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平成25年4~6月期 平成25年9月11日 The Second Quarter of 201Analysis of All Industrial Activities September 11, 2013 産業活動分析 経済産業省大臣官房調査統計グループ Research and Statistics Department Minister’s Secretariat Ministry of Economy, Trade and Industry

The Second Quarter of 2013 産業活動分析平成25年4~6月期 平成25年9月11日 The Second Quarter of 2013 Analysis of All Industrial Activities September 11, 2013 産業活動分析

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平成25年4~6月期

平成25年9月11日

The Second Quarter of 2013

Analysis of All Industrial Activities

September 11, 2013

産業活動分析

経済産業省大臣官房調査統計グループResearch and Statistics Department

Minister’s SecretariatMinistry of Economy, Trade and Industry

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目 次

今期のトピックス

第3次産業活動指数「広義対事業所サービス」の動向と背景の考察 ·········· 1

22年基準鉱工業指数基準改定について ································ 14

第Ⅰ章 産業活動の動向 ············································· 35

第1節 全産業の活動

-緩やかな上昇傾向にある産業活動- ·························· 35

第2節 鉱工業の活動

-緩やかな持ち直しの動きがみられる鉱工業生産- ·············· 36

1.生産の動向 ·············································· 36

(1) 概況 ·················································· 36

(2) 財別・業種別の動向 ···································· 38

(3) 予測指数からみる生産の先行き ·························· 42

2.出荷の動向 ·············································· 43

(1) 概況 ·················································· 43

(2) 財別・業種別の動向 ···································· 45

3.在庫・在庫率の動向 ······································ 48

(1) 概況 ·················································· 48

(2) 財別・業種別の在庫動向 ································ 51

(3) 財別・業種別の在庫率動向 ······························ 54

(4) 在庫循環の特徴 ········································ 57

4.製造工業稼働率・生産能力の動向 ·························· 59

(1) 概況 ·················································· 59

(2) 業種別の動向 ·········································· 60

第3節 第3次産業の活動

-緩やかな上昇傾向にある第3次産業活動- ···················· 62

(1) 概況 ·················································· 62

(2) 業種別の動向 ·········································· 65

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第Ⅱ章 最終需要向け供給動向 ······································· 69

第1節 全産業の供給 ·············································· 69

第2節 消費向け供給活動 ·········································· 70

(1) 概況 ·················································· 70

(2) 財の供給動向 ·········································· 70

(3) サービスの供給動向 ···································· 73

第3節 投資向け供給活動 ·········································· 74

(1) 概況 ·················································· 74

(2) 鉱工業からの供給動向(資本財総供給) ·················· 75

(3) 建設業からの供給動向 ·································· 77

(4) サービスの供給動向 ···································· 79

第4節 輸出動向 ·················································· 80

(1) 概況 ·················································· 80

(2) 財別の動向 ············································ 80

(3) 地域別の動向 ·········································· 82

第5節 輸入動向 ·················································· 84

(1) 概況 ·················································· 84

(2) 財別の動向 ············································ 84

(3) 地域別の動向 ·········································· 87

参考

付表

1.鉱工業出荷内訳表 ········································ 90

2.鉱工業総供給表 ·········································· 96

3.全産業供給指数 ·········································· 102

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利用上の注意

1. 前期比は季節調整済の数値、前年(同期)比は原数値を使用している。なお、在庫の変化率は、前期末

比(季節調整済の数値)、前年(同期)末比(原数値)を使用している。

2. 四半期別伸び率寄与度は、特記しない限り前期比伸び率に対する寄与度である。なお、個々の系列毎

に季節調整を行っているため、内訳の寄与度の積み上げと全体の伸び率は一致しないことがある。

3. 原則として「鉱工業生産指数」、「鉱工業生産者出荷指数」、「鉱工業生産者製品在庫指数」、「鉱工業

生産者製品在庫率指数」、「製造工業稼働率指数」、「製造工業生産能力指数」を、それぞれ「生産」、「出

荷」、「在庫」、「在庫率」、「製造工業稼働率」、「製造工業生産能力」と略記しているが、他の指数について

も同様に多くの場合「指数」という語を省略している。

4. 指数の伸び率の記述は、原則として「上昇」、「低下」を用いているが、統合分類の変動要因などを説明

するため、その内訳の分類を使用する場合には、混乱を避けるため「増加」、「減少」を用いている。同様の

理由から、鉱工業指数の品目別指数及び第3次産業活動指数の小分類業種別指数についても「増加」、

「減少」を用いている。

5.「鉱工業生産者製品在庫指数」の暦年値は12月末時点のため、基準年の指数水準は100にならないこと

がある。

6. 年の表示は和暦であり、元号は特記しない限り原則として平成である。

7. グラフに記入されたⅠ~Ⅳの数字は、第1四半期から第4四半期(暦年ベース)を表している。

8. 本書で使用した数値は、原則として以下のとおりである(特記してある場合を除く)。

また、数値の作成機関について記載がないものは「経済産業省」である。

① 第Ⅰ章第2節 : 鉱工業指数 ② 第Ⅰ章第3節 : 第3次産業活動指数

なお、本書に記載された数値及び内容を他に転載するときは、「経済産業省:産業活動分析」による旨を

必ず明記する。

9.本書では「東日本大震災(長野県北部地震を含む)」について、「震災」と略記している。

10. 「鉱工業総供給表」(総供給、国産及び輸入)の平成25年1月以降は、貿易統計(財務省)速報値を用

いている。

11. 「全産業供給指数」は、供給側の統計指標を、平成17年産業連関表の粗付加価値額から算定したウ

ェイトにより、需要項目別に再集計した試算値である。

12.第Ⅰ章第2節の出荷内訳表の関係項目は、当該指標の基準改定と本書作成期が重なり新基準では編

集の観点から、旧基準では整合性の観点から掲載が困難であることから、項目掲載を取りやめている。な

お、輸出動向の財別及び地域別は、第Ⅱ章第4節へ移設している。

取りやめた項目→2.出荷の動向 (3)国内向け・輸出向け出荷の動向

3.在庫・在庫率の動向 (5)在庫率変動の特徴

【本書の内容についてのお問い合わせ】

経済産業省大臣官房調査統計グループ経済解析室 東京都千代田区霞が関1丁目3番1号(〒100-8902)

電話:03-3501-6648(ダイヤルイン) 統計情報 URL:http://www.meti.go.jp/statistics/index.html

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産業活動分析(平成25年4~6月期)

- 1 -

第3次産業活動指数「広義対事業所サービス」の動向と背景の考察

第3次産業活動指数(17年=100、季節調整済)を「広義対事業所サービス」と「広

義対個人サービス」の2つに分けて、基準年である17年以降のそれぞれの動向を見て

みると、「広義対事業所サービス」は、「広義対個人サービス」と比較して景気後退局面

における落ち込み幅が大きく、景気回復局面入り後の回復も遅れていた 1(第1図)。し

かしながら、足下の25年4~6月期は前期比 2.1%の上昇となり、企業間のサービス取

引が再び活発化する兆しが見え始めている。

今回のトピックでは、「広義対事業所サービス」に焦点を当ててその動向を見るととも

に、「広義対個人サービス」と比較して回復が遅れていた背景について考察してみたい。

第1図 第3次産業活動指数

「広義対事業所サービス」と「広義対個人サービス」の推移

88

90

92

94

96

98

100

102

104

106

108

Ⅰ Ⅱ Ⅲ Ⅳ Ⅰ Ⅱ Ⅲ Ⅳ Ⅰ Ⅱ Ⅲ Ⅳ Ⅰ Ⅱ Ⅲ Ⅳ Ⅰ Ⅱ Ⅲ Ⅳ Ⅰ Ⅱ Ⅲ Ⅳ Ⅰ Ⅱ Ⅲ Ⅳ Ⅰ Ⅱ Ⅲ Ⅳ Ⅰ Ⅱ

17 18 19 20 21 22 23 24 25

第3次産業活動(全体)

広義対事業所サービス

広義対個人サービス

(期/年)

(17年=100、季節調整済)

20年9月

リーマンショック発生

23年3月

震災発生

(注)1.シャドー部分は景気後退局面。

2.第3次産業活動指数(全体)のウェイト 10,000.0 のうち、「広義対事業所サービス」は 5,796.9、「広義対個人サービス」は 4,203.1 を占める。

資料:「第3次産業活動指数」

1 「広義対事業所サービス」及び「広義対個人サービス」は、第3次産業活動指数を構成するすべての末端分

類を、事業所向けと個人向けに区分し、総合化した再編集系列である。それぞれに含まれる末端分類について

は、HP掲載の「再編集系列特掲分類の内訳一覧」を参照のこと。

http://www.meti.go.jp/statistics/tyo/sanzi/result-2.html

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産業活動分析(平成25年4~6月期)

- 2 -

(1) 「広義対事業所サービス」の動向

①「広義対個人サービス」と比較してみた「広義対事業所サービス」の動向

「広義対事業所サービス」(17年=100、季節調整済)は、20年1~3月期までは上

昇傾向で推移していたが、20年9月に発生したリーマンショックを背景に、景気後退局

面において大幅に低下した(前掲第1図)。「広義対事業所サービス」の低下幅は、「広

義対個人サービス」と比較して大きく、景気回復局面入り後の回復も遅れていた。

第2図は、第3次産業活動指数の伸び率(前期比)に対する「広義対事業所サービ

ス」と「広義対個人サービス」の寄与度の推移をみたものである。20年1~3月期までは、

主に「広義対事業所サービス」が第3次産業活動指数(全体)の上昇に大きく寄与して

いたが、景気回復局面入り後は主に「広義対個人サービス」が全体の上昇に寄与する

形に変化していたことが見てとれる。しかしながら、足下の25年4~6月期は「広義対事

業所サービス」が全体の上昇を大きくけん引しており、企業間のサービス取引が再び活

発化する兆しが見え始めている。

第2図 第3次産業活動指数の伸び率(前期比)に対する

「広義対事業所サービス」と「広義対個人サービス」の寄与度の推移

Ⅰ Ⅱ Ⅲ Ⅳ Ⅰ Ⅱ Ⅲ Ⅳ Ⅰ Ⅱ Ⅲ Ⅳ Ⅰ Ⅱ Ⅲ Ⅳ Ⅰ Ⅱ Ⅲ Ⅳ Ⅰ Ⅱ Ⅲ Ⅳ Ⅰ Ⅱ Ⅲ Ⅳ Ⅰ Ⅱ Ⅲ Ⅳ Ⅰ Ⅱ

17 18 19 20 21 22 23 24 25

▲ 4

▲ 3

▲ 2

▲ 1

0

1

2

広義対事業所サービス

広義対個人サービス

第3次産業活動(全体)

(17年=100、前期比、%、%ポイント)

(期/年)

(注)1.シャドー部分は景気後退局面。 2.個々の系列ごとに季節調整を行っているため、内訳の寄与度の積み上げと全体の伸 び率は一致しないことがある。

資料:「第3次産業活動指数」

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産業活動分析(平成25年4~6月期)

- 3 -

②「広義対事業所サービス」の業種別動向

「広義対事業所サービス」の業種別動向及び前期比、伸び率に対する寄与度の動向

を見てみると、リーマンショックが発生した20年7~9月期から21年1~3月期にかけて

は、「広義対事業所サービス」のウェイトの約3割を占める「卸売業」を中心に、全ての業

種が低下し、マイナスに寄与していた(第3図、第4図)。この時期における低下幅が最も

大きかった「卸売業」は、景気回復局面入り後、21年7~9月期にプラスに転じたものの、

その後一進一退となり、24年7~9月期以降は低下している。一方、「金融業,保険業」

は、昨年末以降、大幅な伸びを示している。

25年4~6月期は、「金融業,保険業」を中心に、「学術研究,専門・技術サービス業」、

「情報通信業」など多くの業種が上昇している。「卸売業」、「不動産業,物品賃貸業」は

低下したが、それぞれの低下幅は縮小している。

第3図 業種別 「広義対事業所サービス」の推移

80

85

90

95

100

105

110

115

120

125

Ⅰ Ⅱ Ⅲ Ⅳ Ⅰ Ⅱ Ⅲ Ⅳ Ⅰ Ⅱ Ⅲ Ⅳ Ⅰ Ⅱ Ⅲ Ⅳ Ⅰ Ⅱ Ⅲ Ⅳ Ⅰ Ⅱ Ⅲ Ⅳ Ⅰ Ⅱ Ⅲ Ⅳ Ⅰ Ⅱ Ⅲ Ⅳ Ⅰ Ⅱ

17 18 19 20 21 22 23 24 25

広義対事業所サービス(全体) 電気・ガス・熱供給・水道業情報通信業 運輸業,運送業卸売業 金融業,保険業不動産業,物品賃貸業 学術研究,専門・技術サービス業その他

(期/年)

(17年=100、季節調整済)

(注)1.シャドー部分は景気後退局面。

2.「広義対事業所サービス」(全体)のウェイト 5,796.9 のうち、「電気・ガス・熱供給・水道業」は 232.0、「情報通信業」は 766.6、「運輸業,運送業」は 677.1、「卸売業」は 1,794.4、「金融業, 保険業」は 676.4、「不動産業,物品賃貸業」は 459.1、「学術研究,専門・技術サービス業」は 551.3、「その他」は 640.0 を占める。

資料:「第3次産業活動指数」(試算値)から作成。

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産業活動分析(平成25年4~6月期)

- 4 -

第4図 「広義対事業所サービス」の伸び率(前期比)に対する

業種別寄与度の推移

Ⅰ Ⅱ Ⅲ Ⅳ Ⅰ Ⅱ Ⅲ Ⅳ Ⅰ Ⅱ Ⅲ Ⅳ Ⅰ Ⅱ Ⅲ Ⅳ Ⅰ Ⅱ Ⅲ Ⅳ Ⅰ Ⅱ Ⅲ Ⅳ Ⅰ Ⅱ Ⅲ Ⅳ Ⅰ Ⅱ Ⅲ Ⅳ Ⅰ Ⅱ

17 18 19 20 21 22 23 24 25

▲ 6

▲ 5

▲ 4

▲ 3

▲ 2

▲ 1

0

1

2

3

電気・ガス・熱供給・水道業 情報通信業 運輸業,運送業

卸売業 金融業,保険業 不動産業,物品賃貸業

学術研究,専門・技術サービス業 その他 広義対事業所サービス(全体)

(期/年)

(17年=100、前期比、%、%ポイント)

(期/年)

(注)1.シャドー部分は景気後退局面。 2.個々の系列ごとに季節調整を行っているため、内訳の寄与度の積み上げと全体の伸び率は一

致しないことがある。 資料:「第3次産業活動指数」(試算値)から作成。

③「広義対事業所サービス」に大きく影響を及ぼしている「卸売業」の動向

「広義対事業所サービス」の動向には、そのウェイトの約3割を占める「卸売業」が大き

く影響を及ぼしている。

「卸売業」は、リーマンショック発生を背景に大幅に低下し、景気回復局面入り後も低

迷しているが(前掲第3図)、全産業供給指数(17年=100、季節調整済)で、「卸売業」

の最終需要向け供給動向を「国内最終需要向け」と「輸出向け」の2つに分けて見てみ

ると、「国内最終需要向け」が景気回復局面入り後も低迷している(第5図、第6図)。

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産業活動分析(平成25年4~6月期)

- 5 -

第5図 「卸売業」の最終需要向け供給

「国内最終需要向け」と「輸出向け」の推移

60

70

80

90

100

110

120

130

Ⅰ Ⅱ Ⅲ Ⅳ Ⅰ Ⅱ Ⅲ Ⅳ Ⅰ Ⅱ Ⅲ Ⅳ Ⅰ Ⅱ Ⅲ Ⅳ Ⅰ Ⅱ Ⅲ Ⅳ Ⅰ Ⅱ Ⅲ Ⅳ Ⅰ Ⅱ Ⅲ Ⅳ Ⅰ Ⅱ Ⅲ Ⅳ Ⅰ Ⅱ

17 18 19 20 21 22 23 24 25

最終需要向け

国内最終需要向け

輸出向け

(期/年)

(17年=100、季節調整済)

(注)1.シャドー部分は景気後退局面。 2.「最終需要」(全体)のウェイト 5,684.9 のうち、「国内最終需要」は 4,510.7、「輸出」は 1,174.2 を

占める。 資料:「全産業供給指数」(試算値)から作成。

第6図 「卸売業」の最終需要向け供給の伸び率(前期比)に対する

「国内最終需要向け」と「輸出向け」の寄与度の推移

Ⅰ Ⅱ Ⅲ Ⅳ Ⅰ Ⅱ Ⅲ Ⅳ Ⅰ Ⅱ Ⅲ Ⅳ Ⅰ Ⅱ Ⅲ Ⅳ Ⅰ Ⅱ Ⅲ Ⅳ Ⅰ Ⅱ Ⅲ Ⅳ Ⅰ Ⅱ Ⅲ Ⅳ Ⅰ Ⅱ Ⅲ Ⅳ Ⅰ Ⅱ

17 18 19 20 21 22 23 24 25

▲ 20

▲ 15

▲ 10

▲ 5

0

5

輸出向け

国内最終需要向け

最終需要向け

(17年=100、前期比、%、%ポイント)

(期/年) (注)1.シャドー部分は景気後退局面。

2.個々の系列ごとに季節調整を行っているため、内訳の寄与度の積み上げと全体の伸び率は一 致しないことがある。

資料:「全産業供給指数」(試算値)から作成。

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産業活動分析(平成25年4~6月期)

- 6 -

また、「卸売業」を「産業用使用者向け販売額の割合が大きいグループ(以下、「産業

用使用者向け」という。)」と「小売業者向け販売額の割合が大きいグループ(以下、「小

売業者向け」という。)」の2つに分けて見てみると、「卸売業」の動向には「産業用使用

者向け」が大きく影響を及ぼしている 2(第7図、第8図)。

「産業用使用者向け」は、リーマンショック発生前は「卸売業」全体の伸びをけん引し

ていた。しかしながら、リーマンショック発生後は大きくマイナスに寄与し、景気回復局面

入り後も伸び悩んでいる。

第7図 「卸売業」の「産業用使用者向け」と「小売業者向け」の推移

70

75

80

85

90

95

100

105

110

115

120

Ⅰ Ⅱ Ⅲ Ⅳ Ⅰ Ⅱ Ⅲ Ⅳ Ⅰ Ⅱ Ⅲ Ⅳ Ⅰ Ⅱ Ⅲ Ⅳ Ⅰ Ⅱ Ⅲ Ⅳ Ⅰ Ⅱ Ⅲ Ⅳ Ⅰ Ⅱ Ⅲ Ⅳ Ⅰ Ⅱ Ⅲ Ⅳ Ⅰ Ⅱ

17 18 19 20 21 22 23 24 25

卸売業(全体) 産業用使用者向け 小売業者向け

(期/年)

(17年=100、季節調整済)

(注)1.シャドー部分は景気後退局面。 2.「卸売業」(全体)のウェイト 1,794.4 のうち、「産業用使用者向け」は 1027.5、「小売業者向け」は

766.9 を占める。 資料:「第3次産業活動指数」(試算値)から作成。

2 商業統計(19年)の「卸売業」の販売先別販売額を参照し、販売額に占める「産業用使用者・その他」向けの

割合が大きい業種を「産業用使用者向け」、「小売業者」向けの割合が大きい業種を「小売業者向け」と分類し

た。

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産業活動分析(平成25年4~6月期)

- 7 -

第8図 「卸売業」の伸び率(前期比)に対する

「産業用使用者向け」と「小売業者向け」の寄与度の推移

Ⅰ Ⅱ Ⅲ Ⅳ Ⅰ Ⅱ Ⅲ Ⅳ Ⅰ Ⅱ Ⅲ Ⅳ Ⅰ Ⅱ Ⅲ Ⅳ Ⅰ Ⅱ Ⅲ Ⅳ Ⅰ Ⅱ Ⅲ Ⅳ Ⅰ Ⅱ Ⅲ Ⅳ Ⅰ Ⅱ Ⅲ Ⅳ Ⅰ Ⅱ

17 18 19 20 21 22 23 24 25

▲ 14

▲ 12

▲ 10

▲ 8

▲ 6

▲ 4

▲ 2

0

2

4

小売業者向け

産業用使用者向け

卸売業(全体)

(17年=100、前期比、%、%ポイント)

(期/年)

(注)1.シャドー部分は景気後退局面。 2.個々の系列ごとに季節調整を行っているため、内訳の寄与度の積み上げと全体の伸び率は一

致しないことがある。 資料:「第3次産業活動指数」(試算値)から作成。

「広義対事業所サービス」の景気後退局面における大幅な低下及びその後の回復の

遅れに最も大きく与えていたのは「卸売業」である。「卸売業」の動向は、「小売業者向

け」ではなく、「産業用使用者向け」卸売業の動向によって大きく左右されている。

(2) 「広義対事業所サービス」の動向の背景

(1)で見たとおり、「広義対事業所サービス」は、「産業用使用者向け」の「卸売業」を

中心に、景気後退局面において大幅に低下し、景気回復局面入り後の回復が遅れて

いた。

以下では、こうした「広義対事業所サービス」の動向の背景について考察してみたい。

我が国の産業活動は、リーマンショック発生に伴う大幅な需要の減少等を背景に、鉱

工業生産活動を中心に、景気後退局面において急激に縮小した(第9図)。

鉱工業指数(22年=100、季節調整済)で、17年以降の生産活動と、それに連動し

て変化する生産設備の稼働率の動向を見てみると、景気後退局面において、鉱工業生

産指数と製造工業稼働率指数が大幅に低下したことが確認できる(第10図)。景気回

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産業活動分析(平成25年4~6月期)

- 8 -

復局面入り後は、政策効果等もあり、上昇傾向で推移したが、リーマンショック発生前の

水準には至らず、その後も、23年3月の震災発生、世界経済の減速等を背景に伸び悩

んでいた。

第9図 全産業活動指数の推移

①全産業活動指数の推移 ②前期比、伸び率寄与度の推移

Ⅰ Ⅱ Ⅲ Ⅳ Ⅰ Ⅱ Ⅲ Ⅳ Ⅰ Ⅱ Ⅲ Ⅳ Ⅰ Ⅱ Ⅲ Ⅳ Ⅰ Ⅱ Ⅲ Ⅳ Ⅰ Ⅱ Ⅲ Ⅳ Ⅰ Ⅱ Ⅲ Ⅳ Ⅰ Ⅱ Ⅲ Ⅳ Ⅰ Ⅱ

17 18 19 20 21 22 23 24 25

▲ 7

▲ 6

▲ 5

▲ 4

▲ 3

▲ 2

▲ 1

0

1

2

3

公務等活動指数

第3次産業活動指数

鉱工業生産指数

建設業活動指数

全産業活動指数(農林水産業生産指数を除く)

(17年=100、前期比、%、%ポイント)

(期/年)

90

92

94

96

98

100

102

104

ⅠⅡⅢⅣⅠⅡⅢⅣⅠⅡⅢⅣⅠⅡⅢⅣⅠⅡⅢⅣⅠⅡⅢⅣⅠⅡⅢⅣⅠⅡⅢⅣⅠⅡ

17 18 19 20 21 22 23 24 25

(期/年)

(17年=100、季節調整済)

(注)1.シャドー部分は景気後退局面。 2.全産業活動指数(農林水産業生産指数を除く)のウェイト 98.6 のうち、「建設業活動指数」は

5.7、「鉱工業生産指数」は 18.3、「第3次産業活動指数」は 63.2、「公務等活動指数」は 11.4 を 占める。

資料:「全産業活動指数」

第10図 鉱工業生産指数、製造工業稼働率指数の推移

70

80

90

100

110

120

Ⅰ Ⅱ Ⅲ Ⅳ Ⅰ Ⅱ Ⅲ Ⅳ Ⅰ Ⅱ Ⅲ Ⅳ Ⅰ Ⅱ Ⅲ Ⅳ Ⅰ Ⅱ Ⅲ Ⅳ Ⅰ Ⅱ Ⅲ Ⅳ Ⅰ Ⅱ Ⅲ Ⅳ Ⅰ Ⅱ Ⅲ Ⅳ Ⅰ Ⅱ

17 18 19 20 21 22 23 24 25

鉱工業生産指数

製造工業稼働率指数

(22年=100、季節調整済)

(期/年) (注)シャドー部分は景気後退局面。

資料:「鉱工業指数」

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産業活動分析(平成25年4~6月期)

- 9 -

ちなみに、第3次産業活動指数の「広義対事業所サービス」及び「広義対個人サービ

ス」と鉱工業指数の製造工業稼働率指数の関係を見てみると、「広義対個人サービス」

と稼働率は相関していない(相関係数は 0.002)が、「広義対事業所サービス」と稼働率

は相関している(相関係数は 0.679)(第11図)。

「広義対事業所サービス」の動向には、鉱工業生産活動とそれに連動した製造設備

の稼働率の動向が大きく影響していることが推察される。

第11図 「広義対事業所サービス」及び「広義対個人サービス」と

製造工業稼働率の関係

①「広義対事業所サービス」と製造工業稼働率 ②「広義対個人サービス」と製造工業稼働率

y = 0.295 x + 68.456

R² = 0.679

88

90

92

94

96

98

100

102

104

106

108

60 70 80 90 100 110 120 130

広義対事業所サービス

(17年=100)

(22年=100)製造工業稼働率

y = -0.007 x + 101.350

R² = 0.002

96

97

98

99

100

101

102

103

104

105

106

60 70 80 90 100 110 120 130

広義対個人サービス

(17年=100)

(22年=100)製造工業稼働率

(注)17年1~3月期から25年4~6月期の値をプロットして作成。 資料:「第3次産業活動指数」、「鉱工業指数」から作成。

また、リーマンショック発生以降の生産設備の稼働率の動きに伴って、製造業の設備

投資が大幅に減少し、景気回復局面入り後も伸び悩んでいた 3(第12図)。

先に見たとおり、「広義対事業所サービス」の動向には「卸売業」が大きな影響を及ぼ

している。「卸売業」は「産業用使用者向け」の動向に大きく左右されるが、「産業用使用

者向け」のウェイトの約5割は「機械器具卸売業」が占めている。

3 稼働率指数(22年=100、季節調整済)と設備投資(22年=100、季節調整済)の関係をプロットして見て

みると左回りの循環図を描くこととなる。これは両者の間に一定程度の時間(半年程度)が存在するためで、設

備投資を巡る企業行動が、<稼働率の上昇>→<設備投資の活発化>→<稼働率の低下>→<設備投資の抑制>

という経路をたどることに起因すると考えられる。

なお、産業活動分析(24年7~9月期)のトピック「製造工業稼働率・生産能力指数の動向について」では、鉱

工業生産指数と製造工業稼働率及び生産能力の関係について分析している。

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産業活動分析(平成25年4~6月期)

- 10 -

そこで、「産業用使用者向け」及び「小売業者向け」と製造業の設備投資との関係を

見てみると、「産業用使用者向け」は 0.800 と、「小売業者向け」の 0.424 よりも製造業の

設備投資との相関係数が高くなっている 4(第13図)。

「広義対事業所サービス」の動向に大きな影響を及ぼす「卸売業」、その「卸売業」の

中心となる「産業用使用者向け」の動向には、鉱工業生産活動とそれに連動した製造

設備の稼働率、製造業の設備投資の動向が大きく影響していることが推察される。

第12図 製造工業稼働率と製造業設備投資の関係

80

90

100

110

120

130

140

150

160

170

180

60 70 80 90 100 110 120 130

製造工業稼働率 (22年=100、季節調整済)

(22年=100、季節調整済)

製造業設備投資

21年Ⅰ

20年Ⅲ(リーマンショック発生)

17年Ⅰ

景気回復局面入り後

景気後退局面

25年Ⅱ

(注)1.12年1~3月期から25年4~6月期のデータをプロットして作成。

2.設備投資は、設備投資額(製造業全規模ベース、季節調整済)を

22年=100として指数化。

資料:「鉱工業指数」、「法人企業統計調査」(財務省)から作成。

4 ちなみに、「広義対事業所サービス」と製造業の設備投資との相関係数は 0.785 である。

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産業活動分析(平成25年4~6月期)

- 11 -

第13図 「産業用使用者向け」及び「小売業者向け」卸売業と設備投資の関係

①「産業用使用者向け」卸売業と設備投資 ②「小売業者向け」卸売業と設備投資

y = 0.271 x + 66.065

R² = 0.424

50

60

70

80

90

100

110

120

130

140

150

50 60 70 80 90 100 110 120 130 140 150

(17年=100)

(17年=100)製造業設備投資

第3次産業活動指数

「小売業者向け」卸売業

y = 0.435 x + 51.924

R² = 0.800

50

60

70

80

90

100

110

120

130

140

150

50 60 70 80 90 100 110 120 130 140 150

(17年=100)

(17年=100)製造業設備投資

第3次産業活動指数

「産業用使用者向け」卸売業

(注)1.17年1~3月期から25年4~6月期の値をプロットして作成。 2.製造業設備投資は、製造業設備投資額(全規模ベース)を17年=100として指数化。

資料:「第3次産業活動指数」(試算値)、「法人企業統計調査」(財務省)から作成。

以上見てきたとおり、「広義対事業所サービス」は、「産業用使用者向け」の「卸売業」

を中心に、景気後退局面において大幅に低下し、景気回復局面入り後の回復が遅れて

いたが、こうした動向には、リーマンショック発生を背景とした鉱工業生産活動の急激な

縮小と稼働率の低下に伴う部素材取引活動の低下、製造業の設備投資の大幅な減少

に伴う資本財取引活動の低下、景気回復局面入り後のそれぞれ事業者間取引活動の

伸び悩みが大きく影響を及ぼしていたと考えられる。逆に言えば、リーマンショック後の

景気循環の過程では、「卸売業」の活動レベルが顕著に低迷するほど、製造業の活動

水準が低かったということになる。

なお、産業連関表で、17年以降の国内生産の中間投入額及び中間投入比率(国内

生産額に対する中間投入額の比率)の推移(17年固定価格評価ベース)を見てみると、

リーマンショックが発生した翌年の21年に、中間投入額が大幅に減少し、中間投入比

率も低下している(第14図)。最新の23年の中間投入額は 415 兆円、中間投入比率は

46.8%であるが、リーマンショック発生前の17年と比較すると、中間投入額は▲9.0%の

減少、中間投入比率は▲1.4%ポイント 5の低下となっている。

5 17年が 48.14%、23年が 46.78%であるため、変化幅は▲1.35%となり、小数点以下第二位を四捨五入する

と▲1.4%ポイントとなる。

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産業活動分析(平成25年4~6月期)

- 12 -

第14図 中間投入額及び中間投入比率の推移(17年固定価格評価ベース)

①中間投入額の推移 ②中間投入比率の推移

456 454

407 414 415

380

390

400

410

420

430

440

450

460

17 20 21 22 23

(兆円)

(年)

48.1%47.9%

46.9%

46.7%46.8%

46%

46%

47%

47%

48%

48%

49%

17 20 21 22 23

(年)

(注)中間投入比率=中間投入額/国内生産額 資料:「17年産業連関表(基本表)」、「20年延長産業連関表」、「21年延長産業連関表」、

「22年延長産業連関表」、「23年簡易延長産業連関表」から作成。

このように、リーマンショック発生以降、中間投入額が大幅に減少していることからも、

原材料や部材等といった中間投入財の取引活動が低下し、「卸売業」が「産業用使用

者向け」を中心に大きく低下したことが推察できる。

また、リーマンショック発生以降、中間投入比率が低下しているが、これは、一単位の

生産のために必要とされる財・サービスが減少していること、すなわち、我が国の経済活

動における省リソース化が進んだ可能性があることを示している。

(3) まとめ

第3次産業活動指数の「広義対事業所サービス」は、そのウェイトの約3割を占める

「卸売業」を中心に、景気後退局面において大幅に低下した。「広義対事業所サービ

ス」の景気後退局面における落ち込み幅は「広義対個人サービス」と比較して大きく、

「産業用使用者向け」を中心とした「卸売業」の低迷により、景気回復局面入り後の回復

も遅れていた。

こうした「広義対事業所サービス」の動向には、リーマンショック発生を背景とした鉱工

業生産活動の急激な縮小と稼働率の低下に伴う部素材取引活動の低下、製造業の設

備投資の大幅な減少に伴う資本財取引活動の低下、景気回復局面入り後のそれぞれ

事業者間取引活動の伸び悩みが大きく影響を及ぼしていたと考えられる。実際、「広義

対事業所サービス」及び「広義対個人サービス」と鉱工業指数の製造工業稼働率指数

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産業活動分析(平成25年4~6月期)

- 13 -

の関係を見てみると、「広義対個人サービス」と稼働率は相関していない(相関係数は

0.002)が、「広義対事業所サービス」と稼働率は相関している(相関係数は 0.679)。また、

「産業用使用者向け」卸売業(ウェイトの約5割を「機械器具卸売業」が占める)及び「小

売業者向け」と製造業の設備投資との関係を見てみると、「産業用使用者向け」は 0.800

と、「小売業者向け」の 0.424 よりも製造業の設備投資との相関係数が高くなっている。

産業連関表をみると、リーマンショック以降、国内生産の中間投入額が大幅に減少し

ており、こうした動きからも、原材料や部材等といった中間投入財の取引活動が低下し、

「卸売業」が「産業用使用者向け」を中心に大きく低下したことが推察できる。また、リー

マンショック発生以降、中間投入比率が低下しているが、これは、一単位の生産のため

に必要とされる財・サービスが減少していること、我が国の経済活動における省リソース

化が進んだ可能性があることを示している。

「広義対事業所サービス」は、足下の25年4~6月期に前期比 2.1%の上昇となり、企

業間のサービス取引が再び活発化する兆しが見え始めている。「広義対事業所サービ

ス」の動向に大きく影響を及ぼす生産活動とそれに連動する生産設備の稼働率は25年

1~3月期以降持ち直しの動きがみられる。

リーマンショック発生以降の中間投入比率の低下、経済活動の省リソース化が、我が

国経済の置かれた環境変化に対する不可逆的な技術対応ではなく、循環的変動に対

する要素投入量の変化であったならば、生産活動とそれに連動した生産設備の稼働率、

製造業の設備投資の持ち直しの動きに伴って、「産業用使用者向け」を中心とした「卸

売業」が再び上昇し、「広義対事業所サービス」は再び活発化していくことになるであろ

う。

対個人サービスの活動レベルが維持され、企業間サービス取引も活発になれば、

リーマンショック以前のような動向を見せるようになるのか、今後の動向が注目される。

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産業活動分析(平成25年4~6月期)

- 14 -

22年基準鉱工業指数基準改定について

経済産業省で毎月公表している鉱工業指数は、今般指数の基準時を17年基準から

22年基準に改定を行い、本年6月18日の鉱工業指数4月分確報から22年基準の指数

値を公表している。本稿では、今回の基準改定についての概要を述べるとともに、調査

方法、採用品目見直しの結果、新旧指数比較とその差の要因について検討を行った。

なお、他の指数作成機関においても、基準改定に関する対外的な結果報告につい

て、指数基準改定後に行っている。経済産業省においても基準改定によって新旧基準

の鉱工業生産指数に生じた乖離の要因等を明示していくことで、より幅広く鉱工業指数

の利用に役立ち得ると考えられる。

(1) 鉱工業指数の概要

鉱工業指数(IIP=Indices of Industrial Production)は、我が国の製造業及び鉱業の生

産・出荷・在庫に関連する諸活動を体系的にとらえたもので、基準年の平均を100とし

た比率で示されており、内閣府の国民経済計算、日本銀行の短観(全国企業短期経済

観測調査)と並んで重視されている経済指標の一つである(第1図)。鉱工業指数の主な

特徴は、鉱工業の生産に係る活動の動向が、業種別・財別・品目別に1か月遅れで数

値として生産、出荷、在庫という体系で表されることである。その重要性として、①我が国

の経済活動全体(GDP)に占める割合が大きいこと、②景気動向に敏感なため景気の転

換点を初期段階で識別しやすいこと、③速報性があり、情報量が多いことなどがあげら

れる。

第1図 鉱工業生産・出荷・在庫指数の推移

資料:「鉱工業指数」

0

10

20

30

40

50

60

70

80

90

100

110

120

130

140

28 29 30 31 32 33 34 35 36 37 38 39 40 41 42 43 44 45 46 47 48 49 50 51 52 53 54 55 56 57 58 59 60 61 62 63 元 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24

景気後退

生産指数

出荷指数

在庫指数

東日本大震災

神武景気

岩戸景気

オリンピック景気

いざなぎ景気

列島改造景気

第一次石油危機

第二次石油危機

アジア通貨危機

バブル景気

デフレ不況

平成不況

円高不況

なべ底不況

リーマンショック

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産業活動分析(平成25年4~6月期)

- 15 -

鉱工業指数の計算は、価格を基準年で固定した加重平均法によって求め 1、実質的

な数量の変動を表す数量指数を用いて、ラスパイレス算式によって算出されている(ラス

パイレス算式数量指数)。

∑ (基準時の価格 × 比較時の数量)

∑ (基準時の価格 × 基準時の数量)=∑ (

比較時の数量

基準時の数量× 基準時のウエイト)

∑基準時のウエイト

ラスパイレス算式数量指数は、基準時の価格で比較時の数量を評価し、総合してい

るため、価格が基準時と比較時で変化した場合、活動実態を適切にとらえることが困難

となる。比較時が基準時から離れるにしたがって、価格変化が大きくなり、固定基準によ

る歪み(バイアス)を持つことになる。

例えば、成長品目は生産水準が高まるにつれ、量産効果による生産コストの低下な

どから相対価格は低下する。これを基準時の高い価格で評価すると、実際よりも過大に

評価してしまい、総合指数に上方バイアスを持ち込むことになる。このバイアスを是正す

るため、一定期間で基準年を変更する基準改定を行う 2。

(2)22年基準改定の概要

鉱工業指数のような基準時固定による指数(ラスパイレス算式数量指数)は、経済構

造の変化に伴い、比較時と基準時との相対価格の変化によって指数値に歪みが生じる

ため、基準時から時点が遠ざかるに従って実態との乖離が大きくなる特性をもつ。この

歪みを是正するために以下の作業により基準改定を行った。

①課題整理(現行指数の検証、検討課題の整理)

②基準改定方針の決定

③業種分類の変更、品目選定(採用品目の見直し)

④ウエイト調整(ウエイトの見直し)

⑤時系列整備

⑥指数計算

⑦季節調整方法の検討

1 基準時の金額構成比を「ウエイト」と呼び、各品目の指数をウエイトで加重平均することにより指数を総合

する。 2 我が国においては、現在発表している種々の経済指標と同一歩調をとり、昭和55年基準より西暦年数

の末尾が0または5の年を基準時とすることを原則化している(「指数の基準時に関する統計基準(22年2

月22日)」)。このため、鉱工業指数においても、5年毎に基準時点を見直す基準改定を実施している。

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産業活動分析(平成25年4~6月期)

- 16 -

①課題整理(現行指数の検証、検討課題の整理)

ラスパイレス算式で生じる歪み(バイアス)の大きさを確認するために、ラスパイレス

算式と対照的なパーシェ算式 3の指数を作って両者の比較を行った(パーシェチェッ

ク)。パーシェ算式数量指数はラスパイレス算式数量と正反対のバイアスを持つことか

ら、両者の乖離幅によって、その基準による指数の適正をみることができる。

②基準改定方針の決定

基準改定方針を決定するため、22年基準改定方針案についてパブリックコメントを

実施し、その意見に対して、見解を公表するとともに、学識経験者の意見を踏まえ基

準改定方針が確定した。

③業種分類の変更、品目選定(採用品目の見直し)

以上の現行指数の検証、検討課題の整理、基準改定方針の決定を経て、22年基

準で用いる業種分類の変更 4、品目選定を行った。

22年基準改定では、大分類でみると「一般機械工業」、「精密機械工業」が「はん

用・生産用・業務用機械工業」へと統合された。

採用品目について、鉱工業指数では基準時において生産活動全体の動向を代表

することが出来る必要最小限の鉱工業製品の品目を選んでいる。しかし、産業構造

の変化によって新たな製品の登場や、製品の市場の拡大、生産の取りやめなど、最

新の生産活動の動向を代表する品目が変化するため、採用品目を見直し、代表性を

検証する必要がある。22年の基準改定では、487品目(生産・出荷指数)を採用した

(第1表)。特に輸送機械工業では、二輪自動車(125ml以下)を廃止したものの、新

たに特別用途車ボデー、自動車用エンジン、航空機用機体部品(プロペラ・回転翼を

含む)、航空機用発動部品の4品目が追加された。

3 金額を基準年で固定し、加重平均法によって算出したラスパイレス算式に対して、パーシェ算式は比較

年で固定し、加重平均法によって算出する。 4 22 年基準指数の業種分類は、20 年4月から適用された日本標準産業分類(第 12 回改定)に準拠して

いる。

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産業活動分析(平成25年4~6月期)

- 17 -

第1表 新旧採用品目数

資料:「鉱工業指数 平成22年(2010年)基準改定の概要」

④ウエイト調整(ウエイトの見直し)

次に、見直された業種分類、品目に対して、ウエイト付けを行った。ウエイト(ある業

種や財の全体に対する基準額の構成比、相対価格)を基準時で固定していると、成

長品目は過小に、衰退品目は過大に評価され、指数に歪み(バイアス)が生じるため、

その歪み(バイアス)を是正するため、新たな基準の相対価格に更新する必要がある。

なお、ウエイト算定には、主に「工業統計調査」などを使用している。

17年基準と22年基準の鉱工業生産指数の新旧ウエイトを比較してみると(第2表)、

「鉄鋼業」は▲208.6、「金属製品工業」は▲148.7、「はん用・生産用・業務用機械工業」

(一般機械工業+精密機械工業)は▲147.1 と縮小した一方で、「輸送機械工業」は

226.6、「プラスチック製品工業」は 123.8、「化学工業」は 96.1 拡大している。

第2表 業種別新旧ウエイト

資料:「鉱工業指数 平成22年(2010年)基準改定の概要」

新規 廃止 統合・分割

生産・出荷指数 487 496 ▲9 32 ▲50 9

在庫指数 348 358 ▲10 23 ▲42 9

指数の種類 22年基準 17年基準 差

22年基準 17年基準 差分 22年基準 17年基準 差分 22年基準 17年基準 差分

鉱工業 10000.0 10000.0 0.0 10000.0 10000.0 0.0 10000.0 10000.0 0.0

鉄鋼業 391.1 599.7 ▲ 208.6 638.7 547.4 91.3 1382.7 1062.1 320.6

非鉄金属工業 232.5 211.7 20.8 322.5 262.8 59.7 306.5 276.5 30.0

金属製品工業 418.1 566.8 ▲ 148.7 366.7 479.9 ▲ 113.2 435.0 715.5 ▲ 280.5

はん用・生産用・業務用機械工業 1273.1 - 1085.6 - 1127.1 -

(17年基準)

