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G R O U P G U I D E
〒100-8324 東京都千代田区丸の内2-5-2 三菱ビルTel. 03-3283-5000 Fax. 03-3287-0833www.mgc.co.jp
この印刷物に使用している用紙は、森を元気にするための間伐と間伐材の有効活用に役立ちます。
MGCグループは「化学にもとづく幅広い価値の創
造を通じて、社会の発展と調和に貢献する」という存
在理念のもと、「独自技術に立脚した特色と存在感の
ある優良化学会社」として、常に新しい技術と価値の
創造に挑み続け、社会とともに成長してまいりました。
近年のグローバル化に伴い、私たちを取り巻く経済
環境や社会構造は複雑化すると共に、目まぐるしく変
化をしています。このような中、当社グループでは、理
念、未来像を再確認し、長期的な視野に立って今後当
社がどこに向かうのかを明確化する指針として、新た
なグループビジョン「社会と分かち合える価値の創造」
を掲げました。
2015年度よりスタートした中期経営計画「MGC
Advance2017 MGCグループだからできる大きな夢に！」
では、これまでの経緯を踏まえ、当社創立50周年にあ
たる2021年における｢ありたい姿」の実現に向けて前
進してまいります。「MGC Advance2017」では、「中核
事業を中心とした既存事業の収益力強化」「不採算
事業の再構築」「新規事業の創出と育成」「グループ
全体の経営効率改善」「持続的成長を支える<質>の
向上」の５つを基本方針とし、MGCグループだからでき
る大きな夢の実現に向けて挑戦してまいります。
｢MGC Advance2017｣では中核事業として、事業基
盤を支える資源エネルギーから、メタノールや過酸化水
素、ポリカーボネート、MXDA・MXナイロンといった化
学品・素材製品、シート・フィルム、発泡プラスチック、エレ
クトロニクスケミカル、BT系材料、脱酸素剤エージレス®
といった機能製品まで幅広い事業を展開し、社会に価
値を提供しております。これら中核事業に重点的に経
営資源を投じ、収益力の更なる強化を図ります。
不採算事業につきましては、赤字リスクのある事業
のモニタリングを継続し、事業ポートフォリオの再構築、
人員の再配置、ユーティリティーの効率化を含め、再構
築に取り組みます。
新規事業の創出と育成策といたしましては、新設し
た「新規事業開発部」が、中長期的に取り組む新規事
業領域を選定して継続的に事業化立案することによ
り、これに一層注力してまいります。
グループ全体の経営効率の改善につきましては、当
社とグループ各社でグループビジョンを共有し、グルー
プ一体となった戦略の構築と実践により、グループ企業
価値の向上を図ります。
持続的な成長を支える<質>の向上として、安全・安
定生産、内部統制・コンプライアンス体制の強化、グ
ループの未来を担う人材の確保・育成、及び健全で強
靭な財務体質の実現等を重点課題として取り組んで
まいります。
このように、ＭＧＣグループは経済的価値のみなら
ず、社会的価値もある共通価値を創造し、持続的な成
長の実現を目指していきます。ステークホルダーの皆様
には今後とも一層のご支援を賜りますよう、よろしくお願
い申し上げます。
「社会と分かち合える価値の創造」を創造し、持続的な成長を実現します。
ごあいさつ
代表取締役社長 倉井 敏磨1 2
三菱ガス化学グループは「化学にもとづく幅広い価
値の創造を通じて、社会の発展と調和に貢献する」と
いう存在理念のもと、「独自技術に立脚した特色と存
在感のある優良化学会社」として、常に新しい技術と
価値の創造に挑み続け、これまで社会とともに成長し
て来ました。
そして、この存在理念に次ぐグループビジョンとして、
三菱ガス化学グループは「社会と分かち合える価値の
創造」を今後向かっていくべき長期的な指針に掲げて
います。私たちを取り巻く経済環境や社会構造はグ
ローバル化の進展に伴い、日々 目まぐるしく変化してい
ますが、それらの変化をチャンスととらえ、絶えず新しい
技術・製品・事業を生み出すことにより「社会と分かち
合える価値を創造」し、持続可能な社会の実現に貢献
していきたいと思います。
2018年度よりスタートした中期経営計画「MGC
Advance2020 MGCグループ もっと大きな夢に！」では、
