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デジタルビジネス・イノベーションセンターを2016年春に設立
※設立当時のデジタルビジネス・イノベーションセンター
日本の課題
DXはテクノロジーを売り込むためのバズワードではなく、本来
DXは社会変革が伴うパラダイムシフトを促すものだ。しかし国
内では局所的なデジタル化と混同され、その意義が矮小化され
てしまった。バズワードと化したDXは企業に「PoC疲れ」を蔓
延させ、改革・革新を阻む新たな要因にもなろうとしている。
人間には到底処理できない大量のデータが安価に処理できるようになり、これまで顧みられることがなかった社会課題を解決できる基盤が整いつつある。本来であれば、ビジネスモデルの「カンブリア爆発」が起こってもおかしくないはずだが、企業、そして個人の意識は、いまだ第三次産業革命がもたらした「情報化」「自動化」時代のまま。いま必要なのは第四次産業革命を促す「知」をもった人材の創造だ。
→ → →
日本の大企業
シェアリングエコノミーの台頭など、旧来の大量生産・大量消費
を前提とした価値観とは一線を画す型の企業が求められている。
それが社会の持続可能性を意識した「共感共動主義」だ。
資本主義の限界
MISSION
日本のソーシャルイノベーションを推進する
プラットフォームモデルを創出する
VISION
人類を持続可能型社会へと進化させる
GOAL
イノベーターが育ち、企業に戻ってもそ
れぞれのイノベーターが機能できる環境
をつくることで、社会に対して意義のあ
る活動が活発に起こるようになる。
横塚 裕志DBIC 創設者
●特定非営利活動法人CeFIL理事長/DBIC代表
●産業技術総合研究所 研究評価委員会(情報・人間工学領域)委員長
●日本ビジネスプロセスマネジメント協会副会長
西野 弘DBIC 共同創設者
●特定非営利活動法人CeFIL理事/DBIC副代表
●特定非営利活動法人ITサービスマネジメントフォーラムジャパン 副理事長
●株式会社HIイニシアティブ代表取締役
岩井 秀樹DBIC ディレクター
デザインシンキングの指導や実践を通した社会課題解決が専門●宮城県石巻市の復興●山形県大蔵村、千葉県松戸市の地域課題●フューチャーセンター設立、シニア活用
渋谷 健DBIC ディレクター
オープンイノベーションによる行政政策や企業戦略を立案・実行●北九州市コワーキングスペース 秘密基地●経済産業省創設おもてなし規格認証事業●農林水産省知の集積と活用の場
DBIC Tokyo 日本橋・東京イベントやコワークの拠点を開設
参画企業
味の素/富士通/全日本空輸/リンクレア/みずほフィナンシャルグループ/日本郵政グループ/日本たばこ産業 /大日本印刷/日本航空/セイコーソリューションズ /オリックス/栗田工業/東京電力ホールディング/野村総合研究所/ビッツ/マネックスグループ/コニカミノルタ /JERA/日本ユニシス/エヌアイデイ/東京海上日動火災保険/日立製作所/東京ガス/NTTデータ/三菱商事/明治安田生命保険 /日本電気/ヤマトホールディングス/インフォテック/三井住友銀行/住友生命保険
31社:2019年6月1日現在
S by 4D
DBICは、企業間共創プラットフォームから、ソーシャルイノベーションを発火させる「イグニッション」組織へ
4D Program
1, Discover Myself/自分の生きる道を探す
2, Design Thinking/生活者視点の価値観に変革
3, Digital Transformation/企業戦略・組織戦略
4, Diving Program/短期間で事業創出に挑む
4D プログラム 紹介 1
Discover Myself(マインドセット)組織の一人から生活者へのアンロック
「会社が」「上司が」という発想から離れ、ひとりの生活者として「私は」と思考できるようにアンロックする
横塚裕志が聞きたいシリーズ
AIでビジネスインパクトを出すための方法論
対話のない組織はなぜ滅びるのか?ユニバーサルなサウンド体験を創造しよう
4D プログラム 紹介 2
Design Thinking(生活者視点の価値観)
国家戦略として「デザインシンキング」を掲げるシンガポールから一流講師を招き、4日間で徹底した価値変革を実現
ティエリ・ドゥデザインシンキング 講師
●2010年にシンガポールが国家としてデザインシンキングの導入を開始した際の中心人物
