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平成 31 年 3 月時点
【取組状況】
空家所有者等を対象にした「太子町リノベーショ
ンまちづくりワークショップ 2019」を開催し、古
民家空家を利活用した飲食店等の創出に向けた機
運づくり(空家を面で捉えて利活用希望者とつな
いでいくコーディネーターの発掘・育成)に取り組
んでいます。
(開催結果は、下記参照)
太子町大道・春日地区
竹内街道沿いの空家の面的再生を担うまちづくり人材の発掘
太子町では、平成 29年 3月、観光まちづくり
ビジョンを策定。同年 4 月に竹内街道・横大
路(大道)が日本遺産認定を受け、町として PR
する好機であるものの、観光客の滞在・滞留に
課題があったことから、空家を利活用して解
決することを目指し、地域と一緒にまちづく
りを考える取組みを進めています。
【地域の特徴】
太子町大道・春日地区は、聖徳太子御廟・磯長陵(叡福寺)を有しており、また 1400
年の歴史がある堺~奈良県葛城市を結ぶ全長約 26kmの「日本最古」の国道である竹内
街道(日本遺産)が通っています。また、磯長谷古墳群、小野妹子墓、大道旧山本家住
宅など、歴史の深いまちです。
【地域の課題】
〇町では、交流人口の増加を定住人口の増加につなげていくことを目指して観光施策を
平成 31 年 3 月時点
進めていますが、観光客の滞在・滞留につながる仕組み(飲食店・休憩所)がなく、
滞在 時間の短さが課題となっています。
○竹内街道沿いでは、古くからの外観を残す古民家等が使われなくなり除却される事例
などが増え、太子町の歴史的な景観が失われつつあります。
【推進体制】
○町では、平成 29年 3月、今後の人口減少と少子高齢化を抑制していくため、町の資
源をいかした観光振興の方向性と具体的な施策を示す「太子町観光まちづくりビジョ
ン」を策定しました。
○平成 30年 3月、「太子町空家等対策計画」が策定され、まちづくりの視点を踏まえた
空家等の利活用を推進しています。
○竹内街道沿いの歴史的な景観を保全するため、平成 31 年度に竹内街道沿いの区域を
景観区域に定めることを目標に、平成 30 年度には、住民アンケート等の事業が実施
されています。
【関連する取組み】
○太子町観光まちづくりビジョン
○太子町空家等対策計画
平成 31 年 3 月時点
「太子町リノベーションまちづくりワークショップ 2019」開催結果
<1日目(H31.2.2)>
【開催概要】
日 時:平成 31年 2月 2日(土)14:00~17:00
場 所:太子町 まちづくり観光交流センター
主 催:太子町
共 催:大阪の住まい活性化フォーラム
講 師:大阪大学大学院 工学研究科 木多 道宏 氏
大阪大学大学院 工学研究科 下田 元毅 氏
大希産業株式会社 代表取締役 杦田 勘一郎 氏
輝建設株式会社 代表取締役 小原 公輝 氏
【開催内容】参加者:10 名
1.現場見学
2.講演「歴史ある建造物を守る がもよん古民家再生の軌跡」(杦田氏)
3.グループワーク
<2日目(H31.2.23)>
【開催概要】
日 時:平成 31年 2月 3日(土)14:00~17:00
場 所:太子町 まちづくり観光交流センター
主 催:太子町
共 催:大阪の住まい活性化フォーラム
講 師:大阪大学大学院 工学研究科 木多 道宏 氏
大阪大学大学院 工学研究科 下田 元毅 氏
輝建設株式会社 代表取締役 小原 公輝 氏
【開催内容】参加者:11 名
1.講演①「まちづくり 点・線・面」(下田氏)
2.講演②「空家(古民家)活用事例から学ぶ手法」(小原氏)
3.グループワーク
平成 31 年 3 月時点