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1 コメディカル報告

コメディカル報告 - cyutoku.or.jp · た。今年度から不整脈治療関連業務にカテーテルアブレーション関連業務が開 始され、不整脈治療領域における臨床工学技士の業務範囲が拡大されました。

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コメディカル報告

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【薬剤部】

部署長:喜多 洋嗣(薬局長)

人 員:薬剤師 19名(常勤 19名)

事務 2名(常勤 2名)

助手 7名(非常勤 7名)

概 要:外来調剤業務

外来患者への、医薬品の調剤、監査、交付。

入院調剤業務

入院患者への、医薬品の調剤、監査、交付。

院内製剤業務

院内規定に基づく、特殊医薬品の調製。

抗がん剤混注業務

安全キャビネットを使用した、徳洲会グループまたは院内キャンサーボード

が定めるレジュメンに従った注射用抗がん剤及び免疫抑制剤のミキシング。

無菌製剤業務

クリーンベンチを使用した、ブドウ糖換算で 10%濃度を超える高カロリー

輸液のミキシング。

外来薬剤管理指導

インスリン、成長ホルモン、免疫抑制薬などの自己注射指導、吸入指導、

自己血糖指導、ピークフローメーター指導。

病棟薬剤管理指導業務

入院患者への服薬指導、薬効発現、副作用、相互作用、中毒症状、コンプ

ライアンスなどに関する情報収集、薬物療法の管理、持参薬の管理、救急

総合診療部との合同回診。

TDM解析業務

注射用塩酸バンコマイシンの血中濃度解析。

医薬品情報管理業務

添付文書の改訂、安全性情報などの医薬品情報の電子カルテへの掲載や資

料配付、医薬品集作成、薬局新聞の作成。

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薬品管理業務

薬事委員会開催、医薬品の購入、品質や期限の管理、用事購入管理、徳洲会

本部への採用依頼の提出、棚卸し。

目 標:地域連携勉強会の開催

研修センター認定資格の取得

専門、認定資格の取得

平成 25年度の取り組み・実績:

地域の医療機関と連携し、積極的に勉強会などの情報交換が実現した 1年であっ

た。

外来処方箋枚数:614枚/日

入院処方箋枚数:161枚/日

注射処方箋枚数:259枚/日

病棟薬剤管理指導件数:1771件/月

外来化学療法混注件数:143件/月

学術業務:日本医療薬学会、日本中毒学会、日本静脈経腸栄養学会、日本化学療法学会、

徳洲会中毒研究会、徳洲会糖尿病研究会、徳洲会オンコロジー実務者会議、

徳洲会薬剤部会臨床業務研究会、徳洲会九州奄美沖縄合同新人薬剤師研修会、

医薬品安全管理研修会 2013年度

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【放射線部】

部署長:當山 賢 (技師長)

人 員:放射線科医師 1名、診療放射線技師 26名、助手 1名。

概 要:撮影室1番(CT室:東芝 Aquilion 64)。撮影室2番(東芝一般撮影)。

撮影室 3番(東芝一般撮影)。撮影室5番(朝日レントゲンパノラマ装置)。

撮影室 6番(東芝 TV)。撮影室 7番(GE横河マンモグラフィ)。

撮影室 8番(MRI:シーメンス MAGNETOM-VERIO3.0T)。

撮影室 9番(CT室:東芝 Aquilion ONE)。新館 MRI室(GE横河 SIGNA excite xi 1.5T)。

別館(日立一般撮影室、CT室:GE横河 Light Speed Ultra)。

骨塩定量室(ルナーEXP-5000)。

RI室(シーメンス E-CAM)。血管造影室1番(フィリップス Allura Xper FD10)。

血管造影室 2番(フィリップス Integris Allura Bi-plane)。

血管造影室3番(EP-LABO:東芝 Infinix Celeve-I INFX-8000V)。

健診センター(東芝一般撮影室、東芝 TV)。

目 標:CT・MRI件数のアップ。

新しい検査方法を医局にアピールする。

土日祝日の予約枠を活用する。

平成 25年の取り組み・実績:

不整脈治療専用の血管造影装置(東芝 Infinix Celeve-I INFX-8000V)を増設して

アブレーション手術予約がとれるようになった。骨塩定量装置の故障で修理に 1

ヶ月かかり件数減少した。

実 績:単純撮影:75559件(健診胸部:8863件、マンモグラフィ:2629件)

UGI:836件(健診 UGI:790件)CT単純:26850件。CT造影:5286件。

冠動脈 3D-CT:811件。3D-CT処理:2579件。MRI単純:17886件。

MRI造影:760件。骨塩定量検査:1390件。ポータブル撮影:8758件。

心臓カテーテル検査:1140件。(PCI:611件)

