16
Hitotsubashi University Repository Title � : DAuthor(s) �, Citation �, 69(2): 99-113 Issue Date 1973-02-01 Type Departmental Bulletin Paper Text Version publisher URL http://doi.org/10.15057/2054 Right

URL · 管 理-d ・ マ グ レ ガ ー の 所 論 を 中 心 と し て-(17) 人間指導と企業管理 一 序 企 業 に お け る 管 理 職 能 は 、 一 般 に 、

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Hitotsubashi University Repository

Title人間指導と企業管理 : D・マグレガーの所論を中心とし

Author(s) 雲嶋, 良雄

Citation 一橋論叢, 69(2): 99-113

Issue Date 1973-02-01

Type Departmental Bulletin Paper

Text Version publisher

URL http://doi.org/10.15057/2054

Right

Page 2: URL · 管 理-d ・ マ グ レ ガ ー の 所 論 を 中 心 と し て-(17) 人間指導と企業管理 一 序 企 業 に お け る 管 理 職 能 は 、 一 般 に 、

人間指導と

業管理

-D・

所論を

中心

して

-

( 17 ) 人 間指 導と企 業管理

企業に

ける

管理

職能は

般に

計画

指授

統制

ある

計画

組織形成

統制とい

う三

職能過

程か

らな

解せ

る。

管理

程学

派の

張が

る。

しか

し、

うし

管理

職能を

実に

行する

もの

は、

業の

各階層に

置さ

管理

(

1)

る。

業管理の

合理

的遂

行の

は、

管理

能の

細分

化と

とづ

組織の

合理

成を

める

充分で

く、

時に

管理

職能の

行に

管理

者の

考法が

要な

撃と

なっ

くる

間関係論(

ぎm

Re-

蚤O

n∽

)

はっ

動科学(

世の

F

望1

i

Or

Sci

e

nc

e∽

)

ない

組織

行動論(

Or

g

呂i

N

賢。

n

出e

F

写す)

提唱

する

間指

(-

e

巳e

詔F

阜Fロ

m

呂】

e

邑e

【S

Fi

p)

関する

究は

に、

うし

管頓着句風

考方

法の

科学化を

すもの

(

2)

とい

うこ

とが

る。

は、

管理

者の

考方

法の

科学化を

諸研

は、

指導に

どの

うな

論を

提唱し

業管理の

系の

中で

間指導を

どの

うに

置づ

けて

うか

残念なが

ら、

は、

未だ

間い

する

統一

的見

解をも

至っ

ない

最近に

ける

間指

導論の

基礎をな

動科学ない

組織行

諭そ

もの

が、

各研

究者の

場お

究方

法の

点で

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一 橋論叢 第六 十九 巻 第 二 号 ( 1 8 )

統一

的理

論と

して

着す

室サ

ない

ず、

間指導の

管理に

ける

位置づ

とい

問題を

意識

的に

げよ

うと

する

試み

も、

とん

見出さ

ない

現状だ

らで

る。

本稿は

指導に

て、

めて

要な

提言を

D・

所論を

検討する

て、

右の

問題を

する

めの

手掛りを

(

3)

する

ある

(

1)

稿で

は、

最高

者、

管理

者お

場管理

者の

すぺ

含む

業員を

管理

する

場に

ある

は、

層の

をと

ずすべ

管理

よぶ。

とい

葉をこ

うな

意味

用い

る。

(

2)

動科

組織行

動論と

は、

般に

同一

もの

解さ

る。

者の

知る

り、

係論の

流れ

人々

中に

織行

動論

とい

葉を

用い

もの

多い

(

3)

稿で

はマ

唯一

もい

うぺ

次の

物を

げる

P

呂c

Gle

的Or

-

TF2

Hロ

mP

n

S

i

n

b

O叫

E

已2

召口

芦-

宗〇

.