一般機械工業1318.2 1159.9 922.2

(17年基準)

精密機械工業102.0 98.1 125.4

電子部品・デバイス工業 818.6 799.3 19.3 711.1 763.7 ▲ 52.6 368.3 391.3 ▲ 23.0

電気機械工業 667.7 607.3 60.4 570.5 641.3 ▲ 70.8 371.0 467.7 ▲ 96.7

情報通信機械工業 453.4 433.4 20.0 489.5 461.2 28.3 234.2 350.5 ▲ 116.3

輸送機械工業 1912.4 1685.8 226.6 2218.9 2014.7 204.2 1013.1 831.9 181.2

窯業・土石製品工業 315.8 293.0 22.8 221.6 205.6 16.0 643.2 632.8 10.4

化学工業 1277.4 1181.3 96.1 1040.9 953.8 87.1 1413.1 1534.2 ▲ 121.1

石油・石炭製品工業 175.8 99.9 75.9 624.8 520.8 104.0 497.5 413.4 84.1

プラスチック製品工業 507.5 383.7 123.8 421.2 337.9 83.3 661.4 538.6 122.8

パルプ・紙・紙加工品工業 203.6 241.0 ▲ 37.4 212.2 238.8 ▲ 26.6 340.3 330.7 9.6

繊維工業 183.4 200.9 ▲ 17.5 133.4 159.6 ▲ 26.2 421.3 422.3 ▲ 1.0

食料品・たばこ工業 613.9 721.2 ▲ 107.3 579.3 779.4 ▲ 200.1 326.5 430.8 ▲ 104.3

その他工業 534.6 533.9 0.7 348.8 365.2 ▲ 16.4 446.9 538.5 ▲ 91.6

鉱業 21.1 20.9 0.2 14.3 9.9 4.4 11.9 15.6 ▲ 3.7

分類名生産指数(付加価値額ウエイト) 出荷指数 在庫指数

▲ 147.1 ▲ 172.4 79.5- - -

Page 22: The Second Quarter of 2013 産業活動分析平成25年4~6月期 平成25年9月11日 The Second Quarter of 2013 Analysis of All Industrial Activities September 11, 2013 産業活動分析

産業活動分析(平成25年4~6月期)

- 18 -

⑤時系列整備

採用品目が決定した後、各品目について、季節調整に必要な期間の実績値を揃

える作業を行った(時系列整備)。調査データは、調査方法の変更(調査票の変更、調

査品目の統合、削除、品目定義の変更など)によって時系列データに不連続(断層)

が生じる場合がある。データに対する影響を極力小さくし、発生した断層が全体に不

規則な動きを与えないようにするため、この断層による歪みをリンク係数等によって修

正し、時系列を維持している。

⑥指数計算

指数採用品目の選定、指数採用品目の時系列整備、ウエイト算定の作業により決

定した各種情報をもとに指数の計算を行った。

22年基準改定では、20年1月まで遡及された指数を公表している。さらに長期時

系列データとして、接続指数を算出している。鉱工業指数は本来、短期的な経済観

測に用いられる指標であり、異なる基準の指数は産業構成などが異なるため、接続し

て捉えることはできない。そのため基準の異なる二つの指数を連結した接続指数を作

成し、公表している。

接続指数 = 17年基準接続指数 ×22年基準の20年1~3月の季節調整済指数

17年基準の20年1~3月の季節調整済指数

⑦季節調整方法の検討

経済指標や時系列データは季節変化からなる自然要因や社会的習慣・制度から

なる社会的要因を反映して、一年を周期として定期的変動を繰り返す。この変動を季

節変動といい、季節変動を時系列データから取り除く必要がある。そこで、季節調整

により過去の時系列データの変動からあらかじめ典型的な季節的変動パターンを抽

出し、時系列データから除去することで景気変動をより明確に読み取ることができる。

22年基準改定では、季節調整期間を7年間(84か月)から8年間(96か月)へと1年間

(12か月)伸ばしたことで、鉱工業指数の季節調整済指数がより安定化していくと考

えられる。また、22年基準改定では、将来の季節指数の安定化を図るため、毎年、外

れ値の検出を実施し、検出した場合には異常値として処理することとしている(第3

表)。

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産業活動分析(平成25年4~6月期)

- 19 -

第3表 17年基準と22年基準における X-12ARIMA の設定比較

(3)新旧指数の比較とその差の要因分解

①原指数について

1)新旧指数差の要因分解についての概念

以下では、基準改定に伴う新旧指数の差が、どのような要因でもたらされるか

について概念整理を行う。

鉱工業指数で採用しているラスパイレス算式数量指数の場合、基準時にウエイ

ト�w = P価格 × Q数量�を固定するが、基準時の価格で比較時の数量を評価し、

総合しているため、価格が基準時と比較時で変化した場合、活動実態に比べ、実

際よりも過大(過小)評価してしまう。例えば、増産傾向にあった品目では、生産コス

トの低下などから相対価格は低下するもののウエイトは固定されているため総合指

数を押し上げる。このような上方バイアスを取り除くため、5年に一度の基準改定時

に最新のウエイトに更新し、指数水準を100に戻す基準改定を行っている。その結

果、活動実態に比べ実質生産数量の過小評価分が基準年に解消されるため、新

旧基準指数の動きは、重複期間において乖離がみられる。本稿では、それらの乖

離要因をウエイト要因、基準年要因、その他要因、新規・廃止品目要因に分解する

(第2図)5。

5 日本銀行調査統計局(2007)「2005年基準企業物価指数の基準改定結果~指数動向を中心に~」を

参考にした。

17年基準 22年基準

季 節 調整 期間 7年間(84か月) 8年間(96か月)

ARIMA モ デ ル (2 1 0)(0 1 1) (0 1 2)(0 1 1)

曜 日 調 整 2曜日調整 2曜日調整

祝 祭 日 調 整 あり あり

う る う 年 調 整 回帰変換後調整 回帰変換後調整

TC2011.03 TC2009.02、TC2011.03(生産)

(生産、出荷) LS2011.03、TC2011.04(出荷)

TC2011.03、AO2011.05(在庫) TC2011.03(在庫)

生産・出荷

異常値検出

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産業活動分析(平成25年4~6月期)

- 20 -

ⅰ)ウエイト要因

基準改定時のウエイト更新に伴う指数への影響をウエイト要因と呼ぶ。

第4表 ウエイト要因の例

17年から22年にかけてウエイトが変化し、指数水準は不変とする(第4表)。生

産数量が増加し、品目(業種)のウエイトが基準改定により上昇すると、指数水準が

増加し、総合指数に対する寄与度が上昇する(ウエイト要因が上昇寄与)。

ⅱ)基準年要因

基準改定時に指数水準を100へ戻すことで指数へ与える影響を基準年要因と

呼ぶ。

第5表 基準年要因の例

17年から22年にかけて指数水準が変化し、ウエイトは不変とする(第5表)。生

産数量が増加し、品目(業種)の17年基準が22年基準の指数を上回れば、基準

改定で指数が100に戻ることで、総合指数に対する寄与度は下がるため、22年基

準における総合指数は、17年基準に比べて下振れる(基準年要因が低下寄与)。

◎ウエイト要因<基準年要因

第6表 ウエイト要因<基準年要因の例

17年から22年にかけてウエイト、指数水準ともに変化するとする(一般的なケー

ス)(第6表)。実際には、ウエイト要因、基準年要因が同時に起こるが、通常は、生

産数量増加率ほどウエイトは増加しない。すなわち生産数量増加局面において、

生産価格は低下するため、ウエイト要因は基準年要因より小さく、新基準における

総合指数の前年同月比は、旧基準の前年同月比に比べて下振れる(両要因の合

計が低下寄与)。

ウエイト 22年1月 23年1月 前年同月比 寄与度 ウエイト 22年1月 23年1月 前年同月比 寄与度総合 10000 110 120 9.1 10000 110 120 9.1○○工業 1685.8 120 130 8.3 1.5 1770.09 120 130 8.3 1.6

↑寄与度の上昇

ウエイト要因17年基準 22年基準

ウエイト 22年1月 23年1月 前年同月比 寄与度 ウエイト 22年1月 23年1月 前年同月比 寄与度総合 10000 110 120 9.1 10000 100 109.1 9.1○○工業 1685.8 120 130 8.3 1.5 1685.8 100 108.3 8.3 1.4

↑寄与度の下落

基準年要因17年基準 22年基準

ウエイト 22年1月 23年1月 前年同月比 寄与度 ウエイト 22年1月 23年1月 前年同月比 寄与度総合 10000 110 120 9.1 10000 100 109.1 9.1○○工業 1685.8 150 162.5 8.3 1.9 1770.09 100 108.3 8.3 1.5

↑寄与度の下落

ウエイト要因  <基準年要因

17年基準 22年基準

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産業活動分析(平成25年4~6月期)

- 21 -

◎ウエイト要因>基準年要因

第7表 ウエイト要因>基準年要因の例

17年から22年にかけてウエイト、指数水準ともに変化するとする(特殊なケース)

(第7表)。生産数量増加率以上にウエイトが増加する。すなわち生産数量の増加

局面において価格が上昇する特殊なケースでは、ウエイト要因は基準年要因より

大きく、新基準における総合指数の前年同月比は旧基準に比べ上振れる(両要因

の合計が上昇寄与)。

ⅲ)その他要因

継続品目について、ウエイト要因及び基準年要因以外に起因するものをその他

要因と呼ぶ。

ⅳ)新規・廃止品目要因

採用品目の変更や品目の業種間移動に伴う指数への影響を新規・廃止品目要

因と呼ぶ。なお、品目範囲の拡充、縮小を行った品目についても含む。

ウエイト要因  >基準年要因 ウエイト 22年1月 23年1月 前年同月比 寄与度 ウエイト 22年1月 23年1月 前年同月比 寄与度総合 10000 110 120 9.1 10000 100 109.1 9.1○○工業 1685.8 150 162.5 8.3 1.9 2360.12 100 108.3 8.3 2.0

↑寄与度の上昇

17年基準 22年基準

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産業活動分析(平成25年4~6月期)

- 22 -

第2図 新旧基準の要因分解

寄与度の合計 寄与度差(要因)の合計 寄与度の合計

継続品目 継続品目

廃止品目 新規品目

新規品目要因-廃止品目要因

(旧基準)総合 前年同月比

品目の寄与度

品目の寄与度

品目の寄与度

・品目の寄与度

ウェイト要因

基準年要因

その他要因

寄与度の差

寄与度の差

新規・廃止品目要因

(新基準)総合 前年同月比

品目の寄与度

品目の寄与度

品目の寄与度

・品目の寄与度

前年同月比の差

ウェイト要因

基準年要因

その他要因

新規・廃止品目要因

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産業活動分析(平成25年4~6月期)

- 23 -

2)原指数の動向と新旧指数差の要因分解

22年基準改定が鉱工業生産指数に与えた影響についてみるため、鉱工業生産

指数(原指数)とその前年同月比についてみる。指数の推移は新旧基準で概ね同

じ動きをしているものの(第3図)、前年同月比についてみると、22年2月に前年同

月比差▲4.3 ポイント、24年3月は同 2.4 ポイントと乖離が大きいところがみられる

(第4図)。

第3図 鉱工業生産指数(原指数) 第4図 鉱工業生産指数(原指数)

前年同月比(%)

資料:「鉱工業指数」

鉱工業生産指数(原指数)の前年同月比の新旧基準の乖離について要因をみ

てみると(第5図)、22年2月(前年同月比差▲4.3 ポイント)は主に基準年要因の影

響により、乖離が大きくなっている(旧基準の前年同月比>新基準の前年同月比)。

業種をみると「はん用・生産用・業務用機械工業」、「電子部品・デバイス工業」、

「鉄鋼業」などで新旧基準の乖離がある。要因についてみると、「電子部品・デバイ

ス工業」、「はん用・生産用・業務用機械」の基準年要因の影響が大きかった。

24年3月(同 2.4 ポイント)は主に新規・廃止品目要因の影響により乖離が大きく

なっている(新基準の前年同月比>旧基準の前年同月比)。業種をみると、「電子

部品・デバイス工業」、「情報通信機械工業」、「輸送機械工業」などで新旧の乖離

がある。要因についてみると、新規・廃止品目要因は「輸送機械工業」、「情報通信

機械工業」、「電子部品・デバイス工業」による影響が大きい。「輸送機械工業」では

新規・廃止品目要因による乖離とウエイト要因等による乖離とが打ち消し合うことが

60

70

80

90

100

110

120

1 2 3 4 5 6 7 8 9 101112 1 2 3 4 5 6 7 8 9 101112 1 2 3 4 5 6 7 8 9 101112 1 2 3 4 5 6 7 8 9 101112 1 2 3

21 22 23 24 25

(17年基準)鉱工業(17年=100) (22年基準)鉱工業(22年=100)

(月/年)

▲ 50

▲ 40

▲ 30

▲ 20

▲ 10

0

10

20

30

40

1 2 3 4 5 6 7 8 9 101112 1 2 3 4 5 6 7 8 9 101112 1 2 3 4 5 6 7 8 9 101112 1 2 3 4 5 6 7 8 9 101112 1 2 3

21 22 23 24 25

(17年基準)鉱工業

(22年基準)鉱工業

(月/年)

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産業活動分析(平成25年4~6月期)

- 24 -

多く、新旧の乖離幅は相対的に小さくなった。なお、新規・廃止品目要因には、新

旧基準の間で品目分割や品目統合、また品目範囲の拡充や縮小を行うことによる

影響も含まれていることに留意する必要がある。

第5図 鉱工業生産指数(原指数)の要因分解

前年同月比差(%)

(注)1.前年同月比差は22年基準の前年同月比-17年基準の前年同月比

2.各要因の算出式は最終頁参照。

資料:「鉱工業指数」

第6図 業種別の鉱工業生産指数(原指数)の前年同月比寄与度差(%ポイント)

(注)1.22年基準改定により、業種分類に変更のあった「はん用・生産用・業務用機械工業」について

は、17年基準における「はん用機械工業(新産業分類)」の値を使用している。

2.各要因の算出式は最終頁参照。

資料:「鉱工業指数」

▲ 6

▲ 5

▲ 4

▲ 3

▲ 2

▲ 1

0

1

2

3

4

5

1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 1 2 3

21 22 23 24 25

ウェイト要因 基準年要因 その他要因 新規・廃止品目要因 前年同月比差

(月/年)

▲ 6

▲ 5

▲ 4

▲ 3

▲ 2

▲ 1

0

1

2

3

4

1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 1 2 3

21 22 23 24 25

鉄鋼業 非鉄金属工業 金属製品工業

はん用・生産用・業務用機械工業 電子部品・デバイス工業 電気機械工業

情報通信機械工業 輸送機械工業 窯業・土石製品工業

化学工業 石油・石炭製品工業 プラスチック製品工業

パルプ・紙・紙加工品工業 繊維工業 食料品・たばこ工業

その他工業 鉱業 鉱工業

(月/年)

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産業活動分析(平成25年4~6月期)

- 25 -

第7図 鉄鋼業の要因分解 第8図 非鉄金属工業の要因分解

前年同月比寄与度差(%ポイント) 前年同月比寄与度差(%ポイント)

第9図 金属製品工業の要因分解 第10図 はん用・生産用・業務用機械の

前年同月比寄与度差(%ポイント) 要因分解 前年同月比寄与度差(%ポイント)

第11図 電子部品・デバイス工業の要因分解 第12図 電気機械工業の要因分解

前年同月比寄与度差(%ポイント) 前年同月比寄与度差(%ポイント)

▲ 2.0

▲ 1.5

▲ 1.0

▲ 0.5

0.0

0.5

1.0

1.5

2.0

1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 1 2 3

21 22 23 24 25

ウェイト要因 基準年要因 その他要因 新規・廃止品目要因 前年同月比寄与度差

(月/年)

▲ 0.15

▲ 0.10

▲ 0.05

0.00

0.05

0.10

0.15

1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 1 2 3

21 22 23 24 25

ウェイト要因 基準年要因 その他要因 新規・廃止品目要因 前年同月比寄与度差

(月/年)

▲ 2.0

▲ 1.5

▲ 1.0

▲ 0.5

0.0

0.5

1.0

1.5

2.0

1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 1 2 3

21 22 23 24 25

ウェイト要因 基準年要因 その他要因 新規・廃止品目要因 前年同月比寄与度差

(月/年)

▲ 2.0

▲ 1.5

▲ 1.0

▲ 0.5

0.0

0.5

1.0

1.5

2.0

1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 1 2 3

21 22 23 24 25

ウェイト要因 基準年要因 その他要因 新規・廃止品目要因 前年同月比寄与度差

(月/年)

▲ 2.5

▲ 2.0

▲ 1.5

▲ 1.0

▲ 0.5

0.0

0.5

1.0

1.5

2.0

2.5

1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 1 2 3

21 22 23 24 25

ウェイト要因 基準年要因 その他要因 新規・廃止品目要因 前年同月比寄与度差

(月/年)

▲ 2.0

▲ 1.5

▲ 1.0

▲ 0.5

0.0

0.5

1.0

1.5

2.0

1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 1 2 3

21 22 23 24 25

ウェイト要因 基準年要因 その他要因 新規・廃止品目要因 前年同月比寄与度差

(月/年)

Page 30: The Second Quarter of 2013 産業活動分析平成25年4~6月期 平成25年9月11日 The Second Quarter of 2013 Analysis of All Industrial Activities September 11, 2013 産業活動分析

産業活動分析(平成25年4~6月期)

- 26 -

第13図 情報通信機械工業の要因分解 第14図 輸送機械工業の要因分解

前年同月比寄与度差(%ポイント) 前年同月比寄与度差(%ポイント)

第15図 窯業・土石製品工業の要因分解 第16図 化学工業の要因分解

前年同月比寄与度差(%ポイント) 前年同月比寄与度差(%ポイント)

第17図 石油・石炭製品工業の要因分解 第18図 プラスチック製品工業の要因分解

前年同月比寄与度差(%ポイント) 前年同月比寄与度差(%ポイント)

▲ 2.0

▲ 1.5

▲ 1.0

▲ 0.5

0.0

0.5

1.0

1.5

2.0

1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 1 2 3

21 22 23 24 25

ウェイト要因 基準年要因 その他要因 新規・廃止品目要因 前年同月比寄与度差

(月/年)

▲ 2.0

▲ 1.5

▲ 1.0

▲ 0.5

0.0

0.5

1.0

1.5

2.0

1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 1 2 3

21 22 23 24 25

ウェイト要因 基準年要因 その他要因 新規・廃止品目要因 前年同月比寄与度差

(月/

▲ 2.0

▲ 1.5

▲ 1.0

▲ 0.5

0.0

0.5

1.0

1.5

2.0

1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 1 2 3

21 22 23 24 25

ウェイト要因 基準年要因 その他要因 新規・廃止品目要因 前年同月比寄与度差

(月/年)

▲ 2.0

▲ 1.5

▲ 1.0

▲ 0.5

0.0

0.5

1.0

1.5

2.0

1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 1 2 3

21 22 23 24 25

ウェイト要因 基準年要因 その他要因 新規・廃止品目要因 前年同月比寄与度差

(月/年)

▲ 2.0

▲ 1.5

▲ 1.0

▲ 0.5

0.0

0.5

1.0

1.5

2.0

1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 1 2 3

21 22 23 24 25

ウェイト要因 基準年要因 その他要因 新規・廃止品目要因 前年同月比寄与度差

(月/年)

▲ 0.15

▲ 0.10

▲ 0.05

0.00

0.05

0.10

0.15

1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 1 2 3

21 22 23 24 25

ウェイト要因 基準年要因 その他要因 新規・廃止品目要因 前年同月比寄与度差

(月/年)

Page 31: The Second Quarter of 2013 産業活動分析平成25年4~6月期 平成25年9月11日 The Second Quarter of 2013 Analysis of All Industrial Activities September 11, 2013 産業活動分析

産業活動分析(平成25年4~6月期)

- 27 -

第19図 パルプ・紙・紙加工品工業の要因分解 第20図 繊維工業の要因分解

前年同月比寄与度差(%ポイント) 前年同月比寄与度差(%ポイント)

第21図 食料品・たばこ工業の要因分解 第22図 その他工業の要因分解

前年同月比寄与度差(%ポイント) 前年同月比寄与度差(%ポイント)

第23図 鉱業の要因分解

前年同月比寄与度差(%ポイント)

資料:「鉱工業指数」

▲ 0.5

▲ 0.4

▲ 0.3

▲ 0.2

▲ 0.1

0.0

0.1

0.2

0.3

0.4

0.5

1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 1 2 3

21 22 23 24 25

ウェイト要因 基準年要因 その他要因 新規・廃止品目要因 前年同月比寄与度差

(月/年)

▲ 0.2

▲ 0.2

▲ 0.1

▲ 0.1

0.0

0.1

0.1

0.2

0.2

1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 1 2 3

21 22 23 24 25

ウェイト要因 基準年要因 その他要因 新規・廃止品目要因 前年同月比寄与度差

(月/年)

▲ 2.0

▲ 1.5

▲ 1.0

▲ 0.5

0.0

0.5

1.0

1.5

2.0

1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 1 2 3

21 22 23 24 25

ウェイト効果 基準年効果 その他効果 新規・廃止品目効果 前年同月比寄与度差

(月/年)

▲ 2.0

▲ 1.5

▲ 1.0

▲ 0.5

0.0

0.5

1.0

1.5

2.0

1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 1 2 3

21 22 23 24 25

ウェイト要因 基準年要因 その他要因 新規・廃止品目要因 前年同月比寄与度差

(月/年)

▲ 0.05

▲ 0.03

▲ 0.01

0.01

0.03

0.05

1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 1 2 3

21 22 23 24 25

ウェイト要因 基準年要因 その他要因 新規・廃止品目要因 前年同月比寄与度差

(月/年)

Page 32: The Second Quarter of 2013 産業活動分析平成25年4~6月期 平成25年9月11日 The Second Quarter of 2013 Analysis of All Industrial Activities September 11, 2013 産業活動分析

産業活動分析(平成25年4~6月期)

- 28 -

②季節調整済指数について

鉱工業生産指数(季節調整済)の動向をみると(第24図)、リーマンショックの影響

により21年2月をボトムに持ち直しの動きで推移している。23年3月には震災の影響

で急激に低下したものの、翌月以降徐々に回復し、足下25年は緩やかな持ち直しの

動きで推移している。鉱工業生産指数(季節調整済)の前月比についてみると(第25

図)、17年基準に比べ、22年基準の変動幅が比較的小さい。

第24図 鉱工業生産指数(季節調整済) 第25図 鉱工業生産指数(季節調整済)

前月比(%)

資料:「鉱工業指数」

さらに、鉱工業生産指数(季節調整済)の新旧乖離を「原指数の変化による乖離」

と「季節指数の変化による乖離」に分けてみると(第26図)、22年、23年の年初では

「季節指数の変化による乖離」の下方乖離がみられる。すなわち、新基準の季節調整

済指数は旧基準の季節調整済指数よりも水準が低くなる傾向にある。24年、25年の

年初は「原指数の変化による乖離」の上方乖離により、新旧の季節調整済指数の乖

離は、22年、23年の乖離よりも小さい傾向にある。これに対して年末では、「季節指

数の変化による乖離」が上方乖離している。

季節指数の変更によって、年初では「季節指数の変化による乖離」が下方乖離し

ていることから、新基準は旧基準に比べて季節調整済指数は低めに出やすくなり、年

末は新基準の方が旧基準に比べて季節調整済指数が高めに出やすくなる特徴があ

る。

▲ 20

▲ 15

▲ 10

▲ 5

0

5

10

1 2 3 4 5 6 7 8 9 101112 1 2 3 4 5 6 7 8 9 101112 1 2 3 4 5 6 7 8 9 101112 1 2 3 4 5 6 7 8 9 101112 1 2 3

21 22 23 24 25

(17年基準)鉱工業

(22年基準)鉱工業

(月/年)

60

70

80

90

100

110

120

1 2 3 4 5 6 7 8 9 101112 1 2 3 4 5 6 7 8 9 101112 1 2 3 4 5 6 7 8 9 101112 1 2 3 4 5 6 7 8 9 101112 1 2 3

21 22 23 24 25

(17年基準)鉱工業(17年=100) (22年基準)鉱工業(22年=100)

(月/年)

Page 33: The Second Quarter of 2013 産業活動分析平成25年4~6月期 平成25年9月11日 The Second Quarter of 2013 Analysis of All Industrial Activities September 11, 2013 産業活動分析

産業活動分析(平成25年4~6月期)

- 29 -

第26図 鉱工業生産指数(季節調整済)の乖離の要因分解

(注)1.17年基準の原指数、季節調整済指数は22年=100に変更

2.新旧季調済(対数変換後)の乖離= ln(22年基準季調済指数)-ln(17年基準季調済指数)

原指数の変化による乖離= ln(22年基準原指数)-ln(17年基準原指数)

季節指数の変化よる乖離= ln(17年基準季節指数)-ln(22年基準季節指数)

資料:「鉱工業指数」

第27図 鉄鋼業の要因分解 第28図 非鉄金属工業の要因分解

第29図金属製品工業の要因分解 第30図はん用・生産用・業務用機械工業

の要因分解

▲0.04

▲0.03

▲0.02

▲0.01

0.00

0.01

0.02

0.03

0.04

1 2 3 4 5 6 7 8 9 101112 1 2 3 4 5 6 7 8 9 101112 1 2 3 4 5 6 7 8 9 101112 1 2 3 4 5 6 7 8 9 101112 1 2 3 4 5 6 7 8 9 101112 1 2 3

20 21 22 23 24 25

原指数の変化による乖離 季節指数の変化による乖離 新旧季調済(対数変換後)の乖離

(月/年)

▲0.05

▲0.04

▲0.03

▲0.02

▲0.01

0.00

0.01

0.02

0.03

0.04

1 2 3 4 5 6 7 8 9 101112 1 2 3 4 5 6 7 8 9 101112 1 2 3 4 5 6 7 8 9 101112 1 2 3 4 5 6 7 8 9 101112 1 2 3 4 5 6 7 8 9 101112 1 2 3

20 21 22 23 24 25

原指数の変化による乖離 季節指数の変化による乖離 新旧季調済(対数変換後)の乖離

(月/年)

▲0.04

▲0.03

▲0.02

▲0.01

0.00

0.01

0.02

0.03

0.04

1 2 3 4 5 6 7 8 9 101112 1 2 3 4 5 6 7 8 9 101112 1 2 3 4 5 6 7 8 9 101112 1 2 3 4 5 6 7 8 9 101112 1 2 3 4 5 6 7 8 9 101112 1 2 3

20 21 22 23 24 25

原指数の変化による乖離 季節指数の変化による乖離 新旧季調済(対数変換後)の乖離

(月/年)

▲0.08

▲0.06

▲0.04

▲0.02

0.00

0.02

0.04

0.06

0.08

0.10

0.12

0.14

1 2 3 4 5 6 7 8 9 101112 1 2 3 4 5 6 7 8 9 101112 1 2 3 4 5 6 7 8 9 101112 1 2 3 4 5 6 7 8 9 101112 1 2 3 4 5 6 7 8 9 101112 1 2 3

20 21 22 23 24 25

原指数の変化による乖離 季節指数の変化による乖離 新旧季調済(対数変換後)の乖離

(月/年)

▲0.06

▲0.04

▲0.02

0.00

0.02

0.04

0.06

0.08

0.10

0.12

1 2 3 4 5 6 7 8 9 101112 1 2 3 4 5 6 7 8 9 101112 1 2 3 4 5 6 7 8 9 101112 1 2 3 4 5 6 7 8 9 101112 1 2 3 4 5 6 7 8 9 101112 1 2 3

20 21 22 23 24 25

原指数の変化による乖離 季節指数の変化による乖離 新旧季調済(対数変換後)の乖離

(月/年)

Page 34: The Second Quarter of 2013 産業活動分析平成25年4~6月期 平成25年9月11日 The Second Quarter of 2013 Analysis of All Industrial Activities September 11, 2013 産業活動分析

産業活動分析(平成25年4~6月期)

- 30 -

第31図 電子部品・デバイス工業の要因分解 第32図 電気機械工業の要因分解

第33図 情報通信機械工業の要因分解 第34図 輸送機械工業の要因分解

第35図 窯業・土石製品工業の要因分解 第36図 化学工業の要因分解

▲0.12

▲0.10

▲0.08

▲0.06

▲0.04

▲0.02

0.00

0.02

0.04

0.06

0.08

1 2 3 4 5 6 7 8 9 101112 1 2 3 4 5 6 7 8 9 101112 1 2 3 4 5 6 7 8 9 101112 1 2 3 4 5 6 7 8 9 101112 1 2 3 4 5 6 7 8 9 101112 1 2 3

20 21 22 23 24 25

原指数の変化による乖離 季節指数の変化による乖離 新旧季調済(対数変換後)の乖離

(月/年)

▲0.06

▲0.04

▲0.02

0.00

0.02

0.04

0.06

1 2 3 4 5 6 7 8 9 101112 1 2 3 4 5 6 7 8 9 101112 1 2 3 4 5 6 7 8 9 101112 1 2 3 4 5 6 7 8 9 101112 1 2 3 4 5 6 7 8 9 101112 1 2 3

20 21 22 23 24 25

原指数の変化による乖離 季節指数の変化による乖離 新旧季調済(対数変換後)の乖離

(月/年)

▲0.15

▲0.10

▲0.05

0.00

0.05

0.10

0.15

0.20

0.25

0.30

1 2 3 4 5 6 7 8 9 101112 1 2 3 4 5 6 7 8 9 101112 1 2 3 4 5 6 7 8 9 101112 1 2 3 4 5 6 7 8 9 101112 1 2 3 4 5 6 7 8 9 101112 1 2 3

20 21 22 23 24 25

原指数の変化による乖離 季節指数の変化による乖離 新旧季調済(対数変換後)の乖離

(月/年)

▲0.06

▲0.04

▲0.02

0.00

0.02

0.04

0.06

0.08

0.10

0.12

1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 1 2 3

21 22 23 24 25

原指数の変化による乖離 季節指数の変化による乖離 新旧季調済(対数変換後)の乖離

(月/年)

▲0.16

▲0.14

▲0.12

▲0.10

▲0.08

▲0.06

▲0.04

▲0.02

0.00

0.02

0.04

1 2 3 4 5 6 7 8 9 101112 1 2 3 4 5 6 7 8 9 101112 1 2 3 4 5 6 7 8 9 101112 1 2 3 4 5 6 7 8 9 101112 1 2 3 4 5 6 7 8 9 101112 1 2 3

20 21 22 23 24 25

原指数の変化による乖離 季節指数の変化による乖離 新旧季調済(対数変換後)の乖離

(月/年)

▲0.12

▲0.10

▲0.08

▲0.06

▲0.04

▲0.02

0.00

0.02

0.04

0.06

0.08

0.10

1 2 3 4 5 6 7 8 9 101112 1 2 3 4 5 6 7 8 9 101112 1 2 3 4 5 6 7 8 9 101112 1 2 3 4 5 6 7 8 9 101112 1 2 3 4 5 6 7 8 9 101112 1 2 3

20 21 22 23 24 25

原指数の変化による乖離 季節指数の変化による乖離 新旧季調済(対数変換後)の乖離

(月/年)

Page 35: The Second Quarter of 2013 産業活動分析平成25年4~6月期 平成25年9月11日 The Second Quarter of 2013 Analysis of All Industrial Activities September 11, 2013 産業活動分析

産業活動分析(平成25年4~6月期)

- 31 -

第37図 石油・石炭製品工業の要因分解 第38図 プラスチック製品工業の要因分解

第39図 パルプ・紙・紙加工品工業の要因分解 第40図 繊維工業の要因分解

第41図 食料品・たばこ工業の要因分解 第42図 その他工業の要因分解

▲0.03

▲0.02

▲0.01

0.00

0.01

0.02

0.03

1 2 3 4 5 6 7 8 9 101112 1 2 3 4 5 6 7 8 9 101112 1 2 3 4 5 6 7 8 9 101112 1 2 3 4 5 6 7 8 9 101112 1 2 3 4 5 6 7 8 9 101112 1 2 3

20 21 22 23 24 25

原指数の変化による乖離 季節指数の変化による乖離 新旧季調済(対数変換後)の乖離

(月/年)

▲0.03

▲0.02

▲0.01

0.00

0.01

0.02

0.03

0.04

1 2 3 4 5 6 7 8 9 101112 1 2 3 4 5 6 7 8 9 101112 1 2 3 4 5 6 7 8 9 101112 1 2 3 4 5 6 7 8 9 101112 1 2 3 4 5 6 7 8 9 101112 1 2 3

20 21 22 23 24 25

原指数の変化による乖離 季節指数の変化による乖離 新旧季調済(対数変換後)の乖離

(月/年)

▲0.06

▲0.05

▲0.04

▲0.03

▲0.02

▲0.01

0.00

0.01

0.02

0.03

0.04

0.05

1 2 3 4 5 6 7 8 9 101112 1 2 3 4 5 6 7 8 9 101112 1 2 3 4 5 6 7 8 9 101112 1 2 3 4 5 6 7 8 9 101112 1 2 3 4 5 6 7 8 9 101112 1 2 3

20 21 22 23 24 25

原指数の変化による乖離 季節指数の変化による乖離 新旧季調済(対数変換後)の乖離

(月/年)

▲0.12

▲0.10

▲0.08

▲0.06

▲0.04

▲0.02

0.00

0.02

0.04

0.06

1 2 3 4 5 6 7 8 9 101112 1 2 3 4 5 6 7 8 9 101112 1 2 3 4 5 6 7 8 9 101112 1 2 3 4 5 6 7 8 9 101112 1 2 3 4 5 6 7 8 9 101112 1 2 3

20 21 22 23 24 25

原指数の変化による乖離 季節指数の変化による乖離 新旧季調済(対数変換後)の乖離

(月/年)

▲0.10

▲0.08

▲0.06

▲0.04

▲0.02

0.00

0.02

0.04

0.06

0.08

0.10

1 2 3 4 5 6 7 8 9 101112 1 2 3 4 5 6 7 8 9 101112 1 2 3 4 5 6 7 8 9 101112 1 2 3 4 5 6 7 8 9 101112 1 2 3 4 5 6 7 8 9 101112 1 2 3

20 21 22 23 24 25

原指数の変化による乖離 季節指数の変化による乖離 新旧季調済(対数変換後)の乖離

(月/年)

▲0.20

▲0.15

▲0.10

▲0.05

0.00

0.05

0.10

1 2 3 4 5 6 7 8 9 101112 1 2 3 4 5 6 7 8 9 101112 1 2 3 4 5 6 7 8 9 101112 1 2 3 4 5 6 7 8 9 101112 1 2 3 4 5 6 7 8 9 101112 1 2 3

20 21 22 23 24 25

原指数の変化による乖離 季節指数の変化による乖離 新旧季調済(対数変換後)の乖離

(月/年)

Page 36: The Second Quarter of 2013 産業活動分析平成25年4~6月期 平成25年9月11日 The Second Quarter of 2013 Analysis of All Industrial Activities September 11, 2013 産業活動分析

産業活動分析(平成25年4~6月期)

- 32 -

第43図 鉱業の要因分解

資料:「鉱工業指数」

(4) まとめ

本稿では、今般の基準改定が鉱工業生産指数へ与えた影響について考察するため、

まず基準改定による採用品目、ウエイト変更、品目改廃の変化が鉱工業生産指数に与

えた影響について、新旧基準による原指数の前年同月比差をウエイト要因、基準年要

因、その他要因、新規・廃止品目要因に分解し、指数値の動きの変化要因をみた。22

年2月(前年同月比差▲4.3 ポイント)は主に基準年要因の影響により、大きな乖離がみ

られた(旧基準の前年同月比>新基準の前年同月比)。業種をみると、「はん用・生産

用・業務用機械工業」、「電子部品・デバイス工業」、「鉄鋼業」などが新旧基準で乖離し

ていた。乖離に最も影響していた基準年要因は「電子部品・デバイス工業」、「はん用・

生産用・業務用機械工業」による。24年3月(同 2.4 ポイント)は新規・廃止品目要因の

影響により、乖離がみられた(新基準の前年同月比>旧基準の前年同月比)。この乖離

について影響を与えた業種は、「電子部品・デバイス工業」、「情報通信機械工業」、「輸

送機械工業」などである。また要因についてみると、新規・廃止品目要因は「輸送機械

工業」、「化学工業」が影響を与えていた。

次に、新旧基準の鉱工業生産指数(季節調整済)を「原指数の変化による要因」、「季

節指数の変化による要因」に分け、その乖離の要因分解を行った。これによれば「季節

指数の変化による乖離」の正負の違いにより、年初は新基準の方が旧基準に比べて季

節調整済指数が低めに出やすくなり、年末は新基準の方が旧基準に比べて季節調整

済指数が高めに出やすくなる特徴があった。

▲0.08

▲0.06

▲0.04

▲0.02

0.00

0.02

0.04

0.06

0.08

1 2 3 4 5 6 7 8 9 101112 1 2 3 4 5 6 7 8 9 101112 1 2 3 4 5 6 7 8 9 101112 1 2 3 4 5 6 7 8 9 101112 1 2 3 4 5 6 7 8 9 101112 1 2 3

20 21 22 23 24 25

原指数の変化による乖離 季節指数の変化による乖離 新旧季調済(対数変換後)の乖離

(月/年)

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産業活動分析(平成25年4~6月期)

- 33 -

【鉱工業生産指数(原指数)の要因分解算式】

分解する式

(新基準)総合の前年同月比-(旧基準)総合の前年同月比

=Σ(新基準の品目 i の前年同月比寄与度)-Σ(旧基準の品目 i の前年同月比寄与度)

① ②

【継続品目】

=Σ(品目 i のウエイト要因+品目 i の基準年要因+品目 i のその他要因)

③ ④ ⑤

【新規・廃止品目】

+Σ�品目𝑖の新規品目要因 −品目𝑖の廃止品目要因�

⑥ ⑦

それぞれの分解方法算出式

●新基準の品目 i の前年同月比寄与度【①】

𝑃22𝑖,𝑡 − 𝑃22𝑖,𝑡−12𝑃22𝑖,𝑡−12

×𝑃22𝑖,𝑡−12𝑃22𝐼𝐼𝑃,𝑡−12

×𝑤22𝑖

𝑤22𝐼𝐼𝑃× 100

●旧基準の品目 i の前年同月比寄与度【②】

𝑃17𝑖,𝑡 − 𝑃17𝑖,𝑡−12𝑃17𝑖,𝑡−12

×𝑃17𝑖,𝑡−12𝑃17𝐼𝐼𝑃,𝑡−12

×𝑤17𝑖𝑤17𝐼𝐼𝑃

× 100

なお、�𝑃22𝑖,𝑡−𝑃22𝑖,𝑡−12𝑃22𝑖,𝑡−12

�= �𝑃17𝑖,𝑡−𝑃17𝑖,𝑡−12𝑃17𝑖,𝑡−12

【継続品目】

●品目 i のウエイト要因【③】

�(𝑃17𝑖,𝑡 − 𝑃17𝑖,𝑡−12

𝑃17𝑖,𝑡−12) × (

𝑃17𝑖,𝑡−12𝑃17𝐼𝐼𝑃,𝑡−12

) × (𝑤22𝑖

𝑤22𝐼𝐼𝑃−

𝑤17𝑖𝑤17𝐼𝐼𝑃

) × 100�

●品目 i の基準年要因【④】

�(𝑃17𝑖,𝑡 − 𝑃17𝑖,𝑡−12

𝑃17𝑖,𝑡−12) × �

𝑃22𝑖,𝑡−12𝑃22𝐼𝐼𝑃,𝑡−12

−𝑃17𝑖,𝑡−12𝑃17𝐼𝐼𝑃,𝑡−12

� × (𝑤17𝑖𝑤17𝐼𝐼𝑃

) × 100�

●品目 i のその他要因【⑤】

��𝑃17𝑖,𝑡 − 𝑃17𝑖,𝑡−12

𝑃17𝑖,𝑡−12� × �

𝑃22𝑖,𝑡−12𝑃22𝐼𝐼𝑃,𝑡−12

−𝑃17𝑖,𝑡−12𝑃17𝐼𝐼𝑃,𝑡−12

� × (𝑤22𝑖

𝑤22𝐼𝐼𝑃−

𝑤17𝑖𝑤17𝐼𝐼𝑃

) × 100�

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産業活動分析(平成25年4~6月期)

- 34 -

【新規・廃止品目】

●品目 i の新規品目要因【⑥】

新規品目要因= �𝑃22𝑛𝑒𝑤𝑖,𝑡 − 𝑃22𝑛𝑒𝑤𝑖,𝑡−12

𝑃22new𝑖,𝑡−12� × �

𝑃22𝑛𝑒𝑤𝑖,𝑡−12𝑃22𝐼𝐼𝑃,𝑡−12

� × �𝑤22𝑛𝑒𝑤𝑖

𝑤22𝐼𝐼𝑃� × 100

●品目 i の廃止品目要因【⑦】

廃止品目要因= �𝑃17𝑜𝑙𝑑𝑖,𝑡 − 𝑃17𝑜𝑙𝑑𝑖,𝑡−12

𝑃17𝑖𝑛𝑒𝑤,𝑡−12� × �

𝑃17𝑜𝑙𝑑𝑖,𝑡−12𝑃17𝐼𝐼𝑃,𝑡−12

� × �𝑤17𝑜𝑙𝑑𝑖𝑤17𝐼𝐼𝑃

� × 100

記号注:𝑃17𝑖は旧基準の品目𝑖指数、𝑃22𝑖は新基準の品目𝑖指数、𝑃17𝐼𝐼𝑃は旧基準の総合指数、

𝑃22𝐼𝐼𝑃は新基準の総合指数、𝑡は当月、𝑡 − 12 は前年同月、𝑛𝑒𝑤𝑖は新規品目、

𝑜𝑙𝑑𝑖は廃止品目

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産業活動分析(平成25年4~6月期)

