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Page1 Confidential tobimushi Inc. Page1 Confidential 林林林林林林林林林林林林林林 YOSHITERU TAKEMOTO

トビムシ

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林業を通じて地域を元気にする

YOSHITERU   TAKEMOTO

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私の履歴書(超簡易版)

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 私の履歴書( Before 社会人) 

1971 年東京に生まれる、生後間もなく引越し、以降、横浜で育つ、2 人兄弟(長男)

小学生時代:水泳に目覚める

中学生時代:ヤンチャに目覚める

高校生時代:アメフトに目覚める 大学生時代:読書に目覚める大学院生時代:環境問題に目覚める

青春期  ↓思春期 ↓青春期  ↓思春期

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 私の履歴書( After 社会人) 

学費がなくなり、就職(大学院生兼任)、ひょんなことから NY へ世界における日本に目覚める

財務会計コンサル時代:ビジネスに目覚める

政策コンサル時代:法律創りに目覚める

Greenish Village Inc. を起業経営コンサル時代:経営に目覚める アミタ㈱へ合流、 2009 年 tobimushi Inc. を2010 年 ワリバシカンパニー㈱を設立、持続可能な(地域)社会創りに目覚め、現在に至る

青春期 

思春期 ↓青春期  ↓思春期

青春期 

↓ ↓ ↓

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本編(の はじめに)

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 問題提起①(トビムシの思考)

・持続可能社会とは?

   ⇒ 未明。但し、今の社会が持続可能でないことは明らか

・なぜ、持続不可能なのか?

   ⇒ コントロールできない、できる領域が少ない    ⇒ がゆえ、夢(未来)を描くことができない、描くことが困難         

・コントロールはどうすれば可能になるのか? 

   ⇒ ①グローバリゼーションへの適応(肉食力強化)

   ⇒ ②地域ごとの自立(社会的包摂性の再興)

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 問題提起②(トビムシの思考)

現状、「グローバリゼーションへの適合」しか喧伝されていない

 確かに、①は重要。 しかしながら、②の「地域ごとの自立」も同程度、 あるいはそれ以上に重要

そこで最後の問題提起:

・地域の自立は可能なのか?  

   ⇒ 現状、極めて困難

 では、どうすればいいのか?

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 解決へのアプローチ(トビムシ仮説)

中央(ヒト・モノ・カネ&情報の集まる    都市だけが考え、支配する仕組み)からの脱却

 ⇒ 地域が思考し、行動する

都市及び他の地域との関係性(再)構築

 ⇒ 地域が、必要とする相手、その相手との関係性を考え、創る

その実現に、地域、中山間地域がなすこと、なすべきこと、それが、

林業(及び木材加工業)を通じた持続可能地域(市場)の創造

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わが国森林管理の構造的問題

入口(川上)⇔出口(川下)

はじめに

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日本の森林管理の構造的問題①

入口(川上)

小口分散所有

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小口分散所有の課題

・ 長期計画施業、集団(効率)施業、機械化の導入が困難 ⇒ 高コスト体質(非採算)の恒常化 ⇒ 長期投資(人材及び機械設備)が難しい

      ⇒ 計画的効率施業のためには集約化が必要

・ 木材の計画的販売、量的・質的安定供給が困難 ⇒ 取引価格の不安定さに基づく収入(経営)の不安定化 ⇒ 長期投資(人材及び機械設備)が難しい

      ⇒ 計画的安定供給のためには長期施業が必要

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tobimushi Inc.

株式会社トビムシ

トビムシたちは、森林土壌の中にたくさん棲んでいます。

その数は、1平方メートルあたり数万から 10万匹にもなると言われています。

ほとんどの人が存在することすら知らないトビムシたち。でも実は土壌中の有機物の分解プロセスにおいてとても重要な役割を担っています。トビムシたちが、落ち葉を食べて噛み砕き、糞を出すことで、バクテリアやカビなどの微生物が活性化するのです。

