〒930-0856　富山県富山市牛島新町11番７号

富山地方合同庁舎３階

URL https://www.chubu.meti.go.jp/e11hokuriku/index.html

Hokuriku Branch of Electricity and Gas Industry

北陸から輝きを

至直江津

北陸電力至金沢

神通川

神通川

神通大橋神通大橋

富山県庁

富山市役所富山市役所

松川松川

中央郵便局中央郵便局

富山駅

電鉄富山駅 富山地方鉄道

中部経済産業局

電力・ガス事業北陸支局

北陸新幹線

JR高山線

あいの風とやま鉄道

経済産業省 中部経済産業局電力・ガス事業北陸支局

アクセス　JR富山駅北口徒歩５分

電鉄富山駅徒歩７分

リサイクル適性 A

発行．令和2年8月

雨晴海岸（富山県高岡市）

1

管轄区域

１．�富山県、石川県、岐阜県のうち飛騨市（平成16年1月31日における＊１旧吉城郡神岡町及び宮川村（昭和31年9月29日における旧坂下村の区域に限る。）の区域に限る。）及び郡上市（平成16年2月29日における＊２旧郡上郡白鳥町石徹白の区域に限る。）

２．�電気に関しては１のほか、福井県（小浜市、三方郡、大飯郡及び三方上中郡を除く。）

北陸支局の概要　中部経済産業局電力・ガス事業北陸支局は、経済産業省の地方出先機関である中部経済産業局（管轄地域：愛知、岐阜、三重、富山、石川）の支局として、北陸地域（管轄区域　参照）における電力・ガスに関する業務や、地域産業活性化、中小企業支援に関する業務の一部を行っています。　北陸地域は、日本海や白山・立山など豊かな自然や魅力的な観光地に恵まれた地域であるとともに、多彩な歴史や文化に育まれた様々な産業分野において個性的な企業が活躍しており、大きなポテンシャルを秘めています。　また、東京・大阪・名古屋の三大都市圏に近接しているという地理的条件に加え、2015年（平成27年）3月に開業した北陸新幹線が2022年（令和4年）に福井県の敦賀まで延伸する予定であり、今後も持続的な地域経済発展が大いに期待されています。　北陸支局では、地域の可能性や経済発展の契機を逃さず、熱意と行動力をもって、さらなる活性化のためにチャレンジしていきます。

組織の紹介経済産業省

中部経済産業局総務企画部地域経済部産業部資源エネルギー環境部

総務課 支局の所掌事務の総合調整、人事、文書、会計、支局の保有する情報の公開、支局の保有する個人情報の保護 FAX 076-432-5526TEL 076-432-5588

地域経済課 地域経済の競争力強化に関する業務、産業立地の推進 FAX 076-432-5526TEL 076-432-5518

産業課 産業の活性化に関する業務 FAX 076-432-5526TEL 076-432-5401

開発計画室 電源開発の推進、電気事業の運営調整、電気の需給調整・統計調査、電源地域の振興 FAX 076-443-1012TEL 076-432-5509

電力・ガス取引監視室 電気とガス事業の監査、立入検査に関する業務 FAX 076-432-5526TEL 076-432-5583

北陸経済調査室 地域経済に関する調査の実施 FAX 076-443-1012TEL 076-432-5590

電力・ガス事業課 電気事業、ガス事業、熱供給事業に関する業務 FAX 076-443-1012TEL 076-432-5589

広報室 エネルギーの広報に係る業務 FAX 076-443-1012TEL 076-432-5589

電力・ガス事業北陸支局

2

面積（2020.1.1 現在）

人口（2019.1.1 現在）

域内総生産（2016 年度）

製造品出荷額等（2017 年）

製造業付加価値額（2017 年）

3.3

2.4

2.3

2.8

3.0

0.0 1.0 2.0 3.0 4.0（％）

出所：国土地理院「令和 2年全国都道府県市区町村別面積調」、総務省「住民基本台帳に基づく人口、人口動態及び世帯数（平成 31 年 1 月 1 日現在）」、　　　内閣府「平成 28 年度県民経済計算」、経済産業省「平成 30 年工業統計調査（確報）」

出所：内閣府「平成 28 年度県民経済計算」注意：95 年度は 95 年基準の、05 年度は 05 年基準の、16 年度は 11 年基準の数値を使用。

出所：経済産業省「平成 30 年工業統計調査（確報）」 注意：2002 年から、電気機械を電子部品・デバイスと電気機械（電気機械＋情報通信機械）に分割。はん用・生産用・業務用機械は、2007 年までは一般機械。

