Open Source ERP Users Group 第 12 回勉強会

Open Source ERP Users Group第 12 回勉強会

2014 年 4 月 12 日@KDDI ウェブコミュニケーショ

ンズ

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目次

1. はじめに [5min]2. お知らせ [5min]3. 特別編 [30min]4. オープンプロジェクト [30min]5. 今後の活動 [10min]6. モクモク会 [30min]


目次

1. はじめに2. お知らせ3. 特別編4. オープンプロジェクト5. 今後の活動6. モクモク会


はじめに( 勉強会の目的 )目的

ADempiere に関する知識を共有し、全般的な理解を深める。

想定参加者ADempiere の利用に興味を持っている人( 当面はユーザ視点に立ち、 ADempiere の標準機能を説明の中心とする。 )

参加者の前提知識特になし

勉強会の構成・業務編・システム編・特別編

参考資料●Bayu Chauya Pamungkas, “ADempiere 3.4 ERP Solutions “, PACKT● 湯浅和雄 , 「この 1 冊ですべてわかる物流とロジスティクスの基本」 , 日本実業出版社


はじめに( 勉強会の目的 )

領域

理解度実利用に求められる知識に対して、体系的な整理が行われていない

領域

理解度連続勉強会により、体系的な情報整理⇒ 勉強会の知識を基礎として、より高次の知見へ展開

本勉強会では、 ADempiere の導入支援として、基礎となる体系的な情報整理とその共有を目指します。コミュニティ参加者には本勉強会の知識をベースとして、より高次の理解に取り組んで頂き、知り得た内容を、コミュニティに共有頂く、といった”お互いに教えあう場”となればと考えています。

以前の課題

勉強会の目標


はじめに( 勉強会の注意点 )

勉強会参加者の興味対象は、人によって異なるため、必ずしも参加者全員の知的欲求を満たせるとは限りません。当活動はボランティアベースであるため、 B さん、 C さんの興味対象であるが A さんの興味対象外の事柄については、 A さんに期待するのではなく、各自で取り組んでみましょう。

A さんの興味

B さんの興味

C さんの興味


はじめに(ADempiere の紹介 )

ADempiere の概要中小企業向け ERP として開発された Compiere から 2006 年に分岐して、開発されているソフトウェアおよび、その開発コミュニティ。Eric Raymond の著作、『伽藍とバザール』のバザール方式により開発がすすめられているプロジェクト。

ADempiere のシステム機能– Enterprise Resource Planning (ERP)– Supply Chain Management (SCM)– Customer Relationship Management (CRM)– Financial Performance Analysis– Integrated Point of sale (POS) solution– Integrated Web Store





受注

出荷

売上

債権管理

入金

生産

在庫

財務会計

人事給与

発注

入荷

仕入

債務管理

支払

顧客取引先販売管理

生産・在庫管理

購買管理

債務管理債権管理人事管理

財務会計

商品商品商品商品

注文注文受注情報発注指示

請求書請求書

代金代金


目次



お知らせ( イベント情報 )

2014/04/23 NRI 社 OpenStandia 主催「オープンソース業務活用方法ご紹介セミナー」

2014/05/28 NRI 社 OpenStandia 主催「オープンソース業務活用方法ご紹介セミナー」


お知らせ(リリース情報 )• ADempiere3.6.1 FA モジュールの iDempiere へのマージ

– http://sourceforge.jp/projects/idempiere/

• iDempiere1.0c Translation Package のリリース– http://

www.adempiere.com/index.php?title=Release_380LTS_Community_Test

• 翻訳確認https://sourceforge.jp/ticket/browse.php?group_id=8499&tid=33611https://sourceforge.jp/ticket/browse.php?group_id=8499&tid=33620

http://sourceforge.jp/projects/idempiere/

http://sourceforge.jp/projects/idempiere/

http://www.adempiere.com/index.php?title=Release_380LTS_Community_Test



https://sourceforge.jp/ticket/browse.php?group_id=8499&tid=33611




お知らせ(ADempiere/iDempiere Wiki更新 )• iDempiere Wiki更新

– インストール CentOS• http://wiki.idempiere.org/ja/%

E3%82%A4%E3%83%B3%E3%82%B9%E3%83%88%E3%83%BC%E3%83%AB_CentOS

– 翻訳定義のインストール• http://wiki.idempiere.org/ja/%

E7%BF%BB%E8%A8%B3%E5%AE%9A%E7%BE%A9%E3%83%95%E3%82%A1%E3%82%A4%E3%83%AB%E3%81%AE%E3%82%A4%E3%83%B3%E3%82%B9%E3%83%88%E3%83%BC%E3%83%AB

