Upload
others
View
1
Download
0
Embed Size (px)
Citation preview
みんなの食堂運営モデル実証及び食育活動実践プロジェクトについて
青森県農林水産部食の安全・安心推進課
①みんなの食堂運営モデル実証について
②直売所等での未利用農産物の発生状況調査の
実施について
③食育活動実践プロジェクトの募集について
本日の内容
①みんなの食堂運営モデル実証について
~県内の「食育」をめぐる現状~
●主食・主菜・副菜を基準にバランスのとれた食生活を送っている人の割合
㉕71.6% → ㉙61.4%
●共働き家庭の増加、就労時間や勤務形態の多様化
●単身世帯、特に、65歳以上の高齢単身世帯の増加 ⑰42千人→ ㉗62千人
→ 個人や家庭だけでは、望ましい食生活の実践が難しい状況に
→ 単身者、特に高齢者の「孤食」が常態化する恐れ
一人で食事をする機会が多い人(孤食)は、誰かと食事をする機会が多い人に比べて、バランスのとれた食事をとる頻度が低い傾向(H29農林水産省)
主食・主菜・副菜3つそろえて食べると答えた人 ・・・ 週2回以上一人で食べる 42.3%
ほとんど孤食がない人 62.3%
①みんなの食堂運営モデル実証について
みんなの食堂運営モデル実証(平成31年度~)(青森県食の安全・安心推進課)
1目的共食の場の提供による孤食の防止や、食育の効果を実証するため、地域の子どもから高齢者までの幅広い世代が、みんなで楽しく健康的に食事をする
「みんなの食堂」を運営し、効果的な運営方法や食育の手法について検証する。
2 実施想定先地区県内3地域(東青・津軽・県南地域)で実施予定
3 運営内容①参加者に対する食事提供や食の体験会②食事マナーや郷土の食を学ぶミニ講座の実施③管理栄養士に栄養相談や食事内容のアドバイス(高齢者の低栄養対応など)
【実証を通して】
どのような課題があるのか、具体的な事例を収集
(地域の現状把握、開催時期や場所、周知方法、衛生管理、食材の調
達方法や運営費の把握)
①みんなの食堂運営モデル実証について
・新たに「みんなの食堂」実施を検討する方や既存の「子ども食堂」を運営する方への情報提供
・市町村や社会福祉協議会等との連携を模索
②直売所等での未利用農産物の発生状況調査の実施について
県内産直施設168ヶ所(H29)
売れ残りなどの未利用農産物(食品ロス)の発生
平成31年度~ ・直売所等での未利用農産物の発生状況調査(子ども食堂での食材調達状況も含め、調査予定)
令和2年度 ~ ・直売所等と「みんなの食堂」「こども食堂」とのネットワークを形成、未利用農産物を有効活用する仕組みを構築する。
みんなの食堂や子ども食堂
・食材費の負担を少なくしたい・地元の野菜を利用したい
直売所等で発生する未利用農産物を「みんなの食堂」等に有効活用できるようにしたい。
③平成31年度食育活動実践プロジェクトについて
1 趣旨
・地域における自発的かつ継続的な食育活動及びその体制づくりを促す
ため、地域の実情に応じた食育活動に取り組む団体を募集します。
・応募者に対し、県が審査会を実施し実施者を選定します。
選定された団体は、県と委託契約締結のうえ、食育活動を実施して
いただきます。
2 委託費 1プロジェクトにつき上限25万円
実施内容
県と委託契約を締結の上、次の取組を実施する方。
①地域が抱える「食」の現状や課題を把握するための
調査・分析
②地域の実情に応じた食育活動の計画・実施
③実施結果のとりまとめ(実施報告書の作成)
これまでの実施例①(子ども食堂への活用実績)
八学短大こども食堂はっち(H29)
・子ども食堂の運営・子ども食堂参加者へのアンケート調査・体験学習の実施
桜川食育教室いただきます!(H30)
・青森市桜川地域での子ども食堂開設にむけた「食の体験会」の開催
これまでの実施例②(その他の活用例)
弘前水産市場活性化協議会(H29)
魚食文化の普及・消費拡大に向けた、旬の魚のさばきかたや美味しい食べ方を学ぶ料理教室「おさかな食育クッキング」を実施
青森明の星短期大学(H30)
わの会(H30)
保育園・幼稚園児の日常的な食事内容の把握、
保育園・幼稚園児及び保護者、職員を対象とした「食育講座」の実施
若い世代に郷土料理を普及するため、大学生を対象に、郷土料理の調理実習や食交流会、レシピパンフレットの作成等を実施
実施条件
①地域内で活動する、営利を目的としない団体、グループで
あること(行政機関は除く)。
②あおもり食育サポーター※が1名以上所属していること。
③地域内の生産者・学校関係者・福祉施設等と、協働でき
る関係の構築が可能なこと。
④同一の提案内容で、本事業以外の補助金等の交付を受け
ていないこと又は受ける予定がないこと。
あおもり食育サポーターとは?
〇地域の保育所・学校などにおいて、食に関する講話・寸劇、郷土料理などの調理実習、農林漁業体験の指導などをボランティアで実施してくださる方を「あおもり食育サポーター」として、県で登録しています。
食育サポーターになるための「要件」(1)あおもり食育検定合格者または、栄養士・調理師・保健師・食生活改善推進員、保育士、
農林漁業者、食品製造業者、野菜ソムリエなどの食関係資格保持者などであること(2)原則として、無償で活動を行う方(3)食育サポーターの「氏名」「連絡先」「活動分野」等を整理した「食育サポーター名簿」を
県と食育サポーター事務局に配布することに同意する方
〇詳しい登録方法は、県庁HP「あおもり食育サポーター」で検索https://www.pref.aomori.lg.jp/life/shoku/syokuiku_supporter.html
募集期間・スケジュール
期間 内容
2019年4月1日(月)~5月23日(木) 実施者募集期間
2019年6月上旬 審査会の実施、実施者の選定
2019年6月中旬 委託契約締結
2019年6月中旬~2020年1月31日(金) 事業実施
2020年1月31日(金) 業務完了、事業報告書の提出
2020年2月上旬 実施報告会
申込方法・お問合せ先
1 申込方法「平成31年度食育活動実践プロジェクト募集要領」のとおり
2 提出先及び問い合わせ先〒030-8570 青森市長島1-1-1青森県農林水産部食の安全・安心推進課 企画調整グループ電話 017-734-9354 FAX 017-734-8086
応募する場合は、事前に当課までご相談をお願いいたします。
地域での食育活動にご興味がある方、「子ども食堂」など地域の居場所づくりをすすめていきたい方の応募をお待ちしています。
ご静聴いただきありがとうございました。