SAP Hybris Cloud for Customer の新機能新機能文書についてこのガイドには、SAP Hybris Cloud for Customer の最新機能および変更された機能すべてに関する情報が掲載されてい

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SAP Hybris Cloud for Customer文書バージョン: 1702 – 2017-04-03

SAP Hybris Cloud for Customer の新機能

目次

1 新機能文書について. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 3

2 マスタデータとコンフィグレーション. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 4

3 販売. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 27

4 サービス . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 57

5 ユーザインタフェース. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 78

6 Extended Edition - アプリおよびオフライン . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .88

7 アナリティクス. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .99

8 アドイン. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 107

9 業種別機能. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .112

10 統合 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 119

11 スターターエディション. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .123

12 システムおよびソフトウェアの要件. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .124

13 SAP Hybris Cloud for Customer - アクセスとサポート. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 125

2 P U B L I C ( 公開 )SAP Hybris Cloud for Customer の新機能

目次

1 新機能文書について

このガイドには、SAP Hybris Cloud for Customer の新機能および変更された機能すべてに関する情報が掲載されてい

ます。

注記

この文書の内容の翻訳は、SAP によって合意されたとおりにすべての標準言語で提供されます。ただし、この文書のグラ

フィックは新機能の場所を示すことのみを目的としているため、翻訳されていないことに注意してください。グラフィックは、

拡張について説明することを意図するものではありません。

テーブル 1: この文書で使用されているアイコンの凡例

アイコン説明

このリリースでの新規事項

このリリースでの拡張事項

コンフィグレーションおよび設定

Extended Edition のオフライン利用可能性

Extended Edition のオンライン固有機能

Extended Edition の利用可能性

システムに上記の新機能または変更された機能が表示されない場合は、以下を確認してください。

ヒント

● パーソナライゼーション

新機能または変更された機能の多くは非表示になっています。使用するには、関連画面をパーソナライズしてくださ

い。

● ビジネスコンフィグレーション設定

新機能または変更された機能の一部は、システムのスコーピングに要素が追加されているか、またはスコーピングで

要素が更新されていることが必須要件となっています。管理者に連絡して、これらの設定を確認してください。


新機能文書について P U B L I C ( 公開 ) 3

2 マスタデータとコンフィグレーション

この領域での主要な新機能には、有効/カウント済ビジネスユーザの数の確定、テリトリチーム内の従業員割当変更に基づく

ユーザアクセス権の自動更新、オフライン価格設定エンジンに関するベータ機能、アカウント階層固有の価格リスト、レポート

の通貨のデフォルト設定、失敗したワークフロールールに関する通知、ワークフロー画面での新規アクション、アカウントマー

ジでの登録製品、アカウントマージの無効インスタンスの削除などがあります。詳細については、各セクションを読んでくださ

い。

ヒント

ハイパーリンクをクリックすると、各トピック領域の詳細情報が表示されます。

アカウントと取引先担当者 [5 ページ]アカウントマージで、登録製品の再割当が考慮されるほか、まだ開始されていないマージのインスタンスを削除でき

るようになりました。興味深い別の拡張として、アカウントタイプを確定して分析レポートからダイナミックナビゲーショ

ンを開始する機能があります。

従業員 [8 ページ]新しい稼働時間タイプを使用すると、従業員の勤務時間を別々の作業カテゴリに記録できます。別の非常に有用な

拡張は、従業員の販売データと組織割当を従業員ロールとともに追加できるようにする新規データソースです。

ビジネスユーザ [10 ページ]システムランドスケープ内でカウント済ユーザ、ユーザサブスクリプション、サブスクリプションタイプを使用して、ライ

センスおよび有効システム用途を追跡します。

属性 [13 ページ]このリリースでは、属性に関するカスタマ固有ロジックを定義して、オフラインモードで属性を更新し、拡張された検索

パラメータを通じて新しいデータソースにアクセスすることができます。

テリトリ [15 ページ]テリトリに対する拡張には、リアライメント実行中に例外を一括削除する機能、追加パラメータを使用したリアライメン

ト実行があります。

(ベータ) オフライン価格計算 [16 ページ]オフラインで拡張価格設定を行うベータ機能が導入されました。この機能をテストシステムで有効化する場合、または

この機能の設定方法に関する詳細な文書が必要である場合は、SAP に連絡してください。

製品一覧 [17 ページ]製品一覧の拡張には、製品選択の除外、製品と製品カテゴリの選択を制約する機能があります。

通貨 [18 ページ]トランザクションデータおよびマスタデータでの通貨の選択をブロックするように、ソリューションを設定できるようにな

りました。

ワークフロー [19 ページ]ワークフローに関する主要な拡張には、ジョブ実行をスケジュールして正常に実行されなかったワークフロールール

を管理者に通知する機能、ワークフロー変更画面のワークフロールール実行ステータスを通じてワークフロールール

を効率的に追跡する機能などがあります。その他の新機能には、ワークフロールールサマリ画面とワークフロールー

ルテーブルでの新規アクションがあります。

(ベータ) 添付文書 [22 ページ]


マスタデータとコンフィグレーション

新規ワークセンタビュー (添付文書) の添付文書検索機能は、クラウドソリューション内で添付文書を効率的に検索

できる検索オプション基準によって設計されています。現在のところ、この機能はベータバージョン専用としてサポート

されています。

組織管理 [24 ページ]このリリースでは、組織管理レポートが拡張されました。詳細については、下記をお読みください。

内部価格設定 [25 ページ]アカウント階層別割引一覧を登録できるようになりました。

2.1 アカウントと取引先担当者

アカウントマージで、登録製品の再割当が考慮されるほか、まだ開始されていないマージのインスタンスを削除できるようにな

りました。興味深い別の拡張として、アカウントタイプを確定して分析レポートからダイナミックナビゲーションを開始する機能

があります。

以前は編集モードのみで表示されていた特定の属性を読込専用モードでも表示可能

アカウント、取引先担当者、個別顧客、従業員の属性のうち、以前は編集モードのみで表示されていた特定の属性を読

込専用モードでも表示できるようになりました。また、キーユーザーツールが拡張され、これらの属性の可視性プロパティを変

更できるようになりました。

これらの属性を読込専用モードで表示するために、キーユーザは編集可能モードから読込モードおよび編集モードで表

示にプロパティを変更できます。


マスタデータとコンフィグレーション P U B L I C ( 公開 ) 5

注記

キーユーザーツールを使用して定義する属性表示プロパティは HTML5 エディションに表示されますが、レスポンシブ UI ベースの Extended Edition には反映されません。

ステータスが "未開始" であるアカウントマージのインスタンスを削除する機能

まだ開始されておらず、ステータスが未開始であるアカウントマージのインスタンスを削除できるようになりました。

アカウントマージで登録製品の再割当を考慮

アカウントマージが拡張され、登録製品の再割当が考慮されるようになりました。そのため、アカウント複製のインスタン

スでは、重複アカウントの登録製品がマスタアカウントにマージされます。

顧客データソースからのダイナミックナビゲーション

分析ワークセンタビューにおいて顧客データソースのレポートでアカウント詳細を選択すると、顧客が法人顧客または個

人顧客のどちらであるのかが動的に判断され、該当の顧客にナビゲートされます。



取引先担当者の事業所住所スナップショットをオフラインモードで利用可能

取引先担当者の事業所住所スナップショットをオフラインモードで利用できるようになりました。新しい取引先担当者が事

業所住所データとともにオフラインで登録されると、その事業所住所スナップショットが消費オブジェクト (受注、見積など) でも

生成されます。

アカウントの販売見積に関連の見積を表示

顧客ビジネスオブジェクトから、販売見積タブを選択すると、アカウントの関係者ロール (ヘッダ関係者または明細関係者) にかかわらず、関連の見積が表示されます。

親トピックマスタデータとコンフィグレーション [4 ページ]

関連情報

従業員 [8 ページ]ビジネスユーザ [10 ページ]属性 [13 ページ]テリトリ [15 ページ](ベータ) オフライン価格計算 [16 ページ]製品一覧 [17 ページ]通貨 [18 ページ]ワークフロー [19 ページ](ベータ) 添付文書 [22 ページ]組織管理 [24 ページ]内部価格設定 [25 ページ]



2.2 従業員

新しい稼働時間タイプを使用すると、従業員の勤務時間を別々の作業カテゴリに記録できます。別の非常に有用な拡張は、

従業員の販売データと組織割当を従業員ロールとともに追加できるようにする新規データソースです。

属性 - 勤務時間タイプ (従業員勤務時間データモデル)

従業員に対して複数の勤務時間タイプ (例外勤務、時間外勤務など) を設定できるようになりました。従業員に関して、新

しい属性 - 勤務時間タイプが導入されました。従業員/ユーザデータのワークベンチオブジェクトも拡張され、従業員の初期ア

ップロード中に勤務時間レコードを登録するときに、勤務時間タイプを追加できるようになりました。

勤務時間タイプは新しい BC 設定アクティビティ勤務時間タイプ更新で設定できます。この設定はビジネスコンフィグレ

ーション活動一覧需要処理にあります。

従業員の販売データと組織割当を追加するためのデータソース

新しいデータソース BP_EMPLOYEE_DETAILS が導入され、従業員の販売データと組織割当を従業員ロールとともに追

加できるようになりました。



注記

複数の販売組織ユニットに対する (従業員ロールとしての) 従業員割当はすでに可能です。従業員ロールの例として、マネ

ージャ、一次組織割当、二次組織割当などのロールがあります。


関連情報

アカウントと取引先担当者 [5 ページ]ビジネスユーザ [10 ページ]属性 [13 ページ]テリトリ [15 ページ](ベータ) オフライン価格計算 [16 ページ]製品一覧 [17 ページ]通貨 [18 ページ]ワークフロー [19 ページ](ベータ) 添付文書 [22 ページ]組織管理 [24 ページ]内部価格設定 [25 ページ]



2.3 ビジネスユーザ

システムランドスケープ内でカウント済ユーザ、ユーザサブスクリプション、サブスクリプションタイプを使用して、ライセンスお

よび有効システム用途を追跡します。

システム内のカウント済/有効ビジネスユーザの確定

管理者は、システム内の何人のビジネスユーザがカウント済の有効ユーザであるのかを確定できるようになりました。新

しい属性 - カウント済ユーザがビジネスユーザ概要画面に表示されます。この属性では、任意の指定日付におけるカウント済

ユーザの数が示されます。カウント済ユーザは現在日付で有効なビジネスユーザであり、ロック解除されています (ロック済ユ

ーザフラグとパスワードロック済フラグが設定されていません)。

システム内のスケジュール済ジョブ実行によってカウント済ユーザが更新されます。カウント済ユーザの確定はシステム内部

の表示専用機能であることに留意してください。

サブスクリプションタイプを使用したユーザの追跡

ビジネスユーザが使用するユーザサブスクリプションタイプを追跡するために、ビジネスユーザを有効なユーザサブスク

リプションタイプにマップすることもできます。



ビジネスユーザ画面で、新規アクションユーザサブスクリプションを使用して、ユーザタイプとユーザサブスクリプションを

ビジネスユーザに割り当てます。選択するユーザタイプによって、ビジネスユーザに許可される可能なユーザサブスクリプショ

ンが決定されます。

ビジネスユーザの検索オプションの拡張

ビジネスユーザの検索オプションが拡張され、カウント済ユーザ、ユーザタイプ、およびユーザサブスクリプションという 3 つの新しい属性が追加されました。ユーザタイプおよび特定のユーザサブスクリプションに割り当てられたカウント済ユーザを

検索することができます。

ユーザアクセス権の自動更新

テリトリチーム関係、組織構造関係、またはマイワークフォース関係で従業員割当を変更すると、従業員のアクセス権更

新が自動的にトリガされます。

注記

ビジネスユーザ更新をトリガするために、バックグラウンドジョブが (深夜ではなく) 1 時間ごとに実行されます。



アクセスコンテキスト 1015 の制限ルールの拡張

案件、リード、販売見積、受注に適用されるアクセスコンテキスト 1015 では、アカウントチームまたはテリトリチームから

アカウントに対する従業員割当に基づいて、データアクセス権を付与できるようになりました。次の制限ルールが追加されまし

た。

● アクセスコンテキスト 1015 の制限ルール 11 (従業員、アカウント (アカウントチーム))● アクセスコンテキスト 1015 の制限ルール 12 (従業員、アカウント (アカウントチームとテリトリチーム))

注記

アカウントクエリ (マイアカウントチームのアカウント、またはマイテリトリチームのアカウント) は、1 つのチームあたり 1000 を超えてはなりません。

未割当データレコードへのアクセスを制限するビジネスオプション

このビジネスオプションでは、ビジネスロールの制限ルールで定義された基準のみに基づいて、データアクセスを制御で

きます。このオプションを選択した場合、関連のアクセスコンテキストに適用可能な割当のないデータレコードは、ビジネスオブ

ジェクトへのアクセスを制限されたビジネスユーザに対して表示されません。

注記

このスコーピング用質問を変更 (選択または選択解除) すると、バックエンドで一括データ実行がトリガされます。選択を行

った後で、既存レコードの時間遅延 (おそらく翌日) に注意してください。

このスコーピング用質問とは関係なく、販売データのない製品へのアクセスは許可されます。

ビジネスオプションを適用するには、ビジネスコンフィグレーション導入フォーカスプロジェクト範囲編集スコーピン

グ質問ビルトインサービスおよびサポートシステム管理ユーザおよびアクセス管理にナビゲートします。質問

通常、アクセス制限関連のコンテンツを含まないデータレコードへのアクセスを制限しますか。にチェックマークが付いている

ことを確認します。

未割当契約へのアクセス制限

February 2017 リリースより前の場合、契約は販売組織に割り当てられず、すべてのユーザがアクセス制限なしで契約

にアクセスできました。つまり、すべてのユーザがアクセス制限なしで契約詳細を表示/編集できました。

February 2017 リリースでは、ビジネスオプションを使用して、販売データ割当なしで契約へのアクセスを制限できるようにな

りました。未割当データレコードの権限の削除ビジネスオプションでは、ビジネスロールの制限ルールで定義された基準のみ

に基づいて、データアクセスを制御できます。

このオプションを選択した場合、関連のアクセスコンテキストに適用可能な割当のないデータレコードは、ビジネスオブジェクト

へのアクセスを制限されたビジネスユーザに対して表示されません。重要: このスコーピング用質問を変更 (選択または選択



解除) すると、バックエンドで一括データ実行がトリガされます。選択を行った後で、既存レコードの時間遅延 (おそらく翌日) に注意してください。

注記

このスコーピング用質問とは関係なく、販売データのない製品へのアクセスは許可されます。

ビジネスオプションを適用するには、ビジネスコンフィグレーション導入プロジェクト質問ビルトインサービスおよび

サポートシステム管理ユーザおよびアクセス管理にナビゲートします。質問通常、アクセス制限関連のコンテンツを含

まないデータレコードへのアクセスを制限しますか。にチェックマークが付いていることを確認します。


関連情報

アカウントと取引先担当者 [5 ページ]従業員 [8 ページ]属性 [13 ページ]テリトリ [15 ページ](ベータ) オフライン価格計算 [16 ページ]製品一覧 [17 ページ]通貨 [18 ページ]ワークフロー [19 ページ](ベータ) 添付文書 [22 ページ]組織管理 [24 ページ]内部価格設定 [25 ページ]ビジネスユーザ [10 ページ]

2.4 属性

このリリースでは、属性に関するカスタマ固有ロジックを定義して、オフラインモードで属性を更新し、拡張された検索パラメー

タを通じて新しいデータソースにアクセスすることができます。

属性のデータソースの拡張

属性はマスタデータを拡張するために使用されます。マスタデータに対して取得する追加特性のコレクションとして、属性セッ

トを定義することができます。たとえば、取引先担当者のプロファイル詳細を更新できます。

マスタデータ (勘定や取引先担当者など) とリンクされた属性に関する分析レポートを定義するために、新しいデータソース属

性割当ありのビジネスパートナ (CODBUSATTRBPU) および属性割当 (CODBUSATTRGENU) を使用できるようになりまし



た。この新しいデータソースを使用すると、検索パラメータを拡張できます。以前のデータソース (CODBUSATTRBPB) およ

び (CODBUSATTRGENB) の使用は推奨されません。新しいデータソースを使用することをお奨めします。

オフラインモードでの属性

オフラインモードでは、取引先担当者および個人顧客で属性の登録、編集、削除を行うことによって、属性を更新できます。

カスタマ固有ロジックに従って使用できる属性

このリリースでは、マスタデータ (勘定や取引先担当者など) に属性が追加されるときに、Cloud Application Studio を使用

してカスタマ固有ロジックを登録できます。たとえば、ユーザの地域に従って利用可能な属性を追加できるように、属性と属性

セットをカスタマイズできます。


関連情報

アカウントと取引先担当者 [5 ページ]従業員 [8 ページ]ビジネスユーザ [10 ページ]テリトリ [15 ページ](ベータ) オフライン価格計算 [16 ページ]製品一覧 [17 ページ]通貨 [18 ページ]ワークフロー [19 ページ](ベータ) 添付文書 [22 ページ]組織管理 [24 ページ]内部価格設定 [25 ページ]