(

高橋達男訳

業の

側面

和四

十一

年、

産業能

率短

版部

刊)

間指導に

関する

統的

は、

管理

者の

すべ

最も

要な

仕事の

が、

業目的の

達成に

むか

的努力を

結集する

(

1)

とに

る、

とい

う。

意味する

とこ

は、

管理

者に

部下の

指導

統率とい

職務の

要性で

り、

まさ

われ

う人

間指導の

要性を

指摘し

もの

解する

る。

とこ

ろで

彼に

ば、

管理

者が

間指導を

行し

J O α

くに

際し

は、

背後に

間の

性質お

行動に

(

2)

巻か

町低

頭、

間観が

存在し

る。

て、

今日

まで

業管理

組織に

関する

文献な

業に

管理

者の

略(-

ロp

np

内①

ユ巴

S

t

r

芝e

叩y)

うちに

最も

広く

浸透し

統的人

(

3)

次の

如くに

要約する

る。

H通

常の

間は

仕事を

好ま

ず、

ら、

なる

仕事を

避けたい

思っ

る。

肖した

て、

多くの

人々

人か

強制さ

れ、

統制

処罰する

脅か

けれ

ば、

業(

4)

的の

達成に

むか

力を

発揮しょ

うと

ない

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( 1 9 ) 人 間 指導 と 企 業管理

抄故に、

常の

間は

むし

他人

令さ

好み

責任を

した

り、

野心

ず、

何よ

ず良己の

安全を

る。

は、

伝統的

観を

便宜

上、

論と

ぶ。

彼が

論と

観は

徒弟制

度に

られ

如き

管理

者に

する

業員の

的な

服従

依存関

(

d

e

p①

nd2

ロC

e

)

前提と

する

り、

うし

意味で

論の

容を

受動的

依存的人

観+

特質づ

ける

とが

る。

しか

われ

は、

うし

観の

根底に

ず成長し

発展し

く可

能性を

ち、

業内

外に

ける

状況

変化に

応し

うる

能力

もつ

る、

めて

的か

画一

的な

思考が

存在し

逃し

なら

ない

う。

は、

うな

間観に

脚する

時、

どの

(

5)

指導の

式が

最も

有効で

うか

間い

るマ

答え

めて

快で

る。

すな

彼は

述の

如き

受動的

依存的人

間観+

たつ

上、

管理

とい

位に

とづ

権限を

絶対

視する

とこ

ろの

命令と

統制に

理+

(

m巴}

品e

ヨe

nt

by

di

岩C

t-

旨d

c

O

邑)

間指導の

式と

して

最も

有効で

り、

外に

ない

張する

合、

彼の

うとこ

命令と

統制に

管理+

は、

管理

者に

案さ

経営計

画お

経営規律

を、

管理

者とい

う地

位に

由来す

権限に

もと

て一

的に

部下に

ける

間指導の

式で

あり

個人欲

する

業目

的の

優先

指向

する

専制

的人

間指導(

賀t

OC

l

賢-

c

-

e

邑e

【S

F

甘)

意味する

解せ

る。

した

て、

は、

受動的

依存的人

間観+

L

権限

絶対

義的

考+

との

直結に

画一

的か

間指導こ

唯一

最善の

(

6)

なる

は、

以上の

受動的

依存

的人

観+

応す

命令と

統制に

管理+

とづ

て、

果し

代企

業に

ける

間指導が

全う

うか

点に

関する

見解ほ

らか

否定

的で

る。

ず彼は

今日

業の

態を

えて

管理

者に

業員の

的な

服従

依存の

関係が

弱化し

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一 橋論 叢 第 六 十九 巻 第 二 号 ( 2 0 )

指摘する

すな

ち、

管理

者の

案し

経営計

画お

経営規律も

実効を

うる

業員に

受容(

胃C

e

呂C

e

)

