見直しを行っている。また併せて、リフォーム

工事の目的や内容等の構成や選択肢の見直しも行っている。

ここでは、今年度調査結果を直近 4 年間の基本集計結果と比較しながら、リフォームを行った住宅

の種類(戸建て住宅・マンション)別に、共通項目である世帯・住宅の基本属性および、工事の種類、

リフォーム契約金額に関する動向を整理した。

なお、このアンケート調査の対象は、リフォーム工事を実施した事業者が任意に選択した住宅リフ

ォーム工事物件であることから、これらを単純に比較することはできない点に留意する必要がある。

◎施主の年齢、家族構成

・戸建て住宅:施主の年齢は、50~60 代が中心である状況に変わりはないが、今年度は 30 代および

70 代以上が若干増加している。家族構成は核家族世帯が 45.4%と増加し、夫婦のみ世帯、単身世帯

も若干の増加がみられ、三世代世帯や夫婦とその親世帯が大幅に減少している。

・マンション:昨年度はいったん 40 代が増加したが、今年度の世帯主年齢は 50 代が中心であり、年

齢層の分布はそれ以前の状況に戻っている。家族構成では、核家族世帯と夫婦のみ世帯が中心であ

る傾向に変わりはないが、単身世帯の増加がみられる。

13.4

9.0

10.1

11.3

10.9

30.5

30.8

46.2

35.3

36.6

48.8

48.1

36.1

42.1

43.2

3.7

3.8

0.8

2.3

1.6

2.4

5.3

5.0

5.3

4.9

0% 20% 40% 60% 80% 100%

H23(N=82)

H22(N=133)

H21(N=119)

H20(N=133)

H19(N=183)

A-4 家族構成(マンション)

単身 夫婦のみ 夫婦と子 夫婦と子と親

夫婦とその親 その他 不明

4.8

3.6

3.2

3.0

2.2

35.2

32.2

30.1

30.2

29.5

45.4

37.1

38.1

40.2

38.8

11.8

15.0

17.6

15.5

16.8

2.1

6.7

6.1

7.0

5.9

0.6

4.4

4.7

3.8

5.1

0% 20% 40% 60% 80% 100%

H23(N=1081)

H22(N=884)

H21(N=784)

H20(N=940)

H19(N=590)

A-4 家族構成(戸建て住宅)

単身 夫婦のみ 夫婦と子 夫婦と子と親

夫婦とその親 その他 不明

8.1

6.8

5.7

6.4

4.4

11.9

11.8

12.5

14.4

11.5

28.8

27.9

37.8

35.6

37.3

37.8

40.8

35.7

35.5

35.6

13.0

10.5

7.9

7.4

9.5

0% 20% 40% 60% 80% 100%

H23(N=1081)

H22(N=884)

H21(N=784)

H20(N=940)

H19(N=590)

A-1 施主の年齢(戸建て住宅)

20代以下 30代 40代 50代 60代 70代以上 不明

13.4

12.8

15.1

12.8

16.4

17.1

25.6

13.4

18.8

21.3

39.0

22.6

33.6

38.3

32.2

25.6

30.1

30.3

23.3

24.0

2.4

8.3

6.7

4.5

4.9

0% 20% 40% 60% 80% 100%

H23(N=82)

H22(N=133)

H21(N=119)

H20(N=133)

H19(N=183)

A-1 施主の年齢(マンション)

20代以下 30代 40代 50代 60代 70代以上 不明

A-1 施主の年齢(戸建て住宅) A-1 施主の年齢(マンション)

A-4 家族構成(マンション) A-4 家族構成(戸建て住宅)

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- 23 -

◎住宅の取得方法

・戸建て住宅:リフォームを実施した住宅の取得方法は「当初注文住宅を建設」が中心である状況に

変化はない。

・マンション:「当初新築分譲住宅購入」と「当初中古住宅購入」が各 4割前後を占め、中心となって

いる状況に変化はない。

◎築年数と居住年数

・戸建て住宅:築年数の経過した住宅が増加してきており、今年度は築 30 年を超える住宅が3割弱と

なった。リフォーム工事を実施するまでの居住期間も、25 年以上など長いものが増加傾向にある。

・マンション:昨年度までは築年数の経過した住宅が増加傾向にあったが、今年度は築 10~15 年の住

宅が約 2 割と、比較的新しい住宅のリフォーム事例がみられる。これを反映するように、リフォー

ム工事を実施するまでの居住期間では、10~15 年が約 2割みられる。「0年」(入居前のリフォーム)

も約 2割を占めるが、過去 3年と比べると若干減少している。

2.4

3.8

2.5

2.3

2.2

42.7

39.1

51.3

42.1

55.7

36.6

45.1

33.6

39.8

30.1

6.1

7.5

5.0

6.0

6.6

11.0

2.3

4.2

8.3

4.4

0% 20% 40% 60% 80% 100%

H23(N=82)

H22(N=133)

H21(N=119)

H20(N=133)

H19(N=183)

B-5 住宅の取得方法(マンション)

注文住宅(建替え含む) 新築分譲住宅購入

中古住宅購入 親からの相続等

その他 不明

59.8

54.6

56.1

61.9

57.8

10.4

12.1

11.2

10.5

10.7

9.0

8.5

8.7

6.4

9.2

14.7

18.9

16.2

15.6

17.6

0% 20% 40% 60% 80% 100%

H23(N=1081)

H22(N=884)

H21(N=784)

H20(N=940)

H19(N=590)

B-5 住宅の取得方法(戸建て住宅)

注文住宅(建替え含む) 新築分譲住宅購入

中古住宅購入 親からの相続等

その他 不明

19.5

29.3

23.5

24.8

14.2

9.8

9.8

6.7

3.0

11.5

13.4

9.0

5.9

8.3

12.6

19.5

10.5

11.8

13.5

8.7

8.5

11.3

10.1

15.0

19.7

11.0

9.8

18.5

18.0

21.9

12.2

10.5

16.8

6.8

8.7

3.7

7.5

3.4

6.8

2.7

0% 20% 40% 60% 80% 100%

H23(N=82)

H22(N=133)

H21(N=119)

H20(N=133)

H19(N=183)

B-4 リフォームまでの居住期間(マンション)

0年 5年以下 5~10年以下

10~15年以下 15~20年以下 20~25年以下

25~30年以下 30年超 不明

6.6

5.4

5.0

4.6

4.6

3.1

4.1

5.7

3.9

4.7

5.0

6.2

6.8

8.3

8.3

11.7

14.3

14.3

15.6

15.1

15.4

14.3

18.2

19.5

15.8

20.9

23.5

19.5

21.1

22.4

16.5

13.6

13.6

13.6

11.9

19.2

14.9

11.4

11.7

14.4

0% 20% 40% 60% 80% 100%

H23(N=1081)

H22(N=884)

H21(N=784)

H20(N=940)

H19(N=590)

B-4 リフォームまでの居住期間(戸建て住宅)

0年 5年以下 5~10年以下

10~15年以下 15~20年以下 20~25年以下

25~30年以下 30年超 不明

4.9

5.3

4.2

1.5

7.1

7.3

7.5

7.6

6.8

6.6

20.7

12.8

10.9

16.5

13.7

13.4

15.0

16.0

22.6

18.0

18.3

17.3

24.4

22.6

30.1

22.0

22.6

25.2

20.3

18.0

13.4

17.3

9.2

9.0

5.5

0% 20% 40% 60% 80% 100%

H23(N=82)

H22(N=133)

H21(N=119)

H20(N=133)

H19(N=183)

B-3 住宅の築年数(マンション)

5年以下 5~10年以下 10~15年以下 15~20年以下

20~25年以下 25~30年以下 30年超 不明

10.5

11.0

13.9

15.1

14.1

16.2

13.8

17.3

19.4

19.5

22.2

24.9

21.8

23.7

25.1

22.3

20.7

20.9

19.9

18.8

25.1

22.4

17.6

16.7

18.5

0% 20% 40% 60% 80% 100%

H23(N=1081)

H22(N=884)

H21(N=784)

H20(N=940)

H19(N=590)

B-3 住宅の築年数(戸建て住宅)

5年以下 5~10年以下 10~15年以下 15~20年以下

20~25年以下 25~30年以下 30年超 不明

B-5 住宅の取得方法(マンション) B-5 住宅の取得方法(戸建て住宅)

B-3 住宅の築年数(マンション) B-3 住宅の築年数(戸建て住宅)

B-4 リフォームまでの居住期間(戸建て住宅) B-4 リフォームまでの居住期間(マンション)

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- 24 -

◎工事の種類

・戸建て住宅:増築工事が年々減少している。今年度は改築および大規模修繕・模様替えがそれぞれ

増加している

・マンション:昨年度から改築の増加傾向がみられ、今年度は 3割強を占める。

◎リフォーム契約金額

・戸建て住宅・マンションともに、リフォームの契約金額の分布に大きな変化はみられない。

9.8

10.5

8.4

7.5

12.0

24.4

26.3

27.7

26.3

25.1

18.3

21.1

23.5

21.1

16.9

28.0

27.1

24.4

24.8

28.4

13.4

13.5

12.6

16.5

14.2

6.1

1.5

3.4

3.8

3.3

0% 20% 40% 60% 80% 100%

H23(N=82)

H22(N=133)

H21(N=119)

H20(N=133)

H19(N=183)

D-1 リフォーム契約金額(マンション)

100万円以下 100超~300万円以下

300超~500万円以下 500超~1000万円以下

1000万円超 不明

8.7

8.7

9.1

6.8

8.0

26.5

27.6

27.4

26.9

21.5

16.7

18.1

14.9

17.7

18.8

23.2

24.0

23.7

19.7

24.1

20.4

17.5

17.6

21.8

18.3

4.3

4.1

7.3

7.1

9.3

0% 20% 40% 60% 80% 100%

H23(N=1081)

H22(N=884)

H21(N=784)

H20(N=940)

H19(N=590)

D-1 リフォーム契約金額(戸建て住宅)

100万円以下 100超~300万円以下

300超~500万円以下 500超~1000万円以下

1000万円超 不明

34.1

18.0

8.4

10.5

16.9

23.2

21.1

16.0

24.8

23.5

40.2

54.9

72.3

61.7

57.4

0% 20% 40% 60% 80% 100%

H23(N=82)

H22(N=133)

H21(N=119)

H20(N=133)

H19(N=183)

C-2 工事の種類(マンション)

増築 改築

規模の大きい模様替え等 その他の模様替え等

不明

7.6

8.9

10.1

11.4

13.9

23.1

21.8

20.7

18.7

19.8

26.2

20.7

17.3

23.2

23.6

39.8

42.0

45.4

41.8

39.8

0% 20% 40% 60% 80% 100%

H23(N=1081)

H22(N=884)

H21(N=784)

H20(N=940)

H19(N=590)

C-2 工事の種類(戸建て住宅)

増築 改築

大規模修繕・模様替え その他修繕・模様替え

不明

C-2 工事の種類(戸建て住宅) C-2 工事の種類(マンション)

D-1 リフォーム契約金額(戸建て住宅) D-1 リフォーム契約金額(マンション)

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- 25 -

第2編 世帯・住宅の特徴とそのリフォーム内容/クロス集計

住宅リフォームを行っている世帯・住宅の特徴とそのリフォームの目的や内容、リフォーム費用お

よびリフォーム支援策や新たな制度の利用状況について、戸建て住宅・マンション別に、クロス集計

による分析を行った。

1.世代によるリフォームの特徴

◎戸建て住宅:リフォーム工事の目的や内容、支援策の利用状況には、世代による特徴が顕著。

若年層では相続等や中古購入により入手した住宅に対する大規模なリフォームを実施し、借り入

れもかなり行われ、住宅ローン減税を利用。50・60 代では老朽化に対応するリフォームを実施

し借入は少ない。70 歳以上では、地方自治体の補助を活用し、金額を抑えた高齢化対応リフォ

ームを実施。

・40 代以下の若年層では、相続や中古購入で入手した住宅の比率が高く、自分の世帯に合わせた

住戸プランの変更の伴う工事や住宅の基本性能の向上などを目的とした高額で大規模なリフォ

ーム工事を実施している。リフォーム資金の借り入れは 4割強で行われ、住宅ローン減税やエコ

ポイント制度、瑕疵保険も他の世代に比べて利用されている。

・50・60 代では、主に住宅・設備の老朽化に対応するためのリフォームが行われ、リフォーム契

約金額が若年層に比べるとやや低い分布となり、借入の利用率も低い。エコポイント制度はよく

利用されており、住宅履歴情報の登録も約 3割で実施されている。

・70 歳以上では、注文住宅として建設した住宅が老朽化し、高齢化に対応する必要も生じてリフ

ォームを実施している。リフォーム金額は抑えられ、借入はほとんど行われていないが、地方自

治体の補助金の利用率は他の世代に比べて高い。ただし、住宅エコポイント、リフォーム瑕疵保

険、住宅履歴情報など、新たな制度の活用は他の世代に比べて少ない。

◎マンション:50 代で、老朽化・高齢化に対応した比較的規模の大きいリフォームを実施

・40 代以下の若年層では、中古購入で入手した住宅の比率が高く、自分の世帯に合わせた内装・

設備の変更や収納スペースの改善などのリフォームが行われている。エコポイント制度が利用さ

れているほか、瑕疵保険の利用率が他の世代に比べて高い。

・50 代では、住宅の老朽化や高齢化に対応するため、住宅設備、室内建具、冷暖房給湯器や窓ガ

ラス・サッシなど設備等のリフォームや居室用途の変更などが行われ、工事規模も比較的大きい。

エコポイント制度が利用されているほか、住宅履歴情報の登録も比較的行われている。

・60 歳以上では、高齢化への対応がリフォームの大きな目的となっており、リフォーム金額は他

の世代に比べて低い。エコポイント制度や瑕疵保険、住宅履歴情報など、新たな制度の活用は他

の世代に比べて少ない。

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- 26 -

<施主の年齢別> *戸建て住宅は 40 歳未満・40 代・50 代・60 代・70 歳以上、マンションは 40 歳未満・40 代・50 代・60 歳以上

によるクロス集計を基本とする(マンションの 70 歳以上は 2件と少ないため)。

◎住宅の属性(当初の住宅の取得方法、住宅の築年数)

・戸建て住宅:施主の年齢が若いほど「親からの相続等」および「中古住宅購入」が多く、年齢が高

いほど「当初注文住宅を建設」が多い。40 歳未満では「親からの相続等」が 3割強、「中古住宅購

入」が 2 割強を占める。一方、50 代以上では「当初注文住宅を建設」が 6 割以上を占める。この

ため、若年層ではリフォームした住宅の築年数が幅広く分布しているが、50 代以上では年齢が高

くなるほど築年数の経過した住宅の比率が高まる。

・マンション: 40 代以下では「中古住宅購入」が多く、40 歳未満で約 4 割、40 代で 6 割強を占め

る。また、50代・60 歳以上においても、「当初新規分譲住宅購入」が多いものの、「中古住宅購入」

も 3割前後みられる。そのため、築年数は各世代ともかなりばらつきがある。

8.3

4.3

33.3

35.7

43.8

52.2

41.7

64.3

31.3

26.1

8.3

12.5

8.3

12.5

17.4

0% 20% 40% 60% 80% 100%

40歳未満

(N=12)

40代

(N=14)

50代

(N=32)

60歳以上

(N=23)

B-5 当初の住宅の取得方法

施主の年齢別(マンション)