新たな基本方針として「MGCグループの企業価値の
向上」と「MGCグループを取り巻くステークホルダーか
らの信頼の醸成」を掲げました。安全性・効率性・生産
性・収益性を絶えず追求し、既存中核事業を拡大させ
るとともに、将来の三菱ガス化学グループを支える新規
事業を創出していくことによって企業価値を向上させ、
同時にグループを取り巻くさまざまなステークホルダー
からの信頼の醸成に努めることにより、企業としての
社会的な責任を果たしながら、持続的に成長していく
ことを目指します。
さらに「MGC Advance2020」においては、計画実現
のための5つの基本施策として「中核事業を中心とした
既存事業の収益力強化」「新規事業の創出と育成」
「最適な事業ポートフォリオに向けた投資戦略の実行」
「MGCグループ一体となった経営の推進」「持続的
成長を支える＜質＞の向上」を掲げました。
三菱ガス化学グループは、資源エネルギーから、メタ
ノール、過酸化水素、ポリカーボネート、MXDA・MXナ
イロンといった化学品・素材製品、さらには発泡プラス
チック、エレクトロニクスケミカル、BT系材料、脱酸素剤
エージレス®といった機能製品まで、幅広く多様な事業
を展開していますが、これら既存中核事業に今後も
重点的に経営資源を投じ、収益力のさらなる強化を
図っていきます。
また、新技術、新製品の開発にも積極的に取り組み、
新規事業の創出と育成を加速していきます。とりわけ、
社会の変化の潮流、メガトレンドを念頭に置きながら、
「医・食」「情報・通信」「モビリティ」の領域に積極的な
投資を行う予定です。
そして、予測困難な外部環境の変化にも耐えうる安
定した収益構造を構築すべく、汎用製品、機能製品、
新規製品の各々がバランス良く三菱ガス化学グループ
を支えていくよう、最適な事業ポートフォリオを構築して
いきます。
さらに、グループ一体となった経営を推進し、人材、
資金、情報、ブランド、知的財産などの経営資源の＜質＞
を向上させ、それらを有効活用することにより、持続的
な成長を促進します。
このように三菱ガス化学グループは「社会と分かち
合える価値の創造」を共有、希求する中で、社会が直
面するさまざまな課題の解決への一助となるような価
値ある製品・技術を創出し続けることにより、持続可能
な社会の実現に貢献してまいります。ステークホルダー
の皆様には今後とも一層のご支援を賜りますよう、よろ
しくお願い申し上げます。
「社会と分かち合える価値の創造」を共有、希求し、持続的な成長を実現していきます。
ごあいさつ
代表取締役社長 倉井 敏磨1 2
● メタノール ● ホルマリン ● ジメチルエーテル（DME）● アンモニア ● ポリオール類 ● アミン類 ● メタクリル酸メチル（MMA）、メタクリル酸（MAA）、メタクリル酸特殊エステル類● 健康食品素材（PQQ） ● 天然ガスの採掘・探鉱● 地熱エネルギーの開発
主要製品
● アルテスタ®（耐熱非晶性ポリエステル樹脂）● オプティマス™（耐熱低吸水性アクリル樹脂）● サイテスタ™（熱硬化性シアネートモノマー）
新規製品
メタノールは化学産業を支える基礎化学原料です。近年では非石油系燃料としても注目を集めています。
三菱ガス化学グループはサウジアラビア、ベネズエラ、ブルネイでメタノールを生産しています。〔写真：Brunei Methanol Company（ブルネイ）〕
プラスチックや塗 料などに使われるMMAは、三菱ガス化学が開発した新ACH法（硫安を副生しないグリーンプロセス）で生産されます。〔写真：三菱ガス化学新潟工場のMMAプラント〕
バイオテクノロジーを利用して、健康食品素材や産業用酵素なども提供しています。
〔写真：PQQを配合した健康食品の例〕
新潟にある自社鉱区で採掘した天然ガスは三菱ガス化学新潟工場で原料・燃料として利用しています。〔写真：新潟県岩船沖油ガス田〕
天然ガスを出発原料に、メタノール・アンモニアのケミカル
チェーンを、基礎化学原料から機能材料に至る広い分野に
わたって展開しています。また、バイオテクノロジーの利用や
エネルギー・資源の開発も進めています。
天然ガス系化学品カンパニー
もっと広く、さらに強く。メタノールチェーンでGlobal Topへ。 もっと広く、さらに強く。メタノールチェーンでGlobal Topへ。
Natural Gas Chemicals Company
3 4
