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【教科名】 社会科 (2019 年度) (1)目指すもの 地理歴史分野・公民的分野の基本的な学習を大切にしながら、さらに幅広い社会科の素養を身につ けます。「暗記」することのみが本校の社会科学習ではありません。一人ひとりの生徒の進路希望に対 応できる学力づくりに留意しつつ、社会的諸現象の背景・影響などを、その年齢に応じて多角的に分 析できる力、批判できる力、まとめ発表する力を育成することを目標にしています。身の回りの社会 の様子、出来事、歴史などについてのリサーチとレポートと発表、課題図書での研究など、多彩なプ ログラムを用意しています。「研修旅行」などの行事も社会科の学びの場です。キリスト教の精神を礎 に、平和の尊さについても考え、心も豊かになる社会科学習を目指しています。 (2)授業の進め方 中1と中2で地理と歴史、中3で歴史と公民分野の基本的な知識を習得します。 高1では世界史と現代社会を学び、高2からはコース別のカリキュラムとなりなす。文系受験コー スの生徒は基礎から応用まで、受験に対応できる内容を深く学んでゆきます。推薦コースの生徒は高 2で日本史と地理を、高3で政治経済と社会科必修選択科目(日本史・世界史・地理のいずれか)を 学び、社会的知識・教養を広く学びます。理系受験コースの生徒は高3で地理を学び、センター試験 受験に対応できる内容の授業を展開してゆきます。 (3)使用教材について 教科書・資料集などの他に、適宜プリントやビデオ教材なども用いて授業を展開してゆきます。 また、受験コースでは大学入試問題の演習もおこないます。 指定された課題図書を読みレポートを課すこともあります。 中1:『社会科 中学生の地理』(帝国書院)、『中学校社会科地図』(帝国書院) 『中学社会 歴史 未来をひらく』(教育出版) 『学び考える歴史 東京都版』(浜島書店) 中2:『社会科 中学生の地理』(帝国書院)、『中学校社会科地図』(帝国書院) 『ビジュアル地理』(とうほう) 『中学社会歴史 未来をひらく』(教育出版)、『学び考える歴史 東京都版』(浜島書店) 中3:『中学公民 日本の社会と世界』(清水書院)、 『公民の資料最新版 東京都版』(正進社) 高1:『現代社会』(東京書籍)、『最新図説現社』(浜島書店) 『世界史A』(東京書籍)、『グローバルワイド最新世界史図表』(第一学習社) 高2推薦:『新地理A』(帝国書院)、『新詳高等地図』(帝国書院)、『新詳地理資料』(帝国書院) 『高校日本史A』(実教出版)、『新詳日本史』(浜島書店) 高2文系:日本史選択:『詳説日本史B』(山川出版社) 図表:『新詳日本史』(浜島書店) 世界史選択:『世界史B』(東京書籍)、『グローバルワイド最新世界史図表』(第一学習社) 『高校日本史A』(実教出版)『新詳日本史』(浜島書店) 高3推薦:『現代 政治・経済』(清水書院)、『政治・経済資料集 2019』(清水書院) 『新選高校日本史B』(東京書籍)、『新詳日本史』(浜島書店) 『世界史B』(東京書籍)、『グローバルワイド最新世界史図表』(第一学習社) 『新詳地理B』(帝国書院)、『新詳高等地図』(帝国書院)、『新詳地理資料』(帝国書院) 高3文系:『詳説日本史B』(山川出版社)、『新詳日本史』(浜島書店)、 『世界史B』(東京書籍)、『グローバルワイド最新世界史図表』(第一学習社) 高3理系:『新地理A』(帝国書院)、『新詳高等地図』(帝国書院)、『新詳地理資料』(帝国書院)

【教科名】 社会科 (2019 年度 · 2019-09-02 · 【教科名】 社会科 (2019 年度) (1)目指すもの 地理歴史分野・公民的分野の基本的な学習を大切にしながら、さらに幅広い社会科の素養を身につ

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【教科名】 社会科 (2019年度)

(1)目指すもの

地理歴史分野・公民的分野の基本的な学習を大切にしながら、さらに幅広い社会科の素養を身につ

けます。「暗記」することのみが本校の社会科学習ではありません。一人ひとりの生徒の進路希望に対

応できる学力づくりに留意しつつ、社会的諸現象の背景・影響などを、その年齢に応じて多角的に分

析できる力、批判できる力、まとめ発表する力を育成することを目標にしています。身の回りの社会

の様子、出来事、歴史などについてのリサーチとレポートと発表、課題図書での研究など、多彩なプ

ログラムを用意しています。「研修旅行」などの行事も社会科の学びの場です。キリスト教の精神を礎

に、平和の尊さについても考え、心も豊かになる社会科学習を目指しています。

(2)授業の進め方

中1と中2で地理と歴史、中3で歴史と公民分野の基本的な知識を習得します。

高1では世界史と現代社会を学び、高2からはコース別のカリキュラムとなりなす。文系受験コー

スの生徒は基礎から応用まで、受験に対応できる内容を深く学んでゆきます。推薦コースの生徒は高

2で日本史と地理を、高3で政治経済と社会科必修選択科目(日本史・世界史・地理のいずれか)を

学び、社会的知識・教養を広く学びます。理系受験コースの生徒は高3で地理を学び、センター試験

受験に対応できる内容の授業を展開してゆきます。

(3)使用教材について

教科書・資料集などの他に、適宜プリントやビデオ教材なども用いて授業を展開してゆきます。

また、受験コースでは大学入試問題の演習もおこないます。

指定された課題図書を読みレポートを課すこともあります。

中1:『社会科 中学生の地理』(帝国書院)、『中学校社会科地図』(帝国書院)

『中学社会 歴史 未来をひらく』(教育出版) 『学び考える歴史 東京都版』(浜島書店)

中2:『社会科 中学生の地理』(帝国書院)、『中学校社会科地図』(帝国書院)

『ビジュアル地理』(とうほう)

『中学社会歴史 未来をひらく』(教育出版)、『学び考える歴史 東京都版』(浜島書店)

中3:『中学公民 日本の社会と世界』(清水書院)、『公民の資料最新版 東京都版』(正進社)

高1:『現代社会』(東京書籍)、『最新図説現社』(浜島書店)

『世界史 A』(東京書籍)、『グローバルワイド最新世界史図表』(第一学習社)

高2推薦:『新地理A』(帝国書院)、『新詳高等地図』(帝国書院)、『新詳地理資料』(帝国書院)

『高校日本史A』(実教出版)、『新詳日本史』(浜島書店)

高2文系:日本史選択:『詳説日本史 B』(山川出版社) 図表:『新詳日本史』(浜島書店)

世界史選択:『世界史 B』(東京書籍)、『グローバルワイド最新世界史図表』(第一学習社)

