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主管課: 消防局総務課 市民が 火災にあうことなく、安全・安心に暮らしている。 個別 施策 後期基本計画策定時の課題 後期基本計画期間の取組み E2-1 ●高齢化の進展に伴い、火災によ る高齢者の死者数の増加 ●斜面地で火災が発生した際の危 険性の高まり ○斜面地等に居住する高齢者等に対して、防火講話や消火器 取扱い訓練等を実施 ○消防職員及び消防団員による自力避難が困難な高齢者家庭 への防火訪問を実施 ○住宅用火災警報器の設置指導及び維持管理の広報を実施 基本施策の振返りシート 基 本 施 策 E2 消防体制を強化します 後期基本計画における5年後にめざす姿 E2-2 ●各種災害に適切に対応できるよ う、消防防災の拠点となる施設や 設備の整備 ○初期消火用具の整備 ○消防自動車や資機材の代替え更新 ○消火栓及び防火水槽の設置 ○外国人からの119番受信体制の整備 E2-2 ●消防団員等、地域防災の担い手 を確保 ○高齢者福祉施設等に対する消防訓練指導の強化 ○建物の防火安全に関する情報の発信 ○防火査察及び自主防火の推進による安全安心の確保 〇火災調査結果を反映した火災予防対策の推進 ○若い世代や女性を対象にイベント会場において団員募集を実 ○新成人及び市職員を対象に団員募集を実施 ○指導消防団員の養成 ○高校生消防防災サポーターの育成 ○高校での消防団活動に関する講話や、大学での団員募集活 動を実施 E2-1 ●地域住民の自助・共助意識の低 ○自治会や婦人防火クラブ等による合同訓練を実施 ○防火防災訓練未実施の自治会に対し、訓練実施の働きかけ ○婦人防火クラブ及び少年消防クラブ新規結成の働きかけ E2-1 ●各種施設や事業所等の更なる防 火安全対策 E2-2 ●複雑多様化する災害に即応する ため、地域と関係機関との連携に よる消防体制を確保 ○各種事業所へ消防団協力事業所への登録の働きかけ ○市内の商工会と「消防団活動の充実強化に向けた支援に関す る細目協定」の締結 -1-

基本施策の振返りシート火災にあうことなく、安全・安心に暮らしている。個別 施策 後期基本計画策定時の課題 後期基本計画期間の取組み

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Page 1: 基本施策の振返りシート火災にあうことなく、安全・安心に暮らしている。個別 施策 後期基本計画策定時の課題 後期基本計画期間の取組み

主管課: 消防局総務課

市民が 火災にあうことなく、安全・安心に暮らしている。

個別施策

後期基本計画策定時の課題 後期基本計画期間の取組み

E2-1

●高齢化の進展に伴い、火災による高齢者の死者数の増加●斜面地で火災が発生した際の危険性の高まり

○斜面地等に居住する高齢者等に対して、防火講話や消火器取扱い訓練等を実施○消防職員及び消防団員による自力避難が困難な高齢者家庭への防火訪問を実施○住宅用火災警報器の設置指導及び維持管理の広報を実施

基本施策の振返りシート

基 本 施 策 E2 消防体制を強化します

後期基本計画における5年後にめざす姿

対 象 意 図

E2-2●各種災害に適切に対応できるよう、消防防災の拠点となる施設や設備の整備

○初期消火用具の整備○消防自動車や資機材の代替え更新○消火栓及び防火水槽の設置○外国人からの119番受信体制の整備

E2-2●消防団員等、地域防災の担い手を確保

○高齢者福祉施設等に対する消防訓練指導の強化○建物の防火安全に関する情報の発信○防火査察及び自主防火の推進による安全安心の確保〇火災調査結果を反映した火災予防対策の推進

○若い世代や女性を対象にイベント会場において団員募集を実施○新成人及び市職員を対象に団員募集を実施○指導消防団員の養成○高校生消防防災サポーターの育成○高校での消防団活動に関する講話や、大学での団員募集活動を実施

