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KPCBの2016年Internet Trend Reportについて
2016 年 7 ⽉
Nest Hongo 代表
鮫島 昌弘 (Masahiro Sameshima)@NestHongo /Masahiro Sameshima
http://www.kpcb.com/internet-trends
Introduction
• これはKPCB(Kleiner Perkins Caufield Byers)というアメリカの名⾨VC(ベンチャーキャピタル)のパートナーであるMary Meekerが2016年6⽉1⽇に発表したテクノロジー領域に関するレポート「Internet Trends 2016-Code Conference」に対して、私⼀個⼈が解釈したものです。意訳も含まれておりますので、詳細につきましては原⽂(http://www.kpcb.com/internet-trends)をご参照下さい
• ベンチャー業界にいらっしゃる⽅にとっては既出のことも多数含まれておりますが、⼤企業で働いている⽅にとっては⽿慣れないことも含まれていると思いますので敢えて残しております
• 普段はNest Hongoというインキュベーション施設にて、起業⽀援や起業直後の⽴ち上げ⽀援を⾏っておりますので、ご興味・ご関⼼ある⽅はFacebookまたはTwitter経由でお問い合わせください
Executive Summary 1
1.Global Internet Trends• 全世界のインターネットユーザーは30億⼈と、年率9%で増加し
ているものの成⻑は鈍化。特に牽引役であるインドを除くと7%の増加率
• インドのインターネットユーザーは爆発的に増加しており、2015年時点で277百万⼈。⽶国を抜き中国に次ぐ第⼆位(インドのインターネットユーザーの2015年の増加率は年率40%、⼀⽅2014年は年率33%)
• 世界のスマートフォンのユーザーの増加率は低下しており、2015年の増加率は年率21%、⼀⽅2014年は31%。
• スマートフォンの出荷台数の増加率は⼤きく低下しており、2015年の増加率は年率10%、⼀⽅2014年は28%
• Androidのシェアは増⼤するも、iOSともに出荷台数は減少。2015年のAndroidのシェアは81%、iOSのシェアは16%
Executive Summary 2
2.Global Macro Trends • 世界のGDP成⻑率は低下しており、直近8年間のうち6年間は過
去20年間の平均値を下回っている。• 1985年当時は北⽶+EU+⽇本が世界のGDPのうち約2/3を占めて
いたが、現在は中国+Emerging Asiaが全体の2/3を占める。• 中国の総固定資本形成の直近6年間の合計はそれより以前30年間
の合計よりも⼤きいが、成⻑は鈍化しており中国経済に頭打ち感• 世界のDebtの増加率(年率9%)は 主要50ヶ国のGDPの増加率
(年率2%)を上回る• 世界の⼈⼝増加率は低下しており、2015年は1.2%。ピークの
1970年代は2.0%• 世界の出⽣率は1960年代に⽐べて約40%低下• 世界の平均寿命は72歳。これは1960年に⽐べて約36%上昇
Executive Summary 3
3.Advertising/Commerce + Brand Trends • ⽶国のデジタル広告はモバイル(年率66%で増加)の牽引により
年率20%で成⻑• GoogleとFacebookで市場の76%を⽀配• 広告主は既存のレガシー・メディアに不相応の⽀出を続けてい
る。• 広告をブロックするユーザーはモバイルユーザーで急増中• ビデオ広告は、エンタメ性がありユーザーにとって視聴が容易• インターネットの広告宣伝費は急増中で2015年には$60B• ミレニアル世代は⽶国の⼈⼝の27%を占め、今後10-20年で購
買⼒は急増することが⾒込まれている為、重要な世代• E-コマースは⼩売の重要なチャネルであり、全体に占める割合
