28
Wacom Chapter 2 中期経営計画 20193月期(36) - 20223月期(39)

Wacom Chapter 2...• デジタルの「紙とペン」 のエコシステム構築 • デジタルペンの新規市場開拓 • 教育分野 でのデジタルペン普及させる。•

  • Upload
    others

  • View
    0

  • Download
    0

Embed Size (px)

Citation preview

Page 1: Wacom Chapter 2...• デジタルの「紙とペン」 のエコシステム構築 • デジタルペンの新規市場開拓 • 教育分野 でのデジタルペン普及させる。•

Wacom Chapter 2中期経営計画 2019年3月期(第36期) - 2022年3月期(第39期)

Page 2: Wacom Chapter 2...• デジタルの「紙とペン」 のエコシステム構築 • デジタルペンの新規市場開拓 • 教育分野 でのデジタルペン普及させる。•

All Rights Reserved. Copyright © 2018 Wacom Co., Ltd. 2All Rights Reserved. Copyright © 2018 Wacom Co., Ltd.

ワコムは「テクノロジーカンパニー」として新しい一歩を踏み出します。

Wacom “Chapter 2 ”

Page 3: Wacom Chapter 2...• デジタルの「紙とペン」 のエコシステム構築 • デジタルペンの新規市場開拓 • 教育分野 でのデジタルペン普及させる。•

All Rights Reserved. Copyright © 2018 Wacom Co., Ltd. 3All Rights Reserved. Copyright © 2018 Wacom Co., Ltd.

ビジョン

“for a creative world”

を継承します。

Page 4: Wacom Chapter 2...• デジタルの「紙とペン」 のエコシステム構築 • デジタルペンの新規市場開拓 • 教育分野 でのデジタルペン普及させる。•

All Rights Reserved. Copyright © 2018 Wacom Co., Ltd. 4All Rights Reserved. Copyright © 2018 Wacom Co., Ltd.

加えて、

「Life-long Ink」

ユーザーの方と共に、終わりなき創造の旅に出る。

Page 5: Wacom Chapter 2...• デジタルの「紙とペン」 のエコシステム構築 • デジタルペンの新規市場開拓 • 教育分野 でのデジタルペン普及させる。•

All Rights Reserved. Copyright © 2018 Wacom Co., Ltd. 5All Rights Reserved. Copyright © 2018 Wacom Co., Ltd.

デジタルインク、無限の可能性

「誰が、どこで、いつ、どんな気持ちでこれを書いた・描いたのか」

-人間の「文脈と軌跡」を捉える-

Page 6: Wacom Chapter 2...• デジタルの「紙とペン」 のエコシステム構築 • デジタルペンの新規市場開拓 • 教育分野 でのデジタルペン普及させる。•

All Rights Reserved. Copyright © 2018 Wacom Co., Ltd. 6

全社戦略1. Technology Leadership

(テクノロジー・リーダーシップの推進)

2. Island & Ocean(アイランド&オーシャンによる緊密な連携)

3. Extreme Focus(大胆な選択と集中)

Page 7: Wacom Chapter 2...• デジタルの「紙とペン」 のエコシステム構築 • デジタルペンの新規市場開拓 • 教育分野 でのデジタルペン普及させる。•

All Rights Reserved. Copyright © 2018 Wacom Co., Ltd. 7

テクノロジー・リーダーシップ

お客様との対話を通じて「技術革新」を提供する。

「技術革新」で、手書き/手描きのチカラをお伝えする。

Page 8: Wacom Chapter 2...• デジタルの「紙とペン」 のエコシステム構築 • デジタルペンの新規市場開拓 • 教育分野 でのデジタルペン普及させる。•

All Rights Reserved. Copyright © 2018 Wacom Co., Ltd. 8

島(island)と海(ocean)のビジネス

アイランド=ブランド事業オーシャン=テクノロジー事業

それぞれ違う使命を持った事業、

緊密に連携させて成長させる。

Page 9: Wacom Chapter 2...• デジタルの「紙とペン」 のエコシステム構築 • デジタルペンの新規市場開拓 • 教育分野 でのデジタルペン普及させる。•

All Rights Reserved. Copyright © 2018 Wacom Co., Ltd. 9

大胆な選択と集中 (extreme focus)

全ての事業領域で、全てのオペレーションで、

「大胆な選択と集中」を実施する。

Page 10: Wacom Chapter 2...• デジタルの「紙とペン」 のエコシステム構築 • デジタルペンの新規市場開拓 • 教育分野 でのデジタルペン普及させる。•

