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1 Copyright © 2012, Oracle and/or its affiliates. All rights reserved.
病院の機能を加速させるSOA+BPM+BI ~ 臨床現場と共に成長するシステムはこう創る ~
帝京大学医療情報システム研究センター
一般社団法人 医療情報システム創成機構
澤 智博
1
ORACLE OpenWorld
April 4, 2012
Roppongi, Tokyo
2 Copyright © 2012, Oracle and/or its affiliates. All rights reserved.
<Insert Picture Here> 医療におけるオラクル利用事例
帝京大学におけるデータガバナンスの実現
• データの統合、オープンに利用可能なOracle11g DB環境
• 部門システム連携を実現するSOA 情報連携基盤
• 情報の有効活用を支える高信頼・拡張性を実現したRAC環境
3 Copyright © 2012, Oracle and/or its affiliates. All rights reserved.
帝京大学医学部附属病院事例
i-EHR目指したところ ① データガバナンス
② 現場ワークフローの見える化 オーダリング(含む電子カルテ製品)
電子カルテ(診療録としての)
Clinical Data Repository
Decision Support System
病院情報を構成する4要素
データの統合
(情報の一元化)
部門システム連携
(SOA ベース)
情報の有効活用
データの視点でのデザイン
テキストデータ Non DICOMデータ DICOMデータ
i-EHRへ PACS Serverへ
・ 部門システムのデータをi-EHRで一元管理することにより、漏れなく確実に、
必要な情報を提供できる。(仮想統合されたサーバー環境でAPは稼働) ・ データの利用頻度に応じストレージを最適配置し、ストレージコストを削減した。
・ SOAの方式で、部門システムからデータをi-EHRへダイレクトへ投入することにより、
システム連携のコストを削減し、構築スピードを短縮できる。
・ 必要な情報は、全てi-EHRにあり、利用者へ的確に意思決定の支援ができる。
・ 必要な情報は、全てi-EHRにあり、利用形態の変更に対し、ダイナミックに
対応できる。また、管理指標も柔軟に変更できる。
Oracle Database 11g を中心とした製品で、利用者に有効に情報を提供できる、データガバ ナンスを実現。またSOA基盤により医療情報の一元化と見える化を低コスト・短期間で実現
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Clinical
Data Repository
検体検査
細菌検査
病理
内視鏡
PACS
生理機能
検査
透析
感染症管理
眼科
健診
生体
モニター群
電子カルテ製品
データベース
患者情報
オーダリング
診療情報 …
電子カルテ製品
部門システム
入力
結果
病院情報ポータル
(i-EHR)
