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Niil11

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情報リテラシー概論 11-13 「 Web2.0 など新技術」

一戸信哉(敬和学園大学)

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評価方法• 小テスト:最終回に実施• Twitter での参加

– ハッシュタグ #niil11 のついた発言(前後の単語との間には半角スペース)

– 内容の要約をもっとも評価(ほか、質問、コメントなども歓迎)

– ID とお名前・学籍番号のひもづけは、メールで行います。自分のアカウントからご連絡ください。

• その他: Blog 、 Facebook ページ、ノートなど(公開状態になっていること)

• 電子メール送信先: [email protected]

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プロフィール• 一戸信哉(いちのへしんや)、青森県出身• 2006 年 10 月より敬和学園大学人文学部国際文化学科

(前任校は北海道)• 専門:情報法

– ソーシャルメディア/ソーシャルウェブの社会的なインパクトに関心

– テレビ、ラジオ、新聞などの Twitter 関連の話題でコメント

• 情報ネットワーク法学会理事、情報処理学会電子化知的財産・社会基盤研究会幹事

• 情報セキュリティワークショップ in 越後湯沢 

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shinyai としての活動

• 新潟ソーシャルメディアクラブ( NSMC )

• 新潟フォトウォーク

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新潟ソーシャルメディアクラブ• パーティ形式で、 Twitter などソーシャルメ

ディアについて学び、交流• 毎回 50 - 70 名が参加• 過去のゲスト– @ksorano : そらの(ケツダンポトフ)– @katokichicoltd :カトキチ広報部長– @tsuda :津田大介氏(メディアジャーナリスト)– @twinswanlake ( スワンレイクビール)– @knnkanda ( ジャーナリスト)

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新潟フォトウォーク

• 県内各地を訪ねて、みんなで写真を撮り、写真共有サイトで共有する–新潟 × 3、新発田、柏崎(高柳)、栃尾、村上、

弥彦、燕、田上–カメラはなんでもよい–参加者は現在 30 人規模に–隔月開催

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その他

• ときめいとで勉強会(次回は 7 月 8日)• 新潟市事業仕訳けの Ustream配信• 新潟インターネットテレビとのダダ漏れ会議• 新潟市議の Twitter アカウント作成ダダ漏れ

• 新潟大学の学生の皆さんにも、積極的に参加してほしい

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今回話したい内容

• 最近のソーシャルメディア事情• 私のソーシャルメディア活用法• 大震災とソーシャルメディア

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Web 2.0 とはなんだったのか?

• 2005 年にティムオライリーが発表–「 What is Web 2.0?」– CNET Japan訳がウェブにも残っている

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1. プラットフォームとしての Web :ウェブ経由でのサービス提供

2. 集合知の活用3. データは次世代の「インテル・インサイド」:

大量のデータの処理が、サービスの肝4. ソフトウェアリリースサイクルの終焉:永遠のベータ版

5. 軽量なプログラミングモデル:軽量なプログラムのマッシュアップ

6. 単一デバイスの枠を超えたソフトウェア:どこからでも使える

7. リッチなユーザ体験:高速、グラフィカル、双方向性

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ソーシャルメディア

• ユーザが、発信、評価などの形で積極的に参加することで成り立っているメディア

• CGM :消費者が生成するメディア

• ビデオ: Did you know ? 4.0• ビデオ:ソーシャルメディア革命

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背景にあるもの

• メディアコミュニケーションの変容(受け身から能動)

• 能動的発信には負担が伴う(小さなさざなみ・共感でもよい。選べる発信内容)

• 社会的負担・不安:炎上。処理不可能な人々の「思い」(実は「朝生」では処理されていた?)