● メタノール ● ホルマリン ● ジメチルエーテル（DME）● アンモニア ● ポリオール類 ● アミン類 ● メタクリル酸メチル（MMA）、メタクリル酸（MAA）、メタクリル酸特殊エステル類● 健康食品素材（PQQ） ● 天然ガスの採掘・探鉱● 地熱エネルギーの開発
主要製品
● アルテスタ®（耐熱非晶性ポリエステル樹脂）● オプティマス™（耐熱低吸水性アクリル樹脂）● サイテスタ™（熱硬化性シアネートモノマー）
新規製品
メタノールは化学産業を支える基礎化学原料です。近年では非石油系燃料としても注目を集めています。
三菱ガス化学グループはサウジアラビア、ベネズエラ、ブルネイでメタノールを生産しています。〔写真：Brunei Methanol Company（ブルネイ）〕
プラスチックや塗 料などに使われるMMAは、三菱ガス化学が開発した新ACH法（硫安を副生しないグリーンプロセス）で生産されます。〔写真：三菱ガス化学新潟工場のMMAプラント〕
バイオテクノロジーを利用して、健康食品素材や産業用酵素なども提供しています。
〔写真：PQQを配合した健康食品の例〕
新潟にある自社鉱区で採掘した天然ガスは三菱ガス化学新潟工場で原料・燃料として利用しています。〔写真：新潟県岩船沖油ガス田〕
天然ガスを出発原料に、メタノール・アンモニアのケミカル
チェーンを、基礎化学原料から機能材料に至る広い分野に
わたって展開しています。また、バイオテクノロジーの利用や
エネルギー・資源の開発も進めています。
天然ガス系化学品カンパニー
もっと広く、さらに強く。メタノールチェーンでGlobal Topへ。 もっと広く、さらに強く。メタノールチェーンでGlobal Topへ。
Natural Gas Chemicals Company
3 4
● メタキシレン ● メタキシレンジアミン（MXDA）● MXナイロン（MXD6） ● 芳香族アルデヒド● 芳香族ポリカルボン酸 ● 高純度イソフタル酸（PIA）● 無水フタル酸 ● 可塑剤
三菱ガス化学水島工場では、厳密な安全管理のもと、超強酸HF-BF3を工業的に利用しています。〔写真：三菱ガス化学水島工場〕
主要製品
● ネオプリム®（高耐熱性無色透明ポリイミドフィルム）● マクシーブ®（ガスバリア性2液型エポキシ樹脂）● サープリム®（熱可塑性ポリイミド樹脂）● NeoFARIT®（半導体関連材料）
新規製品
超強酸HF-BF3（フッ化水素-三フッ化ホウ素）の利用技術を要
に、メタキシレンチェーン、芳香族アルデヒド、芳香族ポリカル
ボン酸など、三菱ガス化学グループだけがつくれるオリジナリ
ティの高い製品を中心に展開しています。
船体を保護する防食塗料にも、MXDAが使われています。
ガスバリア性に優れた（＝気体を透過させにくい）MXナイロンは、炭酸飲料や緑茶飲料などのボトルにも使われています。
ポリイミド樹脂フィルム「ネオプリム®」は無色透明性と300℃以上の耐熱性を活かし、光学材料・電子材料での採用が進んでいます。
透明で安全なポリプロピレン樹脂をつくるためにも、芳香族アルデヒドが使われています。
芳香族化学品カンパニー Aromatic Chemicals Company
オリジナリティへのこだわり。不可能への挑戦。
5 6
● メタキシレン ● メタキシレンジアミン（MXDA）● MXナイロン（MXD6） ● 芳香族アルデヒド● 芳香族ポリカルボン酸 ● 高純度イソフタル酸（PIA）● 無水フタル酸 ● 可塑剤
三菱ガス化学水島工場では、厳密な安全管理のもと、超強酸HF-BF3を工業的に利用しています。〔写真：三菱ガス化学水島工場〕
主要製品
● ネオプリム®（高耐熱性無色透明ポリイミドフィルム）● マクシーブ®（ガスバリア性2液型エポキシ樹脂）● サープリム®（熱可塑性ポリイミド樹脂）● NeoFARIT®（半導体関連材料）
新規製品
超強酸HF-BF3（フッ化水素-三フッ化ホウ素）の利用技術を要
に、メタキシレンチェーン、芳香族アルデヒド、芳香族ポリカル
ボン酸など、三菱ガス化学グループだけがつくれるオリジナリ
ティの高い製品を中心に展開しています。
船体を保護する防食塗料にも、MXDAが使われています。
ガスバリア性に優れた（＝気体を透過させにくい）MXナイロンは、炭酸飲料や緑茶飲料などのボトルにも使われています。
ポリイミド樹脂フィルム「ネオプリム®」は無色透明性と300℃以上の耐熱性を活かし、光学材料・電子材料での採用が進んでいます。
