50
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第2号議案 平成15年度決算報告について - CANPAN … · Web view.財務基盤の安定「スケールメリットを活かした財務管理」 5. 実施プロセス「一丸となっての事業展開」

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平成 27年度事業計画社会福祉法人 足羽福祉会

平成 26年は社会福祉法人のあり方について、近年にない大きな議論が交わされた 1年となりました。一言でまとめると、「社会福祉法人が税制上の様々な優遇を受けているにもかかわらず、一般企業より収益率が高く、地域貢献を何も行わずに内部留保ばかり溜め込んでいるのであれば、他の NPOや企業と同じ福祉サービスを行う事業については課税をすべき」というものであります。こうした批判が、当法人にあてはまるかといいますと、否でありますが、批判は個々の法人というよりも、社会福祉法人制度そのものの見直しへと進められています。今、私たちには、本来事業である福祉サービスの更なる質向上に向けて取り組むだけでなく、社会の変化に対応し、必要なニーズに応え、真に利用者様や地域社会に必要とされるような経営主体となるよう、なお一層の努力が求められています。そのためにも働く職員全員が、福祉職員としての使命感を持ちながら、成長できる環境と安心して働ける環境を整備していく必要があります。 こうした中での平成 27年度は、足羽福祉会新中期事業計画(2014~2016)の 2ヵ年目でもあります。各拠点においては、1ヵ年目であった平成 26年度事業計画の進捗状況に対する評価を踏まえつつ、以下の方針に基づき、明確かつ具体的な計画を策定しました。

理 念

わたしたちは、“共に生き、共に集う、光を求めて”の理念を継承し、

地域に開かれた、地域に信頼される福祉を目指します。

従事者倫理

職員は、常に明るく、温かく、親切を、尽くします。

基本方針

1.サービスの質向上「満足から感動へ」

2.地域貢献「共生社会を目指す足羽福祉会」

3.人材の育成・定着・確保「ここで働くのが一番と思える職場に」

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4.財務基盤の安定「スケールメリットを活かした財務管理」

5. 実施プロセス「一丸となっての事業展開」

事業推進計画

1. サービスの質向上「満足から感動へ」足羽福祉会の提供するサービスが、すべての利用者様や家族、関係者にとって「満足」だけでなく「感動」を提供できるよう、さらなる質の向上を図ります。(1)人権尊重のサービス(本人中心の保育・支援・介護)を計画し実行する。

① 各事業所が人権尊重の取組み(自己決定や意思の尊重、リハビリテーションの充実、虐待

防止等)を明文化し、利用者様一人ひとりの「~したい」思いの実現に向けた計画に基づ

いてサービス提供を行います。

② 接遇トレーナーや接遇委員会を中心に、サービス業としての基本となる笑顔とあいさつ、

適切な身だしなみの徹底を図ります。

③ 5S(整理・整頓・清掃・清潔・躾)の徹底により、利用者様が生活される環境を安全・快適に整えます。

(2)サービスの標準化(誰もができる仕組み、経験・失敗を次に生かす仕組み)を

進める。① サービス提供におけるマニュアルの整備・見直しを進め、新人職員や福祉未経

験の中途採用者への教育に生かし、技能習得の効率化および事故防止を進めます。

② 愛全園と足羽利生苑が 3 回目の福祉サービス第三者評価を受審します。他事業所はこれま

での受審結果を踏まえ、サービス内容や提供体制の検証・改善に取り組みます。

③ 事故防止、苦情解決、防災、感染症防止など各委員会において、さまざまな取組みの PDCAを徹底し、経験や失敗を防止につなげます。

(3)取組みのアウトプット(社会に発信する)① 各現場での取組みを地域社会に向けて発表する「第 7 回サービス実践報告会」 を開催します。また業種ごとの職員研究大会や事例発表会等に積極的に応募したり、広報誌「愛道」やホームページ等に掲載したりしながら、社会に発信する機会を増やします。

2. 地域貢献「共生社会を目指す足羽福祉会」各事業所がそれぞれの地域社会におけるニーズに対応できるよう自主事業を展開しながら、地域の方々とのつながりを深め、法人全体で地域福祉の増進に貢献します。(1)地域に出向く

① 職員自身が自分の住む地域社会の奉仕活動や行事に積極的に参加し、「地域を支える人」かつ「地域ニーズをキャッチできる人」であるよう努めます。

② 利用者様がそれぞれの地域の小中学校等と交流したり、奉仕活動や行事等に参

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加したりする機会を多く作り、社会参加と福祉への理解推進を進めます。③ 地元住民やボランティアとの協同により「第 4 回足羽川ふれあいマラソン」を開催し、ボランティア育成、障がい者の社会参加、地域福祉増進に積極的に取り組みます。また各事業所がそれぞれの地域社会において、何らかの役割を果たせるよう関与をしていきます。

(2)地域を招く① 各事業所において、ボランティアや実習生、視察見学者等を積極的に受け入れ、福祉人材の育成に貢献するとともに、事業所のモニタリングを受け、地域の声を受け止める機会とします。

② 災害時の福祉避難所や地域の子どもの放課後活動支援等、各事業所の持つ人的・物的資源を地域に還元すべく最大限活用します。

③ 美山地区における放課後学童クラブ設置の地域ニーズに対応し、同事業の運営を行います。

3. 人材の育成・定着・確保「ここで働くのが一番と思える職場に」足羽福祉会のサービスの要である職員が、安心して働け、成長する機会が多く、働くことに誇りを持ち、結果として安定した人材の確保につながるよう、職場作りに取り組みます。(1)職員の育成支援策(やりがいを持って働けるように)

① 法人の人財育成指針および人事管理制度に基づき、資格等級に応じた計画的な人材育成を行います。外部研修への派遣については、職員個々の学習意欲も考慮し、学びを実践に活かせるよう上司が内容を把握し、職場全体で共有します。また中途採用職員も安心して働けるよう研修のあり方を検討し、改善します。

② 資格取得は手段であることを前提としながら、個々の成長意欲を組織的に後押しし、取得のための休暇活用や費用援助を行います。

③ サービスの質向上や職場の業務改善のために、職員が何でも話し合え、「~したい」という企画提案を出しやすいよう、事業所ごとにアイディアの集め方、会議の持ち方を工夫します。特に中堅職員の企画提案については、責任と権限を持って実行できるよう上司がフォローします。

(2)職員の定着策(安心して働けるように)① 職員が十分にリフレッシュしながら仕事に取り組めるよう、年間休日を 2 日増やし(年間 110 日)、職員旅行を企画し、また有給休暇や連続休暇の取得を推進します。また法人内託児所「ひまわり」の運営や育児休暇、介護休暇の取得推進、職員退職共済制度の加入維持等により、安心して働くための処遇改善を進めます。

② 職員の悩みや思いを受け止め、解決に向けて取り組めるよう、社会保険労務士や法人アドバイザーによる相談体制を設置します。

(3)職員の確保策(良い人材を集めるために)① 保育、障がい支援、高齢者介護など業種ごとに専門性ある人材を計画的に求めるとともに、法人全体の経営企画を担えるような総合職採用枠を検討します。

② あすわ就労支援センターによる就労支援を中心に据えながら、障害者法定雇用(7 名雇用)率以上の達成を実現します。

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③ 正規職員、臨時職員、定時職員それぞれの業務分掌を明確にし、バランスよい人員配置が行えるよう取り組みます。

4. 財務基盤の安定「スケールメリットを活かした財務管理」サービス拡充による増収および、事務の集中化・合理化による支出削減、および法人単位での資金管理のあり方について検討します。(1)財務管理を適切に行う

① 月次決算による経営状況の把握を法人、各事業所単位で行えるようにし、収入、支出の適正な見極めを定期的に行います。

②管理職の会計に対する理解力を高めるため、会計勉強会を開きます。管理指標として「利用者様一人当り」と「職員一人当り」を用います。

③本部と各事業所の経理担当職員による人事交流を行い、経理担当職員全体の技能向上による業務の効率化を図ります。

④ 外部監査機関による定期的な監査を受け、適切な財務管理を維持するとともに、財務諸表についてホームページ等を通して公表し、経営の透明性を示します。

⑤各拠点の中期事業計画の進捗を踏まえつつ、目的性のある積立資金を計画的に計上できるようにします。

5. 実施プロセス「一丸となっての事業展開」社会の要請に応え、真に求められる経営体であるよう、施設間の連携および法人本部の機能強化を図りながら、計画的に在宅サービスの拡充および基盤拠点としての施設の改修、整備を進めます。(1)法人のガバナンス体制を強化する

① 社会保障審議会福祉部会の議論を踏まえ、公益性・透明性の高い法人経営体制を維持するため、理事会や評議員会のあり方等について検討します。

② 地域社会に対する社会福祉法人としての取組みの説明責任を果たすべく、積極的な情報公開を進めます。

③ 平成 29年度に予定する法人創立 50周年記念事業について、これまで積み重ねられた福祉実践の歴史を継承し、今後の法人の方向性を共有する機会となるよう、実行委員会を中心に準備を進めます。

(2)制度変革に迅速かつ柔軟に対応する① 足羽東保育園は「認定こども園」として認定を受け、さらなる保育・教育の充実を図ります。

② あすわ地域生活支援センターは、第 4期福井市障害者福祉計画が示す「地域生活支援拠点」のあり方について、市町や福井市地域自立支援協議会との協議を進めつつ、既存の大規模グループホームの改修を検討します。

③ 愛全園および足羽利生苑は、第 6期福井市介護保険計画に基づき、事業エリアにおける地域包括支援センターの設置等について検討します。

(3)施設の多機能化や老朽化に計画的に対応する① 足羽学園・足羽更生園は、高齢・重度化する利用ニーズへの対応としての施設改修計画について、福井県との協議を踏まえつつ継続して検討します。

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② あすわ就労支援センターは、各事業所の老朽化や増える重度の方への対応策として、拠点整備および給食事業の基盤拡充について検討のうえ実施します。

③ 足羽東保育園や足羽利生苑は、施設の老朽化に対し、計画的な資金の積み立てを行います。

<職員配置計画>

施設名足羽東

こども園

あすわ

就労支援

センター

足羽学園足 羽

更生園

あすわ

相談支援

セン

ター

あすわ

地域生活支

援センター

あすわ

児童発達

支援センター愛全園

足 羽

利生苑

グループ美山ホーム

法人本部 合計

27年度予定数 33 62 17 62 6 52 20 117 69 15 10 463

職員区分

正規職員 23 50 15 49 6 21 17 91 50 10 8 340

臨時職員 1 4 9 1 1 5 5 26

定時職員 9 6 2 4 29 2 21 14 5 92

嘱託職員 2 1 2 5

<派遣職員>

施設名足羽東

こども園

あすわ

就労支援

センター

足羽学園足 羽

更生園

あすわ

相談支援

センター

あすわ

地域生活支

援センター

あすわ

児童発達

支援センター愛全園

足 羽

利生苑

グループ美山ホーム 法人本部 合計

派遣職員 1 1 5 3 8 4 1 1 24

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平成 27年度事業計画社会福祉法人 足羽福祉会

各事業拠点の重点項目

1.新任職員の接遇研修について、フォローアップ研修だけに終わらせないで、それに続く研修

を行い、接遇力の向上に努めます。

  2.福井市からの提案を受けた美山地区における放課後児童クラブの設置について、担当の拠点

と協力して、その運営に当たります。

3.拠点における労務管理について、拠点毎に「相談窓口」を設置します。また、社会保険労務士

によるフォロー体制及び総合アドバイザー制による相談体制を設置して、職員の定着を図りま

す。

4.総合福祉法人として充実したサービスを提供していくために、保育、障害支援、高齢者介護

など専門性を重視した採用を行います。また、法人全体の経営企画を担える職員の採用枠の検

討を行い、実施します。中途採用ついては、適応能力を見極めた上で通年型の正職員採用を検証

しながら、有能な人材の確保を図ります。

5.平成 29年度に予定する法人創立 50周年記念事業に向けて実行委員会を立ち上げて準備に入

ります。

 

1.人権尊重の取り組みは、平成 27年度も教育・保育課程に位置づけます。尚、子どもの個性尊

重やプライバシー保護の姿勢を重視するために、職員の言動における事例検討会及び評価など

園全体で進めていきます。

2.職員のやりがいは、新組織体制の構築で必要な人材の位置付け、人事考課制度における納得の

いく評価、自己啓発支援など、人材育成を計画的に進めます。

3.足羽東保育園は「認定こども園」として認定を受け、さらなる教育・保育の充実を図ります。

市の制度設計がまだ明確でないところもありますが、制度が変わっても、理念、基本方針に基

づき事業を展開します。

1.新厨房準備の一環として、各調理における作業工程マニュアルを更新し、クックチル調理で

活用できるものを作成し、実習利用者様の衛生面の支援や作業支援マニュアルを更新し、新厨

房で活用できるものを作成します。(足羽ワークセンター)

2.利用者様に就職に必要なスキルを身に付ける勉強会や、事業所見学を盛り込むなど年間カリ

キュラムを充実させ、更に利用者様ごとに本人の状況に合わせて3ヶ月間毎の訓練プログラム

も立てて就労がイメージしやすいカリキュラムを提供します。(足羽サポートセンター)

3.就労に向け、事業所内では、より発達障がいに特化した訓練内容を検討、実施し、事業所外

1.法人本部

2.足羽東こども園

3.あすわ就労支援センター

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でも社会のルール、マナー等の必要性や訓練成果の確認ができるよう、実習先を開拓していき

ます。(パステル)

4.地域よりの利用希望者の重度化や、利用者の高齢化に伴う重度化が進む中で、生活介護事業

体制を見直し、それに伴いスマイルの改修を実施したします。

1.夜勤体制を 8 時間に見直し、幼児期の療育支援や余暇支援の充実など利用者様の成長・発達に

向けた支援が効率的に行えるようにします。

2.夏休みや冬休みなどの長期休暇中に宿布・前波地区の小学生と共に参加できる行事を企画立案

し、交流の機会を設けます。

  3.宿布地区の高齢者の方を対象とした「買い物等お手伝いプロジェクト」を実施し、コミュニ

ケーションを取る中で得られた情報や潜在するニーズを把握・分析します。得られた情報等

については法人代表者会議にて報告し、必要な対策を図れるよう努めます。

4.平成 28~29年度の園内改修にむけて、定期的に中期計画の進捗状況の確認と修正を行いつつ、

月次決算による予算管理の徹底を行います。

1.夜勤体制を 8 時間に見直すことで、入所支援事業で行う支援と日中活動支援で行う活動をよ

り明確化し、利用者様の思いの実現に向けた支援が効率的に行えるように取り組みます。

2.強度行動障害等に関するケース事例を通して、スーパーバイザーと共に PDCAを実施し、取り組みの成果を確認及び共有化することで、利用者様の成長と共に職員の支援力の向上に繋げ

ます。

  3.美山地区における放課後学童クラブ設置の地域ニーズに対応し、法人本部や各拠点の協力を

得ながら運営に取り組みます。

4.あすわ就労支援センターと協調しながら、障害者雇用(1名雇用)の達成に向けて取り組みま

す。

5.昨年園内改修に向けて立ち上げた「さくら委員会」を中心に、高齢・重度化・小舎化に重点

をおいた改修基本計画(案)及び設計書(案)の作成に取り組みます。また、補助金対象事業と

しての枠を獲得すべく並行して福井県主管課との協議を継続的に進めます。

1.平成 26年までに作成した約 400件のサービス等利用計画および障害児支援利用計画について、

本人、家族や関係機関との情報共有、ケース検討を踏まえながらモニタリングを行い、より質の

高い計画更新へとつなげます。

  2.福井市障害者地域自立支援協議会に継続的に参画し、ケース検討や協議を重ねながら地域

ニーズの把握に努め、対策について障害者政策委員会に提言すること等により、当事者の方に

とって住みよい地域づくりを進めます。また地域で本人の生活を支えていくためのネットワー

ク作りに関与します。

3.相談援助業務にかかる実習受入れを計画的に行い、社会福祉に携わる人材育成に協力すると

共に「足羽福祉会のモットー、強みを広げる」という目的を持って対応します。

4.足羽学園

5.足羽更生園

6.あすわ相談支援センター

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9. 愛  全  園

1.全グループホームにおいて、本人が意見表明できる場として自治会等の開催を定例化し、本

人の声を暮らしの質向上に活かします。また本人の意思決定を支える成年後見制度の活用につ

いて、家族や親族の協力が得られない利用者様から申立て手続きを進めていきます。

  2.各グループホームが位置する地区の住民として、地域の行事(体育祭、祭り等)に参加し、地

域の社会資源(コンビニ、スーパー、美容室等)を活用した社会参加活動を積極的に行い、地域

の方々と積極的に交流を図ります。

3.サービス管理責任者、強度行動障害支援者養成研修、社会福祉士等の資格取得希望者を確認し、

個々の成長意欲を組織的に後押しできるよう育成計画を作成します。また世話人研修を年 4 回行

い、福祉サービス提供者としての育成支援を継続的に行います。

1.本人の障がいの状況や家族の思いを受け止め、関係機関との情報共有のうえ個別支援計画を作

成し、支援を行います。また一人ひとりが見通しを持ち、安心して過ごせるような環境設定や

コミュニケーション支援、社会参加活動を行いながら、「~したい」「~できた」という肯定的

感情を育んでいけるよう支援を行います。

2.サービスの質向上や職場の業務改善のために、職員が何でも話し合え、「~したい」という企

画提案を出しやすいよう、アイディアの集め方、会議の持ち方を工夫します。

3.平成 26年にまとめられた「障がい児支援のあり方検討会」の報告書を踏まえ、障がい児を地

域で支えていくための児童発達支援センターの中核的機能の強化に向けて、福井市との連携を深

めながら発達支援、家族支援、地域支援それぞれの取組みを着実に進めます。また発達支援の質

の向上を目指し、国等が示す発達支援のガイドラインを活用

1.接遇に関する取組みや意識のマンネリ化が外部から指摘され、平成 27年度は接遇再構築年

度に位置づけます。(第 1点項目)2.「利用者様の自宅」を常に心掛ける環境整備に力を入れます。(第 2点項目)3.「自分できるだけ自分らしくわがままに生きる」利用者様の自尊心を最後まで大切にできる