『高校日本史 A』(実教出版)『新詳日本史』(浜島書店)

高3推薦:『現代 政治・経済』(清水書院)、『政治・経済資料集 2019』(清水書院)

『新選高校日本史B』(東京書籍)、『新詳日本史』(浜島書店)

『世界史B』(東京書籍)、『グローバルワイド最新世界史図表』(第一学習社)

『新詳地理B』(帝国書院)、『新詳高等地図』(帝国書院)、『新詳地理資料』(帝国書院)

高3文系:『詳説日本史B』(山川出版社)、『新詳日本史』(浜島書店)、

『世界史B』(東京書籍)、『グローバルワイド最新世界史図表』(第一学習社)

高3理系:『新地理A』(帝国書院)、『新詳高等地図』(帝国書院)、『新詳地理資料』(帝国書院)

最終到達

目標

・地理・歴史・公民分野の基本的な学習を大切にしながら、さらに幅広い社会科の素養を身につけ

る。

・一人ひとりの生徒の進路希望に対応できる学力づくりに留意しつつ、社会的諸現象の背景・影響

などを、多角的に分析できる力、批判できる力、まとめ発表する力を育成する。

ST 学年 コース 授業目標 主な授業内容 課題・講習・校外学習など

l

<地理的分野>

・地理の基本的知識を身につける。

・地図や統計を読む力を身につける。

・世界人として世界の諸地域・国々につい

ての基本的知識を身につける。

<歴史的分野>

・日本の歴史を中心に、基本的な歴史の

流れを把握する。

<地理>

・地図の見方

・世界の気候区

・世界の諸地域

<歴史>

・原始・古代・中世

・中世から近世へ

・夏休みに「わが街」について

調べ、レポートをまとめる。

・修養会の事前学習として箱

根の地理を学ぶ。

<地理的分野>

・日本各地の様子を知り、特色を理解する

・世界と日本の結びつきをさまざまな

面から理解する

<歴史的分野>

・日本の歴史を中心に、世界史のおおまか

な流れも把握する。

<地理>

・日本の諸地域

・世界と日本の結びつき

<歴史>

・近世の日本

・日本の近代化と世界

・夏休みに「歴史新聞」の製作

に取り組む。

・2学期に校外授業「東京歴

史散歩」をおこない、その事

前・事後学習もおこなう。

・冬休みに「わが家の歴史」に

ついて調べる。

・「新聞レポート」の取り組み

l

<歴史的分野>

・近現代史の流れを把握する。

<公民的分野>

・社会の仕組みを学び、道徳人・実力人・

世界人として幅広い資質を身につける。

<歴史>

・二度の世界大戦と日本

・新しい日本と世界

<公民>

・私達の生活と政治

・私達の生活と経済

・春休み課題図書レポート。

・広島・京都・奈良での研修旅

行に向けた事前・事後学習

をおこなう。

・卒業研究・発表

・「新聞レポート」の取り組み

<現代社会>

・主権者としての自覚を持ち、現代社会を

考える視点を身につける。

<世界史A>

・世界史的視野で物事を考察できる力を身

につける。

<現代社会>

・日本国憲法と民主政治

・現代経済と国民福祉

<世界史A>

・近代(19世紀~20世

紀)の世界の歴史

・夏休みに課題図書を読んで

4000字レポートに取り組

む。

l

理系 (開講課目なし) ・春休み課題図書レポート

(日本史選択)日本史 B・受験日本史

(世界史選択)日本史 A・受験世界史

大学受験に対応できる学力を養成する。

日本史A…近代の日本

日本史 B・受験日本史

…近世~現代まで

受験世界史

…人類の誕生・文明の

誕生・諸文明の発展

・春休み課題図書レポート

・長崎・平戸研修旅行の事前

学習・事後学習をおこなう。

・夏休みに課題図書を読んで

4000字レポートに取り組

む。

(必修)日本史A / (必修)地理A

・幅広い社会科の学力を身につける。

日本史A…近代の日本

地理A…世界の諸地域

(同上)

(必修)地理A

・センター試験に対応できる学力を養成する。

・自然地理と世界の諸地

・センター試験対策講習

(選択必修)日本史B・世界史B

・大学受験に対応できる学力を養成する。

日本史B…原始~中世

世界史B…一体化する世

界・現代の世界

・大学受験対策講習

(必修)政治経済

(選択)日本史B・世界史B・地理B

・幅広い社会科の学力を身につける。

*各科目のシラバスを参

照のこと

・課題図書レポート

【学年】中学 1年 2019年度 【教科名】 社 会 【科目名】 中1歴史 【単位数】 2

年間

指導

目標

歴史的事象に対する関心を高め、日本の歴史の大きな流れと各時代の特色を世界の歴

史との関連をも触れつつ、理解する。原始・古代から近世社会の成立までを取り扱い、さま

ざまな資料を活用して歴史的事象を多面的・多角的に考察する。

夏休み中の課題として「わが町の歴史」レポートを作成し、文化祭で発表する。

学期 時期 使用教材 単元(章) 学習内容

教科書

『中学社会 歴史

未来をひらく』

(教育出版)

資料集

『学び考える歴史』

(浜島書店)

第1章

歴史の移り変わりを考え

よう

第2章

原始・古代の日本と世界

「年代のあらわし方」

1.文明のおこりと日本列島

「人類の出現と農耕・牧畜の始まり」

「アジアに芽生えた文明」

「オリエントの文明」

「旧石器時代から縄文時代へ」

2.古代中国と「倭」の王権

「大帝国の出現と交流」

「稲作と『くに(国)』の始まり」

第2章

原始・古代の日本と世界

「大王の支配と渡来人」

3.大帝国の出現と律令国家の形成

「7~8世紀の世界」

「聖徳太子の政治と飛鳥文化」

「大化の改新と大宝律令の制定」

4.貴族社会の発展

「奈良の都と天平文化」

「律令制下の人々の暮らし」

第2章

原始・古代の日本と世界

第3章

中世の日本と世界

「平安の都と摂関政治」

「国風文化の誕生」

1.世界の動きと武家政治の始まり

「10~13世紀ごろの世界」

「院政と平氏政権」

「武家政治の成立と封建制度」

「承久の乱と武家政治の広まり」

「新しい仏教と鎌倉幕府」

第3章

中世の日本と世界

2.ゆれ動く武家政治と社会

「元寇と鎌倉幕府の滅亡」

「南北朝の内乱と室町幕府の成立」

「東アジア世界の交流」

「琉球王国とアイヌ民族」

「産業の発展と民衆の成長」

「応仁の乱と戦国大名の出現」

「室町文化とその広まり」

第4章

近世の日本と世界

1.結びつく世界との出会い

「ルネサンスと宗教改革」

「ヨーロッパ人の大航海」

「鉄砲とキリスト教の伝来」

2.天下統一への歩み

「織田信長と豊臣秀吉」

「豊臣秀吉の政治」

「南蛮文化と桃山文化」

【学年】中学1年 2019年度 【教科名】 社 会 【科目名】 中1地理 【単位数】2

年間

指導

目標

世界を構成する国々や人々の生活を大観し、地球および各国の様子を知る。

世界のそれぞれの地域ごとに国名、都市、自然、略史、産業の特色を理解する。

また、世界と日本の結びつきをさまざまな面から理解する。日本の諸地域における人々の生活

及び地域の特色を理解する。

学期 時期 使用教材 単元(章) 学習内容

教科書:

『社会科

中学生の地理』

(帝国書院)

地図帳:

『中学校

社会科地図』

(帝国書院)

世界の姿 「地球、六大陸三大洋」

「国の面積、人口、国境」

「緯度・経度」

「世界の時刻、時差」

世界の姿

世界各地の人々

の生活と環境

「16方位、世界地図 略地図をかこう」

「世界の気候」

「暑い地域のくらし」

「寒い地域のくらし」

「乾燥した地域のくらし」

「高地のくらし」

「世界の住居、衣服、食文化」

世界各地の人々

の生活と環境

世界の諸地域

「宗教と生活のかかわり」

「アジア州」

世界の諸地域

「ヨーロッパ州」

「アフリカ州」

世界の諸地域 「北アメリカ州」

「南アメリカ州」

「オセアニア州」

【学年】中学 2年 2019年度 【教科名】 社 会 【科目名】 中2歴史 【単位数】 2

年間

指導

目標

歴史的事象に対する関心を高め、日本の歴史の大きな流れと各時代の特色を世界との関連を

も触れつつ、理解する。近世から第一次世界大戦前までを取り扱い、近代におけるアジアと日

本との関係をとくに留意しながら、さまざま資料を活用して歴史的事象を多面的・多角的に考

察する。

夏休みの課題として「歴史新聞」を作成し、文化祭で発表する。冬休みの課題として「わが家の

歴史」レポートを作成する。

学期 時期 使用教材 単元(章) 学習内容

教科書

『中学社会 歴史

未来をひらく』

(教育出版)

資料集

『学び考える歴史』

(浜島書店)

第4章

近世の日本と世界

3.幕藩体制の確立と鎖国

「江戸幕府の成立」

「幕府・藩の民衆支配と鎖国」

4.経済の成長と幕政の改革

「産業の発達と都市の繁栄」

「民衆の抵抗」

第4章

近世の日本と世界

第5章

近代の幕開け

4.経済の成長と幕政の改革

「幕政の改革」

「町人文化と新しい学問」

1.近代世界の確立とアジア

「市民革命」

第5章

近代の幕開け 1.近代世界の確立とアジア

「産業革命」

「欧米諸国のアジア進出」

2.開国と幕府政治の終わり

「開国とその影響」

「尊王攘夷運動から倒幕運動へ」

第6章

近代の日本と世界 1.明治維新と自由民権運動

「明治新政府の誕生」

「富国強兵」

「自由民権運動」

「大日本帝国憲法の制定と帝国議会の開設」

第6章

近代の日本と世界 2.激動する東アジアと日清・日露戦争

「日清戦争」

「日露戦争」

「韓国併合」

3.近代の産業と文化の発展

「産業革命の進展と社会問題の発生」

「近代文化の広がり」

【学年】中学 2年 2019年度 【教科名】 社 会 【科目名】 中2地理 【単位数】 2

年間

指導

目標

位置、範囲から日本の地域構成を大観し、日本全体の視野から様々な特色を理解する。

日本の諸地域における人々の生活及び地域の特色を理解する。

地形図の読図や使い方を理解する。

また、世界と日本の結びつきをさまざまな面から理解する。

学期 時期 使用教材 単元(章) 学習内容

『社会科 中学生

の地理』

(帝国書院)

『中学校社会科地

図』

(帝国書院)

資料集:

『ビジュアル地理』

(とうほう)

世界の諸地域

日本の姿

「北アメリカ」

「オセアニア」

「日本の位置」

「経度と時差」

日本の地域的

特色

日本の諸地域

「日本の範囲」と「地域区分」

「自然環境の特色」

「人口の特色」

「資源や産業の特色」

「九州地方」

日本の諸地域 「中国・四国地方」

「近畿地方」

日本の諸地域 「中部地方」

「関東地方」

日本の諸地域

さまざまな地域の

調査

世界と日本の結

びつき

「東北地方」

「北海道地方」

「身近な地域の調査 ~地形図の使い方~」

「日本と世界の結びつき」

(貿易、交通・通信、国際協力)

【学年】中学3年 2019年度 【教科名】 社 会 【科目名】中3歴史・公民 【単位数】4

年間

指導

目標

東アジア世界と日本との関係に留意しながら、近代・現代における歴史事象を考察する。

今日の私たちが直面する課題を把握し、その原因・背景と解決の道筋を考察する。政治・経済

の基本的事項を学び、人間と社会の関係を学ぶ。

学期 時期 使用教材 単元(章) 学習内容

教科書:

『中学社会歴史

未来をひらく』

(教育出版)

資料集:

『アドバンス中学

歴史資料』

(帝国書院)

教科書:

『中学公民

日本の社会と

世界』

(清水書院)

資料集:

『公民の資料』

(正進社)

<歴史>

二度の世界大戦と日本

恐慌から戦争へ

第二次世界大戦と日本の敗戦

<公民>

私たちのくらしと経済

市場経済のしくみ

私たちのくらしと価格

<歴史>

現代の日本と世界

<研修旅行事前学習>

日本の民主化と冷戦

世界の多極化と日本

冷戦の終結とこれからの日本

<公民>

生産のしくみと企業

市場経済における企業

国境をこえる経済

<公民>

人権の尊重と日本国憲法

国民主権

<研修旅行事後学習>

民主政治の成立

基本的人権の保障

人権思想の新たな展開

民主政治の原理としくみ

<公民>

政府の役割と財政

私たちのくらしと財政

<公民>

国民主権

平和主義

<卒業論文作成準備>

国民を代表する議会

行政を担う内閣

法と人権を守る裁判所

住民がきずく地方自治平和主義と日本の

国際的立場

<公民>

社会保障と福祉の充実

社会保障のしくみ

くらしの向上と国民福祉

<公民>

こんにちの国際社会

<卒業論文発表>

国際政治のしくみ

国際社会の課題

<公民>

持続可能な未来へ

未来の社会をきずくために

【学年】 高校 1年 2019年度 【教科名】 社 会 【科目名】 世界史 A 【単位数】 2

年間指導

目標

産業革命を成功させた資本主義諸国がその利益追求のために、自給自足の成り立っているアジア・アフリカを経済

的・政治的に従属させてきた過程を理解し、2つの世界大戦を経た今日もなお現代世界に影響を与えていることを

考察できる力を身に付ける。

使用教材 教科書『世界史A』 (東京書籍)

