16
平成15年経済産業省告示第249号の一部改正について 平成30年2月 産業保安グループ 1.現状及び改正の経緯 電気事業法(昭和39年法律第170号。以下「法」という。)においては、法第43条第1項の規定 により、事業用電気工作物の設置者は、当該電気工作物の保安の監督をさせるため、主任技術者を選任 しなければならないとされているが、その際、電気事業法施行規則(平成7年通商産業省令第77号) 第52条の2第2項の規定により、自家用電気工作物であって出力2,000キロワット未満の発電設 備等については、電気主任技術者を選任するのではなく、外部の法人又は個人に、保安の監督に係る業 務を委託することができることとされている(外部委託制度)。同制度において、外部の法人又は個人 (以下「外部委託先」という。)は、電気工作物の点検対象・頻度等を定める平成15年経済産業省告示 第249号(以下「告示」という。)に基づき、各電気工作物の点検を行うこととされている。 電気工作物のうち、10キロワット以上のLPガス(液化石油ガス)発電設備については、告示によ り、外部委託先による点検の対象となっているところ、当該設備を構成する液化石油ガスの保安の確保 及び取引の適正化に関する法律第二条第四項に規定する供給設備及び供給設備と末端ガス栓の間の配 管その他設備(以下、「ガス供給設備等」という。)については、現状、液化石油ガスの保安の確保及び 取引の適正化に関する法律(昭和42年法律第149号。以下「液化石油ガス法」という。)に基づく液 化石油ガス販売事業者の点検対象にもなっている。具体的には、液化石油ガス法第27条第1項及び第 2 項の規定により、液化石油ガス販売事業者は供給設備等の点検を行わなければならないとされている ことから、LPガス発電設備を構成するガス供給設備等については、外部委託先と液化石油ガス販売事 業者双方による点検の対象となっている。 こうしたことから、LPガス発電設備を構成するガス供給設備等について、電気事業法に基づく外部 委託先による点検と、液化石油ガス法に基づく液化石油ガス販売事業者による点検との重複を解消する ため、告示の改正を実施する。 2.改正の内容 ○外部委託制度における電気工作物の点検の頻度に関する改正 LPガス発電設備に関する外部委託先と液化石油ガス販売事業者の点検対象設備の重複解消につい て、産業構造審議会電力安全小委員会(平成28年12月19日)において審議した結果、 液化石油ガス法が適用されるLPガス供給設備等は、これまで十分な保安管理がなされている。 液化石油ガス法は、消費者保護の観点から、LPガスの販売・取扱・消費に係る保安規制をして いる。 将来、発電設備が取り外された場合、LPガス供給設備等については電気事業法の適用はなくな るものの、液化石油ガス法は引き続き適用されるため、保安管理が維持される。 という実態を踏まえると、液化石油ガス販売事業者が保安管理していれば、外部委託先の点検がなくと も、LPガス発電設備を構成するガス供給設備等の安全は担保されるとの結論が得られた。 これを踏まえ、告示を改正し、液化石油ガス法の適用を受けるLPガス供給設備等については、外部 委託先の点検対象から外すこととする。 3.今後のスケジュール 平成30年2月16日~3月17日 パブリックコメント 平成30年3月 交付、施行(予定)

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平成15年経済産業省告示第249号の一部改正について

平 成 3 0 年 2 月

経 済 産 業 省

産業保安グルー プ

電 力 安 全 課

1.現状及び改正の経緯

電気事業法(昭和39年法律第170号。以下「法」という。)においては、法第43条第1項の規定

により、事業用電気工作物の設置者は、当該電気工作物の保安の監督をさせるため、主任技術者を選任

しなければならないとされているが、その際、電気事業法施行規則(平成7年通商産業省令第77号)