• さまざまなギャップから、発信者は育っていないが、口コミの力は確認されつつある(震災時の Twitter検索)

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Blog から Twitter へ

• Blog の起源• Twitter はどのように始まったのか

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日本ではブログ以前に Web日記

• 90 年代から 2000 年代初頭• 日記猿人・日記才人など• リンク集 +更新情報サイト• 投票システムで人気投票

• さるさる日記を契機に、ある程度簡単なシステムが登場し始めたが、それ以前はタグを手打ちしていた

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Blog のきっかけは、イラク戦争

• Evan Williams らが Bloggerをスタート( 2003年)

• イラクからの現地報告、あるいはメディアに載らない戦争反対の論調が、ブログを介して、多くの人々に注目されるように

• Movable Type や Wordpress が主流に• 日本のブログサービスは、 Ameblo?• RSS フィードが標準装備されている( RSS

リーダで購読リストを作る)

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Blog の敷居の高さ

• タイトルを考えるのが面倒• まとまった文章を書く必要がある?• 集客力がないと閑古鳥–アメブロは、素人向けにも集客ツールを用意

• その割には炎上する?• RSS リーダの仕組みがわかりずらい

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Twitter

• 2006 年に登場し、 2010 年に定着• タイトルは不要(敷居が低い)• 140 文字の制限• Twitter生態系(エコロジー)の発達• 他のユーザとの連携が容易(その割に荒れにくい

• リアルタイム性と伝播の速さ( RT)

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敗れ去った「ミニブログ」たち(と、存続している競合サービ

ス)• もごもご(終了)• Timelog (サービス形式を変更)• Nowa(Livedoor 、終了 )• Friendfeed(Facebook が買収)• Ameba なう(存続中)• Wassr (存続中)• Identi.ca (存続中)• Mixiボイス(存続中)• Twitter と同じ内容を投稿するという利用が可能なも

のが多いが、独自に集客できているものは少ない

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Twitter はなぜ勝ち残ったのか?• つながる先は多い方がよい(ネットワーク外部性)• 豊富な関連サービス(アプリ)• Buzztter Togetter• Twilog Twitterfeed• Favotter / Favstar• Twitraq / まちツイ• Twitvite• 初心者はシンプルなまま楽しめるし、上級者向けの

関連サービスも充実→最近は徐々に各種機能を取り込みつつある

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Twitter をまとめる Togetter

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Twitraq

• Twitter に関する各種分析結果を表示– TL 上のトピックを分析–フォロワー分析–キーワード分析

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閑歳孝子氏の WISH2010 でのプレゼンテーション

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Google Buzz : Gmail との自動連携問題

• 2010 年 2 月• Gmail のコンタクトリストを自動的に Buzz

にインポート• 出遅れた Google の焦り?• 情報共有のコンテキスト–メール– Twitter など–音楽

• 最近 Twitter もやりだした?

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Twitter の社会的インパクト

• 政治利用– #iranelection– #urumqi

• 事件時の情報共有 :速報性– #mumbai –ハドソン湾の不時着

• 写真や動画も投稿されて、瞬時に広がる–隠すことができない

By harrystaab

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Twitter で「イマ」を追いかける• Timeline でのリアルタイム情報共有–ハッシュタグによる特定トピックに関する情

報共有#iranelection #urumqi など– Twitroll や Tweetbubbles による会場での情報

共有– @rt_report Favotter @Buzztter などが Hot

Topics を切り出す

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311 大震災と Twitter

• デマの存在–非公式 RT を止められない–良い情報もかけめぐった:ふんばろう東日本

• Twitter検索の有用性が認知された–受け身ユーザをどうするか– Google リアルタイム検索–公式情報をリストで高齢者に読ませる?

• 情報発信者を評価する態度の重要性

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先週からの出来事• Google+ がスタート– Twitter 、 Facebook に対抗する第三勢力を形成?