注文住宅(建替え含む) 新築分譲住宅購入

中古住宅購入 親からの相続等

その他 不明

33.3

45.0

64.6

62.8

70.2

3.3

12.4

8.0

14.2

7.1

22.2

17.1

10.6

4.6

33.3

19.4

11.3

13.2

10.6

4.4

7.8

0% 20% 40% 60% 80% 100%

40歳未満

(N=90)

40代

(N=129)

50代

(N=311)

60代

(N=409)

70歳以上

(N=141)

B-5 当初の住宅の取得方法

施主の年齢別(戸建て住宅)

注文住宅(建替え含む) 新築分譲住宅購入

中古住宅購入 親からの相続等

その他 不明

6.7

11.6

15.6

23.3

13.2

5.6

2.8

20.0

19.4

20.9

13.4

8.5

14.4

20.2

25.4

25.2

13.5

15.6

7.8

21.5

27.4

27.0

25.6

17.1

16.1

26.7

47.5

0% 20% 40% 60% 80% 100%

40歳未満

(N=90)

40代

(N=129)

50代

(N=311)

60代

(N=409)

70歳以上

(N=141)

B-3 住宅の築年数 施主の年齢別(戸建て住宅)

5年以下 5~10年以下 10~15年以下

15~20年以下 20~25年以下 25~30年以下

30年超 不明

8.3

3.1

8.7

16.7

14.3

3.1

4.3

25.0

28.6

21.9

13.0

8.3

9.4

30.4

16.7

21.4

25.0

8.7

16.7

21.4

18.8

26.1

8.3

14.3

18.8

8.7

0% 20% 40% 60% 80% 100%

40歳未満

(N=12)

40代

(N=14)

50代

(N=32)

60歳以上

(N=23)

B-3 住宅の築年数 施主の年齢別(マンション)

5年以下 5~10年以下 10~15年以下

15~20年以下 20~25年以下 25~30年以下

30年超 不明

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- 27 -

◎リフォーム工事の目的と内容

・戸建て住宅:「高齢化への対応」を目的としたリフォームは、40 代以降で施主の年齢が高いほど多

い傾向がみられるが、40 歳未満でも 3 割弱みられ、同居する高齢者等のためのリフォームが行わ

れているとみられる。また 40 代以下の世代では、「子供の成長・世帯人員変更」を目的とするリフ

ォームも多い。「安全性の向上」を目的とするリフォームは、70歳以上で 4割強と多い。

・マンション:「高齢化への対応」を目的としたリフォームは、施主の年齢が高いほど多い傾向がみ

られる。若年層では、「省エネ、冷暖房効率の向上」「子どもの成長・世帯人員の変更」「健康増進・

病気予防」など、多様な目的によるリフォームが実施されている。

16.7

33.3

8.3

91.7

58.3

33.3

16.7

25.0

7.1

28.6

21.4

92.9

71.4

21.4

35.7

21.9

28.1

34.4

65.6

78.1

21.9

3.1

15.6

3.1

12.5

8.7

8.7

47.8

87.0

65.2

13.0

4.3

8.7

0 50 100

1.安全性等の向上

2.省エネ、冷暖房効率

向上

3.高齢化への対応

4.使い勝手、好みに

変更

5.住宅、設備の老朽化

6.子供成長・世帯人員

変更

7.健康増進・病気予防

8.中古住宅購入

9.地震被害補修

10.その他

(%)

C-3① リフォーム工事の目的(MA)

施主の年齢別(マンション)

40歳未満(N=12)

40代(N=14)

50代(N=32)

60歳以上(N=23)

26.7

38.9

25.6

67.8

50.0

54.4

8.9

15.6

2.2

2.2

26.4

41.1

18.6

62.8

55.8

18.6

8.5

13.2

7.0

3.1

26.7

44.4

34.7

56.6

66.6

12.9

7.4

4.5

8.7

3.9

29.6

38.4

41.6

59.4

67.0

11.0

9.3

2.7

6.6

3.7

43.3

29.1

48.9

60.3

59.6

8.5

12.8

7.8

5.7

0 50 100

1.安全性等の向上

2.省エネ、冷暖房効率

向上

3.高齢化への対応

4.使い勝手、好みに

変更

5.住宅、設備の老朽化

6.子供成長・世帯人員

変更

7.健康増進・病気予防

8.中古住宅購入

9.地震被害補修

10.その他

(%)

C-3① リフォーム工事の目的(MA)

施主の年齢別(戸建て住宅)

40歳未満(N=90)

40代(N=129)

50代(N=311)

60代(N=409)

70歳以上(N=141)

Page 30: 平成23年度 住宅リフォーム実例調査 報告書 · e-5今後の住宅リフォーム政策要望 e-6①震災の事業運営への影響 :本報告書内の分析に使用

- 28 -

・戸建て住宅: 50 歳未満では、「内装変更」「広さ」「間取り」「居室用途」「収納スペース」といっ

た住戸プランの変更の伴う工事や「主要構造部の改修」「耐震補強」「断熱材設置」といった住宅の

基本性能を向上させる工事の割合が他の世代に比べ高い。「段差の解消、手すりの設置」について

は、年齢が高くなるほど実施している割合も高くなる。

・マンション:全般的に「内装変更」「住宅設備の変更」「間取りの変更」といった住戸プランの変更

の伴う工事が中心になるが、50 歳未満では「収納スペースの改善」の比率が、50 代では「室内建

具の変更」「冷暖房・給湯設備の設置・更新」「窓ガラス、サッシ等の改良」の比率が他の世代に比

べて高い。

3.8

53.8

84.6

34.6

46.2

11.5

84.6

50.0

38.5

3.8

7.7

11.5

3.8

7.7

0.0

26.9

3.8

6.3

53.1

78.1

40.6

34.4

28.1

87.5

65.6

46.9

9.4

6.3

15.6

6.3

12.5

6.3

6.3

40.6

3.1

3.1

52.2

69.6

8.7

30.4

21.7

78.3

39.1

30.4

8.7

4.3

4.3

4.3

8.7

4.3

4.3

0 20 40 60 80 100

1.広さの変更

2.間取りの変更

3.内装変更

4.居室用途の変更

5.収納スペースの改善

6.段差の解消、手すりの設置

7.住宅設備の変更

8.室内建具の変更

9.冷暖房・給湯設備等の設置・更

10.壁、柱等主要構造物の改修

11.耐震補強工事

12.耐火性能強化

13.防犯性能強化

14.防音工事

15.太陽光発電・温水器の設置

16.外壁の断熱材設置

17.屋根・天井の断熱材設置

18.床・基礎の断熱材設置

19.窓ガラス・サッシ等の改良

20.外装の変更

21.燃料電池の設置

22.その他

(%)

C-3② リフォーム工事の内容(MA)

施主の年齢別(マンション)

50歳未満(N=26)

50代(N=32)

60歳以上(N=23)

21.9

58.0

73.5

29.7

37.9

33.8

71.2

52.5

42.0

24.2

24.7

4.6

7.8

6.4

10.0

24.2

24.7

21.9

48.4

43.8

0.5

4.6

14.8

39.5

64.0

19.9

27.0

39.5

69.1

37.9

33.4

13.5

14.1

3.5

5.8

3.9

13.8

19.0

17.4

14.5

48.6

46.9

1.3

11.2

32.3

67.0

19.6

24.4

43.0

70.9

37.7

29.1

13.4

16.4

2.9

4.9

3.2

8.3

17.1

17.6

16.9

45.7

46.5

2.9

12.1

29.1

62.4

17.7

17.7

46.1

68.8

34.8

29.1

14.2

17.0

3.5

5.0

2.1

5.7

13.5

16.3

15.6

37.6

39.0

0.7

5.0

0 20 40 60 80 100

1.広さの変更

2.間取りの変更

3.内装変更

4.居室用途の変更

5.収納スペースの改善

6.段差の解消、手すりの設置

7.住宅設備の変更

8.室内建具の変更

9.冷暖房・給湯設備等の設置・更

10.壁、柱等主要構造物の改修

11.耐震補強工事

12.耐火性能強化

13.防犯性能強化

14.防音工事

15.太陽光発電・温水器の設置

16.外壁の断熱材設置

17.屋根・天井の断熱材設置

18.床・基礎の断熱材設置

19.窓ガラス・サッシ等の改良

20.外装の変更

21.燃料電池の設置

22.その他

(%)

C-3② リフォーム工事の内容(MA)

施主の年齢別(戸建て住宅)

50歳未満(N=219)

50代(N=311)

60代(N=409)

70歳以上(N=141)

C-3② リフォーム工事の内容(MA)施主の年齢別(戸建て住宅)

C-3② リフォーム工事の内容(MA) 施主の年齢別(マンション)

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- 29 -

◎リフォーム契約金額

・戸建て住宅:リフォーム金額は、施主の年齢が若いほど 1000 万円超の高額なリフォームの比率が

高くなり、特に 40 歳未満では半数弱を占める。40歳以上では、どの世代も幅広い分布となる。

・マンション:40 代以下では 500 万円超のリフォームが約 4割、50 代では 5割弱を占めるが、60 歳

以上になると 300 万円以下が半数以上を占め、100〜300 万円のリフォームが中心となっている。

◎リフォーム資金内訳

・戸建て住宅:資金調達については、若年層ほど借入の利用率が高く、40 歳未満では 4 割強を占め

る。一方、補助金の利用率は 60 代までは各世代とも 2割前後であるが、70 歳以上では 3割弱が利

用している。税制優遇措置等の利用状況をみると、若い世代では増改築工事全般に関わる住宅ロー

ン減税の利用率が高く、一方、年齢が高くなるほど地方自治体のリフォーム全般に関する補助や、

耐震改修に関する投資型減税・固定資産税の減額・地方自治体の補助等を幅広く活用している。

・マンション: (マンションでは借入利用がほとんどなく、補助金利用も 1割程度と少ない)

2.2

6.2

9.6

8.8

12.8

21.1

27.1

22.8

29.1

30.5

8.9

16.3

16.4

16.6

23.4

17.8

20.2

24.8

26.7

16.3

45.6

27.1

20.9

14.9

13.5

4.4

3.1

5.5

3.9

3.5

0% 20% 40% 60% 80% 100%

40歳未満

(N=90)

40代

(N=129)

50代

(N=311)

60代

(N=409)

70歳以上

(N=141)

D-1 リフォーム契約金額

施主の年齢別(戸建て住宅)

100万円以下 100超~300万円以下

300超~500万円以下 500超~1000万円以下

1000万円超 不明

71.1

79.1

77.2

77.0

68.1

6.7

5.4

6.8

8.8

12.1

8.9

5.4

5.5

6.1

4.3

4.4

3.9

7.8

6.7

5.4

6.4

4.4

5.0

0% 20% 40% 60% 80% 100%

40歳未満

(N=90)

40代

(N=129)

50代

(N=311)

60代

(N=409)

70歳以上

(N=141)

D-1 リフォーム資金内訳/補助金の金額

施主の年齢別(戸建て住宅)

補助金なし 20万円以下

20超~50万円以下 50超~100万円以下

100超~300万円以下 300超~500万円以下

500万円超 不明

46.7

65.1

78.1

88.5

90.1

8.9

7.8

3.5

4.4

7.0

4.8

18.9

5.4

12.2

7.0

8.9

7.8

7.7

6.8

7.8

0% 20% 40% 60% 80% 100%

40歳未満

(N=90)

40代

(N=129)

50代

(N=311)

60代

(N=409)

70歳以上

(N=141)

D-1 リフォーム資金内訳/借入金の金額

施主の年齢別(戸建て住宅)

0 100万円以下

100超~300万円以下 300超~500万円以下

500超~1000万円以下 1000万円超

不明

8.3

14.3

6.3

13.0

25.0

7.1

21.9

39.1

25.0

35.7

9.4

17.4

33.3

21.4

34.4

21.7

8.3

21.4

12.5

8.7

15.6

0% 20% 40% 60% 80% 100%

40歳未満

(N=12)

40代

(N=14)

50代

(N=32)

60歳以上

(N=23)

D-1 リフォーム契約金額

施主の年齢別(マンション)

100万円以下 100超~300万円以下

300超~500万円以下 500超~1000万円以下

1000万円超 不明

Page 32: 平成23年度 住宅リフォーム実例調査 報告書 · e-5今後の住宅リフォーム政策要望 e-6①震災の事業運営への影響 :本報告書内の分析に使用

- 30 -

*上記の数値は回答者全体の中での利用比率であり、②~④は対象

工事実施者の中での比率ではないため、利用比率が低くなっている

点に留意が必要である。

20.0

4.4

6.7

1.1

1.1

2.2

1.1

2.2

1.1

1.1

1.1

2.2

2.2

2.2

2.2

11.6

1.6

6.2

0.8

0.8

3.9

1.6

1.6

3.1

3.1

2.3

0.8

0.8

0.8

2.3

2.3

7.7

1.3

0.6

10.3

1.9

1.0

4.2

3.9

5.5

1.0

4.2

7.4

3.5

5.8

1.9

5.1

5.5

5.4

0.2

8.1

0.7

1.0

3.9

4.6

4.9

0.5

5.9

4.6

3.4

3.9

0.5

2.9

3.9

1.4

12.8

0.7

5.0

5.7

7.8

5.0

0.7

4.3

5.0

5.0

2.8

2.1

4.3

0 10 20 30

1.住宅ローン減税

2.相続時精算課税制度

3.暦年課税制度

4.地方自治体の住宅リフォームに

関する補助

5.地方自治体の地場産材活用に

対する補助

6.投資型減税

7.耐震工事を行った住宅の

固定資産税の減額

8.地方自治体の耐震改修工事に

関する補助

9.投資型減税

10.ローン型減税

11.バリアフリー改修を行った住宅の

固定資産税の減額

12.介護保険住宅改修費支給

13.地方自治体のバリアフリー改修

工事に関する補助

14.投資型減税

15.ローン型減税

16.省エネ改修を行った住宅の

固定資産税の減額

17.地方自治体の省エネ改修工事に

関する補助

(%)

D-3 税制優遇措置・公的補助の利用(MA)

施主の年齢別(戸建て住宅)

40歳未満(N=90)

40代(N=129)

50代(N=311)

60代(N=409)

70歳以上(N=141)

①増改築工事全般

②耐震改修

③バリアフリー改修

④省エネ改修工事

Page 33: 平成23年度 住宅リフォーム実例調査 報告書 · e-5今後の住宅リフォーム政策要望 e-6①震災の事業運営への影響 :本報告書内の分析に使用

- 31 -

◎新たな制度の活用状況

・戸建て住宅:エコポイントは、60 代以下では各世代とも 5 割前後の利用がみられ、70 歳以上は 4

割弱とやや低い。リフォーム瑕疵保険は 40 歳未満が 2 割弱と も利用率が高く、40~60 代では 1

割弱程度の利用がみられる。住宅履歴情報登録は各世代とも 2~3割の利用率であるが、50・60 代

が 3割と比較的高い。70歳以上ではどの制度も他の世代に比べて利用率が低い。

・マンション:エコポイントは、50 代以下では各世代とも 3 割弱の利用がみられ、60 歳以上は 2 割

弱と低い。リフォーム瑕疵保険は、40 歳未満が 2 割弱と利用率が高く、40・50 代は 1 割前後、60

歳以上は利用がみられない。住宅履歴情報登録は、50 代では 3 割弱、40 代以下では 2 割前後の利

用があるが、60 歳以上の利用率は低い。60 歳以上ではどの制度も他の世代に比べて利用率が低い。

52.2

42.6

52.4

49.1

37.6

46.7

54.3

40.2

45.7

58.9

0% 20% 40% 60% 80% 100%

40歳未満

(N=90)

