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RPGツクールVX ace勉強会 「はじめての操作」編 in 横浜 2015/10/03 () @rinne_grid

RpgツクールVX ace勉強会「はじめての操作編」 20151003

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RPGツクールVX ace勉強会「はじめての操作」編 in 横浜

2015/10/03 (土)

@rinne_grid

お前誰よ?

@rinne_grid(りんねぐりっど)

某ユーザー系IT企業で、システムの運用・保守を実施中

仕事だとC#とPL/SQLメイン

近いうちに、業務でJavaやらせてもらえるかもしれなくてちょっと嬉しい

趣味でコーディング実施中

Python/Djangoが好き

RPGツクールVX aceでゲーム作ったりする

ボカロ曲作ってた時期があった

もくじ

RPGツクール紹介

RPGツクールで作られたゲーム

キャラクターを動かそう

マップを描く

村人を配置する

二つのマップを繋げる

敵キャラを出現させよう

主人公に名前をつけよう

スイッチでゲームを進行させよう

お題のゲームを作ってみよう

RPGツクール紹介

RPGを作成することに特化した「ジェネレータ」ソフト

マップ、DQ風の戦闘、パーティメニュー等、RPGに必要な機能が全て揃っている

グラフィックやBGMが開発元より提供されており、そのまま使うことも可能

もちろん自分で描いた画像、作った曲を使うことも可

加えて、シェアウェアとして販売することもできる

ツクールシリーズユーザー登録サイトでユーザー登録すれば可能

RPGツクールで作られたゲームシルエットノート(RPGツクールXP)

白の絆(RPGツクールXP)

Ib(RPGツクール2000)

Margikarman (ItoA)(RPGツクールVX ace)

Hero and Daughter(RPGツクールVX ace)

キャラクターを動かそう

マップを描く ツールバー

マップリスト

タイルパレット

マップビュー

マップを描く

右クリック->

[マップの作成]

ワールドマップか、町か、それとも家の中か?もしくはダンジョンか

それぞれで、使うタイルセットが異なる

今回は、町を作るので「外観」を選択

【基本的な流れ】タイルパレットから、書きたい部品を選択し、マップビューに描画

4つの描画ツールがある・鉛筆:フリーハンドで自由に描く・矩形:範囲を指定し、部品を四角で描く・楕円:範囲を指定し、部品を丸っぽく描く・塗りつぶし:同じ部品の集まりを別の部品で塗りつぶす