All Rights Reserved. Copyright © 2018 Wacom Co., Ltd. 10

重要取り組み事項

• 顧客志向の技術革新• 組織/オペレーションの改革• 利益を重視した財務体質の確立• 取締役会改編による経営の質向上

Page 11: Wacom Chapter 2...• デジタルの「紙とペン」 のエコシステム構築 • デジタルペンの新規市場開拓 • 教育分野 でのデジタルペン普及させる。•

All Rights Reserved. Copyright © 2018 Wacom Co., Ltd. 11

事業戦略 ブランド製品事業• これまでの経営課題解決

• 商品企画/商品開発プロセスの改善• 顧客サービス満足度の向上• 更なる品質向上

• 成長のための技術革新• 基本的なペン体験の革新

• 全く新しいインク体験 (VR, MR)の提供• サイン認証を中心としたソリューションビジネスの展開

Page 12: Wacom Chapter 2...• デジタルの「紙とペン」 のエコシステム構築 • デジタルペンの新規市場開拓 • 教育分野 でのデジタルペン普及させる。•

All Rights Reserved. Copyright © 2018 Wacom Co., Ltd. 12

事業戦略 テクノロジーソリューション事業• 既存市場 (スマホ/タブレット/PC)のリーダーシップ保持

• IT市場お客様とインク体験革新に取り組む

• プラットフォームパートナー との協業確立

• デジタルの「紙とペン」のエコシステム構築

• デジタルペンの新規市場開拓• 教育分野でのデジタルペン普及させる。

• 文具メーカーパートナー様と共に、「デジタル文具市場」を開拓する。

• モジュール化されたデジタルインク技術の開発 (ペン・カートリッジ)

• AIとの連携を目指したデジタルインクデータの設計

Page 13: Wacom Chapter 2...• デジタルの「紙とペン」 のエコシステム構築 • デジタルペンの新規市場開拓 • 教育分野 でのデジタルペン普及させる。•

All Rights Reserved. Copyright © 2018 Wacom Co., Ltd. 13

組織改編により、課題解決へ取り組む

• 技術革新• 開発手法• お客様との関係• 品質向上

• Ink Division(インク部門)の設立• CTOオフィスの設立• 商品開発プロセスの見直し• 事業に帰属したカスタマーサポートへの再編• 事業専任 QA / エンジニアリングの設立

お客様によりフォーカスし、簡素化された組織体制への変更

Page 14: Wacom Chapter 2...• デジタルの「紙とペン」 のエコシステム構築 • デジタルペンの新規市場開拓 • 教育分野 でのデジタルペン普及させる。•

All Rights Reserved. Copyright © 2018 Wacom Co., Ltd. 14

販管費の最適化へ取り組む

1. Technology Leadershipを推進するための研究開発への積極投資2. 開発以外の部門での生産性向上およびコスト削減

販管費率を過去10年で最低レベルまで抑制

Page 15: Wacom Chapter 2...• デジタルの「紙とペン」 のエコシステム構築 • デジタルペンの新規市場開拓 • 教育分野 でのデジタルペン普及させる。•

All Rights Reserved. Copyright © 2018 Wacom Co., Ltd. 15

「経営の質向上」への取組

1. テクノロジーカンパニーとして、質の高い戦略議論ができる取締役会

2. 取締役会の規模最適化による集中討議

3. 社外取締役比率の向上(50%)による公平性/透明性の確保

取締役会の改編

Page 16: Wacom Chapter 2...• デジタルの「紙とペン」 のエコシステム構築 • デジタルペンの新規市場開拓 • 教育分野 でのデジタルペン普及させる。•

All Rights Reserved. Copyright © 2018 Wacom Co., Ltd. 16

2022年3月期での経営指標の目標

収益性: 連結営業利益率 10%規模: 連結売上高 1,000億円資本効率: 株主資本利益率(ROE) 15~20%

Page 17: Wacom Chapter 2...• デジタルの「紙とペン」 のエコシステム構築 • デジタルペンの新規市場開拓 • 教育分野 でのデジタルペン普及させる。•

All Rights Reserved. Copyright © 2018 Wacom Co., Ltd. 17

資本政策と株主還元の考え方資本構成: 経営環境の変化に応じた対応力(投資拡大等)の強化のため、

当面は財務の健全性確保に重きを置く。資本効率: ROEを指標とし、株主の要求コストである株主資本コストとの

相対関係(ROE>株主資本コスト)を測るうえでの目安とする。株主還元: 配当については、1株当たりの配当金を安定的に成長(増配)させる

ことを方針とし、配当性向については補助的な指標として30%を目安とする。特別配当や自己株式の機動的な取得についても検討する。

Page 18: Wacom Chapter 2...• デジタルの「紙とペン」 のエコシステム構築 • デジタルペンの新規市場開拓 • 教育分野 でのデジタルペン普及させる。•