- 35 -

第Ⅰ章 産業活動の動向

第1節 全産業の活動

- 緩やかな上昇傾向にある産業活動 -

25年4~6月期の産業活動全体をみると、第3次産業活動、鉱工業生産、建設業活動

がそれぞれ上昇となったことにより、全産業活動指数は前期比 1.1%と5期ぶりの上昇と

なった。総じてみれば25年4~6月期の産業活動は緩やかな上昇傾向にある(第Ⅰ-1

-1表、第Ⅰ-1-1図)。

第Ⅰ-1-1表 全産業活動指数の推移(17年=100)

23年 24年 25年Ⅱ Ⅲ Ⅳ Ⅰ Ⅱ Ⅲ Ⅳ Ⅰ Ⅱ

95.4 96.5 94.2 96.2 96.7 96.8 96.6 96.2 96.1 96.1 97.2

▲ 0.5 1.2 ▲ 0.9 2.1 0.5 0.1 ▲ 0.2 ▲ 0.4 ▲ 0.1 0.0 1.1

- - ▲ 1.6 ▲ 0.1 0.0 2.6 2.6 ▲ 0.2 ▲ 0.3 ▲ 1.2 0.7

農林水産業生産指数 91.1 ・・・ ・・・ ・・・ ・・・ ・・・ ・・・ ・・・ ・・・ ・・・ ・・・

前期(年)比 ▲ 0.8 ・・・ ・・・ ・・・ ・・・ ・・・ ・・・ ・・・ ・・・ ・・・ ・・・

前年同期比 - - ・・・ ・・・ ・・・ ・・・ ・・・ ・・・ ・・・ ・・・ ・・・

建設業活動指数 74.4 76.8 72.0 74.4 73.3 74.8 75.8 77.0 79.3 78.9 82.5

前期(年)比 ▲ 2.0 3.2 ▲ 7.5 3.3 ▲ 1.5 2.0 1.3 1.6 3.0 ▲ 0.5 4.6

前年同期比 - - ▲ 5.1 ▲ 3.2 ▲ 2.8 ▲ 1.1 4.9 3.1 6.7 5.4 8.7

鉱工業生産指数 92.2 92.3 88.9 93.7 94.1 95.6 93.6 90.5 88.9 89.4 90.7

前期(年)比 ▲ 2.3 0.1 ▲ 4.2 5.4 0.4 1.6 ▲ 2.1 ▲ 3.3 ▲ 1.8 0.6 1.5

前年同期比 - - ▲ 5.8 ▲ 0.9 ▲ 1.6 6.2 5.5 ▲ 4.2 ▲ 5.9 ▲ 7.8 ▲ 3.1

第3次産業活動指数 97.9 99.3 97.0 98.5 99.0 99.0 99.0 99.0 99.3 99.5 100.4

前期(年)比 0.1 1.4 ▲ 0.5 1.5 0.5 0.0 0.0 0.0 0.3 0.2 0.9

前年同期比 - - ▲ 0.5 0.3 0.6 2.4 2.1 0.5 0.7 ▲ 0.2 1.4

公務等活動指数 97.6 97.9 97.4 97.6 97.8 98.0 98.0 98.0 98.1 98.2 97.8

前期(年)比 ▲ 0.2 0.3 0.1 0.2 0.2 0.2 0.0 0.0 0.1 0.1 ▲ 0.4

前年同期比 - - ▲ 0.4 ▲ 0.1 0.6 0.3 0.6 0.4 ▲ 0.1 0.7 ▲ 0.2

全産業活動指数

前期(年)比

前年同期比

23年 24年

第Ⅰ-1-1図 全産業活動指数の推移 指数水準(17年=100、季節調整済) 前期比、伸び率寄与度

70

75

80

85

90

95

100

105

110

115

20

21

22

23

24

25

全産業活動指数 建設業活動指数

鉱工業生産指数 第3次産業活動指数

公務等活動指数

24年

25年

▲ 1

0

1

2

3

(%)

鉱工業生産指数 第3次産業活動指数

建設業活動指数 公務等活動指数

全産業活動指数

(注)1.全産業活動指数の四半期指数はこれに対応する「農林水産業生産指数」の数値がないため除い

たもので計算した。

2.年の数値及び前年同期比は原指数、それ以外は季節調整済指数による。

3.鉱工業生産指数は平成22年基準改定が行われたため、全産業活動指数における平成24年1月

以降の「鉱工業生産指数」は、平成22年基準の指数値をリンク係数方式により平成23年10月~12

月時点で平成17年基準に接続したものである。

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産業活動分析(平成25年4~6月期)

- 36 -

第2節 鉱工業の活動

-緩やかな持ち直しの動きがみられる鉱工業生産-

1.生産の動向

(1) 概況

25年4~6月期の鉱工業生産は、前期比 1.5%と2期連続の上昇となった。これを財

別にみると、非耐久消費財が2期連続の低下となったものの、生産財が2期連続、建設

財が2期ぶり、耐久消費財、資本財がともに2期連続の上昇となった(第Ⅰ-2-1図、

第Ⅰ-2-1表、第Ⅰ-2-3表)。

第Ⅰ-2-1図 鉱工業生産・出荷・在庫・在庫率の推移

指数水準(22年=100、季節調整済)

70

80

90

100

110

120

130

140

150

160

20

21

22

23

24

25

生産

出荷

在庫

在庫率

第Ⅰ-2-1表 鉱工業指数の推移(22年=100)

23年 24年 23年 24年 25年

Ⅱ Ⅲ Ⅳ Ⅰ Ⅱ Ⅲ Ⅳ Ⅰ Ⅱ生  産 97.2 97.8 92.9 99.5 100.5 101.3 99.1 95.9 94.1 94.7 96.1(前期(年)比) ▲ 2.8 0.6 ▲ 4.1 7.1 1.0 0.8 ▲ 2.2 ▲ 3.2 ▲ 1.9 0.6 1.5(前年同期比) - - ▲ 6.6 ▲ 1.7 ▲ 0.9 6.6 6.8 ▲ 3.9 ▲ 5.9 ▲ 7.9 ▲ 3.1出  荷 96.3 97.5 89.8 97.9 100.2 101.9 98.8 94.6 93.4 97.2 95.4(前期(年)比) ▲ 3.7 1.2 ▲ 8.6 9.0 2.3 1.7 ▲ 3.0 ▲ 4.3 ▲ 1.3 4.1 ▲ 1.9(前年同期比) - - ▲ 9.3 ▲ 2.0 ▲ 0.8 5.9 10.3 ▲ 3.6 ▲ 6.4 ▲ 6.3 ▲ 3.5在  庫 105.0 110.5 104.7 106.8 104.5 109.6 110.2 112.2 110.4 106.6 107.0(前期(年)末比) 2.0 5.2 7.2 2.0 ▲ 2.2 4.9 0.5 1.8 ▲ 1.6 ▲ 3.4 0.4(前年同期末比) - - 4.9 8.1 2.0 12.1 5.3 5.3 5.2 ▲ 2.7 ▲ 2.9在 庫 率 108.1 113.2 114.4 107.1 107.2 107.6 111.5 116.4 117.7 112.1 107.6(前期(年)比) 8.1 4.7 10.5 ▲ 6.4 0.1 0.4 3.6 4.4 1.1 ▲ 4.8 ▲ 4.0(前年同期比) - - 16.5 10.0 4.7 3.3 ▲ 2.7 9.2 9.6 4.3 ▲ 3.4稼 働 率 95.7 97.8 88.8 99.0 100.3 102.6 99.6 95.1 93.1 94.4 96.6(前期(年)比) ▲ 4.3 2.2 ▲ 7.2 11.5 1.3 2.3 ▲ 2.9 ▲ 4.5 ▲ 2.1 1.4 2.3(前年同期比) - - ▲ 10.5 ▲ 1.4 ▲ 1.7 9.2 12.2 ▲ 4.2 ▲ 7.0 ▲ 9.1 ▲ 3.1

(注)年の数値及び前年同期比は原指数、それ以外は季節調整済指数による。

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産業活動分析(平成25年4~6月期)

- 37 -

当期の生産動向を上昇に寄与した順で品目別にみると、モス型半導体集積回路(メ

モリ)はアジア向けスマートフォン用途などの増加により前期比 34.8%と3期連続の増加、

普通乗用車は米国向けなどが増加したことにより同 5.0%と2期連続の増加、アクティブ

型液晶素子(大型)は同 38.7%と2期ぶりの増加となった。一方、低下に寄与した品目

をみると、アクティブ型液晶素子(中・小型)は同▲15.4%と2期連続の減少、モス型半

導体集積回路(ロジック)は同▲15.1%と4期連続の減少、ノート型パソコンは同▲

14.0%と2期ぶりの減少となった(第Ⅰ-2-2表)。

第Ⅰ-2-2表 品目別の生産動向(25年4~6月期)

上 昇 寄 与 品 目 前期比(%) 寄与度(%ポイント)

①モス型半導体集積回路(メモリ) 34.8 0.35

②普通乗用車 5.0 0.28

③アクティブ型液晶素子(大型) 38.7 0.14

④ショベル系掘削機械 9.9 0.10

⑤橋りょう 21.9 0.09

⑥数値制御ロボット 29.4 0.08

⑦モス型半導体集積回路(CCD) 19.0 0.08

⑧半導体製造装置 7.0 0.07

⑨分析機器 14.3 0.05

⑩デジタル伝送装置 22.1 0.05

低 下 寄 与 品 目 前期比(%) 寄与度(%ポイント)

①アクティブ型液晶素子(中・小型) ▲ 15.4 ▲ 0.11

②モス型半導体集積回路(ロジック) ▲ 15.1 ▲ 0.10

③ノート型パソコン ▲ 14.0 ▲ 0.08

④マシニングセンタ ▲ 13.3 ▲ 0.06

⑤自動車用エンジン ▲ 2.8 ▲ 0.05

⑥普通トラック ▲ 4.4 ▲ 0.05

⑦航空機用発動部品 ▲ 10.3 ▲ 0.05

⑧コンベヤ ▲ 24.3 ▲ 0.05

⑨プラスチック製フィルム・シート ▲ 2.8 ▲ 0.05

⑩プラスチック製容器(中空成形) ▲ 7.1 ▲ 0.04 (注) 鉱工業全体の伸び率 1.5%に対する寄与度(%ポイント)

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産業活動分析(平成25年4~6月期)

- 38 -

(2) 財別・業種別の動向

当期の生産動向を財別にみると、最終需要財は、非耐久消費財が低下となったもの

の、建設財、耐久消費財、資本財が上昇となったことにより前期比 0.7%と2期連続の上

昇となった。また、生産財は、同 2.1%と2期連続の上昇となった(第Ⅰ-2-3表)。

第Ⅰ-2-3表 鉱工業生産指数(財別)の推移(22年=100)

23年 24年 23年 24年 25年Ⅱ Ⅲ Ⅳ Ⅰ Ⅱ Ⅲ Ⅳ Ⅰ Ⅱ

生 産(鉱工業) 97.2 97.8 92.9 99.5 100.5 101.3 99.1 95.9 94.1 94.7 96.1(前期(年)比) ▲ 2.8 0.6 ▲ 4.1 7.1 1.0 0.8 ▲ 2.2 ▲ 3.2 ▲ 1.9 0.6 1.5(前年同期比) - - ▲ 6.6 ▲ 1.7 ▲ 0.9 6.6 6.8 ▲ 3.9 ▲ 5.9 ▲ 7.9 ▲ 3.1最終需要財 98.8 99.6 94.9 102.0 103.5 104.1 100.4 97.7 95.3 95.4 96.1(前期(年)比) ▲ 1.2 0.8 ▲ 1.5 7.5 1.5 0.6 ▲ 3.6 ▲ 2.7 ▲ 2.5 0.1 0.7(前年同期比) - - ▲ 4.0 0.1 1.1 10.4 6.1 ▲ 4.4 ▲ 7.4 ▲ 9.7 ▲ 4.4

資本財 105.2 102.8 102.9 108.0 110.3 107.7 104.5 100.3 96.9 97.3 98.1(前期(年)比) 5.2 ▲ 2.3 1.0 5.0 2.1 ▲ 2.4 ▲ 3.0 ▲ 4.0 ▲ 3.4 0.4 0.8(前年同期比) - - 5.0 4.2 4.5 8.5 1.9 ▲ 7.2 ▲ 11.6 ▲ 11.4 ▲ 6.1建設財 99.7 102.1 100.0 99.3 99.9 101.6 101.6 101.9 102.2 99.8 104.8(前期(年)比) ▲ 0.3 2.4 ▲ 0.4 ▲ 0.7 0.6 1.7 0.0 0.3 0.3 ▲ 2.3 5.0(前年同期比) - - 0.6 ▲ 1.2 ▲ 1.7 2.2 2.0 2.4 3.3 ▲ 2.9 3.2耐久消費財 88.3 93.5 74.6 96.8 97.9 104.0 97.2 90.6 82.8 86.0 88.3(前期(年)比) ▲ 11.7 5.9 ▲ 11.9 29.8 1.1 6.2 ▲ 6.5 ▲ 6.8 ▲ 8.6 3.9 2.7(前年同期比) - - ▲ 25.1 ▲ 3.0 ▲ 2.5 25.6 28.3 ▲ 6.3 ▲ 15.0 ▲ 17.9 ▲ 9.1非耐久消費財 98.9 99.6 100.6 99.7 100.1 99.7 98.8 98.7 99.7 99.2 97.9(前期(年)比) ▲ 1.1 0.7 5.0 ▲ 0.9 0.4 ▲ 0.4 ▲ 0.9 ▲ 0.1 1.0 ▲ 0.5 ▲ 1.3(前年同期比) - - 1.1 ▲ 2.4 0.8 5.4 ▲ 1.4 ▲ 1.2 0.6 ▲ 2.0 ▲ 1.0

生産財 95.6 96.0 91.0 96.9 97.5 98.8 98.0 93.9 92.9 94.2 96.2(前期(年)比) ▲ 4.4 0.4 ▲ 6.9 6.5 0.6 1.3 ▲ 0.8 ▲ 4.2 ▲ 1.1 1.4 2.1(前年同期比) - - ▲ 9.0 ▲ 3.4 ▲ 3.1 2.8 7.7 ▲ 3.4 ▲ 4.4 ▲ 5.8 ▲ 1.8

(注)年の数値及び前年同期比は原指数、それ以外は季節調整済指数による。

最終需要財の内訳をみると、建設財は、蛍光灯器具などが減少したものの、橋りょう

やビル用アルミニウムサッシなどの増加により前期比 5.0%と2期ぶりの上昇となった。耐

久消費財は、ノート型パソコンなどが減少したものの、普通乗用車や電気冷蔵庫などの

増加により同 2.7%と2期連続の上昇となった。資本財は、マシニングセンタなどが減少

したものの、ショベル系掘削機械や数値制御ロボットなどの増加により同 0.8%と2期連

続の上昇となった。一方、非耐久消費財は、ガソリンなどが増加したものの、合成洗剤、

染毛料などの減少により同▲1.3%と2期連続の低下となった。また、生産財は、アクティ

ブ型液晶素子(中・小型)などが減少したものの、モス型半導体集積回路(メモリ)やアク

ティブ型液晶素子(大型)などの増加により同 2.1%と2期連続の上昇となった(第Ⅰ-2

-2図、第Ⅰ-2-4表)。

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産業活動分析(平成25年4~6月期)

- 39 -

第Ⅰ-2-2図 鉱工業生産指数(財別)の推移

指数水準(22年=100、季節調整済) 前期比、伸び率寄与度

50

60

70

80

90

100

110

120

130

140

20

21

22

23

24

25

鉱工業 資本財

建設財 耐久消費財

非耐久消費財 生産財

▲ 6

▲ 4

▲ 2

0

2

4

6

24年

25年

(%)生産財非耐久消費財耐久消費財建設財資本財鉱工業

第Ⅰ-2-4表 財別の生産動向(25年4~6月期)

(伸び率) 前 期 比 伸び率  [寄与度]

(注)伸び率(%) 寄与度

(注)

資本財 ショベル系掘削機械 9.9 0.10(0.8) 数値制御ロボット 29.4 0.08[0.16] 半導体製造装置 7.0 0.07

マシニングセンタ ▲ 13.3 ▲ 0.06普通トラック ▲ 4.4 ▲ 0.05ノート型パソコン ▲ 14.0 ▲ 0.04

建設財 橋りょう 21.9 0.09(5.0) ビル用アルミニウムサッシ 15.6 0.04[0.30] 鉄骨 8.8 0.03

蛍光灯器具 ▲ 10.7 ▲ 0.01ガス風呂がま ▲ 2.9 ▲ 0.01自然冷媒ヒートポンプ式給湯機 ▲ 9.0 ▲ 0.01

耐久消費財 普通乗用車 5.0 0.23(2.7) 電気冷蔵庫 19.0 0.04[0.29] カーナビゲーションシステム 5.6 0.02

ノート型パソコン ▲ 14.0 ▲ 0.03携帯電話 ▲ 16.7 ▲ 0.03デジタルカメラ ▲ 14.2 ▲ 0.02

非耐久消費財 ガソリン 3.1 0.02(▲ 1.3) クレンジングクリーム 5.3 0.01[▲ 0.18] ニット製外衣 2.9 0.00

合成洗剤 ▲ 4.8 ▲ 0.04染毛料 ▲ 5.7 ▲ 0.02モイスチャークリーム ▲ 5.1 ▲ 0.02

生産財 モス型半導体集積回路(メモリ) 34.8 0.35(2.1) アクティブ型液晶素子(大型) 38.7 0.14[1.07] モス型半導体集積回路(CCD) 19.0 0.08

アクティブ型液晶素子(中・小型) ▲ 15.4 ▲ 0.11モス型半導体集積回路(ロジック) ▲ 15.1 ▲ 0.10自動車用エンジン ▲ 2.8 ▲ 0.05

品 目 名

(注)鉱工業全体の伸び率 1.5%に対する寄与度(%ポイント)

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産業活動分析(平成25年4~6月期)

- 40 -

当期の生産動向を業種別にみると、全16業種のうち13業種が上昇し、3業種が低下

となった。加工型業種は、情報通信機械工業(前期比▲3.5%、2期ぶり)が低下となっ

たものの、はん用・生産用・業務用機械工業(同 3.0%、6期ぶり)など4業種が上昇と

なったことにより、同 1.9%と2期連続の上昇となった。素材型業種は、窯業・土石製品

工業(同 5.2%、3期ぶり)など6業種すべてが上昇となったことにより、同 1.4%と2期連

続の上昇となった。その他業種は、食料品・たばこ工業(同▲0.6%、2期連続)など2業

種が低下となったものの、金属製品工業(同 4.1%、2期ぶり)など3業種が上昇となった

ことにより、同 0.9%と2期ぶりの上昇となった(第Ⅰ-2-5表)。

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産業活動分析(平成25年4~6月期)

- 41 -

第Ⅰ-2-5表 業種別の生産動向(25年4~6月期)

前期比 寄与度(%) (%ポイント) 増加 減少

ショベル系掘削機械 マシニングセンタ数値制御ロボット コンベヤ半導体製造装置 水管ボイラモス型半導体集積回路(メモリ) アクティブ型液晶素子(中・小型)

アクティブ型液晶素子(大型) モス型半導体集積回路(ロジック)

モス型半導体集積回路(CCD) コネクタ普通乗用車 鉄道車両駆動伝導・操縦装置部品 自動車用エンジンシャシー・車体部品 鋼船電気冷蔵庫 一般用エンジン発電機サーボモータ 医用X線装置

1.9% 自動車用電気照明器具 非標準三相誘導電動機

(0.98) デジタル伝送装置 ノート型パソコンボタン電話装置 携帯電話カーナビゲーションシステム デジタルカメラファインセラミックス(機能材) 電極安全ガラス 遠心力鉄筋コンクリートパイル板ガラス 電気用陶磁器特殊鋼熱間圧延鋼材 亜鉛めっき鋼板鍛鋼品 普通鋼鋼帯銑鉄鋳物 フェロニッケル合成繊維織物(長繊維) 織物製外衣合成繊維(長繊維) ニット製下着・補正着・寝着類不織布 炭素繊維電気銅 アルミニウム板製品通信用ケーブル光ファイバ製品 電力用電線・ケーブルアルミニウムダイカスト 機器用絶縁電線(輸送機器用を除く)

印刷用紙(塗工) 紙器用板紙

1.4% 製紙パルプ 段ボール原紙

(0.38) 新聞巻取紙 衛生用紙合成アセトン 医薬品エチレングリコール 合成洗剤パラキシレン アクリロニトリル橋りょう 飲料用アルミニウム缶ビル用アルミニウムサッシ 食缶鉄骨 ガス風呂がま軽油 B・C重油ガソリン A重油ジェット燃料油システムキッチン ボールペントラック・バス用タイヤ おう版印刷(グラビア印刷)工業用ゴム製品 乗用車用タイヤプラスチック製機械器具部品 プラスチック製フィルム・シートプラスチック製建材 プラスチック製容器(中空成形)

0.9% プラスチック製容器(中空成形以外) プラスチック製日用品・雑貨

(0.21) コーヒー・茶系飲料 炭酸飲料ビール リキュールドレッシング 清酒

加工型業種

素材型業種

0.22

0.385.2

1.1

5.2 0.17

2.0 0.08

▲ 3.5

0.08

3.7 0.06

1.5 0.03

3.2 0.06

2.4 0.06

化学工業

鉄鋼業

繊維工業

非鉄金属工業

パルプ・紙・紙加工品工業

1.2

▲ 0.6 ▲ 0.04

石油・石炭製品工業

その他工業

プラスチック製品工業

食料品・たばこ工業

▲ 0.02

1.1 0.06

0.17

▲ 0.4

電気機械工業

情報通信機械工業

窯業・土石製品工業

0.1 0.01

金属製品工業 4.1

▲ 0.11

その他業種

品目生産1.5%の上昇

はん用・生産用・業務用機械工業 0.393.0

電子部品・デバイス工業

輸送機械工業

(注) 加工型業種、素材型業種、その他業種の下に記してある数値は、上段:前期比(%)、下段:寄与度(%

ポイント)である。

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産業活動分析(平成25年4~6月期)

- 42 -

(3) 予測指数からみる生産の先行き

来期(25年7~9月期)の予測指数注1)、注2)、注3)をみると、前期比 0.3%と3期連続の上昇が

見込まれる。業種別にみると、はん用・生産用・業務用機械工業が同 4.2%と2期連続の上昇、

情報通信機械工業が同 5.9%と6期ぶりの上昇、金属製品工業が同 2.3%と4期ぶりの上昇

が見込まれる(第Ⅰ-2-3図)。

第Ⅰ-2-3図 鉱工業生産指数と予測指数の推移(22年=100、季節調整済)

40

60

80

100

120

140

160

20

21

22

23

24

25

製造工業(予測指数)

鉱工業生産指数総合

情報通信機械工業(予測指数)

金属製品工業(予測指数)

はん用・生産用・業務用機械工業(予測指数)

注1)予測指数と鉱工業生産指数のボトムとピーク(注3参照)はほぼ一致する(16年1~3月期産業活動分析

27頁)。また、両指数の前期からの変化の方向を比較してみると、5年1~3月期から25年4~6月期ま

での 81 時点中 75 時点(92.6%)で一致しており、予測指数で鉱工業生産指数の先行きをみることに妥

当性があると考えられる。

注2)月次で当該月を含めた前後3か月分の指数値が公表される予測指数を四半期ベースに加工した指数

を指し、本ページにおいては以下同じとする。具体的には、産業活動分析公表時点で得られる最新の

データを利用できるように、今期においては来期の予測指数値として8月調査の前月(7月)実績、当月

(8月)見込み及び翌月(9月)見込みの平均値を用いた。具体的な各四半期使用データは、以下のとお

り。

四半期 調査 前月実績 当月見込み 翌月見込み

第1 2月調査 1月 2月 3月

第2 5月調査 4月 5月 6月

第3 8月調査 7月 8月 9月

第4 11月調査 10月 11月 12月

(注)表内の月は、各調査の各指数値が何月の値を指しているかを示す。

注3)「ボトム」とは原則として前後それぞれ 4 四半期の間に当該指数値より小さい値がない期を指し、「ピー

ク」とは同様に大きな値がない期を指す。従って、「ボトム」や「ピーク」は、4 四半期経過後でなければ決

められない。

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産業活動分析(平成25年4~6月期)

- 43 -

2.出荷の動向

(1) 概況

25年4~6月期の鉱工業出荷は、前期比▲1.9%と2期ぶりの低下となった。(第Ⅰ-

2-6表)。

第Ⅰ-2-6表 鉱工業出荷指数(財別)の推移(22年=100)

23年 24年 23年 24年 25年Ⅱ Ⅲ Ⅳ Ⅰ Ⅱ Ⅲ Ⅳ Ⅰ Ⅱ

出 荷(鉱工業) 96.3 97.5 89.8 97.9 100.2 101.9 98.8 94.6 93.4 97.2 95.4(前期(年)比) ▲ 3.7 1.2 ▲ 8.6 9.0 2.3 1.7 ▲ 3.0 ▲ 4.3 ▲ 1.3 4.1 ▲ 1.9(前年同期比) - - ▲ 9.3 ▲ 2.0 ▲ 0.8 5.9 10.3 ▲ 3.6 ▲ 6.4 ▲ 6.3 ▲ 3.5

最終需要財 96.7 98.3 89.1 99.3 102.7 104.1 99.8 95.1 93.3 97.5 94.4(前期(年)比) ▲ 3.3 1.7 ▲ 8.0 11.4 3.4 1.4 ▲ 4.1 ▲ 4.7 ▲ 1.9 4.5 ▲ 3.2(前年同期比) - - ▲ 9.0 ▲ 1.4 0.9 9.8 12.1 ▲ 4.4 ▲ 8.8 ▲ 7.9 ▲ 5.5

資本財 102.7 103.1 97.4 104.8 109.9 108.7 107.4 98.7 95.6 102.1 97.7(前期(年)比) 2.7 0.4 ▲ 3.3 7.6 4.9 ▲ 1.1 ▲ 1.2 ▲ 8.1 ▲ 3.1 6.8 ▲ 4.3(前年同期比) - - 0.1 2.9 6.3 11.1 10.7 ▲ 6.3 ▲ 12.6 ▲ 8.2 ▲ 9.2建設財 99.2 101.2 98.3 98.5 99.4 99.5 100.6 101.1 102.6 100.7 104.7(前期(年)比) ▲ 0.8 2.0 ▲ 3.1 0.2 0.9 0.1 1.1 0.5 1.5 ▲ 1.9 4.0(前年同期比) - - ▲ 1.5 ▲ 0.8 ▲ 2.6 ▲ 0.7 2.6 2.2 4.2 0.0 4.1耐久消費財 88.5 91.7 71.3 93.9 97.5 105.2 94.7 87.4 81.6 90.6 86.2(前期(年)比) ▲ 11.5 3.6 ▲ 21.0 31.7 3.8 7.9 ▲ 10.0 ▲ 7.7 ▲ 6.6 11.0 ▲ 4.9(前年同期比) - - ▲ 25.8 ▲ 3.9 ▲ 3.7 18.1 29.3 ▲ 7.0 ▲ 16.5 ▲ 14.3 ▲ 9.0非耐久消費財 97.4 98.3 96.1 98.7 98.3 98.5 97.6 97.4 98.0 98.2 97.7(前期(年)比) ▲ 2.6 0.9 ▲ 1.5 2.7 ▲ 0.4 0.2 ▲ 0.9 ▲ 0.2 0.6 0.2 ▲ 0.5(前年同期比) - - ▲ 3.9 ▲ 4.5 0.8 2.5 1.9 ▲ 1.3 0.6 ▲ 2.0 0.1

生産財 95.8 96.6 90.2 96.5 98.1 99.9 97.5 94.2 93.9 97.0 96.2(前期(年)比) ▲ 4.2 0.8 ▲ 9.3 7.0 1.7 1.8 ▲ 2.4 ▲ 3.4 ▲ 0.3 3.3 ▲ 0.8(前年同期比) - - ▲ 9.7 ▲ 2.7 ▲ 2.5 2.5 8.4 ▲ 2.6 ▲ 3.8 ▲ 4.6 ▲ 1.5

(注)年の数値及び前年同期比は原指数、それ以外は季節調整済指数による。

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産業活動分析(平成25年4~6月期)

- 44 -

当期の出荷動向を低下に寄与した順で品目別にみると、小型乗用車は前期比▲

15.1%と2期ぶりの減少、アクティブ型液晶素子(中・小型)は同▲19.8%と2期連続の減

少、普通トラックは同▲10.3%と3期ぶりの減少となった。一方、上昇に寄与した品目を

みると、一般用蒸気タービンは同 197.0%と2期連続の増加、モス型半導体集積回路(メ

モリ)は同 31.0%と4期連続の増加、軽油は同 12.6%と3期連続の増加となった(第Ⅰ

-2-7表)。

第Ⅰ-2-7表 品目別の出荷動向(25年4~6月期)

低 下 寄 与 品 目 前期比(%) 寄与度(%ポイント)

①小型乗用車 ▲ 15.1 ▲ 0.35

②アクティブ型液晶素子(中・小型) ▲ 19.8 ▲ 0.21

③普通トラック ▲ 10.3 ▲ 0.17

④普通乗用車 ▲ 2.1 ▲ 0.16

⑤B・C重油 ▲ 25.2 ▲ 0.16

⑥自動車用エンジン ▲ 7.8 ▲ 0.14

⑦携帯電話 ▲ 32.0 ▲ 0.13

⑧太陽電池モジュール ▲ 17.7 ▲ 0.12

⑨シャシー・車体部品 ▲ 8.1 ▲ 0.11

⑩マシニングセンタ ▲ 25.1 ▲ 0.09

上 昇 寄 与 品 目 前期比(%) 寄与度(%ポイント)

①一般用蒸気タービン 197.0 0.31

②モス型半導体集積回路(メモリ) 31.0 0.25

③軽油 12.6 0.13

④ジェット燃料油 32.5 0.09

⑤モス型半導体集積回路(CCD) 17.4 0.08

⑥アクティブ型液晶素子(大型) 16.8 0.07

⑦半導体製造装置 8.7 0.07

⑧数値制御ロボット 31.0 0.06

⑨橋りょう 16.8 0.05

⑩特殊鋼熱間圧延鋼材 5.2 0.05 (注) 鉱工業全体の伸び率▲1.9%に対する寄与度(%ポイント)

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産業活動分析(平成25年4~6月期)

- 45 -

(2) 財別・業種別の動向

当期の出荷動向を財別にみると、最終需要財は、建設財が上昇となったものの、資

本財、耐久消費財、非耐久消費財が低下となったことにより前期比▲3.2%と2期ぶりの

低下となった。また、生産財は、同▲0.8%と2期ぶりの低下となった(第Ⅰ-2-6表、第

Ⅰ-2-4図)。

第Ⅰ-2-4図 鉱工業出荷指数(財別)の推移

指数水準(22年=100、季節調整済) 前期比、伸び率寄与度

60

70

80

90

100

110

120

130

140

Ⅰ└

Ⅱ20

Ⅲ年

Ⅳ┘

Ⅰ└

Ⅱ21

Ⅲ年

Ⅳ┘

Ⅰ└

Ⅱ22

Ⅲ年

Ⅳ┘

Ⅰ└

Ⅱ23

Ⅲ年

Ⅳ┘

Ⅰ└

Ⅱ24

Ⅲ年

Ⅳ┘

Ⅰ25

Ⅱ年

鉱工業

資本財

建設財

耐久消費財

非耐久消費財

生産財

▲ 6

▲ 4

▲ 2

0

2

4

6

Ⅲ24年

Ⅳ┘

Ⅰ└

Ⅱ25年

(%)

生産財非耐久消費財耐久消費財建設財資本財鉱工業

最終需要財の内訳をみると、資本財は、普通トラックやマシニングセンタなどの減少

により前期比▲4.3%と2期ぶりの低下となった。耐久消費財は、小型乗用車や普通乗

用車などの減少により同▲4.9%と2期ぶりの低下となった。非耐久消費財は、ガソリンや

ファンデーションなどの減少により同▲0.5%と3期ぶりの低下となった。一方、建設財は、

橋りょうやビル用アルミニウムサッシなどの増加により同 4.0%と2期ぶりの上昇となった。

また、生産財は、アクティブ型液晶素子(中・小型)や自動車用エンジンなどの減少によ

り同▲0.8%と2期ぶりの低下となった(第Ⅰ-2-8表)。

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産業活動分析(平成25年4~6月期)

- 46 -

第Ⅰ-2-8表 財別の出荷動向(25年4~6月期)

(伸び率) 前 期 比 伸び率

  [寄与度](注) 伸び率(%) 寄与度(注)

資本財 一般用蒸気タービン 197.0 0.31

(▲ 4.3) 半導体製造装置 8.7 0.07

[▲ 0.78] 数値制御ロボット 31.0 0.06

普通トラック ▲ 10.3 ▲ 0.17

マシニングセンタ ▲ 25.1 ▲ 0.09

水管ボイラ ▲ 54.7 ▲ 0.09

建設財 橋りょう 16.8 0.05

(4.0) ビル用アルミニウムサッシ 11.8 0.03

[0.23] システムキッチン 9.0 0.02

H形鋼 ▲ 8.4 ▲ 0.01

普通鋼熱間鋼管 ▲ 3.5 ▲ 0.01

スチール・ステンレスドア ▲ 5.2 ▲ 0.01

耐久消費財 薄型テレビ 14.5 0.03

(▲ 4.9) 石油ストーブ 71.8 0.02

[▲ 0.69] 軽トラック 7.9 0.01

小型乗用車 ▲ 15.1 ▲ 0.35

普通乗用車 ▲ 2.1 ▲ 0.14

携帯電話 ▲ 32.0 ▲ 0.13

非耐久消費財 洗顔クリーム・フォーム 8.6 0.01

(▲ 0.5) クレンジングクリーム 7.1 0.01

[▲ 0.06] 灯油 2.5 0.01

ガソリン ▲ 1.6 ▲ 0.03

ファンデーション ▲ 6.6 ▲ 0.02

美容液 ▲ 5.7 ▲ 0.01

生産財 モス型半導体集積回路(メモリ) 31.0 0.25

(▲ 0.8) 軽油 12.6 0.13

[▲ 0.41] ジェット燃料油 32.5 0.09

アクティブ型液晶素子(中・小型) ▲ 19.8 ▲ 0.21

自動車用エンジン ▲ 7.8 ▲ 0.14

シャシー・車体部品 ▲ 8.1 ▲ 0.11

品 目 名

(注)鉱工業全体の伸び率▲1.9%に対する寄与度(%ポイント)

当期の出荷動向を業種別にみると、全16業種のうち9業種が上昇し、7業種が低下と

なった。加工型業種は、はん用・生産用・業務用機械工業(前期比 0.7%、2期連続)な

ど2業種が上昇となったものの、輸送機械工業(同▲6.5%、2期ぶり)など3業種が低下

となったことにより、同▲3.5%と2期ぶりの低下となった。素材型業種は、窯業・土石製

品工業(同 3.3%、2期ぶり)など3業種が上昇となったものの、化学工業(同▲1.1%、3

期ぶり)など3業種が低下となったことにより、同▲0.3%と2期ぶりの低下となった。その

他業種は、プラスチック製品工業(同▲0.8%、3期ぶり)が低下となったものの、金属製

品工業(同 3.6%、2期ぶり)など4業種が上昇となったことにより、同 0.5%と2期ぶりの

上昇となった(第Ⅰ-2-9表)。

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産業活動分析(平成25年4~6月期)

- 47 -

第Ⅰ-2-9表 業種別の出荷動向(25年4~6月期)

前期比 寄与度(%) (%ポイント) 増加 減少

航空機用機体部品(プロペラ・回転翼を含む) 鋼船軽トラック 小型乗用車舶用ディーゼル機関 普通トラック薄型テレビ 携帯電話デジタル伝送装置 ノート型パソコン固定通信装置 カーナビゲーションシステムサーボモータ 太陽電池モジュール自動車用電気照明器具 非標準変圧器電気測定器(除.半導体・IC測定器) 医用X線装置モス型半導体集積回路(メモリ) アクティブ型液晶素子(中・小型)

モス型半導体集積回路(CCD) シリコンウエハ

▲3.5% アクティブ型液晶素子(大型) トランジスタ

(▲1.78) 一般用蒸気タービン マシニングセンタ半導体製造装置 水管ボイラ数値制御ロボット コンベヤパラキシレン 合成ゴムエチレン ポリエチレン純トルエン 医薬品通信用ケーブル光ファイバ製品 アルミニウム板製品電気金 電気銅アルミニウム押出製品 アルミニウム二次合金地金特殊鋼熱間圧延鋼材 普通鋼鋼帯普通鋼鋼板 フェロニッケル鉄系鍛工品 銑鉄不織布 織物製外衣綿織物染色整理 ニット製外衣合成繊維織物(長繊維) ニット製下着・補正着・寝着類段ボール箱 製紙パルプ

▲0.3% 段ボール原紙 紙器用板紙

(▲0.08) 印刷用紙(非塗工類) 情報用紙ファインセラミックス(機能材) 無アルカリガラス基板セメント 安全ガラス道路用コンクリート製品 ガラス長繊維製品橋りょう スチール・ステンレスドアビル用アルミニウムサッシ 飲料用アルミニウム缶鉄骨 産業用アルミニウム製品軽油 B・C重油ジェット燃料油 ガソリン灯油 A重油システムキッチン 乗用車用タイヤ工業用ゴム製品 ボールペン特殊合板 電池式時計コーヒー・茶系飲料 炭酸飲料ドレッシング インスタントコーヒー

0.5% マヨネーズ 乳製品飲料類

(0.12) プラスチック製パイプ プラスチック製フィルム・シートプラスチック製容器(中空成形以外) プラスチック製容器(中空成形)

プラスチック製建材 プラスチック製機械器具部品

電子部品・デバイス工業 0.3 0.02

はん用・生産用・業務用機械工業 0.7 0.08

非鉄金属工業

鉄鋼業

繊維工業

パルプ・紙・紙加工品工業

素材型業種

▲ 1.1

▲ 1.9

0.6

▲ 0.5

▲ 0.8 ▲ 0.03

石油・石炭製品工業

その他工業

食料品・たばこ工業

プラスチック製品工業

0.01

0.3 0.01

0.3

0.1

化学工業

3.3 0.07

金属製品工業 3.6

▲ 0.03

0.5 0.01

窯業・土石製品工業

その他業種

品目出荷▲1.9%の低下

0.13

▲ 0.13

▲ 0.12

▲ 0.06

0.02

0.01

加工型業種

輸送機械工業 ▲ 6.5 ▲ 1.55

情報通信機械工業 ▲ 10.4 ▲ 0.31

電気機械工業 ▲ 2.2

(注) 加工型業種、素材型業種、その他業種の下に記してある数値は、上段:前期比(%)、下段:寄与度(%

ポイント)である。

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産業活動分析(平成25年4~6月期)

- 48 -

3.在庫・在庫率の動向

(1) 概況

25年4~6月期の鉱工業在庫は、前期末比 0.4%と3期ぶりの上昇となった。また、前

年同期末比では▲2.9%と2期連続の低下となった。

在庫率は前期比▲4.0%と2期連続の低下となった(第Ⅰ-2-10表)。

第Ⅰ-2-10表 鉱工業在庫・在庫率指数(財別)の推移(22年=100)

23年 24年 23年 24年 25年Ⅱ Ⅲ Ⅳ Ⅰ Ⅱ Ⅲ Ⅳ Ⅰ Ⅱ

在庫(鉱工業) 105.0 110.5 104.7 106.8 104.5 109.6 110.2 112.2 110.4 106.6 107.0(前期(年)末比) 2.0 5.2 7.2 2.0 ▲ 2.2 4.9 0.5 1.8 ▲ 1.6 ▲ 3.4 0.4(前年同期末比) - - 4.9 8.1 2.0 12.1 5.3 5.3 5.2 ▲ 2.7 ▲ 2.9

最終需要財 99.2 113.2 98.3 101.4 99.3 110.3 111.1 114.9 114.0 103.0 101.7(前期(年)末比) ▲ 3.0 14.1 11.7 3.2 ▲ 2.1 11.1 0.7 3.4 ▲ 0.8 ▲ 9.6 ▲ 1.3(前年同期末比) - - ▲ 2.3 2.9 ▲ 3.0 25.7 13.4 13.4 14.1 ▲ 6.6 ▲ 8.5

資本財 112.5 123.3 106.0 112.5 113.0 117.9 120.0 122.9 124.3 112.0 114.3(前期(年)末比) 10.6 9.6 18.7 6.1 0.4 4.3 1.8 2.4 1.1 ▲ 9.9 2.1(前年同期末比) - - 7.9 14.3 10.6 31.9 13.3 9.2 9.6 ▲ 5.0 ▲ 4.7建設財 101.5 107.2 103.9 102.3 102.1 106.4 106.3 108.0 108.2 107.8 108.0(前期(年)末比) 3.7 5.6 5.7 ▲ 1.5 ▲ 0.2 4.2 ▲ 0.1 1.6 0.2 ▲ 0.4 0.2(前年同期末比) - - 4.4 3.2 3.7 8.3 2.6 5.6 5.6 1.4 1.6耐久消費財 93.5 123.5 90.3 96.3 91.4 116.2 118.7 125.0 122.4 95.5 93.8(前期(年)末比) ▲ 17.0 32.1 11.3 6.6 ▲ 5.1 27.1 2.2 5.3 ▲ 2.1 ▲ 22.0 ▲ 1.8(前年同期末比) - - ▲ 13.0 ▲ 2.9 ▲ 17.0 43.9 32.0 30.1 32.1 ▲ 17.9 ▲ 21.0非耐久消費財 87.8 91.0 94.5 93.0 92.4 96.0 94.9 97.2 96.1 96.1 90.4(前期(年)末比) ▲ 4.6 3.6 13.3 ▲ 1.6 ▲ 0.6 3.9 ▲ 1.1 2.4 ▲ 1.1 0.0 ▲ 5.9(前年同期末比) - - ▲ 6.4 ▲ 4.0 ▲ 4.6 14.9 0.8 4.6 3.6 0.1 ▲ 4.8

