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2015年産サトウキビ価格 マンガ作品集 「ゆみ・みーる」 基準手取額(トン当たり)2万1745円 サインはピー助  小島 健 ◎青春メッセージ ◎「笑える人生」 与那覇早苗 「挑戦」 上地 和彦 2016.01 VOL.12 佐和田の浜 ◎写真で見る宮古の風景⑪ 発行人 川満幸弘 〒 906-0012 沖縄県宮古島市平良字西里 752-5 スピカ 101 号室 TEL.0980-74-3881 web サイト http://hanaview.hanabie.com/

花びゅうウェーブ - 2016年1月号

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2015年産サトウキビ価格

マンガ作品集「ゆみ・みーる」

基準手取額(トン当たり)2万1745円

サインはピー助 小島 健

◎青春メッセージ  ◎「笑える人生」 与那覇早苗 ◎「挑戦」 上地 和彦

2016.01VOL.12

佐和田の浜◎写真で見る宮古の風景⑪

発行人 川満幸弘 〒 906-0012 沖縄県宮古島市平良字西里 752-5 スピカ 101 号室 TEL.0980-74-3881

webサイト http://hanaview.hanabie.com/

 

2015年産(2015~

16年期)のサトウキビ価

格が決まった。1㌧当たり

の農家手取額は標準的な糖

度(13・7度)で国の交付金

は1万6420円、製糖工場

の原料代金5325円の合計

2万1745円となった。前

期と比べ、砂糖の国際相場で

決まる製糖工場の原料代金が

前期比22円の減額となった。

 

サトウキビ価格は品質取引

で行われており、今期は国の

交付金が基準糖度帯(13・1

~14・3度)であれば、1㌧

当たり1万6420円を一律

に交付され、基準糖度帯から

プラスマイナス0・1度ごとに

100円増減する。そして、

製糖工場の原料代金は今回か

ら、基準糖度帯であっても変

動し、糖度13・7度を基準に

プラスマイナス0・1度ごとに

38―39円ずつ加減される仕組

みになった。

 

農家手取額は、基準糖度

13・7度で2万1745円

キビ搬入、圧搾現場の光景=1月22日、沖縄製糖宮古工場

2015年産サトウキビ価格基準手取額(トン当たり)2万1745円

原料代、基準糖度帯でも変動生産量前年並み32万㌧見込む糖度は冬の寒冷気象に期待

として、基準糖度帯上限の

14・3度なら234円増額

の2万1979円。基準糖

度帯を超えて15度になると、

973円増額の2万2951

円、さらに16度のキビは

2万4339円となる。16

度では基準糖度(13・7度)

より2594円増で、トラ

ック1台7㌧で計算すると

1万8158円の増額とな

る。19度では基準糖度より

6760円増で、1台(7㌧)

当たり4万7320円もの増

額となる。2007年産サト

ウキビから新価格制度に移行

して以降、基準糖度帯(最低

13・1度)以上がおよそ9割

で推移し、宮古農家にとって

好取引となっている。

 

今期のサトウキビ生産

量は、沖縄製糖宮古工場

13万4000㌧、宮古製糖城

辺工場11万1609㌧、同伊

良部工場5万8150㌧、同

多良間工場1万9910㌧、

宮古地区全体で前期並みの

32万㌧が見込まれている。品

質面は12月から1月中旬は暖

冬の影響で糖度が伸び悩む状

況にあったが、1月20日頃か

ら冷え込む気象が続き、品質

上昇が期待されている。

 

県糖業農産課のまとめで、

昨期(2014~15年期)

の宮古地域のサトウキビ品質

取引実績をみると、買入原料

処理量は32万2207㌧、平

均農家手取額は1㌧当たり

2万2643円だった。県平

均の農家手取額2万2268

円を375円上回った。特に

伊良部地域は2万3584円

で、県平均を1316円上回っ

た。甘蔗糖度の最高は伊良部

地域の19・4度、最低も伊良

部地域で9・3度があった。宮

古平均は14・7度。基準糖度

帯を超える14・4度以上が宮

古本島では54・9%、伊良部

地域は84・7%を占めた。基

準糖度帯未満の糖度13・0以

下は宮古本島が8・6%、伊良

部地域が1・9%、多良間村が

5・0%で、宮古全体では7%

となり、93%が基準糖度帯以

2015−16年期キビ価格