その他血管造影検査:199件。(IVR:143件)

SPECT:292件

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【臨床検査部】

部署長:伊波 敬(技師長)

人 員:総職員数 29名

主任 2名(検体 1名・生理 1名)

副主任 4名(検体 3名・生理 1名)

一般検査技師 23名 (非常勤:1名)

助手 2名

概 要:外来採血室/月~金 8:00~19:00

土 8:00~12:30

検体検査室/24時間体制(当直制)

検査項目:尿一般、血液、生化学、免疫血清、ホルモン検査、輸血検査、細菌検

査、病理検査 解剖介助

生理検査/月~金 7:30~20:00

土 7:30~13:00

超音波検査。精密呼吸機能検査、心電図検査、運動負荷検査(TM)、ホルタ―心電

図検査(解析)、ABI検査、脳波検査、誘発電位

目 標:患者様サービスの向上(エコー、検体検査の時間短縮)

信頼される検査室(検査結果の継続的な質の確保)

平成 25年の取り組み・実績:

・新規採用者に向けての病院採用案内を全国学校に送付

・病院取組の JCI取得に向けての作業

・新病院へ向けての検査部の体制構築

・(日臨技、沖縄県医師会、日本医師会)精度管理調査参加

・新人採用に向けての大学訪問説明会実施

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【臨床検査部・病理診断科】

部署長:伊波 敬(技師長)

人 員:病理診断科 4名

概 要:病理検査 解剖介助

目 標:検体数増加、関連病院への病理、細胞診協力

平成 25年の取り組み・実績:

自動ガラス封入装置(Tissue-Tek Glas サクラ)の購入

自動免疫染色装置(Bench Mark GX Roche)の購入

剖検実施件数:4件

◎各種検査数

4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 1月 2月 3月 合計

検体

検査 11675 12394 13343 13349 11847 11519 11774 11499 11790 14109 12311 14319 149929

心エ

コー 783 827 803 849 761 727 784 764 772 806 653 778 9307

腹部

エコ

ー 2000 2481 2681 2907 2858 2622 2543 2492 2310 2341 2436 2436 30107

◎病理検査数

4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 1月 2月 3月 合計

病理

検査 354 454 464 531 479 414 408 482 441 380 457 398 5262

細胞

診検

査 264 384 506 440 566 433 477 523 454 352 433 395 5227

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【臨床工学部】

人員体制:臨床工学技士 18名、 臨床工学技士補助 1名

学会認定

透析技術認定士 2名

呼吸療法認定士 3名

体外循環技術認定士 2名

臨床 ME専門認定士 1名

ペースメーカー関連専門臨床工学技士 1名

高気圧酸素治療技師認定 1名

概 要:臨床工学部は 2013年 4月に 2名の新入職者を迎え所属人数は 19名となりまし

た。今年度から不整脈治療関連業務にカテーテルアブレーション関連業務が開

始され、不整脈治療領域における臨床工学技士の業務範囲が拡大されました。

業務内容:1.臨床支援業務

・人工透析センター

・集中治療室(急性血液浄化等)

・病棟(人工呼吸器、出張透析等)

・高気圧酸素療法(第Ⅰ種装置)

・24時間 on call体制

・関連施設の応援

2.手術支援業務

・体外循環(人工心肺、補助循環等)

・手術支援(外科/脳外/心外/泌尿器等)

・心臓カテーテル治療関連業務

・不整脈治療関連業務(植込み型含む)

3.医療機器管理業務

・中央 ME機器管理室(点検/修理等)

・院内の医療機器管理(分散機器等)

部署目標:①良い医療の提供 ②安全な医療の提供 ③医療技術の向上

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実 績:(臨床工学技士が従事した業務件数)

①血液浄化部門 22753件

②高気圧酸素治療部門 956件

③呼吸療法部門 6631件

④医療機器管理 19410件

⑤心臓カテーテル部門 1159件

⑥不整脈治療部門 508件

⑦心臓血管外科手術部門 47件

⑧手術支援部門 121件

⑨集中治療部門 567件

その他活動:委員会活動

・医療機器安全管理委員会

・透析機器安全管理委員会

・RST委員会

・医療ガス安全管理委員会

沖縄ブロック CE合同セミナー4演題発表

学会発表

・ペースメーカーフォローアップ研究会

「心房自動出力調節機能を考慮した

atrial pacing latency症例に対する機種選定」

・第 23回日本臨床工学会学術大会

「当院における低体温療法回路の使用経験」

・第 29回日本医工学治療学会学術大会

「CRRTで用いる抗凝固剤使用量の検討」

・第 41回日本集中治療学会学術大会

「臨床工学部の ICU業務確立について」

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【栄養課】

人 員:管理栄養士 7名 管理栄養士非常勤1名

栄養士 2名 管理栄養士副主任 1名

栄養士副主任1名 栄養サポートチーム(NST)専従1名

調理師 10名 調理師非常勤 3名

厨房員パート 12名 (平成 26年 3月 31日現在)