E2-1●地域住民の自助・共助意識の低下

○自治会や婦人防火クラブ等による合同訓練を実施○防火防災訓練未実施の自治会に対し、訓練実施の働きかけ○婦人防火クラブ及び少年消防クラブ新規結成の働きかけ

E2-1●各種施設や事業所等の更なる防火安全対策

E2-2●複雑多様化する災害に即応するため、地域と関係機関との連携による消防体制を確保

○各種事業所へ消防団協力事業所への登録の働きかけ○市内の商工会と「消防団活動の充実強化に向けた支援に関する細目協定」の締結

-1-

Page 2: 基本施策の振返りシート火災にあうことなく、安全・安心に暮らしている。個別 施策 後期基本計画策定時の課題 後期基本計画期間の取組み

自治会や消防団、婦人防火クラブ等の合同訓練が1,231回実施された。

防火防災訓練や防火訪問を通じて住民の防火防災意識及び自助・共助の精神が向上するとともに、地域に根ざした住宅防火推進が図られた。

若い世代を対象とした各種団員募集活動により、10代から20代まで197人新規入団した。

消防団員の確保につながり、地域防災力の向上が図られた。

指導消防団員を117人養成した。指導消防団員認定者の士気が高まり、地域防災力の向上につながった。

成果と効果

取組みによる成果 5年後にめざす姿に対する効果

火災発生件数は減少傾向にあり、平成28年から30年までの出火率(人口1万人あたりの火災発生件数)は、いずれも長崎県平均及び全国平均を下回った。

出火率 他都市と比較して、火災の発生が少ないまちづくりが進んでいる。

消防団協力事業所が115事業所となった。また商工会との協定に基づき、会員事業所へ団員募集ポスター1,500枚を配布することができた。

消防団活動の周知と消防団が活動しやすい環境づくりが図られた。

自力避難が困難な高齢者家庭への防火訪問を4,833件実施した。

自力避難が困難な高齢者の住宅火災における火災予防対策が図られた。

火災発生件数は減少傾向にあるが、依然として逃げ遅れ等により高齢者が被災する火災が発生している。

高齢化率の上昇に伴い、今後も火災による高齢者の犠牲者の増加が懸念される。

防火防災訓練等の実施が困難な地域がある。高齢化や人口減少により、訓練の参加者が少ない地域がある。

高校生消防防災サポーターを149人育成した。高校生の防火防災に対する関心が高まり、災害等が発生した場合の初期対応の強化が図られた。

初期消火用具の新設及び既設用具の軽量化事業が完了し、自治会や消防団による取扱い訓練を実施した。

地域の初期消火体制の充実が図られた。

問題点とその要因

5年後にめざす姿に対する問題点 問題点の要因

消防車両27台を更新した。消火栓を19基、防火水槽を3基、新規設置した。

消防車両や消防水利の整備により、地域の消防力の充実につながった。

平成19年3月から運用している総合消防情報システムについて、機器類の経年によるシステム障害を回避し、安定運用を図るための再構築に向けて、実施設計を行った。

 更新工事に係る事務が進んだことにより、119番受報及び災害、救急対応を継続できる体制に近づいた。

外国人からの通報等に対して、通訳コールセンターを通して円滑に対応できた。

外国人、指令課員(救急隊員)及び多言語通訳コールセンターとの間で三者通話を行うことで、迅速・確実な情報の聴取ができストレスフリーで安全安心な環境が整備できた。

団員加入促進活動を行っているが、新規入団者数は十分と言えない。

人口減少や就業構造の変化により、新規入団につながっていない。

将来、消防車両の更新や消防水利の整備が計画的に進めることができるか、不透明になっている。

車両価格や工事費が年々高騰しており、今後さらなる高騰が懸念される。

住宅用火災警報器を未設置の住宅があるとともに、既に設置している住宅にあっては、約10年が経過した警報器の交換が進んでいない。

全ての世帯への広報が十分でない。

-2-

Page 3: 基本施策の振返りシート火災にあうことなく、安全・安心に暮らしている。個別 施策 後期基本計画策定時の課題 後期基本計画期間の取組み

※「⇧」は目標値を上回ることが望ましい指標、「⇩」は目標値を下回ることが望ましい指標

【前期計画】

【後期計画】

※【補助代替指標の設定について】補助代替指標「防火指導等の件数」については、自治会や市民防火組織、事業所、学校などに対して、防火講話

や訓練指導を通じて火災予防を呼びかけるものであり、当該件数を増やすことにより、市民の防火意識の向上につながることから、補助代替指標として設定した。

【補助代替指標】※防火指導等の件数

