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セイビ生に聞く 合格体験記 157-0066 東京都世田谷区成城6-14-21 成城美術研究所 TEL 03-3484-8367 FAX 03-3484-2486 [email protected] 2019年3月23日発行 その2 武蔵野美術大学 版画学科 合格 定年退職後の生きがいを模索中、美大にいこうと思いついたのが、 昨年9月頃でした。若い頃西洋文化へ向けられていた興味が、年を 重ねるにつれて東洋へ移ってきました。最近、仏画に興味をもつよ うになり、苔むした石仏などを描いてみたいと思っています。 実技試験対策は12月1月の2か月で、デッサンのみを集中的に練習 しました。準備期間は不十分ではありましたが、何とか受験し合格 することができました。越川先生、菅野先生にはたいへん感謝して います。受験大学や学科の選択段階から、親身に相談にのっていた だき、常に肯定的に指導くださいました。これからの4年間で、総合 的に創作を学びつつ、自分の表現方法を探していきたいと思って います。流行に敏感な若者からの影響も楽しみです。 K Y 吉原 留夏 多摩美術美術大学 環境デザイン学科  東京造形大学 室内建築 女子美術大学 ヴィジュアルデザイン学科 現役合格 武蔵野美術大学 空間演出デザイン学科 補欠 武蔵野美術大学 工芸工業デザイン学科 多摩美術大学 統合デザイン学科 東京造形大学 インダストリアル 現役合格 金井 剣央 美大に進学したいと考えたきっかけは、車でした。子供の頃から 車のデザインが好きでした。合体するロボットなども好きで、立体 的なデザインに興味がありました。高3になったとき、工業デザイン の説明を聞いて、これにしようと決心しました。 はじめはデッサンも平面もそんなに得意とは言えず、なかなか思う ようには描けず焦りました。夏期講習の頃には、学科のことも頭に 浮かび、さらに焦りました。そこで英単語の記憶を徹底し、苦手な 英語を克服しました。 実技試験では、いつもどおり落ち着いてできたようでした。また、 学科もかなりの高得点を取れ、合格の勝因はこれであったように 思いました。来年受験する人たちには、英語などに早くから取り組 むことをお勧めします。 母がファッションデザイナーという仕事をしている関係で もともとはファッションやアパレルに興味がありました。 洋服も好きでしたし、ファッションショーの手伝いもしていた ので、現場の雰囲気も知っていました。けれども受験を始めて みると、ほかの分野にも興味がわき、空間や環境デザインを 志望しました。実技試験まで一年、あがり症なところもあって 対策はしたものの、実技試験当日は焦りと、怖れがありましたが なんとかやりきりました。セイビで学んだ英語は、非常に役立ち あまり得意ではなかった英語が基本から分かり、点数アップに つながったのはとても良かったとおもいます。合格するのには 学科も大切だと感じました。

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セイビ生に聞く 合格体験記157-0066東京都世田谷区成城6-14-21成城美術研究所

T E L   03-3484-8367 F A X   [email protected]年3月23日発行その2

武蔵野美術大学 版画学科 合格

定年退職後の生きがいを模索中、美大にいこうと思いついたのが、昨年9月頃でした。若い頃西洋文化へ向けられていた興味が、年を重ねるにつれて東洋へ移ってきました。最近、仏画に興味をもつようになり、苔むした石仏などを描いてみたいと思っています。実技試験対策は12月1月の2か月で、デッサンのみを集中的に練習しました。準備期間は不十分ではありましたが、何とか受験し合格することができました。越川先生、菅野先生にはたいへん感謝しています。受験大学や学科の選択段階から、親身に相談にのっていただき、常に肯定的に指導くださいました。これからの4年間で、総合的に創作を学びつつ、自分の表現方法を探していきたいと思っています。流行に敏感な若者からの影響も楽しみです。

        

K Y吉原 留夏

多摩美術美術大学 環境デザイン学科 東京造形大学 室内建築女子美術大学 ヴィジュアルデザイン学科 現役合格武蔵野美術大学 空間演出デザイン学科 補欠

        

武蔵野美術大学 工芸工業デザイン学科多摩美術大学 統合デザイン学科東京造形大学 インダストリアル 現役合格        

金井 剣央美大に進学したいと考えたきっかけは、車でした。子供の頃から車のデザインが好きでした。合体するロボットなども好きで、立体的なデザインに興味がありました。高3になったとき、工業デザインの説明を聞いて、これにしようと決心しました。はじめはデッサンも平面もそんなに得意とは言えず、なかなか思うようには描けず焦りました。夏期講習の頃には、学科のことも頭に浮かび、さらに焦りました。そこで英単語の記憶を徹底し、苦手な英語を克服しました。実技試験では、いつもどおり落ち着いてできたようでした。また、学科もかなりの高得点を取れ、合格の勝因はこれであったように思いました。来年受験する人たちには、英語などに早くから取り組むことをお勧めします。

母がファッションデザイナーという仕事をしている関係でもともとはファッションやアパレルに興味がありました。洋服も好きでしたし、ファッションショーの手伝いもしていたので、現場の雰囲気も知っていました。けれども受験を始めてみると、ほかの分野にも興味がわき、空間や環境デザインを志望しました。実技試験まで一年、あがり症なところもあって対策はしたものの、実技試験当日は焦りと、怖れがありましたがなんとかやりきりました。セイビで学んだ英語は、非常に役立ちあまり得意ではなかった英語が基本から分かり、点数アップにつながったのはとても良かったとおもいます。合格するのには学科も大切だと感じました。