Cisco Catalyst による 無線/有線LANの高速化と管理 シスコシステムズ合同会社 エンタープライズネットワーキング事業 プロダクトマネージメント シニアプロダクトマネージャー 渡邊 靖博

Catalyst LAN Switching

* 本資料に記載の各社社名、製品名は、各社の商標または登録商標です。

•スマート デバイスの業務利用 • 一人一台のPCに加えて、iPhone/iPadの業務利用(会社支給+BYOD)

• 携帯キャリアのパケット通信の従量課金化

• 802.11ac Wave1登場と“その先“ • 増加する接続端末と実行速度の維持(11n11ac)

• iPhone6/6 plusで次世代高速無線LANの802.11ac Wave1の実装

• 高速伝送＝バッテリー消費時間の短縮

•複雑化する無線/有線LANの管理 • 「将来的には、無線LANへ移行したい。」 vs. 「使われ続ける有線LANに接続するPC」 • 「電波干渉源」と「接続障害」

トレンド

802.11ac Wave2導入に向けた「懸念点」 LANインフラ増強

ノートPC

スマホ

タブレット

下位

LANスイッチ

上位

LANスイッチ

Wave2: 規格値3.5Gbps

Wave1: 規格値1.3Gbps

Wave1: AP数 x 1.3Gbps

Wave2: AP数 x 3.5Gbps

無線アクセス ポイント

10G接続によるカテゴリ6A/光ケーブルが必要。

しかもケーブル経由の給電ができない。

無線LANからのトラフィック数

中で上位スイッチへの高速化が求められる。

NBASE-T アライアンスの創設 www.nbaset.org

アライアンスの目的

• カテゴリ5e/6のケーブルで、より高速な伝送速を実現するソリューションを推進していく。

• 業界内での合意と推進力をNBASE-Tアライアンスを通じて構築していく。

• IEEEのような標準化に向けて調整していく。

2014年10月31日 以下のメンバーにより報道発表しました。

それ以降、続々とメンバーがNBASE-Tアライアンスに加入しました。（全34社加入 2015/5/14現在）

ほか

mGig/NBASE-Tによる“高速化”と“コスト低減” 既設ケーブルの利用でコスト低減しながら11ac導入を！

ノートPC

スマホ

タブレット

Catalyst

3850

Wave2: 規格値3.5Gbps

Wave1: 規格値1.3Gbps

Wave1: AP数 x 1.3Gbps

Wave2: AP数 x 3.5Gbps

Cisco Aironet

既設カテゴリ5e/6ケーブルで2.5G/5Gbps接続を実現

ケーブル経由の給電も可能です。

既設カテゴリ5e/6ケーブルで2.5G/5Gbps接続を実現

mGigx2(5Gx2=10Gbps)によるスイッチ間接続も可能です。

Catalyst

3850

mGig対応LANスイッチ Catalyst 4500-E/3850/3560-CX

Catalyst 3560-CX 8 port Multigigabit

Switch

2 ports

mGig対応

コンパクトスイッチ

10Gアップリンクにも対応可

Catalyst 3850 48 / 24 port

mGig対応12 / 24 ports

mGig対応

無線LANコントローラ内蔵

固定型LANスイッチ

Catalyst 4500-E 48 port

mGig対応ラインカード

12 ports mGig対応

無線LANコントローラ内蔵

モジュラー型LANスイッチ

スタック接続可能

10Gアップリンクにも対応可 10Gアップリンクにも対応可

シスコの提供する設置モデル コントローラ型、自律型 ＋ LANスイッチ内蔵型

コントローラ型 自律型

•アプライアンス(/VM) 必要

• 1つのコントローラで多数拠点を制御

•優れた電波管理機能

• LANスイッチ接続が必要

Aironet アクセス ポイント

LANスイッチ

Cisco 無線LANコントローラ

•アプライアンス(/VM)不要

•個々のアクセス ポイントが独立動作

•電波監理・監視機能の弱さ

• LANスイッチ接続が必要

自律型アクセス ポイント

LANスイッチ

性能 vs. 価格

投資保護 vs. 短期間投資

比較

シスコの提供する設置モデル コントローラ型、自律型 ＋ LANスイッチ内蔵型

コントローラ型 自律型

•アプライアンス(/VM) 必要

• 1つのコントローラで多数拠点を制御

•優れた電波管理機能

• LANスイッチ接続が必要

Aironet アクセス ポイント

LANスイッチ

Cisco 無線LANコントローラ

•アプライアンス(/VM)不要

•個々のアクセス ポイントが独立動作

•電波監理・監視機能の弱さ

• LANスイッチ接続が必要

LANスイッチ内蔵型

Cisco Catalyst LANスイッチ

無線LANコントローラ内蔵

Aironet アクセス ポイント

•アプライアンス(/VM)不要

• 1つのLANスイッチで単一拠点を制御

•優れた電波監理機能

• Catalyst LANスイッチを共用

コストを抑えて、コントローラ型の性能

有線LANと無線LANの導入可能

ココ

自律型アクセス ポイント

LANスイッチ

Catalyst 4500-E/3850/3650 無線LANコントローラ内蔵（Converged Access対応）

製品概要 Converged Accessの展開

Catalyst 3850 Catalyst 3650

項目 4500-E 3850 3650

無線LAN コントローラ内蔵 ✔100APs ✔ 100APs ✔ 50AP

802.11ac Wave1 ✔ 対応

CleanAir ✔ 対応

ClientLink ✔ 対応

有線LAN スイッチ容量 928Gbps 480Gbps 160Gbps

シャーシ型/スタック接続 ✔シャーシ型

✔ スタック型

10Gインターフェイス ✔ 対応

TrustSec ✔ 対応

POE給電 イーサネット経由の給電 ✔ 対応

Cisco Prime Infrastructure

（PI)

Catalyst

3850

MA

オフィスZ

Aironet

Catalyst

3850

MA

オフィスX

Aironet

Catalyst

3850

MA

オフィスA

Aironet

MC: Mobility Controller

MA: Mobility Agent

MC MC MC

Catalyst 4500-E

86%のオフィスは50台以下のアクセス ポイント

（弊社販売実績より。）

シスコの干渉管理技術 AirQuality CleanAir＋PIソリューションで通信品質を可視化！ 無線LANに影響する干渉源（電子レンジ、BlueTooth、コードレス フォン等）を見える化し、かつ干渉の影響を緩和させることができます。

干渉で通信品質が劣化しているエリア

通信の安定化

トポロジーマップと装置ごとの状態把握

サンプル構成 StackWise による既存スイッチの組合せ

Aironet

アクセス ポイント

Catalyst コンパクト スイッチ

Catalyst 3850

無線LAN

コントローラ内蔵

無線LAN 有線LAN

40Gbps接続(QSFP)

x4

StackWise

& StackPower

1Gbps接続(SFP)

10Gbps接続(SFP+)

100APまで

mGig

(5Gbps)

12/24/32/48ポートの

各モデルを販売

10Gファイバー モデル

40Gアップリンクあります。

今回のご紹介 10G/40Gに対応し、高速/広帯域化への拡張性

mGig/NBASE-T規格に対応

無線LANコントローラ内蔵で自律型から移行性

無線LAN高速化に伴う10G/40Gｂｐｓの拡張性

Cisco StackWiseでスタック接続した拡張性

Cisco StackPowerで電源の高い信頼性