図説:『グローバルワイド 最新 世界史図表』(第一学習社)

期 単元(章) 学習内容 指導上の留意点

1学期

中間

ヨーロッパ史概観 ヨーロッパ近代(絶対主義・市

民革命・産業革命)

ヨーロッパ近代国家の成り立ちを学ぶ。

絶対王政が市民革命によって打倒され

ることによって産業革命が可能となり、資

本主義社会が確立することを理解する。

特に、イギリスのみが市民革命と産業革

命を早期に実現し、世界の工場の地位

を占めたことを理解する。

期末

19世紀前半~半ばのヨー

ロッパ

ウィーン体制と自由主義運

動・国民主義の展開

フランス革命・ナポレオン戦争後の復古

反動体制であるウィーン体制に反抗する

自由主義運動の帰結と社会主義思想の

誕生から、資本家によって国民主義運

動が展開し排外的な戦争多発の時代と

なったことを理解する。

2学期

中間

19世紀のアメリカ大陸アジ

アの変動

19世紀後半の欧米

ラテンアメリカ諸国

アメリカ合衆国

18~19世紀のアジア

帝国主義の成立

イギリスから独立していたアメリカでは、

南北戦争を経て、自由な労働力の確保

と国内市場の拡大を目的として奴隷制

度の廃止が行われ産業革命が本格化し

たことを理解する。自給自足社会であっ

たアジアがヨーロッパの原料供給地・市

場として利用されていく過程を知る。資

本主義が自由競争の結果、独占段階に

到達したことを理解する。

期末

19世紀後半~

20世紀初頭の世界

帝国主義諸国

帝国主義諸国による

植民地争奪とアジア・アフリカ

帝国主義下の国際対立と

第一次世界大戦

ヴェルサイユ体制下の各国

独占資本と国家が一体となって国内外

に対し反動体制をとり、世界の分割を進

めていった過程を理解する。この動きに

対するアジア・アフリカの抵抗運動を知

る。世界の分割をめぐる対立が人類初の

総力戦となっていくことを理解する。戦勝

国による戦後体制の特徴を理解する。

3学期

学年末

戦間期アジア

世界恐慌とファシズムの台

アジアの独立運動

世界恐慌

ファシズムの台頭

人民戦線の結成

第二次世界大戦

世界初の社会主義革命であるロシア革

命に影響をうけて各地で独立をめざす

民族運動が高まることを知る。戦後体制

に対する不満から右翼的大衆運動であ

るファシズムが台頭する過程を理解す

る。第二次世界大戦末期には冷戦構造

がすでに形成されていたことを理解す

る。

【学年】 高校1年 2019年度 【教科名】 社会 【科目名】 現代社会 【単位数】2

年間指導

目標

現代社会が直面する課題を把握し、その原因・背景と解決の道筋を考察する。時事問題を積極

的に授業に取り入れるほか、新聞レポートを課し、生徒の現代社会への問題意識を育む。

使用教材 現代社会(東京書籍) 最新図説現社(浜島書店)

学期 時期 単元(章) 学習内容 指導上の留意点

日本国憲法と民

主政治

現代社会と法

民主政治とは

日本の政治機構

社会生活と法

司法と人権

・民主政治の原理と様々な政治体制を理解する。

・立法・行政・司法の三権分立と、それぞれの役割

を理解するとともに、その課題について考察する。

・人権及び市民生活と法について理解し、その課題

について考察する。

課題学習 ・政治分野の新聞レポートに取り組む。

日本国憲法と民

主政治

国際社会と人類

の課題

現代政治の特質と

課題

国際政治の仕組み

と動向

・選挙制度や政党、政治参加について理解するとと

もに、その課題について考察する。

・国際社会の成り立ちや冷戦後の世界、国際連合の

現状と課題について考察する。

課題学習 ・政治分野の新聞レポートに取り組む。

夏季休暇中 課題図書レポート(2000字)

現代の経済と国

民福祉

経済のしくみ

変化する日本経済

・市場経済の基本的なしくみを理解し、需要と供給

の関係を図示できるようにする。

・日本経済の歩みを理解し、転機に立つ日本経済の

課題について考察する。

課題学習 ・経済分野の新聞レポートに取り組む。

・ディベート等に取り組む。

現代の経済と国

民福祉

国際社会と人類

の課題

豊かな生活の実現

国際経済のしくみ

と動向

国際社会の現状と

課題

・雇用・労働問題や社会保障の役割について理解す

る。

・グローバル化する国際経済について理解するとと

もに、その課題について考察する。

・多様化する世界経済や国際的な課題について理解

し、日本の役割について考察する。

課題学習 ・経済分野の新聞レポートに取り組む。

・ディベート等に取り組む。

日本国憲法と民

主政治

日本国憲法の基本

原理

・日本国憲法の基本的人権の保障・平和主義につい

て理解する。

課題学習 ・長崎への研修旅行の準備として長崎県や核兵器、

軍縮等について調べ、発表する。

・新聞レポートに取り組む。

【学年】高校 2年 2019年度 【教科名】社 会 【科目名】日本史 A(推薦クラス) 【単位数】2

年間指導

目標

日本の近現代史(開国期から明治・大正・戦前昭和期を経て、戦後現代社会の形成まで)を政

治史と外交史を中心に扱う。授業の中で長崎研修旅行の事前・事後学習もおこなう。

使用教材 教科書:『高校日本史 A』(実教出版) 資料集:『新詳日本史』(浜島書店)

学期 時期 単元(章) 学習内容 指導上の留意点

第1章

近代への転換

異国船の接近と幕藩体制の動揺

開国と社会の変動

尊王攘夷から倒幕へ

明治維新と新政府の成立、

平戸と長崎の歴史(研修旅行事前学習)

