70
令和2年9月 完成図作成基準(水道工事)改定箇所 1 頁 項目 改定前 改定後 備考 2頁 第1章 総 則 完成図原図 A1~A4 ・CAD により作成し、プロッタ等により 原寸で出図する。 完成図 PDF ファイル A1~A4 PDF 形式 (電子ファイル) ・完成図原図を PDF 形式で出力したも の。 ・電子媒体に記録する。 水番抜完成図 PDF ファイル A1~A4 PDF 形式 (電子ファイル) ・完成図 PDF ファイルから水栓番号、 メータ口径を除いたもの。 ・電子媒体に記録する。 道路取付管情報 ファイル CSV 形式 (電子ファイル) ・道路取付管を施工した場合に作成す る。 ・電子媒体に記録する。 完成図 DXF ファイル (水道基幹施設等) DXF 形式 (電子ファイル) ・水道基幹施設(取水場、浄水場、配 水場等)又は導水路、送水管等におけ る工事の場合に作成する。 ・CAD により作成した完成図原図を DXF 形式で出力したもの。 ・電子媒体に記録する。 完成図縮小版 A4 ・レーザープリンタにより上質紙に出 力する。 完成図製本版 A1~A4 ・水道基幹施設(取水場、浄水場、配 水場等)又は導水路、送水管等におけ る工事の場合に作成する。 レーザープリンタにより上質紙に出 力する。 水管橋管理図原図 A2 ・完成図から河川区域内の水管橋およ び橋梁添架関連工事に関する図面を抽 出して作成する。 ・塗装や補強工事の場合、既存図面を 追記修正する。 ・小口径配水管を除くすべての管路を 対象とする。 ・CAD により作成し、プロッタ等により 原寸で出図する。 水管橋管理図 PDF ファイル A2 PDF 形式 (電子ファイル) ・水管橋管理図原図を PDF 形式で出力 したもの。 ・電子媒体に記録する。 水管橋管理図縮小版 A4 ・レーザープリンタにより上質紙に出 力する。 防食設備管理図原図 A1~A4 ・電気防食設備を設置した場合に作成 する。 ・CAD により作成し、プロッタ等により 原寸で出図する。 防食設備管理図 PDF ファイル A1~A4 PDF 形式 (電子ファイル) ・防食設備管理図原図を PDF 形式で出 力したもの。 ・電子媒体に記録する。 防食設備管理図 縮小版 A4 ・レーザープリンタにより上質紙に出 力する。 ※工業用水道の工事については管路部の仕様に基づき図面の作成を行うものとする。 完成図原図 A1~A4 ・CAD により作成し、プロッタ等により 原寸で出図する。 完成図 PDF ファイル A1~A4 PDF 形式 (電子ファイル) ・完成図原図を PDF 形式で出力したも の。 ・電子媒体に記録する。 水番抜完成図 PDF ファイル A1~A4 PDF 形式 (電子ファイル) ・完成図 PDF ファイルから水栓番号、 メータ口径を除いたもの。 ・電子媒体に記録する。 道路取付管情報 ファイル CSV 形式 (電子ファイル) ・道路取付管を施工した場合に作成す る。 ・電子媒体に記録する。 完成図 DXF ファイル (水道基幹施設等) DXF 形式 (電子ファイル) ・水道基幹施設(取水場、浄水場、配 水場等)又は導水路、送水管等におけ る工事の場合に作成する。 ・CAD により作成した完成図原図を DXF 形式で出力したもの。 ・電子媒体に記録する。 完成図縮小版 A4 ・レーザープリンタにより上質紙に出 力する。 完成図製本版 A1~A4 ・水道基幹施設(取水場、浄水場、配 水場等)又は導水路、送水管等におけ る工事の場合に作成する。 プロッタ等により上質紙に出力する。 水管橋管理図原図 A1~A4 ・完成図から河川区域内の水管橋およ び橋梁添架関連工事に関する図面を抽 出して作成する。 ・塗装や補強工事の場合、既存図面を 追記修正する。 ・小口径配水管を除くすべての管路を 対象とする。 ・CAD により作成し、プロッタ等により 原寸で出図する。 水管橋管理図 PDF ファイル A1~A4 PDF 形式 (電子ファイル) ・水管橋管理図原図を PDF 形式で出力 したもの。 ・電子媒体に記録する。 水管橋管理図縮小版 A4 ・レーザープリンタにより上質紙に出 力する。 防食設備管理図原図 A1~A4 ・電気防食設備を設置した場合に作成 する。 ・CAD により作成し、プロッタ等により 原寸で出図する。 防食設備管理図 PDF ファイル A1~A4 PDF 形式 (電子ファイル) ・防食設備管理図原図を PDF 形式で出 力したもの。 ・電子媒体に記録する。 防食設備管理図 縮小版 A4 ・レーザープリンタにより上質紙に出 力する。 ※工業用水道の工事については管路部の仕様に基づき図面の作成を行うものとする。

令和2年9月 完成図作成基準(水道工事)改定箇所A2 PDF形式 (電子ファイル) ・水管橋管理図原図をPDF形式で出力 したもの。 ・電子媒体に記録する。

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  • 令和2年9月 完成図作成基準(水道工事)改定箇所

    1

    頁 項目 改定前 改定後 備考

    2頁

    第1章 総 則

    種 類 規 格 摘 要

    ① 完成図原図 A1~A4 ・CAD により作成し、プロッタ等により

    原寸で出図する。

    ② 完成図

    PDF ファイル

    A1~A4

    PDF 形式

    (電子ファイル)

    ・完成図原図を PDF 形式で出力したも

    の。

    ・電子媒体に記録する。

    ③ 水番抜完成図

    PDF ファイル

    A1~A4

    PDF 形式

    (電子ファイル)

    ・完成図 PDF ファイルから水栓番号、

    メータ口径を除いたもの。

    ・電子媒体に記録する。

    ④ 道路取付管情報

    ファイル

    CSV 形式

    (電子ファイル)

    ・道路取付管を施工した場合に作成す

    る。

    ・電子媒体に記録する。

    ⑤ 完成図 DXF ファイル

    (水道基幹施設等)

    DXF 形式

    (電子ファイル)

    ・水道基幹施設(取水場、浄水場、配

    水場等)又は導水路、送水管等におけ

    る工事の場合に作成する。

    ・CAD により作成した完成図原図を DXF

    形式で出力したもの。

    ・電子媒体に記録する。

    ⑥ 完成図縮小版 A4・レーザープリンタにより上質紙に出

    力する。

    ⑦ 完成図製本版 A1~A4

    ・水道基幹施設(取水場、浄水場、配

    水場等)又は導水路、送水管等におけ

    る工事の場合に作成する。

    ・レーザープリンタにより上質紙に出

    力する。

    ⑧ 水管橋管理図原図 A2

    ・完成図から河川区域内の水管橋およ

    び橋梁添架関連工事に関する図面を抽

    出して作成する。

    ・塗装や補強工事の場合、既存図面を

    追記修正する。

    ・小口径配水管を除くすべての管路を

    対象とする。

    ・CAD により作成し、プロッタ等により

    原寸で出図する。

    ⑨ 水管橋管理図

    PDF ファイル

    A2

    PDF 形式

    (電子ファイル)

    ・水管橋管理図原図を PDF 形式で出力

    したもの。

    ・電子媒体に記録する。

    ⑩ 水管橋管理図縮小版 A4・レーザープリンタにより上質紙に出

    力する。

    ⑪ 防食設備管理図原図 A1~A4

    ・電気防食設備を設置した場合に作成

    する。

    ・CAD により作成し、プロッタ等により

    原寸で出図する。

    ⑫ 防食設備管理図

    PDF ファイル

    A1~A4

    PDF 形式

    (電子ファイル)

    ・防食設備管理図原図を PDF 形式で出

    力したもの。

    ・電子媒体に記録する。

    ⑬ 防食設備管理図

    縮小版 A4

    ・レーザープリンタにより上質紙に出

    力する。

    ※工業用水道の工事については管路部の仕様に基づき図面の作成を行うものとする。

    種 類 規 格 摘 要

    ① 完成図原図 A1~A4 ・CAD により作成し、プロッタ等により

    原寸で出図する。

    ② 完成図

    PDF ファイル

    A1~A4

    PDF 形式

    (電子ファイル)

    ・完成図原図を PDF 形式で出力したも

    の。

    ・電子媒体に記録する。

    ③ 水番抜完成図

    PDF ファイル

    A1~A4

    PDF 形式

    (電子ファイル)

    ・完成図 PDF ファイルから水栓番号、

    メータ口径を除いたもの。

    ・電子媒体に記録する。

    ④ 道路取付管情報

    ファイル

    CSV 形式

    (電子ファイル)

    ・道路取付管を施工した場合に作成す

    る。

    ・電子媒体に記録する。

    ⑤ 完成図 DXF ファイル

    (水道基幹施設等)

    DXF 形式

    (電子ファイル)

    ・水道基幹施設(取水場、浄水場、配

    水場等)又は導水路、送水管等におけ

    る工事の場合に作成する。

    ・CAD により作成した完成図原図を DXF

    形式で出力したもの。

    ・電子媒体に記録する。

    ⑥ 完成図縮小版 A4・レーザープリンタにより上質紙に出

    力する。

    ⑦ 完成図製本版 A1~A4

    ・水道基幹施設(取水場、浄水場、配

    水場等)又は導水路、送水管等におけ

    る工事の場合に作成する。

    ・プロッタ等により上質紙に出力する。

    ⑧ 水管橋管理図原図 A1~A4

    ・完成図から河川区域内の水管橋およ

    び橋梁添架関連工事に関する図面を抽

    出して作成する。

    ・塗装や補強工事の場合、既存図面を

    追記修正する。

    ・小口径配水管を除くすべての管路を

    対象とする。

    ・CAD により作成し、プロッタ等により

    原寸で出図する。

    ⑨ 水管橋管理図

    PDF ファイル

    A1~A4

    PDF 形式

    (電子ファイル)