科学的介護を全部署上げて実践します。(第 3点項目)4.平成 28年度公募予定の福井市地域包括支援センター(福井市和田地区・円山地区)開設に向

け、和田地区・円山地区に特化した地域支援活動を強化します。(第 4点項目) 5.元気高齢者の活動の場の提供や、より地域に密着したニーズを的確に捉える地元啓蒙地区に地

区社会福祉協議会を始め、多くの地域団体を巻き込んだ、地域よろず茶屋を 2箇所開設します。

(第5点項目)

1.暮らしの快適性や生活習慣の尊重等に応じることが利用者様の重要な意思と捉え、生活空間

の整理整頓、ナースコールの迅速対応、整容、清潔等の生活支援行為を懇切丁寧に行う、基本

に徹した介護について、克服課題から定着課題に位置づけて前進をめざします。

7. あすわ地域生活支援センター

8. あすわ児童発達支援センター

10. 足羽利生苑

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2.「介護力向上講習会」が3年目の参加となります。 一層の推進を図り、利用者様の水分摂

取量 1500cc、全体の 1/3利用者様の日中活動量を増やす支援の中で、データ蓄積との関連性

を見ながら、根拠に基づいたトイレでの排泄支援や認知症支援の強化を目標に促進して行きま

す。

3.通所利用者様の支援では、心身機能や生活機能の低下予防に立った機能訓練を中心とした個

別リハビリ支援型サービスと認知症の為に見失われがちな「可能性」「願いや希望」を見出し、

環境を整えて心身機能の回復と周辺症状の緩和によるその人らしい自立支援型サービスの特色

づくりに努め、選ばれる事業所創りを目指していきます。

  4.高齢者ニーズを探る地区訪問活動について、特に平成 27年度は東部未実施地区である和田地

区への関わり、及び円山地区への関わり拡充を実現します。

5.第6期福井市介護保険計画に基づき、地域包括支援センター設置等について検討して行きま

す。

1.現実に即した防災マニュアルを整備し「防災体制」の強化に努めます。地震、水害等自然災

害に対し、組織をあげて対応出来るような取り組みを進めるとともに、行政、地元企業、自治

会等との連携等により、有用な社会資源としての機能が果たせるよう取り組みます。

  2.関係機関である病院、診療所、在宅事業者等とお互いの交流の場を増やし、それぞれの事業

での利用者様の声やニーズを共有することで、より連続して繋がっていくサービスの提供を実

現します。その為に美山地区の施設関係者を対象とした意見交換会を実施し、地域支援ネット

ワークの構築をめざします。

3.認知症実践者研修や外部専門研修等の計画的受講を推進します。又、内部での専門研修、実

務研修等の受講は介護分野と連絡をとりながらケアの発展に資する多様な人材育成を図ります。

4.平成 27年度介護保険改正に対応して、施設機能がより有効に地域還元できるよう、定員変

更及び基準の見直し、基準緩和等を鑑みた施策を講じて、経営基盤の拡充をめざします.

11. グループホーム美山

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平成 27年度事業計画法 人 本 部

理 念

わたしたちは、“共に生き、共に集う、光を求めて”の理念を継承し、

地域に開かれた、地域に信頼される福祉を目指します。

従事者倫理

職員は、常に明るく、温かく、親切を、尽くします。

基本方針

1.サービスの質向上「満足から感動へ」

2.地域貢献「共生社会を目指す足羽福祉会」

3.人材の育成・定着・確保「ここで働くのが一番と思える職場に」

4.財務基盤の安定「スケールメリットを活かした財務管理」

5. 実施プロセス「一丸となっての事業展開」

実施事業

1.法人本部事業

2.ボランティア育成事業

3. 放課後児童クラブ運営事業

事業推進計画

1. サービスの質向上「満足から感動へ」

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足羽福祉会の提供するサービスが、すべての利用者様や家族、関係者にとって「満足」だけでなく「感動」を提供できるようになります。

  (1)人権尊重のサービス(本人中心の保育・支援・介護)を計画し実行する。 ① 接遇を足羽福祉会のサービスの柱として、引き続いてその向上を図ります。具体的には、接遇トレーナーが各拠点を評価することで、平成 26年度に実施した第三者によるレベル検証の結果を踏まえた改善をさらに推進していきます。

② 組織再編および人事異動により接遇トレーナー不在になった拠点については、接遇委員を設置し、接遇トレーナーが接遇委員を育成していきます。 ③ 新任職員の接遇研修について、フォローアップ研修だけに終わらせないで、それに続く研修を行い、接遇力の向上に努めます。

  (2)サービスの標準化(誰もができる仕組み、経験・失敗を次に活かす仕組み)① 毎年行っている地震想定一斉訓練を新たなテーマで企画立案し、実施後の課題を踏まえて事業継続計画ガイドラインを見直します。感染症対策については、食中毒発生後の対応など、事業継続の視点を取り入れたマニュアルの整備に取り組み、引き続き危機管理体制を推進していきます。

② 法人内人事交流について、平成 26年度は若干の見直しはしたものの、その成果を得ることができなかったので、再度実施企画を練り、よりよい企画を提案します。また人事交流を行う意義をきちんと職員に周知して、サービスの質向上に活かします。

③ 同業他法人との交流を行って、見習うべきは見習い、学びの機会とします。(3)取組みのアウトプット(社会に発信する)

① 足羽福祉会を社会にアピールする手段として、第7回「サービス実践報告会」を開催します。機関誌「愛道」やホームページ等を利用して事前のPR活動を行い、幅広く参加を募ります。また事後の成果報告を地域社会に向け発信して、足羽福祉会の取組みを知っていただきます。

2. 地域貢献「共生社会を目指す足羽福祉会」各事業所がそれぞれの地域社会におけるニーズに対応できるよう自主事業を展開しながら、地域の方々とのつながりを深めるべく、第 4 回足羽川ふれあいマラソンを開催して、法人全体で地域福祉の増進に貢献します。(1)地域に出向く

① 足羽川ふれあいマラソンを応援してくださる地域ボランティアの活動支援を通して、一般から学生・生徒に至るまで、ボランティアの輪を拡げます。また、この大会にかかわる協力先や関係機関の行事などに積極的に参加するのはもちろんのこと、年間を通して地域と積極的にかかわっていくことで、地域ボランティア活動を拡大していきます。

(2)地域を招く① 足羽福祉会職員研修センターの利活用を一般開放という形で、チラシやホーム

ページ等を用いてPR活動を行います。また各専門分野との協働により、地域の方々に向けた講演会等の開催に結びつけます。

(3)地域貢献事業の取組み① 福井市からの提案を受けた美山地区における放課後学童クラブを設置して、担

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当の拠点と協力して、その運営に当たります。

3. 人材の育成・定着・確保「ここで働くのが一番と思える職場に」足羽福祉会のサービスの要である職員が、安心して働け、成長する機会が多く、働くことに誇りを持ち、結果として安定した人材の確保につながるよう、職場作りに取り組みます。(1)職員の育成支援策(やりがいを持って働けるように) 

① 現行の人事評価制度(行動基準評価、チャレンジ評価)を課長職の研修として位置づけ、グループワークを通して現状に即したものに見直し、改善を行います。

② 育成に関連する規則および規程を職員に周知して、職員がやりがいを持って働けるように支援します。

  ③ 次世代育成として、中堅職対象に企画力研修のフォローアップを企画します。  (2)職員の定着策(安心して働けるように)

① 中期 3ヵ年計画で示したとおり、年間休日を 2 日増やして年間 110 日とします。また有給休暇、育児休暇および介護休暇の取得推進を行い、職員のワークライフバランスに配慮します。

② 拠点における労務管理について、拠点ごとに「相談窓口」を設置します。また社会保険労務士によるフォロー体制および総合アドバイザー制による相談体制を設置して、職員の定着を図ります。

③ 職員旅行を企画して、相互の親睦と理解を深めます。また現行の福利厚生メニューの利用状況を把握し、職員アンケートを取り入れて検証し、他法人の状況も参考にして職員の意向に沿ったメニューとなるよう改善を図ります。

④ 全職員を対象にメンタルチェック(アンケート)を実施し、心身の健康状態について自覚を促し、メンタル不調者の発症の防止に努めます。

⑤ 法人内託児所の適切な運営について検討します。  (3)職員の確保策(良い人材を集めるために)

① 総合福祉法人として充実したサービスを提供していくために、保育、障がい者支援、高齢者介護など専門性を重視した採用を行います。また法人全体の経営企画を担える職員の採用枠の検討を行い、実施します。中途採用ついては、適応能力を見極めたうえで通年型の正規職員採用を検証しながら、有能な人材の確保を図ります。

② 大学3年生や短大1年生を対象とした「インターンシップ」を取り入れ、福祉の仕事の理解とイメージアップに努めます。

③ 各拠点と連携して障害者雇用 3 名以上の新規雇用を行い、法定雇用率以上の雇用達成に努めます。

④ 拠点単位で行っている小中学校における講演等の広報活動を積極的に行い、幼少期からの福祉の仕事に対する理解浸透を図ることで、将来の人材確保に備えます。

4. 財務基盤の安定「スケールメリットを活かした財務管理」

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サービス拡充による増収および、事務の集中化・合理化による支出削減、および法人単位での資金管理のあり方について検討します。(1)財産管理を適切に行う

① 各拠点の月次決算および法人全体の月次報告を定期的に(およそ 1ヶ月以内)行い、各会

計責任者に対してタイムリーに情報を提供します。

② 管理職の会計に対する理解力を高めるため、会計勉強会を開きます。

「基本的な財務諸表の見方」、「財務分析の基礎知識」を通して会計に対する理解を深め、

財務指標としてさまざまな「利用者様一人当り」と「職員一人当り」を用い、各拠点およ

び事業所が直面している個々の問題点の改善を図ります。

③ 本部と各拠点の経理担当職員による人事交流を行い、業務の相互理解を行い、経理担当職員

全体の技能向上による業務の効率化を図ります。

④ 四半期および決算後に外部監査機関による監査を受け、適切な財務管理を維持するととも

に、監督庁に提出する現況報告書ならびに財務諸表、付属明細書、注記および財産目録に

ついて、ホームページ等を通して公表し、経営の透明性を促進します。

⑤ 法人としての長期計画および各拠点の中期事業計画の進捗を踏まえつつ、また必要運転資

金とそれ以外の資金を明確に分け、各拠点と連携しながら目的性のある積立資金計画を策

定します。

5. 実施プロセス「一丸となっての事業展開」社会の要請に応え、真に求められる経営体であるように、施設間の連携および法人本部の機能強化を図りながら、計画的に在宅サービスの拡充および基盤拠点としての施設の改修、整備を進めます。(1)法人のガバナンス体制を強化する。

  ① 理事および評議員の立場をさら明確にして、公益性および透明性の高い法人経営体制を構築します。また理事および評議員研修を通して、社会福祉法人のあり方を検討し、ガバナンスの強化に努めます。

② 平成 29年度に予定する法人創立 50周年記念事業に向けて、実行委員会を立ち上げて準備に入ります。

(2)制度変革に迅速かつ柔軟に対応する① 社会情勢およびそれにより変化する法制度に対して、常に敏感に反応できるよう情報収集を行い、各拠点の運営に資するよう努めます。

  (3)施設の多機能化や老朽化に計画的に対応する① 施設の老朽化による改修計画および改修に参画し、本部が担うべき役割を確実に遂行していきます。

(4)広報戦略を充実して足羽福祉会を広くアピールする    ① ホームページの充実、求人パンフレットおよびポスターの作成を行い、社会の

要請に応えうる存在としての足羽福祉会をアピールします。

<職員配置計画>                         (単位  人)事務局長 総合アドバイザー 事務職員 派遣職員 計

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1 1 8 1 11

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平成 27年度事業計画足羽東こども園

理 念

わたしたちは、“共に生き、共に集う、光を求めて”の理念を継承し、

地域に開かれた、地域に信頼される福祉を目指します。

従事者倫理

職員は、常に明るく、温かく、親切を、尽くします。

基本方針

1.サービスの質向上「満足から感動へ」

2.地域貢献「共生社会を目指す足羽東こども園」

3.人材の育成・定着・確保「ここで働くのが一番と思える職場に」

4.財務基盤の安定「スケールメリットを活かした財務管理」

5. 実施プロセス「一丸となっての事業展開」

事業推進計画

1. サービスの質向上「満足から感動へ」足羽東こども園の提供するサービスが、すべての利用者様や家族、関係者にとって「満足」だけでなく「感動」を提供できるよう、さらなる質の向上を図ります。(1)人権尊重のサービス(本人中心の教育・保育)を計画的に実行する

① 人権尊重の取組みは、平成 27年度も教育・保育課程に位置づけます。なお子どもの個性尊重やプライバシー保護の姿勢を重視するために、職員の言動における事例検討会および評価など、園全体で進めていきます。

② 特別な教育・保育が必要な子どもとその集団において、皆が共に認め合い育ち合うインクルーシブ教育・保育を重視し、園全体の質を高めていきます。

③ 5S(整理・整頓・清掃・清潔・躾)は、日々および毎月の定期点検から徹底

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を図り、子ども達の生活環境を安全・快適に整えます。(2)サービスの標準的な実施方法を確立する

① サービスの質を高めるために、現在の標準的なサービスをさらに具体化し、職員全体で実践、改善しながら、マニュアルへの位置づけとします。

② 安心していただける園となるため、福祉サービス第三者評価の結果を公表します。また受審結果やアンケートを踏まえ、サービス内容の検証・改善に取り組みます。

③ 子どもの安全を守るために、日常および緊急時に対応できるマニュアルを見直し、訓練等で具体的な行動を確認します。また警察や消防、防犯協会との連携に努めたり、職員の危機管理研修、子どもへの安全教育等を積極的に行います。園の取り組みは保護者様に周知し、事故防止対策につなげていきます。

(3)保護者様と共に育て・育ち合う教育・保育を進める。① 保護者様の子育て力の支援として、保護者交流、子育て講座、自由参観、一

日園体験等を行う中で保護者様の状況や思いを把握し、共育てに取り組みます。

② 子ども・子育て支援制度の基本方針に基づき、個々の状況に応じた教育・保育および就学につながる指導計画を進め、保護者様の満足度を高めます。

(4)保護者様や地域に積極的に情報を発信する。① 足羽東こども園の開設にあたり、新たにパンフレット等を作成し、保護者様や 各関係機関に説明と共に配付し周知を図ります。

② 第 7 回サービス実践報告会は「子どもの心の育ち」における当園の取組み、地域の乳幼児を持つ家庭や地域社会に情報提供を行います。

2. 地域貢献「共生社会を目指す足羽東こども園」

地域社会のニーズに対応できるよう、さまざまな事業を展開し、地域の方々とのつながりを深めながら、地域福祉の増進に貢献します。(1)地域に出向く

① 子どもの存在が地域貢献や地域活性となるよう、各地域の行事に参加します。今年は新たに東郷地区、文殊地区にも参加し、地域住民との交流を図ります。

② 「第4回足羽川ふれあいマラソン」に 4,5歳児親子が参加します。継続した実践から卒園児、保護者、地域住民、ボランティアとのつながりを深めます。

(2)地域を招く① 子育て支援センターとして、ふれあい広場でのアンケートを活かし、地域ニーズに応じた事業を展開します。(ふれあい広場年 18 回 専門員による相談事業 子育て講座 子育てマイスターの活用 給食試食会など)