第52条の2第2項の規定により、自家用電気工作物であって出力2,000キロワット未満の発電設

備等については、電気主任技術者を選任するのではなく、外部の法人又は個人に、保安の監督に係る業

務を委託することができることとされている(外部委託制度)。同制度において、外部の法人又は個人

(以下「外部委託先」という。)は、電気工作物の点検対象・頻度等を定める平成15年経済産業省告示

第249号(以下「告示」という。)に基づき、各電気工作物の点検を行うこととされている。

電気工作物のうち、10キロワット以上のLPガス(液化石油ガス)発電設備については、告示によ

り、外部委託先による点検の対象となっているところ、当該設備を構成する液化石油ガスの保安の確保

及び取引の適正化に関する法律第二条第四項に規定する供給設備及び供給設備と末端ガス栓の間の配

管その他設備(以下、「ガス供給設備等」という。)については、現状、液化石油ガスの保安の確保及び

取引の適正化に関する法律(昭和42年法律第149号。以下「液化石油ガス法」という。)に基づく液

化石油ガス販売事業者の点検対象にもなっている。具体的には、液化石油ガス法第27条第1項及び第

2 項の規定により、液化石油ガス販売事業者は供給設備等の点検を行わなければならないとされている

ことから、LPガス発電設備を構成するガス供給設備等については、外部委託先と液化石油ガス販売事

業者双方による点検の対象となっている。

こうしたことから、LPガス発電設備を構成するガス供給設備等について、電気事業法に基づく外部

委託先による点検と、液化石油ガス法に基づく液化石油ガス販売事業者による点検との重複を解消する

ため、告示の改正を実施する。

2.改正の内容

○外部委託制度における電気工作物の点検の頻度に関する改正

LPガス発電設備に関する外部委託先と液化石油ガス販売事業者の点検対象設備の重複解消につい

て、産業構造審議会電力安全小委員会(平成28年12月19日)において審議した結果、

液化石油ガス法が適用されるLPガス供給設備等は、これまで十分な保安管理がなされている。

液化石油ガス法は、消費者保護の観点から、LPガスの販売・取扱・消費に係る保安規制をして

いる。

将来、発電設備が取り外された場合、LPガス供給設備等については電気事業法の適用はなくな

るものの、液化石油ガス法は引き続き適用されるため、保安管理が維持される。

という実態を踏まえると、液化石油ガス販売事業者が保安管理していれば、外部委託先の点検がなくと

も、LPガス発電設備を構成するガス供給設備等の安全は担保されるとの結論が得られた。

これを踏まえ、告示を改正し、液化石油ガス法の適用を受けるLPガス供給設備等については、外部

委託先の点検対象から外すこととする。

3.今後のスケジュール

平成30年2月16日~3月17日 パブリックコメント

平成30年3月 交付、施行(予定)

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(点検頻度)

(点検頻度)

第四条

規則第五十三条第二項第五号の頻度は次の各号に掲げる

第四条

規則第五十三条第二項第五号の頻度は次の各号に掲げる

とおりとする。

とおりとする。

発電所(小出力発電設備並びに発電設備に接続されている

発電所(小出力発電設備を除く。以下同じ。)のうち次号

ものであって液化石油ガスの保安の確保及び取引の適正化に

から第五号までに掲げるもの以外にあっては毎月二回以上。

関する法律(昭和四十二年法律第百四十九号)第二条第四項

ただし、設置、改造等の工事期間中にあっては毎週一回以上

に規定する供給設備及び供給設備と末端ガス栓の間の配管そ

の他の設備を除く。以下同じ。)のうち次号から第五号まで

に掲げるもの以外にあっては毎月二回以上。ただし、設置、

改造等の工事期間中にあっては毎週一回以上

二・三

[略]

二・三

[略]