2,918件(26年度) ⇧

目標値 2,978 3,008 3,038 3,068 3,098

実績値 3,036 3,921 4,330

達成率 101.9% 130.4% 142.5%

市民の評価

満足度・期待度

位 / 43項目中

評 価満足度 0.59

維持期待度 1.32

H25

達成率 100.0% 109.4% 102.2%

成 果 指 標

9 位 / 43項目中

7

78.3% 102.2% 96.7%

H30 H31

H26 H27

火災発生件数〔暦年〕147件(21年) ⇩

目標値 141 138 135 132

128.8% 126.9%

130

実績値 141 125 132 94 95

H32

火災発生件数〔暦年〕95件

(27年) ⇩目標値 92 91 90

H28 H29

89 88

実績値

達成率

112 89 93

指  標  名基準値(時期)

区 分

※成果指標の適否の判断基準を参考に成果指標の検証を記載

【後期計画の成果指標の検証】

成果指標 成果指標の検証

火災発生件数〔暦年〕各種取組みにより火災発生件数は減少傾向にあるものの、単年度の評価では目標を達成できないこともあり、取組みの成果が見えづらいため、成果をより適切に示すことができる指標がないか検討を行う。

【補助代替指標】防火指導等の件数

火災発生件数では、取組みの成果が見えづらいため、市民の防火意識の向上につながる防火指導等の件数を補助代替指標として設定したものであるが、成果指標の検討に合わせて、補助代替指標についても検討を行うこととする。

指  標  名基準値(時期)

区 分 H23 H24

成果指標の適否の判断基準

(1)施策全体の成果を表したものであったか。

(2)市が施策を進めることで成果につながる指標であったか。

(3)時代の変化に伴い、さらに適した他の指標がなかったか。

(4)目標値の設定が適切であったか。

-3-

Page 4: 基本施策の振返りシート火災にあうことなく、安全・安心に暮らしている。個別 施策 後期基本計画策定時の課題 後期基本計画期間の取組み

-4-

Page 5: 基本施策の振返りシート火災にあうことなく、安全・安心に暮らしている。個別 施策 後期基本計画策定時の課題 後期基本計画期間の取組み

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-5-

Page 6: 基本施策の振返りシート火災にあうことなく、安全・安心に暮らしている。個別 施策 後期基本計画策定時の課題 後期基本計画期間の取組み

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Page 7: 基本施策の振返りシート火災にあうことなく、安全・安心に暮らしている。個別 施策 後期基本計画策定時の課題 後期基本計画期間の取組み

大賀 勇司

関 係 課 名

令和元年度 基本施策評価シート 作成日

予防課、警防課、指令課

・基本施策の成果指標のすべてが95%以上の目標達成率となったことから、「B」とする。・個別施策の成果指標3つのうち、2つが100%以上の目標達成率であることから、「b」とする。

令和元年6月21日

基 本 施 策 E2 消防体制を強化します

基本施策主管課名 消防局総務課 所属長名

基本施策の評価

判断理由

Bb

【評価判断に至った成果・効果及び問題点・その要因】(1)「E2-1 火災予防体制を強化します」については、各地域において自治会・消防団・婦人防火クラブ等による合同訓練や消防団員による一般家庭への防火訪問を実施するとともに、福祉部と連携し、斜面地等に居住する高齢者等の火災予防対策に取り組んだことにより、地域住民の防火防災意識の向上が図られた。(2)「E2-2 消防力を充実・強化します」については、若い世代や女性を中心に、各種イベント会場での団員募集活動や市内の4商工会と協定を締結して団員加入に取り組んだことにより、新規入団につながった。また、老朽化した消防自動車等の代替更新、消火栓・防火水槽の新規設置、及び総合消防情報システムの再構築に向けて実施設計を行い、消防体制の充実を図った。(3)基本施策の成果指標「火災発生件数」については、平成30年の目標値を達成していないが、過去10年間で2番目に低い件数となっており、出火率は、長崎県平均及び全国平均を下回っている状況である。また、補助代替指標「防火指導等の件数」は、目標値を達成していることから、市民の防火防災意識は向上しているものと判断した。