結果
電子カルテ製品
クライアント
病院情報連携基盤
・全ての部門
システムデータ
・電子カルテの
全情報
i-EHRは、医療に利用できる全ての情報をタイムリーに提供し、医療の現場を支えます。その実現は、
生産性の高いシステム連携の仕組み(SOA)、データを一元管理することによる、「データガバナンス」
が必要でした。
5 Copyright © 2012, Oracle and/or its affiliates. All rights reserved.
Oracle DB 11g
検体検査
細菌検査
病理
内視鏡
PACS
生理機能
検査
透析
感染症管理
眼科
健診
生体
モニター郡
電子カルテ製品
データベース
患者情報
オーダリング
診療情報 …
電子カルテ製品
部門システム
入力
結果
病院情報ポータル
(i-EHR)
結果
電子カルテ製品
クライアント
病院情報連携基盤
・全ての部門
システムデータ
・電子カルテ製品
の全情報
SOAによる生産性の高い連携の仕組み
⇒ Oracle SOA Suite
・ 連携用のアダプターを準備し生産性を向上させる機能
・ ビジネスプロセスに応じ連携の仕組みを実現する機能
⇒ Oracle BPEL Process
Manager
データを一元管理する仕組み
⇒ Oracle Database 11g
・障害に強く、稼働しつづける機能、データの増加に容易に対応できる機能
⇒Real Application Clusters
・データの利用頻度に応じてストレージを最適配置し、ストレージコストを削減する機能
⇒ Automatic Storage Management
オラクルは、SOAによる生産性の高いシステム連携の仕組み、一元管理されたデータの高い可用性
拡張性を実現します。データガバナンスを支えることにより、利用者に必要な情報をタイムリーに提供
できます。
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<Insert Picture Here>
帝京大学で活用している製品群
• Oracle SOA Suite (OSB, BPEL他含む)
• Oracle Database Enterprise Edition
• Oracle Real Application Cluster
• Oracle Partitioning
• Oracle Diagnostic Pack
• Oracle Tuning Pack
• WebLogic Suite
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エンド ユーザー
管理者
プロセス 連携
WEBサービス セキュリティ
サービス開発、 既存システムの仮想化
リアルタイム・モニタリング
サービス情報の登録・参照
サービス統合 インフラ
中間層での各サービスの統合
業務プロセスの実行監視、SLA、KPI管理
業務プロセスの連携、
ワークフロー管理
サービスに仲介し、セキュリティ管理とポリシー管理
企業内のサービスを一元管理
ビジネス ルール管理
アプリから分離したビジネスルールの適用
BPEL Process Manager
Oracle Service Bus
Web Services Manager Business Rules
Service Registry
Business Activity Monitoring
JDeveloper AS Adapter
システム連携、プロセス連携などSOAに必要な機能を包括的に提供
Oracle SOA Suite
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SOA Suite関連製品リストと位置づけ • サービスの仲介&管理
– Oracle Service Bus
• SOA統合開発環境
– JDeveloper
• BPEL Process Manager
– JDeveloper (BPELエディタ)
– 管理ツール:BPEL Control
• サービスを管理するレジストリ
– Oracle Service Registry
• 変化への適応力を高めるルール・エンジン
– Oracle Business Rules
• ビジネスのリアルタイム監視
– Business Activity Monitoring
• WebサービスのSLA確保と管理
– Oracle Web Services Manager
SOA日本語キャンペーンサイト
http://www.oracle.co.jp/campaign/soa/ Oracle Technology Network
http://www.oracle.com/technology/global/jp/
技術コラム http://www.oracle.com/technology/global/jp/columns/
SOAテクノロジ・センター http://www.oracle.com/technology/global/jp/tech/soa/
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ビジネス・ルール管理 Business Rules
プロセス・モニタリング Business Activity Monitoring
プロセス・フロー BPEL Process Manager
Webサービス管理 Web Services Manager
サービス統合インフラ Oracle Service Bus
Ora
cle S
OA
Suite
サービスの開発 JDeveloper
サービスの登録 Service Registry
無償 !
Oracle SOA Suiteのコンポーネント
基盤 Weblogic Server
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J2EEアプリケーション・サーバ
(OracleAS、
WebLogic、JBoss …)
変換 相関
バインディング キューイング
EBS DB ファイル …
XSLT
マッパー
アダプタ
ファクトリ
BPEL
Control
BPEL
Editor ワークフロー ルール
BPELエンジン
Oracle BPEL Process Manager
Oracle DB
BPEL Process Manager
BPEL4WS 1.1に完全準拠
BPELをそのまま実行するネイティブ実装
J2CA準拠のアダプタを介し、多様な
システム/リソースを統合可能
ヒューマン・ワークフローのサポート
ルール・エンジン連携(Oracle、ILOG)
高い信頼性(プロセス状態をDBに格納)
高いスケーラビリティ
(中間層、DB層でスケール・アウト可能)
ネイティブBPEL実行環境
Oracle JDeveloperによるサービス開発
BPEL Designerによるプロセス開発
BPELコンソールによる運用管理
SOAライフサイクルをサポート
BPEL準拠のBPM実行基盤
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Oracle Service Bus
Oracleの提供するエンタープライズワイドのESB サービスの仲介&管理
• 位置透過性
• サービスの抽象化
• 柔軟性の向上
• 設定ベース
• コーディングレスで連携
• 様々なプロトコル / フォーマットに対応
• 先進的なインテグレーション・パターン
• 高可用性 & 拡張性
Oracle Service Bus
BPM ポータル
アダプタ
B2B & BPM
サービス
リポジトリ
サービスオーケストレーション
Presentation
Services
Integration Services
Business Logic Business Logic
SAP Siebel
Microsoft IBM
Peoplesoft bea
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可用性と拡張性を両立したデータベースクラスタの実現 Oracle Real Application Clusters
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•ディスク増設の運用コストを大幅削減することで必要に応じた
ストレージ拡張はできないか?