は2000年2%未満から2015年10%超へと成⻑• 主要なE-コマースプレイヤーは創業後平均5年以内に$100Mの売
上を達成。⼀⽅、ナイキは14年、Lululemonは9年、Under Armourは8年の時間がかかった。
Executive Summary 4
4.Re-Imagining Communication• 1-20歳のGeneration Z世代はテキストではなく写真や絵⽂字な
どのイメージでコミュニケーションをとる傾向• ユーザー間で撮影した動画をシェア可能なFacebook Liveや
Snapchatのユーザー数は急増中。例えばSnapchatは2015年Q4の1⽇の視聴回数が100億回を突破している
• 写真を活⽤したSNSサービスは今後も⼤きく伸びることが⾒込まれており、2015年にシェアされた写真は1⽇あたり30億枚を達成
• 写真共有サービスであるPinterstのユーザーの約半分が商品検索や実際のショッピングに活⽤
Executive Summary 5
5.Re-Imagining Human/Computer Interfaces• ⾳声インターフェースはコンピューターへの⼊⼒に最適• GoogleやBaiduなどの研究開発により⾳声認識の精度は着実に改善され
ており、携帯端末での⾳声機能は急速に普及中。• ⽶国ではスマートフォンユーザーのうち65%が⾳声機能を使⽤してい
ると回答• ⽶国ではアマゾン利⽤者の内約5%がAmazon Echoを保有。既に400万
セットを販売。• 世界の⾃動⾞⽣産量に占める⽶国のシェアは約80%(1950年)から約
10%(2015年)に低下。• ⾃動⾞を保有するコスト(⾦銭⾯、通勤時間)は⾼く、ミレニアル世代
の⾃動⾞への関⼼は低下。例えば免許保有率は92%(1982年)から77%(2015年)に低下
• Uberは2009年にサービス開始して以降、10億回以上利⽤されている。⼈々は利便性や安全性を主な理由にUberを利⽤
Executive Summary 6
6.China = Internet Leader On Many Metrics• 中国のサービス産業はGDPの50%を占め、GDP成⻑率の87%を占め
る重要な産業• 中国のインターネット⼈⼝は668百万⼈、⼈⼝全体の約50%の普及率。
2015年の増加率は年率6%、昨年の増加率に⽐べると微減• 中国のオンライン広告は2015年に初めてテレビを抜いた。
オンライン広告が全体に占める割合は約42%で、⽶国の39%をしのぐ。• 中国のEコマース企業は国内⼩売業のトップを占めるが、⽶国ではEコ
マース最⼤⼿のAmazonでも⼩売業の中では第5位。• SNSを通じたEコマースは急速に伸びており、2015年WeChatユー
ザーの約30%はEコマースを使⽤(昨年の約2倍)。• 中国にて旧正⽉時のWeChatを利⽤した代⾦決済⾦額は$8Bで、昨年
から約8倍に増加• 中国はUberのようなライドシェアサービスを世界⼀使⽤しており、
2016年には年間で約40億回利⽤し、世界全体の約70%を占める
Executive Summary 7
7.Public/Private Company Data• 新たなインターネット業界ベンチャーの売上、時価総額は
既存産業の⼤企業を脅かすもしくは凌駕するレベルまで来ている。例えばWalmartとAmazonの時価総額は、1997年当時それぞれ$69Bと$400Mであったが、現在はそれぞれ$229Bと$341Bとなっており、Amazonの時価総額はWalmartを抜いている。
• 既存産業の⼤企業は更なる成⻑のためにTech系ベンチャーを買収しており、買収⾦額で⾒ると2015年は2012年の2.6倍、$28Bにまで増加している
• IPOによる資⾦調達⾦額とVC経由での調達⾦額の推移を⾒ると現在は1990年代後半のITバブルに次ぐ⾼⽔準にある
1. Global Internet Trends
全世界のインターネットユーザーは30億⼈と、年率9%で増加しているものの成⻑は鈍化。特に牽引役であるインドを除くと7%の増加率