過去10年間の火災発生件数

平成30年中の出火率(人口1万人あたりの火災発生件数) 長崎市 2.19件、長崎県平均 3.89件、全国平均 2.97件

平成30年中の出火原因

目標をほぼ達成しており、目的達成に向けて概ね順調に進んでいる

施策の目的(対象と意図)

対    象 意            図

市民が 火災にあうことなく、安全・安心に暮らしている。

年 別 H21 H22 H23 H24 H25 H26 H27 H28 H29 H30 平均

火災発生件数 147 148 141 125 132 94 95 112 89 93 117.6

出火原因 たき火 電気器具・配線 たばここんろ

(食油発火含む)放火

(疑い含む)その他

火災発生件数 17 12 11 7 5 41

-7-

329331
参照用
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※「⇧」は目標値を上回ることが望ましい指標、「⇩」は目標値を下回ることが望ましい指標

※【補助代替指標の設定について】 補助代替指標「防火指導等の件数」については、自治会や市民防火組織、事業所、学校などに対して、防火講話や訓練指導を通じて火災予防を呼びかけるものであり、当該件数を増やすことにより、市民の防火意識の向上につながることから、補助代替指標として設定した。

H28

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H29 H30

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(27年) ⇩

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指  標  名

達成率 102.2% 96.7%

●基本施策の評価「Bb」については、所管評価のとおり。●基本施策E2の成果指標について、火災発生件数だけでは長崎市が全国と比較して低い状況であると分からないので、出火率で全国平均より低いことを追記すべき。良い状態が続いているのであれば、成果として評価されるべき。●基本施策E2の振返りについても、地道な活動の成果として出火率が全国平均よりも低いことを追加し、効果としての記載をすること。

二次評価(施策評価会議による評価)

3,0982,978 3,008

101.9% 130.4%

4,3303,921

142.5%

今後の取組方針

(1)地域に根ざした防火防災体制を構築するため、防火防災訓練の参加者が少なく未実施となっている自治会に対しては、複数の自治会で合同訓練の実施を提案するなど、地域の実状に応じた働きかけを行うとともに、既存の市民防火組織の活性化を図るため、消防団や地域住民と連携した防火防災訓練の実施を継続していく仕組みづくりに取り組む。また、関係部局や関係団体と連携しながら、高齢者を火災から守るため、消防かるた等を活用した防火指導に取り組むとともに、住宅用火災警報器の設置及び維持管理の働き掛けに取り組む。(2)消防団を中核とした地域の防火防災力を充実させるため、これまでの入団促進活動に加えて、若手消防団員からなる消防団加入促進チームによる広報を行い団員確保に繋げるとともに、商工会と連携して消防団員が活動しやすい環境づくりを進めていく。

【補助代替指標】※防火指導等の件数 ⇧2,918件

(26年度)達成率

実績値

目標値

3,036

78.3%

3,038 3,068

-8-

Page 9: 基本施策の振返りシート火災にあうことなく、安全・安心に暮らしている。個別 施策 後期基本計画策定時の課題 後期基本計画期間の取組み

※「⇧」は目標値を上回ることが望ましい指標、「⇩」は目標値を下回ることが望ましい指標

防火防災訓練等参加者数

107,884人(26年度) ⇧

達成率 85.4%

目標値 120,256

99.1% 100.3%

成 果 指 標

指  標  名基準値(時期)

区 分 H28

実績値 778

H29 H30 R元

目標値 800 2,100 3,400 4,700

達成率 97.3% 139.9% 142.1%

6,000

132,628 138,140 145,000

所属長名 鶴見 康生

R2

令和元年度 個別施策評価シート

個 別 施 策 E2-1 火災予防体制を強化します

施策の目的(対象と意図)

