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皆様には益々ご清栄のことと推察いたします。 昨年の東日本大震災や今年の集中豪雨といった想像を超えた災禍が頻発しまし た。被災をされた皆様に心からお見舞いを申し上げます。 昨年7月の総会で現執行部が発足して一年がたちました。私は、一薬会を次の 世代に繋ぐ役割を与えられました。母校卒業から38年、学生時代には母校で出 会う事もなかった先輩や後輩の力を借りて一薬会を運営し、同窓や同期と言った 素晴らしい絆を実感しているところです。今年8月、顧問と評議員の皆様に、一 年間の活動に対する貴重なご意見を戴きましたので、今後の活動に反映させてい きたいと思います。 長年の課題でした一薬会財務は、本年度の入学生から大学の協力により委託徴 収が行える様になりました。しかしながら、在学生からの収入だけでは、在学生 の20倍(14,500名)もいる一薬会を支えることができません。これからも財源 の柱として10年会費制を継続いたしますのでご理解ください。 納入をお忘れの方は、ぜひ納入ください。 (納入状況は同封の払込票に記載しております。) 猪立山正史前会長が取り組まれた財務並びに組織の見直しと委託徴収が始まっ たことで、消費税増税などの不確定な要素はありますが、平成28年度には収支 の均衡が図れる見通しです。如何にして一薬会活動を存続させるかという現状か ら、徐々にではありますが、大学への協力や在学生との交流も図っています。昨 年から参加した薬大祭へのコーヒーショップの出店や新入生を対象としたフレン ドシップツアーで現役の皆さんの様子を垣間見ることができました。 母校の施設の充実はこれまでの会報で紹介してきました。今年の6年制第1期 卒業生の薬剤師国家試験はあと一歩でしたが、本誌にご寄稿戴きました教務部長 森山峰博教授の記事にありますように、全学一丸となって合格率の向上に取り組 んでいます。私たちは実務実習の支援などの、後輩のみならず、将来の薬業界の 後継者のために力を注いで行く事ができると思います。 一薬会には現在24の支部があり約7割が活発に活動をしています。このような 支部での集まり、講座での集まり、同期の集まり、クラブや趣味での集まり等の 一つ一つは、同窓生のふれあいの為に欠くことができないものです。昨年から今 年にかけて1期、3期、4期、5期、11期、12期、15~17期などの同期会が盛ん に行われています。12期の還暦の集いには60名を超える卒業生が福岡に集まり ました。本部は学生時代を彷彿とさせる楽しい集まりを如何に支援できるのかを 考えますので、この様な企画がありましたらご相談ください。 同窓会の目的は、会員相互の親睦を厚くしかつ母校発展のために尽力し、進ん で社会に文化に貢献することです。その原点となるもの、会員同士のふれあいと 情報によるふれあいの促進のために引き続き力点を置いた活動をしていきますの でご協力ください。 皆様のさらなるご活躍とご健勝をお祈り申し上げます。 一薬会会長 (11期生) 平成24年11月15日 会長あいさつ………………………………… 1 教務部長あいさつ…………………………… 2 講座めぐり…………………………………… 3 薬大祭………………………………………… 4 リカレントセミナー………………………… 6 同窓活動報告………………………………… 7 ホームページについて…………………… 12 アドミッションオフィス (入試事務局)からのお知らせ …… 14 幹事会報告、会計報告、 活動報告、活動方針、訃報………… 15 大学のフィジカルアセスメント講習会のご案内 名簿購入・編集後記…………………… 16 会長あいさつ ICHIYAKU NEWS CONTENTS 【プロフィール】 1974年3月 製薬学科卒業 職  業:昭和製薬(株)代表取締役、(社)福岡予防医学研究所所長 社会活動:篠栗町教育委員 趣  味:ガーデニング・そば打ち(福岡そばの会 師範) 38 2012 実習棟 都築頼助記念体育館

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皆様には益々ご清栄のことと推察いたします。昨年の東日本大震災や今年の集中豪雨といった想像を超えた災禍が頻発しまし

た。被災をされた皆様に心からお見舞いを申し上げます。昨年7月の総会で現執行部が発足して一年がたちました。私は、一薬会を次の

世代に繋ぐ役割を与えられました。母校卒業から38年、学生時代には母校で出会う事もなかった先輩や後輩の力を借りて一薬会を運営し、同窓や同期と言った素晴らしい絆を実感しているところです。今年8月、顧問と評議員の皆様に、一年間の活動に対する貴重なご意見を戴きましたので、今後の活動に反映させていきたいと思います。

長年の課題でした一薬会財務は、本年度の入学生から大学の協力により委託徴収が行える様になりました。しかしながら、在学生からの収入だけでは、在学生の20倍(14,500名)もいる一薬会を支えることができません。これからも財源の柱として10年会費制を継続いたしますのでご理解ください。

納入をお忘れの方は、ぜひ納入ください。(納入状況は同封の払込票に記載しております。)猪立山正史前会長が取り組まれた財務並びに組織の見直しと委託徴収が始まっ

たことで、消費税増税などの不確定な要素はありますが、平成28年度には収支の均衡が図れる見通しです。如何にして一薬会活動を存続させるかという現状から、徐々にではありますが、大学への協力や在学生との交流も図っています。昨年から参加した薬大祭へのコーヒーショップの出店や新入生を対象としたフレンドシップツアーで現役の皆さんの様子を垣間見ることができました。

母校の施設の充実はこれまでの会報で紹介してきました。今年の6年制第1期卒業生の薬剤師国家試験はあと一歩でしたが、本誌にご寄稿戴きました教務部長 森山峰博教授の記事にありますように、全学一丸となって合格率の向上に取り組んでいます。私たちは実務実習の支援などの、後輩のみならず、将来の薬業界の後継者のために力を注いで行く事ができると思います。

一薬会には現在24の支部があり約7割が活発に活動をしています。このような支部での集まり、講座での集まり、同期の集まり、クラブや趣味での集まり等の一つ一つは、同窓生のふれあいの為に欠くことができないものです。昨年から今年にかけて1期、3期、4期、5期、11期、12期、15~17期などの同期会が盛んに行われています。12期の還暦の集いには60名を超える卒業生が福岡に集まりました。本部は学生時代を彷彿とさせる楽しい集まりを如何に支援できるのかを考えますので、この様な企画がありましたらご相談ください。