生産財 109.6 108.3 109.6 110.9 109.2 108.7 109.0 110.2 108.1 108.8 110.9(前期(年)末比) 6.0 ▲ 1.2 4.7 1.2 ▲ 1.5 ▲ 0.5 0.3 1.1 ▲ 1.9 0.6 1.9(前年同期末比) - - 10.6 12.0 6.0 3.6 ▲ 0.5 ▲ 0.5 ▲ 1.2 0.1 1.8

在庫率(鉱工業) 108.1 113.2 114.4 107.1 107.2 107.6 111.5 116.4 117.7 112.1 107.6(前期(年)比) 8.1 4.7 10.5 ▲ 6.4 0.1 0.4 3.6 4.4 1.1 ▲ 4.8 ▲ 4.0(前年同期比) - - 16.5 10.0 4.7 3.3 ▲ 2.7 9.2 9.6 4.3 ▲ 3.4

最終需要財 99.5 109.7 105.8 96.0 94.2 100.7 109.0 114.2 115.8 106.1 96.4(前期(年)比) ▲ 0.5 10.3 4.9 ▲ 9.3 ▲ 1.9 6.9 8.2 4.8 1.4 ▲ 8.4 ▲ 9.1(前年同期比) - - 8.2 ▲ 0.1 ▲ 7.9 ▲ 2.2 3.1 19.3 22.6 6.3 ▲ 11.6

資本財 95.0 100.6 98.3 93.9 93.6 96.0 96.4 102.9 107.3 104.1 96.6(前期(年)比) ▲ 5.0 5.9 6.3 ▲ 4.5 ▲ 0.3 2.6 0.4 6.7 4.3 ▲ 3.0 ▲ 7.2(前年同期比) - - 0.0 1.0 ▲ 4.0 1.9 ▲ 2.6 10.2 14.8 8.9 0.1建設財 102.0 103.2 103.0 104.2 102.0 102.5 102.2 104.7 103.9 105.5 99.4(前期(年)比) 2.0 1.2 4.7 1.2 ▲ 2.1 0.5 ▲ 0.3 2.4 ▲ 0.8 1.5 ▲ 5.8(前年同期比) - - 3.2 4.5 5.0 3.8 ▲ 0.5 0.6 1.6 3.0 ▲ 2.8耐久消費財 104.0 131.9 114.7 90.6 91.9 106.1 132.1 145.2 147.6 109.3 92.4(前期(年)比) 4.0 26.8 0.5 ▲ 21.0 1.4 15.5 24.5 9.9 1.7 ▲ 25.9 ▲ 15.5(前年同期比) - - 22.8 ▲ 6.9 ▲ 17.7 ▲ 11.8 15.3 60.8 59.8 6.2 ▲ 30.3非耐久消費財 96.7 98.7 104.2 96.1 94.5 95.9 99.1 99.7 100.3 102.0 96.4(前期(年)比) ▲ 3.3 2.1 13.8 ▲ 7.8 ▲ 1.7 1.5 3.3 0.6 0.6 1.7 ▲ 5.5(前年同期比) - - 5.8 2.2 ▲ 10.5 3.2 ▲ 4.0 3.8 5.9 6.5 ▲ 2.8

生産財 114.8 115.9 120.9 115.9 117.1 113.6 113.0 118.3 118.5 117.2 116.2(前期(年)比) 14.8 1.0 14.6 ▲ 4.1 1.0 ▲ 3.0 ▲ 0.5 4.7 0.2 ▲ 1.1 ▲ 0.9(前年同期比) - - 23.1 17.5 15.1 7.4 ▲ 6.7 2.6 1.3 3.1 2.8 (注)年の数値及び前年同期(末)比は原指数、それ以外は季節調整済指数による。

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産業活動分析(平成25年4~6月期)

- 49 -

当期末の在庫動向を上昇に寄与した順で品目別にみると、フェロニッケルは前期末

比 53.4%と4期連続の増加、ショベル系掘削機械は同 23.8%、鋼半製品は同 7.7%と

ともに3期ぶりの増加となった。

一方、低下に寄与した品目をみると、普通自動車は同▲17.5%、灯油は同▲21.6%、

軽油は同▲17.2%とそれぞれ2期ぶりの低下となった(第Ⅰ-2-11表)。

第Ⅰ-2-11表 品目別の在庫動向(25年4~6月期)

上 昇 寄 与 品 目 前期末比(%) 寄与度(%ポイント)

①フェロニッケル 53.4 1.23

②ショベル系掘削機械 23.8 0.42

③鋼半製品 7.7 0.24

④合成ゴム 6.0 0.12

⑤特殊鋼熱間圧延鋼材 7.4 0.10

⑥軽乗用車 12.5 0.10

⑦ガソリン 8.8 0.10

⑧太陽電池モジュール 11.5 0.10

⑨ナフサ 23.0 0.09

⑩小型乗用車 5.7 0.09

低 下 寄 与 品 目 前期末比(%) 寄与度(%ポイント)

①普通乗用車 ▲ 17.5 ▲ 0.71

②灯油 ▲ 21.6 ▲ 0.15

③軽油 ▲ 17.2 ▲ 0.14

④B・C重油 ▲ 20.4 ▲ 0.13

⑤普通トラック ▲ 11.2 ▲ 0.11

⑥銑鉄 ▲ 24.9 ▲ 0.11

⑦亜鉛めっき鋼板 ▲ 13.2 ▲ 0.11

⑧ジェット燃料油 ▲ 24.4 ▲ 0.10

⑨モス型半導体集積回路(メモリ) ▲ 15.4 ▲ 0.08

⑩蛍光ランプ ▲ 27.6 ▲ 0.07 (注) 鉱工業全体の伸び率 0.4%に対する寄与度(%ポイント)

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産業活動分析(平成25年4~6月期)

- 50 -

当期の在庫率動向を低下に寄与した順で品目別にみると、小型乗用車は前期比

▲31.1%と2期連続の減少、普通自動車は同▲12.9%と3期連続の減少、灯油は同

▲23.3%と3期ぶりの減少となった。一方、上昇に寄与した品目をみると、フェロニッケル

が同 53.6%、ポリエチレンは同 14.6%とともに2期連続の増加、合成ゴムは同 9.7%と2

期ぶりの増加となった(第Ⅰ-2-12表)。

第Ⅰ-2-12表 品目別の在庫率動向(25年4~6月期)

低 下 寄 与 品 目 前期比(%) 寄与度(%ポイント)

①小型乗用車 ▲ 31.1 ▲ 0.75

②普通乗用車 ▲ 12.9 ▲ 0.51

③灯油 ▲ 23.3 ▲ 0.17

④モス型半導体集積回路(メモリ) ▲ 25.6 ▲ 0.16

⑤分析機器 ▲ 18.5 ▲ 0.16

⑥電気銅 ▲ 19.8 ▲ 0.14

⑦道路用コンクリート製品 ▲ 15.2 ▲ 0.14

⑧建設用クレーン ▲ 25.4 ▲ 0.13

⑨ショベル系掘削機械 ▲ 8.5 ▲ 0.13

⑩普通トラック ▲ 12.3 ▲ 0.10

上 昇 寄 与 品 目 前期比(%) 寄与度(%ポイント)

①フェロニッケル 53.6 0.92

②ポリエチレン 14.6 0.21

③合成ゴム 9.7 0.17

④マシニングセンタ 28.3 0.16

⑤軽乗用車 20.4 0.13

⑥ガソリン 7.9 0.09

⑦プラスチック製フィルム・シート 2.5 0.08

⑧ファインセラミックス(機能材) 16.6 0.08

⑨ポリスチレン 10.1 0.06

⑩カプロラクタム 71.5 0.06 (注) 鉱工業全体の伸び率▲4.0%に対する寄与度(%ポイント)

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産業活動分析(平成25年4~6月期)

- 51 -

(2) 財別・業種別の在庫動向

当期末の在庫動向を財別にみると、最終需要財は、資本財、建設財は上昇となった

ものの、非耐久消費財や耐久消費財が低下となったことにより、前期末比▲1.3%と3期

連続の低下となった。また、生産財は同 1.9%と2期連続の上昇となった(第Ⅰ-2-10

表、第Ⅰ-2-5図)。

第Ⅰ-2-5図 鉱工業在庫指数(財別)の推移

指数水準(22年=100、季節調整済) 前期末比、伸び率寄与度

70

80

90

100

110

120

130

140

150

160

20

21

22

23

24

25

鉱工業

資本財

建設財

耐久消費財

非耐久消費財

生産財

▲ 6

▲ 4

▲ 2

0

2

4

6

24年

25年

(%)生産財非耐久消費財耐久消費財建設財資本財鉱工業

最終需要財の内訳をみると、非耐久消費財は、灯油や織物製外衣などの減少により

前期末比▲5.9%と2期ぶりの低下、耐久消費財は、普通自動車や石油ストーブなどの

減少により同▲1.8%と3期連続の低下となった。一方、資本財は、ショベル系掘削機械

やマシニングセンタなどの増加により同 2.1%と2期ぶり上昇となった。また、建設財は、

H 形鋼や護岸用コンクリートブロックなどの増加により同 0.2%と2期ぶりの上昇となった

(第Ⅰ-2-13表)。

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産業活動分析(平成25年4~6月期)

- 52 -

第Ⅰ-2-13表 財別の在庫動向(25年4~6月期)

(伸び率) 前 期 末 比 伸び率

  [寄与度](注) 伸び率(%) 寄与度(注)

資本財 ショベル系掘削機械 23.8 0.42

(2.1) マシニングセンタ 8.0 0.05

[0.26] 工業用計重機 120.9 0.05

普通トラック ▲ 11.2 ▲ 0.11

普通乗用車 ▲ 17.5 ▲ 0.11

分析機器 ▲ 7.8 ▲ 0.06

建設財 H形鋼 26.3 0.05

(0.2) 護岸用コンクリートブロック 10.0 0.02

[0.02] ガス温水給湯暖房機 17.8 0.02

道路用コンクリート製品 ▲ 4.8 ▲ 0.04

タイル ▲ 4.2 ▲ 0.03

蛍光灯器具 ▲ 12.9 ▲ 0.02

耐久消費財 軽乗用車 12.5 0.10

(▲ 1.8) 小型乗用車 5.7 0.09

[▲ 0.22] カーナビゲーションシステム 7.9 0.08

普通乗用車 ▲ 17.5 ▲ 0.61

石油ストーブ ▲ 13.0 ▲ 0.06

デジタルカメラ ▲ 27.4 ▲ 0.06

非耐久消費財 ガソリン 8.8 0.07

(▲ 5.9) 浴用・手洗用石けん 20.7 0.01

[▲ 0.49] 靴下 2.6 0.01

灯油 ▲ 21.6 ▲ 0.08

織物製外衣 ▲ 7.1 ▲ 0.06

蛍光ランプ ▲ 27.6 ▲ 0.05

生産財 フェロニッケル 53.4 1.23

(1.9) 鋼半製品 7.7 0.24

[1.09] 合成ゴム 6.0 0.12

軽油 ▲ 17.2 ▲ 0.14

銑鉄 ▲ 24.9 ▲ 0.11

亜鉛めっき鋼板 ▲ 13.2 ▲ 0.11

品 目 名

(注)鉱工業全体の伸び率 0.4%に対する寄与度(%ポイント)

当期末の在庫動向を業種別にみると、全16業種のうち5業種が上昇し、11業種が低

下となった。

加工型産業は、はん用・生産用・業務用機械工業(前期末比 3.8%、3期ぶり)など

2業種が上昇となったものの、輸送機械工業(同▲9.9%、3期連続)など3業種が低下と

なったことにより、同▲0.9%と3期連続の低下となった。素材型業種は、化学工業(同▲

1.2%、2期ぶり)など4業種が低下となったものの、鉄鋼業(同 9.9%、2期連続)など2業

種が上昇となったことにより、同 3.1%と2期連続の上昇となった。その他業種は、その他

工業(同 1.0%、3期ぶり)が上昇となったものの、石油・石炭製品工業(同▲7.8%、2期

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産業活動分析(平成25年4~6月期)

- 53 -

ぶり)など4業種が低下となったことにより、同▲2.5%と2期ぶりの低下となった(第Ⅰ-2

-14表)。

第Ⅰ-2-14表 業種別の在庫動向(25年4~6月期)

前期末比 寄与度(%) (%ポイント) 増加 減少

軽乗用車 普通乗用車小型乗用車 普通トラック二輪自動車(125ml超) 大型バスアクティブ型液晶素子(大型) モス型半導体集積回路(メモリ)

モス型半導体集積回路(ロジック) 太陽電池セル線形半導体集積回路 モス型半導体集積回路(CCD)

太陽電池モジュール 蛍光ランプ電気冷蔵庫 鉛蓄電池電気がま 蛍光灯器具カーナビゲーションシステム デジタルカメラ薄型テレビ 携帯電話

▲0.9% ボタン電話装置 デスクトップ型パソコン

(▲0.26) ショベル系掘削機械 分析機器マシニングセンタ カメラ用交換レンズ工業用計重機 整地機械フェロニッケル 銑鉄鋼半製品 亜鉛めっき鋼板特殊鋼熱間圧延鋼材 フェロマンガン(高炭素、低炭素)

電気銅 伸銅製品通信用ケーブル光ファイバ製品 電力用電線・ケーブルアルミニウム板製品 アルミニウム二次合金地金不織布 織物製外衣合成繊維(長繊維) 炭素繊維靴下 合成繊維織物(短繊維)ガラス長繊維製品 道路用コンクリート製品護岸用コンクリートブロック タイルファインセラミックス(機能材) 水洗式便器印刷用紙(塗工) 印刷用紙(非塗工類)

3.1% 新聞巻取紙 段ボール原紙

(1.40) 段ボールシート 製紙パルプ合成ゴム アクリロニトリル合成アセトン 塩化ビニル樹脂ポリプロピレン 酸化チタンガソリン 灯油ナフサ 軽油液化石油ガス B・C重油コーヒー・茶系飲料 精製糖食用油 水産練製品異性化糖 小麦粉ガス温水給湯暖房機 飲料用アルミニウム缶作業工具 石油ストーブうす板ばね ガス湯沸器プラスチック製フィルム・シート プラスチック製機械器具部品プラスチック製容器(中空成形) プラスチック製パイプ

▲2.5% プラスチック製容器(中空成形以外) プラスチック製日用品・雑貨

(▲0.57) 乗用車用タイヤ 工業用ゴム製品金属製間仕切り ボールペン特殊車両用タイヤ 金属製いす

0.453.8

化学工業

非鉄金属工業

繊維工業

加工型業種

その他業種

品目在庫0.4%の上昇

▲ 0.38

▲ 0.2

その他工業

▲ 0.01

▲ 0.5 ▲ 0.02

はん用・生産用・業務用機械工業

鉄鋼業

▲ 1.2 ▲ 0.17

石油・石炭製品工業 ▲ 7.8

パルプ・紙・紙加工品工業

▲ 5.8 ▲ 0.14

▲ 1.8 ▲ 0.06

1.0 0.04

食料品・たばこ工業

金属製品工業

プラスチック製品工業

▲ 1.0 ▲ 0.04

▲ 0.7 ▲ 0.05

素材型業種

9.9 1.41

4.2 0.13

窯業・土石製品工業

輸送機械工業 ▲ 9.9 ▲ 0.84

電子部品・デバイス工業 ▲ 3.3 ▲ 0.13

電気機械工業 ▲ 2.5 ▲ 0.10

情報通信機械工業 8.2 0.15

(注) 加工型業種、素材型業種、その他業種の下に記してある数値は、上段:前期末比(%)、下段:寄与度

(%ポイント)である。

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産業活動分析(平成25年4~6月期)

- 54 -

(3) 財別・業種別の在庫率動向

当期の在庫率動向を財別にみると、最終需要財は、耐久消費財などすべての財が低

下となったことにより前期比▲9.1%と2期連続の低下となった。また、生産財は同▲

0.9%と2期連続の低下となった(第Ⅰ-2-10表、第Ⅰ-2-6図)。

第Ⅰ-2-6図 鉱工業在庫率指数(財別)の推移

指数水準(22年=100、季節調整済) 前期末比、伸び率寄与度

60

80

100

120

140

160

180

200

220

240

20

21

22

23

24

25

鉱工業

資本財

建設財

耐久消費財

非耐久消費財

生産財

▲ 6

▲ 4

▲ 2

0

2

4

6

24年

25年

(%) 生産財

非耐久消費財

耐久消費財

建設財

資本財

鉱工業

最終需要財の内訳をみると、耐久消費財は、小型乗用車や普通乗用車などの減少

により前期比▲15.5%、資本財は、分析機器や建設用クレーンなどの減少により同▲

7.2%とともに2期連続の低下となった。建設財は、道路用コンクリート製品や木造住宅

用アルミニウムサッシなどの減少により同▲5.8%と2期ぶりの低下となった。非耐久消費

財は、灯油や蛍光ランプなどの減少により同▲5.5%と6期ぶりの低下となった。

生産財は、モス型半導体集積回路(メモリ)や電気銅などの減少により同▲0.9%と2

期連続の低下となった(第Ⅰ-2-15表)。

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産業活動分析(平成25年4~6月期)

- 55 -

第Ⅰ-2-15表 財別の在庫率動向(25年4~6月期)

(伸び率) 前 期 比 伸び率

  [寄与度](注) 伸び率(%) 寄与度(注)

資本財 マシニングセンタ 28.3 0.16

(▲ 7.2) 金属製ベッド 51.7 0.04

[▲ 0.81] 工業用計重機 86.0 0.03

分析機器 ▲ 18.5 ▲ 0.16

建設用クレーン ▲ 25.4 ▲ 0.13

ショベル系掘削機械 ▲ 8.5 ▲ 0.13

建設財 H形鋼 27.1 0.04

(▲ 5.8) 護岸用コンクリートブロック 10.3 0.02

[▲ 0.53] ガス風呂がま 7.2 0.02

道路用コンクリート製品 ▲ 15.2 ▲ 0.14

木造住宅用アルミニウムサッシ ▲ 11.1 ▲ 0.06

板ガラス ▲ 11.1 ▲ 0.05

耐久消費財 軽乗用車 20.4 0.13

(▲ 15.5) 二輪自動車(125ml超) 13.6 0.05

[▲ 1.89] カーナビゲーションシステム 4.0 0.04

小型乗用車 ▲ 31.1 ▲ 0.75

普通乗用車 ▲ 12.9 ▲ 0.43

デジタルカメラ ▲ 11.8 ▲ 0.05

非耐久消費財 ガソリン 7.9 0.06

(▲ 5.5) ニット製外衣 11.5 0.02

[▲ 0.48] ファンデーション 6.8 0.02

灯油 ▲ 23.3 ▲ 0.08

蛍光ランプ ▲ 17.8 ▲ 0.04

織物製外衣 ▲ 2.6 ▲ 0.02

生産財 フェロニッケル 53.6 0.92

(▲ 0.9) ポリエチレン 14.6 0.21

[▲ 0.50] 合成ゴム 9.7 0.17

モス型半導体集積回路(メモリ) ▲ 25.6 ▲ 0.16

電気銅 ▲ 19.8 ▲ 0.14

複合肥料 ▲ 15.4 ▲ 0.10

品 目 名

(注)鉱工業全体の伸び率▲4.0%に対する寄与度(%ポイント)

当期の在庫率動向を業種別にみると、全16業種のうち3業種が上昇し、13業種が低

下となった。加工型業種は、輸送機械工業(前期比▲17.4%、2期連続)やはん用・生

産用・業務用機械工業(同▲4.8%、2期連続)など全ての業種が低下となったことにより、

同▲11.2%と2期連続の低下となった。素材型業種は、鉄鋼業(同 5.5%、2期ぶり)など

2業種が上昇となったものの、窯業・土石製品工業(同▲4.3%、2期ぶり)やパルプ・紙・

紙加工品工業(同▲4.6%、3期連続)など4業種が低下となったことにより、横ばいと

なった。 その他業種は、プラスチック製品工業(同 0.7%、2期連続)が上昇となったも

のの、石油・石炭製品工業(同▲4.7%、2期ぶり)など4業種が低下となったことにより、

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産業活動分析(平成25年4~6月期)

- 56 -

同▲2.5%と2期ぶりの低下となった(第Ⅰ-2-16表)。

第Ⅰ-2-16表 業種別の在庫率動向(25年4~6月期)

前期比 寄与度(%) (%ポイント) 増加 減少

軽乗用車 小型乗用車二輪自動車(125ml超) 普通乗用車

普通トラックマシニングセンタ 分析機器工業用計重機 建設用クレーンはん用内燃機関 ショベル系掘削機械カーナビゲーションシステム デジタルカメラシステム式金銭登録機 カーオーディオボタン電話装置 携帯電話モス型半導体集積回路(ロジック) モス型半導体集積回路(メモリ)

混成集積回路 アクティブ型液晶素子(大型)

▲11.2% 線形半導体集積回路 モス型半導体集積回路(CCD)

(▲3.52) 電気がま 蛍光ランプ電気冷蔵庫 白熱灯器具電気掃除機 リチウムイオン蓄電池フェロニッケル 亜鉛めっき鋼板普通鋼鋼帯 特殊鋼熱間圧延鋼材H形鋼 特殊鋼熱間鋼管ポリエチレン 複合肥料合成ゴム 酸化チタンポリスチレン 溶剤系合成樹脂塗料ニット製外衣 織物製外衣ニット製下着・補正着・寝着類 合成繊維(長繊維)不織布 炭素繊維アルミニウム板製品 電気銅電気金 伸銅製品機器用絶縁電線(輸送機器用を除く) 輸送機器用絶縁電線新聞巻取紙 印刷用紙(塗工)

0.0% 紙器用板紙 印刷用紙(非塗工類)

(0.00) 包装用紙 段ボール原紙ファインセラミックス(機能材) 道路用コンクリート製品ガラス長繊維製品 板ガラス護岸用コンクリートブロック 遠心力鉄筋コンクリート管ガソリン 灯油ナフサ ジェット燃料油B・C重油 軽油乳製品飲料類 コーヒー・茶系飲料異性化糖 ビール小麦粉 水産練製品超硬チップ 木造住宅用アルミニウムサッシ

ガス風呂がま アルミニウムエクステリア電気溶接棒 鋼索乗用車用タイヤ 工業用ゴム製品金属製ベッド 製材

▲2.5% 金属製間仕切り システムキッチン

(▲0.58) プラスチック製フィルム・シート プラスチック製パイププラスチック製容器(中空成形) プラスチック製機械器具部品合成皮革 強化プラスチック製品

▲ 0.31

電子部品・デバイス工業 ▲ 3.0 ▲ 0.15

  加工型業種

輸送機械工業 ▲ 17.4 ▲ 1.61

はん用・生産用・業務用機械工業 ▲ 4.8 ▲ 0.53

素材型業種

その他業種

鉄鋼業

▲ 4.3 ▲ 0.28

▲ 0.15▲ 4.6

品目在庫率▲4.0%の低下

窯業・土石製品工業

パルプ・紙・紙加工品工業

非鉄金属工業

繊維工業

化学工業 1.8

プラスチック製品工業

その他工業

金属製品工業

食料品・たばこ工業

石油・石炭製品工業

0.735.5

▲ 2.2 ▲ 0.09

0.27

▲ 3.7 ▲ 0.12

▲ 0.03

▲ 0.22▲ 8.6

▲ 4.7 ▲ 0.23

情報通信機械工業 ▲ 10.6

0.7 0.04

▲ 0.02▲ 0.5

▲ 0.6

電気機械工業 ▲ 0.15▲ 5.3

(注) 加工型業種、素材型業種、その他業種の下に記してある数値は、上段:前期末比(%)、下段:寄与度

(%ポイント)である。

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産業活動分析(平成25年4~6月期)

- 57 -

(4) 在庫循環の特徴

在庫循環図上でみると、鉱工業総合の25年4~6月期は、在庫が前年同期末比▲

2.9%と2期連続の低下、出荷が前年同期比▲3.5%と4期連続の低下となり、引き続き

在庫調整局面にある。

財別の状況をみると、最終需要財は、在庫が前年同期末比▲8.5%と2期連続の低

下、出荷が前年同期比▲5.5%と4期連続の低下となり、在庫調整局面から意図せざる

在庫減局面にシフトした。生産財は、在庫が前年同期末比 1.8%と2期連続の上昇、

出荷が前年同期比▲1.5%と4期連続の低下となり、在庫調整局面から在庫積み上がり

局面にシフトした。

最終需要財の内訳をみると、資本財(除.輸送機械)は、在庫が前年同期末比

▲4.3%と2期連続の低下、出荷が前年同期比▲5.4%と4期連続の低下となり、引き続

き在庫調整局面にある。耐久消費財は、在庫が前年同期末比▲21.0%と2期連続の低

下、出荷が前年同期比▲9.0%と4期連続の低下となり、引き続き意図せざる在庫減局

面にある。

業種別の状況をみると、はん用・生産用・業務用機械工業は、在庫が前年同期末比

▲5.2%と2期連続の低下、出荷が前年同期比▲6.0%と4期連続の低下となり、引き続

き在庫調整局面にある。電子部品・デバイス工業は、在庫が前年同期末比▲10.0%と

7期連続の低下、出荷が前年同期比 3.3%と2期ぶりの上昇となり、引き続き意図せざる

在庫減局面にある。化学工業は、在庫が前年同期末比 0.9%と2期連続の上昇、出荷

が前年同期比 1.7%と10期ぶりの上昇となり、在庫積み上がり局面から在庫積み増し局

面にシフトした(第Ⅰ-2-7図)。

第Ⅰ-2-7図 在庫循環の推移

鉱工業 最終需要財

▲40

▲30

▲20

▲10

0

10

20

30

40

▲40 ▲30 ▲20 ▲10 0 10 20 30 40

在庫前年同期末比(%)

出荷前年同期比(%)

25Ⅱ 20Ⅰ

在庫調整局面

在庫積み増し局面

意図せざる在庫減局面

在庫積み上がり局面

▲40

▲30

▲20

▲10

0

10

20

30

40

▲40 ▲30 ▲20 ▲10 0 10 20 30 40

在庫前年同期末比(%)

出荷前年同期比(%)

25Ⅱ

20Ⅰ在庫調整局面

在庫積み増し局面

意図せざる在庫減局面

在庫積み上がり局面

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産業活動分析(平成25年4~6月期)

- 58 -

資本財(除.輸送機械) 耐久消費財

▲50

▲40

▲30

▲20

▲10

0

10

20

30

40

50

▲50 ▲40 ▲30 ▲20 ▲10 0 10 20 30 40 50

在庫前年同期末比(%)

出荷前年同期比(%)

在庫積み上がり局面

在庫調整局面

意図せざる在庫減局面

在庫積み増し局面

20Ⅰ

25Ⅱ

▲60

▲40

▲20

0

20

40

60

▲60 ▲40 ▲20 0 20 40 60

在庫前年同期末比(%)

出荷前年同期比(%)

在庫積み増し局面

25Ⅱ

在庫積み上がり局面

在庫調整局面

意図せざる在庫減局面

20Ⅰ

生産財 はん用・生産用・業務用機械工業

▲60

▲40

▲20

0

20

40

60

▲60 ▲40 ▲20 0 20 40 60

在庫前年同期末比(%)

出荷前年同期比(%)

25Ⅱ20Ⅰ

在庫調整局面

在庫積み増し局面

意図せざる在庫減局面

在庫積み上がり局面

▲50

▲40

▲30

▲20

▲10

0

10

20

30

40

50

▲50 ▲40 ▲30 ▲20 ▲10 0 10 20 30 40 50

在庫前年同期末比(%)

出荷前年同期比(%)

25Ⅱ

20Ⅰ

在庫調整局面

在庫積み増し局面

意図せざる在庫減局面

在庫積み上がり局面

電子部品・デバイス工業 化学工業

▲30

▲20

▲10

0

10

20

30

▲30 ▲20 ▲10 0 10 20 30

在庫前年同期末比(%)

出荷前年同期比(%)

25Ⅱ

20Ⅰ

在庫調整局面

在庫積み増し局面

意図せざる在庫減局面

在庫積み上がり局面

▲90

▲60

▲30

0

30

60

90

▲90 ▲60 ▲30 0 30 60 90

在庫前年同期末比(%)

出荷前年同期比(%)

25Ⅱ20Ⅰ

在庫調整局面

在庫積み増し局面

意図せざる在庫減局面

在庫積み上がり局面

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産業活動分析(平成25年4~6月期)

- 59 -

4.製造工業稼働率・生産能力の動向

(1) 概況

25年4~6月期の製造工業稼働率は、前期比 2.3%と2期連続の上昇となった。製造

工業生産能力は、同▲1.0%と2期連続の低下となった注)(第Ⅰ-2-8図、第Ⅰ-2-1

7表)。

第Ⅰ-2-8図 製造工業稼働率・生産能力指数の推移(22年=100)

60

70

80

90

100

110

120

130

20

21

22

23

24

25

製造工業稼働率(季節調整済)

製造工業生産能力(期末)

第Ⅰ-2-17表 製造工業稼働率・生産能力指数の推移(22年=100)

23年 24年 23年 24年 25年Ⅱ Ⅲ Ⅳ Ⅰ Ⅱ Ⅲ Ⅳ Ⅰ Ⅱ

製造工業稼働率 95.7 97.8 88.8 99.0 100.3 102.6 99.6 95.1 93.1 94.4 96.6(前期(年)比) ▲ 4.3 2.2 ▲ 7.2 11.5 1.3 2.3 ▲ 2.9 ▲ 4.5 ▲ 2.1 1.4 2.3(前年同期比) - - ▲ 10.5 ▲ 1.4 ▲ 1.7 9.2 12.2 ▲ 4.2 ▲ 7.0 ▲ 9.1 ▲ 3.1製造工業生産能力(末) 99.8 98.2 99.7 99.8 99.8 98.9 98.4 98.2 98.2 98.0 97.0(前期(年)比) ▲ 0.1 ▲ 1.6 ▲ 0.2 0.1 0.0 ▲ 0.9 ▲ 0.5 ▲ 0.2 0.0 ▲ 0.2 ▲ 1.0(前年同期比) - - ▲ 0.3 ▲ 0.2 ▲ 0.1 ▲ 1.0 ▲ 1.3 ▲ 1.6 ▲ 1.6 ▲ 0.9 ▲ 1.4

(注)製造工業稼働率指数の年の数値及び前年同期比は原指数、それ以外は季節調整済指数による。製

造工業生産能力指数(末)は全て原指数による。

注) 経済産業省では、毎月、鉱工業指数確報の公表に際し、生産・出荷・在庫指数確報とともに、稼働率指数

及び生産能力指数を公表している。稼働率指数は、製造工業の生産設備の稼働状況を表し、事業所が保

有する設備から生産可能な数量と実際の生産数量の比率(生産数量/生産能力)を計算して、基準年(22

年)の数字を 100 として計算した指数(率指数)である。生産能力指数は、生産諸条件(操業日数、操業時

間、技術条件、労働条件、原燃料等)が標準的状態にある場合に、その生産設備で生産可能な最大産出

量を生産能力量とし、その能力量について基準年(22年)を 100 として指数化したものである。稼働率指数

の対象品目は生産能力指数と同じものとなるが、生産能力は、その調査を行うことが可能な品目のみが対象

となるため、採用品目数は160品目と、鉱工業生産指数(487品目)と比べて少なく、品目が完全に対応し

ていないことに留意する必要がある。

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産業活動分析(平成25年4~6月期)

- 60 -

(2) 業種別の動向

当期の製造工業稼働率の動向を業種別にみると、はん用・生産用・業務用機械工業

が前期比 6.0%と6期ぶりの上昇、電子部品デバイス工業は同 2.8%と2期ぶりの上昇、

化学工業は同 2.4%と2期連続の上昇となった(第Ⅰ-2-9図、第Ⅰ-2-11図)。

当期の製造工業生産能力の動向を業種別にみると、はん用・生産用・業務用機械工

業が前期比▲3.0%、電子部品・デバイス工業が同▲2.4%、情報通信機械工業が同▲

2.1%とそれぞれ2期連続の低下となった(第Ⅰ-2-10図、第Ⅰ-2-11図)。

第Ⅰ-2-9図 製造工業稼働率指数(業種別)の推移(22年=100、季節調整済)

▲ 6

▲ 4

▲ 2

0

2

4

24年

25年

(%)

その他化学工業輸送機械工業情報通信機械工業電気機械工業電子部品・デバイス工業はん用・生産用・業務用機械工業鉄鋼業製造工業

40

60

80

100

120

140

160

20

21

22

23

24

25

製造工業 鉄鋼業

はん用・生産用・業務用機械工業 電子部品・デバイス工業

電気機械工業 情報通信機械工業

輸送機械工業 化学工業

第Ⅰ-2-10図 製造工業生産能力指数(業種別)の推移(22年=100)

▲ 1.2

▲ 1.0

▲ 0.8

▲ 0.6

▲ 0.4

▲ 0.2

0.0

0.2

24年

25年

(%)

その他化学工業輸送機械工業情報通信機械工業電気機械工業電子部品・デバイス工業はん用・生産用・業務用機械工業鉄鋼業製造工業

60

80

100

120

20

21

22

23

24

25

製造工業 鉄鋼業

はん用・生産用・業務用機械工業 電子部品・デバイス工業

電気機械工業 情報通信機械工業

輸送機械工業 化学工業

注) 第Ⅰ-2-9~11図については、製造工業全体(10000.0)に占めるウェイトが、稼働率指数 300.0 以上

かつ生産能力指数 500.0 以上の業種を掲載している。

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産業活動分析(平成25年4~6月期)

- 61 -

第Ⅰ-2-11図 業種別 稼働率・生産能力指数の推移(22年=100)

鉄鋼業 はん用・生産用・業務用機械工業

60

70

80

90

100

110

120

20

21

22

23

24

25

鉄鋼業稼働率(季節調整済)

鉄鋼業生産能力(期末)

40

60

80

100

120

140

160

20

21

22

23

24

25

一般機械工業稼働率(季節調整済)

一般機械工業生産能力(期末)

電子部品・デバイス工業 電気機械工業

50

60

70

80

90

100

110

120

20

21

22

23

24

25

電子部品・デバイス工業稼働率(季節調整済)

電子部品・デバイス工業生産能力(期末)

80

85

90

95

100

105

110

115

120

20

21

22

23

24

25

電気機械工業稼働率(季節調整済)

電気機械工業生産能力(期末)

情報通信機械工業 輸送機械工業

50

60

70

80

90

100

110

120

20

21

22

23

24

25

電子部品・デバイス工業稼働率(季節調整済)

電子部品・デバイス工業生産能力(期末)

80

85

90

95

100

105

110

115

120

20

21

22

23

24

25

電気機械工業稼働率(季節調整済)

電気機械工業生産能力(期末)

化学工業

70

75

80

85

90

95

100

105

110

115

20

21

22

23

24

25

化学工業稼働率(季節調整済)

化学工業生産能力(期末)

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産業活動分析(平成25年4~6月期)

- 62 -

第3節 第3次産業の活動

-緩やかな上昇傾向にある第3次産業活動-

(1) 概況

第3次産業活動指数をみると、25年4~6月期は前期比 0.9%と3期連続の上昇と

なった。これを業種別にみると、金融業,保険業が金融業の増加により同 3.6%と3期連

続、学術研究,専門・技術サービス業が技術サービス業などの増加により同 6.8%と2期

ぶり、情報通信業が情報サービス業などの増加により同 1.8%と2期連続のそれぞれ上

昇となるなど、大分類13業種のうち8業種が上昇となった。一方、生活関連サービス業,

娯楽業が洗濯・理容・美容・浴場業などの減少により同▲1.5%と3期ぶり、卸売業,小

売業が卸売業の減少により同▲0.2%と4期連続、電気・ガス・熱供給・水道業が電気業

などの減少により同▲0.7%と2期連続のそれぞれ低下となるなど、5業種が低下となっ

た(第Ⅰ-3-1図、第Ⅰ-3-1表)。総じてみると、25年4~6月期の第3次産業活動

指数は緩やかな上昇傾向にある。

第Ⅰ-3-1図 第3次産業活動指数主要業種の推移

指数水準(17年=100、季節調整済) 前期比、伸び率寄与度

85

90

95

100

105

110

115

120

125

20

21

22

23

24

25

電気・ガス・熱供給・水道業 情報通信業

運輸業,郵便業 卸売業,小売業

金融業,保険業 医療,福祉

第3次産業総合

24年

25年

▲ 2

▲ 1

0

1

2

電気・ガス・熱供給・水道業

情報通信業

運輸業,郵便業

卸売業,小売業

金融業,保険業

医療,福祉

その他

第3次産業総合

(%)

注) 第Ⅰ-3-1図については、第3次産業活動指数の大分類13業種(第Ⅰ-3-1表参照)のうち主要6業

種と第3次産業総合の指数を掲載している。なお、前期比、伸び率寄与度グラフについては、主要6業種

以外の7業種を合算したものを「その他」として掲載している。

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産業活動分析(平成25年4~6月期)

- 63 -

第Ⅰ-3-1表 第3次産業活動指数の推移(17年=100)

23年 24年 23年 24年 25年Ⅱ Ⅲ Ⅳ Ⅰ Ⅱ Ⅲ Ⅳ Ⅰ Ⅱ

第3次産業総合 97.9 99.3 97.0 98.5 99.0 99.0 99.0 99.0 99.3 99.5 100.4(前期(年)比) 0.1 1.4 ▲0.5 1.5 0.5 0.0 0.0 0.0 0.3 0.2 0.9(前年同期比) - - ▲0.5 0.3 0.6 2.4 2.1 0.5 0.7 ▲0.2 1.4

電気・ガス・熱供給・水道業 99.6 99.9 98.7 97.7 99.5 101.1 98.4 98.3 99.5 98.6 97.9(前期(年)比) ▲3.4 0.3 ▲4.3 ▲1.0 1.8 1.6 ▲2.7 ▲0.1 1.2 ▲0.9 ▲0.7(前年同期比) - - ▲4.5 ▲7.5 ▲2.6 1.1 ▲0.5 0.1 0.1 ▲4.8 ▲0.5情報通信業 106.8 107.8 107.5 107.9 109.4 107.5 107.9 108.0 107.7 108.1 110.0(前期(年)比) 0.2 0.9 3.3 0.4 1.4 ▲1.7 0.4 0.1 ▲0.3 0.4 1.8(前年同期比) - - 0.1 0.0 1.9 2.5 0.7 1.0 ▲0.7 0.2 2.1運輸業,郵便業 98.2 100.8 96.9 98.4 99.9 100.9 100.3 100.2 101.0 101.6 102.5(前期(年)比) ▲0.3 2.6 ▲1.1 1.5 1.5 1.0 ▲0.6 ▲0.1 0.8 0.6 0.9(前年同期比) - - ▲0.6 ▲0.6 0.6 4.1 3.5 1.4 1.7 0.2 2.2卸売業,小売業 91.1 91.0 90.4 91.8 91.9 90.9 91.0 90.8 90.6 89.7 89.5(前期(年)比) 0.1 ▲0.1 ▲0.6 1.5 0.1 ▲1.1 0.1 ▲0.2 ▲0.2 ▲1.0 ▲0.2(前年同期比) - - 0.1 0.7 ▲1.6 0.0 1.0 ▲1.0 ▲0.5 ▲2.1 ▲1.6金融業,保険業 97.3 98.9 96.3 98.0 99.1 97.7 98.9 98.7 99.7 104.7 108.5(前期(年)比) 1.0 1.6 0.1 1.8 1.1 ▲1.4 1.2 ▲0.2 1.0 5.0 3.6(前年同期比) - - ▲1.4 2.3 2.5 0.7 3.2 0.4 2.4 6.8 9.5不動産業,物品賃貸業 98.3 98.1 98.6 98.2 98.2 98.1 97.9 98.2 98.1 98.1 97.9(前期(年)比) ▲1.4 ▲0.2 0.2 ▲0.4 0.0 ▲0.1 ▲0.2 0.3 ▲0.1 0.0 ▲0.2(前年同期比) - - ▲1.6 ▲1.5 ▲0.9 ▲0.4 ▲0.6 0.1 0.0 0.0 ▲0.1学術研究,専門・技術サービス業 95.9 100.7 96.1 96.5 96.4 99.8 100.9 100.1 100.4 97.0 103.6(前期(年)比) 1.7 5.0 1.3 0.4 ▲0.1 3.5 1.1 ▲0.8 0.3 ▲3.4 6.8(前年同期比) - - 3.4 1.5 1.7 7.0 6.1 3.2 3.7 ▲4.1 2.7宿泊業,飲食サービス業 101.4 103.9 97.9 103.1 105.2 104.0 103.2 104.0 104.6 103.9 104.9(前期(年)比) ▲1.6 2.5 ▲1.2 5.3 2.0 ▲1.1 ▲0.8 0.8 0.6 ▲0.7 1.0(前年同期比) - - ▲3.7 ▲0.6 1.5 5.5 4.4 1.2 ▲0.6 ▲0.5 1.6生活関連サービス業,娯楽業 86.4 89.3 83.4 88.7 90.5 89.6 89.4 89.0 89.3 89.4 88.1(前期(年)比) ▲3.8 3.4 0.4 6.4 2.0 ▲1.0 ▲0.2 ▲0.4 0.3 0.1 ▲1.5(前年同期比) - - ▲7.0 ▲1.2 2.3 9.3 6.7 0.4 ▲1.7 ▲0.9 ▲1.5学習支援業 80.8 81.8 80.1 80.6 81.6 81.9 81.9 81.6 81.8 81.8 80.6(前期(年)比) ▲0.1 1.2 ▲1.1 0.6 1.2 0.4 0.0 ▲0.4 0.2 0.0 ▲1.5(前年同期比) - - ▲0.4 ▲1.1 0.4 1.1 2.3 1.1 0.4 0.0 ▲1.7医療,福祉 114.2 117.8 113.8 114.6 115.5 116.3 116.8 118.1 119.3 119.1 120.5(前期(年)比) 2.9 3.2 0.5 0.7 0.8 0.7 0.4 1.1 1.0 ▲0.2 1.2(前年同期比) - - 2.4 2.4 2.2 4.0 2.7 2.5 3.8 1.3 3.0複合サービス事業 85.2 83.3 84.4 86.4 83.9 83.0 84.3 82.7 82.7 80.5 83.5(前期(年)比) ▲4.1 ▲2.2 ▲2.1 2.4 ▲2.9 ▲1.1 1.6 ▲1.9 0.0 ▲2.7 3.7(前年同期比) - - ▲5.3 ▲2.0 ▲4.7 ▲4.5 0.3 ▲3.8 ▲1.3 ▲3.5 ▲0.9その他サービス業(公務等を除く) 100.1 100.6 100.9 100.6 100.7 100.2 100.5 100.0 100.5 99.8 99.9(前期(年)比) 1.3 0.5 2.5 ▲0.3 0.1 ▲0.5 0.3 ▲0.5 0.5 ▲0.7 0.1(前年同期比) - - 1.5 3.4 2.8 2.0 ▲0.2 ▲0.8 1.1 ▲1.2 ▲0.6