対    象 意            図

市民・事業者・行政が 火災を出さないまちづくりに取り組んでいる。

個別施策主管課名 予防課

平成30年度の取組概要

①地域に根ざした防火防災体制の構築 ・過去6年間、防火防災訓練未実施の自治会を中心に、訓練の実施について積極的な働きかけを行った。 ・婦人防火クラブなどの関係団体に対し、防火防災訓練の実施について積極的な働きかけを行った。 ・消防団員による一般家庭等への防火訪問を行った。 ・婦人防火クラブの結成については、地域へ新規結成の働きかけを行った。 ・少年消防クラブの結成については、放課後児童クラブ等へ新規結成の働きかけを行った。

②火災予防対策の推進 ・福祉部と連携し、斜面地等に居住する高齢者等に対して防火講話や消火器の取扱い訓練等を実施したほか、自力避難が困難な高齢者家庭への防火訪問を行い、火災予防対策に取り組んだ。 ・住宅用火災警報器について、未設置の住宅に対しては、具体的な効果や奏功事例等の周知をして設置指導を行い、設置済みの住宅においては、本体交換を含めた維持管理の周知を行った。

実績値 102,700 125,251 133,067

自力避難が困難な高齢者家庭への防火訪問件数【累計】

― ⇧ 2,938 4,833

126,442

-9-

Page 10: 基本施策の振返りシート火災にあうことなく、安全・安心に暮らしている。個別 施策 後期基本計画策定時の課題 後期基本計画期間の取組み

今後の取組方針

①地域に根ざした防火防災体制の構築 ・防火防災訓練の参加者が少なく未実施となっている自治会に対しては、複数の自治会で合同訓練の実施を提案するなど、地域の実情に応じた働きかけを行うとともに、既存の市民防火組織の活動 の活性化や、消防団や地域住民と連携した訓練の実施を継続していく仕組みづくりに取り組む。②火災予防対策の推進 ・まちづくり部や福祉部などの関係部局及び関係団体と連携しながら、高齢者を火災から守るため、消防かるた等を活用した防火指導や、斜面地等を中心とした火災予防対策を推進する。 ・斜面地等の高齢者世帯等に対する住宅用火災警報器の設置及び本体交換を含めた維持管理の働きかけに取り組む。 ・設置後10年近くが経過する住宅用火災警報器の交換について、広報媒体を活用して、より多くの世帯へ周知啓発を行うとともに、自治会訓練時等の機会を通じて本体交換を含めた維持管理の働きかけに取り組む。

5年後にめざす姿に対する効果取組みによる成果

 ・自力避難が困難な高齢者家庭における火災予防対策につながった。 ・火災死者を減少させる効果のある住宅用火災警報器の設置促進が図られた。

①地域に根ざした防火防災体制の構築 ・過去6年間において防火防災訓練を実施していない349自治会に対して働きかけを行い、220自治会が訓練を行った。市内全体としては、978(H30.4.1現在)自治会のうち、607自治会で訓練が実施された。 ・自治会や消防団、婦人防火クラブ等による合同訓練が662回実施された。 ・消防団員による一般家庭の防火訪問を3,473世帯に実施した。 ・放課後児童クラブへの働きかけにより少年消防クラブが3クラブ結成された。

 防火防災訓練や防火訪問を通じて住民の防火防災意識及び自助・共助の精神が向上した。

②火災予防対策の推進 ・消防職員及び消防団員による自力避難が困難な高齢者家庭等1,895世帯へ防火訪問を行った。 ・住宅用火災警報器の設置促進として、一般社団法人全国消防機器協会が行う住警器配布事業により、田上中部自治会の高齢者世帯を中心に住宅用火災警報器を100個配布した。

②火災予防対策の推進 ・依然として逃げ遅れなどにより、高齢者が犠牲となる火災が発生しており、本市においても、過去5年間の住宅火災において、犠牲者の6割が高齢者となっている。 ・住宅用火災警報器については、未設置の住宅があることや、設置から約10年が経過し交換の時期に来ている警報器の交換が進んでいない。

 ・高齢化率の上昇に伴い、今後も火災による高齢者の犠牲者の増加が懸念される。 ・出火防止の取組み及び住宅用火災警報器の設置、維持管理については、自治会回覧板等による啓発や防火訪問などの取組みを継続して実施しているものの、全ての世帯への広報が十分でない。