② 平成 26年度の中堅職員企画事業の達成を活かし、平成 27年度も四季を通した地域事業を展開します。その中で、当園が地域住民や地域老人の憩いの場となるよう交流を深めていきます。

③ 実習生やボランティアの積極的な受入れや、地域資源を活かした事業展開で、福祉人材の育成や地域の声を受け止め、地域福祉の貢献に努めます。

(3)地域の関係機関と共通問題に対し積極的に取り組む

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① 各地区の子育て支援センター、公民館、各関係機関との連携を取り、地区の問題や子育て環境の情報交換から共有化を図り、課題解決に向けます。(放課後児童クラブ 民生委員連携(虐待)地域活性化等)

② 災害に対する子どもや住民の安全のため、地区小学校、公民館、近隣施設と連携し、立地条件に応じた避難訓練を行います。

③ 地域の潜在的なニーズの収集が困難な中、地域住民との関わり(出向く招く)の中でニーズを把握し課題改善に向けます。

3. 人材の育成・定着・確保「ここで働くのが一番と思える職場に」サービスの要である職員が安心して働け、成長する機会が多く、働くことに誇りを持ち、結果として安定した人材の確保につながるよう、職場作りに取り組みます。(1)職員の育成支援策(やりがいを持って働けるように)

① 職員のやりがいは、新組織体制の構築で必要な人材の位置付け、人事考課における納得のいく評価、自己啓発支援など、人材育成を計画的に進めます。

② 職員の外部研修は、組織が期待する階層別研修や個人別の希望研修、およびチャレンジに応じた研修を組み入れ、意欲的に取り組める仕組みとします。また年度ごとの研修を検証し合い、次年度の継続研修につなげます。園内研修は、幼保連携型認定こども園教育・保育要領の勉強会を中心に行います。

③ 幼保連携型認定こども園の職種である保育教諭に向け、幼稚園資格取得および更新等を計画的に進めます。なお個々の成長意欲を組織的に後押しし、取得のための休暇活用や費用援助を行います。

④ 職場の業務改善は、問題や業務ミス発生時にタイムリーに改善し、マニュアル化とします。また業務改善会議、先輩後輩会議、会議の事前資料作成、協働作業等で業務効率化を図り、共に働く楽しさを大切にします。

(2)職員の定着策(安心して働けるように)① 職員の定着に向け、年間休日の 2 日増(108から 110 日)、育児休暇、職員の家庭事情に応じた当番体制等、職員の協力体制で進めます。また生き生きと働けるために、職員の心と体の健康管理に対し、細やかなケアに配慮します。

② 職員のつながりを深め楽しい職場となるために、毎月交流会を実施しコミュニケーションをとりながら、より良いチームワークを作っていきます。また、ふれあい広場の相談員や法人アドバイザーに相談できる環境を整えます。

(3)職員の確保策(良い人材を集めるために)① 全国的に保育士不足の中、人材の確保は保育士養成校との合同会議、人材派

遣会社との連携、実習生の育成および情報提供等に力を入れます。また足羽福祉会を選んでいただけるように、社会福祉事業の施策につき法人と共に検討します。

② 正規職員、臨時職員、定時職員、派遣職員のバランスの良い人員配置で、働きやすい職場とします。また各職員が能力を発揮できるように期待像を明確にし、長いスパンでの支援を継続し確保につなげます。

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4. 財務基盤の安定「スケールメリットを活かした財務管理」足羽東こども園の財務基盤を安定させるため、法人と連携し運営、経営、財務管理を進めます。(1)財務管理を適切に行う

① 足羽東こども園として選んでいただけるために、特色の創意工夫やニーズ対応等で定員の 119%増を目指し、財務基盤の安定につなげます。

② 幼保連携型認定こども園の会計について経営の視点を学びます。また法人と共に、国が定める公定価格に沿って月次決算を行い、経営状況を把握します。

③ 老朽化した当施設の建設を目的に、中期資金計画に保育所施設整備積立資金を計画的に計上できるよう経営管理を行います。

5. 実施プロセス「一丸となっての事業展開」国の「子ども・子育て支援制度」に応じ、足羽東保育園を「足羽東こども園」として開設します。また施設の安全な環境整備に努めます。(1)当園の運営につき社会的説明責任を果たします。

① 当園の運営について、保護者様に開示できるもの、開示できないもの、また保護者周知に関する事柄につき検討し、職員に対し教育、周知を図ります。

② 足羽東こども園としての事業展開について、保護者様や地域住民に理解していただくために、当園のホームページを作成します。

③ 創立 50周年記念事業にちなみ、足羽東保育園のあゆみを振り返ります。また継承していく事業の中から、昭和 52年に取り入れた「たてわり保育」の充実を図るために体制を整えます。

(2)制度変革に迅速かつ柔軟に対応する① 足羽東保育園は「認定こども園」として認定を受け、さらなる教育・保育の

充実を図ります。市の制度設計がまだ明確でないところもありますが、制度が変わっても、理念、基本方針に基づき事業を展開します。

(3)施設の多機能化や老朽化に計画的に対応する① 当園は築 39年を超え、一部に老朽化が見られていますが、早め早めの対応で安全な環境が保たれています。今後の老朽化の進捗に合わせ、引き戸、敷居、壁、トイレ、フェンス等の修繕を計画的に行います。また子ども達の生活の場教育・保育の場における環境を整えます。

<サービス利用計画>                    (単位 人)

内  容 0歳児 1歳児 2歳児満3歳児

3歳児 4歳児 5歳児合計

1号認定 0 0 0 0 0

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2号認定 32 26 20 78人

3号認定 6 21 23 50人

H27.4当所2号3号合計

6 21 23 32 26 20 128人

H28.3 月末定員の116%

18 21 23 32 26 20 140人

年間平均人数 13 21 23 32 26 20 135人

年間延人数見込み 156 252 276 384 312 240 1,620人

<職員配置計画>                      (単位

人)( )は常勤換算

職 種 園長主幹保育教諭

指導保育教諭

保育教諭

教育保育補助員

事務職員

栄養教諭

調理員 用務員 運転手 合 計

職員数

正 1 1 2 16内2育休

1 2 23内2育休

臨 1 1

定5

(2.4)1(

0.2)

1(

0.7)

1(

0.3)

1(

0.4)9(4)

派 1(0.5)

1(0.5)

合計

1 1 2 22(

18.9)

2(

1.2)

1(

0.7)

1 2 1(

0.3)

1(

0.4)

34(28.5)内2育休

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平成 27年度事業計画あすわ就労支援センター

理 念

わたしたちは、“共に生き、共に集う、光を求めて”の理念を継承し、

地域に開かれた、地域に信頼される福祉を目指します。

従事者倫理

職員は、常に明るく、温かく、親切を、尽くします。

基本方針

1.サービスの質向上「満足から感動へ」

2.地域貢献「共生社会を目指すあすわ就労支援センター」

3.人材の育成・定着・確保「ここで働くのが一番と思える職場に」

4.財務基盤の安定「スケールメリットを活かした財務管理」

5.実施プロセス「一丸となっての事業展開」

実施事業

  1. 足羽ワークセンター

   (1) 自立訓練(生活訓練) (定員12 名)

   (2) 就労継続支援B型  (定員18 名)

  2. 足羽サポートセンター

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   (1) 就労移行支援    (定員10 名)

   (2) 就労継続支援B型  (定員30 名)

   (3) 地域生活支援事業

  3. パステル

   (1) 自立訓練(生活訓練) (定員15 名)

   (2) 就労継続支援B型   (定員10 名)

   (3) 計画相談支援

  4. スマイル

   (1) 生活介護  (定員40 名)

事業推進計画

1. サービスの質向上「満足から感動へ」利用者様のニーズに則して 4事業所で連携し支援することにより、働く喜びを発揚し利用者様や家族、関係者が望む自立生活の実現につなげ、「満足」だけでなく「感動」を提供できるよう、さらなる質の向上を図ります。(1)『人権尊重のサービス』

① 毎月1回虐待防止委員会を開催し、虐待防止チェックリストを年 2 回実施し、その結果を活用しながら事業所単位でのケース会議を毎月1回行います。また利用者様支援における悩みや疑問等を職員間で共有し、不適切行為に至らないよう対策方法を講じ、環境改善、組織体制改善につなげます。

(2)『サービスの標準化』① 食中毒防止、感染性胃腸炎、インフルエンザ等の感染症を予防し、法人の感染

症レベルに基づき対応マニュアルの検証、改善を行います。さらに看護師、あすわ就労支援センターの感染症委員を中心として感染症対策に取り組みます。

② 接遇トレーナーや接遇委員会を中心に年 2 回(同じ内容を 2 回に分けて行う)の接遇研修を行い、特にサービス業の基本となる笑顔とあいさつ、適切な身だしなみの徹底を図ります。

③ ヒヤリハットや事故の分析を進め、職員間での情報共有を徹底し、予防的対策を強化します。また事故防止委員会を通して、他施設のリスク対策も参考にしながら、職員一人ひとりの気づきの力を高めるシステムでの閲覧体制づくりに取り組みます。

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④ 各事業所において、避難訓練を年 2 回、防災器具等の点検を 1 回実施し、職員が適切に避難救助活動を行えるよう、防災委員会による事業継続計画ガイドラインの作成に基づき組織力の充実強化を図ります。また法人全体の合同防災訓練に年 1 回参加します。

  (3)『取組みのアウトプット』① 利用者様のよりよい生活を目指し、チームで取り組んだ支援内容やその成果をサービス実践報告会で発表し、報告に至るプロセスを重視しながらチーム全体の人材育成に取り組みます。

② 事業所の活動内容等をホームページや広報誌等で定期的に更新し、情報を公開します。 ③ 個別支援計画におけるモニタリング会議を通して、利用者様の希望と現状を確認しながら支援を行っていきます。 ※モニタリング回数  就労継続支援B型、生活介護       年 2 回            就労移行支援、自立訓練(生活訓練)   年 4 回

《足羽ワークセンター》自立訓練(生活訓練)

① 相談支援事業との連携を密に行い、特別支援学校、他事業所、在宅等から移行した利用者様の生活リズムを整え、カリキュラムに基づいた社会体験学習を行い、また生産活動実習を通して企業内作業や他事業所での作業体験等を行い、個別支援計画に基づき個々の能力向上を図ります。

② より質の高いサービスを提供し自立訓練(生活訓練)の充実を図るために、あいさつや身だしなみ等を織り込み、社会資源を活用した体験活動を毎月1回以上実施します。

就労継続支援B型 ① 所得保障として利用者様の 35%以上の方へ工賃月額約1.7万円の支給を実現し、平均工賃月額1.3万円を目指します。また施設外就労を促進し、延べ 8 名の利用者様を送り出し、工賃向上の一翼を担い、新規作業も 2件開拓します。

食養部① 食中毒防止のため「福井県版ハサップ」の認証を受け、安心・安全な衛生管理に努め、クックチル調理法により利用者様のニーズに合わせたメニューを確立します。また専門性の向上を目指し、クックチルリーダー養成講座の受講者 1名を選出します。

② 新厨房準備の一環として、各調理における作業工程マニュアルを更新し、クックチル調理で活用できるものを作成し、実習利用者様の衛生面の支援や作業支援マニュアルを更新し、新厨房で活用できるものを作成します。

③ 毎月1回「わくわくキッチン」を実施し、利用者様と厨房職員が食事作りを通して交流し「楽しい、美味しい」と喜ばれる食事作りを目指します。

《足羽サポートセンター》就労移行支援

① 企業就職者 3 名を目指します。② 利用者様に就職に必要なスキルを身に付ける勉強会や、事業所見学を盛り込むなど年間カリキュラムを充実させ、さらに利用者様ごとに本人の状況に合わせて 3ヶ月間ごとの訓練プログラムも立てて、就労がイメージしやすいカリ

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キュラムを提供します。 ③ 清掃関連の作業訓練の強化として感染防止策のスキルアップを図り、病院での清掃業務による施設外就労を開始します。④「議会食堂あすわ」にて新メニューの開発や、毎月イベントを1回企画実施し、またウェブを活用した広報活動を行いながら、月間平均 1,200 名の集客を目指します。

就労継続支援B型 ① 法人内での就労者1名を目指します。

② 所得保障として工賃月額 3万円以上取得者を 30%、2万円以上者を 15%、1万円以上者を 30%目指し、そのために作業工程の効率化を行い、受注量増を目指します。

アフターケア① 就職者の雇用定着のため、1企業あたり毎月1回以上の企業訪問を行い、個別

相談や企業支援を行います。② 就労者同士の交流を図るため「あすわフレンズの会」のイベントを年間 4 回計画し実施します。

地域活動支援センター  ① 地域の障がいを持った人達で福祉活動になじんでいただいたり、余暇時間を過

ごす場所として活用していただきながら、地域での生活を円滑に送れるように支援し、また必要とされる福祉サービスにつなげていきます。

《パステル》「自立訓練(生活訓練)」  ① ニーズが多様化している個別支援に関して、一人ひとりに合わせた支援を行う

ために定期的な面談、アセスメントを行い、支援内容や環境調整について計画的に実施していきます。また必要に応じて通院同行や自宅訪問等、事業所外でも支援を行い、ご家族と連携を図りながら、自立した生活を送れるよう支援を充実いたします。

「就労継続支援B型」   ① 法人内での就労者 2 名を目指します。

② 就労に向け、事業所内では、より発達障がいに特化した訓練内容を検討、実施し、事業所外でも社会のルール、マナー等の必要性や訓練成果の確認ができるよう実習先を開拓していきます。

   ③ グループ活動が苦手であったり個別支援が必要な利用者様については、継続した支援を行っていきます。

「地域活動支援センター(従たる事業所)」① 発達障がいのある方の利用受入れ体制を整備し、安心して自立訓練(生活訓練)事業に移行できるように支援します。

② 高校生を対象に、放課後の居場所や体験の場として利用できるよう取り組みます。「障害者相談支援事業」

① 発達障がいのある方からの相談に適切に対応し、自立訓練(生活訓練)事業や就労継続支援B型事業の利用につなげます。

② 足羽相談支援センターリアンと連携しながら、計画相談の作成協力を行います。

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《スマイル》「生活介護」

① 利用者様の得意なこと、苦手なことなど本人の特性を理解し、作業工程を細かく分けてその方に合った作業を提供します。また生産活動の提供を通して「できる」喜びを体感していただき、生活の豊かさにつなげます。

② 利用者様がやりがいや達成感を感じられるような自主製品の開発を行い、販売につなげます。

③ 毎月1回、社会体験活動を通して社会的マナーを学んだり、また土曜日の活動に講師を招き創作的活動を行います。

④ 利用者様の主体的な活動を支援するために、毎月1回行う自治会を通して、利用者様の声を聴き、意向を尊重し、支援サービス活動に反映するようにします。

2. 地域貢献「共生社会を目指すあすわ就労支援センター」

地域社会とのさまざまな交流、地域貢献を通してあすわ就労支援センターの取組みに対する理解、信頼を深めるとともに、利用者様の社会的自立がより進められるようボランティアの受入れを積極的に行います。(1)『地域に出向く』

① 各事業所近隣の草刈奉仕・バス停の清掃と除雪奉仕活動を行い、また足羽川ふれあいマラソンへのボランティアとして参加し、社会の中での自分の役割を見出し、実感できる機会を作ります。

(2)『地域を招く』① 実習生を積極的かつ計画的に年間 20 名受け入れ、社会福祉に携わる人材育成に貢献し、地域の声を受け止める機会とします。

② 「あすわ就労支援センターのよいイメージを広める」という目的を持って、若者サポートステーションからボランティアを招くなど、ボランティアや実習生、視察見学者等を年間 100 名受け入れ、またボランティアコーディネーター 1 名を育成します。

③ 災害時の福祉避難場所として、あすわ就労支援センターの各事業所の持つ人的・物的資源(食糧品、寝具、工具等)を地域に還元するために最大限活用します。

 3. 人材の育成・定着・確保「ここで働くのが一番と思える職場に」

職員が安心して働け、成長する機会が多く、あすわ就労支援センターで働くことに誇りを持てる職場作りに取り組み、結果として定着率の高い職場環境にします。(1)『職員の育成支援策』

① 障がい福祉グループ内の連携を深め、新人研修、自閉症研修、虐待防止研修等、研修体制一体化による強化を図ります。また職員の研修履歴や研修参加計画に基づきながら、資格取得助成の継続、希望による研修派遣等を行い、職員自体の研鑚意欲を高める人材育成に取り組みます。

② 職員の専門性向上を目的に福祉職員生涯研修、中堅職員研修(キャリアパス対応課程研修)や発達障害、高齢化、重度者の専門的支援体制を整備するための研

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修に参加します。③ 職員自身の研鑚意欲を高めるために、社会福祉士、管理栄養士、福祉以外の専