研修旅行の事前学習とし

て、平戸と長崎の歴史を学

習する。開国による社会変

動と明治維新の全体像を学

ぶ。

第2章

大日本帝国の形

文明開化と復古

地租改正と富国強兵・新政府の近隣外交

民権運動と国会開設運動

私擬憲法と政党の結成

松方財政と秩父事件

大日本帝国の制定

自由民権運動の展開と立憲

体制の成立について学ぶ。

日清戦争・日露戦争に至る

過程と戦争の影響、条約改

正交渉について理解する。

第3章

大日本帝国の展

条約改正と立憲政友会の結成

朝鮮政策と日清戦争、戦争後の東アジア

日露戦争と朝鮮、朝鮮の植民地化

資本主義と寄生地主制、社会問題の発生

欧米文化と伝統文化

日本の産業革命と経済変動

をまとめ、資本主義の確立

について学ぶ。

朝鮮への侵略と第一次世界

大戦参戦への動きを国際的

視野でとらえながら学ぶ。

第4章

両大戦間の日本

第5章

15 年戦争と日

本・アジア

大正デモクラシー

第1次世界大戦・第1次世界大戦後の世界

日本資本主義の成長

米騒動と社会運動

男子普通選挙法と治安維持法

大正デモクラシーと文化

侵略戦争への序幕

大正デモクラシーが実現し

たものとその崩壊を学ぶ。

満州事変から日中全面戦

争、第二次世界大戦、アジ

ア太平洋戦争、敗戦へと続

く十五年戦争の過程をまと

める。

第5章

15 年戦争と日

本・アジア

第6章

戦後改革と

高度経済成長

満州事変と「満州国」、

日中戦争・第2次世界大戦と日本

戦時下の学問と文化

アジア太平洋戦争

戦争末期の国民生活

日本の敗戦

戦後世界と日本

戦後アジアと日本・アメリカ

日本国憲法と民主主義体制

戦後改革の転換

経済復興と再軍備

サンフランシスコ平和条約

日米新安保条約

高度経済成長と公害

ベトナム戦争と沖縄

戦後の諸改革をまとめる。

冷戦の開始による日本の占

領政策の転換と朝鮮戦争、

講和条約と日米安保体制成

立の意義・影響について理

解する。

現代日本社会の特質を歴史

的に理解する。

【学年】高校 2年 2019年度【教科名】社会 【科目名】地理 A(推薦クラス)【単位数】2

年間指導

目標

グローバル化した現代社会を考察するために、諸地域の生活や文化、環境について

の理解を深め、併せて世界的な諸課題(人口問題、食糧問題、環境問題、南北問題

等)への関心を高める。

使用教材 教科書:『新地理A』(帝国書院) 地図帳:『新詳高等地図』(帝国書院)

資料集:『新詳地理資料』(帝国書院)

単元(章) 学習内容 指導上の留意点

第 1章

世界の諸地域

の生活・文化

1.中央アジア・西アジ

ア・北アフリカの

生活と文化

〈研修旅行事前学習〉

九州地方

日本の人口問題

新聞レポート等

・ イスラム教及びムスリムの生活につい

ての理解を深める。

・ 中東問題についての理解を深める。

・ イスラム圏の時事問題等に関心をもつ。

・ 日本との関係について理解する。

・ 九州(長崎、平戸、福岡)について学ぶ。

・ 日本の人口問題について理解を深める。

同上

1.(同上)

2.南アジアの生活と

文化

研修旅行の事後学習

新聞レポート等

・ ヒンドゥー教及びヒンドゥー教徒の生

活について理解を深める。

・ カシミール問題についての理解を深め

る。

・ 南アジアの時事問題等に関心をもつ。

・ 日本との関係について理解する。

同上

3.東アジアの生活と

文化

4.東南アジアの生活

と文化

新聞レポート等

・ 中国の経済成長と人々の生活の変化に

ついて理解する。

・ 台湾やチベット自治区、新疆ウィグル自

治区についての理解を深める。

・ 東アジア、東南アジアの時事問題等に関

心をもつ。

・ 日本との関係について理解する。

同上

5.サハラ以南のアフ

リカの生活と文化

新聞レポート等

・ アフリカの人々の生活と文化について

理解を深める。

・ アフリカの時事問題等に関心をもつ。

・ モノカルチャー経済と南北問題につい

て理解を深める。

・ 日本との関係について理解する。

第 2章

地球的課題と

私たち

1.世界の人口問題

2.世界の食糧問題

3.近隣諸国が取り組

む課題と日本の役割

新聞レポート等

・ 人口爆発について理解を深める。

・ 食糧問題について理解を深める。

・ 環境問題について理解を深める。

・ 地球的な課題にについて関心をもつ。

【学年】高校2年 2019 年度 【教科名】社会 【科目名】日本史 B・受験日本史 【単位数】2・2

年間指導

目標

江戸時代から明治・大正・昭和・戦後史までを学習する。近世・近代国家の形成と社会や文化

の特色について国際環境と関連付けて考察させ、現代の社会や国民生活の特色については世

界の中での日本の立場について認識させる。 日本史受験クラスであることを重視して、政治史

を中心に経済史や外交史、文化史も扱い、歴史のとらえ方を意識しながら、自らの考え

を持つ姿勢を培うことを目標とする。

使用教材 教科書:『詳説日本史 B』(山川出版社) 図表:『新詳日本史』(浜島書店)