北陸（1995 年度）

北陸（2005 年度）

北陸（2016 年度）

全国（2016 年度）

北陸（1965 年）

はん用・生産用・業務用機械 電子部品・デバイス 電気機械 化学工業 繊維工業 金属製品 非鉄金属 輸送用機械 その他

14.2

1.5

12.8

北陸（1995 年） 12.1 16.5

北陸（2017 年） 19.4 12.3 5.7 12.6 5.6 7.3 6.3 5.8 24.9

全国（2017 年）

29.7 3.1 2.9 2.5 33.3

9.4 11.7 12.7 4.6 4.3 28.7

0％ 10％ 20％ 30％ 40％ 50％ 60％ 70％ 80％ 90％ 100％

0％ 10％ 20％ 30％ 40％ 50％ 60％ 70％ 80％ 90％ 100％

農林水産業 鉱工業 建設業 電気・ガス・水道業 卸売・小売業 金融・保険業 不動産業 サービス業

1.6 25.4 9.2 5.7 11.6 4.6 10.0 31.9

1.1 23.9 6.3 5.4 11.0 4.9 12.1 35.4

1.0 27.5 6.8 3.0 11.0 3.7 10.1 36.8

1.1 21.6 5.7 2.9 12.6 4.3 11.7 40.0

12.3 5.0 7.5 9.0

1.2

4.8 3.1 21.4 35.8

経済規模【ポイント】北陸地域の経済は、全国の約３％のシェア。

産業構造【�ポイント】北陸地域の産業構成は、「鉱工業」の割合が全国に比べ高い。

製造業の業種別構成【�ポイント】北陸の製造品出荷額の変遷をみると、繊維工業が大幅に割合を下げるなか、スマートフォン向けなどで電子部品・デバイスが基幹産業として成長している。また、化学は、ジェネリック医薬品や受託製造の拡大により医薬品の割合が増している。一方、全国と比較すると、自動車等の輸送用機械の割合が低い。

3

地域未来投資の促進に向けて

戦略産業の競争力強化・イノベーション創出支援

1

2

　北陸地域では、地域の特性を生かした成長性の高い分野に挑戦する様々な取り組みが進展しています。「地域未来投資促進法」は、これらの取り組みが地域にもたらす経済波及効果に着目し、これを最大化しようとする地方公共団体の施策を促進し、新製品や新サービス等の創出に向けた企業の新たな事業展開を後押ししようとするものです。また、関連プロジェクトとして、地域経済の中心的な担い手となりうる企業を「地域未来牽引企業」として選定しています。北陸支局では、関係省庁、自治体、支援機関と連携し、企業訪問などを通じて地域未来牽引企業の様々な課題や支援ニーズを把握するとともに、それらの解決に向けた各種施策の情報提供や、具体的な施策活用につなげるきめ細かな支援を行っています。

【地域未来牽引企業による新事業製品】

　北陸地域には、バイオ医薬品・機能性食品・医療機器（ライフサイエンス）分野や炭素繊維材料・軽金属材料、ナノ材料・複合材料（高機能新素材）分野など、大学が有する最先端の研究シーズや企業の開発ポテンシャルがあります。北陸支局では、これらを重点産業分野に掲げ、競争優位を持つ地域企業を核に据えて、新事業が次々と生み出されるような事業環境の整備などによる、広域的な産業集積の着実な進展を目指しています。これまで、中核となる企業や大学、金融機関等による産学官金のネットワークを構築し、ニーズとシーズのマッチングにより新製品開発等を目指す研究会の組成から、事業化支援まで一貫して取り組んできました。今後も、これまで培ってきたネットワーク活動を通じて、更に優れた技術力を持った将来性のある企業群を発掘し、ユーザー産業と素材・部品サプライヤーとの連携や、IoT・AI導入の支援など、総合的なものづくり機能の向上を図ることを通じ、地域産業の競争力強化を進めて行きます。