門職の資格取得者各1名を目指します。④ 職員の専門性の向上と、支援者同士のネットワーク構築による利用者様支援技術の向上を目指し、毎月1回、事業所ごとにケース会議を実施します。 ⑤ 各事業所の業務マニュアルを整備し、業務の標準化によるサービスの質の担保・効率化・事故防止・人材育成に取り組むための業務マニュアルを再構築します。

⑥ 各事業所において業務の振り返りや課題を抽出し、解決策を推進します。⑦ 文書類の整理(不要物の処分)、整頓(必要物がすぐに出せる)を徹底推進することで快適な労働環境づくりに取り組みます。

⑧ 職員が仕事と家庭を両立しながらその能力を充分に発揮できるよう、育児休暇介護休暇の取得推進を図ります。また職員退職共済制度の加入維持等により、安心して働くための処遇改善策を正しく理解してもらえるよう職員に説明します。

(2)『職員の定着策』① 有給休暇や連続休暇の取得を推進し、各事業所でノー残業デーを週 2 日の実施に取り組みます。

(3)『職員の確保策』① 足羽就労支援センター利用者様の中から、法人内就職者 3 名を目指します。

 4. 財務基盤の安定「スケールメリットを活かした財務管

理」

法人本部と連携のもと、財務管理の合理化を進めながら、障がい福祉グループ内の連携強化による事業展開を進め、就労全体での収益安定化を図ります。(1)『財務管理を適切に行う』

① 予算管理徹底、支出削減とコスト意識を強化し、4半期ごとに職員会議にて経営分析結果を報告します。適正収益を確保しながら財務基盤の安定化を図り、特に就労支援事業収支が工賃向上につながるよう取り組みます。 ② 利用者様の高齢、重度化と増える重度者の利用希望対応策、各事業所および車両の老朽化や給食事業の整備拡充計画について検討し、整備資金の積み立てを実施します。

③ 事務業務について共通理解を深め、本部との業務分担と連携強化による財務管理業務の合理化を図ります。また障がい福祉グループ内の請求業務の協力体制を強化し、それぞれの分担および集中作業の明確化を進めます。

④ 経理担当職員が本部との人事交流を行い、経理担当職員の技能向上による業務の効率化を図ります。

 5. 実施プロセス「一丸となっての事業展開」障がいのある利用者様やご家族にとっての「生涯にわたる途切れのないサービス供

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給体制の確立」を目指し、障がい福祉グループが一丸となって施設整備を検討し、準備を進めます。(1)『施設の多機能化や老朽化に計画的に対応する』

① 各事業所における地域福祉サービス活動の拡大に対応するため、給食サービス事業を地域生活支援に対応できる基盤を拡充し、円滑に進めるための計画を再検討いたします。 ② 地域よりの利用希望者の重度化や、利用者様の高齢化に伴う重度化が進む中で、生活介護事業体制を見直し、それに伴いスマイルの改修を実施します。

<サービス実施計画> 事業者名 1ヵ月あたりの利用者数 年間利用者数 備考

足羽ワークセンター就労継続B型 380人 4,560人自 立 訓 練 ( 生

活)

256人 2,072人

足羽サポートセンター就労移行 202人 2,424人就労移行B 695人 8,340人地域活動支援 154人 1,848人

パステル自立訓練 152人 1,824人就労訓練B 178人 2,136人

スマイル 生活介護 732人 8,784人

<職員配置状況> 管理者 サビ管 支援員 支援補 看護士 事務員 栄養士 調理員 合計

足羽ワークセンター (1) 1 7 臨 1+定1

3 2 10+臨 1+定 1

26+(1)

足羽サポートセンター 1 1 13 定 2 17パステル (1) 1 5 1 6+

(1)スマイル 1 1 4 臨 2+定

2(1) 定 1  12+(1

)

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平成 27年度事業計画足 羽 学 園

理 念

わたしたちは、“共に生き、共に集う、光を求めて”の理念を継承し、

地域に開かれた、地域に信頼される福祉を目指します。

従事者倫理

職員は、常に明るく、温かく、親切を、尽くします。

基本方針

1.サービスの質向上「満足から感動へ」

2.地域貢献「共生社会を目指す足羽学園」

3.人材の育成・定着・確保「ここで働くのが一番と思える職場に」

4.財務基盤の安定「スケールメリットを活かした財務管理」

5. 実施プロセス「一丸となっての事業展開」

事業推進計画

1. サービスの質向上「満足から感動へ」足羽学園の提供するサービスが、すべての利用者様や家族、関係者にとって「満足」だけでなく「感動」を提供できるよう、さらなる質の向上を図ります。(1)人権尊重のサービス(本人主体の支援)を計画し実行します

① 夜勤体制を 8 時間に見直し、幼児期の療育支援や余暇支援の充実など利用者様の成長・発達に向けた支援が効率的に行えるようにします。

② 幼児期・学齢期(小中学部・高等部)など年齢に即した利用者様個々のニーズを的確にとらえ、個別支援計画に基づく支援の実施やモニタリングを行ないます。また幼児期の利用者様に、必要な療育支援や発達支援を実施し、学齢期に向けた準備を進めます。

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③ 社会的擁護を理由に入所された利用者様に対して、自己肯定感を育みながら家族との関係回復を模索しつつ、集団生活の中で他者への信頼関係を築き、地域社会へつながっていくことができるように、寄り添いながら個々のニーズに応じた支援を実施します。

④ 地域とのつながりや地域で生活する力の育成を目指し、ボランティアの協力を得ながら、3~4人の小グループでの外出を行います。

⑤ 夏休みや冬休みなどの長期休暇中に宿布・前波地区の小学生と共に参加できる行事を企画立案し、交流の機会を設けます。

⑥ 足羽学園内の生活における余暇をより定着するため、個別のアセスメントやモニタリングを実施し、個人の余暇として充実・発展するように取り組みます。個別の余暇を楽しむだけでなく、見通しを持って安心して過ごせるように活動を提供していきます。(中堅職員重点取組みテーマ)

⑦ 利用者様の食に関する嗜好や個々のニーズに応じたサービスを健康に配慮しながら提供します。また外出する際のお弁当作りの支援を積極的に行います。

(2)サービスの標準化(誰もができる仕組み、経験・失敗を次に生かす仕組み)を進める。

① サービス提供におけるマニュアルの整備・見直しを行い、円滑な業務推進を図ります。また新勤務体制に応じた業務マニュアルとなるよう、現在ある各マニュアルを計画的に見直します。

(3)取組みのアウトプット(社会に発信する)① 利用者様のよりよい生活を目指し、寄り添いながらチームで取り組んだ支援内

容やその成果をサービス実践報告会で発表します。また報告に至るプロセスを重視しながらチーム全体の人材育成に取り組みます。

2. 地域貢献「共生社会を目指す足羽学園」

足羽学園がそれぞれの地域社会におけるニーズに対応できるように自主事業を展開しながら、地域の方々とのつながりを深め、法人全体で地域福祉の増進に貢献します。(1)地域に出向く

① 宿布地区の高齢者の方を対象とした「買い物等お手伝いプロジェクト」を実施し、コミュニケーションを取る中で得られた情報や潜在するニーズを把握・分析します。得られた情報等については法人代表者会議にて報告し、必要な対策を図れるよう努めます。

② 園の行事や活動に対して、ボランティアコーディネーターを中心に積極的にボランティア募集や受け入れを行います。その際、募集方法や募集先などの工夫を行い、若年層のボランティアの拡大を目指します。

(2)地域を招く① ボランティアや実習生、視察見学者等を積極的かつ計画的に受け入れ、社会福祉に携わる人材育成に協力すると共に法人理念を広げるという目的を持って対応し、将来の人材確保につなげます。また当園における取組み等に関するアンケート等 を実施し、地域の声を受け止める機会とします。

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  3. 人材の育成・定着・確保「ここで働くのが一番と思える職場に」職員が安心して働け、成長する機会が多く、足羽学園で働くことに誇りを持てる職場作りに取り組み、結果として定着率の良い職場環境にします。(1)職員の育成支援策(やりがいを持って働けるように)

① 職員の研修履歴や研修参加計画に基づきながら、資格取得助成の継続、研修派遣等を行います。また学び得た技術等を職員間で共有化を図ります。

② SWOT分析を毎年 12 月に実施し、足羽学園の強み弱み等について、職員各自から意見を出し合い、それらを事業計画に反映させます。平成 26年度のSWOT 分析と比較し、抽出した課題等を SWOT 分析と共に掲示して、職員のモチベーションアップや意識の向上を図り、目標達成につなげていきます。

(2)職員の定着策(安心して働けるように)① 職員が十分にリフレッシュしながら仕事に取り組めるよう、有給休暇の取得現状を把握しながら、全職員が年に一度は 5 日以上の連続休暇を取得できるよう、計画的な勤務体制の作成に取り組みます。

(3)職員の確保策(良い人材を集めるために)① 大学、短大、各福祉専門学校等からの実習生を精力的に受け入れ、体験を通して雇用につなげる機会づくりを構築します。

② 業務分掌を見直し、正規職員、臨時職員、定時職員それぞれの業務の明確を図り、バランスよい人員配置が行えるよう取り組みます。

4. 財務基盤の安定「スケールメリットを活かした財務管理」法人本部と連携のもと、財務管理の合理化を進めながら、障がい福祉グループ内の連携強化による事業展開を進め、グループ全体での収益安定化を図ります。(1)財務管理を適切に行う

① 平成28~29年度の園内改修に向けて、定期的に中期計画の進捗状況の確認と修正を行いつつ、月次決算による予算管理の徹底を行います。

② 部署ごとの予算管理を徹底し、コストダウンと収支のバランスを整えます。③ 施設運営の安定化を図るため、県内の各児童相談所や関係機関等との連携強化を図り、入所利用児の確保に努めます。また県外の入所相談にも、一定の利用枠(3人)を設け対応します。

④ 本部職員の協力を得て、足羽学園で平成 26年度より実施している管理職を対象とした財務会計に関する勉強会を継続し、「利用者様一人当り」と「職員一人当たり」を用い、資金計画の立案と管理の徹底を図ります。

⑤ 施設経営による収益安定化を進めつつ、平成 28年度の園内改修に向けて自己資金の積み立てを行います。

5. 実施プロセス「一丸となっての事業展開」障がいのある利用者様や家族にとっての「生涯にわたる途切れのないサービス供給体制の確立」を目指し、障がい福祉グループが一丸となって拠点整備および事業展開を行います。

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(1)法人のガバナンス体制を強化する① 施設経営における公益性・透明性を堅持するために、管理者のもと、職位における権限が明確でかつ実行できる体制の再構築を図り、サービスの質が担保できるようチェック機能の充実を図ります。

② 地域社会に対する障がい福祉サービス事業所としての取組みの説明責任を果たすべくホームページや機関誌「愛道」等を活用し、積極的な情報公開を進めます。

③ 平成 29年度に予定する法人創立 50周年記念事業について、これまで積み重ねられた福祉実践の歴史を継承し、今後の施設の方向性を共有する機会となるよう、実行委員会に参画します。

(2)制度変革に迅速かつ柔軟に対応する① 日本知的障害者福祉協会の各大会や全国発達支援部会など、専門部会などに積極的に参加することで情報収集に努め、日々の制度改革に対して対応すると共に、利用者様の「安心・安全」を基本としつつ「幸福追求へ」とつなげられるように取り組みます。

(3)施設の多機能化や老朽化に計画的に対応する① 平成 26年、園内改修に向けて立ち上げた「さくら委員会」を中心に、高齢・重度化・小舎化に重点をおいた改修基本計画(案)および設計書(案)の作成に取り組みます。また補助金対象事業としての枠を獲得すべく、並行して福井県主管課との協議を継続的に進めます。

② マイクロバス購入のため、積立を行なうと共に補助金申請を行います。

<サービス提供計画>

事業名1ヶ月あたり

の利用者数

年間利用者数 備考

入所(契約児童) 18人 内、措置児童 9人

短期入所支援事業 138人 延 1660人 1 日平均 4.6 人×359日

<職

員 配 置

計 画>

管理責任者児童発達支援 事

児童指導員 職業指導員 看

 

計常  勤 1 1 1 5 4 1 1 1 15臨時職員

定時職員 1 1派  遣

合 計 1 1 2 5 4 1 1 1 1 17

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平成 27年度事業計画足羽更生園

理 念

わたしたちは、“共に生き、共に集う、光を求めて”の理念を継承し、

地域に開かれた、地域に信頼される福祉を目指します。

従事者倫理

職員は、常に明るく、温かく、親切を、尽くします。

基本方針

1.サービスの質向上「満足から感動へ」

2.地域貢献「共生社会を目指す足羽更生園」

3.人材の育成・定着・確保「ここで働くのが一番と思える職場に」

4.財務基盤の安定「スケールメリットを活かした財務管理」

5. 実施プロセス「一丸となっての事業展開」

事業推進計画

1. サービスの質向上「満足から感動へ」足羽更生園の提供するサービスが、すべての利用者様や家族、関係者にとって「満足」だけでなく「感動」を提供できるよう、さらなる質の向上を図ります。(1)人権尊重のサービス(本人主体の支援)を計画し実行します

① 夜勤体制を 8 時間に見直すことで、入所支援事業で行う支援と日中活動支援で行う活動をより明確化し、利用者様の思いの実現に向けた支援が効率的に行えるように取り組みます。② 利用者様の障がい特性やニーズ等を考慮したうえで、作業を中心とする活動班、生活のリズムや機能維持を中心とする活動班等への再編成を実施し、利用者様に合わせた活動を提供します。

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③ 園外における日中活動場所を 1カ所から 2カ所に増やし、職住分離による生活空間の幅を拡げます。

④ 日中の活動のプログラムを発展させ、日帰り旅行や地域における社会資源を利用した活動において、自ら体験する(やってみる)活動を企画し実施します。

⑤ 安心、安全、快適な居住環境を整えるために、障がい特性や健康面を考慮した暮らしの場の再構築に取り組みます。

⑥ 健康面や高齢化に配慮した栄養マネジメントを実施し、個別支援計画に反映させると共に、個々に応じた食事の提供を行います。また活動や季節に応じた食事を提供します。

⑦ 健康診断や内科検診おいて、視覚情報等を使用しての丁寧な事前学習を行い、利用者様が安心して受診できるよう取り組みます。

⑧ 虐待防止委員会を毎月開催し、支援に困る事例に関する対応策の検討や職員アンケート等を活用しながら PDCAを着実に実施することにより、支援の充実に取り組みます。

⑨ 接遇トレーナーや委員会を中心に接遇力の向上に取り組みます。そのために月次目標を立て、職員同士が切磋琢磨し、お互いに高められるように声かけを行い、実践していきます。⑩ 平成 26年度受講したトヨタ式片付け術の研修を継続・発展させ、5Sが施設の文化となるよう、月次計画に 5Sの時間を確保します。その取組み成果について、職員会議等での共有化を図りながら、職員の意識向上と業務改善に取り組みます。

⑪ 暮らしの質の向上を目指し、外部委託清掃と日々の清掃業務を計画的に実施します。

(2)サービスの標準化(誰もができる仕組み、経験・失敗を次に生かす仕組み)を   進める

① サービス提供におけるマニュアルの整備・見直しを行い、円滑な業務推進を図ります。また新勤務体制に応じた業務マニュアルとなるよう、現在ある各マニュアルを計画的に見直します。

② 新任職員採用時に実施している振り返りレポートを中途採用職員や派遣職員にも範囲を拡大し、業務遂行における理解度の確認を行うとともに、支援技術の向上に努めます。

③ 強度行動障害等に関するケース事例を通して、スーパーバイザーと共にPDCAを実施し、取組みの成果を確認および共有化することで、利用者様の成長と共に職員の支援力の向上につなげます。

④ 平成 25年度のに受審した福祉サービス第三者評価の結果をふまえ、主任会議で検討し、課題解決・改善に向けた取り組みを行います。また下期には自己評価を実施します。

⑤ 職員一人ひとりの気づきの力を高め、ファイルメーカーの記録によるヒヤリハットの提供を促し、より多くの事前対策を検討できるようにします。また主任会議でヒヤリハットや事故の分析を進め、予防対策について職員会議や事務発信での情 報共有を徹底し統一した支援を行います。

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⑥ 法人の感染症レベルに基づき対応マニュアルの検証、改善を行いながら、感染症対策の徹底に取り組みます。また職員会議において感染症についての研修を実施し、感染症の防止に向けて取り組みます。

⑦ 災害時等における日々の訓練に加え、災害時事業継続計画をもとに法人全体での震災時避難訓練に参画し、職員が適切に避難救助活動を行えるよう訓練の充実・強化します。

(3)取組みのアウトプット(社会に発信する)① 機関紙「愛道」と時期を合わせて、ミニミニ新聞「地域と共に」を作成し、園の活動状況や「みみよりな情報」を掲載し、地元の皆様へ情報発信を行います。② 利用者様のよりよい生活を目指し、寄り添いながらチームで取り組んだ支援内容やその成果をサービス実践報告会で発表します。また報告に至るプロセスを重視しながらチーム全体の人材育成に取り組みます。

