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小さな取り組みから、もっと幸せな毎日を。 西日本高速道路エリア・パートナーズ倶楽部では、 地域や社会に貢献する活動に取り組んでいます。 http://www.w-holdings.co.jp/partners/ 平成24年度報告書 西日本高速道路エリア・パートナーズ倶楽部 社会貢献活動 西日本高速道路エリア・パートナーズ倶楽部 事務局 TEL : 06-7175-8136 [西日本高速道路サービス・ホールディングス株式会社 CS推進部] 私たちの社会貢献活動、小さな取り組みは ひとつひとつが「一粒の麦」のようなもの。 この活動がやがて大きな麦畑になり、 すべての人がもっと幸せな毎日を過ごせますように。 そんな願いが込められたロゴマークです。

nexco H1 H4 B...P2 P2 P3~5 P6 P7 P8 P9 P10 P10・11 P11 P12・13 西日本高速道路サービス・ホールディングス株式会社(以下「西日本高速道路SHD」と省略)とサービスエリア等の店舗運営をお

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一 粒 の 麦 か ら 大 き な 麦 畑 を

小さな取り組みから、もっと幸せな毎日を。

西日本高速道路エリア・パートナーズ倶楽部では、

地域や社会に貢献する活動に取り組んでいます。

http://www.w-holdings.co.jp/partners/

平成24年度報告書

西日本高速道路エリア・パートナーズ倶楽部

社会貢献活動

西日本高速道路エリア・パートナーズ倶楽部 事務局

TEL:06-7175-8136[西日本高速道路サービス・ホールディングス株式会社 CS推進部]

私たちの社会貢献活動、小さな取り組みは

ひとつひとつが「一粒の麦」のようなもの。

この活動がやがて大きな麦畑になり、

すべての人がもっと幸せな毎日を過ごせますように。

そんな願いが込められたロゴマークです。

Page 2: nexco H1 H4 B...P2 P2 P3~5 P6 P7 P8 P9 P10 P10・11 P11 P12・13 西日本高速道路サービス・ホールディングス株式会社(以下「西日本高速道路SHD」と省略)とサービスエリア等の店舗運営をお

西日本高速道路エリア・パートナーズ倶楽部とは1ご あ いさ つ

西日本高速道路エリア・パートナーズ倶楽部は、NEXCO西日本高速道路㈱が管理する高速道路のサービスエリアなど

の店舗運営をお願いしているテナント様と西日本高速道路サービス・ホールディングス㈱とで構成される任意団体であり、

エリアをご利用いただくお客様の満足度の向上を図るとともに地域と社会に貢献することを目的として平成19年4月16日に

発足し、お陰をもちまして7年目を迎えることができました。当倶楽部の社会貢献活動にあたり、会員の皆様よりサービスエ

リアなどの売上の一部を拠出していただき「西日本を元気にしよう」、「世界の困っている人に手を差し伸べよう」という大

きなスローガンのもとで、

の5つのテーマを掲げ取り組んでいます。平成24年度はこの5つのテーマを継続しながら支援を行ない支援先は35団体にの

ぼりました。今後とも、私たちはお客様の満足度の向上を図り、地域とともに歩み、地域に暮らす人々が皆幸せで充実した

安全な暮らしが出来ることを願い、社会貢献活動に取り組んで参る所存でございます。

私たちの社会貢献活動は小さな取り組みでありますが、その一つ一つが「一粒の麦」のようなものであり、少しずつ成長し、

やがて「大きな麦畑」になるように、社会貢献の輪が世の中に拡がっていくことを会員一同願っております。

日頃より西日本高速道路エリア・パートナーズ倶楽部の活動に、ご理解、ご支持をいただき誠にありがとうございます。

平成25年8月

西日本高速道路エリア・パートナーズ倶楽部会 長 髙橋 誠西日本高速道路サービス・ホールディングス(株)代表取締役社長

1 西日本高速道路エリア・パートナーズ倶楽部とは2 社会貢献活動の基本方針3 社会貢献活動のテーマ4 主な活動 活動スローガン1 西日本を元気にしよう

安心して子どもを生み育てられる社会の実現に貢献障がいを持つ方々が健常者と同質な生活を送るための支援自然と共生し、環境を守り愛する活動を支援事故や災害に備える活動や被災者の救済に貢献

 活動スローガン2 世界の困ってる人に手を差し伸べよう海外での医療活動等を支援

5 その他の活動6 広報活動7 平成25年度社会貢献活動予定8 お礼状の紹介

P1P2P2

P3~5P6P7P8

P9P10P10・11P11P12・13

西日本高速道路サービス・ホールディングス株式会社(以下「西日本高速道路SHD」と省略)とサービスエリア等の店舗運営をお願いしているテナント55社(平成25年3月末現在)で構成しています。本倶楽部の目的は、西日本高速道路SHDとテナントの情報交換や情報発信の場として、会員相互の信頼関係を構築することにより、サービスエリア等をご利用いただくお客様の満足度の向上を図り、合わせて地域と社会に貢献することを主としています。

社会貢献活動費の拠出について西日本高速道路エリア・パートナーズ倶楽部の社会貢献活動は、倶楽部に加盟する正会員48社からサービスエリア・パーキングエリアの売上金の一部を社会貢献の資金源としております。