    ・水管橋管理図原図を PDF 形式で出力

    したもの。

    ・電子媒体に記録する。

    ⑩ 水管橋管理図縮小版 A4・レーザープリンタにより上質紙に出

    力する。

    ⑪ 防食設備管理図原図 A1~A4

    ・電気防食設備を設置した場合に作成

    する。

    ・CAD により作成し、プロッタ等により

    原寸で出図する。

    ⑫ 防食設備管理図

    PDF ファイル

    A1~A4

    PDF 形式

    (電子ファイル)

    ・防食設備管理図原図を PDF 形式で出

    力したもの。

    ・電子媒体に記録する。

    ⑬ 防食設備管理図

    縮小版 A4

    ・レーザープリンタにより上質紙に出

    力する。

    ※工業用水道の工事については管路部の仕様に基づき図面の作成を行うものとする。

  • 令和2年9月 完成図作成基準(水道工事)改定箇所

    2

    頁 項目 改定前 改定後 備考

    3頁

    第1章 総 則

    種 類 規 格 営業部 建設部 施設部 管路部

    ① 完成図原図 A1~A4 2 2 2 2

    ② 完成図

    PDF ファイル

    A1~A4

    PDF 形式

    (電子ファイル)

    1 1 1 1

    ③ 水番抜完成図

    PDF ファイル

    A1~A4

    PDF 形式

    (電子ファイル)

    ④ 道路取付管情報

    ファイル

    CSV 形式

    (電子ファイル)1 1

    ⑤ 完成図 DXF ファイル

    (水道基幹施設等)※1DXF 形式

    (電子ファイル) 1 1 ※2

    ⑥ 完成図縮小版 A4 1 5 5 1

    ⑦ 完成図製本版※1 A1~A42(A1)

    3(A4)

    1(A1)

    2(A4) ※2

    ⑧ 水管橋管理図原図 A2 1 1 1

    ⑨ 水管橋管理図

    PDF ファイル

    A2

    PDF 形式

    (電子ファイル)

    1 1 1

    ⑩ 水管橋管理図

    縮小版 A4 1 1 1

    ⑪ 防食設備管理図原図 A1~A4 1 1 1

    ⑫ 防食設備管理図

    PDF ファイル

    A1~A4

    PDF 形式

    (電子ファイル)

    1 1 1

    ⑬ 防食設備管理図

    縮小版 A4 1 1 1

    ※ 当局監督員は、電子ファイルの完成図面類を技術管理課管路情報係の指定す

    るフォルダに格納する。なお、水管橋管理図(⑨)及び防食設備管理図 PDFファイル(⑫)は、完成図 PDF ファイル(②)と同時に格納する。

    ※1 完成図 DXF ファイル(水道基幹施設等)(⑤)、完成図製本版(⑦)の提出は、原則、水道基幹施設(取水場、浄水場、配水場等)又は導水路、送水

    管等における工事を対象とする。なお、完成図書の電子納品、完成図の CAD作成について特記仕様書にて指定がある場合、特記仕様書を優先する。

    (追 記)

    ※2 管路部にて水道基幹施設(取水場、浄水場、配水場等)における工事を施工した場合には、完成図 DXF ファイル(水道基幹施設等)(⑤)及び完成図製本版(⑦)を各1部提出する。

    (追 記)

    種 類 規 格 営業部 建設部 施設部 管路部

    ① 完成図原図 A1~A4 1 ※2 ※2 2

    ② 完成図

    PDF ファイル

    A1~A4

    PDF 形式

    (電子ファイル)

    1 1 1 1

    ③ 水番抜完成図

    PDF ファイル

    A1~A4

    PDF 形式

    (電子ファイル)

    ④ 道路取付管情報

    ファイル

    CSV 形式

    (電子ファイル)1 1

    ⑤ 完成図 DXF ファイル

    (水道基幹施設等)※1DXF 形式

    (電子ファイル) 1 1 ※3

    ⑥ 完成図縮小版 A4 1 3 2 1

    ⑦ 完成図製本版※1 A1~A4

    1(A1~

    A3)※4

    2(A4)

    1(A1~

    A3)※4

    1(A4)

    ※3

    ⑧ 水管橋管理図原図 A1~A4 ※2 ※2 1

    ⑨ 水管橋管理図

    PDF ファイル

    A1~A4

    PDF 形式

    (電子ファイル)

    1 1 1

    ⑩ 水管橋管理図

    縮小版 A4 1 1 1

    ⑪ 防食設備管理図原図 A1~A4 ※2 ※2 1

    ⑫ 防食設備管理図

    PDF ファイル

    A1~A4

    PDF 形式

    (電子ファイル)

    1 1 1

    ⑬ 防食設備管理図

    縮小版 A4 1 1 1

    ※ 当局監督員は、電子ファイルの完成図面類を技術管理課管路情報係の指定す

    るフォルダに格納する。なお、水管橋管理図(⑨)及び防食設備管理図 PDFファイル(⑫)は、完成図 PDF ファイル(②)と同時に格納する。

    ※1 完成図 DXF ファイル(水道基幹施設等)(⑤)、完成図製本版(⑦)の提出は、原則、水道基幹施設(取水場、浄水場、配水場等)又は導水路、送水

    管等における工事を対象とする。なお、完成図書の電子納品、完成図の CAD作成について特記仕様書にて指定がある場合、特記仕様書を優先する。

    ※2 監督員より提出の指示があった場合、指示のあった部数提出する。※3 管路部にて水道基幹施設(取水場、浄水場、配水場等)における工事を施

    工した場合には、完成図DXFファイル(水道基幹施設等)(⑤)及び完成図製本版(⑦)を各1部提出する。

    ※4 監督員より指示のあったサイズで提出する。

  • 令和2年9月 完成図作成基準(水道工事)改定箇所

    3

    頁 項目 改定前 改定後 備考

    5頁

    第1章 総 則

    第6節 文字及び線

    1 文 字

    (追 記)

    第6節 文字及び線

    1 文 字

    (4)使用するフォントは特定CADソフト等の固有フォン

    トは避け、一般的なフォントを使用する。

    6頁

    第2章 細 則

    第1節 布設管図

    (追 記)

    第1節 布設管図

    布設管図は必要に応じて位置図、平面図、管路図、断面図、

    詳細図、オフセット図を作成する。

    9頁

    第2章 細 則

    第1節 布設管図

    3 管路図

    (8)既設管との連絡箇所は、以下のように表示する。既設

    管、撤去管の表示方法は「3 管路図(6)」に倣うもの

    とする。なお、連絡箇所とは連絡ピットだけでなく既設

    管との接続・栓工事箇所すべてをいう。

    (8)ア、イ、エの記載例

    第1節 布設管図

    3 管路図

    (8)既設管との連絡箇所は、以下のように表示する。既設

    管、撤去管の表示方法は「3 管路図(6)」に倣うもの

    とする。なお、連絡箇所とは連絡ピットだけでなく既設

    管との接続・栓工事箇所すべてをいう。

    (8)ア、イ、エの記載例

  • 令和2年9月 完成図作成基準(水道工事)改定箇所

    4

    頁 項目 改定前 改定後 備考

    17頁

    第2章 細 則

    第2節 廃止管(撤去・残置)図

    送水管、配水管、小口径配水管及び附属具類等を廃止した

    場合は、次の図面を作成する。

    (追 記)

    第2節 廃止管(撤去・残置)図

    送水管、配水管、小口径配水管及び附属具類等を廃止した

    場合は、次の図面を作成する。

    廃止管図は必要に応じて位置図、平面図、オフセット図を

    作成する。

    17頁

    第2章 細 則

    第2節 廃止管(撤去・残置)図

    2 平面図

    (8) 残置する場合は、完成図に残置理由を明記する。

    例)他企業埋設物等に影響・支障(具体的な企業名・

    埋設物等を明記すること)

    道路構造物等に影響・支障(具体的な構造物等を

    明記すること)

    道路交通に影響

    私有地内の構造物に影響

    (追 記)

    第2節 廃止管(撤去・残置)図

    2 平面図

    (8) 残置する場合は、完成図に残置理由を明記する。

    例)他企業埋設物等に影響・支障(具体的な企業名・

    埋設物等を明記すること)

    道路構造物等に影響・支障(具体的な構造物等を

    明記すること)

