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Solid Edge ST10新機能紹介
2018年2月
1
目次
パーツ ジェネレーティブデザイン(位相最適化)
リバースエンジニアリング
メッシュベースモデリング
ボディを調節
シンクロナスでのブレンド削除を強化
シートメタル 切り抜きがある曲げ部の移動
コーナーの隙間値を編集
2
目次
アセンブリ
ドラフト
ジオメトリ基準で構成要素をコピー
アセンブリを1ボディ化
3D スケッチの機能強化
座標寸法テーブルの機能強化
背景シートのジオメトリを認識
テーブル配置時のキーポイントスナップ
カスタム要素プロパティのPMI
パーツリストのカット長をバルーンに表記
ビュー作成のアンドゥ対応
詳細ビューのスケール調整を変更
省略ビュー編集時の省略線表示
3
目次
シミュレーション
全般
オーダードパーツで解析をコピー
アセンブリ結合の自動付加
無償ビューワーの変更
3MFフォーマットに対応
STL出力の機能強化
AutoCAD変換の機能強化
メッシュデータのインポートの強化
データ管理 最新リビジョンに更新
関連する図面を開く
重複するファイルを検出
4
パーツ
ジェネレーティブデザイン(位相最適化)
リバースエンジニアリング
メッシュベースモデリング
3MFフォーマットに対応
ボディを調節
シンクロナスでのブレンド削除を強化
5
ジェネレーティブデザイン(位相最適化)
従来のパラメータ変更による最適化における制約条件の問題を改善し、形状変更の自由度が高い、位相の変化まで伴う最適形状を算出できるようになりました。
指定した条件を元に解析をおこない、機能上必要な部分(取り付け穴等)を維持しつつ、材料を削減したメッシュ形状を作成します。
6
リバースエンジニアリング
ファセットボディからプレサイスボディを作成できるようになりました。
元となるファセットに穴などがあったとしても、ファセットの状態で修正できます。
本機能はシンクロナス環境でのみ利用できます。
シンクロナス環境
7
メッシュベースモデリング
ファセットボディとプレサイスボディを同一環境で取り扱えるようになりました。
ファセットボディに突出しや切抜きなどの加工操作ができるようになりました。
8
3MFフォーマットに対応
3Dプリンタへのデータ出力用として、色情報の出力が可能な「3MF」フォーマットの出力ができるようになりました。
9
ボディを調節
ボディの大きさを変更するコマンドが追加されました。
全体を均一に変更するか、XYZ個別の値で変更するか選択できます。
プレビューで変更結果を確認できます。
スケールダウン
スケールアップ
10
シンクロナスでのブレンド削除を強化
ST9までのシンクロナス環境では左図のようにブレンド作成の元となる面が残ってない場合、ブレンド面の削除ができませんでした。
ST10のシンクロナス環境では、このようなブレンドも削除できるようになりました。
円筒の壁面が残っていない
シンクロナス環境
11
シートメタル
切り抜きがある曲げ部の移動
コーナーの隙間値を編集
12
切り抜きがある曲げ部の移動
シンクロナス環境で切り抜きがある曲げ部を移動した際、曲げ部と一緒に切り抜きも移動するようになりました。
シンクロナス環境
13
コーナーの隙間値を編集
3つの曲げのコーナーおよび、コンタフランジのコーナーの隙間の値を編集できるようになりました。
14
アセンブリ
ジオメトリ基準で構成要素をコピー
アセンブリを1ボディ化
3D スケッチの機能強化
15
ジオメトリ基準で構成要素をコピー
コンポーネントが配置された形状を基準にコピーできるようになりました。
左図ではパーツの穴を基準に、同一パーツ内の別の穴に対してコピーしています。
コピー要素はアセンブリグループとして配置されます。
コピー後にコンポーネントの向きを変更できます。
16
アセンブリを1ボディ化
[パーツをコピー]で、アセンブリの内部空洞を埋めた状態で1ボディ化できるようになりました。
[和]で、結合結果が非マニフォールドになる場合も1ボディ化できるようになりました。
17
3Dスケッチの機能強化
3Dスケッチで配管の経路を簡単に作図できるようになりました。
配管設計用オプションで経路作成に使用する「PathXpres」と同等の機能が、3Dスケッチに追加されました。
18
ドラフト
座標寸法テーブルの機能強化
背景シートのジオメトリを認識
テーブル配置時のキーポイントスナップ
カスタム要素プロパティのPMI
パーツリストのカット長をバルーンに表記
ビュー作成のアンドゥ対応
詳細ビューのスケール調整を変更
省略ビュー編集時の省略線表示
19
座標寸法テーブルの機能強化
座標寸法テーブルのプロパティが機能強化されました。
「オプション」タブでは、穴の注釈に関する設定が行えます。
「穴番号」タブでは、穴の中心点/サイズ表記のアトリビュートに関する設定が行えます。