透明で安全なポリプロピレン樹脂をつくるためにも、芳香族アルデヒドが使われています。
芳香族化学品カンパニー Aromatic Chemicals Company
オリジナリティへのこだわり。不可能への挑戦。
5 6
● 過酸化水素 ● 過硫酸塩類● 水処理剤 ● 環境薬剤● エレクトロニクスケミカル（電子工業用薬品）● 超高屈折率レンズモノマー ● フォトレジストモノマー（アダマンタン誘導体）
● ユーピロン®（ポリカーボネート）、ユーピロン®・シート、ユーピロン®・フィルム● ユピゼータ®（特殊ポリカーボネート）● ユピタール®（ポリアセタール）● レニー®（高性能ポリアミド）
三菱ガス化学グループでは、ポリカーボネート・シート、フィルムの開発も積極的に進めています。〔写真：三菱ガス化学シート・フィルム東京開発センター〕
主要製品
主要製品
ガラスの250倍以上の耐衝撃性と高い透明性を備え、耐熱性、寸法
安定性にも優れたポリカーボネート「ユーピロン®」をはじめ、ポリア
セタール「ユピタール®」、高性能ポリアミド「レニー ®」などのエンジニ
アリングプラスチックスを提供しています。
金属を超え、ガラスを超える。プラスチックの概念を超越する素材革命。 エレクトロニクスの進化を支える、三菱ガス化学の想像力と創造力。
非塩素系漂白剤や工業用酸化剤として使われる過酸化水素
や、半導体デバイス、液晶ディスプレイなどの生産に欠かせな
いエレクトロニクスケミカルを中心に展開しています。また、
超高屈折率レンズモノマーなど、ユニークな熱硬化性樹脂材
料も提供しています。
超純過酸化水素をはじめとする三菱ガス化学グループのエレクトロニクスケミカルは半導体デバイス、液晶ディスプレイ、プリント配線板の生産に欠かせない薬品です。
過酸化水素は非塩素系漂白剤として紙パルプの生産に多く使われるほか、家庭用漂白剤、工業用酸化剤、金属の表面処理など幅広い分野で利用されています。
過硫酸塩類はプリント配線板のエッチング剤や合成樹脂の重合開始剤などに使われています。
三菱ガス化学の材料を使った眼鏡レンズは高屈折率が最大の特長であり、プラスチックレンズとしては究極の光学特性をもっています。
三菱ガス化学グループではエンジニアリングプラスチックスの海外生産拠点拡充を進めています。〔写真：Thai Polyacetal Co., Ltd.(タイ）〕
ユーピロン®・フィルム、ユーピロン®・シートは、液晶TVやカーナビのパネルなどに使われています。
ユピタール®は自動車の重要な部材としても使われています。〔写真：ユピタール®製燃料ポンプユニット〕
特殊ポリカーボネート（ユピゼータ®）は、スマートフォンなどの高機能小型カメラレンズに使われています。〔写真：ユピゼータ®EP製 | 光学レンズ〕
機能化学品カンパニー Specialty Chemicals Company
無機化学品事業 合成樹脂事業
7 8
● 過酸化水素 ● 過硫酸塩類● 水処理剤 ● 環境薬剤● エレクトロニクスケミカル（電子工業用薬品）● 超高屈折率レンズモノマー ● フォトレジストモノマー（アダマンタン誘導体）
● ユーピロン®（ポリカーボネート）、ユーピロン®・シート、ユーピロン®・フィルム● ユピゼータ®（特殊ポリカーボネート）● ユピタール®（ポリアセタール）● レニー®（高性能ポリアミド）
三菱ガス化学グループでは、ポリカーボネート・シート、フィルムの開発も積極的に進めています。〔写真：三菱ガス化学シート・フィルム東京開発センター〕
主要製品
主要製品
ガラスの250倍以上の耐衝撃性と高い透明性を備え、耐熱性、寸法
安定性にも優れたポリカーボネート「ユーピロン®」をはじめ、ポリア
セタール「ユピタール®」、高性能ポリアミド「レニー ®」などのエンジニ
アリングプラスチックスを提供しています。
金属を超え、ガラスを超える。プラスチックの概念を超越する素材革命。 エレクトロニクスの進化を支える、三菱ガス化学の想像力と創造力。
非塩素系漂白剤や工業用酸化剤として使われる過酸化水素
や、半導体デバイス、液晶ディスプレイなどの生産に欠かせな
いエレクトロニクスケミカルを中心に展開しています。また、
超高屈折率レンズモノマーなど、ユニークな熱硬化性樹脂材
料も提供しています。
超純過酸化水素をはじめとする三菱ガス化学グループのエレクトロニクスケミカルは半導体デバイス、液晶ディスプレイ、プリント配線板の生産に欠かせない薬品です。