評価(問題点とその要因)

①地域に根ざした防火防災体制の構築 ・防火防災訓練実施の働きかけを行っても、参加者がいないなどの理由で実施が困難な自治会等がある。

 ・高齢化や人口減少により、防火防災訓練の実施が困難な地域がある。

5年後にめざす姿に対する問題点 問題点の要因

評価(成果と効果)

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決算(見込)額 9,198,131 円 9,769,337 円

取組実績、成果・課題

(取組実績)市民防火組織訓練等参加者数 婦人防火クラブ     6,435人 少年消防クラブ      435人 幼年消防クラブ     9,272人 合 計          16,142人

(成果・課題等) 各地区で自治会・消防団・婦人防火クラブ等の合同訓練が実施され、防火防災意識の向上が図られているが、訓練等を実施していない地域もあるため、引き続き、市民防火組織等を中心として、地域の実状に応じた訓練を実施し、参加を積極的に働きかけていく。

(取組実績)市民防火組織訓練等参加者数 婦人防火クラブ  5,780人 少年消防クラブ   466人 幼年消防クラブ  14,594人 合 計       20,840人

(成果・課題等) 各地区で自治会・消防団・婦人防火クラブ等の合同訓練が実施され、訓練参加者数は目標を達成しており、防火防災意識の向上が図られていることから、引き続き、市民防火組織等を中心として訓練参加を働きかけていくとともに、訓練を実施していない地域に対しては、実状に応じた訓練の実施を積極的に働きかけていく。

2

(事業名) 婦人防火クラブ等育成費

 【予防課】

(事業目的) 婦人防火クラブや少年消防クラブ等の市民防火組織の防火防災意識の向上を図り、火災予防に関する知識の普及啓発に努める。

(事業概要) ・婦人防火クラブ等の活動を促進するため、補助金を助成する。 ・防火講話及び初期消火訓練を実施する。 ・市総合防災訓練、火災予防運動行事、消防学校入校研修、出初式等への参加を促進する。

実施年度 継続

人 132,628 人

達成率 99.1 % 100.3

成果指標 防火防災訓練等参加者数

目標値 126,442

実績値 125,251 人 133,067 人

成果指標及び目標値の

説明

 防火防災訓練等への参加者の増は、市民防火組織の活性化と市民の防火防災意識の高揚につながることから、防火防災訓練等の参加者数を成果指標とした。 令和2年度までに市民が3年に1回訓練に参加することとし、人口の約3分の1である145,000人を目標とする。

成果指標及び目標値の

説明

 訪問件数が増えることで、自力避難が困難な高齢者の安全対策に繋がることから、消防職員及び消防団員が防火訪問を行った件数を成果指標とした。 令和2年度までに対象世帯数約6,000世帯をすべて訪問することを目標とする。

取組実績、成果・課題

(取組実績)防火訪問件数 消防職員    898件 消防団員   1,262件 合 計     2,160件 平成28年度からの累計 2,938件

(成果・課題等) 消防職員及び消防団員による防火訪問により、防火防災意識の向上が図られるとともに、自力避難が困難な高齢者の安全対策につながった。 今後も引き続き消防職員及び消防団員が協力して防火訪問を行い、市民の防火防災意識の向上を図っていく必要がある。

(取組実績)防火訪問件数 消防職員    683件 消防団員   1,212件 合 計     1,895件 平成28年度からの累計 4,833件

(成果・課題等) 消防職員及び消防団員による防火訪問数は目標を達成しており、防火防災意識の向上が図られていることから、今後も引き続き消防職員及び消防団員が協力して防火訪問を行い、市民の防火防災意識の向上を図っていく。

決算(見込)額 25,940,895 円 25,717,585 円

達成率 139.9 % 142.1 %

実績値 2,938 件 4,833 件

1

(事業名) 常備消防活動費 火災予防費 消防団活動費 火災予防費

 【予防課】

(事業目的) 火災の未然防止及び火災による被害を軽減する。

(事業概要) 市民の防火防災意識向上のため、消防職員及び消防団員が直接家庭を訪問し防火指導を行うとともに、防火ポスターの掲示や防火チラシの配布などの啓発活動を実施する。