備考

表中の[

]の記載は注記である。

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「電気設備の技術基準の解釈」の一部改正について

平 成 3 0 年 1 0 月

経 済 産 業 省

産 業 保 安 グ ル ー プ

電 力 安 全 課

1.改正の趣旨

国は、電気事業法(昭和 39年法律第 170号)に基づき、事業用電気工作物の技術基

準への適合を義務付けており、事業用電気工作物が適合しなければならない技術基準と

して、「電気設備に関する技術基準を定める省令」(平成 9 年通商産業省令第 52号。以

下「電技省令」という。)を定めている。

電技省令の技術的要件を満たすものと認められる技術的内容については、「電気設備

の技術基準の解釈」(20130215商局第 4 号。以下「電技解釈」という。)において、

具体例などを示しているが、近年の安全基準の検討の進展等を踏まえ、電技解釈につい

て所要の改正を行う。

2.具体的な改正内容

(1) 電力変換装置の電路の絶縁性能に関する規定の改正

○ 電路の絶縁性能については、電技省令第5条第2項において「事故時に想定され

る異常電圧を考慮し、絶縁破壊による危険のおそれがないものでなければならな

い」と定められており、これを受けた電技解釈16条では、電技省令第5条第2

項の規定を満たす具体的な仕様が例示されている。

○ 近年増加している太陽電池発電設備や風力発電設備等の分散型電源については、

それらを系統に接続するにあたり、交流・直流を変換する電力変換装置が必要で

あるが、このうち太陽電池発電設備に接続する逆変換装置(電力変換装置の一

種)の絶縁性能については、電技解釈第 16条第6項第5号に定めがある。

○ 具体的には、電気学会電気規格調査会標準規格 JEC-2470(2005)「分散形電源系統

連系用電力変換装置」(以下「JEC-2470」という。)で定める試験方法により絶縁

耐力を有していることを確認した後、常規対地電圧(通常の運転状態で電路と大

地との間に加わる電圧)を電路と大地との間に連続して 10 分間加えて確認したと

きに、これに耐える性能を有すること、と規定されている。

○ 他方、太陽電池発電設備以外の分散型電源に接続する電力変換装置であって、使

用電圧が低圧のものには、電技解釈第 16条第6項第1号イや同条第6項第3号等

が適用され、電路の種類に応じて、以下の表のとおり、最大使用電圧の 1倍~1.5

倍の試験電圧を電路と大地との間に連続して 10 分間加えたときに、これに耐える

性能を有すること、が求められており、現地での絶縁耐力試験について、太陽電

池発電設備に接続する逆変換装置に比べて、より厳しい仕様が例示されている。

電路の種類 試験電圧

交流 最大使用電圧の1.5倍の交流電圧(500V未満となる場合は500V)

直流 最大使用電圧の1.5倍の直流電圧又は1倍の交流電圧 (500V未満となる場合は、500V)

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○ 今般、日本電気技術規格委員会(以下「JESC」という)において、太陽電池発電

設備に用いる逆変換装置以外の電力変換装置の電路の絶縁性能に関し、JEC-

2470(2005)「分散形電源系統連系用電力変換装置」(以下「JEC-2470」という。)

で定める試験方法により絶縁耐力を有していることを確認した後、常規対地電圧

(通常の運転状態で電路と大地との間に加わる電圧)を電路と大地との間に連続

して 10 分間加えることによる安全の確認方法の適否について、検討が行われた。

その結果、常規対地電圧を加えることによる確認であっても、必要な安全性が確

保できることが確認された。

○ これを踏まえ、電技解釈第 16条第6項第5号の適用範囲を拡大し、太陽電池発電

設備に用いる逆変換装置以外の電力変換装置も対象とする改正を行う。

(2) 太陽電池発電設備の支持物の強度に関する規定の改正

○ 電気設備の施設に際しては、電技省令第4条に基づき、感電、火災等の防止が義

務付けられている。

○ 電技解釈第 46 条では、太陽電池発電所等の電線等について電技省令4条を満たす

具体的な仕様が例示されているが、太陽電池発電設備の支持物については、日本

工業規格 JIS C 8955(2004)「太陽電池アレイ用支持物設計標準」に規定される強

度を有することが求められている。

○ 一方、太陽電池発電設備については、ここ数年、公衆安全に影響を与える重大な

設備損壊被害が発生している状況にあった。また、日本工業規格 JIS C 8955につ

いては、支持物の強度をより高める観点から、2017年 3 月に改訂が行われた。そ

こで、太陽電池発電設備の安全を確保するための基準について、第 16回産業構造

審議会保安・消費生活用製品安全分科会電力安全小委員会(平成 30 年 3月)で審

議した結果、具体的な仕様の例示としては、改訂された日本工業規格 JIS C 8955

を採用することが適当とされた。これを踏まえ、電技解釈第 46条を改正する。

(3) IEC 60364規格の制改定への対応

○ 需要場所に設置される低圧の電気設備は、電技解釈第 218条に規定する IEC 60364

シリーズの規格に基づき施設できることとされている。

○ 同シリーズの規格は随時制改定されているところ、同シリーズのうち近年制改定

された 5 規格については、一部の箇条を除き電技解釈に取り入れ可能であると確

認された。これを踏まえ、同条(218-1 表)を改正する。

(4) 電技解釈で引用している JESC規格・JIS 規格の最新版への更新

○ 電技解釈で引用している以下の規格について、保安水準には影響を与えない項目

について改正が行われたことを踏まえ、規格の名称を最新版に更新する。

該当条文 引用規格

第 129条【橋に施設する電線路】 JESC E2016

第 130条【電線路専用橋等に施設する電線路】 JESC E2016

第 133条【臨時電線路の施設】 JIS G3525

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別紙

○電気設備の技術基準の解釈(20130215商局第4号)の一部を改正する規程 新旧対照表 (傍線部分は改正部分)