    道路交通に影響

    私有地内の構造物に影響

    浅層埋設に伴う撤去時期の猶予適用

  • 令和2年9月 完成図作成基準(水道工事)改定箇所

    5

    頁 項目 改定前 改定後 備考

    21頁

    第2章 細 則

    第3節 その他作図上の注意

    3 管路・施工区分の表示

    (7)道路取付管の表示

    ア 道路取付管の表示は原則として次の記載例により記載

    する。

    (イ)道路取付管2・・・分岐位置からメータまでの水平距離

    が 0.3m 以上ある場合、道路取付管を道路部にて直角

    に曲げて描画し、その水平距離についても記載する。

    なお、延長は垂直に布設した場合の距離を記載する

    ものとする。

    第3節 その他作図上の注意

    3 管路・施工区分の表示

    (7)道路取付管の表示

    ア 道路取付管の表示は原則として次の記載例により記載

    する。

    (イ)道路取付管2・・・分岐位置からメータまでの本管に対

    する水平距離が 0.3m 以上ある場合、道路取付管を道

    路部にて直角に曲げて描画し、その水平距離につい

    ても記載する。なお、延長は垂直に布設した場合の

    距離を記載するものとする。

    25頁

    第2章 細 則

    第4節 各種標示欄

    2 工事施工量表

    (5)弁付割T字管を設置した場合は、施工量に布設延長を

    計上しない。作業弁であるソフトシール弁を仕切弁(バル

    ブ)として使用する場合は、仕切弁の数量を施工量に計上

    する。作業弁として残置する場合は、仕切弁の数量を施

    工量に計上しない。

    第4節 各種標示欄

    2 工事施工量表

    (5)割T字管を用いて鋳鉄管の分岐を行った場合は、施工

    量に布設延長を計上する。作業弁であるソフトシール弁

    を仕切弁(バルブ)として使用する場合は、仕切弁の数量

    を施工量に計上する。作業弁として残置する場合は、仕

    切弁の数量を施工量に計上しない。

  • 令和2年9月 完成図作成基準(水道工事)改定箇所

    6

    頁 項目 改定前 改定後 備考

    33頁

    第2章 細 則

    第9節 電子媒体の作成

    1 電子媒体の作成

    (8)CD-R はパスワード化を実施する。パスワードは施工担

    当公所より通知する。当局により復元できない場合、CD-R

    の再作成を依頼することがあるため、パスワード化の実

    施後は、復元できることを確認する。パスワード化の仕

    様は、以下のとおりとする。

    ア 完成図 PDFファイル、水番抜完成図 PDF ファイル、

    道路取付管情報ファイル、完成図 DXF ファイル(水

    道基幹施設等)、水管橋管理図 PDF ファイル、防食

    設備管理図 PDF ファイルを1つとした zip 形式の

    圧縮フォルダとしてパスワード化する。

    イ Windows7 の標準機能で復元できること。

    第9節 電子媒体の作成

    1 電子媒体の作成

    (8)CD-R はパスワード化を実施する。パスワードは施工担

    当公所より通知する。当局により復元できない場合、CD-R

    の再作成を依頼することがあるため、パスワード化の実

    施後は、復元できることを確認する。パスワード化の仕

    様は、以下のとおりとする。

    ア 完成図 PDFファイル、水番抜完成図 PDF ファイル、

    道路取付管情報ファイル、完成図 DXF ファイル(水

    道基幹施設等)、水管橋管理図 PDF ファイル、防食

    設備管理図 PDF ファイルを1つとした zip 形式の

    圧縮フォルダとしてパスワード化する。

    イ Windows10 の標準機能で復元できること。

    変更

    使用する OS

    が Windows7

    から

    Windows10 に

    変更になった

    ため。

    34頁

    第2章 細 則

    第9節 電子媒体の作成

    4 道路取付管情報ファイルの作成

    ※12346、12340 は道路分を全部取り替えていないため、入力

    しない。

    ※分給 25-1-123 は、分譲地給水のため入力しない。

    (追 記)

    第9節 電子媒体の作成

    4 道路取付管情報ファイルの作成

    ※12346、12340 は道路分を全部取り替えていないため、入力

    しない。

    ※分給 28-1-12 は、分譲地給水のため入力しない。

    ※(5)で示した項目以外は作成しない。(「備考」等は作成

    しない。)

    ※値は、半角英数字で入力する。

    変更

    分給番号が

    P21 の番号と

    相違があった

    ため。

  • 完 成 図 作 成 基 準

    (水道工事)

    令和 2 年 9 月

    名古屋市上下水道局

  • 目 次

    総 則 ....................................................................... 1適 用 ........................................................................................................................................... 1完成図の定義 .................................................................................................................................... 1作成概要 ........................................................................................................................................... 1完成図面類の提出 ............................................................................................................................ 1図面の規格と品質 ............................................................................................................................ 4文字及び線 ....................................................................................................................................... 5寸法 .................................................................................................................................................. 5作図一般 ........................................................................................................................................... 5標高基準面 ....................................................................................................................................... 5

    細 則 ....................................................................... 6布設管図 ........................................................................................................................................... 6廃止管(撤去・残置)図 ............................................................................................................... 17その他作図上の注意 ....................................................................................................................... 19各種標示欄 ..................................................................................................................................... 24バルブを新たに設置した場合 ........................................................................................................ 28空気弁を新たに設置した場合 ........................................................................................................ 28鋼管を布設した場合 ....................................................................................................................... 29遠隔監視装置に付随する管路を布設した場合 ............................................................................... 32電子媒体の作成 .............................................................................................................................. 33縮小版及び製本版の作成 ............................................................................................................ 37その他 ......................................................................................................................................... 37

    水管橋管理図作成細則 .......................................................... 38作図内容 ......................................................................................................................................... 38作成図面の種類 .............................................................................................................................. 38整理番号 ......................................................................................................................................... 39提出図面の種類と部数 ................................................................................................................... 39注意事項 ......................................................................................................................................... 39記載例 ............................................................................................................................................ 39その他 ............................................................................................................................................ 39

    防食設備管理図作成細則 ........................................................ 42作図内容 ......................................................................................................................................... 42作成図面の種類 .............................................................................................................................. 42標題欄 ............................................................................................................................................ 43提出図面の種類と部数 ................................................................................................................... 44記載例 ............................................................................................................................................ 44その他 ............................................................................................................................................ 44

    配管記号 ...................................................................... 45管路図記号 ..................................................................................................................................... 45管路図平面図併用記号 ................................................................................................................... 48

  • 平面図記号 ..................................................................................................................................... 49管種等表示記号 .............................................................................................................................. 51他の工作物記号 .............................................................................................................................. 52

    完成図等記載例 ................................................................ 53完成図記載例Ⅰ .............................................................................................................................. 53完成図記載例Ⅱ .............................................................................................................................. 55完成図記載例Ⅲ .............................................................................................................................. 56水管橋管理図記載例 ....................................................................................................................... 57防食設備管理図記載例 ................................................................................................................... 61

  • 1

    総 則

    適 用

    1 本基準は、導水管、送水管、配水管、小口径配水管、道路取付管等の管路、並びに取水場、浄水場、

    配水場等の水道基幹施設における土木構造物の新設、増改造又は廃止(撤去、残置)工事で受注者が土

    木工事共通仕様書に基づき、上下水道局に提出する完成図面類の作成基準を定めるものである。

    2 本基準に定めのない項目については、「製図総則及び製図( JIS Z 8310~8318)」 、土木学会制定「土木製図基準」等、製図関係の規格を参考に監督員と協議の上、適切に作成する。また、施工中に判明し

    た事項において完成後の維持管理等に有効な情報は、可能な限り記載する。

    完成図の定義

    完成図とは、当該工事が完成した際に、設計図に対して施工した内容を反映させる為の修正や変更を

    施し、必要な場合はその他の資料の追加を行い、工事目的物の完成状態を表現した図面である。

    作成概要

    1 完成図面類は CAD( Computer Aided Design )により作成する。2 完成図面類は、当局上下水道マッピングシステムの更新データとなるものであるため、正確に作成す

    る。

    3 送水管、配水管、小口径配水管、道路取付管の工事を施工した場合の完成図面類における布設管図の

    平面図は、当局が提供する設計図等に合致するよう作成する。設計図等は、DXF 形式のファイルとして当局施工担当公所にて監督員から受注者に提供する。

    4 土地区画整理等において、設計図等に地形が存在しない場合又は設計図等の道路地形と現地の地形に

    差異がある場合は、受注者により正確な地形データを作成する。

    5 完成図面類の配管記号等を作成する際には、当局にて提供する配管記号等データを使用することがで

    きる。

    6 当局にて提供する配管記号等データにない配管記号を作成する場合は、「第5章配管記号」で定める

    体裁となるように正確に作成する。

    7 CAD による完成図面類の作成について、本基準によりがたい場合は、当局技術管理課管路情報係の承諾を得て、完成図面類を作成することができる。

    完成図面類の提出

    完成図面類の提出期日

    (1) 受注者は、工事完了後直ちに次項の完成図面類を作成し、工事完了届と共に提出する。

    (2) 完成検査時に完成図面類の修正が必要となった場合は、修正後の完成図面類を提出する。

    (3) 修正後の完成図面類の提出期日は、監督員と協議の上決定し、工事打合せ簿を取り交わす。

    (4) 修正後の完成図面類の提出期日は、完成検査後14日以内を目安とする。

  • 2

    完成図面類の提出種類

    ※工業用水道の工事については管路部の仕様に基づき図面の作成を行うものとする。

    種 類 規 格 摘 要

    ① 完 成 図 原 図 A1~A4 ・CAD により作成し、プロッタ等により原寸で出図す

    る。

    ② 完成図PDFファイル

    A1~A4

    PDF形式

    (電子ファイル)

    ・完成図原図をPDF形式で出力したもの。

    ・電子媒体に記録する。

    ③ 水番抜完成図PDFファイル

    A1~A4

    PDF形式

    (電子ファイル)

    ・完成図PDFファイルから水栓番号、メータ口径を除

    いたもの。

    ・電子媒体に記録する。

    ④ 道路取付管情報ファイルCSV形式

    (電子ファイル)

    ・道路取付管を施工した場合に作成する。

    ・電子媒体に記録する。

    ⑤ 完成図DXFファイル

    (水道基幹施設等)

    DXF形式

    (電子ファイル)

    ・水道基幹施設(取水場、浄水場、配水場等)又は導

    水路、送水管等における工事の場合に作成する。

    ・CADにより作成した完成図原図をDXF形式で出力した

    もの。

    ・電子媒体に記録する。

    ⑥ 完 成 図 縮 小 版 A4 ・レーザープリンタにより上質紙に出力する。

    ⑦ 完 成 図 製 本 版 A1~A4

    ・水道基幹施設(取水場、浄水場、配水場等)又は導

    水路、送水管等における工事の場合に作成する。

    ・プロッタ等により上質紙に出力する。

    ⑧ 水管橋管理図原図 A1~A4

    ・完成図から河川区域内の水管橋および橋梁添架

    関連工事に関する図面を抽出して作成する。

    ・塗装や補強工事の場合、既存図面を追記修正する。

    ・小口径配水管を除くすべての管路を対象とする。

    ・CADにより作成し、プロッタ等により原寸で出図す

    る。

    ⑨ 水 管 橋 管 理 図

    PDFファイル

    A1~A4

    PDF形式

    (電子ファイル)