平成19年4月16日:西日本SHDパートナーズ倶楽部平成21年7月 8日:西日本高速道路エリア・パートナーズ倶楽部に名称変更

設 立

組 織 図

役 員

正 会 員

賛助会員

平成25年3月末

西日本高速道路エリア・パートナーズ倶楽部会員名簿 平成25年3月末(アイウエオ順)

48社

7社

会 長副 会 長常 務 理 事理 事

西日本高速道路サービス・ホールディングス株式会社西 日 本 パ ブ リ ッ ク 株 式 会 社西日本高速道路サービス・ホールディングス株式会社西日本高速道路サービス・ホールディングス株式会社西日本高速道路サービス・ホールディングス株式会社

代表取締役社長代表取締役社長取 締 役取 締 役取 締 役

髙橋  誠粥川 公平橋田 哲久柴田 昭弘中田  裕

地域会長兼理事関 西 地 域 会中国・四国地域会九 州 地 域 会監 事

神 姫 フ ー ド サ ー ビ ス 株 式 会 社株 式 会 社 ト モ テ ツ セ ブ ン西 日 本 パ ブ リ ッ ク 株 式 会 社株 式 会 社 伊 鉄 会 館

代表取締役社長代表取締役会長代表取締役社長専 務 取 締 役

植田 敏夫林  克士粥川 公平重見 誠司

総 会

監 事

理事会

事務局

関西地域会

中・四国地域会

九州地域会

アイランドフューチャーコーポレーション(株)(株)朝日エアポートサービス(株)アンデルセンイーグル興業(株)(株)伊予鉄会館いわさきコーポレーション(株)エリエールフーズ(株)岡山プラザホテル(株)岡山ルートサービス(株)沖縄道路サービス(株)(株)叶匠壽庵九州産交ランドマーク(株)近畿日本鉄道(株)(株)グランビスタ ホテル&リゾート(株)京阪レストランサルボ両備(株)(株)子午線下津井電鉄(株)(株)秀穂昭和自動車(株)シンエーフーヅ(株)神姫フードサービス(株)水了軒紀州食品産業(株)西洋フード・コンパスグループ(株)

関西地域会・中四国地域会関西地域会中四国地域会中四国地域会中四国地域会九州地域会中四国地域会中四国地域会中四国地域会九州地域会関西地域会九州地域会関西地域会関西地域会関西地域会中四国地域会関西地域会中四国地域会関西地域会・中四国地域会九州地域会関西地域会関西地域会関西地域会関西地域会・九州地域会

123456789101112131415161718192021222324

会員名 所属地域会NO

(株)泉南オートグリル(株)ダイナック千登世商事(株)(株)トモテツセブン中浦食品(株)西日本高速道路ロジスティックス(株)西日本パブリック(株)(株)ニューモンブランフード(株)阪急阪神ホテルズ(株)ヒライ(株)ファミリーマート風月フーズ(株)藤井産業(株)(株)ポプラ(株)松屋フーズ宮交ショップアンドレストラン(株)(株)三好野本店山崎製パン(株)(株)湯坂遊園ユーシーシーホールディングス(株)(株)ユニコン(株)リ・クリエイトロイヤルホールディングス(株)(株)ロッテリア

関西地域会関西地域会関西地域会・中四国地域会中四国地域会中四国地域会関西地域会・中四国地域会・九州地域会九州地域会関西地域会関西地域会九州地域会関西地域会・中四国地域会・九州地域会九州地域会中四国地域会関西地域会・中四国地域会・九州地域会関西地域会九州地域会中四国地域会関西地域会・中四国地域会・九州地域会中四国地域会関西地域会九州地域会九州地域会九州地域会関西地域会・九州地域会

252627282930313233343536373839404142434445464748

会員名 所属地域会NO

西日本高速道路サービス・ホールディングス(株)

1

2

3

4

5

1. 安心して子どもを生み育てられる社会の実現に貢献2. 障がいを持つ方々が健常者と同質な生活を送るための支援3. 自然と共生し、環境を守り愛する活動を支援4. 事故や災害に備える活動や被災者の救済に貢献5. 海外での医療活動等を支援

目 次

社会貢献活動平成24年度報告書 1

Page 3: nexco H1 H4 B...P2 P2 P3~5 P6 P7 P8 P9 P10 P10・11 P11 P12・13 西日本高速道路サービス・ホールディングス株式会社(以下「西日本高速道路SHD」と省略)とサービスエリア等の店舗運営をお

社会貢献活動のテーマ3

主な活動4西日本高速道路エリア・パートナーズ倶楽部の社会貢献活動は、地域と社会に貢献するため「地域とともに歩み、地域に暮らす人々が皆幸せで充実した安全な暮らしが出来る社会の実現」と「海外で病気や怪我に苦しむ人たちに希望の光を届ける活動」を目指します。

西日本高速道路エリア・パートナーズ倶楽部の社会貢献活動は、高速道路のエリア運営に携わる者として組織の垣根を越えた会員相互の連携により社会が真に必要としている問題に目を向け、明日の地球と人間の命を守り身体的・精神的に健康で豊かな生活を送ることができる社会の実現に貢献します。

我々の社会貢献活動が「一粒の麦」となり、世の中に善意の輪が拡がるきっかけとなることを願っています。

社会貢献活動を通して、会員一人ひとりが仕事に誇りと自信をもって従事できるようになることを願っています。

ビジョン

安心して子どもを生み育てられる社会の実現に貢献障がいを持つ方々が健常者と同質な生活を送るための支援自然と共生し、環境を守り愛する活動を支援事故や災害に備える活動や被災者の救済に貢献