• 松本復興大臣の「オフレコ」–東北放送の「英断」と Youtube ・ニコニコ動画

の連携• Google リアルタイム検索がストップ–多くの人々が頼っていたことが明らかに

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Facebook の襲来と日本の SNS

• Gree 、 mixi 、 Facebook はいずれも 2004 年スタート• ここにきて、日本でも Facebook浸透の気配• 世界では 7億 5000万• 日本ではまだ数%?:実名制の壁(わかりにく

い?)• 世界分布図で、残された国は、中国、ロシア、ブラ

ジル、日本?• 途中から実名制を放棄した mixi と、実名にこだわる

Facebook の戦い• Linkedin が日本語化は?: Business SNS の大本命

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Web ページに代替する?Facebook ページ

• 旧「ファンページ」• ウェブページ以上のアクセス数(ファン数)を集めている企業やアーティストなども

• ウォールだけでなく、各種コンテンツを埋め込むなど作り込みが可能

• しかし実際に生き残るかどうかはまだ未知数–エッジランクの問題

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• Facebook では、ユーザ間で「この人は誰か」をタグ付けできる–プライバシー設定を細かく設定しておかない

と、いつのまにか「顔バレ」する• 実際には、違反ユーザの締め出しのため、

他のユーザに「顔」クイズも行われているので、顔が出ていることが前提

• 同じ顔の写真を認識する機能も動き始めている

Facebook のタグ付け、顔認識問題

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退潮傾向にあるソーシャルブックマーク / ソーシャルニュース

• ブックマークデータの静的な共有からTwitter による動的・リアルタイムの情報共有へ。

• Digg の Kevin Rose は「燃え尽き」た• はてなブックマークは Twitter でのコメン

トを取り込んだ

• RSS リーダーはすでに忘れ去られている

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ニュースが私たちを見つけにくる? : Social Magazine

• Paper.li : Twitter や Facebook から日刊紙風のページを生成

• Flipboard : Twitter や Facebook を雑誌風のレイアウトで表示する iPad アプリ

• Google Reader をビジュアライズして、見やすくした Feedly

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写真共有サービス• 関連サービスが充実している Flickr (iPhone の台頭)

• Zooomr : Flickr+Twitter のサービスとして注目されたが、、、。

• 実は写真の量で言うと、 Facebook が圧倒している

• Twitter (近日中に)• Instagram• Pummelvision

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Flickr と Creative Commons

• Flickr Photo Map: Geo タグつきの写真を地域の共有資産に

• ポイントとなる Creative Commons–ライセンス(利用条件)をメタデータとして

データに付加する–検索条件として指定できる– Flickr では比較的使われているが、それでも

デフォルト設定ではない

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動画共有サービス

• Youtube– のちにアノテーション機能を付加– 英語圏では 2位以下を大きく突き放している– Facebook が台頭してくる?

• ニコニコ動画→ニコニコ生放送へ• Youtube がどのようにライブ動画の領域

に進出するかが注目(一部スタート)• 君のラジオ

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Ustream• 動画生中継サービス– ソフトバンクが出資– 「ニコニコ生放送」も類似サービス

– Twitter と連携(誰でもコメントできる)

– 事業仕分けの中継• 秋葉原連続殺傷事件

( 2008 年 6 月)は中継されていた

• いまや iPhone 一つで中継可能に

• 人気番組が続々登場

Photo by fumi

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Keiwa Lunch• 木曜日の昼休みに、敬

和学園大学の学食からUstream で放送中

• 毎回異なるゲストを迎えてインタビューする形式

• すぐできるが、クオリティを上げるには時間とお金がかかる

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Twitcating

• iPhone だけで、動画中継をしながら、 Twitter で対話できる

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TV はどうするのか?• コメントできないテレビに価値はあ

るのか?–補完勢力としての2ちゃんねる、 Twitter

(ピーチクなど)–勝手にコメントつけているので別にかまわな

い?

• ガラポン TV• 震災時にはサイマル配信が実現した

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ラジオのネット配信/動画配信

• 大都市圏は Radiko で番組のネット配信開始:Radiko

• TBS ラジオの dig や J-Wave は、スタジオ動画の Ustream配信

• NHK も独自方式での配信を 9 月にスタート予定

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人気急上昇中の turntable.fm が、米国外からアクセス不能に

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アグリゲータ

• さまざまなサイトでの活動を集約できないか?

• 本命とみられた Friendfeed は Facebook が買収–その後あまり勢いがない

• Facebook が統合的機能を果たしつつある• Twitter も類似の地位を狙っている• mixi は?

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位置情報関連サービスはどこにいくか?