    ・水管橋管理図原図をPDF形式で出力したもの。

    ・電子媒体に記録する。

    ⑩ 水管橋管理図縮小版 A4 ・レーザープリンタにより上質紙に出力する。

    ⑪ 防食設備管理図原図 A1~A4

    ・電気防食設備を設置した場合に作成する。

    ・CADにより作成し、プロッタ等により原寸で出図す

    る。

    ⑫ 防 食 設 備 管 理 図

    PDFファイル

    A1~A4

    PDF形式

    (電子ファイル)

    ・防食設備管理図原図をPDF形式で出力したもの。

    ・電子媒体に記録する。

    ⑬ 防 食 設 備 管 理 図

    縮 小 版A4 ・レーザープリンタにより上質紙に出力する。

  • 3

    完成図面類の提出部数

    ※ 当局監督員は、電子ファイルの完成図面類を技術管理課管路情報係の指定するフォルダに格納する。

    なお、水管橋管理図(⑨)及び防食設備管理図 PDF ファイル(⑫)は、完成図 PDF ファイル(②)と同時に格納する。

    ※1 完成図 DXF ファイル(水道基幹施設等)(⑤)、完成図製本版(⑦)の提出は、原則、水道基幹施設(取水場、浄水場、配水場等)又は導水路、送水管等における工事を対象とする。なお、完成図書の

    電子納品、完成図の CAD 作成について特記仕様書にて指定がある場合、特記仕様書を優先する。

    ※2 監督員より提出の指示があった場合、指示のあった部数提出する。※3 管路部にて水道基幹施設(取水場、浄水場、配水場等)における工事を施工した場合には、完成図

    DXF ファイル(水道基幹施設等)(⑤)及び完成図製本版(⑦)を各1部提出する。※4 監督員より指示のあったサイズで提出する。

    種 類 規 格 営業部 建設部 施設部 管路部

    ① 完 成 図 原 図 A1~A4 1 ※2 ※2 2

    ② 完成図PDFファイル

    A1~A4

    PDF形式

    (電子ファイル)

    1 1 1 1

    ③ 水番抜完成図PDFファイル

    A1~A4

    PDF形式

    (電子ファイル)

    ④ 道路取付管情報ファイル CSV形式

    (電子ファイル) 1 1

    ⑤ 完成図DXFファイル

    (水道基幹施設等)※1DXF形式

    (電子ファイル) 1 1 ※3

    ⑥ 完 成 図 縮 小 版 A4 1 3 2 1

    ⑦ 完 成 図 製 本 版 ※1 A1~A4 1(A1~A3)※4

    2(A4)

    1(A1~A3)※4

    1(A4) ※3

    ⑧ 水管橋管理図原図 A2 ※2 ※2 1

    ⑨ 水 管 橋 管 理 図

    PDFファイル

    A2

    PDF形式

    (電子ファイル)

    1 1 1

    ⑩ 水管橋管理図縮小版 A4 1 1 1

    ⑪ 防食設備管理図原図 A1~A4 ※2 ※2 1

    ⑫ 防 食 設 備 管 理 図

    PDFファイル

    A1~A4

    PDF形式

    (電子ファイル)

    1 1 1

    ⑬ 防 食 設 備 管 理 図

    縮 小 版A4 1 1 1

  • 4

    図面の規格と品質

    規格制限

    図面はすべてA版規格とし、仕上げ寸法は JIS-P0138(紙・加工・寸法)のA1からA4までの範囲とする。

    図面の規格

    規格選択基準

    図面は、作図内容と量によりむやみに余白を生じたり、圧縮せず、作図された図面はすべてA4に縮

    小したときに、判読できることが必要条件であるから、次の縮率を十分考慮して作図するものとする。

    なお、作図に用いる線・文字・記号の基準は、「第1章総則 第6節文字及び線」による。

    A4を最小基準とした縮率

    輪 郭

    図面には、必ず次に示すとおり設けるものとする。

    輪郭寸法

    品 質

    (1) 完成図面の原寸図は、CAD により作成し、プロッタ等により出力する。(2) 電子媒体は光ディスク(CD-R)とする。(3) A4縮小版及び製本版は、CAD ファイルからの出力とし、レーザープリンタにより上質紙に出力

    する。

    (4) 上質紙の厚さは 55kg(64.0 g/㎡)を標準とする。

    規 格 A1 A2 A3 A4

    寸 法(㎜) 594×841 420×594 297×420 210×297

    図面規格 A3 A2 A1

    面 積 比 1/2 1/4 1/8

    縮 率 1/1.4 1/2 1/2.8

    図 面 規 格 A1 A2 A3 A4

    輪郭寸法(㎜)

    a 28 20 14 10

    b 35 25 18 13

    c 50 36 25 18

    b b

  • 5

    文字及び線

    文 字

    (1) 文字(数字を含む。)は、横書を原則とする。

    (2) 漢字は常用漢字、仮名は平仮名を用いるのを原則とするが、品名・名称が外来語の場合は片仮名

    を用いる。

    (3) フォントサイズは、A4に縮小したときに判別できるサイズを用いるものとし、最小サイズは縦

    横共に 3.5mm とする。(4) 使用するフォントは特定CADソフト等の固有フォントは避け、一般的なフォントを使用する。

    (1) 作図に使用する線の種類は、実線・破線・一点鎖線・二点鎖線の4種類とする。

    (2) 線の太さは、細線、太線の区別が明確につく太さとし、細線 0.13mm、太線 0.50mm を標準とする。

    寸法

    1 寸法は、形状及び位置の完成寸法を示すものとする。

    2 個々の部分の寸法の合計又は全体の寸法は、順次、個々の部分の寸法の外側に記載する。

    3 寸法の単位は、別に定める場合を除き㎜を原則とし、単位記号をつけない。

    作図一般

    1 作図は、できるだけ簡素化した製図技法を用い、文字・記号及び線がA4に縮小した場合に明瞭かつ

    十分識別できるものとする。

    2 断面には、うす塗りを施さず、ハンチングとする。

    3 図面の出力は、モノクロとする。

    4 文字・記号及び線は濃度を一定とし、均一なラインでシャープな記載をしなければならない。

    標高基準面

    1 標高基準は、当局の基本水準面(W.N.P.)を原則とする。2 当局の基本水準面(W.N.P.)は、名古屋港基準面(N.P.)より 10m低い。

    W.N.P.=N.P.+10mN.P.=T.P.+1.412m(T.P.は東京湾平均海面)

  • 6

    細 則

    完成図は、工事内容に応じて次に掲げる図面で構成する。

    布設管図

    布設管図は必要に応じて位置図、平面図、管路図、断面図、詳細図、オフセット図を作成する。

    位置図

    (1) 位置図は、図面の左上端に配置するのを原則とする。

    (2) 位置図は、縮尺を問わないが、施工箇所が明確に分かるものとする。

    (3) 位置図は、施工箇所の所在を示すもので、町名及び目標となる著名な建物等の名称を記載する。

    (4) 位置図は、施工管路の位置を太い実線で記載し、且つ、当該箇所を円で囲み、「工事箇所」と記載

    する。

    平面図

    (1) 平面図は、当局が提供する設計図等に合致し、縮尺1/500 となるように作図する。(2) 地形のほか、道路・河川・用水・鉄道等の名称をあわせて記載する。

    (3) 認定道路以外(河川・用水・鉄道・局用地・私道等)に埋設する場合は、その境界線を記載する。

    (4) 河川には、流水方向、河川境界等、必要事項をあわせて記載する。

    (5) 新設管及び附属具類は、形状寸法(管種・継手・内面塗覆装・外面被覆装・呼び径)、延長、布設

    位置(出幅・深度)を記載する。また、ドレン(排水)管は、形状寸法、延長、布設位置に加え、

    「(ドレン管)」と記載する。

    (6) 新設管の延長は、管路延長で記載する。

    (7) 新設管と既設管の連絡工事は、既設管の形状寸法(管種・継手・内面塗覆装・外面被覆装・呼び

    径)、布設位置(出幅・深度)を記載する。

    (8) 既設管の修理、切廻し工事、栓・弁類設置、既設管に弁付割T字管を設置した場合は、その工事箇

    所から付近の栓・弁類までの距離を測定し記載する。また、弁付割T字管(道路取付管の弁付割T

    字管を除く)及びサドル付分水栓(仮設に限る)を再用した場合も既設分岐位置から付近の栓・弁

    類までの距離を測定し記載する。

    (9) 小口径配水管及び仮設配水管は、管種・継手・内面塗覆装・外面被覆装・呼び径・延長の順で記載

    するとともに、布設位置をあわせて記載する。ただし、仮設配水管において、同一工事で布設・撤

    去を行うものは、平面図への記載を省略することができる。その際、完成図表題の施工量表への仮

    設配水管施工延長は、従来どおり記載するものとする。

    (10) 小口径配水管には、止水栓・管種変更点等の設置位置の単距離延長(0.1m単位)も記載する。(11) 水道配水用ポリエチレン管(以下 配水用ポリエチレン管)の異形管使用部は、詳細平面図を記