同窓会の目的は、会員相互の親睦を厚くしかつ母校発展のために尽力し、進んで社会に文化に貢献することです。その原点となるもの、会員同士のふれあいと情報によるふれあいの促進のために引き続き力点を置いた活動をしていきますのでご協力ください。

皆様のさらなるご活躍とご健勝をお祈り申し上げます。

一薬会会長

林   巌 (11期生)平成24年11月15日

会長あいさつ………………………………… 1

教務部長あいさつ…………………………… 2

講座めぐり…………………………………… 3

薬大祭………………………………………… 4

リカレントセミナー………………………… 6

同窓活動報告………………………………… 7

ホームページについて…………………… 12

アドミッションオフィス  (入試事務局)からのお知らせ …… 14

幹事会報告、会計報告、  活動報告、活動方針、訃報………… 15

大学のフィジカルアセスメント講習会のご案内  名簿購入・編集後記 …………………… 16

会長あいさつICHIYAKU NEWS

CONTENTS

【プロフィール】1974年3月 製薬学科卒業職  業:昭和製薬(株)代表取締役、(社)福岡予防医学研究所所長社会活動:篠栗町教育委員趣  味:ガーデニング・そば打ち(福岡そばの会 師範)

382012

実習棟

都築頼助記念体育館

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教務部長あいさつ(大学の近況)第一薬科大学 教務部長  森山 峰博

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 第一薬科大学同窓会の皆様には初めてご挨拶することに

なります。私は、平成21年12月より教務部長を拝命して

おります森山峰博と申します。本学の13期生で、熊本大

学大学院修士課程修了後、昭和53年4月に当時の薬理学

教室(五味田准教授)に助手として採用されました。平成

21年4月に処方解析学教室の主任教授に就任、また、今年

4月からは薬物治療学(旧薬理学教室)分野の主任教授に

就任しております。

 さて、平成18年度に移行した薬学6年制も平成23年度

に完成年度を迎え、今年3月6年制での新薬剤師国家試験

が実施されました。ちなみに、本学の6年制制度新卒者の

合格率は82.19%で、全国平均の95.32%を下回る結果

でありました。旧4年制時代の合格率と比較すると新卒者

の合格率は改善傾向にあると思われますが、一気に名誉挽

回とはいかず、本学の良き時代の合格率からするとまだま

だ教育に関する改革が不十分であることを痛感しておりま

す。

 本学が6年制教育に向けて様々な改革を行ってきたこと

は会報37号で原学部長より報告されていますが、教育改

革はその根幹をなすものであります。本年度はさらに、国

家試験の合否が4年次の共用試験の結果を反映しているこ

とから、1-4年次までの教育が重要であることを再認識

し、吉武副学長、原学部長の指導のもとで以下のような教

育改善方針を推進し、職員一同さらなる合格率の向上に努

めてまいる所存です。

 1.1年次での基礎学力の再教育

 2.2年次、3年次、4月の学力確認試験の実施

 3.各学年教育担当教員による教育内容検討会の実施

 4.教員の教育体制の見直し

   ・大講座制による教育体制の充実

   ・若手教員の採用

 5.教員の資質向上を目的としたファカルティ・ディベロプメント(FD)活動の推進

 

 本学にとってもう1つの大きな課題は、質の高い入学生

の確保及び定員確保であります。平成25年度入試では、

質の高い入学生の確保を目的として特待生制度を設けてお

りますが、さらに平成26年度入試に向けて入学試験制度

改革を検討する方針です。一方、定員確保については薬学

部、薬科大学の新設が続き、現在私立の薬学部・薬科大

学数57校、国公立17校を合わせると74校になっており、

平成24年度は私立大学19校が定員割れの状況で、本学も

2人の定員割れとなりました。この結果に本学は存続の危

機感を強めております。本学の受験生募集については、3

年程前から同窓会の皆様にもご支援をお願いしております

が、平成25年度入試では、念願でした卒業生の御子息に

対する入学特典を設定することができましたので、薬剤師

を志す御子息がいらっしゃいましたら是非とも本学を勧め

ていただきますようお願い申し上げます。

 最後に、本学卒業生の一人として微力ではありますが母

校の永続・発展のため頑張る所存ではありますが、同窓会

の皆様には今後とも本学に対する一層のご理解とご支援を

賜りますようお願い申し上げ、私の報告とさせて頂きます。

経歴昭和51年3月 第一薬科大学 薬剤学科卒業昭和53年3月 熊本大学大学院薬学研究科修士課程修了  同  4月 第一薬科大学助手(薬理学)昭和61年6月 薬学博士の学位取得(九州大学薬博 乙274号)平成 2年4月 第一経済大学助教授平成12年4月 第一薬科大学助教授平成21年4月 第一薬科大学処方解析学教授 就任平成24年4月 第一薬科大学薬物治療学教授 就任

情報処理演習室(CBT)

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D A I I C H I U N I V E R S I T Y O F P H A R M A C Y N EW S

38tour of laboratory

講座め ぐり第 3 回

薬品化学A研究室の前身は、1963年に大和正利先生

(現岡山大学名誉教授)を初代教授に迎えて「薬品製造学」として開設された研究室で、すでに49年という長い歴史をもっております。1973年に古賀俊隆先生、1998年に野上靖純先生と受け継がれ、この間に教室の名称は「薬品合成学」を経て、2009年度からは6年制制度を契機に「薬品化学A」に変更され、現在に至っております。

前任の野上先生が同系列の横浜薬科大学に移籍される際に,私(長 普子;第10期生)がこの研究室を引き継がせていただくこととなりました。現在は私と白谷智宣准教授と森田士郎講師の3人で教育・研究にあたっております。講義では3年次の「医薬品化学Ⅱ、Ⅲ」を長が、2年次の「医薬品化学Ⅰ」を白谷准教授が担当しております。学生実習では「化学系実習」

として2年次前期に、薬品化学Bや生薬の教室と協力して行っております。現在当教室には4~6年生が24名所属し、4年生はCBT、6年生は国家試験を目指して頑張っております。5年生は2期の実務実習中です。

研究内容としては、大環状化合物、Annulenone とその関連化合物の合成とその物性、薬用キノコの成分研究などをおこなっており、他大学との共同研究ではペプチド中のヘリックスおよび水素結合の安定性と物理化学的性質などについて調べております。

私は薬大卒業後、岡山大学大学院を卒業し1975年から8年間当教室で助手を務めておりましたが、縁あって2004年に再びこちらに戻ってまいりましたので、皆さまとの再会を楽しみにいたしております。