サンコロナ小田株式会社（石川県小松市）：Flexcarbon（㈱アシックス社製シューズのソール等に使われる革新素材）

株式会社能作（富山県高岡市）：KAGOピオニー（自由自在に曲げられる素材を活用した製品）

4

中小企業・小規模事業者等の経営支援3　人材育成、コスト管理等のマネジメントの向上や設備投資を通じ成長発展を目指す中小企業は「中小企業等経営強化法」に基づく「経営力向上計画」の認定を受け、設備投資に係る法人税の即時償却や金融支援等を受けることができます。北陸支局では、「経営力向上計画」の認定や各種施策情報の提供等を通じ、多様で活力のある中小企業の支援を行っています。

地域資源の活用を通じたブランド構築支援

地域に創業支援の輪を広げて

4

5

　北陸地域にある農林水産物、鉱工業品や観光資源などの「地域資源」を活用した新商品・新サービス開発、地域のブランド力向上、中小企業者と農林漁業者が共同で行う農商工等連携を推進しています。さらに、これらの事業を通じて生まれた商品について、バイヤーとの商談会を開催するなど販路開拓支援を行っています。

　北陸地域における「新たな事業の担い手＝創業者」を輩出するため、市町村が商工会議所、商工会、金融機関など創業支援機関と連携して取り組む創業支援等事業計画を認定するとともに、創業支援の先進事例を紹介する様々な交流イベントを開催しています。また、将来的に創業者となる人材を育成するべく、創業機運醸成のため、学生などに対し、若年層の段階から創業を身近に感じてもらい、創業に関する理解と関心を深める普及啓発事業に取り組んでいます。

大型金型の生産体制を構築する天井クレーン 金型製造の様子 金型の上下を合わせるプレス機

商談会での販路開拓支援の様子

創業支援勉強会

高校生向け起業家教育の様子

経営力向上計画による設備導入の例

5

エネルギーミックスの確実な実現と新たなエネルギー選択への挑戦

電力・ガス取引の公正・自由な競争環境の確保

6　第５次エネルギー基本計画では、2030年のエネルギーミックスの確実な実現へ向けた取組の更なる強化を行うとともに、新たなエネルギー選択として2050年のエネルギー転換・脱炭素化に向けた挑戦が掲げられています。北陸地域は豊富な水力発電量を有するなど、電気の安定供給を確保する上で重要な電源立地地域であることから、北陸支局では、発電用施設の周辺の地域における公共施設の整備、地域の生活の利便性向上や産業振興に寄与する事業を促進しています。　また、全国有数の熱水資源開発の賦存量があるとされている地熱資源の調査・開発や熱水を利活用する取組を始め、再生可能エネルギーを活用したエネルギー構造の高度化等に向けた地元企業や自治体の取組を支援しています。

　電気の小売業、ガスの小売業へ参入が全面自由化され、家庭や商店も含む全ての消費者が、電気やガスを供給する会社を選択し、料金メニューを自由に選択することができます。北陸支局では、電力やガス事業に関する情報発信や、小売事業者とのトラブル相談を行っています。　また、電力・ガスの取引が適正に行われるよう、電気事業者、ガス事業者等に対する監査・報告徴収等を実施し、監視業務を行っています。

電力自由化の PRイヘント

7

地下温度を測るための掘削調査

黒部川第四発電所（関西電力株式会社　提供） 地球物理学的探査法による地質構造調査

富山新港火力発電所（LNG）（北陸電力株式会社　提供）黒部ダム（関西電力株式会社　提供）

富山太陽光発電所（北陸電力株式会社　提供）

6

北陸地域経済の情勢分析

地方創生の支援

8

9

　北陸地域経済の実態把握を目的に、鉱工業生産指数の作成、個人消費、設備投資、雇用等の主要経済指標のとりまとめや、企業等へのヒアリング調査や分析を実施し、北陸地域の総合経済動向を公表しています。

　地方創生に取り組む管内の地方自治体に対して「地方創生コンシェルジュ」を選任し、積極的に支援する体制を構築しています。地方創生コンシェルジュは、担当する自治体からの相談窓口として地域の課題に寄り添い、関係府省庁とも連携し、ビッグデータを活用した「地域経済分析システム（RESAS）」の普及・活用促進、地域活性化に向けて活用可能な支援制度の情報提供などに取り組んでいます。

