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PIPS Toolkit enUS V16B - The Predictive Index...妀夤:The Predictive Index が作成したマーケティングその墶のすべての資綎 (まとめて「資 綎」と称します)

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通知 :The Predictive Index が作成したマーケティングその他のすべての資料 ( まとめて「資料」と称します ) は、Predictive Index LLC の著作権によって保護されています。利用者は、The Predictive Index が資料のすべての権利、権原、利益の独占的所有者であり、資料に含まれるすべて著作権の独占的所有者であることを認めるものとします。資料は部外秘として提供されます。利用者は、The Predictive Index の書面による事前承認なしに、資料の全部または一部をいかなる方法でも配布できません。利用者は、The Predictive Index のビデオ、画像、オーディオ クリップなどのクリエイティブ コンテンツ、またはその一部を、自分のマーケティング材料に埋め込んだり、コピーすることはできません。利用者は資料に変更を加えたり、資料に基づく派生作品を作成することはできません。この通知または The Predictive Index のブランディング ガイドライン ( あるいはその両方 ) の違反は、利用者のライセンス契約違反に相当します。The Predictive Index は資料に関連するすべての権利を留保します。

目次役に立つ留意事項 2

基礎的な要因 3

モチベーションとなる需要のサマリー 4

行動のサマリー 5

個人による表現の量の連続性 6

主要な要因の組み合わせ 8

主要な要因の組み合わせのサマリー 9

一般的な仕事場での行動 16

A:Dの関係:リスクを負うことと意思決定 17

参照パターン 18

分析的パターン – A > B で C が低い 19

社会的動機パターン – B が高い 20

安定性パターン – A と B が低く C と D が高い 21

粘り強いパターン – A > B で C が高い 22

自己概念の変更ガイドライン 23

士気 24

要因 M 25

要因 E 26

よくある質問 27

Predictive Index へのお問い合わせ 29

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役に立つ留意事項PI プラクティショナーは Predictive Index の復唱を行う際、以下の推奨事項を念頭に置く必要があります。

• 事前に復唱セッションの準備をする。• 抽象的パターンではなく人物について説明する。• フィードバックにおいては中立的で公平な態度を維持する。• フィードバックを行う際、PI パターンを指摘することは避ける。• 自己パターンを読むときは、それがサーベイ参加者の「自然な性質」

を表していることを念頭に置く。• あらゆるパターンには具体的かつポジティブな行動があるので、まず

それらを説明し、確信的に話すこと。• 基礎的な要因および主要な要因の組み合わせについて検討し、それら

がどのように需要、行動、モチベーションに影響を与えるかを判断する。• 参照パターンを認識し、フィードバックを単純化する。• 自己概念に注目し、自己概念についてのフィードバックを行う際は「…