    載し、異形管(折れ点又は分岐点)と直近道路止水栓との距離、異形管(折れ点又は分岐点)間の

    距離を記載する。また、詳細平面図は縮尺を問わないが、識別可能であること。

    (12) 道路取付管の分岐間隔(0.1m単位)を記載する。(13) パイプインパイプ工法にて新設した場合の表示は、形状寸法の次に既設管の管種及び呼び径を

    ( )内に記載する。

  • 7

    (13)の記載例

    新設 DTPL 700 (FC900) -54.0

    (14)道路幅員等が狭く記載必要事項が多岐にわたるときは、図面の余白部分に拡大して記載する。

    (15)弁付割T字管は、作業弁であるソフトシール弁を仕切弁(バルブ)として使用する場合と作業弁として残置する場合があるため、以下のとおり記載する。

    (15)の記載例

    (16)他都市との連絡管を施工した場合、連絡管であること及び管理境界の位置を表示する。

    (16)の記載例

    管路図

    (1) 管路図は、「第5章配管記号 第1節管路図記号」を用いるものとする。

    (2) 布設延長が長く一連作図が困難な場合は、適宜作図を分割する。

    (3) 新設管は太く、既設管は細く表す。

    (4) 直管が連続した場合は、原則として中間の継手記号は省略し、直管の本数のみを記載する。

    (5) 新設管及び廃止管の延長は、m単位で小数第1位まで表示する。この場合、新設管は小数第2位

    を切上げ、廃止管は小数第2位を切捨てて表示する。

    (6) 管及び栓・弁類は必要に応じ、取出線を引いて次のように表示する。

    ア 直管・切管を使用した場合

    ○DGXE 直管 口径 100mm 4.0m ~4 本…………4.0-4 ○DGXE 甲切管 口径 100mm 1.5m ~1 本…………1.5

    イ 十字管・T字管及び片落管を使用した場合

    ○DGXEF 付 T 字管 主管口径 200mm 枝管口径 75mm ~1 個………… 200×75 ○DGXE 受挿片落管 受け側口径 400mm 挿し側口径 300mm ~1 個…………400×300

    新設管(挿入管)の呼び径 既設管の管種及びの呼び径

  • 8

    ウ 曲管を使用した場合

    ○DGXE曲管 口径 400mm 45° ~1 個…………45°但し、曲管を垂直方向に使用した場合は、曲管の度数に㊤・㊦の記号を付記する。又、曲管をひ

    ねり使用した場合は、㊤・㊦の記号にひねりと表示する。

    ○DGXE 曲管 口径 100mm 45° ~1 個…………45°㊤、又は 45°㊦○DGXE 曲管 口径 100mm 45° ~1 個…………45°㊤ひねり、又は 45°㊦ひねり

    エ 乙字管を使用した場合

    ○DGXE 乙字管 口径 100mm 偏心量 300mm ~1 個……乙字(300) 但し、乙字管を垂直方向に使用した場合は、さし口直近における弧の外側を基準にして上下判

    断し、乙字管の偏心量に㊤・㊦の記号を付記する。又、乙字管をひねり使用した場合は、㊤・㊦の

    記号にひねりと表示する。

    ○DGXE 乙字管 口径 100mm 偏心量 300mm~1 個……乙字(300)㊤、又は乙字(300)㊦○DGXE 乙字管 口径 100mm 偏心量 300mm~1 個……乙字(300)㊤ひねり、又は乙字(300)㊦ひねり

    オ バルブを設置した場合

    ○100mm 仕切弁 …………… 100V ○600mm 仕切弁(横型)…………… 600V(横)○600mm 仕切弁(立型)…………… 600V(立)

    材料表示記載例

    (7) 既設埋設物と交差して布設したときは、断面図を作成して既設埋設物等の深度及び布設管との間

    隔の寸法を記載するとともに方位も合わせて、次のように記載する。配水用ポリエチレン管は、管路

    図を作成しないが、既設埋設物との交差部及び分岐部については、同様に詳細断面図を作成する。

    横断箇所詳細図記載例

  • 9

    乙字管使用時の管路図記載例 A-A 断面記載例

    (8) 既設管との連絡箇所は、以下のように表示する。既設管、撤去管の表示方法は「3 管路図(6)」

    に倣うものとする。なお、連絡箇所とは連絡ピットだけでなく既設管との接続・栓工事箇所すべてを

    いう。

    ア 連絡した既設管を記載する。

    イ 連絡した既設管が直管・甲切管・乙切管(連絡時切断の甲・乙切管を含む)の場合は、連絡位置と

    直近の既設側栓弁類からの距離を記載する。また既設管延長は残延長とわかるように表示する。

    ウ 連絡箇所において、既設管の受口を使った場合は、既設管の受口のみを太く表す。

    エ 連絡箇所において既設管を撤去した場合は、撤去した管を記載する。原則、撤去管は少なくとも次

    の継手と次の管までを記載し、既設管側の残延長が判断できるようにする。ただし、バルブまたはそ

    れに連続する短管1・2号と連絡した場合は撤去管の記載を省略することができる。

    オ 既設管に連絡用防護コンクリートを施工した場合は、連絡箇所から防護コンクリートの中心まで

    の距離を記載する。また防護コンクリートの寸法を管路図または管路図が記載されている頁の余白

    に記載する。

    (8)ア、イ、エの記載例

    (8)ア、イ、ウの記載例 (8)ア、エの記載例

  • 10

    (8)ア、ウ、エの記載例 (8)ア、イ、エ、オの記載例

    (9) 新設配水管に弁付割T字管を設置した箇所は、その位置(分岐した管の長さとその片側挿口から

    の距離)を管路図上へ記載する。

    (10)二方向式弁付割T字管を設置した場合は、二方向式弁付割T字管の口数を括弧書きで記載する。

    (9)(10)の記載例

    (9)(10)の記載例2(二方向同時使用の場合)

    ア. イ. ウ.

    (11) 既設管に弁付割T字管または仮設で使用するサドル付分水栓を設置した場合(仮配分岐部残し

    等)、その位置を直近既設栓弁類からの距離として記載する。詳細な設置位置(付近の継手からの

    距離等)が判明している場合は、設置位置周辺の既設管路図を記載して設置位置を明示する。

    (11)の記載例1 (11)の記載例2

  • 11

    (12)弁付割T字管は、作業弁であるソフトシール弁を仕切弁(バルブ)として使用する場合と作業弁として残置する場合があるため、以下のとおり記載する。

    (12)の記載例

    (13) ホースライニングを施工した場合は、施工区間がわかるように管路図に記載する。

    ホースライニングの記載例

    (14) ダクタイル鋳鉄管の種類については、「土木工事共通仕様書附属書(水道編) 第 1章水道用資材第2節ダクタイル鋳鉄管類 第2-2節鋳鉄管類 2水道用ダクタイル鋳鉄管 (1) 接合形式、呼び径及び種類」に準ずる場合、管路図への記載を省略できる。

    ただし、PN形の継手形式を使用した場合、又は、土木工事共通仕様書附属書(水道編)に準じない場合、ダクタイル鋳鉄管の種類を管路図に記載すること。

    (15) 新設の配水管又は附属具類に防護コンクリートを施工した場合、防護コンクリートを施工した

    部分の管路図上の配管を四角で囲い、「防護コンクリート」と記載する。この場合、防護コンクリ

    ートの寸法等を記載した詳細図を記載する。

    防護コンクリート記載例(副弁内蔵式バタフライ弁の場合)

    管路図記載例 詳細図記載例

  • 12

    (16)他都市との連絡管を施工した場合、管理境界位置を表示する。

    (16)の記載例

    断面図

    縦断面図

    ア 呼び径 500㎜以上の配水管布設工事の場合に作成する。イ 布設管路箇所の地形断面図に、管及び構造物等の縦断状態を記載する。

    ウ 必要記載事項は、測点・追加距離・区間距離・地盤高・管底高(施工地盤高)・さや管管底高(さ

    や管がある場合)・土被り・掘削深・管こう配・水位・河床高・地下埋設物の状態等のほか、特に分

    岐管(十字管・T字管)、栓・弁類の設置箇所とする。

    エ 地盤高の表示は、W.N.P.とする。横断面図

    ア 道路・河川・橋梁等の横断面図に布設管の占用位置・構造物の形状寸法と位置等を表示する。

    イ 既設埋設物等と交差して布設したときは、断面図を作成して既設埋設物等の深度及び布設管との

    間隔寸法を記載するとともに方位もあわせて記載する。詳細図

    布設管・構造物・防護・加工・取付・占用位置・その他の詳細部については、必要に応じて次に掲げる詳

    細図を作成する。

    構造図

    構造物(弁室・排水設備等)の形態(形状寸法・配筋等)を表示する。

    側面図

    伏越し・添架・さや管推進・軌道下横断・水路架渡・水管橋等における管及び構造物の位置、形状寸

    法を表示する。

    防護図

    管の布設等の場合で特殊な防護を行った場合は、防護方法を表示する。

    設備図

    機械・電気等の設備構造、据付方法、性能等について表示する。

    管の断面図

    さや管内における新設管の布設状況を示した断面図を表示する。

    断面図記載例

  • 13

    新設栓弁類のオフセット図

    新設の仕切弁、バタフライ弁、消火栓、空気弁、弁付割T字管(道路取付管の弁付割T字管を除く)及び

    止水栓(道路取付管の止水栓を除く)、再用する弁付割T字管(道路取付管の弁付割T字管を除く)及びサ

    ドル付分水栓(仮設に限る)、管末、既設管との連絡箇所は、次の基準に従ってオフセット図を記載する。

    また、再用する弁付割T字管(道路取付管の弁付割T字管を除く)及びサドル付分水栓(仮設に限る)箇

    所に「(分岐部再用)」と明記する。残置する弁付割T字管箇所及び仮配分岐部残し箇所については、廃止管

    図に明記する。

    基準点等

    ア 基準点は3点とし、原則として、直近公私境界、直近隅切及び他の隅切とする。基準点となる箇所

    が取りにくい場合は、他企業構造物等を基準点に含め4点以上のオフセットを取る等し、後の維持

    管理に支障のないようにする。

    イ 測点(仕切弁・消火栓等の鉄ふたの中心)から基準点(直近公私境界・他の隅切)までの距離又は直近公私境界から直近隅切までの距離を測定し、数値は、m単位で小数点以下1位まで記載する。