北陸地域の総合経済動向（概要）

令和２年４月２２日

中 部 経 済 産 業 局

電力・ガス事業北陸支局

～足踏み状態となっている～

経済概況《令和２年２月指標を中心として》

・生 産 弱含みとなっている。 （→）

・個人消費 足踏み状態となっている。 （→）

・設備投資 高水準で横ばいとなっている。 （→）

・住宅投資 弱含みとなっている。 （→）

・雇 用 改善しているものの、労働需給の引き締まりに緩和の動きがみられる。（↓）

以上のことから、北陸地域の経済は、足踏み状態となっている。（→）

先行きについては、為替及び原油・原材料価格の動向、海外経済の影響などを注視していく必

要がある。

【今月のポイント】

＜生産＞

鉱工業生産指数は、季節調整済指数で 93.5 となり、前月比 0.8％増と２か月ぶりに上昇した。

上昇に寄与した業種は、（１）電子部品・デバイス工業の「電子部品」、（２）化学工業の「医薬品」とな

った。

化学工業は引き続き高水準を維持しているものの、電子部品・デバイス工業、生産用機械工業、金

属製品工業が弱い動きとなっており、繊維工業が横ばいとなっていることなどから、判断を据え置き５

か月連続で「弱含み」とした。

（前月比：電子部品・デバイス工業+11.9％、化学工業+7.4％、生産用機械工業▲0.3％、金属製品工業+2.5％、繊維工業

▲1.9％）

＜個人消費＞

商業動態統計は、５か月ぶりに前年を上回った。百貨店は前年を下回ったものの、スーパー、家電

大型専門店、ドラッグストア、ホームセンター、コンビニエンスストアは前年を上回った。

乗用車販売は、５か月連続で前年を下回った。個人消費全体では判断を据え置き、４か月連続で

「足踏み状態」とした。

（前年同月比：商業動態統計（全店ベース販売額）+6.5％、百貨店▲8.8％、スーパー+4.0％、家電大型専門店+5.6％、

ドラッグストア+18.8％、ホームセンター+9.0％、コンビニエンスストア+1.7％、乗用車新規登録台数▲8.0％）

＜雇用＞

有効求人倍率（季節調整済）は 1.72 倍と高水準で、完全失業率は 2.0％と低水準で推移しており、

改善は続いているものの、新規求人数が２か月連続で前年を大幅に下回るなど労働需給が緩和して

いることから、判断を「改善しており、労働需給の引き締まりがみられる」から「改善しているものの、労

働需給の引き締まりに緩和の動きがみられる」と３か月ぶりに下方修正した。

70.0

80.0

90.0

100.0

110.0

120.0

130.0

140.0

2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 1月 2月

北陸地域の鉱工業生産指数

北陸指数(10000） 電子部品・デバイス工業（1527.3） 化学工業（1401.9）

生産用機械工業（1184.9） 金属製品工業（806.1） 繊維工業（693.4）

2018年

※（ ）内の数値はウエイト

季節調整済、2015年=100

出所：中部経済産業局電力・ガス事業北陸支局

注意：2020年2月は速報値

2019年 2020年

-24.0

-18.0

-12.0

-6.0

0.0

6.0

12.0

0

25,000

50,000

75,000

100,000

125,000

150,000

2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 1月 2月

北陸地域の商業動態統計6業態販売額（全店）

コンビニエンスストア ホームセンター ドラッグストア 家電量販店 スーパー 百貨店 北陸：前年同月比

2020年2018年

（百万円） （％）

出所：中部経済産業局、近畿経済産業局、経済産業省

2019年

1.40

1.50

1.60

1.70

1.80

1.90

2.00

2.10

2.20

2.30

２月 ３月 ４月 ５月 ６月 ７月 ８月 ９月 １０月 １１月 １２月 １月 ２月 ３月 ４月 ５月 ６月 ７月 ８月 ９月 １０月 １１月 １２月 １月 ２月

北陸地域及び３県の有効求人倍率（季節調整済）

北陸地域 富山県 石川県 福井県2018年

倍

出所：厚生労働省（富山労働局、石川労働局、福井労働局）

2019年 2020年

北陸地域の総合経済動向（HPで毎月公表）

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北陸から輝きを

至直江津

北陸電力至金沢

神通川

神通川

神通大橋神通大橋

富山県庁

富山市役所富山市役所

松川松川

中央郵便局中央郵便局

富山駅

電鉄富山駅 富山地方鉄道

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電力・ガス事業北陸支局

北陸新幹線

JR高山線

あいの風とやま鉄道

経済産業省 中部経済産業局電力・ガス事業北陸支局

アクセス　JR富山駅北口徒歩５分

電鉄富山駅徒歩７分

リサイクル適性 A

発行．令和2年8月

雨晴海岸（富山県高岡市）