のようになる必要性を感じていますね」、「… のようになろうとしていますね」といった表現を使う。

• 「総合」パターン、すなわちある人物が職場環境において通常どのように行動するかを観察する。「総合」= 自己 + 自己概念である。

• 要因 E および意思決定についてのフィードバックを行う場合、低い E

は主観性 ( 直感と感情に従って決定を行っている )、高い E は客観性 ( 論理と事実に基づいて決定を行っている ) を示唆することを念頭に置く。

• 常にすべてのデータ ( 職務経験と実績、学歴、職務要件など ) を PI 結果と合わせて考慮する。

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3

基礎的な要因• PI の 4 つの基礎的な要因は、要因 A ( 支配力 )、要因 B ( 外向性 )、要因 C ( 忍

耐力 )、要因 D ( 形式へのこだわり ) です。• 4 つの基礎的な要因はいずれも、特定の方法で行動する動機となるも

のあり、それぞれが他の要因とは異なっています。すべての人は総合的な行動パターンの中にこれら 4 つの要因をすべて備えています。

+1 +2 +3-1-2-3

高い低い

A

B

C

D

支配力

外向性

忍耐力

形式へのこだわり

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44

モチベーションとなる需要のサマリー要因の数値が低い 要因の数値が高い

要因 A

支配力

• 勇気づけ• 保証• 調和• 理解• チームの認識• 個人間の競争のなさ• 協働できる機会

• 独立性• 独自のアクティビティの管理• 課題があること• 大局的な理解• 問題解決における自主性• 個人の認識• 競争の機会

要因 B

外向性• 反省の機会• 内省の余地• 社内での駆け引きのなさ• 私的な認知• プライバシー• 人を信頼するまでにかける時

間• 事実に働きかける機会

• 話し合いの機会• 社会的な容認• 影響を与える機会• 公的な認知• 他人とのつながり• 成果の目に見える兆し• 他の人々に働きかける機会

要因 C

忍耐力• 多様性• 平均よりも早いペースで作業

する能力• 機動性• 反復作業のなさ• 複数の優先事項を扱う機会• ルーチン業務のなさ• 変更

• 長期的な提携• 安定したペースで作業をする

能力• 慣れた環境• 安定した職場環境• 優先事項の変化がないこと• 支援的な作業チーム• 義理堅さの認知

要因 D

形式へのこだわり

• 堅苦しい体制のなさ• 表現の自由• 人に細かい仕事を任せる機会• 規則や管理のなさ• 柔軟性• 形式にこだわらないこと• 自発的であれる機会

• ルールや規則の理解• 仕事の具体的な知識• エラーのリスクがないこと• 専門知識を得るための時間• 知識の深さに対する認知• 期待事項の明確さ• 確実性

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5

行動のサマリー要因の数値が低い 要因の数値が高い

要因 A

支配力• 協力的• 会社の方針に対して受容的• 親切• 感じがよい• 調和を望む• 団結的• 好意的

• 独立的• はっきりとものを言う• 自信がある• 向こう見ず• 負けず嫌い• 争いを恐れない• 自主的

要因 B

外向性• 内向的• 仕事重視• 現実的• 分析的• 想像力に富む• 内省的• 塞ぎがち

• 気さく• 人間重視• 説得力がある• 刺激を与える• 情熱的• 共感的• 社交的

要因 C

忍耐力• 真剣• 落ち着きがない• 神経質• 精力的• 短気• せわしない• ペースが速い

• 人当たりがいい• 忍耐強い• 安定している• 穏やか• 熟考的• 慣れた物事を好む• 堅実

要因 D

形式へのこだわり

• 形式ばらない• 不確実性に寛容• 柔軟• 自発的• 規則に従わない• 無頓着• 順応性がある

• 真剣• 勤勉• 控え目• 完璧主義• 正確• 能率がいい• 用心深い

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66

個人による表現の量の連続性PI 要因の測定結果が中間点から ( 高くまたは低く ) 遠ざかるにつれ、関連する行動はより強くなるか、より力強く表現されるようになります。下記の連続グリッドでは、右端および左端の位置で意図的に強い言葉を使用し、要因が中間点から離れるにつれて各動機の表現や強調が大きくなることを示しています。

中間点低い

3 シグマ低極めて低い

2 シグマ低非常に低い

1 シグマ低やや低い

要因 A

支配力人当たりがいい

慇懃素直

黙従的従順親切

好意的

謙虚受容的団結的

感じがよい控え目意欲的

利己的でない平和的

気をつかう気が利く

支援的協力的

要因 B

外向性控え目

内気よそよそしい

単独行動型寡黙

孤立的閉鎖的

想像力に富む控え目

気取らない黙考型

洞察力に富む塞ぎがち

大人しい誠実

内向的静観的

率直内省的

要因 C

忍耐力短気

熱狂的移り気神経質衝動的

切迫感があるせわしない

神経質慌ただしい

真剣ペースが速い

無愛想敏捷

緊張感がある素早い

性急敏速

用意周到落ち着きがない

要因 D

形式へのこだわり

規則に従わない自発的

体系的でない即興的に行動する

直感的衝動的

臨機応変

親しみやすい心配しない

威圧感を与えない無関心

気楽細かいことにこだわ

らない

無頓着遠慮がない

のん気軽薄柔軟

影響されやすい

中間点

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7

中間点高い

1 シグマ高やや高い

2 シグマ高非常に高い

3 シグマ高極めて高い

独立的負けず嫌い

自発的機知に富む

独創的意思が固い

毅然とした自主的

向こう見ず革新的

人に指図する挑戦的

はっきりとものを言う強制的攻撃的

管理したがる人に頼らない

対立的頑固

要因 A支配力

社交的説得力がある

話し好きオープン

人を勇気づける熱心

刺激を与える情熱的

落ち着いた社交家圧倒的

雄弁快活

気さく表現力豊か

社交好き人を引きつける

遠慮なくものを言う影響力をもつ説得力がある

要因 B外向性

くつろいだ安定している

穏やか沈着

落ち着きがある冷静

熟考的計画的

急がない平和的

落ち着いている物事に動じない

堅実極めて堅実

穏やか習慣的行動をとる

おおらか気分にむらがない

円熟した

要因 C忍耐力

保守的完璧主義

敬意を表する義理堅い

勤勉真剣

正確注意深い用心深い

人に厳しいきちんとしている

厳格

同調的従順

融通がきかない体系的厳しい

用心深い正確

要因 D形式へのこだ

わり

中間点

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主要な要因の組み合わせ• 2 つの基礎的な要因同士の関係は、「主要な要因の組み合わせ (FEC)」

