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the presentesion shows activity of international development organization in Cambodia.
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○本日の流れ □カンボジアFS MOVIE上映 □カンボジアってどんな国 □8つの視点からの報告 →教育、売春、HIV、貧困、行政、支援、文化、ビジネス □総括・全体を通して感じたこと □教員より □質疑応答
» 国土面積:181,035km² (日本の約1/2) » 人口:約1,340万人 (日本の約1/9) » 総労働人口の72,3%が農業に従事しており、作
付面積の多くは稲である » 平均寿命:62,1歳 (日本は82,3歳) » 97%の人々が上座部仏教を信仰している » クメール人が約9割を占め、公用語はクメール
語である » 39703 kmの道路のうち、舗装されているのは
3159 km » 15歳以上の識字率は77,6%
» 実質経済成長率単純平均値は9,0%(2000年~2007年)
» これは日本の高度経済成長期と同じくらいである
» 1953年にフランスから独立したが、1970年から1991年にかけ内戦に圧政など、大きな混乱に見舞われた。
» 特にクメール・ルージュが支配した時代(1975年~1979年)には、約170~220万人もの人々が亡くなったと言われている。クメールルージュの支配下では、宗教、貨幣、人種、家族、伝統文化、工業技術、教育など多くのものが否定された。
物売り、物乞い
幼い子供たちが必死に物を売ってくる。しかし、買うことが子どもたちのためになるのだろうか? 彼らに何をしてあげられるのだろうか? ストリートチルドレン
空き缶や食べ残しを彼らに渡したら喜んでくれた。だがこれで良いのだろうか? 売春 果たして売春が一概に悪いと言い切れるのか?その背景を考えていかなければならない。
» 給水能力の低下
プノンペン市民の20%にしか水が供給できない。
・水の供給時間は1日10時間
24時間安全な水が利用できない。
・配管の水漏れ
72%の水が無駄に。
・料金の回収率は48%
半分以上の料金を回収できていない状態だった。
1993年 2010年
給水能力/日 15万5000㎥ → 30万㎥
供給範囲 20% → 92%
給水時間 10時間/日 → 24時間/日
無収入水 72% → 5.85%
料金回収率 48% → 99.9%
» それぞれの部署が役割の明確化
» 人事評価を平等にした
» 若くて活動的で意志のあるスタッフの採用
» 汚職を撤廃し、透明性の高い組織運営
» 積極的なサービス適用範囲の拡張
» 従業員の能力強化
» 規律や能力やチームワークなどを身につける教育
» 警察のような行政 目にみえて仕事をしていない
» CMACや水道公社のような行政 しっかりと機能している →組織改革や人事育成が確立されている
汚職の多いカンボジアで透明性のある行政 「カンボジアが良い方向へ」
» 日本のODA実施機関として、開発途上国への国際協力を行なっている。
» 世界150以上の国と地域で事業を展開している。
» 技術協力・有償資金協力・無償資金協力を主に行なっている
» 国際緊急援助・市民参加協力も行っている。
1. プノンペン経済特区
→Phnom Penh Special Economic Zone
PPSEZの特徴
» プノンペン唯一の日系経済特区
» 「PPSEZ株式会社」(従業員約50人)が運営
» 29社がPPSEZに進出済みで、そのうち14社が日本企業
» 浄水・下水処理施設を有する
» YAMAHA・味の素・クリーンサークル社などが進出
2. クリーンサークル社
» 代表者:高野剛志
» 駐在代表:飛高正志
» 資本金:50万ドル
» 総従業員数:361名
» 業種:婦人製靴製造業
» 社員男女比 5:5
» 月給料71~100USドル(カンボジア最低賃金61USドル)
» 「カンボジアに雇用を」という創始者の理念のもとに発足した。
» 日本的経営方針を持つ 「5S:整理、整頓、清掃、躾、清潔」「クリーンサークルは日
本よりもいい靴をつくる」などの掲示有り。
» 全リーダーのうち、1/3は女性である
» 交通費を支給している
» 未成年が働いている 18歳以上という制限はあるが、履歴書がないので甘くなってい
る
» 離職率が高い 働かなくても生きていける環境
拘束され、時間を奪われてまでお金を稼ぎたいと思わないという考え方の違い
» 労務問題 今後、経済特区内の会社間の賃金格差で賃上げなどの労働争議
(放火・殺人)が予想される
» PPSEZやクリーンサークル社の概要だけを見ると、非常に理想的な仕組みに見える。
» 実際には、様々な問題点を抱える。 環境意識・労働争議・離職率‥などさまざま。
貧困解消に大きな効果を発揮するのでは?
途上国の環境保護の助けとなるかも!
» 一見良いことのように見えるものでも、必ず直面する問題があるということ。
»「カンボジアの雇用を創出することは、同時に日本の雇用を減らしていることも意味する。」
» クリーンサークル社の飛高氏の言葉です。理想と現実の間で会社を経営していく苦労を感じました。