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メディア・リテラシー 1

Media Literacy Part 1

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Page 1: Media Literacy Part 1

メディア・リテラシー1

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メディア• メディア(media)とは

• 情報の記録• 情報の伝達• 情報の保管

• 等に用いられるものや装置

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• 「媒体」と訳される• メディアは以下の二種に大別される• 記録・保管のためのメディア• コミュニケーションのためのメディア

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• 一例であるが• CD、手紙、電話、テレビは

• 音楽、文章、声、映像• などの情報を伝達するのに用いられるのでメディアである

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• より広義には、空気もメディアとして考えられる

• 発話者は声帯を震動させ、音声化する

• この震動が空気の疎密波となって受話者に届く

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• 日常生活の文脈の上では「マスコミ」の同義語として用いられることが多いので、注意が必要

• 「マスコミ」は「マスメディア」とも呼ぶ

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リテラシー

• リテラシー(literacy)とは

• 原義は「書き言葉をプロトコルに則り読んだり書いたりできる能力」

• 「識字」と訳されてきた

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• リテラシーは、様々に類推的・拡張的に用いられるようになった

• 何らかの分野で用いられている記述体系を理解し、整理し、活用する能力一般を指すようになった

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• 更には、記述言語に留まらず、様々なコミュニケーションの媒体を適切に読み取り、分析し、適切にその媒体で記述・表現できることなどを指すようになった

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• 情報がある形で提示されるに至った経緯や、発信者が隠そうとしている意図や目的までクリティカルに見抜く能力も近年では指すようになってきてる

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メディア・リテラシー• メディア・リテラシー(media literacy)とは

• 情報メディアを主体的に読み解いて必要な情報を引き出し

• その真偽を見抜き• 活用する能力のこと

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• 換言すれば• 情報を評価・識別する能力

• とも言える

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受信者として

• 発信された情報には、程度の差はあるにせよ、何かしらの偏り・虚偽や誇張、間違えが含まれていることを知る

• 情報の話者、目的、内容、背景などを的確に読み取る必要があることを学ぶ

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• 「情報を評価・識別する能力」を身に付けることで、情報を正しく利用することを学ぶ

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• 偏った情報を鵜呑みにしていては、その物事に関する正しい知識を身に付けることは難しい

• 今日の社会では情報への依存度が大きく、偏ったり間違えている情報を信じ、様々な場面で不利益を被る可能性がある

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• 発信された情報を受け取る際「その情報は信頼に足るか」を判断し、どのような偏りがあるか、情報の発信者はどのような意図・目的で情報を発信したり編集したかを考える必要がある

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• それらの背景を読み取り、情報の取捨選択を行う能力を身に付ける

• それらの行為を行わず、発信者の言う事を信じ、それが正しいと認識する行為は、自己考察を捨て去る事と同義であり、より直接的に言うならば「自分自身の考えを持たない」と言える

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• マスメディアが発信する情報には、様々な理由により偏りが発生することを知る

• 東日本大震災で発生した福島第一原子力発電所に関する一連の報道を見れば判るように、政府や東京電力が真実を隠蔽している場合もあることを知る