薬品化学A分野教授 長 普子

同窓会の皆様には、お元気でご活躍のことと拝察いたします。当研究室は、1965年一般化学という名称で松井又夫先生

(2012年6月逝去)を初代教授として開講された教室が始まりで、その後、1986年高舘明教授が主宰された薬化学第1教室へと引き継がれました。2009年、薬学6年制制度を契機に、大講座制のひとつである医薬品化学・物性学講座の中の薬品化学B分野として再スタートしています。

現在の研究室スタッフは、蒲地保子教授(5期生)、横山さゆり准教授(22期生)の計3名で教育・研究に携わっています。教育面では、1年次の「有機化学Ⅰ」、「有機化学演習」を蒲地教授が、2年次の「有機化学Ⅱ」を増田が、4年次の「薬局方概論」を横山准教授が担当しています。また学生実習では、2年次前期に「化学系実習」を関連3講座協力の下で実施しています。一方、研究面では、蛍光あるいは化学発光という光物理現象を示す有機化合物の分子設計・合成にチャレンジしています。これら機能性分子を利用することで、体内中の薬物動態や病気の進行度を高感度に検知できる新しいシステムを構築できるものと期待して研究活動を展開しているところです。また、卒業研究のテーマとしても採用し、その研究成果の一部を学生自ら日本薬学会等で発表することもできました。薬局、病院など医療現場の中で有機化学を真に学んでいるのは薬学部出身者だけであることを思い起こされ、これまで以上に多様な観点から医療を眺めて頂けたらと切に願います。同窓生の皆様の今後のご活躍を祈念いたします。

当教室は、礒田晃代先生が教授に昇任された2002年に開設されました。その礒田教授が2009年3月に退職され、同年4月に日本薬科大学から転属の形で小川が着任し現在に至っています。その礒田教授とは大学では同じ講座で同期です。私は分析に近い研究テーマで学位を取得し、大学院、研究生を経て、製薬メーカーで28年間を研究に従事し、そのうちほぼ20年間は分析・製剤研究に携わっていました。

現在は大きく2本の柱を研究テーマとして掲げています。一つは「界面活性剤が及ぼす界面現象の解明」であり、礒田教授が精力的に取り組んでいたテーマを引き継いだ形です。非常に面白いテーマですが、かなりの骨太テーマです。もう一つは「匂いや味・うまみと情動との関係の視覚化」です。学生の卒業研究のテーマとして、アロマとストレスの関係を唾液中のアミラーゼの濃度変動や簡易脳波計での測定をしている予備的データの取得段階です。地域医療の担い手としての薬剤師が避けて通れない終末期を含めた介護医療において「ゆたかに生きる」ために、匂いによる平常心と免疫力の確保、そして食餌ではない、楽しい食事を追及したいとの想いだけで立てたテーマであり、まだ全くの闇の中ですが、ここに宣言することで推進の力としたいと考えています。

薬品化学B分野 薬物解析学分野教授 増田 寿伸 教授 小川 建志

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薬 大 祭 ’122012年10月27日~28日

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薬大祭'12 実行委員長岡本 祐樹(2年生)

平成24年度 第一薬科大学公開講座前石巻赤十字病院 薬剤部長現日医工東京第一支店 我妻 仁 先生

6年生卒業研究発表

福岡よさこい

剛腕大会

 10月27日~28日の2日間、薬大祭'12が開催されました。今回で4回目となった薬大祭、初日はあいにくの雨でしたが、2日目はすっきりと晴れて、無事に全日程を終えることができました。 今年の薬大祭では例年の形式を継承しつつも、いくつもの新しい試みが行われました。 その一つとして、1日目の終了時間を延長し露店には提灯を、ステージには色とりどりの照明を設置しました。提灯の薄明かりと、ステージの派手な照明が薬大祭の"祭"としての雰囲気を一層高めてくれたと感じています。多くの学生が、最後まで学園祭を楽しんでいました。まさに薬大祭'12のテーマ"飛躍"に相応しいものになったのではないでしょうか。 今回、実行委員長を務めさせていただき、責任を持つということの重さや、人と人とのつながりの大切さ、思いやりの温かさなど、多くの事を学びました。無事に薬大祭を成功させる事ができたのも関係者の皆さんのおかげです。ご協力いただいた学生の皆さんや先生方、本当にありがとうございました。 来年の薬大祭が今年の薬大祭より、さらなる"飛躍"を遂げたものになることを期待しています。

薬大祭実行委員長挨拶

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同窓会として学生(準会員)と卒業生のつながりを持つ目的で、昨年に引き続きカフェショップ「おじっクス」のブースで参加しました。天気の方も昨年と同様生憎の雨模様でしたが、テントの下ではミニ同窓会的な近況報告や教職員の方も来られ、昔話に花が咲きました。また3期生や5期生の同期会もあり、学内見学をされたようで、OBの方も立ち寄られました。来年は、皆さんも薬大祭(毎年10月最後の土日)に合わせて同期会など計画されてみてはいかがでしょうか。学内の食堂も一人3,000円程度でパーティーが出来ますので!!