過酸化水素は非塩素系漂白剤として紙パルプの生産に多く使われるほか、家庭用漂白剤、工業用酸化剤、金属の表面処理など幅広い分野で利用されています。
過硫酸塩類はプリント配線板のエッチング剤や合成樹脂の重合開始剤などに使われています。
三菱ガス化学の材料を使った眼鏡レンズは高屈折率が最大の特長であり、プラスチックレンズとしては究極の光学特性をもっています。
三菱ガス化学グループではエンジニアリングプラスチックスの海外生産拠点拡充を進めています。〔写真：Thai Polyacetal Co., Ltd.(タイ）〕
ユーピロン®・フィルム、ユーピロン®・シートは、液晶TVやカーナビのパネルなどに使われています。
ユピタール®は自動車の重要な部材としても使われています。〔写真：ユピタール®製燃料ポンプユニット〕
特殊ポリカーボネート（ユピゼータ®）は、スマートフォンなどの高機能小型カメラレンズに使われています。〔写真：ユピゼータ®EP製 | 光学レンズ〕
機能化学品カンパニー Specialty Chemicals Company
無機化学品事業 合成樹脂事業
7 8
● プリント配線板用積層材料● LEシート®（ドリル加工用補助材料）
エージレス®は日々の食材から菓子・嗜好品、非常食に至るまで、あらゆる食の安全・安心を支えています。
エージレス®やファーマキープ®は医薬品や医療機器の品質管理にも使われています。
無酸素・乾燥状態を維持できるRPシステム®は金属・電子部品の品質保証にも役立っています。
無酸素・乾燥状態を維持できるRPシステム®は、文化財や出土品の保護にも利用されています。
LEシート®は微細化する配線パターンを支えるドリル加工用補助材料です。
三菱ガス化学のエポキシ積層材料（高性能FR-4）はインターネットサーバーやルーターの高多層マザーボードなどに使われています。
BT積層材料を使った高性能半導体パッケージが、スマートフォンやタブレットPCなどの最先端モバイルを支えています。
BT積層材料は半導体パッケージ基板としてトップシェアを誇ります。
〔写真：米沢ダイヤエレクトロニクス（株）〕 「エージレス®」は日本をはじめ世界各国で利用されています。
主要製品
モールド樹脂
半導体集積回路
BT積層板
半導体パッケージ基板や高多層マザーボードなどに使われる
プリント配線板用積層材料を中心に、プリント配線板の小径孔
あけ加工に使う補助材料「LEシート®」など、電子産業に欠かせ
ない製品を提供しています。
「食品をおいしく保つには、劣化の原因となる酸素を取り除けば
良い」、そんな発想から生まれた脱酸素剤「エージレス®」。現在
では脱酸素技術から、包装内ガス組成の制御技術へと発展を遂
げ、幅広い分野に向けて品質保持のトータルソリューションを提
供しています。
新しさを保つ技術は、いつまでも新しい。目指すのは、品質保持のトータルソリューション。
技術が勝ちとった実績と信頼で、半導体の未来を支えていく。
● エージレス® ● エージレス・オーマック®（脱酸素フィルム） ● ファーマキープ®（医薬品・医療機器用）● エージレスドライ®（乾燥剤） ● アネロパック®（嫌気培養システム）● RPシステム®（電子・機械部品用）
特殊機能材カンパニー Information & Advanced Materials Company
電子材料事業 脱酸素剤事業
主要製品
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● プリント配線板用積層材料● LEシート®（ドリル加工用補助材料）
エージレス®は日々の食材から菓子・嗜好品、非常食に至るまで、あらゆる食の安全・安心を支えています。
エージレス®やファーマキープ®は医薬品や医療機器の品質管理にも使われています。
無酸素・乾燥状態を維持できるRPシステム®は金属・電子部品の品質保証にも役立っています。
無酸素・乾燥状態を維持できるRPシステム®は、文化財や出土品の保護にも利用されています。
LEシート®は微細化する配線パターンを支えるドリル加工用補助材料です。
三菱ガス化学のエポキシ積層材料（高性能FR-4）はインターネットサーバーやルーターの高多層マザーボードなどに使われています。
BT積層材料を使った高性能半導体パッケージが、スマートフォンやタブレットPCなどの最先端モバイルを支えています。
BT積層材料は半導体パッケージ基板としてトップシェアを誇ります。