西日本高速道路エリア・パートナーズ倶楽部の社会貢献活動のテーマ選定にあたっては、「日本と世界の直面する問題」を洗い出し、5テーマについて取り組むこととしました。

〈社会貢献活動のスローガンと5つのテーマ〉

西日本を元気にしよう活動スローガン1

地域とともに歩み、地域に暮らす人々が皆幸せで充実した安全な暮らしが出来る社会の実現に貢献します。

海外での医療活動等を支援

世界の困っている人に手を差し伸べよう活動スローガン2

海外で病気や怪我に苦しむ人たちにも希望の光を届ける活動をします。

〈日本と世界の直面する問題の構図〉

日本の直面する問題

社会福祉への対応

●高齢者介護●高齢者・障がい者の移送●障がい者の自立・活動●救命活動

●自殺の増加●ニートの増加●被差別部落問題●非行の増加

●周産期医療問題●新生児を持つ母親対策●小児科医療問題●高齢者の健康、スポーツ●高齢者の年金制度と 健康保険制度の維持

●高齢者の生き甲斐、 生涯教育●子供の教育の問題●地方の衰退、地域間格差●労働力の確保●機械化・自動化・IT化

少子高齢化の問題

世界の直面する問題

テロ・国際紛争の増加

●宗教間対立●内戦●原油利権争い

●テロリストとの戦い●麻薬●難民の発生

●資源の枯渇 エネルギー…エネルギー価格の高騰 食料資源…食料資源の枯渇●南北問題や国・地域間格差拡大 貧困層増大 食料不足 医療を受けられない

人口の爆発的増加世界と日本が共有する問題

●温暖化●気候の変動

地球環境問題

自然災害の増加・激烈化

●地震、津波●台風、竜巻、大雨●日照り、水不足

安心して子どもを生み育てられる社会の実現に貢献

昨今、産婦人科医の減少が問題とされています。(公財)日本産科婦人科学会が発表した「全体としての産婦人科医とその地域偏在に関する研究」によると、平成18年から22年の4年間で産婦人科医数は増加傾向にありますが、東京、大阪、神奈川などの大都市圏に偏っており、全国的に見れば多くの地域で産婦人科医が減少していることがわかりました。過酷な労働条件や、事故がおきた場合の訴訟リスクなどが原因のひとつだとされています。また、正常な出産であれば医師なしでも扱える助産師についても不足しており、妊婦が安心して出産できない地域もあります。このような状況に対し、少子化問題の歯止めになればと、微力ながら産婦人科医と助産師の減少問題に取り組んでいます。

厚生労働省が発表した「出生数及び合計特殊出生率の年次推移」を見ると、平成24年の出生数は約103万人。これは、第2次ベビーブームだった昭和46~49年の約209万人に比べて、ほぼ半分の数字です。同じく厚生労働省が発表した「婚姻件数及び婚姻率の年次推移」によると、平成24年の婚姻数は約67万組で、過去最高の婚姻件数だった昭和47年の約110万組と比較すると4割減になります。さらに、結婚してからも子どもを産まない夫婦が増えており、少子化問題は深刻な問題です。男性の賃金が下がったことや、子育てをサポートする環境が十分に整っていないこと、地域のコミュニティが希薄で、子育ての相談ができないことなど多くの問題があり、政府も法律の整備やガイドラインを作成していますが、まだまだ問題が解消されていないのが事実です。西日本高速道路エリア・パートナーズ倶楽部では、安心して子どもを生み育てられる社会に実現に向けて、さまざまな支援を行っています。

※2012年厚生労働省「人口動態統計の年間推計」

件 名産科医師育成奨学基金助産師育成支援奨学基金

新生児を持つ母親の子育て支援産婦人科サマースクールを支援

支 援 先(公財)赤枝医学研究財団

(公社)日本助産師会

(公財)日本産科婦人科学会

支 援 内 容医学生5~6年生及び研修医1~2年目の方に年間100万円を2年間支給

助産師を希望する学生に年間50万円を支給

新生児を持つ母親の子育て電話相談事業を支援

第5回産婦人科サマースクールの開催運営費(H24年8月11~12日に開催)

300

昭和・年 平成・年

(万人)

200

22 30 40 50 60 2 7 17 24

100

0 0

1

2

3

4

5

出生数

合計特殊出生率

平成17年最低の出生数 1,062,530人最低の合計特殊出生率 1.26人

昭和41年ひのえうま1,360,974人

第2次ベビーブーム(昭和46~49年)最高の出生数2,091,983人

第1次ベビーブーム(昭和22~24年)最高の出生数2,696,638人

1971年2.16人

平成24年推計数

1,033,000人

2010年1.37人

■主たる診療科が産婦人科または産科の医師数の変化 都道府県別・平成22年と平成18年の比較

■出生率の推移

出生数 合計特殊出生率

※出所「●●●●●●●●●●●●●●●」

■婚姻件数及び婚姻率の年次推移

婚姻件数 婚姻率

■産科医師・助産師支援一覧

1

1

2

3

4

5

社会貢献活動の基本方針2活動スローガン1/西日本を元気にしよう

(1) 周産期医療支援

120

100

80

60

40

20

0

昭和・年 平成・年

(万組)