と呼ばれています。• 組み合わせられた 2 つの要因の広がりの幅が広いほど、個人の行動に

おいてその関係が強く表現されます。• パターンの中間点を横切る組み合わせが通常最も顕著であり、2 つの

要因の関係が強く表現されることになります。

姿勢

A > B | 仕事重視• 批判的、創造的考え方の持ち主• 技術的オリエンテーション• 詮索好きの性質• 問題解決• 仕事重視• 権限はあまり委譲しない

B > A | 人間重視• 共感的• 説得力がある• 社交的• サービス重視• 権限を委譲する• チーム作業を好む• 利己的でない

アクション

A > C | 率先的• イニシアティブをとる• 負けず嫌い• 物事を成し遂げる意欲がある• プレッシャーに対する前向きな反応• ペースが速い• 業績重視• ルーチン業務に苛立つ

C > A | 反応的• 反復的な仕事において首尾一貫して

いる• 他の人々と協力的• 寛容• 忍耐強い• 頼りになる• 堅実• おおらか

リスク

A > D | リスクを恐れない• 独立的• 個人主義的• 自信がある• きっぱりしている• 決心が固い• 向こう見ず• 権威に対抗する

D > A | リスクに慎重• 協力的• 支援的• やる気があり人を手助けする• 規則と体系の必要性• 的確で注意深い• 批判を気にする• 保守的

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主要な要因の組み合わせのサマリー以下の各表は、中間点を横切る主要な要因の組み合わせ (1 つは高、1 つは低 )

の説明のサマリーを示しています。両方とも中間点よりも高いまたは低い主要な要因の組み合わせについては、以降のページを参照してください。

つながり

B > C | すぐにつながる• 流暢• 話すのが速い• 溌剌とした• 情熱的• 楽観的な表現スタイル• 説得力がある• 他の人々にモチベーションを与

える• 刺激を与える• 前向きにコミュニケーションを

取る

C > B | つながるのに時間がかかる• 控え目• 大人しい• 人々に対して真面目で打ち解け

ない• 慣れた物事を好む• 内向的• 時間をかけて考える• 表現する前に考えをまとめる

交流

B > D | 形式ばらない• 外向的• 気さく• 遠慮なく親しみを表現する• 落ち着いている• 社交的な状況で形式ばらない• 情熱的で説得力がある• 愛想良く会話をする

D > B | 秩序を重んじる• 真剣• 自制心がある• 誠実• 控え目、秩序を重んじる、大人

しい• 事実を重視して会話をする• 批判を気にする• 初対面の人に対して慎重

規則

C > D | 規則に対して無頓着• 粘り強い• 無頓着• 安定している• 規則や詳細に対する関心が薄い• あいまいさを好む• おおらか• くつろいだ

D > C | 規則に対して慎重• 良心的• 完璧主義• 正確• 規則と正確さにこだわる• 綿密なフォローアップ• 時間や正確さについて厳格• 明瞭性を好む

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1010

以下の参照表は、両方の要因がともに中間点よりも高いまたは低いと思われる場合に使用してください。

A が高い /B が低い

A

BC

D

いずれも低い分析的で、A が低い場合は向こう見ずな傾向が弱まります。物事には慎重に、現実的な方法で取り組みます。詳細な情報に基づいて独創的に問題解決を行います。管理スタイルは独裁的で、言葉が少なく規律を好みます。権限の委譲はほとんど行いません。

A

B

C

D

いずれも高いこれも分析的ですが、あまり内省的ではありません。他の人々からより多くの情報を受けて分析と問題解決を行います。A が高い場合は、やはり向こう見ずで、非常に好奇心旺盛となります。抽象的な事象よりも現実的な物事に関心が向かいます。一部の権限を委譲することがあります。

B が高い /A が低い

A

B

C

D

いずれも低いやや社交的な姿勢を持ちますが、B が高い場合ほど交際好きでも共感的でもありません。親しみやすく、物静かで謙虚です。チームとは協和的に関わることを目指します。

A

B

C

D

いずれも高いやや社交的な姿勢を持ち、情熱的で説得力があります。よりはっきりとものを言うタイプで要求が多く、大きな利己心と目標志向をもって行動します。権限は委譲しますが、結果を求めます。はっきりとものを言い、チームのメンバーよりもリーダーになることが多いタイプです。

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11

以下の参照表は、両方の要因がともに中間点よりも高いまたは低いと思われる場合に使用してください。

A が高い /C が低い

A

B

C

D

いずれも低いアクションがチームの活動に役立つとわかっている場合は、イニシアティブと率先的なアクションをとります。切迫感があり、物事を素早く支援的に行おうという意欲があります。同時に複数の仕事をこなし日常のルーチン業務を避けることで、会社やチームのアジェンダに貢献します。