ASM (Automatic Storage Management)
データベースを無停止でディスクの追加・削除
I/Oが最適化されるようにデータが再配置
•データ自体を小さくできないか?
データ圧縮
ストレージの使用量を縮小
ディスク I/Oを削減
Oracleのストレージ・ソリューション
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ASMでのデータ物理配置
索引Aを配置 表Aを配置
表Bを配置 REDOを配置
ASM未使用のOracleデータベース
•物理設計が不要となり、必要なのは
論理設計のみ
•運用時の管理も簡単
索引Aを配置 表Aを配置
表Bを配置 REDOを配置
アクセス・パターンや使用量を設計・メンテナンスして配置
ASMを使用したOracleデータベース
索引A
表A 表B
REDO
複数ディスクを1つの仮想ディスク(ディスク・グループ)として扱い、
データはそこに配置
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プロジェクトリスク、コスト増大の回避 Enterprise Manager
システム障害が発生!
だが、原因がすぐに特定できず対処できない。
解決までに3人月費やした、なんて話も・・・・。
調査工数も激減!
障害対応の追加コスト不要!
Enterprise Manager 障害に強い、オラクルの統合自動管理システム
• 障害の原因をトップダウンですぐさま特定。短時間で障害を解決
• システム状況の収集・アラートにより障害を未然に防止
開発終盤の結合テストで、性能問題が顕在化。
調査工数も激減!
スケジュール遅延の心配なし!
Enterprise Manager システム状態の自動収集・解析・チューニングまで可能
• 常に、自動的に、システム状態を収集・解析しているため、予期せぬ性能問題発
生時の調査工数が激減
• チューニングまで自動で行ってくれるため、素早い対応が可能
想定以上のデータ量増加に対応できず
アプリケーションの応答性能がダウン H/W追加投資も不要!
アプリケーション改修も不要!
Partitioning 検索対象データ量の削減も可能
• アクセス対象のデータを絞ることで、性能向上
• アプリケーションの改修不要!
• 性能問題の再発も防止
http://www.oracle.com/lang/jp/enterprise_manager/
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Oracle WebLogic Server 11g R1とは
• Oracle WebLogic Server 11g R1は、Oracleが提供する統合ミドルウェアプラットフォームであるOracle WebLogic Suiteの中核を担う、Java EEアプリケーションサーバ
– Oracle SOA Suite 11g、Oracle WebCenter Suite 11gなどOracle Fusion Middlewareコンポーネントが稼動する基盤
– Oracle製品との連携/統合が進み、真のミッションクリティカルAPサーバへと進化
Coherence
JRockit Real Time
Oracle WebLogic Server 11g
Java EEコンテナ: 信頼性, 可用性, 拡張性, パフォーマンス(RASP)
データグリッド: 高パフォーマンス, 高信頼, 高拡張性 (Java, C++ and .NET)
高パフォーマンス, リアルタイムJVM
Oracle WebLogic Suite
En
terp
rise
M
an
ag
er
運用管理・監視
JD
eve
lop
er /
OE
PE
統合開発環境
(ID
E)
Oracle Fusion Middlewareコンポーネント Identity
Management Suite
Business Intelligence
Suite
Content Management
Suite
SOA Suite
WebCenter Suite
Java EE ISV Apps
Ora
cle
HT
TP
S
erv
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Ora
cle
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bC
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mod_pls
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(Fo
rms, R
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17 Copyright © 2012, Oracle and/or its affiliates. All rights reserved.