– 翻訳定義のバージョンアップ対応• http://wiki.idempiere.org/ja/%

E7%BF%BB%E8%A8%B3%E5%AE%9A%E7%BE%A9%E3%83%95%E3%82%A1%E3%82%A4%E3%83%AB%E3%81%AE%E3%83%90%E3%83%BC%E3%82%B8%E3%83%A7%E3%83%B3%E3%82%A2%E3%83%83%E3%83%97%E5%AF%BE%E5%BF%9C

• ADempiere Wiki にも– Getting Starged

• http://www.adempiere.com/JP/Table_of_Contents#Getting_Started

– 他、 iDempiere追加ページを同様に反映

http://wiki.idempiere.org/ja/%E3%82%A4%E3%83%B3%E3%82%B9%E3%83%88%E3%83%BC%E3%83%AB_CentOS

http://wiki.idempiere.org/ja/%E3%82%A4%E3%83%B3%E3%82%B9%E3%83%88%E3%83%BC%E3%83%AB_CentOS

http://wiki.idempiere.org/ja/%E7%BF%BB%E8%A8%B3%E5%AE%9A%E7%BE%A9%E3%83%95%E3%82%A1%E3%82%A4%E3%83%AB%E3%81%AE%E3%82%A4%E3%83%B3%E3%82%B9%E3%83%88%E3%83%BC%E3%83%AB



http://wiki.idempiere.org/ja/%E7%BF%BB%E8%A8%B3%E5%AE%9A%E7%BE%A9%E3%83%95%E3%82%A1%E3%82%A4%E3%83%AB%E3%81%AE%E3%83%90%E3%83%BC%E3%82%B8%E3%83%A7%E3%83%B3%E3%82%A2%E3%83%83%E3%83%97%E5%AF%BE%E5%BF%9C




http://www.adempiere.com/JP/Table_of_Contents#Getting_Started

http://www.adempiere.com/JP/Table_of_Contents#Getting_Started


お知らせ( その他 )• SQL Injection (Compiere/ADempiere/iDempiere)

– https://groups.google.com/forum/#!topic/idempiere/-zlMC6Kxn20

(Vulnerability Management for iDempiere)– http://wiki.idempiere.org/en/Vulnerability_Management

• iDempiere Sponsorship– http://wiki.idempiere.org/en/Sponsorship

• Bitnami コンテスト結果発表 (iDempiere: No.8, ERPNext: No3)– https://www.erpnext.com/compare-erpnext

• Open SSL バグ– http://techcrunch.com/2014/04/07/massive-security-bug-in-openssl-could-effect-a-hug

e-chunk-of-the-internet/?fb_action_ids=10202982341830860&fb_action_types=og.likes

https://groups.google.com/forum/#!topic/idempiere/-zlMC6Kxn20

https://groups.google.com/forum/#!topic/idempiere/-zlMC6Kxn20

http://wiki.idempiere.org/en/Vulnerability_Management



http://wiki.idempiere.org/en/Sponsorship

http://wiki.idempiere.org/en/Sponsorship

https://www.erpnext.com/compare-erpnext

https://www.erpnext.com/compare-erpnext

http://techcrunch.com/2014/04/07/massive-security-bug-in-openssl-could-effect-a-huge-chunk-of-the-internet/?fb_action_ids=10202982341830860&fb_action_types=og.likes




目次

1. はじめに2. お知らせ3. 特別編

1. バージョンアップ時の翻訳定義ファイルのメンテナンス

2. Lightening Talk

4. オープンプロジェクト5. 今後の活動


バージョンアップ時の翻訳定義ファイルのメンテナンス

• 翻訳定義のバージョンアップ対応手順を Wiki に掲載– http://wiki.idempiere.org/ja/%E7%BF%BB%E8%A8%B3%E5%AE%9A%