〔写真：米沢ダイヤエレクトロニクス（株）〕 「エージレス®」は日本をはじめ世界各国で利用されています。
主要製品
モールド樹脂
半導体集積回路
BT積層板
半導体パッケージ基板や高多層マザーボードなどに使われる
プリント配線板用積層材料を中心に、プリント配線板の小径孔
あけ加工に使う補助材料「LEシート®」など、電子産業に欠かせ
ない製品を提供しています。
「食品をおいしく保つには、劣化の原因となる酸素を取り除けば
良い」、そんな発想から生まれた脱酸素剤「エージレス®」。現在
では脱酸素技術から、包装内ガス組成の制御技術へと発展を遂
げ、幅広い分野に向けて品質保持のトータルソリューションを提
供しています。
新しさを保つ技術は、いつまでも新しい。目指すのは、品質保持のトータルソリューション。
技術が勝ちとった実績と信頼で、半導体の未来を支えていく。
● エージレス® ● エージレス・オーマック®（脱酸素フィルム） ● ファーマキープ®（医薬品・医療機器用）● エージレスドライ®（乾燥剤） ● アネロパック®（嫌気培養システム）● RPシステム®（電子・機械部品用）
特殊機能材カンパニー Information & Advanced Materials Company
電子材料事業 脱酸素剤事業
主要製品
9 10
パラキシレン
可塑剤混合キシレン オルソキシレン 無水フタル酸
ポリオール類
シアネートモノマー
天然ガス
メタノール
ホルマリン
ポリマー除去液
レジスト剥離液
超高屈折率レンズモノマー
アダマンタン誘導体
過酸化水素
過硫酸塩類
化学研磨液
水処理剤／環境薬剤
過酢酸
超純過酸化水素
エッチング液超純アンモニア水
メタクリル酸特殊エステル
アンモニア
ジメチルエーテル
メタクリル酸メチル、メタクリル酸
アミン類
MXナイロン
レニー®（高性能ポリアミド）
ユーピロン® ユーピロン®・シート
ユーピロン®・フィルムユピゼータ®（特殊ポリカーボネート）
ユピエース®（変性PPE）
ユピタール®（ポリアセタール）
健康食品素材（PQQ）
BTレジン
LEシート®（ドリル加工用補助材料）
エージレス®
エージレス・オーマック®（脱酸素フィルム）
エージレスドライ®（乾燥剤）
ファーマキープ®（医薬品・医療機器用）
RPシステム®（電子・機械部品用）
アネロパック®（嫌気培養システム）
エポキシ材料（高性能FR-4）
BT材料
メタキシレン メタキシレンジアミン
高純度イソフタル酸
芳香族アルデヒド
芳香族ポリカルボン酸
芳香族化学品
天然ガス系化学品
無機化学品 電子工業用薬品
バイオ
合成樹脂（エンプラ）
ポリカーボネート
プリント配線板用積層材料
電子材料
脱酸素剤
ケミカルチェーンからハイパフォーマンスまで。Product Flowプロダクトフロー
11 12
パラキシレン
可塑剤混合キシレン オルソキシレン 無水フタル酸
ポリオール類
シアネートモノマー
天然ガス
メタノール
ホルマリン
ポリマー除去液
レジスト剥離液
超高屈折率レンズモノマー
アダマンタン誘導体
過酸化水素
過硫酸塩類
化学研磨液
水処理剤／環境薬剤
過酢酸
超純過酸化水素
エッチング液超純アンモニア水
メタクリル酸特殊エステル
アンモニア
ジメチルエーテル
メタクリル酸メチル、メタクリル酸
アミン類
MXナイロン
レニー®（高性能ポリアミド）
ユーピロン® ユーピロン®・シート
ユーピロン®・フィルムユピゼータ®（特殊ポリカーボネート）
ユピエース®（変性PPE）
ユピタール®（ポリアセタール）
健康食品素材（PQQ）
BTレジン
LEシート®（ドリル加工用補助材料）
エージレス®
エージレス・オーマック®（脱酸素フィルム）
エージレスドライ®（乾燥剤）
ファーマキープ®（医薬品・医療機器用）
RPシステム®（電子・機械部品用）
アネロパック®（嫌気培養システム）
エポキシ材料（高性能FR-4）
BT材料
メタキシレン メタキシレンジアミン
高純度イソフタル酸
芳香族アルデヒド
芳香族ポリカルボン酸
芳香族化学品
天然ガス系化学品
無機化学品 電子工業用薬品
バイオ
合成樹脂（エンプラ）
ポリカーボネート
プリント配線板用積層材料
電子材料
脱酸素剤
ケミカルチェーンからハイパフォーマンスまで。Product Flowプロダクトフロー
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16