薬大祭へ参加しました。同窓会も

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THE・BOX

軽音ライブ

もちつき

歌うま王者

RedBul l 紙相撲九州大会

サークル主催露店

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 講演1では、9期生で福岡県薬剤師会副会長の金岡正

蔵先生より「これからの薬剤師像」の演題で、薬剤師制

度の創設から薬学教育6年制のスタートや薬事法・医療

法の改正を始めとする様々な制度改革など、薬剤師を取

り巻く環境の変化の流れのお話があり、薬剤師の将来ビ

ジョンは、このような環境変化や将来予測を踏まえ、特

にここ数年調剤薬局では、在宅訪問薬剤師やバイタル

チェックの必要性や病院薬剤師では抗ガン剤の専門薬剤

師や資格を有した認定薬剤師の高度な薬物治療への参

加、また災害時の薬剤師の活躍など薬局、病院・診療所、

製薬、卸、学校等の各職域に従事する薬剤師の将来像を

描き、もって薬剤師の社会的責任の重要性を述べられま

した。

 講演2では、43期生で現在、薬剤設計学助教の西依

倫子先生が、難治性疼痛の線維筋痛症についての講演

で、西依先生は「動物モデルを用いた中枢性疼痛構築

解明と治療への応用戦略」の研究で、平成24年度学術

研究振興資金(若手研究者奨励金)受賞されておりま

す。線維筋痛症は人口の約 2%、特に閉経後の中高年

女性に多く発症していると言われています。全身性の

激しい慢性痛を主症状 とし、これに対して抗うつ薬や

gabapent in などが鎮痛緩和に用いられていますが、

morphine は有効ではありません。神経因性疼痛、が

ん性疼痛、慢性炎症性疼痛などの末梢性炎症のメカニズ

ムが比較的解明されつつありますが、筋線維痛症につい

ては原因が十分に解明できていません。客観的な痛みの

評価ができない中で痛みスケールなどを使用し、抗う

つ薬milnac ipranやgabapent inの類似薬である

pregabal inが治療に用いられています。会場からも

まだこの分野の専門医は少なく苦労している様子が窺わ

れました。

卒後教育を目的とした一般公開セミナーで、当日は同窓会福岡支部の総会終了後に母校にて開催されました。

SeminarRecurrent リカレントセミナー

in 福岡

平成24年度第一薬科大学卒後教育講座in福岡

日時:平成24年9月9日(日)14:40~17:00  会場:第一薬科大学 新館2階 S22講義室

「これからの薬剤師像について」福岡県薬剤師会 副会長 金岡 正蔵 先生

 「疾患としての痛みに向き合う― 難治性疼痛の病態と治療 ―」

    第一薬科大学薬剤設計学分野助教 西依 倫子 先生

講演1 講演2

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一薬会熊本支部長に、本年度より就任しました13期生の中村稔と申します。7月12日の熊本県内を襲った豪雨災害、各地の同窓生の皆様方から御見舞の電話、激励の電話、災害状況の確認、ボランティアの有無等多くの方々から心温まるお言葉をいただき、本紙面をお借りしまして、御礼を申し上げます。

さて一薬会熊本支部の活動は、一時期、休眠状態でしたが、5年前から前支部長の大塚先生のご努力のもと、再活動を開始し、毎年同窓会を開催している次第です。

昨年から、この同窓会も薬大後援会(保護者会)の方々と合同で懇親会を行うようになりました。本年も9月8日(土)

にKKRホテル熊本にて、大学より原学部長他4名の先生方に出席いただき、林同窓会会長、同窓会より40名、後援会より26名の参加のもと、夜遅くまで、先生達との談笑や、久しぶりに会う同期生と昔話に花を咲かせ、酒を呑み交わしました。和やかな宴も、3期生下田禎彦先生の一本締の音頭で、来年の再開を合言葉に会は終演しました。

私達一薬会長崎支部では、二年に一回同窓会を開催しております。昨年はリカレントセミナーとの共催という形で、大学から荒牧教授、増田教授、林同窓会会長が来崎され、盛大な催しとなりました。また、年に数回は事あるごとに十数人の有志が集まり、これからの薬剤師が進むべき道について会合を開いております。とは、聞こえは良いのですが、実は、飲んだくれのおやじが集まり、愚痴を言い合う切ない飲み会。ただ、今回はいつもと違い、長年長崎支部をまとめ、12年間の長きに渡り導いて下さった太田先生が還暦を迎えられたと言う事で、お祝いの宴となりました。 

来年は長崎支部同窓会を開催予定です。現住所が分らず連絡が出来ない方もあります。また、新卒の方で長崎へ来られている方も把握できておりません。お近くに卒業生の方が

居られましたら、ぜひ声掛けと下記までご連絡を宜しくお願いいたします。

一薬会長崎支部事務局  (有)竹の久保調剤薬局  永野 元     〒852-8016 長崎市竹の久保町1-6     Tel 861-2288、Fax 864-0200

Dosou Report同窓活動

報告

熊本支部報告

長崎支部報告

熊本支部長 中村 稔(13期生)

長崎支部事務局 永野 元(20期生)

現在、徳島県在住の同窓生数は約100名。支部としての主な活動は徳島支部総会を毎年開催しています。毎回、参加人数が少なく(10~15名)若い世代の参加者を

如何に増やしていくかが今後の課題です。ここ数年の卒業生の話から、在学中県人会の開催もなく県

人同士の積極的な交流がないようで、今年の支部総会開催時、次回在学生を招いて総会を開催してみてはどうか、という提案

がありました。在学生同士の交流も深まり、OBと学生が知り合えることに

より調剤実習や就職でお互いメリットがあります。徳島支部の活動も活発化できるのではないかという意見でした。

徳島支部報告徳島支部長 瀬谷 和男(17期生)

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D A I I C H I U N I V E R S I T Y O F P H A R M A C Y N EW S

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一薬会近畿支部では、2年前から支部総会の開催を2年毎としており、今年は開催年に当たり、平成24年6月3日(日)に、いつもの大阪東急インで開催しました。

母校の薬品化学教室教授の蒲地保子先生をお迎えし、「薬学教育の変遷と薬学教育6年制」と題して、講演していただきました。母校の現状についてもご紹介していただき、薬学教育6年制で実施されている内容をお聴きし、早く卒業しておいてよかったと、聴講したほとんどの卒業生は感じたのではないでしょうか。また、支部間交流の輪を広げ、支部の活性化を目指すべく、今年は筑豊支部の支部長土田由美子さん

(22期生)をお招きし、支部の紹介をしていただきました。その後、懇親会に移り、西井諭司幹事(10期生)の名司

会で出席者全員(32名)の自己紹介があり、全員で学歌を斉

唱して、楽しい宴の幕を下ろしました。有志は場所を変えて、二次会に移り、来賓の先生方にもご出席いただき、そこでも盛り上がりました。

今年度も11月中旬に支部会報第33号印刷版と電子版を発行すべく、幹事一同、奮闘中です。

 10月13日(土)北九州市小倉北区の小倉飯店にて「第23回一薬会北九州支部総会・卒後教育講演会及び懇親会」を開催しました。 昨年の反省から開始時刻を午後5時とした結果、定刻には昨年より多めの参加者で総会がスタート出来ました。来賓には本部より林巌会長が駆け付けて下さり、ご祝辞を頂きました。挨拶の中で大学との関係が深化して、入学時に同窓会費が徴収出来る様になったこと、現役学生のレベルが上がってきていること、学園祭も復活して同窓会として模擬店「喫茶店」に参加するようになったこと等々の良い内容を聞くことができました。 講演会では野菜ソムリエの桑原ナミ氏に「元気の秘密は野菜・果物!」と題してご講演をして頂きました。同氏は、フリーアナウンサーとして本業のイベント司会業などMCを精力的にこなされており、流暢なトークで「旬の野菜を食べましょう!果物は美のサプリ!」など力説されました。皆、真剣な表情で聞き入っていたのが印象的でした。終了後にフロアから沢山の質問があり、食と健康を取り上げた今回の講演が実り多いものであったと実感しているところです。 懇親会の参加者が若干少なかったのが残念でしたが、集まった方々は一年ぶりの再会を喜び、来年は一人でも多く参加できるようにお互い努力しようと誓い合いました。

