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産業 (産業交流誘発の仕組み作り)、交通 (交通弱者の移動手段確保)、生産性向上 (生産人口減少)健康 (健康寿命延伸、未病 取組み)、観光・地域活性化 (賑わいの創出) への貢献による持続可能なまちづくり 羽田第1ゾーンスマートシティ推進協議会(羽田空港跡地第1ゾーン) 羽田空港第1ゾーンでは、「新産業創造・発信拠点」の形成を目指す大規模開発地である一方、大田区内では木造 密集地における交通弱者の移動手段不足、高齢化の進展、担い手不足、観光認知度といった課題も抱えている。 当該エリアは羽田空港跡地の新規開発エリアであり、社会問題の創造的解決を創出するテストベッドとなるスマート シティを形成することで、大田区の抱える多様な課題解決に資することを目指す。 取組み内容 対象区域の課題 対象区域 交通:自動運転技術やパーソナルモビリティ提供に よる交通弱者支援 健康:データ活用した健康改善サービス展開 生産性向上:先端ロボット技術の展開 観光:データ活用した観光客動態把握 世界を見据えた「持続可能都市おおた」の実現 生産性向上 生産人口減少 担い手不足 交通 交通弱者の 移動手段不足 観光地域活性 観光資源化、 商店街衰退 健康 健康寿命延伸 未病の取組 生産性向上、 人手不足解消 交通弱者への 移動支援 商店街等地 域賑わい創出 区民健康 寿命の延伸 BIM/CIMを活用した空間情報データ連携基盤構築 多様な交流を生み出す仕組みとデータ利活用により、課題解決を創 出するスマートシティを形成し、持続可能な区内産業成長を実現 スマート ロボティクス スマート モビリティ スマート ツーリズム スマート ヘルスケア 区内企業と先端産業とのマッチング エリアマネジメント施策の効果把握 多様な交流を生み出す仕組みづくり 国土交通省 スマートシティモデル事業 重点事業化促進プロジェクト

国土交通省 スマートシティモデル事業 重点事業化 …...| Â s y Ü Á ¿ ñ ® è Ü Ë ß ñ Æ ¬ h y N ü t ! 9 u ¨ x ^ \ d Ì p Z 国土交通省 スマートシティモデル事業

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産業(産業交流誘発の仕組み作り)、交通(交通弱者の移動手段確保)、生産性向上(生産人口減少)健康(健康寿命延伸、未病取組み)、観光・地域活性化(賑わいの創出)への貢献による持続可能なまちづくり

羽田第1ゾーンスマートシティ推進協議会(羽田空港跡地第1ゾーン) 1○ 羽田空港第1ゾーンでは、「新産業創造・発信拠点」の形成を目指す大規模開発地である一方、大田区内では木造

密集地における交通弱者の移動手段不足、高齢化の進展、担い手不足、観光認知度といった課題も抱えている。○ 当該エリアは羽田空港跡地の新規開発エリアであり、社会問題の創造的解決を創出するテストベッドとなるスマート

シティを形成することで、大田区の抱える多様な課題解決に資することを目指す。

取組み内容

対象区域の課題

対象区域

交通:自動運転技術やパーソナルモビリティ提供による交通弱者支援

健康:データ活用した健康改善サービス展開生産性向上:先端ロボット技術の展開観光:データ活用した観光客動態把握

課題

取組内容

世界を見据えた「持続可能都市おおた」の実現

生産性向上生産人口減少担い手不足

交通交通弱者の移動手段不足

観光地域活性観光資源化、商店街衰退

健康健康寿命延伸未病の取組

キャッシュレス・

シェアサイクル導入による

観光客動態把握

パーソナルモビリティ提供

自動運転技術開発・

自動走行バスの導入

健康改善サービス展開

スマートパークの導入

先端ロボット技術展開

効果

生産性向上、人手不足解消

交通弱者への移動支援

商店街等地域賑わい創出

区民健康寿命の延伸

BIM/CIMを活用した空間情報データ連携基盤構築

多様な交流を生み出す仕組みとデータ利活用により、課題解決を創出するスマートシティを形成し、持続可能な区内産業成長を実現

スマートロボティクス

スマートモビリティ

スマートツーリズム

スマートヘルスケア

区内企業と先端産業とのマッチング エリアマネジメント施策の効果把握

多様な交流を生み出す仕組みづくり

国土交通省 スマートシティモデル事業 重点事業化促進プロジェクト

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羽田第1ゾーンスマートシティ推進協議会(羽田空港跡地第1ゾーン) 2運営体制 データ利活用方針