改正 現行

制定 20130215商局第4号 平成25年3月14日付け

改正 20130318商局第5号 平成25年5月20日付け

改正 20130510商局第1号 平成25年5月31日付け

改正 20130925商局第1号 平成25年10月7日付け

改正 20131213商局第1号 平成25年12月24日付け

改正 20140626商局第2号 平成26年7月18日付け

改正 20151124商局第2号 平成27年12月3日付け

改正 20160309商局第2号 平成28年4月1日付け

改正 20160418商局第7号 平成28年5月25日付け

改正 20160826商局第1号 平成28年9月13日付け

改正 20160905商局第2号 平成28年9月23日付け

改正 20170803保局第1号 平成29年8月14日付け

改正 20180824保局第2号 平成30年10月1日付け

電気設備の技術基準の解釈

経済産業省大臣官房技術総括・保安審議官

この電気設備の技術基準の解釈(以下「解釈」という。)は、電気設備に関する技

術基準を定める省令(平成9年通商産業省令第52号。以下「省令」という。)に定める

技術的要件を満たすものと認められる技術的内容をできるだけ具体的に示したもので

ある。なお、省令に定める技術的要件を満たすものと認められる技術的内容はこの解

釈に限定されるものではなく、省令に照らして十分な保安水準の確保が達成できる技

制定 20130215商局第4号 平成25年3月14日付け

改正 20130318商局第5号 平成25年5月20日付け

改正 20130510商局第1号 平成25年5月31日付け

改正 20130925商局第1号 平成25年10月7日付け

改正 20131213商局第1号 平成25年12月24日付け

改正 20140626商局第2号 平成26年7月18日付け

改正 20151124商局第2号 平成27年12月3日付け

改正 20160309商局第2号 平成28年4月1日付け

改正 20160418商局第7号 平成28年5月25日付け

改正 20160826商局第1号 平成28年9月13日付け

改正 20160905商局第2号 平成28年9月23日付け

改正 20170803保局第1号 平成29年8月14日付け

電気設備の技術基準の解釈

経済産業省大臣官房技術総括・保安審議官

この電気設備の技術基準の解釈(以下「解釈」という。)は、電気設備に関する技

術基準を定める省令(平成9年通商産業省令第52号。以下「省令」という。)に定める

技術的要件を満たすものと認められる技術的内容をできるだけ具体的に示したもので

ある。なお、省令に定める技術的要件を満たすものと認められる技術的内容はこの解

釈に限定されるものではなく、省令に照らして十分な保安水準の確保が達成できる技

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改正 現行

術的根拠があれば、省令に適合するものと判断するものである。

この解釈において、性能を規定しているものと規格を規定しているものとを併記し

て記載しているものは、いずれかの要件を満たすことにより、省令を満足することを

示したものである。

目 次

(略)

術的根拠があれば、省令に適合するものと判断するものである。

この解釈において、性能を規定しているものと規格を規定しているものとを併記し

て記載しているものは、いずれかの要件を満たすことにより、省令を満足することを

示したものである。

目 次

(略)

【機械器具等の電路の絶縁性能】(省令第5条第2項、第3項)

第16条 (略)

2~5 (略)

6 開閉器、遮断器、電力用コンデンサ、誘導電圧調整器、計器用変成器その他の器具(第

1項から第5項までに規定するもの及び使用電圧が低圧の電気使用機械器具(第142条

第九号に規定するものをいう。)を除く。以下この項において「器具等」という。)

の電路並びに発電所又は変電所、開閉所若しくはこれらに準ずる場所に施設する機械

器具の接続線及び母線(電路を構成するものに限る。)は、次の各号のいずれかに適

合する絶縁性能を有すること。

一~四 (略)

五 電力変換装置が、1,500V以下の直流電路に施設されるものである場合は、電気学

会電気規格調査会標準規格JEC-2470(2005)「分散形電源系統連系用電力変換装置」

の「6.2 一般試験」の交流耐電圧試験により絶縁耐力を有していることを確認した

ものであって、常規対地電圧を電路と大地との間に連続して10分間加えて確認した

ときにこれに耐えること。

【機械器具等の電路の絶縁性能】(省令第5条第2項、第3項)

第16条 (略)

2~5 (略)

6 開閉器、遮断器、電力用コンデンサ、誘導電圧調整器、計器用変成器その他の器具(第

1項から第5項までに規定するもの及び使用電圧が低圧の電気使用機械器具(第142条

第九号に規定するものをいう。)を除く。以下この項において「器具等」という。)

の電路並びに発電所又は変電所、開閉所若しくはこれらに準ずる場所に施設する機械

器具の接続線及び母線(電路を構成するものに限る。)は、次の各号のいずれかに適

合する絶縁性能を有すること。

一~四 (略)

五 逆変換装置が、太陽電池モジュールに接続する低圧の直流電路に施設されるもの

である場合は、電気学会電気規格調査会標準規格JEC-2470(2005)「分散形電源系統

連系用電力変換装置」の「6.2 一般試験」の交流耐電圧試験により絶縁耐力を有し

ていることを確認したものであって、常規対地電圧を電路と大地との間に連続して

10分間加えて確認したときにこれに耐えること。

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改正 現行

【接地工事の種類及び施設方法】(省令第11条)

第17条 A種接地工事は、次の各号によること。

一 (略)

二 接地線は、次に適合するものであること。

イ・ロ (略)