All Rights Reserved. Copyright © 2018 Wacom Co., Ltd. 18

中期経営計画 連結損益および財務指標

テクノロジーソリューション事業は、事業特性に鑑み、短期で損益予想は変動する可能性がある。よって、不確実の高い収益機会は計画せず、現時点で想定しうるリスク要因は優先的に計画に反映。

2018年3月期

(第35期)

2019年3月期

(第36期)

2022年3月期

(第39期)

CAGR年平均成長率

売 上 高 82,263 85,000 100,000 5%ブランド製品事業 48,173 50,300 60,400 6%テクノロジーソリューション事業 33,648 34,700 39,600 4%

営業利益 3,527 4,000 10,000営業利益率 4.3% 4.7% 10.0%当期純利益 2,362 2,980 6,948

ROE 11% 13% 15-20%

自己資本比率 44% 約60%

(単位:百万円)

内数

(注) 当期純利益は「親会社株主に帰属する当期純利益」に相当

Page 19: Wacom Chapter 2...• デジタルの「紙とペン」 のエコシステム構築 • デジタルペンの新規市場開拓 • 教育分野 でのデジタルペン普及させる。•

All Rights Reserved. Copyright © 2018 Wacom Co., Ltd. 19

2019年3月期(第36期)連結損益予想

Page 20: Wacom Chapter 2...• デジタルの「紙とペン」 のエコシステム構築 • デジタルペンの新規市場開拓 • 教育分野 でのデジタルペン普及させる。•

All Rights Reserved. Copyright © 2018 Wacom Co., Ltd. 20

2019年3月期(第36期)連結損益予想の主なガイダンス

• 連結売上高は850億円 (前期比 3%増)

• 連結営業利益は40億円 (前期比 13%増)

• 連結当期純利益は30億円 (前期比 26%増)

(注)当期純利益は「親会社株主に帰属する当期純利益」に相当

Page 21: Wacom Chapter 2...• デジタルの「紙とペン」 のエコシステム構築 • デジタルペンの新規市場開拓 • 教育分野 でのデジタルペン普及させる。•

All Rights Reserved. Copyright © 2018 Wacom Co., Ltd. 21

2019年3月期(第36期)連結損益予想の主なガイダンスブランド製品事業売上高 503億円 (前期比 4.4%増) 営業利益 97億円 (同 50%増)• クリエイティブビジネスによる売上拡大

• 前期発表新製品と製品ミックス改善等で、売上・粗利改善• 一時費用(既存モデルの値下げ等)を今期は抑制

テクノロジーソリューション事業売上高 347億円 (前期比 3.1%増) 営業利益 26億円 (同 54%減)• 事業の不確実性を考慮し、上記ベースラインを設定

• 需要増は見込まれるため、実績でベースライン超えを狙う• 前期にプロジェクトの前倒しで収益を獲得した影響 (売上高 -15億円営業利益 -5億円)• 将来に向けた技術開発投資

テクノロジーソリューション事業は、事業特性に鑑み、短期で損益予想は変動する可能性がある。よって、不確実の高い収益機会は予想に計上せず、現時点で想定しうるリスク要因は優先的に予想に反映。

Page 22: Wacom Chapter 2...• デジタルの「紙とペン」 のエコシステム構築 • デジタルペンの新規市場開拓 • 教育分野 でのデジタルペン普及させる。•

All Rights Reserved. Copyright © 2018 Wacom Co., Ltd. 22

2019年3月期(第36期)研究開発費、投資計画予想研究開発費50.0億円 (前期比 14.0%増)• 主な内容: Technology Leadershipを推進するための新製品開発、次世代技術開発他

設備投資計画23.0億円 (前期比 52.0%増)• 主な内容:ブランド製品事業およびテクノロジーソリューション事業の製品量産金型他

減価償却費26.0億円 (前期比 7.4%増)• 主な内容:製品量産金型および稼働中のグローバルIT基盤システムの減価償却費

Page 23: Wacom Chapter 2...• デジタルの「紙とペン」 のエコシステム構築 • デジタルペンの新規市場開拓 • 教育分野 でのデジタルペン普及させる。•

All Rights Reserved. Copyright © 2018 Wacom Co., Ltd. 23

2019年3月期(第36期)株主還元策利益分配の基本方針• 将来の事業展開と財務体質の強化のために必要な内部留保を確保しつつ、安定した配当の継続と機動的な自己株式の取得を基本方針とする。