40代

(N=129)

50代

(N=311)

60代

(N=409)

70歳以上

(N=141)

D-4 エコポイント制度

施主の年齢別(戸建て住宅)

利用した 利用しなかった わからない 未記入

25.0

28.6

25.0

17.4

75.0

71.4

65.6

73.9

6.3

4.3

3.1

4.3

0% 20% 40% 60% 80% 100%

40歳未満

(N=12)

40代

(N=14)

50代

(N=32)

60歳以上

(N=23)

D-4 エコポイント制度

施主の年齢別(マンション)

利用した 利用しなかった わからない 未記入

17.8

8.5

9.6

8.6

4.3

81.1

88.4

87.8

88.5

92.2

0% 20% 40% 60% 80% 100%

40歳未満

(N=90)

40代

(N=129)

50代

(N=311)

60代

(N=409)

70歳以上

(N=141)

D-5 リフォーム瑕疵保険

施主の年齢別(戸建て住宅)

加入した 加入しなかった 未記入

16.7

7.1

12.5

83.3

92.9

84.4

100.0

0% 20% 40% 60% 80% 100%

40歳未満

(N=12)

40代

(N=14)

50代

(N=32)

60歳以上

(N=23)

D-5 リフォーム瑕疵保険

施主の年齢別(マンション)

加入した 加入しなかった 未記入

25.6

21.7

30.2

29.6

20.6

64.4

65.1

49.8

58.7

71.6

10.0

11.6

16.1

9.5

7.8

0% 20% 40% 60% 80% 100%

40歳未満

(N=90)

40代

(N=129)

50代

(N=311)

60代

(N=409)

70歳以上

(N=141)

D-6 住宅履歴情報登録

施主の年齢別(戸建て住宅)

登録した 登録しなかった 不明 未記入

16.7

21.4

25.0

4.3

50.0

71.4

43.8

82.6

33.3

7.1

28.1

13.0

0% 20% 40% 60% 80% 100%

40歳未満

(N=12)

40代

(N=14)

50代

(N=32)

60歳以上

(N=23)

D-6 住宅履歴情報登録

施主の年齢別(マンション)

登録した 登録しなかった 不明 未記入

D-4 エコポイント制度 施主の年齢別(戸建て住宅)

D-4 エコポイント制度 施主の年齢別(マンション)

D-5 リフォーム瑕疵保険 施主の年齢別(戸建て住宅)

D-5 リフォーム瑕疵保険 施主の年齢別(マンション)

D-6 住宅履歴情報登録 施主の年齢別(戸建て住宅)

D-6 住宅履歴情報登録 施主の年齢別(マンション)

Page 34: 平成23年度 住宅リフォーム実例調査 報告書 · e-5今後の住宅リフォーム政策要望 e-6①震災の事業運営への影響 :本報告書内の分析に使用

- 32 -

2.住宅の属性によるリフォームの特徴

◎戸建て住宅:親から相続した住宅に対して大規模なリフォームを行うパターン、中古住宅を購入

し入居前に比較的大きなリフォームを行うパターンがみられる

・築年数が経過した住宅ほど多様な目的による多様な工事が行われている。特に築 30 年を超える

住宅では、内装・設備や住宅プランの変更等の他にも、主要構造部の改修や耐震改修工事、外壁・

屋根・床等の断熱材設置などが比較的多く行われている。

・当初住宅の取得方法をみると、親からの相続した住宅は築 30 年を超えるものが多く、老朽化、

嗜好対応、省エネ化、高齢化対応、安全性の向上など多様な目的による大規模な工事が行われて

いる。また中古住宅購入では、4割強が入居前にリフォームを行っており、リフォームの規模も

比較的大きい。

・増築では、1,000 万円を超えるリフォームが 5割を超え、また 3割強が借入を利用している。

◎マンション:築年数が経過した住宅で多様なリフォームが行われ、特に築 30 年を超える住宅で

省エネ化関連工事が多く実施されている

・築年数が経過した住宅ほど多様な目的による多様な工事が行われている。特に築 30 年を超える

住宅では、冷暖房・給湯設備の設置・更新や窓ガラス・サッシの改良が際立って多い。

・当初住宅の取得方法をみると、中古住宅購入では、4 割弱が入居前にリフォームを行っている。

<住宅の築年数別>

◎リフォーム工事の種類

・戸建て住宅:築 10 年以下では半数が「その他修繕・模様替え」であるが、増築の割合も 1 割強と

他の年代よりも多い。築 10 年以上では、築年数に関係なく「その他修繕・模様替え」が 4割前後、

「大規模な修繕・模様替え」が 3割前後、「改築」が 2割前後を占める。

・マンション:全般的に「改築」が 3割~4割弱、「その他の修繕・模様替え」が 4割前後となってお

り、築年数による大きな差はみられない。

12.5

9.4

6.9

6.3

12.5

19.8

25.2

24.7

15.0

24.7

25.2

31.4

55.0

40.6

39.9

36.2

5.0

5.6

2.9

0% 20% 40% 60% 80% 100%

10年以下

(N=40)

10~20年以下

(N=288)

20~30年以下

(N=481)

30年超

(N=271)

C-2 リフォーム工事の種類

住宅の築年数別(戸建て住宅)

増築 改築 大規模な修繕・模様替え その他修繕 不明

30.0

39.3

30.3

36.4

30.0

25.0

21.2

18.2

40.0

35.7

45.5

36.4

3.0

9.1

0% 20% 40% 60% 80% 100%

10年以下

(N=10)

10~20年以下

(N=28)

20~30年以下

(N=33)

30年超

(N=11)

C-2 リフォーム工事の種類

住宅の築年数別(マンション)

増築 改築 大規模な修繕・模様替え その他修繕 不明

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- 33 -

◎リフォーム工事の目的

・戸建て住宅:築年数が経過するほど様々な目的のリフォームが行われている。特に築 30 年超の住

宅では「住宅、設備の老朽化」をはじめ、「安全性の向上」、「省エネ化」、「高齢化対応」など多様

な目的が他の築年数の住宅より高くあげられている。

・マンション: 築 30 年超の住宅では、様々な目的のリフォームが行われており、「嗜好対応」や「住

宅、設備の老朽化」は 9割を超え、「省エネ化」、「高齢化対応」も 5割弱と多い。10 年以下の住宅

では、「嗜好対応」や「子どもの成長・世帯人員の変更」が比較的高く、自分の世帯に対応した住

まいにするためのリフォームが行われている。

25.0

30.0

7.5

40.0

22.5

20.0

5.0

5.0

5.0

12.5

18.1

36.8

26.4

53.1

53.1

16.7

5.6

8.0

5.2

3.8

27.9

38.7

38.5

63.8

65.7

15.2

9.4

4.8

5.8

3.1

46.9

44.3

48.0

62.7

75.3

15.1

12.9

3.0

11.4

3.3

0 20 40 60 80

1.安全性等の向上

2.省エネ、冷暖房効率

向上

3.高齢化への対応

4.使い勝手、好みに

変更

5.住宅、設備の老朽化

6.子供成長・世帯人員変更

7.健康増進・病気予防

8.中古住宅購入

9.地震被害補修

10.その他

(%)

C-3① リフォーム工事の目的(MA)

住宅の築年数別(戸建て住宅)

10年以下

(N=40)

10~20年以下

(N=288)

20~30年以下

(N=481)

30年超(N=271)

10.0

0.0

10.0

80.0

10.0

30.0

20.0

0.0

10.0

0.0

10.7

17.9

32.1

78.6

67.9

21.4

0.0

21.4

0.0

3.6

18.2

30.3

33.3

78.8

78.8

12.1

3.0

15.2

0.0

6.1

27.3

45.5

45.5

90.9

100.0

36.4

9.1

36.4

0.0

9.1

0 50 100 150

1.安全性等の向上

2.省エネ、冷暖房効率

向上

3.高齢化への対応

4.使い勝手、好みに

変更

5.住宅、設備の老朽化

6.子供成長・世帯人員変更

7.健康増進・病気予防

8.中古住宅購入

9.地震被害補修

10.その他

(%)

C-3① リフォーム工事の目的(MA)

住宅の築年数別(マンション)

10年以下

(N=10)

10~20年以下

(N=28)

20~30年以下

(N=33)

30年超(N=11)

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- 34 -

◎リフォーム工事の内容

・戸建て住宅:築年数が経過するほど、内装・設備や住宅プランの変更、住宅の基本性能向上などに

かかる様々な内容の工事が行われている。築 30 年超の住宅では様々な工事内容が他の築年数の住

宅より多く行われているが、「主要構造部の改修」「耐震補強工事」や「断熱材の設置」の工事の実

施がそれぞれ 3 割前後と、他の築年数の住宅より際立って高い。築 10 年以下では「太陽光発電等

の設置」が約 2割みられる。

・マンション: 築 30 年超の住宅では、様々な工事が他の築年数の住宅より多く行われており、「内装

変更」「住宅設備の変更」「室内建具の変更」「間取りの変更」が 9割を超え、「冷暖房設備の更新」

「窓ガラス、サッシ等の改良」も 8割を超える。

12.5

25.0

47.5

12.5

15.0

15.0

22.5

20.0

17.5

7.5

5.0

2.5

5.0

5.0

20.0

2.5

2.5

0.0

25.0

17.5

0.0

7.5

12.8

36.1

56.6

17.7

21.9

26.7

60.8

30.2

30.2

11.5

9.7

2.8

5.6

4.5

11.1

12.8

12.8

9.7

37.5

48.3

0.3

3.5

13.7

38.7

70.3

19.8

27.2

45.5

77.3

40.3

32.8

12.5

13.1

2.5

4.2

2.9

8.5

14.8

16.2

15.0

48.6

43.2

0.2

2.1

18.1

45.4

74.5

29.9

33.9

50.2

74.5

54.2

38.4

27.3

35.4

6.3

8.9

4.8

9.6

33.9

32.1

31.0

53.5

49.1

0.0

3.3

0 50 100

1.広さの変更

2.間取りの変更

3.内装変更

4.居室用途の変更

5.収納スペースの改善

6.段差の解消、手すりの設置

7.住宅設備の変更

8.室内建具の変更

9.冷暖房・給湯設備等の設置・

更新

10.壁、柱等主要構造物の改修

11.耐震補強工事

12.耐火性能強化

13.防犯性能強化

14.防音工事

15.太陽光発電・温水器の設置

16.外壁の断熱材設置

17.屋根・天井の断熱材設置

18.床・基礎の断熱材設置

19.窓ガラス・サッシ等の改良

20.外装の変更

21.燃料電池の設置

22.その他

(%)

C-3② リフォーム工事の内容(MA)

住宅の築年数別(戸建て住宅)

10年以下

(N=40)

10~20年以下

(N=288)

20~30年以下

(N=481)

30年超(N=271)

0.0

50.0

70.0

30.0

50.0

0.0

40.0

40.0

40.0

0.0

0.0

0.0

0.0

20.0

10.0

0.0

0.0

0.0

20.0

0.0

0.0

10.0

0.0

39.3

60.7

14.3

28.6

17.9

78.6

35.7

25.0

0.0

0.0

0.0

3.6

3.6

7.1

7.1

0.0

0.0

7.1

3.6

0.0

3.6

6.1

54.5

87.9

33.3

33.3

24.2

97.0

57.6

39.4

6.1

0.0

0.0

6.1

15.2

0.0

12.1

3.0

3.0

30.3

6.1

0.0

0.0

9.1

90.9

100.0

63.6

63.6

45.5

100.0

100.0

81.8

18.2

0.0

0.0

9.1

27.3

0.0

9.1

18.2

18.2

81.8

0.0

0.0

0.0

0 20 40 60 80 100

1.広さの変更

2.間取りの変更

3.内装変更

4.居室用途の変更

5.収納スペースの改善

6.段差の解消、手すりの設置

7.住宅設備の変更

8.室内建具の変更

9.冷暖房・給湯設備等の設置・

更新

10.壁、柱等主要構造物の改修

11.耐震補強工事

12.耐火性能強化

13.防犯性能強化

14.防音工事

15.太陽光発電・温水器の設置

16.外壁の断熱材設置

17.屋根・天井の断熱材設置

18.床・基礎の断熱材設置

19.窓ガラス・サッシ等の改良

20.外装の変更

21.燃料電池の設置

22.その他

(%)

C-3② リフォーム工事の内容(MA)

住宅の築年数別(マンション)

10年以下

(N=10)

10~20年以下

(N=28)

20~30年以下

(N=33)

30年超(N=11)

C-3② リフォーム工事内容(MA) 住宅の築年数別(戸建て住宅)

C-3② リフォーム工事内容(MA) 住宅の築年数別(マンション)

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- 35 -

◎リフォーム金額

・戸建て住宅:築 10 年以下ではリフォーム金額は低く分布し、300 万円未満が 7 割を占める。築年

数が経過するほどリフォーム金額は上昇し、築 30 年超では 500 万円を超えるリフォームの割合が

半数を超え、1000 万円超の高額なリフォームも約 3割を占める。

・マンション:リフォーム金額は、築 10 年以下と築 30 年超のマンションでは 500 万円を超える高額

なリフォームが 5 割以上に上る。築 10~30 年以下のマンションでは、リフォーム金額にかなりば

らつきはあるものの、金額の低いリフォームが比較的多く、100 万円以下も 1割強みられる。

22.5

9.4

7.7

7.7

47.5

29.9

24.9

22.9

15.0

22.2

16.0

12.5

12.5

16.0

27.9

24.4

2.5

18.1

18.1

29.9

0% 20% 40% 60% 80% 100%

10年以下

(N=40)

10~20年以下

(N=288)

20~30年以下

(N=481)

30年超

(N=271)

D-1 リフォーム契約金額 住宅の築年数別

(戸建て住宅)

100万円以下 100超~300万円以下

300超~500万円以下 500超~1000万円以下

1000万円超 不明

14.3

12.1

30.0

25.0

30.3

20.0

21.4

6.1

45.5

30.0

21.4

30.3

36.4

20.0

7.1

15.2

18.2

10.7

6.1

0% 20% 40% 60% 80% 100%

10年以下

(N=10)

10~20年以下

(N=28)

20~30年以下

(N=33)

30年超

(N=11)

D-1 リフォーム契約金額 住宅の築年数別

(マンション)

100万円以下 100超~300万円以下

300超~500万円以下 500超~1000万円以下

1000万円超 不明

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- 36 -

◎税制優遇措置等の利用状況(戸建て住宅のみ)

・戸建て住宅:増改築工事全般の税制優遇措置・公的補助については、築年の短い住宅で、住宅ロー

ン減税や地方自治体の補助が比較的多く使われている。また、築 10 年以下の住宅では「地方自治体

の省エネ工事に関する補助」の利用率が 4割と特に高い。築 30 年超では、耐震改修に係る固定資産

税の減額や地方自治体の補助利用の比率が約 1割みられ、築 20~30 年以下では、バリアフリー改修

に係る投資型減税や固定資産税の減額利用の比率が 1割強みられる。

20.0

20.0

10.0

10.0

10.0

10.0

10.0

10.0

40.0

20.4

3.5

17.7

1.8

0.9

7.1

4.4

7.1

0.9

4.4

12.4

5.3

10.6

1.8

8.0

9.7

16.3

2.1

0.8

16.7

2.1

1.7

3.3

4.6

12.1

1.7

13.3

11.3

5.4

9.2

2.5

7.9

7.5

6.3

0.7

12.9

1.5

4.1

10.3

10.7

3.7

1.8

3.3

4.1

5.5

2.6

1.1

2.6

4.1

0 10 20 30 40 50

1.住宅ローン減税

2.相続時精算課税制度

3.暦年課税制度

4.地方自治体の住宅リフォーム

に関する補助

5.地方自治体の地場産材活用に

対する補助

6.投資型減税

7.耐震工事を行った住宅の

固定資産税の減額

8.地方自治体の耐震改修工事に

関する補助

9.投資型減税

10.ローン型減税

11.バリアフリー改修を行った

住宅の固定資産税の減額

12.介護保険住宅改修費支給

13.地方自治体のバリアフリー

改修工事に関する補助

14.投資型減税

15.ローン型減税

16.省エネ改修を行った住宅の

固定資産税の減額

17.地方自治体の省エネ改修

工事に関する補助

(%)