A

B

C

D

いずれも高いはっきりとものを言い率先的で、堅実にかつ整然と行動します。独自の目標やアジェンダを独自のペースで追求します。要求が多く、公然と挑戦的な態度を示し、粘り強くむらのないアプローチをとります。

C が高い /A が低い

A

B

C

D

いずれも低いてきぱきと素早く行動し、合意されたアジェンダに貢献します。通常いつでも人に手を貸したり、仕事や人のニーズに応えたりすることができます。

A

B

C

D

いずれも高い落ち着きがあり、物事に動じず、整然と独自の目標を追求します。粘り強く自信を持っています。堅実かつ冷静に、独自のアジェンダを一歩ずつ推進していきます。

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1212

以下の参照表は、両方の要因がともに中間点よりも高いまたは低いと思われる場合に使用してください。

A が高い /D が低い

A

B

C

D

いずれも低い細かい仕事は自由に人に任せ、規則に対しては「自由行動」的なアプローチをとり、独立性、個人主義、自信などにはあまり重きを置きません。

A

B

C

D

いずれも高い独立性、個人主義、自信などの重視を保ちます。結果や成果のみでなく、プロセスの具体的な詳細についても管理しようとします。物事をどのように成すかについての要求が多く、リスクについてあまり寛容ではありません。アクションを起こすには多くの情報を必要とします。

D が高い /A が低い

A

B

C

D

いずれも低い協調性と支援的な姿勢を重視します。やる気があり、人を手助けしようとします。物事を規則に従って行おうという意識はあまり高くなく、詳細にはあまりこだわりません。

A

B

C

D

いずれも高い規則に従い、正しく物事を成そうという意識が高いタイプです。定義された責任領域の中での独立性と自主性を気にします。規則、正確さ、完璧さについては控え目な解釈に基づいて結果を要求します。

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以下の参照表は、両方の要因がともに中間点よりも高いまたは低いと思われる場合に使用してください。

B が高い /C が低い

A

B

C

D

いずれも低い切迫感があり、ほぼ人間ではなく仕事に焦点を当てて物事を行おうという意欲があります。ルーチン業務に苛立ちます。思考を頭の中で整理し、準備ができると素早くアクションを起こします。初対面の人に対してはやや控え目です。親しさが増すに連れて打ち解けていきます。

A

B

C

D

いずれも高い暖かくオープンで非常に話し好きです。着実な落ち着いたやり方で、会話すること、熱心に耳を傾けること、そして感情を共有する意志を通して積極的に人間関係を構築します。一般的に陽気なタイプです。物事や仕事よりも社会問題を重視します。

C が高い /B が低い

A

B

C

D

いずれも低い社会問題よりも仕事を重視し、物事を素早く行おうという意欲があります。控え目で真面目で、特に初対面の人に対してはその傾向があります。物静かで思慮深く、口を開く前に熟考するタイプで、通常は個人的な話題ではなく仕事の話を好みます。

A

B

C

D

いずれも高い忍耐強く、落ち着きがあり、他の人々に対してはおおらかです。ゆっくりと人間関係を築いていきます。よく話を聞き、オープンで、人の話によく反応します。人付き合いがよく、特に親しい同僚、家族、友人などに対しては話し好きです。

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1414

以下の参照表は、両方の要因がともに中間点よりも高いまたは低いと思われる場合に使用してください。

B が高い /D が低い

A

B

C

D

いずれも低い形式ばらず、独立的なタイプです。想像力に富み、自分の選んだ技術的事項に集中します。概念やその他、実体のないものについて語ります。比較的気楽に人に仕事を任せます。

A

B

C

D

いずれも高い暖かく溌剌として社交性があり、非常に話し好きです。容易に人間関係を築く一方で、通常は自分が適切と考える社交の和の境界内にとどまります。細かい仕事は一部人に任せることがあり、強力かつ親しみやすいフォローアップを行います。

D が高い /B が低い

A

B

C

D

いずれも低い控え目で内気です。考えを伝えるために多くの言葉は費やしません。通常、自分が興味を持っているアイデアや概念について語ります。社会的ルールによって煩わされることはありません。

A

B

C

DA

いずれも高い秩序を重んじ、社交的できちんとしています。許容される社会的境界については自分自身の考えの中に留まりつつ、協調して人間関係を発展させていきます。細かい仕事を人に任せるよりは、協力して仕事することを好みます。コミュニケーションにおいては細かいことまで語る話し好きです。

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15

以下の参照表は、両方の要因がともに中間点よりも高いまたは低いと思われる場合に使用してください。

C が高い /D が低いA

B

C

D

いずれも低いまったく形式ばらず遠慮のない自由行動型で、規則や詳細にとらわれることなく、非常に気楽に人に仕事を任せ、フォローアップはほとんど行いません。詳細ではなく全体的なアイデアすなわち「大局」に焦点を当てます。気楽でリスクを恐れず、事前の計画には興味がなく、物事を起こるままに受け入れて享受します。あいまいさを好みます。粘り強く、一度言い出したら頑として考えを変えません。