つまり、トビムシたちは、森の物質循環を支えています。

私たちは、人知れず森の循環を支えているトビムシたちのように、森を支え、そして森とともにある社会と人々の暮らしを支えいく存在になりたいと考えています。

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西粟倉村

  【小口集約型】

・役場中心に権利を取りまとめる

・森林組合との協同

・ to B 出口開発・連携

・ファン(主に都市)の創造、連携

A町 B町

   【流通集約型】

・山主をまとめている流通業者の連携

・役場はそれを後方・側面支援

・既存出口の有機的連携・発展拡大

・補完的に、ファンを創造、連携

その他

  【都市近郊型】

・大手企業出口との連携が出発点

・役場はそれを後方・側面支援

・その他出口開発

・近郊都市との連携、ファン創造

【大口+小口合算型】

・大山主及び役場と協議を進展

・森林組合+ α との協同、連携

・ to B 出口開発・連携

・既存ファンの有機的連携、発展拡大

地域の特性(有形無形の資産)を丁寧に把握し、斟酌し、最大限活かしながら、森林・林業の再生を中心に、本来的な持続可能地域の創造を、地域と「共」に、地域の未来に夢を懐く人と「共」に為す事業

 「共有の森事業」

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小口分散所有と共有の森事業(トビムシ)

そこで、共有の森事業 にすると、

・ 集約化により、計画的効率施業が可能となる   ⇒ 計画的効率施業に基づくコストダウン

・ 長期施業委託により、計画的安定供給が可能となる     ⇒ 計画的安定供給(販売)に基づく売上アップ(又は安定)

 (結果)⇒収益性、信頼性、事業の持続性の向上

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■ 各事業施策

tobimushiカーボンオフセット他CO2評価、活用その他

tobimushi&森林組合&森林再生S施業技術向上・人材育成

tobimushi&森の学校&役場オフ会、事業報告会他東京他都市圏での見える化

森の学校&tobimushiDAIK-PJ 他(EC含む)家具その他利用

森の学校(&tobimushi)工務店等連携@周辺市場

tobimushi工務店等連携@首都圏他

役場&森の学校加工設備整備事業製材&乾燥機の導入利用機械化品質担保

実施主体実施プロジェクト施策詳細施策施策目的

tobimushi&自治体(外郭団体等)自治体での国産材利用PJ

tobimushi&自治体(外郭団体等)自治体での国産材利用PJ

森の学校(&tobimushi)製材会社等連携集成・合板利用

tobimushi & 森の町内会紙(材料)利用PJマテリアル利用利用促進(切捨間伐材) tobimushiペレット化and/orチップ化PJサーマル(エネルギー)利用

森の学校&役場&tobimushi投資化向けツアー他地域(現地)での見える化

見える化顧客創造tobimushi(&森の学校)メディア露出、季刊誌他メディアを通じた見える化

森の学校(&tobimushi)産直住宅(木の家)事業

無垢材利用高付加価値化

(間伐材)出口

(channel)開拓

役場(&森林組合)GIS整備事業GISシステムの開発利用

tobimushi&森林組合高性能林業機械の導入利用

機械化

森林組合(&tobimushi)

共有の森事業

計画施業&作業道設置

集団化効率向上

tobimushiカーボンオフセット他CO2評価、活用その他

tobimushi&森林組合&森林再生S施業技術向上・人材育成

tobimushi&森の学校&役場オフ会、事業報告会他東京他都市圏での見える化

森の学校&tobimushiDAIK-PJ 他(EC含む)家具その他利用

森の学校(&tobimushi)工務店等連携@周辺市場

tobimushi工務店等連携@首都圏他

役場&森の学校加工設備整備事業製材&乾燥機の導入利用機械化品質担保

実施主体実施プロジェクト施策詳細施策施策目的

tobimushi&自治体(外郭団体等)自治体での国産材利用PJ

tobimushi&自治体(外郭団体等)自治体での国産材利用PJ

森の学校(&tobimushi)製材会社等連携集成・合板利用

tobimushi & 森の町内会紙(材料)利用PJマテリアル利用利用促進(切捨間伐材) tobimushiペレット化and/orチップ化PJサーマル(エネルギー)利用

森の学校&役場&tobimushi投資化向けツアー他地域(現地)での見える化

見える化顧客創造tobimushi(&森の学校)メディア露出、季刊誌他メディアを通じた見える化

森の学校(&tobimushi)産直住宅(木の家)事業

無垢材利用高付加価値化

(間伐材)出口

(channel)開拓

役場(&森林組合)GIS整備事業GISシステムの開発利用

tobimushi&森林組合高性能林業機械の導入利用

機械化

森林組合(&tobimushi)

共有の森事業

計画施業&作業道設置

集団化効率向上

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小口分散所有の(施業管理の)これから

・ 小口の山林は、物権(所有権、地上権等)か債権(契約)か

  を問わず、集約化の方向(制度改変の可能性を含む)  

・ がゆえ、小口分散所有の山林でも収益があがる ・ がゆえ、間伐(管理)も植林(投資)も進む ・ がゆえ、森は、人の手が入り、明るく、植生豊かになる

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日本の森林管理の構造的問題②

出口(川下)