22 30 40 50 60 2 7 17 24

18

16

14

12

10

8

6

4

2

0

婚姻件数

婚姻率(人口千対)

昭和22年最高の婚姻率

昭和47年最高の婚姻件数1,099,984組

平成24年推計数

669,000組

昭和22年12.0

平成24年推計値5.3

180

160

140

120

100

80

60

40

20

0

-20

209 4 7 7

-6-13

156

-6

30

8

163

61

1095

-1 -3

1921

3

185

25

3

87

15152

-10

61316

5

-3

814

-5

1

-2-1-9 -3 -5

213

(●●)

沖 縄

鹿児島

宮 崎

大 分

熊 本

長 崎

佐 賀

福 岡

高 知

愛 媛

香 川

徳 島

山 口

広 島

岡 山

島 根

鳥 取

和歌山

奈 良

兵 庫

大 阪

京 都

滋 賀

三 重

愛 知

静 岡

岐 阜

長 野

山 梨

福 井

石 川

富 山

新 潟

神奈川

東 京

千 葉

埼 玉

群 馬

栃 木

茨 城

福 島

山 形

秋 田

宮 城

岩 手

青 森

北海道

●●●●●

社会貢献活動平成24年度報告書2 社会貢献活動平成24年度報告書 3

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③ 第6回産婦人科サマースクールを支援平成19年度より支援を始めた「産婦人科サマースクール」への参加者数は年ごとに飛躍的に増加しており、周産期医療従事者の増加に期待が持てるようになっています。

H19年度 H20年度 H21年度 H22年度 H23年度支援人数(人)

計87 174 285 327 309

H24年度298 1,480

産婦人科に興味があり、将来産婦人科を選択する可能性のある医学部学生・初期臨床研修医に、産婦人科の最新の医療を学んでもらい学術交流を図るとともに、相互の親交を深めることを目的とした日本産婦人科学会が主催するスクールです。

産婦人科サマースクールとは

① 産科医師育成奨学基金

② 助産師育成支援奨学基金

平成19年度より西日本24府県の医学部を有する34大学を対象に、将来西日本で医師として産科医療に携わる意思を持つ医学生5・6年生ならびに研修医1・2年目の2年間毎年100万円の学資支援を行う奨学基金を立ち上げ、㈶大阪コミュニティ財団及び㈶赤枝医学研究財団を通じ6年間で延べ202名の産科医学生に奨学金を支給しています。

平成20年度より西日本24府県の助産師育成機関を対象に、将来西日本で助産師として産科関係に携わる意思を持つ学生のために、年間50万円の学資支援を行う奨学基金を立ち上げ、(公社)日本助産師会を通じ5年間で24府県延べ134名の学生に奨学金を支給しています。

H24年度 助産師育成支援奨学金受給学生所属大学

府県名京 都滋 賀大 阪

兵 庫

学校名京都府立医科大学滋賀医科大学大阪医科大学兵庫医科大学神戸大学医学部

H24年度 産科医師育成奨学金受給学生所属大学府県名奈 良鳥 取島 根岡 山広 島

学校名奈良県立医科大学鳥取大学医学部島根大学医学部岡山大学医学部広島大学医学部

府県名山 口徳 島愛 媛福 岡熊 本

学校名山口大学医学部徳島大学医学部愛媛大学医学部福岡大学医学部熊本大学医学部

府県名大 分鹿児島沖 縄

学校名大分大学医学部鹿児島大学医学部琉球大学医学部

府県名滋 賀京 都大 阪

兵 庫

奈 良

学校名滋賀県立大学京都府医師会看護専門学校大阪大学兵庫県立総合衛生学院神戸市看護大学天理看護学院

府県名和歌山鳥 取島 根岡 山広 島山 口

学校名和歌山県立高等看護学院鳥取県立倉吉総合看護専門学校島根県立大学短期大学部出雲キャンパス岡山大学大学院福山平成大学山口県立大学

府県名徳 島愛 媛福 岡佐 賀長 崎熊 本

学校名徳島大学大学院愛媛県立医療技術大学福岡県立大学佐賀県立総合看護学院長崎市医師会看護専門学校熊本保健科学大学

府県名大 分宮 崎鹿児島沖 縄

学校名藤華医療技術専門学校都城洋香看護専門学校鹿児島医療福祉専門学校沖縄県立看護大学

平成24年度は新規者24名の応募があり、平成23年度の継続者22名と合わせ46名の学生に奨学金を支給しました。

平成24年度は24名の学生に奨学金を支給しました。

出生率が減少しているにもかかわらず、母親の就業の増加を反映して保育所入所希望は増え続けており、都市部を中心に待機児童は約4.6万人を超えると言われています。また、夜間営業の保育施設数は働く女性の需要の高さに比べ大きく不足しており、自冶体でも、認可保育所の時間延長や認定保育制度を設けるなど対策を講じていますが、その多くは民間による認可外保育施設が担っています。このような中で、認可外保育施設は制約が少ないことにより夜間保育や乳児の一時預かりなど多様なサービス提供が可能であることから、認可外保育施設の在所児は17万人以上となっており、そのうち約12万人が低年齢児(0-3歳)という現状です。しかしながら認可外保育施設は、公的補助がほとんどなく、運営は保育料収入のみで行われているため非常に厳しい状況にあります。