2.5 テリトリ

テリトリに対する拡張には、リアライメント実行中に例外を一括削除する機能、追加パラメータを使用したリアライメント実行が

あります。

テリトリリアライメントルールの定義でアカウント所有者列を使用可能

テリトリを変更するとき、およびリアライメント実行を行うときに、この処理のために定義するテリトリルールで、アカウント

所有者という追加パラメータを使用できるようになりました。そのため、テリトリルールを開いたときに、アカウント所有者という

新しい列が他のオプション項目の中に表示されます。この新しい列はテリトリルール割当の定義に使用できます。

この列を表示するには、管理者リアライメント実行テリトリルール更新で列の適応を選択して、項目を調整する必要

があります。更新対象のテリトリをテリトリルール分割画面から選択した後、列の適応を選択して項目を追加します。

テリトリリアライメント処理ですべての例外を一括削除可能

新しいリアライメント実行を定義するときに、例外定義セクションで、すべての例外削除を選択できるようになりました。以

前は、削除対象の例外を個別に選択する必要がありました。この拡張により、すべての例外を 1 回のクリックで一括削除でき

るようになりました。




関連情報

アカウントと取引先担当者 [5 ページ]従業員 [8 ページ]ビジネスユーザ [10 ページ]属性 [13 ページ](ベータ) オフライン価格計算 [16 ページ]製品一覧 [17 ページ]通貨 [18 ページ]ワークフロー [19 ページ](ベータ) 添付文書 [22 ページ]組織管理 [24 ページ]内部価格設定 [25 ページ]

2.6 (ベータ) オフライン価格計算

オフラインで拡張価格設定を行うベータ機能が導入されました。この機能をテストシステムで有効化する場合、またはこの機

能の設定方法に関する詳細な文書が必要である場合は、SAP に連絡してください。

(ベータ) オフライン価格設定エンジン

このベータリリースの一部としてのオフライン価格計算は、販売見積、受注とチケットのみで使用できます。


関連情報

アカウントと取引先担当者 [5 ページ]従業員 [8 ページ]ビジネスユーザ [10 ページ]属性 [13 ページ]テリトリ [15 ページ]製品一覧 [17 ページ]通貨 [18 ページ]ワークフロー [19 ページ](ベータ) 添付文書 [22 ページ]



組織管理 [24 ページ]内部価格設定 [25 ページ]

2.7 製品一覧

製品一覧の拡張には、製品選択の除外、製品と製品カテゴリの選択を制約する機能があります。

製品一覧での製品選択の除外

管理者は、製品一覧の選択から製品または製品カテゴリ (あるいはその両方) を除外できるようになりました。製品一覧

から除外された製品は、販売トランザクションの製品一覧明細選択に表示されません。ユーザには製品 <ID> は有効では

ありません。少なくとも 1 つの製品一覧から除外されますというエラーメッセージが表示されます。

この新機能には設定が不要です。タイプ一覧から製品除外を選択してください。

製品一覧での製品選択の制約

管理者は、制約された製品一覧に基づいて、販売トランザクションでの製品/製品カテゴリの選択を制約することができま

す。制約された製品一覧の製品のみを販売トランザクションに追加できます。また、販売トランザクションに対して許可される

操作は、それらの製品の追加のみです。制約された有効な製品一覧に属さない製品を選択した場合、ユーザに対して製品

<ID> は有効ではありません。許可されません (製品一覧で制限) というエラーメッセージが表示されます。



この新機能には設定が不要です。タイプ一覧から製品制約を選択してください。


関連情報

アカウントと取引先担当者 [5 ページ]従業員 [8 ページ]ビジネスユーザ [10 ページ]属性 [13 ページ]テリトリ [15 ページ](ベータ) オフライン価格計算 [16 ページ]通貨 [18 ページ]ワークフロー [19 ページ](ベータ) 添付文書 [22 ページ]組織管理 [24 ページ]内部価格設定 [25 ページ]

2.8 通貨

トランザクションデータおよびマスタデータでの通貨の選択をブロックするように、ソリューションを設定できるようになりました。

微調整アクティビティ一覧での通貨選択のブロック

管理者として、アクティビティ一覧にナビゲートし、微調整アクティビティ通貨を選択します。業務に関連しない通貨の選択

を解除し、エントリを保存します。

注記

ブロックされた通貨コードは、トランザクションやマスタデータに入力できません。

レポートの通貨のデフォルト設定

ユーザの部門通貨に基づいて、レポートの通貨のデフォルト値を設定できるようになりました。



この機能では、従業員として割り当てられた一次組織ユニットの通貨がデフォルト値となります。部門の通貨が更新されてい

ない場合は、通貨を持つ組織ユニットのうち、階層内で次にレベルの高い組織ユニットが検索されます。


関連情報

アカウントと取引先担当者 [5 ページ]従業員 [8 ページ]ビジネスユーザ [10 ページ]属性 [13 ページ]テリトリ [15 ページ](ベータ) オフライン価格計算 [16 ページ]製品一覧 [17 ページ]ワークフロー [19 ページ](ベータ) 添付文書 [22 ページ]組織管理 [24 ページ]内部価格設定 [25 ページ]

2.9 ワークフロー

ワークフローに関する主要な拡張には、ジョブ実行をスケジュールして正常に実行されなかったワークフロールールを管理者

に通知する機能、ワークフロー変更画面のワークフロールール実行ステータスを通じてワークフロールールを効率的に追跡

する機能などがあります。その他の新機能には、ワークフロールールサマリ画面とワークフロールールテーブルでの新規アク

ションがあります。

失敗したワークフロールールに関する通知

常時バックグラウンドスケジュール済実行を使用して、失敗したワークフロールールに関する通知が生成されるようになり

ました。スケジュール済実行で失敗したワークフロールールが存在する場合のみ、通知が生成されることに留意してください。

各バックグラウンドジョブについて、失敗したワークフロールールの数を確認できます。

失敗したワークフロールールに関する通知を表示するには、管理権限が必要です。ログを表示するには、次の手順に従いま

す。

1. 画面上の通知アイコンをクリックします。

常時スケジュール済ジョブ実行で追跡されたワークフロールールの失敗に関する通知が一覧に表示されます。個々の通

知には、特定のスケジュール済ジョブ実行で失敗したワークフロールールの数も表示されます。

2. 通知をクリックして、失敗したワークフロールールを表示します。



3. 詳細をクリックして、失敗したワークフロールールの詳細を表示します。

4. オブジェクト ID をクリックして、ワークフロールールが失敗した対象のインスタンスを表示します。

5. インスタンスをクリックして、ルールサマリ詳細に移動します。

ワークフロー変更画面のワークフロールール実行ステータス

ワークフロールールの実行ステータスをワークフロー変更のもとの過去のルールで確認できるようになりました。

ワークフロールールでの新規インラインアクション

ワークフロールールテーブルに、アクションという新しい列が追加されました。この列には、ワークフロールールのインライ

ンアクション(コピー、編集、削除) があります。



ルールサマリ画面での新規アクション

通知のもとのワークフロールール、または (訪問やチケットなどのビジネスオブジェクトの) ワークフロー変更画面のワー

クフロールールをクリックすると、ワークフロールールのサマリが表示されます。このルールサマリ画面に、編集、コピー、有効

化、無効化のための新規アクションが追加されました。


関連情報

アカウントと取引先担当者 [5 ページ]従業員 [8 ページ]ビジネスユーザ [10 ページ]属性 [13 ページ]テリトリ [15 ページ](ベータ) オフライン価格計算 [16 ページ]製品一覧 [17 ページ]通貨 [18 ページ](ベータ) 添付文書 [22 ページ]組織管理 [24 ページ]内部価格設定 [25 ページ]



2.10 (ベータ) 添付文書

新規ワークセンタビュー (添付文書) の添付文書検索機能は、クラウドソリューション内で添付文書を効率的に検索できる検

索オプション基準によって設計されています。現在のところ、この機能はベータバージョン専用としてサポートされています。

添付文書検索

ライブラリワークセンタのもとにある新しい添付文書ワークセンタビューでは、各種ビジネスオブジェクトに対してアップロ

ードされるすべての添付文書に関する検索がサポートされます。現在のリリースでは、受注、アカウント、販売見積、案件、訪

問、予定、活動、電子メールの各ビジネスオブジェクトに関して、完全な添付文書検索機能がサポートされます。

ヒント

検索結果は 5000 エントリに制限されています。

添付文書検索機能の顕著な特徴は次のとおりです。

● 「ビジネスオブジェクトに対して更新されるすべての文書の検索」

● 「オブジェクト ID、名称、アップロード実行者、アップロード日付などに基づく検索を行うための検索オプションの使用」

● 「検索画面から対象のビジネスオブジェクトへのナビゲート」

● 「特定のビジネスオブジェクトで更新される同一のアクセス制限に基づいて添付文書へのアクセスを許可または制限」

● 「ビジネスオブジェクトから添付文書を削除 (これにより添付文書ワークセンタビューの一覧からも文書が削除されます)。また、登録や編集などの関連アクションが添付文書ワークセンタビューで更新されます。」

● 「標準基準によって検索結果セットを昇順または降順にソートすると、該当のデータが検索結果テーブルに表示されま

す。」

注記

列 - サムネイルに対するソートは実行できません。

● 「アクション - ダウンロードによる単一のファイルのダウンロード。ダウンロード対象として複数のファイルを選択することも

できます。そうすると、選択したファイルを収録した圧縮 zip ファイルがダウンロードされます。」

● 「アクション - リフレッシュによる添付文書ワークセンタビューの更新。ビジネスオブジェクトで添付文書に加えた変更がビ

ューに反映されます。」




関連情報

アカウントと取引先担当者 [5 ページ]従業員 [8 ページ]ビジネスユーザ [10 ページ]属性 [13 ページ]テリトリ [15 ページ](ベータ) オフライン価格計算 [16 ページ]製品一覧 [17 ページ]通貨 [18 ページ]ワークフロー [19 ページ]組織管理 [24 ページ]内部価格設定 [25 ページ]



2.11 組織管理

このリリースでは、組織管理レポートが拡張されました。詳細については、下記をお読みください。

組織管理レポートの拡張

このリリースでは、組織管理レポートに関する次の拡張を利用できます。

● /MOM/FUNCUNIT の入力ヘルプにおける属性選択の拡張 - 組織単位クエリを改善。

● 親組織単位を表示できるようにするデータソース (MDAV)。● 会社階層に基づくドリルダウン。


関連情報

アカウントと取引先担当者 [5 ページ]従業員 [8 ページ]ビジネスユーザ [10 ページ]属性 [13 ページ]テリトリ [15 ページ](ベータ) オフライン価格計算 [16 ページ]製品一覧 [17 ページ]通貨 [18 ページ]ワークフロー [19 ページ](ベータ) 添付文書 [22 ページ]内部価格設定 [25 ページ]



2.12 内部価格設定

アカウント階層別割引一覧を登録できるようになりました。

内部価格設定のアカウント階層別割引一覧

アカウント階層に属するアカウントで販売トランザクションを登録すると、内部価格設定を使用して販売トランザクションの

アカウント階層別割引一覧が決定されます。

管理者は、ビジネスコンフィグレーション導入プロジェクト質問一般ビジネスデータ製品およびサービス価格設

定販売価格リストおよび割引一覧の順にナビゲートして、この機能を設定する必要があります。質問アカウント階層の

割引一覧を更新しますか。のチェックマークがオンにされていることを確認します。進むをクリックして、入力内容を確認しま

す。

注記

割引一覧では、1 つの階層内で大 5 個のレベルのみを考慮できます。

販売トランザクションにおける割引一覧の決定ロジックを下記に示します。

1. 顧客別割引製品

2. アカウント階層別割引一覧

3. 顧客別割引製品カテゴリ

4. 全体顧客割引

5. 全体顧客グループ割引

注記

アカウント階層別割引一覧および顧客別割引製品が更新されている場合、(他の割引と同様に) それら両方が計算で考慮

されます。


関連情報

アカウントと取引先担当者 [5 ページ]従業員 [8 ページ]ビジネスユーザ [10 ページ]属性 [13 ページ]テリトリ [15 ページ](ベータ) オフライン価格計算 [16 ページ]



製品一覧 [17 ページ]通貨 [18 ページ]ワークフロー [19 ページ](ベータ) 添付文書 [22 ページ]組織管理 [24 ページ]



3 販売

販売見積に製品を追加するための除外/制限タイプの製品一覧、案件に関するパーセント基準の収益分割、ルートでの終日

訪問、サーベイの署名キャプチャ、サーベイ結果の集計、プロモーションのコピーなど、数多くの興味深い拡張が販売ソリュー

ションに加えられました。

ヒント


リード [28 ページ]このリリースの SAP Hybris Cloud for Customer では、リードの OData サービスが拡張され、リードを変換する際

に販売エリアデータを維持できるようになりました。また、オフラインモードでの取引先担当者と個人顧客に拡張が加

えられました。

案件 [31 ページ]このリリースには、パーセント基準の収益分割を行う機能などの新機能、および案件取引先担当者と先行活動のた

めの新規データソースが追加されました。

販売見積 [32 ページ]販売見積での重要な新機能と拡張には、拡張項目の更新、販売見積の出力/チャネル設定、出荷先の検索オプショ

ンなどがあります。

受注 [36 ページ]受注に関するソリューションエクスペリエンスを強化するために、数多くの新機能/拡張が導入されました。新しいオフ

ライン価格計算、製品を追加するための除外/制限タイプの製品一覧、製品マスタ拡張のオフラインでの有効化、数

多くの既存機能をオフラインで利用可能など。これらの興味深い機能の詳細については、下記を参照してください。

予測 [42 ページ]このモバイル機能を使用すると、モバイルソリューションから直接、予測を更新できます (新規予測の登録、予測の編

集と送信など)。

活動 [43 ページ]活動の新機能には、活動一覧の有効化、オフラインモードでの電子メール、取引先担当者を追加するときの訪問と活

動に対する拡張があります。

訪問 [45 ページ]訪問に対する拡張には、訪問のフォローアップタスクを登録する機能、ルート検索機能の拡張、終日訪問を登録する

機能などがあります。詳細については、下記のセクションを読んでください。

サーベイ [47 ページ]以前のリリースとペースを維持しながら、いくつかの重要な拡張がサーベイ機能に加えられました。これらの拡張に

は、たとえば、製品サーベイ用の製品イメージ、グラフィック署名キャプチャ、サーベイ結果の集計、柔軟なマトリクス

サーベイを設計する機能などがあります。

プロモーション [52 ページ]プロモーションのコピーは、同じ基本データを使用してアカウントの新規プロモーションを定義することで、プロモーショ

ンデータの作成にかかる時間を節約できる便利な機能です。

マーケティング [53 ページ]


販売 P U B L I C ( 公開 ) 27

データワークベンチツールを使用して、キャンペーンデータを移行できるようになりました。マーケティングオブジェクト

に対しては数多くのパフォーマンス改善と UI 固有の拡張も加えられました。

顧客人脈図 [55 ページ]顧客人脈図の拡張には、顧客人脈図関係ツリーに接続されていない取引先担当者を確認する機能、ロールビュー、

態度インジケータなどがあります。

3.1 リード

このリリースの SAP Hybris Cloud for Customer では、リードの OData サービスが拡張され、リードを変換する際に販売エ

リアデータを維持できるようになりました。また、オフラインモードでの取引先担当者と個人顧客に拡張が加えられました。

リードを変換する際の販売エリアデータの維持

まったく新しいアカウントまたはアカウントと取引先担当者にリードを変換するときに、販売エリアデータがリードからアカ

ウントに引き継がれます。

管理者として、販売エリアデータの維持を有効化するには、販売リード管理リード変換中のリード販売エリ

アデフォルト設定にナビゲートして、次のスコーピング用質問にはいと回答します。リードを顧客に変換する際に、リードの

販売エリアデータ (販売組織、流通チャネル、部門など) を維持しますか。


販売

オフライン - 取引先担当者と個人顧客でリード、案件、および属性を利用可能

取引先担当者と個人顧客で、リードタブ、案件タブ、および属性タブにアクセスできるようになりました。つまり、取引先担

当者、個人顧客、または属性で作業しているときに、リード、案件、および属性を登録することができます。

セールスリードの無効化

セールスリードは使用されなくなりました。リードデータを利用/表示するには、代わりに、リードを使用する必要がありま

す。誤ってセールスリードを使用するのを防ぐために、スコーピングに対して自動的にチェックが実行されます。

注記

データが失われないように、リードに切り替える前に、セールスリードのデータを移行する必要があります。

C4CODATA サービスへのリードエンティティの追加

リード OData サービスを直接利用できるようになりました。外部システムからのリードのアップロードと登録に、このサー

ビスを利用できます。



リードレポートの拡張

標準レポートビューでは、割当済のマーケティング責任者が存在しないときに、次のレポートからリードが除外されていま

した。このリリースでは、割当済のマーケティング責任者を持たないリードがこれらのレポートに表示されます。

● リード変換率 - 過去 12 カ月レポート

● リードファネルレポート

● 販売効率化スコアカード

「ステータス別リードレポート」

標準レポートビューでは、販売責任者が割り当てられていない場合に、ステータス別リードレポートからリードが除外されてい

ました。スタータスをレポートするときには、このレポートですべてのリードが考慮されるようになりました。

「Customer Insight レポート」

標準レポートビューでは、ステータスが選定済でリード選定レベルが高であるリードのみが、次の Customer Insight レポート

に表示されていました。このリリースでは、ステータスが選定済であるすべてのリードがこれらのレポートに表示されます。

● Customer Insight - ソース別リード

● Customer Insight - リード一覧

親トピック販売 [27 ページ]