オラクルのインメモリ製品 Oracle Coherence
• 分散オブジェクト・キャッシュ (Java オブジェクトをメモリに格納)
• データ・アクセス: Java API (Key-Value 型: put、 get)
• 目的: 処理の分散化、メモリ・データの信頼性/可用性
• 対象: 新規、Java /.Net / C++ データ更新系 (OLTP、バッチ)、オブジェクト収集処理
Oracle TimesTen (Oracle TimesTen IMDB / IMDB Cache)
• インメモリ・データベース (リレーショナル・データをメモリに格納)
• データ・アクセス: SQL (JDBC/ODBC、PL/SQL など)
• 目的: データ・アクセスの高速化
• 対象: 新規、既存 DB アプリ、言語問わず データ参照/更新、大量トランザクション処理
18 Copyright © 2012, Oracle and/or its affiliates. All rights reserved.
ビジネス プロセス 管理とは
システム間の連携をどのように実現するのかと、その違い
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ビジネスプロセス管理とは
ビジネスプロセス管理 (BPM : Business Process Management)
• モデリング、実装、実行、および評価という閉じたループのサイクルで、 業務プロセスを継続的に最適化することにより、
ビジネスのパフォーマンスを管理および改善するための取り組み。
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BPM導入のメリット
• 業務プロセスを目に見える形で、記述することにより業務
関係者の間で、正しい業務プロセスが共有される
• プロセスの進捗(誰が・いつ・何をしたか)を見ることができ、
その統計を活用することで業務の傾向が分かるようになる
業務の見える化
• 組織やシステムをまたいだ業務の流れをシステム化する
ことで仕事の受け渡しが速く・確実になる 業務効率の向上
• 業務プロセスの変更をツールの助けをかりて迅速に行える
ようになる
• これによって、企業をとりまく環境の変化に
あわせて業務プロセスを迅速に改善することが可能となる
変化対応力の向上
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現在の問題点と将来像 – BPMが目指す姿
従来型の開発方法では、プロセスの改善を阻む要素が多くありました
要件
実装
実行
測定/評価
情報システム 部門/SIer
業務部門の IT担当者
業務 責任者
業務
担当者
問題が発生しても、プロセスのどこを改善すれば問題が解決するのかがわからない
業務設計(要件定義)を行う担当者と開発者の間でコミュニケーション・ギャップが発生し、望み通りのアプリケーションが完成しない
実装に時間がかかってしまい、システムが完成した時には、すでに業務要件が変わってしまっている
プロセスの実行結果を分析/評価する仕組みが存在しない
モデリング/ シミュレーショ
ン
実装
実行
測定/評価
プロセス 開発者
業務部門の IT担当者
業務 責任者
プロセスのモデルリング結果を実装に反映
開発したプロセスを実行環境に反映
業務責任者がプロセスの実行状況を監視
業務責任者がIT担当者と共にプロセスを修正し最適化を実施
業務
担当者
BPMでは、以下の図のような業務プロセスの改善サイクルをツールの助けをかりながら、継続的に実施していきます。BPMを成功させるためには、このサイクルを途切れることなくまわしていく必要があります
従来の開発手法での問題点 BPMにおけるプロセス改善サイクル
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BPMの導入により 解決される一般的な課題
全体の業務プロセスが把握できていない
業務担当者と開発担当者間のコミュニケーション・ギャップの解消
迅速な開発によるビジネス環境変化への対応
取り組むべき課題
業務プロセスを
可視化する仕組み
業務担当者が考えた
業務要件を開発担当者が
正しく理解し実装につなげられる
コミュニケーション・ツール
開発工数を削減し、
迅速な開発を実現する
開発ツール
解決策
問題発生箇所ではどのような処理を行っているのか、また、業務プロセスを変更した場合の影響範囲をつぶさに把握することができる
実業務の実行結果をベースに改善策を検討することができる
検討した業務プロセス改善策が正しいかどうかをシミュレートできる
要件定義の工数と品質を向上させることができる
開発工数・工期を削減し、ビジネス環境の変化に迅速に対応することができる
もたらされる効果
業務プロセスの問題発生箇所をどのように特定すればよいのかわからない
業務プロセスの実行結果がどのようになっているのかわからない
業務担当者と開発担当者間のコミュニケーションにギャップが生じ、意図したアプリケーションにならない