欠の

条件と

なる

り、

うし

受容が

られ

ない

場合に

は、

営計

画お

経営規律が

管理

者の

場か

らみ

もの

ある

も、

けっ

して

実効を

げえ

ない

もの

考え

が、

徴.の

日の

員は

高度の

自律性を

有し

盲目

的に

管理

者の

作成し

経営計

画お

営規

律を

容認

しょ

うと

しない

がっ

彼は

業に

最も

特徴

的な

事実と

て、

業員が

管理

者に

依存

する

く、

時に

管理

者が

部下に

依存する

よっ

じめ

企業目

的の

達成が

能と

摘し

管理

者と

業員と

間に

高度な

相互

依存

関係{

ぎ・

t

e

re-

m

邑○

形成さ

ある

強調し

る。

なマ

見解の

ちに

彼の

うⅩ

論すな

伝統的人

間観が

今日

業体

別に

しえ

くなっ

きい

認め

ない

う。

次に

彼は

業の

多くが

とっ

きた

命令と

統制に

管理+

間指導の

式に

目を

㈹一丁▲

け、

根底に

権限絶対

義的思

考+

限界を

指摘す

る。

すな

彼に

ば、

権限

絶対

主義的思

考+

は、

軍隊お

教会に

間指導の

式を

範とし

もの

る。

隊に

ける

権限

軍法会議とい

横構を

通じて

維持さ

れ、

際、

最も

しい

処罰と

して

刑の

告も

可能と

る。

教会に

ける

権限は

的に

刑に

しい

告に

よっ

持さ

る。

て、

業に

ける

権限は

解雇とい

非常手段に

維持さ

た。

しか

今日

業に

権限は

形で

維持する

難と

なっ

る。

例え

ば一

〇年代の

成立

社会

法、

業手

当の

給、

交渉の

大に

的解雇へ

制約

労働者の

流動性の

増大な

は、

限を

使す

最後の

段と

解雇の

効果を

弱め

し、

また

うな

状の

もと

で、

て一

方的に

権限

しよ

うと

する

ば、

箸に

キ、

産制

限そ

各種の

妨害

行為を

想せ

ない

くて

は、

うなマ

見解

に、

限凝対

義的

考+

とづ

命令と

統制に

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( 2 1 ) 人 間 指導 と 企 業管理

管理+

また

今日

業体

別に

くなり

(

7)

認め

ない

う。

り、

うな

状の

とで

字通り

命令

統制に

管理+

間指導の

式を

管理

者が

筈は

ない

むし

多くの

管理

者は

.タ

して

事部門の

強化を

り、

考案さ

嘩の・経

営参加

度をと

とに

業員の

意を

用い

る。

しか

しマ

は、

管理

制魔の

導入

くまで

戦術

(

t

PC

t

訂)

変更に

ず、

諸制

度の

用に

管理

者の

考方

ない

戦略(

s

t

r

已e

笥)

然と

命令と

統制に

理+

とい

う人

指導の

式と

変る

とこ

ろが

ない

とを

強調

する

各種の

営参加

度の

通用が

しば

業員

懐柔

策と

して

とら

れ、

えっ

業員に

く理

由もこ

考え

る。

今日

業の

要請す

とこ

ろは

戦術の

変更に

ある

く、

用に

管理

者の

戦略し

管理

者の

考方

法ない

間指導の

式の

革新に

る、

とこ

に、

はマ

考え

方を

見出すこ

る。

(

1)

ロー

民O

Pr

e

笥♪

Ci

t

竹一

山.

(

2)

説は

琵S

ヨpti

。ロ⑦

直訳で

が、

その

容か

稿で

観とい

葉で

する

する

(

3)

p

呂c

G記

笥【

.

C

F、

ヮ山

~山

(

4)

業目

とい

葉を

用い

ない

で、

組織目的(

Or

管n

i

N

已-

○ロ

O

bj

e

ct

i

くe

)

とい

葉を

る。

書の

容か

て、

的とい

葉を

使用

する

とと

する

様に

下に

彼が

織と

よぶ

もの

業、

管理

もの

理、

構成

員と

もの

員と

とが

ある

(

5)

式+

とい

うの

は、

ない

方と

味に

近い

しマ

ある

考え

も、

容を

もっ

で、

まり

適切

ない

えて

式+

とい

葉を

用い

た。

彼は

れに

する

もの

を、

(

弓Py)、

(∽

汀Pt

品y)

論(

t

Fe

。H

(

p

ユロC

i

且e

)

とい

葉で

して

る。

(

6)

上の

述は

主と

著の

3(

勺.

勺.

宝)

る。

(

7)

上の

叙述は

著の

2(

勺.

勺.