D-3 税制優遇措置・公的補助の利用(MA)

築年数別(戸建て住宅)

10年以下

(N=40)

10~20年以下

(N=288)

20~30年以下

(N=481)

30年超

(N=271)

①増改築工事全般

②耐震改修

③バリアフリー改修

④省エネ改修工事

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- 37 -

◎新たな制度の活用状況

・戸建て住宅:エコポイントは、築 20年超では利用率が 5割前後と高い。瑕疵保険は、築 10~20 年

で 1 割強と利用率が比較的高い。住宅履歴情報の登録は、築 10~30 年以下で利用率が 3 割を超え

高い。

・マンション:エコポイントは、築 30 年超の利用率が 5 割を超え、突出して多い。瑕疵保険は、築

30年超で約 2割と も利用率が高く、住宅履歴情報の登録は、築 20年超で 3割弱と利用率が高い。

20.0

39.6

54.7

49.4

75.0

53.8

39.9

48.0

0% 20% 40% 60% 80% 100%

10年以下

(N=40)

10~20年以下

(N=288)

20~30年以下

(N=481)

30年超

(N=271)

D-4 住宅エコポイント制度 住宅の築年数別

(戸建て住宅)

利用した 利用しなかった わからない 未記入

20.0

17.9

18.2

54.5

80.0

67.9

81.8

36.4

10.7

9.1

0% 20% 40% 60% 80% 100%

10年以下

(N=10)

10~20年以下

(N=28)

20~30年以下

(N=33)

30年超

(N=11)

D-4 住宅エコポイント制度 住宅の築年数別

(マンション)

利用した 利用しなかった わからない 未記入

2.5

13.5

7.3

8.5

97.5

82.3

89.8

90.0

0% 20% 40% 60% 80% 100%

10年以下

(N=40)

10~20年以下

(N=288)

20~30年以下

(N=481)

30年超

(N=271)

D-5 リフォーム瑕疵保険 住宅の築年数別

(戸建て住宅)

加入した 加入しなかった 未記入

10.0

12.1

18.2

90.0

96.4

84.8

81.8

0% 20% 40% 60% 80% 100%

10年以下

(N=10)

10~20年以下

(N=28)

20~30年以下

(N=33)

30年超

(N=11)

D-5 リフォーム瑕疵保険 住宅の築年数別

(マンション)

加入した 加入しなかった 未記入

25.0

35.1

30.4

14.0

62.5

46.2

56.8

76.4

12.5

14.9

11.0

8.5

0% 20% 40% 60% 80% 100%

10年以下

(N=40)

10~20年以下

(N=288)

20~30年以下

(N=481)

30年超

(N=271)

D-6 住宅履歴情報登録 住宅の築年数別

(戸建て住宅)

登録した 登録しなかった 不明 未記入

10.0

3.6

27.3

27.3

50.0

64.3

57.6

63.6

40.0

28.6

12.1

9.1

0% 20% 40% 60% 80% 100%

10年以下

(N=10)

10~20年以下

(N=28)

20~30年以下

(N=33)

30年超

(N=11)

D-6 住宅履歴情報登録 住宅の築年数別

(マンション)

登録した 登録しなかった 不明 未記入

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- 38 -

<当初の住宅の取得方法別>

◎住宅の築年数と居住期間(リフォームの実施時期)

・戸建て住宅:住宅の築年数は、「注文住宅を建設」「新築分譲住宅購入」「中古住宅購入」では幅広

い分布となっているが、「親からの相続等」では築 30 年超が約 6 割を占め、築 25~30 年を含める

と約 8割に上る。

築年数と居住期間の関係をみると、「注文住宅を建設」「新築分譲住宅購入」では、築年数と居住期

間(リフォームの実施時期)は概ね同様の分布となる。一方、「中古住宅購入」では「0年(入居

前のリフォーム)」が 4 割強を占める。「親からの相続等」では、居住期間 30 年超が 4 割強みられ

るが、その割合は住宅築年数に比べるとやや減少し、0~30 年以下の各居住期間にばらついて分布

している。

・マンション:住宅の築年数は、「新築分譲住宅購入」では築 5 年以下から 30 年以下まで、「中古住

宅購入」では、築 10 年超から 30 年超までに、いずれもばらついて分布している。

居住期間は、「新築分譲住宅購入」では築年数と似通った分布となっているが、「中古住宅購入」で

は「0年(入居前のリフォーム)」が 4割弱を占める。

5.7

36.7

5.7

10.0

8.6

16.7

17.1

13.3

14.3

6.7

22.9 22.9

6.7

2.9

3.3

0% 20% 40% 60% 80% 100%

新築分譲購入

(N=35)

中古住宅購入

(N=30)

B-4リフォームまでの居住期間

当初の住宅取得方法別(マンション)

0年 5年以下 5~10年以下

10~15年以下 15~20年以下 20~25年以下

25~30年以下 30年超 不明

43.3

5.7

8.2

6.9

4.2

4.5

9.3

6.9

12.7

13.4

13.4

6.9

18.9

18.8

10.3

6.9

26.0

25.9

8.2

9.4

19.2

20.5

2.1

14.5

16.3

13.4

5.2

42.8

0% 20% 40% 60% 80% 100%

注文/建替住宅

(N=646)

新築分譲購入

(N=112)

中古住宅購入

(N=97)

親からの相続等

(N=159)

B-4リフォームまでの居住期間

当初の住宅取得方法別(戸建て住宅)

0年 5年以下 5~10年以下

10~15年以下 15~20年以下 20~25年以下

25~30年以下 30年超 不明

8.6 8.6

3.3

17.1

20.0

14.3

13.3

20.0

23.3

25.7

23.3

5.7

16.7

0% 20% 40% 60% 80% 100%

新築分譲購入

(N=35)

中古住宅購入

(N=30)

B-3 住宅の築年数

当初の住宅取得方法別(マンション)

5年以下 5~10年以下 10~15年以下 15~20年以下

20~25年以下 25~30年以下 30年超 不明

10.7

13.4

14.4

3.1

18.9

14.3

23.7

5.0

24.8

28.6

19.6

9.4

22.4

25.0

15.5

22.0

18.9

15.2

20.6

59.7

0% 20% 40% 60% 80% 100%

注文/建替住宅

(N=646)

新築分譲購入

(N=112)

中古住宅購入

(N=97)

親からの相続等

(N=159)

B-3 住宅の築年数

当初の住宅取得方法別(戸建て住宅)

5年以下 5~10年以下 10~15年以下 15~20年以下

20~25年以下 25~30年以下 30年超 不明

*マンションの「親からの相続等」は 5件とごく少数

であるため、分析の対象からは除いた。(以下同じ)

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- 39 -

◎工事の種類

・戸建て住宅:「注文住宅を建設」では、その他修繕の比率が 5 割弱と高く、比較的小規模なリフォ

ームが多い。「新築分譲住宅購入」では、その他修繕が 4 割弱を占めるが、増築の比率も 1 割強と

比較的高い。「中古住宅購入」「親からの相続等」では、大規模な修繕・模様替えの比率が高く、特

に「親からの相続等」では大規模な修繕・模様替えが約 4割を占め、また増築も約 1割みられ、規

模の大きいリフォームが行われている。

・マンション:「新築分譲住宅購入」では、改築が 5 割弱を占めるなど大規模なリフォームの比率が

高く、「中古住宅」では、その他修繕が 4割を占める。

◎リフォーム工事の目的

・戸建て住宅:「親からの相続等」では、老朽化対応、

嗜好対応、省エネ化、高齢化対応、安全性の向上な

ど、多様な目的が他の取得パターン比べ高い。「中古

住宅購入」では、安全性の向上、高齢化対応の比率

が他の取得パターン比べ低い(中古住宅購入が約 5

割)。

26.8

39.0

37.6

57.3

64.1

15.5

7.6

0.6

7.0

3.1

36.6

38.4

37.5

58.9

60.7

10.7

15.2

2.7

6.3

9.8

24.7

34.0

19.6

67.0

60.8

10.3

6.2

49.5

3.1

2.1

42.1

50.3

45.9

69.8

71.7

24.5

13.2

0.0

10.7

2.5

0 20 40 60 80

1.安全性等の向上

2.省エネ、冷暖房効率

向上

3.高齢化への対応

4.使い勝手、好みに

変更

5.住宅、設備の老朽化

6.子供成長・世帯人員変更

7.健康増進・病気予防

8.中古住宅購入

9.地震被害補修

10.その他(%)

C-3① リフォーム工事の目的(MA)

当初の住宅取得方法別(戸建て住宅)

注文/建替住宅(N=646)

新築分譲購入(N=112)

中古住宅購入(N=97)

親からの相続等(N=159)

45.7

30.0

22.9

26.7

28.6

40.0

0% 20% 40% 60% 80% 100%

新築分譲購入

(N=35)

中古住宅購入

(N=30)

B-2 リフォーム工事の種類

当初の住宅取得方法別(マンション)

増築 改築 大規模な修繕・模様替え その他修繕 不明

6.5

13.4

6.2

10.7

23.7

24.1

23.7

22.6

23.2

21.4

32.0

39.6

45.0

36.6

35.1

25.8

0% 20% 40% 60% 80% 100%

注文/建替住宅

(N=646)

新築分譲購入

(N=112)

中古住宅購入

(N=97)

親からの相続等

(N=159)

B-2 リフォーム工事の種類

当初の住宅取得方法別(戸建て住宅)

増築 改築 大規模な修繕・模様替え その他修繕 不明

Page 42: 平成23年度 住宅リフォーム実例調査 報告書 · e-5今後の住宅リフォーム政策要望 e-6①震災の事業運営への影響 :本報告書内の分析に使用

- 40 -

・マンション:「新築分譲住宅購入」では、高齢化対応

や子どもの成長・世帯人員の変更の理由が比較的高

く、「中古住宅購入」では、老朽化対応や省エネ化が

比較的高い(中古住宅購入が 5割)。

◎リフォーム契約金額

・戸建て住宅:「親からの相続等」では 1,000 万円を超えるリフォームが約 4 割で、500 万円を超え

るものは 6 割強を占め、大規模なリフォームの比率が高い。「中古住宅購入」でも 1,000 万円超が

約 3割で、500 万円を超えるものは 6割弱と、比較的大規模なリフォームが行われている。

・マンション:「新築分譲住宅購入」では 100 万円以下の小規模なリフォームが 1 割強みられるもの

の、「新築分譲住宅購入」も「中古住宅購入」もリフォーム契約金額にはばらつきがある。

14.3

3.3

17.1

30.0

17.1

20.0

37.1

23.3

11.4

13.3 10.0

0% 20% 40% 60% 80% 100%

新築分譲購入

(N=35)

中古住宅購入

(N=30)

D-1 リフォーム契約金額

当初の住宅取得方法別(マンション)

100万円以下 100超~300万円以下

300超~500万円以下 500超~1000万円以下

1000万円超 不明

10.1

11.6

4.1

3.8

30.2

31.3

20.6

17.0

18.3

16.1

17.5

11.3

24.3

22.3

25.8

22.0

15.0

16.1

29.9

40.3 5.7

0% 20% 40% 60% 80% 100%

注文/建替住宅

(N=646)

新築分譲購入

(N=112)

中古住宅購入

(N=97)

親からの相続等

(N=159)

D-1 リフォーム契約金額

当初の住宅取得方法別(戸建て住宅)

100万円以下 100超~300万円以下

300超~500万円以下 500超~1000万円以下

1000万円超 不明

14.3

17.1

34.3

82.9

65.7

28.6

5.7

0.0

0.0

2.9

6.7

36.7

30.0

83.3

80.0

13.3

3.3

50.0

0.0

3.3

0 20 40 60 80 100

1.安全性等の向上

2.省エネ、冷暖房効率

向上

3.高齢化への対応

4.使い勝手、好みに

変更

5.住宅、設備の老朽化

6.子供成長・世帯人員変更

7.健康増進・病気予防

8.中古住宅購入

9.地震被害補修

10.その他(%)

C-3① リフォーム工事の目的(MA)

当初の住宅取得方法別(マンション)

新築分譲購入(N=35)

中古住宅購入(N=30)

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- 41 -

<工事の種類別>

◎リフォーム工事の目的

・戸建て住宅:増築では、嗜好対応等を中心に多様な目的によるリフォームが実施されているが、他

の工事に比べると「子どもの成長・世帯人員変更」が約 4 割と大きなウエイトを占め、「健康増進

や病気予防」も 2割弱みられる。大規模改修では、「住宅、設備の老朽化」「嗜好への対応」の比率

が特に高いほか、「安全性の向上」も約 4割と他の工事に比べ高い。

・マンション:改築では、「嗜好への対応」「住宅、設備の老朽化」に次いで、「高齢化対応」が約 4

割と他の工事に比べ高い。大規模修繕では「嗜好への対応」が 9 割を超え特に高く、また「住宅、

設備の老朽化」(7 割強)に次いで「子どもの成長・世帯人員変更」も 4 割弱と比較的高い。その

他修繕では、「住宅、設備の老朽化」「嗜好への対応」がいずれも 7割を超え、次いで「省エネ対応」

が約 4割、「高齢化対応」が 3割強と比較的高い。

34.1

34.1

46.3

64.6

47.6

40.2

15.9

4.9

4.9

3.7

32.8

44.4

47.6

66.4

61.6

16.4

8.4

5.2

7.6

2.0

39.9

42.8

38.9

68.2

72.1

22.3

12.0

6.7

11.0

2.1

23.3

35.6

28.4

52.3

63.7

7.2

7.0

4.2

4.9

5.8

0 20 40 60 80 100

1.安全性等の向上

2.省エネ、冷暖房効率

向上

3.高齢化への対応

4.使い勝手、好みに

変更

5.住宅、設備の老朽化

6.子供成長・世帯人員変更

7.健康増進・病気予防

8.中古住宅購入

9.地震被害補修

10.その他

(%)

C-3① リフォーム工事の目的(MA)

工事の種類別(戸建て住宅)

増築(N=82)

改築(N=250)

大規模修繕(N=283)

その他修繕(N=430)

7.1

3.6

39.3

78.6

57.1

21.4

14.3

3.6

15.8

26.3

21.1

94.7

73.7

36.8

15.8

31.6

0.0

5.3

24.2

39.4

33.3

72.7

75.8

9.1

3.0

15.2

3.0

6.1

0 20 40 60 80 100

1.安全性等の向上

2.省エネ、冷暖房効率

向上

3.高齢化への対応

4.使い勝手、好みに

変更

5.住宅、設備の老朽化

6.子供成長・世帯人員変更

7.健康増進・病気予防

8.中古住宅購入

9.地震被害補修

10.その他

(%)