ハ 移動して使用する電気機械器具の金属製外箱等に接地工事を施す場合におい

て可とう性を必要とする部分は、3種クロロプレンキャブタイヤケーブル、3種ク

ロロスルホン化ポリエチレンキャブタイヤケーブル、3種耐燃性エチレンゴムキ

ャブタイヤケーブル、4種クロロプレンキャブタイヤケーブル若しくは4種クロロ

スルホン化ポリエチレンキャブタイヤケーブルの1心又は多心キャブタイヤケー

ブルの遮へいその他の金属体であって、断面積が8mm2以上のものであること。

三・四 (略)

2~6 (略)

【接地工事の種類及び施設方法】(省令第11条)

第17条 A種接地工事は、次の各号によること。

一 (略)

二 接地線は、次に適合するものであること。

イ・ロ (略)

ハ 移動して使用する電気機械器具の金属製外箱等に接地工事を施す場合におい

て可とう性を必要とする部分は、3種クロロプレンキャブタイヤケーブル、3種ク

ロロスルホン化ポリエチレンキャブタイヤケーブル、4種クロロプレンキャブタ

イヤケーブル若しくは4種クロロスルホン化ポリエチレンキャブタイヤケーブル

の1心又は多心キャブタイヤケーブルの遮へいその他の金属体であって、断面積

が8mm2以上のものであること。

三・四 (略)

2~6 (略)

【太陽電池発電所等の電線等の施設】(省令第4条)

第46条 (略)

2 太陽電池モジュールの支持物は、次の各号に適合するものであること。

一 支持物は、自重、地震荷重、風圧荷重、積雪荷重に対し安定であること。

二 日本工業規格 JIS C 8955(2017)「太陽電池アレイ用支持物の設計用荷重算出方

法」によって算出される設計荷重を受けた際に生じる各部材の応力度が、その部材

の許容応力度以下になること。

三 支持物を構成する各部材には、前号に規定する許容応力度を満たす設計に耐えう

る安定した品質をもつ材料を用いること。

四 太陽電池モジュールと支持物の接合部、支持物の部材間及び支持物の架構部分と

基礎部分の接合部における存在応力を確実に伝える構造とすること。

五 土地に自立して施設される支持物の基礎部分は、次の各号に適合するものである

こと。

イ 杭基礎若しくは鉄筋コンクリート造の直接基礎又はこれらと同等以上の支持

【太陽電池発電所等の電線等の施設】(省令第4条)

第46条 (略)

2 太陽電池モジュールの支持物は、支持物の高さにかかわらず日本工業規格 JIS C

8955(2004)「太陽電池アレイ用支持物設計標準」に規定される強度を有するもので

あること。また、太陽電池発電設備の高さが4mを超える場合には、更に建築基準法の

工作物に適用される同法に基づく構造強度に係る各規定に適合するものであること。

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改正 現行

力を有するものであること。

ロ 上部構造から伝わる荷重に対して、上部構造に支障をきたす沈下、浮上がり及

び横方向への移動を生じないものであること。

六 支持物に使用する部材は、腐食及び腐朽しにくい材料又は防食のための適切な措

置材料を使用すること。

七 土地に自立して施設される太陽電池発電設備のうち設置面からの太陽電池アレ

イの最高高さが9mを超える場合には、更に建築基準法の工作物に基づく構造強度等

に係る各規定に適合するものであること。

3 太陽電池モジュールの支持物を、次の各号のいずれかにより地上に施設する場合は、

前項の規定によらないことができる。なお、地表面粗度区分Ⅱは、当面の間、都市計

画区域外にあって地表面粗度区分Ⅰの区域以外の区域又は都市計画区域内にあって

地表面粗度区分Ⅳの区域以外の区域のうち海岸線又は湖岸線(対岸までの距離が

1500m以上のものに限る。)までの距離が500m以内の区域をいうものとする。

一・二 (略)

三 多雪仕様

46-12表に示す施設条件下において、イ及びロのいずれにも適合する場合

46-12表

地表面粗度区分 Ⅲ

設計用基準風速 30m/s以下

積雪区域 多雪

垂直積雪量 180cm以下

太陽電池モジュールのサイズ 2,000mm×1,000mm

太陽電池モジュールの重量 28kg/枚以下

イ 設計条件として、次のいずれの値にも適合するものであること。

(イ)・(ロ) (略)

3 太陽電池モジュールの支持物を、次の各号のいずれかにより地上に施設する場合は、

前項の規定によらないことができる。なお、地表面粗度区分Ⅱは、当面の間、都市計

画区域外にあって地表面粗度区分Ⅰの区域以外の区域又は都市計画区域内にあって

地表面粗度区分Ⅳの区域以外の区域のうち海岸線又は湖岸線(対岸までの距離が

1500m以上のものに限る。)までの距離が500m以内の区域をいうものとする。

一・二 (略)