平成21年度より支援を始め、“働くお母さん”に高いニーズがある夜間・休日保育や一時預かりなどのサービスを提供している認可外保育施設に対して、公的援助もほとんど無いことから支援を始めました。なお、支援先選定にあたっては、資金に限りがあるため認可外保育施設数の割合が高い府県から支援をしています。1年目は『施設の改修・改良や備品の購入費』として100万円を上限とし、2年目以降は『職員や幼児の健康診断費用や入所案内パンフレットの作成費用等の運営費補助』として25万円を上限として支援。平成21年度に“奈良・山口・佐賀”の3県、平成22年度に“徳島・鹿児島”の2県、平成23年度に“大阪府”、平成24年度は“滋賀・宮崎・香川”の3県を支援しました。

●施設内の様子

●贈呈式の模様

平成19年度より支援をはじめ、毎年240万円を(公社)日本助産師会に対し、「助産師による無料電話相談事業の運営費」として支援しています。また、SA内ベビールームに「助産師による無料電話相談窓口案内ポスター」を貼付し、新生児を持つ母親の育児不安の緩和に寄与しています。

H19年度支援延べ人数(人)

H20年度 H21年度 H22年度 計11 24 34 42

H23年度46 202

H24年度45

支援延べ人数(人)H20年度 H21年度 H22年度 計31 31 24

H23年度24 134

H24年度24

H21年度奈 良山 口佐 賀徳 島鹿児島大 阪滋 賀宮 崎香 川合 計(件)

H22年度 H23年度 H24年度7915------31

6714910----46

54136912---49

-----1215422

(3) 働く女性の子育て支援

(2) 新生児を持つ母親の子育て支援核家族化により、妊婦や新生児を抱えた母親が、子育ての相談をする相手もなく途方にくれている事象が生じています。現在、この状況に対処すべく(公社)日本助産師会では、ボランティアによる都道府県単位の電話相談を実施していますが、運営・維持に必要な資金が不足している状況です。

社会貢献活動平成24年度報告書4 社会貢献活動平成24年度報告書 5

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現在、補助犬のうち、盲導犬として1013頭(平成25年7月1日現在)が活動していますが、盲導犬希望者は約7,800人いると言われまだまだ不足しています。 盲導犬の育成には1頭につき約2年の歳月と300万円以上の費用が必要ですが、自治体等からの補助金ではその費用を賄いきれず、不足分は街頭募金や寄付金で補われ、経費面から育成数に限界があるのが現状です。

内閣府が発行している障害者白書によると、国内で障がいを持つ方の数は約744.3万人にのぼります。日本の人口をもとに計算すると、1000人あたりに58人、約6%が何らかの障がいを持っていることになります。また、要介護(要支援含む)に認定された方は約554万人いるとされ、同様に日本の人口から計算すると1000人に44人となります。重複している方もいらっしゃるので一概にはいえませんが、この数字を足すと1000人中102人、つまり100人にほぼ1人が障がいを持っているか介護を必要とされているのです。そして人口の高齢化により、この数は今後ますます増加していくことが予想されています。しかし残念ながら、障がい者や介護を必要とされる方が満足した暮らしができているとは言えません。もちろん、障がい者の自立も必要であり、さまざまな支援が行われています

が、雇用されている障がい者の数は民間企業で約3.4万人、公的機関で約4.8万人、独立行政法人約6600人。これは過去に比べても増加していますが、国が目標としている数字にはまだまだ達していません。また、福祉施設などでの車イスや福祉車両、補助犬など、日々の暮らしに必要な物資が不足しているという報告もされています。障がい者が健常者と同質の生活を送ることは、まだまだ社会の理解と支援が必要です。そこで、西日本高速道路エリア・パートナーズ倶楽部では、障がいを持つ方々が健常者と同質な生活を送れるよう、さまざまな活動の支援を行っています。

平成19年度より“1頭当たりの育成費相当額300万円”の支援を始め、6年間で延べ24頭分の“『補助犬(盲導犬)”の育成費』として支援。不足する盲導犬の提供に寄与しています。

※2012年12月、独立行政法人福祉医療機構調べ

介護度 要支援 要介護1 要介護2 要介護4 要介護5人 数 1,498,3881,028,975 982,592 680,830

要介護3

735,321 614,155

※平成24年、内閣府「障害者白書」より

366.3万人(29人) 54.7万人(4人) 323.3万人(25人)総 数知的障がい児・者身体障がい児・者 精神障がい者

障がい者数

地球温暖化により琵琶湖湖底の溶存酸素濃度が低下しているため生物の大量死が確認されており、地球温暖化は今後さらに加速する見込みです。そのため、高精度な監視と環境適合への備えが必要ですが、県の財政難で探索が中断されたことから市民が協力して琵琶湖の調査研究を支援することになりました。なお、調査のための資金調達は一部の会員からの会費のみで賄われ、継続的かつ迅速な調査・監視を実施するには厳しい状況にありました。

近畿の水がめとして関西の生活を支える琵琶湖ですが、地球の温暖化による生物の大量死などが確認され、その生態系が変わりつつあります。また、琵琶湖へと流れる支流のゴミ問題や生活排水の汚染などから、水質も悪化の一途をたどっています。各地域の団体が行政などと一体となって、琵琶湖に流れ込む川の美化などにも取り組んでいますが、琵琶湖そのものの再生にはまだまだいたっていません。とくに近畿圏に住む人たちにとって琵琶湖の環境変化は生活に大きな影響を与える可能性があり、早急な対応が迫られています。このような状況のもと、西日本高速道路エリア・パートナーズ倶楽部では、琵琶湖の再生を軸に、自然と共生し、環境を守り愛する活動の支援を行っています。