概 要:病棟業務

・栄養アセスメント、栄養評価、プランニング(経管栄養調整、食事内容調整)

・栄養管理計画書作成

・栄養食事指導(個人・集団)

・NST

・栄養治療計画書作成、回診、カンファレンス、委員会

外来業務

・栄養食事指導(個人・集団)

給食業務

・献立作成 ・発注 ・約束食事箋管理 ・個人対応食

・行事食提供(子供の日、七夕、ハロウィン、クリスマス、正月、ひなまつり)

・喫食調査 ・嗜好調査(年2回)

目 標:行事食の充実

平成 25年の取り組み・実績:

1、栄養管理実績

・栄養食事指導(個人・入院)加算 4251件、 非加算 133件

・栄養食事指導(個人・外来) 加算 2072件、非加算 34件

・栄養食事指導(集団) 加算 24 件、非加算 8件

・栄養サポートチーム加算 721件

2、学会・研修会への参加

・第 1回沖縄ブロック 学術研究発表会開催

3、院内研修会

・食品試食会

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【リハビリセンター】

部署長:伊波 恵子(室長)

人 員:理学療法士 19名

作業療法士 9名

言語聴覚士 4名

助手 1名

概 要:施設基準:脳血管(Ⅰ)、運動器(Ⅰ)、呼吸器(Ⅰ)

理学療法・作業療法・言語聴覚療法養成校臨床実習指定施設

理学療法室:394.9㎡、作業療法室:180.8㎡、言語聴覚室:26.7㎡

◎理学療法(PT)

中部徳洲会病院は、沖縄県中部地区の救急を担う病院として定着しています。

当リハビリテーション室は急性発症した脳外科・整形外科の患者様はもちろんの

事、術後や内科疾患、高齢者の臥床による廃用予防、機能向上に積極的に取り組

んできました。 その結果、救急内科のオーダー数が増加しました。

平成 25年は、スタッフを増員し多様な患者様のニーズに応えられるように院内の

啓蒙活動に力を入れました。また、入院後早期のリハビリ介入を行うことで、在

院日数短縮に貢献できるように頑張りました。

◎作業療法(OT)

病気やけがの直後から開始し、症状にあわせて将来の生活を見越し、基本的な運

動能力から社会の中に適応する、基本的動作能力(運動や感覚・近く、心配器や

精神・認知などの心身機能)、応用的動作能力(食事やトイレ、家事など、日常

で必要となる活動)、社会適応能力(地域活動への参加、就労・就学)を維持、

改善、そして新たな機能低下を予防し「その人らしい」生活の獲得を目標に実施

しています。2012年に専門性の向上の為、様々な分担を行いました。

2014年、外来、入院患者様、在宅療養の利用者様のニーズに今以上に応えられる

ように、更なるスキル向上を図ります。

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◎言語聴覚療法(ST)

言語聴覚士は音声や言語、聴覚等のコミュニケーションに関わる様々な障害や、

摂食嚥下障害(飲み込みの障害)のある方の評価・訓練・指導を行い、機能の回

復や障害の軽減を図ります。対象とする障害には、失語症・構音障害・摂食嚥下

障害・高次脳機能障害・音声障害等があります。患者様一人一人に合わせたコミ

ュニケーション方法の助言や補助手段の活用、環境調整等を促し、よりよい生活

を送れるよう援助しています。

摂食嚥下機能面に関しては、入院早期から評価を行い、病棟職員や栄養室、他リ

ハビリ職員と連携を取りながら、誤嚥性肺炎の予防、安全な栄養摂取方法の確立

に努めています。

◎利用者統計(入院・外来・訪問)

3,079

3,307 3,238

3,655

3,450

3,240

3,580

3,349 3,257

3,454 3,373

3,490 410

332 337

436

381

356

337

311 308

251 289

326

2,500

2,700

2,900

3,100

3,300

3,500

3,700

3,900

4,100

4,300

4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 1月 2月 3月

PT 入院・外来件数 推移(2013年度) 外来件数

入院件数

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1460 1575 1582 1578 1557 1425 1393 1265 1224 1262 1226 1384

364 406 400 339 339

387 425 373 400 375 320

391

0

200

400

600

800

1000

1200

1400

1600

1800

2000

2200

2400

4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 1月 2月 3月

OT 入院・外来件数 推移(2013年度) 入院件数 外来件数

899 864 887 950 940 837 901

787 866 853 756

874

30 36 37 30 27

27 22

32 20 19

25

22

0

200

400

600

800

1000

1200

4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 1月 2月 3月

ST 入院・外来件数 推移(2013年度)