-

h

~い

N

)

る。

J O 3

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一 橋論 叢 第 六十 九 巻 第 二 号 ( 2 2 )

問指導に

関す

革新的思

は、

以上

うな

伝統的思

考に

する

批判を

て、

間指導に

関する

うな

考方

提唱

する

うか

彼は

ず、

最近の

行動科

学な

組織行

動論の

果を

入れ

共に

ける

間指導の

礎と

て、

間の

性質

動に

関する

新ら

観を

次の

如くに

要約し

(

1)

る。

H仕事の

めに

身をつ

うこ

間の

性で

り、

常の

間が

仕事を

好ま

ない

とい

うこ

ない

事が

自己の

満足の

なる

か、

痛の

渡とな

は、

人の

状況い

よっ

(

2)

異る

肖人

間は

自ら

すん

受容した

的の

達成の

めに

は、

積極的に

自己

制と

自己

統制を

すも

り、

人に

強制や

処罰する

脅か

すこ

企業目

達成の

めに

人々

して

力を

発揮さ

る一

段に

ぎない

⇔人

間が

定の

的を

受容

する

香か

は、

約を

達成す

とに

報償とそ

人の

0 4

満足度に

よっ

まる

紳通

常の

間は

適切な

状況さ

ば、

自ら

すん

責任

する。

ばい

われ

責任

避、

野心の

欠如

全の

視の

如き

度は

けっ

して

間の

来的

資質で

ない

拗通

常の

は、

業内

問題の

解決に

際し

較的

高度な

創意

夫、

創造

力を

駆使す

能力

もっ

る。

内今

日の

業に

常の

間の

知的

潜在能

力が

充分に

ない

間観を

伝統的人

間観と

論に

する

便宜

上、

Y

論と

ぷ。

ただ

論と

とい

すれ

ば、

彼の

Y

論に

含まれ

第二

項と

第三

項とほ

共に

論の

第二

項に

する

て一

括し

うる

り、

第四

項と

項は

共に

論の

第三

項に

応する

もの

て一

括す

る。

して

彼が

Y

論の

第六

項と

して

げる

は、

間の

性質お

行動に

関する

仮説と

えない

もの

ら、

除くこ

とが

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( 2 3 ) 人 間指 導 と企 業管理

考え

られ

る。

で、

うに

Y

論の

内容を

整理

して

時、

はマ

捉起する

Y

論▼の

中に

論と

く対

的な

自律的

能動的人

観+

見出すこ

る。

しか

も、

見逃して

らない

は、

した

新らた

間観の

底に

論に

なか

要な

状認

識が

伏在し

点で

る。

なわ

ち、

ず第

すべ

きは

論に

るマ

批判の

ちに

明か

如く

今日

業に

ける

管理

者に

する

業員の

的な

依存関

係の

弱化

また

管理

者と

業員と

問に

在す

高度な

相互

存関

係の

識で

り、

よっ

論の

前提が

否定さ

とい

点で

る。

次に

第二

注目

すべ

は、

張する

Y

第一

項に

られ

人の

状況い

異る+

とい

葉お

第四

項に

られ

適切

状況さ

ば+

葉か

くみ

如く

間が

業内

外の

変化に

応し

動する

動態的存在

との

識で

り、

論の

根底に

的・

画一

的思

考が

否定

る、

とい

点で

る。

は、

うな

新ら

観に

時、

どの

間指導の

式が

効で

考え

られ

うか

命令と

統制に

理+

ない

すで

らか

とこ

ろで

う。

て、

代る

もの

彼が

新らた

提唱する

もの

自己

統制に

管理+

(

mP

P

内e

ヨe

nt

b叫S

e

宇c

O

nt

岩-

)

らない

場合

彼の

自己

統制に

管理+

とは

すで

命令と

統制に

管理+

ける

如く

管理

者に

よっ

案さ

経営計画お

営規律を

管理

者と

位に

もと

権限に

よっ

的に

部下に

しつ

ける

く、

各従

業員が

責任に

自己の

標を

め、

己の

職務を

遂行し

事後の

業績評価を

畠こ

に、

管理

者は

部下の

自律的行動に

じで

要に

応じた

力(

Fe-

甘n

g)

をな

す、

とい

間指導の

式を

意味し

る。

は、

うなマ

張の

ちに

権限

絶対

義的

考(

p

亡t

FO

]

まPt

-

くe

岩-

e)

否定と

中心

的思

考(

Fe】

….

g

r

O-

2

)

唱、

律的

能動的

観+

中心

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橋 論叢 第 六 十 九 巻 第 二 号 ( 2 4 )