平成20年度より支援を始め、平成22年度まで“500万円”を『湖底探査機による探査・調査費』として、平成23年度は“300万円”を平成24年度は“150万円”を『びわ湖の環境保全事業』として「NPOびわ湖トラスト」に支援しています。

●湖底調査用自立型ロボット「淡探」

① 環境教育に関わる事業「リアルびわ湖はっけん隊」を結成し、市民・青少年を集めて、琵琶湖周辺で自然観察会を行っています。

② 森林保全に関わる事業琵琶湖の水源の森を地元の協議会とともに保全しています。

③ 情報交換に関わる事業琵琶湖を主とする湖沼の環境保全に関する講演会、研修会への講師を派遣しています。

④ その他の事業上記に付随する事業、環境保全に関連する技術開発事業、環境修復を支援する事業を行っています。

H20年度盲導犬育成数(頭)

H21年度 H22年度 計5

H19年度4 5 5 29

H23年度5

H24年度5

補助犬の育成支援

琵琶湖の環境保全活動を支援

自然と共生し、環境を守り愛する活動を支援3障がいを持つ方々が健常者と同質な生活を送るための支援2活動スローガン1/西日本を元気にしよう 活動スローガン1/西日本を元気にしよう

社会貢献活動平成24年度報告書6 社会貢献活動平成24年度報告書 7

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レスキュー犬とは

レスキュー犬の育成を支援レスキュー犬は、非常時の人命救助に極めて有効な活動をします。レスキュー犬育成には1頭につき年間150万円以上が必要ですが、自治体等の補助金交付などを一切受けておらず、運営費のほとんどを街頭募金と有志による寄付金で賄っています。

平成19年度より支援を始め、6年間で延べ24頭分”を『レスキューの育成費』として支援。災害に備える活動に寄与しました。

レスキュー犬は、世界中の様々な国で育成され、国境を超えて人命救助に活躍していますが、日本では歴史が浅く、阪神淡路大震災以後に本格的な育成が始まりました。 現在、日常的に訓練を受け、本格的に救助に出動できるレスキュー犬を育成している団体が徐々に増えてきている状況にあります。

野口英世アフリカ賞とは

アフリカのスーダン共和国では医療機関も少なく、多くの人が十分な医療を受けられずに苦しんでいます。

今日、開発途上国における感染症の問題は、人類の生命への脅威であり、また、発展を妨げる原因にもなっています。特に、アフリカにおける感染症の蔓延は、野口英世博士逝去後80年を経た今も当時に劣らぬ惨状を呈しており、国境を越えて影響を及ぼす国際社会全体の問題として、私たち日本人も傍観が許されない深刻な状況にあります。(「募金趣意書」(2007年6月)より引用)

平成19年度より支援を始め、“毎年300万円”をアフリカに関する医学研究、医療活動を顕彰するために政府より創設された「野口英世アフリカ賞」を運営するための基金に対し寄付を行い間接的ながら活動を支援しています。

野口英世博士の志を引き継ぎ、アフリカでの感染症等の疾病対策のための医学研究・医療活動のそれぞれの分野において顕著な功績を挙げた方 を々顕彰し、もって人類の繁栄と世界の平和に貢献することを目的として、ノーベル賞に匹敵する賞を目指して創設されました。5年ごとに開催されるアフリカ開発会議(TICAD)の機会を利用して授賞されます(第1回2008年5月・第2回2013年6月)。受賞対象者は、生存者に限りますが、国籍・年齢・性別は問いません。受賞者にはそれぞれ1億円が授与されます。

世界にはアフリカをはじめとして貧困や飢餓、衛生環境の悪さによる感染症、さらには内戦などにより健やかに生活できない国々が数多くあり、他国からの支援も現地になかなか届かないのが現状です。そのような中で、現地に直接支援を届ける活動の支援を行っています。

平成23年、3月11日の東日本大震災において、多くの方が犠牲になりました。しかしその一方で、レスキュー隊たちの懸命の救助活動により多くの命が救われたことも事実です。その背景には、約100頭のレスキュー犬の活躍がありました。いまから17年前の1995年、阪神淡路大震災が日本列島を襲いました。懸命の救助が続くなか、スイスから27人の救助隊と9匹の救助犬が応援にやってきました。高い嗅覚を持ち、小さな隙間でも入っていける救助犬は、人間では到底見つけられなかった生存者を探しだし、多くの命をとりとめてきたのです。しかし、検疫制度のため空港で足止めをくらい、現場に駆けつけ

たのは地震から3日後のこと。もう少し早ければもっと多くの命が失われずにすんだと、国内でも救助犬の育成が議論の焦点となりました。現在は複数のNPO法人が設立され、先般の東日本大震災でも多くの救助犬が派遣されましたが、それでもまだまだ海外からの応援に頼らざるをえないのが現状です。予測不能な災害に備えるためにも、救助犬の育成は急務です。そこで、西日本高速道路エリア・パートナーズ倶楽部では、事故や災害に備える活動や被災者の救済に貢献できる活動の支援を行っています。 平成19年度より支援を始め、H24年度も “500万円”を「NPOロシナンテス」に対し『アフリカスーダン共和国での医療活