実装に時間が掛かり、完成したときには業務要件が変わってしまっている
発生する問題
業務プロセス実行後の評価の仕組みが必要
業務プロセスを改善していく仕組みがない
業務プロセス実行
結果を抽出する
仕組み
改善策を検討
するための
シミュレーションツール
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【定量効果導出例】
【その他業務に及ぼす効果】 • サービス品質向上 ・・・ 業務のスピードアップによるサービス品質の向上 • 業務生産性向上 ・・・ 業務環境の効率化による従業員生産性の向上 • コスト削減 ・・・ 業務プロセスの自動化による人的コストの削減と処理スピード向上 • 市場投入速度向上 ・・・ 新サービス/商品の迅速な展開による収益性の向上 • リスク管理 ・・・ 全ての処理を一括で監査証跡することによるリスクの管理の向上 • 法規制対応 ・・・ プロセス管理性向上による法規制対応の柔軟性向上
BPMシステム導入効果の例
プロセス 業種 コスト削減 補足
1 プロジェクト管理プロセス 製造 80% プロセス時間を42%短縮。2年間でROI300%
2 支払い請求プロセス 流通 80% 作業担当者を35人削減
3 回線開通プロセス 通信 71% プロセス時間を90%短縮。年間数億の削減
4 クレーム対応プロセス 保険 63% プロセス時間を52%短縮
5 住宅ローン申請プロセス 金融 30% 作業担当者を40%削減
6 取引例外プロセス 金融 25% 作業担当者を50%削減。年間1億の削減
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成功に必要な観点
• 目的と期待効果を決める
• 進め方、トップダウン/ボトムアップ
• どの範囲、どの領域を対象にすべきか
アプローチ
(何を、どのように)
• 主幹部門、主担当の決定
• 他部門(業務、IT部門等)の協力体制
• 上層部の後押し、支援のコミット
実施体制
(誰が、誰と)
• システムの実情を考慮した実現計画を立案する
• 繰り返しの変更に対応できる柔軟性
アーキテクチャ
(作り方)
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アプローチ①:トップダウン型 • トップダウンで現状分析し業務全体の改善を図る
• 業務全体を見るチームと各個別業務を見るタスクチームを作り、
全体のボトルネックを把握し改善する
会計 人事 適用業務
拠点・ライン
営業業務 設計開発
拠点A
拠点C
拠点B プロセス 改善
業務プロセス改革プロジェクトの展開イメージ トップ ダウン
プロセス 改善
プロセス 改善
プロセス 改善
プロセス 改善
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アプローチ②:ボトムアップ型 • 効果の大きさより時間を優先する
– 初年度から効果を出す必要がある
• 最初に標準的な手順を定義し、領域別の複数のタスクチームで分担して、ボトムアップで改善する
会計 人事 適用業務
拠点・ライン
営業業務 設計開発
拠点A
拠点C
拠点B
プロセス 改善
拠点展開
適用業務展開
業務プロセス改革プロジェクトの展開イメージ
プロセス 改善 プロセス
改善
プロセス 改善
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何を優先するかによってアプローチを選択する
28 Copyright © 2012, Oracle and/or its affiliates. All rights reserved.
何を優先するかによってアプローチを選択する
29 Copyright © 2012, Oracle and/or its affiliates. All rights reserved.
フィードバックとサイクルが重要
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アーキテクチャを考える
見積登録
サービス
見積承認
WF
受注エントリー
サービス
案件登録
サービス
仕様確定
状況取得
サービス
受注 見積情報 仕様情報
ESB
BPMS
Portal
見積調査システム ERP 仕様書管理システム
原価 設計 調達
見積参照
サービス
予定原価
参照サービス
実績原価参照
サービス
計画原価
参照サービス
納期日参照
サービス
進捗ステータス
サービス
予実管理
サービス
仕様未決
アラート
サービス
納期順守
サービス
既存システム
Java /.Net / SAP / Legacy …
などのシステムの違いを隠蔽化し、サービスとして公開する
業務に必要な
粒度で公開する
アラートをキャッチして必要な情報を取得したり、アクションを起こす
役割に必要な機能を画面で集約
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Oracle BPM Suite 11g Overview – 製品概要