マップを描く

マップを描く

村人を配置する

RPGツクールでは、キャラクタに役割を与えてゲームを作成していく

話しかけたら、「こんにちは」と話す人

話しかけたら、「武器を売ってくれる」人

調べたら、「アイテムが入っている」宝箱

触れたら、「開く」扉

勝手についてくるNPC

村人を配置する

人のアイコンをクリックすると、マップビューに「グリッド線」が表示される

これが、人や宝箱といった「役割」を配置できる状態。

「イベントモード」という

適当な場所で「右クリック」し、「イベントの作成」を選んでみる

村人の配置

ここに、キャラクターの役割を記述していく

ダブルクリックもしくはエンターここで、村人のキャラクターグラフィックを選択する

村人を配置する

なんか色々ある

・細かい部分はあと回し・全部一気に覚える必要はない

必要になってから、ヘルプを見るのがベスト

今回は、会話させたいので、「文章の表示」を選択

村人を配置する

村人を配置する

OKボタンを押していくと、先ほどの村人が配置されている

村人を配置する

右クリックで「初期位置として設定」「プレイヤー」を選択→ゲーム開始位置を設定できる

村人を配置する

テストプレイで、村人と会話してみよう

二つのマップを繋げる

Map001:ワールドマップ

Map002:町

これらをゲーム上で行き来できるように繋げてみる

二つのマップを繋げる

Map001にワールドマップを作る・マップ編集モードで、マップを描く・イベントモードに切り替える

二つのマップを繋げる

右クリック->

「イベントの簡単作成」->

「場所移動イベントの作成」をクリック

二つのマップを繋げる

移動先が指定できる

「移動先」の「…」をクリックする

二つのマップを繋げる

移動先の具体的なマップと座標を指定するためのウィンドウが表示

二つのマップを繋げる

移動先をMap002に指定した

OKボタンをクリック

二つのマップを繋げる

移動用のイベントが作成された

二つのマップを繋げる

ctrl + Cで、イベントをコピーできる。ctrl + Pで、イベントをマップに貼り付けできる

町の幅は、イベント2つ分なので、二つに適用する

二つのマップを繋げる

Map002にも同様に、移動イベントを作成する

二つのマップを繋げる

Map001:ワールドマップ

Map002:町

これらのマップを行き来できるようになった

敵キャラを出現させよう

敵キャラを出現させよう

Map001でせっかくワールドマップを作った

外の世界なのに、敵も何も出現しない

BGMも何も流れなくて、悲しい

敵キャラが出現するように設定する

ワールドマップのBGMを設定する

敵キャラを出現させよう

Map001を右クリック「マップの設定」エンカウントの部分をクリック

敵キャラを出現させよう

ここで、出現する敵の設定を行う

敵キャラを出現させよう

敵キャラなんてまだ作ってないけど・・・。

ゲーム新規作成時に、自動で敵データが作成されるようになっている。もちろん自分でも作成できる。

とりあえず、「スライム」と「こうもり」が出現するように設定する

敵キャラを出現させよう

BGMの設定もこの「マップの設定」で可能。このマップに移動したタイミングで、自動で指定したBGMが作成される。(もちろんイベントコマンドで変更することも可能)

良いと思う曲を指定してみよう。

敵キャラを出現させよう

BGMの指定、エンカウントの指定が完了したら、OKボタンをクリックし早速テストプレイ

敵キャラを出現させよう

で、でたー

ちょっと寄り道

先ほど設定したような形式はDQのような「ランダムエンカウント」方式です。

テイルズ系のように、「シンボルエンカウント」方式を実装することもできます(別途、魔物を「戦闘イベント」として配置)

主人公に名前をつけよう

主人公に名前をつけよう

LvやHP・MP、スキル等、どうやって管理しているの?

RPGツクールでは独自の「データベース」を持っている

データベースの各項目に、パラメータを設定する

仲間キャラ、敵キャラ、職業、回復アイテム、武器・防具等、色んな設定が可能

主人公に名前をつけよう

ここをクリック

主人公に名前をつけよう

「データベース」ウィンドウが表示される。ここで、様々な項目を入力することで、ゲーム内の設定を行う。

主人公に名前をつけよう アクター

主人公パーティメンバーの設定

職業

味方キャラクタの職業設定。職業とスキル(DQでいう呪文)がひもづいている

スキル

攻撃・回復魔法、MPを消費しない技等を設定

アイテム

回復アイテム、ゲームで重要な役割を果たすアイテムを設定

武器

武器を設定

防具

防具を設定

敵キャラ

敵キャラクターのパラメータやグラフィックを設定

敵グループ

戦闘時に、敵何体と戦うのかの設定

敗北イベント等、敵との会話イベントの設定

主人公に名前をつけよう ステート

毒や麻痺等の状態異常を細かく設定する

アニメーション

攻撃魔法や回復魔法利用時の効果アニメーション、

もしくは、爆発等のアニメーションを設定する

タイルセット

マップで利用するタイルを設定する(通れる箇所、通れない箇所等)

コモンイベント

共通で呼ばれるイベントを格納する(プログラミングでいう関数のようなもの)