A

B

C

D

いずれも高い忍耐強く安定しておおらかなタイプです。詳細を把握する能力が平均よりもやや優れています。規則にもやや気を遣いますが、変化にも適応できます。あえて波風を立てるタイプではありません。人々にもルーチン業務にも寛容です。

D が高い /C が低い

A

B

C

D

いずれも低い (「カットバック」D)

C が低いタイプの動機の一部は、D が高いタイプの特性に向かいます。そのため細かい仕事を扱うことは好まず、可能であれば人に任せるものの、仕事に必要であれば一部の細かい仕事にも対処し、人に任せた作業のフォローアップを行います。非常に独立的ではありますが ( この場合は D が低く A が高いタイプ )、会社の基準、価値観、規則などにも、ほとんどの組織において十分なレベルまで適応します。

A

B

C

D

いずれも高い的確で完璧主義、几帳面で安定しており、慎重で良心的です。仕事の質と、規則や基準に照らした正確さにこだわります。実証された手法や承認済みの原則に依存し、権威を尊重します。保守的で慎重、かつ良識的です。なかなか人に細かい仕事を任せたがりません。コミュニケーションにおいては細かいことまで語る話し好きです。

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1616

一般的な仕事場での行動FEC と基礎的な要因の複雑な関わり合いを解釈することで、一連の一般的な仕事場での行動に関する洞察を得ることができます。プラクティショナーはこうした行動を解釈する際、常に完全な PI 行動パターンを考慮する必要がありますが、まずそれぞれの行動について鍵となる FEC および基礎的要因を見ていくと役に立ちます。

チームへの参加• 鍵となる主要な要因の組み合わせ (FEC) = A:B

• 鍵となる基礎的要因 = C および D

物事への対処• 鍵となる主要な要因の組み合わせ (FEC) = A:C

• 鍵となる基礎的要因 = B および D

意思決定• 鍵となる主要な要因の組み合わせ (FEC) = A:D

• 鍵となる基礎的要因 = B および C

コミュニケーション• 鍵となる主要な要因の組み合わせ (FEC) = B:C

• 鍵となる基礎的要因 = A および D

権限の委譲• 鍵となる主要な要因の組み合わせ (FEC) = B:D

• 鍵となる基礎的要因 = A および C

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17

A:Dの関係 :リスクを負うことと意思決定A:D という主要な要因の組み合わせからは、個人のリスクを負う意志に関する重要な情報が得られます。以下の一連のパターンでは、A:D 関係の連続性における行動の説明に注意してください。

B

C

C

D

A

B

C

B

C

B

C

B

C

決心が固い

用心深い

D

A

B

A

D

D

A

A

D

D

A

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1818

参照パターン• 参照パターンは、自己パターンを参照するため、および認識可能な記

述子を利用して特定の人物に関する大量の情報を伝えることで PI プラクティショナーを補助するためにのみ使用します。

• 参照パターンは PI によって示される深さの情報を完全に提示できるものではないため、完全な PI 解釈の代わりにはなりません。

• 4 つの基礎的な要因のパターンの組み合わせやバリエーションの数は膨大 ( 数百万 ) ですが、PI パターンの分析に特に有用な最初のアプローチを示す参照パターンは 15 種類になります。

• 参照パターンを分析していくと、それぞれのパターンにさまざまな主要な要因の組み合わせ ( このツールキットで前述 ) が含まれていることがわかります。

• 主要な要因の組み合わせは人の行動における重要な関係を際立たせるものであり、各参照パターンでそれぞれを特定すると便利です。

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19

分析的パターン – A > B で C が低い冒険家

A

B

C

D

• 自発的で、自分でやる気を起こし、イニシアティブをとる• 結果および目標重視、行動が速く真剣• 独立的なゼネラリスト、体系にとらわれない• 向こう見ずでリスクを恐れず独裁的で、効果的に表現する• 新しいアイデア、新技術、イノベーション• 細かい仕事は人に任せるが権限は委譲しない• 独創的に問題解決やトラブルシューティングを行う

科学的プロフェッショナル

• 結果重視• 革新的、変化を求める、計画的でリスクを恐れない• 自発的で、自分でやる気を起こし、イニシアティブをとる• 分析的で批判的、独創的に思考する• 権限よりも細かい仕事を人に任せ、いずれに関しても厳格• 管理するタイプで人に厳しく、結果を得るようせき立てる• 高い基準を掲げ、質の高い仕事を求めるスペシャリスト