業   種(大分類)

(注)1.年の数値及び前年同月比は原指数、それ以外は季節調整済指数による。

2.第3次産業活動指数は、24年年間補正とともに季節指数の再計算を行っている。

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産業活動分析(平成25年4~6月期)

- 64 -

25年4~6月期の第3次産業活動の動向に大きく寄与した小分類業種をみると、金

融商品取引業(前期比 42.6%、前期比寄与度 0.49%ポイント)、土木・建築サービス業

(同 23.3%、同 0.30%ポイント)、情報処理・提供サービス業(同 6.8%、同 0.12%ポイン

ト)などが上昇に寄与した。一方、生命保険業(同▲9.5%、同▲0.18%ポイント)、各種

商品卸売業(同▲5.7%、同▲0.05%ポイント)、移動電気通信業(同▲2.2%、同▲

0.05%ポイント)などが低下に寄与した(第Ⅰ-3-2表)。

第Ⅰ-3-2表 小分類業種別前期比及び寄与度(25年4~6月期)

上昇寄与業種前期比(%)

寄与度(%ポイント)

①金融商品取引業 42.6 0.49②土木・建築サービス業 23.3 0.30③情報処理・提供サービス業 6.8 0.12④自動車小売業 14.6 0.10⑤一般貨物自動車運送業 1.9 0.06⑥銀行・協同組織金融業 1.0 0.06⑦労働者派遣業 3.4 0.06⑧食堂、レストラン、専門店 2.3 0.05⑨電気機械器具卸売業 1.8 0.05⑩織物・衣服・身の回り品小売業 4.6 0.05

低下寄与業種前期比(%)

寄与度(%ポイント)

①生命保険業 ▲9.5 ▲0.18②各種商品卸売業 ▲5.7 ▲0.05③移動電気通信業 ▲2.2 ▲0.05④機械器具小売業 ▲4.9 ▲0.05⑤自動車整備業 ▲2.0 ▲0.04⑥エンジニアリング業 ▲5.0 ▲0.04⑦リース業 ▲2.4 ▲0.04⑧医薬品・化粧品等卸売業 ▲2.5 ▲0.04⑨電気業 ▲0.7 ▲0.02⑩冠婚葬祭業 ▲2.3 ▲0.02

注)第3次産業総合の前期比0.9%に対する寄与度(%ポイント)である。

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産業活動分析(平成25年4~6月期)

- 65 -

(2) 業種別の動向

25年4~6月期の第3次産業活動指数が前期比 0.9%の上昇だったことから、以下で

は、大分類業種のうち、上昇に寄与した上位3業種の動向を見てみたい。

① 金融業,保険業

25年4~6月期の金融業,保険業の活動は、前期比 3.6%と3期連続の上昇となっ

た。内訳をみると、保険業は生命保険業が減少したことにより同▲5.5%の低下となっ

たものの、金融業は金融商品取引業などが増加したことにより同 7.1%の上昇となっ

た(第Ⅰ-3-2図、第Ⅰ-3-3表)。

第Ⅰ-3-2図 金融業,保険業活動指数の推移

指数水準(17年=100、季節調整済) 前期比、伸び率寄与度

80

85

90

95

100

105

110

115

120

20

21

22

23

24

25

金融業,保険業 金融業 保険業

▲3

▲2

▲1

0

1

2

3

4

5

6

24年

25年

保険業

金融業

金融業,保険業

(%)

第Ⅰ-3-3表 金融業,保険業活動の中小分類業種別動向

(25年4~6月期) 業  種  ( )内は前期比 増加 減少金融業 金融商品取引業 貸金業

(7.1%) 銀行業・協同組織金融業クレジットカード業

保険業 損害保険業 生命保険業(▲5.5%)

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産業活動分析(平成25年4~6月期)

- 66 -

② 学術研究,専門・技術サービス業

25年4~6月期の学術研究,専門・技術サービス業の活動は、前期比 6.8%と2期

ぶりの上昇となった。内訳をみると、技術サービス業は土木・建築サービス業が増加し

たことにより同 10.4%、広告業はその他の広告などが増加したことにより同 5.1%、専

門サービス業は公認会計士事務所、税理士事務所などが増加したことにより同 2.4%、

学術・開発研究機関は同 4.8%のそれぞれ上昇となった(第Ⅰ-3-4図、第Ⅰ-3

-5表)。

第Ⅰ-3-4図 学術研究,専門・技術サービス業活動指数の推移

指数水準(17年=100、季節調整済) 前期比、伸び率寄与度

80

85

90

95

100

105

110

115

120

20

21

22

23

24

25

学術研究,専門・技術サービス業 学術・開発研究機関

専門サービス業 広告業

技術サービス業

24年

25年

▲ 4

▲ 3

▲ 2

▲ 1

0

1

2

3

4

5

6

7

8

技術サービス業

広告業

専門サービス業

学術・開発研究機関

学術研究,専門・技術サービス業

(%)

第Ⅰ-3-5表 学術研究,専門・技術サービス業活動の中小分類業種別動向

(25年4~6月期) 業  種  ( )内は前期比 増加 減少学術・開発研究機関 学術・開発研究機関

(4.8%)専門サービス業 公認会計士事務所、税理士事務所 法律事務所、特許事務所

(2.4%) 公証人役場、司法書士事務所広告業 その他の広告

(5.1%) 4媒体広告技術サービス業 土木・建築サービス業 エンジニアリング業

(10.4%) 機械設計業

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産業活動分析(平成25年4~6月期)

- 67 -

③ 情報通信業

25年4~6月期の情報通信業の活動は、前期比 1.8%と2期連続の上昇となった。

内訳をみると、通信業は移動電気通信業などが減少したことにより同▲1.5%の低下

となったものの、情報サービス業は情報処理・提供サービス業などが増加したことによ

り同 4.4%、インターネット附随サービス業は同 5.1%、映像・音声・文字情報制作業

は映像情報制作・配給業などが増加したことにより同 0.9%、放送業は民間放送業な

どが増加したことにより同 1.7%のそれぞれ上昇となった(第Ⅰ-3-3図、第Ⅰ-3-

4表)。

第Ⅰ-3-3図 情報通信業活動指数の推移

指数水準(17年=100、季節調整済) 前期比、伸び率寄与度

50

100

150

200

250

300

80

85

90

95

100

105

110

115

120

20

21

22

23

24

25

情報通信業 通信業

放送業 情報サービス業

映像・音声・文字情報制作業 インターネット附随サービス業(右目盛)

24年

Ⅳ┘

Ⅰ└

25年

▲3

▲2

▲1

0

1

2

3(%)

映像・音声・文字情報制作業インターネット附随サービス業情報サービス業放送業通信業情報通信業

第Ⅰ-3-4表 情報通信業活動の中小分類業種別動向(25年4~6月期)

業  種  ( )内は前期比 増加 減少通信業 移動電気通信業

(▲1.5%) 固定電気通信業放送業 民間放送業

(1.7%) 公共放送業情報サービス業 情報処理・提供サービス業

(4.4%) ソフトウェア業インターネット附随サービス業 インターネット附随サービス業

(5.1%)映像・音声・文字情報制作業 映像情報制作・配給業 新聞業

(0.9%) 音声情報制作業出版業

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産業活動分析(平成25年4~6月期)

- 69 -

第Ⅱ章 最終需要向け供給動向

第1節 全産業の供給

25年4~6月期の最終需要向け供給動向をみると、全体で前期比 1.5%と3期連続の

上昇となった。

消費向け全産業供給は、前期比 0.3%と6期ぶりの上昇となった。

投資向け全産業供給は、前期比 1.8%と3期連続の上昇となった。

輸出は前期比 3.7%、輸入は同 0.3%とともに2期連続の上昇となった(第Ⅱ-1-1

表)。

第Ⅱ-1-1表 全産業供給指数の推移 (17年=100、前年(期)比)

23年 24年 23年 24年 25年前年比 前年比 Ⅱ Ⅲ Ⅳ Ⅰ Ⅱ Ⅲ Ⅳ Ⅰ Ⅱ

最終需要部門計 ▲ 1.2 0.9 ▲ 1.7 3.6 0.0 0.0 0.6 ▲ 2.2 0.4 0.2 1.5

鉱工業 ▲ 5.1 ▲ 1.6 ▲ 10.8 14.9 ▲ 1.2 3.2 ▲ 3.2 ▲ 9.5 ▲ 2.0 7.0 0.4

3次産業 0.3 1.2 ▲ 0.3 1.8 0.9 ▲ 0.8 0.0 0.4 0.6 ▲ 0.6 ▲ 0.5

消費 ▲ 0.5 1.1 ▲ 0.3 3.1 0.1 ▲ 0.2 ▲ 0.1 ▲ 0.4 ▲ 0.5 0.0 0.3

個人消費 ▲ 1.1 1.1 ▲ 0.7 3.5 0.1 0.2 0.0 ▲ 1.3 ▲ 0.8 0.4 ▲ 0.2

鉱工業 ▲ 3.4 ▲ 0.6 ▲ 2.5 10.2 ▲ 2.9 1.5 ▲ 1.2 ▲ 3.6 ▲ 5.2 2.2 3.2

3次産業 ▲ 0.3 1.8 ▲ 0.3 2.2 1.1 ▲ 0.8 0.1 0.5 0.7 ▲ 0.8 ▲ 0.9

政府消費 0.9 1.1 0.4 0.3 0.5 0.1 0.2 0.3 0.5 0.0 0.1

投資 ▲ 1.4 2.8 ▲ 1.3 3.2 ▲ 0.1 1.0 2.4 ▲ 2.4 0.4 0.6 1.8

公共投資 ▲ 8.6 10.4 3.0 ▲ 0.3 ▲ 5.5 7.0 10.1 ▲ 0.7 ▲ 0.9 0.2 8.3

民間住宅 0.6 1.8 ▲ 3.1 4.3 ▲ 4.4 3.1 1.2 ▲ 1.2 1.8 4.5 3.1

民間企業設備 0.8 0.5 ▲ 1.8 3.9 2.3 ▲ 1.7 1.7 ▲ 4.0 ▲ 1.2 0.2 1.5

鉱工業 1.6 2.9 0.1 8.0 4.5 ▲ 2.3 3.5 ▲ 10.0 0.2 2.1 2.4

建設業 ▲ 1.5 ▲ 3.6 ▲ 14.9 3.5 4.3 0.5 ▲ 7.3 2.4 ▲ 0.8 3.3 0.4

3次産業 1.1 ▲ 0.1 3.2 0.7 ▲ 0.4 ▲ 4.0 4.2 1.3 ▲ 2.1 ▲ 4.5 2.3

輸出 ▲ 1.6 ▲ 2.9 ▲ 8.9 5.7 ▲ 1.9 1.1 0.1 ▲ 6.3 ▲ 2.5 7.2 3.7

鉱工業 ▲ 0.8 ▲ 4.4 ▲ 9.7 6.9 ▲ 2.6 1.3 ▲ 2.0 ▲ 5.7 ▲ 3.1 7.1 1.9

3次産業 ▲ 3.6 0.9 ▲ 11.9 6.5 1.0 3.2 ▲ 2.4 ▲ 4.1 0.4 9.4 0.4

輸入 2.0 1.1 0.7 ▲ 1.4 0.6 0.7 0.3 1.6 ▲ 3.8 2.3 0.3

鉱工業 5.5 ▲ 0.6 4.1 ▲ 5.5 0.8 0.9 0.3 ▲ 1.1 ▲ 3.0 3.5 0.6

3次産業 ▲ 8.3 6.8 ▲ 5.4 1.6 1.0 1.1 7.7 ▲ 0.1 ▲ 3.4 4.2 5.3 (注) 1.全産業供給指数は各種統計データを用いて作成しており、一部基礎データで速報値を用いている。

このため、前期指数が確報値に変更されていることに注意する必要がある。

2.前年比は原指数、それ以外は季節調整済指数による。

資料:「全産業供給指数」

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産業活動分析(平成25年4~6月期)

- 70 -

第2節 消費向け供給活動

(1) 概況

25年4~6月期の個人消費動向を個人消費向け全産業供給指数でみると、鉱工業

からの供給が前期比 3.2%と2期連続の上昇となったものの、第3次産業からの供給が

同▲0.9%と2期連続の低下となったことから、全体では同▲0.2%と2期ぶりの低下と

なった(第Ⅱ-2-1図)。

第Ⅱ-2-1図 個人消費向け全産業供給指数の推移

指数水準(17年=100、季節調整済) 前期比、伸び率寄与度

85

90

95

100

105

110

115

20

21

22

23

24

25

全産業

鉱工業

3次産業

▲ 2

▲ 1

0

1

24年

25年

鉱工業

3次産業

全産業

(%)

資料:「全産業供給指数」

(2) 財の供給動向

① 耐久消費財の動向

25年4~6月期の耐久消費財総供給は、前期比 1.5%と2期連続の上昇となった。

これを用途別にみると、乗用車・二輪車は普通乗用車、軽乗用車などの増加により同

5.6%と2期連続、家具・装備品用はふとん、温水洗浄便座などの増加により同 1.4%

と2期ぶりのそれぞれ上昇となった。一方、教養・娯楽用はデジタルカメラ、携帯電話

などの減少により同▲7.4%と2期ぶり、冷暖房用はセパレート形エアコンの減少により

同▲7.3%と3期連続、家事用は電気洗濯機、電気掃除機などの減少により同▲

1.7%と2期連続のそれぞれ低下となった(第Ⅱ-2-2図、第Ⅱ-2-1表)。

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産業活動分析(平成25年4~6月期)

- 71 -

第Ⅱ-2-2図 耐久消費財総供給の推移

指数水準(17年=100、季節調整済) 前期比、伸び率寄与度

60

80

100

120

140

160

180

200

220

20

21

22

23

24

25

耐久消費財 家事用 冷暖房用

家具・装備品用 教養・娯楽用 乗用車・二輪車

▲ 15

▲ 10

▲ 5

0

5

10

15

24年

25年

乗用車・二輪車 教養・娯楽用

家具・装備品用 冷暖房用

家事用 耐久消費財

(%)

資料:「鉱工業総供給表」(試算値)

第Ⅱ-2-1表 耐久消費財総供給の動向に大きく寄与した品目

耐久消費財(前期比)

(1.5%)

家事用 食器洗い乾燥機 電気洗濯機

(▲1.7%) 電気冷蔵庫 電気掃除機

電気温水器 電気がま

冷暖房用 セパレート形エアコン

(▲7.3%)

家具・装備品用 ふとん 一般用白熱灯器具

(1.4%) 温水洗浄便座 タフテッドカーペット

木製いす 蛍光灯器具

教養・娯楽用 液晶テレビ デジタルカメラ

(▲7.4%) 電池式時計 携帯電話

デスクトップ型パソコン ノート型パソコン

乗用車・二輪車 普通乗用車 小型乗用車

(5.6%) 軽乗用車 カーナビゲーション

軽トラック 二輪自動車(125ml以下)

増  加 減  少

資料:「鉱工業総供給表」(試算値)

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産業活動分析(平成25年4~6月期)

- 72 -

② 非耐久消費財の動向

25年4~6月期の非耐久消費財総供給は、前期比 0.7%と3期ぶりの上昇となった。

これを用途別にみると、被服・履き物は織物製外衣、ニット製外衣などの増加により同

2.9%と3期ぶり、飲食料品はコーヒー・茶系飲料、鰹・削り節などの増加により同

0.2%と2期ぶりのそれぞれ上昇となった。一方、教養・娯楽用はガソリン、電子・電動

玩具などの減少により同▲1.6%と3期ぶりの低下となった。家事用は横ばいとなった

(第Ⅱ-2-3図、第Ⅱ-2-2表)。

第Ⅱ-2-3図 非耐久消費財総供給の推移

指数水準(17年=100、季節調整済) 前期比、伸び率寄与度

▲1

0

1

2

24年

25年

家事用 教養・娯楽用

被服・履き物 飲食料品

非耐久消費財

(%)

70

80

90

100

110

120

130

140

20

21

22

23

24

25

非耐久消費財 家事用 教養・娯楽用

飲食料品 被服・履き物

資料:「鉱工業総供給表」(試算値)

第Ⅱ-2-2表 非耐久消費財総供給の動向に大きく寄与した品目

非耐久消費財(前期比)

(0.7%)

家事用 医薬品 灯油

(0.0%) 口紅 液化石油ガス

洗顔クリーム類 合成洗剤

教養・娯楽用 プラスチックモデル ガソリン

(▲1.6%) シャープペンシル 電子・電動玩具

ボールペン

被服・履き物 織物製外衣 下着

(2.9%) ニット製外衣

革靴

飲食料品 コーヒー・茶系飲料 ソーセージ

(0.2%) 鰹・削り節 リキュール

果実飲料 野菜漬物

増  加 減  少

資料:「鉱工業総供給表」(試算値)

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産業活動分析(平成25年4~6月期)

- 73 -

(3) サービスの供給動向

25年4~6月期の第3次産業からの個人消費向け供給は、前期比▲0.9%と2期連続

の低下となった。これを業種別にみると、電気・ガス・熱供給・水道業は同▲2.0%と2期

連続、生活関連サービス業,娯楽業は同▲0.1%と3期ぶりのそれぞれ低下となった。一

方、小売業は同 2.2%と2期連続、宿泊業,飲食サービス業は同 0.8%と4期ぶり、情報

通信業は同 0.6%と2期ぶりのそれぞれ上昇となった(第Ⅱ-2-4図)。

第Ⅱ-2-4図 個人消費向け第3次産業からの供給の推移

指数水準(17年=100、季節調整済) 前期比、伸び率寄与度

80

85

90

95

100

105

110

115

120

20

21

22

23

24

25

3次産業 小売業 情報通信業

電気・ガス・熱供給・水道業 宿泊業,飲食サービス業 生活関連サービス業,娯楽業

その他

▲ 1.5

▲ 1.0

▲ 0.5

0.0

0.5

1.0

1.5

24年

25年

その他

生活関連サービス業,娯楽業

宿泊業,飲食サービス業

小売業

情報通信業

電気・ガス・熱供給・水道業

3次産業

(%)

(注)その他は、運輸業,郵便業、卸売業、金融業,保険業、不動産業,物品賃貸業、学術研究,専門・

技術サービス業、学習支援業、医療,福祉、複合サービス事業、その他サービス業及び公務等を加

重平均したものである。

資料:「全産業供給指数」(試算値)

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産業活動分析(平成25年4~6月期)

- 74 -

第3節 投資向け供給活動

(1) 概況

25年4~6月期の投資動向を、投資向け全産業供給指数でみると、前期比 1.8%と3

期連続の上昇となった。

需要先(公共投資、民間住宅、民間企業設備)別にみると、公共投資が前期比 8.3%、

民間企業設備が同 1.5%とともに2期連続、民間住宅が同 3.1%と3期連続の上昇と

なった(第Ⅱ-3-1図)。

民間企業設備の内訳をみると、鉱工業からの供給が前期比 2.4%と3期連続、第3次

産業からの供給が同 2.3%と3期ぶり、建設業からの供給が同 0.4%と2期連続の上昇と

なった。

第Ⅱ-3-1図 需要先別投資向け全産業供給指数の推移

指数水準(17年=100、季節調整済) 前期比、伸び率寄与度

60

70

80

90

100

110

20

21

22

23

24

25

投資

公共投資

民間住宅

民間企業設備

▲5

▲4

▲3

▲2

▲1

0

1

2

3

4

5

24年

25年

公共投資

民間住宅

民間企業設備

投資

(%)

資料:「全産業供給指数」(試算値)

Page 78: The Second Quarter of 2013 産業活動分析平成25年4~6月期 平成25年9月11日 The Second Quarter of 2013 Analysis of All Industrial Activities September 11, 2013 産業活動分析

産業活動分析(平成25年4~6月期)

- 75 -

(2) 鉱工業からの供給動向(資本財総供給)

25年4~6月期の投資動向について、鉱工業からの供給(資本財総供給)をみると、

前期比 3.1%と2期連続の上昇となった(第Ⅱ-3-2図)。

第Ⅱ-3-2図 鉱工業からの供給(資本財総供給)の推移

指数水準(17年=100、季節調整済) 前期比、伸び率寄与度

20

30

40

50

60

70

80

90

100

110

120

130

140

150

20

21

22

23

24

25

資本財 製造設備用 電力用通信・放送用 農業用 建設用輸送用 事務用 その他用

▲14

▲12

▲10

▲8

▲6

▲4

▲2

0

2

4

6

24年

25年

製造設備用 電力用通信・放送用 農業用建設用 輸送用事務用 その他用資本財

(%)

資料:「鉱工業総供給表」(試算値)

25年4~6月期の動向を用途別にみると、その他用は、ガスメータ、分析機器などの

増加により前期比 11.4%と4期ぶりの上昇となった。建設用は、ショベル系掘削機械、

建設用クレーンなどの増加により同 18.2%と2期連続の上昇となった。通信・放送用は、

固定通信装置、デジタル伝送装置などの増加により同 16.0%と4期ぶりの上昇となった。

電力用は、一般用蒸気タービン、電力変換装置などの増加により同 4.8%と2期連続の

上昇となった。輸送用は、普通トラック、普通乗用車などの増加により同 1.3%と3期連

続の上昇となった。農業用は、装輪式トラクタ、コンバインの増加により同 21.7%と2期

連続の上昇となった。

一方、製造設備用は、マシニングセンタ、フラットパネル・ディスプレイ製造装置などの

減少により同▲0.3%と2期ぶりの低下となった。事務用は、ノート型パソコン、はん用コ

ンピュータなどの減少により同▲0.2%と2期連続の低下となった(第Ⅱ-3-1表)。

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産業活動分析(平成25年4~6月期)

- 76 -

第Ⅱ-3-1表 資本財総供給の動向に大きく寄与した品目(25年4~6月期)

資本財

(3.1%)

製造設備用 半導体製造装置 マシニングセンタ

(▲0.3%) 数値制御ロボット フラットパネル・ディスプレイ製造装置

個装・内装機械 工業用計測制御機器

電力用 一般用蒸気タービン 水管ボイラ

(4.8%) 電力変換装置 開閉制御装置

一般用タービン発電機 非標準変圧器

通信・放送用 固定通信装置 基地局通信装置

(16.0%) デジタル伝送装置 産業用テレビ装置

通信用ケーブル光ファイバ製品 電子交換機

農業用 装輪式トラクタ

(21.7%) コンバイン

建設用 ショベル系掘削機械

(18.2%) 建設用クレーン

ショベルトラック

輸送用 普通トラック 鋼船

(1.3%) 普通乗用車 鉄道車両

小型バス フォークリフトトラック

事務用 デジタル・フルカラー複写機 ノート型パソコン

(▲0.2%) システム式金銭登録機 はん用コンピュータ

入出力装置 金属製いす

その他用 ガスメータ 冷凍・冷蔵ショーケース

(11.4%) 分析機器 コンベヤ

端末装置 医療用超音波応用装置

増  加 減  少

(注)( )内の数値は前期比。

資料:「鉱工業総供給表」(試算値)

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産業活動分析(平成25年4~6月期)

- 77 -

(3)建設業からの供給動向

① 建設業の供給動向(建設業活動)

25年4~6月期の建設業活動(実質の工事進行度)は、前期比 4.6%と6期連続の

上昇となった。内訳をみると、公共投資が同 7.9%と6期連続、民間住宅が同 5.2%と

3期連続、民間建設(非住居)が同 3.4%、民間土木が同 5.0%とともに2期連続の上

昇となった(第Ⅱ-3-3図)。

第Ⅱ-3-3図 建設業活動の推移

指数水準(17年=100、季節調整済) 前期比、伸び率寄与度

60

70

80

90

100

110

120

20

21

22

23

24

25

建設業 民間住宅 民間建設(非住居)民間土木 公共投資

▲2

0

2

4

6

8

24年

25年

民間住宅民間建設(非住居)民間土木公共投資建設業

(%)

資料:「全産業供給指数」(試算値)

② 建設財の供給動向

建設業活動による財の投入状況を確認するため、鉱工業総供給表をみると、25年

4~6月期の建設財総供給は、前期比 0.9%と5期連続の上昇となった。用途別にみ

ると、土木用が橋りょう、道路用コンクリート製品などの増加により同 14.7%と3期ぶり

の上昇となった。一方、建築用が太陽電池モジュール、H形鋼などの減少により同▲

1.4%と5期ぶりの低下となった(第Ⅱ-3-2表)。

これを国産・輸入別にみると、国産は前期比 0.8%と5期連続、輸入は同 2.8%と2

期ぶりの上昇となった。用途別にみると、国産は、建築用がH形鋼、板ガラスなどの減

少により同▲1.4%と5期ぶりの低下となったものの、土木用は橋りょう、道路用コンク

リート製品などの増加により同 15.3%と3期ぶりの上昇となった。輸入は、建築用が製

材、板ガラスなどの増加により同 2.6%と2期ぶりの上昇、土木用が道路用コンクリート

製品、プレストレストコンクリート製品などの増加により同 1.1%と2期ぶりの上昇となっ

た(第Ⅱ-3-4図)。

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産業活動分析(平成25年4~6月期)

- 78 -

第Ⅱ-3-4図 建設財総供給の推移 指数水準(17年=100、季節調整済) 前期比、伸び率寄与度

60

70

80

90

100

110

120

130

140

20

21

22

23

24

25

建設財

建築用(国産)

建築用(輸入)

土木用(国産)

土木用(輸入)

▲2

▲1

0

1

2

3

4

5

6

7

8

9

24年

25年

土木用(輸入)土木用(国産)建築用(輸入)建築用(国産)建設財

(%)

資料:「鉱工業総供給表」(試算値)

第Ⅱ-3-2表 建設財総供給の動向に大きく寄与した品目(25年4~6月期)

建設財

(0.9%)

建築用 ビル用アルミニウムサッシ 太陽電池モジュール

(▲1.4%) 製材 H形鋼

鉄骨 普通合板

土木用 橋りょう 鋼矢板

(14.7%) 道路用コンクリート製品 普通鋼熱間鋼管

プレストレストコンクリート製品 鋼管製管継手

増  加 減  少

(注) ( )内は前期比。

資料:「鉱工業総供給表」(試算値)

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産業活動分析(平成25年4~6月期)

- 79 -

(4) サービスの供給動向

25年4~6月期の投資動向について、第3次産業からの供給をみると、前期比 2.2%

と3期ぶりの上昇となった。これは、エンジニアリング業が同▲4.4%と4期連続の低下と

なったものの、ソフトウェア業が同 4.6%、商業活動等が同 0.6%とともに3期ぶりの上昇

となったことによる(第Ⅱ-3-5図)。

第Ⅱ-3-5図 第3次産業からの供給の推移 指数水準(17年=100、季節調整済) 前期比、伸び率寄与度

80

90

100

110

120

20

21

22

23

24

25

3次産業 商業活動等 ソフトウエア業 エンジニアリング業

▲6

▲4

▲2

0

2

4

6

8

24年

25年

商業活動等ソフトウエア業エンジニアリング業3次産業

(%)

(注) 商業活動等は、全産業供給指数の第3次産業からの供給から、ソフトウェア業(受注ソフトウェア、

ソフトウェアプロダクト)、エンジニアリング業を除いたものを指す。

資料:「全産業供給指数」(試算値)

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産業活動分析(平成25年4~6月期)

- 80 -

第4節 輸出動向

(1) 概況

25年4~6月期の財・サービスの輸出動向を全産業供給指数注)でみると、財の輸出(鉱

工業)が前期比 1.9%と2期連続、サービスの輸出(第3次産業)が同 0.4%と3期連続の上

昇となったことにより、全体では同 3.7%と2期連続の上昇となった(第Ⅱ-4-1図)。

第Ⅱ-4-1図 輸出向け全産業供給指数の推移

指数水準(17年=100、季節調整済) 前期比、伸び率寄与度

▲8

▲6

▲4

▲2

0

2

4

6

8

10

24年

25年

(%)サービス(3次産業)の輸出

財(鉱工業)の輸出

輸出

70

80

90

100

110

120

130

20

21

22

23

24

25

輸出

財(鉱工業)の輸出

サービス(3次産業)の輸出

資料:「全産業供給指数」

(2) 財別の動向

25年4~6月期の財の輸出動向を鉱工業出荷内訳表でみると、前期比 0.7%と2期連

続の上昇となった。これを財別にみると、耐久消費財が普通乗用車、小型乗用車などの増

加により同 6.5%、資本財が半導体製造装置、普通乗用車などの増加により同 4.3%、非

耐久消費財が灯油、医薬品などの増加により同 11.5%といずれも2期連続のそれぞれ上

昇となった。一方、生産財がアクティブ型液晶素子(中・小型)、自動車排気ガス浄化用触

媒などの減少により同▲0.8%と3期ぶり、建設財がセメント、低圧遮断器などの減少により

同▲1.7%と2期連続のそれぞれの低下となった(第Ⅱ-4-2図、第Ⅱ-4-1表)。

注)1.全産業供給指数における輸出の範囲は、原則として国際収支統計(日本銀行)における貿易・サービ

ス収支の範囲としている。ただし、財については貿易統計(財務省)を使用している。

2.全産業供給指数の輸出(鉱工業)と、鉱工業出荷内訳表の輸出(鉱工業)については、季節調整方法

等の作成方法の違いにより、原指数及び季節調整済指数ともに必ずしも一致するとは限らない。

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産業活動分析(平成25年4~6月期)

- 81 -

第Ⅱ-4-2図 財別輸出の推移

指数水準(17年=100、季節調整済) 前期比、伸び率寄与度

24年

25年

▲8

▲6

▲4

▲2

0

2

4

6

8

資本財 建設財 耐久消費財

非耐久消費財 生産財 鉱工業

(%)

50

60

70

80

90

100

110

120

130

140

150

160

20

21

22

23

24

25

鉱工業 資本財 建設財

耐久消費財 非耐久消費財 生産財

資料:「鉱工業出荷内訳表」

第Ⅱ-4-1表 輸出の財別品目動向(25年4~6月期)

輸出(0.7%)

資本財 半導体製造装置 鋼船

(4.3%) 普通乗用車 マシニングセンタ

フラットパネル・ディスプレイ製造装置 医用X線装置

プラスチック用金型 機械プレス

建設財 板ガラス セメント

(▲1.7%) 鋼管製管継手 低圧遮断器

プラスチック製パイプ 太陽電池モジュール

普通鋼熱間鋼管 鉄骨

耐久消費財 普通乗用車 カーナビゲーション

(6.5%) 小型乗用車 デスクトップ型パソコン

カメラ用交換レンズ 液晶テレビ

ピアノ デジタルカメラ

非耐久消費財 灯油 たばこ

(11.5%) 医薬品 ボールペン

洗顔クリーム類 シャープペンシル

化粧水・美容液 磁気テープ

生産財 軽油 アクティブ型液晶素子(中・小型)

(▲0.8%) エチレングリコール 自動車排気ガス浄化用触媒

モス型半導体集積回路(メモリ) プラスチック製フィルム・シート

灯油 固定コンデンサ

増  加 減  少

(注)( )内は前期比。

資料:「鉱工業出荷内訳表」(試算値)

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産業活動分析(平成25年4~6月期)

- 82 -

(3) 地域別の動向

財の輸出動向を地域別にみると、米国向けが普通乗用車、蒸気タービン部品などの増

加により前期比 25.7%と2期ぶり、中東向けが普通乗用車、普通トラックなどの増加により

同 8.7%と2期連続のそれぞれ上昇となった。一方、欧州向けがアクティブ型液晶素子

(中・小型)、小型乗用車などの減少により同▲9.1%と2期ぶり、ASEAN向けが駆動伝

導・操縦装置部品、普通鋼鋼帯などの減少により同▲1.0%と3期ぶり、東アジア向けがマ

シニングセンタ、自動車排気ガス浄化用触媒などの減少により同▲0.2%と2期ぶりのそれ

ぞれ低下となった(第Ⅱ-4-3図、第Ⅱ-4-2表)。

第Ⅱ-4-3図 地域別輸出の推移(17年=100、季節調整済)

40

60

80

100

120

140

160

180

200

20

21

22

23

24

25

輸出計 米国

欧州 ASEAN

東アジア 中国

中東

(注) 1.地域別の輸出指数は貿易統計を出荷指数分類に組み替えて試算したものである。

2.各地域の国名は以下のとおりである。

ASEAN:シンガポール、タイ、マレーシア、フィリピン、インドネシア、ベトナム、ミャンマー、ラオス、

ブルネイ、カンボジア

東アジア:韓国、台湾、中国(含.香港)

中東:イラン、イラク、バーレーン、サウジアラビア、クウェート、カタール、オマーン、イスラエル、ヨルダン、

シリア、レバノン、アラブ首長国連邦、ガザ、イエメン

資料:「鉱工業出荷内訳表」(試算値)

Page 86: The Second Quarter of 2013 産業活動分析平成25年4~6月期 平成25年9月11日 The Second Quarter of 2013 Analysis of All Industrial Activities September 11, 2013 産業活動分析

産業活動分析(平成25年4~6月期)

- 83 -

第Ⅱ-4-2表 地域別輸出の品目動向(25年4~6月期)

地域別輸出(前期比) 増  加 減  少

米国向け輸出 普通乗用車 携帯電話(25.7%) 蒸気タービン部品 分析機器

金属製いす 外部記憶装置駆動伝導・操縦装置部品 固定比減速機

欧州向け輸出 医薬品 アクティブ型液晶素子(中・小型)(▲9.1%) 駆動伝導・操縦装置部品 小型乗用車

半導体製造装置 アクティブ型液晶素子(大型)数値制御旋盤 普通乗用車

ASEAN向け輸出 鋼船 駆動伝導・操縦装置部品

(▲1.0%) プラスチック製機械器具部品 普通鋼鋼帯

カメラ用交換レンズ 自動車排気ガス浄化用触媒

普通鋼熱間鋼管 機械プレス

東アジア向け輸出 エチレングリコール マシニングセンタ

(▲0.2%) 灯油 自動車排気ガス浄化用触媒

普通乗用車 アクティブ型液晶素子(中・小型)

フラットパネル・ディスプレイ製造装置 プラスチック製フィルム・シート

 うち中国向け輸出 普通乗用車 マシニングセンタ

(0.3%) 灯油 写真フィルム

フラットパネル・ディスプレイ製造装置 アクティブ型液晶素子(中・小型)

モス型半導体集積回路(メモリ) 液晶テレビ

中東向け輸出 普通乗用車 蒸気タービン部品

(8.7%) 普通トラック ポンプ

ボイラ部品 機関部品

小型乗用車 普通鋼熱間鋼管 (注) 1.地域別の輸出指数は貿易統計を出荷指数分類に組み替えて試算したものである。

2.各地域の国名は以下のとおりである。

ASEAN:シンガポール、タイ、マレーシア、フィリピン、インドネシア、ベトナム、ミャンマー、ラオス、

ブルネイ、カンボジア

東アジア:韓国、台湾、中国(含.香港)

中東:イラン、イラク、バーレーン、サウジアラビア、クウェート、カタール、オマーン、イスラエル、ヨルダン、

シリア、レバノン、アラブ首長国連邦、ガザ、イエメン

資料:「鉱工業出荷内訳表」(試算値)

Page 87: The Second Quarter of 2013 産業活動分析平成25年4~6月期 平成25年9月11日 The Second Quarter of 2013 Analysis of All Industrial Activities September 11, 2013 産業活動分析

産業活動分析(平成25年4~6月期)

- 84 -

第5節 輸入動向

(1) 概況

25年4~6月期の財・サービスの輸入動向を全産業供給指数注)でみると、サービスの輸

入(第3次産業)が前期比 5.3%、財の輸入(鉱工業)が同 0.6%とともに2期連続の上昇と

なったことにより、全体では同 0.3%と2期連続の上昇となった(第Ⅱ-5-1図)。

第Ⅱ-5-1図 全産業供給指数の輸入指数の推移

指数水準(17年=100、季節調整済) 前期比、伸び率寄与度

80

90

100

110

120

130

140

20

21

22

23

24

25

輸入

財(鉱工業)の輸入

サービス(3次産業)の輸入

▲6

▲4

▲2

0

2

4

6

24年

25年

サービス(3次産業)の輸入

財(鉱工業)の輸入

輸入

(%)

資料:「全産業供給指数」

(2) 財別の動向

25年4~6月期の財の輸入動向を鉱工業総供給表でみると、前期比 0.4%と2期連続の

上昇となった。これを財別にみると、生産財(除.鉱業)が同 1.0%と2期連続、 終需要財

が同 0.7%と3期連続のそれぞれ上昇となった。一方、鉱業が同▲0.6%と2期ぶりの低下と

なった(第Ⅱ-5-2図)。

(注)1.全産業供給指数における輸入の範囲は、原則として国際収支統計(日本銀行)における貿易・サービ

ス収支の範囲としている。ただし、財については貿易統計(財務省)を使用している。

2.全産業供給指数の輸入(鉱工業)と、鉱工業総供給表の輸入(鉱工業)については、季節調整方法等

の作成方法の違いにより、原指数及び季節調整済指数ともに必ずしも一致するとは限らない。

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産業活動分析(平成25年4~6月期)

- 85 -

第Ⅱ-5-2図 財別輸入の推移

指数水準(17年=100、季節調整済) 前期比、伸び率寄与度

70

80

90

100

110

120

130

140

20

21

22

23

24

25

鉱工業

最終需要財

生産財(除.鉱業)

鉱業

24年

25年

▲8

▲6

▲4

▲2

0

2

4

鉱業

生産財(除.鉱業)

最終需要財

鉱工業

(%)

資料:「鉱工業総供給表」(試算値)

次に、 終需要財の内訳をみると、資本財が前期比 4.7%と3期連続、耐久消費財が

同 2.1%と2期ぶり、建設財が同 2.8%と2期ぶりのそれぞれ上昇となった。一方、非耐久

消費財が同▲3.0%と4期ぶりの低下となった(第Ⅱ-5-3図)。

第Ⅱ-5-3図 最終需要財の財別輸入の推移

指数水準(17年=100、季節調整済) 前期比、伸び率寄与度

24年

25年

▲4

▲2

0

2

4

6

8

資本財 建設財 耐久消費財

非耐久消費財 最終需要財

(%)

60

80

100

120

140

160

180

200

220

20

21

22

23

24

25

最終需要財 資本財

建設財 耐久消費財

非耐久消費財

資料:「鉱工業総供給表」

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産業活動分析(平成25年4~6月期)

- 86 -

財別の動向を品目別にみると、資本財が鋼船、端末装置などの増加により前期比

4.7%と3期連続、耐久消費財が液晶テレビ、電池式時計などの増加により同 2.1%と2

期ぶり、生産財(除.鉱業)がモス型半導体集積回路(メモリ)、駆動伝導・操縦装置部

品などの増加により同 1.0%と2期連続、建設財が製材、板ガラスなどの増加により同

2.8%と2期ぶりのそれぞれ上昇となった。一方、非耐久消費財がソーセージ、たばこな

どの減少により同▲3.0%と4期ぶり、鉱業が天然ガスの減少により同▲0.6%と2期ぶり

のそれぞれ低下となった(第Ⅱ-5-1表)。

第Ⅱ-5-1表 輸入の財別品目動向(25年4~6月期)

輸入(0.4%)

資本財 鋼船 ノート型パソコン

(4.7%) 端末装置 デジタル・フルカラー複写機

分析機器 普通乗用車

工業用計重機 精密測定機

建設財 製材 水洗式便器

(2.8%) 板ガラス 鉄骨

タイル 換気扇

道路用コンクリート製品 鋼管製管継手

耐久消費財 液晶テレビ カーナビゲーション

(2.1%) 電池式時計 ノート型パソコン

ピアノ 携帯電話

ふとん 普通乗用車

非耐久消費財 鰹・削り節 ソーセージ

(▲3.0%) 織物製外衣 たばこ

ニット製外衣 液化石油ガス

革靴 電子・電動玩具

生産財(除.鉱業) モス型半導体集積回路(メモリ) B・C重油

(1.0%) 駆動伝導・操縦装置部品 練乳・粉乳

輸送機器用絶縁電線 液化石油ガス

プラスチック製機械器具部品 合成アセトン

鉱業 原油 天然ガス

(▲0.6%) 石炭

石灰石

増  加 減  少

(注)( )内は前期比。

資料:「鉱工業総供給表」(試算値)

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産業活動分析(平成25年4~6月期)