関連情報

案件 [31 ページ]販売見積 [32 ページ]受注 [36 ページ]予測 [42 ページ]活動 [43 ページ]訪問 [45 ページ]サーベイ [47 ページ]プロモーション [52 ページ]マーケティング [53 ページ]顧客人脈図 [55 ページ]


販売

3.2 案件

このリリースには、パーセント基準の収益分割を行う機能などの新機能、および案件取引先担当者と先行活動のための新規

データソースが追加されました。

パーセント基準の収益分割の定義

案件の収益分割を定義するために、パーセンテージを使用できるようになりました。製品のパーセンテージ分割情報を以

前に編集した場合に、追加を選択して収益パートナを製品収益スケジュールに追加すると、収益スケジューラの収益パートナ

に対してパートナ分割金額が自動的に設定されます。

注記

収益分割パーセンテージは非表示の列であるため、この列が収益分割タブに表示されるように列をカスタマイズする必要

があります。

案件取引先担当者のための新規データソース

新規データソース案件取引先担当者 (CODOPPCONTB) を使用すると、案件に列挙された取引先担当者のすべての情

報を収集できます。このデータソースは案件の取引先担当者に基づいており、関係者データと結合して取引先担当者に関す

る詳細情報を取得できます。以前のリリースでは、主要取引先担当者の情報のみを利用できました。

このデータソースを使用するには、ビジネスアナリティクスデータソースデザインレポート登録にナビゲートしま

す。



先行案件の活動のための新規データソース

先行案件の全活動 (CODOACTB) は、先行案件の全活動のための新規データソースです。既存のデータソース先行案

件の全活動 (非推奨)(CODOACTU) は使用されなくなりました。新規データソース (CODOACTB) を使用することをお奨めし

ます。


関連情報

リード [28 ページ]販売見積 [32 ページ]受注 [36 ページ]予測 [42 ページ]活動 [43 ページ]訪問 [45 ページ]サーベイ [47 ページ]プロモーション [52 ページ]マーケティング [53 ページ]顧客人脈図 [55 ページ]

3.3 販売見積

販売見積での重要な新機能と拡張には、拡張項目の更新、販売見積の出力/チャネル設定、出荷先の検索オプションなどが

あります。

SAP ERP との販売見積の双方向レプリケーション

販売見積の整合性を表すステータスを販売見積に追加できるようになりました。

SAP ERP では、SAP Hybris Cloud for Customer から販売見積をレプリケートできます。また、SAP Hybris Cloud for Customer では、SAP ERP からレプリケートした販売見積を編集できます。SAP ERP との間での SAP Hybris Cloud for Customer の新しいステータスは次のとおりです。

● 転送ステータス - 未開始、処理中、終了

● 参照ステータス (登録済の追加受注の場合) - 未開始、処理中 (ERP の "一部参照済" に該当)、終了

● 取消ステータス - 取消済、未取消、一部取消済


販売

リリース 1702 (February 2017) の時点で、販売見積の双方向レプリケーションについては、SAP ERP で追加受注をトリガす

る必要があります。

注記

伝票フローでは、SAP ERP から生成された印刷見積詳細を表示できます。受注から印刷詳細を直接生成することはでき

ません。

承認後に転送される見積については、その見積をさらに編集し、再承認を利用できない場合は、特別な注意が必要です。

双方向レプリケーションを設定するには、管理者がビジネスコンフィグレーション導入プロジェクトプロジェクト範囲編

集質問通信および情報交換外部アプリケーションおよびソリューションとの統合販売、サービスおよびマーケティ

ングプロセスへの統合にナビゲートして、スコーピング用質問をレビューする必要があります。次の所望の質問にチェックマ

ークがあることを確認します。

● 販売見積を外部アプリケーションまたはソリューションからクラウドソリューションにレプリケートしますか。

● クラウドソリューションから外部アプリケーションまたはソリューションへ販売見積をレプリケートしますか。

SAP ERP との販売見積の双方向レプリケーション - 微調整

伝票タイプごとに販売見積のレプリケーションを有効化するには、次の項目を使用します。

● 「レプリケーション」 - この項目を選択すると、クラウドソリューションから SAP オンプレミスシステムへの送信アクションを

使用して、販売見積が転送されます。オンプレミスシステムで作成してクラウドソリューションにレプリケートした販売見積

を編集することもできます。

● 「顧客による直接承認」 - この項目を選択すると、販売見積出力伝票送信が無効化されます。この設定はレプリケーショ

ンを通じて有効化されます。

この機能を使用するには、ビジネスコンフィグレーション導入プロジェクトプロジェクト範囲編集活動一覧を開く

微調整全活動販売見積伝票タイプ伝票タイプ更新にナビゲートします。

SAP ERP との販売見積の双方向レプリケーション - 転送ステータス

転送ステータスが中断である場合は、転送ログ詳細が (ユーザの販売見積タブに) 表示されます。見積を保存すると、新

規レプリケーションがトリガされます。

ヒント

転送ログタブを表示するには、アダプテーションまたはパーソナライズを使用します。



整合性ステータス項目を使用可能

販売見積の整合性を表すステータスを販売見積に表示できるようになりました。

注記

ステータスが不整合である見積は顧客に送信できません。

新しい項目整合性ステータスを追加するには、パーソナライズまたはアダプテーション検索オプション作業一覧クイッ

クビュー詳細ビューにナビゲートします。

注記

不正確な価格設定は独自の価格設定ステータスで表されます。

販売見積の出力/チャネル設定の拡張

販売見積のフォームテンプレートまたは出力チャネルのデフォルトを販売組織別に設定できるようになりました。この設定

を行うには、新たに選択した属性がテーブルに表示されるように列を調整します。変更を確認するには、画面の外部に移動し

てから、画面に戻る必要があります。

フォームを拡張するには、管理者入出力管理出力チャネル選択またはフォームテンプレート選択にナビゲートし

て、販売見積のルール表示を選択します。

販売見積概要で簡易な出力履歴を使用可能

販売見積で、概要の出力セクションが置換されました。この新機能では、販売見積詳細ビューを開いたときに、パフォー

マンスが向上します。

明細レベルでのカスタマ拡張

アダプテーションを使用して、製品明細レベルの拡張項目を製品テーブルの下にある別個のセクションにクラスタ化でき


この拡張を追加するには、パーソナライズまたはアダプテーション製品選択セクション追加にナビゲートして、カス

タマ拡張にチェックマーク (表示) があることを確認します。適用をクリックして、パーソナライズモードまたはアダプテーション

モードを終了します。


販売

販売見積のノートの表示と編集

拡大した通信ペインで利用可能なノートタブで、販売見積のヘッダノート (プレーンテキストまたはリッチテキスト) の表示と

編集を行えるようになりました。.

ヒント

販売見積のノートを表示するには、アダプテーションマスタレイアウト編集ノート適用にナビゲートし、[レイア

ウト変更終了] を選択してアダプテーションモードを終了します。

出荷先を明細レベルで検索する検索オプション

このリリースでは、検索オプション機能を使用して、出荷先を明細レベルで検索できます。

オフライン作業時に見積をコピーする機能

タブレットの Extended Edition をオフラインモードで使用するときに、見積をコピーできるようになりました。販売見積の詳

細ビューから、アクションコピーを選択します。

注記

拡張項目のコピーはまだサポートされていません。

出力フォームで製品カテゴリを使用可能

管理者として、製品カテゴリを販売見積出力フォームに追加できるようになりました。

承認済見積でヘッダ/明細添付文書を使用可能

エンドユーザとして、再承認なしで承認済見積に添付文書を追加できるようになりました。




関連情報

リード [28 ページ]案件 [31 ページ]受注 [36 ページ]予測 [42 ページ]活動 [43 ページ]訪問 [45 ページ]サーベイ [47 ページ]プロモーション [52 ページ]マーケティング [53 ページ]顧客人脈図 [55 ページ]

3.4 受注

受注に関するソリューションエクスペリエンスを強化するために、数多くの新機能/拡張が導入されました。新しいオフライン価

格計算、製品を追加するための除外/制限タイプの製品一覧、製品マスタ拡張のオフラインでの有効化、数多くの既存機能を

オフラインで利用可能など。これらの興味深い機能の詳細については、下記を参照してください。

製品の選択における制限/除外タイプの製品一覧

選択対象として表示される製品を制限/除外するために、制限/除外タイプの製品一覧を使用できるようになりました。制

限により、選択できる製品が制限されます。制限一覧を使用すると、一覧に含まれている製品のみが販売伝票に表示されて

選択可能になります。一方、除外一覧に含まれる製品は、表示から除外されて選択できません。

注記

これらの製品一覧は、製品一覧を登録している宛先の「アカウントと同じ販売エリア」に属する必要があります。

この機能を使用するには、次のタイプの製品一覧を事前に定義して、下記の作業を完了しておく必要があります。

● 制限タイプの場合: 選択を制限する製品のセットを追加します。

● 除外タイプの場合: 選択対象から除外する製品のセットを追加します。

受注の簡易登録では、製品一覧を使用して製品を追加するときに、(提案タイプと制限タイプの) 製品一覧が画面の左側に表

示され、選択可能な製品が画面の右側に表示されることが分かります。製品一覧と製品の表示については、次の条件が適用

されます。

● 提案タイプと制限タイプの有効な製品一覧のみが画面左側の製品一覧セクションに表示されます。

● 製品一覧の製品明細には、除外された製品は含まれません。


販売

注記

製品が手作業で受注に追加される場合にも、除外/制限タイプの製品一覧は有効です。そのため、製品を追加したとき

に、その製品が除外/制限タイプの製品一覧に属している場合は、上記と同じチェックと考慮事項が適用されます。

注記

この機能はオフラインバージョンの Extended Edition でも利用できます。

「チェックとメッセージ: 次の基準が満たされる場合、製品の決定において除外/制限タイプの製品一覧が考慮されます。」

● 「製品」:○ 除外タイプと制限タイプの両方の製品一覧に製品が含まれている場合は、除外タイプの一覧が優先されます。

○ 除外タイプの一覧に含まれている製品を追加した場合、その製品が販売伝票に追加されないことが妥当性チェック

によって確実にされます。また、製品が制限タイプの一覧に含まれている場合は、上記と同様の妥当性チェックが適

用されます。

○ 製品一覧に登録された製品は製品マスタで有効です。

● 「有効期間」:○ 提案された製品の有効期間は、製品一覧の有効期間と同じです。ただし、製品の有効期間を変更したために製品一

覧の有効期間から外れた場合、その製品は選択対象として表示されなくなります。

○ 製品一覧は、販売伝票の日付範囲内で有効でなければなりません。

● 「販売エリア」:○ 製品の販売エリアは有効です。

○ 製品一覧のアカウントと販売エリアは販売伝票の情報と一致する必要があります。

注記

アカウントが更新されていない場合は、すべての販売伝票に対して製品一覧が有効であるとみなされます。

● 「除外された製品カテゴリ」 - 除外タイプの製品一覧の効果は、除外された製品カテゴリに対しても有効です。

新規アクション - オフライン受注に対する価格見積

受注の製品画面と簡易受注入力画面で、新規アクション - 価格見積が利用可能になりました。このアクションは、オフライ

ンで登録されオンラインにまだ同期されていない受注のみに対して実行可能です。

注記

この機能はオフライン価格設定エンジンのシップメントの一部であるため、アクション価格見積が表示されるのは、オフライ

ン価格設定のスコーピングが有効化されている場合に限られます。このリリースより前、オフライン価格見積は、製品を受

注に追加した後に決定されていました。この新機能では、新規アクションを使用して価格見積を明示的に要求する必要が

あります。



オフライン - 製品の選択方法を製品一覧の使用のみに制限

オフライン受注に製品を追加するために利用できる方法を製品一覧の使用のみに制限できるようになりました。この設定

を行うと、製品が有効な製品一覧に属する場合に限り、製品選択が可能になります。

この設定を行うには、スコーピング用質問 - 「製品一覧の製品の追加のみを許可しますか。」を選択する必要がありま

す。この設定はビジネスコンフィグレーションプロジェクト範囲編集スコーピングの質問販売新規ビジネス受

注にあります。

注記

この機能はオンライン受注ではすでに利用可能です。

受注明細に対する指定納期

このリリースより前は、受注のヘッダレベルのみで、指定納期を更新できました。このリリースでは、受注の明細レベルで

も指定納期を更新できるようになりました。この機能では、別々の受注明細に対して異なる納期を入力できるため、明細の納

入を優先付けできます。

初に、製品または明細をクリックすると、受注ヘッダで更新された指定納期が明細にコピーされます。この納期は変更でき

ますが、現在の日付よりも後の日付でなければなりません。

注記

明細の指定納期をすでに変更した場合、ヘッダレベルの指定納期に加える変更は、個別の明細に影響を与えません。

受注を SAP ERP システムに転送すると、ERP システムにある製品の初の納入期日として指定納期が表示されます。同様

に、ERP システムでの更新はクラウドソリューションにも反映されます。


販売

注記

指定納期を変更できるのは、製品明細が納入されない場合、または部分的に納入されるまでの期間に限られます。製品

明細が完全に納入された後で、指定納期を変更することはできません。また、指定納期はテキスト製品では表示されませ

ん。

受注入力画面の適化

クラウドシステムのクライアント側の受注入力画面にパフォーマンス改善策が適用され、応答時間が大幅に短縮されまし

た。

製品カテゴリ ID を使用した受注検索

製品カテゴリ ID を使用して受注検索を実行できるようになりました。新規項目製品カテゴリ ID はパーソナライズで非表

示に設定されています。同じ設定を受注検索オプションに追加できます。

Extended Edition では、複数の製品カテゴリを使用して、受注検索をトリガすることもできます。複数の製品カテゴリを選択す

るには、追加オプションアイコンを使用します。



製品マスタに対する拡張をオフライン受注で利用可能

製品マスタに対して登録した拡張をオフライン販売伝票 (販売見積と受注) に適用できるようになりました。

該当の製品マスタ拡張シナリオを有効にする必要があります。


販売

製品を追加するクイック追加アクションをオフライン受注で利用可能

製品を追加するためのクイック追加オプションがオフライン受注で利用可能になりました。このメニューアクションを選択す

ると、簡易受注入力画面にナビゲートされます。この画面には、空の明細提案テーブルと標準的な受注オプション (過去の受

注、プロモーション、製品一覧など) があり、製品を追加できます。この機能はオンライン受注ではすでに利用可能です。

複数の画面間で増分数量を設定/パーソナライズ

増分明細数量を設定する機能は、販売伝票ですでに利用できます。このリリースでは、設定したデフォルトの増分明細数

量をパーソナライズすることもできます。また、これらのパーソナライズ設定は、製品のクイック追加機能と製品追加機能 (複数の数量単位) を利用できる複数の画面に適用できます。この設定は複数の異なる画面間で維持され、将来の受注にも適用

されます。


関連情報

リード [28 ページ]案件 [31 ページ]販売見積 [32 ページ]予測 [42 ページ]活動 [43 ページ]訪問 [45 ページ]サーベイ [47 ページ]プロモーション [52 ページ]マーケティング [53 ページ]顧客人脈図 [55 ページ]



3.5 予測

このモバイル機能を使用すると、モバイルソリューションから直接、予測を更新できます (新規予測の登録、予測の編集と送

信など)。

Fiori Client におけるモバイル予測の有効化

予測の編集と送信を行うために、SAP Hybris Cloud for Customer のモバイル機能を使用できるようになりました。以前

の予測販売データの表示、案件のレビュー、別バージョンの予測の表示を行うこともできます。また、この機能では、予測の絶

対額を更新して、新しい予測を送信することができます。


関連情報

リード [28 ページ]案件 [31 ページ]販売見積 [32 ページ]受注 [36 ページ]活動 [43 ページ]訪問 [45 ページ]サーベイ [47 ページ]プロモーション [52 ページ]マーケティング [53 ページ]顧客人脈図 [55 ページ]


