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OMRマークシート採点方法 (言文200問用紙用) 2010年7月15日改定
このマニュアルではB5版のA-E 5肢選択問題200問までの九大用採点用紙を用いて、採点を行い、データを
Excelで加工する方法を説明します。
(1)マークリーダー(Sekonic SR2300)の準備
(2)プログラムの起動
(3)指定シートの入力
(4)データシート(学生の解答用紙)入力、
(5)採点処理後のデータをファイルに保存する。
(6)終了方法
(7)保存したデータの利用
(1)マークリーダー(Sekonic SR2300)の準備
1.電源コードをつなぐ。
2.USBケーブルでパソコン
と接続する。
3.用紙送りと用紙受けのト
レーを固定する。
4.パソコンを起動する。
5.マークリーダーの電源を
入れる。
(USB機器を認識できない、などのエラーへの対処。USBドライバーは添付CDもしくはSekonicのHPから)
http://www.sekonic.co.jp/soft
電源ボタン
USB
電源
マークシート採点方法 p. 2
(2)プログラムの起動 MK2winU.exeを起動。
デスクトップのショート
カットもしくはプログラ
ムファイルがMy
Documents(ドキュメン
ト)内などのMK2winUS
もしくはMK2winUSBと
いうフォルダ内にありま
す。
拡張子.exeが表示されないときは、同名のファイルがあるように見えるのでアイコンを確
認。
起動画面のあと、初期
メニュー
ファンクションキー、矢
印キー、エンターキー
で操作することもできる
し、マウスでクリック、ダ
ブルクリックで操作する
こともできる。(すべて
マウスで操作する場合
は、広いグレーの部分
をダブルクリックすると
操作パネルが表示され
る。
マークシート採点方法 p. 3
(3)指定シートの入力
指定シート5枚を送り側トレーに上向きにセ
ットする。
1.「先頭シート」は一番上。その後は順不
同
2.採点シート
「ウインドウ番号範囲指定」で採点の対象
となる枠を指定。1枠は学生番号なので2
枠から4枠(75問)など。最大9枠まで。多
めに指定しても実害はない。
マークシート採点方法 p. 4
3.出力シート
得点(合計点)、各問の正誤、各問のマーク文
字を記録しファイルに出力する設定。
4.ウインドウ枠シート
解答用紙の左下3本のうち一番下の線をマー
ク
読み取りの対象となる枠の四隅のマークを塗
り指定する。左端の学生番号枠は1ケタ目左
下にマーク用の印はないが、2桁目(Z)の隣を
マークする。解答欄は必要分。多めに指定して
も大きな問題はない。図では70問まで。
5.正解シート
自分の試験問題の正答をマークしたもの。
左下3本線のうち、真ん中の線をマークする。
同じ種類のシート。左下枠外の3本線のマーク
パタンによって区別している。
ウインドウ枠シート(下の線をマーク)
正解シート(真ん中の線をマーク)
学生の解答用紙(マークなし)
マークシート採点方法 p. 5
f・1メニューから「指定シート入力」を
選び、Enter.で読み込み開始。
指定シートの読み込み時にエラーが出る場合は、f・6からリーダ設定を確認
リーダーの設定確認(f・6)
ピッチ0.25マークシート(15~32行)
を選択。更新、OK。
f・1を2回押して指定シート入力に戻
る。指定シートの読み込みが終わる
と処理件数が5と表示される。
マークシート採点方法 p. 6
指定シートの入力終了
5枚の処理を確認
f1から指定エンド
解答用紙のイメージが表示される。70
問の枠を作り、56問まで正解をマーク
している場合、図のようになる。
枠以外にマークがあるとエラー。
マークシート採点方法 p. 7
(4)データシート(学生の解答用紙)入力
読み込みトレーに学生の解答用紙をセ
ット。順不同でよい。
Enterキーで読み込み開始
16枚を読み込み終了した状態。
エラーが出た場合は原因となったシー
トをもう一度読み込む。
よくあるエラー
マーク漏れ
1列に複数マーク
ボールペンなど
枠以外の鉛筆書きなど
2枚重ねて読み込み
マークシート採点方法 p. 8
f・1からデータエンド
(5)採点処理後のデータをファイルに保存する。
処理画面:集計・出力画面になるので、
USBメモリーなどを差し込み、Enterキー
を押す。
初期設定では、プログラムと同じフォル
ダに 1111.OTX というファイルが作ら
れる。
ここでは、自分のUSBメモリに、
test-sample15.csvという名前で保存す
る。
初期設定のまま保存するとすでに同じフ
ァイル名が存在する可能性がある。
マークシート採点方法 p. 9
ファイル名を変更
USBメモリがドライブFの場合
保存したファイルをメモ帳で開くと図のようになっている。各行が学生1名のデータ。
カンマで区切られた各列は
1列目 学生番号
2列目 合計点数
3列目から58列目 問1から問56までの正誤(1が正解、0が誤)。空白はマークなし。
59列目から72列目 *が表示されているのは解答用紙の設定が白紙
73列目以降 問1から問56までのマーク文字。空白はマークなし。
マークシート採点方法 p. 10
(6)終了方法
ファイルへ保存が終わると図の画面
f・1を押して初期画面へ
システム終了を選択
(7)保存したデータの利用
保存したデータファイルは必要に応じExcelで開き、編集する。タイトル行や問題番号を追加。
保存はExcelの形式で保存する。
マークシート採点方法 p. 11
1111.OTXというファイル名で保存した場合
ファイルはダブルクリックで開かずに、Excelのファイルメニューから開く。
テキストファイルのウイザードが起動
するので、カンマ区切りのファイルとし
て開く。
区切り文字はカンマのみをチェック。