2. 地域貢献「共生社会を目指す足羽更生園」

足羽更生園がそれぞれの地域社会におけるニーズに対応できるように自主事業を展開しながら、地域の方々とのつながりを深め、法人全体で地域福祉の増進に貢献します。(1)地域に出向く

① 地域のイベントや行事等への参加活動を継続しつつ、地域住民の皆様とのコミュニケーションを積極的に図るとともに、地域福祉ニーズを把握するためのアンテナ拠点として情報収集に努めます。得られたニーズについては、法人代表者会議等にて報告を行い、必要な対策が図れるよう努めます。

② 地元の小学校(酒生・羽生)と交流を行うと共に、「障がい」についての理解促進を図るため、平成 26年度実施した 2 校(酒生小学校、羽生小学校)に加え、美山中学校、足羽一中での出張イベントを企画実施し、販売会や講演会等の企画を行います。

③ 園の行事や活動に対して、ボランティアコーディネーターを中心に積極的にボランティア募集や受け入れを行います。その際、募集方法や募集先などの工夫を行い、ボランティア層の拡大を目指します。

(2)地域を招く① ボランティアや実習生、視察見学者等を積極的かつ計画的に受け入れ、社会福祉に携わる人材育成に協力すると共に、法人理念を広げるという目的を持って対応し、将来の人材確保につなげます。また当園における取組み等に関するアンケート等を実施し、地域の声を受け止める機会とします。② 防災時における福祉避難所として機能の充実を図るために、地元宿布・前波地区との定期的な懇談会を実施します。また地域の皆様の「お顔を拝見」できるよう、誰もが気軽に参加していただける行事を企画・開催いたします。(秋祭り、収穫祭、餅つき等) ③ 美山地区における放課後学童クラブ設置の地域ニーズに対応し、法人本部や各 拠点の協力を得ながら運営に取り組みます。

(3)その他の活動① 過去 2年間の自閉症支援トレーニングセミナー受講生対象にフォローアップ

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研修を実施し、セミナー終了後のアフターフォローを行うと共に支援者間のネットワーク構築をより深めます。

② 缶つぶし作業の安定的な原材料を確保し、ペットボトル(エコキャップ)作業における CO2 削減の取り組み(社会貢献)を行います。⇒削減目標:1,500kg

3. 人材の育成・定着・確保「ここで働くのが一番と思える職場に」職員が安心して働け、成長する機会が多く、足羽更生園で働くことに誇りを持てる職場作りに取り組み、結果として定着率の良い職場環境にします。(1)職員の育成支援策(やりがいを持って働けるように)

① 県内外の先進的な(特に強度行動障害や虐待防止等に取り組む)事業所等で実習を体感することで、日々の支援を見つめ直すとともに、学び得た技術等を職員間で共有化を図ります。(中堅職員重点取組みテーマ)→大阪府「萩の杜」への実習に職員を 3 名(上期 2 名、下期 1 名)、県開催の強度行動障害研修に職員 3 名を派遣します。

② 職員の研修履歴や研修参加計画に基づきながら、資格取得助成の継続、研修派遣等を行ないます。また長い歴史の中で諸先輩達が取り組んできた支援や活動経緯等について、これらを継承していけるような学びの機会を設定し、職員自身の研鑽意欲を高める人財育成に取り組みます。

③ SWOT 分析を毎年 12 月に実施し、足羽更生園の強み弱み等について、職員各自から意見を出し合い、それらを事業計画に反映させます。平成 26年度のSWOT 分析と比較し、抽出した課題等を SWOT 分析と共に掲示して、職員のモチベーションアップや意識の向上を図り、目標達成につなげていきます。

(2)職員の定着策(安心して働けるように)① 職員が十分にリフレッシュしながら、仕事に取り組めるよう、有給休暇の取得現状を把握しながら、全職員が年に一度は 5 日以上の連続休暇を取得できるよう、計画的な勤務体制の作成に取り組みます。

② 新体制下において業務が効率的に行えるように、日中活動のスタッフの事務拠点確保を図ります。

(3)職員の確保策(良い人材を集めるために)① 介護労働安定センターや各福祉専門学校等からの実習生を精力的に受け入れ、体験を通して雇用につなげる機会づくりを構築します。

② あすわ就労支援センターと協調しながら、障害者雇用(1名雇用)の達成に向けて取り組みます。

③ 業務分掌を見直し、正規職員、臨時職員、定時職員それぞれの業務の明確化を図り、バランスよい人員配置が行えるよう取り組みます。

4. 財務基盤の安定「スケールメリットを活かした財務管理」法人本部と連携のもと、財務管理の合理化を進めながら、障がい福祉グループ内の連携強化による事業展開を進め、グループ全体での収益安定化を図ります。(1)財務管理を適切に行う

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① 平成 28~29年度の園内改修に向けて、定期的に中期計画の進捗状況の確認と修正を行いつつ、月次決算による予算管理の徹底を行います。

② 部署ごとの予算管理を徹底し、コストダウンと収支のバランスを整えます。③ 本部職員の協力を得て、足羽更生園で平成 26年度より実施している管理職を対象とした財務会計に関する勉強会を継続し、「利用者様一人当り」と「職員一人当たり」を用い、資金計画の立案と管理の徹底を図ります。

④ 施設経営による収益安定化を進めつつ、平成 28年度の園内改修に向けて自己資金の積み立てを行います。

5. 実施プロセス「一丸となっての事業展開」障がいのある利用者様やご家族にとっての「生涯にわたる途切れのないサービス供給体制の確立」を目指し、障がい福祉グループが一丸となって拠点整備および事業展開を行います。(1)施設のガバナンス体制を強化する

① 施設経営における公益性・透明性を堅持するために、管理者のもと、職位における権限が明確でかつ実行できる体制の再構築を図り、サービスの質が担保できるようチェック機能の充実を図ります。

② 地域社会に対する障がい福祉サービス事業所としての取組みの説明責任を果たすべく、ホームページや機関誌「愛道」等を活用し、積極的な情報公開を進めます。

③ 平成 29年度に予定する法人創立 50周年記念事業について、これまで積み重ねられた福祉実践の歴史を継承し、今後の施設の方向性を共有する機会となるよう、実行委員会に参画します。

(2)制度変革に迅速かつ柔軟に対応する① 日本知的障害者福祉協会主催の大会や各種専門部会などに、積極的に参加することで情報収集に努め、日々の制度改革に流れに対応すると共に、利用者様の「安心・安全」を基本としつつ「幸福追求へ」とつなげられるように取り組みます。

(3)施設の多機能化や老朽化に計画的に対応する① 平成 26年、園内改修に向けて立ち上げた「さくら委員会」を中心に、高齢・重度化・小舎化に重点をおいた改修基本計画(案)および設計書(案)の作成に取り組みます。また補助金対象事業としての枠を獲得すべく、並行して福井県主管課との協議を継続的に進めます。

② コスト削減と CO2 削減の目的に、ハイブリット車を計画的に購入します。③ 作業活動の効率化を図るため、機械整備(缶つぶし機等)を目的に補助金申請を行い、整備実現に取り組みます。

<サービス実施計画>

事業者名 1ヶ月当たりの利用者 年間利用者数 備考

Page 37: 第2号議案 平成15年度決算報告について - CANPAN … · Web view.財務基盤の安定「スケールメリットを活かした財務管理」 5. 実施プロセス「一丸となっての事業展開」

生活介護事業 95人 24,798人91 人 ×269 日 + 319 日 =24,798(その他4人合計=319 日)

施設入所支援事業 72人 25,272人 72人×351 日=25,272人

短期入所支援事業 15人 延べ 180人 15人×12ヶ月=180人

日中一時支援事業 26人 延べ 312人 26人×12ヶ月=312人

<職員配置計画>

生活支援員

(

サー

ビス管理責任者含む

)

調

医務スタッフ

生活支援員

用務員等 合

 

計障害者支援施設 1 3 44 1 1 8 3 3 63

短期入所支援事業※ ※

2※ ※

2

日中一時支援事業 1 1

合 計 1 3 47 1 1 8 3 3 67

                    (注記:※印は兼務を示し、総数には含まない)

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平成 27年度事業計画あすわ相談支援センター

理 念

わたしたちは、“共に生き、共に集う、光を求めて”の理念を継承し、

地域に開かれた、地域に信頼される福祉を目指します。

従事者倫理

職員は、常に明るく、温かく、親切を、尽くします。

基本方針

1.サービスの質向上「満足から感動へ」

2.地域貢献「共生社会を目指すあすわ相談支援センター」

3.人材の育成・定着・確保「ここで働くのが一番と思える職場に」

4.財務基盤の安定「スケールメリットを活かした財務管理」

5. 実施プロセス「一丸となっての事業展開」

実施事業

1.あすわ相談支援事業所 リアン

(1) 計画相談支援事業

(2) 障害児相談支援事業

(3) 地域相談支援(地域移行・地域定着)事業

(4) 福井市障害者相談支援事業(受託)

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事業推進計画

1. サービスの質向上「満足から感動へ」あすわ相談支援センターの提供するサービスが、すべての利用者様や家族、関係者にとって「満足」だけでなく「感動」を提供できるよう、さらなる質の向上を図ります。(1)人権尊重のサービスを計画し実行する

① 利用者様の尊厳と権利を擁護する立場を相談支援の中心に据え、権利擁護の周知徹底に向けた啓蒙活動、研修を強化すると共に、利用者様の「~したい」思いや希望を受け止め、サービス等利用計画作成に反映させます。また意見や不服申し出がしやすい体制や意思決定を支援できる環境を整えます。

② 接遇委員会を中心に、サービス業としての基本となる笑顔とあいさつ、適切な身だしなみの徹底を図ります。また虐待防止委員会を中心に、日常の支援における「気づき」「悩み」の共有と具体的な対応方法を検討し、支援の質向上、虐待防止における職員の倫理意識を高めていきます。

(2)サービスの標準化(誰もができる仕組み、経験・失敗を次に生かす仕組み)を進める

① 平成 26年までに作成した約 400件のサービス等利用計画および障害児支援利用計画について、本人、家族や関係機関との情報共有、ケース検討を踏まえながらモニタリングを行い、より質の高い計画更新へとつなげます。

② 災害時における相談支援のあり方を学びながら、法人全体での震災時避難訓練に積極的に参加する等、職員が適切に避難救助および相談支援活動を行えるよう訓練を充実強化します。

(3)取組みのアウトプット(社会に発信する)① 「第 7 回サービス実践報告会」での実践発表をはじめ、関連団体における研究発表や広報誌「愛道」などで取組みを積極的に発信します。また行政や関係機関とのネットワーク作りにおいても自事業所の強みをきちんと伝え、外部からの信頼醸成に努めます。

2. 地域貢献「共生社会を目指すあすわ相談支援センター」

地域社会とのさまざまな交流、地域貢献を通して、あすわ相談支援センターの取り組みに対する理解、信頼を広めると共に、地域で暮らす障がい児者やそのご家族のさまざまなニーズを汲み取り、関係機関との連携を取りながら支える体制づくりに取り組みます。(1)地域に出向く

① 福井市障害者地域自立支援協議会に継続的に参画し、ケース検討や協議を重ねながら地域ニーズの把握に努め、対策について障害者政策委員会に提言すること等により、当事者の方にとって住みよい地域づくりを進めます。また地域で本人の生活を支えていくためのネットワーク作りに関与します。

② 市内の特別支援学校や特別支援学級を訪問し、児童・生徒の相談会やケース会議等に参加したり、必要に応じた出前相談援助等を行ったりしながら、一人ひ

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とりの障がい児やその家族を支える仲間作りに取り組みます。③ 入所施設や長期入院などから、地域生活への移行を希望される方について、施設実習・現場見学などの機会が得られるよう努め、地域移行後も定期的な訪問等により心配や不安なことなどを伺いながら、安心して生活できるよう支援体制を整えます。

(2)地域を招く① 相談援助業務にかかる実習受入れを計画的に行い、社会福祉に携わる人材育成に協力すると共に「足羽福祉会のモットー、強みを広げる」という目的を持って対応します。また取組みに対するモニタリングを受け、地域の声を受け止める機会とします。

② あすわ児童発達支援センターと連携し、保護者と共に障がい児の進路を考える機会として障がい福祉サービス事業の勉強会を開催します。また足羽学園と連携し「第 3 回自閉症支援者養成トレーニングセミナー」開催に協力します。

3. 人材の育成・定着・確保「ここで働くのが一番と思える職場に」足羽福祉会のサービスの要である職員が、安心して働け、成長する機会が多く、働くことに誇りを持ち、結果として安定した人材の確保につながるよう、職場作りに取り組みます。(1)職員の育成支援策(やりがいを持って働けるように)

① 専門性向上に対する職員個々の学習意欲を尊重し、法人の人財育成指針および人事管理制度を踏まえた計画的な研修実施に取り組みます。すばらしい取組みを行っている法人外相談支援事業所での実習を行い、学びを現場での実践向上に活かせるよう、職場全体で取り組みます。

② 相談支援専門員養成研修は、他の障がい福祉サービスグループとの連携のうえ法人全体で計画的に派遣していくようにします。社会福祉士等他の専門資格についても、取得支援を行います。

③ サービスの質向上や職場の業務改善のために、職員が何でも話し合え、「~したい」という企画提案を出しやすいよう、アイディアの集め方、会議の持ち方を工夫します。

(2)職員の定着策(安心して働けるように)① 法人の定着支援策を進め、職員が相談し助け合うことで働きやすく感じられる職場風土づくりに取り組みます。

4. 財務基盤の安定「スケールメリットを活かした財務管理」サービス拡充による増収および、事務の集中化・合理化による支出削減、および法人単位での資金管理のあり方について検討します。(1)財務管理を適切に行う

① 管理指標として「利用者様一人当り」と「職員一人当たり」を用いながら、月次決算による経営状況の進捗管理を適切に行います。また外部監査機関による定期的な監査を受け、適切な財務管理を維持しながら、計画的な資金調達、資

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金返済を行います。② 法人本部の経理担当職員との人事交流を行い、経理担当職員全体の技能向上による業務の効率化を図ります。

5. 実施プロセス「一丸となっての事業展開」社会の要請に応え、真に求められる経営体であるよう、施設間の連携および法人本部の機能強化を図りながら、計画的に在宅サービスの拡充および基盤拠点としての施設の改修、整備を進めます。(1)法人のガバナンス体制を強化する

① 地域社会に対する社会福祉法人としての取組みの説明責任を果たすべく、積極的な情報公開を進めます。

(2)制度変革に迅速かつ柔軟に対応する① これまで同じ拠点内で運営していた福井市地域生活支援事業としての 地域活「動支援センター あすわ は、日中活動としての充実および職員の支援体制強化」の観点で、あすわ就労支援センターにて事業実施を行います。

② 法人内他拠点(足羽東保育園、あすわ就労支援センター、足羽学園、足羽更生園、あすわ児童発達支援センター、あすわ地域生活支援センター)の連携を密にしながら、利用者様や家族にとって途切れのない支援体制の構築を一層深めていきます。

<サービス実施計画>事業者名 作成 モニタリング 更新 年間数 備考

計画相談支援事業 20 386 145 551障害児相談支援事業 30 145 97 272地域相談支援事業 5 48

障害者相談支援事業 871

<職員配置計画>

 

 

 

相談支援専門員事

 

 

  

計計画相談支援事業

※1 15

(1 名育休)

※1障害児相談支援事業

地域相談支援事業

障害者相談支援事業

計 1 5 6(注記:※印は兼務を示し、総数には含まない)

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平成 27年度事業計画あすわ地域生活支援センター

理 念

わたしたちは、“共に生き、共に集う、光を求めて”の理念を継承し、

地域に開かれた、地域に信頼される福祉を目指します。

従事者倫理

職員は、常に明るく、温かく、親切を、尽くします。

基本方針

1.サービスの質向上「満足から感動へ」

2.地域貢献「共生社会を目指すあすわ地域生活支援センター」

3.人材の育成・定着・確保「ここで働くのが一番と思える職場に」

4.財務基盤の安定「スケールメリットを活かした財務管理」

5. 実施プロセス「一丸となっての事業展開」

実施事業

1. 共同生活援助事業(グループホーム)・・・12事業所(128 名)

2. 短期入所事業・・・2事業所(4 名)

事業推進計画

1. サービスの質向上「満足から感動へ」地域生活の拠点として整備した各グループホームにおいて、あすわ地域生活支援センターの提供するサービスが利用者様や家族、関係者にとって「安心・安全・快

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適 な暮らしの質向上につながり、「満足」だけでなく「感動」を提供できるよう」になります。(1)人権尊重のサービスを計画し実行する