考+

合に

新らた

間指導方

式の

容を

とが

きる

は、

新らた

間指導方

式を

て、

今日

業の

直面

する

労務管理

上の

問題の

解決

業目

的の

達成に

むか

業貞の

努力

結集する

よっ

時に

各従

業員の

求が

足さ

うな

協力

的企

業体

制の

確立が

能とな

強調

する

る。

もっ

も、

点に

関する

彼の

論述は

ずし

右の

りで

ない

すな

彼は

間指導に

関す

新旧二

式を

比さ

際して

論に

応す

組織原

命令と

統制に

管理+

ある

て、

Y

応する

組織原

則は

合の

原則+

(

勺ユロC

甘l

e

O{

ぎT

e

gr

已i

O

n)

し、

統合の

則+

内容を

述の

如く

業目的の

達成に

むか

全従

業員の

努力

集する

とに

よっ

時に

各従

業員の

求が

充足さ

うな

状況を

造する

とで

とい

意味の

して

る。

しか

し、

彼が

則+

容は

象的で

あり

間指導の

ない

考方

法あ

彼が

好ん

用い

戦略とい

うよ

は、

指導の

すべ

的と

もい

うぺ

飴一丁⊥

解せ

られ

る。

て、

うな

論理

上の

確さ

は、

自己

統制に

管理+

論じ

章そ

他に

もも

ちこ

れ、

統合と

自己統

制に

理+

(

2甲口

品2

日中ロt

b

y

巨.

t

e

笥巳

■○

P

邑∽

e

宇c

O

已-

.

〇】

)

とい

(

3)

う、

めて

解し

表現

なっ

らわ

くる

彼の

統合ない

統合の

則+

は、

内容か

て、

けっ

して

管理の

段で

解し

ない

る。

が、

まで

命令と

統制に

管理+

新ら

間指導の

式を

彼の

好ん

用い

統合と

白己

統制に

理+

で、

(

4)

自己

統制に

管理+

きた

由もこ

る。

(

1)

P

巳c

G

冒g01

.

p・

Oi

t

:

勺・

ミ~今∽

(

2)

用い

況+

とい

うの

c

O

n

巴ti

O

ロ∽

訳語

る。

下に

様な

語を

用い

する

(

3)

P

Ec

Gr

品○

O

p.

C

芦.

胃t

T弓○

(

勺・

已-

宗)

(

4)

上の

叙述は

して

著の

4

(

勺・

£~h

る。

間指導と

的適応

は、

彼の

提唱

自己

統制に

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( 2 5 ) 人 間 指導と企 業 管理

理+

が、

らゆ

業の

すべ

層に

する

唯一

最善の

間指導の

式を

もの

考え

うか

点に

彼は

間指導に

くつ

式が

り、

ずれ

最も

有効で

は、

業内

外に

ける

種変動要因の

相互

作用か

具体

的状況い

よっ

異る

指摘す

る。

て、

うな

変動

(

1)

要因の

最も

安な

もの

して

次の

四つ

げて

る。

H管理

者の

性格

臼=

部下の

度、

求お

個人

的性椅

肖企

業の

的と

構造お

行さ

るべ

職務の

性椿

組織の

特殊性

帥企

業を

社会

的、

済的お

的環境

り、

間指導の

式が

最も

有効で

は、

要因の

相互

作用に

よっ

成さ

体的

状況い

異る

もの

り、

らゆ

業の

階層に

通す

唯一

最善の

間指導方

式とい

うも

ない

識的な

考え

方に

ば、

般に

管理

者と

部下

との

関係は

変で

り、

今の

司が

他の

交替し

して

も、

司は

くま

り、

管理

者と

部下

との

関係に

何ら

変化も

ない

とさ

る。

しか

し、

考え

根本

的な

点で

誤っ

る。

何故な

ら、

管理

者の

間指

導の

式は

述の

如き

要因の

変化に

応じて

変化すべ

もの

り、

管理

者の

交替が

ない

も、

業内

外の

各種変動要因の

きに

間指導の

式は

変化せ

ない

がっ

て、

くつ

間指導の

式の

中か

善の

択す

際して

は、

管理

者に

状況

判断が

問題と

ず、

状況い

は、

拒香

命令と

統制に

管理+

最も

有効

間指導の

式と

なる

場合も

うる

とい

うの

考え

すの

ある

彼が

択的

適応+

(

s

e

訂c

亡くe

m

乙P

pt

邑-

O

n)