独創的で分析的

A

B

C

D

• 緊張感があり、素早く行動する• 自分にも他人にも厳しい• パフォーマンスの基準を厳格に設定する• 極めて分析的な完璧主義者で自制心がある• コミュニケーションにおいては控え目で懐疑的、計算高い• リスクを好まず、すべての答えを得てからアクションを起

こすことを望む• 決定について後から批判し、すべてがどのように関連して

いるかを観察する• 仕事の質が高く細かい、人に任せる際も厳しく、強力なフォ

ローアップを行う管理者

A

B

C

D

• 堅固な体系を必要とするスペシャリスト、規則に従う• 仕事の質が高く細かい、人に任せる際も非常に厳しく、強

力なフォローアップを行う• 義理堅く良心的、慎重かつ保守的• 物事を素早くかつ正しく行い、真の効率性を求める• 技術的専門性を備えたスペシャリスト• システムや概念、物事の扱いに強く、変化を嫌う• 無愛想で批判的、効果的に表現する

スペシャリスト

A

B

C

D

• 堅固な体系を必要とする、規則に従う• 精密で質が高く細かい仕事をする• 権威を尊重する• 控え目で分析的かつ内向的• 真剣で懐疑的• 誠実で事実主義、コミュニケーションのスタイルは慎重• 物事を正しく素早く行い、真の効率性を求める• あいまいさよりも具体性を好む

A

B

C

D

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2020

社会的動機パターン – B が高い権威ある管理 /営業

A

B

C

D

• 問題解決能力があり、変化と革新を好む• 向こう見ずでリスクを恐れず、自信家で自発的• ゼネラリストで独立的、体系からの自由を求める、細かい仕

事や一部の権限を人に任せる• 結果重視、行動が速く真剣で短気• 大局を管理しようとする意欲がある• 独裁的で効果的に表現する社交家、人に自分のアイデアを

受け入れさせたがる• システムを好み、人を扱う能力がある

説得的管理 /営業

A

B

C

D

• 暖かく魅力的、社交的な振る舞いと能力を備えている• 共感的で説得力のある販売スタイル• チームを作り組織を構成するタイプ• 体系からの自由を求めるゼネラリスト• 向こう見ずでリスクを恐れず、自分の目標のために人々を集

結させる• 目標および結果重視、権限や細かい仕事を委任する• 自信があり、自尊心が強く、イニシアティブをとる

利他的なサービス

A

B

C

D

• 従うべき体系や規則を必要とする• 協力的かつ協調的で打ち解けやすく、アイデア、提案、情報

などにオープンで受容的• 「何か手伝えることはありますか ?」と尋ねる• リスクは好まず、プレッシャーに対しては前向きな反応を示

す• 共感的で外向的、情熱的な販売スタイル• 素早く真剣で効率的かつ精密なフォローアップを行う

社会的興味

A

B

C

D

• 暖かく溌剌として親しみやすく、外向的でおおらか• チーム作業を好む意欲的なチームメンバーであり、人を手助

けし察しがよく、受容的で人の話によく耳を傾ける• 忍耐強く堅実で、プレッシャーに対しては後ろ向きな反応を

示す• 慣れた物事について最も能力を発揮する• 批判的でなく親切、慎重でリスクを好まない• 細かい仕事は平均的にこなす

促進的

A

B

C

D

• 完全な外向型で暖かく親しみやすい• 説得力のある販売スタイルで共感的、言葉によるコミュニ

ケーションを頻繁にとる• 無形のものを売り込み、事実や詳細には重きを置かない• グループでの活動が得意• 権限や細かい仕事を人に委任し、フォローアップはほとんど

行わない• 自由行動型で形式にとらわれず遠慮がない• 一度言い出すと頑として考えを変えない

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21

安定性パターン – A と B が低く C と D が高い勤勉

A

B

C

D

• 熟練した細かい仕事をし、正確で、正しい行動をとることを望む

• 従うべき強固な体系や規則を必要とする• 指示を尊重しかつ求めるタイプで、専門的経験、信頼で

きるアドバイザー、管理などに基づく計画を必要とする• グループで協和的に仕事をし、人を手助けし、利己的で

なく付き合いやすい• 他人には人見知りするが、打ち解けた環境では心を開く• 忍耐強く堅実で、反復的な仕事にも高い寛容性を示す

機能的

A

B

C

D

• 堅実で忍耐強く、気楽で暖かく付き合いやすい• 変化のない環境を好み、系統的な反復作業にも高い寛

容性を示す• 繰り返しによって学習する• 愛想がよく人の話を忍耐強く聞く• 指示を尊重しかつ求めるタイプで、専門的経験、信頼で

きるアドバイザー、管理などに基づく計画を必要とする• 期待される仕事を熱心にこなす、良心的• 細かい仕事をこなす能力は平均以上

職人

A

BC

D

• 高度に正確で的確な仕事を規則通りに行う• 従うべき強固な体系や規則を必要とする• 指示を尊重しかつ求めるタイプで、専門的経験、信頼で

きるアドバイザー、管理などに基づく計画を必要とする• 利他的で親切• 批判を気にする• 率直で事実主義、現実をありのままに捉える• 分析的思考• 安定しており冷静で熟考的