- 87 -

(3) 地域別の動向

財の輸入動向を地域別にみると、ASEANからの輸入が液晶テレビ、輸送機器用絶縁

電線などの増加により前期比 19.2%と3期連続、米国からの輸入が医薬品、カメラ用交換

レンズなどの増加により同 13.4%、中東からの輸入が原油、ナフサなどの増加により同

1.3%とともに2期連続のそれぞれ上昇となった。一方、欧州からの輸入が機械プレス、た

ばこなどの減少により同▲8.1%と4期ぶり、東アジアからの輸入がノート型パソコン、携帯

電話などの減少により同▲2.8%と3期ぶりのそれぞれ低下となった(第Ⅱ-5-4図、第Ⅱ

-5-2表)。

第Ⅱ-5-4図 地域別輸入の推移(17年=100、季節調整済)

60

80

100

120

140

160

180

200

220

240

260

20

21

22

23

24

25

輸入計 米国

欧州 ASEAN

東アジア 中国

中東

(注) 1.地域別の輸入指数は貿易統計を総供給指数分類に組み替えて試算したものである。

2.各地域の国名は以下のとおりである。

ASEAN:シンガポール、タイ、マレーシア、フィリピン、インドネシア、ベトナム、ミャンマー、ラオス、

ブルネイ、カンボジア

東アジア:韓国、台湾、中国(含.香港)

中東:イラン、イラク、バーレーン、サウジアラビア、クウェート、カタール、オマーン、イスラエル、ヨルダン、

シリア、レバノン、アラブ首長国連邦、ガザ、イエメン

資料:「鉱工業総供給表」(試算値)

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産業活動分析(平成25年4~6月期)

- 88 -

第Ⅱ-5-2表 地域別輸入の品目動向(25年4~6月期)

地域別輸入(前期比) 増  加 減  少

米国からの輸入 医薬品 普通乗用車(13.4%) カメラ用交換レンズ 鋼索

電気用陶磁器 工業用長さ計半導体製造装置 太陽電池モジュール

欧州からの輸入 分析機器 機械プレス(▲8.1%) 駆動伝導・操縦装置部品 たばこ

アルミニウム二次合金地金 医薬品個装・内装機械 自動車排気ガス浄化用触媒

ASEANからの輸入 液晶テレビ B・C重油

(19.2%) 輸送機器用絶縁電線 たばこ

ソーセージ 平版印刷(オフセット印刷)

鰹・削り節 天然ガス

東アジアからの輸入 モス型半導体集積回路(メモリ) ノート型パソコン

(▲2.8%) 端末装置 携帯電話

革靴 デスクトップ型パソコン

織物製外衣 ガソリン

 うち中国からの輸入 端末装置 ノート型パソコン

(0.2%) 自動車用タイヤ 印刷機械

革靴 携帯電話

織物製外衣 デスクトップ型パソコン

中東からの輸入 原油 液化石油ガス

(1.3%) ナフサ 産業用テレビ装置

アルミニウム二次合金地金 デジタルカメラ

モス型半導体集積回路(ロジック) デジタル伝送装置 (注) 1.地域別の輸入指数は貿易統計を総供給指数分類に組み替えて試算したものである。

2.各地域の国名は以下のとおりである。

ASEAN:シンガポール、タイ、マレーシア、フィリピン、インドネシア、ベトナム、ミャンマー、ラオス、

ブルネイ、カンボジア

東アジア:韓国、台湾、中国(含.香港)

中東:イラン、イラク、バーレーン、サウジアラビア、クウェート、カタール、オマーン、イスラエル、ヨルダン、

シリア、レバノン、アラブ首長国連邦、ガザ、イエメン

資料:「鉱工業総供給表」(試算値)

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付     表

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1.鉱工業出荷内訳表(The Indices of Industrial Domestic Shipments and Exports) (1) 鉱工業財別出荷指数(17年=100)

鉱工業輸出 国内 最終需要財

Mining and 輸出 国内 投資財manufactur Exports Domestic Final 輸出 国内 資本財 資本財(除.輸送機械)

ing demand Exports Domestic Investment 輸出 国内 Capital goods 輸出 国内goods goods Exports Domestic Capital (excl.Transport

goods Exports Domestic equipment) Exports Domestic

ウェイト 10000.0 1917.3 8082.7 5067.8 863.2 4204.6 2268.0 474.9 1793.1 1654.8 437.5 1217.3 1175.4 324.3 851.1

原指数

平成23年 92.4 107.8 88.8 90.6 97.5 89.2 84.7 107.9 78.6 86.1 105.7 79.0 85.1 109.5 75.7

   24年 92.5 103.1 90.0 91.4 96.9 90.3 85.3 102.7 80.7 86.2 100.6 81.0 83.3 103.4 75.6

季節調整済指数

平成23年Ⅳ期 94.6 107.8 91.5 93.6 99.8 92.5 88.4 107.1 83.3 90.6 105.5 85.5 87.7 107.1 79.6

平成24年Ⅰ期 95.4 107.9 92.7 95.3 104.8 93.6 86.3 108.0 80.5 89.4 106.4 83.2 85.5 110.4 77.0

       Ⅱ期 95.2 104.8 92.9 95.7 101.1 94.2 89.6 107.3 85.1 92.8 105.8 87.9 86.1 104.0 79.6

       Ⅲ期 90.1 99.6 87.8 89.3 92.8 88.5 82.5 98.7 78.5 82.7 96.9 77.9 82.0 101.2 74.9

       Ⅳ期 88.2 97.4 85.9 85.0 87.3 84.6 81.3 92.2 78.3 78.6 88.8 75.2 77.1 93.0 70.4

平成25年Ⅰ期 91.2 103.9 88.6 89.8 93.9 89.1 85.3 99.4 81.5 83.5 96.8 78.6 79.3 100.0 71.8

       Ⅱ期 93.0 104.6 90.3 91.7 97.0 90.4 86.9 103.0 82.9 85.0 101.0 79.0 81.2 103.5 73.0

平成24年 6月 94.2 106.7 91.0 94.1 100.8 92.3 88.3 108.9 82.7 90.4 106.9 84.0 85.6 103.7 77.7

        7月 91.3 98.5 89.5 91.4 93.4 90.8 83.5 99.2 79.9 83.6 97.6 79.5 84.1 99.8 78.3

        8月 91.5 101.9 89.0 90.8 95.1 89.5 83.5 100.5 78.5 84.2 98.7 78.5 81.6 104.3 72.8

        9月 87.6 98.3 85.0 85.7 90.0 85.2 80.6 96.4 77.2 80.4 94.3 75.8 80.4 99.4 73.6

       10月 87.5 96.5 85.0 84.0 86.5 83.5 80.2 90.9 76.1 76.3 88.4 71.1 75.0 93.9 66.5

       11月 86.8 97.1 84.3 83.3 85.6 83.1 79.5 90.1 76.6 77.1 86.1 74.2 75.0 90.5 68.8

       12月 90.3 98.6 88.3 87.7 89.7 87.3 84.3 95.5 82.1 82.3 91.9 80.3 81.3 94.6 75.9

平成25年 1月 90.0 102.9 87.3 89.3 90.5 89.1 83.7 97.2 80.1 81.8 93.9 77.5 76.6 96.5 69.6

        2月 91.3 103.2 88.9 89.7 94.8 89.3 85.6 99.6 82.0 84.1 97.3 79.5 79.7 99.4 71.9

        3月 92.4 105.6 89.5 90.4 96.5 89.0 86.7 101.5 82.3 84.6 99.2 78.7 81.7 104.1 73.9

        4月 93.3 101.9 91.6 91.9 92.9 91.5 86.1 95.1 84.8 84.5 93.6 81.9 79.4 94.3 74.8

        5月 94.2 105.4 91.4 92.6 98.9 90.9 88.6 106.3 83.9 87.5 104.0 80.9 83.4 106.9 75.4

        6月 91.5 106.5 87.8 90.7 99.1 88.7 85.9 107.5 79.9 83.0 105.5 74.3 80.8 109.4 68.7

前年(期・月)比

平成23年 ▲3.5 ▲0.8 ▲4.2 ▲3.2 ▲0.5 ▲3.8 1.4 3.8 0.6 1.7 4.4 0.4 5.5 8.3 3.7

   24年 0.1 ▲4.4 1.4 0.9 ▲0.6 1.2 0.7 ▲4.8 2.7 0.1 ▲4.8 2.5 ▲2.1 ▲5.6 ▲0.1

平成23年Ⅳ期 0.3 ▲1.7 1.0 ▲0.4 ▲1.7 0.1 2.2 ▲3.7 3.9 2.1 ▲2.9 4.5 1.2 ▲4.1 3.0

平成24年Ⅰ期 0.8 0.1 1.3 1.8 5.0 1.2 ▲2.4 0.8 ▲3.4 ▲1.3 0.9 ▲2.7 ▲2.5 3.1 ▲3.3

       Ⅱ期 ▲0.2 ▲2.9 0.2 0.4 ▲3.5 0.6 3.8 ▲0.6 5.7 3.8 ▲0.6 5.6 0.7 ▲5.8 3.4

       Ⅲ期 ▲5.4 ▲5.0 ▲5.5 ▲6.7 ▲8.2 ▲6.1 ▲7.9 ▲8.0 ▲7.8 ▲10.9 ▲8.4 ▲11.4 ▲4.8 ▲2.7 ▲5.9

       Ⅳ期 ▲2.1 ▲2.2 ▲2.2 ▲4.8 ▲5.9 ▲4.4 ▲1.5 ▲6.6 ▲0.3 ▲5.0 ▲8.4 ▲3.5 ▲6.0 ▲8.1 ▲6.0

平成25年Ⅰ期 3.4 6.7 3.1 5.6 7.6 5.3 4.9 7.8 4.1 6.2 9.0 4.5 2.9 7.5 2.0

       Ⅱ期 2.0 0.7 1.9 2.1 3.3 1.5 1.9 3.6 1.7 1.8 4.3 0.5 2.4 3.5 1.7

平成24年 6月 ▲0.9 3.1 ▲1.9 ▲2.0 0.4 ▲2.6 ▲2.1 3.0 ▲3.9 ▲3.7 3.3 ▲6.7 ▲3.5 ▲0.8 ▲7.8

        7月 ▲3.1 ▲7.7 ▲1.6 ▲2.9 ▲7.3 ▲1.6 ▲5.4 ▲8.9 ▲3.4 ▲7.5 ▲8.7 ▲5.4 ▲1.8 ▲3.8 0.8

        8月 0.2 3.5 ▲0.6 ▲0.7 1.8 ▲1.4 0.0 1.3 ▲1.8 0.7 1.1 ▲1.3 ▲3.0 4.5 ▲7.0

        9月 ▲4.3 ▲3.5 ▲4.5 ▲5.6 ▲5.4 ▲4.8 ▲3.5 ▲4.1 ▲1.7 ▲4.5 ▲4.5 ▲3.4 ▲1.5 ▲4.7 1.1

       10月 ▲0.1 ▲1.8 0.0 ▲2.0 ▲3.9 ▲2.0 ▲0.5 ▲5.7 ▲1.4 ▲5.1 ▲6.3 ▲6.2 ▲6.7 ▲5.5 ▲9.6

       11月 ▲0.8 0.6 ▲0.8 ▲0.8 ▲1.0 ▲0.5 ▲0.9 ▲0.9 0.7 1.0 ▲2.6 4.4 0.0 ▲3.6 3.5

       12月 4.0 1.5 4.7 5.3 4.8 5.1 6.0 6.0 7.2 6.7 6.7 8.2 8.4 4.5 10.3

平成25年 1月 ▲0.3 4.4 ▲1.1 1.8 0.9 2.1 ▲0.7 1.8 ▲2.4 ▲0.6 2.2 ▲3.5 ▲5.8 2.0 ▲8.3

        2月 1.4 0.3 1.8 0.4 4.8 0.2 2.3 2.5 2.4 2.8 3.6 2.6 4.0 3.0 3.3

        3月 1.2 2.3 0.7 0.8 1.8 ▲0.3 1.3 1.9 0.4 0.6 2.0 ▲1.0 2.5 4.7 2.8

        4月 1.0 ▲3.5 2.3 1.7 ▲3.7 2.8 ▲0.7 ▲6.3 3.0 ▲0.1 ▲5.6 4.1 ▲2.8 ▲9.4 1.2

        5月 1.0 3.4 ▲0.2 0.8 6.5 ▲0.7 2.9 11.8 ▲1.1 3.6 11.1 ▲1.2 5.0 13.4 0.8

        6月 ▲2.9 1.0 ▲3.9 ▲2.1 0.2 ▲2.4 ▲3.0 1.1 ▲4.8 ▲5.1 1.4 ▲8.2 ▲3.1 2.3 ▲8.9

注1:

      分類

 時系列

 鉱工業出荷内訳表は、鉱工業出荷指数と貿易統計(財務省)を用いて、鉱工業出荷指数採用品目に対応する貿易統計品目を選び、品目ベースで輸出向け出荷と国内向け出荷に分解し、これを統合することにより財別、業種別の輸出向け出荷指数、国内向け出荷指数を作成している。なお、貿易統計の品目分類は毎年変更されるため、鉱工業出荷指数採用品目に対応する貿易統計品目については、毎年見直しを行っている。

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生産財消費財 輸出 国内

建設財 輸出 国内 耐久消費財 非耐久消費財 Producer

輸出 国内 Consumer Durable 輸出 国内 Non-durable 輸出 国内 goods Exports Domestic

Construction goods consumer consumer

goods Exports Domestic Exports Domestic goods Exports Domestic goods Exports Domestic

613.2 37.4 575.8 2799.8 388.3 2411.5 1605.1 342.9 1262.2 1194.7 45.4 1149.3 4932.2 1054.1 3878.1 Weight

Original Index

81.2 133.5 77.8 95.4 84.8 97.1 88.7 82.1 90.5 104.4 105.5 104.3 94.3 116.2 88.3 C.Y. 2011

82.8 126.7 80.0 96.4 89.8 97.4 88.6 89.3 88.4 106.9 93.2 107.4 93.7 108.3 89.7 2012Seasonal AdjustmentIndex

82.4 123.7 79.5 98.0 89.2 99.3 92.1 86.7 93.4 105.6 102.8 105.6 95.1 113.9 90.1 Q4 2011

78.2 123.5 75.3 102.6 99.3 103.6 100.7 101.0 101.5 105.5 88.5 106.2 95.9 110.5 91.6 Q1 2012

81.8 127.9 78.7 100.7 96.3 101.2 96.5 97.7 96.3 106.2 92.7 106.8 95.1 108.5 91.6 Q2

82.3 120.7 80.0 94.6 86.7 95.8 85.8 85.5 85.5 107.2 95.2 107.7 91.3 104.8 87.6 Q3

87.3 132.8 84.4 88.2 79.9 89.4 74.5 77.9 73.3 106.8 90.8 107.4 90.9 105.5 87.0 Q4

91.4 129.8 88.9 93.3 86.2 94.8 84.0 85.5 84.2 106.2 95.6 106.6 93.1 112.3 87.8 Q1 2013

92.0 127.6 89.6 95.8 92.3 96.2 86.6 91.1 85.4 107.3 106.6 107.5 94.6 111.4 90.1 Q2

82.7 133.4 79.3 98.4 90.8 99.2 91.1 89.9 90.9 108.1 97.9 108.7 94.0 111.8 89.7 Jun. 2012

83.0 114.6 81.2 97.9 87.7 99.3 90.4 87.1 90.8 107.9 92.9 108.6 91.8 102.8 88.8 Jul.

81.4 124.2 78.7 96.7 89.8 97.9 87.9 88.3 87.5 107.8 99.7 108.1 92.3 106.5 88.3 Aug.

82.6 123.3 80.0 89.1 82.5 90.3 79.0 81.2 78.3 105.8 93.0 106.4 89.8 105.1 85.7 Sep.

87.8 121.6 85.9 87.7 78.2 89.1 73.8 75.4 73.2 105.7 96.4 106.4 90.6 104.5 86.8 Oct.

85.0 140.7 81.2 86.1 80.3 87.1 72.0 78.9 69.7 107.7 88.4 108.4 89.3 106.6 85.4 Nov.

89.2 136.2 86.1 90.7 81.1 92.0 77.6 79.5 77.0 107.1 87.6 107.4 92.7 105.5 88.9 Dec.

88.6 134.6 85.7 93.7 80.9 95.7 83.4 77.9 85.4 104.3 99.0 104.6 91.3 113.7 85.7 Jan. 2013

90.4 126.6 88.0 93.5 86.1 95.2 84.6 86.3 85.1 106.6 83.7 107.4 93.2 111.5 88.0 Feb.

95.2 128.1 93.0 92.8 91.5 93.4 84.0 92.4 82.2 107.7 104.1 107.9 94.9 111.6 89.8 Mar.

88.7 115.0 87.3 96.8 95.4 96.9 90.4 95.8 89.8 105.2 93.0 105.8 95.2 109.9 91.2 Apr.

92.7 135.1 89.7 96.3 93.1 97.0 85.7 92.1 83.7 108.0 112.0 108.0 96.4 111.3 92.0 May

94.5 132.7 91.9 94.2 88.4 94.8 83.7 85.3 82.7 108.6 114.8 108.7 92.2 113.1 87.0 Jun.

%Change From PreviousMonth(Quarter,Year)

1.0 ▲1.1 1.2 ▲6.3 ▲6.6 ▲6.3 ▲12.4 ▲6.9 ▲13.6 1.8 ▲4.4 2.1 ▲3.8 ▲1.0 ▲4.7 C.Y. 2011

2.0 ▲5.1 2.8 1.0 5.9 0.3 ▲0.1 8.8 ▲2.3 2.4 ▲11.7 3.0 ▲0.6 ▲6.8 1.6 2012

2.0 ▲12.7 3.5 ▲1.8 ▲1.4 ▲2.0 ▲3.8 ▲1.9 ▲4.2 ▲0.3 ▲2.5 ▲0.3 0.3 ▲2.0 1.2 Q4 2011

▲5.1 ▲0.2 ▲5.3 4.7 11.3 4.3 9.3 16.5 8.7 ▲0.1 ▲13.9 0.6 0.8 ▲3.0 1.7 Q1 2012

4.6 3.6 4.5 ▲1.9 ▲3.0 ▲2.3 ▲4.2 ▲3.3 ▲5.1 0.7 4.7 0.6 ▲0.8 ▲1.8 0.0 Q2

0.6 ▲5.6 1.7 ▲6.1 ▲10.0 ▲5.3 ▲11.1 ▲12.5 ▲11.2 0.9 2.7 0.8 ▲4.0 ▲3.4 ▲4.4 Q3

6.1 10.0 5.5 ▲6.8 ▲7.8 ▲6.7 ▲13.2 ▲8.9 ▲14.3 ▲0.4 ▲4.6 ▲0.3 ▲0.4 0.7 ▲0.7 Q4

4.7 ▲2.3 5.3 5.8 7.9 6.0 12.8 9.8 14.9 ▲0.6 5.3 ▲0.7 2.4 6.4 0.9 Q1 2013

0.7 ▲1.7 0.8 2.7 7.1 1.5 3.1 6.5 1.4 1.0 11.5 0.8 1.6 ▲0.8 2.6 Q2

0.5 ▲1.3 1.0 ▲2.9 ▲6.6 ▲2.7 ▲6.2 ▲9.9 ▲5.6 2.7 6.0 2.6 ▲0.6 4.6 ▲1.3 Jun. 2012

0.4 ▲14.1 2.4 ▲0.5 ▲3.4 0.1 ▲0.8 ▲3.1 ▲0.1 ▲0.2 ▲5.1 ▲0.1 ▲2.3 ▲8.1 ▲1.0 Jul.

▲1.9 8.4 ▲3.1 ▲1.2 2.4 ▲1.4 ▲2.8 1.4 ▲3.6 ▲0.1 7.3 ▲0.5 0.5 3.6 ▲0.6 Aug.

1.5 ▲0.7 1.7 ▲7.9 ▲8.1 ▲7.8 ▲10.1 ▲8.0 ▲10.5 ▲1.9 ▲6.7 ▲1.6 ▲2.7 ▲1.3 ▲2.9 Sep.

6.3 ▲1.4 7.4 ▲1.6 ▲5.2 ▲1.3 ▲6.6 ▲7.1 ▲6.5 ▲0.1 3.7 0.0 0.9 ▲0.6 1.3 Oct.

▲3.2 15.7 ▲5.5 ▲1.8 2.7 ▲2.2 ▲2.4 4.6 ▲4.8 1.9 ▲8.3 1.9 ▲1.4 2.0 ▲1.6 Nov.

4.9 ▲3.2 6.0 5.3 1.0 5.6 7.8 0.8 10.5 ▲0.6 ▲0.9 ▲0.9 3.8 ▲1.0 4.1 Dec.

▲0.7 ▲1.2 ▲0.5 3.3 ▲0.2 4.0 7.5 ▲2.0 10.9 ▲2.6 13.0 ▲2.6 ▲1.5 7.8 ▲3.6 Jan. 2013

2.0 ▲5.9 2.7 ▲0.2 6.4 ▲0.5 1.4 10.8 ▲0.4 2.2 ▲15.5 2.7 2.1 ▲1.9 2.7 Feb.

5.3 1.2 5.7 ▲0.7 6.3 ▲1.9 ▲0.7 7.1 ▲3.4 1.0 24.4 0.5 1.8 0.1 2.0 Mar.

▲6.8 ▲10.2 ▲6.1 4.3 4.3 3.7 7.6 3.7 9.2 ▲2.3 ▲10.7 ▲1.9 0.3 ▲1.5 1.6 Apr.

4.5 17.5 2.7 ▲0.5 ▲2.4 0.1 ▲5.2 ▲3.9 ▲6.8 2.7 20.4 2.1 1.3 1.3 0.9 May

1.9 ▲1.8 2.5 ▲2.2 ▲5.0 ▲2.3 ▲2.3 ▲7.4 ▲1.2 0.6 2.5 0.6 ▲4.4 1.6 ▲5.4 Jun.

IndustriesCode

  Time series

Page 95: The Second Quarter of 2013 産業活動分析平成25年4~6月期 平成25年9月11日 The Second Quarter of 2013 Analysis of All Industrial Activities September 11, 2013 産業活動分析

 (2) 鉱工業業種別出荷指数(17年=100)鉱工業

輸出 国内 鉄鋼業 非鉄金属工業 金属製品工業 一般機械工業Mining and 輸出 国内 輸出 国内 輸出 国内 輸出 国内manufactur Exports Domestic Iron and Non-ferrous Fabricated General

ing steel Exports Domestic metals Exports Domestic metals Exports Domestic machinery Exports Domestic

ウェイト 10000.0 1917.3 8082.7 547.4 95.9 451.6 262.8 52.1 210.7 479.9 48.2 431.7 1159.9 286.2 873.7

原指数

平成23年 92.4 107.8 88.8 91.6 120.4 85.5 85.4 148.1 69.9 81.5 126.9 76.5 90.1 118.0 81.0

   24年 92.5 103.1 90.0 91.4 121.4 85.0 86.9 130.2 76.2 81.0 102.1 78.7 85.6 105.1 79.2

季節調整済指数

平成23年Ⅳ期 94.6 107.8 91.5 91.8 113.6 87.5 87.9 157.2 70.6 82.4 123.1 77.3 92.8 114.1 85.3

平成24年Ⅰ期 95.4 107.9 92.7 92.8 114.2 88.3 89.9 139.9 77.4 79.9 106.2 77.2 90.2 113.2 83.0

       Ⅱ期 95.2 104.8 92.9 96.1 123.8 89.4 89.9 117.1 83.5 81.9 103.6 79.5 88.4 105.9 83.0

       Ⅲ期 90.1 99.6 87.8 89.7 121.3 83.3 84.4 121.4 74.9 79.4 97.8 77.4 83.2 102.4 76.8

       Ⅳ期 88.2 97.4 85.9 85.7 121.8 78.3 82.4 124.8 71.7 81.2 96.8 79.0 78.3 94.5 72.5

平成25年Ⅰ期 91.2 103.9 88.6 92.0 127.0 84.8 85.3 153.0 69.4 77.3 94.1 75.9 81.2 97.9 76.1

       Ⅱ期 93.0 104.6 90.3 94.3 124.5 87.0 85.9 132.3 74.3 80.8 107.7 77.7 83.8 102.1 78.3

平成24年 6月 94.2 106.7 91.0 92.1 121.5 86.0 87.7 118.2 79.8 81.7 106.9 78.4 87.7 104.8 81.4

        7月 91.3 98.5 89.5 93.7 125.0 87.3 86.1 124.6 75.7 80.7 96.0 79.2 83.9 103.3 77.5

        8月 91.5 101.9 89.0 89.3 119.6 83.1 83.7 115.3 78.0 79.0 110.3 76.0 84.4 103.7 77.9

        9月 87.6 98.3 85.0 86.1 119.2 79.4 83.3 124.2 71.1 78.4 87.1 77.1 81.2 100.1 75.0

       10月 87.5 96.5 85.0 86.9 114.4 81.4 82.3 129.2 70.4 82.8 89.0 81.4 78.0 96.6 71.2

       11月 86.8 97.1 84.3 83.7 121.6 76.3 80.4 116.9 70.9 79.3 105.4 75.7 75.3 93.0 69.3

       12月 90.3 98.6 88.3 86.4 129.5 77.2 84.5 128.4 73.7 81.5 95.9 79.9 81.5 93.8 77.1

平成25年 1月 90.0 102.9 87.3 88.2 131.0 80.9 81.4 158.6 64.5 75.8 91.6 74.0 79.2 97.3 73.4

        2月 91.3 103.2 88.9 93.3 128.9 85.7 87.0 172.4 67.3 78.0 94.8 77.7 80.6 96.3 75.8

        3月 92.4 105.6 89.5 94.5 121.2 87.9 87.6 128.1 76.5 78.0 95.8 76.1 83.9 100.0 79.0

        4月 93.3 101.9 91.6 95.4 127.0 88.8 86.8 139.9 74.4 80.3 97.0 78.7 81.6 96.0 77.7

        5月 94.2 105.4 91.4 97.6 122.6 89.3 86.6 126.8 75.5 81.4 113.6 77.8 86.5 103.5 82.2

        6月 91.5 106.5 87.8 89.9 124.0 82.8 84.2 130.2 72.9 80.8 112.5 76.7 83.3 106.8 74.9

前年(期・月)比

平成23年 ▲3.5 ▲0.8 ▲4.2 ▲1.5 ▲3.8 ▲0.9 ▲4.7 0.5 ▲7.3 ▲2.9 1.6 ▲3.5 9.9 11.1 9.5

   24年 0.1 ▲4.4 1.4 ▲0.2 0.8 ▲0.6 1.8 ▲12.1 9.0 ▲0.6 ▲19.5 2.9 ▲5.0 ▲10.9 ▲2.2

平成23年Ⅳ期 0.3 ▲1.7 1.0 2.6 ▲2.7 4.2 2.2 ▲9.7 9.3 1.5 7.2 ▲0.3 1.1 ▲4.4 2.9

平成24年Ⅰ期 0.8 0.1 1.3 1.1 0.5 0.9 2.3 ▲11.0 9.6 ▲3.0 ▲13.7 ▲0.1 ▲2.8 ▲0.8 ▲2.7

       Ⅱ期 ▲0.2 ▲2.9 0.2 3.6 8.4 1.2 0.0 ▲16.3 7.9 2.5 ▲2.4 3.0 ▲2.0 ▲6.4 0.0

       Ⅲ期 ▲5.4 ▲5.0 ▲5.5 ▲6.7 ▲2.0 ▲6.8 ▲6.1 3.7 ▲10.3 ▲3.1 ▲5.6 ▲2.6 ▲5.9 ▲3.3 ▲7.5

       Ⅳ期 ▲2.1 ▲2.2 ▲2.2 ▲4.5 0.4 ▲6.0 ▲2.4 2.8 ▲4.3 2.3 ▲1.0 2.1 ▲5.9 ▲7.7 ▲5.6

平成25年Ⅰ期 3.4 6.7 3.1 7.4 4.3 8.3 3.5 22.6 ▲3.2 ▲4.8 ▲2.8 ▲3.9 3.7 3.6 5.0

       Ⅱ期 2.0 0.7 1.9 2.5 ▲2.0 2.6 0.7 ▲13.5 7.1 4.5 14.5 2.4 3.2 4.3 2.9

平成24年 6月 ▲0.9 3.1 ▲1.9 ▲6.2 ▲10.7 ▲1.3 ▲1.8 13.4 ▲6.6 0.6 ▲5.1 0.9 ▲3.0 ▲1.5 ▲6.1

        7月 ▲3.1 ▲7.7 ▲1.6 1.7 2.9 1.5 ▲1.8 5.4 ▲5.1 ▲1.2 ▲10.2 1.0 ▲4.3 ▲1.4 ▲4.8

        8月 0.2 3.5 ▲0.6 ▲4.7 ▲4.3 ▲4.8 ▲2.8 ▲7.5 3.0 ▲2.1 14.9 ▲4.0 0.6 0.4 0.5

        9月 ▲4.3 ▲3.5 ▲4.5 ▲3.6 ▲0.3 ▲4.5 ▲0.5 7.7 ▲8.8 ▲0.8 ▲21.0 1.4 ▲3.8 ▲3.5 ▲3.7

       10月 ▲0.1 ▲1.8 0.0 0.9 ▲4.0 2.5 ▲1.2 4.0 ▲1.0 5.6 2.2 5.6 ▲3.9 ▲3.5 ▲5.1

       11月 ▲0.8 0.6 ▲0.8 ▲3.7 6.3 ▲6.3 ▲2.3 ▲9.5 0.7 ▲4.2 18.4 ▲7.0 ▲3.5 ▲3.7 ▲2.7

       12月 4.0 1.5 4.7 3.2 6.5 1.2 5.1 9.8 3.9 2.8 ▲9.0 5.5 8.2 0.9 11.3

平成25年 1月 ▲0.3 4.4 ▲1.1 2.1 1.2 4.8 ▲3.7 23.5 ▲12.5 ▲7.0 ▲4.5 ▲7.4 ▲2.8 3.7 ▲4.8

        2月 1.4 0.3 1.8 5.8 ▲1.6 5.9 6.9 8.7 4.3 2.9 3.5 5.0 1.8 ▲1.0 3.3

        3月 1.2 2.3 0.7 1.3 ▲6.0 2.6 0.7 ▲25.7 13.7 0.0 1.1 ▲2.1 4.1 3.8 4.2

        4月 1.0 ▲3.5 2.3 1.0 4.8 1.0 ▲0.9 9.2 ▲2.7 2.9 1.3 3.4 ▲2.7 ▲4.0 ▲1.6

        5月 1.0 3.4 ▲0.2 2.3 ▲3.5 0.6 ▲0.2 ▲9.4 1.5 1.4 17.1 ▲1.1 6.0 7.8 5.8

        6月 ▲2.9 1.0 ▲3.9 ▲7.9 1.1 ▲7.3 ▲2.8 2.7 ▲3.4 ▲0.7 ▲1.0 ▲1.4 ▲3.7 3.2 ▲8.9

      分類

 時系列

Page 96: The Second Quarter of 2013 産業活動分析平成25年4~6月期 平成25年9月11日 The Second Quarter of 2013 Analysis of All Industrial Activities September 11, 2013 産業活動分析

電気機械工業 情報通信機械工業 電子部品・デバイス工業 輸送機械工業 精密機械工業輸出 国内 Information 輸出 国内 輸出 国内 輸出 国内 輸出 国内

Electrical and Electronic Transport Precision

machinery Exports Domestic communication Exports Domestic parts and Exports Domestic equipment Exports Domestic instruments Exports Domestic

electronics devices

equipment

641.3 119.9 521.4 461.2 105.3 355.9 763.7 268.2 495.5 2014.7 530.9 1483.8 98.1 49.7 48.4 Weight

Original Index

97.2 112.4 93.6 99.1 73.0 106.8 116.8 102.5 124.5 86.2 96.2 82.6 110.2 136.2 83.4 C.Y. 2011

93.2 102.8 91.1 74.0 84.3 71.0 115.2 91.8 127.9 96.0 100.4 94.4 109.6 135.1 83.5 2012Seasonal AdjustmentIndex

97.6 109.6 94.8 81.3 71.0 85.0 113.1 96.7 122.0 98.6 102.5 97.8 116.6 144.4 88.2 Q4 2011

92.0 105.0 89.0 90.6 92.6 90.2 116.5 95.8 126.7 104.9 107.9 103.9 109.1 144.0 79.8 Q1 2012

94.8 103.8 92.5 75.2 81.3 72.8 112.5 90.0 125.3 108.0 110.9 106.9 112.6 133.9 87.6 Q2

91.3 99.4 90.0 75.7 80.3 73.3 111.0 87.3 124.2 89.6 95.4 87.3 109.8 136.3 81.8 Q3

92.7 97.5 91.6 57.1 79.6 51.2 120.1 92.5 134.9 84.0 88.8 82.6 103.3 122.1 85.1 Q4

100.3 105.8 98.6 63.2 85.2 57.9 118.1 86.4 134.2 94.1 102.2 91.4 98.5 133.5 68.5 Q1 2013

97.2 103.8 95.4 55.8 77.2 48.4 120.5 83.2 141.8 99.2 108.1 95.7 101.1 137.7 57.8 Q2

94.3 107.3 91.6 73.1 84.8 70.1 115.2 95.6 126.2 101.2 107.0 98.9 112.5 133.4 89.6 Jun. 2012

91.8 97.9 91.0 72.9 79.3 69.4 106.4 83.3 120.1 94.2 96.7 93.3 114.4 133.9 86.5 Jul.

92.9 103.2 91.4 76.9 81.8 74.8 111.6 88.6 124.1 93.3 96.9 91.1 116.7 148.3 83.7 Aug.

89.1 97.2 87.5 77.3 79.9 75.8 115.1 89.9 128.5 81.3 92.6 77.6 98.2 126.7 75.3 Sep.

89.2 97.4 87.4 59.9 75.9 54.4 116.0 92.4 129.3 81.8 85.8 80.2 105.2 125.8 83.9 Oct.

89.4 95.5 87.8 52.9 77.5 46.5 122.8 95.0 137.1 82.9 88.5 81.3 104.9 123.6 86.9 Nov.

99.6 99.7 99.7 58.6 85.5 52.8 121.6 90.1 138.3 87.2 92.1 86.2 99.8 116.9 84.6 Dec.

98.7 103.4 96.8 60.3 80.3 54.1 114.1 86.4 127.8 92.1 98.1 90.7 104.7 124.7 81.5 Jan. 2013

100.0 105.4 98.6 62.1 84.2 58.0 112.3 84.3 126.3 96.3 104.3 94.3 96.8 138.4 63.5 Feb.

102.1 108.6 100.4 67.1 91.0 61.5 128.0 88.4 148.4 93.8 104.2 89.3 93.9 137.3 60.6 Mar.

95.0 101.7 92.5 54.5 75.1 46.1 119.0 81.1 142.2 105.5 108.5 103.2 103.0 134.0 67.6 Apr.

98.2 101.9 97.4 57.2 74.5 51.0 125.8 83.8 148.7 98.7 109.5 95.2 104.9 149.7 49.0 May

98.4 107.9 96.4 55.6 81.9 48.1 116.8 84.8 134.6 93.4 106.2 88.6 95.4 129.5 56.9 Jun.

%Change From PreviousMonth(Quarter,Year)

▲0.9 1.9 ▲1.8 ▲16.7 ▲1.1 ▲19.2 ▲6.6 ▲3.8 ▲7.8 ▲9.9 ▲5.4 ▲11.8 5.7 13.4 ▲5.2 C.Y. 2011

▲4.1 ▲8.5 ▲2.7 ▲25.3 15.5 ▲33.5 ▲1.4 ▲10.4 2.7 11.4 4.4 14.3 ▲0.5 ▲0.8 0.1 2012

▲0.2 ▲5.3 0.6 ▲25.2 ▲7.8 ▲27.6 ▲1.5 ▲4.6 ▲0.2 7.5 1.6 11.0 ▲1.4 ▲0.3 ▲2.0 Q4 2011

▲5.7 ▲4.2 ▲6.1 11.4 30.4 6.1 3.0 ▲0.9 3.9 6.4 5.3 6.2 ▲6.4 ▲0.3 ▲9.5 Q1 2012

3.0 ▲1.1 3.9 ▲17.0 ▲12.2 ▲19.3 ▲3.4 ▲6.1 ▲1.1 3.0 2.8 2.9 3.2 ▲7.0 9.8 Q2

▲3.7 ▲4.2 ▲2.7 0.7 ▲1.2 0.7 ▲1.3 ▲3.0 ▲0.9 ▲17.0 ▲14.0 ▲18.3 ▲2.5 1.8 ▲6.6 Q3

1.5 ▲1.9 1.8 ▲24.6 ▲0.9 ▲30.2 8.2 6.0 8.6 ▲6.2 ▲6.9 ▲5.4 ▲5.9 ▲10.4 4.0 Q4

8.2 8.5 7.6 10.7 7.0 13.1 ▲1.7 ▲6.6 ▲0.5 12.0 15.1 10.7 ▲4.6 9.3 ▲19.5 Q1 2013

▲3.1 ▲1.9 ▲3.2 ▲11.7 ▲9.4 ▲16.4 2.0 ▲3.7 5.7 5.4 5.8 4.7 2.6 3.1 ▲15.6 Q2

▲0.8 3.4 ▲1.5 0.3 14.4 ▲2.8 3.1 14.9 ▲0.7 ▲5.7 ▲4.8 ▲6.8 0.4 5.0 ▲2.6 Jun. 2012

▲2.7 ▲8.8 ▲0.7 ▲0.3 ▲6.5 ▲1.0 ▲7.6 ▲12.9 ▲4.8 ▲6.9 ▲9.6 ▲5.7 1.7 0.4 ▲3.5 Jul.

1.2 5.4 0.4 5.5 3.2 7.8 4.9 6.4 3.3 ▲1.0 0.2 ▲2.4 2.0 10.8 ▲3.2 Aug.

▲4.1 ▲5.8 ▲4.3 0.5 ▲2.3 1.3 3.1 1.5 3.5 ▲12.9 ▲4.4 ▲14.8 ▲15.9 ▲14.6 ▲10.0 Sep.

0.1 0.2 ▲0.1 ▲22.5 ▲5.0 ▲28.2 0.8 2.8 0.6 0.6 ▲7.3 3.4 7.1 ▲0.7 11.4 Oct.

0.2 ▲2.0 0.5 ▲11.7 2.1 ▲14.5 5.9 2.8 6.0 1.3 3.1 1.4 ▲0.3 ▲1.7 3.6 Nov.

11.4 4.4 13.6 10.8 10.3 13.5 ▲1.0 ▲5.2 0.9 5.2 4.1 6.0 ▲4.9 ▲5.4 ▲2.6 Dec.

▲0.9 3.7 ▲2.9 2.9 ▲6.1 2.5 ▲6.2 ▲4.1 ▲7.6 5.6 6.5 5.2 4.9 6.7 ▲3.7 Jan. 2013

1.3 1.9 1.9 3.0 4.9 7.2 ▲1.6 ▲2.4 ▲1.2 4.6 6.3 4.0 ▲7.5 11.0 ▲22.1 Feb.

2.1 3.0 1.8 8.1 8.1 6.0 14.0 4.9 17.5 ▲2.6 ▲0.1 ▲5.3 ▲3.0 ▲0.8 ▲4.6 Mar.

▲7.0 ▲6.4 ▲7.9 ▲18.8 ▲17.5 ▲25.0 ▲7.0 ▲8.3 ▲4.2 12.5 4.1 15.6 9.7 ▲2.4 11.6 Apr.

3.4 0.2 5.3 5.0 ▲0.8 10.6 5.7 3.3 4.6 ▲6.4 0.9 ▲7.8 1.8 11.7 ▲27.5 May

0.2 5.9 ▲1.0 ▲2.8 9.9 ▲5.7 ▲7.2 1.2 ▲9.5 ▲5.4 ▲3.0 ▲6.9 ▲9.1 ▲13.5 16.1 Jun.