    ウ 測点が交差点内にある場合は、基準点は3箇所の隅切とし、測点と基準点の距離を測定する。

    表示の大きさ

    縮尺を問わないが、道路幅員、交差点内の仕切弁・消火栓類に、ある程度対応させる。

    スピンドルの深さ

    道路面からスピンドルまでの距離を測定した数値に「h=」を付け、m単位で小数第2位まで記載す

    る。

    補助バルブキーのL寸法

    仕切弁に補助バルブキーを取り付けた場合、補助バルブキーのL寸法に「補助バルブキー L=」を

    付け、m単位で小数第1位まで記載する。

  • 14

    オフセット図記載例1

    既設管との連絡箇所

    オフセット図記載例2

  • 15

    大口径管のオフセット図

    大口径(呼び径500粍以上)の曲管使用(ひねり)箇所は、次の基準に従って、オフセット図、断面

    投影図を作成する。

    基準点等

    ア 基準点は、隅切、直近の公私境界、仕切弁・バタフライ弁・空気弁鉄ふた等の中心とし3点を原

    則とするが、現場の状況により後の維持管理に支障のないようにする。(例:隅切など基準点とな

    る箇所が取りにくい場合・・・他企業構造物等を基準点に含め4点以上のオフセットを取る。)

    イ 測点は下図(例1、2)に示すように受け口端面の頂点とする。3本ベン(ひねり)以上(例2)

    の場合は起点・終点のオフセットをとる。また、鋼管(例3)のひねり箇所の測点も例1、2と同じ

    考え方とする。

    ウ 測定数値はm単位で小数点以下1位まで記載する。

    例1 例2 例3

    オフセット図記載例

  • 16

    断面投影図記載例

  • 17

    廃止管(撤去・残置)図

    送水管、配水管、小口径配水管及び附属具類等を廃止した場合は、次の図面を作成する。

    廃止管図は必要に応じて位置図、平面図、オフセット図を作成する。

    位置図

    「第1節布設管図 1位置図」による。ただし、布設管図の位置図と同一の場合は省略できる。

    平面図

    (1) 平面図は、原則として 1/500配管図の地形を利用し、道路・河川・用水・鉄道等の名称をあわせて記載する。

    (2) 管及び附属具類を撤去した場合は、その形状寸法(管種・継手・呼び径・塗覆装)、延長を記載す

    る。また、ドレン(排水)管を撤去した場合は、形状寸法、延長に加え、「(ドレン管)」と記載する。

    (3) 撤去管の延長は、管路延長で記載する。

    (4) 既存の残置管または残置附属具類を撤去した場合は、形状寸法、延長に加え、「(残置)」と記載す

    る。

    (5) 管及び附属具類、土留材等を残置した場合は、その形状寸法、延長、残置位置を記載する。

    (6) 撤去管、残置管の完成図番号は、当局監督員の指示によって記載する。

    (7) 布設替工事の場合で、廃止した管路を一時残置し、後日撤去予定の場合は、その旨を記載する。

    (8) 残置する場合は、完成図に残置理由を明記する。

    例)他企業埋設物等に影響・支障(具体的な企業名・埋設物等を明記すること)

    道路構造物等に影響・支障(具体的な構造物等を明記すること)

    道路交通に影響

    私有地内の構造物に影響

    浅層埋設に伴う撤去時期の猶予適用

    (9) 残置管内をモルタル等で充填した場合は、延長に加え、括弧書きで充填方法を記載する。

    (10)管閉塞した場合は、閉塞方法を記載する。

    オフセット図

    (1) 残置管の管末箇所、残置土留材等の残置物件、残置する弁付割T字管箇所及び仮設で使用した弁

    付割T字管箇所・サドル付分水栓箇所は、次の基準に従ってオフセット図を記載する。

    ア 基準点は、3点とし、原則として隅切とする。

    イ 縮尺を問わないが、道路幅員、測定対象物にある程度対応させる。

    ウ 残置物件については、断面をつけて表示する。

    エ 残置する小口径配水管・配水管・道路取付管の弁付割T字管箇所に「(弁割閉止)」と明記する。

    なお、残置する仮配分岐部残し箇所に「(仮配分岐部残し)」と明記する。

    深さについては、道路面から分岐部の一番浅い部分までの深さを測定し、「h=」を付け、m単

    位で小数第1位まで記載する(下図参照)。

  • 18

    残置管管末箇所オフセット図記載例 残置分岐箇所オフセット図記載例

    残置物件オフセット図及び断面図記載例

    (2) 残置管をさや管として使用した場合は、大口径管のオフセット図の基準に従い、残置管曲管使用

    (ひねり)箇所のオフセット図を作成する。

    残置管曲管使用(ひねり)箇所オフセット図記載例

    残置管をさや管として使用

  • 19

    その他作図上の注意

    方位・流水方向の記載

    (1)方位は、原則として図面の上方を北とし、方位を必ず記載する。

    (2) 河川・水路を横断する場合は、平面図に流水方向を、又側面図に右岸・左岸をそれぞれ表示する。

    配管図記号と区画線の記載

    1/2,500 位置図・1/500 平面図の配管図1葉の区画を超えるときは、その図面に該当する配管図ごとの区画線(隣接図と接続箇所を示す線)と図面記号(1/2,500位置図は隅部の図面記号)を記載する。管路・施工区分の表示

    平面図上の表示する管・栓弁類の施工区分(新設・撤去・残置・別途施工)は、次の基準により行う。

    (1)新設管路は必ず正確な位置に記載する。

    (2)施工区分は、管路に沿って上側(又は下側)に記載する。

    (3)施工区分表示は、施工区分が明確に判断できるように、次のように表示する。

    ア 配水用ポリエチレン管については、配水管であるが小口径配水管と同様に一点鎖線とする。

    イ 既設管にホースライニングを施工した場合は、既設管と同様に細い実線とする。

    ウ 別途施工で完成図番号が確認できるものは、完成図番号の年度・会計区分・設計コード(単契指

    示番号)・契約コード(単契事項)・連番(単契連番)を並べた12桁の英数字を記載する。

    (4)管種変更点の表示方法

    異種管との接続点は、小口径配水管等で用いている管種変更点(呼び径 50mm 以下)を用い、表示方向は以下のとおりとする。

    管種変更点記載例

    (5)管種・継手・塗覆装等の表示

    前項で記載する施工区分表示の次に、管種・継手・塗覆装等の表示方法は、以下のとおりとする。

    ア 新設管の場合

    前項で記載する施工区分表示の次に、「第5章配管記号 第4節管種等表示記号」を用い

    て、管種・継手・塗覆装・呼び径・延長の順序で記載する。

    なお、呼び径は、㎜単位、延長はm単位で記載する。

    PE50 PP40 VP40PE50 PP40 VP40

  • 20

    管種等表示記載例

    管 種

    継 手

    塗覆装(内面)

    塗覆装(外面) 呼び径 延 長

    新 設 D GX E P 100 - 120.0

    イ 新設管の場合

    配水用ポリエチレン管を布設した場合の記載例

    ウ ホースライニングを施工した場合

    ホースライニング記載例

    エ 撤去・残置管の場合

    撤去・残置記載例1

    撤去・残置記載例2

    平面図の引出線を2つに分ける場合、管種

    等の記載は、どちらか一方に記載する。

    管閉塞した場合は、閉塞方法を記載

    残置管の完成図番号を記載

    管閉塞した場合に記載

  • 21

    (6) 栓弁類の表示

    栓弁類の表示は、「第5章 配管記号 第3節平面図記号」を用いる。

    (7) 道路取付管の表示

    ア 道路取付管の表示は、原則として次の記載例により記載する。

    (ア)道路取付管1・・・施工部分は太線表示、既設部分は細線表示(止水栓も同じ)とし、支管分

    岐を除き全てメータまで表示する。また、屋内部施工延長(公私境界からメ

    ータまでの距離)が1.0m未満のものは、現地のメータ筐が横向きであっても、道路取付管は真直ぐ表示する。

    (イ)道路取付管2・・・分岐位置からメータまでの本管に対する水平距離が0.3m以上ある場合、道

    路取付管を道路部にて直角に曲げて描画し、その水平距離についても記載す

    る。なお、延長は垂直に布設した場合の距離を記載するものとする。

    (ウ)メータシンボル・・メータ筐がある給水栓は、取替、付替にかかわらず、全て表示する(支管

    分岐は除く)。また、道路取付管を分岐部からメータまで取替えた場合は、

    メータのある位置に表示する。メータ筐を取り替えた場合は、太線で表示す

    る(○を太線で表示)。水栓番号が不明又はメータ筐が存在しない場合は、

    ※を表示する。

    (エ)メータ口径・・・・メータ口径13は省略する。(オ)水栓番号 ・・・・道路取付管には水栓番号を表示する。水栓番号の所在区が、工事名の区、

    市及び町と異なる場合には、水栓番号の上に○○区、○○市又は○○町と

    記載する。

    (カ)分譲地給水 ・・・分譲地給水は、分譲地給水装置工事番号(分給 ○○(年度)-○○(号)-

    ○○○(敷地番号))を表示する。

    (キ)布設管詳細1・・・メータまで抜替えた場合は(道路部布設管の口径、管種、延長+屋内部布

    設管の延長)を記載する。ただし、道路部布設管がφ20のポリ二層管の場

    合は、(道路部布設管の延長+屋内部布設管の延長)のみでよい。

  • 22

    (ク)布設管詳細2・・・途中まで布設し、既設管に接続した場合は(布設管の口径、管種、延長×

    既設管の口径、管種)を記載する。

    (ケ)布設管詳細3・・・支管分岐の場合で、屋内部を施工した場合(布設管詳細1×本栓の口径、

    管種)を記載する。屋内部を施工しなかった場合は、(ク)に準ずる。

    [管種]