C-3① リフォーム工事の目的(MA)

工事の種類別(マンション)

改築(N=28)

大規模修繕(N=19)

その他修繕(N=33)

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- 42 -

◎リフォーム契約金額・資金内訳

・戸建て住宅:リフォーム契約金額は、増築では他の工事に比べて高額で、1,000 万円を超えるもの

が 5割以上を占めており、3割強が借入を利用している。大規模修繕・模様替えでも 1,000 万円を

超える工事が 3割強であり、500 万円を超える工事は約 6割を占める。その他の修繕・模様替えで

は、300 万円以下の工事が 5割を超える。

・マンション:大規模修繕・模様替えでは 500 万円を超えるリフォームが 6割強を占め、改築やその

他の修繕・模様替えより高額なリフォームが行われている。借入利用率は、工事の種類に関わらず

低い。

61.0

80.8

77.7

86.7

34.1

13.2

14.5

8.4

4.9

6.0

7.8

4.9

0% 20% 40% 60% 80% 100%

増築

(N=82)

改築

(N=250)

大規模修繕

(N=283)

その他修繕

(N=430)

D-1 リフォーム資金内訳/借入金

工事の種類別(戸建て住宅)

借入金なし 借入金あり 不明

89.3

84.2

81.8

3.6

0.0

6.1

7.1

15.8

12.1

0% 20% 40% 60% 80% 100%

改築

(N=28)

大規模修繕

(N=19)

その他修繕

(N=33)

D-1 リフォーム資金内訳/借入金

工事の種類別(マンション)

借入金なし 借入金あり 不明

4.4

3.9

15.6

7.3

27.2

16.3

37.7

8.5

16.0

15.5

20.5

26.8

29.2

25.1

19.1

53.7

20.0

34.6

6.0

0% 20% 40% 60% 80% 100%

増築

(N=82)

改築

(N=250)

大規模修繕

(N=283)

その他修繕

(N=430)

D-1 リフォーム契約金額

工事の種類別(戸建て住宅)

100万円以下 100超~300万円以下

300超~500万円以下 500超~1000万円以下

1000万円超 不明

14.3

12.1

21.4

15.8

30.3

25.0

15.8

15.2

28.6

42.1

18.2

3.6

21.1

18.2

7.1

5.3

6.1

0% 20% 40% 60% 80% 100%

改築

(N=28)

大規模修繕

(N=19)

その他修繕

(N=33)

D-1 リフォーム契約金額

工事の種類別(マンション)

100万円以下 100超~300万円以下

300超~500万円以下 500超~1000万円以下

1000万円超 不明

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- 43 -

3.その他のクロス集計によるリフォームの特徴

◎リフォーム契約金額による特徴

・戸建て住宅・マンションともに、高額なリフォームほど多様な目的による多様な工事が行われて

いる。戸建て住宅では、500 万円を超えるリフォームで住宅プラン変更を伴う工事や省エネ対応

工事、耐震補強工事等の実施率が高まる。マンションでは、300 万円を超える工事で間取り・建

具の変更や省エネ対応工事が行われ、500 万円を超えると居室用途の変更や収納スペース改善な

どが行われている。

・戸建て住宅では、高額なリフォームほど借入や補助金の利用率が高く、税制優遇措置等の支援策

も活用されている。マンションでは借入はほとんどみられないが、高額なリフォームでは補助金

が活用されている。

・瑕疵保険は 500 万円を超えるリフォームで 1割強利用されている。住宅履歴情報の登録は、戸建

て住宅では契約金額に関わらず 3割程度の利用があるが、マンションでは高額なリフォームほど

登録が行われている。

◎地域別の特徴

・地域別にあまり大きな差はみられないが、信越・北陸や近畿で省エネ対応の比率が高く、契約金

額がやや高めに分布している。

<リフォーム契約金額別>

◎リフォームの目的

・戸建て住宅:高額なリフォームほど様々な目的に対応したリフォームが実施されており、特に 500

万円を超えるリフォームでは、「省エネ化」「高齢化対応」「安全性の向上」や「子どもの成長や世

帯人員の変更」の比率が特に高まる。

・マンション:300 万円を超えるリフォームでは「子どもの成長や世帯人員の変更」、500 万円を超え

るリフォームでは「省エネ化」の比率が特に高まる。

7.1

14.3

25.0

71.4

71.4

10.7

0.0

3.6

3.6

3.6

26.7

13.3

33.3

93.3

80.0

26.7

0.0

26.7

0.0

6.7

20.6

41.2

38.2

91.2

70.6

29.4

11.8

20.6

0.0

5.9

0 20 40 60 80 100

1.安全性等の向上

2.省エネ、冷暖房効率

向上

3.高齢化への対応

4.使い勝手、好みに

変更

5.住宅、設備の老朽化

6.子供成長・世帯人員

変更

7.健康増進・病気予防

8.中古住宅購入

9.地震被害補修

10.その他

(%)

C-3① リフォーム工事の目的(MA)

契約金額別(マンション)

300万円以下(N=28)

300超~500万円以下

(N=15)500万円超(N=34)

22.6

26.8

22.8

43.3

57.7

6.3

6.3

2.9

4.7

5.2

27.1

36.5

32.6

60.2

61.9

8.8

7.7

5.5

6.6

2.8

38.6

52.1

49.6

75.8

71.2

25.8

12.5

7.2

9.3

3.0

0 20 40 60 80

1.安全性等の向上

2.省エネ、冷暖房効率

向上

3.高齢化への対応

4.使い勝手、好みに

変更

5.住宅、設備の老朽化

6.子供成長・世帯人員

変更

7.健康増進・病気予防

8.中古住宅購入

9.地震被害補修

10.その他

(%)

C-3① リフォーム工事の目的(MA)

契約金額別(戸建て住宅)

300万円以下(N=381)

300超~500万円以下

(N=181)500万円超(N=472)

C-3① リフォーム工事の目的(MA)契約金額別(戸建て住宅)

C-3① リフォーム工事の目的(MA) 契約金額別(マンション)

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- 44 -

◎リフォーム工事の内容

・戸建て住宅:高額なリフォームでは多様な工事が実施されており、特に 500 万円を超えるリフォー

ムでは「間取りの変更」「収納スペースの改善」など住宅プラン変更を伴う工事や省エネ対応工事

(冷暖房給湯設備・断熱材・サッシ等)、耐震補強工事の実施率が高まる。

・マンション:高額なリフォームでは多様な工事が実施されており、300 万円を超えるリフォームで

は「間取りの変更」「室内建具の変更」や省エネ対応工事(冷暖房給湯設備・サッシ等)、500 万円

を超えるリフォームでは「居室用途の変更」「収納スペースの改善」「防音工事」の実施率が高まる。

300 万円以下のリフォームでは「住宅設備の変更」「内装の変更」に工事内容が集中している。

3.7

12.3

45.7

6.6

7.6

22.8

48.6

13.9

13.6

4.7

7.3

0.3

1.0

0.8

5.0

5.0

4.2

3.7

26.0

34.9

5.0

9.4

28.2

65.7

11.0

12.7

34.8

68.5

31.5

22.1

9.9

9.9

2.8

3.3

1.1

11.0

11.0

10.5

11.0

39.8

38.1

2.2

25.2

66.5

86.9

38.6

49.6

59.1

90.3

67.4

53.4

27.3

28.8

6.6

10.4

7.2

13.6

33.5

34.3

30.7

66.1

58.1

0.4

1.9

0 20 40 60 80 100

1.広さの変更

2.間取りの変更

3.内装変更

4.居室用途の変更

5.収納スペースの改善

6.段差の解消、手すりの設置

7.住宅設備の変更

8.室内建具の変更

9.冷暖房・給湯設備等の設置・更新

10.壁、柱等主要構造物の改修

11.耐震補強工事

12.耐火性能強化

13.防犯性能強化

14.防音工事

15.太陽光発電・温水器の設置

16.外壁の断熱材設置

17.屋根・天井の断熱材設置

18.床・基礎の断熱材設置

19.窓ガラス・サッシ等の改良

20.外装の変更

21.燃料電池の設置

22.その他

(%)

C-3② リフォーム工事の内容(MA)

契約金額別(戸建て住宅)

300万円以下(N=381)

300超~500万円以下(N=181)

500万円超(N=472)

17.9

57.1

3.6

14.3

7.1

71.4

17.9

7.1

7.1

7.1

3.6

10.7

3.6

3.6

6.7

66.7

100.0

33.3

40.0

26.7

93.3

66.7

46.7

13.3

6.7

6.7

53.3

5.9

76.5

88.2

52.9

61.8

32.4

91.2

79.4

64.7

5.9

8.8

23.5

17.6

8.8

8.8

35.3

5.9

2.9

0 20 40 60 80 100

1.広さの変更

2.間取りの変更

3.内装変更

4.居室用途の変更

5.収納スペースの改善

6.段差の解消、手すりの設置

7.住宅設備の変更

8.室内建具の変更

9.冷暖房・給湯設備等の設置・更新

10.壁、柱等主要構造物の改修

11.耐震補強工事

12.耐火性能強化

13.防犯性能強化

14.防音工事

15.太陽光発電・温水器の設置

16.外壁の断熱材設置

17.屋根・天井の断熱材設置

18.床・基礎の断熱材設置

19.窓ガラス・サッシ等の改良

20.外装の変更

21.燃料電池の設置

22.その他

(%)

C-3② リフォーム工事の内容(MA)

契約金額別(マンション)

300万円以下(N=28)

300超~500万円以下(N=15)

500万円超(N=34)

C-3② リフォーム工事の内容(MA) 契約金額別(戸建て住宅)

C-3② リフォーム工事の内容(MA) 契約金額別(マンション)

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- 45 -

◎リフォーム資金調達

・戸建て住宅:契約金額が高くなると借入の利用比率も高まり、1000 万円超の高額なリフォームで

は約 3 割で借入が行われている。補助金は、高額な工事での利用率がやや高く 1000 万円超では 2

割強が利用しているが、100 万円以下でも 1割強が利用している。

・マンション:契約金額に関わらず、借入の利用率は低い。500 万円超のリフォームでは、補助金の

利用比率が高まり 2割を超える。

83.0

80.8

77.3

79.7

74.2

13.8

9.8

9.4

8.0

4.1

4.9

5.5

6.8

10.0

6.1

4.4

4.5 4.5 0% 20% 40% 60% 80% 100%

100万円以下

(N=94)

100超~300万円以下

(N=287)

300超~500万円以下

(N=181)

500超~1000万円以下

(N=251)

1000万円超

(N=221)

D-1 リフォーム資金内訳/補助金

契約金額別(戸建て住宅)

補助金なし 20万円以下

20超~50万円以下 50超~100万円以下

100超~300万円以下 300超~500万円以下

500万円超 不明

87.5

95.0

100.0

78.3

72.7

4.3

5.0

4.3

13.0

27.3

12.5

0% 50% 100%

100万円以下

(N=8)

100超~300万円以下

(N=20)

300超~500万円以下

(N=15)

500超~1000万円以下

(N=23)

1000万円超

(N=11)

D-1 リフォーム資金内訳/補助金

契約金額別(マンション)

補助金なし 20万円以下

20超~50万円以下 50超~100万円以下

100超~300万円以下 300超~500万円以下

500万円超 不明

93.6

89.9

86.2

83.7

66.1

2.1

5.9

11.6

13.5

30.3

4.3

4.2

2.2

2.8

3.6

0% 20% 40% 60% 80% 100%

100万円以下

(N=94)

100超~300万円以下

(N=287)

300超~500万円以下

(N=181)

500超~1000万円以下

(N=251)

1000万円超

(N=221)

D-1 リフォーム資金内訳/借入金

契約金額別(戸建て住宅)

借入金なし 借入金あり 不明

87.5

95.0

93.3

87.0

90.9

5.0

6.7

4.3

12.5

8.7

9.1

0% 20% 40% 60% 80% 100%

100万円以下

(N=8)

100超~300万円以下

(N=20)

300超~500万円以下

(N=15)

500超~1000万円以下

(N=23)

1000万円超

(N=11)

D-1 リフォーム資金内訳/借入金

契約金額別(マンション)

借入金なし 借入金あり 不明

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- 46 -

◎税制優遇措置等の利用状況(戸建て住宅のみ)

・戸建て住宅:高額なリフォームほど、増改築工事全般に関する住宅ローン減税、地方自治体の補助、

耐震改修に係る固定資産税の減額、バリアフリー改修や省エネ改修に係る投資型減税、固定資産税

の減額など、多様な支援策を活用している。特に「増改築工事全般の住宅ローン減税」の利用率が

高い。

1.1

6.4

1.1

1.1

7.4

2.1

1.1

2.1

2.1

3.5

0.7

8.4

0.3

1.4

3.8

4.9

3.1

0.7

2.8

5.9

3.1

3.1

0.7

2.1

3.5

5.0

7.7

1.1

1.1

3.3

4.4

3.3

2.2

3.3

2.8

3.9

0.6

3.9

8.8

10.8

1.2

1.2

2.8

4.8

7.6

1.2

8.4

7.6

5.6

4.0

1.2

5.6

4.4

15.8

3.2

0.9

9.0

2.3

3.2

8.1

4.5

6.3

2.7

5.4

0.9

0.9

6.3

2.3

5.4

5.4

0 10 20 30

1.住宅ローン減税

2.相続時精算課税制度

3.暦年課税制度

4.地方自治体の住宅リフォームに

関する補助

5.地方自治体の地場産材活用に

対する補助

6.投資型減税

7.耐震工事を行った住宅の

固定資産税の減額

8.地方自治体の耐震改修工事に

関する補助

9.投資型減税

10.ローン型減税

11.バリアフリー改修を行った住宅の

固定資産税の減額

12.介護保険住宅改修費支給

13.地方自治体のバリアフリー改修工事

に関する補助

14.投資型減税

15.ローン型減税

16.省エネ改修を行った住宅の

固定資産税の減額

17.地方自治体の省エネ改修工事に

関する補助

(%)

D-3 税制優遇措置・公的補助の利用(MA)

契約金額別(戸建て住宅)

100万円以下(N=94)

100超~300万円以下

(N=287)

300超~500万円以下

(N=181)

500超~1000万円以下

(N=251)

1000万円超(N=221)

①増改築工事全般

②耐震改修

③バリアフリー改修

④省エネ改修工事

*上記の数値は回答者全体の中での利用比率であり、②~④は対象工事実

施者の中での比率ではないため、利用比率が低くなっている点に留意が

必要である。

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- 47 -

◎新たな制度の活用状況

・戸建て住宅:エコポイントは契約金額が高くなるほど利用率が高まり、500 万円超のリフォームで

は 6割強が利用している。瑕疵保険も契約金額が高くなるほど加入率は高まり、500 万円超では約

1割みられる。住宅履歴情報の登録については、契約金額に関わらず 3割前後の利用率である。

・マンション:エコポイントは、300 万円以上のリフォームで利用率が高まり、300~500 万円での利

用率が 7 割弱と も高い。瑕疵保険は、500 万円を超えるリフォームでは 2 割弱が利用している。

住宅履歴情報の登録は契約金額が高くなるほど利用率が高まり、500 万円を超えるリフォームでの

利用率は 4割弱である。

13.3

35.3

75.0

80.0

44.1

25.0

6.7

17.6

0% 20% 40% 60% 80% 100%

300万円以下

(N=28)

300超~500万円以下

(N=15)

500万円超

(N=34)

D-6 住宅履歴情報登録

契約金額別(マンション)