インドのインターネットユーザーは277百万⼈となり、⽶国を抜き中国に次ぐ第⼆位へ。2015年の増加率は年率40%、⼀⽅昨年は年率33%。
世界のスマートフォンのユーザーの増加率は低下しており、2015年の増加率は年率21%、⼀⽅2014年は31%。
*アジア-Pacific地域の世界全体に占めるシェアは2008年の34%から2015年は52%に上昇
スマートフォンの出荷台数の増加率は⼤きく低下しており、2015年の増加率は年率10%、⼀⽅2014年は28%
Androidのシェアは増⼤するも、iOSともに出荷台数は減少。2015年のAndroidのシェアは81%、iOSのシェアは16%
2.Global Macro Trends
世界のGDP成⻑率は鈍化しており、直近8年間のうち6年間は過去20年間の平均値を下回っている。
1985年当時は北⽶+EU+⽇本が世界のGDPのうち約2/3を占めていたが、現在は中国+Emerging Asiaが全体の2/3を占める。
中国の総固定資本形成の直近6年間の合計はそれより以前30年間の合計よりも⼤きいが、成⻑は鈍化しており中国経済に頭打ち感
例えば30年前と今の上海の写真を⽐較しても、いかに中国が成⻑してきたか分かる。しかし前述の通り、今後中国の成⻑は過去のペースを継続することは困難か
世界のDebtの増加率(年率9%)は 主要50ヶ国のGDPの増加率(年率2%)を上回る
DebtとGDPの⽐率は、主要各国では増加しており、2000年の平均値は約150%であったが、2015年の平均値は202%へ増加している。
世界の⼈⼝増加率は低下しており、2015年は1.2%。ピークの1970年代は2.0%
世界の出⽣率は1960年代に⽐べて約40%減少
世界の平均寿命は72歳。これは1960年に⽐べて約36%増加
3.Advertising/Commerce + Brand Trends
⽶国のデジタル広告はモバイル(年率66%で増加)の牽引により年率20%で成⻑
GoogleやFacebookの広告売上は成⻑続けており広告市場の76%を⽀配。
広告主は既存のレガシー・メディアに不相応の⽀出を続けている。
広告をブロックするユーザーは特にモバイルユーザーで急増中
動画広告は、エンタメ性がありユーザーにとって視聴が容易
ミレニアル世代は国際感覚に優れ、楽観的で、忍耐強いとされる
ミレニアル世代の特徴:年齢は18-33歳。都会、多様性を好み独⾝が多い傾向
インターネットの広告宣伝費は急増中で、2015年には$60B
⽶国の2世紀にわたる⼩売形態の歴史:零細⼩売→スーパーマケット→モール→E-コマース
世代交代に伴い⼩売形態も変化してきた:J.C.Penny→Meijer→Walmart→Costco→Amazon→Casper
ミレニアル世代は⽶国の⼈⼝の27%を占め、今後10-20年で購買⼒は急増することが⾒込まれている重要な世代
E-コマースは⼩売の重要なチャネルであり、全体に占める割合は2000年2%未満から2015年10%超へと成⻑
E-コマースは単に⼀定の物量を扱うことからユーザーのデータの収集・活⽤へ変遷し、さらには新商品やPBも扱い始めた
これまでのような製品/ブランド/⼩売の垣根がなくなり、異業種間へ参⼊
実店舗を持つ⼩売業者はEコマースに参⼊し、Eコマース⼩売業者はデータ最適化された実店舗に参⼊
インターネットに接続された製品はいつ購⼊すべきか/アップデートすべきか容易に告知。また、SNS等によってイベントを容易にシェア可能。
Facebook等のSNSを活⽤した特定層へのインターネットベースのマーケティング「Hyper-Targeted Marketing」
例:Stitch Fixは個⼈の嗜好にカスタマイズした服を提供することで個⼈データを取得し、個別化を⾏いフィードバックを収集
Stitch Fixの39%のユーザーは⾃⾝の洋服の⼤部分をStitch Fixで購⼊。
主要なE-コマースプレイヤーは平均5年以内にUSD100Mの売上を達成。⼀⽅、ナイキは14年、Lululemonは9年、Under Armourは8年の時間がかかった。
4. Re-Imagining Communication