• 以前からあるサービス– モバツイのイマココ、 Twittervision

• Twitter と連携できる各種サービス– Foursquare :クーポンサービスで先行– Gowalla– Brightkite (終了)– ロケタッチ– はてなココ

• Facebook は自らチェックイン機能を提供– クーポンサービスに参入(ローソンなど)– Hot Pepper が進出(中抜き問題)

• 独自のインタフェイスを持つセカイカメラ• 個人の発信メリット?:時間を超えて場所に情報を堆積?

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Wee Places

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ソーシャルメディアとフィルタリング

• Social Media Filtering Map: OpenNet Initiative

• 中国– Twitter, Facebook,

Flickr, Youtube– Foursquare in Beijing

• Iran• Pakistan• UAE

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私のソーシャルメディア活用法

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Twitter での情報収集• アカウントは、 @shinyai のほか、各種イベン

ト、プロジェクトなどの「公式」アカウントを複数管理

• 普段は Hootsuite + Fix Hootsuite• リストでの情報収集– news technews niigata など– 他人のリストをみる方法

• キーワードでの情報収集– #nsmc– Google リアルタイム検索で直接ウォッチ

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Facebook での情報収集

• 友人経由での情報収集• Twitter に比べると確度が高い、か?– Twitter が飽和しつつある中で、 Fb に頼る度合いが高まる

• 未確認情報も、友人から入ってくる

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Feedly ( RSS リーダ)での情報収集

• Google リーダーをベースにしてアップデート

• ブログやニュースサイトなどの一部を確実に捕捉する

• Feed を全部消化するような読み方はもはやしなくなった

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小さな発見を共有• Taberareroo ( for Google Chrome) や Tombloo (for

Firefox) でマルチポスト– Delicious 、はてなブックマーク、 Yahoo! ブックマー

ク、 Livedoor Clip– Evernote にも蓄積( Clip to Evernote で、 Google で同時に検索が可能に)

• Youtube のお気に入りを Facebook と Twitter に連動させて紹介

• Delicious のブックマークを Twitter に連動• Feedly for iPhone からは Twitter に投稿• 直接の投稿は Hootsuite で Twitter と Facebook にマルチポスト

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Twitter での発信内容

• 直接の書き込み• @ リプライ• ブックマーク (delicious)• 写真共有( Flickr にアップした写真の一部)• 動画( Youtube のお気に入り)• Facebook にも同じ内容で発言(そのほ

か、 Friendfeed 、 mixiボイス、 gree 、 wassrなどとも連動)

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Friendfeed は見ていない

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イベント開催

• ATND などのソーシャルメディア対応サイトでの管理–ほかに Tweetvite Twitvite など

• Facebook のイベント機能は招待ができるのが便利(だが、まだユーザが少ない)

• イベント時には Seatnext を活用

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ブログ記事も Twitter 連携

• 複数のブログを、それぞれの Twitter やFacebook ページと連携

• Facebook 上での連携には、 RSS Graffiti 、 Twitter では Twitterfeed を利用

• ブログとの連携には賛否あるところ

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メールだけで投稿: Posterous

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写真共有: Flickr もソーシャルメディアと連動

• Eye-fi を利用して、 Flickr にアップロード–非公開モードから公開へ–位置情報もそれなりに付加される

• Facebook ページにもアップロード• 位置情報、タグの付加• Photowalk の際には共通のタグを用いる

• iPhone からは、 Pixelpipe でマルチポスト

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キュレーション

• 「まとめ」役の存在に注目• イベント時などに Naver まとめを利用–インセンティブあり

• Togetter は使ったことがない

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振り返るための外部記憶

• はてなブックマークや Delicious で、最近のブックマークから講義のネタ探し

• Evernote から過去検索

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講演スライド

• Slideshare で共有– Slide の Youtube

• 作りかけの Office系文書は Google Cloud Connect を使って Googleドキュメントに送っている

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最後に

• 新大生からももっと「アーリーアダプタ」が出てきてほしい–リアルと「接続」して使う人々が増えれば、

新潟の力になる–地方の大学生の「セルフブランディング」も重要