登録した 登録しなかった 不明 未記入

27.0

30.9

27.8

59.3

55.8

60.6

11.5

11.0

10.8

0% 20% 40% 60% 80% 100%

300万円以下

(N=381)

300超~500万円以下

(N=181)

500万円超

(N=472)

D-6 住宅履歴情報登録

契約金額別(戸建て住宅)

登録した 登録しなかった 不明 未記入

5.5

8.8

11.9

91.6

89.0

86.9

2.9

2.2

0% 20% 40% 60% 80% 100%

300万円以下

(N=381)

300超~500万円以下

(N=181)

500万円超

(N=472)

D-5 リフォーム瑕疵保険

契約金額別(戸建て住宅)

加入した 加入しなかった 未記入

3.6

66.7

20.6

92.9

33.3

70.6

3.6

2.9 5.9

0% 20% 40% 60% 80% 100%

300万円以下

(N=28)

300超~500万円以下

(N=15)

500万円超

(N=34)

D-4 エコポイント制度

契約金額別(マンション)

利用した 利用しなかった わからない 未記入

30.7

45.9

63.1

61.2

50.3

35.6

4.5 3.7

3.3

0% 20% 40% 60% 80% 100%

300万円以下

(N=381)

300超~500万円以下

(N=181)

500万円超

(N=472)

D-4 エコポイント制度

契約金額別(戸建て住宅)

利用した 利用しなかった わからない 未記入

6.7

17.6

100.0

93.3

79.4 2.9

0% 20% 40% 60% 80% 100%

300万円以下

(N=28)

300超~500万円以下

(N=15)

500万円超

(N=34)

D-5 リフォーム瑕疵保険

契約金額別(マンション)

加入した 加入しなかった 未記入

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- 48 -

<地域別>

◎リフォーム工事の目的(戸建て住宅のみ)

・戸建て住宅:リフォーム工事の目的について、

あまり突出した地域はみられないが、「省エネ

対応」は、信越・北陸、東北、近畿で比率が高

く、「地震被害による補修」は、東北、信越・

北陸でやや高い。

◎リフォーム契約金額(戸建て住宅のみ)

・戸建て住宅:リフォーム契約金額は、信越・北

陸、近畿でやや高めに分布し、500 万円を超え

るリフォームが約半数を占める。一方、関東、

九州・沖縄では 300 万円以下が約 4割と、若干

低めに分布している。

16.0

14.1

7.9

8.2

9.2

5.6

7.9

13.8

8.5

20.0

19.2

31.1

20.9

27.5

24.8

26.7

17.2

31.9

24.0

21.8

16.4

13.6

12.8

16.1

18.8

19.0

17.0

20.0

19.2

23.5

24.5

23.9

24.8

21.8

29.3

19.1

8.0

23.1

17.6

27.3

21.1

23.6

20.8

15.5

21.3

12.0

3.5

5.5

5.5

5.0

4.0

5.2

2.1

0% 20% 40% 60% 80% 100%

北海道(N=25)

東北(N=78)

関東(N=341)

信越・北陸(N=110)

東海(N=109)

近畿(N=161)

中国(N=101)

四国(N=58)

九州・沖縄(N=94)

D-1 リフォーム契約金 地域別(戸建て住宅)

100万円以下 100超~300万円以下

300超~500万円以下 500超~1000万円以下

1000万円超 不明

4.0

32.0

20.0

48.0

64.0

8.0

8.0

4.0

12.0

12.0

33.3

44.9

35.9

55.1

64.1

23.1

11.5

6.4

16.7

3.8

29.3

37.2

35.2

63.9

64.2

14.4

9.7

6.2

8.8

3.5

21.8

50.9

37.3

58.2

60.9

24.5

10.9

5.5

12.7

0.9

34.9

35.8

33.9

56.9

56.9

15.6

6.4

3.7

6.4

2.8

32.9

43.5

38.5

60.2

65.2

11.8

7.5

4.3

1.2

5.0

24.8

38.6

38.6

60.4

66.3

14.9

11.9

5.0

3.0

7.9

34.5

41.4

37.9

51.7

69.0

17.2

1.7

3.4

3.4

38.3

26.6

40.4

59.6

58.5

13.8

10.6

5.3

1.1

3.2

0 50 100

1.安全性等の向上

2.省エネ、冷暖房効率

向上

3.高齢化への対応

4.使い勝手、好みに

変更

5.住宅、設備の老朽化

6.子供成長・世帯人員

変更

7.健康増進・病気予防

8.中古住宅購入

9.地震被害補修

10.その他

(%)

C-3 リフォーム工事の目的(MA)

地域別(戸建て住宅)

北海道(N=25)

東北(N=78)

関東(N=341)

信越・北陸(N=110)

東海(N=109)

近畿(N=161)

中国(N=101)

四国(N=58)

九州・沖縄(N=94)

D-1 リフォーム契約金 地域別(戸建て住宅)

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- 49 -

調査票B

第3編 住宅リフォーム支援策や東日本大震災に関する事業者の意識 ◎住宅リフォーム支援策について

・税制優遇措置に関する事業者の認知度は上がっているが、知らないという事業者も依然として多

い(約 4 割)。事業者の規模が大きいほど、また耐震・バリアフリー・省エネリフォームの実績

がある事業者ほど認知度が高く、さらに認知度が高いほど、これを営業に活用している。優遇措

置の効果については半数が「効果がある」と回答しており、「効果がない」「わからない」とした

事業者は、その理由としてローンを利用する施主が少ないことを も多くあげている。

・住宅エコポイントは 8割強の事業者が知っており、認知度は高い。住宅リフォーム促進に効果が

あったとする事業者は約 5割、あまり効果はなかったとする事業者は約 3割である。あまり効果

がなかった理由は、該当する工事が限定的、適用要件が厳しいという回答が多い。

・今後要望する住宅リフォーム政策としては、「リフォームポイント(仮称)」の要望が強く、他に

は税制優遇等の手引書、税制優遇措置の拡充・延長などがみられる。

◎東日本大震災の影響について

・東北では、約 8割が今後の事業運営に影響があると回答し、東海・関東でも 5割弱で影響がある

としている。その内容は「物資不足の心配」が も多く、次いで「人手不足」があげられている。

・消費者意識については、7割弱が影響があると回答し、その内容は「耐震改修への関心の拡大」

「省エネ設備への関心の拡大」があげられている。地域別にみると、今後の地震発生の可能性が

高いとされている地域(関東、東海、四国)で「耐震改修への関心の拡大」が特に高い。

回答事業者(684 件)

税制優遇措置 認知状況 よく知っている 11.8%、大体知っている 46.2%

あまりよく知らない 33.6%、知らない 5.6%

活用状況・

意向

活用している・今後活用したい 65.8%

活用するつもりはない 9.8%、わからない 21.2%

効果 効果がある 49.4%、あまり効果はない 30.8%、わからない 15.9%

*「あまり効果はない」「わからない」理由

住宅ローンを利用する施主が少ない 63.8%

内容が複雑で理解しにくい 39.1%

手続きが面倒で経費がかかるため、使いにくい 37.8%

住宅エコポイ

ント 認知・活用

状況

認知状況:よく知っている 37.4%、大体知っている 45.9%

あまりよく知らない 11.7%、知らない 2.6%

申請実績:実績あり 59.2%、実績なし 31.3%

効果 効果があった 50.0%、あまり効果はなかった 30.3%、わからない 15.1%

終了の影響 影響あり 35.1%、あまり影響がない 27.9%、わからない 30.6%

今後要望する

政策 リフォームポイント(仮称)創設 55.3%

事業者対象の税制優遇措置等の手引書 29.8%

税制優遇措置の拡充・延長 25.0%

東日本大震災

の影響 事業運営へ

の影響

影響あり 43.3%、あまり影響なし 43.7%、わからない 8.9%

*影響ありの理由:物資不足 50.3%、人手不足 36.1%

消費者意識

への影響

影響あり 67.7%、あまり影響なし 20.3%、わからない 7.7%

*影響ありの理由:耐震改修への関心 73.7%、省エネ設備への関心 54.9%

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- 50 -

(1)リフォーム工事の実施状況

◎平成 22 年度のリフォーム実績(工事件数)

・今年度調査(H23 年度)においてアンケートに

回答した事業者の平成 22 年度におけるリフォ

ーム工事件数は、10 件未満から 500 件以上まで

ばらつきが大きいが、10件未満が4割弱と多く、

50 件未満が全体の 6割強を占める。

・平成 21 年度調査(平成 20 年工事件数)と比較

すると、工事件数 50 件未満の中小規模事業者

の比率が増加している。

◎耐震・バリアフリー・省エネ改修工事の実施状況

・リフォーム実績のある事業者の約 6 割がバリアフリー改修工事を実施しており、省エネ改修工事

(52.2%)、耐震改修工事(37.1%)に比べて多い。また、3種類全ての工事を実施した事業者は、3

割弱を占める。

・各事業者が実施した工事件数を合計すると、バ

リアフリー改修工事が 10,420 件、省エネ改修

工事が 13,843 件、耐震改修工事が 2,776 件で

ある。

・平成 21 年度調査と比較すると、省エネ工事を

実施した事業者の比率が増加し、工事件数も大

幅に増加している。1 事業者あたりの省エネ工

事件数は、平成 21 年度調査 12.4 件に対し、平

成 23 年度では 20.2 件と、6 割以上増加してい

る。

38.6

62.4

47.1

37.1

61.7

52.3

0% 20% 40% 60% 80%

耐震の実績あり

バリアフリーの実績あり

省エネの実績あり

E-2 耐震・バリアフリー・省エネ工事の実施状況

(リフォーム実績のある事業者)(MA)

H21(N=709)

H23(N=684)

4,977

12,054

8,772

2,776

10,420

13,843

0 5,000 10,000 15,000

耐震

バリアフリー

省エネ

E-2 工事件数

H21(N=709)

H23(N=684)

(件)

4.2

5.3

11.0

13.6

5.8

5.7

5.8

8.7

1.61.5

19.4

17.1

25.4

23.0

26.7

12.5 12.6

0% 20% 40% 60% 80% 100%

H23

(N=618)

H21

(N=601)

E-2 耐震・バリアフリー・省エネ工事の実施状況

耐震のみ バリアフリーのみ 省エネのみ

耐震+バリアフリー 耐震+省エネ バリアフリー+省エネ

全て実施 どれも実施していない 不明

4.1

8.7

34.8

30.6

25.9

19.5

7.0

6.5

13.7

16.8

8.9

11.4

5.6

6.5

0% 20% 40% 60% 80% 100%

H23

(N=684)

H21

(N=709)

E-2 事業者規模(リフォーム実績)

0件 10件未満 10-50件未満 50-100件未満 100-500件未満 500件以上 不明

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- 51 -

(2)住宅リフォーム支援策について

◎リフォーム工事に関する税制優遇措置の認知状況

・リフォーム工事に関する税制優遇措置(住宅

ローン減税、耐震改修促進税制、バリアフリ

ー改修促進税制、省エネ改修促進税制、固定

資産税、贈与税)について、5割弱が「大体知

っている」と回答し、「よく知っている」と「大

体知っている」の合計が約 6割、「知らない」

と「あまりよく知らない」の合計が約 4 割と

なっている。

・平成 21 年度調査と比較すると、「よく知って

いる」の比率は高まっているものの、「知らな

い」「よく知らない」の合計は約 4割と、依然

として多い。

・事業者の規模(年間リフォーム件数)別にみ

ると、規模が大きいほど制度の認知度が高く、

500 件以上では「よく知っている」が半数を超

え、「よく知っている」と「大体知っている」

の合計は 9割強に上る。

・リフォーム実績のある事業者について、耐震・

バリアフリー・省エネ改修工事の実績の有無

別にみると、工事実績のある事業者では認知

度が高く、耐震・バリアフリー・省エネ改修

工事をどれも実施していない事業者では「あ

まりよく知らない」と「知らない」の合計が 5

割を超える。

11.8

7.6

46.2

46.8

33.6

37.5

5.6

6.6

2.8

1.4

0% 20% 40% 60% 80% 100%

H23

(N=684)

H21

(N=709)

E-3① 税制優遇措置の認知状況

よく知っている 大体知っている あまりよく知らない 知らない 不明

17.2

13.0

9.7

59.9

51.4

35.2

21.7

31.3

43.6

0.6

3.5

10.9

0.6

0.7

0.6

0% 20% 40% 60% 80% 100%

耐震+バリアフリー+省エネ

(N=157)

いずれかのリフォームを実施

(N=453)

どれも実施していない

(N=165)

E-3① 税制優遇措置の認知状況

リフォームの実施状況別

よく知っている 大体知っている あまりよく知らない 知らない 不明

5.3

7.3

10.4

13.8

54.1

39.5

52.5

54.2

58.5

39.3

45.1

33.3

29.2

25.5

6.6

8.6

6.8

4.2

1.1

1.5

2.1

1.1

0% 20% 40% 60% 80% 100%

10件未満

(N=266)

10-50件未満

(N=177)

50-100件未満

(N=48)

100-500件未満

(N=94)

500件以上

(N=61)

E-3① 税制優遇措置の認知状況

事業者の規模別(年間リフォーム件数)

よく知っている 大体知っている あまりよく知らない 知らない 不明

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- 52 -

◎税制優遇措置の活用状況・意向

・税制優遇措置をユーザーに紹介するなど、営

業に活用している、または今後活用したいと

回答している事業者は 7割弱であり、一方「活

用するつもりはない」は約 1 割である。この

ほか「わからない」が約 2割みられる。

・平成 21 年度調査と比較すると、「活用してい

る・今後活用したい」の比率は若干減少して

いる。

・事業者の規模別にみると、規模が大きい事業

者ほど活用状況・意向が高く、年間件数が 50

件未満の事業者では「活用するつもりはない」

が 1割程度みられ、また 10 件未満の事業者で

は「わからない」が約 3割と多い。

・リフォーム実績のある事業者について、耐震・

バリアフリー・省エネ改修工事の実績の有無

別にみると、工事実績のある事業者では活用

状況・意向が高く、耐震・バリアフリー・省

エネ改修工事をどれも実施していない事業者

では「活用するつもりはない」が 1 割強みら

れ、「わからない」も約 3割に上る。

・税制優遇措置の認知状況別にみると、制度の

認知度が高いほど活発に活用されており、「よ

く知っている」事業者では「活用している・

今後活用したい」が 9 割を超えている。税制

優遇措置を「知らない」と回答した事業者は、

今後の活用についても 5 割が「わからない」

としているが、活用意向をもつ事業者も 4 割

強みられる。

65.8

70.5

9.8

7.2

21.2

19.9

3.2

2.4

0% 20% 40% 60% 80% 100%

H23

(N=684)

H21

(N=709)

E-3② 税制優遇措置の活用状況・意向

活用している・今後活用したい 活用するつもりはない わからない 不明

81.5

72.2

55.8

7.0

8.8

14.5

9.6

17.9

29.1

1.9

1.1

0.6

0% 20% 40% 60% 80% 100%

耐震+バリアフリー+省エネ

(N=157)

いずれかのリフォームを実施

(N=453)

どれも実施していない

(N=165)

E-3② 税制優遇措置の活用状況・意向

リフォームの実施状況別

活用している・今後活用したい 活用するつもりはない わからない 不明

53.8

68.9

77.1

78.7

93.4

13.5

10.7

6.3

4.3

4.9

31.2

19.2

14.6

16.0

1.6

1.5

1.1

2.1

1.1

0% 20% 40% 60% 80% 100%

10件未満

(N=266)