18-34歳のミレニアル世代のSNSはビジュアル化が進んでおり、特にFacebook、Snapchat、FBが⼈気
1-20歳のGeneration Z世代はテキストではなく写真や絵⽂字などのイメージでコミュニケーションをとる傾向
動画形態の変遷:テレビ中継→オンデマンド(Netflix)→Semi-Live(Snapchat)→Real-Live(Facebook Live)
ユーザー間で撮影した動画をシェア可能なFacebook LiveやSnapchatのユーザー数は急増中。例えばSnapchatは2015年Q4の1⽇の視聴回数が100億回を突破。
Snapchatの事業展開:Stories(Personal)→Live(Personal+Pro Curation) +Discover(Professional)
Snapchatは写真に広告が付いたフィルター機能を実装
スポーツの⽣中継ストリーミングサービスは⽴ち上がり始めたばかり
写真を活⽤したSNSサービスは今後も⼤きく伸びることが⾒込まれており、2015年にシェアされた写真は1⽇あたり30億枚を達成
写真共有サービスであるPinterstのユーザーの約半分が商品検索や実際のショッピングに活⽤
ユーザー間での商品取引を可能にするOfferUpのユーザーの利⽤時間は伸びており、1⽇あたり25分間利⽤されている
OfferUp社は当時のeBay社より早いスピードで成⻑している
WhatsApp/Facebook Messenger等のメッセージサービスは急成⻑中
メッセージサービスは単なるテキストメッセージのやり取りから、より直接的な感情のコミュニケーションツールとなっている
アジアをベースにしたメッセージサービスはビジネス領域にまで発展
メッセージサービスを使⽤して実際に商品の売買が可能なサービスも出現
事業会社にとって、ミレニアル世代とコンタクトするにはSNSが有効で、電話は最低。
世界の平均的な携帯ユーザーは33のアプリをダウンロードしており、毎⽇12のアプリを使⽤。利⽤時間の80%は3つのアプリに使⽤
4. Re-imaginng Human/Computer Interfaces
⽶国での1830年代から2015年でのコンピューターとのインターフェースはTouch1.0→Touch 2.0→Touch 3.0→Voiceへと変遷
⾳声インターフェースはコンピューターへの⼊⼒に最適
「⾳声インターフェースを広く普及させるためには、意味理解に99%の正確性と迅速な対応速度が要求される」by BaiduのChief Scientist, Andrew NG
Googleによる⾳声認識の精度は約90%まで達成
単語の⾳声認識の精度は急上昇で改善されており、Baiduなどでも90%程度の精度を達成
携帯端末でのボイスアシスタント機能は普及が進んでおり、⽶国ではスマートフォンユーザーのうち65%が⾳声機能を使⽤していると回答
Googleの⾳声検索利⽤数は2008年に⽐べて35倍以上、2010年に⽐べて7倍以上に増加。
Baiduの⾳声検索機能について、2014年Q2に⽐べてInput(⾳声→Text)は4倍以上、Output(Text→⾳声)は26倍以上に増加
⾳声インターフェイスの割合は増加傾向にあり、⽶国のAndroid端末では20%。2020年には検索の約半分が⾳声または画像になるとの予想も。
⾳声インターフェースは⼿や眼を使わなくてすむ⼿軽さがうけ、家庭や⾞内、出先でよく使われる
Amazonの⾳声認識サービス(Alexa)により、家庭内・⾞内・出先で⾳声で機器を操作することが可能になる
Amazonの⾳声認識サービスにより、迅速に容易にAmazonでのショッピングが可能になる
⽶国ではアマゾンの利⽤者の内約60%が⾳声認識サービスを認識しており、約5%がEchoスピーカーを保有。(既に400万セットを販売。)
iPhoneの販売数量は2015年にピークを迎え、頭打ち。⼀⽅、AmazonのEchoスピーカーは順調に販売数量は伸びている
⾞に新たな機能を追加することで、”⾞”の概念が変化し始めている
1980年代からの⾃動⾞の進化。IoT技術の進化により⾞=コンピューター?