20
背景シートのジオメトリを認識
図枠や表題欄といった背景シートの要素のキーポイントを、オブジェクトの作成や配置の基準として利用できるようになりました
リボンバーのInteliSketchに新設されたスイッチで、背景シートの要素の認識をオン/オフできます。
21
テーブル配置時のキーポイントスナップ
テーブルを配置する際、キーポイントをつかった位置決めができるようになりました。
背景シートの図枠や表題欄のキーポイントをつかった位置決めができます。
22
カスタム要素プロパティのPMI
カスタム要素プロパティをPMIで配置できるようになりました。
ST9からカスタム要素プロパティをプロパティテキストに適用できましたが、ST10ではPMIも適用できるようになりました。
23
パーツリストのカット長をバルーンに表記
フレームやパイプ要素から作成されたパーツリストではカット長を記載できます。
プロパティテキストを用いて、パーツリストのカット長をバルーンに表記できるようになりました。
24
ビュー作成のアンドゥ対応
図面ビュー作成や更新に対してアンドゥが可能になりました。
ビュー更新をアンドゥした場合、ビューは更新前の状態に戻ります。
主投影、補助投影、詳細、断面、ネイルボードなどの全てのタイプのビューでアンドゥできます。
25
詳細ビューのスケール調整を変更
詳細ビューのコマンドバーに、スケール設定用の「乗数」が追加されました。
詳細ビューのスケール算出方法は以下になりました。
詳細ビューのスケール =
ソースビューのスケール x 乗数
26
省略ビュー編集時の省略線表示
省略線の追加・編集中でも省略線が表示されるようになりました。
省略線を視覚的に確認しながら作成・編集ができるようになりました。
作成・編集中通常
27
シミュレーション
オーダードパーツで解析をコピー
アセンブリ結合の自動付加
28
オーダードパーツで解析をコピー
ST9まではオーダードのパーツ環境では解析のコピーに右クリックメニューのコピーを使用できませんでしたが、ST10ではメニューのコピーが使用できるようになりました。
コピーした解析の内容を編集する事で、短い手順で新たな条件の解析を実行できます。
29
アセンブリ結合の自動付加
アセンブリで解析を作成する際、自動的に結合を作成できるようになりました。
パーツ間の隙間があっても、隙間の距離が「結合」-「自動」メニューの「検索距離」のデフォルト値以下であれば、結合が作成されます。
30
データ管理
最新リビジョンに更新
関連する図面を開く
重複するファイルを検出
31
最新リビジョンに更新
ビルトインデータ管理で、表示されているコンポーネントを最新のリビジョンに更新できるようになりました。
新しいリビジョンがあるものはハイライト表示、ないものは半透明もしくは非表示となるため、更新対象のアイテムを簡単に選択できます。
対象アイテムの更新先は、最新リビジョンか、出図済みの最新リビジョンから選択できます。
32
関連する図面を開く
ビルトインデータ管理で、アクティブドキュメント、もしくは選択したドキュメントに関連する図面を開けるようになりました。
関連図面が1枚の場合はそのまま開きます。
関連図面が複数の場合はダイアログから選択して開きます。
33
重複を検出
デザインマネージャで、ファイル名や文書番号で重複したものがないか検出できるようになりました。
ビルトインデータ管理で管理されたファイルを対象に検出します。
34
全般
無償ビューワーの変更
STL出力の機能強化
AutoCAD変換の機能強化
メッシュデータのインポートの強化
35
無償ビューワーの変更
無償の図面作図ソフト「2D Drafting」に、3D形状のビューワ機能が追加されました。
3Dビューワ機能では、Solid Edgeのパーツやアセンブリだけでなく、IGESやSTEPといった中間ファイルの形状も確認できます。
36
STL出力の機能強化
STL出力のダイアログが更新され、より細かな設定が可能になりました。
表示されたアイテムのみ出力するオプションが追加されました。
アセンブリを出力する際、単一のSTLファイルとするか、構成要素毎のSTLファイルとするかを選べるようになりました。
37
AutoCAD変換の機能強化
AutoCAD変換のウィザードに、設定をリセットするボタンが追加されました。
AutoCAD変換のウィザードに、Solid EdgeメカニカルシンボルフォントをAutoCADメカニカルシンボルフォントに置き換えるオプションが追加されました。
プレビュープログラムが改善され、大規模なAutoCADデータのプレビュー速度が向上しました。
38
メッシュデータのインポートの強化
JT/IFC/STLファイルからインポートしたファセットボディも、Solid Edgeで編集可能になりました。
ファセットボディは、JT/IFC/3MF/STLフォーマットにエクスポートできます。