三 多雪仕様

46-12表に示す施設条件下において、イ及びロのいずれにも適合する場合

46-12表

地表面粗度区分 Ⅲ

設計用基準風速 30m/s以下

積雪区域 多雪

垂直積雪量 180cm以下

太陽電池モジュールのサイズ 2,000mm×1,000mm

太陽電池モジュールの重量 28kg/枚以下

イ 設計条件として、次のいずれの値にも適合するものであること。

(イ)・(ロ) (略)

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改正 現行

(ハ) アレイ面の地上平均高さは、GL+2.9mであること。

(ニ)~(ヘ) (略)

ロ (略)

(ハ) アレイ面の地上平均高さは、GL+1.8mであること。

(ニ)~(ヘ) (略)

ロ (略)

【橋に施設する電線路】(省令第6条、第20条)

第129条 (略)

2 橋に施設する高圧電線路は、次の各号によること。

一 橋の上面に施設するものは、電線路の高さを橋の路面上5m以上とするほか、次の

いずれかにより施設すること。

イ (略)

ロ 二層橋の上段の造営材その他これに類するものの下面に施設する場合は、第

111条第2項の規定に準じるほか、次のいずれかによること。

(イ) (略)

(ロ) 日本電気技術規格委員会規格 JESC E2016(2017)「橋又は電線路専用橋等

に施設する電線路の離隔要件」の「2.技術的規定」により施設すること。

ハ (略)

二・三 (略)

3 橋に施設する特別高圧電線路は、次の各号によること。

一 橋の上面に施設するものは、次により施設すること。

イ (略)

ロ 二層橋の上段の造営材その他これに類するものの下面に、第111条第2項(第四

号から第六号までを除く。)の規定に準じるほか、次のいずれかによること。

(イ) (略)

(ロ) 日本電気技術規格委員会規格 JESC E2016(2017)「橋又は電線路専用橋

等に施設する電線路の離隔要件」の「2.技術的規定」により施設すること。

ハ (略)

二 橋の側面又は下面に施設するものは、第111条第2項の規定に準じる(同項第六号

における「第67条(第一号ホを除く。)」は「第86条」と読み替えるものとする。)

【橋に施設する電線路】(省令第6条、第20条)

第129条 (略)

2 橋に施設する高圧電線路は、次の各号によること。

一 橋の上面に施設するものは、電線路の高さを橋の路面上5m以上とするほか、次の

いずれかにより施設すること。

イ (略)

ロ 二層橋の上段の造営材その他これに類するものの下面に施設する場合は、第

111条第2項の規定に準じるほか、次のいずれかによること。

(イ) (略)

(ロ) 日本電気技術規格委員会規格 JESC E2016(2006)「橋又は電線路専用橋等

に施設する電線路の離隔要件」の「2.技術的規定」により施設すること。

ハ (略)

二・三 (略)

3 橋に施設する特別高圧電線路は、次の各号によること。

一 橋の上面に施設するものは、次により施設すること。

イ (略)

ロ 二層橋の上段の造営材その他これに類するものの下面に、第111条第2項(第四

号から第六号までを除く。)の規定に準じるほか、次のいずれかによること。

(イ) (略)

(ロ) 日本電気技術規格委員会規格 JESC E2016(2006)「橋又は電線路専用橋

等に施設する電線路の離隔要件」の「2.技術的規定」により施設すること。

ハ (略)

二 橋の側面又は下面に施設するものは、第111条第2項の規定に準じる(同項第六号

における「第67条(第一号ホを除く。)」は「第86条」と読み替えるものとする。)

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改正 現行

ほか、次のいずれかによること。

イ (略)

ロ 日本電気技術規格委員会規格 JESC E2016(2017)「橋又は電線路専用橋等に施

設する電線路の離隔要件」の「2.技術的規定」により施設すること。

ほか、次のいずれかによること。

イ (略)

ロ 日本電気技術規格委員会規格 JESC E2016(2006)「橋又は電線路専用橋等に施

設する電線路の離隔要件」の「2.技術的規定」により施設すること。

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【電線路専用橋等に施設する電線路】(省令第20条)

第130条 (略)

2 電線路専用の橋、パイプスタンドその他これらに類するものに施設する高圧電線路

は、次の各号によること。

一 (略)

二 電線がケーブルである場合は、第111条第2項の規定に準じるほか、次のいずれか

によること。

イ (略)

ロ 日本電気技術規格委員会規格 JESC E2016(2017)「橋又は電線路専用橋等に施

設する電線路の離隔要件」の「2.技術的規定」により施設すること。

三 (略)

3 電線路専用の橋、パイプスタンドその他これらに類するものに施設する特別高圧電

線路は、次の各号によること。

一 (略)