    (コ)止水栓・・・・・・取付管の止水栓を設置した場合、止水栓を太線で表示する。

    (サ)支管分岐・・・・・水栓番号の前に「(支)」を記載する。その際、「(支40)」のように道路取付管の口径は記載しない。また、メータシンボルは記載せずに、水栓番号はす

    べて記載する。

    (シ)逆流防止・・・・・逆流防止機能付止水栓を設置した場合は、メータ口径の後(メータ口径13の場合は、水栓番号の後)に●印を記載する。また、説明文として【● 逆

    流防止機能付止水栓へ取替】を平面図に記載する。

    イ 布設管詳細にて記す中で、「20PⅡ」は省略するため、以下の説明文を平面図に記載すること。【道路取付管布設部で 20PⅡは省略する。道路取付管布設延長は道路延長+屋内延長、「×」以降は接続部詳細である。】

    ウ 隣接する道路取付管の表示内容のいずれかが同一の場合は、「 }」の記号でまとめて表示するこ

    とができる。

    エ 表示は、二段書きとすることができる。一段書きの場合、布設管詳細には( )を、二段書きの場合は道路取付管の延長に線を引き、その上下に記載する。ただし、同一の完成図内での記載方法は、

    原則として統一すること。

    オ 道路取付管の分岐間隔(0.1m単位)を記載する。カ 施工前に分岐されていた道路取付管を分岐しなかった場合は、平面図が記載されている頁の余白

    に、該当する道路取付管に付随する全ての水栓番号を記載する。

    キ 屋内メータを屋外に移設した場合は、平面図が記載されている頁の余白に、該当するメータの水

    栓番号を記載する。

    出幅・深度の表示

    基準点

    ア 出幅測定は、公私境界線

    イ 深度測定は、道路面

    ウ 出幅・深度の測定は、さや管がある場合は、さや管が基準

    新設管の記載箇所

    ア 直線部については、50m間隔又は道路1スパンに1箇所イ 布設位置が変わるごと

    ウ 栓弁類設置箇所

    PⅡ ポリエチレン2層管PⅠ ポリエチレン1層管V ビニル管L 鉛管

    PE 配水用ポリエチレン管

  • 23

    既設管の記載箇所

    ア 連絡工事箇所

    イ 既設管の修理箇所

    残置管の記載箇所

    ア 管末箇所

    イ 直線部については、50m間隔又は道路1スパンに1箇所ウ 栓弁類残置箇所

    記載位置

    管路が埋設されている側の私有地内で矢印を付け、出幅、深度を記載する。

    表示数値

    ア 出幅の表示は数値のみ記載し、深度は数値にH=を付け記載する。

    イ 記載する数値は、いずれもm単位で小数第1位まで表示する。

    ウ さや管がある場合は、いずれも数値に加え、「(さや管)」と記載する。

    新設の場合の記載例

    廃止の場合の記載例

    新設の場合(さや管がある場合)の記載例

    ポリスリーブを巻いた時は忘れずに「P」を記載する。

  • 24

    縮尺の表示

    完成図には、別に定める場合を除き、縮尺を表示する。

    他の工作物の表示

    他の工作物は、その工作物の形状に応じて、「第5章配管記号 第5節他の工作物記号」を用いる。

    各種標示欄

    完成図には、次に掲げる標示欄を標示する。

    標題欄

    標題欄は、次に示す様式により図面右下端に位置し、当該事項を記載する。

    (1)図面記号の欄には、1/500 配管図の図面記号を、サイズ欄は図面の規格を表す。(2)工事箇所が2箇所以上のときは、工事名(件名)の他に工事箇所の地名を工事名(件名)欄に記載

    する。

    工事施工量表

    (1)工事施工量表は、工事位置図を記載した図面の標題欄最上部に位置し、配水管、小口径配水管、仮

    設配水管及び栓弁類等の新設、撤去、残置、施工量(延長・個数)を記載する。

  • 25

    (2)既存の残置物件を撤去した場合は、配水管、小口径配水管、仮設配水管及び栓弁類等の記載に「(残

    置)」を付与する。また、ドレン(排水)管を施工した場合は、配水管及び栓弁類等の記載に「(ドレ

    ン管)」を付与する。ただし、40 粍以下のドレン(排水)管を施工した場合の名称名は、「ドレン管」とのみ記載する。

    (3)配水用ポリエチレン管を道路取付管に施工した場合は、施工量に延長を計上しない。

    (4)ホースライニングを施工した場合は、「ホースライニング工」として、施工量に延長を計上する。

    (5)割T字管を用いて鋳鉄管の分岐を行った場合は、施工量に布設延長を計上する。作業弁であるソフ

    トシール弁を仕切弁(バルブ)として使用する場合は、仕切弁の数量を施工量に計上する。作業弁として残置する場合は、仕切弁の数量を施工量に計上しない。

    (6)工事箇所が2箇所以上のときは、最初の図面に工事施工量の総括表を記載すると共に、各位置図を

    記載した図面ごとの施工量を表示する。

    (7)上水道と工業用水道は、施工量を区分して表示する。

    (8)水管橋及び橋梁添架工事の場合は、橋梁部及び埋設部を区分して記載する。

    指示書番号欄(指示書工事の場合)

    指示書番号欄は、工事施工量表の下部に配置し、施工指示書番号を記載する。

    占用許可番号欄

    占用許可番号欄は、工事施工量表の下部に配置し、道路占用許可番号及び河川占用許可番号並びにその

    他の占用許可番号と許可年月日を記載する。 複数の占用許可の記載例

    完成図番号欄

    完成図番号欄は、次の様式により図面右上端輪郭線の外に配置する。

  • 26

    完成図番号欄寸法

    各部の寸法は、次のとおりとする。

    (単位:mm)年度

    総価契約、単価契約は、契約年度(和暦)を記載する(例:平成30年度契約は「H30」)。直営工事は、施工年度(和暦)を記載する。

    会計区分

    会計区分コードを記載する。

    設計コード(単契指示番号)

    総価契約は、設計コードを記載する。単価契約は、指示番号を記載する。直営工事は、〈 表-1 〉に基づく。

    契約コード(単契事項)

    総価契約は、契約コードを記載する。単価契約は、〈 表-2 〉に基づく。直営工事は、〈 表-3 〉に基づく。

    連番(単契連番)

    総価契約は、契約番号の下3桁の連番を記載する。単価契約は、指示番号を3桁に変換し記載する(例:

    指示番号が「1」の場合は「001」、 指示番号が「50」の場合は「050」)。

    図番

    完成図面の頁数を記載する。

    A1 A2 A3 A4

    A 156 112 78 56

    a 33 24 17 12

    b 11 8 5 4

    c 23 16 11 8

    B 22 16 11 8

    d 8 6 4 3

    e 14 10 7 5

    図面規格

    寸法

  • 27

    〈 表-1 〉設計コード(直営工事)

    ※上記に該当しない場合は、設計コード 830 とする。

    〈 表-2 〉単契事項

    〈 表-3 〉直営事項

    予算科目 設計コード 設計名称

    800 直営配水管維持工事

    801 直営配水管附属具維持管理工事

    802 直営消火栓維持管理工事

    803 直営小口径配水管修理工事

    給水費 810 直営道路取付管修理工事

    配水費

    会計区分:1(水道事業会計)

    予算科目 設計コード 設計名称

    供給費 820 直営配水管修理及び整理工事

    会計区分:2(水道事業会計)

    予算科目 単契事項 事項分類

    51 配水費-配

    52 配水費-受配

    53 給水費-配給

    54 配水施設増補改良費-改

    55 配水施設増補改良費-給改

    56 配水施設増補改良費-新改

    58 供給費-工浄

    59 施設費-工施

    単価契約

    直営事項 事項分類

    99 直営工事直営工事

  • 28

    バルブを新たに設置した場合

    1 バタフライ弁及び呼び径 500 ㎜以上の仕切弁を設置した場合は、完成図に新設バルブ情報を記載する。さらに、当局監督員は完成検査後速やかに配水課管理係の指定するバルブ管理シートにバルブ情報

    を記載する。

    2 新設バルブ情報としての記載事項は、次の事項とする。

    ① 幹線バルブ番号

    ② 設置場所

    ③ 呼び径・形式・継手

    ④ スピンドルまでの深さ

    ⑤ 全回転数(主弁・副弁)

    ⑥ 設置年月日

    ⑦ 製造メーカー

    ⑧ 製造番号

    ⑨ その他

    3 バタフライ弁及び呼び径 500 ㎜以上の仕切弁を設置した場合は、製作承諾図のうち組立図、組立断面図(減速機共)、付属品明細書を完成図に記載する。

    4 幹線に該当するバルブを新たに設置した場合は、完成図に幹線バルブ番号を記載する。

    (1)幹線に該当するバルブとは、幹線の本線上に設置したバルブ(本線バルブ)、幹線の本線から分岐

    した第一バルブ(枝バルブ)、幹線のドレン用に設置したバルブ(ドレンバルブ)をいう。

    (2)幹線バルブ番号は、設計図に記載される番号を使用すること。

    空気弁を新たに設置した場合

    幹線に該当する空気弁を新たに設置した場合は、完成図に幹線空気弁番号を記載する。

    1 幹線に該当する空気弁とは、幹線の本線上に設置した空気弁をいう。

    2 幹線空気弁番号は、設計図に記載される番号を使用すること。

    幹線バルブ番号及び幹線空気弁番号記載例(庄内幹線の場合)