販売

3.6 活動

活動の新機能には、活動一覧の有効化、オフラインモードでの電子メール、取引先担当者を追加するときの訪問と活動に対

する拡張があります。

訪問と活動のアカウントに関連する取引先担当者の検索

オンラインモードまたはオフラインモードのとき、訪問または活動のアカウントに関連するすべての取引先担当者を表示

するために、アカウント関連デフォルトセットを使用できるようになりました。

オフラインモード - 活動または訪問のオーナーはログインしたユーザ

オフラインモードのデフォルトでは、オーナーまたはオーガナイザとしてログインしたユーザが活動または訪問のオーナーとな

ります。

注記

オーナーまたはオーガナイザを手作業で割り当てることで、活動または訪問のオーナーを変更できます。

Fiori クライアントおよび Extended Edition における活動一覧の有効化

SAP Hybris Cloud for Customer Extended Edition では、活動一覧が有効化されました。活動一覧を使用して 1 人以

上の営業員の一括処理を定義できます。その時点で、販売担当者は特定の活動を実行できます。



管理者は、次のスコーピング用質問に適切に回答することで、活動一覧を有効化できます。これらの活動一覧の情報を

システムに記録しますか。 ( ビジネスコンフィグレーションプロジェクトスコーピング活動管理質問 )

オフラインでの電子メールの表示

オフラインモードで、電子メールを読込専用として表示できます。この機能には、マイ電子メールや保存済クエリなどのフ

ィルタがあります。

タスク、電話、電子メールに関するレポートデータの拡張

タスク、電話、電子メールのレポートに関して次の追加項目を使用できるようになりました。

テーブル 2: 新しいレポートデータ項目

タスクのデータソース電話のデータソース電子メールのデータソース

先行キャンペーン先行キャンペーン販売テリトリ

前キャンペーンレスポンスオプション前キャンペーンレスポンスオプション販売テリトリ ID

変更日付/時刻 (ローカル時間帯 + UTC) 販売テリトリ

変更日付 (ローカル時間帯 + UTC) 販売テリトリ ID



販売

関連情報

リード [28 ページ]案件 [31 ページ]販売見積 [32 ページ]受注 [36 ページ]予測 [42 ページ]訪問 [45 ページ]サーベイ [47 ページ]プロモーション [52 ページ]マーケティング [53 ページ]顧客人脈図 [55 ページ]

3.7 訪問

訪問に対する拡張には、訪問のフォローアップタスクを登録する機能、ルート検索機能の拡張、終日訪問を登録する機能など

があります。詳細については、下記のセクションを読んでください。

フォローアップタスクの登録

このリリースには、訪問のフォローアップタスクを登録する機能があります。



ルート検索機能の拡張

アカウントをルートに追加するときに、検索機能を使用して訪問予定のあるアカウントを見つけることができます。検索を

実行すると、訪問期日範囲/終了日付項目がブランクになり、訪問予定のあるすべてのアカウントの一覧が返されます。

郵便番号とキャンペーンによる訪問検索

訪問を検索するときに、検索オプションフィルタ機能 (郵便番号とキャンペーンによる検索など) を使用できるようになりま

した。

終日訪問の登録 (ルート計画時)

ルートを計画するときに、終日イベントチェックボックスを選択することで、終日訪問を登録できます。


販売

アカウントマスタデータを参照して訪問タスクおよびサーベイデータソースからレポートを作成

以前のリリースでは、訪問タスクおよびサーベイデータソースからレポートを作成するときに、アカウントマスタデータを参

照用に使用できませんでした。このリリースでは、アカウントマスタデータの標準項目または拡張項目を参照するレポートを作

成できます。

レポートを作成するには、ビジネスアナリティクスレポートデザインに移動します。

.


関連情報

リード [28 ページ]案件 [31 ページ]販売見積 [32 ページ]受注 [36 ページ]予測 [42 ページ]活動 [43 ページ]サーベイ [47 ページ]プロモーション [52 ページ]マーケティング [53 ページ]顧客人脈図 [55 ページ]

3.8 サーベイ

以前のリリースとペースを維持しながら、いくつかの重要な拡張がサーベイ機能に加えられました。これらの拡張には、たとえ

ば、製品サーベイ用の製品イメージ、グラフィック署名キャプチャ、サーベイ結果の集計、柔軟なマトリクスサーベイを設計す

る機能などがあります。

サーベイの署名キャプチャ

サーベイの送信で、サーベイの署名をキャプチャ可能になりました。サーベイを完了して送信するときに、署名のキャプチ

ャを促すダイアログボックスが表示されます。マウスのボタンを使用してグラフィック署名をキャプチャしてから、署名追加をク

リックできます。署名をキャプチャすると、サーベイのステータスが完了に設定されます。サーベイは変更できなくなります。サ

ーベイサマリを生成してから、survey summary pdf の後にある署名を検証します。

サーベイの署名済ステータスを表示することもできます。次のステータスが設定されます。



● 署名済 – 署名が追加されたことを示します。

● 署名なし – 署名が追加されていないことを示します。このステータスは、サーベイに署名が任意であることも示します。

● 空白 – サーベイに署名が不要であることを示します。

この機能を使用するには、次の条件が適用されます。

● 署名キャプチャは Extended Edition のみで可能です。HTML5 エディションでは、署名をキャプチャできますが、サーベ

イのステータスは完了に設定されません。

● この機能は内部サーベイのみで使用できます (外部サーベイと満足度サーベイではサポートされません)。

署名をキャプチャするには、サーベイの設計中に、署名タイプの質問をサーベイに追加する必要があります。必須フラグ

を選択して、署名を必須と設定することもできます。署名質問を必須と設定した場合は、署名なしではサーベイが完了しない

ことを妥当性チェックによって確実にします。

注記

現在のところ、1 つのサーベイに対して、1 つの署名要素または質問タイプのみが許可されます。

マトリクスサーベイのサーベイ結果の集計がサーベイサマリに表示される

サーベイの集計スコアが survey summary pdf に表示されるようになりました。集計スコアは survey summary pdf 文書の下部に表示されます。サーベイサマリを生成するには、サーベイを完了して送信しておく必要があります。製品タイプとチ

ェックリストタイプのサーベイでは、集計が下記のように実行されます。


販売

集計は (質問と回答に割り当てられた) スコアおよび (質問内の) 回答オプションの両方に対して実行されます。集計は次の

ように計算されます。

● 「製品サーベイのスコア - 製品レベルの大スコアと実績スコア」

● 「チェックリストタイプのサーベイのスコア - 質問レベルの大スコアと実績スコア」

● 「回答オプション (製品サーベイのみに関連) - 質問で選択した回答オプションに対して、実績カウントとパーセント値が表

示されます。」

サーベイ結果の集計には、次の基準が適用されます。

● 金額、多肢選択、数量ベースの質問に対してのみ、集計が計算されます。

● 集計ルールは次の基準で表示できます。絶対値 (多肢選択質問で有効) およびパーセント平均 (金額/数量タイプの質

問のみで有効)

注記

サーベイを設計するときに、各質問レベルと回答オプションレベルでスコアを更新しておく必要があります。

以前の回答をコピーするオプションを各サーベイ質問レベルで使用可能

(たとえば、以前の訪問から) 以前の回答をコピーする必要がある場合に、各サーベイ質問に対する回答を柔軟に選択で

きるようになりました。以前は、サーベイヘッダで以前の回答を含めるフラグを選択すると、以前の訪問のサーベイからすべて

の回答が現在のサーベイにコピーされていました。

現在、追加の新規フラグ - 以前の回答を除外を個々のサーベイ質問レベルで使用できます。サーベイの特定の質問に

ついて以前の回答をコピーする必要がない場合は、このフラグを選択します。

注記

サーベイヘッダで以前の回答を含めるフラグを選択した場合のみ、以前の回答を除外フラグがサーベイの質問に表示され

ます。

チェックリストサーベイにおけるマトリクス質問の定義

チェックリストタイプのサーベイ内でマトリクス質問を定義できるようになりました。この柔軟性により、チェックリストタイプ

のサーベイ内でマトリクスタイプと非マトリクスタイプの複数の質問を作成できます。次の可能性が提供されています。

● マトリクス質問の行と列を定義する柔軟性

● 下記に制限される回答オプション:○ ラジオボタン

○ チェックボックス

○ 数値ボックス

○ 多岐選択/個別選択オプション



製品イメージのサムネイル表示

「製品イメージ」: 製品イメージをサーベイ内のサムネイルとして表示できます。この機能は、サーベイ回答者がサーベイを

完了するときに、製品を的確に識別するのに役立ちます。製品がサーベイに追加されるときに、製品イメージが表示されま

す。

製品イメージを表示するには、スコーピング用質問 - Extended Edition におけるサーベイ実行で、製品イメージを ID および内容説明とともに表示しますか。を選択する必要があります。スコーピング用質問は、販売アカウントおよび活動管

理活動管理グループ: 製品イメージサーベイにあります。


販売

Extended Edition で利用できる製品ソートと製品検索

Extended Edition では、製品サーベイで製品のソートと検索を実行できるようになりました。動的フィルタリングでも、検

索ボックスに入力された文字を使用した検索がトリガされます。

マトリクスサーベイでの動的な列幅調整

質問の長さに合わせて列幅が動的に調整されるようになりました。動的調整の範囲となる列の大長と小長はデフォ

ルト設定によって事前定義されます。


関連情報

リード [28 ページ]案件 [31 ページ]販売見積 [32 ページ]受注 [36 ページ]予測 [42 ページ]活動 [43 ページ]訪問 [45 ページ]プロモーション [52 ページ]マーケティング [53 ページ]顧客人脈図 [55 ページ]



3.9 プロモーション

プロモーションのコピーは、同じ基本データを使用してアカウントの新規プロモーションを定義することで、プロモーションデータ

の作成にかかる時間を節約できる便利な機能です。

新規プロモーションを定義するためのコピー

プロモーションのアクションが拡張され、新機能としてコピーが追加されました。既存のプロモーションのコピーを作成する

には、このアクションを使用します。コピーできるプロモーションのタイプに制限はありません。クラウドソリューションに存在す

るすべてのプロモーション (クラウドソリューション内で登録されたプロモーション、または SAP CRM から複製されたプロモー

ションを含む) をそのステータスに関係なく、コピーすることができます。

すべての基本データ (プロモーションを除く) がコピーされます。プロモーションが登録されたアカウントは、そのアカウントの受

注とプロモーションカレンダで更新されます。コピーされるデータは次のとおりです。

● アカウントタイプおよび計画アカウント

● 関係者および除外関係者

● 販促品、製品カテゴリと製品グループ、および有効開始/終了日付

● 添付文書

注記

コピー機能はオフラインモードでは使用できません。



販売

関連情報

リード [28 ページ]案件 [31 ページ]販売見積 [32 ページ]受注 [36 ページ]予測 [42 ページ]活動 [43 ページ]訪問 [45 ページ]サーベイ [47 ページ]マーケティング [53 ページ]顧客人脈図 [55 ページ]

3.10 マーケティング

データワークベンチツールを使用して、キャンペーンデータを移行できるようになりました。マーケティングオブジェクトに対して

は数多くのパフォーマンス改善と UI 固有の拡張も加えられました。

データワークベンチを使用したキャンペーン移行

データワークベンチツールを使用して、キャンペーンのルート、ノート、添付文書を移行できるようになりました。インポート

オブジェクトは、Campaign - campaignmigration (ルート)、CampaignNotes - campaignmigration (ノート)、および

Attachments - campaignmigration です。キャンペーンデータを移行するには、3 つの主要ステップに従います。

1. ビジネスオブジェクト (BO) サービスノードをノード別にダウンロードし、データを入力した後、同じノードをアップロードしま

す。

2. マッピングを確認し、該当する場合は、コード値マッピングをアップロードします。

3. 添付文書をインポートします。




関連情報

リード [28 ページ]案件 [31 ページ]販売見積 [32 ページ]受注 [36 ページ]予測 [42 ページ]活動 [43 ページ]訪問 [45 ページ]サーベイ [47 ページ]プロモーション [52 ページ]顧客人脈図 [55 ページ]


販売

3.11 顧客人脈図

顧客人脈図の拡張には、顧客人脈図関係ツリーに接続されていない取引先担当者を確認する機能、ロールビュー、態度イン

ジケータなどがあります。

顧客人脈図関係のない取引先担当者をサイドバーに表示

アカウントまたは案件に関連する取引先担当者のうち、顧客人脈図関係ツリーで他の取引先担当者関係に接続されてい

ない取引先担当者は、顧客人脈図のサイドバーに表示されるようになりました。

案件顧客人脈図のロールビュー

案件の顧客人脈図で、ロール別に取引先担当者を表示するために、ロールのみボタンを使用できるようになりました。取

引先担当者のロールは案件取引先担当者で定義します。



顧客人脈図の態度インジケータ

成功する販売戦略を詳しく特定/予測するために、取引先担当者タブの会社の認識項目および案件タブの案件に対する

態度項目を使用して、会社または案件に対する取引先担当者のインプレッションを更新することができます。これらの項目で

の選択に基づいて、会社または案件に対する取引先担当者の態度を示すインディケータが顧客人脈図のグラフィックビュー

に表示されます。次のように 3 種類のインディケータがあります。赤色は否定的な態度を示し、オレンジ色は中立を示します。

緑色は肯定的な態度を示します。

データワークベンチで設定できる顧客人脈図

データワークベンチを使用して、案件に関する顧客人脈図関係を定義/更新できるようになりました。


関連情報

リード [28 ページ]案件 [31 ページ]販売見積 [32 ページ]受注 [36 ページ]予測 [42 ページ]活動 [43 ページ]訪問 [45 ページ]サーベイ [47 ページ]プロモーション [52 ページ]マーケティング [53 ページ]


販売

4 サービス

このリリースでは、サービスに数多くの魅力的な拡張が行われました。機能強化されたコールセンタユーザエクスペリエンス、

Fiori クライアントに対するソフトフォン制御ウィジェットの組込み、チケット用の新しい活動タブ、複数の需要を割り当てる機

能、特定のパラメータに基づいて需要をグループ化する機能、数多くの新しい API 関連機能など。

ヒント

機能の詳細については、トピックタイトルをクリックしてください。

チケット [58 ページ]チケットには次のような数多くの拡張が加えられました。新しい電子メール応答管理の一般出荷、Fiori クライアントで

の添付文書処理の改善、販売エリア決定オプション、チケットカテゴリの自動割当など。

コンピュータテレフォニー統合 [63 ページ]Extended Edition クライアントでのコールセンタエージェントの操作性が刷新され、HTML5 クライアントのチケット詳