学期 時期 単元(章) 学習内容 指導上の留意点

1学期

中 間

第6章 幕藩体制の確立

3 幕藩体制の成立

第7章 幕藩体制の展開

1 幕政の安定

2 経済の発展

3 元禄文化

江戸幕府の成立、幕藩体制、幕府

と藩の機構、朝廷と寺社、身分秩

序、初期の外交、鎖国政策、長崎

貿易、朝鮮と琉球・蝦夷地、寛永

文化、元禄時代と正徳の治、諸産

業の発展、元禄文化

江戸幕府の成立過程と支配機

構、鎖国の特徴と意義、江戸

初期の文化の特徴、文治政治

の特色と社会に及ぼした影響

を学ぶ。

第8章 幕藩体制の動揺

1 幕政の改革

2 幕府の衰退

3 化政文化

第9章 近代国家の成立

1 開国と幕末の動乱

享保の改革、一揆と打ちこわし、

田沼時代、寛政の改革、列強の接

近、文化文政時代、大塩の乱、天

保の改革、経済の近代化、化政文

化、学問・思想の広がり、日本の

開国、尊王攘夷と討幕運動

江戸時代後半の各改革の違い

を意識して学ぶ。外圧の展開

と幕府のとった対外政策を整

理する。江戸時代に発展した

学問・思想を人物と共に理解

する。江戸時代の滅亡過程を

学ぶ。

2学期

中 間

第9章 近代国家の成立

2 明治維新と富国強兵

3 立憲国家の成立と日清

戦争

統一国家の形成、廃藩置県、四民

平等、地租改正、文明開化、士族

の反乱と自由民権運動、松方財政

と民衆運動、朝鮮との外交と条約

改正、大日本帝国憲法の制定、初

期議会、朝鮮問題、日清戦争と三

国干渉

明治政府の新政策の展開を学

ぶ。社会の変化と自由民権運

動の展開について学ぶ。明治

初期の外交と条約改正交渉、

日清戦争に至る過程と、戦争

の影響について理解する。

期 末

第9章 近代国家の成立

4 日露戦争と国際関係

5 近代産業の発展

6 近代文化の発達

第 10章 近代日本とアジア

1 第一次世界大戦

2 ワシントン体制

3 市民文化

中国分割と日英同盟、日露戦争、

桂園時代、産業革命、重工業と農

業、社会運動の発生、明治文化、

教育と科学、第一次世界大戦、独

占資本主義の確立、朝鮮と中国の

民族運動、社会運動と普選運動、

護憲三派内閣の成立、都市化と国

民生活の変化、学問と芸術

日本の産業革命と経済変動を

まとめ、資本主義の確立につ

いて学ぶ。

日露戦争と朝鮮侵略、第一次

世界大戦参戦への動きを国際

的視野でとらえながら学ぶ。

政党政治と大正デモクラシー

の展開をまとめる。

3学期

年 末

第 10 章 近代日本とアジア

4 恐慌の時代

5 軍部の台頭

6 第二次世界大戦

第 11 章 占領下の日本

1 占領と改革

2 冷戦の開始と講和

第 12 章 高度成長の時代

1 55 年体制

2 経済復興から高度成長

第 13 章 激動する世界・日本

1 経済大国への道

2 冷戦終結と日本社会の

動揺

戦後恐慌から金融恐慌へ、社会主

義運動と積極外交への転換、金解

禁と世界恐慌、協調外交の挫折、

満州事変、政党内閣の崩壊と国際

連盟脱退、恐慌からの脱出、転向

の時代と二・二六事件、日中戦争、

戦時統制と生活、戦時下の文化、

第二次世界大戦、太平洋戦争、国

民生活の崩壊と敗戦、占領と民主

化、政党政治の復活、日本国憲法

の制定、占領政策の転換、朝鮮戦

争と日本、講和と安保条約、55 年

体制、安保闘争、高度経済成長、

経済大国へ

日中全面戦争と第二次世界大

戦、アジア太平洋戦争、敗戦

への過程をまとめる。

戦後の諸改革をまとめる。

冷戦の開始による日本の占領

政策の転換と朝鮮戦争、講和

条約と日米安保体制成立の意

義・影響について理解する。

高度経済成長期から現代まで

の政治・経済の動きをまとめ、

国民生活の変化と現代の課題

について考える。

【学年】高校 2年 2019年度 【教科名】社会【科目名】日本史 A(世界史受験クラス)【単位数】2

年間指導

目標

日本の近代史(江戸時代末期から明治・大正・昭和の第二次世界大戦敗戦まで)学習する。世

界史受験クラスであることを意識して、政治史と外交史を中心に扱う。

使用教材 教科書:『高校日本史 A』(実教出版) 資料集」『新詳日本史』(浜島書店)

学期 時期 単元(章) 学習内容 指導上の留意点

第1章

近代への転換

異国船の接近と幕藩体制の動揺

開国と社会の変動

尊王攘夷から倒幕へ

明治維新と新政府の成立、

平戸と長崎の歴史(研修旅行事前学習)

・研修旅行の事前学習として、

キリスト教伝来や南蛮貿易、

鎖国政策など、平戸と長崎の

歴史を学ぶ。

・開国と江戸幕府の滅亡過程を

学ぶ。

第2章

大日本帝国の

形成

文明開化と復古

地租改正と富国強兵、

新政府の近隣外交

民権運動と国会開設運動

私擬憲法と政党の結成

松方財政と秩父事件

大日本帝国の制定

・明治政府の新政策の展開を学

ぶ。

・社会の変化と自由民権運動の

展開について学ぶ。

第3章

大日本帝国の

展開

条約改正と立憲政友会の結成

朝鮮政策と日清戦争、戦争後の東アジア

日露戦争と朝鮮、朝鮮の植民地化

資本主義と寄生地主制、社会問題の発生

欧米文化と伝統文化

・日清・日露戦争に至る過程と

戦争の影響、朝鮮侵略につい

て理解する。

・日本の産業革命と経済変動を

まとめ、資本主義の確立につ

いて学ぶ。

第4章

両 大 戦 間 の

日本

第5章

15 年戦争と

日本・アジア

大正デモクラシー

第1次世界大戦

第1次世界大戦後の世界

日本資本主義の成長

米騒動と社会運動

男子普通選挙法と治安維持法

大正デモクラシーと文化

侵略戦争への序幕

・第一次世界大戦参戦への動き

を国際的視野でとらえなが

ら学ぶ。

・政党政治と大正デモクラシー

の展開をまとめる。

第5章

15 年戦争と

日本・アジア

第6章

戦後改革と

高度経済成長

満州事変と「満州国」、

日中戦争

第2次世界大戦と日本

戦時下の学問と文化

アジア太平洋戦争

戦争末期の国民生活

日本の敗戦

戦後世界と日本

戦後アジアと日本・アメリカ

日本国憲法と民主主義体制

戦後改革の転換

経済復興と再軍備

サンフランシスコ平和条約

日米新安保条約

高度経済成長と公害

ベトナム戦争と沖縄

・満州事変から日中全面戦争、

第二次世界大戦、アジア太平

洋戦争、敗戦へと続く十五年

戦争の過程をまとめる。

・戦後世界での、アジア諸国民

の動きとともに、日本の戦後

改革を学ぶ。

・世界の国際関係と関連させな

がら、日本の占領政策の転換

と朝鮮戦争、平和条約と日米

安保体制成立、沖縄の日本復

帰について学び、現在の諸問

題を考える。

図説:『グローバルワイド 最新 世界史図表』(第一学習社)

学期 時期 単元(章) 学習内容 指導上の留意点

教科書:『世界史B』(東京書籍)

【学年】  高校 2年 2019年度  【教科名】 社  会  【科目名】 受験世界史   【単位数】  2

                             (受験文系コースの内、世界史選択者対象)

中国大陸における文明の発展・諸制度の工夫・変遷を理解する。中国文明を中心とする東アジア世界の発展を理解する。

3学期

学年末

さまざまな文明 イスラム世界イスラム教の成立・イスラム世界・文化の発展を知る。

地中海世界(ヘレニズム・ローマ)

ヨーロッパ文明の源流であるギリシア文化が、ヘレニズム世界を征服したローマによって継承されたことを知る。ローマ帝国下、キリスト教が成立し、弾圧から公認・国教化され、皇帝の保護下に発展したことを理解する。

2学期

中間

さまざまな文明

イラン文明インド文明中国文明(黄河文明~殷周)

イラン文明について学ぶ。インドにおける文化の特徴、特に宗教面を理解する。 中国大陸における文明成立について理解する。

期末

さまざまな文明中国文明(秦漢・魏晋南北朝・隋唐・東アジア世界の形成)

年間指導目標

受験世界史クラスであることを意識し、各文明社会の成り立ちを詳細に理解する。

使用教材

1学期

中間

人類誕生から文明の誕生さまざまな文明

人類の誕生四大農耕文明オリエント世界地中海世界(ギリシア)