●ワークショップやセミナーには500以上の企業から6,000人以上の参加者が出席
●ヘルスケア、小売り&サービス、食品及び飲料、金融およびテクノロジー分野にデザインシンキングを導入
シャン・リムデザインシンキング 講師
観察とアイデア出し プロトタイピング
デザインシンキング・ワークショップ
発表と評価
4D プログラム 紹介 3
Digital Transformation(企業戦略・組織変革)環境の整備、アイデアを受け入れる文化
世界トップクラスのビジネススクールIMDとの提携を通してデジタルトランスフォメーションのフレームワークを学ぶ。
マイケル・ウェイドIMD 教授
●グローバルセンター・フォー・デジタルビジネス・トランスフォーメーション所長
●「リーディング・デジタルビジネス・トランフォメーション」ディレクター
●著作「対デジタル・ディスラプター戦略」と「DX実行戦略」がベストセラーに
IMD教授 マイケル・ウェイド氏による
デジタルビジネス・トランスフォーメーション
デジタルトランスフォーメーションの目的は、ビジネスパフォーマンスの向上であり、それは組織変革からしか達成できません。
しかし組織は長年変化していないから、変化のための筋肉がない。
経営層の重要な仕事は、その筋肉を作り、社員のカルチャーを「変化したい」方向に向けていくこと。
マイケル・ウェイド IMD教授
4D プログラム 紹介 4
Diving Program(行動する)短期間で事業(解決)創出に挑みやりきる
5〜6ヶ月の間、集中的に国内外マーケットにダイビング。基礎訓練、課題設定、新規事業の創出にチャレンジする。
シンガポール/イノベーションプログラム イノベーション創出実践プログラム in ジャパン
Tomo Work障がい者向けコワーキングスペースを通した障がい者就業支援
Makanai Boxまかない料理とシェア弁当箱によるゴミ削減
Time for Social Goodゴミ分別に協力的な人を支援するキャンペーン
Up for Grabs売れ残り食品の格安提供によるフードロス削減
Busk Boxアマチュアミュージシャンの生活を支える新感覚カラオケ イノベーション創出実施プログラム
イノベーターに求められるマインドセットを創り上げるプログラム
in Singapore Innovation Program 2019
in Japan Innovation Program 2019
Social Innovation ModelDBIC ソシアルイノベーションモデル
個人の価値観や思考をアンロックし、同じ目的を持った
仲間と共動しながら社会課題を解決していく。
ソシアルイノベーションの4つの特性
DBIC ソシアルイノベーションの4つの特性/3ステップ
過去や現実の検証や方向性を決定
組織から飛び出し課題を認識
不特定多数の関係者を巻き込む
全ては自らのWhyから始まる
DBICソシアルイノベーション・モデル:実現のための「3ステップ」
ソシアルイノベーション実現のための提携先①
DDC(Dansk Design Center)
デンマーク国立の研究機関として1970年代から、デザインをデンマーク企業の
強みとすることを目的に活動。
自らの組織のDXを行い、世界のデザイン思考をリードしている有力組織の一つ。
(※2019年に提携)
DX前のDDC DX後のDDC
→
ソシアルイノベーション実現のための提携先②
CIID( Copenhagen Institute of Interaction Design )
デンマークのコペンハーゲンにあるインタラクションデザインに特化した組織。Research部門・Consulting 部門・Education部門の3部門から成り立っている。
CIIDのEducation部門は2008年に設立されたばかりにも関わらず、2012年のBusiness Insiderの「世界のトップ
デザインスクールランキング25校」で17位に選ばれている。※他の上位校は歴史のある大学が多く、CIIDはその中で異彩を放つ。
DBIC ソシアルイノベーションモデル 実施例
睡眠障害・発達障害プロジェクト・働く女性の健康問題プロジェクト
社会課題に対しDBICが複数のセクター(仲間)を集め、先行して解決に向けたイノベーションを支援しているモデル。小学生を対象に正しい睡眠を啓蒙し、睡眠障害児童を減らす「眠育プログラム」のアプリ開発。
※ペーパープロトタイプで画面遷移を設計 ※作成中の眠育アプリのプロトタイプ※2020年中には事業化を予定