実施年度 継続

成果指標 自力避難が困難な高齢者家庭への防火訪問件数【累計】

目標値 2,100 件 3,400 件

個別施策進行管理事業シート 【個別施策コード:E2-1】

№ 事業名・担当課・事業目的・概要 区分 平成29年度 平成30年度

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※「⇧」は目標値を上回ることが望ましい指標、「⇩」は目標値を下回ることが望ましい指標

令和元年度 個別施策評価シート

個 別 施 策 E2-2 消防力を充実します

施策の目的(対象と意図)

対    象 意            図

市民と消防が 連携して災害に強い体制を整えている。

大賀 勇司

平成30年度の取組概要

①消防団員の確保 ・若い世代や女性を中心にイベント会場において消防団活動のPRと団員募集を行った。 ・新成人及び市職員を対象に団員募集を行った。 ・各種事業所へ消防団協力事業所への登録を働きかけた。 ・消防団員の加入促進及び消防団の充実強化を図ることを目的に長崎市内の4商工会と「消防団活動の充実強化に向けた支援に関する細目協定」を締結した。②若い世代への消防団活動の周知 ・消防団員が高校へ出向き、全学年を対象に消防団活動に関する講話を実施した。 ・消防団員が純心大学へ出向き、学園祭において消防団活動の周知と団員募集を行った。 ・地域の防火防災の担い手となる人材育成を図るため、高校生消防防災サポーター育成講習を行った。③消防自動車等の整備④総合消防情報システム更新 ・平成19年3月から運用している総合消防情報システムについて、機器類の経年によるシステム障害を回避し安定運用を図るための再構築に向けて、平成30年度は、システム再構築に係る実施設計を行った。

R2

※1 令和2年度までに93.0%とすることを目標としていたが、平成29年度に消防団員の条例定数を市の実状に合わせて改正したことから、令和2年度の目標値を100.0%となるよう修正した。

所属長名

H30 R元

成 果 指 標

指  標  名基準値(時期)

目標値 89.0

H29

個別施策主管課名 消防局総務課

区 分 H28

99.0 100.097.0 98.0

達成率 94.2% 96.8% 94.9%

消防団員の充足率83.9%

(27年度) ⇧ 実績値 83.8 93.9 93.0

※1

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②若い世代への消防団活動の周知 ・高校生(5校、約800人)及び純心大学生に対して消防団活動の周知を行うことができた。 ・高校生消防防災サポーター育成講習に、9校から48人の高校生が受講した。

 消防団活動の周知が図られたことで、高校生及び大学生の防火防災に対する関心が高まった。

評価(成果と効果)

取組みによる成果 5年後にめざす姿に対する効果

①消防団員の確保 ・若い世代や女性を中心に、各種イベント会場や成人式において団員募集を行ったことにより、10代及び20代の54人が新規入団した。 ・商工会との細目協定締結により会員事業所へ団員募集ポスター1,500枚を配布することができた。

 消防団活動の周知と消防団員の確保につながった。

③消防自動車等の整備 将来、消防車両の更新や消防水利の整備が計画的に進めることができるか、不透明になっている。

 車両価格や工事費が年々高騰しており、今後さらなる高騰が懸念される。

②若い世代への消防団活動の周知 市内全高校へ参加の呼びかけを行ったが、消防団講話の参加は5校で、高校生サポーター育成講習は9校となっており、参加校が少ない。

 学業やクラブ活動が優先されていると考えられる。

①消防団員の確保 団員加入促進活動を行っているが、消防団員の充足率は93.0%で、新規入団者数は十分と言えない。

 人口減少や就業構造の変化により、新規入団につながっていない。

④総合消防情報システムの更新 システム再構築に係る実施設計を行った。  更新工事に係る事務が進んだことにより、119番受報及

び災害、救急対応を継続できる体制に近づいた。

③消防自動車等の整備 ・消防車両を8台更新した。 ・消火栓を3基、防火水槽を1基、新規設置した。

 消防車両や消防水利の整備により、地域の消防力の充実につながった。

評価(問題点とその要因)