間伐材の利用

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40 年の森(小径木)

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100 年の森(大径木)

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間伐(材)の課題

・ 間伐材が本格的な柱材利用に適う状態になるには 10 年かかる

⇒ それまで、収益性を担保した森林整備が必須

 ⇒ そのためには、収益を確保し得る木材(小径木)利用が必要

・ 間伐材利用の最適解はカスケード利用(段階的な複数回利用)

⇒ ペレットやチップ、おが粉等の利用が期待されるものの、   売価 3000円 /㎥程度では、製造コストがあわない

      ⇒ そのため、上記製品化前工程の破砕粉砕等を要する    (前工程分のコスト吸収可能な)木材利用が必要    

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■ ワリバシ 

日本の森と土の再生に貢献しコストメリットもあってなによりお客様に喜ばれる

国産間伐材の無垢の割り箸の使用をご提案します。

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間伐(材)と割箸(ワリカン)

そこで、 WAREBASHI にすると、

・ (柱材としては材積不足の)小径木間伐材の利用が可能となる

⇒ 間伐及び間伐材利用が促進する(森林整備&材積増加)

・ 割り箸の製造端材の利用が可能となる     ⇒ 端材利用(製品化)が促進する(更なる収益機会、           物質&エネルギーの有効利用機会の確保)

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■ ワリバシの環 

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間伐(材)のこれから

・ 20年~ 50 年程度の間伐材を割箸の原材料として利用

  ※ 割箸 250億膳がすべて国産間伐材から製造されることになると

   100万㎥ / 年の間伐材利用が可能になります  

・ がゆえ、間伐で収益があがる ・ がゆえ、間伐(管理)も植林(投資)も進む ・ がゆえ、森は、人の手が入り、明るく、植生豊かになる

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トビムシトビムシ && ワリカンワリカン     @西粟倉     @西粟倉

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人口約 1600 人の源流の村

合併せずに自立の道を選択

村の 90%以上が森林

林業従事者約 30名

大工、木工等の木の職人約 30名

 岡山県西粟倉村の概要 

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スギ齢級構成

0.0 0.5 6.5 7.2 50.4 65.4 64.9 314.7 297.8 444.3 373.8 96.5 110.9 72.1 46.1 41.8 30.6 115.6 28.8 44.10

100

200

300

400

500

600

700

1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20~

現在

齢級

ha面積

()

■ 西粟倉村の森の現状

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最上流部には立派なブナの木が茂る若杉原生林があります。

若杉原生林から少し下流におりたところに、樹齢 100年を超える立派なスギ人工林があります。適切な管理が 100年間にわたって継続された理想の森林の姿がここにあります。

40年から 50年生を迎える人工林の多くが、このような状況です。枝打ちもされていてそれなりの手入れがなされてきたものの、ここしばらくは人手が入らずに暗い森林になってしまっています。

このような森の多くが、かつて採草地、つまり牛のエサを採るための草地でした。牛がトラクターに置き換わり、不要になった採草地を、価値のあるものして次世代につなぐため、植林が行われました。

せっかくここまで育った森。そして、ここに木を植えた人々の想い。これらを、ここで捨ててしまうわけにはいかないのです。

過疎と高齢化が進むことで地域がだめになっていくのではないと考えています。地域が捨ててはいけないものを捨ててしまったとき、過疎という悪循環から抜けられなくなるのではないでしょうか。

■   50 年の森から 100 年森へ

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「百年の森林構想」、森と地域の再生に取組んでいる西粟倉村。

過去2年間で 40名ほどの   Iターン者が村へ移住。

  ※林業系雇用 60名程度創出

今年度も、 10名以上の新しい仲間たちが集う。 森林組合、森の学校、木薫、役場など、所属組織が

違っても、構想実現のための1つのチームだと考えています。

■ 挑戦者の集い

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(株)トビムシ

資金調達投資家対応施業管理支援素材販売支援

森林所有者

作業班、林業事業者、土建業者森林施業、作業道開設等

投資家

施業収益分配金 

長期施業管理委託契約

出資契約

委託

配当

出資

FSC森林認証グループ加入

共有の森ファンド(特別勘定)