    幹線バルブ番号(枝バルブ):「幹線名」+「T」+「番号」

    幹線バルブ番号(本線バルブ):「幹線名」+「番号」

    幹線バルブ番号(ドレンバルブ):「幹線名」+「D」+「番号」

    幹線空気弁番号:「幹線名」+「A」+「番号」

  • 29

    鋼管を布設した場合

    鋼管を布設した場合は、位置図、オフセット図、平面図等の他に完成図に次の事項を記載する。また、下

    記に示した事項以外に維持管理上必要な情報があれば記載する。

    鋼管管割図

    鉄管布設時の管路図に相当するため、管割及び使用部材がわかるよう作成する。

    使用部材については、部材延長及び鋼管製作図に対応する記号を記載する。異形管の場合は、加えて

    規格も記載する。

    テーパー管を使用して管路を曲げた場合は、出来る限り曲げた角度を記載する。

    鋼管の規格を記載する。

    同じ部材を連続して複数布設した場合の部材延長については、「部材延長@本数」と記載しても良い。

    部材延長については、mm単位で表示する。

    鋼管管割図記載例

    鋼管製作図

    鋼管管割図に記載した記号と対応するよう記号を記載する。

    外面塗覆装、内面塗装の仕様及び詳細図を記載する。

    鋼管布設に使用した材料は、すべて記載する。また、鋼管以外の材料については、材質を記載する。

    鋼管の規格を記載する。

    異形管を使用した場合、規格を記載する。

    異形管を使用した場合、規格を記載する。

    6000@4

    部材延長を記載する。

    同じ部材を連続して使用した場合、 部材延長をこのように記載しても良い。

    テーパー管で管路を曲げた場合、 曲げ角度を記載する。

    鋼管製作図に対応する記号を記載する。

  • 30

    鋼管製作図記載例

    鋼管管割図に対応する記号を記載する。

    鋼管管割図に対応する 記号を記載する。

    曲管の場合、角度を記載する。

    テーパー管の場合、角度を記載する。

    塗覆装の仕様を記載する。

  • 31

    鋼管以外の使用材料は材質を記載する。

    外面塗覆装、内面塗装の詳細図を記載する。

  • 32

    遠隔監視装置に付随する管路を布設した場合

    1 平面図に当該管路の用途と形状寸法、延長、分岐位置の直近隅切からの距離を記載する。また複数本

    布設する場合はその分岐間隔を記載する。ただし直近隅切からの距離については、空気弁直下での分岐

    等、地上から分岐位置が判別できる場合は省略することができる。

    2 鉄管の短管から分岐した場合等は分岐箇所の詳細図を記載する。

    3 施工量表に用途別の延長を記載する。

    平面図記載例(1)

    平面図記載例(2)

    詳細図記載例

  • 33

    電子媒体の作成

    電子媒体の作成

    (1) 電子媒体は、光ディスク(CD-R)とする。(2)CD-R の論理フォーマットは Windows フォーマットとする。(3)CD-R は工事一件ごとに作成し、完成図 PDF ファイル、水番抜完成図

    PDF ファイル、道路取付管情報ファイル、完成図 DXF ファイル(水道基幹施設等)、水管橋管理図 PDF ファイル、防食設備管理図 PDF ファイルを格納する。

    (4)CD-R には、印刷または油性ペン等により、ディスク表面に完成図番号・工事件名・完成年月日・受注者名を表記する(CD-R 作成例1参照)。

    (5)単価契約の場合は、月毎の工事の完成図等ファイル類を、1枚の CD-Rに格納することができる(CD-R 作成例2参照)。この場合の仕様は、以下のとおりとする。

    ア 工事一件ごとにフォルダを分けて CD-R に格納するイ 完成図番号・工事件名・完成年月日・受注者名・監督員名を記載し、

    リストを同一の CD-R に格納する。ウ リストは、PDF 形式とする。

    (6)紙製もしくは透明ビニール製の保護ケースに入れ、プラスチック製ハー

    ドケースは使用しないものとする。

    (7)CD-R は受注者の負担で用意する。(8)CD-R はパスワード化を実施する。パスワードは施工担当公所より通知する。当局により復元でき

    ない場合、CD-R の再作成を依頼することがあるため、パスワード化の実施後は、復元できることを確認する。パスワード化の仕様は、以下のとおりとする。

    ア 完成図 PDF ファイル、水番抜完成図 PDF ファイル、道路取付管情報ファイル、完成図 DXFファイル(水道基幹施設等)、水管橋管理図 PDF ファイル、防食設備管理図 PDF ファイルを1つとした zip 形式の圧縮フォルダとしてパスワード化する。

    イ Windows10 の標準機能で復元できること。(9)CD-R は上書き禁止処理(ファイナライズ)を実施する。実施後は、上書き禁止処理がされている

    ことを確認する。

    完成図 PDFファイル、水管橋管理図 PDF ファイル、防食設備管理図 PDF ファイルの作成 (1)ファイルは PDF 形式とし、工事一件で複数枚の完成図がある場合、工事一件ごとに一つのファイ

    ルにまとめる(マルチ PDF 形式)。(2)ファイルの仕様は以下のとおりとする。

    ア 色数 モノクロ2色

    イ 解像度 300dpi 以上ウ 用紙サイズ 原寸(A1~A4) エ 画層情報 なし

    H290101301001 昭和区福江二丁目地内

    100 粍配水管布設工事

    ○○建設(株) H30.4.30 完成

    CD-R 作成例2

    配水管移設工事等

    (単価契約)

    第○工区

    ○○建設(株) H30.4 月分

    CD-R 作成例1

  • 34

    水番抜完成図 PDF ファイルの作成

    (1)道路取付管を施工した場合は、水番抜完成図 PDF ファイルを作成する。(2)完成図 PDF ファイルから、水栓番号、メータ口径を除いたものとする。(3)すべての頁の右下に「水栓番号抜き」と明示する。明示する文字の大きさは、A4印刷時に判読で

    きるサイズとする。

    道路取付管情報ファイルの作成

    (1)道路取付管を施工した場合は、道路取付管情報ファイルを作成する。

    (2)道路取付管情報ファイルは CSV 形式(カンマ区切りテキスト形式)とする。(3)道路取付管情報ファイルには、道路部を全部取り替えた取付管の情報を入力する。ただし、道路部

    で既設管と接続した取付管(付替)及び分譲地給水の情報は入力しない。

    (4)道路部を全部取り替えていない取付管でも、逆流防止機能付止水栓を設置した場合は情報を入力す

    る。

    (5)道路取付管情報ファイルには,1行目に以下のカラムヘッダー(見出し行)を付ける。

    所在区,装置区分,水栓番号,枝番,管種(公道側),管種(上流側),

    布設年度,口径(公道側),口径(上流側),逆流防止,設置年月

    (6)ここで、「(上流側)」とは、メータ上流側を表す。道路取付管を公私境界まで施工し既設管と接続

    した場合など、メータまで施工していない場合は,「(上流側)」の項目は入力しなくてよい。

    (7)支管分岐の場合は、水栓番号は本栓の水栓番号を記載する。本栓番号が判別できない場合は、当局

    監督員に問い合わせること。

    (8)布設年度は、完成年度を西暦で記載する。

    (9)「逆流防止」、「設置年月」において、本工事で設置していない場合は入力しなくてよい。

    (10)「設置年月」は、西暦及び月(数字6桁)で記載する。

    道路取付管情報ファイル記載例 (P21 第2章第3節3(7)のように道路取付管を施工した場合)

    ※12346、12340 は道路分を全部取り替えていないため、入力しない。※分給 28-1-12 は、分譲地給水のため入力しない。 ※(5)で示した項目以外は作成しない。(「備考」等は作成しない。) ※値は、半角英数字で入力する。

    所在区 装置区分 水栓番号 枝番 管種

    (公道側)

    管種

    (上流側) 布設年度

    口径

    (公道側)

    口径

    (上流側) 逆流防止 設置年月

    1 1 12345 0 PP2 PP2 2018 20 20 1 201804

    1 1 12347 0 PP2 2018 20 0

    1 1 12348 0 PP2 PP2 2018 20 20 1 201804

    1 1 23456 0 PP2 2018 25 0

    1 1 12349 0 PE PE 2018 50 50 0

    1 1 12350 0 1 201804

    拡大

  • 35

    完成図 DXFファイル(水道基幹施設等)の作成

    (1)水道基幹施設(取水場、浄水場、配水場等)又は導水路、送水管等における工事の場合は、完成図

    DXF ファイル(水道基幹施設等)を作成する。(2)CAD により作成した完成図原図を「DXF 形式」で出力する。(3)ファイル名は「完成図番号.dxf」とする。(4)レイヤーは任意とする。

    (5)文字及び線は、「第1章総則 第6節文字及び線」に基づく。

    (6)線色は判りやすいものとする。

    ファイル、フォルダの命名規則

    (1)完成図 PDF ファイル及び道路取付管情報ファイルのファイル名、圧縮フォルダ名は、完成図番号の年度・会計区分・設計コード(単契指示番号)・契約コード(単契事項)・連番(単契連番)を並べ

    た12桁の半角英数字とする。

    (2)水番抜完成図 PDF ファイルのファイル名は、水番抜・アンダーバー・完成図 PDF ファイルのファイル名とする。

    (3)水管橋管理図 PDF ファイルについては、整理番号を並べた7桁の数字とする。(4)防食設備管理図 PDF ファイルについては、B・管理番号を並べた4桁の英数字とする。(5)圧縮フォルダ名は、完成図 PDF ファイルのファイル名とする。(6)拡張子について、完成図 PDF ファイルは「.pdf」、道路取付管情報ファイルは「.csv」、水管橋及び

    防食設備管理図 PDF ファイルは「.pdf」とす