とい

概念を

調

する

(

2)

もの

解さ

る。

くて

は一

靡問に

直面

する

る。

すな

ち、

は、

方に

前述の

如く

統制に

管理+

とい

う人

間指導の

式が

代企

業に

最も

有効で

強調

なが

ら、

他方に

述の

如く

けっ

唯一

最善の

法で

ない

7

指摘し

状況い

彼が

筈の

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一 橋論叢 第 六 十 九 巻 第 二 号 ( 2 6 )

命令と

統制に

管理+

とい

間指導の

式が

有効

合も

ある

主張し

らで

ある

しか

彼の

著の

中で

は、

選択的適応+

要性が

第一

革に

げら

り、

意味で

は、

むし

択的適応+

彼の

張の

核心

をな

すも

解する

とが

きる

る。

しか

果して

うで

うか

ず、

彼が

提唱する

Y

論の

内容を

起して

う。

彼は

人の

異る+

るい

適切

ば+

とい

定的

用語を

用い

新らた

間観を

説明

が、

彼の

提唱す

Y

論そ

もの

中に

管理

者に

状況判

断の

要性

彼の

的適応+

要性が

含意さ

意味して

る。

換言す

ば、

彼の

提唱

する

Y

論は

適切

状況+

前提と

間観で

とい

うこ

とが

きる

がっ

て、

うな

見地

らば

Y

論に

応する

新ら

間指導の

式、

すな

自己

制に

管理+

提唱も

状況+

前提と

した

上で

張で

ある

解する

る。

うで

する

らば

題は

前提を

実の

もの

うる

香か

とい

う一

点に

る。

われ

らか

する

めに

らに

て、

Y

論を

彼が

提唱

する

至っ

背景

彼が

伝統的

観と

応する

命令と

制に

管理+

とい

う人

間指導の

式に

加え

批判を

度か

要に

まら

る。

彼は

伝統

間観の

根底に

ある

とこ

ろの

管理

者に

業員の

的な

依存

係の

弱化

がっ

者の

問に

存在

高度な

依存

係を

業の

態を

説明

する

て、

伝統的人

間観が

状に

なっ

きて

摘する

に、

令と

統制に

管理+

根底に

権限

絶対

義的思

考+

界を

九三

年代に

会立

法、

業手当

給、

団体

交渉の

拡大に

とづ

く一

的解

雇の

難化

らに

管理

者に

権限

強行に

対し

業員の

種の

抵抗な

ど、

業の

的状況に

指摘して

た。

して

は、

彼の

摘を

通じ

て、

現在の

業に

伝統

的な

間摘導方

式に

する

強い

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( 2 7 ) 人 間 指導と 企 業管理

香的姿勢を

解する

ある

が、

同時に

彼の

提唱す

Y

論お

自己

統制に

管理+

とい

間指導方

式の

前提が

史的事実に

よっ

すで

実証さ

もの

とを

して

る。

うに

くる

と、

真に

張し

とこ

ろは

択的適応+

要性に

く、

自己

統制に

管理+

とい

新ら

指導の

式に

断定せ

ざる

ない

なる

て、

合、

彼が

択的適応+

要性を

説くの

は、

述の

新らた

な人

間指導の

式を

ゆる

業の

すべ

層に

する

唯一

最善の

もの

断的

解釈

をい

しめ

意図に

とづ

くも

解すべ

きで

う。

彼も

伝統的な

間指導方

式が

なお

強い

力を

もっ

企業の

状の

とで

ちに

自己

流別に

管理+

とい

革新的人

間指導方

入れ

られ

業の

要求と

員の

求と

完全に

統合さ

うる

ない

分に

識し

る。

しか

し、

ず、

彼が

自己

統制に

管理+

要性を

強調

する

は、

うし

新ら

導の

論を

うち

出すこ

て、

伝統

的人

指導方

式の

界を

打開する

ちが

閉らか

考え

らに

なら

ない

(

3)