細ビューからクリックによる通話が可能になりました。

登録製品 [64 ページ]登録製品の属性タブがオフラインモードで利用可能になりました。また、保証の有効期限に基づいてワークフロール

ールが拡張され、設置ベースのヘッダセクションで OData サービスが利用可能になりました。

設置ベース [65 ページ]このリリースには、既存の登録製品を使用して登録製品を移動する機能があります。

リソーススケジューラ [66 ページ]このリリースには、グループ割当、追加の勤務時間タイプ、複数の需要の割当、スケジューリングのための一時的な

組織割当の利用という機能があります。計画担当者はグループ化を行った後、グループを別の技術者に移動する

か、開始時刻を変更することができます。同じ得意先プラントで技術者が実施するべき作業の有無がグループによっ

て一目で示されるため、計画担当者はより視覚的に状況を把握できます。そのため、詳細な計画を効率的に策定で

きます。また、新しいスキルタブでは、従業員のスキル、登録製品、顧客の設定と更新を行うことができます。

保全計画 [69 ページ]時間基準保全計画の場合、計画定義での計測属性の更新は任意になりました。保全項目タブの新しい開始日付項

目では、初のチケット生成の値を設定できます。

タイムレコーディング [71 ページ]すべてのタイムレコーディングを日付/時刻別にソートする時間エントリソートが有効化されました。また、CATS 時間

エントリを対象として SAP ERP との統合が可能になりました。

サービス契約 [72 ページ]このリリースでサービス契約に加えられた重要な機能には、アクセス制限、拡張項目、出力フォームの拡張などがあ

ります。

サービスレベル [76 ページ]サービスレベル決定ルールにアクセスするメニューパスが変更されました。

サービス分析 [77 ページ]サービス分析の新機能には、複数の登録製品用のデータソース、チケット履歴レポートにサービス技術者を追加する

オプションなどがあります。


サービス P U B L I C ( 公開 ) 57

4.1 チケット

チケットには次のような数多くの拡張が加えられました。新しい電子メール応答管理の一般出荷、Fiori クライアントでの添付

文書処理の改善、販売エリア決定オプション、チケットカテゴリの自動割当など。

添付文書の統合ビュー

添付文書タブでは、チケットに直接アップロードされたファイル、電子メールを通じて送信されたファイル (送信と受信の各

メッセージに添付されたファイル) など、すべての添付文書を表示できます。

チケットテキスト

任意のステータスのチケットについて、チケットテキスト項目を編集できます。2016 年 11 月のリリースでは、チケットテキ

ストを編集できるのは、チケットのステータスが"未処理" である場合に限られていました。

作業チケットでの部品利用可能チェック

チケットヘッダに対するアクションを通じて、修理部品の利用可能 (ATP) チェックを行うことができます。利用可能な日付

と数量を参照するには、ATP タブのチケット明細を確認します。

管理者は設定で ATP チェックを有効化できます。伝票タイプに関する新しい属性 "ATP 関連" があります。目的の伝票タイプ

(サービス依頼、作業チケットなど) について、このチェックボックスを選択します。伝票タイプの設定が完了したら、どの明細処

理コードが ATP チェック関連であるのかも指定する必要があります。明細処理コードは、ビジネスコンフィグレーション

導入プロジェクト微調整で参照できます。


サービス

販売エリアのデフォルト設定

このオプションをビジネスコンフィグレーションで選択すると、チケットに関連する販売エリアのデフォルト設定が次のロジ

ックに基づいて決定されます。

1. アカウントの販売データと従業員の販売データの共通部分

1. 販売組織、流通チャネル、部門の一致を比較

2. 販売組織と流通チャネルの一致を比較

3. 販売組織の一致を比較

2. ユーザの従業員販売データ

3. アカウントの販売データと従業員の販売組織の共通部分 - 販売組織のみとの比較

4. アカウント販売データのみ

5. 従業員の販売組織

シリアル ID に基づく販売エリア決定

管理者がこのオプションをビジネスコンフィグレーションで選択すると、チケットに関連する製品のシリアル ID に基づい

て、チケットに関連する販売エリアが割り当てられます。

設置ポイントからチケットへの拡張シナリオ

管理者が拡張項目を設置ポイントヘッダに追加した場合、関連するチケットのヘッダ領域にも拡張項目が表示されます。

チケットサマリレポートでの複数の登録製品

チケットサマリレポートには、チケットに関連するすべての登録製品が表示されます。

Fiori クライアントでの電子メール応答管理 (一般出荷)

電子メール返信アクションの代わりに、新しい電子メールタブが使用されます。Fiori クライアントで、拡張された電子メー

ル応答インタフェースを全ユーザが利用できるようになりました。電子メール応答エディタでは、HTML 書式タグ、送信メッセー

ジへの添付文書がサポートされるようになりました。



制限

電子メール応答テンプレートおよび電子メール応答のインライン画像はまだ利用できませんが、今後のリリースで対応され

る予定です。

Fiori クライアントでの電子メール添付文書のサポート

電子メールメッセージ本文の下に、添付文書の総数を示すインディケータが表示されます。6 個以上の添付文書がある

場合は、一覧内で追加の添付文書を表示できます。チケット添付文書一覧またはローカル記憶領域から電子メール応答に添

付文書を追加できます。

Fiori クライアントの新しい活動タブにタスクと電話を表示

以前はタスクというラベルのタブに活動というラベルが付けられました。この活動タブにはタスクと電話の両方が表示され

ます。


サービス

Facebook 投稿用の高解像度画像添付文書

投稿とダイレクトメッセージに含まれる画像は、フルサイズの新規ウィンドウで開かれるようになりました。Facebook でサ

ポートされるすべての画像フォーマットを利用できます。

制限

ダイレクトメッセージに含まれる画像を表示するには、そのダイレクトメッセージを受信した Facebook アカウントへのアク

セス権が必要です。

機械学習によるチケットカテゴリの自動割当 (Co-Innovation ユーザのみ)

チケットのカテゴリ化パターンを分析してチケットを特定のカテゴリに自動割当するように、システムを設定することができ

ます。

サービスチケットの入力ヘルプから新しい顧客または取引先担当者を登録

顧客または取引先担当者が存在しない場合に、チケット登録画面から直接、新しい顧客 (アカウントまたは個人顧客) あるいは取引先担当者を登録できるようになりました。顧客と取引先担当者の入力ヘルプポップアップに表示されるアクション

で、この機能を利用できます。これらのアクションをクリックすると、関連のオブジェクトの登録画面が開きます。



親トピックサービス [57 ページ]

関連情報

コンピュータテレフォニー統合 [63 ページ]登録製品 [64 ページ]設置ベース [65 ページ]リソーススケジューラ [66 ページ]保全計画 [69 ページ]タイムレコーディング [71 ページ]サービス契約 [72 ページ]サービスレベル [76 ページ]サービス分析 [77 ページ]


サービス

4.2 コンピュータテレフォニー統合

Extended Edition クライアントでのコールセンタエージェントの操作性が刷新され、HTML5 クライアントのチケット詳細ビュー

からクリックによる通話が可能になりました。

コンピュータテレフォニー統合を Fiori クライアントで全ユーザが利用可能

コールノートとフォローアップ伝票を使用した、着信コールアラートの受信から発信元の検索と認識までのシームレスなフ

ローを定義するための Fiori インタフェース内ユーザエクスペリエンスが再設計され、全ユーザが利用できるようになりました

(ベータ解除)。

制限

● 現段階では、管理者が現在の活動センタフロアプランを調整することは「できません」。

● 現段階では、受信電話を既存のチケットにリンク「できません」。

Fiori インタフェース内にソフトフォン制御ウィジェットを組込可能

システムインテグレータと協同して Fiori インタフェース内にソフトフォン制御ウィジェットを組み込めるようになりました。こ

れにより、ローカル CTI アダプタと外部テレフォニークライアントは不要になりました。既存のテレフォニー統合ソリューション

は、そのまま完全にサポートされます。

制限

ユーザインタフェースにソフトフォン制御ウィジェットを組み込むには、システムインテグレータによる作業が必要です。


関連情報

チケット [58 ページ]登録製品 [64 ページ]設置ベース [65 ページ]リソーススケジューラ [66 ページ]保全計画 [69 ページ]タイムレコーディング [71 ページ]サービス契約 [72 ページ]



サービスレベル [76 ページ]サービス分析 [77 ページ]

4.3 登録製品

登録製品の属性タブがオフラインモードで利用可能になりました。また、保証の有効期限に基づいてワークフロールールが拡

張され、設置ベースのヘッダセクションで OData サービスが利用可能になりました。

登録製品に関するオフライン拡張

登録製品の属性をオフラインモードで使用できるようになりました。

ワークフローの拡張

保証終了日付項目と保証 ID 項目が登録製品/設置ポイントで有効化され、保証の有効期限に基づくワークフロールール

の登録に使用できるようになりました。

登録製品でのスキル割当

登録製品ワークセンタでは、登録製品に対してスキルを割当できます。

従業員、顧客、製品に対してスキルを割り当てることもできます。詳細については、リソース計画リソーススケジューラ [66ページ] のスキル管理を参照してください。


サービス

登録製品一覧でのテリトリ項目と検索オプション

クエリの登録製品一覧でテリトリ項目が利用可能になりました。テリトリに基づいて登録製品を検索できます。

OData サービスとデータワークベンチが利用可能

設置ベースのヘッダセクション、計測ログ、および計測値で、OData サービスが利用可能になりました。


関連情報

チケット [58 ページ]コンピュータテレフォニー統合 [63 ページ]設置ベース [65 ページ]リソーススケジューラ [66 ページ]保全計画 [69 ページ]タイムレコーディング [71 ページ]サービス契約 [72 ページ]サービスレベル [76 ページ]サービス分析 [77 ページ]

4.4 設置ベース

このリリースには、既存の登録製品を使用して登録製品を移動する機能があります。

設置ベースの新しい既存登録製品追加機能では、すべての登録製品が表示されます。別の設置ベースにすでに割り当

てられた登録製品を選択すると、登録製品が移動されます。


関連情報

チケット [58 ページ]



コンピュータテレフォニー統合 [63 ページ]登録製品 [64 ページ]リソーススケジューラ [66 ページ]保全計画 [69 ページ]タイムレコーディング [71 ページ]サービス契約 [72 ページ]サービスレベル [76 ページ]サービス分析 [77 ページ]

4.5 リソーススケジューラ

このリリースには、グループ割当、追加の勤務時間タイプ、複数の需要の割当、スケジューリングのための一時的な組織割当

の利用という機能があります。計画担当者はグループ化を行った後、グループを別の技術者に移動するか、開始時刻を変更

することができます。同じ得意先プラントで技術者が実施するべき作業の有無がグループによって一目で示されるため、計画

担当者はより視覚的に状況を把握できます。そのため、詳細な計画を効率的に策定できます。また、新しいスキルタブでは、

従業員のスキル、登録製品、顧客の設定と更新を行うことができます。

従業員の勤務時間タイプ

通常の勤務時間のほかに、従業員の例外勤務時間と時間外勤務時間を管理できます。これらの新しい勤務時間タイプ

を色分けすると、ガントチャートで各タイプを識別するのに役立ちます。これらの勤務時間スロットに需要をドラッグ & ドロップ

することもできます。

1. ユーザ従業員勤務時間タブにナビゲートします。

2. 行追加を選択して、勤務期間 (例外勤務/時間外勤務)、有効開始/終了日付、タイムゾーン、稼働日カレンダを更新しま

す。

3. 画面の下側セクションで、稼働日と勤務時間を更新します。ここでの更新が完了すると、リソーススケジューラガントチャ

ートで更新を確認できます。

4. マニュアルでスケジュールを作成するとき、計画担当者は時間外勤務時間と例外勤務時間に需要をドラッグ & ドロップす

ることができます。予定スケジューリング方式と自動ディスパッチ方式では、例外勤務時間に割当が登録されません。時

間外勤務は通常の勤務時間と同じ方法で取り扱われます。


サービス

勤務時間タイプの微調整

微調整アクティビティ一覧で、需要処理勤務時間タイプ更新を検索します。勤務時間タイプを定義/更新し、リソー

ススケジューラガントチャートで表示する色を各タイプに割り当てます。

グループ割当の有効化

グループ割当機能を使用するには、スコーピング一般ビジネスデータリソーススケジューラにナビゲートして、

関連の質問を選択します。質問タブで、C4C のリソーススケジューラのグループ化を有効化しますか。を選択します。

割当のグループ化

需要/割当のグループ化を有効にすると、視覚面の向上のために複数の需要をグループ化できるほか、グループを全体

として操作することもできます。各技術者に対して同じ日にスケジュールされた割当をグループ化して、同じ顧客、チケットタイ

プ、ロケーションを操作できます。

グループモードを選択すると、すべての関連需要がまとめられ、ガントチャートに 1 つの需要として表示されます。通常モード

をクリックすると、需要が別々に表示される状態に戻ります。

ガントチャートでは、グループが一定の背景色で表示されます。グループを選択すると、そのグループ内の全割当の一覧が下

側の詳細領域に表示されます。計画担当者はグループ化を行った後、グループを別の技術者に移動するか、開始時刻を変

更することができます。同じ得意先プラントで技術者が実施するべき作業のあることがグループによって一目で示されるた

め、計画担当者はより視覚的に状況を把握できます。この機能を利用すれば、詳細な計画を効率的に策定できます。

特定の条件 (グループ内の割当のステータス、従業員の勤務時間など) に基づいて、グループを移動することができます。



ガントチャートでの一時的なチーム割当

従業員がチームに一時的に割り当てられると、(一時的な割当の間) 従業員はそのチームの計画のガントチャートに表示

されます。

複数の需要の計画

複数の需要を同時に割当できるようになりました。

1. 需要一覧で複数の需要を選択して、ガントチャート内のセルをダブルクリックします。

2. 選択した需要に対して割当が順番に登録されます。

3. 特定の日に利用可能な勤務時間内に需要が収まらない場合は、需要全体が需要一覧に返されます。

注記

週ビューでは、割当が勤務時間の開始時刻から追加されます。

スキル管理

新しいスキルタブで、管理者はスキルを登録できます。スキルのグループ、スキルの代替グループ、階層内のスキルを

登録する機能もあります。ただし、この機能を利用するには、初にスコーピングで機能を有効化する必要があります。

● 従業員、顧客、登録製品、製品に対してスキルを割り当てることができます。

● 従業員に対してスキルの有効期間を設定できます。

● 顧客/登録製品/製品に対してスキルを必須と指定するオプションがあります。

「スキル管理の有効化」

スコーピング一般ビジネスデータスキル管理にナビゲートして、この機能を有効化するように選択します。

その他の拡張

リソーススケジューラに対するその他の拡張は次のとおりです。


サービス

● 「割当編集アクション」

割当開始日付/時刻は、割当編集アクションを使用して編集できます。

● 「需要一覧および需要検索での追加項目」

需要一覧テーブルと検索オプションに対して、新しい項目 (チケットタイプ、チケット優先度、市区町村、指定開始/終了日

付、明細ステータスなど) が追加されました。

● 「需要および需要詳細領域での追加項目」

需要詳細セクションに対して、新しい項目 (チケットテキスト、チケット明細 ID、明細ステータス、ロケーション、割当登録

済、優先技術者など) が追加されました。これらの項目の一部は割当詳細セクションにも追加されました。

● 「割当バッファリング」

保存されていない割当をガントチャート内の別のビューに移動するとき、それらの割当は失われません。

● 「オフラインモードでチケット詳細画面から割当タブを使用可能」

チケット詳細画面から割当タブを有効化できます。


関連情報

チケット [58 ページ]コンピュータテレフォニー統合 [63 ページ]登録製品 [64 ページ]設置ベース [65 ページ]保全計画 [69 ページ]タイムレコーディング [71 ページ]サービス契約 [72 ページ]サービスレベル [76 ページ]サービス分析 [77 ページ]

4.6 保全計画

時間基準保全計画の場合、計画定義での計測属性の更新は任意になりました。保全項目タブの新しい開始日付項目では、

初のチケット生成の値を設定できます。

時間基準保全計画の拡張

時間基準保全計画に対するいくつかの拡張を下記に示します。



● 「計測属性は任意」

計画定義タブでの計測属性の更新は必須ではなくなりました。代わりに、登録製品で更新される計測ログを使用すること

ができます。ただし、計測属性を選択した場合は、以前のとおり動作します。

時間基準計画については、初のサービスチケット生成を決定するロジックが拡張されました。初のチケット生成で考

慮される更新済オブジェクトについて、新しい開始日付項目を設定できます。ここで開始日付が設定されない場合は、既

存のロジックが使用されます (登録製品の有効開始/参照日付が考慮されます)。● 「更新済オブジェクトの開始日付項目」

時間基準計画については、初のサービスチケット生成を決定するロジックが拡張されました。初のチケット生成で考

慮される更新済オブジェクトについて、新しい開始日付項目を設定できます。ここで開始日付が設定されない場合は、既

存のロジックが使用されます (登録製品の有効開始/参照日付が考慮されます)。既存の計画は影響を受けません。そ

のため、該当の保全計画の計画定義で定義されたパラメータに基づいて、チケットが生成されます。

マニュアル実行トリガを選択した場合は、マニュアル実行操作によって開始日付が上書きされるため、開始日付項目は

無効化されます。開始日付に対して初のチケットが生成されるまでは、開始日付を編集できます。

注記

既存の計画は影響を受けません。


関連情報

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サービス

4.7 タイムレコーディング

すべてのタイムレコーディングを日付/時刻別にソートする時間エントリソートが有効化されました。また、CATS 時間エントリ

を対象として SAP ERP との統合が可能になりました。

時間エントリソート

タイムレコーディングタブでソートが使用可能になりました。現在、すべての時間レポートは開始日付別にソートされます。

すべての時間エントリは、初に日付別にソートされた後、タイムレコーディングワークセンタの開始時刻別にソートされます。

SAP ERP CATS との統合

承認済の時間エントリを SAP ERP の CATS にリリースできます。この統合のためには、システム内の時間エントリの時

間タイプと、SAP ERP の活動およびタイプとの間のマッピングを更新する必要があります。

注記

チケットを参照する時間エントリをリリースできるのは、関連のチケットがすでに SAP ERP にリリースされている場合に限ら

れます。

時間エントリに対するオフライン拡張

時間エントリに対するオフライン拡張は次のとおりです。



● 時間エントリを登録するときに、デフォルトでは、項目: タイムゾーン、日付、ステータス、および従業員を使用できます。

● 開始時刻と終了時刻が時間エントリに追加されるときに、期間が計算されます。


関連情報

チケット [58 ページ]コンピュータテレフォニー統合 [63 ページ]登録製品 [64 ページ]設置ベース [65 ページ]リソーススケジューラ [66 ページ]保全計画 [69 ページ]サービス契約 [72 ページ]サービスレベル [76 ページ]サービス分析 [77 ページ]