農耕牧畜の開始が、文明社会成立に果たした役割を知る。四大農耕文明の特徴とその交流から文明社会が広がっていく過程を理解する。

期末

さまざまな文明

【学年】高校 3年 2019年度 【教科名】 社 会 【科目名】 日本史 B 【単位数】3

(推薦コースの内、日本史選択者)

年間指導目標

日本の社会の発展を政治・民衆の動き・アジア諸国との関係に留意しながら学ぶ。

レポート等の課題を課し、自ら興味を持って日本史の理解を深められるよう指導する。

各自が歴史のとらえかたを考えることを通して、現代の社会についても自らの考えを

持つ姿勢を培うことを目標とする。

使用教材 『新選 高校日本史 B』(東京書籍) 資料集『新詳日本史』(浜島書店)

単元(章) 学習内容 指導上の留意点

第1章

古 代 国 家 の 形 成

と貴族文化の誕生

・原始社会の生活と文化

・農耕社会の形成と大陸

文化の摂取

・律令国家の形成と

古代文化の展開

・摂関政治

・旧石器時代と縄文時代の特徴を理解した上で、

稲作文化の伝播による社会の変化を学ぶ。

・大和政権の成立を東アジアとの関係に留意して

学ぶ

・律令政治が行われるに至る政治や文化、律令体制

下の社会を東アジアの動きをふまえて学ぶ。

・律令体制の動揺と摂関政治が行われた時代の社会

について学ぶ。

第1章

第2章

武家社会の形成

と生活文化のめ

ばえ

・国風文化

・中世社会の成立

・武家社会の形成と

生活文化のめばえ

・摂関政治が行われた時代の社会や文化を学ぶ。

・荘園公領制の展開と武士の成長について学ぶ。

・鎌倉時代の政治と社会について学ぶ。

・文化の庶民への広がりなど、鎌倉時代の文化の特徴

を学ぶ。

日本史に関連するレポート作成。

第2章

第3章

近世社会の形成

と庶民文化の展開

・武家社会の形成と

東アジア

・ヨーロッパ文化との

接触と国内統一

・室町幕府成立の背景と守護領国制について学ぶ。

・14・15世紀の東アジアと日本の外交を学ぶ。

・現在につづく日本の伝統文化の形成について学ぶ。

・戦国大名の領国支配の特徴を学ぶ。

・織豊政権による全国統一とその政策を学ぶ。

第3章

・幕藩体制の成立

・近世社会の発達と町人

文化

・幕藩体制の動揺と

庶民文化の発達

・統一政権としての幕藩体制と、外交政策、経済政策

の特徴を学ぶ。

・経済の発達とともに変容をとげた社会と幕府の政

策の変化について学ぶ。

・庶民が中心的役割を担うようになった文化につ

いて学ぶ。

・幕藩体制の衰退を内外の状況から学ぶ。

教科書: 『世界史B』(東京書籍)

図説: 『グローバルワイド 最新 世界史図表』(第一学習社)

学期 時期 単元(章) 学習内容 指導上の留意点

夏休み

農耕牧畜の開始が、文明社会成立に果たした役割を知り、四大農耕文明の特徴とその交流から文明社会が広がっていく過程を理解する。

1学期

世界史に関するレポート作成

中国文明(隋唐~宋元)イスラム世界中世ヨーロッパ世界の形成・発展・

東アジア世界の中心である中国文明の成立と発展・変革を理解する。イスラム教の成立・イスラム世界・文化の発展を学ぶ。ヨーロッパ世界の成立・発展について理解する。

【学年】  高校 3年 2019 年度  【教科名】  社 会   【科目名】  世界史B  【単位数】 3

                                (推薦コースの内、世界史選択者対象)

年間指導目標

世界の成り立ちの歴史と現代の世界を学習することによって、高校1年次に学習した近現代史概観と合わせて世界史を完成させ、世界史的視野で物事を考察できる力をつける。

使用教材

中間

人類誕生と文明の誕生

人類の誕生オリエント世界地中海世界インド文明イラン文明中国文明(~魏晋南北朝)

2学期

中間

世界の一体化

ヨーロッパ近代への動き絶対主義~市民革命 アジアの繁栄

中世ヨーロッパ崩壊期にあたる、ルネサンス・大航海時代・宗教改革を経て成立した絶対主義が、市民革命によって打倒される過程を理解する。同時代に自給自足社会を実現できていたアジア諸国の繁栄について学ぶ。

期末

現代の世界

1945年以降(冷戦と第三勢力・冷戦の終結と地球社会の到来)

高校1年時に学習した近現代の内、第二次世界大戦後から今日について、学ぶ。多様化する世界を概観し、未来を考察できる目を養えるようめざす。

期末

さまざまな文明の成立

【学年】 高校 3年 2019年度 【教科名】社 会 【科目名】 地理 B 【単位数】3

(推薦コースの内、地理選択者対象)

年間指導

目標

自然環境と生活とのかかわりを通して地理的な思考力を伸ばすとともに、図表など

を読み取り、グローバル化した現代社会を考察する力も養う。また、レポート作成

やプレゼンテーションにも取り組む。

使用教材 教科書:『新詳地理B』(帝国書院) 地図帳:『新詳高等地図』(帝国書院)

資料集『新詳地理資料』(帝国書院)

単元(章) 学習内容 指導上の留意点

1章

地理情報と

地図

2章

自然環境と

生活

1.現代世界の地図

2.地図の種類と

その利用

1.世界の地形

2.世界の気候

・ GIS(地理情報システム)について理解す

る。

・ 時差の求め方について理解する。

・ 大地形、小地形の基本的な事柄について

理解する。

・ 断面図の作成や等高線を読めるようにす

る。

・ 箱根歩行の事前学習をする。

・ 大気の大循環について理解する。

同上

第 3章

世界の諸地域

2.世界の気候

3.日本の自然の特徴と

人々の生活

1.ヨーロッパ、ロシア

・ ケッペンの気候区分について理解する。

・ 気候と人々の生活の関係性について理解

する。

・ 日本の自然の特徴について理解する。

・ 日本の自然災害について理解する。

・ EU について理解する。

・ 欧州の人々の生活・文化について理解を

深める。

・ ロシア、旧ソ連の時事問題に関心を持つ。

夏季休暇中 地理に関するレポート等の作成

同上 2.北アメリカ

3.中南アメリカ

4.オセアニア

・ 移民問題について理解する。

・ アメリカの人種・民族問題について理解

する。

・ アメリカの時事問題について関心をも

つ。

・ 中南米の人々の生活について理解を深め

る。

・ アマゾンの開発について理解を深める。

・ オーストラリアの多文化主義について理

解する。

・ 日本との関係について理解する

第 2章

地球的課題

1.人口・食料問題

2.都市・居住問題

3.環境・エネルギー問

4.民族・領土問題

プレゼンテーション

・ 時事問題について関心をもつ。

・ 人口・食糧問題について理解する。

・ 都市・居住問題への取り組みについて考

察する。

・ 世界と日本の環境・エネルギー問題につ

いて理解する。

・ 環境・エネルギー問題の解決への取り組

みについて考察する。

・ 世界の民族・領土問題について理解する。

・ 時事問題について関心をもつ。

・ 発表をする機会をつくる。

【学年】高校 3年 2019年度 【教科名】 社会 【科目名】政治経済(推薦クラス) 【単位数】3

年間指導目標

地域社会、国家、地球社会、それぞれの現代社会を生きる市民としての教養を身につける

ことを目指し、あわせて大学進学後に必要な基本理解を習得できるよう配慮する。

使用教材 教科書:『現代 政治・経済』(清水書院) 資料集:『政治・経済資料集 2019』(清水書院)