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2222

粘り強いパターン – A > B で C が高い学者

A

B

C

D

• 完璧主義で的確、慎重かつ正確• 控え目で内向的、想像力豊かで分析的• 高レベルの専門技術を持つ• 従うべき体系や規則を必要とする• 独裁的で効果的に表現する• 忍耐強く首尾一貫しており几帳面、人に任せる際も

厳しく、強力なフォローアップを行う• 独立的で人に頼らない

個人主義

A

B

C

D

• 極めて独立的なゼネラリスト• 体系や権威に逆らう• 大局的で詳細にはあまりこだわらない• 向こう見ずでリスクを恐れない• 目標および結果重視• 独裁的で効果的に表現する• 粘り強く、物事を自分のやり方で行う• 堅実で人当たりがいい

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23

自己概念の変更ガイドライン自己概念が低い場合

「… のようにならなければと考えていますね」

「… のようになろうとしていますね」

「… のようになる必要性を感じていますね」

自己概念が高い場合「… のようにならなければと考

えていますね」「… のようになろうとしていま

すね」「… のようになる必要性を感じ

ていますね」要因 A

支配力• あまり独立的・個人主義的では

ない• より人当たりがよく協力的• あまり支配的・断言的ではない• より注意深い• あまり向こう見ずではない• チームでの活動を好む

• 独立的傾向が強い• 自発的な傾向が強い• よりリスクに強い• はっきりとものを言う傾向が強

い• 思考においてはより概念的• 他の人のニーズにはあまり重き

を置かない• あまり慎重ではない

要因 B

外向性• 仕事の技術的側面をより重視す

る• 表現においては事実主義的な傾

向が強い• より控え目で内向的• 思慮深く分析的な傾向が強い• あまり話し好きではない• あまり気さくではない

• より気さくなタイプ• 説得力がある• 他者との関わりを好む• 刺激を与える傾向が強い• コミュニケーションにおいては

よりオープンなタイプ• あまり控え目ではない• あまり内向的ではない

要因 C

忍耐力• より真剣で精力的• 切迫感を持つ傾向がある• 自身および他者に対してペース

が速い• 多様性を好む• 変化に適応しやすい• 結果をより速く生み出す• 自身および他者に対してよりプ

レッシャーを掛ける• 望ましいまたは快適なペースよ

りも速いペースを保つ

• より忍耐強い• 反復的な仕事を受け入れやすい• 几帳面な傾向がある• 他の人がイニシアティブを取る

ことをあまり気にしない• グループ活動のペースにも寛容

な傾向がある• 真剣味は低い• より堅実でくつろいでいる

要因 D

形式へのこだわり

• 柔軟性が高い• 仕事や他の人々との関わりにお

いてあまり形式ばらない• 向こう見ずな傾向がある• よりリスクに強い• 規則や体系にあまり依存しない• ガイドラインが少なくてもあま

り気にしない

• 完璧主義的傾向がある• 詳細とフォローアップにこだわ

る傾向がある• 規則や体系を受け入れやすい• 意思決定については慎重な傾向

がある• ミスに対してあまり寛容ではない• 正確さや詳細に多くの注意を払

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2424

士気• 士気とは、ある個人の通常レベルの反応性と比較した、その人の周囲

の期待に対する反応と定義されます。

• 士気が低い場合は、周囲の期待に対する不安または反応の低さを示すことがあります。士気が高い場合は、そうした期待に対する認識と高い反応性を示します。

• 自己概念の反応レベルのラインが自己パターンの反応レベルよりも高い場合は、士気が高いと見なされます。自己概念の反応レベルのラインが自己パターンの反応レベルよりも低い場合は、士気が低いと見なされます。自己パターンと自己概念パターンが非常に近いかまたは同じである場合は、士気が中程度 ( 高くも低くもない ) と見なされます。

SELF(自分) M 54

C

D

A

B

SELF CONCEPT(自己概念)M 16

C

D

A

B

-3σ -2σ +3σ+2σ+1σ0-1σ

低い士気-3σ -2σ +3σ+2σ+1σ0-1σ

士気

SELF(自分) M 37

C

D

A

B

SELF CONCEPT(自己概念)