1株当たり配当金予想• 配当金 6.00円(前期実績 6.00円)• 配当性向 32.7%(同 41.2%)

Page 24: Wacom Chapter 2...• デジタルの「紙とペン」 のエコシステム構築 • デジタルペンの新規市場開拓 • 教育分野 でのデジタルペン普及させる。•

All Rights Reserved. Copyright © 2018 Wacom Co., Ltd. 24

2019年3月期(第36期)連結損益予想補足資料

Page 25: Wacom Chapter 2...• デジタルの「紙とペン」 のエコシステム構築 • デジタルペンの新規市場開拓 • 教育分野 でのデジタルペン普及させる。•

All Rights Reserved. Copyright © 2018 Wacom Co., Ltd. 25

2019年3月期(第36期)連結損益予想の前提通期想定為替レート1 USドル = 105円 前期通期平均レート比 5.8円 (5.2%) 円高1 ユーロ = 130円 前期通期平均レート比 0.6円 (0.4%) 円安

(単位:百万円)感応度の単位 1円当たり(円高の場合)各通貨とも、円安の場合は影響額の符合が逆

19年3月期予想 (参考)18年3月期実績通貨 USドル* ユーロ USドル* ユーロ売上高 -580 (-470) -120 -710 (-450) -100営業利益 0 ( +70) -80 -130 ( +40) -50

為替感応度予想(通期・12ヶ月分)

* () 内はUSドル通貨単独による感応度。アジア通貨による感応度は、「予想」ではUSドルペッグ(連動)で試算、「実績」では USドルの影響額に含めてUSドルの1円当たり変動額で割り算

Page 26: Wacom Chapter 2...• デジタルの「紙とペン」 のエコシステム構築 • デジタルペンの新規市場開拓 • 教育分野 でのデジタルペン普及させる。•

All Rights Reserved. Copyright © 2018 Wacom Co., Ltd. 26

2019年3月期(第36期)連結損益予想第35期 1H(実績) 第36期 1H(予想) 対前年同期比較

17年4-9月期 18年4-9月期 増減率売上高 40,689 41,330 1.6%営業利益 1,501 3.7% 830 2.0% -44.7%経常利益 1,642 4.0% 670 1.6% -59.2%当期純利益 1,674 4.1% 660 1.6% -60.6%

(単位:百万円)

第35期(実績) 第36期 (予想) 対前期比較18年3月期 19年3月期 増減率

売上高 82,263 85,000 3.3%営業利益 3,527 4.3% 4,000 4.7% 13.4%経常利益 3,585 4.4% 3,920 4.6% 9.4%当期純利益 2,362 2.9% 2,980 3.5% 26.2%

ROE 10.8% 13.2% --(1)

(1) 前期より税金費用が減少する見込み。(注)当期純利益は「親会社株主に帰属する当期純利益」に相当

Page 27: Wacom Chapter 2...• デジタルの「紙とペン」 のエコシステム構築 • デジタルペンの新規市場開拓 • 教育分野 でのデジタルペン普及させる。•

All Rights Reserved. Copyright © 2018 Wacom Co., Ltd. 27

2019年3月期(第36期)事業セグメント別損益予想第35期(実績)

第36期(予想) 対前期比較

18年3月期 19年3月期 増減額 増減率売上高 82,263 85,000 2,737 3.3%ブランド製品事業 48,173 50,300 2,127 4.4%テクノロジーソリューション事業 33,648 34,700 1,052 3.1%その他の事業 442 0 -442 -100.0%営業利益 3,527 4,000 473 13.4%ブランド製品事業 6,470 9,700 3,230 49.9%テクノロジーソリューション事業 5,678 2,590 -3,088 -54.4%その他の事業 -65 0 65 -100.0%コーポレート他 -8,555 -8,290 265 -3.1%営業利益率 4.3% 4.7%

(単位:百万円)

Page 28: Wacom Chapter 2...• デジタルの「紙とペン」 のエコシステム構築 • デジタルペンの新規市場開拓 • 教育分野 でのデジタルペン普及させる。•

本資料のお取扱い上の注意点本資料に含まれる将来の見通しに関する記述は、現時点における情報に基づき判断したものであり、マクロ経済や当社の関連する業界動向、新たな技術の進展などにより変動する事がありえます。従って、実際の業績などが本資料に記載されている将来の見通しに関する記述と異なるリスクや不確実性があることをご了承ください。

株式会社ワコム インベスター・リレーションズ〒160-6131 東京都新宿区西新宿8丁目17番1号住友不動産新宿グランドタワー31階TEL:03-5337-6502http://investors.wacom.com/ja-jp/index.html