スケジュール

取組内容 2019年度 2020年度 2021年度 2022年度 2023年度以降

全体スケジュール

スマートモビリティ

スマートヘルスケア

スマートロボティクス

スマートツーリズム

検討 実証 実装・展開

空間情報データ構築データの可視化

活用データの具体検討データ活用によるサービス評価

空間情報データ基盤を構築し、各サービス事業者の提供データを収集・蓄積・分析することで、課題解決に向けたデータ利活用策の展開を目指す。

行政情報等オープンデータ

<データ提供>

位置情報

来街者属性情報]

購買情報

交通利用情報

個人生体情報

ロボット利用履歴情報

購買・属性情報の活用⇒観光客の動態把握

購買・位置・属性情報活用

⇒人流解析エリマネ評価

位置・利用履歴の活用⇒施設マネジメントの最適化

空間情報データ連携基盤(BIM / CIM)

統合データプラットフォーム(例:情報銀行)

分野間連携データ基盤

他分野連携基盤構築

共通API

共通API

駐車情報

医療技術ニーズ情報

移動履歴情報

<データ利活用>

共通

交通

健康

観光

位置情報・医療技術ニーズ情報活用

⇒産業マッチング確度向上

位置情報・交通利用情報の活用⇒交通弱者への経路提案⇒シームレスバリアフリー

位置・駐車情報の活用⇒利用施設と駐車区画間の最適ルート提案

移動履歴・属性活用⇒観光客の周遊ルート把握

共通

交通

観光

位置・健康情報の活用⇒健康状態に応じたウォーキングルートの提案

健康

生産性

生産性

従来型データ連携基盤

INPUT OUTPUT

▼まち開き ▼グランドオープン

空間情報データ連携基盤等を活用し、課題抽出と解決を促す実施体制で、地域住民や区内企業の参画機会創出を目指す。サービス評価やデータ需要等を踏まえた多様な課題解決に向けたエコシステム構築を目指す。

空間情報等分野間連携データ基盤

大田区羽田みらい開発㈱、情報管理者等

データ管理 取り纏め

サービス事業者・技術開発者

サービス利用者・

新規技術開発者

国土交通省 スマートシティモデル事業 重点事業化促進プロジェクト

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羽田第1ゾーンスマートシティ推進協議会(羽田空港跡地第1ゾーン)

○ 空間情報データ連携基盤構築するに当たり、3フェーズに分けて段階的な分野間データ連携基盤構築を目指す。

都市の空間情報化 データの可視化 データ活用化

BIM/CIMを活用し空間情報とデータを統合するデータ基盤を構築

センシング等により取得したデータを格納することでデータをバーチャル都市空間上に可視化

可視化したデータを誰でも使えるように公開することで、多様なデータの活用を促進

医療機関等

空間情報のデータ連携基盤

大田区、開発事業者等

鹿島建設

構築

センシング・データ提供

空間情報のデータ連携基盤

大田区、エリマネ組織、商業テナント等

鹿島建設、情報銀行(SMBC)

管理

データ提供

空間情報のデータ連携基盤

大田区、エリマネ組織

アプリ開発者

情報取得

EBPMの実現

データ分析

大田区他地域、国内外

商業テナント等

区民、来街者

サービス

サービス

マーケティング

サービス

情報取得

サービス展開 展開 展開

■空間情報データ連携基盤構築の全体像国土交通省 スマートシティモデル事業 重点事業化促進プロジェクト