① 利用者様一人ひとりの暮らしに対する希望や要望をアセスメントし、あすわ相談支援センターやあすわ就労支援センターとの連携により個別支援計画に反映させ、実現に向けた支援を行います。また障がい特性を考慮しプライバシーが保たれた環境設定のもとで、本人が見通しをもって「安心・安全・快適」に、平日の夜や休日を過ごせるよう支援します。

② 全グループホームにおいて、本人が意見表明できる場として自治会等の開催を定例化し、本人の声を暮らしの質向上に活かします。また本人の意思決定を支える成年後見制度の活用について、家族や親族の協力が得られない利用者様から申立て手続きを進めていきます。

③ 接遇委員会を中心に、サービス業としての基本となる笑顔とあいさつ、適切な身だしなみの徹底を図ります。また虐待防止委員会の取り組みにおいても、利用者様の声や世話人、生活支援員の気づきを積極的に取り上げ、支援の質向上、虐待防止における職員の倫理意識を高めていきます。

④ ハウスキーピングの徹底を図り、きれいで快適な環境のもとでの生活となるよう取り組みます。

⑤ あすわ就労支援センター内厨房部門の協力を得ながら、職員と利用者様がと共に食事作りを行う「わくわくメニュー」を月 1 回実施するなど、健康に配慮しながら楽しく家庭的な食事支援を行います。

(2)サービスの標準化(誰もができる仕組み、経験・失敗を次に生かす仕組み)を進める ① 各グループホームにおける世話人・生活支援員の業務内容に応じたマニュアルの整備・見直しを進め、定時職員への教育支援体制を充実強化します。

② 将来の福祉サービス第三者評価受審を目標に、自事業所の自己チェックや利用者様や家族へのアンケートを行い、課題点を明確にします。

③ 看護師配置による健康管理体制の一層の充実を図り、関係機関やご家族との連携のもと高齢、重度化への対応を行っていきます。 ④ 法人の災害時事業継続計画や避難訓練マニュアルをもとに、全グループホームにおける避難訓練を定例化し、職員が適切に避難救助活動を行えるよう訓練を充実強化します。特にグループホームのある地域に、指定避難所までの避難方法を利用者様と共に習得します。また各事業所に災害時備蓄を整備し、あすわ就労支援センターと連携して活用できるよう訓練します。

(3)取組みのアウトプット(社会に発信する)① 「第 7 回サービス実践報告会」での実践発表をはじめ、関連団体における研究

発表や広報誌「愛道」などで取組みを積極的に発信します。また行政や関係機関とのネットワーク作りにおいても自事業所の強みをきちんと伝え、外部からの信頼醸成に努めます。

2. 地域貢献「共生社会を目指すあすわ地域生活支援センター」

地域社会とのさまざまな交流、地域貢献を通し、あすわ地域生活支援センターの取

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組みに対する理解、信頼を深めると共に、利用者様の地域生活がより豊かになるようボランティアの受入れを積極的に行います。(1)地域に出向く

① 各グループホームが位置する地区の住民として、地域の行事(体育祭、祭り等)に参加し、地域の社会資源(コンビニ、スーパー、美容室等)を活用した社会参加活動を積極的に行い、地域の方々と積極的に交流を図ります。法人広報誌「愛道」の地元小学校等地域配布を通して、利用者様の地域生活に対する理解を深めていただくよう取り組みます。

(2)地域を招く ① ボランティアを積極的に受け入れ、利用者様と共に活動しながらコミュニケーションを深める中で、個人への継続ボランティアが増えるよう取り組みます。またボランティア受入れのためのシステム作りに取り組みます。

② 足羽相談支援センターとの連携により、在宅の障がい者の短期入所ニーズに対応します。またグループホームの計画的整備においては、在宅障がい者や地域移行希望者の受け入れも配慮しながら進めます。

3. 人材の育成・定着・確保「ここで働くのが一番と思える職場に」サービスの要である職員が、安心して働け、成長する機会が多く、働くことに誇りを持ち、結果として安定した人材の確保につながるよう、職場作りに取り組みます。(1)職員の育成支援策(やりがいを持って働けるように)

① 専門性向上に対する職員個々の学習意欲を尊重し、法人の人財育成指針および人事管理制度を踏まえた計画的な研修実施に取り組みます。すばらしい取組みを行っている法人外事業所での実習を行い、学びを現場での実践向上に活かせるよう職場全体で取り組みます。

② サービス管理責任者、強度行動障害支援者養成研修、社会福祉士等の資格取得希望者を確認し、個々の成長意欲を組織的に後押しできるよう育成計画を作成します。また世話人研修を年 4 回行い、福祉サービス提供者としての育成支援を継続的に行います。

③ サービスの質向上や職場の業務改善のために、職員が何でも話し合え、「~したい」という企画提案を出しやすいよう、アイディアの集め方、会議の持ち方を工夫します。

(2)職員の定着策(安心して働けるように)① 法人の定着支援策を進め、職員が相談し助け合うことで働きやすく感じられる職場風土づくりに取り組みます。

(3)職員の確保策(良い人材を集めるために)① 世話人業務のやりがいを PRできるような求人パンフを作成し、余力ある人員体制の確立に努めます。

4. 財務基盤の安定「スケールメリットを活かした財務管理」法人本部と連携のもと、財務管理の合理化を進めながら、障がい福祉グループ内の連携強化による事業展開を進め、グループ全体での収益安定化を図ります。

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(1)財務管理を適切に行う① 管理指標として「利用者様一人当り」と「職員一人当り」を用いながら、月次

決算によるグループホームごとの経営状況の進捗管理を適切に行います。また外部監査機関による定期的な監査を受け、適切な財務管理を維持しながら、計画的な資金調達、資金返済を行います。

② 法人本部の経理担当職員との人事交流を行い、経理担当職員全体の技能向上による業務の効率化を図ります。

③ 利用者様の実費負担(食費、居住費等)について、実情に応じた見直しを行います。

5. 実施プロセス「一丸となっての事業展開」障がいのある利用者様やご家族にとっての「生涯にわたる途切れのないサービス供給体制の確立」を目指し、障がい福祉グループが一丸となって拠点整備および事業展開を行います。(1)ガバナンス体制を強化する

① 地域社会に対する社会福祉法人としての取組みの説明責任を果たすべく、積極的な情報公開を進めます。

(2)制度変革に迅速かつ柔軟に対応する① 新たに自立した生活を送るためのグループホーム「はばたき」を開設します。また平成 26年に開設した「ひだまり」について、敷地内の平屋物件を借り上げ、1ユニット(2 名分)増設します。

② 第 4期福井市障害者福祉計画が示す「地域生活支援拠点」のあり方について、市町や福井市地域自立支援協議会との協議を進めつつ、グループホームあすわの改修を検討し、平成 29年度の開設に向けた準備を行います。

③ 法人内他拠点(あすわ就労支援センター、足羽学園、足羽更生園、あすわ相談支援センター、あすわ児童発達支援センター)との連携を密にしながら、利用者様や家族にとって途切れのない支援体制の構築を一層深めていきます。

<サービス実施計画>                  単位  人

定員利用予定者数/

予定利用者数/

年(昨年実績)備考

ほほえみ 6   180 2,112そよかぜ 4 120 1,440ひまわりの家 10 300 3,570たんぽぽ 20 600 7,160さつき 12 360 4,320あすわ 20 600 7,160さくら 12 360 4,320

とうごう 10 300 3,460

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なごみ 7+4 330 3,150こもれび 10 300 3,260ひだまり 6+2 240 2,592はばたき(新) 5 150 1,785

共同生活援助 計 128 3660  44329あすわ短期入所 2 24 288ひまわりの家短期入所 2 12 144

短期入所 計 4 36 432合  計 132 3,876 44,761

<職員配置計画>                 小数点以下の表示は「常勤換算数」

定員数管

 

 

副管理者

 

(課長

)

サー

ビス管理

責任者 世話人 生活支援員 看護師 事務員

はばたき(新) 5

1※ 2※

11.0 0.3

1(1) 1+ 1※

そよかぜ 4 0.8 0.1あすわ 20 3.3 1.9たんぽぽ 20

13.3 1.1

とうごう 10 2.0 2.6ほほえみ 6

11.0 0.1

さつき 12 2.0 0.3こもれび 10 1.6 3.4さくら 12

12.0 1.1

ひだまり Ⅰ 6 1.3 0.0ひだまり Ⅱ 2 1.0 0.2ひまわりの家 10

11.6 1.1

なごみ 1F 7 1.4 1.8なごみ 2F 4 0.8 0.1あすわ短期入所 2 なし なし 0.3ひまわりの家短期入所 2 なし なし 0.3

共同生活援助  計132 1※ 2※

523.1 14.7

1(1) 1+ 1※

※印は兼務を示し、総数には含まない。

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平成 27年度事業計画あすわ児童発達支援センター

理 念

わたしたちは、“共に生き、共に集う、光を求めて”の理念を継承し、

地域に開かれた、地域に信頼される福祉を目指します。

従事者倫理

職員は、常に明るく、温かく、親切を、尽くします。

基本方針

1.サービスの質向上「満足から感動へ」

2.地域貢献「共生社会を目指すあすわ児童発達支援センター」

3.人材の育成・定着・確保「ここで働くのが一番と思える職場に」

4.財務基盤の安定「スケールメリットを活かした財務管理」

5. 実施プロセス「一丸となっての事業展開」

実施事業

2.子ども発達支援センター フレンズあすわ

(1) 児童発達支援事業(10 名)

(2) 放課後等デイサービス事業(18 名)

(3) 保育所等訪問支援事業

(4) 短期入所事業(5 名)

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(5) 障害児相談支援事業

3.フレンズみゆき

(1) 放課後等デイサービス事業(10 名)

事業推進計画

1. サービスの質向上「満足から感動へ」あすわ児童発達支援センターの提供するサービスが、すべての利用者様や家族、関係者にとって「満足」だけでなく「感動」を提供できるよう、さらなる質の向上を図ります。(1) 人権尊重のサービスを計画し実行する

① 本人の障がいの状況や家族の思いを受け止め、関係機関との情報共有のうえ個別支援計

画を作成し、支援を行います。また一人ひとりが見通しを持ち、安心して過ごせるよ

うな環境設定やコミュニケーション支援、社会参加活動を行いながら、「~したい」

「~できた」という肯定的感情を育んでいけるよう支援を行います。

② 保護者サロンを開催し、障がいの受容や育ちを共有し、保護者同士が支え合う場作りを

行います。

③ 接遇委員会を中心に、サービス業としての基本となる笑顔とあいさつ、適切な身だし

なみの徹底を図ります。また虐待防止委員会を中心に、日常の支援における「気づき」

「悩み」の共有と具体的な対応方法を検討し、支援の質向上、虐待防止における職員の

倫理意識を高めていきます。

④ 利用者様が過ごされる環境を常に清潔にし、安全・快適さを維持します。

(2) サービスの標準化(誰もができる仕組み、経験・失敗を次に生かす仕組み)を進める

① サービス提供におけるマニュアルの整備・見直しを進め、新人職員や中途採用者への教

育に生かし、技能習得の効率化および事故防止を進めます。

② 将来の福祉サービス第三者評価受審を目標に、自事業所の自己チェックや保護者アン

ケートを行い、課題点を明確にします。

③ 事故防止、苦情解決、防災、感染症防止など各委員会において、小さな気づきを早めに

共有して大きな失敗を防ぐ仕組みや職場風土の醸成に取り組みます。

(3) 取組みのアウトプット(社会に発信する)

① 「第 7 回サービス実践報告会」での実践発表をはじめ、関連団体における研究発表や広

報誌「愛道」などで取組みを積極的に発信します。また行政や関係機関とのネットワー

ク作りにおいても自事業所の強みをきちんと伝え、外部からの信頼醸成に努めます。

2. 地域貢献「共生社会を目指すあすわ児童発達支援センター」

児童発達支援センターとしての地域支援機能を果たすため、広く障がい児の子育てに悩む保護者向けのサロンを開いたり、関係機関との連携を強化したりしながら、地域全体で子育て支援の輪が広がるよう取り組みます。

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(1) 地域に出向く

① 利用者様の事業所外での活動を積極的に行い、さまざまな社会資源の活用を通して社会

参加を勧め、また一般市民への障がい理解を広げる機会とします。

② 福井市障害福祉課の事業である療育相談「ことばの教室」や福井市保健センターで開か

れる親子サロン「きらきら教室」等に参加し、行政機関との連携を強化します。また関

係機関による支援会議や連絡会議等に積極的に参加し、相談支援事業者や保育園や学校、

医 療機関等との連携を密にし、一人ひとりの障がい児やその家族を支える仲間作りに取

り組みます。

(2) 地域を招く

① 児童発達支援に関心を持つボランティアや実習生、視察見学者等を積極的に受け入れ、

福祉人材の育成に貢献するとともに、事業所のモニタリングを受け、地域の声を受け止

める機会とします。

② フレンズあすわが中心となって福井市児童発達支援事業者連絡会を開催し、発達支援に

おける現状の共有と課題を取り上げ、福井市自立支援協議会に提言します。

③ リアンと連携し、保護者と共に障がい児の進路を考える機会として障がい福祉サービ

ス事業の勉強会を開催します。また足羽学園と連携し「第 3 回自閉症支援者養成トレー

ニングセミナー」開催に協力します。

3. 人材の育成・定着・確保「ここで働くのが一番と思える職場に」足羽福祉会のサービスの要である職員が、安心して働け、成長する機会が多く、働くことに誇りを持ち、結果として安定した人材の確保につながるよう、職場作りに取り組みます。(1) 職員の育成支援策(やりがいを持って働けるように)

① 専門性向上に対する職員個々の学習意欲を尊重し、法人の人財育成指針および人事管理

制度を踏まえた計画的な研修実施に取り組みます。すばらしい取組みを行っている法

人外事業所での実習を継続的に行い、学びを現場での実践向上に活かせるよう、職場全

体で取り組みます。

② 児童発達支援管理責任者、社会福祉士、児童指導員の資格取得希望者を確認し、個々の

成長意欲を組織的に後押しできるよう育成計画を作成します。

③ サービスの質向上や職場の業務改善のために、職員が何でも話し合え、「~したい」と

いう企画提案を出しやすいよう、アイディアの集め方、会議の持ち方を工夫します。

(2) 職員の定着策(安心して働けるように)

① 法人の定着支援策を進め、職員が相談し助け合うことで働きやすく感じられる職場風土

づくりに取り組みます。

(3) 職員の確保策(良い人材を集めるために)

① 資格取得の実習生や長期休み時のボランティアや学生アルバイトにを受け入れながら、

障がい児の発達支援に関わる仕事の醍醐味を伝え、法人本部と協力しながら将来の人材

確保につなげます。

4. 財務基盤の安定「スケールメリットを活かした財務管理」サービス拡充による増収および、事務の集中化・合理化による支出削減、および法

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人単位での資金管理のあり方について検討します。(1) 財務管理を適切に行う

① 管理指標として「利用者様一人当り」と「職員一人当たり」を用いながら、月次決算に

よる経営状況の進捗管理を適切に行います。また外部監査機関による定期的な監査を受

け、適切な財務管理を維持しながら、計画的な資金調達、資金返済を行います。

② 法人本部の経理担当職員との人事交流を行い、経理担当職員全体の技能向上による業務

の効率化を図ります。

5. 実施プロセス「一丸となっての事業展開」社会の要請に応え、真に求められる経営体であるよう、施設間の連携および法人本部の機能強化を図りながら、計画的に在宅サービスの拡充および基盤拠点としての施設の改修、整備を進めます。(1) 法人のガバナンス体制を強化する

① 地域社会に対する社会福祉法人としての取組みの説明責任を果たすべく、積極的な情報

公開を進めます。

(2) 制度変革に迅速かつ柔軟に対応する

① 平成 26年にまとめられた「障がい児支援のあり方検討会」の報告書を踏まえ、障がい

児を地域で支えていくための児童発達支援センターの中核的機能の強化に向けて、福井

市との連携を深めながら発達支援、家族支援、地域支援それぞれの取組みを着実に進め

ます。また発達支援の質の向上を目指し、国等がし示す発達支援のガイドラインを活用

します。

② 法人内他拠点(足羽東保育園、あすわ就労支援センター、足羽学園、足羽更生園、あす

わ相談支援センター、あすわ地域生活支援センター)との連携を密にしながら、利用者

様や家族にとって途切れのない支援体制の構築を一層深めていきます。

<サービス提供計画>

<事業所名 事業名サービス提供

目標数/月年間目標数 備考

子 ども発 達支援

センター

フレンズあすわ

児童発達支援 230人 2,760人 月~土営業

放課後等デイサービス 600人 7,200人 毎日営業

保育所等訪問 15人 210人 月~金営業

短期入所 36人 432人 週末営業

フレンズみゆき 放課後等デイサービス 240人 2,880人 月~土営業

事業所名 事業名管理者 課長 児童発達管理責任者 保

児童指導員 相談員・

作業療法士 事務員 合

 