10-50件未満

(N=177)

50-100件未満

(N=48)

100-500件未満

(N=94)

500件以上

(N=61)

E-3② 税制優遇措置の活用状況・意向

事業者の規模別(年間リフォーム件数)

活用している・今後活用したい 活用するつもりはない わからない 不明

95.1

77.5

47.0

44.7

1.2

12.0

11.3

2.6

2.5

9.2

40.9

50.0

1.2

1.3

0.9

2.6

0% 20% 40% 60% 80% 100%

よく知っている

(N=81)

大体知っている

(N=316)

あまりよく知らない

(N=230)

知らない

(N=38)

E-3② 税制優遇措置の活用状況・意向

税制優遇措置の認知状況別

活用している・今後活用したい 活用するつもりはない わからない 不明

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- 53 -

◎税制優遇措置の効果

・税制優遇措置の効果については、全体の約半

数が「効果がある」、約 3割が「あまり効果は

ない」と回答している。

・平成 21 年度調査と比較すると、「効果がある」

と「あまり効果はない」の比率はほとんど変

わっていない。

・事業者の規模別にみると、500 件以上の事業者

では「効果がある」が 7 割を超え評価が高い

が、500 件未満の事業者では約 3~4割が「あ

まり効果はない」と回答している。10 件未満

の事業者では、「わからない」も2割強と多い。

・リフォーム実績のある事業者について、耐震・

バリアフリー・省エネ改修工事の実績の有無

別にみると、工事実績のある事業者では評価

が比較的高いが、実績の有無に関わりなく「あ

まり効果はない」が 3割程度みられる。

・税制優遇措置を「よく知っている」「大体知っ

ている」事業者では、「効果がある」という回

答が、税優遇措置を知らない事業者に比べて

多いが、「あまり効果はない」とする回答も 2

~3割を占めている。

49.4

51.3

30.8

29.1

15.9

15.0

3.8

4.7

0% 20% 40% 60% 80% 100%

H23

(N=684)

H21

(N=709)

E-3③ 税制優遇措置の効果

効果がある・ある程度効果がある あまり効果はない わからない 不明

58.0

52.8

42.4

31.2

31.8

33.3

7.6

13.7

21.8

3.2

1.8

2.4

0% 20% 40% 60% 80% 100%

耐震+バリアフリー+省エネ

(N=157)

いずれかのリフォームを実施

(N=453)

どれも実施していない

(N=165)

E-3③ 税制優遇措置の効果

リフォームの実施状況別

効果がある・ある程度効果がある あまり効果はない わからない 不明

44.4

52.5

39.6

55.3

73.8

27.8

35.6

43.8

31.9

21.3

24.8

10.2

14.6

11.7

3.3

3.0

1.7

2.1

1.1

1.6

0% 20% 40% 60% 80% 100%

10件未満

(N=266)

10-50件未満

(N=177)

50-100件未満

(N=48)

100-500件未満

(N=94)

500件以上

(N=61)

E-3③ 税制優遇措置の効果

事業者の規模別(年間リフォーム件数)

効果がある・ある程度効果がある あまり効果はない わからない 不明

72.8

54.7

38.7

39.5

21.0

35.4

30.9

23.7

3.7

8.5

27.8

34.2

2.5

1.3

2.6

2.6

0% 20% 40% 60% 80% 100%

よく知っている

(N=81)

大体知っている

(N=316)

あまりよく知らない

(N=230)

知らない

(N=38)

E-3③ 認知状況別税制優遇措置の効果

税制優遇措置の認知状況別

効果がある・ある程度効果がある あまり効果はない わからない 不明

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- 54 -

◎税制優遇措置について「あまり効果はない」「わからない」という理由

・税制優遇措置を「あまり効果はない」、また

は「わからない」とする理由では、「住宅ロー

ンを利用する施主が少ない」が も多く 6 割

強の事業者が指摘している。このほか、「内容

が複雑で理解しにくい」が約 4割、「手続きが

面倒で経費がかかるため、使いにくい」が 4

割弱となっている。

・平成 21 年度調査と比較すると、各理由の比率

にほとんど変化はないが、「内容が複雑で理解

しにくい」の比率が若干高くなっている。

◎住宅エコポイントの認知・活用状況

・4割弱の事業者が、住宅エコポイントを「良く

知っている」と回答しており、「大体知ってい

る」を合わせると認知度は 8割を超える。

・住宅エコポイント申請実績の有無をみると、

実績のある事業者が 405 件(59.2%)、実績の

ない事業者が 213 件(31.1%)である。

・住宅エコポイントの申請実績の有無別に認知

状況をみると、申請実績のある事業者では認

知度が高く、ほとんどが「よく知っている」

と「大体知っている」と回答している。申請

実績のない事業者では、「あまりよく知らな

い」と「知らない」の合計が約 3割みられる。

◎住宅エコポイントの住宅リフォーム促進効果

・半数の事業者が「効果があった」と回答し、「あ

まり効果はなかった」は約 3割である。

・住宅エコポイントの申請実績の有無別にみる

と、申請実績のある事業者では、約 7割が「効

果があった」としており評価が高く、申請実

績のない事業者では、「あまり効果はなかっ

た」、「わからない」という回答が各 4割前後、

合計で約 8割を占める。 16.4

70.9

43.2

25.2

36.6

2.5

3.8

1.5

0% 20% 40% 60% 80% 100%

住宅エコポイントの

申請実績なし

(N=213)

住宅エコポイントの

申請実績あり

(N=405)

E-4② 住宅エコポイントによる住宅リフォーム促進の効果

住宅エコポイントの申請実績有無別

効果があった あまり効果はなかった わからない 不明

14.6

53.3

54.5

42.7

24.4

3.0

6.6

0.2

0.7

0% 20% 40% 60% 80% 100%

住宅エコポイントの

申請実績なし

(N=213)

住宅エコポイントの

申請実績あり

(N=405)

E-4① 住宅エコポイントの認知状況

住宅エコポイントの申請実績有無別

よく知っている 大体知っている あまりよく知らない 知らない 不明

50.0 30.3 15.1

4.7

0% 20% 40% 60% 80% 100%

H23

(N=684)

E-4② 住宅エコポイントによる住宅リフォームの促進効果

効果があった あまり効果はなかった わからない 不明

37.4 45.9 11.7

2.6

2.3

0% 20% 40% 60% 80% 100%

H23

(N=684)

E-4① 住宅エコポイントの認知状況

よく知っている 大体知っている あまりよく知らない 知らない 不明

34.0

37.8

63.1

9.9

7.7

39.1

37.8

63.8

9.1

8.1

0% 20% 40% 60% 80%

内容が複雑で理解しにくい

手続きが面倒で経費が

かかるため、使いにくい

住宅ローンを利用する

施主が少ない

その他

不明

E-3③「あまり効果はない」「わからない」理由

H21(N=312)

H23(N=320)

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- 55 -

◎住宅エコポイントの住宅リフォーム促進効果の有無についての理由

・「効果があった」と回答した事業者のあげる理

由としては、「商品・サービスと交換できる」

が 7 割弱と も多く、次いで「リフォーム工

事に対する消費者意識を高めた」をあげる意

見が多い。

・一方「あまり効果がなかった」と回答した事

業者のあげる理由としては、「該当する工事の

種類が限定的」が約 6 割と も多く、次いで

「適用要件が厳しく、該当工事があまりなか

った」が 4割弱となっている。

◎住宅エコポイント終了による影響

・住宅エコポイントの終了は、住宅リフォーム

を促進する上で「影響がある(あった)」とい

う事業者は4割弱である。「あまり影響がない」、

「わからない」も各 3割前後みられる。

・住宅エコポイントの申請実績の有無別にみる

と、申請実績のある事業者では約半数が「影

響がある(あった)」と回答し、申請実績のな

い事業者では、「あまり影響がない」と「わか

らない」の合計が約 8割を占める。

16.0

46.9

31.5

28.4

47.4

21.2

5.2

3.5

0% 20% 40% 60% 80% 100%

住宅エコポイントの

申請実績なし

(N=213)

住宅エコポイントの

申請実績あり

(N=405)

影響がある(あった) あまり影響がない わからない 不明

35.1 27.9 30.6 6.4

0% 20% 40% 60% 80% 100%

H23

(N=684)

E-4③ 住宅エコポイント終了による住宅リフォーム促進への影響

影響がある(あった) あまり影響がない わからない 不明

58.5

36.7

17.4

6.8

0% 20% 40% 60% 80%

該当する工事の種類が

限定的であった

適用要件が厳しく、

該当工事があまりなかった

その他

不明

E-4②「あまり効果がなかった」理由(N=207)

67.5

19.9

45.0

2.9

8.5

0% 20% 40% 60% 80%

取得ポイントが商品・

サービスと交換できる

申請手続きが比較的

簡単であった

リフォーム工事に対する

消費者意識を高めた

その他

不明

E-4②「効果があった」理由(N=342)

E-4③ 住宅エコポイント終了による住宅リフォーム促進への影響

E-4③ 住宅エコポイント終了による住宅リフォーム促進への影響

住宅エコポイントの申請実績有無別

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- 56 -

◎今後要望する住宅リフォーム政策

・今後の住宅リフォーム政策への要望としては、

「リフォームポイント(仮称)」が半数を超え、

住宅エコポイントのような制度への継続の要

望が高い。

・「税制優遇措置の拡・延長」については 3割弱

の事業者が要望しており、また「事業者を対

象とした税制優遇等の手引書」を約 3 割の事

業者が要望している。

・その他、「リフォームに関する融資制度の充実」、

「リフォーム技術に関する手引書」の要望が

それぞれ約 2割みられる。

・事業者の規模別にみると、「リフォームポイン

ト(仮称)」は事業者の規模が大きいほど要望

が高く、100 件以上の事業者では 8割以上の要

望がみられる。また、500 件以上の大規模な事

業者では、「税制優遇の拡充・延長」(41.0%)、

「その他補助金等の予算措置」(27.9%)への

要望が比較的強い。

・「税制優遇の手引書」については、事業規模に

よる違いはあまりみられず、概ね 3 割で要望

されている。

44.0

22.2

20.7

13.2

31.2

22.2

13.9

6.8

53.1

26.0

20.9

19.2

29.9

19.8

14.1

5.1

58.3

22.9

16.7

20.8

27.1

22.9

8.3

6.3

80.9

24.5

27.7

12.8

29.8

21.3

12.8

6.4

85.2

41.0

21.3

27.9

29.5

13.1

11.5

4.9

0% 20% 40% 60% 80% 100%

リフォームポイント(仮称)の創設

リフォームに関する税制優遇措置の

拡充・延長

リフォームに関する融資制度の充実

上記以外の補助金等の予算措置

事業者を対象とした税制優遇措置等

に関する手引書

リフォーム技術に関する手引書

事業者を対象とした人材育成

その他

E-5 今後要望する住宅リフォーム政策

事業者規模別(リフォーム実績)

10件未満(N=266)

10-50件未満(N=177)

50-100件未満(N=48)

100-500件未満(N=94)

500件以上(N=61)

55.3

25.0

21.1

16.1

29.8

20.0

12.7

6.0

0% 20% 40% 60%

リフォームポイント(仮称)の創設

リフォームに関する税制優遇措置の

拡充・延長

リフォームに関する融資制度の充実

上記以外の補助金等の予算措置

事業者を対象とした税制優遇措置等

に関する手引書

リフォーム技術に関する手引書

事業者を対象とした人材育成

その他

E-5 今後要望する住宅リフォーム政策(N=684)

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- 57 -

(3)東日本大震災の影響について

◎東日本大震災による今後の事業運営への影響

・震災による事業運営への影響については、「影

響がある」と「影響がない」とがほぼ同じ比

率で回答されている。

・地域別にみると、東北では「影響がある」が

約 8 割と突出しており、次いで東海および関

東が 5 割弱、他の地域は 3~4 割程度である。

・影響があるとした理由は、「物資不足の心配」

が も多く(50.3%)、次いで「人手不足の心

配」(36.1%)があげられている。「受注増が

見込める」は約 2割である。

29.0

40.6

28.8

41.1

48.3

40.5

46.1

78.0

34.8

43.3

50.0

56.3

57.6

49.5

36.7

47.3

42.5

13.6

56.5

43.7

17.7

3.1

13.6

6.5

8.3

10.8

8.3

5.1

8.7

8.9

3.2

2.8

6.7

1.4

3.1

3.4

0.0

4.1

0% 20% 40% 60% 80% 100%

九州・沖縄

(N=62)

四国

(N=32)

中国

(N=59)

近畿

(N=107)

東海

(N=60)

北陸・甲信越

(N=74)

関東

(N=193)

東北

(N=59)

北海道

(N=23)

H23全体

(N=684)

E-6① 東日本大震災による今後の事業運営への影響

所在地(地域ブロック)別

影響がある あまり影響はない わからない 不明

19.9

36.1

50.3

22.0

1.0

0% 10% 20% 30% 40% 50% 60%

受注増が見込める

人手不足の心配

物資不足の心配

その他

不明

E-6①「影響がある」理由(N=296)

ブロック別

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- 58 -

◎東日本大震災による今後の消費者意識への影響

・震災による消費者意識への影響については、

「影響がある」が 7割弱を占める。

・地域別にみると、関東および東北では「影響

がある」が 8 割前後を占め、北陸・甲信越、

東海および四国でも約 7割となっている。

・影響があるとした理由は、全体では「耐震改

修への関心の拡大」が も多く(73.7%)、次

いで「省エネ設備への関心の拡大」(54.9%)

があげられ、この 2項目が突出している。

・地域別にみると、「耐震改修への関心の拡大」

については、関東(79.1%)、東海(76.2%)、

四国(87.0%)が全体平均を上回っており、今

後の地震発生の可能性が高いとされている地

域での比率が高い。一方、「省エネ設備への関

心の拡大」については、北海道(64.3%)、東

北(68.9%)、中国(64.0%)、九州・沖縄

(65.7%)が6割を超え高い。

2.9

4.3

16.0

18.5

16.7

11.1

7.0

17.8

0.0

10.8

14.3

4.3

16.0

15.4

14.3

14.8

17.7

22.2

21.4

16.2

65.7

56.5

64.0

56.9

47.6

50.0

48.7

68.9

64.3

54.9

71.4

87.0

64.0

63.1

76.2

70.4

79.1

71.1

71.4

73.7

0% 20% 40% 60% 80% 100%

九州・沖縄

(N=35)

四国

(N=23)

中国

(N=25)

近畿

(N=65)

東海

(N=42)

北陸・甲信越

(N=54)

関東

(N=158)

東北

(N=45)

北海道

(N=14)

H23全体

(N=463)

E-6②「影響がある」理由

所在地(地域ブロック)別

耐震改修への関心の拡大

省エネ設備への関心の拡大

断熱改修等への関心の拡大

その他

56.5

71.9

42.4

60.7

70.0

73.0

81.9

76.3

60.9

67.7

24.2

18.8

49.2

28.0

13.3

20.3

9.3

13.6

34.8

20.3

16.1

9.4

8.5

9.3

8.3

2.7

6.2

6.8

4.3

7.7

3.2

1.9

8.3

4.1

2.6

3.4

4.2

0% 20% 40% 60% 80% 100%

九州・沖縄

(N=62)

四国

(N=32)

中国

(N=59)

近畿

(N=107)

東海

(N=60)

北陸・甲信越

(N=74)

関東

(N=193)

東北

(N=59)

北海道

(N=23)

H23全体

(N=684)