入院件数

外来件数

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51 43 42 41 40 39 40

32 31 32 30 33

0

10

20

30

40

50

60

4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 1月 2月 3月

訪問件数 (2013年度)

5,438 5,746 5,707

6,183 5,947

5,502 5,874

5,401 5,347 5,569

5,355 5,748

804

774 774

805

747

770

784

716 728 645

634

739

3,000

3,500

4,000

4,500

5,000

5,500

6,000

6,500

7,000

7,500

4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 1月 2月 3月

リハビリ入院・外来件数 推移(2013年度) 入院件数

外来件数

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内科 43.0%

外科 10.6%

整形外科 30.8%

脳外科 12.7%

泌尿

器科 1.2%

形成外科 1.2%

小児科 0.3%

耳鼻科 0.0%

その他 0.2%

診療科別リハ患者 内訳(2013年度)

脳血管疾患

18%

廃用

47%

運動器

31%

呼吸器

4%

PT・OT 算定別 内訳(2013年度)

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脳血管 56%

廃用 38%

摂食 6%

ST 算定別 内訳(2013年度)

自宅 46%

施設 24%

回復期 19%

療養 4%

その他 7%

PT・OT 退院先別 内訳(2013年度)

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自宅

21%

回復期

24% 施設

45%

その他

10%

ST 退院先別 内訳(2013年度)

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【治験センター】

部署長:伊禮 武(治験センター長)

人 員:・CRC(専任)5名:薬剤師 2名、臨床検査技師 1名、事務職 1名

(日本臨床薬理学会認定 2名、人類遺伝学会認定 GMRC1名)

・CRC(兼任)7名:薬剤師 1名、看護師 4名、臨床検査技師 2名

・事務局 1名:総務課 1名

概 要:治験とは、新しい薬を開発するためにはさまざまな試験が行われ、その最終段

階では人での有効性や安全性を確認する必要があります。そのための試験を「治

験」といいます。「治験」は医薬品として国から承認をうけるために必要な試験

で、現在使われている薬もこのような過程を経て世に出ています。

当センターには「治験コーディネーター(CRC)」として薬剤師と看護師、臨床

検査技師、さらに事務職が事務局として常駐し、患者様や医師、治験依頼者様

の架け橋として治験全般をサポートしています。

また、2名が「メディカルコーディネーター(MC)」として、文部科学省の委託

事業としてオーダーメイド医療実現化プロジェクトに従事しております。同プ

ロジェクトは、東京大学医科学研究所と理化学研究所ゲノム医科学研究センタ

ーが、研究中核機関として参画し、バイオバンク・ジャパンに収集されたゲノ

ム DNAサンプルを用いて、ゲノムワイド関連解析を中心とする遺伝統計学的解

析を継続的に行っています。

目 標:治験業務範囲の拡大とグループのネットワークを利用した治験業務の効率化、

電子カルテを利用した治験業務の電子化を進めていきたいと考えております。

平成 25年の取り組み・実績:

平成 25年度は、継続中の治験 5件と新規に脂質異常症、MRSA、高血圧症、脳梗

塞/TIAの合計 4件の新規治験を受託しました。特に脂質異常症と脳梗塞/TIAは

世界数十か国、数万人が参加する大規模なグローバル試験です。

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治験実績:

フェーズ 診療科 対象疾患 初回契約

実施症例

数 備考

2011年

Ⅲ 内科 2型糖尿病 15 15 終了

Ⅲ 内科 2型糖尿病 3 1 終了

Ⅲ 脳神経

外科 血栓症予防 12 12 実施中

Ⅲ 内科 2型糖尿病 10 10 終了

2012年

Ⅲ 外科 CDI 1 2 実施中

Ⅲ 内科 2型糖尿病 14 13 実施中

Ⅲ 内科 脂質異常症 15 15 実施中

Ⅲ 内科 脂質異常症 12 3 実施中

2013年

Ⅲ 内科 脂質異常症 6 6 実施中

Ⅲ 外科 MRSA 2 2 実施中

Ⅲ 内科 高血圧症 8 2 実施中

Ⅲ 脳神経

外科 脳梗塞/TIA 5 1 実施中

2006

~2013年 製造販売後調査

高血圧症、肺高血圧症、糖尿病、抗不整脈、抗てんかん薬、抗菌

薬、抗悪性腫瘍薬、脳梗塞、脳血管疾患

2006

~2013年 臨床研究

SNP解析共同研究、高血圧症、COPD、膀胱がんペプチドワクチン療

法、修復腎移植、脂質異常症、糖尿病網膜症、PGx研究