4.8 サービス契約

このリリースでサービス契約に加えられた重要な機能には、アクセス制限、拡張項目、出力フォームの拡張などがあります。

契約対象物の複数選択/選択解除機能を使用可能

契約対象物を操作するときに、複数選択/選択解除機能を使用して、すべての対象物を選択または選択解除できるよう

になりました。


サービス

明細レベルでのカスタマ拡張

アダプテーションを使用して、製品明細レベルの拡張項目を製品テーブルの下にある別個のセクションにクラスタ化でき


アカウントチームに対するサービス技術者の割当

クエリすべての契約では、ログインしたユーザが次の理由でアクセス権を持つ契約が表示されます。

● ユーザが関係者として契約アカウントに割り当てられた。および/または

● ユーザが関係者として契約に直接割り当てられた。

契約拡張項目を使用可能

画面アダプテーションで新しい拡張シナリオが利用可能になりました。この拡張シナリオは、チケットヘッダとチケット明細

でも利用できます。

チケットヘッダまたはチケット明細から拡張シナリオを追加するには、アダプテーションマスタレイアウト編集拡張項目

プロパティ変更項目定義拡張シナリオにナビゲートします。

フォームメッセージタイプの新しい契約ヘッダ/明細価格設定項目

メッセージタイプフォームを拡張できるように、次の新規項目が追加されました。

● 価格設定 (明細) 別のメッセージタイプ (フォーム) 拡張

● 価格設定 (ヘッダ) 別のメッセージタイプ (フォーム) 拡張

注記

SAP ERP 条件タイプでの出力に関連があるというフラグが付けられた価格設定データのみを利用できます。



ヘッダレベルでの新しい関係者データ

契約フォームのヘッダレベルで、契約単位と営業員を関係者として追加するか、その他関係者を使用して独自に定義し

た「Z」関係者を追加できるようになりました。


サービス

契約に対するアクセス制限ルールの更新

契約に対する制限ルールを更新するときに、管理者はアクセスコンテキスト 2020 の制限ルール 06 (従業員、アカウント (アカウントチーム)) を使用して、権限アクセスを付与または制限することができます。これにより、たとえば、技術者が契約詳細

にアクセスすることを許可できます。

この制限ルールが設定された場合、(February 2017 リリース時点で) 技術者は関連アカウントチームのメンバーとして、その

アカウントのすべての契約にアクセスできます。つまり、サービス技術者を各契約の関係者として記載する必要はありませ

ん。

注記

制限ルールに基づいてアクセス可能なアカウントの大数は、500 アカウントに制限されています。




関連情報

チケット [58 ページ]コンピュータテレフォニー統合 [63 ページ]登録製品 [64 ページ]設置ベース [65 ページ]リソーススケジューラ [66 ページ]保全計画 [69 ページ]タイムレコーディング [71 ページ]サービスレベル [76 ページ]サービス分析 [77 ページ]

4.9 サービスレベル

サービスレベル決定ルールにアクセスするメニューパスが変更されました。

管理者サービスおよびソーシャルサービスレベル契約設定サービスレベル決定からサービスレベル決定

ルールテーブルにアクセスします。

注記

以前、サービスレベル決定リンクは、管理者メニューの主要タスクセクションに表示されていました。


関連情報

チケット [58 ページ]コンピュータテレフォニー統合 [63 ページ]登録製品 [64 ページ]設置ベース [65 ページ]リソーススケジューラ [66 ページ]保全計画 [69 ページ]タイムレコーディング [71 ページ]サービス契約 [72 ページ]サービス分析 [77 ページ]


サービス

4.10 サービス分析

サービス分析の新機能には、複数の登録製品用のデータソース、チケット履歴レポートにサービス技術者を追加するオプショ

ンなどがあります。

複数の登録製品用のデータソース

チケットに関連する複数の登録製品用のデータソースを利用できます。

チケット履歴レポートにサービス技術者を追加

チケット履歴レポートにサービス技術者情報を追加できるようになりました。


関連情報

チケット [58 ページ]コンピュータテレフォニー統合 [63 ページ]登録製品 [64 ページ]設置ベース [65 ページ]リソーススケジューラ [66 ページ]保全計画 [69 ページ]タイムレコーディング [71 ページ]サービス契約 [72 ページ]サービスレベル [76 ページ]



5 ユーザインタフェース

クリック数が減り、ビジュアルが分かりやすくなり、複数のブラウザオプションが備わって、ユーザインタフェースが使いやすく

なりました。すべての新機能と拡張について以下をお読みください。

ヒント


一般的な UI の拡張 [78 ページ]これらの機能は、デスクトップ、Extended Edition、または HTML5 を使用しているすべてのユーザに共通です。管

理者が実行できる新規タスクがいくつかあります。詳細については、以下をお読みください。

Fiori クライアントの拡張 [81 ページ]各種 CEC Hyrbis アプリへのワンクリックアクセス、Idea Place への直接リンク、マップアプリへのアドレスリンクナビ

ゲーション、リッチテキスト項目の拡張、新履歴の拡張、ソリューションを直感的に利用するための各種変更など、

新機能と拡張機能について、下記を参照してください。

HTML5 拡張 [86 ページ]HTML5 クライアントのみに関連する更新がいくつかあります。3 つの新しいワークセンタにアクセスできるほか、既存

のワークセンタが拡張されました。詳細については、下記をお読みください。

5.1 一般的な UI の拡張

これらの機能は、デスクトップ、Extended Edition、または HTML5 を使用しているすべてのユーザに共通です。管理者が実

行できる新規タスクがいくつかあります。詳細については、以下をお読みください。

追加の言語サポート

ユーザインタフェースを 2 つの新しい言語(ルーマニア語とクロアチア語) で利用できます。

モデルのチェック

管理者はカスタムメッセージを生成するためのチェックを定義できます。これらのチェックのタイプは、エラー、警告、情報メ

ッセージにすることができます。ルール条件は UI モデルで利用可能な項目に基づいて定義する必要があります。

チェックを定義するには、下記のステップに従います。


ユーザインタフェース

1. 項目の上にカーソルを置き、チェックアイコンを選択します。チェックウィンドウが開きます。

2. 新規をクリックして、チェックエディタ画面を開きます。

3. 概要タブで、チェック名、説明、エラーのタイプを入力します。

4. エディタタブで、ルール名、および利用可能な項目と機能に基づく条件を入力します。

5. メッセージタブで、カスタムメッセージを入力します。

6. 適用をクリックします。

ルールがマスタレイアウトで適用されます。ルールはオンラインモードとオフラインモードの両方で動作します。

ページレイアウトを使用してオブジェクト一覧でクエリを非表示にする

管理者は特定のクエリを非表示にすることで、オブジェクト一覧 (OWL) でページレイアウト用に別個のクエリ一覧を作成

できます。こうすると、異なるロールの別々のクエリセットを柔軟に更新できます。ただし、異なるページレイアウトで別々のデ

フォルトクエリを定義することはできません。マスタレイアウト内のデフォルトクエリセットは非表示にできないいことに留意して

ください。

ルール一覧

ルール一覧という新規オプションがキーユーザ変更のもとの管理ワークセンタに追加されました。ルール一覧にはテナン

ト内のチェックルールとプロパティルールが表示されます。

管理上の変更に関するオブジェクト/項目レベルのログ

管理者が既存の変更を詳しく追跡できるように、項目/個別コントロールレベルとオブジェクトレベルで変更ログを利用でき

るようになりました。管理者は必要に応じて不要な変更を削除できます。変更ログには変更の詳細 (ユーザ、キーユーザ変更

のタイプ、タイムスタンプなど) が記録されます。


ユーザインタフェース P U B L I C ( 公開 ) 79

テキスト項目に対するソート

データ型が「text」または「note」であるすべての拡張項目に対して、ソートを実行できなくなりました。すべての標準項

目については、項目のデータ型が「text」または「note」 (文字数に制限なし) である場合に限り、ソートを実行できません。

ただし、どちらのデータ型でもフィルタオプションは利用できます。

複数値一覧に対するコード一覧制限

複数値一覧に対してコード一覧制限を更新できるようになりました。

これはオンラインモードとオフラインモードの両方で機能します。

会社設定の拡張

● 署名という新しいタブが利用できるようになりました。このタブでは、好みの CEC Hybris 製品の URL を保存できま

す。Extended Edition UI を開くと、保存した URL へのショートカットを利用できます。

● Fiori クライアントで注釈機能を無効化できる新規オプションを利用できます。

OVS と簡易登録に対する PSM 項目の追加 (ベータ)

管理者は、その他の項目タブを使用してユーザインタフェースにパブリックソリューションモデル (PSM) 対応項目を追加

できます。これは、このリリースのベータ機能で、簡易登録や Object Value Selector のようなフロアプランでのみサポートさ



れています。現在のところ、オブジェクト内で親オブジェクトと 1:1 の関係を持つ項目のみを追加できます。サポートされるデー

タ型は、string、lists、boolean、date/date-time、integer/numeric です。

親トピックユーザインタフェース [78 ページ]

関連情報

Fiori クライアントの拡張 [81 ページ]HTML5 拡張 [86 ページ]

5.2 Fiori クライアントの拡張

各種 CEC Hyrbis アプリへのワンクリックアクセス、Idea Place への直接リンク、マップアプリへのアドレスリンクナビゲーショ

ン、リッチテキスト項目の拡張、新履歴の拡張、ソリューションを直感的に利用するための各種変更など、新機能と拡張機

能について、下記を参照してください。

各種 CEC Hyrbis アプリへのワンクリックアクセス

署名メニューをクリックすることで、ソリューション内部から新しいブラウザで各種 SAP Hybris アプリケーションを開き、そ

れらのアプリケーションにナビゲートできます。署名メニューを開くには、左上隅のアイコンをクリックします。現在のところ、

大 5 個の SAP Hybris アプリケーションを設定できます。



管理者として、署名を有効化するには、アダプテーション会社設定署名タブに移動し、使用/ナビゲートする

SAP Hybris アプリケーションの URL を追加します。

マップへのアドレスリンクナビゲーション

アドレス項目で、クリックしてナビゲート機能を使用できるようになりました。アドレス項目をクリックすると、タブレットやスマ

ートフォンでネイティブマップアプリケーションが起動されます。ブラウザでは、Google マップを使用して別個のブラウザウィン

ドウにアドレスが表示されます。

制限

現在のところ、一部のアドレスリンクではこの機能を使用できません。



Idea Place へのリンク

SAP Hybris Cloud for Customer Idea Place ページへのリンクがユーザメニューに追加されました。このリンクをクリック

することで、製品機能の拡張方法に関するアイディアを共有できます。このリンクは別個のウィンドウで開かれます。このリン

クはオンラインモードのみで動作し、デスクトップとタブレットでサポートされます。



登録時に実行された後の保存操作を記憶

特定のデバイスでオブジェクトを登録するときに、ユーザが選択した保存操作の新内容が記憶されます。たとえば、アカ

ウント登録画面で、デフォルト選択は保存です。一方、アカウントの登録中に保存して開くを保存オプションとして選択すると、

(同じデバイス上で) アカウントを次回登録するときに、保存して開くがデフォルト選択として表示されます。



リッチテキスト項目の拡張

リッチテキスト項目が拡張され、表示モード中にリッチテキストコントロールが非表示になりました。リッチテキストコントロ

ールは項目編集モードのみで表示されます。デスクトップブラウザの場合、リッチテキスト項目は項目ボックスで編集できま

す。タブレットとスマートフォン上の Extended Edition アプリの場合、全画面ポップアップで編集が行われます。


関連情報

一般的な UI の拡張 [78 ページ]



HTML5 拡張 [86 ページ]

5.3 HTML5 拡張

HTML5 クライアントのみに関連する更新がいくつかあります。3 つの新しいワークセンタにアクセスできるほか、既存のワー

クセンタが拡張されました。詳細については、下記をお読みください。

新しいワークセンタ

HTML5 で次のワークセンタにアクセスできるようになりました。

● ビジネスコンフィグレーション

● 管理者

● データプライバシー管理

注記

管理者ワークセンタで、次のサブビューはまだ利用できません。これらのサブビューには Silverlight UI からのみアクセス

できます。

テーブル 3:

ワークセンタのビューワークセンタのサブビュー

入出力管理フォームテンプレート選択 (FDT)

入出力管理出力チャネル選択 (FDT)

ビジネスフレキシビリティフォームテンプレート更新

ビジネスフレキシビリティマッシュアップオーサリング

ビジネスフレキシビリティマッシュアップ Web サービス

新履歴機能の拡張

新履歴のもとで、追加のビジネスオブジェクト (訪問、設置ベース、契約) がサポートされるようになりました。




関連情報

一般的な UI の拡張 [78 ページ]Fiori クライアントの拡張 [81 ページ]



6 Extended Edition - アプリおよびオフライン

Extended Edition が強化され、数多くの機能拡張 (ネイティブカレンダ統合、マップへのアドレスリンクナビゲーション、注釈

の拡張、オフライン PDF 生成、スマートフォン対応など) が導入されました。興味を引く更新について読み進めてください。

マップへのアドレスリンクナビゲーション

アドレスリンクをクリックすると、デバイスのネイティブマップアプリケーションが起動されます。その後、マップ内のアドレス

にナビゲートして、関連の方向情報を取得できます。この機能は iOS、Android、および Winodws でサポートされます。

制限

現在のところ、一部のアドレスリンクではこの機能を使用できません。


Extended Edition - アプリおよびオフライン

ネイティブカレンダ統合 (iOS)

SAP Hybris Cloud for Customer, extended edition を iOS カレンダと統合できます。そのため、アプリケーションイベ

ントともに、アプリケーションカレンダ内のすべてのネイティブカレンダイベントを参照できます。これにより、すべてのイベントを

完全かつ透過的に把握できます。イベントの下に表示されるデバイスアイコンを使用して、各ネイティブカレンダイベントを区

別できます。ネイティブカレンダイベントは参照できるだけであり、ソリューションでイベントを開くことはできません。

この機能を設定のもとで有効化するには、詳細設定でカレンダ統合トグルスイッチをオンにします。

注記

この新機能を有効化した後でカレンダを初に開いたときに、アプリから iOS カレンダへのアクセスを許可するよう求める

ポップアップが表示されます。


Extended Edition - アプリおよびオフライン P U B L I C ( 公開 ) 89

管理アプリ設定 [iOS]

外部 MDM (Mobile Device Management) ツールを使用するときに、MDM プロバイダの管理コンソールで特定の設定

キーと値を設定することができます。これらの設定キーと値は管理コンソールを通じてアプリにプッシュされます。

前提条件: MDM ソリューションで管理設定 https://developer.apple.com/library/content/samplecode/sc2279/Introduction/Intro.html がサポートされること。

ログオンプロファイルのさまざまな設定オプションは次のとおりです。

● デフォルトシステム URL が MDM ツールによって提供されており、項目値が空でない場合は、デフォルトシステム URL を事前設定します。

● 項目が MDM ツールによって提供されており、項目値が空でない場合は、ユーザ名を事前設定します。

● 項目が MDM ツールによって YES に設定されている場合は、パスワード保存オプションを事前設定します。

新しいログオンプロファイル画面には手動でナビゲートする必要があります。画面が開いたときには、デフォルト値が適用され

ます。新しいログオンプロファイル画面を連続的に開く場合は、デフォルト値が適用されません。現在、

ManagedAppConfig.plist には次のエントリ例があります。

テーブル 4:

キータイププレースホルダとしての値

systemurl 文字列 http://my000000.crm.ondemand.com

username 文字列 mobilityUserAlias

rememberpassword ブール YES

拡張された Web コンテンツエクスペリエンス (iOS)

アプリ内の Web コンテンツへのリンクで、改善された iOS 機能を利用できます。たとえば、safari で Web サイトにすでに

ログインしている場合に、アプリ内で同じ Web サイトリンクをタップすると、safari ウィンドウが開いて自動的にログインされま

す。なお、ログインしていない場合は、ログインする必要があります。



http://help.sap.com/disclaimer?site=https://developer.apple.com/library/content/samplecode/sc2279/Introduction/Intro.html

http://help.sap.com/disclaimer?site=https://developer.apple.com/library/content/samplecode/sc2279/Introduction/Intro.html