単元(章) 学習内容 指導上の留意点

<現代の政治>

民主政治の基本原理

日本国憲法と国民主権

日本国憲法と平和主義

日本国憲法と人権保障

政治・法とは何か

民主政の歴史的発展

立憲主義の形成

日本国憲法の制定過程

平和主義の系譜

人権保障の基本原理

・各国政治体制の特徴を歴史と政治文化との

関連の下に理解できるよう留意する。

・現代民主政治の発展と課題を理解する。

・日本国憲法を戦後史と関連づけて学ぶ。

・人権を社会の中に位置づけて理解する。

日本の統治機構

現代日本の政治

国際社会と日本

議会政治の理論と実際

参加民主主義と世論

グローバル化する世界

のなかの民主主義

・時事問題を通じて政治に関心を深める。

・市民として生きることの意味を学ぶ。

・情報収集と研究の方法を理解する。

<現代の経済>

現代経済のしくみと特質

金融と財政のしくみ

日本経済のあゆみと現状

資本主義経済の発展

経済主体と経済活動

市場機構のはたらき

金融のはたらき

政府・日銀の金融政策

財政のしくみ

・資本主義経済の発達と社会の変容が相互に

与える影響に留意して学ぶ。

・現代の市場経済を動かす諸要素を、経済史

と関連づけて学ぶ。

・今日の経済政策について関心を深め、時事

的な問題への関心を養う。

・日本経済の現状を時事問題を通して学ぶ。

労働と社会保障

世界経済と日本

消費者をめぐる問題

労働と社会保障

国際経済体制の変遷

世界経済の発展と現状

課題研究と発表

・自らを一つの経済主体として理解する。

・国際経済体制の変遷を現代史のなかに位置

づけて理解できるようにする。

・時事問題を通じて今日の世界経済の動向を

理解する

・プレゼンテーションの方法を学ぶ。

教科書:『世界史B』(東京書籍)

図説 :『グローバルワイド 最新 世界史図表』(第一学習社)

学期 時期 単元(章) 学習内容 指導上の留意点

2学期

中間

一体化する世界

・中世ヨーロッパ社会の発展・近代ヨーロッパ(16世紀~)

・中世から近代への動き(ルネサンス・大航海時代・宗教改革)について理解する。・ヨーロッパにおける絶対君主による近代国家が成立する課程を理解する。

【学年】  高校 3年 2019年度  【教科名】  社 会   【科目名】  世界史B  【単位数】 5 

年間指導目標

1年次(近現代史概観)・2年次(古代)と積み重ねてきた世界史の学習に加えて中世・近代(前期)と戦後史を学習し世界史を完成させ、今日に至るまでの世界史を概観できる力を身につけ

る。

使用教材

1学期

                              (文系受験コースの内、世界史選択者)

・中世ヨーロッパ世界の変化・アジアの繁栄(唐宋変革期~明清、イスラム世界)

・キリスト教中心の中世ヨーロッパ世界の発展・変化の過程を理解する・自給自足可能でヨーロッパよりも優勢であったアジア諸国の繁栄を知る。

・ヨーロッパ世界の形成 ・イスラム世界の形成

・ギリシア・ローマ文化、ゲルマン社会、キリスト教の3要素から成り立つ中世ヨーロッパ世界の発展を理解する。・イスラム教の成立、イスラム世界・イスラム文化の発展について理解する

期末

期末

一体化する世界地球世界の成立

・市民革命(17~18世紀末)・戦後史(20世紀半ば~)

・絶対王政が市民革命によって打倒され、産業革命が可能となる過程を理解する。・高校1年時に学習した近現代(産業革命~第二次世界大戦まで)の続きとなる戦後から今日について詳細に学習する。多様化する世界を概観し、未来を考察できる目を養えるようめざす。

結びあう地域世界一体化する世界

中間

さまざまな文明結びあう地域世界

【学年】高校 3年 2019年度 【教科】社会 【科目】地理 A(理系クラス)【単位】2

年間指導

目標

自然地理と世界地誌をバランスよく学び、図表の読み取りなど地理的な思考力を身

につけることを目標とする。また、センター試験の演習問題等に取り組み、図表を

中心とした出題に対応できる学力の育成にも取り組む。

使用教材 教科書:『新地理A』(帝国書院) 地図帳:『新詳高等地図』(帝国書院)

資料集:『新詳地理資料』(帝国書院)

単元(章) 学習内容 指導上の留意点

第 1章

自然環境と生

1.世界の地形

2.世界の気候

箱根歩行の事前学習

・ 分布図を作成し、地理的な理解を深め

る。

・ 大地形、小地形ついて理解する。

・ 大気の大循環について理解する。

・ ケッペンの気候区分について理解する。

・ 地形図の読図に取り組む。

・ 断面図の作成や等高線を読めるように

する。(箱根の地形図を読む)

・ 演習問題に取り組む。

同上

第2章

世界の諸地域

の生活・文化

2.世界の気候

3.日本の自然の特徴

と人々の生活

1.ヨーロッパ

・ 日本の自然の特徴について理解する。

・ 日本の自然災害について理解する。

・ 各地域の生活・文化・産業について理解

する。

・ 各地域の人種・民族について理解する。

・ 分布図を作成し、地理的な理解を深め

る。

・ 演習問題に取り組む。

第2章

世界の諸地域

の生活・文化

2.北アメリカ

3.中南アメリカ

4.オセアニア

5.中央アジア・西アフ

リカ・北アフリカ

・ 各地域の生活・文化・産業について理解

する。

・ 各地域の人種・民族について理解する。

・ 分布図を作成し、地理的な理解を深め

る。

・ 演習問題に取り組む。

同上

第3章

地球的課題

6.南アジア

7.東南アジア

8.東アジア

9.アフリカ

1.人口問題

2.環境問題

・ 各地域の生活・文化・産業について理解

する。

・ 分布図を作成し、地理的な理解を深め

る。

・ 世界と日本の人口問題について理解す

る。

・ 世界の環境・エネルギー問題について理

解する。

・ 演習問題に取り組む。