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12 13
14
15
5
23
20
触媒
R&Dの目標・ターゲット
技術プラットフォームと主要製品
超強酸／固体触媒／
高圧技術
空気酸化／液相酸化／水添
縮重合／塊重合／酸化重合／
フィルム・シート／樹脂加工
脱酸素関連／ワニス製造／EL薬品関連
連続培養／育種／抗体医薬技術
合成重合 機能製品 ライフサイエンス
キシレン分離異性化／メタノール／メタクリル酸エチル／アンモニア／ジメチルエーテル／芳香族アルデヒド
機能性食品素材（PQQ、酵母製品）
脱酸素剤（エージレス®）／プリント配線板用材料／環境薬剤／エレクトロニクスケミカル／BTレジン／化学研磨液
ポリカーボネート（ユーピロン®）／ポリアセタール（ユピタール®）／MXナイロン／特殊PC（ユピゼータ®）／変性PPE（ユピエース®）／樹脂成形
過酸化水素／イソフタル酸／ネオペンチルグリコール ／メタキシレンジアミン
既存事業の収益力強化●収益力強化に繋がる研究 テーマへのフォーカス●コアとなる技術の継続的な 改善
新規事業の創出と育成●新規事業の早期収益化●将来の事業ポートフォリオ を見据えた技術の獲得
グループ全体の事業推進●グループ企業との連携強化
持続的成長を支える＜質＞の向上●人材の確保と育成●研究環境の整備
研究開発戦略
三菱ガス化学グループは、1970年代にサウジアラビアでのメタノール生産プロジェクトを開始するなど〝原料立地〞による海外展開を他社に先んじて進めてきました。一方で、過酸化水素・エンジニアリングプラスチックは成長するアジアをターゲットに〝消費立地〞に基づいた展開を行うなど事業特性に応じた差異化戦略を進めています。このように、三菱ガス化学グループはビジネスに最適な立地を見極め、今後も積極的なグローバル展開を進めていきます。
三菱ガス化学は、触媒・合成・重合・バイオなどのコア技術に基づく数多くの製品を世の中に送り出してきました。一方、技術革新は留まるところを知らず、各分野の技術はますます高度化・専門化し、また細分化しています。さらに、各々の技術を単独ではなく複合化してR&Dを推進すること、すなわち三菱ガス化学グル－プの総合力を活かしたシナジーの創出が不可欠です。 複雑化し、一層厳しくなる技術競争に対応するため、コア技術・提供機能・製品群の関係を技術プラットフォームとして体系化し、市場ニーズを踏まえた戦略的なテーマ設定をしています。 三菱ガス化学の独自技術による製品化比率は90％以上に達しています。技術立社の風土が育んだこの研究開発のDNAを継承させ、〝真の高収益・研究開発型企業集団〞を目指します。
新規製品の創出と育成の加速。ビジネスに〝最適な立地〞を見極める。Global Operationグローバル展開 Research & Development研究開発
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MGC TRADING (THAILAND) LTD.
AGELESS (THAILAND) CO., LTD.
THAI POLYACETAL CO., LTD.
THAI POLYCARBONATE CO., LTD.
MGC ELECTROTECHNO (THAILAND) CO., LTD.
三菱瓦斯化学商貿（上海）有限公司
三菱瓦斯化学工程塑料（上海）有限公司
巨菱精密化學股份有限公司
台豊印刷電路工業股份有限公司
KOREA ENGINEERING PLASTICS CO., LTD.
三永純化株式会社
MITSUBISHI GAS CHEMICAL SINGAPORE PTE. LTD.
MGC PURE CHEMICALS SINGAPORE PTE. LTD.
BRUNEI METHANOL COMPANY SDN. BHD.
PT PEROKSIDA INDONESIA PRATAMA
MITSUBISHI GAS CHEMICAL EUROPE GMBH
SAUDI METHANOL COMPANY （AR-RAZI）
MGC PURE CHEMICALS AMERICA, INC.
MITSUBISHI GAS CHEMICAL AMERICA, INC.
JSP INTERNATIONAL GROUP LTD.
MGC ADVANCED POLYMERS, INC.
METANOL DE ORIENTE, METOR, S.A.