動費』として支援。また、サービスエリアでのPR活動はエリアを訪れたお客様への認知効果を高め、テレビ「行列のできる法律相談所(日本テレビ系列)」や「情熱大陸(TBS系列)」でも大きく取り上げられたことで支援の輪が拡がってきています。

現地で医療活動を行うNPO法人ロシナンテス、川原氏(撮影/内藤順司)

東日本大震災での捜索活動の様子

H20年度レスキュー犬育成数(頭)

H21年度 H22年度 計

6

H19年度

3 6 3 24

H23年度

3

H24年度

3

(1) アフリカ スーダン共和国での医療活動支援

(2) 野口英世アフリカ賞

いのちを守る活動を支援

海外での医療活動等を支援5事故や災害に備える活動や被災者の救済に貢献4活動スローガン1/西日本を元気にしよう 活動スローガン2/世界の困っている人に手を差し伸べよう

撮影/内藤順司撮影/内藤順司

社会貢献活動平成24年度報告書8 社会貢献活動平成24年度報告書 9

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平成25年度社会貢献活動予定7その他の活動5

社会福祉法人日本ライトハウス

日 時 場 所 イベント名 実施内容支援先

H24.11.17 岸和田SA(上) 盲導犬PRイベント ●エリアのお客様へ盲導犬デモ●盲導犬とのふれあい ●募金活動 ●PR活動

NPO法人びわ湖トラスト H24.11.27・28 大津SA(上) 琵琶湖保全活動PRイベント ●エリアのお客様へ琵琶湖保全活動の講演

●琵琶湖写生会 ●PR活動

(公財)日本盲導犬協会島根あさひ訓練センター H24.11.3 小谷SA(上) 盲導犬PRイベント ●エリアのお客様へ盲導犬デモ

●盲導犬とのふれあい ●募金活動 ●PR活動

(公財)九州盲導犬協会 H24.10.6 広川SA(下) 盲導犬PRイベント ●エリアのお客様へ盲導犬デモ

●盲導犬とのふれあい ●募金活動 ●PR活動

NPO法人日本レスキュー協会 H24.10.8 西紀SA(上) レスキュー犬PRイベント ●エリアのお客様へレスキュー犬デモ

●セラピー犬とのふれあい ●募金活動 ●PR活動

NPO法人九州救助犬協会

NPO法人ロシナンテス

H24.12.2 広川SA(上) レスキュー犬PRイベント ●エリアのお客様へレスキュー犬デモ●セラピー犬とのふれあい ●募金活動 ●PR活動

H24.11.25 古賀SA(上) 海外医療支援・東北被災地支援活動PRイベント

●エリアのお客様へスーダン、東北被災地での活動状況展示●支援グッズ販売 ●募金活動 ●PR活動

私たちの支援内容をより多くの人に知っていただき善意の輪を拡げるため、様 な々媒体やイベントを通して広報活動を行っていきます。

西日本高速道路SHD HP「西日本高速道路エリア・パートナーズ倶楽部」コーナーに活動レポートや贈呈式のプレスリリースなどを掲載しています。

「平成23年度 社会貢献活動報告書」及びポスターを作成し様々な機関に配布し、活動等を紹介しました。

URL http://www.w-holdings.co.jp/partners/

府県名 活動テーマ 支援先 新聞等名愛 媛宮 崎島 根

働く女性の子育て支援

補助犬の育成支援

認可外保育施設(滋賀1、宮崎5、香川4)認可外保育施設(滋賀1、宮崎5、香川5)(公財)日本盲導犬協会

【H25.4.2】四国新聞【H25.3.27】夕刊デイリー【H24.12.13】山陰中央新報

●新聞掲載(贈呈式)

平成25年度も下記の社会貢献活動を継続していきます。

支援項目 内 容

産科医師育成奨学基金

助産師育成奨学基金

産婦人科サマースクール支援

働く女性の子育て支援

西日本24府県の医学部を有する大学から産科医師希望学生又は、研修医各1名の学資支援

西日本24府県の助産師関連学校から助産師希望学生各1名分の学資支援

産婦人科支援促進のためのサマースクールを支援

働く女性の育児支援として認可外保育施設を支援

●安心して子どもを生み育てられる社会の実現に貢献

支援項目 内 容

補助犬の育成支援 5団体に補助犬の育成費用を支援

●障がいを持つ方々が健常者と同質な生活を送るための支援

支援項目 内 容

環境保全活動支援 琵琶湖の環境保全調査事業を支援

●自然と共生し、環境を守り愛する活動を支援

支援項目 内 容

救命活動を行っている団体を支援 レスキュー犬の育成を支援

●事故や災害に備える活動や被災者の救済に貢献

支援項目 内 容

海外での医療活動等を支援 アフリカ スーダン共和国で医療を中心に活動する団体を支援

●海外での医療活動等を支援

岸和田SA(上):(社福)日本ライトハウス 西紀SA(上):NPO日本レスキュー協会 小谷SA(上):日本盲導犬協会 島根あさひ訓練センター NPO法人ロシナンテス

働く女性の子育て支援認可外保育施設(滋賀県、宮崎県、香川県)(支援額 848万円/10施設)