C

D

A

B

-3σ -2σ +3σ+2σ+1σ0-1σ

高い士気-3σ -2σ +3σ+2σ+1σ0-1σ

士気

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25

要因 M

• 要因 M のスコアは、ある個人が PI サーベイを完了する際に選択した刺激項目 ( チェックリストの単語 ) の数を表します。

• 「反応レベル」という語は要因 M を表す一般的な表現であり、環境 ( 刺激 ) に対する個人の反応を測るものです。M スコアの合計はしばしば

「総合 M」または「合計 M」と呼ばれ、その個人の総合的な反応レベルを表します。

• 自己パターンと自己概念パターンにおいては、M スコアは PI 行動アセスメントの各セクションで選択されたチェックリスト項目の数になります。総合パターンにおいては、M スコアは自己および自己概念のチェックリストで選択された項目の合計数を表します。

• PI パターンでは、要素 M のマーカーがグラフの上に、選択された単語の数を示すラインとして描画されます。

• 個人の総合要因 M スコアが比較的低い (20 未満の ) 場合は、低いスコアの原因として以下のような事項を検討することが重要です。

− 病気 − 疲労 − 注意散漫 − 忙しい − 逃避

• PI の総合要因 M スコアが 10 未満の場合は、解釈に十分なだけの情報が得られない可能性があります。スコアが 10 未満の PI からパターンが見て取れる場合は、そのまま PI の復唱を行うことができますが、特に注意を払って当人に確認を取りつつ解釈の妥当性を検証する必要があります。

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2626

要因 E

• 要因 E は、ある個人が意思決定において主観的または客観的である傾向のレベルを測るものです。

主観的な傾向ありその人物の特定の精神状態、感情、気分に左右される

解釈 主観的両方を使用することが多く、若干そちら側への傾向がある

SYNTHESIS(総合)

C

B

A

D

E

-3σ -2σ +3σ+2σ+1σ0-1σ

より強くそちら側への傾向が反映されている

SYNTHESIS(総合)

C

B

A

D

E

-3σ -2σ +3σ+2σ+1σ0-1σ

そちら側への傾向が非常に強いことが示唆されている

SYNTHESIS(総合)

C

B

A

D

E

-3σ -2σ +3σ+2σ+1σ0-1σ

客観的な傾向あり精神状態とは無関係で、現実的、論理的

解釈 客観的両方を使用することが多く、若干そちら側への傾向がある

SYNTHESIS(総合)

C

B

A

D

E

-3σ -2σ +3σ+2σ+1σ0-1σ

より強くそちら側への傾向が反映されている

SYNTHESIS(総合)

C

B

A

D

E

-3σ -2σ +3σ+2σ+1σ0-1σ

そちら側への傾向が非常に強いことが示唆されている

SYNTHESIS(総合)

C

B

A

D

E

-3σ -2σ +3σ+2σ+1σ0-1σ

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27

よくある質問Q : サーベイ参加者には、PI 行動アセスメントを完了するためにどのくらいの時間を与えればよいですか。A. サーベイ参加者には無制限の時間を与えて PI 行動アセスメントを完了してもらう必要があります。

Q : サーベイ参加者に PI 行動アセスメントの指示の意味を尋ねられた場合、どう答えればよいですか。A. 単に、「指示を読んで、そのとおりに答えてください」とだけ伝えてください。

Q : 参加者に特定の語の意味を尋ねられた場合は、どう答えればよいですか。A. 単に、「特定の語の意味がわからない場合は、飛ばしてください」と伝えてください。

Q :PI 行動アセスメントに正しい回答はありますか。A. いいえ。PI 行動アセスメントには、正しい回答や誤った回答というものはありません。

Q : 参加者に、私が復唱している情報をどうやって知ることができるのかと尋ねられた場合、どう答えればよいですか。A. 「Predictive Index は科学的測定法であり、その出力データを復唱しています」と答えてください。

Q : 復唱中に、参加者が私の言葉に同意しなかった場合はどうすればよいでしょうか。A. その場合は、不合意の考えられる原因を探し、自己概念の変化についても確認してみてください。

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2828

Q : 復唱の際に、Predictive Index の科学について説明する必要がありますか。A. いいえ。PI 行動アセスメントの背後にある科学については説明せずに復唱を行ってください。PI 用語 (A が高い、B が低いなど ) を使用することは避け、サーベイ参加者にわかりやすい平易な言葉を使用してください。

Q : これらの点は何を意味するものですか。A. この点は Predictive Index の行動アセスメントにおける各要因のスコアをグラフィックに配置したものです。

Q : 参加者に、仕事上の観点と個人的な観点のどちらでサーベイに回答すべきかと尋ねられた場合はどうすればよいですか。A. 単に、「自分に求められているものを最もよく表していると感じる回答を選んでください」と伝えてください。

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サービス デスクPredictive Index サービス デスクE メール :[email protected]

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