計子ども発達支援

センター

フレンズあすわ

児童発達支援 ※1 ※1 ※1 3(1) 1 ※2 ※1 4(1)

放課後等デイサービス ※1 ※1 1 3 3(1) ※1 7(1)

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保育所等訪問 ※1 ※1 ※1 1 ※1 1短期入所 ※1 ※1 ※1 ※1

障害児相談 ※1 ※1 1 ※1 1

フレンズみゆき 放課後等デイサービス ※1 ※1 1 1 1(1) 1 ※1 4(1)

1 1 2 7(1) 5(2) 3 1 20(3

)<職員配置計画>

(注記:※印は兼務を示し、総数には含まない()内は定時職員の数)

平成 27年度事業計画愛 全 園

理 念

わたしたちは、“共に生き、共に集う、光を求めて”の理念を継承し、

地域に開かれた、地域に信頼される福祉を目指します。

従事者倫理

職員は、常に明るく、温かく、親切を、尽くします。

サービス提供指針

  「生き生きと」・「安心して」・「わがままに生きたい」利用者様の意

思を

受け止め、共に生きる日々の行動を実践しましょう。

一. その人の生き方に尊敬を

一. 命の尊さを念頭に

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一. その人への笑顔を忘れずに

一. 心の込もった言葉と表情を

最善を尽くすことに誇りを持ちましょう

基本方針

1.サービスの質向上「満足から感動へ」

2.地域貢献「共生社会を目指す愛全園」

3.人材の育成・定着・確保「ここで働くのが一番と思える職場に」

4.財務基盤の安定「スケールメリットを活かした財務管理」

5. 実施プロセス「一丸となっての事業展開」

実施事業

1.ユニット型介護老人福祉施設      (定員60 名)    

2.介護老人福祉施設           (定員30 名)   

3.(介護予防)通所介護          (定員30 名) 

4.(介護予防)短期入所生活介護      (定員35 名) 

5.地域密着認知症対応型共同生活介護   (定員9 名)

6.居宅介護支援             

7.地域支援センター 

事業推進計画

1. サービスの質向上「満足から感動へ」愛全園の提供するサービスが、すべての利用者様や家族、関係者にとって「安心・

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安全・快適」であり、「満足」だけでなく「感動」を提供できるようになります。(1)人権尊重のサービス(本人中心の保育・支援・介護)を計画し実行する。

① 接遇に関する取組みや意識のマンネリ化が外部から指摘され、平成 27年度は接遇再構築年度に位置づけます。(第 1点項目)・「地よい身だしなみ」身だしなみチェック表の見直しを行い、自己チェックだけでなく他己チェックを導入し、人を支援する職種として適正な姿に整えます。

・「地よい対応と環境」職員の社会行動規範を確実に身に付けることを目的に、職員会議で行動基準書の詳細説明と OJTや委員会等による支援現場での実践フォロー体制を連動し、体制強化を図ります。

②「利用者様の自宅」を常に心掛ける環境整備に力を入れます。(第 2点項目) ・毎週のハウスキーピング継続実施 ・委員会の定期巡回による環境チェックの実施 ・部署上げて、毎日の職務に整理整頓 清掃清潔を・ 30 分組み入れます。・管理者による随時巡回指導を行い、サービス提供の心構えを整えます。

③「自分できるだけ自分らしくわがままに生きる」利用者様の自尊心を最後まで大切にできる科学的介護を全部署上げて実践します。(第 3点項目)・利用者様の水分摂取量 1 日平均 1500CC 以上を目指します。・利用者様のおむつ 0(ゼロ)を目指します。・利用者様の認知症状を分析・集中支援し、周辺症状の緩和を行います。

④「いつまでも元気で」利用者様の ADL向上のため、毎日の歩行支援および個別機 能訓練に力を入れます。・毎日の歩行・立位・座位保持訓練を継続実施することで、利用者様のできなかったことができるようになる目標設定をすべてのケアプランに盛り込みます。

・個別機能訓練を強化し、機能訓練指導員が自ら利用者様・ご家族との面談の中

で、ニーズ調査・状態把握・支援結果を報告し、成果の共有を図ります。

2. 地域貢献「共生社会を目指す愛全園」

社会福祉法人の地域での役割が問われている中、私達は介護だけに捉われるのではなく、地域のさまざまな諸課題に積極的に関わることで、地域から、より一層理解、信頼され、必要とされる拠点となります。(1)地域に出向く

① 平成 28年度公募予定の福井市地域包括支援センター(福井市和田地区・円山地区)開設に向け、和田地区・円山地区に特化した地域支援活動を強化します。(第 4点項目)

② 元気高齢者の活動の場の提供や、より地域に密着したニーズを的確に捉える地元啓蒙地区に地区社会福祉協議会を始め、多くの地域団体を巻き込んだ、地域よろず茶屋を 2箇所開設します。(第5点項目)③ 地元の他法人と連携・協働し、小中学校や地元ボランティア団体に対し、介

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護普及講座を企画実施します。(2)地域を招く

① 平成 26年度から始まった地域喫茶「あいあい」の継続・発展を行い、愛全園が地域福祉拠点の中核となります。

    ② 災害時の福祉避難所の浸透・理解を深めるため、地域福祉避難マップの作成を行い、地域全戸に配布します。(啓蒙・円山・和田・岡保)

3. 人材の育成・定着・確保「ここで働くのが一番と思える職場に」職員が安心して働け、成長する機会が多く、愛全園で働くことに誇りを持てる職場作りに取り組み、結果として定着率の高い職場環境にします。(1)職員の育成支援策(やりがいを持って働けるように) ① 「自分が向上している実感が持てる職場環境を」外部研修に関しては介護力向上研修・認知症実践者研修・認知症リーダー研修・介護職員喀痰吸引研修に絞った研修とし、確実に研修成果を発揮・フォローできる体制にします。

 ② 「専門職としてのプライドを持てる職員育成」介護福祉士・介護支援専門員・認定看護師・介護食士の資格取得に向けて、できるだけのサポート(研修への派遣・資格取得費用の補助など)を行います。

(2)職員の定着策(安心して働けるように) ① 「職員一人ひとりの不安の解消」一人で判断し一人で完結しなくてはいけない職場環境だからこそ出てくる、職員一人ひとりの不安を少しでも解消すべく、それぞれの支援現場の中で教育専任者が職員と寄り添いながら共育(共に育つ)できる職場環境を整えます。(教育専任者の内部評価体制の実施)② 「利用者様の情報を確実に共有する」さまざまなニーズや身体状況を持たれた利用用者様が今後増加する中、日々の支援現場の中で不安なく受入支援するために、サービス利用開始時までに整えるべき体制の強化を図ります。 受入前の専門 医 への意見聴取・さまざまな専門職での事前調査・本人および家族へのニーズ調査・受入時までの暫定ケアプラン作成・金銭面での事前調査・利用決定決定後の事前情報共有ミーティングの確実な実施など、体制の整備を行います。 ③ 危険予知訓練(KYT訓練)や記録の取り方勉強会を開催し、日頃からのリス

ク 回避に向けた取り組み強化を行います。

4. 財務基盤の安定「スケールメリットを活かした財務管理」サービス拡充による増収および、事務の集中化・合理化による支出削減、および法人単位での資金管理のあり方について検討します。(1)財務管理を適切に行う

① 居宅介護支援事業所 100 名・通所介護 28 名・短期入所 30 名・認知症対応型同生活介護 9 名・ユニット型 58 名・従来型 30 名の利用者様確保を必達します。 ② 平成 27年度介護報酬改定により、介護報酬収入が減額される中、より専門的支援援を行うサービスの質や量に関しては加算体制となります。今後の職場体制の維持・発展を行うためにも、今回の報酬改定に伴う加算体制(機能訓練体制・生活相談員体制・医 療連携体制)への迅速な対応を行います。

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5. 実施プロセス「一丸となっての事業展開」施設間の連携および法人本部の機能強化により法人単位での経営を進めながら、居宅サービスの拡充および基盤拠点としての施設の改修、整備を進めます。(2)制度変革に迅速かつ柔軟に対応する

① 平成 28年度公募予定の地域包括支援センター(福井市和田地区・円山地区)開 設に向け、和田地区・円山地区に特化した包括準備員の配置を行います。

② 第 6期福井市介護保険計画に柔軟に対応すべく、将来を見据えた検討を行います。

<サービス提供目標>事 業 署 名 1 日当り利用者 年間延べ利用者 摘  要

介護老人福祉施設(ユニット型) 58人 21,170人 58人×365 日

介護老人福祉施設( 従来型 ) 30人 10,950人 30人×365 日

ショートステイサービスセンター 30人 10,950人 30人×365 日

デイサービスセンター 28人 8,680人 28人×310 日

認知症対応型共同生活介護 9 名 3,285人 9人×365 日

居宅介護支援センター 1,200人 100人×12ヶ月

<職員配置計画>

                           施設長 課

 

生活相談員

介護支援専門 事務員 介護員 看護師 栄養士 調理員 用務員

介護老人福祉施設(ユニット型)

1

1 2 1(1)

28(4)

2(5)

1

3

3(3)

介護老人福祉施設( 従来型 ) 1

2 14(3) 3

(3)

1(1)

ショートステイサービスセンター

1

1

7(1) 2

デイサービスセンター 2 1 2(7)

0(2) 1

認知症対応型共同生活介護 0 1 2(4) 0 1

居宅介護支援センター1

0 3 0 0 0

地域支援センター 1 0 0 0 0

合   計 1 3 5 10 2(1)

53(19

5(10 1 8

(1)3

(3)

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) )                               ( )は非常勤職員

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平成 27年度事業計画足 羽 利 生 苑

理 念

わたしたちは、“共に生き、共に集う、光を求めて”の理念を継承し、

地域に開かれた、地域に信頼される福祉を目指します。

従事者倫理

職員は、常に明るく、温かく、親切を、尽くします。

サービス提供指針

  「生き生きと」・「安心して」・「わがままに生きたい」利用者様の意

思を

受け止め、共に生きる日々の行動を実践しましょう。

一. その人の生き方に尊敬を

一. 命の尊さを念頭に

一. その人への笑顔を忘れずに

一. 心の込もった言葉と表情を

最善を尽くすことに誇りを持ちましょう

基本方針

1.サービスの質向上「満足から感動へ」

2.地域貢献「共生社会を目指す足羽利生苑」

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3.人材の育成・定着・確保「ここで働くのが一番と思える職場に」

4.財務基盤の安定「スケールメリットを活かした財務管理」

5. 実施プロセス「一丸となっての事業展開」

実施事業

1.介護老人福祉施設          (定員59 名)

2.地域密着型介護老人福祉施設     (定員18 名)

3.(介護予防)短期入所生活介護     (定員15 名)

4.(介護予防)通所介護         (定員20 名)

5.(介護予防)認知症対応型通所介護   (定員12 名)

6.居宅介護支援            (定員105 名)

事業推進計画    

1. サービスの質向上「満足から感動へ」足羽利生苑の提供するサービスが、すべての利用者様や家族、関係者にとって「満足」だけでなく「感動」を提供できるよう、さらなる質の向上を図ります。(1)人権尊重のサービスを計画し実行する

① サービス提供指針を尊厳への思いとして、可能な限り利用者様の思いが達せられるうように、介護する目標をケアプランに組み立てて実行する取組みを促進します。 ② 暮らしの快適性や生活習慣の尊重等に応じることが利用者様の重要な意思と捉え、生活空間の整理整頓、ナースコールの迅速対応、整容、清潔等の生活支援行為を懇切丁寧に行う、基本に徹した介護について、克服課題から定着課題に位置づけて前進を目指します。 ③ サービス業の基本となる、その相応しい姿勢として一日のはじまりの基本として既 に取り組んでいる『笑顔のあいさつと一声運動』の一層の浸透、適切な身だしなみの 徹底が図れるよう、接遇トレーナーと接遇委員会を中心に全職員が継続して取り組みます。 ④ 「介護力向上講習会」が3年目の参加となります。一層の推進を図り、利用者様の水分摂取量1500cc、全体の1/3利用者様の日中活動量を増やす支援の中で、

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データ蓄積との関連性を見ながら、根拠に基づいたトイレでの排泄支援や認知症支援の強化を目標に促進していきます。 ⑤ 食生活では、引き続き本人参加型の調理活動で生活を実感し、「生きるよろこ

び」を感じられるよう「できること」を基本にした支援を行います。  ⑥ 通所利用者様の支援では、心身機能や生活機能の低下予防に立った機能訓練を中

心とした個別リハビリ支援型サービスと、認知症のために見失われがちな「可能性」「願いや希望」を見出し、環境を整えて心身機能の回復と周辺症状の緩和によるその人らしい自立支援型サービスの特色づくりに努め、選ばれる事業所づくりを目指していきます。

(2)サービスの標準化(誰もができる仕組み、経験、失敗を次に活かす仕組み) ① 職務マニュアルおよび対応マニュアルの整備、見直しを継続的に進めています。新任職員、中途採用者への教育等をはじめ、リスク軽減し、支援力を高める道具としての意識を共有し、活かしていきます。 3② 回目の福祉サービス第三者評価を受審します。 ③ 支援やリスク軽減に係るさまざまな取組みや各委員会の運営において、個人またはチームで取り組んでいく目標を明確にし、PDCAサイクルを回すことで経験や失敗を次に活かしていく仕事の進め方を推進します。

(3)取組みのアウトプット(社会に発信する) ① 「第7回サービス実践報告会」には「伝える」から「伝わる」および「継続的な実践」の視点に立った内容の検討により参加していきます。 ② 社会福祉法人として、地域の拠点施設として取り組んでいる事業を広く地域に発信し、理解・信頼され、必要とされる法人、施設になるよう「愛道」やホームページに加え、施設が発行するお知らせ等にアイディアを加えてアピールしていきます。

2. 地域貢献「共生社会を目指す足羽利生苑」

足羽利生苑が愛全園、グループホーム美山と共に、福井市東部および美山地区における足羽福祉会高齢者介護拠点施設として、より一層理解、信頼され、必要とされる施設となります。

 (1)地域に出向く ① 職員自身が自分の住む地域の有用な社会資源としての自覚を持って「地域を支える人」「地域づくり」を実践し、地域の一員である職場への反映に資するよう意識啓発に努めます。 ② 高齢者ニーズを探る地区訪問活動について、特に平成27年度は東部未実施地区で

ある和田地区への関わり、および円山地区への関わり拡充を実現します。 ③ 施設の持つ「介護、看護、食養、認知症介護」の専門職種がチームを組んで地域に出向き、高齢者が抱えている多様なニーズや課題を一緒に考え、解決を探る「介護出前講座」「地区連携会議」への参画により、地域包括システムの構築を念頭に置いた、包括支援センターとの連携により地域生活を支援します。 ④ 地域の小中学校等との交流や行事等、外出の機会を多く持つようにして利用者様の社会参加活動を支援します。ふれあいの中で高齢者に優しい社会づくりへの理

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解・啓発が進むよう努めます。 ⑤ 「第 4 回足羽川ふれあいマラソン」の開催にあたり、地域に密着した福祉ボラ

ンティア活動ができる場としての役割が果たせるよう、地域に働きかけながらボランティア意識が醸成されるよう努めます。

(2)地域を招く ① 中高年の方自身の「生きがいボランティア」では現状の定着と新たな開拓に努め、社会貢献や介護予防等の価値を持たれた、より多くの方が体現できる場としての機能が高まるよう取り組みます。 ② 福井市との防災協定での福祉避難所機能を実効性のあるものに拡充していきます。地域との防災体制の定着を目指し、町内との応援協定に向けた準備を進めると共に、法人防災委員会での意見交換や情報交換を踏まえながら、施設での事業継続ガイドラインの整備ならびに本部、あすわ就労支援センターとの合同訓練および設備整備など防災取組み計画の拡充を目指します。 ③ 居宅事業に係るリハビリ機器を広く地域に開放し、介護予防への意識啓発ならびに実施事業の理解促進に努めます。実施にあたっては、必要(希望)に応じて居宅公用車での送迎サービスを提供します。

3. 人材の育成・定着・確保「ここで働くのが一番と思える職場に」職員が安心して働け、成長する機会が多く、足羽利生苑で働くことに誇りを持てる職場 づくりに取り組み、結果として定着率の高い職場環境にします。(1)職員の育成支援策(やりがいを持って働けるように)

① 職員の目指すキャリアおよび専門性を高めるため、生活相談員、介護支援専門員、機能訓練指導員の専任体制を検討、実施します。 ② 認知症実践者研修、認知症リーダー研修の積極的派遣を行い、認知症ケア向上を促進します。また専門研修受講後の成果を支援に反映させるため、フォローアップ体制実施を確かなものにしていきます。 ③ 中堅職員の企画力研修の成果として、上司が「企画提案」を産みだす環境を整え、責任と実行力向上に向けた育成を組織的に支援します。 ④ 途中入職、定時、派遣等職員の実務教育の重要性が増しているので、実効性あるプログラムを組んで対応し、介護レベル全体の底上げを目指していきます。 ⑤ 無資格で経験を積み、介護福祉士等資格を取得するための現行の受験方法が平成 27年度までとなっていましたが、平成 28年度まで1年間の延期が示されているので継続して、その費用等を援助、取得を奨励します。