近畿支部報告

北九州支部報告

近畿支部長 住谷 正祥(2期生)

北九州支部長 五反田 仁一郎(16期生)

平成24年度一薬会近畿支部総会当日の集合写真

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 我々写真部OBは、平成24年7月7日(土)に、「ホテルオークラ福岡」にて「第1回第一薬科大学写真部OB会」を開催しました。当日は元写真部顧問の松本康裕元教授をお招きし、11期生から49期生までの48名と、現写真部顧問の清水先生と在校生2名にも参加して頂きました。自己紹介の時間では、みなさん大幅に時間をオーバーして学生時代の武勇伝を面白可笑しくお話し頂きました。 みなさん笑顔・笑顔でとても楽しそうにご歓談頂き、会は

大盛況のうちに予定の3時間はあっという間に過ぎ、口々に再会を誓い合ったのでした。

 平成24年の3期生の集いは、東京・京都・徳島・鹿児島を経て5年ぶりに博多での開催となりました。そこで、復活した薬大祭に合わせることとし、開催を10月27・28日として準備を進めました。特に大学内の見学を実務実習教育センターの森田教授にお願いしたところ、快く引き受けていただき、宴会の始まる前の15時から1時間余を当てて計画しました。 当日はあいにくの雨になりましたが、最初に同窓会の模擬店コーナーにお邪魔し、國武幹事長からコーヒーをいただいてスタートしました。案内は安藤准教授が担当してくれました。50年前の懐かしい階段教室でDVDによる最近の薬大の状況の説明で始まり、屋上に出て、すっかり様変わりした眺望に驚き、学内への移動となりました。きれいになった食堂や学生さんの憩いのスペース「カフェテリア」から8階建ての新館に移り、6年制の共用試験OSCEに備えた実務実習教育センターへ、4Fの無菌製剤実習室や無菌手洗い装置など、3Fの模擬保険薬局・病院薬局、模擬病棟、服薬指導室を回り、もう一つの共用試験用CBTの設備、パソコンが並ぶ情報処理演習室を見学しました。最後は正門から、卒業写真の場のロータリーで終了。半世紀前と現実のギャップを目の当たりにして、会場の都ホテルに向かいました。

 会場には、雨で大学の見学に参加できなかった人達が既に早くから集まりロビーで話に花が咲いていました。今年は37名の参加、おいしい料理に飲み放題のパーティーはあっという間に2時間が経過してしまいました。まだまだ話足りない皆さんは2次会の会場、2Fのバー“ザ・ブロンズ”に移り時間の経つのも忘れ楽しいひと時を過ごしました。 翌日は雨もあがり、希望者で2階建てオープンバスの市内観光「シーサイドももち・福岡城址コース」で心地よい遊覧をしたのち、ベルリン国立美術館展が開催されている太宰府の「九州国立博物館」を見学して解散となりました。 ただ、今回5月の準備段階から幹事の一人として尽力してくれた村松博通君が会の一週間前に急逝したのが残念でなりません。 心よりご冥福をお祈りするのみです。  合掌。

写真部OB会

3期生同期会

山本 晶弘(28期生)

村上 克幸

★写真部OB会事務局:福岡県柳川市七ッ家76-22                ほのぼの薬局昭代店内

電話:0944-74-0016 FAX:0944-74-0024     e-mail [email protected]

事務局代表 : 第28期生 山本晶弘

★Facebook:非公開グループ 「薬大写真部」(山本晶弘に、リクエストを送って頂きますとご招待します。)※ 少しでも写真部に在籍されていれば結構です。ご

連絡お待ちしております。

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平成23年11月ハイアットリージェンシー福岡(福岡市博多区)で11期生の集いを開催しました。出席者は35名、2次会は同ホテルのロトンダ、3次会は西依さん(中央機器室)のベースキャンプと繰り出しました。

翌20日(日)は、午前9時に同ホテルを出発、“紅葉狩り”と称して伊藤伝右門邸(飯塚市)、渡辺藤吉別荘(篠栗町)をめぐりました。

今年は11月17日(土) ハイアットリージェンシー福岡で幹事 林 巌・吉富實美・中島光雄・正木和子

11期生 「還暦の集い」林 巌

11期生還暦のつどい 2011.11.19

5期生の会in福岡が薬大祭に合わせて開催されました。2012年10月27日正午に大学に集合し、薬大祭のバザーを利用し昼食を頂き12名の参加からスタートしました。中には44年ぶりに母校を訪ね、勉学に勤しんだ校舎に思いを語り、又、その変容に驚いたり感慨ひとしおの時間を過ごし、高宮駅から懐かしき西鉄電車で大宰府参拝。お孫さんに学業成就のお守りをお土産にしたため、九州国立博物館のスケールの大きさに驚き、光明寺の静かなたたずまいに心を澄まし、梅が枝餅を食し、会場の福岡ガーデンパレスホテルには24名の参加者が揃っていました。まず、13名のご逝去者に黙祷を捧げ、各自の近況報告、残念ながら参加出来なかった方々のお便り紹介、記念撮影、二次会へと青春の時間が過ぎ去りました。翌日は8名の希望者で、博多駅より「ゆふいんの森号」で湯布院観光。昼食を楽しみ(ここで飲んだ梅酒「鶯とろ」が旨かった)。午後には山荘「無量塔」でのコーヒータイム、小さな美術館での絵画・書の鑑賞、さらに「すすり茶」いほりでのひと時。非日常での時間が楽しく静

かに過ぎていきました。たくさんの湯布院土産を抱え、山水館ホテルに到着。露天風呂を、夕食では地ビールを楽しみ、夢をみながら宿泊。翌朝、湯布院駅で解散の運びとなりました。

昨年は北海道を楽しみ、来年は岡山での開催が決定しています。参加者の多くの方が、いまだ現役で仕事をしており、それぞれの有益な情報交換が同期会を通じて行われており、非日常の2日間でしたが、日常に復帰してなおかつ元気が湧いてくる同期会は素晴らしいものです。来年の5期生の会in岡山を期待して5期生の近況報告とさせていただきました。