ログイン後にオブジェクトのロックを解除

オブジェクトを編集しているときにアプリケーションが予期なく終了した場合は、オブジェクトがサーバ上のユーザ名でロッ

クされます。その場合、アプリケーションに次回ログインしたときに、オブジェクトのロックが自動的に解除されます。

注釈の拡張

このリリースでは、次の拡張が注釈に適用されました。

● 描画ツールを使用して注釈するときに、不要な描画ツールを削除することができます。この機能はすべてのデバイス

( iOS、Android、および Windows) でサポートされます。

注記

Windows での注釈は Windows 10 タブレットと Windows フォンのみでサポートされ、Windows 8.1 および IE では

サポートされません。



● オンラインモードでは、注釈に対するイメージ保存操作がすべてのブラウザ (Chrome、IE、および Safari) でサポー

トされます。

注釈を無効化するオプション

デフォルトでは、すべてのビジネスユーザが注釈機能を使用できます。ただし、注釈を使用しない場合は、管理者が注釈

機能を無効化するオプションがあります。

管理者として、注釈を無効化するには、アダプテーション会社設定に移動して、チェックボックス Fiori クライアント

の注釈無効化を選択します。次に、保存して閉じるを選択して変更を確認します。

指定した期間の経過後にオフラインデータが削除されるようにするオプション

管理者は、オフラインデータが削除されるまでの期間を指定できます。この期間が経過すると、オフラインデータは削除さ

れます。データを失わないようにするには、少なくとも 1 回はオンラインでログインしてデータを同期する必要があります。デー

タの同期を忘れると、アプリを起動したときに、データ削除の確認を求めるメッセージが表示されます。

指定した期間の経過後にオフラインモードで作業するにはオンラインでのログインが必要

指定された期間の経過後にオフラインモードでアプリにログインするには、少なくとも 1 回はオンラインでログインする必要

があります。この期間は管理者が指定します。オフラインモードで作業を続ける前にオンラインでのログインを促すポップアッ

プメッセージが表示され、アプリはオンラインログインページに切り替わります。

ユーザ設定クエリに基づく同期

ユーザ設定クエリを同期に使用できます。オフライン同期設定では、管理者が設定したクエリ (デフォルトクエリ) とユーザ

設定クエリ (マイ保存済クエリ).に対して別々のタブが表示されるようになりました。これらのクエリを任意に組み合わせて同

期を行うことができます。クエリの選択は以降の同期実行に記憶されます。ただし、同期用のクエリの選択を解除すると、次回

の同期では、そのクエリに関連するデータが削除されます。



Extended Edition アプリの制限

制限

パフォーマンスを改善するため、Extended Edition アプリでは開いているタブの数を 6 に制限し、この制限に達したときに

情報メッセージが表示されます。ただし、追加のオブジェクトは開いているタブを閉じると開くことができます。そのため、タ

ブ数が 6 を超えることはありません。



お気に入りの同期

管理者は、ユーザがお気に入りとマークしたオブジェクトを絞り込むクエリを定義できます。この機能は、選択したオブジェ

クトのみで使用できます。個別のお気に入りクエリは、管理者オフライン設定のもとで、各オブジェクト/ロールに

対して追加できます。



同期に関して拡張されたユーザエクスペリエンス

同期履歴が拡張され、前回同期ログに関する情報が表示されるようになりました。また、

● 同期に関する詳細情報 (同期に要した時間、info/warning/error メッセージの詳細) が前回同期ログ画面にも表示され

ます。

● アップロードエラーの場合は、この画面からアップロード同期ログ画面に直接移動して、後のアップロード詳細を表示で

きます。



.

変更とエラーに関するビジュアルインジケータ

オフラインモードの詳細ビューと一覧ビューに、ビジュアルインジケータが導入されました。

● オフラインで作成/編集され同期されていないオブジェクトには黄色のインジケータが表示されます。

● 同期されたがアップロードエラーのあるオブジェクトには赤いインジケータが表示されます。また、エラーを表示して解決

するために、オフライン設定のもとでアップロード同期ログをチェックできます。



.

添付文書処理の拡張

オフラインモードで作業中に、添付文書をダウンロード対象としてマークできるようになりました。

● インターネットに接続している場合、添付文書は即座にダウンロードされます。

● インターネットに接続していない場合、添付文書はダウンロード対象としてマークされ、次回の同期時にオフラインモード

で利用できます。



.

Windows 10 Mobile のサポート (オンラインのみ)

Extended Edition アプリを Windows 10 スマートフォンで利用できます。ただし、アプリはオンラインモードのみでサポー

トされます。サポートされる Window デバイスは Microsoft Lumira 950XL です。



7 アナリティクス

アナリティクスに対する一般拡張と Fiori クライアント拡張の総覧があります。各種機能についてはこの文書に記載の簡単な

内容説明を確認してください。

ヒント


一般的な機能拡張 [99 ページ]このリリースでは、分析に関する複数の新機能および拡張機能が追加されています。詳細については、以下をお読

みください。

Fiori クライアントの拡張 [101 ページ]Fiori クライアントで利用できる新機能と拡張機能 (分析機能を強化するもの) については、下記を参照してください。

これらの拡張には、ダッシュボードインタラクション、レポート一覧のフィルタ、チャート/テーブルモードでのデータ表示

などがあります。

7.1 一般的な機能拡張

このリリースでは、分析に関する複数の新機能および拡張機能が追加されています。詳細については、以下をお読みくださ

い。

新しい相対選択オプション

今後 180 日間という新しい相対選択オプションが利用可能になりました。このオプションを選択すると、実行の日付以降

の 180 日間が計算されます。

PDF および XLSX としてダウンロード

PDF 書式または Microsoft Excel® の XLSX (.xlsx) 書式で、レポートをダウンロードできます。

注記

● ブラウザの制限のため、PDF へのダウンロードは Chrome ブラウザのみで利用できます。

● また、PDF へのダウンロードはチャートのみで利用できます。テーブルレポートを PDF 書式でダウンロードすることは

できません。


アナリティクス P U B L I C ( 公開 ) 99

SAP NetWeaver BW の無効データの削除サポート (ODP との統合時)

ODP 削除済データという新しいデータソースが利用可能になりました。このデータソースには、SAP NetWeaver BW データソース内の無効データのクリーンアップに必要となるすべての削除済データが含まれています。ODP との統合時のみに

利用できます。タイプが Join、Virtual、および Cloud であるデータソースは、直接サポートされないか、基本メンバーとしてサ

ポートされません。

Analytical ODATA サービスでの選択の上書き

レポートの初期選択内で既存の個別値を上書きするために、OData 選択を渡せるようになりました。残りの選択がある場

合、それらの選択はそのまま適用されます。

親トピックアナリティクス [99 ページ]

関連情報

Fiori クライアントの拡張 [101 ページ]Fiori クライアントの拡張 [101 ページ]


アナリティクス

7.2 Fiori クライアントの拡張

Fiori クライアントで利用できる新機能と拡張機能 (分析機能を強化するもの) については、下記を参照してください。これらの

拡張には、ダッシュボードインタラクション、レポート一覧のフィルタ、チャート/テーブルモードでのデータ表示などがあります。

フィルタとしてのフラグとお気に入り

フラグとお気に入りを使用して、レポートをフィルタリングできます。たとえば、フラグ付のアイテムによってレポート一覧を

フィルタリングすると、以前にフラグを付けたすべてのレポートの一覧が表示されます。

ダッシュボードインタラクション

Fiori クライアントでダッシュボードインタラクションが利用可能になりました。Ctrl+Click によって複数のフィルタを渡すこ

とができます。フィルタアイコンをクリックすることで、フィルタを表示またはクリアできます。

タイルと KPI 概要での値の表示

次の拡張が KPI 概要に適用されました。

● 複数の通貨または単位が使用されていて集計が不可能である場合は、エラーメッセージが表示されます。



● スケールは無効になりました。代わりに、次の標準書式設定ルールが適用されます。

○ 値が 9999 以下である場合、値は完全数として表示されます。

○ すべての値は小数点以下 2 桁までに丸められます。

○ 10000 以上の値は単位記号 (K、M、B など) とともに表示されます。

スマートフォンでの KPI 概要

スマートフォンでの KPI 概要が拡張されました。スクロールしてリボンを折りたたみ、レポート詳細を表示できるようになり

ました。



ツールバーオプション

ユーザエクスペリエンスを向上させる新しいツールバーオプションがいくつかあります。

● チャートオプション: チャートに関連するすべてのアクションはグループ化され、ツールバーセパレータの左側にまとめ

て表示されます。アクションが有効である場合は、ボタンが強調表示されます。

● チャートでの値の表示: チャートに値を表示するための新しいボタンを利用できます。

● チャート/テーブル表示モード: 同じビュー内でチャートとテーブルの両方としてデータを表示できます。追加アクション

アイコンのもとで、単一ビューと二重ビュー (チャートとテーブル) を切り替えるための新しいオプションを利用できます。



● チャート/テーブル設定の表示: チャート/テーブル設定ペインの表示/非表示を切り替えできる新しいアクションボタ

ンを利用できます。表示コンテキストに応じて、チャート設定またはテーブル設定、あるいは両方の設定が表示されます。

チャート設定

チャート表示を管理するために、次のチャート設定を利用できます。

● 凡例表示

● チャート値表示

● マイ軸内容説明の表示

● テーブルに表示する場合は、結果と全体結果を表示

● テーブルに表示する場合は、階層を表示



テーブル設定

テーブル表示を管理するために、次のテーブル設定を利用できます。

● 行の特性固定

● テーブルデザイン

● グリッド線

● 結果行を次のように表示

● 結果列を次のように表示

● 繰返テキスト表示

● 階層として配列

● データ制限

Fiori クライアントでのレポート起動

Web ブラウザ - Extended Edition UI という新しいオプションをレポートデザイン編集方法のもとのビジネスアナ

リティクスワークセンタで利用できます。このオプションでは、Fiori クライアントでレポートを起動できます。

管理者は、この機能を使用して Extended Edition ビジュアライゼーションにビューを保存できます。

親トピックアナリティクス [99 ページ]



関連情報

一般的な機能拡張 [99 ページ]一般的な機能拡張 [99 ページ]



8 アドイン

ヒント


Microsoft Outlook 用 SAP Hybris Cloud for Customer アドイン [107 ページ]このリリースにはいくつかの改善点があり、受信ボックスから直接作業するときに時間を節約できます。

SAP Hybris Cloud for Customer, Microsoft Outlook 向けサーバサイド統合 [111 ページ]SAP Hybris Cloud for Customer, Microsoft Outlook 向けサーバサイド統合を導入すると、より多くの顧客と結び

付き、より速く取引を成立させることができます。

8.1 Microsoft Outlook 用 SAP Hybris Cloud for Customer アド

イン

このリリースにはいくつかの改善点があり、受信ボックスから直接作業するときに時間を節約できます。

活動または受注と電子メールとの関連付け

Microsoft Outlook の受信ボックスで、電子メールを活動または受注にドラッグ & ドロップすると、その電子メールが

SAP Hybris Cloud for Customer で活動または受注と関連付けられます。


アドイン P U B L I C ( 公開 ) 107

受注情報

受信ボックスに電子メールを受け取ったときに、その電子メールと一致するアカウントに関連する受注が存在する場合

は、その受注に関する情報がサイドパネルに表示されます。

個別顧客またはアカウントによるフィルタリング

Microsoft Outlook で、アカウントを参照する電子メールを追加するときに、タイプ (個別顧客またはアカウント) によって

検索結果をフィルタリングできます。フィルタ設定は、変更するまで同じ内容が維持されます。


アドイン

非公開または機密とマークされた電子メールを同期対象から除外

管理者は、非公開または機密とマークされた電子メールを SAP Hybris Cloud for Customer に対する同期対象から除

外するようにシステムを設定できます。

この設定を行うには、管理者としてログインし、管理者一般設定グループウェアアドイン設定 Microsoft Outlook 一般設定同期設定に移動して、非公開の電子メール、機密の電子メール、またはその両方を同期対象から

除外することを指定します。

訪問と予定に関するノートと添付文書を同期対象から除外

管理者は、訪問と予定に関するノートと添付文書を SAP Hybris Cloud for Customer との間の同期対象から除外する

ようにシステムを設定できます。

注記

この設定は常に訪問と予定の両方に影響を与えます。たとえば、訪問のみを同期対象にして、予定を同期対象から除外

することはできません。

この設定を行うには、管理者としてログインし、ユーザロールで、適切なビジネスアクション制限を追加します。

● 訪問と予定に関する添付文書を同期対象から除外する場合 (GW_APPT_ATTACH_UPLOAD_DOWNLOAD)● 訪問と予定に関するノートを同期対象から除外する場合 (GW_APPT_NOTES_UPLOAD_DOWNLOAD)



Microsoft Outlook 2007 のサポート停止

2017 年 2 月以降、Microsoft Outlook 2007 はサポートされなくなりました。サポートされるバージョンのいずれかに

Microsoft Outlook をアップグレードすることをお奨めします。サポートされるバージョンおよびソフトウェア要件の一覧を参照

できます。

MSI ファイルによるアドインのリモートインストール

各エンドユーザがアドインを手作業でインストールできるほか、管理者は MSI ファイルを使用して複数のクライアントにア

ドインをリモートインストールすることができます。管理者は、SAP ソフトウェアダウンロードセンタ (https://support.sap.com/software/installations.html ) から MSI ファイルをダウンロードできます。

親トピックアドイン [107 ページ]

関連情報

SAP Hybris Cloud for Customer, Microsoft Outlook 向けサーバサイド統合 [111 ページ]


アドイン

http://help.sap.com/disclaimer?site=https://support.sap.com/software/installations.html

http://help.sap.com/disclaimer?site=https://support.sap.com/software/installations.html

8.2 SAP Hybris Cloud for Customer, Microsoft Outlook 向けサ

ーバサイド統合

SAP Hybris Cloud for Customer, Microsoft Outlook 向けサーバサイド統合を導入すると、より多くの顧客と結び付き、よ

り速く取引を成立させることができます。

注記

SAP Hybris Cloud for Customer, Microsoft Outlook 向けサーバサイド統合

は、SAP Hybris Sales Cloud, enterprise edition で使用できます。

現バージョンでは、Microsoft Office 365 と Microsoft Exchange 2013+ がサポートされています。

SAP Hybris Cloud for Customer, Microsoft Outlook 向けサーバサイド統合は、サーバレベルで情報を同期するの

で、クライアントレベルのインストールは必要ありません。既存のクライアント側ソリューションと同様に、サーバ側統合によっ

て、SAP Hybris Cloud for Customer からコンテキストに沿ったインサイトが受信ボックスに提供され、便利でインテリジェン

トな機能が追加されます。これらの機能を使用すると、次のことが可能になります。

● モバイルやタブレットを含むすべての電子メールクライアントの生産性が向上します。SAP ソリューションから次の情報を

同期することができます。

○ 取引先担当者、アカウント、個人顧客

○ タスク

○ 予定表、訪問

○ 電子メール

● SAP Hybris Cloud for Customer を使用すると、受信ボックスから離れずに次のことができます。

○ 受信ボックスから SAP ソリューションにアイテムを登録する。

○ 電子メール、予定表、または訪問について、SAP ソリューションのデータを表示する。

○ SAP ソリューションでアイテムを検索する。

親トピックアドイン [107 ページ]

関連情報

Microsoft Outlook 用 SAP Hybris Cloud for Customer アドイン [107 ページ]



9 業種別機能

ユーティリティコンタクトセンタでのユーザエクスペリエンス拡張は、働く喜びです。数多くのユーティリティ機能、(ベータ) 選定

可能対象階層、これらの新機能を詳しく理解するための他の拡張については、(ベータ) ガイド付プロセスを参照してください。

制限された業種別機能に関する通知もこのセクションに記載しています。

注記

リリース 1702 の時点で、SAP Hybris Cloud for Customer の次の業種別機能については、スコーピングオプションが非

表示になっています。 – 「ハイテク」、「高等教育」、「アパレルとフットウェア」、「小売」これらの機能は新規顧客に提供され

ません。この開発は既存の顧客に対する現在のサポートには影響を与えません。

ヒント


ユーティリティコンタクトセンタ [112 ページ]SAP Hybris Cloud for Customer のレスポンシブ UI ベースの Extended Edition では、ユーティリティコンタクトセ

ンタを完全に利用できるようになりました。それとは別に、数多くの機能拡張、およびベータ機能として現在提供され

ている複数の重要なガイド付プロセスがあります。公益産業向けソリューションの画期的な展開に注目してください。

バンキング資産管理の設定 [116 ページ]バンキング資産管理には、ビジネスコンフィグレーションの微調整アクティビティを使用して、負債タイプ、クライアント

レベルタイプ、ソースタイプ、証明書類タイプの新しい値を追加するオプションがあります。

9.1 ユーティリティコンタクトセンタ

SAP Hybris Cloud for Customer のレスポンシブ UI ベースの Extended Edition では、ユーティリティコンタクトセンタを完