32 Copyright © 2012, Oracle and/or its affiliates. All rights reserved.
Java EE, TPモニター, O/Rマッピング
JVM, データグリッド, 仮想化
BPMS, ESB, BRMS, BAM, レジストリ, リポジトリ
Webコンテンツ, 文書, イメージ, アーカイブ
データ統合, 分析, ダッシュボード, OLAP, アラート
プランニング, 予算管理, 財務レポート, スコアカード
Web 2.0 ポータル, リッチクライアント, 検索エンジン, プレゼンス, VoIP
Java EE/SOA/SQL/XML 統合開発環境, フレームワーク
統合運用管理, 構成管理, 診断,
ノードプロビジョニング
アクセス管理, 監査, ディレクトリ, ロール管理
IDプロビジョニング
Oracle Fusion Middleware 全体像 Complete, Integrated, Hot-pluggable, Best-of-Breed
33 Copyright © 2012, Oracle and/or its affiliates. All rights reserved.
SOA and Process Management 製品スタック
Apps Partners DB Legacy
Routing Transform Data Quality
ETL & Replication Mediation
Coherence Cache J2EE Application Server
(Oracle AS, WebLogic, WebSphere, JBoss)
Messaging
System Monitoring
UDDI
WS Policies Security
GOVERNANCE
SOA Lifecycle Governance
JRockit VM & RT
Alerts Business Monitoring
Events Data Streams
BPM Studio
Composite Editor
Application
Development Framework
Enterprise Modelling
Native BPMN2.0
BPA Suite
BPM
JDeveloper
BAM CEP
Data Integrator Service Bus
Adapters B2B
Web Services Manager
Enterprise Manager
Enterprise Repository
Enterprise Registry
Native BPEL
BPEL PM
Human Task Management
Business Rule Engine
Human Workflow
Business Rules
Mediation inside SCA
Mediator
34 Copyright © 2012, Oracle and/or its affiliates. All rights reserved.
SOA/BPMを適用したシステム全体像 • SOA/BPMの適用により実現する、 変化に対し迅速かつ柔軟な対応を 可能とするシステム
EJB Java,
Custom App
DB(Oracle, DB2, etc),
File , FTP, Socket
JMS, MQ, AQ
EBS, People, Siebel,
JDE, SAP, Legacy
•プレゼンテーション層 – Oracle WebCenter 様々な層のサービスを組み合わせて、業務に必要な情報と統合的な操作画面を提供します
•ビジネス・プロセス層 – Oracle BPM Suite サービスを組み合わせた業務プロセスを実行・可視化し、 BPMのPDCAサイクルを実現します
• コンポジット・サービス層 – Oracle SOA Suite ビジネス・サービスなどをラップして呼出しの粒度を整え、 業務処理単位ごとのコンポジット・サービスを提供します
•ビジネス・サービス層 – Oracle Service Bus データ層をラップしてプロトコルやフォーマットなどを統一し、 透過的なビジネス・サービスを提供します
• コネクティビティ層 – Oracle JCA Adapters 様々な種類のデータ・ソース(システム)にアクセスするアダプタを提供します
BAMによる
リアルタイム監視
35 Copyright © 2012, Oracle and/or its affiliates. All rights reserved.
Oracle BPM Suite 11g 必要なコンポーネントを包括的に提供
プロセス・モデリング/開発
• Webブラウザからの プロセス変更
• プロセスの設計/開発 • シミュレーション • デバッグ/テスト • システム連携 • 画面開発
ビジネス・アーキテクチャ
紙フォーム コンテンツ
管理 ビジネス
インテリジェンス
• プロセスの可視化 • KPIの設定/測定 • モニタリング/アラーティング • プロセス分析データモデル
• プロセス制御/実行 • 業界標準サポート
BPMN 2.0, BPEL, WS-Human Task
• ビジネス・ルール • 動的なプロセス変更 • 高拡張性/高可用性 • SOA実行環境との融合
• パーソナライズされた ユーザ・インタフェース
• ワークスペース • タスク割当て/承認
他のオラクル製品との併用
Web Center Suite
Universal Content Management
パッケージ システム
•システム運用/管理 •統計情報の可視化 •ボトルネック分析 •原因追究/切り分け
• エンタープライズ モデリング
• シミュレーション • プロセスの資産化/共有
BPA Suite
プロセス実行
プロセス監視/管理 (業務) プロセス監視/管理 (システム) Enterprise Manager プロセス・アナリティクス+BAM
プロセス・ポータル
BPM ランタイム
JDeveloper(BPM Studio)