二 第111条第2項の規定に準じる(同項第六号における「第67条(第一号ホを除く。)」

は「第86条」と読み替えるものとする。)ほか、次のいずれかによること。

イ (略)

ロ 日本電気技術規格委員会規格 JESC E2016(2017)「橋又は電線路専用橋等に施

設する電線路の離隔要件」の「2.技術的規定」により施設すること。

【電線路専用橋等に施設する電線路】(省令第20条)

第130条 (略)

2 電線路専用の橋、パイプスタンドその他これらに類するものに施設する高圧電線路

は、次の各号によること。

一 (略)

二 電線がケーブルである場合は、第111条第2項の規定に準じるほか、次のいずれか

によること。

イ (略)

ロ 日本電気技術規格委員会規格 JESC E2016(2006)「橋又は電線路専用橋等に施

設する電線路の離隔要件」の「2.技術的規定」により施設すること。

三 (略)

3 電線路専用の橋、パイプスタンドその他これらに類するものに施設する特別高圧電

線路は、次の各号によること。

一 (略)

二 第111条第2項の規定に準じる(同項第六号における「第67条(第一号ホを除く。)」

は「第86条」と読み替えるものとする。)ほか、次のいずれかによること。

イ (略)

ロ 日本電気技術規格委員会規格 JESC E2016(2006)「橋又は電線路専用橋等に施

設する電線路の離隔要件」の「2.技術的規定」により施設すること。

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【臨時電線路の施設】(省令第4条)

第133条 (略)

2 架空電線路の支持物として使用する鉄筋コンクリート柱、鉄柱又は鉄塔に施設する

支線であって、使用期間が6月以内のものを、次の各号により施設する場合は、第61条

第1項第三号の規定によらないことができる。

一 支線は、日本工業規格 JIS G 3525(2013)「ワイヤロープ」に規定するワイヤロ

ープであること。

二 (略)

3~9 (略)

【臨時電線路の施設】(省令第4条)

第133条 (略)

2 架空電線路の支持物として使用する鉄筋コンクリート柱、鉄柱又は鉄塔に施設する

支線であって、使用期間が6月以内のものを、次の各号により施設する場合は、第61条

第1項第三号の規定によらないことができる。

一 支線は、日本工業規格 JIS G 3525(2006)「ワイヤロープ」に規定するワイヤロ

ープであること。

二 (略)

3~9 (略)

【アーク溶接装置の施設】(省令第56条第1項、第57条第1項、第59条第1項)

第190条 可搬型の溶接電極を使用するアーク溶接装置は、次の各号によること。

一~四 (略)

五 被溶接材又はこれと電気的に接続される治具、定盤等の金属体には、D種接地工事

を施すこと。(関連省令第10条、第11条)

2 (略)

【アーク溶接装置の施設】(省令第56条第1項、第57条第1項、第59条第1項)

第190条 可搬型の溶接電極を使用するアーク溶接装置は、次の各号によること。

一~四 (略)

五 被溶接材又はこれと電気的に接続される持具、定盤等の金属体には、D種接地工事

を施すこと。(関連省令第10条、第11条)

2 (略)

【小出力発電設備の施設】(省令第4条、第15条、第59条第1項)

第200条 (略)

2 小出力発電設備である太陽電池発電設備は、次の各号により施設すること。

一 (略)

二 太陽電池モジュールの支持物は、第46条第2項又は第3項の規定に準じて施設する

こと。

【小出力発電設備の施設】(省令第4条、第15条、第59条第1項)

第200条 (略)

2 小出力発電設備である太陽電池発電設備は、次の各号により施設すること。

一 (略)

二 太陽電池モジュールの支持物は、第46条第2項の規定に準じて施設すること。

【IEC 60364規格の適用】(省令第4条)

第218条 需要場所に施設する省令第2条第1項に規定する低圧で使用する電気設備は、

第3条から第217条までの規定によらず、218-1表に掲げる日本工業規格又は国際電気

標準会議規格の規定により施設することができる。ただし、一般送配電事業者及び特

定送配電事業者の電気設備と直接に接続する場合は、これらの事業者の低圧の電気の

【IEC 60364規格の適用】(省令第4条)

第218条 需要場所に施設する省令第2条第1項に規定する低圧で使用する電気設備は、

第3条から第217条までの規定によらず、218-1表に掲げる日本工業規格又は国際電気

標準会議規格の規定により施設することができる。ただし、一般送配電事業者及び特

定送配電事業者の電気設備と直接に接続する場合は、これらの事業者の低圧の電気の

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改正 現行

供給に係る設備の接地工事の施設と整合がとれていること。

218-1表

規格番号(制定年) 規格名 備考

(略) (略) (略)