(2)職員の定着策(安心して働けるように) ① 仕事と家庭の両立を図るべく継続的に取り組んでいるリフレッシュ、連続休暇支援、育児休暇、介護休暇、の取得を推進すると共に、年間休日の 2 日増加(年間 110 日)、職員旅行の企画等により安心して働けるための改善を進めます。 ② 退職共済制度の加入維持について、職員に充分理解されていない現状を鑑み、法人が職員を重要した優遇制度であることが正しく伝わるよう理解促進に努めます。 ③ 職員のさまざまな悩みや思いを受け止め、解決に向けて取り組む法人での相談体制の設置、および拠点施設での安全衛生委員会を機能させ、職員の就業状況や

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意向の把握、時間外労働の定期的チェック等をするためのアンケートを実施し、職員一人ひとりの心身が健康で、明るく活気ある元気な職場づくりを推進します。 ④ 介護熟練した上席職員が、介護福祉士等有資格者の技術到達度を評価してサービス水準のレベルを明らかにすること、また職員のやりがい等を引き出し、定着率の向上につなげることを目的とした、新たな取組みを行います。

(3)職員の確保策(良い人材を集めるために) ① 職員の育成策や定着策に最善を尽くすことでリスク軽減を図ります。途中入職においては専門性や志、倫理性に着目した実習等評価を踏まえた補充を講じます。 ② あすわ就労支援センターとの就労支援連携によって実現している就労が安定した定着や成長が認められています。新たな業務への配置や新たな人材の支援について、可能性や発展を目指した雇用についての拡充について、積極的に検討していきます。 ③ 正規職員、臨時職員、定時職員の人員配置は介護力、接遇力など総じて組織力や経営に大きく関わってくるので、現況とのバランスを踏まえ、適切な配置に努めます。

4. 財務基盤の安定「スケールメリットを活かした財務管理」サービス拡充による増収および、事務の集中化・合理化による支出削減、および法人単位での資金管理のあり方について検討します。(1)財務管理を適切に行う

① 介護報酬の厳しい減額を鑑み、稼働率および加算算定予算の執行状態を月次決算で分析確認し、適切に経営判断する力を経営に生かしていきます。 ② 管理職の会計への理解を高めるための会計勉強会に参加するとともに、管理指

標として「利用者様一人当り」と「職員一人当り」を用いた利用者数等の稼働の効率性の見る目を養います ③ グループホーム美山が地域に根ざした事業展開が一層促進するよう、施設のサービス機能ならびに人的機能を計画的かつ適時に連携させ、経営基盤安定化への後方支援を行います ④ 本部と介護分野事業経理担当職員との連携を密にして、適切な財務管理を維持すると共に、施設中期計画の推進に資する、目的性のある積立資金を計画的に計上できるようにします。

5. 実施プロセス「一丸となっての事業展開」社会の要請に応え、真に求められる経営体であるよう、施設間の連携および法人本部の機能強化を図りながら、計画的に在宅サービスの拡充および基盤拠点としての施設の改修・整備を進めます。(1)ガバナンス体制を強化する

① 介護事業の展開とともに、社会福祉法人としての取組みについて、地域社会の理解が深まるよう、情報の公開に努めていきます。 ② 法人創立 50周年記念事業には、これまで積み重ねてきた介護事業の実績と地域社会とのつながり等の歴史を継承し、将来展望への方向性を共有する機会とな

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るよう実行委員会に参画していきます。  (2)制度変革に迅速かつ柔軟に対応する

① 第6期福井市介護保険計画に基づき、地域包括支援センター設置等について検討していきます。

  (3)施設の多機能化や老朽化に計画的に対応する ① 社会の変化により、地域交流スペースの確保が欠かせない環境となりつつあります。またトイレや風呂場の改修等と合わせた、次期福井県介護保険事業支援計画ならびに福井市介護保険事業計画での施設整備について本館特養全体の整備計画を準備していきます。

<サービス提供目標数>事業所名 定 員(人) 目標数(人/年) 平均(人/日)  備 考特別養護老人ホーム従 来 型 特 養個室・ユニット特養

 

5 9(61)18

21,7186,479

59,5人× 365 日    17,75人× 365 日 

短期入所生活介護(介護予防含)

1 5(13)

4,015 1 1,0人× 365 日 

通 所 介 護 (介護予防含)

 20 5,115 16,5人×310 日

認知症対応型通所介護(介護予防含)

 12 2,850 9,2人×310 日

居宅介護支援 105/3名  1,200 100 人×12ケ月

<職員配置計画>施

副 専

主 門

任 員

介護支援専門員 生活相談員 介護職員 看護職員 機

 能

 訓

 練

 指

 導

 員

管理栄養士

 

合 計

従来型特養 1 1 1 1 2 1 1 18

(6) 2

(2)

2 2

(2)

(1)

32

(10)短期入所

地域密着型

特養

1 1 8(2)

1  11(3)

通所介護 1 1 3 1 1( 1

6(1)

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認知対応型

通所介護

1 1(3)  (1) 2(4)

居宅介護

支援

1 2  3

地域支援 1  1

合 計   1 1 2 3 4 3 3  29

(11)2 3

(4)2 2

(3) 55 (18)

                                   ( )は定時又は派遣

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平成 27年度事業計画グループホーム美山

理 念

わたしたちは、“共に生き、共に集う、光を求めて”の理念を継承し、

地域に開かれた、地域に信頼される福祉を目指します。

従事者倫理

職員は、常に明るく、温かく、親切を、尽くします。

サービス提供指針

  「生き生きと」・「安心して」・「わがままに生きたい」利用者様の意

思を

受け止め、共に生きる日々の行動を実践しましょう。

一. その人の生き方に尊敬を

一. 命の尊さを念頭に

一. その人への笑顔を忘れずに

一. 心の込もった言葉と表情を

最善を尽くすことに誇りを持ちましょう

基本方針

1.サービスの質向上「満足から感動へ」

2.地域貢献「共生社会を目指すグループホーム美山」

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3.人材の育成・定着・確保「ここで働くのが一番と思える職場に」

4.財務基盤の安定「スケールメリットを活かした財務管理」

5. 実施プロセス「一丸となっての事業展開」

実施事業

1.(介護予防)認知症対応型共同生活介護  (定員9 名)

2.(介護予防)小規模多機能型居宅介護   (定員25 名)

事業推進計画 

1. サービスの質向上「満足から感動へ」グループホーム美山の提供するサービスが、すべての利用者様やご家族、関係者にとって「満足」だけでなく「感動」を提供できるよう、さらなる質の向上を図ります。(1)人間尊重のサービスを計画し実行する

① 「地域との連携」による「住み慣れた地域での暮らし」が継続できるよう、サービス提供には最善を尽くします。また施設は利用者様にとって社会生活の場と位置づけ、家庭的な雰囲気の環境づくりに努める中で、サービス提供指針を尊厳への思いとして、可能な限り利用者様の思いが達せられるよう、介護する目標をケアプランに組み立てながら実行する取組みを促進します。② 介護支援のスタートは接遇から始まります。『笑顔のあいさつと一声運動』を継続実施し、常に明るい笑顔、身だしなみ、細やかな心配りにより、いつでも利用者様の目線に合わせたコミュニケーションを取って、信頼や安心を感じていただけるよう、接遇トレーナーを中心に全職員が継続して取り組みます。 ③ 食事は、生活の実感が伴うように事業所内調理を実施します。地元の食材や郷土食など変化に富んだ献立作りを心がけ、買い物や調理を一緒に行う、利用者様参加型の食生活を取り入れます。また利用者様の将来を見据えた嚥下食、ソフト食の検討も行っていきます。④ 利用者様やご家族の希望を大切にし、かかりつけ 医 への継続的な 医 療、または状況に応じて利用者様や家族が希望される 医 療への受診を、話し合いのもとに支援します。および訪問利用も含めた利用者様の身体状況を日々確認し、病気への対応は勿論、予防への 医 療体制も整え「介護と 医 療」の一体化を目指します。 ⑤ 現実に即した防災マニュアルを整備し「防災体制」の強化に努めます。地震、

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水害など自然災害に対し、組織をあげて対応できるような取組みを進めるとともに、行政、地元企業、自治会等との連携等により、有用な社会資源としての機能が果たせるよう取り組みます。

(2)サービスの標準化(誰もができる仕組み、経験、失敗を次に生かす仕組み)  ① 職務マニュアルおよび対応マニュアルについて、事業所の特性に応じた整

備を促進します。新任職員、中途採用者への教育等をはじめ、リスク軽減し、支援力を高める道具としての意識を共有し、活かしていきます。

  ② 支援やリスク軽減に係るさまざまな取組みや各委員会の運営において、個人またはチームで取り組んでいく目標を明確にし、PDCAサイクルを回すことで経験や失敗を次に活かしていく仕事の進め方を推進します。

(3)取組みのアウトプット(社会に発信する)   ① 社会福祉法人として、ならびに地域の拠点施設として取り組んでいる事業に

ついて、交流等を通じて広く地域に発信していきます。地域に密着した事業が理解・信頼され、必要とされる法人、施設になるよう「愛道」やホームページに加え、さらに何が貢献できるか検討しながらの対応を継続的に進めます。

2. 地域貢献「共生社会を目指すグループホーム美山」

グループホーム美山が足羽利生苑、愛全園と共に、福井市東部における足羽福祉会高齢者介護拠点施設として、より一層理解、信頼され、必要とされる施設となります。(1)地域に出向く① 職員自身が自分の住む地域の有用な社会資源としての自覚を持って「地域を支える人」「地域づくり」を実践し、地域の一員である職場への反映に資するよう、意識啓発に努めます。② 関係機関である病院、診療所、在宅事業者等とお互いの交流の場を増やし、それぞれの事業での利用者様の声やニーズを共有することで、より連続してつながっていくサービスの提供を実現します。そのために美山地区の施設関係者を対象とした意見交換会を実施し、地域支援ネットワークの構築を目指します。③ 地域の保育園、小中学校等との交流や地区行事等、外出の機会を多く持つようにして利用者様の社会参加活動を支援します。ふれあいの中で高齢者に優しい社会づくりへの理解・啓発が進むよう努めます.④ 「第 4 回足羽川ふれあいマラソン」の開催にあたり、地域に密着した福祉ボランティア活動ができる場としての役割が果たせるよう、地域に働きかけながらボランティア意識が醸成されるよう努めます。

(2)地域を招く① 毎日行われるレクリエーション活動について、月 1 回は、地域の方に協力またはお招きし、地域の施設、社会の一員としての位置づけが進むよう取り組みます。② 地域の福祉避難所として期待される役割を確実に担います。各職員の連携を強化し、施設全体の防災を徹底します。職員の少ない夜間帯の地震、火災発生時の初動訓練には引き続き重点的に取り組みます

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③ コミュニティホールなど施設を開放し、誰もが安心して暮らせる地域ネットワーク作りに取り組みます。講座やセミナーを積極的に開講し、法人が持つ知識、技術、情報等の専門知識を、地域の方々に提供していく態勢を整えていきます。④ 運営推進委員会の意見やアドバイスを確実に事業に反映していきます。地域密着型サービスの意義が理解され、地域とともにある事業所運営の要として協力いただける体制づくりに努めます。

  3. 人材の育成・定着・確保「ここで働くのが一番と思える職場に」足羽福祉会のサービスの要である職員が安心して働け、成長する機会が多く、働くことに誇りを持ち、結果として安定した人材の確保につながるよう、職場作りに取り組みます。(1)職員の育成支援策(やりがいを持って働けるように)

① 職員の目指すキャリアを積むための資格取得を応援し、専門性向上に努めます。

② 認知症実践者研修や外部専門研修等の計画的受講を推進します。また内部での専門研修、実務研修等の受講は介護分野と連絡をとりながら、ケアの発展に資する多様な人材育成を図ります。③ 途中入職、定時職員等の実務教育の重要性が増しているので、上記と関連性を持たせながら実効性あるプログラムを組んで対応し、介護レベル全体の底上げを目指していきます④ 規模の特性を活かし、全員で話し合って物事を進め、アイディアを自由に提案できる組織、雰囲気作りを大切にして、さまざまなチャレンジを支援に反映させます。⑤ 無資格で経験を積み、介護福祉士等資格を取得するための受験費用等を援助、取得を奨励します。

(2)職員の定着策(安心して働けるように) ① 職員就業状況、職務の意向、時間外労働の把握を行い、安全な労働条件のもと心身両面において健康で、明るく働きがいのある職場づくりを推進します。また有給休暇、福利厚生面においても活用できるよう支援していきます。② 仕事と家庭の両立を図るべく継続的に取り組んでいるリフレッシュ、連続休暇支援、育児休暇、介護休暇の取得を推進すると共に、年間休日の 2 日増加(年間 110 日)、職員旅行の企画等により安心して働けるための改善を進めます。③ 退職共済制度の加入維持について、職員に充分理解されていない現状を鑑み法人が職員を重要した優遇制度であることが正しく伝わるよう理解促進に努めます。④ 職員のさまざまな悩みや思いを受け止め、解決に向けて取り組む法人での相談体制の設置、職員の就業状況や意向の把握、時間外労働の定期的チェック等を行い、職員一人ひとりの心身が健康で、明るく活気ある元気な職場づくりを推進します。

(3)職員の確保策(良い人材を集めるために)

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① 有資格者の採用は厳しい状況が続くことより、地域密着サービスをより現実にするために地元雇用を優先し、定時職員での活用や定時職員から正規職員への登用を積極的に行います。 ② 職員の育成策や定着策に最善を尽くすことでリスク軽減を図ります。途中入職においては、専門性や志、倫理性に着目した実習など評価を踏まえた補充を講じます。 ③ 正規職員、臨時職員、定時職員の人員配置は介護力、接遇力など総じて組織力や経営に大きく関わってくるので、現況とのバランスを踏まえ、適切な配置に努めます。

4. 財務基盤の安定「スケールメリットを活かした財務管理」サービス拡充による増収および、事務の集中化・合理化による支出削減、および法人単位での資金管理のあり方について検討します。(1)財務管理を適切に行う ① 介護報酬の厳しい減額を鑑み、稼働率および加算算定予算の執行状態を月次決

算で分析確認し、適切に経営判断する力を経営に生かしていきます。  ② 管理職の会計への理解を高めるための会計勉強会に参加するとともに、管理

指標として「利用者様一人当り」と「職員一人当り」を用いた利用者数等の稼働の効率性を見る目を養います。

  ③ 本部と介護分野事業経理担当職員との連携を密にして、適切な財務管理の維持に努め、事業定着と経営基盤安定化を目指すためにも、職員一人ひとり自らの行動が、施設経営と深く結びついていることを意識する「全員経営」を目指します。

 

5. 実施プロセス「一丸となっての事業展開」社会の要請に応え、真に求められる経営体であるよう、施設間の連携および法人本部の機能強化を図りながら、計画的に在宅サービスの拡充および基盤拠点としての施設の改修・整備を進めます。

 (1)法人のガバナンス体制を強化する① 介護事業の展開とともに、社会福祉法人としての取組みについて、地域社会の理解が深まるよう、情報の公開に努めていきます。

② 法人創立 50周年記念事業には、新たな拠点での事業と地域社会とのつながりなど地域の発展に資する事業所としての方針や将来展望への方向性を共有する機会となるよう実行委員会に参画していきます。

  (2)制度変革に迅速かつ柔軟に対応する① 平成27年度介護保険改正に対応して、施設機能がより有効に地域還元できる よう、定員変更および基準の見直し、基準緩和等を鑑みた施策を講じて、経営基盤の拡充を目指します。

  (3)施設の多機能化や老朽化に計画的に対応する① 地域の有用な社会資源として、今後も長く地域において活用されるように、地域ニーズの把握を確実に行い、計画的かつ効果的な設備更新を行います。

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② 山あいの山間地区の特性に対応すべく、送迎、訪問業務等の安全の確保、時間管理など特有の立地条件に応じた労働集約性に配慮した事業展開に努めます。

                           

<サービス提供目標数>事業所名 定 員(人) 目標数(人/年) 平均(人/日)  備 考小規模多機能型     居宅介護

300 288    24×12か月

認知症対応型共同生活介護

  9 3,194  8,75×365日

<職員配置計画>

 事業名管理者( 課長)

介護支援専門員

計画作成担当者

介護従業者

小規模多機能型     居宅介護 1

1 6 (5)

認知症対応型共同生活介護

1 4 (1)

                         ※ ( )は定時又は派遣