5期生の会in福岡松本 秀喜

毎年開催の四期生同期会は、昨年の北海道の後を受け9月29日18時より筑紫野市二日市温泉大丸別荘に於いて、恩師大和先生ご夫妻をお招きして約40名で開催された。

当日は、参加者全員が遠い昔の学生時代に戻ったかの様な若やいだ楽しい親睦会となった。

また、二次会のカラオケ大会も23時まで延々と続き、有意義なひと時となった。

次回開催地は、京都周辺を予定している。

4期生同期会東 哲宏

第一薬科大学 四期会同窓会 於 大丸別荘 平成24年9月29日

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平成24年9月29日(土)都ホテル(福岡市)で12期生の還暦同窓会を開催しました。当日は、台風17号と18号が相次いで日本列島に接近するなか、60名を超える同期が全国から集まりました。体型などの変化ですぐには名前が思い出せない人も多かったのですが、話し出すと盛り上がり学生時代を彷彿する一次会でした。大半の同期が二次会へと流れ時の経つのを忘れた一夜となりました。来年の秋に同期会を開催する予定です。

12期生同期会西田 泰弘

第一薬科大学 12期生同窓会 於 博多都ホテル 平成24年9月29日

平成23年10月29日(土)夕方、私は、ガラリと変わった野間を歩いて一路とり松へ…

まずは3階建の立派な「とり松御殿」に驚き、若かりし20代にここでビールを飲んでいたことを思い出す。急ぎエレベーターで3階大広間の宴会場へ。遅れてきた私は、少しは恥ずかしい気持ちもあって引き戸を開けた。なんと懐かしい顔ぶれ! 私はすぐにあちこちで乾杯して回り、それから約2時間タイムスリップした会話が会場内をとびかう。

この同窓会が開催されたのは、かれこれその数か月前、一度同窓会をやってみようと数名で思い立ち、周りの方々の協力を得て、今わかっている住所に思い切って全員葉書を送りました。おかげさまで今回は参加できなかった方からも返信があり、住所も整理できました。30年間いろんなことがあったでしょうが、みな様、本当にお疲れ様でした。元気に会え

て何よりです。こうやって、昔に戻って語り合えるって本当にいいですよね。その日は突然参加する方もあり約42名にもなりました。遠くは愛媛、種子島、長崎、山口、宮崎、熊本からも集まっていただきました。みな様の活躍やいろんな近況がうかがえました。中には薬剤師ではなく市会議員になっておられる方やレストラン経営をされておられる方もおられました。それぞれの方がお互いにメール交換するなど、またいろんな約束をしながらあっという間に同窓会が終わりました。今後これを機会に同窓会を続けたいと思っております。予定は来年の10月26日第4土曜日です。遠方の方々は大変でしょうが、また是非ご参加ください。今回どうしても参加できなかったみな様、是非ご参加ください。詳細は一薬会のホームページに載せる予定にしております。私達はまだ定年前ですので、仕事にプライベートにがんばりましょう。では、また会える日を楽しみにしています。

次回 開催予定日 平成25年10月26日(土)※ この日の写真は、一薬会ホームページ「ビキタのアルバム」

のページにてご覧になれます。

15・16・17期生「そろそろ 集まろうよ!」 レッツGo! とり松

石田  ひとみ(旧姓元村 17期生)

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同窓生同士の交流の場として(★)同窓会からのお知らせをチェック

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セキュリティは万全

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大学の情報も周辺地図や近郊情報、沿革等を掲載します。

同窓会公式ホームページ運用中

名刺ページ

ミニメールコミュニティのページ

母校の情報掲載

フィジカルアセスメント ベーシックセミナー(この会報の最終ページに詳細を掲載しています)

の申し込み用紙はこちらからダウンロード・プリントアウトできます

トップページ

重要なお知らせや行事予定、会則・組織図など、同窓会に関する情報を掲載していきます。緊急のお知らせ等は一斉メール(★)にて配信します。

会費のお支払い、募金・寄付等がクレジット決済にてご利用いただけます。(★)

ログイン ID で初期登録(★)の際にご入力いただく必須項目はニックネームとメールアドレスのみで、その他の項目は任意登録です。姓名・連絡先は必要ありません。また、すべてのページはSSL 暗号化通信を行っています。

卒業生・在学生での人材募集にお役立て下さい。期間を区切って掲載していただけます。

あなたのホームページにリンクします。掲載費用は一薬会運営費に充てさせていただきます。

同窓会行事や母校の模様をフォトアルバムに掲載します。出席できなかった行事もぜひチェックして下さい。

コミュニティ ペのページ

名刺機能で自身の近況報告ができます。懐かしい友人の名刺を探してミニメールで話したり、掲示板を利用して母校同窓会員全員に告知やお知らせが可能です。また「コミュニティ」では、同じクラス、同じクラブ、地域の人、趣味が同じ人など様々なカテゴリでグループを作ったり、開設されているコミュニティに参加して意見交換ができます。コミュニティには「イベント機能」がありクラス会・OB 会などの出欠確認にも活用できます。

アルバムで

※★印の付いている項目は IDでログインした場合にご利用いただけます。

※同窓会コミュニティサイト Bikita は小野高速印刷 ( 株 ) が運営管理し、一薬会と

正式に利用契約を結んでいます。

一薬会からのお知らせや同窓生の近況をチェックできるコンテンツが盛りだくさん!部外者からの書き込みを防ぎ、卒業生の皆様に安心してご利用いただくため、まずは振込用紙に印字されたIDと初期PASSで会員登録をして下さい。

でログインした場合にご利用いただけます。

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アドミッションオフィス(入試事務局)からのお知らせ1.卒業生御子息 入学特典について

   第一薬科大学の建学の精神や教育理念を深く理解し、薬剤師になるという強い目的意識を持つ本学卒業生の御子息等を受け入れ、伝統の継承に寄与することを目的として、平成25年度入学より設定した制度です。薬剤師を志す御子息等がいらっしゃいましたら、本学を検討するように勧めていただければ幸いです。