う。

物理

学に

は、

現実に

達成し

なこ

とを

論上

能な

もの

して

研究が

る。

絶対

零度お

完全真空の

論の

きが

る。

して

力、

機、

間に

宇宙

は、

らが

能に

なる

前か

ら、

的に

能で

考え

た。

物理

ける

論的仮

説が

無用だ

する

解を

否定す

役立

つ。

けだ

し、

しこ

うな

論的確

信が

なか

すれ

ば、

未だ

間に

宇宙

行の

法を

発しょ

とも

う、

思わ

る。

…‥

様に

業に

ける

的資源の

管理に

も、

間の

性質に

関する

仮説と

論が

提示さ

けれ

ば、

何らの

革新も

ない

何ら

論的仮

説が

基礎づ

くり

けれ

ば、

まで

たっ

能性の

識も

革新へ

努力も

ない

う。

Y

如き

説を

うち

とに

じめ

て、

新ら

管理

針お

策の

能性へ

道が

関らか

る+

(

㍑。

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一 橋論叢 第 六 十 九 巻 第 二 号 ( 2 3 )

(

1)

=

P

呂〔

G冒

笥1

.

Ci

t・

勺・

-

N

~】

翌・

(

2)

応+

念の

は、

著の

1

(

吋.

ワ∞

~-

詳述さ

る。

(

3)

P

宣c

G冒gOr

.

ワC

i

t

勺・

訟-

竺・

(

4)

Y

論の

げて

が、

的に

Y

論に

応す

自己

制に

理+

とい

指導方

式を

含む

もの

すぺ

きで

う。

彼の

所論の

中で

はし

ばし

Y

論が

理+

含む

広義の

念と

用い

らで

ある

お、

彼の

管理

針お

策+

は、

彼が

術に

用い

戦略を

意味

する

もの

る。

間指導と

業管理

以上に

われ

は、

間指導に

する

主張の

概略

を、

若干の

見と

釈を

なが

描し

た。

うし

彼の

張の

ちに

近の

動科

学的

究の

果と

業の

実態

究と

新ら

指導の

ない

思考方

出すこ

る。

は、

稿に

察した

とこ

の、

(

T・

名F

誉Fe

邑)

びバ

ド(

C

+.

茫r

⊇賀d)

主張す

間指

導論

弱点

補強し

業の

具体

況に

通用し

指導の

論的

型を

提示し

うこ

る。

は、

彼は

らが

張する

間指

導の

式を

業管理

全体

系の

中で

どの

うに

位置づ

うか

(

2)

点に

して

は、

次の

如く

述べ

る。

考方

法は

管理

者が

現に

担当し

職務の

に、

らに

新ら

職務を

する

もの

ない

むし

ろ、

現に

管理

者が

担当し

務を

果的に

達成

する

めに

要請さ

る、

ま一

方法に

ぎない+

と。

り、

彼の

する

とこ

は、

彼の

新らた

間指導が

業管理

職能に

含ま

画、

指揮

統制あ

計画

組織形

成、

統制とい

う三

職能過

程を

する

際し

管理

者の

るぺ

考方

味する

もの

り、

けっ

職能過

程と

第四

程を

すも

ない

とい

点に

る。

して

うな

見解は

ける

動科学

的諸

究な

らび

に、

うし

究成

果の

導入に

関心

もつ

国の

究者の

問に

最も

広く

(

3)

考え

うに

る。

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( 2 9 ) 人 間指導 と企 業管理

は、

なマ

見解

香定

しえ

ない

ず、

しば

張さ

企業管理は

管理

とで

る+

(

b

邑ロe

SS

賀品

e

2e

ロt

-

s

F

ヨPロ

2

賀品

e

ヨe

nt)

極論の

誤り

指摘する

て、

ろこ

感を

えな

い。

し、

間指導の

業管理に

位置づ

とい

問題が

彼の

解の

よっ

ただ

ちに

氷解する

もの

考え

計で

う。

ちマ

解に

て、

ず第

疑問と

なる

は、

指導を

現に

管理

者が

担当し

職務をよ

効果的に

達成

する

要請さ

ま一

法+

する

ば、

然、

管理

者の

担当

する

職務の

すべ

的、

業目

的の

具体

的内容が

問題と

けれ

ない

筈で

ず、

彼の

所論に

は、

うし

業目的に

関す

入っ

考察が

ず、

(

4)