委託

高性能林業機械購入費用、 FSC認証年次監査費用、作業道開設費用 等

林業経営基盤整備費用    

施業販売協定

(株)仲介ミュージックセキュリティーズ

西粟倉村役場

長期施業管理受託FSCグループマネジメント

財務管理

大手製材会社等

百年の森林事業 特別会計

素材販売収入

地元製材工場 委託

国庫補助金

㈱西粟倉・森の学校

地域メディア事業産直住宅事業部材供給事業

地場産品企画・販売

大工等住宅建設事業者

消費

委託

住宅販売収入部材販売収入ツアー収入 等

雇用対策協議会

リクルート業務移住・定住支援

起業支援

販売支援報酬施業収益分配金

 

村内事業者 人材

森林組合

施業計画立案施業管理

補助金受給事務素材販売業務

森林管理   

基本合意書

※小口投資に限定し多数の参加を得る

機械レンタル料

農産品等販売収入 

■ 西粟倉村 百年の森林構想(概要図)

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共有の森ファンド共有の森ファンド

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ファイナンスとは?  

 ⇒特定事業(体)の特定目的実現に必要となる資金の調達

自治体(中山間地域)にとってのファイナンス  

 ⇒起債中心:過疎・辺地債による(形式的)効率的ファイナンス

林業家(個人 and/or 法人)にとってのファイナンス  

 ⇒借入中心:政策金融等による(形式的)効率的ファイナンス

  しかしながら、「効率」的ではあっても、「効果」的ではない

■ 林業周りとファイナンス

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こらからのファイナンス   ・単なる資金調達ではなく、社会的な関係性創りの重要な手段へ 

・個人ひとり一人が、特定目的(社会貢献等)の実現に向けた 営みに参加できる、重要な手段へ

・世界を駆け巡るファイナンスから、地域に根付くファイナンスへ

・顔の見えないファイナンスから、顔の見えるファイナンスへ

■ これからのファイナンス

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いまこそ、「再びの共有化」を 

 いままでは地縁でしかあり得なかったコモンズ(共有)、 

 それが、 IT技術及び金融技術の発展を経た今だからこそ、 

 時間と空間を越えた、新たなコモンズの形成が可能に

 

  共有の森ファンドとは、

 新たなコモンズを創り、新たな経済(関係)を生み、 地域(の林業)を「森と共にある人と暮らし」につなぐ架け橋

■ 再びの共有化

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地域プロデュース会社地域プロデュース会社

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■ 地域プロデュース会社:㈱西粟倉・森の学校

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㈱トビムシ西粟倉村役場 西粟倉村民

(株)西粟倉・森の学校(地域プロデュース会

社)

■ 設立経過と株主構成

2009年10月設立役場100万円トビムシ200万円

2010 年 3 月増資(村民限定)申込者数 73名( 69 世帯)申込株数 207株( 207万円)総世帯数(約 550 世帯)比株主世帯数割合約 12%

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木材をはじめとする森から得られる恵みを、村内事業者、農家との連携により商品化し、販売を行う。木材加工流通事業を中核事業として、家具等生活雑貨販売事業、エコツーリズム事業、環境保全型農産品販売事業などを実施する。これらが物質循環や顧客創造の流れにおいて互いの相乗効果を持つようにしていくことが重要である。

木材加工流通事業 産直住宅販売事業(工務店等への住宅部材一式の供給・販売、住宅建設)

  内装材販売事業(公共建築物向け、賃貸住宅用などの新市場向け)

エコツーリズム事業

森林資源( 立 木 )

育林・素材生産業

(森林組合等)

素 材

※これまではほとんど村外の原木市場で販売されていたため、

  地域内での雇用に結びつかなかった。

家具等生活雑貨販売事業

環境保全型農産品販売事業

:木材の流れ

:顧客創造の流れ

:水の流れ

※これまでは乾燥機等の木材製品の仕上げ工程を行う設備が村内にはなかったため、  最終製品まで村内で制作するためには一度地域外に加工委託をしなければならなかった。

村内製材所

部材供給機能の確立(乾燥機、グレーディグマシーン、ストックヤードなどのハード整備)

村内事業者(大工、木薫、大島氏、関野氏他)

(村内農家との連携)(村内農家との連携)

■ 主な事業

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おまけおまけ

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森林創匠

ワリバシカンパニー

西粟倉・森の学校

トビムシ

西粟倉村役場

アミタ HD

某投信

ISC

某エンジェル

共有の森ファンド ワリバシファンド

木薫

西粟倉村民

B ・ C 材利用A 材・ B 材利用

森林再生システム施業管理 PJ⇒施

業管理会社

参画@都会(及び地域)

下地(パネル)材

参画@地域

木質燃料ペレット

C ・ D 材利用

■ トビムシグループ概要図 

毎日アースデイ

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