 【特典内容】  入学手続時納付金の授業料より、20万円(入学金相当額)を免除します。   ※2年次以降は、一般入学者と同様の金額(年額180万円)となります。   ※ 特待生入学試験に合格された場合、特典の重複はありません。また、    卒業生御子息入学特典が適用された方は、オープンキャンパス参加特典は適用されません。 【特典を得られる方】  平成25年度入学試験に合格し、二親等内の親族(父母・祖父母・兄弟姉妹)が本学を卒業した方。   ※兄弟姉妹は在学中でも可能とします。 【確認方法】  卒業生(在学生)である事を証明するものを出願書類に同封し、提出してください。   ・卒業証書のコピー・自筆文書など様式は自由ですが、卒業年度・可能であれば学籍番号を記載してください。   ・入学願書の「保護者」と異なる方の場合には、受験生との続柄を記載してください。   ・ご結婚などにより大学卒業時の姓から変わった場合は、旧姓も記載してください。

2.特待生入学試験について   薬剤師を志す優秀な人材に対して経済的負担を軽減し、勉学に専念できる環境を与えることを目的に、平成25年度入学より設定した制度です。

特待生入学試験成績優秀者から、特待生S・特待生A・特待生Bを選抜し、次の特典を付与します。特待生S 卒業までの授業料全額(160万円×6年=960万円)免除※2年次以降の継続は学業成績を含む審査をクリアする 必要あり特待生A 1年次の授業料全額(160万円)免除特待生B 1年次の授業料半額(80万円)免除

 詳細は、学生募集要項でご確認ください。

3.平成25年度 入学試験日程平成25年度入学試験日程は次の通りです。

願書受付期間 試 験 日 合格発表日 入学手続締切日

A O 入 試 平成24年8月1日(水)~平成25年3月29日(金) 随 時 実 施 第二次審査後2週間以内 合格発表後2週間以内

推 薦 入 試 平成24年10月9日(火)~10月27日(土) 平成24年11月3日(土) 平成24年11月8日(木) 平成24年11月22日(木)

特待生入試第 一 期

平成24年11月26日(月)~12月12日(水) 平成24年12月15日(土) 平成24年12月20日(木) 平成25年1月11日(金)

特待生入試第 二 期

平成25年2月12日(火)~2月28日(木) 平成25年3月5日(火) 平成25年3月9日(土) 平成25年3月23日(土)

一 般 入 試第 一 期

平成25年1月7日(月)~1月28日(月) 平成25年2月2日(土) 平成25年2月8日(金) 平成25年3月1日(金)

一 般 入 試第 二 期

平成25年3月4日(月)~3月18日(月) 平成25年3月21日(木) 平成25年3月24日(日) 平成25年3月30日(土)

センター入試前 期

平成25年1月7日(月)~1月28日(月) 大学入試センター試験

平成25年1月19日(土)平成25年1月20日(日)

※ 本学独自の学力審査は課さない

平成25年2月8日(金) 平成25年3月1日(金)

センター入試中 期

平成25年2月12日(火)~2月28日(木) 平成25年3月9日(土) 平成25年3月23日(土)

センター入試後 期

平成25年3月4日(月)~3月18日(月) 平成25年3月24日(日) 平成25年3月30日(土)

※この他、社会人入学試験・帰国生徒入学試験も実施します。詳細は、学生募集要項でご確認ください。送料とも無料でお送りします。【請求先:アドミッションオフィス(入試事務局) [フリーダイヤル] 0120-542-737】

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収入の部

支出の部

23年度

年  度 平成23年度 決算 平成24年度 予算科  目 予 算 決 算 予 算 増 減

前 年 度 繰 越 金 5,257,750 5,257,750 3,499,453 -1,758,2976 年 制 入 会 金 900,000 800,000 900,000 01 0 年 会 費 800,000 1,940,000 1,200,000 400,000会費(委託徴収) 0 0 845,000 845,000銀 行 利 子 300 278 300 0名 簿 収 入 600,000 565,000 600,000 0雑 収 入 70,000 85,130 70,000 0会 費( 前 納) 0 320,000 0特別貯金からの繰入

計 7,628,050 8,968,158 7,114,753 -513,297

科  目 予 算 決 算 予 算 増 減総 会 費 400,000 210,726 0 -400,000名 簿 作 成 費 800,000 658,202 700,000 -100,000事 務 費 950,000 608,188 400,000 -550,000活 動 費 100,000 100,000通 信 費 100,000 67,870 100,000 0慶 弔 費 100,000 0 200,000 100,000支 部 通 信 費 600,000 510,500 600,000 0生涯教育援助費 100,000 20,315 100,000 0交 通 費 100,000 18,740 100,000 0幹事会委員会費 300,000 229,603 300,000 0役 員 会 費 800,000 637,910 0 -800,000印 刷 費 300,000 328,960 500,000 200,000会報作成発送費 1,365,000 1,597,666 1,400,000 35,000渉 外 費 100,000 79,140 100,000 0雑 費 100,000 7,385 100,000 0ホ ー ム ペ ー ジ 150,000 150,000予 備 費 1,513,050 493,500 2,264,753 751,703借 入 金 返 済 0 0 0次 年 度 繰 越 金 0 3,499,453 0 0

計 7,628,050 8,968,158 7,114,753 -513,297

 母校の発展に尽力するとともに、会員相互のすばらしい「ふれあい」のために、次の事項に力点をおいて活動しました。平成24年度の入学生から、大学の協力で委託徴収(毎年5,000円×6回)ができる様になりました。1.母校との交流を行いました。 第3回薬大祭に同窓会のブースを設け、在学生との交流をはかりました。 “コーヒーショップ おじっクス” 母校を訪問し、渡辺繁紀学長代理、吉武毅人副学長と面談しました。 林会長が、卒業式・入学式に来賓として出席しました。 一薬会報(第37号)が母校の全職員に配布されました。 同窓会名簿を全教室に届けました。

2.身近な「ふれあい」のために ○支部活動を支援しました。  ・支部総会開催   ・支部総会出席  ・支部総会の案内状の作成と発送 ○同門会・クラブ・同期会を支援しました。

3.情報による「ふれあい」のために 会員情報の更新を小野高速印刷(株)に委託しました。 (一薬会報の印刷と発送、ホームページの作成、会員名簿の作成等) ○一薬会報(第37号)を発行しました。 ○会員情報の収集と提供を行いました。    会員住所の更新  会員名簿の発刊 ○生涯教育を支援しました。

4.同期会・同門会・クラブ等との連動のために 「ふれあいネットワーク」づくりに取り組みました。

5.その他の事項  大学の協力を得て、新6年生に入会の案内と会費納入のお願いの文書を平

成24年4月に発送しました。   未納者の処遇を検討しました。

 一般会計繰越    普通貯金 3,363,777 筑銀 普通 現  金 135,676   計 3,499,453

 特定貯金内訳(平成23年度分利息 12,614円を含む) 定期貯金 25,836,132 西日本シテイ銀行 11,915,762 筑邦銀行 8,574,586 福岡銀行 5,345,784                              計25,836,132