業目

的を

所与の

して

措定し

で、

もっ

業の

象求と

業員の

求との

統合に

協力

的企

業体

制の

立こ

間指導の

的と

る、

とい

う点で

る。

第二

に、

解は

著の

題名が

もっ

業の

間的

側面+

げて

り、

業活

動を

する

可欠

資本

機械

設備

料な

どの

要因に

何ら

ろが

ない

ず、

企業職能の

的構造に

含まれ

調

達、

工、

売の

如き

経営的生

産の

進行過

程に

発現

する

諾職

関連に

らふ

とこ

ろが

ない

とい

る。

は、

した

問題をど

うに

解すべ

きで

うか

結論か

先きに

ば、

ほ、

彼の

間指導に

する

張が

業管理

体に

もの

く、

むし

労務

管理の

わる

もの

解せ

ない

もっ

も、

労務管理と

は、

財務管理

産管理

売管理の

如き

経営的生

産活

動に

直結す

種部門

管理と

列に

解し

もの

く、

各種部門

管理の

体に

たっ

管理

者が

行する

広義の

労務

管理+

が、

意さ

けれ

ない

換言

すれ

ば、

財務

管理

産管理

版売管理の

如き

各種の

部門管理

経営

的生

産の

能率的遂

行を

広義の

産管理+

すの

対し

て、

労務

管理は

財務

産、

販売の

如き

経営的生

産過

程に

参加

一.・

すべ

業員を

象と

し、

業員の

労働意欲

J J

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一 橋論叢 第六 十 九 巻 第 二 号 ( 3 0 )

高揚を

広義の

労務管理+

意味し

る。

て、

所論に

述の

疑問点

ほ、

間指導をこ

うし

広義の

労務管理+

との

連に

考え

とに

て、

氷解

する

もの

る。

けだ

し、

うな

意味に

ける

労務管理の

直接的目

的は

如く

業目

く、

むし

業の

要求

各従

業員の

との

合に

成さ

協力的企業体

制の

確立

り、

うし

労務管理

資本

機械

備「

原材料

とい

業活

動の

遂行に

可欠

諸要因と

直睦的な

係を

もつ

もの

ない

ず、

調

達、

加工

版売の

諸職能と

接的関係を

もの

らで

る。

稿に

て、

間指導を

労務

管理の

視点か

げ、

事部門の

担当

する

業務

と・ほ

別に

要請さ

とこ

ろの

イン

管理

者に

固有な

労務

管理

業務と

間指導の

位置づ

けを

試み

由もこ

(

5)

ある

も、

解が

けっ

けの

断で

ない

は、

とマ

(

P・

OrS

2乙

C一

呂y2

詔)

事管理

論を

まつ

く、

最近の

事管理の

諸文

献の

ちに

導が

めて

要な

問題と

られ

.むし

管理

者の

行する

間指導を

して

事管理

科学

指向

する

もの

くない

とい

事実に

よっ

(

6)

らか

とこ

う。

とよ

り、

も、

試論が

当で

香か

は、

未だ

最終的

論を

うる

至っ

い。

しか

業管理

体に

ける

位置を

確に

ない

ま、

指導の

容を

自体と

して

げ、

密化

は、

暗夜に

くの

同じ

く、

けっ

して

業管理の

合理

化に

役立つ

もの

とは

えない

う。

試論が

点に

関する

問題

提起と

うれ

本稿の

目的の

半ば

達成さ

もの

うこ

る。

(

1)

トヘ

ドの

指導論に

は、

著、

経営

管理

学の

(

十一

年、

館)、

第四

章第二

節に

たバ

Fの

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職能論(

橋大

学研

年報

商学

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Page 16: URL · 管 理-d ・ マ グ レ ガ ー の 所 論 を 中 心 と し て-(17) 人間指導と企業管理 一 序 企 業 に お け る 管 理 職 能 は 、 一 般 に 、

( 3 1 ) 人 間指導 と企業管理

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拙稿

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巻二

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解を

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稿は

その

際、

授の

示さ

御高見

討する

図を

含ん

る。

(

棟大学

教授)