E-6② 東日本大震災による今後の消費者意識への影響

所在地(地域ブロック)別

影響がある あまり影響はない わからない 不明

ブロック別

ブロック別

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- 59 -

【資料】調査票

住宅リフォームの施工物件に関するアンケート

一般社団法人住宅リフォーム推進協議会では、平成22年度に引き続き、住宅リフォームに関

するアンケート調査を実施致します。本調査はリフォーム事業者が施工した物件の内容を施主に

代わりお答え頂くもので、結果は、一般公開し住宅リフォーム事業の発展に役立つ資料として好

評を得ております。その他の目的での使用は一切ありません。その趣旨をご理解いただき以下の

調査にご協力いただきますよう、よろしくお願い申し上げます。 A.リフォームを行われた施主の方や居住する世帯についてお伺いします。

(A-1)施主の年齢について(1つのみ選択) □1. 20 歳代以下 □2. 30 歳代 □3. 40 歳代 □4. 50 歳代 □5. 60 歳代 □6. 70 歳以上

(A-2)施主と、リフォームを行った住宅の居住者(居住世帯)との関係はどれに該当しますか。 (1つのみ選択) □1. 施主が住宅を所有し、居住している □2. 施主が住宅を所有しているが、親族が居住している(施主は居住していない) □3. 施主が住宅を所有しているが、他人に賃貸している □4. 施主の親族が住宅を所有し、施主は同居している □5. 施主(または親族)以外が住宅を所有し、施主は居住している(又は居住予定) □6. その他( )

(A-3)リフォームを行った住宅に居住する世帯の世帯主年齢について(1つのみ選択) *施主と、居住世帯の世帯主が同じである場合も、再度お答えください。 □1. 20 歳代以下 □2. 30 歳代 □3. 40 歳代 □4. 50 歳代 □5. 60 歳代 □6. 70 歳以上

(A-4)リフォームを行った住宅に居住する世帯のご家族構成について(1つのみ選択) □1. 単身 □2. 夫婦のみ □3. 親子(二世代) □4. 夫婦と子と親(三世代) □5. その他

(A-5)上記(A-4)のご家族の人数(世帯主を含めて)について 人 B.リフォームを行った住宅についてお伺いします。 (B-1)リフォームを行った住宅の所在地 都・道・府・県 (B-2)リフォームを行った住宅の種類について(1つのみ選択)

□1. 戸建て □2. テラスハウス □3. マンション (B-3)リフォームを行った住宅の築年数について(1つのみ選択)

□1. 5 年以下 □2. 5 年~10 年以下 □3. 10 年~15 年以下 □4. 15 年~20 年以下 □5. 20 年~25 年以下 □6. 25 年~30 年以下 □7. 30 年超

調査票A

平成 22 年 1 月から平成 23 年 6 月に施工した物件について、物件ごとに記入してください。

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(B-4)リフォームを行った住宅の居住世帯が、入居してから今回のリフォームを行うまで

の居住期間について(1つのみ選択) □1. 0 年 □2. 0 年~5 年以下 □3. 5 年~10 年以下 □4. 10 年~15 年以下 □5. 15 年~20 年以下 □6. 20 年~25 年以下 □7. 25 年~30 年以下 □8. 30 年超

(B-5)リフォームを行った住宅の取得方法について(1つのみ選択) □1. 注文住宅(建替えを含む)の建設 □2. 新築分譲住宅の購入 □3. 中古住宅の購入 □4. 親からの相続等 □5. その他

C.リフォーム工事の内容についてお伺いします。 (C-1)リフォーム工事の竣工年月 平成 年 月 (C-2)リフォーム工事の種類について(1~4 のうち1つのみ選択)

□1. 増築 実施前の床面積 ㎡ → 実施後の床面積 ㎡ □2. 改築(住宅の一部を取り壊して改めて住宅部分を建築する工事) □3. 大規模な修繕又は模様替え(壁、柱、床、はり、屋根または階段の一種類以上について過半

の修繕又は模様替えをするもの)

□4. その他の修繕、模様替え、減築(二階を減らす等)

(C-3)リフォーム工事の目的と内容について *マンション等の場合、専有部分のリフォームに該当する項目のみお答えください。

①工事の目的について(あてはまるものすべて選択) □1. 安全性等の向上を図るため □2. 省エネルギー化、冷暖房効率の向上等を図るため □3. 老後に備えたり、同居する高齢者等が暮らしやすくするため □4. 使い勝手の改善、自分の好みに変更するため □5. 住宅、設備の老朽化や壊れたため □6. 子供の成長や世帯人員の変更にともない、必要が生じたため □7. 健康増進や病気予防に配慮した室内環境にするため □8. 中古住宅の購入に合わせて □9. 地震による被害の補修のため □10. その他( )

②工事の内容について(あてはまるものすべて選択)

□1. 広さの変更 □2. 間取りの変更 □3. 内装の変更(壁紙、床の張り替え等) □4. 居室の用途の変更 □5. 収納スペースの改善 □6. 段差の解消、手すりの設置 □7. 住宅設備の変更(キッチン、バス、トイレ等) □8. 室内建具の変更 □9. 冷暖房設備、給湯設備等の設置・更新(床暖房含む) □10. 壁、柱等の主要構造部の改修 □11. 耐震補強工事 □12. 耐火性能強化 □13. 防犯性能強化 □14. 防音工事 □15. 太陽光発電・温水器の設置 □16. 外壁への断熱材の設置工事 □17. 屋根・天井への断熱材の設置工事 □18. 床・基礎への断熱材の設置工事 □19. 窓ガラス・窓サッシ等の改良 □20. 外装の変更(屋根の葺き替え、外壁の塗り替え等) □21. その他( )

裏面もご回答お願いいたします。

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D.リフォーム工事の契約額・資金内訳等についてお伺いします。 (D-1)リフォーム工事の契約金額および自己資金、借入金、補助金はいくらでしたか(消費税

込)。借入金や補助金は、ない場合は「0」を記入してください。

① 契約金額 万円=自己資金 万円+借入金 万円+補助金 ※ 自己資金には、預貯金、不動産の売却代金、親族からの贈与等が含まれます。

② 借入金内訳 公的金融機関 万円 償還期間 年 民間金融機関 万円 償還期間 年 その他 万円 償還期間 年

※「公的金融機関」とは、住宅金融支援機構、地方公共団体、年金資金運用基金、雇用・

能力開発機構、沖縄振興開発金融公庫を指します。 ※「民間金融機関」とは、「公的金融機関」以外の金融機関を指します。 ※「その他」には、勤務先、親族及び知人、労働金庫等からの借入が含まれます。

(D-2)リフォーム工事契約時に住宅ローンが残っていましたか(わかる範囲で)。 □1. 残っている □2. 残っていない □3. 不明 (D-3)リフォーム工事に関して以下の税制優遇措置や公的な補助を利用しましたか。わかる範

囲でお答えください。(1~12 であてはまるものすべて選択)

<増改築工事全般> □1. 住宅ローン減税(所得税) □2. 相続時精算課税制度(住宅取得資金等の非課税枠・贈与税) □3. 暦年課税制度(住宅取得資金等の非課税枠・贈与税) □4. 地方自治体の住宅リフォーム工事に関する補助(リフォーム全般に関するもの) □5. 地方自治体の地場産材活用に対する補助

<耐震改修工事> □6. 投資型減税(既存住宅の耐震改修に係る所得税額の特別控除) □7. 耐震改修工事を行った住宅の固定資産税の減額 □8. 地方自治体の耐震改修工事に関する補助

<バリアフリー改修工事> □9. 投資型減税(住宅のバリアフリー改修に係る所得税額の特別控除) □10. ローン型減税(住宅のバリアフリー改修に係る所得税額の特別控除) □11. バリアフリー改修を行った住宅の固定資産税の減額 □12. 介護保険による住宅改修費の支給 □13. 地方自治体のバリアフリー改修工事に関する補助(介護保険以外)

<省エネ改修工事> □14. 投資型減税(住宅の省エネ改修に係る所得税額の特別控除) □15. ローン型減税(住宅の省エネ改修に係る所得税額の特別控除) □16. 省エネ改修を行った住宅の固定資産税の減額 □17. 地方自治体の省エネ改修工事に関する補助

① 契約金額 万円=自己資金 万円+借入金 万円+補助金 万円

※ 自己資金には、預貯金、不動産の売却代金、親族からの贈与等が含まれます。

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(D-4)住宅エコポイント制度を利用しましたか。(1 つのみ選択) □1. 利用した □2. 利用しなかった □3. わからない 工事内容とポイントの交換について(あてはまるものすべて選択) ①対象となる工事 □1. 窓の省エネ改修 □2. 外壁、屋根、天井、床の省エネ改修 □3. 1 または 2 と同時に行うバリアフリー改修工事

□4. 1 または 2 と同時に行う太陽熱システムの設置 □5. 1 または 2 と同時に行う節水型トイレの設置 □6. 1 または 2 と同時に行う高断熱浴槽の設置

②ポイントの交換 □1. 商品等への交換 □2. 環境寄附 □3. 追加工事への即時交換 (D-5)この住宅リフォーム工事では、リフォーム瑕疵保険に加入しましたか。(1 つのみ選択)

□1. 加入した □2. 加入しなかった (D-6)この住宅リフォーム工事は、住宅履歴情報として登録しましたか。(1 つのみ選択) □1. 登録した □2. 登録していない □3. 不明

ご不明の点は下記まで、お問い合わせ下さい。ご協力ありがとうございました。 【 お問合せ先】 一般社団法人 住宅リフォーム推進協議会 事務局:中島

TEL:03-3556-5430 FAX:03-3261-7730

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住宅リフォーム事業に関するアンケート(住宅リフォーム支援策等)

一般社団法人住宅リフォーム推進協議会では、住宅リフォームの支援策等に関するアンケート

調査を実施致します。本調査はリフォーム事業者の立場で税制優遇措置やエコポイント等の利用

状況やご意見をお答え頂くもので、結果は、一般公開し住宅リフォーム事業の発展に役立つ資料

として活用します。その他の目的での使用は一切ありません。その趣旨をご理解いただき以下の

調査にご協力いただきますよう、よろしくお願い申し上げます。

(E-1)貴社の事業所(本店)所在地は 都・道・府・県 (E-2)貴社の事業所の平成 22 年度における住宅リフォーム工事の件数をご記入ください。そ

のうち、耐震・バリアフリー・省エネ改修工事がある場合、住宅エコポイントの申請を行った

場合は、その件数をご記入ください。(実績がない箇所には、「0」とご記入ください) 住宅リフォーム工事 年間件数

件 (E-3)リフォーム工事に関する税制優遇措置(住宅ローン減税、耐震改修促進税制、バリアフ

リー改修促進税制、省エネ改修促進税制、固定資産税、贈与税)についてお聞きします。 ①貴社は、リフォーム工事に関する税制優遇措置の内容を知っていますか。(1つのみ選択)

□1. よく知っている □2. 大体知っている □3. あまりよく知らない □4. 知らない

②貴社は、リフォーム工事に関する税制優遇措置をユーザーに紹介するなど、営業に活用して

いますか。また今後活用したいと思いますか。(1つのみ選択) □1. 活用している・今後活用したい □2. 活用するつもりはない □3. わからない

③貴社は、リフォーム工事に関する税制優遇措置が、ユーザーの住宅リフォームを促進する上

で効果があると思いますか。(1つのみ選択) 「2.あまり効果はない」「3.わからない」と回答した方は、その理由をお答えください。 □1. 効果がある・ある程度効果がある □2. あまり効果はない □3. わからない

(E-4)リフォーム工事に関する住宅エコポイントについてお聞きします。 ①貴社は、リフォーム工事に関する住宅エコポイントの内容を知っていますか。(1つのみ選択)

□1. よく知っている □2. 大体知っている □3. あまりよく知らない □4. 知らない

左記件数のうち、 (複数回答可) ① 耐震改修工事の件数 件 ② バリアフリー改修工事の件数 件 ③ 省エネ改修工事の件数 件 ④ 住宅エコポイントの申請件数 件

調査票B

この調査票Bは、リフォーム事業者としての立場で、1事業者につき1枚ご提出ください。

その理由は何ですか。(複数回答可) □1. 内容が複雑で理解しにくい

□2. 手続きが面倒で経費がかかるため、使いにくい

□3. 住宅ローンを利用する施主が少ない(自己資金で工事

を行う場合が多く、住宅ローン減税を利用できない)

□4. その他( )

裏面もご回答お願いいたします。

調査票B

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②貴社は、リフォーム工事に関する住宅エコポイントが、ユーザーの住宅リフォームを促進す

る上で効果があったと思いますか。(1つのみ選択) □1. 効果があった □2. あまり効果はなかった □3. わからない

③住宅エコポイントは7月末着工分で終了しましたが、ユーザーの住宅リフォームを促進する

上で影響がある(あった)と思いますか。(1つのみ選択) □1. 影響がある(あった) (内容・理由等 ) □2. あまり影響はない (内容・理由等 ) □3. わからない

(E-5)今後、どのような住宅リフォーム政策を要望されますか。(複数回答可)

□1. リフォームポイント(仮称)*の創設 * 住宅エコポイントの仕組みを活用した、リフォーム促進のための新しいポイント制度

□2. リフォームに関する税制優遇措置の拡充・延長 (具体的に ) □3. リフォームに関する融資制度の充実 (具体的に ) □4. 1~3 以外の補助金等の予算措置

(具体的に ) □5. 事業者を対象とした税制優遇措置等に関する手引書(制度概要、メリット、申請手順等)

□6. リフォーム技術に関する手引書(設計・施工マニュアル、事例集等) □7. 事業者を対象とした人材育成(セミナー等) □8. その他(具体的に )

(E-6)東日本大震災による影響について、お聞きします。 ①東日本大震災によって、今後の貴社の事業運営に影響があるとお考えですか。(1つのみ選択)

□1. 影響がある □2. あまり影響はない □3. わからない

②東日本大震災によって、今後の消費者意識に影響があるとお考えですか。(1つのみ選択) □1. 影響がある □2. あまり影響はない □3. わからない

その理由は何ですか。(複数回答可) □1. 受注増が見込める □2. 人手不足の心配 □3. 物資不足の心配 □4. その他( )

ご不明の点は下記まで、お問い合わせ下さい。ご協力ありがとうございました。 【 お問合せ先】 一般社団法人 住宅リフォーム推進協議会 事務局:中島

TEL:03-3556-5430 FAX:03-3261-7730 E-mail:[email protected]

その理由は何ですか。(複数回答可) □1. 耐震改修への関心の拡大 □2. 断熱改修等への関心の拡大 □3. 省エネ設備(給湯システム、太陽光利用等) への関心の拡大 □4. その他( )

その理由は何ですか。(複数回答可) □1. 該当する工事の種類が限定的であった

□2. 適用要件が厳しく、該当工事があまりなかった

□3. その他( )

その理由は何ですか。(複数回答可) □1. 取得ポイントが商品・サービスと交換できる

□2. 申請手続きが比較的簡単であった

□3. リフォーム工事に対する消費者意識を高めた

□4. その他( )

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無断転載禁止

この調査結果を転載する場合には、下記の住宅リフォーム推進協議会にご連絡ください。

平成23年度 住宅リフォーム実例調査報告書

平成24年3月

発 行:一般社団法人 住宅リフォーム推進協議会

〒102-0083 東京都千代田区麹町 4-3-4 宮ビル 5階

TEL 03-3556-5430 FAX 03-3261-7730

調査協力:(有)ジオ・プランニング