IndustriesCode

  Time series

Page 97: The Second Quarter of 2013 産業活動分析平成25年4~6月期 平成25年9月11日 The Second Quarter of 2013 Analysis of All Industrial Activities September 11, 2013 産業活動分析

 (2) 鉱工業業種別出荷指数(17年=100) つづき

窯業・土石製品工業 化学工業 化学工業(除.医薬品) 石油・石炭製品工業 プラスチック製品工業輸出 国内 輸出 国内 輸出 国内 輸出 国内 輸出 国内

Ceramics, Chemicals Chemicals Petroleum Plastic

stone and Exports Domestic Exports Domestic (excl.Drugs) Exports Domestic and coal Exports Domestic products Exports Domestic

clay products products

ウェイト 205.6 28.2 177.4 953.8 163.4 790.4 744.9 144.5 600.4 520.8 13.7 507.1 337.9 56.7 281.2

原指数

平成23年 82.0 135.4 73.5 98.5 104.7 97.2 87.5 103.3 83.7 86.1 195.2 83.2 86.1 147.1 73.8

   24年 85.0 126.0 78.5 97.8 100.0 97.3 84.5 99.1 81.0 86.0 149.8 84.3 87.5 142.8 76.4

季節調整済指数

平成23年Ⅳ期 82.4 123.5 75.6 97.6 104.1 96.1 85.7 103.1 81.7 86.5 182.1 83.9 87.5 140.4 76.4

平成24年Ⅰ期 83.2 124.6 75.8 97.8 99.4 97.7 86.1 98.7 83.1 84.9 134.4 84.1 89.9 140.9 80.3

       Ⅱ期 85.5 118.9 81.0 98.5 98.6 98.4 85.2 97.7 81.9 84.6 170.7 82.3 88.8 143.8 77.6

       Ⅲ期 85.0 119.5 79.7 96.5 99.6 95.8 82.4 98.6 78.8 85.9 143.5 84.5 84.8 139.3 73.7

       Ⅳ期 85.0 135.6 77.2 96.2 100.6 95.2 82.7 99.9 78.7 85.9 137.3 84.5 85.3 143.9 73.1

平成25年Ⅰ期 84.5 143.5 74.8 98.0 106.8 96.4 86.5 105.7 81.6 85.6 156.1 83.3 86.8 143.6 76.2

       Ⅱ期 88.4 149.9 79.3 99.7 107.9 97.9 86.9 105.9 82.1 85.7 246.8 81.5 86.8 139.5 76.2

平成24年 6月 85.9 123.2 80.4 97.8 103.7 97.5 83.2 102.2 78.1 84.2 168.2 81.5 87.5 146.4 75.5

        7月 85.1 109.9 81.5 98.2 95.4 98.6 83.3 94.7 80.6 87.5 171.5 85.0 86.7 131.9 77.6

        8月 85.6 126.6 79.3 96.2 104.1 94.6 82.7 102.0 78.7 86.9 134.4 85.9 85.4 144.9 73.1

        9月 84.3 122.1 78.3 95.1 99.4 94.1 81.2 99.0 77.1 83.4 124.6 82.6 82.3 141.2 70.5

       10月 85.2 120.6 79.9 95.6 101.2 94.3 82.5 98.4 78.4 84.8 149.9 83.4 84.9 137.6 73.7

       11月 84.1 136.4 75.9 95.5 102.0 93.9 82.0 104.0 77.6 84.8 117.2 83.8 84.8 150.4 71.6

       12月 85.8 149.7 75.9 97.6 98.5 97.4 83.6 97.4 80.2 88.1 144.9 86.3 86.1 143.6 74.0

平成25年 1月 83.2 140.9 73.7 97.2 107.6 94.8 85.7 106.8 80.1 86.3 164.4 84.1 85.7 143.0 75.3

        2月 84.0 140.7 75.5 97.1 102.1 95.9 87.1 102.5 83.0 86.7 122.3 85.0 88.4 138.0 79.5

        3月 86.3 148.9 75.3 99.8 110.8 98.5 86.8 107.7 81.7 83.7 181.6 80.9 86.4 149.7 73.9

        4月 87.3 135.1 81.3 100.3 105.3 98.7 87.8 106.8 82.9 83.3 249.4 79.8 87.9 133.5 78.7

        5月 90.3 157.1 79.6 99.8 108.3 97.1 87.0 105.5 82.7 88.2 286.7 82.7 86.9 141.8 75.9

        6月 87.7 157.4 77.0 99.0 110.2 97.8 85.8 105.4 80.6 85.7 204.4 81.9 85.6 143.1 73.9

前年(期・月)比

平成23年 ▲2.7 ▲2.0 ▲2.9 0.5 ▲4.1 1.6 ▲5.1 ▲4.1 ▲5.4 ▲3.6 ▲8.9 ▲3.1 ▲4.1 ▲3.9 ▲4.2

   24年 3.7 ▲6.9 6.8 ▲0.7 ▲4.5 0.1 ▲3.4 ▲4.1 ▲3.2 ▲0.1 ▲23.3 1.3 1.6 ▲2.9 3.5

平成23年Ⅳ期 ▲0.5 ▲13.3 3.3 ▲1.3 ▲0.3 ▲1.7 ▲1.2 ▲0.6 ▲1.6 ▲0.6 ▲6.8 0.1 1.9 1.7 1.3

平成24年Ⅰ期 1.0 0.9 0.3 0.2 ▲4.5 1.7 0.5 ▲4.3 1.7 ▲1.8 ▲26.2 0.2 2.7 0.4 5.1

       Ⅱ期 2.8 ▲4.6 6.9 0.7 ▲0.8 0.7 ▲1.0 ▲1.0 ▲1.4 ▲0.4 27.0 ▲2.1 ▲1.2 2.1 ▲3.4

       Ⅲ期 ▲0.6 0.5 ▲1.6 ▲2.0 1.0 ▲2.6 ▲3.3 0.9 ▲3.8 1.5 ▲15.9 2.7 ▲4.5 ▲3.1 ▲5.0

       Ⅳ期 0.0 13.5 ▲3.1 ▲0.3 1.0 ▲0.6 0.4 1.3 ▲0.1 0.0 ▲4.3 0.0 0.6 3.3 ▲0.8

平成25年Ⅰ期 ▲0.6 5.8 ▲3.1 1.9 6.2 1.3 4.6 5.8 3.7 ▲0.3 13.7 ▲1.4 1.8 ▲0.2 4.2

       Ⅱ期 4.6 4.5 6.0 1.7 1.0 1.6 0.5 0.2 0.6 0.1 58.1 ▲2.2 0.0 ▲2.9 0.0

平成24年 6月 0.4 3.1 0.0 0.0 7.2 0.4 ▲2.3 6.9 ▲5.6 ▲2.1 ▲8.2 ▲2.2 ▲1.1 2.2 ▲2.6

        7月 ▲0.9 ▲10.8 1.4 0.4 ▲8.0 1.1 0.1 ▲7.3 3.2 3.9 2.0 4.3 ▲0.9 ▲9.9 2.8

        8月 0.6 15.2 ▲2.7 ▲2.0 9.1 ▲4.1 ▲0.7 7.7 ▲2.4 ▲0.7 ▲21.6 1.1 ▲1.5 9.9 ▲5.8

        9月 ▲1.5 ▲3.6 ▲1.3 ▲1.1 ▲4.5 ▲0.5 ▲1.8 ▲2.9 ▲2.0 ▲4.0 ▲7.3 ▲3.8 ▲3.6 ▲2.6 ▲3.6

       10月 1.1 ▲1.2 2.0 0.5 1.8 0.2 1.6 ▲0.6 1.7 1.7 20.3 1.0 3.2 ▲2.5 4.5

       11月 ▲1.3 13.1 ▲5.0 ▲0.1 0.8 ▲0.4 ▲0.6 5.7 ▲1.0 0.0 ▲21.8 0.5 ▲0.1 9.3 ▲2.8

       12月 2.0 9.8 0.0 2.2 ▲3.4 3.7 2.0 ▲6.3 3.4 3.9 23.6 3.0 1.5 ▲4.5 3.4

平成25年 1月 ▲3.0 ▲5.9 ▲2.9 ▲0.4 9.2 ▲2.7 2.5 9.7 ▲0.1 ▲2.0 13.5 ▲2.5 ▲0.5 ▲0.4 1.8

        2月 1.0 ▲0.1 2.4 ▲0.1 ▲5.1 1.2 1.6 ▲4.0 3.6 0.5 ▲25.6 1.1 3.2 ▲3.5 5.6

        3月 2.7 5.8 ▲0.3 2.8 8.5 2.7 ▲0.3 5.1 ▲1.6 ▲3.5 48.5 ▲4.8 ▲2.3 8.5 ▲7.0

        4月 1.2 ▲9.3 8.0 0.5 ▲5.0 0.2 1.2 ▲0.8 1.5 ▲0.5 37.3 ▲1.4 1.7 ▲10.8 6.5

        5月 3.4 16.3 ▲2.1 ▲0.5 2.8 ▲1.6 ▲0.9 ▲1.2 ▲0.2 5.9 15.0 3.6 ▲1.1 6.2 ▲3.6

        6月 ▲2.9 0.2 ▲3.3 ▲0.8 1.8 0.7 ▲1.4 ▲0.1 ▲2.5 ▲2.8 ▲28.7 ▲1.0 ▲1.5 0.9 ▲2.6

      分類

 時系列

Page 98: The Second Quarter of 2013 産業活動分析平成25年4~6月期 平成25年9月11日 The Second Quarter of 2013 Analysis of All Industrial Activities September 11, 2013 産業活動分析

繊維工業輸出 国内 輸出 国内 輸出 国内

Pulp.paper Textiles Electrical

and paper Exports Domestic Exports Domestic machinery Exports Domestic

products (1995 version)

238.8 8.3 230.5 159.6 25.6 134.0 1866.2 493.5 1372.8 Weight

Original Index

87.5 95.3 87.2 73.8 80.0 72.6 105.7 98.7 108.2 C.Y. 2011

85.5 80.3 85.6 72.8 77.2 71.9 97.5 92.9 99.1 2012Seasonal AdjustmentIndex

87.6 80.3 87.8 73.3 78.9 72.2 99.1 94.2 100.7 Q4 2011

85.9 72.0 86.6 74.9 80.4 74.0 101.2 98.0 102.7 Q1 2012

84.7 84.3 84.7 73.7 80.6 72.3 97.5 91.6 99.8 Q2

83.9 80.8 83.9 71.4 72.5 71.3 96.4 88.2 99.1 Q3

85.9 79.8 85.9 70.4 72.4 70.0 93.8 91.1 94.7 Q4

86.9 96.2 86.6 73.0 77.4 72.1 98.1 91.5 100.8 Q1 2013

86.7 102.1 86.3 71.9 77.9 70.8 97.0 87.1 101.0 Q2

84.7 84.8 84.6 73.8 81.9 72.0 97.5 96.0 98.2 Jun. 2012

83.8 83.0 83.7 72.1 70.8 72.6 93.9 84.8 97.0 Jul.

84.5 76.4 84.9 70.9 73.9 70.4 97.6 90.1 100.0 Aug.

83.3 83.0 83.1 71.2 72.8 70.8 97.6 89.7 100.3 Sep.

84.6 77.3 84.8 69.9 71.7 69.7 92.6 90.0 93.3 Oct.

85.5 80.2 85.5 69.7 73.0 69.0 91.8 92.0 92.4 Nov.

87.5 81.8 87.5 71.5 72.4 71.3 97.0 91.3 98.4 Dec.

85.2 86.7 85.2 71.7 75.6 71.3 95.8 88.7 97.9 Jan. 2013

87.8 97.1 87.5 73.3 72.2 72.8 95.3 90.8 98.0 Feb.

87.7 104.7 87.2 73.9 84.5 72.2 103.2 94.9 106.4 Mar.

86.8 101.9 86.9 72.4 80.0 71.3 95.3 85.5 99.6 Apr.

87.8 100.3 87.2 71.7 79.2 70.3 100.7 85.9 106.0 May

85.5 104.1 84.7 71.5 74.6 70.9 95.1 89.8 97.3 Jun.

%Change From PreviousMonth(Quarter,Year)

▲3.2 ▲22.5 ▲2.2 ▲1.9 3.1 ▲2.9 ▲7.5 ▲1.7 ▲9.2 C.Y. 2011

▲2.3 ▲15.7 ▲1.8 ▲1.4 ▲3.5 ▲1.0 ▲7.8 ▲5.9 ▲8.4 2012

0.8 ▲6.3 0.9 0.5 ▲0.5 1.0 ▲8.2 ▲4.8 ▲9.2 Q4 2011

▲1.9 ▲10.3 ▲1.4 2.2 1.9 2.5 2.1 4.0 2.0 Q1 2012

▲1.4 17.1 ▲2.2 ▲1.6 0.2 ▲2.3 ▲3.7 ▲6.5 ▲2.8 Q2

▲0.9 ▲4.2 ▲0.9 ▲3.1 ▲10.0 ▲1.4 ▲1.1 ▲3.7 ▲0.7 Q3

2.4 ▲1.2 2.4 ▲1.4 ▲0.1 ▲1.8 ▲2.7 3.3 ▲4.4 Q4

1.2 20.6 0.8 3.7 6.9 3.0 4.6 0.4 6.4 Q1 2013

▲0.2 6.1 ▲0.3 ▲1.5 0.6 ▲1.8 ▲1.1 ▲4.8 0.2 Q2

▲0.2 ▲0.4 ▲0.1 1.1 4.5 0.0 0.3 11.6 ▲3.0 Jun. 2012

▲1.1 ▲2.1 ▲1.1 ▲2.3 ▲13.6 0.8 ▲3.7 ▲11.7 ▲1.2 Jul.

0.8 ▲8.0 1.4 ▲1.7 4.4 ▲3.0 3.9 6.3 3.1 Aug.

▲1.4 8.6 ▲2.1 0.4 ▲1.5 0.6 0.0 ▲0.4 0.3 Sep.

1.6 ▲6.9 2.0 ▲1.8 ▲1.5 ▲1.6 ▲5.1 0.3 ▲7.0 Oct.

1.1 3.8 0.8 ▲0.3 1.8 ▲1.0 ▲0.9 2.2 ▲1.0 Nov.

2.3 2.0 2.3 2.6 ▲0.8 3.3 5.7 ▲0.8 6.5 Dec.

▲2.6 6.0 ▲2.6 0.3 4.4 0.0 ▲1.2 ▲2.8 ▲0.5 Jan. 2013

3.1 12.0 2.7 2.2 ▲4.5 2.1 ▲0.5 2.4 0.1 Feb.

▲0.1 7.8 ▲0.3 0.8 17.0 ▲0.8 8.3 4.5 8.6 Mar.

▲1.0 ▲2.7 ▲0.3 ▲2.0 ▲5.3 ▲1.2 ▲7.7 ▲9.9 ▲6.4 Apr.

1.2 ▲1.6 0.3 ▲1.0 ▲1.0 ▲1.4 5.7 0.5 6.4 May

▲2.6 3.8 ▲2.9 ▲0.3 ▲5.8 0.9 ▲5.6 4.5 ▲8.2 Jun.

IndustriesCode

  Time series

パルプ・紙・紙加工品工業 《参考》電気機械工業(旧分類)

Page 99: The Second Quarter of 2013 産業活動分析平成25年4~6月期 平成25年9月11日 The Second Quarter of 2013 Analysis of All Industrial Activities September 11, 2013 産業活動分析

2.鉱工業総供給表(The Indices of Industrial Domestic Shipments and Imports) (1) 鉱工業財別総供給指数(17年=100)

鉱工業国産 輸入 最終需要財

Mining and 国産 輸入 投資財manufactur Domestic Imports Final 国産 輸入 資本財 資本財(除.輸送機械) 建設財 ing demand Domestic Imports Investment 国産 輸入 Capital goods 国産 輸入 国産 輸入

goods goods Domestic Imports Capital (excl.Transport Construction

goods Domestic Imports equipment) Domestic Imports goods Domestic Imports

ウェイト 9863.5 8005.0 1858.5 4845.5 4175.5 670.0 2032.9 1781.5 251.4 1408.2 1205.8 202.4 1022.9 839.5 183.4 624.7 575.8 49.0

原指数

平成23年 93.5 88.8 113.5 95.5 89.3 133.7 83.3 79.0 113.6 84.9 79.6 116.4 84.3 76.6 119.9 79.7 77.8 101.8

   24年 94.4 90.1 112.8 96.0 90.6 129.8 85.4 81.1 116.1 87.1 81.6 119.8 84.2 76.4 120.0 81.6 80.0 100.9

季節調整済指数

平成23年Ⅳ期 95.5 91.5 112.4 98.0 92.7 132.3 87.2 83.7 112.1 90.2 86.2 115.6 88.1 80.5 122.1 81.0 79.5 97.4

平成24年Ⅰ期 96.8 92.7 113.1 99.0 93.8 132.2 84.9 80.8 116.0 88.3 83.7 120.9 84.7 77.7 118.0 76.9 75.3 95.4

       Ⅱ期 97.0 93.1 114.0 99.3 94.5 128.4 89.3 85.6 114.4 93.4 88.6 118.7 88.8 80.6 123.4 80.2 78.7 97.6

       Ⅲ期 92.4 88.0 112.6 93.8 88.8 124.3 82.9 78.9 110.6 83.8 78.5 114.1 82.1 75.7 113.8 81.3 80.0 96.2

       Ⅳ期 90.4 86.0 109.3 91.6 84.9 133.5 84.1 78.6 122.0 82.8 75.8 124.6 80.7 71.1 122.1 86.6 84.4 111.1

平成25年Ⅰ期 93.3 88.5 113.1 95.4 89.3 133.6 86.5 81.8 121.6 85.2 79.0 125.0 82.4 72.4 127.4 90.4 88.9 106.9

       Ⅱ期 94.8 90.4 113.6 96.9 90.6 134.6 89.0 83.3 126.6 87.8 79.6 130.9 85.2 73.6 133.7 91.2 89.6 109.9

平成24年 6月 95.7 91.2 114.2 97.3 92.6 125.4 86.7 83.0 110.8 88.6 84.6 113.4 85.6 78.5 117.5 80.8 79.3 100.2

        7月 94.5 89.7 114.7 96.6 91.1 130.5 85.4 80.3 121.4 86.5 80.0 127.2 87.1 79.1 123.7 83.0 81.2 98.4

        8月 93.2 89.2 110.0 94.3 89.9 120.8 82.5 78.9 104.0 83.8 79.1 106.8 80.8 73.7 111.0 79.8 78.7 92.2

        9月 89.6 85.0 113.2 90.5 85.4 121.7 80.8 77.5 106.3 81.0 76.3 108.4 78.3 74.3 106.8 81.1 80.0 98.1

       10月 89.5 85.2 107.4 90.5 83.8 134.8 82.9 76.5 127.3 79.6 71.6 126.0 78.4 67.3 122.6 89.6 85.9 130.0

       11月 88.6 84.6 106.8 89.9 83.3 129.6 81.7 77.0 114.0 81.1 74.8 118.3 78.1 69.5 115.1 82.6 81.2 97.2

       12月 93.0 88.2 113.8 94.3 87.6 136.2 87.8 82.4 124.8 87.8 80.9 129.5 85.5 76.6 128.6 87.6 86.1 106.1

平成25年 1月 92.4 87.2 109.4 95.2 89.3 128.4 85.1 80.4 118.7 84.2 78.0 122.1 80.4 70.2 124.8 87.1 85.7 104.0

        2月 93.8 88.7 114.8 96.2 89.5 139.8 87.5 82.2 126.5 86.8 79.9 131.9 83.8 72.5 133.5 89.3 88.0 103.5

        3月 93.8 89.5 115.0 94.8 89.2 132.5 87.0 82.7 119.5 84.6 79.2 121.1 82.9 74.5 124.0 94.7 93.0 113.1

        4月 95.5 91.7 113.9 97.7 91.9 133.9 90.7 85.2 126.9 91.2 82.4 130.7 85.4 75.5 129.2 89.4 87.3 111.6

        5月 96.3 91.5 115.2 97.9 91.2 136.7 91.1 84.4 134.5 91.2 81.6 141.5 91.2 76.1 147.8 91.1 89.7 108.9

        6月 92.6 88.0 111.7 95.0 88.8 133.1 85.1 80.2 118.4 81.1 74.7 120.6 78.9 69.1 124.0 93.1 91.9 109.2

前年(期・月)比

平成23年 ▲2.3 ▲4.4 5.5 ▲1.7 ▲4.0 8.3 1.3 0.5 5.1 1.1 0.4 4.5 4.6 3.8 7.1 1.8 1.2 7.5

   24年 1.0 1.5 ▲0.6 0.5 1.5 ▲2.9 2.5 2.7 2.2 2.6 2.5 2.9 ▲0.1 ▲0.3 0.1 2.4 2.8 ▲0.9

平成23年Ⅳ期 1.2 1.0 0.9 ▲0.4 0.2 ▲1.7 2.8 3.7 ▲1.6 3.0 4.6 ▲1.6 2.9 2.9 ▲0.2 3.1 3.5 ▲1.6

平成24年Ⅰ期 1.4 1.3 0.6 1.0 1.2 ▲0.1 ▲2.6 ▲3.5 3.5 ▲2.1 ▲2.9 4.6 ▲3.9 ▲3.5 ▲3.4 ▲5.1 ▲5.3 ▲2.1

       Ⅱ期 0.2 0.4 0.8 0.3 0.7 ▲2.9 5.2 5.9 ▲1.4 5.8 5.9 ▲1.8 4.8 3.7 4.6 4.3 4.5 2.3

       Ⅲ期 ▲4.7 ▲5.5 ▲1.2 ▲5.5 ▲6.0 ▲3.2 ▲7.2 ▲7.8 ▲3.3 ▲10.3 ▲11.4 ▲3.9 ▲7.5 ▲6.1 ▲7.8 1.4 1.7 ▲1.4

       Ⅳ期 ▲2.2 ▲2.3 ▲2.9 ▲2.3 ▲4.4 7.4 1.4 ▲0.4 10.3 ▲1.2 ▲3.4 9.2 ▲1.7 ▲6.1 7.3 6.5 5.5 15.5

平成25年Ⅰ期 3.2 2.9 3.5 4.1 5.2 0.1 2.9 4.1 ▲0.3 2.9 4.2 0.3 2.1 1.8 4.3 4.4 5.3 ▲3.8

       Ⅱ期 1.6 2.1 0.4 1.6 1.5 0.7 2.9 1.8 4.1 3.1 0.8 4.7 3.4 1.7 4.9 0.9 0.8 2.8

平成24年 6月 ▲2.1 ▲1.8 ▲2.7 ▲3.0 ▲2.6 ▲4.3 ▲4.7 ▲4.3 ▲7.4 ▲8.0 ▲7.0 ▲9.6 ▲9.8 ▲8.1 ▲9.5 0.9 1.0 1.7

        7月 ▲1.3 ▲1.6 0.4 ▲0.7 ▲1.6 4.1 ▲1.5 ▲3.3 9.6 ▲2.4 ▲5.4 12.2 1.8 0.8 5.3 2.7 2.4 ▲1.8

        8月 ▲1.4 ▲0.6 ▲4.1 ▲2.4 ▲1.3 ▲7.4 ▲3.4 ▲1.7 ▲14.3 ▲3.1 ▲1.1 ▲16.0 ▲7.2 ▲6.8 ▲10.3 ▲3.9 ▲3.1 ▲6.3

        9月 ▲3.9 ▲4.7 2.9 ▲4.0 ▲5.0 0.7 ▲2.1 ▲1.8 2.2 ▲3.3 ▲3.5 1.5 ▲3.1 0.8 ▲3.8 1.6 1.7 6.4

       10月 ▲0.1 0.2 ▲5.1 0.0 ▲1.9 10.8 2.6 ▲1.3 19.8 ▲1.7 ▲6.2 16.2 0.1 ▲9.4 14.8 10.5 7.4 32.5

       11月 ▲1.0 ▲0.7 ▲0.6 ▲0.7 ▲0.6 ▲3.9 ▲1.4 0.7 ▲10.4 1.9 4.5 ▲6.1 ▲0.4 3.3 ▲6.1 ▲7.8 ▲5.5 ▲25.2

       12月 5.0 4.3 6.6 4.9 5.2 5.1 7.5 7.0 9.5 8.3 8.2 9.5 9.5 10.2 11.7 6.1 6.0 9.2

平成25年 1月 ▲0.6 ▲1.1 ▲3.9 1.0 1.9 ▲5.7 ▲3.1 ▲2.4 ▲4.9 ▲4.1 ▲3.6 ▲5.7 ▲6.0 ▲8.4 ▲3.0 ▲0.6 ▲0.5 ▲2.0

        2月 1.5 1.7 4.9 1.1 0.2 8.9 2.8 2.2 6.6 3.1 2.4 8.0 4.2 3.3 7.0 2.5 2.7 ▲0.5

        3月 0.0 0.9 0.2 ▲1.5 ▲0.3 ▲5.2 ▲0.6 0.6 ▲5.5 ▲2.5 ▲0.9 ▲8.2 ▲1.1 2.8 ▲7.1 6.0 5.7 9.3

        4月 1.8 2.5 ▲1.0 3.1 3.0 1.1 4.3 3.0 6.2 7.8 4.0 7.9 3.0 1.3 4.2 ▲5.6 ▲6.1 ▲1.3

        5月 0.8 ▲0.2 1.1 0.2 ▲0.8 2.1 0.4 ▲0.9 6.0 0.0 ▲1.0 8.3 6.8 0.8 14.4 1.9 2.7 ▲2.4

        6月 ▲3.8 ▲3.8 ▲3.0 ▲3.0 ▲2.6 ▲2.6 ▲6.6 ▲5.0 ▲12.0 ▲11.1 ▲8.5 ▲14.8 ▲13.5 ▲9.2 ▲16.1 2.2 2.5 0.3

注1:

注2: Pは速報(Preliminary)を表す。

      分類

 時系列

 鉱工業総供給表は、鉱工業出荷内訳表と貿易統計(財務省)を用いて、鉱工業出荷指数採用品目に対応する貿易統計品目を選び、品目ベースで輸入指数を作成し、これを鉱工業出荷内訳表の国内向け出荷指数(国産)と加算することにより財別、業種別の総供給指数を作成している。なお、貿易統計の品目分類は毎年変更されるため、鉱工業出荷指数採用品目に対応する貿易統計品目については、毎年見直しを行っている。

Page 100: The Second Quarter of 2013 産業活動分析平成25年4~6月期 平成25年9月11日 The Second Quarter of 2013 Analysis of All Industrial Activities September 11, 2013 産業活動分析

生産財 生産財(除.鉱業)消費財 国産 輸入 国産 輸入

国産 輸入 耐久消費財 非耐久消費財 Producer Producer

Consumer Durable 国産 輸入 Non-durable 国産 輸入 goods Domestic Imports goods Domestic Imports

goods Domestic Imports consumer consumer (excl.Mining)

goods Domestic Imports goods Domestic Imports

2812.6 2394.0 418.6 1395.9 1252.8 143.1 1416.7 1141.2 275.4 5018.1 3829.5 1188.6 4522.9 3820.4 702.5 Weight

Original Index

104.3 97.0 145.8 100.4 90.1 191.0 108.1 104.6 122.4 91.6 88.3 102.1 91.4 88.3 108.3 C.Y. 2011

103.7 97.7 138.1 95.8 88.4 160.9 111.4 107.8 126.2 92.8 89.6 103.2 92.4 89.5 108.1 2012Seasonal AdjustmentIndex

106.2 99.3 143.4 101.8 93.3 181.1 109.3 105.7 124.1 92.8 90.0 101.5 92.6 90.0 107.0 Q4 2011

109.3 103.7 140.9 108.9 101.5 171.9 110.1 106.4 125.6 94.2 91.5 103.6 94.0 91.5 107.8 Q1 2012

106.4 101.5 137.4 102.8 96.2 158.7 111.1 107.4 125.1 94.7 91.5 105.8 94.4 91.4 110.9 Q2

101.7 96.1 133.7 91.9 85.6 148.6 111.7 108.2 125.6 91.9 87.4 105.4 91.1 87.4 110.1 Q3

97.4 89.5 139.8 82.3 73.2 164.3 111.4 107.7 127.6 89.1 86.9 95.7 89.2 86.9 101.9 Q4

101.4 94.8 139.8 92.0 84.2 158.8 111.2 107.0 130.9 90.9 87.6 102.1 90.2 87.5 105.2 Q1 2013

102.6 96.5 139.8 93.4 85.3 162.1 112.0 108.1 127.0 92.8 90.1 101.8 92.6 90.1 106.3 Q2

104.6 99.5 134.2 97.4 90.8 152.5 112.7 109.3 125.2 93.5 89.6 107.3 93.2 89.5 112.8 Jun. 2012

105.1 99.5 136.4 98.0 90.7 157.4 111.9 109.0 125.6 92.9 88.7 104.2 92.8 88.7 113.2 Jul.

103.0 98.2 129.6 93.3 87.7 140.4 111.6 108.7 123.0 92.1 88.2 103.7 91.9 88.2 110.1 Aug.

96.9 90.7 135.2 84.5 78.3 147.9 111.6 107.0 128.3 90.6 85.4 108.2 88.7 85.4 107.1 Sep.

96.8 89.2 137.4 82.2 73.1 162.1 110.2 106.6 125.6 88.0 86.6 90.8 88.8 86.7 100.5 Oct.

95.8 87.3 138.6 79.1 69.6 167.3 111.6 108.9 123.6 87.6 85.5 94.9 87.8 85.4 100.9 Nov.

99.6 92.1 143.5 85.7 76.9 163.6 112.5 107.5 133.5 91.6 88.5 101.4 90.9 88.6 104.2 Dec.

102.3 95.7 134.1 94.0 85.4 159.1 108.0 104.8 121.4 89.1 85.4 99.3 88.3 85.3 102.8 Jan. 2013

102.3 95.3 147.0 92.4 85.1 166.9 112.1 107.7 135.4 91.2 87.6 102.4 90.4 87.6 106.0 Feb.

99.7 93.3 138.4 89.5 82.0 150.4 113.4 108.4 135.8 92.3 89.7 104.5 91.9 89.7 106.8 Mar.

103.2 97.2 137.5 97.5 89.7 157.0 110.1 106.3 124.7 93.9 91.2 102.7 93.6 91.3 108.3 Apr.

102.7 97.1 139.9 91.9 83.5 169.3 111.8 108.6 123.5 94.8 92.1 103.3 94.8 92.1 108.5 May

101.8 95.1 141.9 90.7 82.7 160.1 114.2 109.3 132.8 89.7 87.1 99.3 89.3 87.0 102.0 Jun.

%Change From PreviousMonth(Quarter,Year)

▲3.4 ▲6.5 10.0 ▲9.5 ▲13.9 15.3 2.9 1.9 6.1 ▲2.8 ▲4.8 3.4 ▲2.9 ▲4.8 7.0 C.Y. 2011

▲0.6 0.7 ▲5.3 ▲4.6 ▲1.9 ▲15.8 3.1 3.1 3.1 1.3 1.5 1.1 1.1 1.4 ▲0.2 2012

▲1.9 ▲1.9 ▲3.1 ▲5.0 ▲3.8 ▲8.1 ▲0.4 ▲0.4 0.2 1.8 1.1 4.0 1.8 1.2 5.6 Q4 2011

2.9 4.4 ▲1.7 7.0 8.8 ▲5.1 0.7 0.7 1.2 1.5 1.7 2.1 1.5 1.7 0.7 Q1 2012

▲2.7 ▲2.1 ▲2.5 ▲5.6 ▲5.2 ▲7.7 0.9 0.9 ▲0.4 0.5 0.0 2.1 0.4 ▲0.1 2.9 Q2

▲4.4 ▲5.3 ▲2.7 ▲10.6 ▲11.0 ▲6.4 0.5 0.7 0.4 ▲3.0 ▲4.5 ▲0.4 ▲3.5 ▲4.4 ▲0.7 Q3

▲4.2 ▲6.9 4.6 ▲10.4 ▲14.5 10.6 ▲0.3 ▲0.5 1.6 ▲3.0 ▲0.6 ▲9.2 ▲2.1 ▲0.6 ▲7.4 Q4

4.1 5.9 0.0 11.8 15.0 ▲3.3 ▲0.2 ▲0.6 2.6 2.0 0.8 6.7 1.1 0.7 3.2 Q1 2013

1.2 1.8 0.0 1.5 1.3 2.1 0.7 1.0 ▲3.0 2.1 2.9 ▲0.3 2.7 3.0 1.0 Q2

▲2.2 ▲2.7 ▲4.1 ▲5.1 ▲5.6 ▲6.9 1.9 2.6 ▲0.8 ▲2.0 ▲1.5 ▲2.2 ▲2.2 ▲1.5 ▲4.5 Jun. 2012

0.5 0.0 1.6 0.6 ▲0.1 3.2 ▲0.7 ▲0.3 0.3 ▲0.6 ▲1.0 ▲2.9 ▲0.4 ▲0.9 0.4 Jul.

▲2.0 ▲1.3 ▲5.0 ▲4.8 ▲3.3 ▲10.8 ▲0.3 ▲0.3 ▲2.1 ▲0.9 ▲0.6 ▲0.5 ▲1.0 ▲0.6 ▲2.7 Aug.

▲5.9 ▲7.6 4.3 ▲9.4 ▲10.7 5.3 0.0 ▲1.6 4.3 ▲1.6 ▲3.2 4.3 ▲3.5 ▲3.2 ▲2.7 Sep.

▲0.1 ▲1.7 1.6 ▲2.7 ▲6.6 9.6 ▲1.3 ▲0.4 ▲2.1 ▲2.9 1.4 ▲16.1 0.1 1.5 ▲6.2 Oct.

▲1.0 ▲2.1 0.9 ▲3.8 ▲4.8 3.2 1.3 2.2 ▲1.6 ▲0.5 ▲1.3 4.5 ▲1.1 ▲1.5 0.4 Nov.

4.0 5.5 3.5 8.3 10.5 ▲2.2 0.8 ▲1.3 8.0 4.6 3.5 6.8 3.5 3.7 3.3 Dec.

2.7 3.9 ▲6.6 9.7 11.1 ▲2.8 ▲4.0 ▲2.5 ▲9.1 ▲2.7 ▲3.5 ▲2.1 ▲2.9 ▲3.7 ▲1.3 Jan. 2013

0.0 ▲0.4 9.6 ▲1.7 ▲0.4 4.9 3.8 2.8 11.5 2.4 2.6 3.1 2.4 2.7 3.1 Feb.

▲2.5 ▲2.1 ▲5.9 ▲3.1 ▲3.6 ▲9.9 1.2 0.6 0.3 1.2 2.4 2.1 1.7 2.4 0.8 Mar.

3.5 4.2 ▲0.7 8.9 9.4 4.4 ▲2.9 ▲1.9 ▲8.2 1.7 1.7 ▲1.7 1.8 1.8 1.4 Apr.

▲0.5 ▲0.1 1.7 ▲5.7 ▲6.9 7.8 1.5 2.2 ▲1.0 1.0 1.0 0.6 1.3 0.9 0.2 May

▲0.9 ▲2.1 1.4 ▲1.3 ▲1.0 ▲5.4 2.1 0.6 7.5 ▲5.4 ▲5.4 ▲3.9 ▲5.8 ▲5.5 ▲6.0 Jun.

IndustriesCode

  Time series

Page 101: The Second Quarter of 2013 産業活動分析平成25年4~6月期 平成25年9月11日 The Second Quarter of 2013 Analysis of All Industrial Activities September 11, 2013 産業活動分析

 (2) 鉱工業業種別総供給指数(17年=100)鉱工業

国産 輸入 鉄鋼業 非鉄金属工業 金属製品工業 一般機械工業Mining and 国産 輸入 国産 輸入 国産 輸入 国産 輸入manufactur Domestic Imports Iron and Non-ferrous Fabricated General

ing steel Domestic Imports metals Domestic Imports metals Domestic Imports machinery Domestic Imports

ウェイト 9863.5 8005.0 1858.5 478.5 451.6 26.9 296.0 210.7 85.4 471.3 431.7 39.6 944.8 862.1 82.6

原指数

平成23年 93.5 88.8 113.5 86.3 85.5 100.6 69.1 69.9 67.3 80.4 76.5 123.8 84.2 81.9 108.8

   24年 94.4 90.1 112.8 85.8 85.0 98.1 75.2 76.2 72.8 82.2 78.7 120.3 82.0 80.0 103.2

季節調整済指数

平成23年Ⅳ期 95.5 91.5 112.4 88.8 87.5 108.9 71.2 70.6 69.9 80.9 77.3 120.1 88.6 86.3 110.0

平成24年Ⅰ期 96.8 92.7 113.1 88.5 88.3 100.2 76.6 77.4 75.5 81.5 77.2 124.1 85.2 83.8 98.3

       Ⅱ期 97.0 93.1 114.0 89.9 89.4 91.0 83.0 83.5 82.8 82.8 79.5 118.1 85.4 83.9 103.8

       Ⅲ期 92.4 88.0 112.6 84.2 83.3 100.2 74.1 74.9 73.1 80.3 77.4 115.9 79.7 77.6 101.7

       Ⅳ期 90.4 86.0 109.3 79.4 78.3 96.8 69.0 71.7 61.6 82.7 79.0 123.2 75.9 73.3 102.3

平成25年Ⅰ期 93.3 88.5 113.1 84.9 84.8 91.2 68.9 69.4 68.9 80.1 75.9 122.8 78.9 76.7 101.2

       Ⅱ期 94.8 90.4 113.6 87.4 87.0 88.6 80.7 74.3 99.1 80.6 77.7 112.2 81.1 78.9 104.8

平成24年 6月 95.7 91.2 114.2 86.7 86.0 92.7 78.9 79.8 73.9 81.2 78.4 109.9 83.6 82.2 100.1

        7月 94.5 89.7 114.7 88.0 87.3 99.9 75.5 75.7 81.4 82.0 79.2 112.6 81.3 78.4 111.1

        8月 93.2 89.2 110.0 83.9 83.1 96.1 77.3 78.0 75.6 78.6 76.0 112.4 80.7 78.8 101.1

        9月 89.6 85.0 113.2 80.7 79.4 104.6 69.6 71.1 62.4 80.4 77.1 122.7 77.0 75.7 93.0

       10月 89.5 85.2 107.4 82.4 81.4 98.0 67.8 70.4 60.3 84.6 81.4 119.8 74.8 72.0 104.3

       11月 88.6 84.6 106.8 77.4 76.3 95.3 68.3 70.9 63.2 79.7 75.7 124.7 72.3 70.0 97.7

       12月 93.0 88.2 113.8 78.5 77.2 97.0 70.9 73.7 61.2 83.9 79.9 125.1 80.6 77.8 105.0

平成25年 1月 92.4 87.2 109.4 81.0 80.9 88.3 66.4 64.5 71.7 78.0 74.0 121.7 76.8 74.1 104.7

        2月 93.8 88.7 114.8 85.2 85.7 91.4 64.8 67.3 61.8 81.9 77.7 121.6 78.8 76.5 103.1

        3月 93.8 89.5 115.0 88.4 87.9 93.9 75.5 76.5 73.3 80.5 76.1 125.1 81.0 79.6 95.9

        4月 95.5 91.7 113.9 89.0 88.8 86.5 84.7 74.4 115.7 82.1 78.7 117.9 80.7 78.4 108.2

        5月 96.3 91.5 115.2 89.6 89.3 88.6 78.1 75.5 89.1 80.7 77.8 114.6 84.7 82.9 103.6

        6月 92.6 88.0 111.7 83.6 82.8 90.8 79.3 72.9 92.4 79.1 76.7 104.2 77.8 75.5 102.6

前年(期・月)比

平成23年 ▲2.3 ▲4.4 5.5 0.0 ▲0.9 15.6 ▲6.1 ▲7.3 ▲2.5 ▲1.5 ▲3.5 16.4 10.4 9.5 18.8

   24年 1.0 1.5 ▲0.6 ▲0.6 ▲0.6 ▲2.5 8.8 9.0 8.2 2.2 2.9 ▲2.8 ▲2.6 ▲2.3 ▲5.1

平成23年Ⅳ期 1.2 1.0 0.9 4.5 4.2 8.1 9.5 9.3 6.2 ▲0.2 ▲0.3 ▲3.3 2.8 3.0 ▲1.7

平成24年Ⅰ期 1.4 1.3 0.6 ▲0.3 0.9 ▲8.0 7.6 9.6 8.0 0.7 ▲0.1 3.3 ▲3.8 ▲2.9 ▲10.6

       Ⅱ期 0.2 0.4 0.8 1.6 1.2 ▲9.2 8.4 7.9 9.7 1.6 3.0 ▲4.8 0.2 0.1 5.6

       Ⅲ期 ▲4.7 ▲5.5 ▲1.2 ▲6.3 ▲6.8 10.1 ▲10.7 ▲10.3 ▲11.7 ▲3.0 ▲2.6 ▲1.9 ▲6.7 ▲7.5 ▲2.0

       Ⅳ期 ▲2.2 ▲2.3 ▲2.9 ▲5.7 ▲6.0 ▲3.4 ▲6.9 ▲4.3 ▲15.7 3.0 2.1 6.3 ▲4.8 ▲5.5 0.6

平成25年Ⅰ期 3.2 2.9 3.5 6.9 8.3 ▲5.8 ▲0.1 ▲3.2 11.9 ▲3.1 ▲3.9 ▲0.3 4.0 4.6 ▲1.1

       Ⅱ期 1.6 2.1 0.4 2.9 2.6 ▲2.9 17.1 7.1 43.8 0.6 2.4 ▲8.6 2.8 2.9 3.6

平成24年 6月 ▲2.1 ▲1.8 ▲2.7 ▲1.3 ▲1.3 0.9 ▲9.1 ▲6.6 ▲22.5 ▲0.1 0.9 ▲9.0 ▲5.9 ▲6.2 ▲3.6

        7月 ▲1.3 ▲1.6 0.4 1.5 1.5 7.8 ▲4.3 ▲5.1 10.1 1.0 1.0 2.5 ▲2.8 ▲4.6 11.0

        8月 ▲1.4 ▲0.6 ▲4.1 ▲4.7 ▲4.8 ▲3.8 2.4 3.0 ▲7.1 ▲4.1 ▲4.0 ▲0.2 ▲0.7 0.5 ▲9.0

        9月 ▲3.9 ▲4.7 2.9 ▲3.8 ▲4.5 8.8 ▲10.0 ▲8.8 ▲17.5 2.3 1.4 9.2 ▲4.6 ▲3.9 ▲8.0

       10月 ▲0.1 0.2 ▲5.1 2.1 2.5 ▲6.3 ▲2.6 ▲1.0 ▲3.4 5.2 5.6 ▲2.4 ▲2.9 ▲4.9 12.2

       11月 ▲1.0 ▲0.7 ▲0.6 ▲6.1 ▲6.3 ▲2.8 0.7 0.7 4.8 ▲5.8 ▲7.0 4.1 ▲3.3 ▲2.8 ▲6.3

       12月 5.0 4.3 6.6 1.4 1.2 1.8 3.8 3.9 ▲3.2 5.3 5.5 0.3 11.5 11.1 7.5

平成25年 1月 ▲0.6 ▲1.1 ▲3.9 3.2 4.8 ▲9.0 ▲6.3 ▲12.5 17.2 ▲7.0 ▲7.4 ▲2.7 ▲4.7 ▲4.8 ▲0.3

        2月 1.5 1.7 4.9 5.2 5.9 3.5 ▲2.4 4.3 ▲13.8 5.0 5.0 ▲0.1 2.6 3.2 ▲1.5

        3月 0.0 0.9 0.2 3.8 2.6 2.7 16.5 13.7 18.6 ▲1.7 ▲2.1 2.9 2.8 4.1 ▲7.0

        4月 1.8 2.5 ▲1.0 0.7 1.0 ▲7.9 12.2 ▲2.7 57.8 2.0 3.4 ▲5.8 ▲0.4 ▲1.5 12.8

        5月 0.8 ▲0.2 1.1 0.7 0.6 2.4 ▲7.8 1.5 ▲23.0 ▲1.7 ▲1.1 ▲2.8 5.0 5.7 ▲4.3

        6月 ▲3.8 ▲3.8 ▲3.0 ▲6.7 ▲7.3 2.5 1.5 ▲3.4 3.7 ▲2.0 ▲1.4 ▲9.1 ▲8.1 ▲8.9 ▲1.0

      分類

 時系列

Page 102: The Second Quarter of 2013 産業活動分析平成25年4~6月期 平成25年9月11日 The Second Quarter of 2013 Analysis of All Industrial Activities September 11, 2013 産業活動分析

電気機械工業 情報通信機械工業 電子部品・デバイス工業 輸送機械工業 精密機械工業国産 輸入 Information 国産 輸入 国産 輸入 国産 輸入 国産 輸入

Electrical and Electronic Transport Precision

machinery Domestic Imports communication Domestic Imports parts and Domestic Imports equipment Domestic Imports instruments Domestic Imports

electronics devices

equipment

588.7 518.6 70.1 461.9 346.1 115.9 638.6 495.5 143.2 1578.0 1483.8 94.2 90.9 47.3 43.6 Weight

Original Index

94.9 93.4 105.8 138.5 106.7 233.6 123.8 124.5 121.6 83.3 82.6 94.4 111.0 83.6 140.6 C.Y. 2011

92.6 90.8 105.4 103.1 71.3 197.9 125.7 127.9 118.4 95.6 94.4 114.7 112.5 83.7 143.6 2012Seasonal AdjustmentIndex

95.5 94.7 101.0 117.1 84.6 219.7 120.8 122.0 118.4 97.5 97.8 94.5 118.4 88.6 153.3 Q4 2011

90.6 88.9 104.5 118.0 90.6 200.0 125.1 126.7 118.6 104.7 103.9 120.6 119.5 80.0 168.3 Q1 2012

94.1 92.4 106.4 105.7 72.8 198.7 124.9 125.3 123.8 106.8 106.9 110.2 118.3 87.8 151.0 Q2

91.5 89.8 103.2 101.3 74.2 181.5 124.5 124.2 122.9 89.1 87.3 113.9 106.8 81.8 131.3 Q3

92.9 91.1 104.7 88.7 51.3 205.8 128.7 134.9 108.4 84.7 82.6 115.7 108.7 85.4 136.4 Q4

99.5 98.1 112.2 95.8 58.1 206.9 128.3 134.2 107.4 92.8 91.4 120.8 97.3 68.8 131.9 Q1 2013

97.1 95.0 112.0 91.2 48.2 213.3 135.5 141.8 114.0 97.7 95.7 131.5 111.3 57.4 170.4 Q2

93.2 91.4 103.3 98.4 70.2 182.1 125.5 126.2 125.8 99.0 98.9 108.3 119.9 89.7 151.7 Jun. 2012

92.9 90.7 108.0 103.2 70.3 197.0 123.4 120.1 134.6 95.8 93.3 133.5 119.8 86.4 150.6 Jul.