プロセス・コンポーザ
36 Copyright © 2012, Oracle and/or its affiliates. All rights reserved.
業務プロセス開発(開発)
業務プロセス・シミュレーション(シミュレーション)
タスク管理/承認画面(実行)
オペレーション画面開発(開発) 業務プロセス管理(業務分析視点)
業務プロセス管理(システム視点)
検証
自動生成
Oracle BPM Suite 11g 製品概要
• オラクルは、統合された製品ラインアップを通じて、ビジネスプロセス管理(BPM)、
およびビジネスプロセス自動化のための包括的な解決策を提供します。
37 Copyright © 2012, Oracle and/or its affiliates. All rights reserved.
Oracle SOA Suite/BPM Suite 11g
オラクルが提供するSOA/BPMソリューション全体アーキテクチャー
サービス・インフラストラクチャ ポリシー管理
Optimized
binding
Human Workflow
(+AMX, AG, Orgn)
Business Rules
Oracle Service Bus
JCAベース共通接続基盤 Repository
管理コンソール
+BPMNスクリーン
BAM
Mediator
ワークスペース
MS Office
BPMNプロセスモデルの
共有 / 同期
BPA
BPMN 2.0, BPEL
エンドユーザ・オペレーション画面 ブラウザ経由で業務ユーザの
プロセス・カスタマイズを可能に
プロセス・コンポーザ
プロセス
分析
Proc Cubes
統合開発ツールJDeveloper
BPM Studio
プロセス・ポータル(WebCenter)
BPEL BPMN
統合メタデータ管理
Oracle SOA Suite/BPM Suite 11gではパフォーマンスの向上、管理作業の効率化を
実現するためにSOA/BPMとその周辺コンポーネントの実行環境を統合化
プロセス・コア・エンジン
New BPM Features Microsoft IBM SAP Siebel Peoplesoft
38 Copyright © 2012, Oracle and/or its affiliates. All rights reserved.
Hyperion Profitability & Cost Management のご紹介
39 Copyright © 2012, Oracle and/or its affiliates. All rights reserved.
経営管理ソリューションOracle Hyperion EPMの全体像
Planning
Profitability and Cost Management
本社システム
関連会社システム
フロントエンド(分析画面) データソース アプリケーション(業務ロジック)
Legacy EBS
経営者層
経理・財務 事業部長・部長
経営ダッシュボード
・全社KPI指標
・連結収益管理
業務管理レポート ・製品別納期管理
・在庫管理
・販売推移管理 など
事業管理レポート等
・製品別収益管理
・連結収益管理情報
日次実績レポート ・日次販売実績
・日次生産実績
・日次購買実績 など
人事
会計
販売
Hyperion Reporting tools BIEE Plus
データ連携
FDM 制度連結 事業別連結 地域別連結 連結ベース 管理会計
BU別連結 予算連結
収益計画 人事計画 シミュレー ション
C/F計画 経費計画 予実分析
長期計画 財務戦略 M&A 主要投資 計画
資金調達 管理
負債管理
戦略シミュレーション
予算計画管理
連結経営管理
配賦・ABC原価計算 商品別
採算性分析 多段階配賦
チャネル別 採算性分析
ABC原価計算
直課
トレースバック
Strategic Finance
Financial Management
多次元分析
リスク分析 マーケティング
分析
財務分析 効率性分析
顧客分析
人事分析
Essbase
現場部門
40 Copyright © 2012, Oracle and/or its affiliates. All rights reserved.
Oracle Hyperion Profitability and Cost Management(HPCM)とは
• 複数の切り口での収益性を把握、分析するための 「パッケージ・アプリケーション」
– 部門別・商品別・チャネル別等にコストを分解
– パラメータ定義により配賦計算モデルを構築
– ABC原価計算モデルを含む、様々な配賦方法をサポート
– 多段階配賦
• 業務ユーザが配賦計算ルールを保守、管理
– 直感的でわかりやすいユーザーインターフェイス
– 計算結果のトレースバック
• 他システムとの連携が容易
– データ取込インターフェイスの提供
– Hyperion製品との統合
– オラクルのERP(EBS, JDE等)との連携
HPCMとは、Hyperion 製品を拡張して構築された、配賦・ABC原価計算に特化した製品です。
41 Copyright © 2012, Oracle and/or its affiliates. All rights reserved.