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ミュージカル生き生き熱演 マンガ作品集 「ゆみ・みーる」 みやこ少年少女合奏団 第 38 回定期演奏会 森の中のピラミッド  小島 健 ◎青春メッセージ 「いつまでも我が家で」 泰川 恵吾 「世界史は自己本質への扉だった」 西里 恵子 2016.02 VOL.13 ◎写真で見る宮古の風景⑫ 発行人 川満幸弘 〒 906-0012 沖縄県宮古島市平良字西里 752-5 スピカ 101 号室 TEL.0980-74-3881 web サイト http://hanaview.hanabie.com/

花びゅうウェーブ - 2016年2月号

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Page 1: 花びゅうウェーブ - 2016年2月号

ミュージカル生き生き熱演

マンガ作品集「ゆみ・みーる」

みやこ少年少女合奏団第 38 回定期演奏会

森の中のピラミッド 小島 健

◎青春メッセージ  ◎「いつまでも我が家で」 泰川 恵吾 ◎「世界史は自己本質への扉だった」 西里 恵子

2016.02VOL.13

◎写真で見る宮古の風景⑫

発行人 川満幸弘 〒 906-0012 沖縄県宮古島市平良字西里 752-5 スピカ 101 号室 TEL.0980-74-3881

webサイト http://hanaview.hanabie.com/

Page 2: 花びゅうウェーブ - 2016年2月号

 

結成41年になる、みやこ少

年少女合唱団(宮国貴子団長)

の第38回定期演奏会が2月6

日、宮古島市マティダ市民劇

場で行われた。子供たちは表

情を輝かせ、合唱曲やミュー

ジカルを生き生きと熱演し、

会場から大きな拍手を受けた。

 

同合唱団は島内の小・中学

校21校から80人余りが在籍し、

毎週楽しく活動。年間にはさ

まざまな地域イベントにも出

1年間の地域活動も紹介

卒団生8人の巣立ち祝福合唱ミュージカル「ぞうれっしゃがやってきた」を熱演する生徒たち

=2月6日、マティダ市民劇場

みやこ少年少女合奏団 第38回定期演奏会

ミュージカル生き生き熱演

Page 3: 花びゅうウェーブ - 2016年2月号

演し、多くの人々を楽しませ

ている。定期演奏会は1年間

の活動の成果を発表するもの

で、子供たちの成長ぶりがう

かがえる。卒団する団員にと

っては最後のステージとなる演

奏会。  

 

あいさつで宮国団長は「『歌

は心で歌うもの、合唱は心を

一つにして歌うもの』をモット

ーにして、今後も子供たちの

心を育て、感動体験を通して

豊かな感性を磨いていきたい」

と述べ、周囲の皆が子供たち

を励ましてくれるよう呼び掛

けた。

 

ステージは、同合唱団の団

歌で幕開け。第1部の「ミュ

ージックスカイ」では、「麦の

うた」「芭蕉布」「太陽のサンバ」

など4曲を披露した。

 

第2部「ミュージックパレー

ド」では、北中学校吹奏楽部

が友情出演して交響詩「フィ

ンランディア」など演奏。子

供たちの合唱との融合もあり

楽しませた。続いて合唱団の

1年間の思い出をスライドショ

ーで紹介した後、卒団生が「帰

る場所」を歌った。

 

第3部はプログラムメイン

の合唱ミュージカル「ぞうれっ

しゃがやってきた」。戦時に動

物園の動物たちが殺されてい

く中で、像を守る必死の努力

をし、生き残った2頭の像を

見ようという子供たちのため

に「ぞうれっしゃ」が仕立て

られたという実話に基づく劇。

戦後70年にちなみ、戦争の悲

劇と平和の大切さを子供たち

に感じてもらいたいと取り組

んだ。ストーリーに沿って子供

たちは演技や歌、踊りを元気

一杯に披露し、会場から熱い

大拍手を浴びた。

 

終盤で、卒団する中学3年

生の8人に卒団証書が授与さ

れ、感激の涙も見られた。エ

ンディングでは合唱「そのまま

の君で」を歌い上げ、惜しみ

ない拍手を受けながら晴れ舞

台の幕を閉じた。(川満幸弘)