92.9 91.3 103.2 98.9 75.6 165.5 124.1 124.1 119.4 92.2 91.1 99.3 112.0 84.0 141.3 Aug.

88.6 87.3 98.4 101.7 76.6 182.0 126.0 128.5 114.7 79.4 77.6 108.9 88.7 75.0 101.9 Sep.

89.6 87.1 105.6 92.7 54.4 207.6 124.0 129.3 107.5 82.5 80.2 116.9 104.7 84.6 131.2 Oct.

88.5 87.2 99.2 84.5 46.6 202.8 129.1 137.1 104.0 83.4 81.3 111.7 111.5 87.2 137.7 Nov.

100.6 99.1 109.4 88.8 52.8 207.0 133.0 138.3 113.6 88.3 86.2 118.6 110.0 84.3 140.3 Dec.

97.7 96.3 112.7 97.7 54.9 208.9 122.5 127.8 105.5 93.0 90.7 117.2 93.3 81.7 106.5 Jan. 2013

99.6 98.2 112.5 93.8 58.2 209.1 123.4 126.3 111.6 94.8 94.3 125.7 106.1 63.5 154.2 Feb.

101.3 99.9 111.3 95.9 61.2 202.6 139.0 148.4 105.0 90.7 89.3 119.4 92.5 61.1 135.0 Mar.

94.2 91.9 113.7 91.3 45.9 214.7 134.9 142.2 110.6 106.2 103.2 143.9 109.9 67.4 152.2 Apr.

99.1 96.9 114.8 96.3 50.6 221.9 141.1 148.7 112.5 96.7 95.2 125.1 135.3 48.3 234.0 May

97.9 96.1 107.5 86.1 48.0 203.4 130.4 134.6 118.9 90.3 88.6 125.4 88.8 56.5 125.0 Jun.

%Change From PreviousMonth(Quarter,Year)

▲1.1 ▲1.8 3.4 ▲8.0 ▲19.9 15.2 ▲7.7 ▲7.8 ▲7.1 ▲11.0 ▲11.8 ▲0.3 ▲0.5 ▲5.3 2.8 C.Y. 2011

▲2.4 ▲2.8 ▲0.4 ▲25.6 ▲33.2 ▲15.3 1.5 2.7 ▲2.6 14.8 14.3 21.5 1.4 0.1 2.1 2012

0.1 0.7 ▲3.1 ▲21.4 ▲27.9 ▲9.1 0.4 ▲0.2 6.0 9.9 11.0 2.3 0.4 ▲2.0 5.9 Q4 2011

▲5.1 ▲6.1 3.5 0.8 7.1 ▲9.0 3.6 3.9 0.2 7.4 6.2 27.6 0.9 ▲9.7 9.8 Q1 2012

3.9 3.9 1.8 ▲10.4 ▲19.6 ▲0.6 ▲0.2 ▲1.1 4.4 2.0 2.9 ▲8.6 ▲1.0 9.8 ▲10.3 Q2

▲2.8 ▲2.8 ▲3.0 ▲4.2 1.9 ▲8.7 ▲0.3 ▲0.9 ▲0.7 ▲16.6 ▲18.3 3.4 ▲9.7 ▲6.8 ▲13.0 Q3

1.5 1.4 1.5 ▲12.4 ▲30.9 13.4 3.4 8.6 ▲11.8 ▲4.9 ▲5.4 1.6 1.8 4.4 3.9 Q4

7.1 7.7 7.2 8.0 13.3 0.5 ▲0.3 ▲0.5 ▲0.9 9.6 10.7 4.4 ▲10.5 ▲19.4 ▲3.3 Q1 2013

▲2.4 ▲3.2 ▲0.2 ▲4.8 ▲17.0 3.1 5.6 5.7 6.1 5.3 4.7 8.9 14.4 ▲16.6 29.2 Q2

▲2.0 ▲1.6 ▲7.0 ▲8.3 ▲2.5 ▲10.7 ▲1.5 ▲0.7 0.3 ▲6.4 ▲6.8 ▲4.3 ▲6.1 ▲2.9 ▲9.2 Jun. 2012

▲0.3 ▲0.8 4.5 4.9 0.1 8.2 ▲1.7 ▲4.8 7.0 ▲3.2 ▲5.7 23.3 ▲0.1 ▲3.7 ▲0.7 Jul.

0.0 0.7 ▲4.4 ▲4.2 7.5 ▲16.0 0.6 3.3 ▲11.3 ▲3.8 ▲2.4 ▲25.6 ▲6.5 ▲2.8 ▲6.2 Aug.

▲4.6 ▲4.4 ▲4.7 2.8 1.3 10.0 1.5 3.5 ▲3.9 ▲13.9 ▲14.8 9.7 ▲20.8 ▲10.7 ▲27.9 Sep.

1.1 ▲0.2 7.3 ▲8.8 ▲29.0 14.1 ▲1.6 0.6 ▲6.3 3.9 3.4 7.3 18.0 12.8 28.8 Oct.

▲1.2 0.1 ▲6.1 ▲8.8 ▲14.3 ▲2.3 4.1 6.0 ▲3.3 1.1 1.4 ▲4.4 6.5 3.1 5.0 Nov.

13.7 13.6 10.3 5.1 13.3 2.1 3.0 0.9 9.2 5.9 6.0 6.2 ▲1.3 ▲3.3 1.9 Dec.

▲2.9 ▲2.8 3.0 10.0 4.0 0.9 ▲7.9 ▲7.6 ▲7.1 5.3 5.2 ▲1.2 ▲15.2 ▲3.1 ▲24.1 Jan. 2013

1.9 2.0 ▲0.2 ▲4.0 6.0 0.1 0.7 ▲1.2 5.8 1.9 4.0 7.3 13.7 ▲22.3 44.8 Feb.

1.7 1.7 ▲1.1 2.2 5.2 ▲3.1 12.6 17.5 ▲5.9 ▲4.3 ▲5.3 ▲5.0 ▲12.8 ▲3.8 ▲12.5 Mar.

▲7.0 ▲8.0 2.2 ▲4.8 ▲25.0 6.0 ▲2.9 ▲4.2 5.3 17.1 15.6 20.5 18.8 10.3 12.7 Apr.

5.2 5.4 1.0 5.5 10.2 3.4 4.6 4.6 1.7 ▲8.9 ▲7.8 ▲13.1 23.1 ▲28.3 53.7 May

▲1.2 ▲0.8 ▲6.4 ▲10.6 ▲5.1 ▲8.3 ▲7.6 ▲9.5 5.7 ▲6.6 ▲6.9 0.2 ▲34.4 17.0 ▲46.6 Jun.

IndustriesCode

  Time series

Page 103: The Second Quarter of 2013 産業活動分析平成25年4~6月期 平成25年9月11日 The Second Quarter of 2013 Analysis of All Industrial Activities September 11, 2013 産業活動分析

4.鉱工業業種別総供給指数(17年=100)つづき

窯業・土石製品工業 化学工業 化学工業(除.医薬品) 石油・石炭製品工業国産 輸入 国産 輸入 国産 輸入 国産 輸入

Ceramics, Chemicals Chemicals Petroleum

stone and Domestic Imports Domestic Imports (excl.Drugs) Domestic Imports and coal Domestic Imports

clay products products

ウェイト 197.7 177.4 20.3 923.3 790.4 132.9 699.5 600.4 99.1 532.3 454.6 77.7

原指数

平成23年 76.7 73.5 104.4 103.9 97.2 143.6 88.8 83.7 119.8 83.9 82.0 95.0

   24年 80.6 78.5 98.9 104.6 97.3 147.6 85.6 81.0 113.4 82.0 82.9 76.8

季節調整済指数

平成23年Ⅳ期 78.4 75.6 102.8 101.5 96.1 133.8 84.9 81.7 103.3 84.4 82.3 97.4

平成24年Ⅰ期 77.8 75.8 95.1 103.2 97.7 128.0 85.0 83.1 97.8 82.0 82.4 80.1

       Ⅱ期 82.2 81.0 95.3 106.1 98.4 157.8 88.4 81.9 124.8 79.7 80.9 73.5

       Ⅲ期 82.2 79.7 100.6 104.6 95.8 155.6 85.2 78.8 123.5 83.0 83.6 78.2

       Ⅳ期 79.6 77.2 101.4 102.0 95.2 143.8 81.8 78.7 99.8 81.4 83.4 71.0

平成25年Ⅰ期 77.5 74.8 102.0 103.2 96.4 139.5 83.7 81.6 98.5 81.9 81.1 87.4

       Ⅱ期 82.1 79.3 108.7 102.1 97.9 133.8 83.4 82.1 93.1 78.6 81.8 60.3

平成24年 6月 82.1 80.4 99.8 107.3 97.5 177.2 90.3 78.1 151.8 77.9 79.7 69.3

        7月 84.9 81.5 104.4 108.1 98.6 158.8 87.6 80.6 131.9 82.9 84.7 72.2

        8月 80.8 79.3 95.4 103.1 94.6 153.2 85.5 78.7 120.8 84.8 86.0 74.7

        9月 80.9 78.3 102.0 102.7 94.1 154.8 82.4 77.1 117.8 81.2 80.2 87.7

       10月 82.3 79.9 100.9 101.0 94.3 143.6 81.4 78.4 99.7 79.1 82.1 60.8

       11月 78.4 75.9 103.1 100.5 93.9 141.6 80.7 77.6 99.6 81.9 84.4 69.8

       12月 78.1 75.9 100.3 104.4 97.4 146.2 83.3 80.2 100.0 83.2 83.7 82.4

平成25年 1月 76.8 73.7 103.7 99.7 94.8 120.1 80.2 80.1 83.5 82.2 80.8 91.5

        2月 77.6 75.5 99.2 103.6 95.9 144.9 84.8 83.0 102.8 83.7 82.2 91.8

        3月 78.2 75.3 103.2 106.4 98.5 153.4 86.1 81.7 109.2 79.9 80.2 79.0

        4月 84.7 81.3 116.3 102.4 98.7 127.2 83.1 82.9 86.5 77.1 79.2 62.1

        5月 81.7 79.6 100.7 102.6 97.1 139.7 84.8 82.7 102.5 80.0 83.8 60.6

        6月 80.0 77.0 109.1 101.3 97.8 134.5 82.3 80.6 90.3 78.6 82.5 58.3

前年(期・月)比

平成23年 ▲1.2 ▲2.9 10.2 5.2 1.6 22.4 ▲0.2 ▲5.4 29.7 ▲2.7 ▲5.0 11.0

   24年 5.1 6.8 ▲5.3 0.7 0.1 2.8 ▲3.6 ▲3.2 ▲5.3 ▲2.3 1.1 ▲19.2

平成23年Ⅳ期 2.8 3.3 2.3 ▲0.2 ▲1.7 8.7 0.7 ▲1.6 12.3 ▲0.4 ▲0.1 0.7

平成24年Ⅰ期 ▲0.8 0.3 ▲7.5 1.7 1.7 ▲4.3 0.1 1.7 ▲5.3 ▲2.8 0.1 ▲17.8

       Ⅱ期 5.7 6.9 0.2 2.8 0.7 23.3 4.0 ▲1.4 27.6 ▲2.8 ▲1.8 ▲8.2

       Ⅲ期 0.0 ▲1.6 5.6 ▲1.4 ▲2.6 ▲1.4 ▲3.6 ▲3.8 ▲1.0 4.1 3.3 6.4

       Ⅳ期 ▲3.2 ▲3.1 0.8 ▲2.5 ▲0.6 ▲7.6 ▲4.0 ▲0.1 ▲19.2 ▲1.9 ▲0.2 ▲9.2

平成25年Ⅰ期 ▲2.6 ▲3.1 0.6 1.2 1.3 ▲3.0 2.3 3.7 ▲1.3 0.6 ▲2.8 23.1

       Ⅱ期 5.9 6.0 6.6 ▲1.1 1.6 ▲4.1 ▲0.4 0.6 ▲5.5 ▲4.0 0.9 ▲31.0

平成24年 6月 ▲0.1 0.0 ▲0.1 1.1 0.4 8.5 0.6 ▲5.6 12.1 ▲4.9 ▲4.0 ▲9.5

        7月 3.4 1.4 4.6 0.7 1.1 ▲10.4 ▲3.0 3.2 ▲13.1 6.4 6.3 4.2

        8月 ▲4.8 ▲2.7 ▲8.6 ▲4.6 ▲4.1 ▲3.5 ▲2.4 ▲2.4 ▲8.4 2.3 1.5 3.5

        9月 0.1 ▲1.3 6.9 ▲0.4 ▲0.5 1.0 ▲3.6 ▲2.0 ▲2.5 ▲4.2 ▲6.7 17.4

       10月 1.7 2.0 ▲1.1 ▲1.7 0.2 ▲7.2 ▲1.2 1.7 ▲15.4 ▲2.6 2.4 ▲30.7

       11月 ▲4.7 ▲5.0 2.2 ▲0.5 ▲0.4 ▲1.4 ▲0.9 ▲1.0 ▲0.1 3.5 2.8 14.8

       12月 ▲0.4 0.0 ▲2.7 3.9 3.7 3.2 3.2 3.4 0.4 1.6 ▲0.8 18.1

平成25年 1月 ▲1.7 ▲2.9 3.4 ▲4.5 ▲2.7 ▲17.9 ▲3.7 ▲0.1 ▲16.5 ▲1.2 ▲3.5 11.0

        2月 1.0 2.4 ▲4.3 3.9 1.2 20.6 5.7 3.6 23.1 1.8 1.7 0.3

        3月 0.8 ▲0.3 4.0 2.7 2.7 5.9 1.5 ▲1.6 6.2 ▲4.5 ▲2.4 ▲13.9

        4月 8.3 8.0 12.7 ▲3.8 0.2 ▲17.1 ▲3.5 1.5 ▲20.8 ▲3.5 ▲1.2 ▲21.4

        5月 ▲3.5 ▲2.1 ▲13.4 0.2 ▲1.6 9.8 2.0 ▲0.2 18.5 3.8 5.8 ▲2.4

        6月 ▲2.1 ▲3.3 8.3 ▲1.3 0.7 ▲3.7 ▲2.9 ▲2.5 ▲11.9 ▲1.7 ▲1.6 ▲3.8

      分類

 時系列

Page 104: The Second Quarter of 2013 産業活動分析平成25年4~6月期 平成25年9月11日 The Second Quarter of 2013 Analysis of All Industrial Activities September 11, 2013 産業活動分析

プラスチック製品工業 繊維工業国産 輸入 国産 輸入 国産 輸入 国産 輸入

Plastic Pulp.paper Textiles Electrical

products Domestic Imports and paper Domestic Imports Domestic Imports machinery Domestic Imports

products (1995 version)

313.4 281.2 32.1 245.3 230.5 14.8 243.8 134.0 109.8 1689.3 1360.2 329.1 Weight

Original Index

78.3 73.8 117.8 88.6 87.2 109.4 88.2 72.6 107.3 117.8 108.1 157.7 C.Y. 2011

81.6 76.4 127.2 87.2 85.6 111.2 87.7 71.9 107.0 108.0 99.3 143.6 2012Seasonal AdjustmentIndex

80.4 76.4 118.1 89.7 87.8 118.8 87.6 72.2 106.4 110.2 100.7 150.2 Q4 2011

84.5 80.3 122.9 89.0 86.6 126.5 88.9 74.0 106.8 111.0 102.8 145.4 Q1 2012

81.8 77.6 118.9 86.0 84.7 109.8 87.2 72.3 105.3 109.2 100.0 146.2 Q2

79.5 73.7 130.4 85.3 83.9 105.0 87.8 71.3 107.1 107.2 99.3 139.5 Q3

79.8 73.1 142.7 87.0 85.9 101.3 86.7 70.0 106.8 104.0 94.9 142.1 Q4

81.8 76.2 127.5 87.3 86.6 98.7 88.5 72.1 109.9 109.3 100.9 144.4 Q1 2013

82.6 76.2 137.7 87.0 86.3 101.6 89.9 70.8 113.5 110.5 101.2 148.1 Q2

80.8 75.5 124.1 85.9 84.6 107.8 86.5 72.0 104.7 106.8 98.4 140.5 Jun. 2012

82.9 77.6 129.1 84.9 83.7 105.9 87.6 72.6 106.2 107.8 97.2 150.2 Jul.

78.8 73.1 126.3 86.7 84.9 108.3 87.2 70.4 106.5 106.6 100.2 132.1 Aug.

76.8 70.5 135.7 84.4 83.1 100.7 88.7 70.8 108.7 107.2 100.6 136.1 Sep.

79.0 73.7 125.9 86.4 84.8 109.2 87.1 69.7 107.4 103.2 93.5 144.1 Oct.

78.7 71.6 145.1 86.3 85.5 97.3 83.9 69.0 101.9 101.1 92.6 136.5 Nov.

81.6 74.0 157.0 88.2 87.5 97.4 89.1 71.3 111.2 107.7 98.6 145.8 Dec.

80.8 75.3 120.9 86.0 85.2 98.3 86.0 71.3 103.2 107.3 98.1 144.0 Jan. 2013

84.3 79.5 122.3 88.5 87.5 102.8 92.8 72.8 120.7 107.3 98.1 146.4 Feb.

80.4 73.9 139.3 87.5 87.2 95.0 86.6 72.2 105.7 113.4 106.4 142.9 Mar.

84.8 78.7 140.1 87.6 86.9 107.9 88.9 71.3 109.7 109.3 100.0 147.1 Apr.

82.8 75.9 139.8 88.0 87.2 100.1 90.5 70.3 115.7 115.2 106.1 151.3 May

80.2 73.9 133.1 85.4 84.7 96.7 90.2 70.9 115.1 107.0 97.5 145.9 Jun.

%Change From PreviousMonth(Quarter,Year)

▲1.4 ▲4.2 17.8 ▲1.1 ▲2.2 14.4 2.1 ▲2.9 6.8 ▲6.0 ▲9.5 5.1 C.Y. 2011

4.2 3.5 8.0 ▲1.6 ▲1.8 1.6 ▲0.6 ▲1.0 ▲0.3 ▲8.3 ▲8.1 ▲8.9 2012

0.9 1.3 0.2 1.4 0.9 8.8 ▲2.2 1.0 ▲3.8 ▲7.8 ▲9.0 ▲3.1 Q4 2011

5.1 5.1 4.1 ▲0.8 ▲1.4 6.5 1.5 2.5 0.4 0.7 2.1 ▲3.2 Q1 2012

▲3.2 ▲3.4 ▲3.3 ▲3.4 ▲2.2 ▲13.2 ▲1.9 ▲2.3 ▲1.4 ▲1.6 ▲2.7 0.6 Q2

▲2.8 ▲5.0 9.7 ▲0.8 ▲0.9 ▲4.4 0.7 ▲1.4 1.7 ▲1.8 ▲0.7 ▲4.6 Q3

0.4 ▲0.8 9.4 2.0 2.4 ▲3.5 ▲1.3 ▲1.8 ▲0.3 ▲3.0 ▲4.4 1.9 Q4

2.5 4.2 ▲10.7 0.3 0.8 ▲2.6 2.1 3.0 2.9 5.1 6.3 1.6 Q1 2013

1.0 0.0 8.0 ▲0.3 ▲0.3 2.9 1.6 ▲1.8 3.3 1.1 0.3 2.6 Q2

▲1.1 ▲2.6 4.8 ▲0.6 ▲0.1 ▲5.1 ▲2.8 0.0 ▲4.6 ▲3.9 ▲3.0 ▲6.6 Jun. 2012

2.6 2.8 4.0 ▲1.2 ▲1.1 ▲1.8 1.3 0.8 1.4 0.9 ▲1.2 6.9 Jul.

▲4.9 ▲5.8 ▲2.2 2.1 1.4 2.3 ▲0.5 ▲3.0 0.3 ▲1.1 3.1 ▲12.1 Aug.

▲2.5 ▲3.6 7.4 ▲2.7 ▲2.1 ▲7.0 1.7 0.6 2.1 0.6 0.4 3.0 Sep.

2.9 4.5 ▲7.2 2.4 2.0 8.4 ▲1.8 ▲1.6 ▲1.2 ▲3.7 ▲7.1 5.9 Oct.

▲0.4 ▲2.8 15.3 ▲0.1 0.8 ▲10.9 ▲3.7 ▲1.0 ▲5.1 ▲2.0 ▲1.0 ▲5.3 Nov.

3.7 3.4 8.2 2.2 2.3 0.1 6.2 3.3 9.1 6.5 6.5 6.8 Dec.

▲1.0 1.8 ▲23.0 ▲2.5 ▲2.6 0.9 ▲3.5 0.0 ▲7.2 ▲0.4 ▲0.5 ▲1.2 Jan. 2013

4.3 5.6 1.2 2.9 2.7 4.6 7.9 2.1 17.0 0.0 0.0 1.7 Feb.

▲4.6 ▲7.0 13.9 ▲1.1 ▲0.3 ▲7.6 ▲6.7 ▲0.8 ▲12.4 5.7 8.5 ▲2.4 Mar.

5.5 6.5 0.6 0.1 ▲0.3 13.6 2.7 ▲1.2 3.8 ▲3.6 ▲6.0 2.9 Apr.

▲2.4 ▲3.6 ▲0.2 0.5 0.3 ▲7.2 1.8 ▲1.4 5.5 5.4 6.1 2.9 May

▲3.1 ▲2.6 ▲4.8 ▲3.0 ▲2.9 ▲3.4 ▲0.3 0.9 ▲0.5 ▲7.1 ▲8.1 ▲3.6 Jun.

IndustriesCode

  Time series

パルプ・紙・紙加工品工業 《参考》電気機械工業(旧分類)

Page 105: The Second Quarter of 2013 産業活動分析平成25年4~6月期 平成25年9月11日 The Second Quarter of 2013 Analysis of All Industrial Activities September 11, 2013 産業活動分析

3.全産業供給指数(The Indices of All Industries (final demand components))

最終需要部門計 消費(Consumption) 投資(Investment)

(Final個人消費(Personal consumption) 公共投資(Investment)

demandtotal)

鉱工業(財)

3次産業(サービス)

sumption) 3次産業(サービス)

鉱工業(財)

建設業(構築物)

3次産業(サービス)

Mining and Tertiary Mining and Tertiary Tertiary Mining and Construction Tertiary

manufacturing industries manufacturing industries T(special) industries manufacturing (buildings) industries

(goods) (services) (goods) (services) IT-related (services) (goods) (services)

ウェイト 58458.4 11911.1 39712.1 43487.1 31199.9 7828.1 23371.8 1678.6 12287.2 12287.2 13888.5 3179.3 322.4 2593.7 263.2

原指数

平成23年 96.0 95.5 99.7 100.5 99.3 104.3 97.6 109.1 103.6 103.6 82.4 76.2 97.6 71.3 97.9

   24年 96.9 94.0 100.9 101.6 100.4 103.7 99.4 109.4 104.7 104.7 84.7 84.1 98.7 80.8 98.8

季節調整済指数

平成23年Ⅳ期 97.4 98.4 101.3 102.1 101.0 106.4 99.5 111.8 104.2 104.2 83.4 73.8 96.3 69.5 99.7

平成24年Ⅰ期 97.4 101.5 100.5 101.9 101.2 108.0 98.7 114.3 104.3 104.3 84.2 79.0 97.9 77.2 97.6

       Ⅱ期 98.0 98.3 100.5 101.8 101.2 106.7 98.8 108.5 104.5 104.5 86.2 87.0 108.7 80.0 99.8

       Ⅲ期 95.8 89.0 100.9 101.4 99.9 102.9 99.3 109.8 104.8 104.8 84.1 86.4 93.3 83.5 100.0

       Ⅳ期 96.2 87.2 101.5 100.9 99.1 97.6 100.0 105.9 105.3 105.3 84.4 85.6 94.2 83.7 99.2

平成25年Ⅰ期 96.4 93.3 100.9 100.9 99.5 99.7 99.2 106.7 105.3 105.3 84.9 85.8 99.4 85.2 99.0

       Ⅱ期 97.8 93.7 100.4 101.2 99.3 102.9 98.3 104.6 105.4 105.4 86.4 92.9 92.6 89.6 98.3

平成24年 6月 97.3 95.9 101.0 102.5 101.0 107.4 99.7 104.1 104.8 104.8 86.6 91.5 109.8 87.0 100.6

        7月 95.9 91.3 100.7 102.0 100.5 106.3 98.9 112.4 104.7 104.7 85.1 87.7 97.9 83.3 102.4

        8月 96.6 91.5 101.0 102.0 100.1 104.2 99.7 109.3 105.0 105.0 83.7 86.3 92.5 83.7 100.1

        9月 94.8 84.3 100.9 100.3 99.0 98.1 99.3 107.7 104.6 104.6 83.5 85.1 89.6 83.4 97.5

       10月 96.0 85.9 101.4 100.8 99.0 97.2 99.8 106.9 105.3 105.3 82.7 84.6 92.5 81.9 99.0

       11月 96.4 86.6 101.5 100.7 98.3 96.9 100.0 106.5 105.2 105.2 84.4 86.3 94.6 84.9 99.0

       12月 96.2 89.0 101.7 101.2 100.1 98.7 100.3 104.3 105.3 105.3 86.1 85.8 95.5 84.3 99.7

平成25年 1月 96.8 93.1 100.7 101.2 99.3 101.6 98.9 107.8 105.4 105.4 85.3 86.3 100.5 84.8 98.7

        2月 96.5 93.7 101.5 101.5 100.4 100.4 100.2 107.8 105.3 105.3 85.3 84.7 98.3 84.7 98.8

        3月 96.0 93.2 100.4 100.1 98.8 97.0 98.5 104.6 105.2 105.2 84.0 86.4 99.4 86.2 99.4

        4月 97.5 94.5 99.6 100.7 99.8 102.5 97.3 105.8 105.4 105.4 85.6 83.6 95.7 74.7 96.5

        5月 98.9 94.6 100.6 100.9 99.7 101.4 98.3 106.2 105.5 105.5 87.9 97.6 97.5 94.5 98.7

        6月 97.1 92.1 101.1 102.1 98.3 104.9 99.4 101.7 105.4 105.4 85.7 97.5 84.5 99.5 99.6

前年(期・月)比

平成23年 ▲1.2 ▲5.1 0.3 ▲0.5 ▲1.1 ▲3.4 ▲0.3 2.8 0.9 0.9 ▲1.4 ▲8.6 ▲3.9 ▲10.4 ▲0.9

   24年 0.9 ▲1.6 1.2 1.1 1.1 ▲0.6 1.8 0.3 1.1 1.1 2.8 10.4 1.1 13.3 0.9

平成23年Ⅳ期 0.0 ▲1.2 0.9 0.1 0.1 ▲2.9 1.1 ▲1.4 0.5 0.5 ▲0.1 ▲5.5 ▲0.1 ▲4.5 1.8

平成24年Ⅰ期 0.0 3.2 ▲0.8 ▲0.2 0.2 1.5 ▲0.8 2.2 0.1 0.1 1.0 7.0 1.7 11.1 ▲2.1

       Ⅱ期 0.6 ▲3.2 0.0 ▲0.1 0.0 ▲1.2 0.1 ▲5.1 0.2 0.2 2.4 10.1 11.0 3.6 2.3

       Ⅲ期 ▲2.2 ▲9.5 0.4 ▲0.4 ▲1.3 ▲3.6 0.5 1.2 0.3 0.3 ▲2.4 ▲0.7 ▲14.2 4.4 0.2

       Ⅳ期 0.4 ▲2.0 0.6 ▲0.5 ▲0.8 ▲5.2 0.7 ▲3.6 0.5 0.5 0.4 ▲0.9 1.0 0.2 ▲0.8

平成25年Ⅰ期 0.2 7.0 ▲0.6 0.0 0.4 2.2 ▲0.8 0.8 0.0 0.0 0.6 0.2 5.5 1.8 ▲0.2

       Ⅱ期 1.5 0.4 ▲0.5 0.3 ▲0.2 3.2 ▲0.9 ▲2.0 0.1 0.1 1.8 8.3 ▲6.8 5.2 ▲0.7

平成24年 6月 ▲1.1 ▲1.4 0.3 1.1 0.0 1.6 1.1 ▲4.2 0.3 0.3 ▲0.6 0.9 3.6 2.5 0.7

        7月 ▲1.4 ▲4.8 ▲0.3 ▲0.5 ▲0.5 ▲1.0 ▲0.8 8.0 ▲0.1 ▲0.1 ▲1.7 ▲4.2 ▲10.8 ▲4.3 1.8

        8月 0.7 0.2 0.3 0.0 ▲0.4 ▲2.0 0.8 ▲2.8 0.3 0.3 ▲1.6 ▲1.6 ▲5.5 0.5 ▲2.2

        9月 ▲1.9 ▲7.9 ▲0.1 ▲1.7 ▲1.1 ▲5.9 ▲0.4 ▲1.5 ▲0.4 ▲0.4 ▲0.2 ▲1.4 ▲3.1 ▲0.4 ▲2.6

       10月 1.3 1.9 0.5 0.5 0.0 ▲0.9 0.5 ▲0.7 0.7 0.7 ▲1.0 ▲0.6 3.2 ▲1.8 1.5

       11月 0.4 0.8 0.1 ▲0.1 ▲0.7 ▲0.3 0.2 ▲0.4 ▲0.1 ▲0.1 2.1 2.0 2.3 3.7 0.0

       12月 ▲0.2 2.8 0.2 0.5 1.8 1.9 0.3 ▲2.1 0.1 0.1 2.0 ▲0.6 1.0 ▲0.7 0.7

平成25年 1月 0.6 4.6 ▲1.0 0.0 ▲0.8 2.9 ▲1.4 3.4 0.1 0.1 ▲0.9 0.6 5.2 0.6 ▲1.0

        2月 ▲0.3 0.6 0.8 0.3 1.1 ▲1.2 1.3 0.0 ▲0.1 ▲0.1 0.0 ▲1.9 ▲2.2 ▲0.1 0.1

        3月 ▲0.5 ▲0.5 ▲1.1 ▲1.4 ▲1.6 ▲3.4 ▲1.7 ▲3.0 ▲0.1 ▲0.1 ▲1.5 2.0 1.1 1.8 0.6

        4月 1.6 1.4 ▲0.8 0.6 1.0 5.7 ▲1.2 1.1 0.2 0.2 1.9 ▲3.2 ▲3.7 ▲13.3 ▲2.9

        5月 1.4 0.1 1.0 0.2 ▲0.1 ▲1.1 1.0 0.4 0.1 0.1 2.7 16.7 1.9 26.5 2.3

        6月 ▲1.8 ▲2.6 0.5 1.2 ▲1.4 3.5 1.1 ▲4.2 ▲0.1 ▲0.1 ▲2.5 ▲0.1 ▲13.3 5.3 0.9

注1:

(特掲)情報化関連

情報化関連投資は民間企業設備への供給がある通信用電線・ケーブル、通信用ケーブル光ファイバ製品、デジタル・フルカラー複写機、ボタン電話装置、電子交換機、デジタル伝送装置、固定通信装置、携帯電話、基地局通信装置、はん用コンピュータ、ミッドレンジコンピュータ、デスクトップ型パソコン、ノート型パソコン、外部記憶装置、入出力装置、端末装置、システム式金銭登録機、プロジェクタ、産業用テレビ装置、受注ソフトウェア、ソフトウェアプロダクトである。

 情報化関連消費は、個人消費への供給がある携帯電話、カーナビゲーション、デスクトップ型パソコン、ノート型パソコン、地域・長距離電気通信業、ISP業、移動電気通信業、ソフトウェアプロダクト、インターネット付随サービス業である。

      分類

 時系列

鉱工業(財)

3次産業(サービス)

政府消費(Governmentcon

Page 106: The Second Quarter of 2013 産業活動分析平成25年4~6月期 平成25年9月11日 The Second Quarter of 2013 Analysis of All Industrial Activities September 11, 2013 産業活動分析

(17年=100)輸出(Exports) 輸入(Imports)

民間住宅(Private鉱工業(財)

3次産業(サービス)

鉱工業(財)

3次産業(サービス)

housing) 建設業(構築物)

鉱工業(財)

建設業(構築物)

3次産業(サービス)

Construction Mining and Construction Tertiary Mining and Tertiary Mining and Tertiary

(buildings) manufacturing (buildings) industries T(special) manufacturing industries manufacturing industries

(goods) (services) IT-related (goods) (services) (goods) (services)

2376.2 2376.2 8333.0 3597.0 1865.3 2870.7 1475.5 7532.6 5336.3 2196.3 ▲6449.8 ▲5172.7 ▲1277.1 Weight

Original Index

73.1 73.1 87.4 83.7 78.6 97.7 98.5 107.4 107.8 106.3 110.0 113.5 104.9 C.Y. 2011

74.4 74.4 87.8 86.1 75.8 97.6 101.4 104.3 103.1 107.3 111.2 112.8 112.0 2012Seasonal AdjustmentIndex

71.6 71.6 90.4 90.3 79.3 99.0 102.5 106.5 106.6 107.3 110.0 112.4 105.1 Q4 2011

73.8 73.8 88.9 88.2 79.7 95.0 96.8 107.7 108.0 110.7 110.8 113.4 106.3 Q1 2012

74.7 74.7 90.4 91.3 73.9 99.0 105.4 107.8 105.8 108.0 111.1 113.7 114.5 Q2

73.8 73.8 86.8 82.2 75.7 100.3 104.2 101.0 99.8 103.6 112.9 112.5 114.4 Q3

75.1 75.1 85.8 82.4 75.1 98.2 102.9 98.5 96.7 104.0 108.6 109.1 110.5 Q4

78.5 78.5 86.0 84.1 77.6 93.8 100.7 105.6 103.6 113.8 111.1 112.9 115.1 Q1 2013

80.9 80.9 87.3 86.1 77.9 96.0 105.6 109.5 105.6 114.3 111.4 113.6 121.2 Q2

74.7 74.7 89.6 87.4 75.2 99.6 105.3 108.4 106.9 109.0 110.6 114.3 118.7 Jun. 2012

73.7 73.7 88.5 85.5 73.5 101.8 107.6 100.4 98.5 103.5 113.7 114.6 113.6 Jul.

73.9 73.9 86.5 82.8 74.1 99.0 101.9 103.7 102.2 106.9 111.0 109.8 119.6 Aug.

73.8 73.8 85.5 78.4 79.4 100.2 103.0 98.9 98.7 100.5 113.9 113.2 110.1 Sep.

74.1 74.1 83.9 79.5 73.7 96.9 102.4 98.6 96.1 104.8 105.1 107.5 106.9 Oct.

75.8 75.8 85.2 80.3 76.1 98.5 101.6 99.0 97.2 102.8 107.5 105.9 108.5 Nov.

75.5 75.5 88.3 87.3 75.4 99.1 104.7 97.8 96.7 104.4 113.1 113.8 116.0 Dec.

80.9 80.9 86.2 84.2 77.7 93.9 102.4 101.0 100.6 105.6 107.1 109.3 109.0 Jan. 2013

79.4 79.4 86.6 85.3 78.9 95.9 105.0 103.7 101.9 116.2 112.4 114.3 120.1 Feb.

75.3 75.3 85.3 82.9 76.2 91.5 94.6 112.1 108.2 119.5 113.9 115.2 116.3 Mar.

79.1 79.1 88.1 89.0 72.8 93.9 103.8 105.3 102.9 111.1 112.7 114.0 122.0 Apr.

81.7 81.7 88.4 88.7 79.5 95.9 105.9 112.9 107.1 117.1 113.5 114.8 121.6 May

82.0 82.0 85.5 80.7 81.5 98.1 107.1 110.3 106.7 114.7 107.9 111.9 120.0 Jun.

%Change From PreviousMonth(Quarter,Year)

0.6 0.6 0.8 1.6 ▲1.5 1.1 ▲1.3 ▲1.6 ▲0.8 ▲3.6 2.0 5.5 ▲8.3 C.Y. 2011

1.8 1.8 0.5 2.9 ▲3.6 ▲0.1 2.9 ▲2.9 ▲4.4 0.9 1.1 ▲0.6 6.8 2012

▲4.4 ▲4.4 2.3 4.5 4.3 ▲0.4 1.7 ▲1.9 ▲2.6 1.0 0.6 0.8 1.0 Q4 2011

3.1 3.1 ▲1.7 ▲2.3 0.5 ▲4.0 ▲5.6 1.1 1.3 3.2 0.7 0.9 1.1 Q1 2012

1.2 1.2 1.7 3.5 ▲7.3 4.2 8.9 0.1 ▲2.0 ▲2.4 0.3 0.3 7.7 Q2

▲1.2 ▲1.2 ▲4.0 ▲10.0 2.4 1.3 ▲1.1 ▲6.3 ▲5.7 ▲4.1 1.6 ▲1.1 ▲0.1 Q3

1.8 1.8 ▲1.2 0.2 ▲0.8 ▲2.1 ▲1.2 ▲2.5 ▲3.1 0.4 ▲3.8 ▲3.0 ▲3.4 Q4

4.5 4.5 0.2 2.1 3.3 ▲4.5 ▲2.1 7.2 7.1 9.4 2.3 3.5 4.2 Q1 2013

3.1 3.1 1.5 2.4 0.4 2.3 4.9 3.7 1.9 0.4 0.3 0.6 5.3 Q2

▲0.4 ▲0.4 ▲1.5 ▲7.3 0.4 0.5 ▲1.3 ▲1.1 1.3 0.2 ▲3.0 ▲1.9 6.9 Jun. 2012

▲1.3 ▲1.3 ▲1.2 ▲2.2 ▲2.3 2.2 2.2 ▲7.4 ▲7.9 ▲5.0 2.8 0.3 ▲4.3 Jul.

0.3 0.3 ▲2.3 ▲3.2 0.8 ▲2.8 ▲5.3 3.3 3.8 3.3 ▲2.4 ▲4.2 5.3 Aug.

▲0.1 ▲0.1 ▲1.2 ▲5.3 7.2 1.2 1.1 ▲4.6 ▲3.4 ▲6.0 2.6 3.1 ▲7.9 Sep.

0.4 0.4 ▲1.9 1.4 ▲7.2 ▲3.3 ▲0.6 ▲0.3 ▲2.6 4.3 ▲7.7 ▲5.0 ▲2.9 Oct.

2.3 2.3 1.5 1.0 3.3 1.7 ▲0.8 0.4 1.1 ▲1.9 2.3 ▲1.5 1.5 Nov.

▲0.4 ▲0.4 3.6 8.7 ▲0.9 0.6 3.1 ▲1.2 ▲0.5 1.6 5.2 7.5 6.9 Dec.

7.2 7.2 ▲2.4 ▲3.6 3.1 ▲5.2 ▲2.2 3.3 4.0 1.1 ▲5.3 ▲4.0 ▲6.0 Jan. 2013

▲1.9 ▲1.9 0.5 1.3 1.5 2.1 2.5 2.7 1.3 10.0 4.9 4.6 10.2 Feb.

▲5.2 ▲5.2 ▲1.5 ▲2.8 ▲3.4 ▲4.6 ▲9.9 8.1 6.2 2.8 1.3 0.8 ▲3.2 Mar.

5.0 5.0 3.3 7.4 ▲4.5 2.6 9.7 ▲6.1 ▲4.9 ▲7.0 ▲1.1 ▲1.0 4.9 Apr.

3.3 3.3 0.3 ▲0.3 9.2 2.1 2.0 7.2 4.1 5.4 0.7 0.7 ▲0.3 May

0.4 0.4 ▲3.3 ▲9.0 2.5 2.3 1.1 ▲2.3 ▲0.4 ▲2.0 ▲4.9 ▲2.5 ▲1.3 Jun.

(特掲)情報化関連

IndustriesCode

Time series

民間企業設備(Private corporation faci l i ties)