⾃動運転技術の改善により現在はレベル2・3の⼊り⼝付近に相当
GoogleやTeslaは既に数マイル以上の⾃動運転を達成
⾃動運転へのアプローチは、ゼロベースから⾃動運転を⽬指す⽅法(Google)と既存の⾃動⾞を改善して⾃動運転に近づける⽅法(Tesla)が存在
1760年代から現在までの⾃動⾞の進化はInnovationとGlobalizationによって達成されてきた
世界の⾃動⾞⽣産量に占める⽶国のシェアは約80%(1950年)から約10%(2015年)に低下。
デトロイトの⾃動⾞⽣産量の推移は⽶国の⾃動⾞産業の歴史を物語っており、現在はピーク時(1950年代)の約30%
⽶国は再び世界の⾃動⾞産業のハブになることはできるだろうか?以下のキーとなる要素は備わっているが。。。
モルガンスタンレーによる世界の⾃動⾞産業の将来予想図。⽇本はOEMで買い付ける体制から新たなスキームを作る必要あり、またR&D予算が低いことがネックとの指摘。
⾃動⾞産業のビジネルモデルは⾃動⾞の製造販売から変化すると考えられている
”今後5-10年の変化は過去50年に経験してきたものよりも⼤きいだろう”Mary Barra, GM CEO,2015年10⽉25⽇
”⾃動運転⾞の⾛⾏距離は、これまでの個⼈が保有する⾃動⾞よりも圧倒的に膨⼤な情報を蓄積するだろう”Mary Barra, GM, CEO,2015年10⽉25⽇
⾃動⾞を保有するコスト(⾦銭的、通勤時間)は⾼く、ミレニアル世代の⾃動⾞への関⼼は低下。例えば免許保有率は92%(1982年)から77%(2015年)に低下
⾃動⾞は稼働率が低くまた駐⾞場の問題などがあり、⾃動⾞を保有することは⾮効率と考えられている
Uberは2009年にサービス開始して以降、10億回以上利⽤されている。⼈々は主に利便性や安全性を求めUberを利⽤
UberはUber Poolという相乗りサービスを2014年に開始。開始以降、1億回利⽤されている。
6.China = Internet leader on Many Metrics
中国のサービス産業はGDPの50%を占め、GDP成⻑率の87%を占める重要な産業
中国サービス産業の雇⽤は増加しており、建設業/製造業/農業での減少をカバー
都市部の⼀⼈あたり可処分所得は増加中
中国のインターネット⼈⼝は668百万⼈、⼈⼝全体の約50%の普及率。2015年の増加率は6%、昨年の増加率に⽐べると微減
中国の携帯利⽤者の使⽤時間の約7割はTencent,Alibaba,Baiduのサービスに使われている
中国のオンライン広告は2015年に初めてテレビを抜いた。オンライン広告が全体に占める割合は約42%で、⽶国の39%をしのぐ。
中国のEコマース企業は国内⼩売業のトップを占めるが、⽶国ではEコマース最⼤⼿のAmazonでも⼩売業の中では第5位。
中国のEコマース企業は⽶国のEコマース企業よりも速くシェアを増やしている
SNSを通じたEコマースは急速に伸びており、2015年WeChatユーザーの約30%はEコマースを使⽤(昨年の約2倍)。
中国の旅⾏サービスアプリは、ホテルや⾶⾏機の予約も可能
中国の国外旅⾏者による消費⾦額は⽶国を抜いて世界1位($165B)
中国のスマホを使った決済アプリは⾼い利⽤率(WeChatは50回/⽉以上)
中国にて旧正⽉でWeChatを使⽤した代⾦決済⾦額は$8Bで、昨年から約8倍に増加
中国はUberのようなライドシェアサービスを世界⼀使⽤しており、2016年には年間で約40億回利⽤し、世界全体の約70%を占める
中国での都市部での中国版Uberの使⽤は世界で最も伸びている
7.Public/Private Company Data
新たなインターネット業界ベンチャーの売上、時価総額は既存産業の⼤企業を脅かすもしくは凌駕するレベルまで来ている。
最近のインターネット業界のベンチャーは、これまでのベンチャーよりも成⻑スピードが速い
世界のインターネット業界はApple/Google/Amazon/Facebook/Tencent/Alibabaらによって牽引
既存産業の⼤企業は更なる成⻑のためにTech系ベンチャーを買収しており、買収⾦額で⾒ると2015年は2012年の2.6倍、$28Bにまで増加している
全世界のIPOによる資⾦調達⾦額とVC経由での調達⾦額推移を⾒ると現在は2000年のドットコムバブルに次ぐ⾼⽔準にある
@NestHongo /Masahiro Sameshima
Nest Hongo 代表
鮫島 昌弘 (Masahiro Sameshima)
東京⼤学のある本郷三丁⽬近辺でテクノロジー系ベンチャーの起業⽀援や起業直後の⽴ち上げ⽀援を⾏っておりますので、ご興味・ご関⼼ある⽅はFacebookまたはTwitter経由でお気軽にお問い合わせください。