補助犬の育成支援(公財)関西盲導犬協会(支援額 300万円)

海外での医療活動等を支援NPO法人ロシナンテス(支援額 500万円)

補助犬の育成支援(財)日本盲導犬協会(支援額 300万円)

さまざまな支援団体と一緒になって、広報活動をお手伝いしました。

広報活動6

サービスエリアでのPR活動

(1) ホームページ、新聞、広告等によるPR活動

(2) 活動紹介

西日本を元気にしよう活動スローガン1

世界の困っている人に手を差し伸べよう活動スローガン2

社会貢献活動平成24年度報告書10 社会貢献活動平成24年度報告書 11

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お礼状の紹介8支援先より、たくさんのお礼状や感謝状をいただいています。このような嬉しい声が届くことは、私たちの活動の励みにもなっています。ここではその一部をご紹介させていただきます。

 園舎の屋根瓦が色あせたワイン色から明るいオレンジ色に変わり園のイメージが一新され又、内装、外装

の塗装により徐々に園内外が明るい色に変わっていく中、園児達やご父母、祖父母の方々が日々完成していく

園舎のぬり替わりにとても喜んで下さり、職員と共に喜びました。工事中、雨といのつまった箇所や、溶接部分

の破損部分も見つかり修理できたことは、安全確認にとても役立ちました。

 又、外柵工事(フェンス取り替え)もS60年に設置したままでサビや劣化があり危険な状態だったのが取り

替えした事で不安が消し去りました。

 資金不足でやるにもやれなかった環境改善が図れて本当に感謝しております。

エーデルワイス幼保園様より

 今回は、保育事業に対する助成金をいただき大変ありがとうございました。園としましては、宝クジでも

当たったんじゃないかと思っています。園舎に関しては、平成2年に区画整理事業で立て替え致しました。

それから23年、室内の壁がはがれて、昨年、卒園・入園の時期は職員が壁紙で貼り替えていた状態でした。

 今回、3クラスを助成金で貼り替えさせていただきました。ミッキーマウスのキャラクターで室内が大変

明るくなり、又、同時に保護者の方々からも大変喜んでいただき、朝も子供達が「ミッキーさんが待って

いる~!」と喜んで登園致します。ありがとうございます。

そして、たくさんの言葉をいただいております。

 1、 園児・親子の喜び

 2、 園の美化

 3、 子供達の心の潤い

 4、 子供達の怪我防止

 5、 保育者にとっての大きな明るさと希望とやる気

今回の西日本高速道路エリア・パートナーズ倶楽部様の助成金に対して大変感謝申し上げます。

ありがとうございました。

愛宕幼稚園様より

チャイルドハウス みとよ様より

拝啓 さわやかな春風とともに、満開だった桜が散り始め美しい若葉へと移り変わっています。この度は、

西日本高速道路エリア・パートナーズ倶楽部の支援事業で私ども保育園に助成を賜り本当にありがとう

ございました。今回の助成で乳児質の環境を整えさせて頂きました。また園庭には安全で夢のあるデザイン

の固定遊具があったらと常々思っていましたが、それが実現しました。もちろん子どもたちは、大喜びです。

保護者の方々からも喜びと感謝の声を頂いています。本当にありがとうございました。これからも地域に

根ざし安心して預けられる保育園として努めていきます。最後になりましたが御社のますますのご発展を

心よりお祈り申し上げます。                               敬具

 この度は、2年間にわたり、貴倶楽部より奨学金を賜り、誠にありがとうございました。

 私は医学部受験時から産婦人科を志し、現在までその決意に変わりはありません。特に大学5年次の臨床

実習では、高知大学・高知医療センターにて産婦人科をローテーションしました。多くの先生方、患者さん、妊婦さん

と関わる中で、産婦人科という診療科は、お産から生殖補助医療、更年期障害や悪性腫瘍まで幅広い領域を

担っており、女性のライフサイクルのそれぞれの段階によりそうことができる、たいへんやりがいのある職だと

感じました。特に、1年間の不妊治療によってやっと妊娠したという妊婦さんが長い陣痛の末にやっと出産した

瞬間に立ち会ったときには、私もつい涙を流してしまうくらい感動し、より一層決意は固くなりました。

 貴倶楽部より頂戴した奨学金の多くは書籍の購入費に充てさせていただきました。実習の現場で見たものを

自宅に帰って教科書で確認するというシンプルな勉強法ですが、知識の定着に大変効果的であったと思います。

教科書類は研修医となった今でも、立ち止まって考えるときに開き、診療にも役立てています。

 その他、6年次には卒後臨床研修病院の見学をしましたが、その際の交通費は自費なので奨学金の存在は

非常に有り難かったです。5つの病院見学をし、現在勤務する沖縄の病院での研修を決めました。志望した

理由は、初期研修では徹底的に医療だけに集中できる環境で学びたかったからです。将来産婦人科医として

働くためにも、この病院で総合的な視点とフットワークのすばやさを学びたいです。そしてこれから生涯をかけて、

日本の産婦人科医療の発展に尽力したいと考えています。

 未筆になりましたが、貴倶楽部の益々のご発展をお祈り申し上げます。2年間のご支援、誠にありがとう

ございました。

沖縄県立中部病院 研修医 仁井名 萌々様より

社会貢献活動平成24年度報告書12 社会貢献活動平成24年度報告書 13