IEC 60364-4-42(2014) 低圧電気設備-第4-42部:安全保護-

熱の影響に対する保護 422を除く。

(略) (略) (略)

IEC 60364-4-44(2015) 低圧電気設備-第4-44部:安全保護-

妨害電圧及び電磁妨害に対する保護

443、444、445を

除く。

(略) (略) (略)

IEC 60364-5-53(2015) 建築電気設備-第5-53部:電気機器の

選定及び施工-断路、開閉及び制御 534を除く。

IEC 60364-5-54(2011)

建築電気設備-第5-54部:電気機器の

選定及び施工-接地設備及び保護導体

IEC 60364-5-55(2016) 建築電気設備-第5-55部:電気機器の

選定及び施工-その他の機器

IEC 60364-6(2016) 低圧電気設備-第6部:検証

JIS C 0364-7-701

(2010)

低圧電気設備-第7-701部:特殊設備又

は特殊場所に関する要求事項-バス又

はシャワ-のある場所

(略) (略) (略)

JIS C 0364-7-704

(2009)

低圧電気設備-第7-704部:特殊設備又

は特殊場所に関する要求事項-建設現

場及び解体現場における設備

(略) (略) (略)

JIS C 0364-7-706 低圧電気設備-第7-706部:特殊設備又

供給に係る設備の接地工事の施設と整合がとれていること。

218-1表

規格番号(制定年) 規格名 備考

(略) (略) (略)

IEC 60364-4-42(2010) 低圧電気設備-第4-42部:安全保護-

熱の影響に対する保護 422を除く。

(略) (略) (略)

JIS C 60364-4-44

(2011)

低圧電気設備-第4-44部:安全保護-

妨害電圧及び電磁妨害に対する保護

443、444、445を

除く。

(略) (略) (略)

JIS C 60364-5-53

(2006)

建築電気設備-第5-53部:電気機器の

選定及び施工-断路、開閉及び制御 534を除く。

IEC 60364-5-54(2011)

建築電気設備-第5-54部:電気機器の

選定及び施工-接地設備、保護導体及

び保護ボンディング導体

IEC 60364-5-55(2011) 建築電気設備-第5-55部:電気機器の

選定及び施工-その他の機器

JIS C 60364-6(2010) 低圧電気設備-第6部:検証

JIS C 0364-7-701

(2010)

低圧電気設備-第7-第701部:特殊設

備又は特殊場所に関する要求事項-バ

ス又はシャワ-のある場所

(略) (略) (略)

JIS C 0364-7-704

(2009)

低圧電気設備-第7-第704部:特殊設

備又は特殊場所に関する要求事項-建

設現場及び解体現場における設備

(略) (略) (略)

JIS C 0364-7-706 低圧電気設備-第7-第706部:特殊設

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(2009) は特殊場所に関する要求事項-動きを

制約された導電性場所

IEC 60364-7-708

(2007)

低圧電気設備-第7-708部:特殊設備又

は特殊場所に関する要求事項-キャラ

バンパーク、キャンピングパーク及び

類似の場所

(略) (略) (略)

IEC 60364-7-715

(2011)

低圧電気設備-第7-715部:特殊設備又

は特殊場所に関する要求事項-特別低

電圧照明設備

(略) (略) (略)

JIS C 0364-7-740

(2005)

建築電気設備-第7-740部:特殊設備又

は特殊場所に関する要求事項-催し物

会場、遊園地及び広場の建造物、娯楽

装置及びブースの仮設電気設備

(略) (略) (略)

(2009) 備又は特殊場所に関する要求事項-動

きを制約された導電性場所

IEC 60364-7-708

(2007)

低圧電気設備-第7-第708部:特殊設

備又は特殊場所に関する要求事項 第

708節:キャラバンパーク、キャンピ

ングパーク及び類似の場所

(略) (略) (略)

IEC 60364-7-715

(2011)

低圧建築電気設備-第7-715部:特殊

設備又は特殊場所に関する要求事項-

特別低電圧照明設備

(略) (略) (略)

JIS C 0364-7-740

(2005)

建築電気設備-第7-740部:特殊設備

又は特殊場所に関する要求事項-催し

会場、遊園地及び広場の建築物、娯楽

装置及びブースの仮設電気設備

(略) (略) (略)

附 則(20180824保局第2号)

1 この規程は、公布の日から施行する。

2 この規程の施行の際現に電気事業法第48条第1項の規定による電気事業法施行規則

第65条第1項第1号に定める工事の計画の届け出がされ、若しくは設置又は変更

の工事に着手している太陽電池モジュールの支持物については、改正後の電気設備

の技術基準の解釈第46条第2項の規定に関わらず、なお従前の例によることができ

る。

(新設)