E7%BE%A9%E3%83%95%E3%82%A1%E3%82%A4%E3%83%AB%E3%81%AE%E3%83%90%E3%83%BC%E3%82%B8%E3%83%A7%E3%83%B3%E3%82%A2%E3%83%83%E3%83%97%E5%AF%BE%E5%BF%9C

• ADempiere/iDempiere 本体のバージョンアップにより、項目定義の増減が発生するため、本体バージョンごとにリビジョン管理したい。⇒ バージョンアップが発生すると、並行メンテとなり、冗長作業となるため、 iDempiere については、 2014 年夏頃を目途に、 1.0cベースで更新を進め、一次凍結とし、その後、 2.0 のメンテに着手。1.0c の一次凍結後に修正が必要な場合は、 2.0 と並行メンテする。






Lightning Talk


目次



オープンプロジェクト(セットアップの流れ )

1. 勘定科目データの準備2. 初期クライアントセットアップ3. 組織のセットアップ4. 会計スキーマのセットアップ5. 会計カレンダのセットアップ6. 取引先のセットアップ7. 銀行のセットアップ8. 現金出納帳のセットアップ9. 手数料のセットアップ10. 通貨のセットアップ11. プライスリストのセットアップ12. 製品のセットアップ

セットアップの流れを以下に示します。( 第 7 回までで組織マスターのセットアップまで実施済 )


オープンプロジェクト( 基本コンセプト / 生産販売形態 )

生産の販売形態を以下に示します。

生産販売形態受注生産販売形態市場生産販売形態

製品の特長製品の仕様が注文ごとに異なる

製品の仕様が標準化されている

製品原価 (Product costing) の算出方法

個別原価計算(Job costing)

総合原価計算(Process costing)


オープンプロジェクト( 基本コンセプト / 在庫管理 )市場生産販売形態においては、受注・出荷の状況に応じて、適切なタイミングで適切な量の仕入れを行うことが重要です。

物流拠点顧客

仕入販売

仕入先

出荷に応じて在庫が減る

在庫補充 ( 発注 ) を行う

ADempiere/iDempiere には、在庫補充レポート (Requisition Report) により、在庫量に応じた購買依頼をかけることができます。


オープンプロジェクト( 基本コンセプト /価格管理 )

プライスリストのデータモデルは以下となっています。

M_DiscountSchema(Price List Schema)

M_DiscountSchemaLine(Schema Line)

ADempiere ERDhttp://www.adempiere.com/technical/340/schemaspy/

M_PriceList(Price List)

M_PriceList_Version(Version)

M_ProductPrice(Product Price)


オープンプロジェクト( 基本コンセプト /価格管理 )

購買依頼 (Requisition) における主要なデータエンティティ ( ここで示しているものはテーブル単位ではなく、論理的なレベルでのエンティティを示しています ) を以下に示します。

Requisition Price List Price List Version

ProductRequisition Line

Purchase Order購買依頼 (Requisition) には、対象とする製品を指定しますが、プライスリストにて、基準価格が設定されている必要があります。


オープンプロジェクト( 基本コンセプト /製品 )

製品価格の自動設定に用いられる、 Price List Schema のパラメータ項目を以下に示す。

データ項目内容設定例Sequence 10

Currency Type Weekly

Product Category 価格計算対象とする製品カテゴリー

Raw Material

List price Base 製品の List priceの設定方法

List Price Purchase タブのList Price の値を指定

Standard price Base 製品の Standard price の設定方法

List Price Purchaes タブのList Price の値を指定

Standard price Discount % 製品の Standard price の設定方法( 割引率 )

20 Standard price は20%discount


オープンプロジェクト( 基本コンセプト /製品 )

製品価格の自動設定に用いられる、 Price List Schema のパラメータ項目を以下に示す。

データ項目内容設定例Limit price Base Limit price の設定

方法

Fixed Price Fixed Limit Price の値を指定

Fixed Limit Price Fixed Limit Price の値

0.00 Limit price に 0.00を指定


目次



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本書の記載内容に関するお問い合わせ先Open Source ERP Users Group

http://www.oss-erp.jp/

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