会 計 報 告平成23年度決算及び平成24年度予算

活 動 方 針

活 動 報 告

 平成23年度は、内田雅宏元副幹事長の母校退職に伴い、同窓会の仕事も体調不良の理由により辞退させてほしいとの相談が林会長にあり、これまで内田先生が一手にされていた一薬会会報の作成と発送、会員名簿の発刊、会員データの維持や各会での案内状の発送等が出来なくなるとのことで、事務局の仕事の合理化に取り組みました。そしてこれまで内田先生にして頂いた実務の一部を小野高速印刷株式会社同窓会支援事業部に外注することになりました。内田先生は、同窓会を30年以上の長年にわたり支えてこられました。この場をお借りし

てお礼を申し上げます。 一薬会の監事梅末芳彦先生(5期生)が、平成24年5月11日にご逝去されました。長年にわたり一薬会に貢献され、謹んでお悔やみ申し上げます。後任として、来年の役員会で、高木淳一先生(22期生)を推薦する予定です。 また熊本支部では、支部長が大塚俊朗先生から中村稔先生(13期生)と交代になりました。

幹事長 國武雅弘(19期生)幹 事 会 報 告

皆様に訃報のお知らせを致します。細井正春元教授、吉田和夫元教授、松井又夫元教授、太田尚志元教授がご逝去されました。謹んでお悔やみを申し上げます。

訃 報

1.母校の発展に力をつくしましょう。2.情報(母校・会員)の伝達に努めます ◦一薬会報で企画・特集記事を ◦ホームページでタイムリー情報を

1.母校への尽力 ◦学生募集への支援 ◦実務実習への支援2.情報の伝達 ◦情報ネットワークの整備と運用 ◦ホームページの充実 ◦一薬会報の充実3.支部活動の支援4.財務の健全化

皆さんとともに心がけていきたい事項

今期取組みたい具体的な事項

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 第一薬科大学では、臨床能力が高く、惻隠の情あふれる薬剤師教育を目指し、創立以来50年、多くの薬剤師を輩出して参りました。現在、薬剤師の地域医療・チーム医療への参画は必須となってきており、薬剤師のフィジカルアセスメントスキルが求められています。 そこで今回、本学の生涯学習講座としてフィジカルアセスメントセミナーを開催する事となりました。薬剤師が医療の現場で実践することを目指したプログラムとなっております。皆様のご参加を心よりお待ちしております。

 H24年度 第一薬科大学 薬剤師生涯学習講座『フィジカルアセスメントベーシックセミナー』に関する案内の詳細・参加申し込みは、下記大学同窓会のホームページにて掲載中。参加申し込み希望者は、ホームページにアップされている申込書を印刷し、必要事項記入後、セミナー事務局に申し込みください。または、掲載の事務局にメールにて申し込みください。

主催 学校法人都築学園 第一薬科大学 共催 九州東邦株式会社 東邦薬品株式会社問合先:0120-8934-55(隅田・安田)

URL:http://bit.ly/1yaku2012semi

新時代を迎える薬剤師の実践力UPを目指して

フィジカルアセスメント 

ベーシックセミナー

~平成二十四年度 

第一薬科大学 

薬剤師生涯学習講座~

開 催 日:2013年 2月3日(日)開催時間: 9:30~17:00(受付開始 9:00~ 昼1時間休憩があります。)

場  所:第一薬科大学参 加 費: 10,000円 (当日、実技研修で使用する聴診器をプレゼントします。)

定  員: 64名(先着順で受付します。定員を超えるとお断りすることがあります。)

        ◆日本薬剤師研修センター認定実習研修 3単位にて検討中※参加者相互の聴診も予定しておりますので、実技時に聴診しやすい服装にてご参加下さい。

9:30 10:00 15:10 17:00

セミナー概要

〈バイタルサインの基礎〉 フィジカルアセスメントにより何を観察しているか。

フィジカルアセスメントから副作用を予見する

九州中央病院健康管理センター

第一部長

第一薬科大学大森 将

客員臨床教授(Dr.)

〈循環器の基礎〉 フィジカルアセスメントモデル(フィジコ)を活用した循環器に関する“体の音”を体験する。

第一薬科大学副学長

吉武 毅人教授(Dr.)

〈呼吸器の基礎〉 フィジカルアセスメントモデル(ラング)を活用した呼吸器に関する“体の音”を体験する。

〈簡易検査機器での計測〉 お薬体質検査・HbA1c・PT- INR・肝機能・LDL・骨密度・体組成 等測定

4つの実技を60分交代で

ローテーションします。

■ 当日タイムスケジュール

お申込み方法

■ 研修日程

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編集後記  10月26日と27日の薬大祭に行きました。再開されて4回目、同窓会では昨年よりコ-ヒ-ショップ(おじっクス)を開店しました。大学祭の開会時には福岡よさこいのパフォ-マンスが披露され、勢いのある学生が多くなった様な感じを受けることが出来、大学は確実に変わりつつある様です。会場は学生で賑わい小雨交じりの天候にも関わらず元気な声が響いていました。よく見ると餅つきが始まり学生部長の荒牧弘範先生と白

谷智宣先生が生徒と一緒に餅をついておられ大変な賑わいでした。同窓会のブ-スにもきな粉餅、だいこん餅、あんこ餅を振舞って頂き楽しく良い雰囲気の薬大祭でした。同窓会と大学との連絡も密になり今回の会報も内容を充実させることが出来たと思います。是非隅々まで御覧になって下さい。そして今後も「一薬会」と「母校」を温かく見守って頂きたいと思います。

同窓会では、平成25年度会員名簿を作成致します。購入をご希望の方は、同封の振込み用紙でお申し込みください。 販売金額: 一部5,000円(送料を含む) 申込期限:平成25年1月末日 配布予定:平成25年4月上旬予定申し込み後の住所変更は、同封の変更届に記入の上、同窓会事務局まで郵便またはFAXでお願い致します。変更後の新住所に発送いたします。

会員名簿

購入のご案内

連絡先〒812-0033 福岡市博多区大博町3番3号昭和製薬株式会社内 第一薬科大学同窓会事務局まで

FAXをご利用の場合は(092)291-7610

副会長下瀬和俊(16期生)