全に利用できるようになりました。それとは別に、数多くの機能拡張、およびベータ機能として現在提供されている複数の重要

なガイド付プロセスがあります。公益産業向けソリューションの画期的な展開に注目してください。

需要場所概要におけるマップのデフォルト圧縮ビュー

デフォルトでは、需要場所の概要画面のマップビューはマップ圧縮モードで表示されます。マップビューを表示するには、マッ

プ展開をクリックします。


業種別機能

サービスチケットの供給ポイント

需要場所ワークセンタビューのもとのチケット画面で、フィルタを使用して、需要場所または供給ポイントに関連するチケットを

選択できるようになりました。


業種別機能 P U B L I C ( 公開 ) 113

また、チケットを登録するときに、需要場所に関連する供給ポイントを選択できるようになりました。この選択を行うために、供

給ポイント外部 ID の検索ヘルプを使用できます。

注記

需要場所から新規チケットを登録するときに、2 つの供給ポイント ID が見つかります。デフォルトで表示される需要場所

は、供給ポイントまたは供給ポイント外部 ID の検索ヘルプが Cloud for Customer システムに限定される既存の実装に

基づいています。このリリースでは、供給ポイント外部 ID 用の新しい実装を利用できます。この実装では、供給ポイント外

部 ID の値をフェッチするために、ERP システムでオンライン検索が実行されます。

従来のアカウントによる顧客識別の有効化

従来のアカウント番号を他の顧客詳細とともに移行できるようになりました。SAP Hybris Cloud for Customer システム

での新しい ID とともに、顧客の従来のアカウント番号も表示されます。

使用終了に対する顧客郵送先住所の取消

新規アクション - 取消を通じて、使用終了に対して顧客郵送先住所を取消できるようになりました。そのため、使用終了を

完了して画面をリフレッシュした後、顧客郵送先住所は表示されなくなります。


業種別機能

使用開始日と検針日の同期

新しい使用開始または転送を登録するときに、使用開始日 (該当の場合は使用終了日) と検針日が同じ日付になること

が分かります。使用開始日を変更すると、それに応じて、検針日が新しい日付に更新されます。ただし、(使用開始、使用終

了、転送で) 検針を見積もるときに、検針日を別の日付に変更できます。

Extended Edition のサポート

SAP Hybris Cloud for Customer for Utilities Contact Center for the Extended Edition は、SAP がサポートするす

べてのデバイスで使用可能になりました。

(ベータ) - 選定可能対象階層

SAP ERP-ISU システムで、選定可能階層を登録できるようになりました。この選定可能階層を使用して、クラウドソリュー

ション内でユーティリティオブジェクト構造を表示できます。有効な選定可能対象階層は 1 つに限られることに留意してくださ

い。

(ベータ) - ガイド付プロセス

(ベータ) 次のシナリオでガイド付プロセスを利用できるようになりました。

● ガイド付使用開始

● ガイド付使用開始時のビジネスパートナ登録

● ガイド付使用開始時の契約アカウント登録

● ガイド付使用終了

● ガイド付転送

● 需要場所 TI からのガイド付転送プロセス

● ガイド付プロセスでステップの表示/非表示を切り替える拡張性

● 動的レイアウト

親トピック業種別機能 [112 ページ]

関連情報

バンキング資産管理の設定 [116 ページ]



9.2 バンキング資産管理の設定

バンキング資産管理には、ビジネスコンフィグレーションの微調整アクティビティを使用して、負債タイプ、クライアントレベルタ

イプ、ソースタイプ、証明書類タイプの新しい値を追加するオプションがあります。

資産管理の一般設定の微調整

ビジネスコンフィグレーションアクティビティ一覧を開く微調整に移動して、バンキング資産管理一般設定を選

択します。個々の微調整アクティビティのデータを編集/更新します。

● 「バンキング負債タイプ」

個人が負う新しい負債タイプ (当座および固定) を登録するか、既存の負債タイプを編集します。

● 「バンキングクライアントレベルタイプ」

顧客に追加の利権を付与できる適格基準に従い、各種レベル (ゴールド、シルバーなど) に基づいて顧客を分類します。

● 「バンキング KYC ソースタイプ」

顧客がどのようにしてクライアントになったのかという情報を取得します。新しいソースタイプを登録するか、既存のソース

タイプの内容説明を更新できます。

● 「バンキング KYC 証明書類タイプ」

さまざまな顧客証明書類を取得/更新します。

注記

新しい値はすべて ‘Z’ で始める必要があります。すべての既存値の内容説明を編集する機能があります。

さまざまな資産管理タイプの新しい値を追加するオプション

微調整を通じて追加した新しい値を次の項目から選択するオプションがあります。

● 「負債タイプ」

個人顧客ポートフォリオ正味負債行追加にナビゲートします。負債追加ダイアログボックスに、新しい負債

タイプを追加するオプションがあります。


業種別機能

● 「クライアントレベルタイプ」

個人顧客プロファイルにナビゲートした後、ドロップダウンリストから新しいクライアントレベルタイプを選択しま

す。

● 「ソースタイプ」

個人顧客 KYC にナビゲートした後、ドロップダウンリストから新しいソースタイプを選択します。

● 「証明書類タイプ」

個人顧客 KYC にナビゲートした後、ドロップダウンリストから新しい証明書類タイプを選択します。



親トピック業種別機能 [112 ページ]

関連情報

ユーティリティコンタクトセンタ [112 ページ]


業種別機能

10 統合

統合およびインフラストラクチャに関するすべての機能拡張についての大まかな概要を示します。

ヒント


SAP ERP との統合 [119 ページ]

SAP S/4HANA との統合 [120 ページ]

SAP CRM との統合 [120 ページ]

その他の統合 [121 ページ]

10.1 SAP ERP との統合

SAP ERP 統合関連の拡張の概要

● SAP ERP の ATP (予約可能) チェックを SAP Hybris Cloud for Customer 作業チケットで利用できるようになりまし

た。

● SAP Hybris Cloud for Customer 時間レポートが SAP ERP CATS タイムシートにコピーされました。

● 見積と受注の明細レベル注記が SAP Hybris Cloud for Customer と SAP ERP 間で双方向にコピーされるようにな

りました。

● 見積の統合が SAP Hybris Cloud for Customer と SAP ERP 間で双方向に行われるようになりました。

● SAP ERP へのサービスチケットの統合で、上位明細 ID と上位チケット ID が転送されるようになりました。

親トピック統合 [119 ページ]

関連情報

SAP S/4HANA との統合 [120 ページ]SAP CRM との統合 [120 ページ]その他の統合 [121 ページ]販売見積 [32 ページ]


統合 P U B L I C ( 公開 ) 119

10.2 SAP S/4HANA との統合

SAP Hybris Cloud for Customer と SAP S/4HANA (S/4HANA Enterprise FPS 1 [2016 年 10 月] に同梱される S/4 HANA バージョン) の統合に関する拡張の概要:

● SAP S/4HANA 得意先階層から SAP Hybris Cloud for Customer アカウント階層へのレプリケーション。

● SAP S/4HANA 価格設定から SAP Hybris Cloud for Customer オフライン価格設定へのレプリケーション。

● SAP S/4HANA と SAP Hybris Cloud for Customer 受注との間の双方向レプリケーション。

● 添付文書のレプリケーション

添付文書のレプリケーションに対する拡張:○ SAP S/4HANA 見積/受注および SAP Hybris Cloud for Customer 案件/販売見積/受注との間のレプリケーショ

ン。

○ SAP S/4HANA 契約から SAP Hybris Cloud for Customer サービス契約への双方向レプリケーション。

○ SAP S/4HANA 品目から SAP Hybris Cloud for Customer 製品へのレプリケーション。

○ SAP Hybris Cloud for Customer 作業チケットから SAP S/4HANA 請求依頼へのレプリケーション。


関連情報

SAP ERP との統合 [119 ページ]SAP CRM との統合 [120 ページ]その他の統合 [121 ページ]

10.3 SAP CRM との統合

SAP CRM 統合関連の拡張の概要

● SAP Hybris Cloud for Customer の案件で、外部価格設定 (正味価額) を SAP CRM から取得できるようになりま

した。

● SAP Hybris Cloud for Customer で、複数の組織を従業員に割当できるようになりました。



統合

関連情報

SAP ERP との統合 [119 ページ]SAP S/4HANA との統合 [120 ページ]その他の統合 [121 ページ]

10.4 その他の統合

サーバベースのグループウェア統合、データワークベンチ、および OData サービスの拡張概要。

データワークベンチの拡張

● キーユーザは新しいワークセンタビューテンプレートを使用して、テンプレートとテンプレート更新を容易にマップでき

ます。

● ビジネスオブジェクトチェックを避けるために、初期ロードモードでデータをインポートできます。

● 標準的な CSV デリミタがデータインポートで利用可能になりました。

● タスク削除がモニタビューで利用可能になりました。

● テンプレート CSV、項目定義、およびコード一覧値の各ファイルを 1 つの ZIP ファイルでダウンロードできるようにな

りました。

サービスカテゴリ OData API の拡張

サービスカテゴリの OData API では、カタログ階層情報を問い合わせて、クライアント側でカタログ階層全体を使用でき

ます。

注記

階層内の即時親のオブジェクト ID (GUID) を問い合わせるには、項目 d:ParentCategoryUUID を使用します。



統合 P U B L I C ( 公開 ) 121

関連情報

SAP ERP との統合 [119 ページ]SAP S/4HANA との統合 [120 ページ]SAP CRM との統合 [120 ページ]


統合

11 スターターエディション

SAP Digital CRM が拡張され、HTML5 ユーザインタフェースの新履歴のもとに訪問が追加されました。

HTML5 ユーザインタフェースで拡張された新履歴

HTML5 クライアントでは、新履歴のもとに、訪問に関する新履歴を表示するオプションが追加されました。このオプ

ションでは、ブラウザによる訪問の新履歴情報が表示されます。


スターターエディション P U B L I C ( 公開 ) 123

12 システムおよびソフトウェアの要件

管理関連のワークセンタが HTML5 エディションで利用可能になりました。利用可能になったワークセンタには、管理、ビジネ

スコンフィグレーション、データプライバシー管理などがあります。また、Windows 10 を使用するときに Extended Edition アプリが利用可能になりました。これらの拡張に関する詳細情報を読んでください。

HTML5 エディションで利用できる管理関連のワークセンタ

管理、ビジネスコンフィグレーション、およびデータプライバシー管理の各ワークセンタが SAP Hybris Cloud for Customer の HTML5 エディションで利用可能になりました。これらのワークセンタへのアクセス権を持つアプリケーションユーザは、

HTML5 エディションでも同じワークセンタにアクセスできます。

注記

管理ワークセンタの場合、次の設定オプションは HTML5 エディションでまだ利用できません。Silverlight インタフェースを

使用する場合は、同じオプションを引き続き利用できます。

● マッシュアップオーサリング

● 簡易フォームエディタ

● Adobe LiveCycle Designer● 出力チャネル選択

● フォームテンプレート選択

● サービスレベル決定

Windows 10 で利用できる Extended Edition アプリ

Extended Edition アプリが、Microsoft Lumia 950 XL 上の Windows 10 Mobile エディションで利用できるようになりまし

た。互換性の全詳細については、システムおよびソフトウェアの要件の文書を参照してください。


システムおよびソフトウェアの要件

13 SAP Hybris Cloud for Customer - アクセスとサポート

ソフトウェアダウンロードとサポートアクセスの参照先

SAP Hybris Cloud for Customer ソリューションの入手先

現在持っていない (ただし有効な契約はしている) 製品をダウンロードする場合、または製品の新しいバージョンをダウンロー

ドする場合は、SAP Support Portal のソフトウェアダウンロードページ (https://support.sap.com/software.html ) で、インストレーションとアップグレードを選択します。「ソフトウェアのダウンロード」権限が必要ですが、これは、会社の SAP システム管理者経由で要求できます。

更新または HotFix

ソリューションの新バージョンの特定の機能の修正内容に関する文書については、SAP Hybris のウィキページの Cloud for Customer リリースセンタで、Hotfix コレクションの新機能を選択します。

サポート

SAP コミュニティポータル SAP Hybris Cloud for Customer Communities を使用して、ナレッジベース記事にアクセスし

ます。

文書

SAP Hybris Cloud for Customer ソリューションの完全なポートフォリオに関する詳細な文書は、SAP Help Portal を参照し

てください。

フィードバック

文書についての感想や質問は、Idea Place の SAP Hybris Cloud for Customer に送信してください。


SAP Hybris Cloud for Customer - アクセスとサポート P U B L I C ( 公開 ) 125

http://help.sap.com/disclaimer?site=https://support.sap.com/software.html

http://help.sap.com/disclaimer?site=https://wiki.hybris.com/display/c4crelease/Cloud+for+Customer+Release+Center

http://help.sap.com/disclaimer?site=https://wiki.hybris.com/display/c4crelease/Cloud+for+Customer+Release+Center

http://help.sap.com/disclaimer?site=http://scn.sap.com/community/cloud-for-customer

http://help.sap.com/cloud4customer

http://help.sap.com/disclaimer?site=https://ideas.sap.com/ct/s.bix?c=9B817197-CA6E-4504-A5D6-4C17D9996E52

重要免責事項および法的情報

コードサンプル

この文書に含まれるソフトウェアコード及び / 又はコードライン / 文字列 (「コード」) はすべてサンプルとしてのみ提供されるものであり、本稼動システム環境で使用することが目的ではあり

ません。「コード」は、特定のコードの構文及び表現規則を分かりやすく説明及び視覚化することのみを目的としています。SAP は、この文書に記載される「コード」の正確性及び完全性の

保証を行いません。更に、SAP は、「コード」の使用により発生したエラー又は損害が SAP の故意又は重大な過失が原因で発生させたものでない限り、そのエラー又は損害に対して一切

責任を負いません。

アクセシビリティ

この SAP 文書に含まれる情報は、公開日現在のアクセシビリティ基準に関する SAP の新の見解を表明するものであり、ソフトウェア製品のアクセシビリティ機能の確実な提供方法に関

する拘束力のあるガイドラインとして意図されるものではありません。SAP は、この文書に関する一切の責任を明確に放棄するものです。ただし、この免責事項は、SAP の意図的な違法行

為または重大な過失による場合は、適用されません。さらに、この文書により SAP の直接的または間接的な契約上の義務が発生することは一切ありません。

ジェンダーニュートラルな表現

SAP 文書では、可能な限りジェンダーニュートラルな表現を使用しています。文脈により、文書の読者は「あなた」と直接的な呼ばれ方をされたり、ジェンダーニュートラルな名詞 (例: 「販売

員」又は「勤務日数」) で表現されます。ただし、男女両方を指すとき、三人称単数形の使用が避けられない又はジェンダーニュートラルな名詞が存在しない場合、SAP はその名詞又は代

名詞の男性形を使用する権利を有します。これは、文書を分かりやすくするためです。

インターネットハイパーリンク

SAP 文書にはインターネットへのハイパーリンクが含まれる場合があります。これらのハイパーリンクは、関連情報を見いだすヒントを提供することが目的です。SAP は、この関連情報の可

用性や正確性又はこの情報が特定の目的に役立つことの保証は行いません。SAP は、関連情報の使用により発生した損害が、SAP の重大な過失又は意図的な違法行為が原因で発生

したものでない限り、その損害に対して一切責任を負いません。すべてのリンクは、透明性を目的に分類されています (http://help.sap.com/disclaimer を参照)。


重要免責事項および法的情報

http://help.sap.com/disclaimer/


重要免責事項および法的情報 P U B L I C ( 公開 ) 127

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© 2017 SAP SE or an SAP affiliate company. All rights reserved.本書のいかなる部分も、SAP SE 又は SAP の関連会社の明示的な許可な

くして、いかなる形式でも、いかなる目的にも複製又は伝送することはでき

ません。本書に記載された情報は、予告なしに変更されることがあります。

SAP SE 及びその頒布業者によって販売される一部のソフトウェア製品に

は、他のソフトウェアベンダーの専有ソフトウェアコンポーネントが含まれて

います。製品仕様は、国ごとに変わる場合があります。

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目的として、SAP SE 又はその関連会社によって提供され、SAP 又はその

関連会社は、これら文書に関する誤記脱落等の過失に対する責任を負うも

のではありません。SAP 又はその関連会社の製品及びサービスに対する

唯一の保証は、当該製品及びサービスに伴う明示的保証がある場合に、

これに規定されたものに限られます。本書のいかなる記述も、追加の保証

となるものではありません。

本書に記載される SAP 及びその他の SAP の製品やサービス、並びにそ

れらの個々のロゴは、ドイツ及びその他の国における SAP SE （又は SAP の関連会社）の商標若しくは登録商標です。本書に記載されたその他すべ

ての製品およびサービス名は、それぞれの企業の商標です。

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SAP Hybris Cloud for Customer の新機能 新機能文書について このガイドには、SAP Hybris Cloud for Customer の最新機能および変更された機能すべてに関する情報が掲載されてい

SAP Hybris Cloud for Customer の新機能新機能文書についてこのガイドには、SAP Hybris Cloud for Customer の最新機能および変更された機能すべてに関する情報が掲載されてい