システム

タイトル画面の画像やゲームの操作音等を設定する

用語

システム上での用語を設定する。レベルを「年齢」に変更できたりする

主人公に名前をつけよう

「エリック」から「ディアベル」に変更した

スイッチでゲームを進行させよう

スイッチでゲームを進行させよう

とある洞窟に行きたいが、入り口がふさがって、入ることができない

近くにいる兵士が撤去作業を進めているようだ

しかし話しかけても「現在、撤去作業中のためしばらく待ってくれ」と言う

仕方なく、町に戻り、色んな人に話を聞くことにした

ある女の子から洞窟に関する噂話を聞く

洞窟に向かってみると、撤去作業が終わって、入れるようになる

RPGの定番というべき、フラグ立てのイベントを実装してみよう

スイッチでゲームを進行させよう

スイッチとは

いわゆるフラグのこと

ある条件になったら、必ず次のイベントが進行するアレ

「この戦いが終わったら、俺、結婚するんだ」

「こんな殺人犯がいるかもしれない部屋にいられるか!俺は自分の部屋で寝る」

RPGツクールでは、スイッチのON・OFFで条件を判断できる

スイッチでゲームを進行させよう

*【スイッチ[001番]OFF】の状態

とある洞窟に行きたいが、入り口がふさがって、入ることができない

近くにいる兵士が撤去作業を進めているようだ

*もし【スイッチ[001番]】がONなら、洞窟に入ることができる

しかし話しかけても「現在、撤去作業中のためしばらく待ってくれ」と言う

仕方なく、町に戻り、色んな人に話を聞くことにした

ある女の子から洞窟に関する噂話を聞く

*【スイッチ[001番]ON】

洞窟に向かってみると、撤去作業が終わって、入れるようになる

スイッチでゲームを進行させよう(兵士の設定)

兵士はこちら

会話の入力

スイッチでゲームを進行させよう(兵士の設定)

スイッチがONになったとき、兵士には消えて欲しい

これを実現するため、兵士のイベントを追加する

「イベントページ作成」をクリック

スイッチでゲームを進行させよう(兵士の設定)

兵士が消えるための条件スイッチを設定する

スイッチでゲームを進行させよう(兵士の設定)

今回は、[0001]に「洞窟の話を聞く」というスイッチを作った

スイッチでゲームを進行させよう(兵士の設定)

出現条件にスイッチを設定することにより、スイッチ「0001」がONになったとき、兵士が消えてくれるようになる

スイッチでゲームを進行させよう(兵士の設定)

スイッチでゲームを進行させよう(女の子の設定)

女の子はこちら

スイッチでゲームを進行させよう(女の子の設定)

スイッチでゲームを進行させよう(女の子の設定)

スイッチをONにする

スイッチでゲームを進行させよう(女の子の設定)

スイッチがONになるきっかけの会話をした後、会話の内容を変更したい場合は、同様に「イベントページを作成」して、スイッチを条件に指定すれば良い

スイッチでゲームを進行させよう(テストプレイ)

スイッチでゲームを進行させよう(テストプレイ)

洞窟に入れるようになる

ちょっと寄り道

スイッチの操作も含めて、実際には全てRubyのコードで動いている

先ほどの場合、「@data[0] = true」がセット

お題のゲームを作ってみよう

お題のゲームを作ってみよう

お題

ボスキャラクタを倒すことが目的

ボスは洞窟の地下2Fにいる

洞窟は結界が張られているので、主人公だけでは入れず魔法使いを仲間にする必要がある

魔法使いを仲間にするには、「薬草」が必要

主人公は町から出発する

町には、以下のショップがある

回復アイテムを売っている道具屋

武器・防具屋

宿屋

お題のゲームを作ってみよう

必ず使うコマンド

「文章の表示」

「スイッチの操作」

「メンバーの入れ替え」(この資料では説明していない)

「ショップの処理」(この資料では説明してない)

使うかもしれないコマンド

「条件分岐」(この資料では説明してない)

「アイテムの増減」(この資料では説明してない)

お題のゲームを作ってみよう

コマンドの調べ方

「上部メニュー」-> 「ヘルプ(H)」->「目次」をたどる

「RPGツクールVX ace」-> 「イベントコマンドの機能解説」

勉強会で実際に作成したチュートリアルプロジェクト

https://onedrive.live.com/?id=D82FDF4237BC3894!2913&cid=D82FDF4237BC3894&group=0&p

arId=D82FDF4237BC3894!2912&authkey=!AOi3qEVRX4E-flE&action=locate

・RPGVXace勉強会チュートリアルプロジェクト-20151003.zip(お題の参考)