Upload
others
View
0
Download
0
Embed Size (px)
Citation preview
2020年6月4日臨時会見
神戸市と日本マイクロソフト株式会社の連携について
新型コロナウイルス感染症対策
1
今日お伝えしたいこと
神戸市と日本マイクロソフト株式会社の
包括連携に関する協定の締結について
神戸市と日本マイクロソフト株式会社の協働による新型コロナウイルス感染症対策の実施について
2
新型コロナウイルス健康相談チャットボット
課題
コールセンターへ
寄せられる多数の相談
相談体制、電話回線に
限りがある
聴覚障がい等の方への
即時相談対応が困難チャットボット作成サービス
Power Virtual Agents
3
新型コロナウイルス健康相談チャットボット
多様な相談方法の提供
(聴覚障がい等の方への即時対応も可能に)
1 簡易な相談はチャットボットで対応
コールセンターの対応サービス向上
コールセンターでヒアリングしている内容と同等の質問に『はい』『いいえ』で簡単に答えるだけで受診の必要性、相談先が分かる
新型コロナウイルス受診先相談チャットボット
利用実績
約 件/日100
令和2年5月20日開始
4
感染に関するセルフチェックの例
5
コールセンター案内の例かかりつけ医案内の例 6
新型コロナウイルス発生状況の可視化
課題
コロナに関連する情報が
神戸市HP上で分散して公開
必要な情報にたどり着きにくい
更新作業が
手作業で非効率
データ分析サービス
Power BI
7
8
神戸市公式新型コロナウイルス
感染症対策サイト(外部サイト)新型コロナ対策
データ解析サイト
BEFORE AFTER
1つのサイトに統合
8
新型コロナウイルス発生状況の可視化
更新作業効率化・省力化
よりリアルタイムな情報提供が可能
更新作業に関するデータの取得・加工・可視化
までの自動化を実現
データ公開サイトの統合(ダッシュボード)
新型コロナウイルス感染症関連の情報を統合
アクセス数
約 件/日10,000
必要な情報にたどり着きやすく
令和2年6月1日開始
9
特別定額給付金申請状況等の確認
課題
コールセンターへ
寄せられる多数の問合せ
(ピーク時40,000件/日)
対応体制、
電話回線に限りがある
電話問合せが中心で、
聴覚障がい等の方への
対応が困難
アプリ作成サービス
Power Apps
10
11
特別定額給付金申請状況等の確認
多様な確認手段の提供
(聴覚障がい等の方への即時対応も可能に)
1 コールセンターへの問合せ減少
(1日最大40,000件→3,000件)コールセンターの対応サービス向上
申請書に記載されている「申請者番号」(10桁)から申請状況等を確認できる
特別定額給付金申請状況検索サイト作成
アクセス数
約 件/日35,000
令和2年5月29日開始
11
音声通話による申請状況等自動案内サービス
6/5開始
音声通話による申請状況等自動案内サービス
明日
さらに、スマートフォンやパソコンなどインターネットの環境を持たない方向け
問合せ自動電話応対
コミュニケーション
プラットフォーム
Twilio
☎専用ダイヤル
050-3138-627012
音声通話による申請状況等自動案内サービス
「神戸市特別定額給付金の受付状況、問い合わせ窓口へお電話いただき、ありがとうございます。 」
「お控え頂いている、10桁の申請者番号を入力し、シャープを押してください」
「申請は現在、”審査中” です。お電話ありがとうございました。 」
13
神戸市・日本マイクロソフトは新型コロナウイルス感染症対策で作成したシステムを、他の自治体でもご利用していただけるようにオープンソースとして公開します
14
先端技術の活用による行政課題解決及び
イノベーションを通じた新たな価値創造
により持続可能で質の高い生活を送るこ
とができる人間中心のスマートシティの
実現を目指し、新型コロナウイルス対策
を契機とする神戸市の一層のデジタルト
ランスフォーメーションの推進などに協
働で取り組む
狙い
神戸市と日本マイクロソフトの包括連携協定
15
テクノロジーの進展により神戸を見違えるような街へ
デジタルトランスフォー
メーションの推進によ
る働き方改革
スマートシティ実現に
向けたデータ連携基
盤の検討推進
デジタルを活用した
子どもや青少年の
学びの支援
デジタル人材の育成および人材交流に関すること
包括連携協定の目指すところ
16
• IOTやローカル5Gを利用したモニタリング
• 遠隔医療&遠隔教育
• ソーシャルネットワークデータの活用
• チャットボット
• 複合現実やデジタルツインによる可視化
住民との
連携、協力
行政働き方
の最新化
新たな
公共サービス
• 迅速な意思決定(データドリブン)
• バーチャルガバメント
• 現場対応業務の迅速化
• 部門横断の共同作業を支える仕組み
• 市民参加型の市政運営
• 自治体広報・広聴DX
• 申請手続きのオンライン化
• デジタルリテラシーの浸透
コグニティブ 多言語翻訳 ボット クラウド 人工知能 ビッグデータ コラボレーション IoT 複合現実
マイクロソフトが考える地方自治体デジタル変革
17
デジタルトランスフォーメーションの
推進による働き方改革
デジタルを活用した
子どもや青少年の学び支援
スマートシティ実現に向けた
データ連携基盤の検討推進
• マイクロソフトの知見による職員向けオンライン研修実施
• デジタルツールの利活用推進(テレワーク環境、災害時の対応、職員の安否
確認等)等
• 家庭学習の補完となるオンライン双方向通信などの充実化支援
• 子どもたちの主体的な学びを支援する様々なデジタルツールとその効果的な利
用方法の提供
• コミュニケーション教育ツールとしてのチャットボット活用可能性の検討 等
• スマートシティ実現に向けたデータ連携基盤の検討
• 海外スマートシティのデータ連携基盤の調査研究
• 市民との接点の改善などスマートシティサービスの試行プロジェクト 等
デジタル人材の育成および
人材交流に関すること
• デジタル活用人材育成のため、サービスデザイン思考ワークショップ
• 政策形成やビジネス創出にAIを安全に有効に活用するためのAIビジネススクー
ル 等
具体的な活動予定
18