CARIBBEAN GAS CHEMICAL LTD.
主な海外グループ会社
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触媒
R&Dの目標・ターゲット
技術プラットフォームと主要製品
超強酸／固体触媒／
高圧技術
空気酸化／液相酸化／水添
縮重合／塊重合／酸化重合／
フィルム・シート／樹脂加工
脱酸素関連／ワニス製造／EL薬品関連
連続培養／育種／抗体医薬技術
合成重合 機能製品 ライフサイエンス
キシレン分離異性化／メタノール／メタクリル酸エチル／アンモニア／ジメチルエーテル／芳香族アルデヒド
機能性食品素材（PQQ、酵母製品）
脱酸素剤（エージレス®）／プリント配線板用材料／環境薬剤／エレクトロニクスケミカル／BTレジン／化学研磨液
ポリカーボネート（ユーピロン®）／ポリアセタール（ユピタール®）／MXナイロン／特殊PC（ユピゼータ®）／変性PPE（ユピエース®）／樹脂成形
過酸化水素／イソフタル酸／ネオペンチルグリコール ／メタキシレンジアミン
既存事業の収益力強化●収益力強化に繋がる研究 テーマへのフォーカス●コアとなる技術の継続的な 改善
新規事業の創出と育成●新規事業の早期収益化●将来の事業ポートフォリオ を見据えた技術の獲得
グループ全体の事業推進●グループ企業との連携強化
持続的成長を支える＜質＞の向上●人材の確保と育成●研究環境の整備
研究開発戦略
三菱ガス化学グループは、1970年代にサウジアラビアでのメタノール生産プロジェクトを開始するなど〝原料立地〞による海外展開を他社に先んじて進めてきました。一方で、過酸化水素・エンジニアリングプラスチックは成長するアジアをターゲットに〝消費立地〞に基づいた展開を行うなど事業特性に応じた差異化戦略を進めています。このように、三菱ガス化学グループはビジネスに最適な立地を見極め、今後も積極的なグローバル展開を進めていきます。
三菱ガス化学は、触媒・合成・重合・バイオなどのコア技術に基づく数多くの製品を世の中に送り出してきました。一方、技術革新は留まるところを知らず、各分野の技術はますます高度化・専門化し、また細分化しています。さらに、各々の技術を単独ではなく複合化してR&Dを推進すること、すなわち三菱ガス化学グル－プの総合力を活かしたシナジーの創出が不可欠です。 複雑化し、一層厳しくなる技術競争に対応するため、コア技術・提供機能・製品群の関係を技術プラットフォームとして体系化し、市場ニーズを踏まえた戦略的なテーマ設定をしています。 三菱ガス化学の独自技術による製品化比率は90％以上に達しています。技術立社の風土が育んだこの研究開発のDNAを継承させ、〝真の高収益・研究開発型企業集団〞を目指します。
新規製品の創出と育成の加速。ビジネスに〝最適な立地〞を見極める。Global Operationグローバル展開 Research & Development研究開発
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MGC TRADING (THAILAND) LTD.
AGELESS (THAILAND) CO., LTD.
THAI POLYACETAL CO., LTD.
THAI POLYCARBONATE CO., LTD.
MGC ELECTROTECHNO (THAILAND) CO., LTD.
三菱瓦斯化学商貿（上海）有限公司
三菱瓦斯化学工程塑料（上海）有限公司
巨菱精密化學股份有限公司
台豊印刷電路工業股份有限公司
KOREA ENGINEERING PLASTICS CO., LTD.
三永純化株式会社
MITSUBISHI GAS CHEMICAL SINGAPORE PTE. LTD.
MGC PURE CHEMICALS SINGAPORE PTE. LTD.
BRUNEI METHANOL COMPANY SDN. BHD.
PT PEROKSIDA INDONESIA PRATAMA
MITSUBISHI GAS CHEMICAL EUROPE GMBH
SAUDI METHANOL COMPANY （AR-RAZI）
MGC PURE CHEMICALS AMERICA, INC.
MITSUBISHI GAS CHEMICAL AMERICA, INC.
MGC ADVANCED POLYMERS, INC.
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CARIBBEAN GAS CHEMICAL LTD.
主な海外グループ会社
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G R O U P G U I D E
〒100-8324 東京都千代田区丸の内2-5-2 三菱ビルTel. 03-3283-5000 Fax. 03-3287-0833www.mgc.co.jp
この印刷物に使用している用紙は、森を元気にするための間伐と間伐材の有効活用に役立ちます。