5年後にめざす姿に対する問題点 問題点の要因

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今後の取組方針

①消防団員の確保 ・引き続き若い世代や女性を対象として消防団PRを継続するとともに、本年4月に結成した若手消防団員からなる消防団加入促進チームによる広報を行い、団員確保につなげる。 ・商工会と連携した消防団活動の支援として会員事業所への防火防災講話を行い活動への理解を図り、団員が活動しやすい環境づくりを進めていく。②若い世代への消防団活動の周知・消防局管内のすべての高校で消防団員による講話の実施をめざすとともに、講話を行う消防団員に新たに消防団加入促進チームのメンバーを加える。 ・大学と連携し消防団活動の周知と団員募集を引き続き行い、消防団に関心を持ってもらい、学生消防団員の確保につなげる。③消防自動車等の整備 ・車両等を適切に維持管理して長寿命化を図るとともに、小型化、低廉化を踏まえて、計画的な整備を行う。④総合消防情報システムの更新 ・再構築工事を行い、システム障害を回避し安定運用を図る。

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平成30年~令和2年度

事業進捗率(事業費ベース)

2

(事業名) 総合消防情報システム更新

 【指令課】

(事業目的) 平成19年3月から運用している総合消防情報システムを再構築することにより、機器類の経年によるシステム障害を回避し安定運用を図る。

(事業概要) 総合消防情報システムを再構築する。

 【事業期間】 平成30年~令和2年度 【総事業費】 1,161,263千円 【事業費累計】  13,415千円

実施年度

成果指標

目標値

13,414,556 円

1.1 %

総事業進捗率 1.1 %

取組実績、成果・課題

決算(見込)額

 事業の進捗を客観的に判断できる数値として、総事業費に占める事業費累計の割合を事業の進捗率とし、成果指標とした。 当該年度の予算を含めた事業進捗率を目標値とする。

(取組実績) システム再構築に係る実施設計を行った。

(成果・課題等) システム再構築に係る実施設計を行い、計画どおり進捗している。

当該年度執行率

成果指標及び目標値の

説明

達成率

273,157 円 770,466 円

1.1 %

100.0 %

成果指標及び目標値の

説明

 消防団員の増により地域の消防体制が充実することから、消防団員の充足率(定員に対する現員の割合)を成果指標とした。 基準値83.9%(平成27年度)を平成32年度までに93.0%とすることを目標としていたが、平成29年度に長崎市の実状に合うよう条例定数の改正を行ったことから令和2年度の目標値を100.0%に修正し、平成30年度は98.0%を目標値とした。

・条例定数改正前 3,314人・条例定数改正後 2,944人

取組実績、成果・課題

(取組実績) ・団員募集チラシの配布(5,000枚) ・イベント等における消防団活動のPR ・市内の6大学へ団員募集のポスター掲示

(成果・課題等) 新たに高校や大学での消防団活動のPRを実施したが、今後も消防団活動のPRを継続していく必要がある。

(取組実績) ・団員募集チラシの配布(5,000枚) ・イベント等における消防団活動のPR ・高校や大学での消防団活動のPR ・SNSを活用した団員募集及びポスターを制作し商工会へ会員事業所への配布依頼

(成果・課題等) 高校や大学での消防団活動のPRに加えて、SNSを活用した消防団募集動画配信などを実施したが、今後も若い世代に向けた消防団活動のPRを継続していく必要がある。

決算(見込)額

1

(事業名) 団員加入促進事業費  【予防課】

(事業目的) 消防団員の加入を促進することにより、地域消防・防災力の充実を図る。

(事業概要) 広く市民に消防団活動のPRを行い、消防団員の入団促進と活動しやすい環境づくりに取り組む。

実施年度 継続

成果指標

実績値 93.9 % 93.0 %

消防団員の充足率

目標値 97.0 % 98.0 %

個別施策進行管理事業シート 【個別施策コード:E2-2】

№ 事業名・担当課・事業目的・概要 区分 平成29年度 平成30年度

達成率 96.8 % 94.9 %

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